JP6213640B2 - 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、及びシステム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、及びシステム Download PDF

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本発明は、全天球(全方位)画像や360度画像を処理する画像処理装置画像処理方法撮像装置、及びシステムに関する。
従来から、全天球(全方位)を撮影する全天球撮像装置として様々なものが知られている。この全天球撮像装置によれば、ほぼ死角なく全天球(全方位)を撮影することが可能である。
一方、近年、撮像装置で撮影した画像を、例えばインターネット上で任意の不特定多数の人に公開することが広く行われるようになってきた。この場合、個人情報の秘密保護等の観点から、撮影者を公開したくないことがある。
しかしながら、全天球撮像装置では、ほぼ死角がないため、撮影者が写りたくない場合にも、撮影した全天球(全方位)画像の中には撮影者が写り込まれてしまう。このような全天球画像をインターネット上で公開した場合、インターネットを使用する不特定多数の人に、該画像の撮影者を特定されてしまい、撮影者が意図しないにもかかわらず、個人情報が流出する問題が生じる。
これに対し、例えば、特許文献1には、撮影者が持ち上げ可能な脚体の上部に全方位撮像系を取り付けて、撮影者を写り込まないで360度全方位撮影を可能にした全方位撮像装置が開示されている。しかし、これは、全方位と云っても周囲360度が撮影されるにすぎず、上方向や下方向は撮影されない。すなわち、下方向が死角となることを利用して、撮影者が写らないようにしている。したがって、上下方向も含む全天球を撮影することが可能な全天球撮像装置において、撮影者が写りたくない場合にも、撮影者が画像中に写り込まれる問題を解決できない。
また、例えば特許文献2では、発光素子を内蔵したセンサを使用して、被写体上の撮影されたくない場所を特定パターンで照らし、撮像装置で撮影された該被写体の撮像画像中の特定パターンを含む領域にモザイク等を掛けることで、撮影されたくない領域を隠した画像を作成する技術が開示されている。しかし、これは、発光素子を内蔵したセンサを必要とする問題がある。
また、例えば、特許文献3には、撮影された画像を公開する際に肖像権等の侵害を防止するために、被写体を撮影して取得した画像から顔等の特定の対象物を検出し、該対象物が有効対象物か無効対象物か判断して、無効対象物に対してモザイク等をかける技術が開示されている。しかしながら、これには、全天球画像の中に写り込まれている撮影者を特定して、該撮影者の画像に対してモザイク等を掛けて識別不能とすることは考慮されていない。
本発明は、全天球(全方位)や360度のような撮影画像には撮影者本人が写り込まれてしまうことにより、このような撮影画像を公開した場合、該撮影画像から撮影者が特定されるのを防止することにある。
本発明は、複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した全天球画像データの影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿手段と、前記撮影者秘匿手段で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮影者本人が写り込まれている撮影画像から撮影者が特定されるのを防止することができる。
全天球撮像装置の一実施形態の概略構成図である。 全天球撮像装置の一実施形態のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図である。 図3の全体的な処理フローチャートである。 魚眼カメラの射影関係を説明する図である。 全天球画像のフォーマットを説明する図である。 撮影者検出の実施例1に係る処理フローチャートである。 全天球撮像装置の撮影者探索方向を説明する図である。 全天球画像データの撮影者探索領域を説明する図である。 撮影者検出の実施例2に係る処理フローチャートである。 撮影者検出の実施例3に係る処理フローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る全天球撮像装置の概略構成図を示す。本天球撮像装置は、互々半球画像を結像するための180度以上の画角を有する2つの魚眼レンズ11,12と、各魚眼レンズ11,12による半球画像の結像位置に設けられた2つのCMOSセンサなどの撮像素子21,22を備えている。筐体100の側面には射影スイッチ130を備えている。また、図1には示されていないが、種々の操作ボタンや電源スイッチ、タッチパネル等も備えている。
図2に、本発明の一実施形態に係る全天球撮像装置のハードウェア構成図を示す。本全天球撮像装置は、画像処理ブロック110、CPU120、ROM130、RAM140、操作部150、外部記憶I/F160、外部I/F170などで構成され、これら各部はバス100で接続される。
画像処理ユニット110は、2つの撮像素子21,22が出力する2つの半球画像(魚眼画像)データに対してそれぞれ所定の処理(例えば黒レベル補正、色補正、欠陥画素補正等)を施した後、これら2つの半球画像データを合成処理して全天球画像データを作成する。この全天球画像データがRAM140に記憶されて、CPU120での以後の処理に使用される。
CPU120は、当該全天球撮像装置の全体の動作を制御すると共に必要な処理を実行する。ここでは、後述するように、CPU120は、全天球画像データから撮影者の画像領域を検出し、該撮影者の画像領域に対して人物特定不可能な処理を実施する。
ROM130は、CPU120の制御や処理ための種々のプログラムを記憶している。RAM140はワークメモリであり、CPU120で実行するプログラムや処理途中のデータ、画像データ等を記憶する。
操作部150は、種々の操作ボタンや電源スイッチ、撮影スイッチ、表示と操作の機能を兼ねたタッチパネル等の総称である。ユーザは操作ボタンを操作することで、種々の撮影モードや撮影条件などを入力する。
外部メモリI/F160は、外部メモリのインターフェース回路で、SDカードやフラッシュメモリ等の外部(外付け)メモリ180を接続するのに利用される。ネットワークI/F170は通信回線190とのインターフェース回路である。通信回線190にはパソコンなどが接続される。なお、通信回線190は無線、有線を問わない。
図3に、本実施形態に係る画像処理装置の機能ブロック図を示す。本画像処理装置200は、画像入力部210、撮影者検出部220、撮影者秘匿部230、及び画像出力部240で構成される。実際には、この画像処理装置200の各部は、図2のCPU120とROM130に記憶されているプログラムとの協働により実現される。換言すれば、図2のCPU120とROM130内の所定のプログラムが、図2の画像処理装置200の各部として機能することになる。
図4に、本画像処理装置の全体的処理フローチャートを示す。
画像入力部210は全天球画像データを入力する(ステップ1001)。具体的には、CPU120がRAM140から全天球画像データを読み出すことで入力する。全天球(全方位)画像データは画像処理ユニット110で作成されてRAM140に記憶されている。
ここで、全天球画像データのフォーマットについて説明する。図5は魚眼カメラの射影関係を説明する図、図6は全天球画像データのフォーマットを説明する図である。
180度を超える画角を持つ魚眼カメラで撮影された画像は、射影位置から、半球分のシーンの撮影画像となる。ただし、図5(a)のように、入射角度θに対応する像高hで画像が生成される。入射角度θと像高hの関係は、図5(b)のように、射影関数fで決められている。射影関数fは魚眼レンズの性質によって異なる。
全天球画像は、図6(a)に示すように、水平角度θが0〜360度、垂直角度φが0〜180度の、各角度座標に対応した画像データからなる。各角度座標は、球面上の各点(座標点)と対応づいており、図6(b)の地球儀の緯度経度座標のようなものとなっている。ただし、緯度は−90度から+90度の範囲で角度を割り付けているが、全天球画像データでは、0度から180度の範囲で角度を割り付ける。同様に、経度は−180度から+180度の範囲で角度を割りつけているが、全天球画像データでは、0度から360度の範囲で角度を割り付ける。
魚眼画像の平面座標と、全天球画像の球面上の座標との関係は、図5で説明したような射影関数を用いることで対応付けることができる。したがって、2つの魚眼画像(半球画像)を変換して合成することで、全天球画像を作成することができる。一般に2つの魚眼画像は、互いにオーバーラップ領域を有している。このオーバーラップ領域をもとに、2つの魚眼画像を合成することで、全天球画像(全天球画像データ)を作成することができる。
ここでは、全天球画像データの各座標に対応する画像データは、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色信号の強さを8ビット(0〜255階調)の値として持つとする。例えば、緯度方向は1801画素、経度方向は3600画素とすると、緯度経度(垂直水平角度)ともに0.1度刻みで画像データ(画素データ)を持つ。なお、緯度方向が1800画素ではなく1801画素であるのは、0度から180度の領域を1800分割した際に端点があるためである。一方、経度方向は、0度から360度の領域を分割しているが、端点である0度の点と360度の点が球面上では一周して同じ点を示すため、どちらか一方のみを持てば十分であるためである。
撮影者検出部220は、全天球画像データの中から撮影者の画像領域(撮影者領域)を検出する(ステップ1002)。全天球画像には必ず撮影者が写り込まれている。この全天球画像の特性を利用して、全天球画像データ中から撮影者の領域を特定することができる。以下、3つの方法について説明する。それらを実施例1、実施例2、実施例3とする。
図7に、撮影者検出部220の実施例1に係る処理フローチャートを示す。
撮影者検出部220は、まず、全天球画像データ中の特定領域を撮影者探索領域として設定する(ステップ2001)。撮影者が全天球撮像装置を正しく操作した場合、全天球画像データ中の撮影者探索領域は一義的に定まる。図8及び図9はこれを説明する図である。
全天球撮像装置は、図1のような構成となっているとする。この場合、撮影者が撮影スイッチ13を親指で押すと想定すると、図8に示すように、左の魚眼レンズ11が向く方向が正面方向となり、その反対側に撮影者が位置する可能性が高い。すなわち、正面方向の反対側に撮影者が存在する。よって、正面方向の反対側を撮影者探索方向とし、全天球画像データ中で、対応する画像領域(魚眼レンズ12で撮影された画像のほぼ中央領域)を撮影者探索領域とする。例えば、図9に示すように、正面方向が全天球画像データの左半分の中央に対応する想定すると、撮影者探索領域は、右半分の中央に対応する。すなわち、全天球画像データ中の右半分の中央領域を撮影者探索領域として指定する。なお、全天球画像データ中の、どの領域を撮影者探索領域とするかは、魚眼レンズ11,12と射影スイッチ13の位置関係から一義的に定まる。
次に、撮影者検出部220は、全天球画像データ中の撮影者探索領域において、顔画像を検出する(ステップ2002)。顔画像の検出には、従来から公知・周知のどのような方法を用いてもよい(例えば、特許文献3等)。
最後に、撮影者検出部220は、検出された顔画像の領域を撮影者領域と認識する(ステップ2003)。すなわち、例えば、図9において、全天球画像データ中の右半分の中央を撮影者探索領域とした場合、該領域内に撮影者が大きく写り込まれているはずである。したがって、撮影者探索領域内で検出された顔画像は、すなわち、撮影者本人と云うことになる。
本実施例によれば、全天球画像データ中の一部の領域を対象に顔画像検出処理を行うことで、撮影者領域を特定することができるため、処理時間を短縮することができる。
図8に、撮影者検出部220の実施例2に係る処理フローチャートを示す。
撮影者検出部220は、全天球画像データの全領域について、顔画像の検出処理を実施する(ステップ3001)。本実施例においても、顔画像の検出には、従来から公知・周知のどのような方法を用いてもよい。次に、撮影者検出部220は、顔画像が複数検出されたか否か判定する(ステップ3002)。複数の顔画像が検出された場合、最も大きい顔画像の領域を撮影者領域と認識する(ステップ3003)。すなわち、撮影者が全天球撮像装置の撮影スイッチ13を押すため(図1,図3参照)、当該装置の最も近くに、撮影者は位置するはずである。したがって、複数の顔画像が検出された場合、その中の最も大きな顔画像が撮影者本人であると見做すことができる。一方、1つしか顔画像が検出されなかった場合は、検出された顔画像の領域を撮影者領域と認識する(ステップ3004)。すなわち、全天球画像には、必ず撮影者が写し込まれているはずであり、顔画像が1つの場合、それが撮影者本人であると見做すことができる。
先の実施例1では、例えば、撮影者が撮像装置を左右上下等に傾けて撮影したような際には、全天球画像データ中の、設定した撮影者探索領域内に撮影者がまったく写り込まれなかったり、撮影者の一部しか写り込まれなかったりする場合が発生する。このような場合には、全天球画像データ中の撮影者画像を正しく検出することができない。これに対して、本実施例2では、全天球画像データの全領域を撮影者探索領域とするため、撮影者が撮像装置を左右上下等に傾けて撮影した場合でも、全天球画像データ中の撮影者画像を確実に検出することができる。
図11に、撮影者検出部220の実施例3に係る処理フローチャートを示す。この実施例3は実施例1と実施例2を一緒にしたものである。
図11において、ステップ2001,2002の処理は図7と同じである。ステップ2050で、撮影者探索領域内で顔画像が検出されたか判定する。撮影者探索領域内で顔画像が検出された場合には、該検出された顔画像の領域を撮影者領域と認識する(ステップ2003)。一方、撮影者探索領域内で顔画像が検出されなかった場合には、ステップ3001〜3004を実施する。このステップ3001〜3004の処理は、図10と同じである。
なお、ステップ2050の判定条件として、(i)顔画像が検出されたか否かの他に、(ii)顔画像が検出された場合、該顔画像の大きさが所定の閾値以上か否かの条件を加えることでもよい。すなわち、撮影者が撮像装置を左右上下等に傾けて撮影した場合、撮影者探索領内に遠方等の撮影者以外の人物が写し込まれることが考えられる。(ii)の判定条件により、このような撮影者以外の人物を撮影者と誤認識されることを防ぐことができる。
実施例1は、全体の処理時間を軽減することができるが、撮影者が撮像装置を正しく操作しなかったような場合には、撮影者画像を正しく検出されないケースが発生する。一方、実施例2は、撮影者が撮像装置を正しく操作しなかったような場合でも、撮影者画像を正しく検出することができるが、実施例1に比べて処理時間が長くなる。実施例3によれば、実施例1,2の長所をいかしつつ、両者の欠点を補うことが可能になる。
撮影者秘匿部230は、撮影者検出部220で検出された、全天球画像データ中の撮影者領域に対して、撮影者を特定できないように秘匿処理を実施する(ステップ1003)。すなわち、撮影者領域に対して、人物特定不可能な処理を施す。具体的には、例えば、撮影者領域を黒塗りする。すなわち、撮影者の顔画像等をR=G=B=0の黒画像に置き換えることで、撮影者を特定できないようにする。あるいは、撮影者領域をぼかし処理する。すなわち、撮影者の顔画像等にローパスフィルタを掛けて処理することで、ぼけた画像にする。なお、人物特定不可能な処理は、要は全天球画像中の撮影者が特定できなければよく、処理の仕方は問わない。
画像出力部240は、撮影者秘匿部230で撮影者領域を秘匿処理された全天球画像データを出力する(ステップ1004)。具体的には、CPU120が撮影者秘匿済みの全天球画像データをRAM140に書き込むことで出力する。このRAM140に書き込まれた撮影者の秘匿された全天球画像データは、CPU120の制御下で、外部メモリI/F160を通して外部メモリ(SDカード、フラッシュメモリ等)180に保存されたり、ネットワークI/F170を通してパソコン、その他の機器に送られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は図示の構成や動作に限定されるものではない。例えば、全天球撮像装置は、2つの魚眼レンズと2つの撮像素子を備えるとしたが、3つ以上の魚眼レンズと、これらに対応する3つ以上の撮像素子を使用することでもよい。
また、実施形態では、本発明の画像処理装置の機能を撮像装置に含めたが、本発明の画像処理装置の機能は、例えば、パソコン上に持たせることでもよい。すなわち、パソコンも、図2から撮像素子や画像処理ユニットを除けば、基本的に図2と同様の構成となっている。したがって、パソコンのCPUとROM内のプログラムとの協働により、図3の画像処理装置の各部の機能を実現することが可能である。
また、実施形態では、全天球撮像装置で撮影された全天球画像を対象としたが、周囲360度が撮影されているパノラマ画像でも、撮像装置の構成によっては、撮影者が写り込まれてしまうことがありうる。本発明は、このような360度パノラマ画像にも適用可能である。
11,12 魚眼レンズ
13 撮影スイッチ
21,22 撮像素子
120 CPU
130 ROM
140 RAM
200 画像処理装置
210 画像入力部
220 撮影者検出部
230 撮影者秘匿部
240 画像出力部
特開2003−244511号公報 特開2005− 26917号公報 特開2009− 94946号公報

Claims (14)

  1. 複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した全天球画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿手段と、
    前記撮影者秘匿手段で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記全天球画像データの中から前記撮影者領域を検出する撮影者検出手段をさらに有することを特徴とする請求項1の画像処理装置。
  3. 前記撮影者領域は、顔画像の領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記撮影者領域は、前記全天球画像データの全領域の中で、最も大きい顔画像の領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記撮影者検出手段は、
    前記全天球画像データ中の特定領域で顔画像が検出された場合には、当該顔画像の領域を前記撮影者領域とし、
    前記特定領域で顔画像が検出されない場合には、前記全天球画像データの全領域の中で、最も大きい顔画像の領域を前記撮影者領域とする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した360度画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿手段と、
    前記撮影者秘匿手段で前記秘匿処理が施された前記360度画像データを出力する画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した全天球画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿工程と、
    前記撮影者秘匿工程で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  8. 複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した360度画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿工程と、
    前記撮影者秘匿工程で前記秘匿処理が施された前記360度画像データを出力する画像出力工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記複数の魚眼レンズで撮像されたそれぞれの光学魚眼像を電気信号に変換して前記魚眼画像データとして出力する複数の撮像素子と、
    前記複数の撮像素子から出力される複数の前記魚眼画像データを座標変換し合成して前記全天球画像データを作成する画像処理ユニットと、
    前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 全天球画像データの最も大きい顔画像の領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿手段と、
    前記撮影者秘匿手段で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 全天球画像データの最も大きい顔画像の領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿工程と、
    前記撮影者秘匿工程で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力工程と、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  12. 複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した全天球画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿手段と、
    前記撮影者秘匿手段で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力手段と、を有し、
    前記撮影者領域は、前記全天球画像データ中の特定領域で顔画像が検出された場合には、当該顔画像の領域であって、前記特定領域で顔画像が検出されない場合には、前記全天球画像データの全領域の中で、最も大きい顔画像の領域であることを特徴とする画像処理装置。
  13. 複数の魚眼レンズに基づく魚眼画像データを合成した全天球画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿工程と、
    前記撮影者秘匿工程で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力工程と、を含み、
    前記撮影者領域は、前記全天球画像データ中の特定領域で顔画像が検出された場合には、当該顔画像の領域であって、前記特定領域に顔画像が検出されない場合には、前記全天球画像データの全領域の中で、最も大きい顔画像の領域であることを特徴とする画像処理方法。
  14. 撮像装置と画像処理装置とを有するシステムであって、
    前記撮像装置は、
    複数の魚眼レンズで撮像されたそれぞれの光学魚眼像を電気信号に変換して魚眼画像データとして出力する複数の撮像素子と、
    前記複数の撮像素子から出力される複数の魚眼画像データを座標変換し合成して全天球画像データを作成する画像処理ユニットと、を有し、
    前記画像処理装置は、
    前記複数の魚眼レンズに基づく前記魚眼画像データを合成した前記全天球画像データの撮影者領域に対して、人物特定不可能な秘匿処理を施す撮影者秘匿手段と、
    前記撮影者秘匿手段で前記秘匿処理が施された前記全天球画像データを出力する画像出力手段と、
    を有することを特徴とするシステム。
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