JP6212254B2 - 分析結果情報共有システムおよび情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、分析対象となるデータの分析結果を複数の利用者で共有する分析結果情報共有システムおよび情報処理装置に関するものである。
昨今、大量データ分析が一般的となってきているが、様々な企業が収集した膨大なデータを串刺しての再分析を実施するようなケースでは、その処理に膨大な時間を要する。また、分析に用いる元データはサマリ等を行った後に削除されるものであり、サマリ情報しか残っていない場合も多い。これは企業内における情報管理においても同様であり、部門や分野に制限されたデータマートによる管理が主流で、関連性の分析等を行う際に都度システム開発工数が発生する(例えば、特許文献1)。
特開2007−304985号公報
一般に大量データは削除されるか、LTO(Linear Tape-Open)等の媒体にバックアップされるため即時分析が困難である。また、一般に企業は独自にデータマートを構築しているため、各社共通のフォーマットは存在しないため、情報の連携が困難となる。また、大量データの分析には時間を要するため、データの再集計を行うことも現実的でない。RDS(流通POSデータベースサービス)のように、企業が自社情報を提供することで地域情報を得るようなサービスが複数存在した場合に、それらのサービスを中継統合することも可能であるが、その統合には多大なシステム統合工数が掛かってしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、工数をかけることなく容易に情報の連携を可能とする分析結果情報共有システムおよび情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる分析結果情報共有システムは、所定のタイミングで更新される分析対象となるデータを提供しまたは前記データを用いた分析結果の取得を要求する複数の企業データセンタと、前記データを記憶するとともに前記分析結果を前記企業データセンタに提供する統合サービスセンタとがネットワークで接続された分析結果情報共有システムであって、前記企業データセンタのそれぞれは、前記データを記憶するデータセンタ記憶部と、前記データセンタ記憶部が記憶するデータが更新された場合に、更新された前記データを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記データを前記統合サービスセンタに提供する提供部と、前記分析結果の取得を要求して前記分析結果を取得する要求部と、を備え、前記統合サービスセンタは、各企業データセンタから提供された前記データに含まれる項目およびその更新日時を記憶する関連付けテーブルと、前記分析結果を記憶する分析情報テーブルと、前記分析結果が前記分析情報テーブルに記録された記録日時を記憶する分析情報管理テーブルとを記憶するサービスセンタ記憶部と、各企業データセンタから提供された前記データに含まれる項目ごとに前記関連付けテーブルに記憶させ、前記更新日時を更新する更新部と、前記要求に従って前記データを用いた分析を行い、前記分析結果を前記分析情報テーブルに記憶させ、前記分析情報管理テーブルの前記記録日時を更新するとともに、前記企業データセンタから前記要求を受けた場合に、前記分析情報管理テーブルが記憶する記録日時が、前記関連付けテーブルが記憶する更新日時よりも新しいか否かを判定し、前記記録日時が前記更新日時よりも新しいと判定した場合、前記記録日時における前記データを用いた分析を行ってその分析結果を前記企業データセンタに送信する要求取得部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記分析結果情報共有システムで用いられる情報処理装置である。
本発明によれば、工数をかけることなく容易に情報の連携を可能とする分析結果情報共有システムおよび情報処理装置を提供することができる。
本実施の形態における分析結果情報共有システムの構成例を示す図である。 分析結果情報共有システムの例を示す概念図である。 提供データを記憶するシステム情報サマリテーブルの例を示す図である。 データ提供部が提供データを統合サービスセンタに提供する際のデータフォーマットの例を示す図である。 データ要求部が分析要求をする際のデータフォーマットの例を示す図である。 接続顧客情報DBの構成例を示す図である。 タグ関連付け情報DBの構成例を示す図である。 分析情報管理DBの構成例を示す図である。 タグDBの構成例を示す図である。 分析情報DBの構成例を示す図である。 分析タグDBの構成例を示す図である。 企業DBの構成例を示す図である。 各DBが関連付けられている様子を示す図である。 データ提供処理の処理手順を示すフローチャートである。 データ要求処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる分析結果情報共有システムおよび情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における分析結果情報共有システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、分析結果情報共有システム1000は、授受企業データセンタ100と、統合サービスセンタ200と、分析サービスセンタ300とがネットワークNを介して接続されている。なお、ネットワークNは、WAN(Wide Area Network)等の一般的な通信回線網である。まず、授受企業データセンタ100について説明する。
授受企業データセンタ100は、例えば、共有対象とする情報を有した企業に属するシステムセンタである。図1に示すように、授受企業データセンタ100は、データ取得部101と、データ提供部102と、データ要求部103と、記憶部104とを有して構成されている。分析結果情報共有システム1000には複数の授受企業データセンタ100が接続され、各授受企業データセンタ100は、流通業、商品メーカ、小売業等の様々な企業のデータセンタが参加し、ネットワークに接続されている。
図2は、分析結果情報共有システム1000の例を示す概念図である。図2に示すように、分析結果情報共有システム1000には、情報(分析対象となるデータ)を提供しようとする企業群の授受企業データセンタ100、その情報を購入しようとする企業群の授受企業データセンタ100が、その情報を統合してデータ統合サービス提供企業の統合サービスセンタ200にネットワークNを介して接続されている。図2に示す例では、流通業や商品メーカ、小売業の企業を示しているが、共有したデータを用いて様々な分析を行う企業であれば企業、個人を問わない。統合サービスセンタ200は様々なデータベースを有している(図2では、一例として分析情報データベースを示している)が、これらはクラウド環境により提供されるため、企業側がリソースを意識することなく、ネットワークの負荷を考慮することなく利用することができるようになっている。また、このクラウド環境は、データの分析を行う分析サービスセンタ300(図2では、IT企業)によって提供されている。
データ取得部101は、その授受企業データセンタ100を有する企業が提供しようとするデータを記憶部104から取得する。企業が提供しようとするデータ(提供データ)とは、例えば、商品の毎月の売上数量や売上金額である。後述するように、授受企業データセンタ100がそのデータを統合サービスセンタ200に提供し、自社あるいは他社がそのデータを利用して様々な分析を行う。以下では提供データは毎月更新される前提で説明しているが、提供データの種類によって様々なタイミングで更新され、そのタイミングでデータ取得部101が最新の提供データを取得する。
図3は、提供データを記憶するシステム情報サマリテーブル1041の例を示す図である。図3に示すように、システム情報サマリテーブル1041は、その企業の店舗を識別するための店舗IDと、その商品の分野(どのような分野の商品か)を示す分類と、その商品を識別するための商品IDと、その商品の商品名と、その商品の販売数量と、その販売数量を集計した年月を示すサマリ年月とが対応付けて記憶されている。図3では、例えば、2012年1月には、ある企業の「001」で識別される店舗では、商品1が100個販売されたことを示している。システム情報サマリテーブル1041は、他の様々なシステムで取得されたデータからこのテーブルに必要な項目が取得され、月単位に集計されている。
データ提供部102は、データ取得部101が取得した最新の提供データを統合サービスセンタ200に送信する。後述するように、最新の提供データが統合サービスセンタ200に送信されると、その後、統合サービスセンタ200の提供データ更新部201によって提供データが更新されることとなる。
図4は、データ提供部102が提供データを統合サービスセンタ200に提供する際のデータフォーマットの例を示す図である。図4に示すように、データ提供部102は、提供データのどの項目のデータを統合サービスセンタ200に送信するかがファイル上に定義されている。図4では、例えば、図3に示したシステム情報サマリテーブル1041に記憶されている企業「001」が、情報ID「100001」に分類される商品1について、2012年1月の販売数量(1レコード目の内容)を提供データとして送信することを示している。このように、データ提供部102は、適宜更新されるシステム情報サマリテーブル1041の中から提供するデータを取得し、そのデータを統合サービスセンタ200に送信する。なお、図4に示したデータフォーマットはあらかじめ各企業によって定められている。
データ要求部103は、各企業において提供データを用いて様々な分析を行う場合に、統合サービスセンタ200に対して提供データを用いた分析要求をする。
図5は、データ要求部103が分析要求をする際のデータフォーマットの例を示す図である。図5に示すように、データ要求部103は、分析に必要なデータの項目を指定して分析要求する。図5では、例えば、ある企業ID「001」の企業が、分析ID「001」によって識別される分析要求を行い、提供データの項目「情報1」、「情報2」、「商品ID」、「商品名」、販売数量」、「サマリ年」を指定して提供データを用いた分析を要求していることを示している。このように、データ要求部103は、各企業それぞれが分析したいデータの項目を指定することによって提供データを用いた分析結果を取得し、さらに各企業に置いて様々な集計や分析が行われることとなる。続いて、統合サービスセンタ200について説明する。
図1に示すように、統合サービスセンタ200は、提供データ更新部201と、要求データ取得部202と、記憶部203とを有して構成されている。また、記憶部203は、接続顧客DB2031と、タグ関連付け情報DB2032と、分析情報管理DB2033と、分析情報DB2034と、タグDB2035と、分析タグDB2036と、企業DB2037とを記憶している。
提供データ更新部201は、授受企業データセンタ100から受信した提供データをデータベースに格納するものである。提供データ更新部201は、授受企業データセンタ100から送信された提供データを受信した場合に、受信した提供データのデータフォーマットに記載された企業IDと情報IDとをキーとして接続顧客情報DB2031にアクセスし、提供データを取得するためのスキーマIDを特定する。
図6Aは、接続顧客情報DB2031の構成例を示す図である。図6Aに示すように、接続顧客情報DB2031は、提供データを提供する企業IDと、その提供データの分類を示す情報IDと、その提供データの名称である情報名称と、その提供データを取得するためのスキーマIDとが対応付けて記憶されている。図6Aに示す例では、企業ID「001」の企業によって提供された情報ID「10001」に分類される「販売サマリ(月間)」の提供データのスキーマIDは「1000001」であることを示している。
そして、提供データ更新部201は、提供データのスキーマIDを特定すると、提供データのデータフォーマットに記載された情報IDおよび項目アドレスと、特定したスキーマIDをキーとしてタグ関連付け情報DB2032にアクセスし、これらのキーに対応付けられている情報の最終更新日時を現在日時に更新する。提供データ更新部201は、複数の企業データセンタ100のそれぞれから受信した提供データに含まれる項目ごとにタグ関連付け情報DB2032に記憶させ、上述した最終更新日時を現在日時に更新する。
図6Bは、タグ関連付け情報DB2032の構成例を示す図である。図6Bに示すように、タグ関連付け情報DB2032は、情報IDと、スキーマIDと、これらのIDに対応付けられた項目アドレスと、共通した意味合いの項目アドレスを纏めるためのタグIDと、その項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻とが対応付けて記憶されている。図6Bに示す例では、情報ID「100001」およびスキーマID「1000001」に対応する情報名称の提供データに含まれる項目アドレスの情報「販売数量」の最終更新日時は、2012年1月21日の12時12分10秒であったことを示している。
また、情報ID「100002」およびスキーマID「1000002」に対応する情報名称の提供データに含まれる項目アドレスの情報「商品数量」の最終更新日時は2012年1月18日の8時6分12秒であり、以下のレコードについても同様に記憶されている。これらの項目アドレスの情報は、「販売数量」、「商品数量」、「数量(販売)」、「商品数」、数量(月)」というように、全て商品がその月に販売された数量を意味する情報であるため、これらについては全て同じタグIDが付されている。このように、タグ関連付け情報DB2032には、同じ意味合いを含む項目アドレスの項目が1つのタグによって対応付けられ、ある提供データが更新されるタイミングでその中に含まれる項目アドレスの情報も更新され、提供データ更新部201によって、更新された項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が最新の状態に更新されることとなる。なお、図6Bでは、商品の販売数量を一例として示したが、例えば、商品の販売金額や単価、仕入数量等、提供データの種類や項目アドレスの種類ごとに、共通する意味合いを有した様々な項目アドレスとタグIDとが対応付けて記憶されている。
なお、後述するように、タグ関連付け情報DB2032の最終更新日および最終更新時刻と、分析サービスセンタ300が分析要求に基づく分析が行われた日時(分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻)とが比較され、タグ関連付け情報DB2032の最終更新日および最終更新時刻の方が新しい場合には、提供データが更新されたため、更新後の提供データを用いて分析要求に基づく分析が行われることとなる。
図6Cは、分析情報管理DB2033の構成例を示す図である。図6Cに示すように、分析情報管理DB2033は、分析要求を識別するための分析IDと、分析要求に基づく分析に必要な分析情報を識別するための分析情報IDと、その分析IDによって識別される分析要求に従って分析サービスセンタ300によって行われた分析結果の最終更新日および最終更新時刻とが対応付けて記憶されている。
また、タグ関連付け情報DB2032に記憶されているタグIDは、あらかじめタグDB2035によって分析IDに対応付けられている。
図6Dは、タグDB2035の構成例を示す図である。図6Dに示すように、タグDB2035は、分析IDと、タグIDと、その分析にどのタグが必要かを示す必須項目とが対応付けて記憶されている。図6Dに示す例では、分析ID「0001」によって識別される分析には、タグID「0004」によって分類される項目アドレスの項目が必要であることを示している。
要求データ取得部202は、授受企業データセンタ100から分析要求を受信した場合に、その分析要求にしたがって分析結果を取得するものである。要求データ取得部202は、授受企業データセンタ100から分析要求を受信すると、その要求が記載されたデータフォーマットから分析IDを読み取り、その分析IDをキーとして分析情報管理DB2033およびタグDB2035にアクセスし、そのキーに対応する分析に必要なタグIDを取得する。
要求データ取得部202は、取得したタグIDをキーとしてタグ関連付け情報DB2032にアクセスし、そのタグIDに対応する項目アドレスであって、分析要求のデータフォーマットに記載された項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が、読み取った分析IDに対応する分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻よりも新しい状態で更新されているか否かを判定する。そして、要求データ取得部202は、その項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が、読み取った分析IDに対応する分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻よりも新しい状態で更新されていると判定した場合、その分析IDで識別される提供データやその提供データに含まれる最新の項目アドレスの情報を分析サービスセンタ300に送信して分析を依頼し、その分析結果を分析サービスセンタ300から受信する。このとき、要求データ取得部202は、分析サービスセンタ300から受信した最新の状態の分析結果を分析情報DB2034に記憶させる。
図6Eは、分析情報DB2034の構成例を示す図である。図6Eに示すように、分析情報DB2034は、分析IDと、分析情報IDと、分析結果に含まれる情報を識別するための項目IDと、その項目IDで識別される分析結果(情報1、情報2、…)とが対応付けて記憶されている。図6Eに示す例では、分析情報DB2034は、分析ID「001」によって識別される分析結果の各情報(項目ID0001〜0005)には、情報1、情報2、…として分析サービスセンタ300での分析結果が記録されていることを示している。
なお、これらの分析結果(情報1、情報2、…)は、分析結果に含まれる各情報とタグとが対応付けられた分析タグDB2036にあらかじめ記憶されている。図6Fは、分析タグDB2036の構成例を示す図である。図6Fに示すように、分析タグDB2036は、分析IDと、分析情報IDと、項目IDと、分析結果(情報)と、タグIDとが対応付けて記憶されている。図6Fに示す例では、分析ID「001」で識別される分析では情報1〜5までの分析結果を得ることができ、これらの分析結果の各情報は、それぞれタグID「0010」〜「0014」に対応付けられていることを示している。
要求データ取得部202は、最新の状態の分析結果を分析情報DB2034に記憶させると、その分析IDに対応する分析結果(情報1、情報2、…)を更新して最新の状態を記憶させ、分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻を、分析情報DB2034に最新の分析結果を書き込んだ時刻に更新する。
一方、要求データ取得部202は、そのタグIDに対応する項目アドレスであって、分析要求のデータフォーマットに記載された項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が、読み取った分析IDに対応する分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻よりも新しい状態で更新されていないと判定した場合、分析要求に含まれる項目の中で最新の状態に更新されているものはないと判断し、分析要求が記載されたデータフォーマットから読み取った分析IDをキーとして分析情報DB2034にアクセスし、その時点で分析情報DB2034に記憶されている分析結果をそのまま授受企業データセンタ100に送信する。
なお、上述した各処理では、データ提供部102が提供データを統合サービスセンタ200に提供する際のデータフォーマット(図4)やデータ要求部103が提供データを統合サービスセンタ200に要求する際のデータフォーマット(図5)、あるいは接続顧客情報DB2031(図6A)に示したように、提供データを提供する授受企業や提供データを要求する授受企業を識別するための企業IDを含めているが、これらの企業についての詳細情報は、あらかじめ企業DB2037に記憶されている。
図6Gは、企業DB2037の構成例を示す図である。図6Gに示すように、企業DB2037は、企業IDと、企業名称および住所と、代表者氏名と、電話番号およびFAX番号とが対応付けて記憶されている。このように授受企業についての詳細情報が本システムにあらかじめ登録され、登録されたこれらの企業間で提供データや分析結果の授受を行うことができる。
なお、図6A〜6Fに示した各DBは、図7に示すように互いに関連付けられている。例えば、接続顧客情報DB2031と企業情報DB2037との間は企業IDによって関連付けられ、接続顧客情報DB2031とタグ関連付け情報DB2032との間は情報IDによって関連付けられていることを示している。また、タグ関連付け情報DB2032とタグDB2035との間はタグIDによって関連付けられ、タグDB2035と分析タグDB2036との間は分析IDおよびタグIDによって関連付けられていることを示している。さらに、タグDB2035と分析情報管理DB2033との間は分析IDによって関連付けられ、分析情報管理DB2033と分析情報DB2034との間は分析IDおよび分析情報IDによって関連付けられ、分析情報DB2034と分析タグDB2036との間は分析ID、分析情報IDおよび項目IDによって関連付けられていることを示している。
分析サービスセンタ300は、統合サービスセンタ200から分析要求を受けると、分析部301が、あらかじめ定められた分析手法により分析要求に従って分析し、その分析結果を統合サービスセンタ200に送信する。続いて、分析結果情報共有システム1000で行われる処理について説明する。
図8は、授受企業データセンタ100が統合サービスセンタ200に提供データを提供する処理(データ提供処理)の処理手順を示すフローチャートである。
図8に示すように、まず、データ取得部101が、その授受企業データセンタ100を有する企業が提供しようとするデータを記憶部104から取得し、データ提供部102が、データ取得部101が取得した最新の提供データを統合サービスセンタ200に送信する(ステップS801)。
そして、提供データ更新部201は、授受企業データセンタ100から受信した提供データのデータフォーマットに記載された企業IDと情報IDとをキーとして接続顧客情報DB2031にアクセスし、提供データを取得するためのスキーマIDを特定する(ステップS802)。
さらに、提供データ更新部201は、提供データのスキーマIDを特定すると、提供データのデータフォーマットに記載された情報IDおよび項目アドレスと、特定したスキーマIDをキーとしてタグ関連付け情報DB2032にアクセスし、対応付けられている情報の最終更新日時を現在日時に更新する(ステップS803)。このステップS803の処理が終了すると、図8に示したデータ提供処理が終了する。
図9は、授受企業データセンタ100が統合サービスセンタ200に分析要求する処理(データ要求処理)の処理手順を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、データ要求部103は、統合サービスセンタ200に対して提供データを用いた分析要求を送信する(ステップS901)。
要求データ取得部202は、授受企業データセンタ100から分析要求を受信すると、その要求が記載されたデータフォーマットから分析IDを読み取り、その分析IDをキーとして分析情報管理DB2033およびタグDB2035にアクセスし、そのキーに対応する分析に必要なタグIDを取得する(ステップS902)。
要求データ取得部202は、取得したタグIDをキーとしてタグ関連付け情報DB2032にアクセスし、そのタグIDに対応する項目アドレスであって、分析要求のデータフォーマットに記載された項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が、読み取った分析IDに対応する分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻よりも新しい状態で更新されているか否かを判定する(ステップS903、S904)。
そして、要求データ取得部202は、その項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が、読み取った分析IDに対応する分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻よりも新しい状態で更新されていると判定した場合(ステップS904;Yes)、その分析IDで識別される提供データやその提供データに含まれる最新の項目アドレスの情報を分析サービスセンタ300に送信して分析を依頼し、その分析結果を分析サービスセンタ300から受信し、分析サービスセンタ300から受信した最新の状態の分析結果を分析情報DB2034に記憶させる(ステップS905)。
さらに、要求データ取得部202は、最新の状態の分析結果を分析情報DB2034に記憶させると、その分析IDに対応する分析結果を更新して最新の状態を記憶させ、分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻を、分析情報DB2034に最新の分析結果を書き込んだ時刻に更新する(ステップS906)。
一方、要求データ取得部202は、そのタグIDに対応する項目アドレスであって、分析要求のデータフォーマットに記載された項目アドレスの情報の最終更新日および最終更新時刻が、読み取った分析IDに対応する分析情報管理DB2033の最終更新日および最終更新時刻よりも新しい状態で更新されていないと判定した場合(ステップS904;No)、分析要求が記載されたデータフォーマットから読み取った分析IDをキーとして分析情報DB2034にアクセスし、その時点で分析情報DB2034に記憶されている分析結果をそのまま授受企業データセンタ100に送信する。
このステップS906またはS907の処理が終了すると、図9に示したデータ要求処理が終了する。そして、授受企業データセンタ100では、要求した提供データを最新の状態で受け取ることができ、その最新のデータを用いて社内システムに取り込んでさらなる分析を行う等、様々に活用することができる。
このように、本システムにおけるデータ提供処理およびデータ要求処理を行うので、工数をかけることなく容易に情報の連携ができる。例えば、クラウド環境やBPO(Business Process Outsourcing)環境において多数の企業が種々のデータを分析する場合に、本システムのような情報統合プラットフォームをクラウド上で提供し、提供データに含まれる項目アドレスの情報にタグ付けすることにより、各企業の持つ情報に関する意味情報を管理し、同一の意味を含む情報には同一のタグを付与し、リンクさせることを可能とする。
また、例えば、システム上に保持された提供データや各項目の情報を分析エンジンを保有するベンダに提供し、分析結果を購入ユーザに提供するので、クラウド環境による負荷分散と共に、分析サービスに企業が参加する形態での情報集約が可能となる。すなわち、企業が保持しているデータを複製することなく、企業間で利用可能とすることで、データ量の削減を実現する。また、例えば、提供データのサマリ等の集計は各企業で実施しているため、再集計を実施するための各種リソースを節約可能となっている。さらに、多数の企業情報を集約することにより、個々の企業で保持しているだけでは価値に繋がり難い情報群を、参加企業にメリットのある形態で提供することができる
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1000 分析結果情報共有システム
100 授受企業データセンタ
101 データ取得部
102 データ提供部
103 データ要求部
104 記憶部
200 統合サービスセンタ
201 提供データ更新部
202 要求データ取得部
203 記憶部
2031 接続顧客DB
2032 タグ関連付け情報DB
2033 分析情報管理DB
2034 分析情報DB
2035 タグDB
2036 分析タグDB
2037 企業DB
300 分析サービスセンタ
301 分析部
N ネットワーク。

Claims (4)

  1. 所定のタイミングで更新される大量の分析対象となるデータであってフォーマットが共通しない前記データを提供しまたは前記データを用いた分析結果の取得を要求する複数の企業データセンタと、前記データを記憶するとともに前記分析結果を前記企業データセンタに提供する統合サービスセンタとがネットワークで接続された分析結果情報共有システムであって、
    前記企業データセンタのそれぞれは、
    前記データを記憶するデータセンタ記憶部と、
    前記データセンタ記憶部が記憶するデータが更新された場合に、更新された前記データを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記データを前記統合サービスセンタに提供する提供部と、
    前記分析結果の取得を要求して前記分析結果を取得する要求部と、を備え、
    前記統合サービスセンタは、
    各企業データセンタから提供された前記データに含まれる項目およびその更新日時を記憶する関連付けテーブルであって共通する意味合いを有した前記項目に対して一のタグを対応付けて記憶する前記関連付けテーブルと、前記データを用いた分析にどの前記タグが必要かを示す必須項目を有したタグテーブルと、前記分析結果を記憶する分析情報テーブルと、前記分析結果が前記分析情報テーブルに記録された記録日時を記憶する分析情報管理テーブルとを記憶するサービスセンタ記憶部と、
    各企業データセンタから提供された前記データに含まれる項目を、その項目と共通する意味合いを有した前記項目を記憶する関連付けテーブルに記憶させ、前記更新日時を更新する更新部と、
    前記要求に従って前記タグテーブルが有する前記必須項目により必要と示される前記タグを取得して前記データを用いた分析を行い、前記分析結果を前記分析情報テーブルに記憶させ、前記分析情報管理テーブルの前記記録日時を更新するとともに、前記企業データセンタから前記要求を受けた場合に、前記分析情報管理テーブルが記憶する記録日時が、前記関連付けテーブルが記憶する更新日時よりも新しいか否かを判定し、前記記録日時が前記更新日時よりも新しいと判定した場合、前記記録日時における前記データを用いた分析を行ってその分析結果を前記企業データセンタに送信する要求取得部と、
    を備えることを特徴とする分析結果情報共有システム。
  2. 前記要求取得部は、前記記録日時が前記更新日時よりも新しくないと判定した場合、その時点で前記分析情報テーブルに記憶されている前記分析結果を前記企業データセンタに送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の分析結果情報共有システム。
  3. 所定のタイミングで更新される大量の分析対象となるデータであってフォーマットが共通しない前記データを提供しまたは前記データを用いた分析結果の取得を要求する複数の企業データセンタにネットワークで接続され、前記データを記憶するとともに前記分析結果を前記企業データセンタに提供する情報処理装置であって、
    各企業データセンタが記憶する前記データが更新された場合に提供された前記データに含まれる項目およびその更新日時を記憶する関連付けテーブルであって共通する意味合いを有した前記項目に対して一のタグを対応付けて記憶する前記関連付けテーブルと、前記データを用いた分析にどの前記タグが必要かを示す必須項目を有したタグテーブルと、前記分析結果を記憶する分析情報テーブルと、前記分析結果が前記分析情報テーブルに記録された記録日時を記憶する分析情報管理テーブルとを記憶するサービスセンタ記憶部と、
    各企業データセンタから提供された更新された前記データに含まれる項目を、その項目と共通する意味合いを有した前記項目を記憶する関連付けテーブルに記憶させ、前記更新日時を更新する更新部と、
    前記要求に従って前記タグテーブルが有する前記必須項目により必要と示される前記タグを取得して前記データを用いた分析を行い、前記分析結果を前記分析情報テーブルに記憶させ、前記分析情報管理テーブルの前記記録日時を更新するとともに、前記企業データセンタから前記要求を受けた場合に、前記分析情報管理テーブルが記憶する記録日時が、前記関連付けテーブルが記憶する更新日時よりも新しいか否かを判定し、前記記録日時が前記更新日時よりも新しいと判定した場合、前記記録日時における前記データを用いた分析を行ってその分析結果を前記企業データセンタに送信する要求取得部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  4. 前記要求取得部は、前記記録日時が前記更新日時よりも新しくないと判定した場合、その時点で前記分析情報テーブルに記憶されている前記分析結果を前記企業データセンタに送信する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
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