JP6210621B2 - 募金装置 - Google Patents

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Description

本発明は、既設の自動販売機に着脱可能とした募金装置に関する。
従来、異種商品の併売を行う自動販売機として、特開昭63−229596号公報(特許文献1)に、自動販売機の前面扉に、自動販売機の商品とは別の商品を販売する販売装置ユニットを着脱可能に設けた自動販売機が開示されている。
また、自動販売機において商品を購入した後の釣銭を募金するため、特開2002−83344号公報(特許文献2)に、商品等を購入するための支払金を入金するための入金手段と、入金された支払金から商品代金を差し引きして釣銭金額を算出する算出手段と、算出手段により算出された釣銭金額を所定の募金先へ送金する送金手段を備えた、自動販売機に内蔵された募金装置、又は募金装置付の自動販売機が開示されている。
また、特開2008−27297号公報(特許文献3)に、自動販売機の商品選択ボタンを募金用ボタンとし、該募金用ボタンを架空のコラムに関連付けて、募金用ボタンが押されると架空の売り上げを計上することで募金をすることができる自動販売機が開示されている。
特開昭63−229596号公報 特開2002−83344号公報 特開2008−27297号公報
しかし、特許文献1に開示されている自動販売機では、販売装置ユニットと自動販売機の電気的な接続に関して、具体的な開示がなされておらず、係る場合、自動販売機のハードウエア及び制御プログラムが、販売装置ユニットが接続されることを前提として構成されている必要があり、既設の自動販売機にそのまま装着することは困難であるという課題があった。
また、特許文献2に開示されている装置又は自動販売機では、自動販売機の製造段階から募金装置が組み込まれる構成であり、既設の自動販売機に募金機能を付加することができず、募金機能を付加するときは自動販売機ごと交換する必要があった。また、募金装置付の自動販売機を設置した後、募金の集まりが悪い等の理由で募金装置を撤去したいときも、自動販売機ごと交換する必要があった。
また、特許文献3に開示されている自動販売機では、商品選択ボタンを募金用ボタンとするため、商品の種類が少なくなってしまうという課題があった。さらに、架空のコラムを設定するためには、自動販売機に架空のコラムを設定するための制御プログラムが必要であるが、当該制御プログラムは自動販売機の製造時に組み込まれるものであり、自動販売機の商品補充や集金等を行う自販機管理者が、既設の自動販売機に当該制御プログラムを組み込むことは困難であった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、既設の自動販売機に着脱可能とし、自動販売機の交換をせずとも自動販売機に募金機能を付加し、また、必要に応じて自動販売機から募金機能のみを撤去することができる募金装置を提供することを目的とする。
1)本発明の募金装置は、
既設の自動販売機(40)に設置される募金装置(30)において、
前記自動販売機(40)の貨幣選別部(60)設置用スペースとしてのICカードリーダライタ用の設置スペース(65)又は紙幣選別部(62)用の設置スペースに着脱可能な筐体(31)と、
前記募金装置(30)の募金制御部(11)内に擬似的に構成され、前記自動販売機(40)の販売制御部(51)に対して前記自動販売機(40)の貨幣選別部(60)と同じ信号を入出力する架空貨幣選別部(60a)と、
前記募金装置(30)の募金制御部(11)内に擬似的に構成され、前記貨幣選別部(60)に対して前記販売制御部(51)と同じ信号を入出力する架空販売制御部(51a)と、
前記販売制御部(51)と前記架空貨幣選別部(60a)を電気的に接続するコネクタ(C2,C4)と、
前記貨幣選別部(60)と前記架空販売制御部(51a)を電気的に接続するコネクタ(C1,C3)と、
前記募金装置(30)に設けられた募金額を選択する募金額選択部(23)と、
前記貨幣選別部(60)に貨幣が投入されたとき前記募金額選択部(23)を操作可能とし、前記募金額選択部(23)が操作されたとき操作された前記募金額選択部(23)に対応した金額を募金額として前記貨幣選別部(60)に徴収させる前記募金装置(30)の募金制御部(11)内の金銭処理部(12)と、
募金された前記募金額を集計し記憶する前記募金装置(30)の募金制御部(11)内の集計部(13)と、を備え、
前記貨幣選別部(60)に貨幣が投入されたとき、前記販売制御部(51)前記架空貨幣選別部(60a)は前記販売制御部(51)と前記金銭処理部(12)との双方に貨幣が投入されたことの信号を出力し、
前記自動販売機(40)の商品の販売がなされたとき、前記販売制御部(51)から前記架空貨幣選別部(60a)を通じて出力された信号をもとに、前記架空販売制御部(51a)は前記貨幣選別部(60)に貨幣が消費されたことの信号を出力し、前記貨幣選別部(60)に貨幣を徴収させ、
前記募金額選択部(23)が操作されて募金がなされたとき、前記金銭処理部(12)から出力された信号をもとに、前記架空販売制御部(51a)は前記貨幣選別部(60)に貨幣が消費されたことの信号を出力し、前記貨幣選別部(60)に貨幣を徴収させることを特徴とする。
本発明の募金装置によれば、既設の自動販売機に着脱可能な筐体を備えているため、自動販売機の交換をせずとも自動販売機に募金装置を付加し、また、募金装置のみを撤去することができる。ここで、着脱可能とは、自動販売機の商品補充や集金等を行う自販機管理者等が、自動販売機の筐体にネジ、両面テープ、磁石等を用いて、その場で着脱できることを意図する。また、既設の自動販売機の制御部及び貨幣選別部に電気的に接続し、貨幣選別部を自動販売機と募金装置とで共有させる接続部を備えているため、募金装置に貨幣選別部を設ける必要がなく、募金装置の構成を簡素化することができる。
また、募金額を選択する募金額選択部を備えているため、募金者の所望する金額を選択することができる。また、貨幣選別部に募金額選択部で設定されている金額以上の貨幣が投入されたとき募金額選択部を操作可能とし、募金額選択部が操作されたとき操作された募金額選択部に対応した金額を募金額として前記貨幣選別部に徴収させる金銭処理部を備えているため、上記同様に、募金装置に貨幣選別部を設ける必要がなく、募金装置の構成を簡素化することができる。また、募金された募金額を集計し記憶する集計部を備えるため、貨幣選別部を自動販売機と共有して、貨幣選別部に収納された貨幣が、商品の売上金と募金が混在した状態であっても、両者を区別することができる。
また、筐体が、自動販売機の貨幣選別部設置用スペース着脱可能に構成されているため、自動販売機の美観を損ねることがなくなるとともに、募金装置の着脱も容易に行うことができる。なお、係る場合、募金装置は自動販売機の前面扉の内側に設置されるため、筐体は、募金装置の周囲全てを覆う必要がなく、募金装置の機能に支障が生じない範囲でその一部を省略することができる。
2)本発明の募金装置の好ましい例は、
前記募金額選択部(23)に、前記貨幣選別部(60)に投入された貨幣全て、又は前記自動販売機(40)で商品を購入した後の釣銭全てを一括で選択できる、全額ボタンを備えることを特徴とする。
本発明の募金装置の好ましい例によれば、前記募金額選択部に、前記貨幣選別部に投入された金額全て、又は前記自動販売機で商品を購入した後の釣銭全てを一括で選択できる全額ボタンを備えるため、例えば、80円の釣銭全てを募金する様なときでも、1回のボタン操作で済ませることができ、募金者の操作負担を低減させることができる。
3)本発明の募金装置の好ましい例は、
複数の募金先の中から所望の募金先を選択できる募金先選択部(24)を備え、
前記集計部(13)は、募金先毎の募金額を集計し記憶することを特徴とする。
本発明の募金装置の好ましい例によれば、募金先を選択できる募金先選択部を備えているため、募金者が希望する募金先へ募金することができる。また、集計部は、募金先毎の募金額を集計し記憶するため、貨幣を回収したあとで、それぞれの募金先の金額がいくらであるかがわかり、募金の仕分け作業の工数を低減させることができる。
上述したように、本発明の募金装置によれば、既設の自動販売機に着脱可能とし、自動販売機の交換をせずとも自動販売機に募金装置を付加し、また、必要に応じて自動販売機から募金装置のみを撤去することができる。
本発明の第1実施形態に係る募金装置が装着された自動販売機を示す図である。 図1の募金装置の拡大図である。 募金装置と既設の自動販売機の構成を示すブロック図である。 接続部を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る募金装置を示す図である。 既設の自動販売機の動作フローを示す図である。 募金装置の動作フローを示す図である。
以下、本発明の募金装置の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の好適な一実施形態に係る募金装置が装着された自動販売機を示す図、図2は、募金装置の前面の拡大図、図3は、募金装置と募金装置が装着される自動販売機の構成を示す機能ブロック図、図4は、既設の自動販売機と本実施形態の接続部との接続を示した図である。
先ず、図1を参照して、自動販売機40の外観について説明する。自動販売機40の前面には、本実施形態の募金装置10が装着される広告スペース42、商品展示室43、商品展示室43に展示される商品見本44、各商品の価格表示45、商品選択部としての複数の商品選択ボタン72a、硬貨を投入する硬貨入金口61a、紙幣を挿入する紙幣入金口62a、入金された金額や釣銭等を表示する金額表示部71、釣銭等を返却させる返却レバー63a、釣銭等が返却される返金口63b、商品が搬出される搬出口46、外部機器と情報の送受信を行う通信部76、盲蓋64等が備えられる。また、自動販売機40の内部には、商品の冷却加温をする冷凍加温機構、商品を保管する複数のコラム、商品の販売時に商品を搬出口46に搬出する搬出ユニット等が備えられている。
次に、図3を参照して、自動販売機40の構成と機能を説明する。自動販売機40は、自動販売機の制御部としての販売制御部51、貨幣選別部60、金額表示部71、商品選択部72、リモコン73、冷却加温機構74、搬出ユニット75、通信部76を備える。なお、この図では募金装置10が装着されており、販売制御部51及び貨幣選別部60は、募金装置10の接続部20に接続されているが、募金装置10が装着されていない状態では、破線で示すように販売制御部51と貨幣選別部60は直接接続される。
貨幣選別部60は、硬貨選別部61、紙幣選別部62、釣銭機構63を備え、硬貨や紙幣が投入されると、それらの種別を識別し、投入された金額を電気的な信号で、接続部20を介して販売制御部51に送信する。そして、商品が販売された後は、販売制御部51から接続部20を介しての命令に応じて、販売した金額を徴収し、必要に応じて釣銭を返却する。
販売制御部51は、CPU及び制御プログラム等から実現されるもので、自動販売機40の動作に必要な各種処理を単独で、又は接続された他の機器と協働して行う。また、販売制御部51は、さらにその内部に金銭処理部52、集計部53、メモリ54を備える。
金銭処理部52は、貨幣選別部60から接続部20を介して貨幣が投入された電気的な信号を受信すると、投入された金額と商品の価格とを比較する。そして、投入された金額が商品の価格以上であるときは、商品選択部72を構成する複数の商品選択ボタン72aを点灯させる等して、商品の購入が可能なことを購入者に知らせ、商品の購入を促す。そして、商品が販売された後は、接続部20を介して貨幣選別部60に販売した金額を徴収させる。
集計部53は、商品毎の売上高等を集計し、メモリ54と協働して記憶する。また、メモリ54は、半導体記憶装置等からなり、制御プログラム、各種設定された商品の価格、及び自動販売機40の動作に必要なその他のデータを記憶する。
金額表示部71は、複数の7セグメントLEDディスプレイを備え、貨幣選別部60に投入された貨幣の金額、又は釣銭を表示する。
商品選択部72は、商品の種類毎に設けられた複数の商品選択ボタン72aを備え、購入者が所望の商品選択ボタン72aを操作することで、当該商品が選択されたことを販売制御部51に知らせ、当該商品を販売する。また、既に述べたように、商品選択ボタン72aに内蔵されたランプを点灯することで商品が販売可能であることを購入者に知らせ、また、商品が売り切れのときは、売り切れランプを点灯し、その旨を購入者に知らせる。
リモコン73は、販売制御部51を介して商品の価格、商品の保管温度等の自動販売機40に係る各種の設定を行うとともに、冷却加温機構74、搬出ユニット75、貨幣選別部60等の各部の手動操作を行うことができる。
冷却加温機構74は、冷凍機、加温機、温度センサ等を備え、販売制御部51から制御されることにより、コラムに保管された商品を設定された温度に保つ。
搬出ユニット75は、貨幣選別部60に貨幣が投入された後、商品選択部72が操作されたとき、すなわち、商品が販売されたときに、該当する商品が保管されているコラムから、必要な数(通常は1本)の商品を、搬出口46に搬出する。
通信部76は、メモリ54に記憶された売上金額等の販売情報等のデータを、赤外線通信等で自動販売機40の自販機管理者等が操作する携帯端末と送受信する。
次に、図1及び図2を参照して、本実施形態の募金装置10の外観を説明する。図1に示すように、募金装置10は、飲料等を販売する自動販売機40の前面扉41の広告スペース42に装着されている。この広告スペース42には、通常、5〜10cm程度の奥行きを有する空間があり、該空間に広告パネル、照明装置等が設けられている。募金装置10は、これらの広告パネル、照明装置等を撤去した後の空間に装着されるものである。装着する際の固定方法としては、広告パネルや照明装置等が固定されていたブラケット等を利用し、ボルト、ナット等を用いて固定することができる。
なお、広告スペース42の寸法は、自動販売機40の種類により異なる場合があるが、募金装置10を、広告スペース42が小さい自動販売機用に製作しておき、広告スペース42が大きい自動販売機には、募金装置10の周囲にスペーサ等を設けることで、様々な自動販売機に対応させることができる。
また、図2に示すように、募金装置10の前面部は、募金額等を表示する表示部21、音声データ等を出力する音声出力部としてのスピーカ22a、募金額を選択する募金額選択部としての募金額選択ボタン23a、募金先を選択する募金先選択部としての募金先選択ボタン24a、募金するか否かを最終的に確認する募金確認部としての決定ボタン25a及びキャンセルボタン25b、領収書を発行する領収書発行部としての領収書発行ボタン26a及び領収書発行口26b、募金額先毎の募金額等を自動販売機の自販機管理者等が操作する携帯端末と送受信する通信部27を備える。
なお、本実施形態の募金装置10では、自動販売機40の前面扉41の広告スペース42に埋設させ、前面部のみが露出されているが、例えば、募金装置10に箱状の筐体を採用し、自動販売機40の前面扉41の空きスペースや側面等に、ネジ止め、両面テープ、磁石等を用いて設置することもできる。
次に、図3、図4を参照して、本実施形態の募金装置10の構成と機能を説明する。募金装置10は、募金装置の制御部としての募金制御部11、接続部20、表示部21、音声出力部22、募金額選択部23、募金先選択部24、募金確認部25、領収書発行部26、通信部27、リモコン28を備える。
募金制御部11は、CPU及び制御プログラム等から実現されるもので、募金装置10の動作に必要な各種処理を単独で、又は接続された他の機器と協働して行う。また、募金制御部11は、さらにその内部に金銭処理部12、集計部13、メモリ14等を備える。
金銭処理部12は、貨幣選別部60に募金額選択部23で設定されている金額以上の貨幣が投入されたとき募金額選択部23を操作可能とし、募金額選択部23が操作されたとき操作された募金額選択部23に対応した金額を募金額として貨幣選別部60に徴収させる。
集計部13は、募金先毎の募金額を集計し、メモリ14と協働して記憶する。また、メモリ14は、半導体記憶装置等からなり、制御プログラム、各種設定された募金額等、音声出力用データ、募金装置10の動作に必要な一時的なその他のデータを記憶する。
接続部20は、図4(A)(B)にも示すように、募金制御部11と電気配線で接続された、メス形接点を有するコネクタC1と、オス形接点を有するコネクタC2とを備える。そして、コネクタC1が貨幣選別部60と電気配線で接続されたオス形接点を有するコネクタC3と接続され、さらに、コネクタC2が自動販売機40の販売制御部51と電気配線で接続されたメス形接点を有するメス形コネクタC4と接続される。このように、接続部20は貨幣選別部60を募金装置10と自動販売機40とで共有させる機能を有する。なお、オス形接点とメス形接点が入れ替わっても接続部20の機能に何ら問題はない。また、コネクタC3及びC4は、自動販売機40に元々設けられていたものであり、本実施形態の募金装置10が装着されていないときは、コネクタC3とコネクタC4が接続される。
接続させる方法としては、図4(A)に示すように、貨幣選別部60からのコネクタC3を、募金制御部11からのコネクタC1に接続した上で、コネクタC1側で電気配線を並列に分岐させたコネクタC2を設け、コネクタC2と販売制御部51からのコネクタC4を接続し、貨幣選別部60に募金制御部11と販売制御部51とを並列に接続させる方法がある。
また、他の方法として、図4(B)に示すように、予め、募金制御部11内にCPUと制御プログラム等で擬似的な販売制御部である架空販売制御部51aと、擬似的な貨幣選別部である架空貨幣選別部60aを構成しておく。そして、貨幣選別部60からのコネクタC3を、コネクタC1を介して架空販売制御部51aに接続する。さらに、販売制御部51からのコネクタC4を、コネクタC2を介して架空貨幣選別部60aに接続する方法がある。
後者の方法の場合、架空販売制御部51aは販売制御部51と同様の電気信号の送受信を行い、架空貨幣選別部60aは貨幣選別部60と同様の電気信号の送受信を行うものである。例えば、貨幣選別部60に500円が投入されると、架空販売制御部51aが貨幣選別部60からの信号を受信する。そして、架空貨幣選別部60aから販売制御部51に500円が投入された旨の信号が送信され、自動販売機40での商品の販売が可能となる。また、係る状態で、120円の商品が販売された場合、販売制御部51から架空貨幣選別部60aに対して120円を徴収する旨の信号が送信される。すると、架空販売制御部51aは、貨幣選別部60に対して120円を徴収する旨の信号を送信する。さらに、この場合、380円の釣銭が発生するため、該釣銭情報が架空販売制御部51a、架空貨幣選別部60aを介して販売制御部51に送信される。なお、架空販売制御部51a及び架空貨幣選別部60aは、募金制御部11内の金銭処理部12や集計部13、メモリ14等とも、必要に応じて信号の送受信をしていることはいうまでもない。
表示部21は、複数の7セグメントLEDディスプレイを備え、貨幣選別部60に投入された金額や募金額選択部23により選択された募金額等を表示させることができる。また、表示部21として、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等、他の表示デバイスを採用することもできる。表示部21に、液晶ディスプレー等を採用したときは、例えば、募金を呼びかける広告コンテンツを表示させることもできる。
音声出力部22は、スピーカ22aを備え、募金を呼びかける音声メッセージを流すことや、募金装置10の操作方法を説明すること、及び募金された後のお礼メッセージを発すること等をすることができる。
募金額選択部23は、それぞれ異なる金額が設定された複数の募金額選択ボタン23aを備える。それぞれの金額は、例えば、10円、100円、全額というように設定され、10円及び100円ボタンは複数回操作されることで、設定金額に操作回数を乗じた募金額が選択される。また、全額ボタンが操作されたときは、貨幣選別部60に投入された貨幣、又は釣銭の全てが募金額として選択される。
募金先選択部24は、それぞれ異なる募金先に設定された複数の募金先選択ボタン24aを備える。募金者は、任意の募金先選択ボタン24aを操作することにより、希望する募金先に募金をすることができる。なお、複数の募金先選択ボタン24aが操作された場合、最後に操作された募金先選択ボタン24aのみが有効となる。
募金確認部25は、決定ボタン25aとキャンセルボタン25bとを備え、募金額選択部23と募金先選択部24とで募金額と募金先が選択された後、募金を本当にしてもよいかの確認をすることができる。募金者が、募金をしてもよいと判断したときは、決定ボタン25aを操作することで選択された募金額が貨幣選別部60により徴収される。一方、募金を取りやめたいと考えたときは、キャンセルボタン25bを操作することで、これまでの操作により選択された募金額と募金先がキャンセルされる。
領収書発行部26は、ロール紙収納部、プリンタ、カッター、領収書発行ボタン26aを備え、募金がなされた前後に、募金者が領収書発行ボタン26aを操作することにより、募金をした証明として領収書を発行する。なお、このとき、音声出力部22等で領収書の発行の案内をすることもできる。
通信部27は、赤外線送受信機を備え、集計部13によって募金先毎に募金された募金額のデータを、自動販売機40の自販機管理者が操作する携帯端末等に送信することができる。また、赤外線送受信機に限られず、無線LANや有線による接続であってもよい。
リモコン28は、募金選択部の金額設定、募金先の設定等に使用される。なお、設定を変更するとき以外は必須の構成ではなく、募金装置10の装着スペースを節約するため、通常は取り外しておくこともできる。
[第2実施形態]
次に、本発明の他の実施形態に係る募金装置を説明する。図5は、本実施形態の募金装置を示す図である。なお、上述の第1実施形態と同様の箇所は、図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、募金装置30は、筐体31、操作パネル32、募金額等を表示する表示部21、音声データ等を出力する音声出力部としてのスピーカ22a、募金額を選択する募金額選択部としての募金額選択ボタン23a、募金先を選択する募金先選択部としての募金先選択ボタン24a、募金するか否かを最終的に確認する募金確認部としての決定ボタン25a及びキャンセルボタン25b、募金額先毎の募金額等を自動販売機の自販機管理者等が操作する携帯端末と送受信する通信部27を備える。
筐体31は、自動販売機40の前面扉41裏側において、貨幣選別部60が設置されるスペースに着脱可能な寸法となっている。貨幣選別部60は、既に述べたように、硬貨選別部61、及び紙幣選別部62を備えるが、これらの機構が設置されるスペースは規格により定められており、略全ての自動販売機でその寸法が共通する。また、近年の電子マネーの普及により、ICカードリーダライタ用の設置スペース65を予備で設ける自動販売機が増加しており、そのような自動販売機40には、前面扉41にICカードをかざす送受信部を設置するための穴が設けられ、通常は該穴を塞ぐための盲蓋64がなされる(図1参照。)。また、盲蓋64の裏側には、紙幣選別部62用の設置スペースと同じ寸法の設置スペースが設けられている。本実施形態の募金装置30は、既に取付けられている紙幣選別部62を取り外した後の設置スペースに取付けるか、上記のICカードリーダライタ用の設置スペース65に取付けるものである。
また、筐体31の上下にはそれぞれ、平板がその面を筐体31の前面と平行にして上下方向に突出された取付け部33と、取付け部33の一部を切り欠いて構成された取り付け穴34が設けられる。これらの取付け部33及び取り付け穴34を用いて、紙幣選別部62、又はICカードリーダライタ用の設置スペースに募金装置30が取付けられる。そのとき、自動販売機40の盲蓋64は取り外され、盲蓋64が外された後に形成される穴には、募金装置30の操作パネル32が、自動販売機40の前面扉41の裏側から装着される。そして、募金者は、自動販売機40の前面から、募金額選択ボタン23a、募金先選択ボタン24a等を操作することができる。
なお、本実施形態の募金装置30には、上述の第1実施形態で説明した領収書発行部26が備えられていないが、募金額選択ボタン23a、募金先選択ボタン24a等の数や大きさ、及び配置を変更することにより、操作パネル32に領収書発行ボタンと発行口を設け、さらに、筐体31内にプリンタを設置することができる。このとき、筐体31内の設置スペースが不足するならば、募金制御部11等を筐体31の外に設けることもできる。また、リモコン28は、通常は取り外されており、必要なときのみ接続される。
次に、上述した各構成要素の機能を踏まえて、本発明に係る募金装置10,30の動作について、図6、図7を参照して説明する。図6は募金装置10,30が装着される自動販売機40の動作を示すフロー図、図7は募金装置10,30の動作を示すフロー図である。なお、以下の動作フローの説明において、販売制御部51及び貨幣選別部60との信号の送受信は、架空販売逝去部51a及び架空貨幣選別部60aを介して行う場合も含めるものとする。
先ず、図6を参照して、本実施形態の募金装置10,30が装着される自動販売機40の通常の商品が販売される動作フローについて説明する。自動販売機40の販売制御部51は、自動販売機40の電源が入れられると、制御プログラムを開始する(S1000)。そして、制御プログラムに基づき、販売制御部51は、接続された各部を制御し動作させる。なお、この制御プログラムは、所定時間毎に繰り返し実行される。
ステップS1000で、制御プログラムが実行されると、貨幣選別部60に貨幣が投入されているか否かが判断される(S1010)。貨幣が投入されていなければ制御プログラムは終了される(S1120)。一方、貨幣が投入されていれば、投入されている金額を金額表示部71に表示させる(S1020)。
次に、投入されている金額が商品の金額以上か否かが判断される(S1030)。投入されている金額が商品の価格に満たなければ、投入された貨幣の返却レバー63aが操作されたか否かを判断する(S1040)。返却レバー63aが操作されていれば、貨幣選別部60に投入されている貨幣の返金処理を行い(S1110)、制御プログラムは終了する(S1120)。一方、返却レバー63aが操作されていなければ、ステップS1010に戻り、貨幣選別部60に追加の貨幣が投入されるのを監視する。また、ステップS1030で、投入されている金額が商品の価格以上であるときは、商品選択ボタン72aが操作可能であることを知らせるために、商品選択ボタン72aを点灯させる(S1050)。
次に、商品選択ボタン72aが操作されたか否かが判断される(S1060)。商品選択ボタン72aが操作されていなければ、ステップS1040へ進み、前述の通りの処理を繰り返す。一方、商品選択ボタン72aが操作されると、搬出ユニット75が動作し、該当する商品が搬出口46に搬出される(S1070)。そして、貨幣選別部60は、商品価格分の金額を徴収する(S1080)。
次に、釣銭が有るか否かが判断される(S1090)。釣銭が無ければ、制御プログラムは終了される(S1120)。一方、釣銭が有るとき、該釣銭は貨幣選別部60に投入された貨幣として計上される(S1100)。次にステップS1040で返却レバー63aが操作されたか否かが判断され、既に述べた通りの処理が実行される。
次に、図7を参照して、本実施形態の募金装置10,30の動作フローについて説明する。募金装置10,30が装着された自動販売機40に電源が供給されると、自動販売機40のサービスコンセントや募金装置10,30の接続部20等を介して募金装置10,30に電源が供給され、募金装置10,30の募金制御部11は制御プログラムを開始する(S100)。そして、制御プログラムに基づき、募金制御部11は、接続された他の機器を制御し動作させる。なお、この制御プログラムは、自動販売機40の制御プログラム同様、所定時間毎に繰り返し実行される。また、ここでは説明を省略しているが、各ステップでスピーカ22aから音声案内を出力させ、募金者の操作を助けることもできる。
ステップS100で、制御プログラムが実行されると、貨幣選別部60に貨幣が投入されているか否かが判断される(S110)。貨幣が投入されていなければ制御プログラムは終了される(S260)。一方、貨幣が投入されていれば、投入されている金額以下の募金額選択ボタン23a、すなわち操作可能な募金額選択ボタン23aが点灯され、募金者に募金可能であることを知らせる(S120)。ここで、本実施形態の募金装置10,30では、募金額選択ボタン23aとして10円ボタン、100円ボタン、全額ボタンを備えている。このため、例えば、貨幣選別部60に50円が投入されたときは、10円ボタンと全額ボタンが点灯され、100円が投入されたときは、全てのボタンが操作可能として点灯される。
次に、ステップS120にて点灯された募金額選択ボタン23aが、操作されたか否かが判断される(S130)。募金額選択ボタン23aが操作されていなければ、ステップS110に戻り、貨幣選別部60に追加の貨幣が投入されるのを監視する。一方、募金額選択ボタン23aが操作されたとき、操作された募金額選択ボタン23aに対応する金額、すなわち選択された金額が表示部に表示される(S140)。
このとき、例えば、募金者が300円を貨幣選別部60に投入し、230円の募金をしたいと考えたとき、募金者が百円ボタンを2回、10円ボタンを3回操作することにより230円が選択される。また、貨幣選別部60に投入された金額全てを選択したいときは、全額ボタンを操作することにより、全額が選択される。さらに、自動販売機40で商品を購入した後、380円の釣銭があり、その380円の釣銭が貨幣選別部60に投入された状態となっているとき(図6のステップS1100、ステップS1040を経てステップS1010のとき。)、募金者が10円ボタン、100円ボタン、全額ボタンのうち任意のボタンを操作することで、釣銭の中から所望の金額が選択される。
次に、貨幣選別部60に投入されている金額から、ステップS140で表示された金額を減算し、減算された金額以下の募金額選択ボタン23a、すなわち操作可能な募金額選択ボタン23aが点灯される(S150)。この点灯される募金額選択ボタン23aの詳細は上述のステップS120と同様である。
次に、募金先選択ボタン24aが操作されたか否かが判断される(S160)。募金先選択ボタン24aが操作されなければ、キャンセルボタン25bが操作されたか否かが判断され(S170)、キャンセルボタン25bが操作されなければ、ステップS110に戻り、貨幣選別部60に追加の貨幣が投入されるのを監視する。一方、キャンセルボタン25bが操作されたとき、後述するステップS210の処理がなされる。
また、募金先選択ボタン24aが操作されたとき、操作された募金先選択ボタン24aが選択されたと判断され、当該募金先選択ボタン24aが点灯される(S180)。なお、本実施形態の募金装置10,30では、募金先選択ボタン24aとして、募金先A、募金先B、募金先Cの3つが備えられ、このうちのいずれか一つを選択することができる。また、一つの募金先選択ボタン24aを操作した後に、他の募金先選択ボタン24aが操作されると、先に操作された募金先選択ボタン24aは選択が解除され、後から操作された募金先選択ボタン24aが選択される。
次に、決定ボタン25aが操作されたか否かが判断される(S190)。決定ボタン25aが操作されないときは、ステップS170で、キャンセルボタン25bが操作されたか否かが判断され、既に述べた通りの処理が実行される。一方、決定ボタン25aが操作されたときは、ステップS130で選択された金額を、募金額として貨幣選別部60に徴収させるとともに、ステップS160で選択された募金先毎に、募金額を集計部に記憶させる(S200)。
次に、表示部に表示された金額の消去、及び募金先選択ボタン24aの消灯がなされる(S210)。なお、このステップS210は、上述のステップS170から続く処理でもある。また、ステップS160からステップS170を経ているときは、まだ募金先選択ボタン24aは点灯されていないため、実際の動作としては、表示部に表示された金額の消去のみが実行される。
次に、領収書発行ボタン26aが操作されているか否かが判断される(S220)。領収書発行ボタン26aが操作されているときは、募金装置10に内蔵されているプリンタにより印字がなされ、領収書の発行口26bより領収書の発行がなされる(S230)。一方、領収書発行ボタン26aが操作されていないときは、ステップS230はスキップされる。なお、領収書発行ボタン26aには自己保持回路等による記憶の手段を設けることもでき、そのようにした場合では制御プログラムが実行されているときならば、いつ領収書発行ボタン26aが操作されてもよい。また、この場合、領収書発行ボタン26aが操作された記憶の解除は、領収書の発行によりなされる。なお、領収書発行部26を備えない構成のときは、ステップS220及びステップS230は省略される。
次に、釣銭が有るか否かが判断される(S240)。釣銭が無いとき、制御プログラムは終了される(S260)。一方、釣銭があるとき、釣銭は貨幣選別部60に投入された金額として計上され(S250)、ステップS110に戻り、貨幣選別部60に追加の貨幣が投入されるのを監視する。すなわち、募金制御部11で実行される制御プログラムは、自動販売機40の返却レバー63aが操作され返金処理がなされる(図6のステップS1040からステップS1110の処理。)か、釣銭が無くなるかして、貨幣選別部60に貨幣が投入されていない状態になることで終了される。
以上述べたように、本発明の実施形態に係る募金装置によれば、既存の自動販売機の広告スペース又は貨幣選別部の設置スペースを利用して装着されるとともに、既存の自動販売機の制御部と貨幣選別部にコネクタを介して接続し、貨幣選別部を既存の自動販売機と共有するため、装着スペースを少なくすることができ、募金装置の着脱も簡単に行うことができる。特に、募金装置を貨幣選別部の設置スペースに設置するよう構成したとき、該設置スペースの寸法等の規格は略全ての自動販売機で共通のため、募金装置においても規格の統一が図れるとともに募金装置の着脱がより容易となる。これらにより、イベント時等のように人が多数集まるときのみ募金装置を装着したり、募金の実績が伴わない箇所からの募金装置を撤去したりすることができ、自動販売機を交換することなく、募金装置の柔軟な運用をすることができる。
また、募金先毎の募金額を集計し記憶するため、既存の自動販売機と貨幣選別部を共有していても、貨幣選別部に徴収された貨幣のうち募金分の金額が明確となり、集金作業が容易となる。また、募金額選択ボタンに、貨幣選別部に投入された貨幣を一括して選択できる全額ボタンを設けているため、例えば、釣銭が80円のときに釣銭全額を募金しようとするとき、10円ボタンを8回操作する必要がなくなり、募金者が手間無く募金を行うことができる。
また、領収書発行部により領収書が発行されるため、千円単位の比較的高額の募金がなされる可能性が高くなる。特に、自動販売機の設置主体が、国税庁に認定された認定NPO法人等である場合、領収書が発行されることにより、所得控除を受けることができるようになり、より高額の募金が期待できる。
なお、上述した実施形態は、本発明に係る募金装置の例示であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、その構成を適宜変更できる。
10,30・・募金装置、12・・金銭処理部、13・・集計部、20・・接続部、21a・・7セグメントLEDディスプレイ(募金装置)、22a・・スピーカ、23・・募金額選択部、23a・・募金額選択ボタン、24・・募金先選択部、24a・・募金先選択ボタン、25a・・決定ボタン、25b・・キャンセルボタン、26・・領収書発行部、26a・・領収書発行ボタン、26b・・発行口、27a・・赤外線送受信機(募金装置)、31・・筐体、32・・操作パネル、33・・取付け部、34・・取り付け穴、
40・・自動販売機、41・・前面扉、42・・広告スペース、43・・商品展示室、44・・商品見本、45・・価格表示、46・・搬出口、51・・販売制御部、51a・・架空販売制御部、60・・貨幣選別部、60a・・架空貨幣選別部、61a・・硬貨入金口、62a・・紙幣入金口、63a・・返却レバー、63b・・返金口、64・・盲蓋、71a・・7セグメントLEDディスプレイ(自動販売機)、72a・・商品選択ボタン、76a・・赤外線送受信機(自動販売機)

Claims (3)

  1. 既設の自動販売機(40)に設置される募金装置(30)において、
    前記自動販売機(40)の貨幣選別部(60)設置用スペースとしてのICカードリーダライタ用の設置スペース(65)又は紙幣選別部(62)用の設置スペースに着脱可能な筐体(31)と、
    前記募金装置(30)の募金制御部(11)内に擬似的に構成され、前記自動販売機(40)の販売制御部(51)に対して前記自動販売機(40)の貨幣選別部(60)と同じ信号を入出力する架空貨幣選別部(60a)と、
    前記募金装置(30)の募金制御部(11)内に擬似的に構成され、前記貨幣選別部(60)に対して前記販売制御部(51)と同じ信号を入出力する架空販売制御部(51a)と、
    前記販売制御部(51)と前記架空貨幣選別部(60a)を電気的に接続するコネクタ(C2,C4)と、
    前記貨幣選別部(60)と前記架空販売制御部(51a)を電気的に接続するコネクタ(C1,C3)と、
    前記募金装置(30)に設けられた募金額を選択する募金額選択部(23)と、
    前記貨幣選別部(60)に貨幣が投入されたとき前記募金額選択部(23)を操作可能とし、前記募金額選択部(23)が操作されたとき操作された前記募金額選択部(23)に対応した金額を募金額として前記貨幣選別部(60)に徴収させる前記募金装置(30)の募金制御部(11)内の金銭処理部(12)と、
    募金された前記募金額を集計し記憶する前記募金装置(30)の募金制御部(11)内の集計部(13)と、を備え、
    前記貨幣選別部(60)に貨幣が投入されたとき、前記販売制御部(51)前記架空貨幣選別部(60a)は前記販売制御部(51)と前記金銭処理部(12)との双方に貨幣が投入されたことの信号を出力し、
    前記自動販売機(40)の商品の販売がなされたとき、前記販売制御部(51)から前記架空貨幣選別部(60a)を通じて出力された信号をもとに、前記架空販売制御部(51a)は前記貨幣選別部(60)に貨幣が消費されたことの信号を出力し、前記貨幣選別部(60)に貨幣を徴収させ、
    前記募金額選択部(23)が操作されて募金がなされたとき、前記金銭処理部(12)から出力された信号をもとに、前記架空販売制御部(51a)は前記貨幣選別部(60)に貨幣が消費されたことの信号を出力し、前記貨幣選別部(60)に貨幣を徴収させることを特徴とする募金装置(30)
  2. 前記募金額選択部(23)に、前記貨幣選別部(60)に投入された貨幣全て、又は前記自動販売機(40)で商品を購入した後の釣銭全てを一括で選択できる、全額ボタンを備えることを特徴とする請求項に記載の募金装置(30)
  3. 複数の募金先の中から所望の募金先を選択できる募金先選択部(24)を備え、
    前記集計部(13)は、募金先毎の募金額を集計し記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の募金装置(30)。
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