JP6209892B2 - 競合テスト用タイミング調整プログラム、競合テスト用タイミング調整方法および競合テスト用タイミング調整装置 - Google Patents
競合テスト用タイミング調整プログラム、競合テスト用タイミング調整方法および競合テスト用タイミング調整装置 Download PDFInfo
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以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1は、実施の形態にかかる競合テスト用タイミング調整装置の機能を示すブロック図である。競合テスト用タイミング調整装置100は、イベントテーブル生成部101と、イベントテーブル102と、競合シナリオ生成部103と、を含む。
図2は、イベントテーブルに格納されるイベントテーブル情報を示す図表である。イベントテーブル生成部101は、入力トランザクションの集合の情報110の複数のトランザクション(Tri)をシミュレータによりシミュレーション実行する。このシミュレーション実行時に、イベントテーブル生成部101は、内部イベントのリスト情報111に登録されたイベント(Evj)が発生する時刻(Tk)を一覧化したイベントテーブル情報112をイベントテーブル102に格納する。イベントテーブル情報112は、縦軸が各トランザクションTri、横軸には各イベントEvjを時刻Tk毎に(右方向ほど時刻経過)格納する。
競合シナリオ生成部103は、以下の(1)、(2)の処理を行う。
(1)競合イベントが同時に発生するための時刻調整と、トランザクションの組の優先度の付与。この処理では、イベントテーブル情報112に基づいて、競合点において競合させたいイベントが発生するトランザクションの組を全て生成する。そして、競合させたいイベントが同時に発生するように、トランザクションの開始時刻を決定する。また、他のイベントの競合可能性により、生成したトランザクションの組に優先度を付与する。
図4は、競合シナリオ生成にかかるトランザクション選択例を説明するための図表である。図2と同様のイベントテーブル情報112の例を用い、競合シナリオ生成部103が行う処理例について説明する。ここで、競合点(アービタ等)において競合させたいイベントの組がEv4とEv5であるとする。
図6は、競合シナリオ生成処理の一例を示すフローチャートである。競合シナリオ生成部103が行う処理内容について説明する。図6は、図5に示した処理の実行後に競合シナリオ生成部103が実行し、選択した1組のトランザクション毎の競合シミュレーションをシミュレータに実行させる。そして、競合が起こるトランザクションの組み合わせを競合シナリオとして生成する。
図7は、競合テスト用タイミング調整装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図7において、競合テスト用タイミング調整装置700は、CPU701と、Read−Only Memory(ROM)702と、Random Access Memory(RAM)703と、を含む。また、半導体メモリやディスクドライブ等の記憶部704と、ディスプレイ708と、通信インターフェース(I/F)709と、キーボード710と、マウス711と、スキャナ712と、プリンタ713とを備えてもよい。これらCPU701〜プリンタ713はバス714によってそれぞれ接続されている。
図8は、競合テスト用タイミング調整装置の配置例を示す図である。フォーマル検証ツール801と、シミュレータ802との間のインターフェースとして競合テスト用タイミング調整装置100(競合シナリオ生成部103)が配置される。
図9は、競合点でのタイミング競合の一例を示す図である。コア901には、複数のデータパスが配置され、データパス1(902a)上の複数のブロック(FF1〜FFn)と、データパス2(902b)上の複数のブロック(FF1〜FFm)が配置されている。これらデータパス1,2の入力側からみた奥部のブロックとしてアービタ903が配置されているとする。そして、このアービタ903におけるデータ入力の競合時の動作を検証する場合には、アービタ903の直前のFFnとFFmからのリクエスト(Req)を同時に発生させる必要がある。
コンピュータに、
競合させたい一対のイベントの指定により、前記半導体装置の入力のトランザクションと前記イベントとに基づき、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択させ、
選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整させ、
入力タイミングが調整された一方のトランザクションに含まれる他のイベントの時刻が、他方のトランザクションに含まれる同一のイベントの時刻と不一致となるかを判断させ、
判断結果として不一致が得られた1組のトランザクションと、調整した前記入力タイミングと、を競合させたい一対のイベントに対するタイミング調整結果として出力させる、
処理を実行させることを特徴とする競合テスト用タイミング調整プログラム。
競合させたい一対のイベントの入力に基づき、前記イベントテーブルを参照して、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択させることを特徴とする付記1に記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
前記シミュレータのシミュレーション結果に基づき、前記一対のイベントにおける競合条件が満たされた場合に、一対のイベントに対するタイミング調整に関する情報を競合シナリオとして出力させる、
ことを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
コンピュータが、
競合させたい一対のイベントの指定により、前記半導体装置の入力のトランザクションと前記イベントとに基づき、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択し、
選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整し、
入力タイミングが調整された一方のトランザクションに含まれる他のイベントの時刻が、他方のトランザクションに含まれる同一のイベントの時刻と不一致となるかを判断し、
判断結果として不一致が得られた1組のトランザクションと、調整した前記入力タイミングと、を競合させたい一対のイベントに対するタイミング調整結果として出力する、
処理を実行することを特徴とする競合テスト用タイミング調整方法。
前記半導体装置の入力のトランザクションと、前記イベントとを関連付けたイベントテーブルと、
競合させたい一対のイベントの入力に基づき、前記イベントテーブルを参照して、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択し、
選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整し、
入力タイミングが調整された一方のトランザクションに含まれる他のイベントの時刻が、他方のトランザクションに含まれる同一のイベントの時刻と不一致となるかを判断し、
判断結果として不一致が得られた1組のトランザクションと、調整した前記入力タイミングと、を競合させたい一対のイベントに対するタイミング調整結果として出力する競合シナリオ生成部と、
を有することを特徴とする競合テスト用タイミング調整装置。
をさらに有することを特徴とする付記10に記載の競合テスト用タイミング調整装置。
101 イベントテーブル生成部
102 イベントテーブル
103 競合シナリオ生成部
901 コア
903 アービタ
910 テストベンチ
Claims (10)
- 半導体装置の内部信号を任意のイベントで競合させる競合タイミングを調整する競合テスト用タイミング調整プログラムにおいて、
コンピュータに、
競合させたい一対のイベントの指定により、前記半導体装置の入力のトランザクションと前記イベントとに基づき、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択させ、
選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整させ、
入力タイミングが調整された一方のトランザクションに含まれる他のイベントの時刻が、他方のトランザクションに含まれる同一のイベントの時刻と不一致となるかを判断させ
、
判断結果として不一致が得られた1組のトランザクションと、調整した前記入力タイミングと、を競合させたい一対のイベントに対するタイミング調整結果として出力させる、
処理を実行させることを特徴とする競合テスト用タイミング調整プログラム。 - 前記半導体装置の入力のトランザクションと、前記イベントとを関連付けたイベントテーブルを生成させ、
競合させたい一対のイベントの入力に基づき、前記イベントテーブルを参照して、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択させることを特徴とする請求項1に記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。 - 前記判断結果として一致が生じた前記一方のトランザクションには低い優先度を付与することを特徴とする請求項1または2に記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
- 前記判断結果として一致が生じた後、前記一対のイベントに関連する前記トランザクションの組が残っていない場合には、一対のイベントに対するタイミング調整が不可であると判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
- 前記トランザクションをシミュレータに実行させ、前記イベントが生じた時刻を前記イベントテーブルに記録させることを特徴とする請求項2に記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
- 前記タイミング調整結果により得られた複数組のトランザクションをシミュレータに出力させ、
前記シミュレータのシミュレーション結果に基づき、前記一対のイベントにおける競合条件が満たされた場合に、一対のイベントに対するタイミング調整に関する情報を競合シナリオとして出力させる、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。 - 前記判断結果として一致が生じた前記一方のトランザクションは、前記イベントテーブルの優先度が低い格納位置に変更させることを特徴とする請求項2または5に記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
- 選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻のうち、時刻が最大値のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整させることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の競合テスト用タイミング調整プログラム。
- 半導体装置の内部信号を任意のイベントで競合させる競合タイミングを調整する競合テスト用タイミング調整方法において、
コンピュータが、
競合させたい一対のイベントの指定により、前記半導体装置の入力のトランザクションと前記イベントとに基づき、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択し、
選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整し、
入力タイミングが調整された一方のトランザクションに含まれる他のイベントの時刻が、他方のトランザクションに含まれる同一のイベントの時刻と不一致となるかを判断し、
判断結果として不一致が得られた1組のトランザクションと、調整した前記入力タイミングと、を競合させたい一対のイベントに対するタイミング調整結果として出力する、
処理を実行することを特徴とする競合テスト用タイミング調整方法。 - 半導体装置の内部信号を任意のイベントで競合させる競合タイミングを調整する競合テスト用タイミング調整装置において、
前記半導体装置の入力のトランザクションと、前記イベントとを関連付けたイベントテーブルと、
競合させたい一対のイベントの入力に基づき、前記イベントテーブルを参照して、前記一対のイベントに関連する複数の前記トランザクションを1組毎に選択し、
選択した1組の前記トランザクションに含まれる前記一対のイベントの時刻が一致するように、一方のトランザクションの入力タイミングを調整し、
入力タイミングが調整された一方のトランザクションに含まれる他のイベントの時刻が、他方のトランザクションに含まれる同一のイベントの時刻と不一致となるかを判断し、
判断結果として不一致が得られた1組のトランザクションと、調整した前記入力タイミングと、を競合させたい一対のイベントに対するタイミング調整結果として出力する競合シナリオ生成部と、
を有することを特徴とする競合テスト用タイミング調整装置。
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JP2013157057A JP6209892B2 (ja) | 2013-07-29 | 2013-07-29 | 競合テスト用タイミング調整プログラム、競合テスト用タイミング調整方法および競合テスト用タイミング調整装置 |
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