JP6209625B2 - ケーシング式土留工による危険物探査方法及びケーシング式土留工 - Google Patents

ケーシング式土留工による危険物探査方法及びケーシング式土留工 Download PDF

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Description

本発明は、ケーシング式土留工による危険物探査方法及びケーシング式土留工に関する。
現在、日本国内外を問わず、過去の戦争で使用された砲弾・爆弾等が何等かの原因で不発弾等の危険物となって地中に残留していることがある。そして、このような危険物が地下工事等の際に何等かの衝撃を受けて爆発し、人的、物的な損害を与えるという問題が度々生じてきた。
地下工事等を安全かつ円滑に進めるには、このような危険物の存在を事前に確認し、危険物が存在する場合には掘削作業を行ってこれを撤去することが肝要である。
このような危険物を確認・撤去する一般的な方法は、水平探査と鉛直探査を併用した概略探査により危険物の存在を確認する工程と、最終的に人為的に確認して危険物を撤去する工程とを経る方法である。
水平探査は、地表面下1.0m迄の探査であり、鉛直探査は地表面下1.0mよりも深い深度の探査である。
水平探査は、地表面上で実施される磁気探査であり、具体的には、作業者が両コイル型磁気傾度計等の磁気センサーを使用して磁気確認を行い、磁気確認によって検出される磁気異常点(以下、単に「異常点」ともいう。)位置の掘削、再度の磁気確認といった工程を繰り返しながら危険物の確認を行うものである。
鉛直探査は、ボーリングマシン等の機械により探査孔を削孔し、その中に磁気センサーを挿入することによって、地下深くに残留している危険物の有無を検知するものである。
ここで、鉛直探査に係る深さが地表面下1.5m程度で比較的浅い場合には、掘削に際して仮設土留工は不要であり、機械掘削、人力掘削及びその後の確認作業によって危険物を確認することができる。一方、鉛直探査に係る深さが地表面下1.50m程度よりも深い場合には、掘削に際して仮設土留工が必要となる。仮設土留工には、以下の(1)〜(2)のような工法がある。
(1)ライナープレート式土留工、軽量鋼矢板土留工等により仮設土留を施し、機械掘削、人力掘削及びその後の磁気探査を繰り返しながら、危険物の確認・撤去を行う。
(2)鋼矢板土留支保工等により大掛かりな仮設土留を施し、機械掘削、人力掘削及びその後の磁気探査を繰り返しながら、危険物の確認・撤去を行う。
なお、磁気センサーを用いた磁気探査技術として、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。特許文献1には、図11に示すように、打撃式掘削により非磁性体製のケーシング101を地中に圧入して直径約100mm程度の探査孔102を掘削し、次にケーシング101に磁気センサー103を挿入し、この磁気センサー103により地中の磁気量の変化を測定して磁性体の存在を確認する技術が開示されている。
特開平11−183633号公報
ところで、上記鉛直探査によって地中深い位置における危険物の確認を行う場合や、上記特許文献1に開示された技術によって磁性体すなわち危険物の存在を確認した後に当該危険物を除去する場合には、鋼矢板土留工等の大型な仮設土留工が必要であった。
そして、大型な仮設土留工が必要であることは、工期を長期化させたり周辺地域への安全、環境等に多大な影響を及ぼしたりする問題があった。工期が長期化することは、工費が高額になるという問題も引き起こした。
また、鉛直探査に用いられる一般的な土留材は鋼材である。そのため、鉛直探査において機械掘削、人力掘削及びその後の磁気探査を繰り返して危険物を確認する場合には、土留材の磁気と危険物の磁気とが干渉し、危険物の位置や大きさを正確に確認することが困難になるという問題があった。
そして、危険物の位置と大きさを正確に確認できない場合、危険物を爆発に至らせる可能性が高まるために慎重を期するために工期が長くなった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、危険物探査に係る工期を短くするとともに、精度良く危険物を探査可能なケーシング式土留工による危険物探査方法及びケーシング式土留工を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係るケーシング式土留工による危険物探査方法は、水平探査及び鉛直探査を含む磁気探査により検出された磁気異常点を確認探査する工程を含む危険物探査方法であって、前記磁気異常点の周囲を囲むように、磁気センサーを取付可能なケーシング式土留工を地中に圧入する工程と、前記圧入する工程において前記ケーシング式土留工が圧入された後に前記ケーシング式土留工の内側の土砂・岩石を掘削排土する工程と、前記圧入する工程及び前記掘削排土する工程と並行して行われ、前記ケーシング式土留工に取り付けられた磁気センサーを用いて地中の磁気を測定する工程と、を含むことを特徴とする。
また上記の目的を達成するために、本発明に係るケーシング式土留工は、危険物探査において用いられるケーシング式土留工であって、前記ケーシング式土留工は、円筒状の筐体であり、且つ、当該筐体の内側面には鉛直上下方に延び且つ前記磁気センサーを挿通可能な中空管が少なくとも2つ配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、危険物探査に係る工期を短くするとともに、精度良く危険物を探査することができる。
本発明の実施形態に係る危険物の磁気探査の実施手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る磁気探査を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る異常点確認探査の実施手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る異常点確認探査を説明するための模式図である。 本発明の実施形態に係る第1ケーシング式土留工の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るケーシング式土留工の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る磁気センサーの検知範囲を説明する図である。 本発明の実施形態に係るケーシング式土留工の連結機構の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るケーシング式土留工に設けられた鋼管同士の連結態様の一例を説明するための図である。 図6に示すケーシング式土留工を下方向から見た図である。 従来の地中における磁性体の探査方法の一例を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[危険物の磁気探査]
図1は、本発明の実施形態に係る危険物の磁気探査の実施手順の一例を示すフローチャートである。図2は、本発明の実施形態に係る磁気探査を説明するための模式図である。
不発弾等の危険物の磁気探査は、図1に示す手順で実施される。以下、図1のフローチャートに示す各手順を、適宜図2を参照しながら説明する。
まず、ステップS1において水平探査を行う(図1中符号S1)。水平探査とは、地表面1(図2参照)上で実施される磁気探査である。具体的には、地表面1の所定の探査範囲において、作業者が両コイル型磁気傾度計等の磁気センサー(不図示)を使用して当該地表面1下1.0mの範囲内に危険物が無いかどうかを確認する探査である。この水平探査は、探査範囲の比較的浅い地中に存在する不発爆弾等の危険物の存在を把握するためのものである。
ステップS1に係る水平探査により、地表面1下1.0mの範囲内に危険物が有ることが確認された場合には、人的作業により当該危険物の撤去作業を行う。同範囲内に危険物が無いことが確認された場合には、続くステップS2の鉛直探査に進む。
ステップS2に進むと、鉛直探査を行う(図1中符号S2)。鉛直探査とは、ボーリングマシン2等により探査孔3を削孔し、探査孔3の中に磁気センサー(不図示)を挿入して磁性体としての危険物の有無を確認する磁気探査である。削孔は、ノンコアボーリングによって行う。また、探査孔3の孔壁を保護するために、ガイドパイプ(ステンレスパイプ)4を挿入し、探査開始位置から孔底の安全を確認しながら削孔作業及び探査作業を繰り返して計画深度まで削孔する。
その後ステップS3に進み、異常反応検知・記録を行う(図1中符号S3)。ステップS3では、ステップS2において磁気センサーにより地中の磁気量の変化を測定した測定結果に基づいて磁気異常反応すなわち磁性体の反応を検知し、磁性体の存在を確認して記録する。
具体的には、ステップS3における磁気センサーの出力に基づいて、磁性体の有無を判定する。なお、磁性体が無い場合、磁気センサーの出力はほとんど直線状態の波形となる。一方、磁性体が存在する場合、磁気センサーの出力は波状の波形となる。磁気センサーの測定レンジを2種類以上設定した記録紙を解析することで、磁性体の埋設深度、磁気センサーから磁性体までの距離、磁気量等、更には磁性体の位置及び大きさを算出し、これを記録する。
その後ステップS4に進み、探査を終了する(図1中符号S4)。ステップS4では、ステップS2で地中に挿入されたガイドパイプ4を引き抜き、探査孔3の埋戻しを行う。この埋戻しでは、地盤沈下の防止のため、基盤層、基層及び表層に分けた各層毎にその層に適した埋戻し材を使用して行う。
以上ステップS1〜S4に示す手順により、磁性体としての危険物の磁気探査が実施される。なお、これらステップS1〜S4に係る処理により磁性体としての危険物が無いと判定された場合、通常の地下工事等が遂行される。一方、磁性体としての危険物が有ると判定された場合、すなわち磁気異常点(異常点)が検出された場合には、図3に示す確認探査に進む。
[異常点確認探査]
図3は、本発明の実施形態に係る異常点確認探査の実施手順の一例を示すフローチャートである。図4は、本発明の実施形態に係る異常点確認探査を説明するための模式図である。図5は、本発明の実施形態に係る第1ケーシング式土留工の一例を示す図である。図6は、本発明の実施形態に係るケーシング式土留工の一例を示す図である。
図1に示す一連の処理により磁性体が有ると判定された場合、すなわち磁気異常点(異常点)が検出された場合、続いて異常点の確認探査が図3に示す手順で実施される。以下、図3に示すフローチャートに示す各手順を、適宜図4〜図6を参照しながら説明する。
なお、図4では、第1ケーシング式土留工11、第2ケーシング式土留工12、第3ケーシング式土留工13、第4ケーシング式土留工14の順に4つのケーシング式土留工30が地中に圧入された状態を例示している。
図5では、第1ケーシング式土留工11の半分が地中に圧入された状態を例示している。図6では、これら第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14が接続された状態の斜視図を示している。なお、第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14の連結機構については、図8を用いて後述する。
まずステップS10において、異常点の位置選定を行い、整地を行う(図3中符号S10)。ステップS10では、図1で磁性体が有ると判定された場合の磁気センサーの出力データに基づいて異常点位置を選定する。その後、選定された異常点位置に応じて圧入機21や油圧クラムシェル22等(以下、これらを総称する場合、「ケーシング式土留工建築機械20」という、図4参照)を設置すべき配置を計画し、事前に地盤確認を行い、必要に応じて不陸整正や敷鉄板を設置する。
次にステップS11に進み、ケーシング式土留工建築機械20を搬入する(図3中符号S11)。ケーシング式土留工建築機械20は、前述の通り圧入機21や油圧クラムシェル22等である。
本実施形態に係る圧入機21は、中空円筒状の第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14を地盤中に貫入させて設置する機械であり、例えば回転圧入させる全周回転式圧入機や、揺動させながら圧入させる揺動式圧入機である。一方、油圧クラムシェル22は、第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14のケーシング内側の土砂・岩石を掘り取る掘削機械である。なお、ステップS11では、その他の使用機材も搬入する。
その後ステップS12に進み、搬入されたケーシング式土留工建築機械20を据え付ける(図3中符号S12)。ステップS12では、圧入機21は、異常点位置を略中心として異常点の周囲を囲むように第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14を圧入できるよう、水準器と調整ジャッキにより水平にセットされる。なお、ケーシング式土留工建築機械20は試運転を行い、必要に応じて共回り防止用アンカー及びカウンターウエイト(不図示)を設置する。
続いてステップS13に進み、まず第1ケーシング式土留工11を建込む(図3中符号S13)。ステップS13では、圧入機21の上部フレームのチャックを開放し、クレーン(不図示)によって第1ケーシング式土留工11を建込む。その後チャックを締め付け、第1ケーシング式土留工11を固定する。
続いてステップS14に進み、圧入・掘削排土と並行して磁気測定を行う(図3中符号S14)。ステップS14では、圧入機21を作動させて、まず第1ケーシング式土留工11を地盤A内に一定深さ(例えば第1ケーシング式土留工11の高さの略半分)貫入させながら全周回転圧入又は揺動圧入させる。その後、油圧クラムシェル22により第1ケーシング式土留工11の内側の土砂・岩石を掘削排土する。
また、圧入・掘削排土と並行して、作業者が、第1ケーシング式土留工11の上側開口部から、先端に細長円柱状の磁気センサー15(例えば1軸差動フラックスゲート型の磁気探知器)が取り付けられたケーブル16であってインナーガイド管19に挿通されたものを挿入し、磁気センサー15の先端が第1ケーシング式土留工11の下端に到達するまで吊り下げる(図5参照)。インナーガイド管19は、クランプ18等によってその吊り下げ位置・吊り下げ方向が固定され、第1ケーシング式土留工11の上側開口部から鉛直下方向に吊り下げられる。クランプ18は、第1ケーシング式土留工11の上側開口部の直径両端位置2箇所に設けられる。
なお、磁気センサー15及びケーブル16は、インナーガイド管19に挿通される。インナーガイド管19は、非磁性体であるチタン等により形成される中空管であり、その内径は、磁気センサー15及びケーブル16が挿通可能な大きさである。このインナーガイド管19は、例えば1m単位の管を複数本繋げることで構成される。そして、圧入機21によって第1ケーシング式土留工11を回転又は揺動させながら、この磁気センサー15により地中の磁気を測定する。測定結果は、ケーブル16を介して解析装置17に送信される。
図5に示す第1ケーシング式土留工11は、断面円径2m、高さ2mの円筒状の筐体である。この第1ケーシング式土留工11の下縁端部11aは、鋸歯状に形成されている。これにより、地中への容易な圧入が可能となっている。このような第1ケーシング式土留工11は、例えばステンレス鋼等の非磁性体で形成されている。
このように、第1ケーシング式土留工11及びインナーガイド管19が非磁性体で構成されている。そのため、インナーガイド管19に挿入された磁気センサー15が磁気を測定する際に、磁気センサー15がケーシング式土留工11やインナーガイド管19に反応することが無い。従って、正確な磁気測定、すなわち危険物の正確な位置特定が可能となる。
また、従前の方法に係るステップS14に対応する工程では、圧入・掘削排土した後に、作業者が、第1ケーシング式土留工11の内部に降りて直接磁気測定を行っていた。そのため、作業者が地下に降りる手間がかかっていた上、安全面でのデメリットも大きかった。一方、本実施形態によれば、作業者による直接の磁気測定が不要であり、且つ、圧入・掘削排土と磁気測定とを並行して行うことができる。そのため、危険物確認探査に係る工期の短縮につながる。
さらに、本実施形態に係る第1ケーシング式土留工11によれば、磁気センサー15の検知範囲が図7の斜線部に示す範囲になる。図7は、本発明の実施形態に係る磁気センサーの検知範囲を説明する図である。図7に示す斜線部は、第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14の全てを地中に圧入した場合における磁気センサー15の検知範囲を鉛直上方向から見た図を示しているが、第1ケーシング式土留工11のみを地中に圧入した場合も同様である。これは、ケーシング式土留工11の全周回転又は揺動に伴って、磁気センサー15自体がケーシング式土留工11の回転中心軸周りに回転又は揺動することと、磁気センサー15の検知範囲が例えば水平方向に1m程度であることに起因する。従って、磁気センサー15はケーシング式土留工11の内外の磁気を満遍なく測定することが可能となるため、精度良く危険物の確認探査を行うことが可能となる。
なお、図3のステップS14において解析装置17が磁気センサー15の出力に基づいて磁気異常反応を検知した場合には、圧入及び掘削排土の作業は一旦中止する。
その後ステップS15に進み、異常点を確認する(図3中符号S15)。ステップS15では、磁気センサー15の出力に基づいて検知された磁気異常反応物を確認し、当該反応物が鉄筋等のように非危険物である場合には、作業者のみによる撤去作業を行う。一方、当該反応物が危険物である場合には、所轄警察及び爆弾処理班等に連絡をして周囲の安全を確保した上で撤去作業を行う。
また、ステップS15において磁気異常反応物の撤去を行った後に、再度磁気センサー15による磁気異常反応の消滅及び磁気異常反応物の残存を確認する。これは、複数の磁性体が存在する場合に撤去されていない磁性体の存在を見逃してしまうことを防止し、確実に磁性体の撤去を行うためのものである。
磁気異常反応の消滅が確認された場合には、磁気センサー15及びケーブル16が挿通されたインナーガイド管19を一旦引き抜く。その後、圧入機21によって第1ケーシング式土留工11を地盤A内に更に一定深さ(例えば第1ケーシング式土留工11の高さの残り略半分)貫入させて全周回転圧入又は揺動圧入させる。
また、圧入・掘削排土と並行して、作業者は、再び第1ケーシング式土留工11の上側開口部から、先端に磁気センサー15が取り付けられたケーブル16であってインナーガイド管19に挿通されたものを挿入し、磁気センサー15の先端が第1ケーシング式土留工11の下端に到達するまで吊り下げる。インナーガイド管19は、前述と同様のクランプ18等によってその吊り下げ位置・吊り下げ方向が固定され、第1ケーシング式土留工11の上側開口部から鉛直下方向に吊り下げられる。
そして、圧入機21によって第1ケーシング式土留工11を回転又は揺動させながら、この磁気センサー15により地中の磁気を測定する。測定結果は、ケーブル16を介して解析装置17に送信される。その後、解析装置17による解析並びに必要がある場合には撤去作業・その後の磁気異常反応の消滅確認作業を行う。その後磁気センサー15及びケーブル16を引き抜き、次の工程に進む。
その後図3のステップS13に戻り、第2ケーシング式土留工12を建込む(図3中符号S13)。このステップS13では、圧入機21の上部フレームのチャックを開放し、クレーン(不図示)によって第2ケーシング式土留工12を建込む。その後チャックを締め付け、第2ケーシング式土留工12を固定する。
続いてステップS14に進み、圧入・掘削排土と並行して磁気測定を行う(図3中符号S14)。ステップS14では、第2ケーシング式土留工12を第1ケーシング式土留工11の上部に連結し、圧入機21を作動させて、第1ケーシング式土留工11及び第2ケーシング式土留工12を地盤A内に一定深さ(例えば第2ケーシング式土留工12の高さの略半分)貫入させながら全周回転圧入又は揺動圧入させる。その後、より地中深くに圧入された第1ケーシング式土留工11の内側の土砂・岩石を、油圧クラムシェル22により掘削排土する。
また、圧入・掘削排土と並行して、作業者が、第2ケーシング式土留工12の上側開口部から、先端に磁気センサー15が取り付けられたケーブル16であってインナーガイド管19に挿通されたものを挿入し、磁気センサー15の先端が第1ケーシング式土留工11の下端に到達するまで吊り下げる。インナーガイド管19は、前述と同様にクランプ(クランプ18に相当)等によってその吊り下げ位置・吊り下げ方向が固定され、第2ケーシング式土留工12の上側開口部から鉛直下方向に吊り下げられる。ここでいうクランプは、第2ケーシング式土留工12の上側開口円の直径両端位置2箇所に設けられる。
そして、圧入機21によって第1ケーシング式土留工11及び第2ケーシング式土留工12を回転又は揺動させながら、この磁気センサー15により地中の磁気を測定する。測定結果は、ケーブル16を介して解析装置17に送信される。その後、解析装置17による解析並びに必要がある場合には撤去作業・その後の磁気異常反応の消滅確認作業を行う。その後、磁気センサー15及びケーブル16が挿通されたインナーガイド管19を引き抜き、第2ケーシング式土留工12の圧入・掘削排土・磁気測定・解析等の処理を繰り返す。
なお、第2ケーシング式土留工12の具体的構成は、鋸歯状に形成された下縁端部11aを有さない点を除いて、第1ケーシング式土留工11と同様であるとしてここでは説明を省略する。
その後図3のステップS13に戻り、第3ケーシング式土留工13を建込む(図3中符号S13)。このステップS13では、圧入機21の上部フレームのチャックを開放し、クレーン(不図示)によって第3ケーシング式土留工13を建込む。その後チャックを締め付け、第3ケーシング式土留工13を固定する。
続いてステップS14に進み、圧入・掘削排土と並行して磁気測定を行う(図3中符号S14)。ステップS14では、第3ケーシング式土留工13を第2ケーシング式土留工12の上部に連結し、圧入機21を作動させて、第3ケーシング式土留工13、第2ケーシング式土留工12及び第1ケーシング式土留工11を地盤A内に一定深さ(例えば第3ケーシング式土留工13の高さの略半分)貫入させながら全周回転圧入又は揺動圧入させる。その後、より地中深くに圧入された第1ケーシング式土留工11の内側の土砂・岩石を、油圧クラムシェル22により掘削排土する。
また、圧入・掘削排土と並行して、作業者が、第3ケーシング式土留工13の内側面に配設された円筒状の鋼管13a(図6参照)の上側開口部から、磁気センサー15及びケーブル16が挿通されたインナーガイド管19を挿入し、磁気センサー15の先端が第1ケーシング式土留工11の下端に到達するまで吊り下げる。インナーガイド管19が鋼管13a内を挿通されることで、インナーガイド管19の吊り下げ位置・吊り下げ方向が固定される。
そして、圧入機21によって第1ケーシング式土留工11〜第3ケーシング式土留工13を回転又は揺動させながら、この磁気センサー15により地中の磁気を測定する。測定結果は、ケーブル16を介して解析装置17に送信される。その後、解析装置17による解析並びに必要がある場合には撤去作業・その後の磁気異常反応の消滅確認作業を行う。その後、磁気センサー15及びケーブル16が挿通されたインナーガイド管19を引き抜き、第3ケーシング式土留工13の圧入・掘削排土・磁気測定・解析等の処理を繰り返す。
図6に示す第3ケーシング式土留工13は、第1ケーシング式土留工11や第2ケーシング式土留工12と同様に、断面円径2m、高さ2mの円筒状の筐体である。ただし、第1ケーシング式土留工11や第2ケーシング式土留工12と異なり、この第3ケーシング式土留工13の内側面には1対の鋼管13aが配設されている。これら1対の鋼管13aは、第3ケーシング式土留工13の上側開口円部の直径両端から鉛直上下方向に沿ってそれぞれ配設される中空管である。この鋼管13aの内径は、インナーガイド管19が挿通可能な大きさである。なお、このような第3ケーシング式土留工13は、例えば鋼鉄等の磁性体で形成されている。
このように、第3ケーシング式土留工13及び鋼管13aは、第1ケーシング式土留工11や第2ケーシング式土留工12と異なり、磁性体で構成されている。これは、第1ケーシング式土留工11の深さ位置まで挿入される磁気センサー15の磁気測定範囲から、第3ケーシング式土留工13が離間しているので、当該第3ケーシング式土留工13が磁性体であることによる影響を受けにくいためである。そのため、第3ケーシング式土留工13は、磁性体であっても非磁性体であっても良く、安価な鋼鉄等の磁性体で構成される。これにより、工費を安価に抑えることができる。
その後図3のステップS13に戻り、第4ケーシング式土留工14を建込む(図3中符号S13)。このステップS13では、圧入機21の上部フレームのチャックを開放し、クレーン(不図示)によって第4ケーシング式土留工14を建込む。その後チャックを締め付け、第4ケーシング式土留工14を固定する。
続いてステップS14に進み、圧入・掘削排土と並行して磁気測定を行う(図3中符号S14)。ステップS14では、第4ケーシング式土留工14を第3ケーシング式土留工13の上部に連結し、圧入機21を作動させて、第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14を地盤A内に一定深さ(例えば第4ケーシング式土留工13の高さの略半分)貫入させながら全周回転圧入又は揺動圧入させる。その後、より地中深くに圧入された第1ケーシング式土留工11の内側の土砂・岩石を、油圧クラムシェル22により掘削排土する。
また、圧入・掘削排土と並行して、作業者が、第3ケーシング式土留工14の内側面に配設された円筒状の鋼管14a(図6参照)の上側開口部から、磁気センサー15及びケーブル16が挿通されたインナーガイド管19を挿入し、磁気センサー15の先端が第1ケーシング式土留工11の下端に到達するまで吊り下げる。インナーガイド管19が鋼管14a内を挿通されることで、インナーガイド管19の吊り下げ位置・吊り下げ方向が固定される。
そして、圧入機21によって第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14を回転又は揺動させながら、この磁気センサー15により地中の磁気を測定する。測定結果は、ケーブル16を介して解析装置17に送信される。その後、解析装置17による解析並びに必要がある場合には撤去作業・その後の磁気異常反応の消滅確認作業を行う。その後、磁気センサー15及びケーブル16が挿通されたインナーガイド管19を引き抜き、第4ケーシング式土留工14の圧入・掘削排土・磁気測定・解析等の処理を繰り返す。
なお、第4ケーシング式土留工14の具体的構成は、第3ケーシング式土留工13と同様であるとしてここでは説明を省略する。第4ケーシング式土留工14における鋼管14aは、第3ケーシング式土留工13における鋼管13aに相当する。
以上説明してきたステップS13〜S15の繰り返しにより、第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14を継ぎ足しながら、異常点が存在する深度まで複数のケーシング式土留工を圧入する。また、圧入・掘削排土と並行して、磁気センサー15による磁気測定を行って危険物を確認している。
続いてステップS16に進み、埋戻し・引抜きを行う(図3中符号S16)。ステップS16では、圧入機21による第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14の引き抜きと、掘削等で発生した土砂を埋戻し材として使用する埋戻しとを交互に行う。なお、埋戻しに際しては、1層厚さ20cm毎にタンパ等で十分締固めを行い、地盤沈下が生じないように施工する。
続いてステップS17に進み、機器撤去・搬出を行う(図3中符号S17)。ステップS17では、ステップS16で引き抜かれた第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14を撤去した後に、ケーシング式土留工建築機械20の撤去・搬出を行う。
続いてステップS18に進み、施工完了する(図3中符号S18)。ステップS18では、ステップS17で機器が撤去・搬出された後の地表面1を整地して施工完了となる。
以上ステップS10〜S18に示す手順により、異常点の確認探査が実施される。なお、特にステップS13〜S15に係る手順により磁性体(異常物)が無いと判定された場合、通常の地下工事等が遂行される。
なお、上記説明では、第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14の4つのケーシング式土留工が継ぎ足されて地中に圧入される場合を例示して説明してきたが、継ぎ足されるケーシング式土留工の数は4つに限定されるものではない。また、3つ以上のケーシング式土留工を配設する場合には、最初に圧入される第1ケーシング式土留工11及び2番目に圧入される第2ケーシング式土留工12を非磁性体で形成し、3番目以降に圧入される第3ケーシング式土留工13等を磁性体で形成することが望ましい。これは、前述の通り、磁気センサー15の測定精度の向上並びに安価な工費の実現のためである。
また、第1ケーシング式土留工11及び第2ケーシング式土留工12は、ステンレス鋼以外のコンクリート製又はチタン製等であってもよい。このように、ケーシング式土留工30のうち鉛直下方に配置される第1ケーシング式土留工11及び第2ケーシング式土留工12を非磁性体で形成することで、安全に且つ誤認を起こさないように危険物を検知することができる。
また、上記説明では、磁気センサー15が1軸差動フラックスゲート型の磁気探知器である場合を例に挙げて説明したが、この場合に限らない。例えば両コイル型磁気傾度計であってもよい。ただし、1軸差動フラックスゲート型の磁気探知器が望ましい。これは、1軸差動フラックスゲート型の磁気探知器を用いる場合、両コイル型磁気傾度計の場合に比べて少ない鉛直方向の掘削量で、両コイル型磁気傾度計と同様の範囲の磁気測定が可能なためである。
また、上記説明では、第3ケーシング式土留工13及び第4ケーシング式土留工14において2箇所に鋼管13a、14aを設けた場合を例に挙げて説明したが、この場合に限らない。例えば各ケーシング式土留工の上面開口円に沿って3箇所や4箇所に等間隔に離間させて設けてもよい。また例えば、第1ケーシング式土留工11及び第2ケーシング式土留工12においても鋼管に対応する非磁性体のガイド管を配設しても良い。
[ケーシング式土留工の補足]
図8は、本発明の実施形態に係るケーシング式土留工の連結機構の一例を説明するための図である。図8では、第1ケーシング式土留工11と第2ケーシング式土留工12との連結機構を示している。
図8に示すように、第1ケーシング式土留工11の上面開口部周縁には、複数の切り欠き部11bが形成されている。各切り欠き部11bは、鋭角の先端部11cを有する五角形状の溝部分である。更に、各切り欠き部11bの略中間位置には、横並びに3個の貫通孔(ネジ孔)11dが形成されている。
一方、第1ケーシング式土留工11と連結される第2ケーシング式土留工12は、下部(下面から所定高さLの範囲)が、その他の部分に比べて断面円径がやや短く形成されており、その外側面上には前述の各切り欠き部11bと対応して突起部(ほぞ)12aが形成されている。各突起部12aは、鋭角の先端部12bを有する五角形状の突起部分である。更に、各突起部12aの略中間位置には、前述の貫通孔11dに対応する貫通孔(ネジ孔)12cが形成された平型くさび(コッタ)12dが設けられている。
このような構成により、第2ケーシング式土留工12が第1ケーシング式土留工11と連結される際には、各切り欠き部11bと各突起部12aとが嵌合され、更に、平型くさび12dの貫通孔12cと貫通孔11dとが位置合わせされる。その後、第2ケーシング式土留工12の内側面側より、貫通孔12cと貫通孔11dとがボルト締めされる。これにより、第1ケーシング式土留工11と第2ケーシング式土留工12は、回転中のズレや歪みが生じないように連結(接合)される。
なお、第2ケーシング式土留工12と第3ケーシング式土留工13との連結機構、及び、第3ケーシング式土留工13と第4ケーシング式土留工14との連結機構も同様である。
図9は、本発明の実施形態に係るケーシング式土留工に設けられた鋼管同士の連結態様の一例を説明するための図である。図10は、図6に示すケーシング式土留工を下方向から見た図である。
図9に示すように、第3ケーシング式土留工13において、鋼管13aと鋼管14aとは軸心が同一となるよう、接続管31を介して接続されている。
図9では、図6における鋼管13aと鋼管14aとの間の接続態様を示している。鋼管13aには、C型加工された円筒状の鋼管である接続管31がボルト32によって固設される。この接続管31の上部円筒内に鋼管14aが差し込まれて接続される。これにより、鋼管13aと鋼管14aとは軸心が同一となる。
このように第1ケーシング式土留工11〜第4ケーシング式土留工14が継ぎ足されて地中に圧入される場合、新たに継ぎ足されるケーシング式土留工(例えば第4ケーシング式土留工14)に配設された中空管(鋼管14a)の軸心と、その前に継ぎ足されたケーシング式土留工(例えば第3ケーシング式土留工13)に配設された中空管(鋼管13a)の軸心と同一となるよう互いに接続する。これにより、磁気センサー15及びケーブル16が通されたインナーガイド管19の挿通を可能とする。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものであり、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
11 第1ケーシング式土留工
11a ガイド管
12 第2ケーシング式土留工
12a 鋼管
13 第3ケーシング式土留工
13a 鋼管
14 第4ケーシング式土留工
14a 鋼管
15 磁気センサー
16 ケーブル

Claims (5)

  1. 水平探査及び鉛直探査を含む磁気探査により検出された磁気異常点を確認探査する工程を含む危険物探査方法であって、
    前記磁気異常点の周囲を囲むように、磁気センサーを取付可能なケーシング式土留工を地中に圧入する工程と、
    前記圧入する工程において前記ケーシング式土留工が圧入された後に前記ケーシング式土留工の内側の土砂・岩石を掘削排土する工程と、
    前記ケーシング式土留工の全周回転圧入又は揺動圧入と並行して行われ、前記ケーシング式土留工に取り付けられた磁気センサーを用いて地中の磁気を測定する工程と、
    を含むことを特徴とするケーシング式土留工による危険物探査方法。
  2. 前記ケーシング式土留工は、円筒状の筐体であり、且つ、当該筐体の内側面には前記磁気センサーを挿通可能な少なくとも2つの中空管が鉛直上下方に沿って配設されており、
    前記測定する工程では、ケーブルに接続された前記磁気センサーを前記中空管の下端まで挿入し、当該磁気センサーにより地中の磁気を測定することを特徴とする請求項1に記載の危険物探査方法。
  3. 前記圧入する工程において複数の前記ケーシング式土留工が継ぎ足されて地中に圧入される場合、新たに継ぎ足されるケーシング式土留工に配設された前記中空管の軸心と、最後に継ぎ足されたケーシング式土留工に配設された前記中空管の軸心と同一となるよう互いに接続することを特徴とする請求項2に記載の危険物探査方法。
  4. 前記圧入する工程において複数の前記ケーシング式土留工が継ぎ足されて地中に圧入される場合、最初に圧入される第1ケーシング式土留工及び2番目に圧入される第2ケーシング式土留工は非磁性体で形成されており、3番目以降に圧入されるケーシング式土留工は磁性体で形成されていることを特徴とする請求項2に記載の危険物探査方法。
  5. 危険物探査において用いられるケーシング式土留工であって、
    前記ケーシング式土留工は、円筒状の筐体であり、且つ、当該筐体の内側面には前記磁気センサーを挿通可能な少なくとも2つの中空管が鉛直上下方に沿って配設されていることを特徴とするケーシング式土留工。
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