JP6207757B2 - 小型手動圧力コーヒーポット - Google Patents

Description

本発明は、簡単な手動操作を通じて濃縮コーヒーを作るための小型手動圧力コーヒーポットに関するものであり、日常生活における台所用品分野に属するものである。

人々の生活レベルが続々と高くなるにつれ、コーヒーはすでに人々の生活に深く溶け込んでいる。現在、コーヒーを作る器具の種類は色々あり、その中で、ポンプ式コーヒーポットによって作られたコーヒーの濃度が最も高く、効果が最も良いが、製造コストが高く、構造が複雑で、外形も比較的大きい。

高濃縮コーヒー飲料を便利に作り出すために、本発明は真新しい技術として、簡単な手動操作だけで、大きな圧力を得ることができ、高濃度で、多くの泡沫を含むコーヒーを作り出し、ポンプ式高圧コーヒー機のような優れた効果が得られる小型手動圧力コーヒーポットを提供することを目的とする。この小型手動圧力コーヒーポットは、コーヒーカプセルを使用することもできれば、直接コーヒー粉を使用することもでき、使用範囲が広く、使用が簡単である。また、洗浄もし易く、安全性も高いため、衛生的で環境に優しい。また、コンパクトで携帯し易く、コストが低い。

本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットは、ポット本体と、前記ポット本体に支えられたフィルタボウルと、前記フィルタボウル内に収容されたピストン式圧力ポンプおよびコーヒーケースコンポーネントを含み、前記フィルタボウルは前記ポット本体と取り外し可能に接続し、且つ前記フィルタボウルは、一つの隔壁によって前記フィルタボウルのキャビティを、お湯を入れるための上部空間と、前記コーヒーケースコンポーネントを収容するための下部空間とに分けられ、且つ前記ピストン式圧力ポンプは前記フィルタボウルの前記上部空間に収容され、前記ピストン式圧力ポンプの下端は前記隔壁の中心にある貫通孔を抜き通るように設置され、且つ前記ピストン式圧力ポンプのポンプ本体の下端には、前記フィルタボウルの前記上部空間と連通する給水逆止め弁および前記フィルタボウルの前記下部空間を連通する排水逆止め弁が設置され、前記コーヒーケースコンポーネントはコーヒー粉ケースおよび前記コーヒー粉ケースの外側に嵌めたスリーブを含み、前記スリーブと前記フィルタボウルはねじ連結され、前記コーヒー粉ケースの底部には排水孔が設けられること、を特徴とする。

本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットは、簡単な手動操作だけで、大きな圧力を得ることができ、高濃度で、多くの泡沫を含むコーヒーを作り出し、ポンプ式高圧コーヒー機のような優れた効果が得られる。この小型手動圧力コーヒーポットは、コーヒーカプセルを使用することもできれば、直接コーヒー粉を使用することもでき、使用範囲が広く、使用が簡単である。また、洗浄もし易く、安全性も高いため、衛生的で環境に優しい。また、コンパクトで携帯し易く、コストが低い。

本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットの一実施例の縦断面構造図である。 本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットの一実施例のコンポーネント図である。 本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットの一実施例の外形図である。 本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットの一実施例の部品分解図である。 本発明に係る小型手動圧力コーヒーポットの他の実施例の縦断面構造図である。

以下、本発明の目的、技術およびメリットをより明白にするために、添付図面と実施例に合わせて、本発明についてさらに詳しく説明する。なお、ここで説明する実施例は、単に本発明を説明するために使われるものであり、本発明を限定するものではない。

図１〜４に示すように、本発明の一実施例における小型手動圧力コーヒーポット１００は上下構造からなり、主にポット本体１０と、ポット本体１０の上に支えられたフィルタボウル２０と、フィルタボウル２０内に収容されたピストン式圧力ポンプおよびコーヒーケースコンポーネントを含む。

ポット本体１０の底部にはコーヒーカップ８０を置くためのボトムカバー１１が設置され、ポット本体１０の上部にはフィルタボウル２０をボトムカバー１１の上方に支えて固定するためのサポート構造が設置され、ボトムカバー１１とフィルタボウル２０との間にはコーヒーカップ８０を入れたり取ったりすることのできる開放式空間がある。当然ながら、フィルタボウル２０を直接コーヒーカップ８０の上方に置くことも可能である。

フィルタボウル２０とポット本体１０とは取り外し可能に接続され、且つフィルタボウル２０は一つの隔壁２１によってお湯を入れるための上部空間とコーヒーケースコンポーネントを収容するための下部空間とに分けられ、上部空間内にはピストン式圧力ポンプが収容され、隔壁２１の中心には一つの貫通孔が設けられる。当該コーヒーケースコンポーネントの中にはコーヒー粉を入れることができる。

ピストン式圧力ポンプは、ポットカバー３１と、ポンプ本体３２と、ポンプカバー３３およびポンプ本体３２内を抜き通るように設置されたピストンロッド３４を含む。ポットカバー３１はポットカバー３１の外縁に位置する外筒３１１およびポットカバーの中心に位置する内筒３１２を含み、外筒３１１の内周壁はフィルタボウル２０の外周壁とねじ接続される。勿論、外筒３１１の内周壁とフィルタボウル２０の外周壁とは他の方式で取り外し可能に接続してもよい。ポンプ本体３２の上端はポットカバー３１の内筒３１２を抜き通るように設置され、ポンプカバー３３はポンプ本体３２の上部に固定的に設置され、且つポンプカバー３３はポットカバー３１の内筒３１２に収容されるとともに、内筒３１２の底部の上端面に当接され、ポンプ本体３２にはポットカバー３１の内筒３１２の下端面に当接されるフランジ３２１が設けられる。これにより、ポットカバー３１はポンプ本体３２のフランジ３２１とポンプカバー３３との間に挟まれるように配置されるため、ポットカバー３１とポンプ本体３２は一つの軸方向に固定され回転可能なコンポーネントに連結される。ポンプ本体３２の下端は隔壁２１の中心にある貫通穴を抜き通るように設置され、且つポンプ本体３２の下端には、フィルタボウル２０の上部空間と連通し、水がフィルタボウル２０の上部空間からポンプ本体３２の中に流れることができる給水逆止め弁と、フィルタボウル２０の下部空間と連通し、水がポンプ本体３２の内腔からフィルタボウル２０の下部空間に流れることができる排水逆止め弁が設置される。

図１に示す実施例において、ポンプ本体３２の下部には、ポンププラグ３５があり、ポンププラグ３５とポンプ本体３２との間にはシールゴムリング３８が設置される。ピストンロッド３４はポンプカバー３３によってポンプ本体３２内に制限され、ピストンロッド３４の下端にはピストン３６が連結され、ピストン３６とポンププラグ３５との間にはばね３７が設置される。当然ながら、ばね３７はただピストン３６のリセット機能を提供し、ばね３７を設置せず、直接手動の方式でピストン３６を持ち上げてリセットさせることもできる。シールゴムリング３８はポンププラグ３５上部のリング溝内に嵌めることによって、ポンププラグ３５とポンプ本体３２の内円はシール嵌めされ、ポンプ本体３２とポンププラグ３５は一体的に接続される。

ピストン３６上にはピストンシールリング３６１が嵌められ、これによって、ピストン３６とポンプ本体３２の内壁は滑り嵌めとなり、ピストロッド３４の下端とピストン３６はねじ連結となり、ばね３７はピストン３６とポンプ本体３２の底部の両端の間を支え、ピストン３４を上にリセットさせることができる。

ポンププラグ３５は隔壁２１の貫通孔を抜き通るように設置され、当該隔壁２１の貫通孔はポンププラグ３５によって塞がれるので、表示しておらず、且つポンププラグ３５の外周面と貫通孔の内壁との間にはシールゴムリング３８がしっかりと圧着され、シールゴムリング３８はポンププラグ３５下端のＯリング形凹溝内に嵌められる。ポンププラグ３５は軸方向貫通孔およびポンププラグ３５の下部側面に設けられた横方向貫通孔を含み、軸方向貫通孔はポンプ本体３２の内部およびフィルタボウル２０の下部空間とそれぞれ連通し、横方向貫通孔はフィルタボウル２０の上部空間と連通し、横方向貫通孔の一端は、喇叭口がポンププラグ３５の内部に向かって開口する形状の第一円錐孔であり、第一円錐孔の中には、第一ボール３５１が設置される。第一円錐孔および第一ボール３５１は給水逆止め弁を形成する。横方向貫通孔の反対側の一端には、第一ボール３５１の位置移動を防ぐためのプラグ３５２が設置され、プラグ３５２は横方向貫通孔にしっかりと嵌められるため、第一ボール３５１の位置移動による脱落を防ぐとともに、密封することもでき、加工および取付も便利になる。軸方向貫通孔の下端は喇叭口が下向きに開口する形状の第二円錐孔であり、第二円錐孔の中には、第二ボール３５３が設置される。第二円錐孔と第二ボール３５３とは排水逆止め弁を形成し、且つ軸方向貫通孔の下端の排水口には第二ボール３５３の脱落を防ぐための弾性インナークリップ３５４も設置される。

コーヒーケースコンポーネントはコーヒー粉ケース４０とコーヒー粉ケース４０の外側に設置されたスリーブ５０を含み、スリーブ５０はフィルタボウル２０の内周壁とねじ接続され、コーヒー粉ケース４０の底部には直径が約０．６ｍｍの排水孔が設けられ、スリーブ５０の底部中心には排水カバー５１が設置される。当然ながら、スリーブ５０はフィルタボウル２０と、スナップフィット又はその他の方式で取り外し可能に接続してもよい。図１に示すように、隔壁２１の下端面には円形チップ状のシールリング２１１が設置され、シールリング２１１の中心部位には、表面に多くの孔が均一に分布する隔離ネット２１２が設けられる。当該隔離ネット２１２はフィルタボウル２０上部空間にある水をコーヒー粉ケースに均一に入れるために使われる。スリーブ５０の上端面はコーヒー粉ケース４０の上開口部フランジと当接し、且つコーヒー粉ケース４０の上開口部フランジは、スリーブ５０に対して押し付けられるように、隔壁２１の下端面に設置されたシールリング２１１と密着する。これにより、コーヒー粉ケース４０とフィルタボウル２０とは緊密に結合される。コーヒー粉ケース４０の底部には、環状の段差が形成され、前記環状の段差上には、表面に多くの孔が均一に分布するフィルタスクリーン４１が設置される。フィルタスクリーン４１の中心に先端が上向きとなる刺針６０がリベット接合され、且つシールリング２１１の隔離ネット２１２の中心に先端が下向きとなる刺針６０がリベット接合される。隔離ネット２１２の中心にリベット接合された先端が下向きとなる円錐形刺針６０は、コーヒーカプセル７０の上表面を刺し破り、フィルタスクリーン４１の中心にリベット接合された先端が上向きとなる円錐形刺針６０は、コーヒーカプセル７０の下表面を刺し破るため、水は刺し破れた小さな孔を通してコーヒーカプセル７０の内部に流入することができる。これにより、コーヒーカプセル７０を用いてコーヒーを作ることもでき、普通のコーヒー粉を用いてコーヒーを作ることもできるため、用途がより広くなる。

本実施例において、フィルタボウル２０は隔壁２１によって上下２部分に分けられ、下部空間には専用のコーヒー粉ケース４０が設置される。コーヒーを入れる時は、フィルタボウル２０の下部から、スリーブ５０とコーヒー粉ケース４０とを一緒に回し出すだけで、コーヒー粉ケース４０にコーヒー粉を入れるか、或いはコーヒーカプセル７０を入れることができ、より便利になる。コーヒー粉又はコーヒーカプセル７０を入れた後、スリーブ５０とコーヒー粉ケース４０を一緒にフィルタボウル２０の下部に回し入れ、コーヒー粉ケース４０はスリーブ５０によって隔壁２１下端のシールリング２１１にしっかりと押さえられるため、コーヒー粉ケース４０とフィルタボウル２０の密封を実現できる。ピストン式圧力ポンプの高圧水はコーヒー粉ケース４０中でコーヒー粉又はコーヒーカプセル７０と混合され、コーヒー粉ケース４０の排水孔が小さいため、コーヒー粉ケース４０の中には大きな圧力が生じ、水とコーヒー粉又はコーヒーカプセル７０と十分に混合させ、高濃度のコーヒーを作ることができ、最後にコーヒーはフィルタスクリーン４１によって濾過され、コーヒー粉ケース４０の排水孔から流れ出る。

コーヒーを作る際、先ずコーヒー粉又はコーヒーカプセル７０をコーヒー粉ケース４０の中に入れ、そして、コーヒー粉ケース４０をスリーブ５０上に置き、さらに、スリーブ５０をフィルタボウル２０の底部にしっかりと取付ける。これにより、コーヒー粉ケース４０の上開口部を隔壁２１の円形チップ状のシールリング２１１にしっかりと圧着させ、その後、フィルタボウル２０をポット本体１０上に取付け、お湯をフィルタボウル２０の中に注ぎ入れて、ポットカバー３１をしっかり閉める。ピストンロッド３４を数回押すと、お湯はフィルタボウル２０下部のコーヒー粉ケース４０中に押し出され、濾過後に濃縮コーヒーが得られる。

図１に示すように、スリーブ５０の下部中心には、一つの円筒形の囲いリングが設置され、円筒形囲いリングの中心にコーヒー粉ケース４０底部の排水孔と同軸に設けられた貫通孔がある。貫通孔の上開口部が所在する端面と排水孔の下開口部が所在する端面との間には隙間がある。排水カバー５１は円筒形囲いリングの外周に嵌められ、且つ排水カバー５１の外周上端は、スナップ嵌めによって底板５２上の対応する孔に係止されることにより、排水カバー５１の脱落を避けることができる。排水カバー５１の底部中心部位は円筒形囲いリング中心の貫通孔を塞ぎ、且つ排水カバー５１の底部の周りには多数の孔があり、排水カバー５１の底部端面と円筒形囲いリングの底部端面との間には隙間があるため、排水が便利になる。コーヒー粉ケース４０の内部には大きな圧力があるため、コーヒー水がコーヒー粉ケース４０底部の排水孔を通過した後、流速が非常に速くなり、流体の物理的効果によって、外部の空気が排水孔と貫通孔との間の隙間に吸い込まれ、コーヒー水と共に排水カバー５１の中心底部に噴射され、その後排水カバー５１周りの孔から流れ出すため、コーヒーに多くの泡沫を発生させることができる。

ピストンロッド３４の中部横断面は「十」字形のリブ構造であり、ピストンロッド３４の頂部には手で持つための取っ手３４１が設置される。ポンプカバー３３には「十」字形の中心孔があり、ピストンロッド３４の「十」字形リブ構造はポンプカバー３３の「十」字形中心孔と対応し、ピストンロッド３４のリブと中心孔の「十」字の角度が一致する時、ピストンロッド３４はポンプカバー３３に対し、軸方向において自由にスライドすることができる。使わない時には、ピストンロッド３４を底部まで押し込んで、少しだけ回し、ピストンロッド３４のネック部の肩部をポンプカバー３３の裏端面に当てることにより、ピストンロッド３４は跳ね上がらず、格納が便利である。

本発明に係るコーヒーポットのポット本体部分は、直接コーヒーカップ８０に取って代ってもよい。この場合、フィルタボウル２０を直接コーヒーカップ８０の上方に置くことができ、図５に示すように、ポット本体をなくして、構造をより簡略化することができる。

本発明に係るコーヒーポットは大きな圧力が発生し、一般的なポンプ高圧コーヒー機の圧力と変わらず、一般的に、ポンプ本体３２の直径が約１０ｍｍの場合、人間の手の力が１２ｋｇに達すると、理論的に計算すれば、圧力は１５標準大気圧に達することができ、基本的に高圧コーヒー機の最高作動圧力とほぼ同じであるため、作られたコーヒーの質がとても良い。

本発明に係るコーヒーポットは大きな圧力を出すことに対し、安全性に優れている。圧力の全ては人間がコントロールするとともに、圧力がコーヒー粉ケース内部の極めて小さい空間に集中するため、安全性が高い。

本発明に係るコーヒーポットは１回に３０〜１００ｍｌのコーヒーを作ることができ、コンパクトで軽く、電源も要らないため、携帯に便利であり、部屋の中でだけでなく、旅行中又はキャンプの際も使用できるので、使用範囲が広い。

本発明に係るコーヒーポットのポンプ本体３２はステンレスで作られる。フィルタボウル２０は透明で高温に良く耐えるＰＣプラスチックで作られるが、ガラス又はセラミックで作られてもよい。コーヒー粉ケース４０とフィルタスクリーン４１はステンレスで作られ、シールリング３８はプラスチックで作られ、構造が簡単で、製造コストが低く、信頼性が高い。

本発明に係るコーヒーポットは完全に手動なので、人間の体力の制限を受け、小型化するしかないため、コーヒーを飲みたいが、一時的に身の回りに専門的な高圧コーヒー機のないユーザーのニーズを満たすことができる。

勿論、本発明にはその他の多くの実施例もあり、本発明の技術的精神およびその実質を離れない限り、本分野に詳しい技術者なら本発明に基づき、各種対応する変動や変形を行うことができるが、これらの対応する変動や変形はいずれも本発明に添付する特許請求項の保護範囲に属する。

１０ ポット本体
１１ ボトムカバー
２０ フィルタボウル
２１ 隔壁
３１ポットカバー
３２ ポンプ本体
３３ ポンプカバー
３４ ピストンロッド
３５ ポンププラグ
３６ ピストン
３７ ばね
３８ シールゴムリング
４０コーヒー粉ケース
４１ フィルタスクリーン
５０ スリーブ
５１ 排水カバー
６０ 円錐形刺針
７０ コーヒーカプセル
８０ コーヒーカップ
１００ コーヒーポット
２１１ シールリング
２１２ 隔離ネット
３１１ 外筒
３１２ 内筒
３２１ フランジ
３４１ 取っ手
３５１ ファーストボール
３５２ プラグ
３５３ セカンドボール
３５４ 弾性インナークリップ
３６１ ピストンシールリング

Claims (7)

1. ポット本体と、前記ポット本体に支えられたフィルタボウルと、前記フィルタボウル内に収容されたピストン式圧力ポンプおよびコーヒーケースコンポーネントを含み、フィルタボウルはポット本体と取り外し可能に接続され、且つ前記フィルタボウルは、一つの隔壁によって前記フィルタボウルのキャビティを、お湯を入れるための上部空間と、前記コーヒーケースを収容するための下部空間とに分けられ、且つピストン式圧力ポンプはフィルタボウルの前記上部空間に収容され、前記ピストン式圧力ポンプの下端は前記隔壁の中心にある貫通孔を抜き通るように設置され、且つ前記ピストン式圧力ポンプのポンプ本体の下端には、前記フィルタボウルの前記上部空間と連通する給水逆止め弁および前記フィルタボウルの前記下部空間と連通する排水逆止め弁が設置され、前記コーヒーケースコンポーネントはコーヒー粉ケースおよび前記コーヒー粉ケースの外側に嵌めたスリーブを含み、前記コーヒー粉ケースの底部には排水孔が設けられ、前記ピストン式圧力ポンプはポットカバーと、ポンプ本体と、ポンプカバーおよび前記ポンプ本体の内部を抜き通るように設置されたピストンロッドを含み、前記ピストンロッドは前記ポンプカバーによって前記ポンプ本体の内に制限され、前記ピストンロッドの下端にはピストンが接続される、
   前記ポットカバーはポットカバー外縁に位置する外筒およびポットカバーの中心に位置する内筒を含み、前記外筒の内周壁は前記フィルタボウルの外周壁と接続され、前記ポンプ本体の上端は前記ポットカバーの前記内筒を抜き通るように設置され、前記ポンプカバーはポンプ本体の上部に固定的に設置され、且つ前記ポンプカバーは前記ポットカバーの前記内筒に収容されるとともに、前記内筒の底部の上端面に当接され、前記ポンプ本体には前記ポットカバーの前記内筒の下端面に当接されるフランジが設けられ、前記ポットカバーは前記ポンプ本体と前記ポンプカバーとの間に挟まれ、前記ポットカバーと前記ポンプ本体は一つの軸方向に固定され回転可能なコンポーネントに連結される、
   ことを特徴とする小型手動圧力コーヒーポット。
2. 前記ポンプ本体の下部には、ポンププラグがあり、前記ポンププラグと前記ポンプ本体との間にはシールゴムリングが設置され、前記ポンププラグは前記隔壁の前記貫通孔を抜き通るように設置され、且つ前記ポンププラグの外周面と前記貫通孔の内壁との間に、前記シールゴムリングがしっかりと圧着され、前記シールゴムリングは前記ポンププラグ下
   端のＯリング形凹溝内に嵌められる、
   ことを特徴とする請求項１に記載の小型手動圧力コーヒーポット。
3. 前記ポンププラグは軸方向貫通孔および前記ポンププラグの下部側面に設けられた横方向貫通孔を含み、前記軸方向貫通孔は前記ポンプ本体の内部および前記フィルタボウルの前記下部空間とそれぞれ連通し、前記横方向貫通孔は前記フィルタボウルの上部空間と連通し、前記横方向貫通孔の一端は、喇叭口がポンププラグの内部に向かって開口する形状の第一円錐孔であり、前記第一円錐孔の中には、第一ボールが設置され、前記第一円錐孔と前記第一ボールとは給水逆止め弁を形成し、前記横方向貫通孔の反対側の一端には、前記第一ボールの位置移動を防ぐためのプラグが設置され、前記軸方向貫通孔の下端は喇叭口が下向きに開口する形状の第二円錐孔であり、前記第二円錐孔の中には第二ボールが設置され、前記第二円錐孔と前記第二ボールは排水逆止め弁を形成し、且つ前記軸方向貫通孔の下端の排水口には第二ボールの脱落を防ぐための弾性インナークリップが設置される、
   ことを特徴とする請求項２に記載の小型手動圧力コーヒーポット。
4. 前記スリーブの下部中心には、一つの円筒形の囲いリングが設置され、前記円筒形囲いリングの中心には前記コーヒー粉ケースの底部の排水孔と同軸に設けられた貫通孔があり、前記貫通孔の上開口部が所在する端面と前記排水孔の下開口部が所在する端面との間には隙間があり、排水カバーは前記円筒形囲いリングの外周に嵌められ、前記排水カバーの底部中心部位は前記円筒形囲いリング中心の貫通孔を塞ぎ、且つ前記排水カバーの底部の周りには多数の孔があり、前記排水カバーの底部端面と前記円筒形囲いリングの底部端面との間には隙間がある、
   ことを特徴とする請求項１に記載の小型手動圧力コーヒーポット。
5. 前記隔壁の下端面には円形チップ状のシールリングが設置され、前記シールリングの中心部位には、表面に多くの孔が均一に分布する隔離ネットが設けられ、前記スリーブの上端面はコーヒー粉ケースの上開口部フランジと当接し、且つ前記コーヒー粉ケースの前記上開口部フランジは前記スリーブに対して押し付けられるように、前記隔壁の前記下端面に設置された前記シールリングと密着する、
   ことを特徴とする請求項４に記載の小型手動圧力コーヒーポット。
6. 前記コーヒー粉ケースの底部には、表面に多くの孔が均一に分布するフィルタスクリーンが設置され、前記フィルタスクリーンの中心に先端が上向きとなる刺針がリベット接合され、且つ前記シールリングの前記隔離ネットの中心に先端が下向きとなる刺針がリベット接合される、
   ことを特徴とする請求項５に記載の小型手動圧力コーヒーポット。
7. 前記ポンプ本体と、前記コーヒー粉ケースおよび前記フィルタスクリーンはステンレスで作られ、前記フィルタボウルは透明で高温に良く耐えるＰＣプラスチックやセラミックス又はガラスで作られる、
   ことを特徴とする請求項６に記載の小型手動圧力コーヒーポット。

Images