JP6205933B2 - 情報提示装置、情報提示システム及び情報提示プログラム - Google Patents

情報提示装置、情報提示システム及び情報提示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報提示装置、情報提示システム及び情報提示プログラムに関し、特に、効果的な情報提示の実現に関する。
インターネットショッピングにおいて、購入履歴に基づいて関連商品を提示する機能や、図書館の蔵書管理において、貸出履歴に基づいて関連書籍を提示する機能が用いられている(例えば、特許文献1参照)。このような機能は、例えばレコメンドシステムと呼ばれている。このようなレコメンドシステムにおいては、購入頻度の高い商品や、貸出頻度の高い蔵書を提示対象として抽出し、それらの商品や蔵書の内容とユーザの趣向とのマッチングを行って提示することが一般的である。
従来のレコメンドシステムによれば、ユーザに提示される商品や蔵書は、購入頻度の高い商品や貸出頻度の高い蔵書、即ち、その時点において人気のあるものとなる。従って、品切れによりすぐに購入することのできない商品や、貸出中のためにすぐに借りることのできない蔵書が提示される可能性がある。換言すると、回転率の高いものを対象としてユーザに提示しても、商品や書籍などの回転率の底上げにはつながらないと共に、ユーザにとってはすぐに利用することができないため、無意味な提示となっている。
これに対して、レコメンドシステムに対しては、その時点において注目されていないが、夫々のユーザが興味を持つ可能性のある商品や蔵書を抽出して提示する機能が求められる。このような機能が実現されれば、注目されずに売れていない商品や、借りられていない蔵書を、夫々に興味を持つ可能性のあるユーザに提示することができ、商品の購買や蔵書の貸し出しを促進して回転率を底上げすることができる。また、すぐには利用できない商品や蔵書の提示という無意味な提示を防ぐことができる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、レコメンドシステムにおいて効果的な情報の提示を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示装置であって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、前記提示情報生成部は、前記コンテンツの利用状況を示す情報に基づいて異なるコンテンツ間の類似関係を判断し、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと類似するコンテンツを利用している利用者と前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツとのマッチングを行うことを特徴とする。また、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示装置であって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、利用予約の対象となっていないコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とするまた、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示装置であって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として、前記コンテンツの利用履歴を示す情報及び前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計値が所定の閾値以下であるコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示システムであって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報を管理しているコンテンツ利用状況管理部と、前記コンテンツの情報を管理しているコンテンツ情報管理部と、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を、前記コンテンツ情報管理部において管理されている情報に基づいて生成する提示情報生成部とを含むことを特徴とする。また、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示システムであって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、利用予約の対象となっていないコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする。また、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示システムであって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として、前記コンテンツの利用履歴を示す情報及び前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計値が所定の閾値以下であるコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示プログラムであって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得するステップと、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得するステップと、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得するステップと、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成するステップと、を含み、前記提示するための情報を生成するステップにおいて、前記コンテンツの利用状況を示す情報に基づいて異なるコンテンツ間の類似関係を判断し、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと類似するコンテンツを利用している利用者と前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツとのマッチングを行う処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする。また、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示プログラムであって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得するステップと、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得するステップと、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得するステップと、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成するステップと、を含み、前記低利用頻度コンテンツリストを取得するステップにおいて、前記コンテンツの利用状況の情報として前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、利用予約の対象となっていないコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする。また、管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示プログラムであって、管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得するステップと、所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得するステップと、前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得するステップと、前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成するステップと、を含み、前記低利用頻度コンテンツリストを取得するステップにおいて、前記コンテンツの利用状況の情報として、前記コンテンツの利用履歴を示す情報及び前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計値が所定の閾値以下であるコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、レコメンドシステムにおいて効果的な情報の提示を実現することができる。
本発明の実施形態に係る情報提示システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報提示サーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る図書DBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る貸出履歴DBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る貸出予約DBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る注目図書DBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザDBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る書評サーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る書評DBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るコメントDBの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る対象図書抽出部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る低貸出頻度図書リストの生成条件の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る低貸出頻度図書リストの生成過程において生成される情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る提示対象図書リストの生成過程における積集合の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ趣向情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ趣向情報の生成動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るマッチング動作の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、情報提示システムの例として、図書館の蔵書を管理するシステムにおいて、利用者であるユーザの趣向に応じてお勧めの図書を提示するレコメンドシステムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係るレコメンドシステムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るレコメンドシステムは、情報提示サーバ1、書評サーバ2及びPC(Personal Computer)3が、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク4を介して接続されて構成される。
情報提示サーバ1は、本発明の要旨に係る構成であり、図書館の蔵書についての情報が蓄積されたデータベースと共に、そのデータベースから抽出した図書をユーザに提示するための検索機能を有する情報提示装置である。書評サーバ2は、図書の評価についての情報が蓄積されたデータベースを含む。情報提示サーバ1において管理されている図書と、書評サーバ2において評価が蓄積されている図書とは、ISBN(International Standard Book Number)等の共通化された書籍の識別子によって関連付けられる。
PC3は、本実施形態に係るレコメンドシステムを利用するユーザのインタフェースであり、一般的な情報処理機能を有するPCに、GUI(Graphical User Interface)等を実現するためのソフトウェア・プログラムがインストールされることによって実現される。
次に、本実施形態に係るレコメンドシステムに含まれる夫々の機器である情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報提示サーバ1、書評サーバ2及びPC3等を構成する情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボード、マウス、各種のハードボタン、タッチパネル等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、情報提示サーバ1及び書評サーバ2はスタンドアロンのサーバとして運用されるため、これらのユーザインタフェース用デバイスは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、RAM20に読み出されたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことによりソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るレコメンドシステムを構成する各機器の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る情報提示サーバ1の機能について説明する。図3は、本実施形態に係る情報提示サーバ1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る情報提示サーバ1は、対象図書抽出部101、マッチング処理部102、ネットワークI/F103、図書DB104、貸出履歴DB105、貸出予約DB106、注目図書DB107及びユーザDB108を含む。
対象図書抽出部101は、図書DB104において情報が蓄積され、管理されている図書を貸出履歴DB105、貸出予約DB106及び書評サーバ2から取得された情報に基づいて検索し、ユーザに提示するべき図書を抽出したリスト(以降、「提示対象図書リスト」とする)を生成する。マッチング処理部102は、対象図書抽出部101によって生成された提示対象図書リストに基づき、抽出された図書の内容と、ユーザの趣向とのマッチングを行って、マッチングされた図書をユーザに提示するために送信することによりレコメンド処理を行う。
ネットワークI/F103は、情報提示サーバ1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。対象図書抽出部101及びマッチング処理部102は、ネットワークI/F103を介して他の機器との間で情報をやり取りする。図書DB104は、情報提示サーバ1において蓄積、管理されている蔵書のデータベースである。図4に、本実施形態に係る図書DB104に含まれる情報の例を示す。
図4に示すように、本実施形態に係る図書DB104は、“図書ID”、“タイトル”、“著者”、“書影URL(Uniform Resource Locator)”、“貸出中”、“キーワード”の情報が関連付けられたテーブル構成を有し、コンテンツ情報管理部として機能する。“図書ID”は、蔵書夫々を一意に識別する識別子であり、ISBN等、他のシステムにおいても通用する識別子が用いられることが好ましい。“タイトル”は、夫々の図書のタイトル、題名を示す文字列情報である。“著者”は、夫々の図書の著者の氏名や筆名を示す文字列情報である。
“書影URL”は、夫々の図書をユーザに提示する際に合わせて表示する図書の表紙等の画像情報が格納された記憶領域を示す情報である。“書影URL”は、URLの他、ファイルパス等、夫々の図書の書影の画像情報を取得するためにアクセスするアクセス先の情報であれば同様に用いることが可能である。
“貸出中”は、夫々の図書が貸出中であるか否かを示すフラグ情報である。“キーワード”は、夫々の図書を内容に関係する文字列が列挙される情報である。“キーワード”の例としては、「哲学」、「文学」、「物理学」、「美術」等のジャンルを示す文字列や、「XXの法則」、「XX事件」等、より詳細な内容を示す文字列が格納される。
貸出履歴DB105は、図書DB104において管理され、図書館において貸し出されている蔵書の貸出履歴を蓄積、管理しているデータベースである。図5に、本実施形態に係る貸出履歴DB105に含まれる情報の例を示す。図5に示すように、本実施形態に係る貸出履歴DB105は、“履歴ID”、“図書ID”、“ユーザID”、“貸出日”及び“返却日”の情報が関連付けられたテーブル構成を有する。
“履歴ID”は、個々の貸し出しを個別に識別する識別子である。“図書ID”は、夫々の貸し出しにおいて貸し出された図書を識別する識別子であり、図4において説明した“図書ID”に対応する識別子である。“ユーザID”は、夫々の貸し出しにおいて図書を借りた利用者を識別する識別子である。“貸出日”は、夫々の貸し出しにおいて図書が貸し出された年月日である。“返却日”は、夫々の貸し出しにおいて図書が返却された年月日であり、未返却の場合はNull値となっている。
貸出予約DB106は、図書DB104において管理され、図書館において貸し出されている蔵書であって、貸出中のために借りることができず、予約を受け付けた場合や、図書館に納入されて貸し出しが開始される前に予約を受け付けた場合に、予約の情報を蓄積、管理しているデータベースである。図6に、本実施形態に係る貸出予約DB106に含まれる情報の例を示す。図6に示すように、本実施形態に係る貸出予約DB106は、“予約ID”、“図書ID”、“ユーザID”、“予約日”及び“貸出日”の情報が関連付けられたテーブル構成を有する。
“予約ID”は、個々の予約を個別に識別する識別子である。“図書ID”は、夫々の予約において予約された図書を識別する識別子であり、図4において説明した“図書ID”に対応する識別子である。“ユーザID”は、夫々の予約において図書を予約した利用者を識別する識別子である。“予約日”は、夫々の予約において予約が登録された年月日である。“貸出日”は、夫々の予約に基づいて図書の貸し出しが行われた年月日であり、未だ貸し出しが完了せずに予約中である場合にはNull値が設定される。尚、このように“貸出日”を登録する場合の他、予約に基づいて貸し出しが行われた場合にレコードを削除するようにしても良い。
注目図書DB107は、例えばウェブブラウザのブックマーク機能のように、図書館利用者であるユーザが、図書DB104において管理され、図書館において貸し出されている蔵書のうち、気になっている図書を“注目図書”としてピックアップして登録しておく場合の情報を蓄積、管理しているデータベースである。図7に、本実施形態に係る注目図書DB107に含まれる情報の例を示す。図7に示すように、本実施形態に係る注目図書DB107は、“注目登録ID”、“図書ID”、“ユーザID”及び“登録日”の情報が関連付けられたテーブル構成を有する。
“注目登録ID”は、個々の注目図書の登録(以降、「注目登録」とする)を個別に識別する識別子である。“図書ID”は、夫々の注目登録において登録された図書を識別する識別子であり、図4において説明した“図書ID”に対応する識別子である。“ユーザID”は、夫々の注目登録を行った利用者を識別する識別子である。“登録日”は、夫々の注目登録が行われた年月日である。
貸出履歴DB105は、管理対象であるコンテンツの利用履歴を示す情報である。貸出予約DB106は、コンテンツの利用予約状況を示す情報である。注目図書DB107は、コンテンツに対する利用意思を示す情報である。即ち、貸出履歴DB105、貸出予約DB106及び注目図書DB107は、いずれも、ユーザによるコンテンツの利用状況を示す情報として用いられる。
ユーザDB108は、本実施形態に係るレコメンドシステムが適用される図書館の利用者であるユーザの情報が蓄積、管理されているデータベースである。図8に、本実施形態に係るユーザDB108に含まれる情報の例を示す。本実施形態に係るレコメンドシステムは、例として、大学の図書館に適用される。そのため、図8に示すように、本実施形態に係るユーザDB108は、“ユーザID”、“氏名”、“学年”及び“学部学科”の情報が関連付けられたテーブル構成を有する。ここで、“ユーザID”は、図5〜図7において説明した“ユーザID”に対応する識別子であり、他の項目は夫々の名称通りの情報である。
次に、本実施形態に係る書評サーバ2の機能構成について、図9を参照して説明する。本実施形態に係る書評サーバ2は、情報提示サーバ1とは別個に運用されるサーバであり、ユーザによって投稿された様々な図書についてのコメントや評価値を蓄積、管理している。このような機能は、例えばインターネットショッピングサイトのレビュー機能として実現されているものがある。そして、インターネットショッピングサイトのレビュー機能には、API(Application Programming Interface)が提供されているものもあり、書評サーバ2の機能を情報提示サーバ1から用いる場合、そのようなAPIによって容易に実現可能である。
図9に示すように、本実施形態に係る書評サーバ2は、書評データ管理部201、ネットワークI/F202、書評DB203及びコメントDB204を含む。書評データ管理部201は、書評データの追加、更新、抽出等、書評データの管理を行う。ネットワークI/F202は、書評サーバ2がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。
書評DB203は、書評サーバ2において、夫々の図書毎に蓄積された書評のデータベースである。図10に、本実施形態に係る書評DB203に含まれる情報の例を示す。図10に示すように、本実施形態に係る書評DB203は、“図書ID”、“タイトル”、“評価値”の情報が関連付けられたテーブル構成を有する。
“図書ID”は、書評の対象となっている図書を一意に識別する識別子であり、ISBN等、他のシステムにおいても通用する識別子が用いられる。本実施形態においては、情報提示サーバ1及び書評サーバ2の双方において、“図書ID”としてISBNが用いられており、この情報によって情報提示サーバ1において管理されている蔵書の情報と、書評サーバ2において管理されている書評情報とを関連付けることができる。
“タイトル”は、書評の対象となっている図書のタイトル、題名を示す文字列情報である。上述したように、本実施形態においては“図書ID”としてISBNが用いられており、その情報に基づいて情報提示サーバ1における情報と書評サーバ2における情報との関連付けが行われるが、この“タイトル”の文字列の一致によって関連付けることも可能である。また、書評DB203に“著者”の情報が含まれていれば、“タイトル”及び“著者”の両方の一致によって関連付けることも可能である。
“評価値”は、夫々の図書について登録された評価値の平均値を示す。上述したように、書評サーバ2は、ユーザによって投稿された様々な図書についてのコメントや評価値を蓄積、管理している。従って、同一の図書に対して異なるユーザから異なる評価が投稿される場合もあり得る。“評価値”は、夫々の図書に対して投稿された複数の評価値の平均値である。このような平均値の算出処理は、書評データ管理部201によって行われる。
コメントDB204は、書評サーバ2に投稿された書評毎に情報が蓄積、管理されているデータベースである。図11に、本実施形態に係るコメントDB204に含まれる情報の例を示す。図11に示すように、本実施形態に係るコメントDB204は、“コメントID”、“図書ID”、“コメント”及び“評価値”の情報が関連付けられたテーブル構成を有する。
“コメントID”は、1件の投稿に係る書評夫々を識別する識別子である。“図書ID”は、夫々の書評において対象となっている図書を識別する識別子であり、図10において説明した“図書ID”に対応する識別子である。“コメント”は、夫々の書評においてユーザにより入力されたレビューの文字情報である。“評価値”は、夫々の書評においてユーザが入力した値であって、図書の点数を示す値である。この“評価値”が夫々の図書毎に平均され、図10に示す“評価値”となる
このような構成において、本実施形態に係る要旨は、書評サーバ2において管理されている情報に基づいて評価の高い図書を抽出するとともに、情報提示サーバ1において管理されている情報に基づいて貸出頻度の低い図書を抽出し、両者の積集合を用いることによって、高い評価を得ているにも関わらず利用されていない図書を抽出してユーザに提示することにある。以下、本実施形態に係るシステムの動作について説明する。
図12は、本実施形態に係るシステムにおいて、対象図書抽出部101による提示対象の図書の抽出動作を示すフローチャートである。まず、対象図書抽出部101は、ネットワークI/F103を介して、書評サーバ2から高評価な図書のリストを取得する(S1201)。上述したように、書評サーバ2の機能を用いる場合、書評サーバ2の管理者から提供されているAPIを用いることが出来る。対象図書抽出部101は、S1201において、そのようなAPIを介して、図10に示すように蓄積されている書籍ごとの書評データから、“評価値”が所定の閾値以上である書籍のリスト(以降、「高評価図書リスト」とする)を取得する。即ち、S1201においては、対象図書抽出部101が、高評価コンテンツリスト取得部として機能する。
次に、対象図書抽出部101は、貸出履歴DB105及び貸出予約DB106を参照し、貸出頻度の低い図書のリスト(以降、「低貸出頻度図書リスト」とする)を生成する(S1202)。S1202において、対象図書抽出部101は、所定の条件に従って貸出履歴DB105及び貸出予約DB106に登録されている情報を解析し、図書DB104に登録されている図書を絞り込んでリストを生成する。即ち、対象図書抽出部101が、低利用頻度コンテンツリスト取得部として機能する。図13は、S1202において対象図書抽出部101が用いる条件の例を示す図である。図13においては、例として4つの条件が示されている。
「(1)所定期間内の貸し出し回数が所定回数未満である図書」という条件を用いる場合、対象図書抽出部101は、図5に示す貸出履歴DB105の“貸出日”について、現在から所定期間前までという条件を設定して絞り込みを行い、絞り込まれた結果について“図書ID”が同一であるレコードのレコード数をカウントする。これにより、所定期間前から現在までの間に貸出履歴が存在する図書について、その貸し出し回数が関連付けられた図14に示すようなテーブルが生成される。
図14のようなテーブルを生成すると、対象図書抽出部101は、図14に示す“貸し出し回数”に対して設定された閾値を適用し、“貸し出し回数”が所定回数以上である図書を抽出して更にリストを絞り込む。これにより、所定期間内の貸し出し回数が所定回数以上である図書のリストが生成される。このようにして生成されたリストに“図書ID”が含まれる図書を、図4に示す図書DBから除外することにより、「(1)所定期間内の貸し出し回数が所定回数未満である図書」という条件に合致する図書のリストを得ることができる。
「(2)予約の入っていない図書」という条件を用いる場合、対象図書抽出部101は、図6に示す貸出予約DB106の“貸出日”について、Null値であるという条件を設定して絞り込みを行う。これにより、現在予約中である図書のリストが生成される。このようにして生成されたリストに“図書ID”が含まれる図書を、図4に示す図書DBから除外することにより、「(2)予約の入っていない図書」という条件に合致する図書のリストを得ることができる。
上述した「(1)所定期間内の貸し出し回数が所定回数未満である図書」という条件を用いる場合、現在から所定期間前までの利用頻度に基づく判断が可能であるが、現在以降の予測については反映されない。これに対して、「(2)予約の入っていない図書」という条件を用いることにより、現在以降の利用頻度の予測に基づいて判断することができる。
「(3)上記(1)、(2)の和集合」という条件を用いる場合、対象図書抽出部101は、「(1)所定期間内の貸し出し回数が所定回数未満である図書」及び「(2)予約の入っていない図書」夫々のリストを生成し、夫々のリストのいずれか一方に“図書ID”が含まれる図書のリストを生成する。「(4)上記(1)、(2)の積集合」という条件を用いる場合、対象図書抽出部101は、「(1)所定期間内の貸し出し回数が所定回数未満である図書」及び「(2)予約の入っていない図書」夫々のリストを生成し、夫々のリストの両方に“図書ID”が含まれる図書のリストを生成する。
尚、図13に示すような低貸出頻度図書リストの条件は一例であり、他の条件を用いることも可能である。例えば、図13の例においては、貸出履歴と予約とを異なるデータとして処理しているが、1回の予約は1回の貸出履歴と等価なものであるとして、予約と所定期間内の貸出履歴の合計値に基づいて判断することも可能である。これにより、未だ発売前、即ち貸出開始前の図書について、貸出履歴のある図書と同列に閾値を設定して処理することが可能となる。また、貸出履歴と予約との間に重みづけで差をつけても良い。
このようにして高評価図書リスト及び低貸出頻度図書リストを生成すると、対象図書抽出部101は、両者の積集合、即ち、図15に示すように、高評価図書リスト及び低貸出頻度図書リストのいずれにも“図書ID”が含まれている図書のリストを抽出することにより、提示対象の図書のリスト(以降、「提示対象図書リスト」とする)を生成する(S1203)。即ち、対象図書抽出部101が、提示対象コンテンツリスト取得部として機能する。
具体的に、対象図書抽出部101は、高評価図書リスト及び低貸出頻度図書リストのいずれにも含まれている“図書ID”をキーとして、図4に示す図書DB104の“図書ID”を検索してレコードを抽出する。対象図書抽出部101は、このようにして生成した提示対象図書リストを、マッチング処理部102に入力する。これにより、マッチング処理部102により、リスト化された提示対象の図書とユーザとのマッチング処理が行われる。
次に、本実施形態に係るマッチング処理部102によるマッチング処理について説明する。マッチング処理部102によるマッチング処理は、図8に示すように登録されているユーザ夫々について趣向を示す情報を生成し、上述した提示対象図書リストに含まれる夫々の図書の“キーワード”と比較することにより行われる。
図16は、ユーザ夫々についての趣向を示す情報(以降、「ユーザ趣向情報」とする)の例を示す図である。図16の例においては、ユーザを識別する“ユーザID”と、夫々のユーザの趣向を示す“キーワード”とが関連付けられた情報が用いられている。また、「AAA(3)」のように、夫々のキーワードの後ろに括弧で示された数字は、夫々のキーワードが抽出された回数を示す。図17は、図16に示すような情報を生成する動作を示すフローチャートである。
図17に示すようにユーザ趣向情報の生成に際して、マッチング処理部102は、図8に示すユーザDB108からユーザを選択し(S1701)、選択したユーザの“ユーザID”をキーとして貸出履歴DB105、貸出予約DB106、注目図書DB107を参照することにより、貸出履歴、予約及び注目登録を抽出する(S1702)。そのようにして抽出した貸出履歴、予約、注目登録において対象となっている図書の“図書ID”を取得すると、マッチング処理部102は、取得した“図書ID”に基づいて図書DB104を参照し、夫々の図書の“キーワード”を抽出する(S1703)。
夫々の図書の“キーワード”を抽出すると、マッチング処理部102は、抽出されたキーワードのうち、重複しているものについてはその数をカウントして、図16に括弧書きで示すような値を抽出回数として設定する(S1704)。そのようにして生成されたキーワード及び抽出回数をユーザIDに関連付ける(S1705)。このような処理を全ユーザについて繰り返すことにより、図16に示すようなユーザ趣向情報が生成される。
図17に示す動作は、提示対象図書リストとユーザの趣向とのマッチングを行う際、その都度実行されても良いが、貸出履歴DB105や貸出予約DB106の更新に応じて、定期的に実行され、図16に示すような情報を予め生成しておくことが好ましい。また、図16に示すように、ユーザ趣向情報として独立したテーブルを設けておく他、図8に示すユーザDB108の項目として“キーワード”の項目を設け、この項目を随時更新するようにしても良い。
また、図17の例においては、一度でも借りた図書に関連付けられているキーワードがすべて抽出される場合を例としているが、抽出されるキーワードに制限を設けることも可能である。例えば、借りた図書のうち、複数の図書において関連付けられているキーワードのみ、即ち、抽出回数が「2」以上のもののみを抽出するようにしても良い。これにより、同一のキーワードについて複数の本を借りていることが確認されるため、図16に示すユーザ趣向情報の生成に際して、ユーザの趣向をより確実に反映することができる。
また、図17の例においては、貸出履歴DB105、貸出予約DB106及び注目図書DB107のすべてを参照してキーワードを抽出する場合を例としているが、その他の態様も可能である。例えば、予約や注目登録を行った図書の場合、普通に借りた図書よりも、より強く趣向を反映していると考えることもできる。従って、貸出予約DB106及び注目図書DB107を参照するようにしても良い。
マッチング処理部102は、このようにして生成したユーザ趣向情報の“キーワード”と、提示対象図書リストの“キーワード”とのマッチング処理を行うことにより、提示対象図書リストに含まれる夫々の図書について、提示するべきユーザを判断する。
図4に示すように、提示対象図書リストの“キーワード”には、「AAA、BBB・・・」のように複数のキーワードが含まれる。マッチング処理部102は、ユーザ趣向情報の“キーワード”と、提示対象図書リストの“キーワード”とのマッチング処理に際して、提示対象図書リスト側の複数の“キーワード”の全てが関連付けられているユーザのみを提示対象として抽出しても良いし、複数の“キーワード”のいずれか1つでも関連付けられているユーザを提示対象として抽出しても良い。
また、このようなユーザ趣向情報を用いる態様の他、異なる図書同士の類似関係に基づいて提示するべきユーザを抽出する方法も可能である。図18は、そのような態様を用いる場合の動作を示すフローチャートである。図18に示すように、マッチング処理部102は、提示対象図書リストから図書を選択し(S1801)、選択した図書に類似する図書を抽出する(S1802)。
S1802において、マッチング処理部102は、選択した図書を借りているユーザによる他の貸出履歴を参照し、他の貸出履歴において対象となっている図書の“図書ID”を抽出する。即ち、同一のユーザによって借りられている図書を、類似する図書として抽出する。この際、複数のユーザによって同時に借りられていることを条件とすることにより、図書が類似するか否かをより確実に判断することができる。尚、貸出履歴DB105の他、貸出予約DB106、注目図書DB107を参照することにより、より多くの図書を対象として判断することができる。
類似図書を抽出すると、マッチング処理部102は、貸出履歴DB105、貸出予約DB106及び注目図書DB107を参照することにより、抽出した類似図書を過去に借りたユーザ、予約しているユーザ、注目登録しているユーザを関連ユーザとして抽出する(S1803)。このようにして抽出された関連ユーザは、選択された提示対象図書と類似する図書に対して関心を持っているユーザである。
しかしながら、選択された提示対象図書を既に借りているユーザも含まれているため、マッチング処理部102は、そのようなユーザを貸出済ユーザとしてS1803の抽出結果から除外する(S1804)。S1804の処理により生成されたリストに含まれるユーザが、S1801において選択された提示対象図書を提示するべきユーザとして決定される。
このようにして提示対象の夫々の図書毎に抽出された提示対象のユーザに対して、提示対象の図書が提示される。提示の方法としては、メール送信や、ユーザがシステムにログインした際のお知らせ画面等の方法を用いることができる。メール送信により提示する場合、マッチング処理部102は、提示対象として抽出されたユーザのメールアドレス宛に、提示対象の図書の情報を送信する。各ユーザのメールアドレスは、例えば図8に示すユーザDB108において管理することが可能である。即ち、マッチング処理部102が、提示情報生成部として機能する。
また、ユーザがシステムにログインした際のお知らせ画面により提示する場合、ウェブブラウザ等を介してユーザが情報提示サーバ1のシステムにログインした際に表示されるトップページにおいて、提示対象の図書の情報を表示させる。メールやお知らせ画面において提示される情報としては、図4に示すように図書DB104において管理されている情報を用いることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るレコメンドシステムにおいては、情報提示サーバ1とは異なるシステムとして運用されている書評サーバ2から書評情報を取得し、ISBNのような共通化された識別子を用いて情報提示サーバ1における図書の情報との関連付けを行う。そして、情報提示サーバ1において管理されている貸出履歴の情報に基づいて判断された、貸出頻度の低い図書の集合と、書評情報に基づいて判断された評価の高い図書の集合との積集合を用いることにより、高評価で且つあまり借りられていない図書の集合を得る。そのようにして得られた図書をユーザに提示することにより、効果的な情報の提示を実現することが可能となる。
尚、上記実施形態においては、図書館の蔵書を利用者にお勧めするレコメンドシステムを例として説明した。即ち、管理対象のコンテンツの例として、図書館の蔵書を対象とする場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、インターネットショッピングサイト等における商品のレコメンドシステムとしても用いることが可能である。このような場合、コンテンツの利用状況の情報を管理するコンテンツ利用状況管理部としての機能を担う貸出履歴DB105は、販売履歴を蓄積、管理するデータベースによって代替され、「購入者による評価は高いが、最近売れていない商品」が提示対象の商品として抽出されることとなる。
他方、販売物である商品には商品サイクルがあり、いつまでの同一の商品の販売が継続されるとは限らないため、インターネットショッピングサイト等において扱われる商品には在庫切れがある。他方、図書館の蔵書の場合、貸出中となることはあっても、返却されれば再度貸出可能となるため、永久に在庫切れとなることはない。即ち、評価が高く、且つ回転率の悪い書籍をユーザに提示する機能は、図書館やレンタルショップ等、貸出を目的としている業務において特に有効である。また、動画配信サービスや音楽配信サービスにおいても、配信対象のコンテンツが品切れとなることはなく、同様に有効である。
また、上記実施形態においては、提示対象図書リストとユーザとのマッチングを行った上で、マッチングされた全てのユーザに対して提示対象図書を提示する場合を例として説明した。しかしながら、図書館の蔵書を提示する場合、蔵書の冊数には限りがあり、多くのユーザに情報を提示しても、その全てのユーザに対して同時期に貸し出しを行えるわけではない。従って、提示対象のユーザの数を蔵書の冊数に応じて絞り込むことが好ましい。
この場合、提示したユーザのすべてが提示された図書を借りるとは限らないため、絞り込むユーザの人数は、例えば提示対象の図書の蔵書数の2倍、3倍等とすることができる。また、絞り込む際に選択するユーザの順位は、マッチングのレベルによって順位付けすることができる。
図16の例の場合、夫々のユーザに関連付けられている“キーワード”には、各ワードに抽出回数が括弧書きで関連付けられている。従って、提示対象図書リストに含まれる夫々の図書に関連付けられた“キーワード”と、ユーザ趣向情報における“キーワード”との一致に基づいてマッチングを行う場合、ユーザ趣向情報におけるキーワードの抽出回数に基づいてマッチングレベルを判断することができる。また、図18において説明した、類似図書に基づく判断を用いる場合、過去に借りた類似図書の冊数に基づいてユーザのマッチングレベルを判断することができる。
また、上記実施形態においては、図書DB104や貸出履歴DB105をはじめとした、蔵書や貸出業務を管理するための機能と、それらの情報に基づくレコメンド機能とが、情報提示サーバ1において一体的に実現されている場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、蔵書や貸出業務を管理するための機能と、レコメンドシステムとが別個のサーバによって実現されていても良い。
また、上記実施形態においては、書評サーバ2による書評情報の機能が、情報提示サーバ1とは別個のサーバによって実現される場合を例として説明した。このような態様は、インターネットショッピングサイトのレビュー情報についてAPIが提供されており、それら既存の情報を用いることが可能であるという状況において有意義である。しかしながらこれは一例であり、書評サーバ2の機能も含めてシステムを構築しても良い。
1 情報提示サーバ
2 書評サーバ
3 PC
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
101 対象図書抽出部
102 マッチング処理部
103 ネットワークI/F
104 図書DB
105 貸出履歴DB
106 貸出予約DB
107 注目図書DB
108 ユーザDB
201 書評データ管理部
202 ネットワークI/F
203 書評DB
204 コメントDB
特開2012−103759号公報

Claims (11)

  1. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示装置であって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、
    前記提示情報生成部は、
    前記コンテンツの利用状況を示す情報に基づいて異なるコンテンツ間の類似関係を判断し、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと類似するコンテンツを利用している利用者と前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツとのマッチングを行うことを特徴とする記載の情報提示装置。
  2. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示装置であって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、
    前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、利用予約の対象となっていないコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする情報提示装置。
  3. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示装置であって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、
    前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として、前記コンテンツの利用履歴を示す情報及び前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計値が所定の閾値以下であるコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする情報提示装置。
  4. 前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計に際して係数による重みづけを行うことを特徴とする請求項3に記載の情報提示装置。
  5. 前記提示情報生成部は、
    前記コンテンツの利用状況を示す情報に基づいて各利用者の趣向を示す情報を生成し、
    生成した前記各利用者の趣向を示す情報に基づいて前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行うことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の情報提示装置。
  6. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示システムであって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報を管理しているコンテンツ利用状況管理部と、
    前記コンテンツの情報を管理しているコンテンツ情報管理部と、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を、前記コンテンツ情報管理部において管理されている情報に基づいて生成する提示情報生成部と、を含み、
    前記提示情報生成部は、
    前記コンテンツの利用状況を示す情報に基づいて異なるコンテンツ間の類似関係を判断し、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと類似するコンテンツを利用している利用者と前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツとのマッチングを行うことを特徴とする情報提示システム。
  7. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示システムであって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、
    前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、利用予約の対象となっていないコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする情報提示システム
  8. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示システムであって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得する高評価コンテンツリスト取得部と、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得する低利用頻度コンテンツリスト取得部と、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得する提示対象コンテンツリスト取得部と、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成する提示情報生成部と、を含み、
    前記低利用頻度コンテンツリスト取得部は、前記コンテンツの利用状況の情報として、前記コンテンツの利用履歴を示す情報及び前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計値が所定の閾値以下であるコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断することを特徴とする情報提示システム。
  9. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示プログラムであって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得するステップと、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得するステップと、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得するステップと、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成するステップ、を含み、
    前記提示するための情報を生成するステップにおいて、前記コンテンツの利用状況を示す情報に基づいて異なるコンテンツ間の類似関係を判断し、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと類似するコンテンツを利用している利用者と前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツとのマッチングを行う処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする情報提示プログラム。
  10. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示プログラムであって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得するステップと、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得するステップと、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得するステップと、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成するステップと、を含み、
    前記低利用頻度コンテンツリストを取得するステップにおいて、前記コンテンツの利用状況の情報として前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、利用予約の対象となっていないコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする情報提示プログラム。
  11. 管理されているコンテンツから提示するべきコンテンツを抽出する情報提示プログラムであって、
    管理対象のコンテンツに対する評価の情報に基づき、所定以上の評価を得ているコンテンツのリストである高評価コンテンツリストを取得するステップと、
    所定期間における前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、利用状況が所定の頻度以下であるコンテンツのリストである低利用頻度コンテンツリストを取得するステップと、
    前記高評価コンテンツリスト及び前記低利用頻度コンテンツリストの両方に含まれる前記コンテンツのリストを、提示対象コンテンツリストとして取得するステップと、
    前記コンテンツの利用状況の情報に基づき、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツと利用者とのマッチングを行い、前記提示対象コンテンツリストに含まれる各コンテンツを、夫々マッチングされた利用者に対して提示するための情報を生成するステップと、を含み、
    前記低利用頻度コンテンツリストを取得するステップにおいて、前記コンテンツの利用状況の情報として、前記コンテンツの利用履歴を示す情報及び前記コンテンツの利用予約状況を示す情報を参照し、所定期間における利用回数及び利用予約数の合計値が所定の閾値以下であるコンテンツを利用状況が所定の頻度以下であると判断する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする情報提示プログラム。
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