JP6202651B1 - 遊技台 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示手段に特徴を持った遊技台を提供する。【解決手段】遊技台は、1または複数の設定を含む演出設定表示を表示可能な表示手段を備え、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定を含む第一の表示を前記表示手段に表示可能である。【選択図】図21
Description
本発明は、本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)、回胴遊技機(スロットマシン)、封入式遊技機あるいはメダルレススロットマシンに代表される遊技台に関する。
従来、液晶表示装置等の表示手段を備えた遊技台が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の遊技台は、表示手段に改良の余地がある。
本発明の目的は、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することにある。
本発明の目的は、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することにある。
本発明に係る遊技台は、表示手段を備えた遊技台であって、前記表示手段は、演出設定表示を表示可能な手段であり、前記演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示のことであり、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定を含む表示(以下、「第一の表示」という。)を前記表示手段に表示可能であり、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、表示中の前記演出設定表示において、該第一の表示に含まれる前記1の設定が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台である。
本発明によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を実現できる。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<<実施形態1>>
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、表示領域R1を有する装飾図柄表示装置208を配設している。なお、表示領域R1は装飾図柄表示装置208の表示領域の全体でもよいが、本実施形態では一部の領域である。遊技盤200の右下の領域には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。表示領域R1は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示することができる。
さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、例えば7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、例えば7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が、大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
遊技領域124には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、メータ増加用進入口227と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口231および232と、可変入賞口234および235を配設している。本実施形態の場合、第1特図始動口230と第2特図始動口231とは、始動口ユニットU1に設けられている。始動口ユニットU1は、上部から進入した遊技球を第1特図始動口230または第2特図始動口231に振り分ける通路ユニットを構成している。また、本実施形態の場合、可変入賞口234および235は、可変入賞口ユニットU2に設けられている。なお、本実施形態に係るメータ増加用進入口227の数や位置等は、本例に限定されるものではなく、例えば、メータ増加用進入口227を、2つ以上備えていてもよいし、遊技領域124における他の場所に配置してもよいし、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234、235)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口231、232)にメータ増加用進入口227と同じ機能を持たせてもよい。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では普図始動口228の下方に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。
第2特図始動口231または232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口231または232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234および235は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれる。可変入賞口234は、開閉自在な扉部材234aを備え、扉部材234aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材234aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。可変入賞口235も開閉自在な機構を備え、閉鎖中は球の入球が不可能であり、例えば小当り図柄を停止表示した場合に一定時間開放して(例えば0.3秒)閉鎖する。これにより、V入賞する場合がある。
さらに、遊技領域124には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234、235)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口231、232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<制御部>
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を導出する乱数値生成回路318(この回路には2つの乱数値生成回路を内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
乱数値生成回路318は、基本回路302で使用する乱数値を生成する。この乱数値生成回路318における乱数の生成には、大別するとカウンタモードと乱数モードとの2種類の方法がある。カウンタモードでは、所定の時間間隔でカウントアップ(ダウン)する数値を取得して、その数値を乱数として導出する。乱数モードには、さらに2つの方法がある。乱数モードにおける一つ目の方法は、乱数の種を用いて所定関数(例えばモジュラス関数)による演算を行い、この演算結果を乱数として導出する。二つ目の方法は、0〜65535の範囲の数値がランダムに配列された乱数テーブルから数値を読み出し、その読み出した数値を乱数として導出する。乱数値生成回路318では、各種センサ320からセンサ回路322に入力される信号に重畳しているホワイトノイズを利用して不規則な値を取得する。乱数値生成回路318は、こうして取得した値を、カウンタモードでカウントアップ(ダウン)させるカウンタの初期値として用いたり、乱数の種として用いたり、あるいは乱数テーブルの読み出し開始位置を決定する際に用いる。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口230に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第1特図始動口230に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、第2特図始動口232に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、各種演出データ等が記憶されたROM406が接続されている。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第1副制御部400の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、各種演出データ等が記憶されたROM406が接続されている。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、この基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<図柄の種類>
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。同図(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。同図(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。
第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特別図柄表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特別図柄表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本発明にいう図柄の変動表示の一例に相当する。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間(本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間(これも本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本発明にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。同図(a)には、図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図J」までの10種類の特図が示されている。同図(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
「特図A」は15ラウンド(15R)特別大当たり図柄であり、「特図B」は15R大当たり図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。また、15R特別大当たり遊技終了後および15R大当たり遊技終了後はいずれも時短状態に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態に移行する状態のことを普図高確率状態と称し、時短状態に移行しない状態のことを普図低確率状態と称する。15R特別大当たり図柄である「特図A」は、特図高確率普図高確率状態であり、15R大当たり図柄である「特図B」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」および「特図B」は、遊技者に付与する利益量が相対的に大きな利益量になる図柄である。
「特図C」は突然確変と称される2R大当たり図柄であり、特図高確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図A」と比べて、「特図C」は2Rである点が異なる。「特図D」は突然時短と称される2R大当たり図柄であり、特図低確率普図高確率状態である。すなわち、15Rである「特図B」と比べて、「特図D」は2Rである点が異なる。
「特図E」は隠れ確変と称される2R大当たり図柄であり、特図高確率普図低確率状態である。「特図F」は突然通常と称される2R大当たり図柄であり、特図低確率普図低確率状態である。これら「特図E」および「特図F」はいずれも、2Rであるとともに、時短状態に移行しない状態である。
「特図G」は第1小当たり図柄であり、「特図H」は第2小当たり図柄であり、何れも特図低確率普図低確率状態である。ここにいう小当たりは、2R時短無し大当たりと同じものに相当する。すなわち、この「特図G」、「特図H」は「特図F」と同じ状態であるが、両者では装飾図柄表示装置208に表示される演出が異なり、あえて、同じ状態でも「特図G」、「特図H」と「特図F」を設けておくことで、遊技の興趣を高めている。
また、「特図I」は第1はずれ図柄であり、「特図J」は第2はずれ図柄であり、遊技者に付与する利益量が相対的に小さな利益量になる図柄である。なお、本実施形態のパチンコ機100には、15R特別大当たり図柄として「特図A」以外の図柄も用意されており、15R大当たり図柄等の他の図柄についても同様である。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。第1特図始動口230または第2特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。そして、「特図B」の15R大当たりを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに15R大当たりに対応する、同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。「特図A」の15R特別大当たりを報知する場合には、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。
また、「特図E」の隠れ確変と称される2R大当たり、「特図F」の突然通常と称される2R大当たり、あるいは「特図G」の第1小当たり、「特図H」の第2小当たりを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示する。さらに、「特図C」の突然確変と称される2R大当たり、あるいは「特図D」の突然時短と称される2R大当たりを報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示する。一方、「特図I」の第1はずれ、「特図J」の第2はずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同図(b)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
同図(c)は本実施形態の普図の停止表示態様には、当たり図柄である「普図A」と、外れ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述のゲートセンサが検出したことに基づいて、普通図柄表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」を停止表示し、普図変動遊技の外れを報知する場合には「普図B」を停止表示する。この同図(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
<主制御部メイン処理>
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図6を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図6に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップSA01では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップSA03では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップSA05では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップSA03に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップSA07に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップSA03に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップSA05は繰り返し実行される。
ステップSA07では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップSA09では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップSA13)に進む。
具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップSA13に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップSA13に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップSA11に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップSA13に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップSA13に進む。
ステップSA11では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップSA15内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図4に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップSA11では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップSB33において、第1副制御部400へ送信される。
ステップSA13では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップSA13)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップSB33において、第1副制御部400へ送信される。
ステップSA15では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタと、普図タイマ乱数値、および特図タイマ乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図タイマ乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図タイマ乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述するステップSB07でも更新する。
主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップSA15の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図7を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約2msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップSB01では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。ステップSB03では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDTを定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップSB05では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップSB05では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップSB05では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図4に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップSB05では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップSB07およびステップSB09では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップSA15で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施形態では特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップSB11では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップSB13では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特別図柄表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップSB15では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップSB17では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定する。ここでは、ステップSB03における入賞判定パターン情報と一致するか否かの判定結果を用いて判定する。第1特図始動口230へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の、第1特図始動口230に対応した乱数値記憶用レジスタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。第2特図始動口232へ入賞があった場合且つRAM308に設けた対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、乱数値生成回路318の、第1特図始動口230に対応した乱数値カウンタ値記憶用レジスタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、加工した値(例えば、取得した値+Rレジスタの値+1)を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
ステップSB19では、払出要求数送信処理を行う。なお、払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は、例えば1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップSB21では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当たり図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図5(c)に示す普図A)および外れ図柄(図5(c)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップSB23に移行するようにしている。
ステップSB23では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップSB25)。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の8つの処理のうちの1つの処理を行う。例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。
また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当たりフラグ、第1小当たりフラグ、第2小当たりフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には図5(a)に示す特図A、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には特図C、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図D、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオンの場合には特図E、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグもオフの場合には特図F、第1小当たりフラグがオンの場合には特図G、第2小当たりフラグがオンの場合には特図H、第1はずれフラグがオンの場合には特図I、第2はずれフラグがオンの場合には特図Iそれぞれの態様となるように、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は、15R特別大当たり図柄(特図A)、15R大当たり図柄(特図B)、突然確変図柄(特図C)、突然時短図柄(特図D)、隠れ確変図柄(特図E)、突然通常図柄(特図F)、第1小当たり図柄(特図G)、第2小当たり図柄(特図H)、第1はずれ図柄(特図I)、および第2はずれ図柄(特図J)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、時短フラグをオフする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフする。
また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施例では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当たり遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数100回をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンすることもない。ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に大当りする可能性が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間および特図変動遊技の変動時間は短くなる。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、第2特別始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなりやすい。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開きやすい。また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当たり遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当たり遊技中に普図高確率状態であると、大当たり遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に第2特図始動口232に多くの遊技球が入球し、大当たり中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップSB33)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、はずれフラグがオンされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップSB27に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップSB27)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップSB25およびステップSB27における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップSB29)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップSB31)。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、第2特図始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、第1特図始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
ステップSB33では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止コマンドの場合であれば、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値などを含み、入賞演出コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、特図確率変動フラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば特図確率変動フラグの値、大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、15R大当りフラグや2R大当たりフラグの値、特図確率変動フラグの値などを示す情報を設定する。上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している大当りラウンド数、特図確率変動フラグの値、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。また、このステップSB33では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップSB35では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップSB37では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップSB05において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、表示回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップSB19)で設定した出力予定情報を出力ポート(I/O310)を介して第1副制御部400に出力する。
ステップSB39では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップSB43に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップSB41に進む。
ステップSB41では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップSB01で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図6に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップSB43では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、上述の主制御部メイン処理に復帰する。
<第1副制御部400の処理>
次に、図8を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
次に、図8を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。同図(d)は、第1副制御部400の画像制御処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップSC01では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップSC01で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップSC03では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップSC05の処理に移行する。ステップSC05では、タイマ変数に0を代入する。ステップSC07では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。ステップSC09では、演出制御処理を行う。例えば、ステップSC07で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップSC11では、チャンスボタンの押下を検出していた場合、ステップSC09で更新した演出データをチャンスボタンの押下に応じた演出データに変更する処理を行う。ステップSC13では、ステップSC09で読み出した演出データの中にVDP434への命令がある場合には、この命令をVDP434に出力する(詳細は後述)。
ステップSC15では、ステップSC09で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。ステップSC17では、ステップSC09で読み出した演出データの中に各種ランプ418への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
ステップSC19では、ステップSC09で読み出した演出データの中に遮蔽装置246への命令がある場合には、この命令を駆動回路432に出力する。ステップSC21では、ステップSC09で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行い、ステップSC03へ戻る。
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップSD01では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。第1副制御部400は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第1副制御部タイマ割込処理のステップSE01では、第1副制御部メイン処理におけるステップSC03において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップSC03において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。第1副制御部タイマ割込処理のステップSE03では、ステップSC19で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のメイン処理におけるステップSC13の画像制御処理について説明する。同図は、画像制御処理の流れを示すフローチャートを示した図である。
ステップSF01では、画像データの転送指示を行う。ここでは、CPU404は、まず、VRAM436の表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU404は、VDP434のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM406の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM436の転送先アドレス)などを設定した後、ROM406からVRAM436への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP434は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM406からVRAM436に転送する。その後、VDP436は、転送終了割込信号をCPU404に対して出力する。
ステップSF03では、VDP434からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合はステップSF05に進み、そうでない場合は転送終了割込信号が入力されるのを待つ。ステップSF05では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU404は、ステップSF01でVRAM436に転送した画像データに基づいてVRAM436の表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM436の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP434に指示する。VDP434はアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップSF07では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU404は、VDP434に画像の描画開始を指示する。VDP434は、CPU404の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップSF09では、画像の描画終了に基づくVDP434からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合はステップSF11に進み、そうでない場合は生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。ステップSF11では、RAM408の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
<第2副制御部500の処理>
次に、図9を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。なお、同図(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。
次に、図9を用いて、第2副制御部500の処理について説明する。なお、同図(a)は、第2副制御部500のCPU504が実行するメイン処理のフローチャートである。同図(b)は、第2副制御部500のコマンド受信割込処理のフローチャートである。同図(c)は、第2副制御部500のタイマ割込処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップSG01では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップSG01で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM508内の記憶領域の初期化処理等を行う。ステップSG03では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップSG05の処理に移行する。ステップSG05では、タイマ変数に0を代入する。
ステップSG07では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPU504は、第1副制御部400のCPU404からコマンドを受信したか否かを判別する。ステップSG09では、演出制御処理を行う。例えば、ステップSG07で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM506から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップSG11では、第1副制御部400からの遊技盤用ランプ532や遊技台枠用ランプ542への命令がある場合には、この命令をシリアル通信制御回路520に出力する。ステップSG13では、第1副制御部400からの演出可動体224への命令がある場合には、この命令を駆動回路516に出力し、ステップSG03に戻る。
次に、同図(b)を用いて、第2副制御部500のコマンド受信割込処理について説明する。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が、第1副制御部400が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップSH01では、第1副制御部400が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM508に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
次に、同図(c)を用いて、第2副制御部500のCPU504によって実行する第2副制御部タイマ割込処理について説明する。第2副制御部500は、所定の周期(本実施例では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第2副制御部タイマ割込処理のステップSI01では、図8(a)に示す第2副制御部メイン処理におけるステップSG03において説明したRAM508のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップSG03において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。第2副制御部タイマ割込処理のステップSI03では、演出用乱数値の更新処理等を行う。
<アイテムの種類>
次に、図10を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100が有するアイテムの種類について説明する。図10は、アイテムの一例を示した図である。
次に、図10を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100が有するアイテムの種類について説明する。図10は、アイテムの一例を示した図である。
ここで、アイテムとは、パチンコ機100が遊技者に付与することが可能な特典、装備、機能等の総称であり、本実施形態に係るアイテムは、カスタムアイテムと非カスタムアイテムの2種類に大別することができる。カスタムアイテムは、遊技者が自らの好みに応じて、パチンコ機の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することができるアイテムである。また、非カスタムアイテムは、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を改造(カスタマイズ)することはできないが、遊技者に所定の利益が付与されるアイテムである。
パチンコ機100は、アイテムごとに設定されたアイテム付与条件が成立した場合に、当該アイテムを遊技者に付与するように構成されている。カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、後述する演出カスタマイズ画面(図19(q)等参照)を用いて、付与されたカスタムアイテムの設定操作を行うことで、パチンコ機100の表示、音声、機能、各種確率等を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、非カスタムアイテムが付与された場合には、遊技者は、アイテムを通じて所定の利益(例えば、予告、先読み予告、チュートリアル表示等の遊技者にとって有利な利益)を得ることが可能である。
図10に示す例では、例えば、アイテムA(通常BGMカスタム1)、アイテムB(通常BGMカスタム2)、または、アイテムC(通常BGMカスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における通常遊技中の背景音(BGM)を自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。また、アイテムD(保留台座カスタム1)、アイテムE(保留台座カスタム2)、または、アイテムF(保留台座カスタム3)のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、パチンコ機100における保留アイコン(保留表示)の表示の一部(本例では、保留アイコンの下に表示される台座の画像)を、自らの好みに応じて改造(カスタマイズ)することが可能である。
また、「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「熱い(期待度が高い)」ことを示す予告1が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。また、「激熱」のアイテム付与条件が成立し、当該アイテムが付与された場合には、当該変動の結果が「激熱なこと(期待度が極めて高いこと)」を示す予告2が行われることで、遊技者は、当該変動の当選結果に関する情報(例えば、当該特図変動遊技の当選結果が大当りであること、または、大当りの可能性が高いこと等の情報)を得ることができる。
<メータ増加演出とアイテム付与演出>
次に、メータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。ここで、メータ増加演出とは、図3を用いて説明したメータ増加用進入口227に球が進入したことに関連して実行される演出であり、本実施形態では、所定数(本例では、10個)のゲージ(目盛り)を有するメータを表示し、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ消灯する(減らす)表示を行う(詳細は後述)。
次に、メータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。ここで、メータ増加演出とは、図3を用いて説明したメータ増加用進入口227に球が進入したことに関連して実行される演出であり、本実施形態では、所定数(本例では、10個)のゲージ(目盛り)を有するメータを表示し、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ消灯する(減らす)表示を行う(詳細は後述)。
このようなメータ増加演出を実行することで、遊技者は、メータ増加用進入口227に進入した球の数や、メータのゲージが満タンになったか否か(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入したか否か)を把握することが可能となる。なお、メータ増加演出の態様は本例に限定されず、例えば、メータ増加用進入口227に球が1個、進入するたびにメータのゲージを1個ずつ点灯する(増やす)表示を行ってもよい。
また、アイテム付与演出とは、アイテムの付与に関連して実行される演出であり、本実施形態では、メータのゲージが満タンになった場合(メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入した場合)にアイテム付与条件が成立したと判定し、装飾図柄表示装置208を用いて、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を報知する表示等を行う(詳細は後述)。このようなアイテム付与演出を実行することで、遊技者は、アイテムが付与されたことや、当該アイテムの種類等を把握することが可能となる。なお、アイテム付与条件や、アイテム付与演出の態様は本例に限定されず、例えば、すでに獲得済みのアイテムの数や種類を表示してもよいし、アイテムが特別であること(レアなアイテムであること)を表示してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例1>
次に、図11を用いて、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図11は、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図11を用いて、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図11は、実施例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例1は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図11(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。また、本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が3、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、6個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が6であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図11(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図11(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図11(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図11(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図11(e)〜同図(g)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図11(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図11(i)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(図において内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図11(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例では、アイテム付与演出においてアイテムに関する情報(本例では、アイテム名とアイテムの説明)を表示したことを契機として、図11(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、ボタン演出を行う。
なお、本例では、ボタン演出に関連する表示を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示や装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、ボタン演出の視認性が阻害されることがないため、操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
このボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図11(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図11(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図11(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムをセットする選択)がされたことを契機として、図11(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名を含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例2>
次に、図12を用いて、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図12は、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図12を用いて、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図12は、実施例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例2は、SP(スーパー)リーチ変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。本実施例2では、図12(a)〜同図(b)に示す期間に亘って、特図の変動遊技が、通常の図柄変動からSPリーチ変動に発展し、続く図12(c)〜同図(r)に示す期間に亘って、SPリーチ変動に加えてSPリーチ演出を実行している。
このようなSPリーチ変動中において、図12(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図12(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図12(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図12において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図12(h)〜同図(q)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関する表示を、SPリーチ演出に関する表示やメータよりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出に関する表示やメータの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やメータの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、図12(k)〜同図(o)に示す期間に亘って、装飾図柄の変動表示を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
さらに、続く図12(l)〜同図(o)に示す期間に亘って、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、ボタン演出に関連する表示と装飾図柄の変動表示の少なくとも一部を、SPリーチ演出やアイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、装飾図柄の変動表示やボタン演出の視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過や操作手段による操作やその有効時間を遊技者に的確に知らせることができる上に、SPリーチ演出やアイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例3>
次に、図13を用いて、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図13は、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図13を用いて、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図13は、実施例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例3は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図13(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行していない状態(非図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような非図柄変動中において、図13(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図13(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図13(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、SPリーチ変動中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図13において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図13(j)〜同図(m)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の停止表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の停止表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動停止の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例4>
次に、図14を用いて、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図14は、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図14を用いて、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図14は、実施例4に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例4は、非図柄変動中(図柄の停止表示中)にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいて、図柄変動中にアイテム付与演出を開始する例である。図14(a)に示す非図柄変動中において、図14(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入し、続く図14(c)では、点灯していた2つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図14(c)に示す非図柄変動中において、図14(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことに基づいて、続く図14(e)では、図柄変動表示を開始している。
このような図柄変動中において、図14(f)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図14(g)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図14(h)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図14(e)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図14(i)〜同図(k)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図14(l)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図14(m)に示すように、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。このアイテム画像IGは、非カスタムアイテムである「熱」のアイテム付与条件が成立し、当該特図変動遊技の結果が「熱い(期待度が高い)」こと(当該特図変動遊技の当選結果が当りであること、または、当りの可能性が高いこと)を示している。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、装飾図柄の変動表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、装飾図柄の変動表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、装飾図柄の変動表示の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
続く図14(n)に示す状態では、アイテム付与演出を終了するとともに、SPリーチを開始している。このように、SPリーチの開始前にアイテム付与演出に関連する表示を消去するように構成すれば、SPリーチの視認性が阻害されることがないため、変動遊技の経過を遊技者に的確に知らせることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例5>
次に、図15を用いて、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図15は、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図15を用いて、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図15は、実施例5に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例5は、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行した後、アイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。
図15(a)に示す遊技状態は、特図の変動遊技を実行している状態(図柄変動中)である。本例では、保留されている特図変動遊技があり、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3、特図2変動遊技の保留数が4、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、7個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7であることが示されているとともに、6個のゲージが消灯され、4個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に6個の球が進入したこと(あと4個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このような図柄変動中において、図15(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図15(c)に示すように、点灯していた4つのゲージのうちの1つを消灯するメータ増加演出を実行している。続いて、図15(c)に示す図柄変動中において、図15(d)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球し、続く図15(e)に示すように、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が3から4に増加したことが数字で示されているとともに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、8個の保留アイコンPIの表示により、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が7から8に増加して満タンになったことが示されている。
本例では、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が満タン(本例では8)になった場合に、メータ増加演出が増加モードに移行するように構成している。ここで、メータ増加演出の増加モードとは、メータ増加用進入口227に1個の球が進入するたびに、メータのゲージをN倍(Nは2以上の正の整数)で進行させるモードのことであり、本例では、Nを2に設定し、2倍モードと称している。
図15(f)に示す状態は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)に移行した状態である。この増加モードに置いて、図15(g)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図15(h)に示すように、点灯していた3つのゲージのうちの2つを消灯するメータ増加演出を実行する。また、図15(i)に示すように、さらに、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図15(j)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行するとともに、もう1つのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越すことができるように構成している。以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メータ増加演出が増加モード(2倍モード)であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図15において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
なお、本例では、保留数が満タンの状態における図柄変動中にメータ増加用進入口227に球が進入したことに基づいて増加モード(2倍モード)に移行する例を示したが、他の条件が成立した場合に増加モードに移行するように構成してもよいし、増加モードは、2倍モードに限定されるものではない。また、アイテム付与条件が成立した場合(メータのゲージが満タンになった場合)には、メータのゲージを消去する権利を次遊技以降に持ち越せるように構成したが、持ち越せないように構成してもよいし、持ち越しができる遊技数を可変にしてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例6>
次に、図16を用いて、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図16は、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図16を用いて、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図16は、実施例6に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例6は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、2種類のカスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図16において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図16(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図16(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA、アイテムB)IN1、IN2の表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAとアイテムBの説明(図において内容は省略))IT1、IT2の表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与するアイテムは3種類以上であってもよい。
続く図16(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。本例に係るボタン演出では、複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAまたはアイテムBをセットするか否かの選択)が可能な選択表示SGと、操作の受付が有効なチャンスボタン136の外観を模した画像とチャンスボタン136の押下操作を促す文字列(本例では、PUSH)とを含むボタン画像BG1と、図示しない上下左右の方向キーのうち、操作の受付が有効な左右キーの外観を模したボタン画像BG2と、操作手段(本例では、チャンスボタン136と左右キー)による操作の受付が有効な期間を示すメータ表示からなる操作有効期間表示TGの表示を行う。
このようなボタン演出中において「アイテムA」の選択肢が仮選択された状態で、図16(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図16(m)に示すように、「アイテムA」の選択肢をハイライト表示することで、「アイテムA」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。
続く図16(n)に示す状態は、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開した状態である。再開後のアイテム付与演出では、ボタン演出において複数の選択肢から特定の選択(本例では、獲得したアイテムAとアイテムBのうち、アイテムAをセットする選択)がされたことを契機として、図16(n)〜同図(p)に示す期間に亘って、アイテム名をを含む画像を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムAが設定されたことが示されている。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例7>
次に、図17を用いて、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図17は、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図17を用いて、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図17は、実施例7に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例7は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始し、このアイテム付与演出において複数のアイテム(本例では、カスタムアイテムと非カスタムアイテム)を付与する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、アイテム付与演出において複数のアイテムを付与することを除いて上記実施例1と同じであるため、図17において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例に係るアイテム付与演出では、図17(h)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部から2種類のアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図17(i)に示すように、2種類のアイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))IT1の表示と、「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示を行う。なお、アイテム付与演出において付与する非カスタムアイテムは、図10を用いて説明した他の非カスタムアイテム(例えば、保留変化、機種説明1〜3、ハズレ等)であってもよい。
続く図17(j)に示す状態は、アイテム付与演出に加えてボタン演出を開始した状態である。以降のアイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例1と同じであるため、図17において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
<デモ画面>
次に、図18〜図20を用いて、パチンコ機100におけるデモ画面について説明する。図18は、パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図であり、図19は、画面遷移の一例を時系列で示した図であり、図20は、メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。
次に、図18〜図20を用いて、パチンコ機100におけるデモ画面について説明する。図18は、パチンコ機100における画面の遷移の一例を示した遷移図であり、図19は、画面遷移の一例を時系列で示した図であり、図20は、メニュー画面において各種メニューが選択された場合の画面遷移の一例を示した図である。
本実施形態に係るパチンコ機100は、装飾図柄表示装置208を用いて、図18(a)に示すような、デモ画面、メニュー画面、音量調整画面、輝度調整画面、図柄変動表示、が少なくとも表示可能に構成されている。デモ画面は、非図柄変動中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等に表示が開始される画面であり、本例では、メニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面に遷移することが可能なトップメニュー画面を表示する。このデモ画面の表示中に第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けた場合には、各種メニューの選択が可能なメニュー画面の表示を開始する。
また、デモ画面(または、輝度調整画面)の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)または第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、スピーカ120等の音量の調整が可能な音量調整画面の表示を開始し、デモ画面(または、音量調整画面)の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)または第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、各種ランプ418や装飾図柄表示装置208等の輝度の調整が可能な輝度調整画面の表示を開始する。
また、音量調整画面の表示中に第二の操作手段(本例では、右キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げるとともに音量が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、音量調整画面の表示中に第三の操作手段(本例では、左キー)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。輝度調整画面の表示中に第四の操作手段(本例では、上キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行し、輝度調整画面の表示中に第五の操作手段(本例では、下キー)の操作を受け付けた場合には、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行する。
さらに、これらのメニュー画面、音量調整画面、または、輝度調整画面の表示中において所定の時間(例えば、30秒)の経過を検出した場合等にはデモ画面の表示を開始し、図柄変動表示の開始条件が成立した場合等には図柄変動表示を開始する。
<デモ画面/メニュー画面>
図18(b)は、メニュー画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係るメニュー画面は、演出カスタマイズ、携帯端末連動サービス、初期化、デモ画面に戻る、の4つのメニューで構成されており、それぞれのメニューが選択された場合に、演出カスタマイズ画面、携帯端末連動サービス画面、初期化確認画面、デモ画面に遷移するように構成されている。
図18(b)は、メニュー画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係るメニュー画面は、演出カスタマイズ、携帯端末連動サービス、初期化、デモ画面に戻る、の4つのメニューで構成されており、それぞれのメニューが選択された場合に、演出カスタマイズ画面、携帯端末連動サービス画面、初期化確認画面、デモ画面に遷移するように構成されている。
例えば、図19に示す例では、図19(a)に示す非図柄変動中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図19(b)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図19(c)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図19(d)に示す輝度調整画面の表示を開始している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図19(e)に示すように、第五の操作手段(本例では、下キー161d)の操作を受け付けたことから、図19(f)に示すように、輝度を1段階下げるとともに輝度が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行し、続く図19(g)に示すように、第四の操作手段(本例では、上キー161c)の操作を受け付けたことから、図19(h)に示すように、輝度を1段階上げるとともに輝度が1段階上がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、この輝度調整画面の表示中に、図19(i)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、輝度調整画面に代えて、図19(j)に示す音量調整画面の表示を開始している。また、この音量調整画面の表示中に、図19(k)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、図19(l)に示すように、音量を1段階上げるとともに音量が1段階下がったことを示唆するメータ表示を実行している。
続けて、図19(l)に示す音量調整画面の表示中において所定の時間(30秒)の経過を検出したことから、図19(m)に示すデモ画面(トップメニュー画面)の表示を開始し、このデモ画面の表示中に、図19(n)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、図19(o)に示すメニュー画面の表示を開始している。
続けて、このメニュー画面において演出カスタマイズのメニューが仮選択された状態で、図19(p)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、演出カスタマイズ画面の表示を開始している。また、図19(q)に示す演出カスタマイズ画面の表示中に、図19(r)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けたことから、ハイライト表示を、次に選択が可能なアイテム(本例では、アイテムP)に移動する表示を行い、アイテムPが仮選択された状態で、図19(t)に示すように、第一の操作手段(本例では、チャンスボタン136)の操作を受け付けたことから、アイテムPに対応するカスタマイズを有効にするとともに、装飾図柄表示装置208の下方の表示領域において「アイテムP設定中」の文字表示を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムとしてアイテムPが設定されたことが示されている。
<デモ画面/メニュー画面/携帯端末連動サービス画面>
図18(c)は、携帯端末連動サービス画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係る携帯端末連動サービス画面は、お試しプレイ、パスワード入力、データ保存、データクリア、クイックスタート、メニュー画面に戻る、の6つのメニューで構成されている。
図18(c)は、携帯端末連動サービス画面の遷移の一例を示した遷移図である。本例に係る携帯端末連動サービス画面は、お試しプレイ、パスワード入力、データ保存、データクリア、クイックスタート、メニュー画面に戻る、の6つのメニューで構成されている。
例えば、図20(b)に示すメニュー画面において、携帯端末連動サービスのメニューが選択された場合には、図20(b1)に示す携帯端末連動サービス画面の表示を開始し、この携帯端末連動サービス画面において、お試しプレイのメニューが選択された場合には、図20(b1−1)に示す、お試しプレイ画面の表示を開始した後、このお試しプレイ画面において新規登録が選択された場合には、図20(b1−2)に示す新規登録画面の表示を開始する。
また、図20(b2)に示す携帯端末連動サービス画面において、パスワード入力のメニューが選択された場合には、図20(b2−1),同図(b2−1−1)に示すようなパスワード入力画面の表示を開始し、このパスワード入力画面において、誤ったパスワードが入力された場合には、図20(b2−1−2)に示すような、パスワードの入力ミスを報知する画面の表示を開始する一方、正しいパスワードが入力された場合には、図20(b2−1−3)に示すような、パスワードの入力完了を報知する画面の表示を開始する。
また、図20(b3)に示す携帯端末連動サービス画面において、データ保存のメニューが選択された場合には、図20(b3−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図20(b3−2)に示すような二次元コード表示画面の表示を開始し、この二次元コード表示画面の表示中に「終了」が選択された場合には、図20(b3−2−1)に示すような確認画面の表示を開始する。
また、図20(b4)に示す携帯端末連動サービス画面において、データクリアのメニューが選択された場合には、図20(b4−1)に示すような確認画面の表示を開始し、この確認画面において「はい」が選択された場合には、図20(b4−1−1)に示すような完了画面の表示を開始する。また、図20(b5)に示す携帯端末連動サービス画面において、クイックスタートのメニューが選択された場合には、図20(b5−1)に示すような開始画面の表示を開始し、図20(b6)に示す携帯端末連動サービス画面において、メニュー画面に戻る、のメニューが選択された場合には、トップメニューの表示を開始する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例8>
次に、図21を用いて、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図21は、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図21を用いて、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図21は、実施例8に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例8は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。図21(a)に示す遊技状態は、非図柄変動中にデモ画面(トップメニュー画面)を表示している状態である。また、本例では、保留されている特図変動遊技が無く、装飾図柄表示装置208の左側の表示領域では、特図1変動遊技の保留数が0、特図2変動遊技の保留数が0、普図変動遊技の保留数が0であることが数字で示されている。また、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、保留アイコンPIを表示しないことにより、特図変動遊技(特図1変動遊技と特図2変動遊技)の保留数が0であることが示されているとともに、9個のゲージが消灯され、1個のゲージGGが点灯したメータ増加演出により、メータ増加用進入口227に9個の球が進入したこと(あと1個の球が進入すればゲージが満タンになること)を報知している。さらに、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域では、「アイテム未設定」の文字表示CD1を行うことで、遊技者によってカスタムアイテムの設定がされていないことが示されている。
このようなデモ画面(トップメニュー画面)の表示中において、図21(b)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図21(c)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図21(d)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
なお、以降のメータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、デモ画面(トップメニュー画面)の表示中であることを除いて上記実施例1と同じであるため、図21において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、図21(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、デモ演出に(トップメニュー画面)関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、デモ画面(トップメニュー画面)の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図21(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、デモ画面(トップメニュー画面)に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図21(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図21(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずデモ画面(トップメニュー画面)が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図21(l)に示すタイミング(ボタン演出がデモ画面(トップメニュー画面)よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、デモ画面(トップメニュー画面)に関する操作(本例では、メニュー選択、音量調整、または、輝度調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例9>
次に、図22を用いて、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図22は、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図22を用いて、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図22は、実施例9に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例9は、図18や図19を用いて説明したメニュー画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、メニュー画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図22において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図22(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、メニュー画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、メニュー画面に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、メニュー画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図22(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、メニュー画面に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図22(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図22(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらずメニュー画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図22(l)に示すタイミング(ボタン演出がメニュー画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、メニュー画面に関する操作(本例では、携帯端末連動サービス等のメニュー選択を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例10>
次に、図23を用いて、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図23は、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図23を用いて、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図23は、実施例10に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例10は、図18や図19を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、音量調整の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図23において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図23(e)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調整に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、音量調整に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、音量調整の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図23(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、音量調整に関する表示よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図23(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図23(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず音量調整が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図23(l)に示すタイミング(ボタン演出が音量調整よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量調整を行うための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例11>
次に、図24を用いて、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図24は、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図24を用いて、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図24は、実施例11に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例11は、図20を用いて説明した二次元コード表示画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、二次元コード表示画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図24において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図24(g)〜同図(n)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、二次元コード表示画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、二次元コードの少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、二次元コードの視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図24(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、二次元コードよりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図24(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コードよりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図24(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず二次元コードが表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図24(l)に示すタイミング(ボタン演出が二次元コード表示画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、二次元コードに関する操作(本例では、二次元コード表示画面を終了させるための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例12>
次に、図25を用いて、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図25は、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図25を用いて、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図25は、実施例12に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例12は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例8と同じであるため、図25において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図25(e)〜同図(o)に示す期間に亘って、アイテム付与演出に関連する表示を、演出カスタマイズ画面に関する表示よりも手前に表示することで、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部を、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、アイテム付与演出の視認性が阻害されることがないため、アイテムが付与されたことや、付与されたアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、演出カスタマイズ画面の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、図25(l)に示すタイミングでチャンスボタン136による操作を受け付けているが、演出カスタマイズ画面よりも、ボタン演出に関する表示を手前に表示させていることから、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
よって、図25(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うが、図25(n)に示すタイミング(ボタン演出が表示されておらず演出カスタマイズ画面が表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合には、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行う。なお、図25(l)に示すタイミング(ボタン演出が演出カスタマイズ画面よりも手前に表示されているタイミング)でチャンスボタン136による操作を受け付けた場合であっても、演出カスタマイズ画面に関する操作(本例では、演出カスタマイズ画面において、設定するアイテムを決定する操作)を受け付けたものとして、対応する処理を行うように構成してもよい。
また、本例では、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図25(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付け、図25(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示した場合であっても、獲得したアイテムを即座にセットする処理は行わず、図25(q)〜同図(u)に示すように、改めてメニュー画面において携帯端末連動サービス画面が選択され、図25(v)に示すように、演出カスタマイズ画面が表示された場合に、アイテム付与演出において獲得したアイテム(本例では、アイテムA)が設定可能になるように構成している。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例13>
次に、図26を用いて、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図26は、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図26を用いて、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図26は、実施例13に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例13は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、ボタン演出における操作によって即座にアイテムを設定する例である。
メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、上記実施例12と同じであるため、図26において同じ符号を付すとともに、その説明は省略するが、本例では、図26(j)〜同図(k)に示すボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図26(l)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、図26(m)に示すように、「はい」の選択肢をハイライト表示することで、「はい」の選択が確定したこと(獲得したアイテムAをセットする選択がなされたこと)を報知する。演出カスタマイズ画面を表示中にアイテムを獲得した場合は、図26(i)に示すように、表示中の演出カスタマイズ画面において、選択可能なアイテムとして、アイテムAを追加表示する。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例14>
次に、図27を用いて、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図27は、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図27を用いて、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図27は、実施例14に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例14は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面を用いてアイテムを設定する点は、図25を用いて説明した実施例12と同じであるが、本例では、演出カスタマイズ画面を、アイテム付与演出に関する表示よりも手前に表示することで、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部(本例では、メータの全てのゲージ)にオーバーラップさせている。
このような構成とすれば、演出カスタマイズ演出の視認性が阻害されることがないため、獲得したアイテムに関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。なお、演出カスタマイズ画面の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせないように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例15>
次に、図28を用いて、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図28は、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図28を用いて、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図28は、実施例15に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例15は、図18や図19を用いて説明した演出カスタマイズ画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始した後、演出カスタマイズ画面の表示中に図柄変動表示が開始された場合であってもアイテム付与演出を継続する例である。なお、メータ増加演出、アイテム付与演出、および、ボタン演出の演出態様は、演出カスタマイズ画面の表示中であることを除いて上記実施例12と同じであるため、図28において同じ符号を付すとともに、その説明は省略する。
本例では、図28(k)に示すアイテム付与演出中において、図28(l)に示すように、始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球したことから、続く図28(m)では、図柄変動表示を開始しているが、アイテム付与演出を継続している。このような構成とすれば、アイテム付与演出が遊技者の予期しないタイミングで中止されてしまうことがなく、遊技者の遊技意欲を阻害することがない。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例16>
次に、図29を用いて、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図29は、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図29を用いて、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図29は、実施例16に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例16は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図11を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、当該変動と次回の変動の2回の変動に跨ってアイテムを表示している。
具体的には、図29(k)に示すアイテム付与演出の実行中に当該変動が終了し、図柄の停止表示を行った後、続く図29(l)に示すように、特図2の保留に基づいて新たな変動遊技を開始している。そして、アイテム付与条件が成立した図柄変動に続く次の図柄変動においてもボタン演出を継続し、図29(m)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けたことに基づいて、ボタン演出を終了し、アイテム付与演出を再開し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のように、複数の図柄変動に跨ってアイテムの表示を可能とすれば、図柄変動の停止や開始に伴ってアイテム付与演出が中断されてしまうようなことがなく、遊技者の遊技意欲を持続できる場合がある。なお、アイテムの表示を継続する図柄変動は2回に限定されず、3回以上であってもよいし、連続した図柄変動でなくてもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例17>
次に、図30を用いて、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図30は、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図30を用いて、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図30は、実施例17に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例17は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図11を用いて説明した実施例1と同じであるが、本例では、アイテム付与演出の実行中にもメータ増加用進入口227への球の進入を検出可能であり、球の進入を検出した場合にメータ増加演出を実行している。
具体的には、図29(j)に示すアイテム付与演出の実行中に、図29(k)に示すように、メータ増加用進入口227への球の進入を検出したため、続く図29(l)に示すように、アイテム付与演出によるアイテムの表示中に、メータのゲージを進行させるメータ増加演出を開始している。本例のように、アイテムの表示中にメータの増加を可能とすれば、遊技者の遊技意欲をさらに高めることができる場合がある。なお、アイテムの表示中のメータの増加を可能とすることに加えて、アイテム付与条件の成立が可能であってもよく(メータのゲージが満タンになることが可能であってもよく)、この場合、アイテム付与の権利を次遊技以降に持ち越しできるように構成してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/実施例18>
次に、図31を用いて、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図31は、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図31を用いて、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図31は、実施例18に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
本実施例18は、図柄変動中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてミニゲームを実行し、当該ミニゲームが終了した後にアイテム付与演出を開始する。図31(e)はミニゲームを開始した状態である。本例では、メータのゲージを表示する表示領域を拡大し、拡大後の表示領域において、あみだくじを実行するように構成している。なお、ミニゲームは、他の種類のゲームであってもよいことは言うまでもない。
本例のあみだくじにおけるキャラのスタート位置は、予め定めた位置であってもよいし、抽選によって決定してもよいし、遊技者の選択操作に基づいて決定してもよく、遊技者の選択操作に関わらず結果が予め定められていてもよい。また、あみだくじの結果の「×」の符号は、はずれ、カプセルを模した画像は、アイテムの獲得、Eの文字は、アイテムEを獲得することを意味しており、Eの文字に到達する場合は獲得するアイテムを予告するように構成している。なお、カプセルを模した画像の柄や色が通常とは異なる場合は、特定のアイテムの出現率が高くてもよいし、ミニゲームの種類は複数あってもよく、ミニゲームの種類によってアイテムの獲得のし易さや特定アイテムの出現率が異なっていてもよい。
本例では、ミニゲーム(あみだくじ)の結果がカプセルを模した画像であったことから、当該画像を用いたアイテム付与演出を開始し、遊技者が獲得したアイテムを表示している。本例のような構成とすれば、アイテム付与条件が成立してからアイテムが表示されるまでの期間について遊技者を飽きさせることなく、楽しませることができる場合がある。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例1>
次に、図32を用いて、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図32は、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図32を用いて、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図32は、変形例1に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をメータ増加演出の契機としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をメータ増加演出の契機としてもよい。したがって、例えば、図32(a)〜同図(b)に示すように、非図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(c)〜同図(e)に示すように、図柄変動中に始動口(本例では、第1特図始動口230)に球が入球した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図32(e)〜同図(g)に示すように、変動遊技の先読み結果に基づいて、第一の表示態様の保留アイコンPI1を第二の表示態様の保留アイコンPI2に変化させた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(i)〜同図(l)に示すように、疑似連を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
また、図32(m)〜同図(o)に示すように、ボタン演出の実行中に操作手段(本例では、チャンスボタン136)による操作を受け付けた場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(p)に示すように、リーチを実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(q)に示すように、SPリーチやSPリーチ演出を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよいし、図32(r)に示すように、予告表示(本例では、姫のキャラクタ画像の表示)を実行した場合にメータ増加演出を実行してもよい。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例2>
次に、図33を用いて、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図33は、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図33を用いて、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図33は、変形例2に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
図18や図19を用いて説明した音量調整画面の表示中にアイテム付与条件が成立したこと(メータのゲージが満タンになったこと)に基づいてアイテム付与演出を開始する点は、図23を用いて説明した実施例10と同じであるが、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させている場合であっても、音量調整に関する操作(本例では、音量を調整するための操作)よりも、ボタン演出に関する操作(本例では、遊技者が獲得したアイテムの設定するための操作)を優先して受け付けるように構成している。
具体的には、図33(c)に示す音量調整画面の表示中において、図33(d)に示すように、メータ増加用進入口227に1個の球が進入した場合、続く図33(e)に示すように、点灯していた1つのゲージを消灯することで10個の全てのゲージが消灯するメータ増加演出を実行した後、図33(f)に示すように、メータの表示に代えて「満タン」の文字表示CD2を行うメータ増加演出を実行することで、メータ増加用進入口227に所定数(本例では10個)の球が進入し、アイテム付与条件が成立したことを報知する。
続く図33(g)に示す状態は、アイテム付与演出を開始した状態である。本例に係るアイテム付与演出では、アイテム付与条件が成立したことを契機として、図33(g)〜同図(i)に示す期間に亘って、カプセルの外観を模した画像CGを段階的に拡大表示しながら、装飾図柄表示装置208の下側の表示領域から中央まで移動させるアニメーション表示を行い、図33(j)に示すように、カプセルを模した画像CGの内部からアイテムに関する情報が出現するアニメーション表示を行った後、図33(k)に示すように、アイテムに関する情報として、アイテム名(本例では、アイテムA)INの表示とアイテムの説明IT(本例では、アイテムAの説明(内容は省略))の表示を行う。
なお、本例では、アイテム付与演出に関連する表示を、音量調画面の表示よりも奥側に表示することで、音量調画面の表示の少なくとも一部を、アイテム付与演出に関連する表示の少なくとも一部にオーバーラップさせている。このような構成とすれば、音量調整画面の視認性が阻害されることがないため、音量調整に関する情報を遊技者に的確に知らせることができる上に、アイテム付与演出の視認性を一時的に低下させることで演出効果を高めることができる場合がある。
また、本例では、ボタン演出に関する表示よりも、音量調整に関する表示を手前に表示させているが、図33(n)に示すように、第二の操作手段(本例では、右キー161a)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階上げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行し、第三の操作手段(本例では、左キー161b)の操作を受け付けた場合には、音量を1段階下げる処理を実行することなく、ボタン演出中において「はい」と「いいえ」の仮選択を切り替える表示を実行する。
また、ボタン演出中において「はい」の選択肢が仮選択された状態で、図33(r)に示すように、チャンスボタン136の押下操作を受け付けた場合、ボタン演出を終了した後、図33(s)〜同図(u)に示す期間に亘って、アイテム名を段階的に縮小表示しながら、装飾図柄表示装置208の中央から下側の表示領域まで移動させるアニメーション表示を行った後、「アイテム未設定」の文字表示CD1に代えて「アイテムA設定中」の文字表示CD3を行う。
<メータ増加演出とアイテム付与演出/変形例3>
次に、図34を用いて、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図34は、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
次に、図34を用いて、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出について説明する。図34は、変形例3に係るメータ増加演出とアイテム付与演出を時系列で示した図である。
上記実施形態では、「メータ増加用進入口227への球の進入」をアイテム付与の成立条件としたが、本発明は、これに限定されるものではなく、「メータ増加用進入口227への球の進入」以外の条件をアイテム付与の成立条件としてもよい。したがって、例えば、図34(a)〜同図(c)に示すように、可変入賞口234に進入した球の累積数(例えば、大当り遊技中における累計獲得球数)が所定数(本例では、10000球)を超えた場合にアイテムを付与してもよいし、図34(d)〜同図(h)に示すように、操作手段によって特定の操作を受け付けた場合(本例では、上キー161c→右キー161a→下キー161d→左キー161bの順番で操作を受け付けた場合)にアイテムを付与してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図1に示すパチンコ機100)は、表示手段(例えば、図3に示す装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、演出設定表示(例えば、図26に示す演出カスタマイズ画面、図23に示す音量調整画面、図19に示す輝度調整画面)を表示可能な手段であり、前記演出設定表示とは、1または複数の設定(例えば、図25に示すアイテムの設定、図22に示す音量の設定、図19に示す輝度の設定)を含む表示のことであり、前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定(例えば、図26に示すアイテムAの設定)を含む表示(以下、「第一の表示」という。例えば、図26に示す、アイテムを付与したことを示唆する表示(アイテム名INの表示とアイテムの説明ITの表示))を前記表示手段に表示可能であり、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、表示中の前記演出設定表示において、該第一の表示に含まれる前記1の設定が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、1の設定が表示される場合がある演出設定表示の表示中において、該表示中の演出設定表示とは別に、1の設定を含む第一の表示を表示可能であるため、第一の表示が表示されることで演出設定表示が含む設定の数が増加することを遊技者に期待させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段(例えば、図11(a)等に示すメータのゲージGG)を備え、前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。例えば、図11(c)等に示す、10個の全てのゲージが消灯する表示や、図11(d)等に示す「満タン」の文字表示CD2)となった場合に、前記第一の表示が前記表示手段に表示される場合があり、前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示であってもよい。
このような構成とすれば、非図柄変動表示中にカウント表示手段の表示が変化するので遊技者を飽きさせることなく遊技させることができる場合がある。また、変動遊技の保留が無くなっても遊技者を興醒めさせない場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、前記第一の表示に替えて第二の表示が前記表示手段に表示される場合があり、前記第二の表示とは、予告を示す表示(例えば、図14(m)等に示す「熱」の文字表示を含むアイテム画像IGの表示)のことであってもよい。
このような構成とすれば、設定を含む表示以外の表示が表示されることにより、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲーム(例えば、図31に示すミニゲーム)が実行された後に前記第一の表示が前記表示手段に表示されてもよい。
このような構成とすれば、第一の表示が表示されるまでの期間について遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、操作手段(例えば、図11(l)等に示すチャンスボタン136)を備え、前記表示手段は、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。例えば、図11(j)等に示すボタン演出)を表示可能な手段であり、前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示(例えば、図11(j)等に示す操作有効期間表示TG)を含む表示であってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示の表示中も遊技者が操作手段を操作して参加でき、遊技者の介入度合いを高めることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記演出設定表示と前記第一の表示の表示中に図柄変動表示が開始されると、該演出設定表示が消去されるものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の表示を演出設定表示よりも長く表示して遊技者にアピールすることができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、該第一の表示が消去された後の前記演出設定表示において選択可能な設定(例えば、図25に示すアイテムの設定)が増加するものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者による選択肢を増やすことができ、遊技者の遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、図34(o)〜同図(r)に示すように、前記演出設定表示(例えば、演出カスタマイズ画面)の表示中において、所定の遊技領域に球が進入した場合(例えば、メータ増加用進入口に球が入球した場合、始動口や入賞口に球が入球した場合)に、該表示中の演出設定表示とは別に、前記第一の表示(例えば、遊技者がアイテムAを獲得したことを示唆する表示)を前記表示手段に表示可能であって、前記演出設定表示における1または複数の設定に、前記第一の表示に対応する設定(例えば、アイテムA)を追加して前記表示手段に表示可能なものであってもよい。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではなく、例えば、非図柄変動中に出現したアイテムの表示中に、図柄変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去しなくてもよい。また、カスタム表示とアイテムを表示中に、図柄の変動が開始した場合であっても、該アイテムを消去せずにカスタム表示のみを消去してもよい。また、カスタム表示の表示中はメータが視認し難い(または、視認不可能)であっても、メータが満タンになった場合にはアイテムを出現させてもよい。また、非図柄変動中にメータが満タンになった後にアイテムを出現させてもよい。
また、一部を非図柄変動中に貯めたメータが、図柄変動中に満タンになった後に信頼度を示すアイテムを出現させてもよい。また、信頼度を示すアイテム(熱、激熱など)は、非図柄変動時よりも図柄変動時に出現させ易くしてもよいし、非図柄変動時に出現させなくてもよい。また、非図柄変動中にボタン有効メータ(操作有効期間表示)を表示してもよい。また、デモ画面の表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、メニュー表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよいし、二次元コードの表示をキャンセルして(または、キャンセルすることなく)アイテムを表示してもよい。
また、球通過以外の契機でメータが貯まってもよい。また、メータの増加量が通常時よりも増加する増加モードがあってもよい。また、この場合、保留満タンまたは電サポ終了で増加モードに移行するように構成してもよい。また、メータ満タンでミニゲーム後にアイテムが出現させてもよい。また、SPリーチ中であってもアイテムが出現する演出を行ってもよい。また、リーチのボタン演出の期間とカスタマイズ可否のボタン演出の期間が重なってもよく、一方よりも他方の演出にボタンが有効となってもよい。また、出現するアイテムが遊技状態やステージ毎やタイミングによって変化してもよい。
また、カスタマイズ画面の表示中にアイテムを出現させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化(アイテムを追加表示)させてもよいし、変化させずにカスタマイズ画面を再表示させた場合に、カスタマイズ画面における「?」の表示を変化させていてもよい。また、出現するアイテムの予告を行ってもよく、メータの色が通常時と違うと特定のアイテムが出現し易くしてもよく、時間経過で色を変化させてもよい。また、アイテムが複数変動に跨がって表示されてもよいし、アイテムの表示中にメータが貯まってもよいし、1種類の契機でメータが満タンになるように構成してもよい。
また、装飾図柄表示装置208以外の他の表示デバイス(例えば、他の液晶表示装置、1または複数の単色またはフルカラーのLED、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、またはプロジェクタ)のみでメータ表示を行ってもよく、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスでそれぞれメータ表示を行ってもよく(例えば、メータ増加用進入口227へ球が進入すると装飾図柄表示装置208のメータ表示と他の表示デバイスのメータ表示が同じ増加量だけ増加する)、装飾図柄表示装置208と他の表示デバイスで1つのメータ表示を行うカウント表示手段としてもよい。
また、本発明に係る遊技台は、パチンコ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
<<実施形態2>>
次に、図35〜図72を用いて、実施形態2に係る遊技台について説明する。以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
次に、図35〜図72を用いて、実施形態2に係る遊技台について説明する。以下に示す演出表示は、アニメーションにより行われてもよい。また、以下に示す実施形態は、これまでに示したいずれの実施形態においても適用可能であることはいうまでもない。
図35〜図59は、本実施形態に適用可能なパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした演出を段階的に示す図である。なお、図35〜図59では、装飾図柄表示装置208の他、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220については図示しているが、普図表示装置210及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。なお、図35〜図59では、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214において停止表示する特図の種類が図68(a)及び同図(b)に示す停止図柄態様とされている。また、図35〜図59では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。
図35は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の一例について段階的に示す図であり、図36は、図35に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図35(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾5−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、背景は図示していないが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が不図示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2は、図柄変動中(あるいは図柄停止中)か否かを報知するため図柄である。特図1第4図柄t1は、特図1の図柄停止中には、ハズレの結果に対応する「×」の図柄又は特図1における大当り図柄に対応する図柄が表示され、特図1の図柄変動中には、「−」の図柄が点滅表示される。特図2第4図柄t2は、特図2の図柄停止中には、ハズレの結果に対応する「×」の図柄又は特図2における大当り図柄に対応する図柄が表示され、特図2の図柄変動中には、「−」の図柄が点滅表示される。このように、第4図柄は、装飾図柄とは表示位置が異なるばかりでなく、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告や当該図柄変動表示に関する予告を行ってもよい。
また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図35に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。なお、非電サポ状態において、特図2の保留アイコンを表示するようにしてもよい。
特図1の保留数は、特図1保留ランプ218の点灯数の他、特図1の保留アイコンの数によっても表されている。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコンは、横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図35(1)には、3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図1のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。一方、特図2の保留アイコンは1つも表示されていない。これは、上述のごとく、図35に示す制御状態(遊技状態)が非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが、変動アイコン表示領域280の右側に表示される。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図35(1)に示すように、特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンが非表示とされる。制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンが非表示とされる。
ここでは不図示であるが、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様も、丸形の無模様かつ白色の表示態様であるが、特図1の保留アイコンと表示位置を異ならせるようにしてもよいし、また、表示態様(ここでは形状)も異ならせるようにしてもよい。そうすることで、遊技者が一目見ただけで判別がつくようにすることができる場合がある。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図35(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11の表示位置及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図35(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第一の保留アイコンh11が、デフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化し、保留予告が開始された様子が示されている。すなわち、サボハニの表示態様は、先読み予告の表示態様である。
図35(4)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作を要求するボタン操作演出が開始されている。図35(4)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、方形状の枠内におけるゲージが減少する態様で表示状態が変化する。このボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始してから演出ボタン136の操作受付可能な最大時間を示す表示である。ここで、ボタン画像136aは、装飾図柄の中図柄の前側で重なって(オーバーラップして)表示されているが、装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄により重畳される(オーバーラップされる)ようにして表示されてもよい。なお、図35(4)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図35(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図35(6)に示すように、ステップアップ予告が開始される。また、このとき、ボタン画像136aとともに、ボタン受付時間メータMTが消去される。ステップアップ予告は、複数段階のステップにより切換表示が行われる予告であり、ステップが進むにつれて、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告である。この演出例におけるステップアップ予告は、当該図柄変動表示に関する予告演出であるが、先読み予告として実行される場合があってもよい。図35(6)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告におけるステップ1の表示SU1が表示されている。このステップ1の表示SU1は、番長のキャラクタの顔によって表されている表示である。この演出例では、ステップ1の表示SU1が表示された後、ステップ2の表示が行われた場合の方が、ステップ1の表示SU1が表示された後、ステップ2の表示が行われない場合よりも、大当りとなりやすい(大当り図柄が確定表示されやすい)ように構成されている。なお、ステップ1の表示SU1は、装飾図柄の中図柄の前側で重なって表示されているが、装飾図柄の後側に配置され、装飾図柄により重畳されるようにして表示されてもよい。また、演出ボタン136が操作されてもステップアップ予告が開始されない場合があってもよい。
図35(7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。また、ステップアップ予告は終了しており、ステップ1の表示SU1は消去されている。すなわち、今回のステップアップ予告では、ステップ1の表示SU1で終了している。
図35(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図35(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾5」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図35(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
その後、図35(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。ここで、先読み予告の表示態様であった第一の保留アイコンh11は、表示態様を変えないで変動アイコン表示領域280に移動することで当該図柄変動に関する予告表示態様である変動アイコンh0となる。
図35(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始され、図35(4)に示して上述した要領でボタン画像136a及びボタン受付時間メータMTが表示されている。なお、図35(12)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、図35(13)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図35(14)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図35(15)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。ここでゲージの減少する速度は、演出ボタン136が操作される前に表示されていたゲージの減少する速度よりも速くてもよいし、同じであってもよいし、遅くてもよい。さらに、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に番長の顔からなる番長のミニキャラクタBCHが複数(図35(15)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置されている。ボタン受付時間メータMTに表示される番長のミニキャラクタBCHの数は、ゲージの残量(操作有効期間が開始されてからの時間)に応じた数となっている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されることにより、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告表示として機能している。なお、演出ボタン136の操作があった場合、ステップアップ予告の表示が開始された後でボタン受付時間メータMTにおける番長のミニキャラクタBCHの表示(ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示)が開始されるようにしてもよいし、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示が開始された後でステップアップ予告の表示が開始されるようにしてもよいし、ステップアップ予告の表示の開始とボタン受付時間メータMTを用いた予告表示の開始とが同じタイミングであってもよい。このことは、以下の説明においても同様である。また、このボタン受付時間メータMTを用いた予告表示は、操作有効期間が開始してから、操作有効期間の最大の時間に対応する時間が経過するまで行われるが、それよりも早いタイミングで終了してもよいし、遅いタイミングで終了してもよい。なお、演出ボタン136が操作されてもボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されない場合があってもよい。すなわち、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示された場合の方が、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されなかった場合よりも大当りとなりやすいように構成されている。また、番長のミニキャラクタBCHとは別のミニキャラクタ(例えば、姫のミニキャラクタ)が表示される場合があってもよく、表示されたミニキャラクタによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。また、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示された後、表示されるミニキャラクタが変化するステップアップ予告が行われてもよく、例えば、番長のミニキャラクタBCHの表示態様が変化するほど、大当りとなりやすくしてもよい。なお、この演出例では、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に拘らず、大当りの信頼度は同じとなっているが、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に応じて大当りの信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、番長のミニキャラクタBCHが表示された数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。また、この演出例において、ボタン画像136aの表示態様がデフォルト以外の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様やボタンが振動及び回転する表示態様等)で表示されてもよく、例えば、デカボタンの表示態様でボタン画像136aが表示された場合には、演出ボタン136が操作されると、ボタン受付時間メータMTに姫のミニキャラクタが出現しやすくしてもよく、出現したミニキャラクタに姫のミニキャラクタが含まれた場合には、番長のミニキャラクタBCHのみが出現した場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。一方、デフォルトの表示態様でボタン画像163aが表示された場合には、番長のミニキャラクタBCHのみが出現しやすくしてもよい。また、この演出例では、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136が操作されると、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラBCHが表示される態様で予告表示を行うようにしたが、ボタン受付時間メータMTのゲージの色が変化(例えば、青色から赤色に変化等)することにより予告表示を行うようにしてもよいし、ボタン受付時間メータMTの形状が変化することにより予告表示を行うようにしてもよい。また、この演出例において、操作有効期間が開始してから演出ボタン136が操作されたタイミングによって、ボタン受付時間メータMTにおける予告表示の種類が異なってもよく、例えば、操作有効期間が開始してから早いタイミングで演出ボタン136が操作された場合には、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすく、操作有効期間が開始してから遅いタイミングで演出ボタン136が操作された場合には、タイマ表示による予告が行われるようにしてもよい。また、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示を装飾図柄表示装置208以外の表示手段(例えば、サブ表示装置や前面扉枠106や球貯留皿付扉108に設けられた表示装置等)において行うようにしてもよい。
その後、図35(16)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。このステップ2の表示SU2は、番長のキャラクタの全身によって表されている表示である。すなわち、この演出例では、ステップアップ予告においてステップ2の表示SU2が表示されたことにより、ステップ1の表示SU1で表示が終了するよりも大当りとなりやすいことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図35(16)に示すタイミングでは、3つとなっている。
その後、図35(17)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化している。このステップ3の表示SU3は、番長のキャラクタが服を破いている様子を示す表示である。さらに、ステップ3の表示SU3の表示とともに、「激アツだ」の文字がステップ3の表示SU3の上方に表示され、大当りの信頼度がきわめて高いことが示唆されている。すなわち、この演出例では、ステップアップ予告においてステップ3の表示SU3が表示されたことにより、ステップ2の表示SU2で表示が終了するよりも大当りとなりやすいことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図35(17)に示すタイミングでは、1つとなっている。なお、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化する前にボタン受付時間メータMTが消去される(すなわち、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示を終了)ようにしてもよいし、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化するタイミングでボタン受付時間メータMTが消去されてもよい。また、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量がなくなった場合でも何らの演出を行わないが、ゲージの残量がなくなったときに、予告を行うようにしてもよい。また、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに表示されたミニキャラクタと、ステップアップ予告において実行されるステップ数とに関連性はないが、例えば、ボタン受付時間メータMTに表示されたミニキャラクタに姫のミニキャラクタが含まれた場合には、ステップ3の表示SU3まで表示されやすいようにしてもよいし、逆に、ボタン受付時間メータMTに表示されたミニキャラクタが番長のミニキャラクタBCHのみから構成されている場合には、ステップ3の表示SU3が表示され難く、ステップ1の表示SU1やステップ2の表示SU2でステップアップ予告が終了されやすくしてもよい。また、この演出例において、ボタン画像136aの表示態様がデフォルトの表示態様以外の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様や振動及び回転する表示態様等)であってもよく、例えば、ボタン画像136aの表示態様がデカボタンの表示態様であった場合には、デフォルトの表示態様であった場合よりもステップ3の表示SU3が表示されやすく、ボタン画像136aの表示態様がデフォルトの表示態様であった場合には、デカボタンの表示態様であった場合よりもステップ1の表示SU1やステップ2の表示SU2でステップアップ予告が終了されやすくしてもよい。
図35(18)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ステップアップ予告は終了しており、ボタン受付時間メータMTも消去されている。ここで、ステップアップ予告は、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量がなくなるまで継続してもよいし、ゲージの残量がなくなるよりも前に終了してもよい。
図35(18)に続く図36(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「激アツだ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。なお、通常では、リーチ状態が形成された場合には、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことを報知するようにしている。すなわち、リーチ状態が形成されて「激アツだ」の表示が行われた場合は、「リーチ」の表示が行われた場合よりも大当りとなりやすいということができる。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図36(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図36(21)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図36(22)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図36(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が多数(例えば、9個)配されてなる強カットイン画像CI1aであり、弱カットイン画像CI1bが表示された場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、強カットイン画像CI1aが表示された場合には、必ず大当りとなるように(最終的に大当り図柄が確定表示するように)してもよい。
その後、図36(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図36(25)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図36(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、「特図A」で大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、「特図A」の大当り図柄の態様で停止表示されている。
図37は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図37(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図37に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。そのため、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。
図37(1)には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、そのうち、第一の保留アイコンh11は、サボハニ(先読み予告)の表示態様で表示されており、第二の保留アイコンh12はデフォルトの表示態様で表示されている。
図37(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図37(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図37(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。なお、図37(3)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、図37(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図37(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図37(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるとともに、ボタン受付時間メータMTに換えてタイマ予告表示TMが表示される。タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、操作有効期間が開始されてからの時間(すなわち、演出ボタン136が操作されたときにおけるボタン受付時間メータMTのゲージの残量)に応じた時間が表示されており、図37(6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、3.87秒を示す「03.87」が表示されている。すなわち、タイマ表示には、タイマ予告表示TMにおけるカウントダウンが完了したことにより行われる予告演出が実行されるタイミングが示されており、タイマ表示が表示開始された時点でのタイマ表示が示す時間は、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるタイミングによって異なっている。すなわち、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに換えて表示されるタイマ予告表示TMによるタイマ予告が行われているということができる。なお、この演出例では、演出ボタン136が操作されることによりタイマ予告表示TMを表示するようにしたが、タイマ予告表示TMが表示されない場合があってもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合には、タイマ予告表示TMが表示されないようにしてもよいし、タイマ予告表示TMが表示される場合があってもよい。
その後、図37(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、タイマ予告表示TMでは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、タイマ表示における時間がさらに減った態様で表示されており、図37(7)に示すタイミングでは2.49秒であることを示す「02.49」が表示されている。
その後、図37(8)に示すように、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「00.00」となって、カウントダウンが完了すると、図37(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化する。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、赤色に表示色が変化するとともに、太字で表され、カウントダウンが完了したことによる予告が発生したことを報知している。このステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3への変化は、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示がカウントアップしたことにより行われる予告表示である。すなわち、この演出例では、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告に対し、タイマ予告が行われた結果によってステップアップ予告の信頼度をさらに高めているということができる。換言すれば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが相互に関係しているということができる。別の観点で見れば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが別個の予告であるということもできる。なお、この演出例では、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が示す残時間に応じてステップアップ予告の演出内容が変更される場合があり、例えば、タイマ予告が開始されたときのタイマ表示が示す残時間が多い場合(例えば、5秒)では、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2を経てステップ3の表示SU3が行われるが、タイマ予告が開始されたときのタイマ表示が示す残時間が少ない場合(例えば、1秒)では、ステップ1の表示SU1が表示された後、ステップ2の表示SU2の表示が間に合わないため、ステップ2の表示SU2の表示が行われることなく、ステップ3の表示SU3が表示される場合がある。あるいは、ステップ1の表示SU1及びステップ2の表示SU2の表示が行われることなく、ステップ3の表示SU3が表示される場合があってもよい。また、この演出例では、タイマ予告表示TMのけるタイマ表示を、操作有効期間に対応する時間(例えば、5秒)から操作有効期間が開始されてからの時間(例えば、1.13秒)を差し引いた残時間が3.87秒である場合に、これを示す「03.87」を表示するようにしたが、演出ボタン136が操作されたときにおけるボタン受付時間メータMTのゲージ残量に応じたタイマの初期値が表示されるようにし、表示されたタイマの初期値からタイマがカウントダウンして「00.00」となるタイミングに合わせてステップ3の表示SU3が表示されるようにしてもよい。具体的には、例えば、操作有効期間が開始されてから1秒以内の期間(第1期間)では、タイマの初期値として「04.00」が表示され、1秒を超えてから2秒以内の期間(第2期間)では、タイマの初期値として「03.00」が表示され・・・3秒を超えてから4秒以内の期間(第4期間)では、タイマの初期値として「01.00」が表示されるようにしてもよい。また、操作有効期間が開始されてからある期間を超過した場合には、タイマ予告が開始されないようにしてもよい。
その後、図37(10)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図37(10)〜同図(18)に示す演出は、図35(18)〜図36(25)と同様であるため、説明を省略する。
図38は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図であり、図39は、図38に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。なお、図38(1)〜同図(5)に示す演出は、図37(1)〜同図(5)と同様であるため、説明を省略する。
図38(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図38(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図38(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。さらに、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に番長の顔からなる番長のミニキャラクタBCHが複数(図38(6)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置されている。すなわち、番長のミニキャラクタBCHの表示による予告表示が行われている。また、図38(6)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右下隅部にタイマ予告表示TMが表示され、タイマ予告表示TMでは、演出ボタン136が操作されたタイミングに拘らず、所定の時間(例えば、30秒)を示すタイマ表示(図38(6)に示すタイマ予告表示TMでは、30秒を示す「30.00」の表示)が行われている。このとき、操作有効期間が開始された時間に応じて、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンの速度が異ならせて、カウントダウンが終了するタイミングが同じになるようにしてもよいし、また、例えば、リーチ演出が開始されてノーマルリーチからスーパーリーチに移行する間の時間や、揺れ変動による仮停止表示を行う時間を可変することによりカウントダウンが終了するタイミングを調整するようにしてもよい。また、タイマ予告が開始されたときのタイマ予告表示TMに表示されるタイマ表示を、操作有効期間が開始されてからの時間に応じた時間が表示されるようにしてもよい。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにおける番長のミニキャラクタBCHの表示による予告とタイマ予告表示TMによるタイマ予告とが一体となった一つの予告表示ということができる。換言すれば、この演出例では、少なくとも操作有効期間として設定された時間のうちの演出ボタン136が操作された時点での残り時間をボタン受付時間メータMTで報知しながら、何らかの予告(番長のミニキャラクタBCHの表示とタイマ予告)を行っているということができる。
その後、図38(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図38(7)に示すタイミングでは、3つとなっている。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、タイマ予告が開始されてからの時間に応じてカウントダウンが進んでおり、図38(7)に示すタイミングでは、28.50秒を示す「28.50」が表示されている。
その後、図38(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3に変化している。さらに、ステップ3の表示SU3の表示とともに、「激アツだ」の文字がステップ3の表示SU3の上方に表示され、大当りの信頼度がきわめて高いことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少し、図38(8)に示すタイミングでは、1つとなっている。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は、タイマ予告が開始されてからの時間に応じてカウントダウンが進んでおり、図38(8)に示すタイミングでは、26.00秒を示す「26.00」が表示されている。なお、この演出例では、図37に示される演出例とは異なり、タイマ予告によるカウントダウンの結果、ステップアップ予告に対する影響を与えるものではなく、図38(8)においても未だカウントダウンが継続している。
図38(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、このとき、ステップアップ予告は終了し、ボタン受付時間メータMTも消去されているが、タイマ予告は継続して行われており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは進んでいる。すなわち、この演出例では、操作有効期間に対応する時間が経過し、ステップアップ予告が終了した後もタイマ予告が継続して行われている様子が示されている。また、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が表示される期間は、操作有効期間が開始されてボタン受付時間メータMTにおけるゲージが減少を開始してからのゲージの残量が0になるまでの期間よりも長い期間であるということもできる。その後、図38(10)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図38(10)〜同図(13)に示す演出は、図36(19)〜図36(22)と同様であるため、説明を省略する。
図38(12)に示すように、ボタン予告演出が開始された後、図38(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図38(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタのアップの画像とともに、吹き出しに「勝負じゃ」という文字が配された吹き出し画像を含むカットイン画像が表示される。ここで表示されるカットイン画像は、吹き出しにおける「勝負じゃ」の文字の周囲に番長の顔が表示されていない弱カットイン画像CI1bであり、強カットイン画像CI1aが表示された場合よりも大当りの信頼度は低いが、カットイン画像が表示されなかった場合よりも大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、このときもタイマ予告は継続して行われており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは進んでいる。図38(14)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は残り10.50秒であることを示す、「10.50」が表示されている。
その後、図38(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。一方、このときもタイマ予告は継続して行われており、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示のカウントダウンは進んでいる。図38(15)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示は残り5.50秒であることを示す、「05.50」が表示されている。
その後、図38(16)〜同図(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる一方で、タイマ予告は継続して行われており、図38(17)に示すタイミングでタイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「00.00」となって、カウントダウンが完了すると、図38(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタBCが後ろ向きで登場するとともに、タイマ予告表示TMでは、「復活」の文字が表示され、復活演出が行われることが報知されている。すなわち、大当り確定であることが報知されている。なお、復活演出において復活に失敗する演出が行われ、ハズレの結果が導出されるようにしてもよい。
すると、図38(18)に続く図39(19)に示す装飾図柄表示装置208では、後ろ向きであった番長のキャラクタBCが正面を向くとともに、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せが表示され、大当りとなることが報知される。また、タイマ予告表示TMでも、「おめでとう」の文字が表示され、大当りとなることを祝福している様子が示されている。
その後、図39(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図39(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
図40は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図40(1)に示す演出は、図37(1)と同様なので、説明を省略する。
図40(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図40(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図40(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。この演出例では、ボタン受付時間メータMTの両端に番長のアイコンとパンダのアイコンが表示されている。そして、この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、上述した態様とは異なっており、図40(3)〜同図(7)に示すように、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、漸次短くなるようにして表示態様が変化する。また、ボタン受付時間メータMTが短くなるに呼応して、ボタン受付時間メータMTに右端部に配置されたパンダのアイコンもボタン受付時間メータMTの右側端部に追従するように移動する。このとき、ボタン受付時間メータMTの左端部に配置された番長のアイコンは位置が固定されており移動していない。以下の説明において、ボタン受付時間メータMTの左端部に配置されてボタン受付時間メータMTの減少表示に拘らず位置が変化しないアイコンを固定用アイコンといい、ボタン受付時間メータMTの右端部に配置されてボタン受付時間メータMTの減少表示に応じて変位するアイコンを移動用アイコンということがある。そのため、時間の経過に応じて、パンダのアイコンが番長のアイコンに近づいていくように表示される。この演出例では、パンダが番長に噛みつくことで何かが起こることを予兆しており、すなわち、ボタン受付時間メータMTの表示自体が予告表示として機能しているということができる。また、別の観点から見れば、ボタン受付時間メータMTが表示されることで、ボタン操作演出における演出ボタン136の操作が行われるよりも前に、ボタン受付時間メータMTによる予告表示が開始されているということもできる。なお、この演出例において、ボタン受付時間メータMTの両端に表示されたアイコンが操作有効期間が開始されてからの時間に応じて変化するステップアップ予告が行われてもよく、例えば、操作有効期間が開始したときにはボタン受付時間メータMTの両端に2つのパンダのアイコンが表示されており、時間が経過すると、パンダのアイコンが1つずつ番長のアイコンに変化し、アイコンが変化するほど大当りの信頼度の高い予告が表示されやすいようにしてもよいし、アイコンが変化するほど大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。また、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにキャラクタのアイコンが表示される態様で予告表示を行うようにしたが、例えば、ボタン受付時間メータMTのゲージの色を変化させることにより予告表示を行うようにしてもよいし、ボタン受付時間メータMTの表示態様を変化させることにより予告表示を行うようにしてもよい。
図40(4)は、操作有効期間が開始された後、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMTが短くなっている様子が示されている。
その後、図40(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図40(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ボタン受付時間メータMTが漸次短くなるように表示態様が変化する。なお、このとき、ボタン受付時間メータMTにミニキャラクタ(例えば、番長のミニキャラクタBCHや姫のミニキャラクタ等)が表示されて予告表示が行われるようにしてもよい。この場合、例えば、ボタン受付時間メータMTに付加されていた2つのアイコンが両方とも番長のアイコンである場合には、姫のミニキャラクタが表示されやすく、ボタン受付時間メータMTに付加されていた2つのアイコンが番長のアイコンとパンダのアイコンの組合せである場合には、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすいようにしてもよい。
その後、図40(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてさらに短くなっており、図40(7)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。これにより、遊技者に何かが起こることを期待させ、その結果、大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。なお、この演出例では、操作有効期間が開始されてから操作有効期間に対応する時間が経過するまでの期間の範囲内でボタン受付時間メータMTによる予告表示が行われている。
すると、図40(8)に示す装飾図柄表示装置208では、多数の星の図柄によりステップ2の表示SU2が視認困難な態様で覆われる。なお、このとき、装飾図柄は、左上隅に小さく表示される。この演出は、パンダが番長に噛みついたことにより行われる演出であり、すなわち、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果が、ステップアップ予告(演出ボタン136の操作により開始される予告)に影響を与えるものであるということができる。これにより、ステップアップ予告に変化が生じることに期待を持たせることができる場合がある。また、ステップアップ予告が終わったかと見せかけておいて、さらにステップアップ予告を発展させるので、ステップアップ予告に意外性を持たせることができる場合がある。なお、この演出例では、操作有効期間が開始されてからボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果の表示が開始されるまでの時間が決まっており、そのため、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるまでのタイミングが早いほど、ステップアップ予告の実行時間も長くなる。また、この演出例では、操作有効期間において演出ボタンが操作されない場合には、ステップアップ予告は開始されず、また、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果も表示されないようにしている。
そして、図40(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ2の表示SU2に換えて、姫のキャラクタHMが「プレミアよ」の文字表示とともに表示され、大当り確定であることが報知されている様子が示されている。すなわち、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の結果が、ステップアップ予告からプレミア予告に移行するものとなっている。なお、上述したボタン操作演出において演出ボタン136が操作されない場合にはステップアップ予告が開始されず、したがって、プレミア予告も行われないこととなるが、ステップアップ予告が行われなくてもプレミア予告は行われるようにしてもよい。
その後、図40(10)に示すように、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図40(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図40(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
図41は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。この演出例では、ボタン操作演出における操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合に行われる演出の様子が示されている。なお、図41(1)〜同図(3)に示す演出は、図37(1)〜同図(3)と同様なので、説明を省略する。
図41(4)は、ボタン操作演出が開始され、操作有効期間が開始した後の様子が示されている。その後、図41(4)〜同図(6)に示すように、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過すると、図41(7)に示すようにステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。この演出例では、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなくても操作有効期間が経過した後でステップアップ予告が開始される様子が示されている。なお、この場合、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間の経過とともに消去されるので、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示が行われない。また、上述したオートボタンモードに設定されている場合には、操作有効期間が開始された後、所定時間(例えば、2秒)が経過したタイミングで演出ボタン136が疑似的に操作されたとして、ステップアップ予告が開始されるとともに、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示が行われてもよいし、ステップアップ予告のみが行われ、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示は行われなくてもよいし、ボタン受付時間メータMTを用いた予告のみが行われ、ステップアップ予告は行われなくてもよい。図41(7)に示すタイミングでステップアップ予告が開始された後は、図41(8)〜同図(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が発展する。なお、この場合、ステップ3の表示SU3が表示されずにステップ2の表示SU2でステップアップ予告が終了する場合があってもよいし、ステップ2の表示SU2が表示されずにステップ1の表示SU1でステップアップ予告が終了する場合があってもよい。なお、図41(8)〜同図(9)に示す演出は、ボタン受付時間メータMTが表示されていないことを除き、図35(16)〜同図(17)と同様であるので、説明を省略する。
図41(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図41(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「激アツだ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、上述したようなリーチ演出が行われた後、大当りとなる場合には、揺れ変動による仮停止表示が行われた後、図41(12)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
図42は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される疑似連演出の一例について段階的に示す図であり、図43は、図42に示す具体的演出例の続きを示す図である。なお、図42(1)に示す演出は、図37(1)と同様なので、説明を省略する。
図42(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部に、「3人集めたら疑似連だ」という文字表示が表示され、疑似連演出が行われることを予告している。
すると、図42(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図42(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、疑似連演出の実行に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、図40(3)に示して上述したものと同様であり、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMT自体が短くなることで表示態様が変化する。このボタン操作演出では、演出ボタン136を複数回(この演出例では、3回)操作して、所望の表示結果が表示(越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタYSM、姫のキャラクタHMEの3人が表示)されることにより、疑似連が行われることが予告されるものである。疑似連が行われない場合には、3つのキャラクタが表示されないようになっている。なお、この演出例では、1回操作毎に、キャラクタが1つずつ表示されるものとしたが、長押し操作の量によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよいし、連打操作回数によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよい。また、1回の操作で2つ以上のキャラクタが同時に表示されるようにしてもよい。また、操作有効期間が経過するまでに演出ボタン136の操作回数が所定回数(例えば、3回)に満たない場合には、疑似連が行われないようにしてもよいし、疑似連が行われてもよい。
その後、操作有効期間が開始され、図42(4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図42(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。そして、図42(5)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図42(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図42(6)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図42(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
すると、図42(8)に示すように、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている番長のアイコンとパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「全員集合」の文字が表示され、疑似連が行われることが予告される。
その後、図42(9)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−リプレイ図柄−装飾7」の装飾図柄の組合せが表示されて揺れ変動表示による仮停止が行われている様子が示され、疑似連が行われることが報知される。すなわち、この演出例では、中図柄にリプレイ図柄を停止表示することにより、疑似連が行われることを報知している。なお、この演出例では、「装飾7−リプレイ図柄−装飾7」を同時に停止表示するようにしたが、左図柄>右図柄>中図柄の順に順次停止表示するようにしてもよい。
図42(10)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部には、「3人集めたら疑似連だ」という文字表示が表示され、2回目の疑似連演出が行われることを予告している。
すると、図42(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図42(11)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出も、疑似連演出の実行に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、図40(3)に示して上述したものと同様であるが、図42(11)に示すボタン受付時間メータMTでは、両端部にそれぞれ番長のアイコンが表示されている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンとパンダのアイコンが表示される場合よりも、番長のアイコンが2つ表示された場合の方が疑似連が発生しやすくなっており、番長のアイコンが2つ表示された場合には、疑似連が必ず行われるようにしてもよい。なお、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンが2つ表示される場合には、ボタン画像136aがデフォルト以外の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様や振動及び回転している表示態様等)で表示されやすくなってもよいし、逆に、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様以外の表示態様で表示される場合には、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンが2つ表示されやすくなってもよい。
その後、操作有効期間が開始され、図42(12)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図42(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。そして、図42(13)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図42(14)に示す
ように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図42(14)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図42(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
ように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図42(14)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図42(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
すると、図42(8)に示して上述した要領で、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている一対の番長のアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「全員集合」の文字が表示され、2回目の疑似連が行われることが予告される。
その後、図42(16)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7−リプレイ図柄−装飾7」の装飾図柄の組合せが表示されて揺れ変動表示による仮停止が行われている様子が示され、2回目の疑似連が行われることが報知される。
図42(17)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により3回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×3」の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部には、「3人集めたら激アツだ」という文字表示が表示され、大当りの信頼度の高い予告が行われることを予告している。
すると、図42(17)に続く図43(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図43(18)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、ある予告演出が行われることに関する予告演出である。図43(18)に示すボタン受付時間メータMTでは、両端部にそれぞれ番長のアイコンが表示されている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTに番長のアイコンとパンダのアイコンが表示される場合よりも、番長のアイコンが2つ表示された場合の方が信頼度の高い予告が発生しやすく、すなわち、番長のアイコンが2つ表示されることにより大当りとなりやすく(大当り図柄が確定表示されやすく)なっている。
その後、操作有効期間が開始され、図43(19)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図43(20)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。そして、図43(20)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図43(21)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。さらに、図43(21)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図43(22)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。
その後、図43(23)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示されてリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、中図柄の前側に重なるように、越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタTSM及び姫のキャラクタHMEが配置され、その下方に表示されたボタン受付時間メータMTでは、「激アツ」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことが示唆される。
その後、図43(24)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展する。なお、図43(24)〜同図(30)に示す演出は、リーチ状態を構成する装飾図柄が異なる他は、図36(20)〜同図(26)と同様であるため、説明を省略する。
図44は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される疑似連演出の他の例について段階的に示す図である。この演出例では、ボタン操作演出においてキャラクタが3人揃わず、疑似連が行われない様子が示されている。なお、図44(1)〜同図(6)に示す演出は、図42(1)〜同図(6)と同様なので、説明を省略する。
図44(6)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が行われており、演出ボタン136が2回押された結果、越後屋のキャラクタECG及び殿様のキャラクタYSMが表示されている様子が示されている。そして、図44(6)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図44(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタHMEが表示されず、姫のキャラクタHMEが出現しなかったことを示す「×」の表示が行われている。
すると、図44(8)に示すように、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている番長のアイコンとパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「残念」の文字が表示され、ボタン操作演出に失敗し、疑似連が行われないことが報知される。なお、キャラクタが3つ表示されず、「残念」の文字が表示されたにも拘らず、疑似連が行われる場合があってもよい。この場合、例えば、法則崩れのプレミアム演出として、大当り確定となるようにしてもよい。
その後、図44(9)〜同図(12)に示すように、左図柄>中図柄>右図柄の順に装飾図柄が停止し、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。なお、図44(9)〜同図(12)に示す演出は、図35(7)〜同図(10)と同様であるので、説明を省略する。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されるアイコンが番長のアイコンとパンダのアイコンであり、図42〜図43に示される演出例における2つの番長のアイコンが表示される場合よりも大当り図柄が確定表示されにくくなっている。
図45は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。この演出例では、ボタン操作演出における操作有効期間の終了に近いタイミングで演出ボタン136が操作された場合に行われる演出の様子が示されている。なお、図45(1)〜同図(4)に示す演出は、図35(10)〜同図(13)と同様であるので、説明を省略する。
図45(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図45(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図45(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。ここで、図45(5)に示すように、演出ボタン136が操作されたタイミングは、図35(14)に示すタイミングよりも遅いタイミングであり、操作有効期間が終了するよりも少し前のタイミングとなっている。そのため、図45(6)に示すように、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量は少なく、ゲージの残り表示部分に表示される番長のミニキャラクタBCHの数も1つだけとなっている。
その後、図45(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾5」が停止表示される。一方、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。なお、ステップアップ予告は、左図柄が停止表示されるよりも前のタイミングで終了している。すなわち、ステップアップ予告が終了するタイミングは予め定められている(例えば、この演出例では、左図柄が停止表示されるよりも前のタイミング)ため、ステップアップ予告が実行可能な期間は、演出ボタン136が操作されたタイミングによって変動することとなる。そのため、演出ボタン136が操作されたタイミングが遅いほど、ステップアップ予告の実行時間も短くなる。この演出例では、操作有効期間が終了する少し前のタイミングで演出ボタン136が操作されたため、ステップアップ予告が開始されてステップ1の表示SU1の表示が開始された後、ステップ3の表示SU3まで発展する演出を行うのに十分な時間がなく、ステップ3の表示SU3まで表示する予定であったにもかかわらず、ステップ1の表示SU1でステップアップ予告が終了することとなる。なお、ステップアップ予告を実行可能な時間に応じて、表示を開始するステップアップの表示を決定するようにしてもよく、例えば、この演出例のように、ステップアップ予告の実行時間が短いような場合には、ステップ1の表示SU1及びステップ2の表示SU2の表示を行わず、ステップ3の表示SU3から表示を開始するようにしてもよい。
その後は、図45(8)〜同図(15)に示す演出が行われる。なお、図45(7)〜同図(15)に示す演出は、図35(18)〜図36(26)と同様であるので、説明を省略する。
図46は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の別の例について段階的に示す図である。なお、図46(1)〜同図(4)に示す演出は、図35(10)〜同図(13)と同様であるので、説明を省略する。
図46(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図46(5)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図46(6)に示すように、ステップアップ予告が開始される。この演出例では、ステップアップ予告が開始されると、ステップ1の表示SU1から表示が開始されず、ステップ2の表示SU2から表示が開始され、その後、図46(7)に示すように、ステップ3の表示SU3が表示される。これは、図46(5)に示すように、演出ボタン136が操作されたタイミングが、図35(14)に示すタイミングよりも遅いタイミングであり、そのため、ステップアップ予告の実行可能時間が、ステップアップ予告において実行する予定である演出の実行時間よりも短いため、ステップ1の表示SU1から表示を開始した場合には、ステップ2の表示SU2やステップ3の表示SU3を十分に表示することができない。そのため、この演出例では、演出ボタン136が操作されたタイミングからステップアップ予告において表示を開始するステップの表示を決定し、これに基づいてステップアップ予告が行われるようにされている。例えば、図46(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作された場合には、ステップ2の表示SU2から表示を開始するように決定し、ステップ3の表示SU3まで表示されるようにしている。これにより、例えば、ステップ3の表示SU3が表示される予定である場合には、演出ボタン136の操作が遅れたことにより見ることができなくなるようなことがなくなる場合がある。なお、この演出例において、ボタン受付時間メータMTの両端に上述したキャラクタのアイコンが付加されてもよく、例えば、番長のアイコンとパンダのアイコンが表示された場合には、演出ボタン136が操作されると、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが出現しやすく、2つの番長のアイコンが表示された場合には、番長のミニキャラクタBCHよりも姫のミニキャラクタが出現しやすくなり、この姫のミニキャラクタの出現した場合には、番長のミニキャラクタBCHが出現した場合よりも大当りとなりやすい(大当り図柄が確定表示されやすい)ようにしてもよい。
その後は、図46(8)〜同図(16)に示す演出が行われる。なお、図46(8)〜同図(16)に示す演出は、図35(18)〜図36(26)と同様であるので、説明を省略する。
図47は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図47(1)に示す演出は、図37(1)と同様なので、説明を省略する。
図47(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図47(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図47(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されるが、上述したようなボタン受付時間メータMTは表示されていない。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。
その後、図47(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、操作有効期間の残り時間を示す「あと5.00秒」の表示が行われる。この残り時間の表示は、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてカウントダウンの方法により漸次数値が減少するように表示される。このカウントダウンの表示は、実際の時間の経過に対応してカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも速くカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも遅くカウントダウンが進むようにしてもよい。なお、この演出例では、操作有効期間が開始されるタイミングで残り時間の表示を開始したが、操作有効期間が開始した後のタイミングで残り時間の表示を開始してもよく、例えば、操作有効期間の最大時間が5秒である場合に、操作有効期間が開始した後、残り3秒となったタイミングで「あと3.00秒」と表示する等、残り時間の表示を開始するようにしてもよい。
その後、図47(5)に示すタイミング(例えば、この演出例では、操作有効期間が開始されてから2秒が経過し、残り時間の表示が「あと3.00秒」となっているタイミング)で、演出ボタン136が操作されると、図47(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aとともに、カウントダウンの表示も消去される。
その後、図47(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップ1の表示SU1の下方に、図40(3)に示して上述したボタン受付時間メータMTが表示される。このボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるまでのタイミングに拘らず、同じ長さで表示が開始される。一方で、ステップアップ予告の実行期間は、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が操作されるまでのタイミングに依存するため、ボタン受付時間メータMTが表示される期間も異なる。そのため、ボタン受付時間メータMTが短くなる速度は、演出ボタン136が操作されるタイミングによって異なっており、例えば、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136が早く操作されるほど、ボタン受付時間メータMTが短くなる速度は遅くなる。
その後、図47(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、ボタン受付時間メータMTが表示開始してからの時間に応じて短くなっており、図47(8)に示すタイミングでは、パンダのアイコ
ンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。その後は、図47(9)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図47〜同図(13)に示す演出は、図40(8)〜同図(12)と同様であるため、説明を省略する。このように、この演出例では、ボタン操作演出において、演出ボタン136の操作の前後で操作有効期間に関連する表示(残り時間の表示とボタン受付時間メータMTの表示)が変化する構成とされている。
ンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。その後は、図47(9)〜同図(13)に示す演出が行われる。なお、図47〜同図(13)に示す演出は、図40(8)〜同図(12)と同様であるため、説明を省略する。このように、この演出例では、ボタン操作演出において、演出ボタン136の操作の前後で操作有効期間に関連する表示(残り時間の表示とボタン受付時間メータMTの表示)が変化する構成とされている。
図48は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図48(1)に示す演出は、図37(1)と同様なので、説明を省略する。
図48(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図48(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図48(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示されるが、上述したようなボタン受付時間メータMTは表示されていない。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。
その後、図48(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、操作有効期間の残り時間を示す「あと5秒」の表示が行われる。この残り時間の表示は、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてカウントダウンの方法により数値が減少するように表示される。この演出例では、図47に示す演出例と比べると、1秒未満の表示がないため、残り時間の概略表示を行っているということができる。このカウントダウンの表示は、実際の時間の経過に対応してカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも速くカウントダウンが進むようにしてもよいし、実際の時間の経過よりも遅くカウントダウンが進むようにしてもよい。
その後、図48(5)に示すタイミング(例えば、この演出例では、操作有効期間が開始されてから1秒が経過し、残り時間の表示が「あと4秒」となっているタイミング)で、演出ボタン136が操作されると、図48(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、カウントダウンの表示は引き続き表示されており、カウントダウンも継続して行われている。また、このとき、カウントダウンの表示は「あと」の部分が消去されており、操作有効期間の残り時間の表示から、或る演出が行われるまでのタイマ予告としての表示に切り替わったことが示されている。
その後、図48(7)〜同図(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告としてのカウントダウンの表示が行われる。このとき、カウントダウンの表示の数値部分の表示が多色(例えば、7色)に変化し、大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、カウントダウンの表示の数値部分の表示が多色に変化した場合には、大当り確定であってもよい。また、カウントダウンの表示の数値部分を他の1色で表示するようにしてもよく、例えば、表示色により大当りの信頼度を異ならせるようにしてもよい。また、例えば、カウントダウンの表示の数値部分の書体を変更し、表示された書体によって大当りの信頼度を示唆するようにしてもよい。また、ステップアップ予告では、ステップ1からの発展は行われず、ステップ1の表示SU1のままとなっている。
その後、図48(10)に示すように、カウントダウンの表示が「0秒」となって、カウントダウンが完了すると、図48(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ1の表示SU1からステップ3の表示SU3に変化する。また、カウントダウンの表示は消去されている。このステップ1の表示SU1からステップ3の表示SU3への変化は、タイマ予告としてのカウントダウンが完了したことにより行われる予告表示である。すなわち、この演出例では、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告に対し、タイマ予告が行われた結果によってステップアップ予告の信頼度をさらに高めているということができる。換言すれば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが相互に関係しているということができる。別の観点で見れば、ボタン操作演出の結果として開始されたステップアップ予告と、タイマ予告のカウントダウンの結果として行われる予告とが別個の予告であるということもできる。
その後、例えば、図35(18)〜同図(19)に示す要領で左図柄及び右図柄が停止表示してリーチ状態となった後、図48(12)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図48(12)〜同図(18)に示す演出は、図36(20)〜同図(26)と同様であるため、説明を省略する。
図49は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図49(1)に示す演出は、図37(1)と同様なので、説明を省略する。
図49(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。また、この演出例では、装飾図柄表示装置208の表示画面の上部に、「3人集めたらチャンスだ」という文字表示が表示され、キャラクタが3人出現すれば大当りの信頼度が高いことが示唆されている。
すると、図49(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始される。図49(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTは、図40(3)に示して上述したものと同様であり、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMT自体が短くなることで表示態様が変化する。このボタン操作演出では、演出ボタン136を複数回(この演出例では、3回)操作して、所望の表示結果が表示(越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタYSM、姫のキャラクタHMEの3人が表示)されることにより、大当りの信頼度が高い予告が行われることを報知するものである。すなわち、3つのキャラクタの全てが表示された場合の方が、3つのキャラクタの全てが表示されない場合よりも予告が表示されやすくなっている。なお、この演出例では、1回操作毎に、キャラクタが1つずつ表示されるものとしたが、長押し操作の量によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよいし、連打操作回数によりキャラクタが1つずつ増加するようにしてもよい。また、1回の操作で2つ以上のキャラクタが同時に表示されるようにしてもよい。
その後、操作有効期間が開始され、図49(4)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図49(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に越後屋のキャラクタECGが表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、操作有効期間は継続している。すなわち、演出ボタン136の操作を促す表示を行わない状態で演出ボタン136の操作を受け付ける隠しボタン演出が行われている様子が示されている。そして、図49(5)に示すタイミングで2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図49(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に殿様のキャラクタYSMが越後屋のキャラクタECGに並んで表示される。すなわち、隠しボタン操作により殿様のキャラクタYSMが出現している様子が示されている。さらに、図49(6)に示すタイミングで3回目の演出ボタン136の操作が行われると、図49(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、表示画面の上部に姫のキャラクタHMEが殿様のキャラクタYSMに並んで表示され、所望の表示結果が表示される。すなわち、隠しボタン操作により姫のキャラクタHMEが出現している様子が示されている。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTによる予告表示の実行中に隠しボタン演出が行われている様子が示されている。
すると、図49(8)に示すように、ボタン受付時間メータMTに付随して表示されている番長のアイコンとパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「全員集合」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことを示す予告表示がその後に行われることが報知される。
その後、図49(9)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が表示されてリーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、中図柄の前側に重なる(オーバーラップする)ように、越後屋のキャラクタECG、殿様のキャラクタYSM及び姫のキャラクタHMEが配置され、その下方に表示されたボタン受付時間メータMTでは、「チャンス」の文字が表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告表示が行われている。なお、ボタン操作演出において、演出ボタン136の操作回数が足りず3つのキャラクタが表示されなかった場合や、演出ボタン136が所定回数操作されたが、例えば、3つのキャラクタのうちのいずれか一つ以上のキャラクタが出現しなかった場合には、「チャンス」の文字に換えて、例えば、「残念」の表示を行い、大当りの信頼度が低いことを報知するようにしてもよい。また、特定の図柄(例えば、「装飾7」)でリーチとなった場合には、他の図柄でリーチとなった場合よりも大当り図柄が確定表示されやすいようにしてもよい。
続いて、図49(10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した討伐リーチに発展している様子が示されている。
図49(11)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図49(12)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図49(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
その後、図49(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図49(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図49(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図50は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図50(1)〜同図(3)に示す演出は、図37(1)〜同図(3)と同様なので、説明を省略する。
図50(3)に示すように、ボタン操作演出が開始された後、図50(4)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始されると、装飾図柄表示装置208の右下隅に「連打」の文字が表示され、演出ボタン136の連打操作によりステップアップ予告においてステップが進むことが報知される。
その後、図50(5)に示すタイミングで、演出ボタン136の連打操作が開始されると、図50(6)に示すように、演出ボタン136の1回目の操作に応じて、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。また、このタイミングで、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に番長のミニキャラクタBCHが複数(図50(6)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置されている。この演出例でも、ボタン受付時間メータMTに番長のミニキャラクタBCHが表示されることにより、大当りの信頼度が高いことを示唆する予告表示として機能している。なお、図50(6)に示すタイミングでは、遊技者による演出ボタン136の連打操作が引き続き行われている。この演出例では、演出ボタン136の1回の操作でステップアップ予告が開始するようにしたが、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136の所定回数の連打操作が行われた場合にステップアップ予告が開始されてもよい。このように、この演出例では、演出ボタン136による連打操作の演出の実行中において、ボタン受付時間メータMTによる予告表示が行われている様子が示されている。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われ、所定回数の演出ボタン136の操作が行われると、図50(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2にステップアップする。このように、この演出例では、演出ボタン136の連打操作が行われることを条件として、ステップアップ予告における表示のステップアップが行われる場合があり、換言すれば、演出ボタン136の操作回数が不足している場合には、ステップアップが行われないようになっている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少している。
その後、引き続き演出ボタン136の連打操作が行われ、所定回数の演出ボタン136の操作が行われると、図50(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ステップ2の表示SU2からステップ3の表示SU3にステップアップする。すなわち、この演出例では、ステップアップ予告においてステップ3の表示SU3が表示されたことにより、ステップ2の表示SU2で表示が終了するよりも大当りとなりやすいことが示唆されている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHの表示数も減少している。
その後、例えば、図50(9)〜同図(17)に示す演出が行われる。なお、図50(9)〜同図(17)に示す演出は、図35(18)〜図36(26)と同様であるため、説明を省略する。
図51は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図51(1)に示す演出は、図37(1)と同様なので、説明を省略する。
図51(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図51(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央に番長のキャラクタBC1が表示されるとともに「連打で番長を覚醒させろ」という文字が表示されている。すなわち、このボタン連打操作演出では、演出ボタン136を連打して所定時間内に番長の服が破ける態様の表示を行わせることを目的とするミッション演出ということができる。
図51(4)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン連打操作演出における操作有効期間が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタBC1の右側に表示されていた「連打で番長を覚醒させろ」の文字表示が「連打開始」の文字表示に変更されるとともに、「連打開始」の文字表示の下方に、連打用ボタン受付時間メータRMTが表示されている。連打用ボタン受付時間メータRMTは、上述したボタン受付時間メータMTとは表示態様が異なっており、複数(図51(4)に示す演出例では、9つ)のブロックからなるインジケータによって構成されている。そして、連打用ボタン受付時間メータRMTは、操作有効期間が開始してからの時間に応じて右端のブロックから1つずつ消去される態様で表示態様が変化する。
その後、図51(5)〜同図(7)に示すように、演出ボタン136が連打操作されると、操作回数が多くなるにつれて番長のキャラクタBC1に重ねて表示される星の図柄の数が増加していく。
その後、予め定められた回数の演出ボタン136の操作が行われると、図51(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタが服を破いている態様の表示(最終形態の番長のキャラクタBC2の表示)がなされるとともに、「覚醒」の文字が表示され、ボタン連打操作演出の目的(ミッション)が達成されたことが報知される。
このとき、連打用ボタン受付時間メータRMTは消去されず、表示されているブロックがそれぞれ多色(例えば、7色)に変化する態様で表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆している。この演出例では、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様の変化により、予告表示を行っているということができる。なお、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様が変化せず、大当りの信頼度が低いことを示唆するようにしてもよいし、ミッションが達成されたときに連打用ボタン受付時間メータRMTが消去され、予告表示が行われない場合があってもよい。また、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示色を複数色のうちのいずれかの色に変化可能とし、変化した表示色によって大当りの信頼度を異ならせるようにしてもよい。このように、この演出例では、ボタン連打操作演出の目的が達成された後で、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示が行われていることが示されている。なお、ボタン連打操作演出において、ミッションが達成されないことが予め決定されている場合や、ミッションが達成されることが予め決定されているにも拘らず、操作有効期間において演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数に満たなかった場合には、番長のキャラクタが最終形態の表示とならず(すなわち、最終形態の番長のキャラクタBC2が表示されず)、また、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックも全て消去されるので、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示も行われないこととなる。なお、ミッションが達成されることが予め決定されている場合には、操作有効期間において演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数に満たなかった場合でも番長のキャラクタBC1が最終形態の表示となるようにしてもよい。この場合でも、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックは全て消去されているので、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示は行われないこととなる。また、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数となったが、例えば、操作有効期間が開始してから所定期間が経過していないためミッション達成の条件を満たさないようにしている場合には、当該所定期間が経過するまで引き続き演出ボタン136を連打操作しない限りミッションが達成されないようにしてもよい。また、ボタン連打操作演出において、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136の1回の操作でミッションが達成される場合があってもよい。
このとき、連打用ボタン受付時間メータRMTは消去されず、表示されているブロックがそれぞれ多色(例えば、7色)に変化する態様で表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆している。この演出例では、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様の変化により、予告表示を行っているということができる。なお、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様が変化せず、大当りの信頼度が低いことを示唆するようにしてもよいし、ミッションが達成されたときに連打用ボタン受付時間メータRMTが消去され、予告表示が行われない場合があってもよい。また、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示色を複数色のうちのいずれかの色に変化可能とし、変化した表示色によって大当りの信頼度を異ならせるようにしてもよい。このように、この演出例では、ボタン連打操作演出の目的が達成された後で、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示が行われていることが示されている。なお、ボタン連打操作演出において、ミッションが達成されないことが予め決定されている場合や、ミッションが達成されることが予め決定されているにも拘らず、操作有効期間において演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数に満たなかった場合には、番長のキャラクタが最終形態の表示とならず(すなわち、最終形態の番長のキャラクタBC2が表示されず)、また、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックも全て消去されるので、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示も行われないこととなる。なお、ミッションが達成されることが予め決定されている場合には、操作有効期間において演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数に満たなかった場合でも番長のキャラクタBC1が最終形態の表示となるようにしてもよい。この場合でも、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックは全て消去されているので、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示は行われないこととなる。また、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136の操作回数がミッションが達成されるのに必要な回数となったが、例えば、操作有効期間が開始してから所定期間が経過していないためミッション達成の条件を満たさないようにしている場合には、当該所定期間が経過するまで引き続き演出ボタン136を連打操作しない限りミッションが達成されないようにしてもよい。また、ボタン連打操作演出において、操作有効期間が開始した後、演出ボタン136の1回の操作でミッションが達成される場合があってもよい。
その後、図51(9)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去され、残りのブロック数は4つとなっている様子が示されている。そして、図51(9)に示すタイミングでは、第1停止が行われ、左図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図51(10)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去され、残りのブロック数は1つとなっている様子が示されている。そして、図51(10)に示すタイミングでは、第2停止が行われ、中図柄(通常の表示状態での右図柄に相当)に「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、右図柄(通常の表示状態での中図柄に相当)では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図51(11)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が通常の表示状態とされ、左図柄及び右図柄にそれぞれリーチ状態を形成する「装飾7」の装飾図柄がそれぞれ停止表示し、中図柄が変動表示される態様で表示されている様子が示されている。そして、最終形態の番長のキャラクタBC2が中図柄の前側で重なる位置に移動し、「SP」の文字が表示され、スーパーリーチに移行することが報知される。
その後、図51(12)〜同図(18)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に移行し、大当り図柄が確定表示される様子が示される。なお、図51(12)〜同図(18)に示す演出は、図43(24)〜同図(30)と同様であるため、説明を省略する。
図52は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図52(1)〜同図(4)に示す演出は、図51(1)〜同図(4)と同様なので、説明を省略する。
図52(4)に示すように、ボタン連打操作演出における操作有効期間が開始された後、図52(5)〜同図(6)に示すように、演出ボタン136が連打操作されると、操作回数が多くなるにつれて番長のキャラクタBC1に重ねて表示される星の図柄の数が増加していく。
その後、予め定められた回数の演出ボタン136の操作が行われると、図52(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、最終形態の番長のキャラクタBC2の表示がなされるとともに、「覚醒」の文字が表示され、ミッションが達成されたことが報知される。このとき、連打用ボタン受付時間メータRMTは消去されず、表示されているブロックがそれぞれ多色(例えば、7色)に変化する態様で表示され、大当りの信頼度が高いことを示唆している。なお、この演出例では、図51に示す演出例と比較して、演出ボタン136の連打が速く、時間あたりの操作回数も多いので、連打用ボタン受付時間メータRMTのブロックの数も多く残った(7つ残った)状態でミッションが達成されている。その後は、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去される。
図52(8)に示す装飾図柄表示装置208では、連打用ボタン受付時間メータRMTにおいてブロックが消去されたことにより形成された余白部分に殿様のミニキャラクタYMが表示されている様子が示されている。この殿様のミニキャラクタYMは、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間が早い場合(予め定められた第一のミッション達成時間以内でミッションが達成された場合)に出現するものであり、連打用ボタン受付時間メータRMTの表示態様の変化とともに、連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告表示の一例ということができる。すなわち、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間によって連打用ボタン受付時間メータRMTを用いた予告の態様が異なるということができる。このように、連打用ボタン受付時間メータRMTにおけるブロックが消去されることにより形成された余白部分を用いて予告表示を行うことにより、演出効果が向上し、興趣が向上する場合がある。なお、この殿様のミニキャラクタYMは、ミッションが達成された場合には、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間に拘らず、必ず表示されるようにしてもよいし、操作有効期間が開始されてからミッションが達成されるまでの時間が早い場合であっても表示されない場合があってもよい。また、この殿様のミニキャラクタYMが出現した場合には、大当り確定となるようにしてもよい。
図52(9)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックがさらに2つ消去され、残りのブロック数が3つになっている様子が示されている。また、連打用ボタン受付時間メータRMTでは、ブロックが消去された余白部分が拡大するに応じて殿様のミニキャラクタYMが左側に移動している様子も示されている。さらに、図52(9)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のミニキャラクタYMに付随して「大盤」の文字が出現している様子が示されている。この演出例では、「大盤振舞」の文字が出現することにより、大当りが確定することが報知される。また、図52(9)に示すタイミングでは、第1停止が行われ、左図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄及び右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図52(10)に示す装飾図柄表示装置208では、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてブロックが1つずつ消去され、残りのブロック数が1つとなっている様子が示されている。このとき、殿様のミニキャラクタYMに付随して表示されている「大盤振舞」の文字の表示が完全に表れている。なお、この演出例において、「大盤振舞」のうちの「大盤」のみが出現し、「振舞」の文字が出現しない場合があってもよく、この場合には、「大盤振舞」の文字の全体が出現した場合よりも大当り図柄が確定表示され難くするようにしてもよい。このようにすることで、殿様のキャラクタYMが完全に表示されるまで、大当りの信頼度が高い予告であるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。また、「振舞」とは異なる文字が出現するガセの表示が行われてもよい。一方、図52(10)に示すタイミングでは、第2停止が行われ、中図柄(通常の表示状態での右図柄に相当)に「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、右図柄(通常の表示状態での中図柄に相当)では、装飾図柄の変動表示が続いている。その後は、図52(11)〜同図(18)に示す演出が行われる。なお、図52(11)〜同図(18)に示す演出は、図51(11)〜同図(18)と同様であるため、説明を省略する。
図53は、大当り遊技中に実行される保留連荘予告演出の一例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図53では、装飾図柄表示装置208、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220の他、演出可動体224の様子も図示されている。
図53(1)に示すように、第1特図表示装置212では、ハズレの図柄である「特図I」で停止表示しており、第2特図表示装置214では、大当り図柄である「特図a」で停止表示しており、この演出例では、特図2で大当りとなった様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208では、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されており、特図1第4図柄t1は、「特図I」でハズレとなったことを示す「×」の図柄で停止表示しており、特図2第4図柄t2は、「特図a」で大当りとなったことを示す「A」の図柄で停止表示している。
また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図53に示す演出例では、電サポ状態で大当りになったことから、変動アイコン表示領域280の右側には特図2の保留アイコンが表示されている。図53(1)には、4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図2の保留アイコンh21〜h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。一方、特図1の保留数は0であり、特図1の保留アイコンは1つも表示されていない。なお、この演出例では、電サポ状態では、特図1の保留アイコンを表示しないようにしているが、特図1の保留数が1以上である場合に、保留アイコンを表示するようにしてもよい。
また、演出可動体224は、上腕部224a及び前腕部224bがいずれも初期位置とされており、すなわち、可動していない状態となっている。
図53(2)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技が開始され、大当り開始演出が行われている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、大当りとなったときに表示されていた「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで表示された装飾図柄が表示画面の左上隅部に表示され、表示画面の中央では扇を
持ったコパンダのキャラクタが大当りを祝福している様子が示されている。
持ったコパンダのキャラクタが大当りを祝福している様子が示されている。
図53(3)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り開始演出が終了して1ラウンド目が開始された様子が示されている。なお、大当り遊技中の演出において、大当りの連荘回数や今回の大当り中に獲得した出玉数や連荘中に獲得した出玉数を表示するようにしてもよい。
図53(4)に示す装飾図柄表示装置208では、7ラウンド目が開始された様子が示されている。
その後、図53(5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタの右側に、「ボタンで腕が出たら超激アツ」という文字が表示され、演出ボタン136を操作して演出可動体224が動作した場合には、保留されている図柄変動表示に大当りとなる図柄変動表示が含まれている可能性が高い(すなわち、保留連荘が発生する可能性が高い)ことが報知されることの説明が行われている。
その後、図53(6)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン演出は、大当り遊技中における先読み予告演出の一例ということができる。なお、図53(6)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図53(7)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図53(8)に示すように、演出可動体224の前腕部224bが動作し、装飾図柄表示装置208の表示画面の右端部分の前側に重なる位置まで移動する。また、このとき、装飾図柄表示装置208では、演出可動体224の動作に呼応して、星の図柄を複数表示し、前腕部224bが装飾図柄表示装置208に影響を与えているかような演出表示が行われている。
その後、図53(9)に示すように、演出可動体224の前腕部224bは、再び初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生することが確定している旨を報知する「保留連荘確定」の表示が行われる。なお、この演出例では、演出可動体224が動作した場合には、保留連荘が必ず発生するようにしたが、演出可動体224が動作しても保留連荘が発生しない場合があってもよい。
図54は、大当り遊技中に実行される保留連荘予告演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図54(1)〜同図(6)に示す演出は、図53(1)〜同図(6)と同様なので、説明を省略する。
ボタン操作演出における演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図54(7)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図54(8)に示すように、演出可動体224による動作は行われず、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生するか否かについて期待を持たせる「チャンス」の文字が表示される。一方、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。さらに、ボタン受付時間メータMTでは、ゲージの残り表示部分にパンダの顔からなるパンダのミニキャラクタPNDが複数(図54(8)に示す装飾図柄表示装置208では、5つ)並べて配置される。ボタン受付時間メータMTに表示されるパンダのミニキャラクタPNDの数は、ゲージの残量(操作有効期間が開始されてからの時間)に応じた数となっている。この演出例では、ボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示されることにより、保留連荘が発生する期待度がそれほど高くないことを示唆する予告表示として機能している。なお、演出ボタン136が操作されてもボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示されない場合があってもよい。すなわち、ボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示された場合の方が、ボタン受付時間メータMTにパンダのミニキャラクタPNDが表示されなかった場合よりも保留連荘が発生しやすいように構成されてもよい。また、パンダのミニキャラクタPNDとは別のミニキャラクタが表示される場合があってもよく、表示されたミニキャラクタによって保留連荘が発生する期待度が異なるようにしてもよい。また、複数種類のミニキャラクタが混在して表示される場合があってもよい。なお、この演出例では、パンダのミニキャラクタPNDが表示された数に拘らず、保留連荘が発生する期待度は同じとなっているが、パンダのミニキャラクタPNDが表示された数に応じて保留連荘が発生する期待度が異なるようにしてもよく、例えば、パンダのミニキャラクタPNDが表示された数が多いほど、保留連荘が発生する期待度が高くなるようにしてもよい。また、操作有効期間が開始してからのタイミングにより、ボタン受付時間メータMTに表示されるミニキャラクタの種類が変化するようにしてもよく、例えば、演出ボタン136の操作のタイミングが、操作有効期間が開始してから早いタイミングであった場合には、パンダのミニキャラクタ以外のミニキャラクタ(例えば、番長のミニキャラクタ等)が表示されやすくなるようにしてもよい。また、この演出例では、演出ボタン136が操作されたことにより、「チャンス」の文字表示が表示され、その後、演出ボタン136の操作によらないでボタン受付時間メータMTにおけるパンダのミニキャラクタPNDの表示を行うようにしたが、例えば、「チャンス」の文字表示とボタン受付時間メータMTにおけるパンダのミニキャラクタPNDの表示とが、演出ボタン136の操作を契機として同時に行われるようにしてもよい。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の操作により表示される対象が「チャンス」の表示であり、ボタン受付時間メータMTにおけるパンダのミニキャラクタPNDの表示は、演出ボタン136の操作により表示されるものではない例について示されている。
図54(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせてパンダのミニキャラクタPNDの表示数も減少し、図54(9)に示すタイミングでは、2つとなっている。
図54(10)は、8ラウンド目が開始された様子が示されている。また、図54(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が0になった様子が示されている。すなわち、操作有効期間が開始されてから、操作有効期間に対応する時間が経過した様子が示されている。
すると、図54(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、星の図形が1つだけ表示される一方で、演出可動体224は動作せず、その後、図54(12)に示すように、「残念」の文字の表示が行われ、ボタン操作演出に失敗し、保留連荘が発生する可能性が低いことが報知される。なお、この演出例では、保留連荘が発生する予定である場合でも、ボタン操作演出に失敗する場合があってもよく、このように構成することにより、保留連荘に対する期待を損なうようなことを低減できる場合がある。
図55は、大当り遊技中に実行される保留連荘予告演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図55(1)〜同図(7)に示す演出は、図54(1)〜同図(7)と同様なので、説明を省略する。
ボタン操作演出における演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図55(7)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図55(8)に示すように、この演出例でも演出可動体224による動作は行われないが、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生するか否かについて期待を持たせる「アツイ」の文字が表示される。この「アツイ」の文字が表示された場合は、「チャンス」の文字が表示された場合よりも演出可動体224が動作しやすい、すなわち、保留連荘が発生する可能性が高い。一方、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。さらに、この演出例では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残り表示部分に番長の顔からなる番長のミニキャラクタBCHとパンダのミニキャラクタPNDとがそれぞれ複数(図55(8)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のミニキャラクタBCHが2つ、パンダのミニキャラクタPNDが3つ)並べて配置される。この演出例では、パンダのミニキャラクタPNDのみが表示される場合よりも、番長のミニキャラクタBCHが表示される場合の方が保留連荘が発生しやすい(保留されている図柄変動表示において、大当り図柄が確定表示されやすい)ようになっている。換言すれば、保留連荘が発生する予定である場合には、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすくなっている。なお、番長のミニキャラクタBCHはパンダのミニキャラクタPNDよりも右側に配置され、ゲージの残量の減少に応じてパンダのミニキャラクタPNDよりも番長のミニキャラクタBCHの方が早く消去される。そのため、遊技者は、番長のミニキャラクタBCHを確認するために、ボタン受付時間メータMTの表示態様の変化に注目させることができる場合がある。また、ボタン受付時間メータMTに表示されるミニキャラクタの数は、ゲージの残量(操作有効期間が開始されてからの時間)に応じた数となっているので、操作有効期間が開始されてから演出ボタン136の操作のタイミングが遅く、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が番長のミニキャラクタBCHを配置するためのスペースに満たない場合には、パンダのミニキャラクタPNDのみが表示され、番長のミニキャラクタBCHが表示されない場合がある。したがって、遊技者は、番長のミニキャラクタBCHを確認したく、演出ボタン136を早く押そうとする意欲を向上させることができる場合がある。なお、この演出例では、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に拘らず、演出可動体224が動作する期待度は同じとなっているが、番長のミニキャラクタBCHが表示された数に応じて演出可動体224が動作する期待度が異なるようにしてもよく、例えば、番長のミニキャラクタBCHが表示された数が多いほど、演出可動体224が動作しやすくなるようにしてもよい。また、図55(6)において表示されるボタン画像136aがデカボタンの表示態様や振動及び回転している表示態様で表示される場合があってもよく、このような表示態様が表示された場合には、デフォルトの表示態様で表示される場合よりも、番長のミニキャラクタBCHが表示されやすいようにしてもよい。
図55(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージの残量がさらに減った態様で表示されている。また、ゲージの残量に合わせて番長のミニキャラクタBCHは全て消去され、パンダのミニキャラクタPNDのみが表示される。図55(9)に示すタイミングでは、パンダのミニキャラクタPNDが2つ表示されている。
図55(10)は、8ラウンド目が開始された様子が示されている。また、図55(10)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が0になり、操作有効期間が開始されてから、操作有効期間に対応する時間が経過した様子が示されている。
すると、図55(11)に示すように、演出可動体224の前腕部224bが動作し、装飾図柄表示装置208の表示画面の右端部分の前側に重なる位置まで移動する。また、このとき、装飾図柄表示装置208では、演出可動体224の動作に呼応して、星の図柄が複数表示され、前腕部224bが装飾図柄表示装置208に影響を与えているかのような演出表示が行われている。このように、この演出例では、演出ボタン136が押されたことに応じて演出可動体224がすぐに動作せず、ボタン受付時間メータMTにおけるゲージの残量が0となった場合に初めて動作する演出例について示されている。
その後、図55(12)に示すように、演出可動体224の前腕部224bは、再び初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208では、保留連荘が発生することが確定している旨を報知する「保留連荘確定」の表示が行われる。
図56は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図56(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図56に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。そのため、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。
図56(1)の装飾図柄表示装置208では、3つの特図1の保留アイコンh11,h12,h13が表示されており、これら3つの特図1の保留アイコンh11〜h13はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図56(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h13の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12及び第三の保留アイコンh13が、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12の表示位置にそれぞれ移動して、第一の保留アイコンh11、第二の保留アイコンh12として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図56(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図56(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。この演出例におけるボタン受付時間メータMTの表示態様は、図40(3)に示して上述した態様であり、ボタン受付時間メータMTの両端に番長のアイコンとパンダのアイコンが表示されている。
図56(4)は、操作有効期間が開始された後、時間の経過に応じてボタン受付時間メータMTが短くなっている様子が示されている。
その後、図56(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図56(6)に示すように、ステップアップ予告が開始され、ステップ1の表示SU1が表示される。このとき、ボタン画像136aは消去されるが、ボタン受付時間メータMTは引き続き表示され、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ボタン受付時間メータ
MTが漸次短くなるように表示態様が変化する。
MTが漸次短くなるように表示態様が変化する。
その後、図56(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われており、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化している。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてさらに短くなっており、図56(7)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、「ガブッ」という文字を表示することにより、パンダが番長に噛みついている様子が示されている。これにより、遊技者に何かが起こることを期待させ、その結果、大当りに対する期待感を持たせることができる場合がある。
すると、図56(8)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTの左端部に表示されていた番長のアイコンがパンダのアイコンに変化した後、一対のパンダのアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「アイコン変化」の文字が表示され、保留アイコンあるいは変動アイコンの表示態様が変化することが報知される。一方、ステップアップ予告は、ステップ2の表示SU2のまま変化はない。
すると、図56(9)に示すように、変動アイコンh0の表示態様がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化して、当該図柄変動表示の予告が行われる。一方、ステップアップ予告は、ここでも、ステップ2の表示SU2のまま変化はない。このように、この演出例では、ステップアップ予告がステップ3の表示SU3とならない場合であっても、ボタン受付時間メータMTを用いた予告演出により、変動アイコンが予告の表示態様に変化することで、大当りに対する期待感を維持させることができる場合がある。なお、この演出において、ボタン受付時間メータMTの両端に表示されたキャラクタによって、ステップ3の表示SU3の表示されやすさが異なってもよく、例えば、ボタン受付時間メータの両端に表示されたアイコンが番長のアイコンとパンダのアイコンである場合には、ステップ3の表示SU3が表示され難く、ステップ1の表示SU1やステップ2の表示SU2の表示でステップアップ予告が終了されやすく、ボタン受付時間メータの両端に表示されたアイコンが2つの番長のアイコンである場合には、ステップ3の表示SU3が表示されやすいようにしてもよい。
その後、装飾図柄の第1停止及び第2停止が行われて左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾5」が停止表示してリーチ状態が形成されると、図56(10)に示す装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示が行われ、リーチ状態となったことが報知される。
続いて、図56(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、上述した討伐リーチに発展している様子が示されている。
図56(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図56(13)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図56(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、弱カットイン画像CI1bが表示される。
その後、図56(15)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、敗北した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄表示領域208bに停止表示する予定の「装飾6」が表示され、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図56(16)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図56(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾6−装飾5」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図57は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン連打操作演出の一例について段階的に示す図である。なお、図57(1)〜同図(6)に示す演出は、図56(1)〜同図(6)と同様なので、説明を省略する。
図57(5)に示すタイミングで演出ボタン136が操作され、図57(6)に示すように、ステップアップ予告が開始されてステップ1の表示SU1が表示されると、図57(7)に示す装飾図柄表示装置208では、ステップアップ予告が継続して行われるが、ステップ1の表示SU1からステップ2の表示SU2に変化せず、ステップ1の表示SU1のままとなっている。一方、ボタン受付時間メータMTは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じてさらに短くなっており、図57(7)に示すタイミングでは、パンダのアイコンが番長のアイコンに近接し、パンダが番長に噛みつこうとするが、「返り討ち」という文字が表示され、図57(8)に示すように、パンダが番長に返り討ちに遭う様子が示されている。この演出例では、パンダが番長に返り討ちに遭う演出が行われた場合は、パンダが番長に噛みついた演出が行われた場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすくなっている(この演出例では、後述するように、保留されている図柄変動表示が大当りとなりやすくなっている)。
すると、図57(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTの右端部に表示されていたパンダのアイコンが番長のアイコンに変化した後、一対の番長のアイコンが離間するとともに、ボタン受付時間メータMTには「アイコン変化」の文字が表示され、保留アイコンあるいは変動アイコンの表示態様が変化することが報知される。一方、ステップアップ予告は、ステップ1の表示SU1のまま変化はない。
すると、図57(10)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がデフォルトの表示態様から殿様の表示態様に変化して保留予告が行われる。一方、ステップアップ予告は、ここでも、ステップ1の表示SU1のまま変化はない。このように、この演出例では、当該図柄変動表示においてステップアップ予告の結果が大当りに対する期待が持てないような結果となった場合でも、ボタン受付時間メータMTを用いた先読み予告が行われる場合があることで、保留されている図柄変動表示において大当りとなることに対する期待感を持たせることができる場合がある。また、この演出例では、同じ表示態様でボタン受付時間メータMTによる予告演出が行われた結果、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14のいずれかが変化するので、当該図柄変動表示の予告の演出と先読み予告の演出とで少なくとも一部の演出が同じ態様で行われているということができ、これにより、変動アイコンh0又は保留アイコンh11〜h14が変化するまで期待感を持続することができる場合がある。
図57(11)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図57(12)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図57(13)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾2」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図57(14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾2−装飾2−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図58は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図であり、図59は、図58に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図58(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。さらに、図58に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。そのため、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。
図58(1)の装飾図柄表示装置208では、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様で表示されている。
図58(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。
図58(3)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている。図58(3)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。なお、図58(3)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図58(4)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図58(5)に示すように、ボタン画像136aが消去されるとともに、ボタン受付時間メータMTが拡大表示され、ミニゲームが開始される。具体的には、図58(5)に示す装飾図柄表示装置208では、「ストックチャンス」「タイミングよく押せ」の文字が表示されるとともに、拡大表示されたボタン受付時間メータMTでは、操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に移動している。また、ボタン受付時間メータMTには、ゲージの残り表示部分に宝箱が3つ(宝箱TR1,TR2,TR3)横列に並べて配置されており、時間の経過に応じて減少表示されるゲージの右端部が各宝箱の中心を通過するタイミングで演出ボタン136を操作することで何かが出現する旨が示唆されている。すなわち、タイミング押しのミニゲームが開始されることが報知されている。なお、この演出例において、ボタン受付時間メータMTによるミニゲームが行われず、上述したボタン受付時間メータMTを用いた予告演出が行われる場合があってもよい。また、演出ボタン136が操作されたときの操作有効期間が開始されてからの時間に応じて表示されるゲージの残量によって表示開始される宝箱の数が異なっていてもよく、例えば、演出ボタン136の操作のタイミングが操作有効期間が開始されてから早いほどゲージの残量が多いので、その分、宝箱の数を多くしてもよく、また、演出ボタン136の操作のタイミングが遅いほど、表示開始される宝箱の数が少なくなるようにしてもよい。
その後、図58(6)に示すように、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が3つの宝箱のうちの一番右側に配置された宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図58(7)に示すように、宝箱TR1が上方に移動するとともに、宝箱TR1が開放されて「変化」の文字が付加されたサボハニの予告アイコンI71が出現する場合がある。このサボハニの予告アイコンI71は、先読み予告の一態様であり、サボハニの予告アイコンI71がストックされると、変動アイコンあるいは保留アイコンが予告の表示態様に変化することが予告される。このように、この演出例では、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部がボタン受付時間メータMTに配置された宝箱の略中央となったときにタイミングよく演出ボタン136が操作されることにより、予告アイコンがストックされる場合がある。ここで、予告アイコンは、予告アイテムやミニアイテムという場合がある。なお、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作された場合でも、予告アイコンが出現しない場合があってもよい。また、予告アイコン以外のものが出現してもよく、例えば、予告のキャラクタが出現して当該図柄変動表示の予告や先読み予告を行ったり、予告を伴わない単なる演出表示(例えば、説明表示等)を行うようにしてもよい。また、サボハニの予告アイコンI71がストックされても変動アイコンあるいは保留アイコンの表示態様が変化しない場合があってもよい。
図58(7)に示すように、宝箱TR1からサボハニの予告アイコンI71が出現すると、図58(8)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右上隅部に、出現したサボハニの予告アイコンI71が表示され、予告アイコンがストックされた様子が示されている。
その後、図58(9)に示すように、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が残りの2つの宝箱(宝箱TR2,TR3)のうちの右側に配置された宝箱TR2の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図58(10)に示すように、宝箱TR2が上方に移動するとともに、宝箱TR2が開放されて「討伐」の文字が付加された殿様の予告アイコンI72が出現する場合がある。この殿様の予告アイコンI72は、先読み予告の一態様であり、殿様の予告アイコンI72がストックされることにより、保留されている図柄変動表示で実行される予定である討伐リーチにおいて強カットインCI1aが出現することが予告される。すなわち、殿様の予告アイコンI71がストックされることにより、保留されている図柄変動表示において討伐リーチが行われることの先読み予告と、強カットインCI1aが出現することの先読み予告とが行われているということができる。なお、殿様の予告アイコンI72がストックされても強カットインCI1aが出現しない場合があってもよいし、強カットインCI1aが必ず出現してもよい。
図58(10)に示すように、宝箱TRから殿様の予告アイコンI72が出現すると、図58(11)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の右上隅部に、出現した殿様の予告アイコンI72が表示され、予告アイコンがストックされた様子が示されている。
その後、図58(12)に示すように、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が残りの1つの宝箱TR3の略中央となるタイミングよりも大きく遅れたタイミングで演出ボタン136が操作されると、図58(13)に示すように、宝箱TR3は上方に移動するが開放されず、「失敗」の文字が表示され、タイミング押しに失敗した様子が示される。そのため、宝箱TR3の中身がどのようなものであったかについては表示されず、図58(14)に示すように、宝箱TR3はそのまま消去される。なお、タイミング押しに失敗した場合は、宝箱の中身は表示するが、宝箱の中身が予告アイコンであった場合にはストックしないようにしてもよい。また、この演出例において、演出ボタン136がオートボタンの機能が有効とされている場合には、演出ボタン136が操作されなくても、ボタン受付時間メータMTのゲージの右端部が各宝箱の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されたものとして各宝箱が開放するようにしてもよいし、このタイミング押しのミニゲームでは、オートボタンの機能が無効とされるようにしてもよい。
図58(15)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが消去されてボタン受付時間メータMTを用いたミニゲームが終了した様子が示されている。なお、サボハニの予告アイコンI71と殿様の予告アイコンI72は継続して表示されている。
その後、左図柄>右図柄>中図柄の順に装飾図柄が停止表示し、図58(16)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われる。その後、図58(17)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾2」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。また、この演出例では、予告アイコンが表示されている場合には、装飾図柄はデフォルトの表示態様ではなく、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部で小さく表示され、ボタン受付時間メータMTを用いた予告表示がその後の装飾図柄変動表示に対して影響を及ぼしている様子が示されている。
その後、図58(18)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象である保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。なお、サボハニの予告アイコンI71と殿様の予告アイコンI72は継続して表示されている。
図58(18)に続く図59(19)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。
その後、図59(20)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニの予告アイコンI71が拡大表示しながら表示画面の略中央に移動し、サボハニの予告アイコンI71が消化される様子が示されている。
すると、図59(21)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコン表示領域280に表示されているデフォルトの表示態様の変動アイコンh0が、サボハニの表示態様に変化し、変動アイコンh0による予告表示が行われている様子が示されている。なお、サボハニの予告アイコンI71が消化された場合に、保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
図59(21)に示すように、変動アイコンh0の表示態様が変化した後は、図59(22)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたサボハニの予告アイコンI71が消去され、その後、図59(23)に示すように、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄がデフォルトの表示態様で変動表示される様子が示されている。
図59(24)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図59(25)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。すると、図59(26)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「激アツだ」の文字が表示され、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図59(27)に示す装飾図柄表示装置208では、ノーマルリーチ演出が行われている様子が示されている。
その後、図59(28)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様の予告アイコンI72が拡大表示しながら表示画面の略中央に移動し、殿様の予告アイコンI72が消化される様子が示されている。
すると、図59(29)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図59(30)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されており、ボタン画像136aがデフォルトの態様で表示されている様子が示されている。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図59(31)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図59(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。この強カットイン画像CI1aは、図59(28)に示すように、殿様の予告アイコンI72が消化されたことにより出現したものとなっている。なお、ボタン予告演出における演出ボタン136の操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合には、強カットイン画像CI1aが表示されなくてもよいし、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合でも、当該操作有効期間の経過後に強カットイン画像CI1aが表示されてもよい。また、上述したミニゲームにおいて、殿様の予告アイコンI72が出現する予定であったが、演出ボタン136のタイミング押しに失敗して殿様の予告アイコンI72が出現しなかった場合は、強カットイン画像CI1aよりも弱カットイン画像CI1bの方が表示されやすいようにしてもよい。
その後、図59(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾5」が表示され、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図59(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図59(35)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾5−装飾5−装飾5」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
なお、この演出例において、ミニゲームの結果として、上述したボタン受付時間メータMTを使用した予告表示が行われるボタン操作演出が実行される旨の予告アイコンがストックされるようにしてもよい。すなわち、ボタン受付時間メータMTを使用した予告表示の先読み予告が行われてもよい。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の他の具体例について、図60〜図72を参照しながら説明する。なお、図61〜図72では、装飾図柄表示装置208の他、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、第1特図保留ランプ218及び第2特図保留ランプ220については図示しているが、普図表示装置210及び普図保留ランプ216については、図示を省略している。なお、図61〜図72でも、第1特図表示装置212及び第2特図表示装置214において停止表示する特図の種類が図68(a)及び同図(b)に示す停止図柄態様とされている。また、図61〜図72では、1つの装飾図柄表示装置208を備えて構成されたパチンコ機100が示されているが、上述した実施形態のように、複数の装飾図柄表示装置を備えたものであってもよい。また、装飾図柄表示装置208の前面側に、上述した透明の導光板ILが配置されてもよい。また、図61〜図72に示すボタン受付時間メータMTの表示態様については、図35〜図59に示すボタン受付時間メータMTの表示態様をそのままあるいは適宜変更して適用することができることはいうまでもない。
最初に、図60を用いて、装飾図柄表示装置208において停止表示する装飾図柄の種類について説明する。ここで、図60(a)は、装飾図柄の他の一例を示す図であり、同図(b)は、先読み予告のチャンス目となる図柄の組合せについて説明する図である。
図60(a)に示すように、本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類の装飾図柄の他、「特殊1」及び「特殊2」の2つの特殊装飾図柄も用意されている。「特殊1」の装飾図柄は、リプレイ図柄という場合があり、例えば、これを含む所定の表示態様(例えば、中図柄において「特殊1」が停止表示する態様や、全図柄において「特殊1」が停止表示する態様等)となった場合に、疑似連演出が行われることとなる装飾図柄である。「特殊2」の装飾図柄は、チャンスボタン図柄という場合があり、ボタンを簡略的に表した表示態様とされ、ボタン操作演出において表示される上述したようなボタン画像136aとは表示態様が異なっている。「特殊2」の装飾図柄は、例えば、これを含む所定の表示態様(例えば、中図柄において「特殊2」が停止表示する態様や、全図柄において「特殊2」が停止表示する態様等)となった場合に、ボタン操作演出が行われることとなる装飾図柄である。なお、「特殊1」及び「特殊2」は、装飾図柄の変動表示において常にこれらが含まれているわけではなく、必要に応じて出現するものであるが、装飾図柄の変動表示において常にこれらが含まれていてもよい。また、「特殊1」及び「特殊2」は、これらを含んだ装飾図柄の組合せで確定表示されることはなく、その後に行われる演出の内容を予告する予告表示として機能するものである。なお、「特殊1」あるいは「特殊2」の装飾図柄を含んだ装飾図柄の組合せで確定表示し、「特殊1」あるいは「特殊2」に対応する演出が行われることの先読み予告として機能するようにしてもよい。また、疑似連演出に対応する図柄とボタン操作演出に対応する図柄をそれぞれ1種類ずつ用意したが、それぞれ2種類以上あってもよい。また、本実施形態では、疑似連演出に対応する「特殊1」の装飾図柄と、ボタン操作演出に関連する「特殊2」の装飾図柄を用意したが、これらの他にも、例えば、変動アイコンや保留アイコンの表示態様が予告の表示態様に変化する演出に対応する特殊装飾図柄や、その後に行われる演出の内容を具体的に示唆する特殊装飾図柄等を用意してもよい。この場合、これらの特殊装飾図柄の表示態様と、対応する演出が行われる際に表示される画像の表示態様の少なくとも一部が異なっていてもよいし、同じであってもよい。
図60(b)に示すように、本実施形態では、「装飾7」及び「装飾3」のみからなる装飾図柄の組合せであって、リーチを構成する組合せや大当りの装飾図柄の組合せを除くハズレの装飾図柄の組合せ(「チャンス目」という場合がある)で確定表示することによって先読み予告を表示可能に構成されている。具体的には、「装飾3−装飾3−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せ、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せ、「装飾7−装飾3−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せ、「装飾7−装飾7−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されることにより、保留されている図柄変動表示に大当りとなる可能性の高い図柄変動表示が含まれていることが報知される。
図61は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の一例について段階的に示す図であり、図62は、図61に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下の図では、カッコ書きの番号順に演出が進んでいく様子が示されている。
図61(1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾1−装飾6−装飾8」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、背景は図示していないが、例えば、デフォルトの背景画像が表示されている。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、特図1第4図柄t1及び特図2第4図柄t2が表示されている。特図1第4図柄t1も特図2第4図柄t2も、ハズレの結果に対応する「×」の図柄が表示されている。
また、装飾図柄表示装置208には、表示画面の左下隅部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図61に示す制御状態(遊技状態)は、非電サポ状態(非時短状態)である。この非電サポ状態における装飾図柄表示装置208では、変動アイコン表示領域280の右側に特図1の保留アイコンが表示される。特図1の保留アイコンは、その表示された数により特図1の保留数を表している。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。特図1の保留アイコンは、横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図61(1)には、2つの特図1の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの特図1の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。一方、特図2の保留アイコンは1つも表示されていない。これは、上述のごとく、図61に示す制御状態(遊技状態)が非電サポ状態(非時短状態)であるため、電チューが開きにくく特図2始動口232への入賞が困難な状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、特図1と特図2で入賞しやすい方の特図の保留アイコンが、変動アイコン表示領域280の右側に表示される。すなわち、制御状態が非電サポ状態である場合には、図61(1)に示すように、特図1の保留アイコンが表示され、特図2の保留アイコンが非表示とされる。制御状態が電サポ状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコンが表示され、特図1の保留アイコンが非表示とされる。
ここでは不図示であるが、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様も、丸形の無模様かつ白色の表示態様であるが、特図1の保留アイコンと表示位置を異ならせるようにしてもよいし、また、表示態様(ここでは形状)も異ならせるようにしてもよい。そうすることで、遊技者が一目見ただけで判別がつくようにすることができる場合がある。
本実施形態では、特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図61(2)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。変動アイコンh0の表示態様は、消化された保留アイコンh11の表示態様と同じであるが、異なってもよい。
図61(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図61(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図61(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示され、「装飾3−特殊2−装飾4」の装飾図柄の組合せで一旦停止表示(仮停止表示)される。すると、図61(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の操作を要求するボタン操作演出が開始される。すなわち、この演出例では、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示されることにより、ボタン操作演出が開始されることが報知される。具体的には、「特殊2」の装飾図柄が消去され、この「特殊2」の装飾図柄に換えて演出ボタン136を模したボタン画像136aがデフォルトの表示態様で表示され、このボタン画像136aとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。また、ボタン画像136aの上方には、「チャンスボタンを押せ」の文字も表示され、演出ボタン136の操作を促進している。このとき、中図柄は、消去されたままであってもよいし、変動表示されていてもよい。また、ボタン画像136aが所定のアニメーション(例えば、ボタンが上下動するアニメーション等)により表示されてもよい。このように、「特殊2」の装飾図柄は、上述したように、ボタンを簡略表示した態様で表示されるものであるのに対し、ボタン画像136aは、演出ボタン136を模した表示態様とされるとともに、ボタン受付時間メータMTの表示を伴っており、これらは表示態様が異なっているということができる。なお、「特殊2」の装飾図柄は、少なくとも停止表示される場合にはアニメーションを行わないようにしているが、停止表示中にアニメーションを行うようにしてもよい。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図61(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図61(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン受付時間メータMTが消去されるとともに、中図柄と右図柄の前側を覆うように、複数の星の図柄が表示されて、これらに影響が与えられるような表示が行われる。
すると、図61(9)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄と右図柄が高速で変動表示する滑り変動表示が行われた後、図61(10)に示すように、中図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図61(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。上述したように、「装飾3−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せは、チャンス目であり、保留されている図柄変動表示において大当りとなる可能性の高い図柄変動表示が含まれていることを報知する先読み予告として機能している。すなわち、図61(11)に示す演出例では、特図1の1つ目の図柄変動表示の保留が大当りとなる可能性が高い図柄変動表示であることを予告している。なお、この演出例では、図61(10)に示すように、チャンス目で仮停止したときに、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部に「Chance」の文字表示が行われ、チャンス目による先読み予告が行われたことを報知している。
その後、図61(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。すなわち、先読み予告の対象である図柄変動表示が開始されている。
図61(13)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、図61(13)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲーム」「タイミングよく押せ」の文字が表示されるとともに、帯状のタイミングメータが表示され、このタイミングメータの略中央に宝箱TRが配置されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に移動している。このタイミングメータは、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。このミニゲームでは、時間の経過に応じて減少表示されるゲージの右端部が宝箱TRの中心を通過するタイミングで演出ボタン136を操作することで何かが出現する旨が示唆されている。
図61(14)は、ミニゲームが開始された後の様子が示されている。そして、図61(15)に示すように、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TRの略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図61(16)に示すように、宝箱TRが拡大表示してタイミングメータの上方に移動し、宝箱TRの中からリプレイのアイコンRPが出現する。このリプレイのアイコンRPには「続く」の文字にクエスチョンマークが付加された表示が表示されており、当該図柄変動表示において疑似連が行われる可能性があることを報知している。すなわち、リプレイのアイコンRPは、当該図柄変動表示における疑似連演出の予告として機能しているということができる。すなわち、この演出例では、リプレイのアイコンRPが出現した場合の方が、出現しなかった場合よりも疑似連が開始されやすいように構成されている。ここで、リプレイのアイコンRPが出現せず、例えば、ボタンのアイコンが出現してもよく、ボタンのアイコンが出現することにより、当該図柄変動表示において「特殊2」の装飾図柄が停止表示されて、ボタン操作演出が行われる可能性があることを報知するようにしてもよい。ここで、ボタンのアイコンが出現した場合の方が、出現しなかった場合よりも「特殊2」の装飾図柄が表示されてボタン操作演出が開始されやすいように構成されてもよい。また、タイミングメータは引き続き表示され、ゲージの左右両端部に番長のアイコンが表示されている。右側に表示された番長のアイコンは、ゲージの減少表示に追従し、左側に表示された番長のアイコンに向かって移動表示する。なお、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作された場合に、リプレイのアイコンRP以外のものが出現してもよく、例えば、ボタンのアイコンが出現することで、当該図柄変動表示においてボタン操作演出が行われる可能性があることを予告するようにしてもよい。すなわち、ボタンのアイコンが出現した場合の方が、出現しなかった場合よりもボタン操作演出が開始されやすいように構成されてもよい。また、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TR1の略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作された場合でも、何も出現しない場合があってもよい。
その後、図61(17)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱TRが消去され、リプレイのアイコンRPが略中央に表示され、疑似連が行われるか否かの煽り演出が行われている。この煽り演出は、操作有効期間が開始されてから操作有効期間に対応する時間が経過するまで続けられる。それまで、タイミングメータでは、引き続きゲージの減少表示が行われる。
その後、操作有効期間が開始されてから操作有効期間に対応する時間が経過してタイミングメータにおけるゲージの残量が0になると、図61(18)に示す装飾図柄保表示装置208では、リプレイのアイコンRPにおけるクエスチョンマークの表示が、エクスクラメーションマークに変更されるとともに、タイミングメータには「まだまだ続くぞ」の文字が表示され、疑似連が行われることが報知されている。このように、この演出例では、「特殊1」の装飾図柄が停止表示するよりも前に、疑似連演出に関するアイコン(リプレイのアイコンRP)が表示されることにより、疑似連演出が行われることに対する期待感を早い段階で持たせることができる場合がある。
図61(18)に続く図62(19)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了し、装飾図柄がデフォルト表示態様で変動表示している様子が示されている。
図62(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図62(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図62(22)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が出現して下方にスクロールした後、図62(23)に示すように、「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「装飾3−特殊1−装飾4」の装飾図柄の組合せで一旦停止表示(仮停止表示)される。この「特殊1」の装飾図柄は、月の模様があしらわれた略楕円形状の図形に「リプレイ」の文字が表示された図柄であり、ミニゲームの結果出現するリプレイのアイコンRPとは図形が同じである点で共通しているが、表示された文字が異なっている。
すると、図62(23)に示すように、中図柄に停止表示した「特殊1」の装飾図柄が拡大表示され、疑似連が行われることが報知される。この「特殊1」の装飾図柄の出現は、図61(13)〜同図(18)に示されるミニゲームが行われた結果、リプレイのアイコンRPが出現したことにより行われる演出であるということができる。なお、上述したミニゲームに失敗した場合には、疑似連が行われないようにしてもよいし、ミニゲームに失敗しても疑似連が行われるようにしてもよい。
図62(25)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図62(26)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図62(27)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図62(28)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。なお、このとき、チャンス目が出現したことを報知する「Chance」の表示は消去される。
図62(29)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されている様子が示されている。このボタン予告演出では、デフォルトの態様のボタン画像136aに換えてデカボタン画像136aLが表示される。このデカボタン画像136aLは、演出ボタン136を模した画像であるが、デフォルトの態様のボタン画像136aよりも大きな表示態様とされている。また、デカボタン画像136aLの表示態様は、前回の図柄変動表示において表示された(すなわち、異なる装飾図柄変動表示において表示された)、図61(5)に示す「特殊2」の装飾図柄の表示態様とも異なっている。このように、この演出例では、ボタン操作演出において表示されるボタン画像として複数種類のボタン画像が用意されており、装飾図柄として表示されるボタン画像(「特殊2」の装飾図柄)の表示パターンよりも多くの表示パターンを有しているということができる。なお、デカボタン画像136aLに換えてデフォルトの態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。この場合、デカボタン画像136aLが表示された場合の方が、デフォルトの態様のボタン画像136aが表示された場合よりも大当り図柄が確定表示されやすくしてもよい。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図62(30)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図62(31)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。
その後、図62(32)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図62(33)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図62(34)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。なお、図62(33)に示すように、装飾図柄がデフォルトの表示態様となったときに、チャンス目が表示されたことを報知する「Chance」の文字の表示が再開されるが、表示しなくてもよい。
この演出例では、第3停止の装飾図柄が「特殊1」あるいは「特殊2」である場合に、ボタン操作演出や疑似連が行われるようにしたが、「特殊1」あるいは「特殊2」の装飾図柄が第2停止や第1停止で停止表示した場合にボタン操作演出や疑似連が行われるようにしてもよい。また、「特殊1」あるいは「特殊2」の装飾図柄が、3つの装飾図柄のうち2つ含まれた場合にボタン操作演出や疑似連が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、1回の装飾図柄変動表示において「特殊2」の装飾図柄が表示されて実行されるボタン操作演出において表示されるボタン画像との対比において説明したが、1回の装飾図柄変動表示において表示される「特殊2」の装飾図柄と、この「特殊2」の装飾図柄の表示とは関係のないボタン操作演出において表示されるボタン画像との対比においても本発明に含まれる概念として適用することができる。
図63は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の例について段階的に示す図である。図63に示す演出例では、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃った場合にボタン操作演出が行われるが、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃わずにボタン操作演出が開始されないガセ演出が行われている様子が示されている。なお、図63(1)〜同図(2)に示す演出は、図61(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図63(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図63(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊2」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図63(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊2」が停止表示される。ここで、左図柄に「特殊2」が停止表示した場合には、左図柄に「特殊2」が停止表示されなかった場合よりも、右図柄に「特殊2」が停止表示されやすいようにしてもよい。これにより、遊技者にボタン操作演出が開始されることについて早々に諦めさせにくくなり、ボタン操作演出が行われることに対する期待感を装飾図柄の第3停止が行われるギリギリのタイミングまで期待させることができる場合がある。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図63(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「装飾4」の装飾図柄が停止表示され、「特殊2−装飾4−特殊2」の装飾図柄の組合せで仮停止表示され、「特殊2」が3つ揃わず、ボタン操作演出が開始されないことが報知される。すると、装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄が高速で変動表示した後、図63(6)に示すように、左図柄に「装飾4」が停止表示され、右図柄に「装飾3」が停止表示されて、「装飾4−装飾4−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せで、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図63(7)に示すように、「装飾4−装飾4−装飾3」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。
図64は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される演出の他の例について段階的に示す図であり、図65は、図64に示す具体的演出例の続きを示す図であり、図66は、図65に示す具体的演出例の続きを示す図である。図64〜図66に示す演出例では、「特殊1」の装飾図柄が3つ揃った場合に疑似連演出が行われ、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃った場合にボタン操作演出が行われる様子が示されている。なお、図64(1)〜同図(4)に示す演出は、図63(1)〜同図(4)と同様なので、説明を省略する。
図64(4)に示すように、第2停止が行われ、右図柄に「特殊2」が停止表示された後、図64(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示され、「特殊2」が3つ揃った態様で仮停止表示される。
すると、図64(6)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が再度変動表示を開始するとともに、ボタン操作演出が開始される。図64(6)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136が振動及び回転している様子を示す振動・回転ボタン画像136aVが表示され、この振動・回転ボタン画像136aVとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。このとき、演出ボタン136も振動及び内部機構の回転動作が開始される。なお、演出ボタン136が振動及び内部機構の回転動作が行われた場合は、演出ボタン136が振動及び内部機構の回転動作が行われなかった場合よりも大当りとなりやすい(大当り図柄が確定表示されやすい)ように構成されている。このボタン操作演出は、当該図柄変動表示においてチャンス目が出現する予告演出であるということができるし、保留されている図柄変動表示において大当りとなる可能性が高いことを予告する先読み予告演出であるともいえる。なお、振動・回転ボタン画像136aVに換えて、上述したデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。この場合に、例えば、ボタン画像136aの表示色を変更したり、ボタン画像136aを点滅表示したり、ボタン画像136aを特別なアニメーションにより表示したりしてもよい。また、振動・回転ボタン画像136aVに換えて、他の表示態様(例えば、デカボタンの表示態様等)で表示してもよい。図64(6)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。このように、この演出例では、ボタン操作演出においては、演出ボタン136の状態(振動及び回転の少なくともいずれか一方)に対応するボタン画像の表示が可能であり、「特殊2」の表示態様とは異なる表示を行っているということができる。なお、この演出例において、演出ボタン136が振動のみを行い、これに対応して振動する様子が示されたボタン画像を表示するようにしてもよいし、演出ボタン136の内部機構の回転動作のみを行い、これに対応して回転する様子が示されたボタン画像を表示するようにしてもよい。また、演出ボタン136が振動及び回転動作のいずれも行われない通常の状態で、デフォルトの表示態様のボタン画像136aを表示してもよい。また、演出ボタン136の状態に対応するボタン画像以外のボタン画像が表示される場合があってもよく、例えば、演出ボタン136が振動及び回転している状態において、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。また、反対に、振動・回転ボタン画像136aVが表示されるが、演出ボタン136は振動も回転動作もしていないデフォルトの状態を取る場合があってもよい。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図64(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図64(8)に示すように、装飾図柄がデフォルトの表示態様となって変動表示が行われるとともに、変動表示中の装飾図柄の前側に重なって大小合わせて複数の星の図柄が表示され、変動表示中の装飾図柄に影響が与えられるような表示が行われる。
すると、図64(9)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図64(10)に示すようにして確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。上述したように、「装飾3−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せは、チャンス目であり、保留されている図柄変動表示において大当りとなる可能性の高い図柄変動表示が含まれていることを報知する先読み予告として機能している。すなわち、図64(10)に示す演出例では、特図1の1つ目の図柄変動表示の保留が大当りとなる可能性が高い図柄変動表示であることを予告している。なお、この演出例では、図64(9)に示すように、チャンス目で仮停止したときに、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央上部に「Chance」の文字表示が行われ、チャンス目による先読み予告が行われたことを報知している。
その後、図64(11)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。すなわち、先読み予告の対象である図柄変動表示が開始されている。
図64(12)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが開始されている様子が示されている。具体的には、図64(12)に示す装飾図柄表示装置208では、「ミニゲーム」「タイミングよく押せ」の文字が表示されるとともに、帯状のタイミングメータが表示され、このタイミングメータの略中央に宝箱TRが配置されている様子が示されている。このとき、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の表示画面の左上隅部に移動している。このタイミングメータは、演出ボタン136の操作有効期間が開始されてからの時間に応じて、ゲージが減少するように表示態様が変化する。このミニゲームでは、時間の経過に応じて減少表示されるゲージの右端部が宝箱TRの中心を通過するタイミングで演出ボタン136を操作することで何かが出現する旨が示唆されている。
図64(13)は、ミニゲームが開始された後の様子が示されている。そして、図64(14)に示すように、タイミングメータのゲージの右端部が宝箱TRの略中央となったタイミングで演出ボタン136が操作されると、図64(15)に示すように、宝箱から番長の顔の図柄BFが出現する様子を示す表示に切り替わる。すると、図64(16)に示すように、「続行」の文字が表示された後、図64(17)に示すように、変動アイコンh0に「続」の文字が付加され、当該図柄変動表示において疑似連が行われることが予告報知される。この「続」の文字が付加された変動アイコンh0も、疑似連を行うことを報知するための演出用の図柄の表示態様の一例ということができる。このように、疑似連が行われることの報知態様が複数種類用意されてもよい。
図64(18)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲームが終了し、装飾図柄がデフォルト表示態様で変動表示している様子が示されている。
図64(18)に続く図65(19)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊1」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図65(20)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊1」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図65(21)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「特殊1」が3つ揃った態様で一旦停止表示(仮停止表示)される。
すると、図65(22)に示す装飾図柄表示装置208では、コパンダのキャラクタが出現し、「もう1回」の文字の表示が行われ、疑似連が行われることが報知される。このように、疑似連を行うことを報知するための装飾図柄は表示態様が1種類(「特殊1」の装飾図柄)としているが、疑似連を行うことを報知するための演出用の図柄の表示態様は複数種類用意されており、バリエーションが多くなっている。
図65(23)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図65(24)に示す装飾図柄表示装置208では、選択演出が開始されている様子が示されている。具体的には、図65(24)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのボックスBXL,BXRが左右に並んで配置されるとともに、その下方にボタン受付時間メータMTが示されている。ここで、左側に配置されたボックスを左ボックスBXLと称し、右側に配置されたボックスを右ボックスBXRと称する場合がある。また、2つのボックスBXL,BXRの上方には、操作キーユニット137を模式的に表す操作キー画像137pが、左右のボタン部分が強調表示された態様で表示されるとともに、操作キーユニット137の操作を促す旨の「選べ」の文字の表示が行われている。また、2つのボックスBXL,BXRのうちの左ボックスBXLがカーソルCSLに囲まれた態様で表示されている。すなわち、この演出例では、操作有効期間が開始してから操作有効期間が終了するまでの間において、操作キーユニット137の左ボタン137c及び右ボタン137dを操作してカーソルCSLを移動させ、2つのボックスBXL,BXRのいずれか一方を選択すると、選択したボックスに対応した演出が行われる様子が示されている。なお、操作キー画像137pは、選択演出が行われる場合にのみ表示される画像であり、選択演出が行われることを予告するための装飾図柄としては用意されていないものである。すなわち、操作演出が行われることを予告する特殊図柄は用意されていない。なお、操作演出が行われることを予告する特殊図柄として、操作キーユニット137を模した画像を別途用意してもよい。
その後、操作キーユニット137の操作受付期間が開始された後、図65(25)に示すタイミングで、操作キーユニット137の右キー137dが操作されると、図65(26)に示すように、左ボックスBXLを囲んでいたカーソルCSLが移動して右ボックスBXRを囲むようになる。
その後、図65(27)に示すように、操作受付期間が経過してボタン受付時間メータMTのゲージの残量がなくなると、図65(28)に示す装飾図柄表示装置208では、選択されなかった左ボックスBXLが消去されて、選択された右ボックスBXRのみが表示され、右ボックスBXRが開放されてその中からリプレイのアイコンRPがクエスチョンマークが近傍に付された態様で出現する。すなわち、このリプレイのアイコンRPは、クエスチョンマークが付加されている点で、「特殊1」の装飾図柄の表示態様とは異なっている。これにより、当該図柄変動表示において2回目の疑似連が行われる可能性があることが報知される。この演出例では、リプレイのアイコンRPにクエスチョンマークが付加されていることから、疑似連が必ず行われることを保証していない。そのため、疑似連が行われず、ガセで終わる場合もある。なお、クエスチョンマークが付されず、疑似連が必ず行われることを保証する態様で表示する場合があってもよいし、ボックスからリプレイのアイコンRPが出現した場合には、必ず疑似連が行われるようにしてもよい。
その後、図65(29)に示すように、変動アイコンh0に「続」の文字が付加されるとともに、リプレイのアイコンRPに付加されたクエスチョンマークの表示に対応して、変動アイコン表示領域280の上方にもクエスチョンマークが表示され、これによっても、当該図柄変動表示において疑似連が行われる可能性があることが報知される。
図65(30)に示す装飾図柄表示装置208では、選択演出が終了し、装飾図柄がデフォルト表示態様で変動表示している様子が示されている。
図65(31)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図65(32)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「リーチ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知される。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図65(33)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示された「特殊1」の装飾図柄が中図柄に停止表示される。このとき、リーチ演出が行われずに「特殊1」の装飾図柄が停止表示されてもよいし、リーチ演出を経て「特殊1」の装飾図柄が停止表示されてもよい。
すると、図65(34)に示すように、「特殊1」の装飾図柄の下方において「もう1回」の文字が表示されるとともに、変動アイコン表示領域280の上方に表示されていたクエスチョンマークがエクスクラメーションマークに変更され、疑似連が行われることが報知される。このように、この演出例では、リーチ状態となった後で「特殊1」の装飾図柄が停止表示して疑似連が開始される場合がある。なお、疑似連が行われない場合には、「特殊1」の装飾図柄が停止することなく下方にスクロールアウトした後、リーチ演出が行われてもよいし、リーチ演出が行われることなく、中図柄に特殊図柄以外のいずれかの装飾図柄が停止表示して、ハズレの装飾図柄の組合せ又は大当りの装飾図柄の組合せが導出されるようにしてもよい。
図65(35)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により3回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×3」の表示が行われている。
図65(36)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の前側で重なるように複数の星の図柄が表示され、変動アイコンh0に影響を与えているかのような表示が行われている様子が示されている。
すると、図65(36)に続く図66(37)に示すように、変動アイコンh0がデフォルトの表示態様からサボハニの表示態様に変化する。すなわち、変動アイコンh0の表示態様が予告の表示態様に変化している。なお、図65(36)〜図66(37)に示す演出例において、保留アイコンが表示されている場合に、変動アイコンh0ではなく、保留アイコンの表示態様が変化してもよい。
その後、図66(38)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図66(39)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾3」が停止表示され、リーチ状態が形成される。このとき、装飾図柄表示装置208では、「激アツ」の表示を行い、リーチ状態となったことが報知されるとともに、このリーチにおける大当りの信頼度が高いことが示唆されている。一方、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図66(40)に示すように、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(討伐リーチ)に発展している様子が示されている。スーパーリーチ状態となると、装飾図柄が左上隅に小さく表示され、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示される。
図66(41)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン予告演出が開始されている。具体的には、図66(41)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aに換えて、演出ボタン136が上方に突出した態様を模式的に表す突出ボタン画像136aSが表示されており、デフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示された場合よりも大当りとなりやすい(すなわち、大当り図柄が確定表示されやすい)ことを示唆している。この突出ボタン画像136aSには、前面側に爺のキャラクタが付加されているとともに、その下方に「押すのじゃ」という文字が表示され、演出ボタン136の操作を促している。なお、この演出例では、演出ボタン136が上方に突出する機能を搭載していないので、演出ボタン136の状態が突出ボタン画像136aSの表示態様に対応していないものとなっているが、演出ボタン136が上方に突出可能な機能を搭載してもよく、この場合には、突出ボタン画像136aSの表示に合わせて演出ボタン136を上方に突出させるようにしてもよいし、突出させなくてもよい。なお、このボタン予告演出では、ボタン受付時間メータMTは表示されていない。
その後、図66(42)に示すタイミングで演出ボタン136が操作されると、図66(43)に示すように、装飾図柄表示装置208では、強カットイン画像CI1aが表示される。
その後、図66(44)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208の略中央には、中図柄に停止表示する予定の「装飾3」が表示され、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで停止表示される予定であることが報知される。
その後、図66(45)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組合せで揺れ変動による仮停止が行われた後、図66(46)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾3−装飾3」の大当りの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、特図Aで大当りとなったことを示す「A」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、特図Aの大当り図柄の態様で停止表示されている。
なお、この演出例では、図35(4)〜同図(6)に示すように、ボタン受付時間メータMTを用いた予告を行わない場合には、演出ボタン136が操作されるとボタン受付時間メータMTが消去されるようにしたが、例えば、演出ボタン136が操作されてもボタン受付時間メータMTが引き続き表示され、ゲージの残り表示部分を用いて演出表示を行うようにしてもよい。この演出表示が予告表示であってもよいし、予告表示でない演出表示であってもよい。
図67は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図67(1)〜同図(2)に示す演出は、図61(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図67(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図67(3)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾3」が表示画面の上方からスクロールインし、下方に向かって移動している様子が示されている。このとき、「装飾3」は低速で移動している。なお、中図柄および右図柄では、高速による装飾図柄の変動表示が続いている。
すると、図67(4)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄の「装飾3」が、停止表示する直前において超低速で移動し、このとき、左図柄の「装飾3」の前面側に重なるように複数の星の図柄が表示され、左図柄の「装飾3」に影響を与えるかのような演出表示が行われている。
すると、図67(5)に示すように、左図柄の「装飾3」が「特殊2」の装飾図柄に変更された後、停止表示される。すなわち、この演出例では、装飾図柄が停止表示する直前で演出ボタン136を簡略的に表した「特殊2」の図柄に変更される様子が示されている。また、続いて、図67(6)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄に「装飾1」が表示画面の上方からスクロールインし、下方に向かって移動している様子が示されている。このとき、「装飾1」は低速で移動している。なお、中図柄では、高速による装飾図柄の変動表示が続いている。
すると、図67(7)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄の「装飾1」が、停止表示する直前において超低速で移動し、このとき、右図柄の「装飾1」の前面側に重なるように複数の星の図柄が表示され、右図柄の「装飾1」に影響を与えるかのような演出表示が行われている。
すると、図67(8)に示すように、右図柄の「装飾1」が「特殊2」の装飾図柄に変更された後、停止表示される。続いて、図67(9)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示画面の上方からスクロールインし、下方に向かって移動している様子が示されている。このとき、「装飾6」は低速で移動している。
すると、図67(10)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄の「装飾6」が、停止表示する直前において超低速で移動し、このとき、中図柄の「装飾6」の前面側に重なるように複数の星の図柄が表示され、中図柄の「装飾6」に影響を与えるかのような演出表示が行われている。
すると、図67(11)に示すように、中図柄の「装飾6」が「特殊2」の装飾図柄に変更された後、停止表示され、「特殊2」が3つ揃った態様で一旦停止表示(仮停止表示)される。
すると、図67(12)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が再度変動表示を開始するとともに、ボタン操作演出が開始される。図67(12)に示す演出は、図64(6)と同様であるので、説明を省略する。
この演出例では、装飾図柄が停止する直前で演出ボタン136を簡略的に模した「特殊2」の装飾図柄に変更して停止表示される様子が示されているが、例えば、装飾図柄が停止する直前で、装飾図柄の並び順に「特殊2」が割り込まれ、当該「特殊2」が停止表示される態様であってもよい。例えば、「装飾1」>「装飾2」>・・・>「装飾10」の順に装飾図柄の変動表示が行われている場合において、装飾図柄が停止表示する直前で、「装飾1」と「装飾2」の間に「特殊2」の装飾図柄が挿入され、「特殊2」が停止表示する態様であってもよい。
図68は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図68(1)〜同図(2)に示す演出は、図61(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図68(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図68(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図68(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「装飾1」が停止表示される。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図68(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が出現して下方にスクロールしている様子が示されている。この「特殊2」の装飾図柄は、通常の表示態様よりもサイズが大きい特大サイズの表示態様とされている。その後、図68(6)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄が消去され、中図柄である「特殊2」の装飾図柄のみが停止表示(仮停止表示)されている様子が示されている。このように、この演出例では、3つの装飾図柄の組合せによる停止表示態様に換えて、1つの装飾図柄による停止表示態様で表示する場合がある。
すると、図68(7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、図68(7)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊2」の装飾図柄を模した簡略ボタン画像136aXがボタン受付時間メータMTとともに表示されている。すなわち、簡略ボタン画像136aXは、ボタンの表示部分が表示態様が「特殊2」の装飾図柄と共通しているが、少なくともボタン受付時間メータMTとともに表示されている点で「特殊2」の装飾図柄とは表示態様が異なっているということがいえる。なお、簡略ボタン画像136aXの表示態様を、「特殊2」の装飾図柄の表示態様から「Chance」の文字表示を省略した形態としてもよく、この場合、ボタンの形状は共通するが、文字表示の有無により簡略ボタン画像136aXの表示態様と「特殊2」の装飾図柄の表示態様とが異なっているということができる。図68(7)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が表示されていないが、例えば、表示画面の左上隅部で小さく表示するようにしてもよい。
一方、図68(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が出現し、下方にスクロールしている様子が示されているが、ボタン操作演出が行われない場合には、例えば、「特殊2」の装飾図柄は停止表示を行わずに下方にスクロールアウトし、その後、図68(6´)に示すように、中図柄に「装飾6」が停止表示されて揺れ変動による仮停止が行われた後、「装飾3−装飾6−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されるようにしてもよい。
図69は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行される疑似連演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図69(1)〜同図(2)に示す演出は、図61(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図69(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図69(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊1」が停止表示される。この演出例における「特殊1」の装飾図柄には、疑似連の回数を報知する文字が付加されており、具体的には、図69(3)に示すように、「特殊1」の装飾図柄には、1回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×1」の文字が付加されている。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図69(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊1」が停止表示される。この右図柄における「特殊1」についても1回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×1」の文字が付加されている。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図69(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「特殊1」が3つ揃った態様で仮停止表示される。ここでも、中図柄における「特殊1」についても1回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×1」の文字が付加されている。
すると、図69(6)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズの表示態様である「特殊1」の装飾図柄停止表示されている様子が示されている。これにより、1回目の疑似連が行われることが報知される。このように、この演出例では、3つの装飾図柄の組合せによる停止表示態様に換えて、1つの装飾図柄による停止表示態様で表示する場合がある。
図69(7)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図69(8)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊1」が停止表示される。図69(8)に示す「特殊1」の装飾図柄も、疑似連の回数を報知する文字が付加されており、2回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×2」の文字が付加されている。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図69(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊1」が停止表示される。この右図柄における「特殊1」についても2回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×2」の文字が付加されている。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図69(10)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊1」の装飾図柄が停止表示され、「特殊1」が3つ揃った態様で仮停止表示される。ここでも、中図柄における「特殊1」についても2回目の疑似連が行われる可能性があることを報知する「×2」の文字が付加されている。
すると、図69(11)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズの表示態様である「特殊1」の装飾図柄停止表示されている様子が示されている。これにより、2回目の疑似連が行われることが報知される。
図69(12)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による3回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により3回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×3」の表示が行われている。
このように、この演出例では、「特殊1」の装飾図柄に疑似連の回数を表示するようにしたが、「特殊1」の装飾図柄自体の表示態様を疑似連の回数に応じて変更するようにしてもよい。これにより、遊技者が疑似連の回数を容易に認識することができる場合がある。
図70は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図70(1)〜同図(2)に示す演出は、図61(1)〜同図(2)と同様なので、説明を省略する。
図70(2)に示すように、特図1の図柄変動表示が開始された後、図70(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄に「特殊2」が停止表示される。この演出例における「特殊2」の装飾図柄には、番長のミニキャラBCHが付加された態様で表示されている。なお、中図柄および右図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図70(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄に「特殊2」が停止表示される。この右図柄における「特殊2」の装飾図柄には、左図柄に停止表示された「特殊2」の装飾図柄と異なり、パンダのミニキャラクタPNDが付加された態様で表示されている。この演出例では、同じ「特殊2」の装飾図柄であっても、付加された図柄が異なっているので、リーチが発生したと誤認することを防止することができる場合がある。なお、中図柄では、装飾図柄の変動表示が続いている。
図70(5)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄に「特殊2」の装飾図柄が停止表示される。この中図柄における「特殊2」の装飾図柄には、左図柄に停止表示された「特殊2」の装飾図柄と同じ、番長のミニキャラクタBCHが付加された態様で表示されている。その結果、「特殊2」が3つ揃った態様で仮停止表示されるが、この演出例では、右図柄に停止表示された「特殊2」に付加されているミニキャラクタの種類が異なっている。すなわち、この演出例では、「特殊2」が3つ揃った場合でも、少なくともいずれか一つの「特殊2」の表示態様が他の「特殊2」の表示態様とは異なっているので、図柄が揃って大当りが発生したと誤認することを防止することができる場合がある。なお、この演出例では、右図柄に停止表示された「特殊2」の表示態様と中図柄に停止表示された「特殊2」の表示態様とで同じとしたが、3つの「特殊2」の表示態様の全てが異なるようにしてもよい。また、3つの「特殊2」にそれぞれ付加されているミニキャラクタの種類が全て同じである場合があってもよく(例えば、3つの「特殊2」のいずれにも番長のミニキャラBCHが付加されてもよい)、この場合は、3つの「特殊2」にそれぞれ付加されているミニキャラクタの種類が全て同じでない場合よりも、大当りの信頼度が高い(大当り図柄が確定表示されやすい)ようにしてもよい。
図70(6)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊2」の装飾図柄が3つ揃って停止表示したことによりボタン操作演出が開始されている様子が示されている。図70(6)に示す装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136が振動及び回転している様子を示す振動・回転ボタン画像136aVが表示され、この振動・回転ボタン画像136aVとともにボタン受付時間メータMTも表示されている。さらに、この振動・回転ボタン画像136aVには、番長のミニキャラクタBCHが付加されており、この点において、上述した「特殊2」の装飾図柄と表示態様が共通しているということができる。このとき、演出ボタン136は、振動も回転も行われておらず、通常の状態とされているが、振動及び内部機構の回転動作が開始されてもよい。このボタン操作演出は、実行中の図柄変動表示(当該図柄変動表示)に関する予告演出である。なお、振動・回転ボタン画像136aVに付加されるミニキャラクタが番長のミニキャラクタBCH以外のミニキャラクタ(例えば、パンダのミニキャラクタPND等)であってもよい。このとき、付加表示されたミニキャラクタの種類に応じて大当りの信頼度が異なるようにしてもよく、例えば、パンダのミニキャラクタPNDが表示された場合よりも、番長のミニキャラクタBCHが表示された場合の方が大当りの信頼度が高いようにしてもよい。また、図67(12)に示す演出例のように、ミニキャラクタが付加表示されない場合があってもよく、ミニキャラクタが付加表示された場合は、ミニキャラクタが付加表示されていない場合よりも大当りの信頼度が高い(大当り図柄が確定表示されやすい)ようにしてもよい。また、振動・回転ボタン画像136aVに換えて、上述したデフォルトの表示態様のボタン画像136aが表示される場合があってもよい。このとき、ボタン画像136aに番長のミニキャラクタBCHやパンダのミニキャラクタPNDが付加されてもよい。図70(6)に示すタイミングでは、操作有効期間はまだ開始されておらず、演出ボタン136が操作されても、有効とは取り扱われない。
その後、演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図70(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図70(8)に示すように、「×1」の文字が付加された「特殊1」の装飾図柄が3つ揃った態様で停止表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される。なお、「特殊1」の装飾図柄に上述したミニキャラクタが付加されて表示されてもよく、この場合、3つの「特殊1」の装飾図柄のうちの少なくとも1つのミニキャラクタが他の「特殊1」の装飾図柄のミニキャラクタと異なるようにして、大当りやリーチ状態に対する誤認を防止するようにしてもよい。
すると、図70(9)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズの表示態様である「特殊1」の装飾図柄停止表示されている様子が示されている。これにより、1回目の疑似連が行われることが報知される。
その後、図70(10)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始した様子が示されている。そして、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅には、疑似連により2回目の装飾図柄の変動表示が開始された回数を示す「×2」の表示が行われている。
図71は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について段階的に示す図である。なお、図71(1)〜同図(7)に示す演出は、図61(1)〜同図(7)と同様なので、説明を省略する。
演出ボタン136の操作有効期間が開始された後、図71(7)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図71(8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136a及びボタン受付時間メータMTが消去されるとともに、第二の保留アイコンh12を覆うように複数の星の図柄が表示されて、これらに影響が与えられるような表示が行われる。一方、中図柄では「装飾4」が表示画面の上方からスクロールインし、低速変動により中図柄の停止位置に向かって移動している様子が示されている。
その後、図71(9)に示す装飾図柄表示装置208では、第二の保留アイコンh12の表示態様がデフォルトの表示態様からボタン予告の表示態様に変化している様子が示されている。すなわち、このボタン予告の表示態様は、先読み予告の表示態様である。このボタン予告の表示態様は、「特殊2」の装飾図柄の表示態様に対し、「Chance」の文字が表示されておらず、また、ボタン操作を促すアニメーションが表示されている点で異なっている。なお、中図柄は引き続き低速変動を行っている。
その後、図71(10)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾4」が停止表示され、揺れ変動による仮停止が行われ、その後、図71(11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾4−装飾4」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示される。このとき、特図1第4図柄t1では、ハズレであることを示す「×」の表示が行われ、変動アイコンh0も消去される。また、第1特図表示装置212では、ハズレ図柄である「特図I」で停止表示されている。なお、ボタン画像に変化した第二の保留アイコンh12はまだ変化していない。
その後、図71(12)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留(第1保留)が消化されて特図1の図柄変動表示が開始され、第1特図表示装置212における図柄変動表示が開始される。また、特図1の保留アイコンh11〜h12の移動アニメーションが行われ、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0として表示され、第二の保留アイコンh12が第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して、第一の保留アイコンh11として表示される。また、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示も開始され、特図1第4図柄t1の変動表示も開始されている。なお、ボタン予告の表示態様であった第二の保留アイコンh12は、第一の保留アイコンh11の表示位置に移動して第一の保留アイコンh11として表示された後も引き続きボタン予告の表示態様とされる。
その後、図71(13)に示すタイミングで、演出ボタン136が操作されると、図71(14)に示すように、第一の保留アイコンh11の表示態様がボタン予告の表示態様からサボハニの表示態様に変更される。これにより、1つ目に保留されている図柄変動表示が大当りとなる可能性が高い図柄変動表示であることが示唆されている。
図72(A)は、本実施形態にかかるパチンコ機100において実行されるボタン演出の他の例について示す図であり、同図(B)は、本実施形態にかかるパチンコ機において実行される疑似連演出の他の例について示す図である。
図72(A1)〜同図(A2)は、「特殊2」の装飾図柄によってボタン操作演出の内容を示唆している様子を示している。具体的には、図72(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄、右図柄及び中図柄にそれぞれ「特殊2」の装飾図柄が停止表示している様子が示されている。この演出例では、中図柄に停止表示されている「特殊2」の表示態様が左図柄及び右図柄に停止表示されている「特殊2」の表示態様とは異なっており、演出ボタン136を模した態様とされている。そして、この中図柄の「特殊2」では、その上面に「保留変化」という文字が表示されており、ボタン操作演出において演出ボタン136が操作されることにより、保留アイコン(あるいは、変動アイコン)の表示態様が変化する場合があることが事前に報知されている。すなわち、中図柄の「特殊2」の装飾図柄は、ボタン保留による保留アイコンの変化予告が行われることを報知する専用表示態様ということができる。
その後、図72(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン操作演出が開始されている様子が示されている。具体的には、ボタン操作演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、「特殊2」が3つ揃った装飾図柄が消去され、代わりに、特大サイズにで表したボタン画像136aが表示される様子が示されている。このボタン画像136aの上面には「保留変化」という文字が表示されており、ボタン保留による保留アイコンの変化予告が行われていることを報知している。このボタン画像136aは、専用表示態様の「特殊2」とは表示態様は共通しているものの、ボタン操作を促進するアニメーションが行われている点で異なっている。すなわち、図72(A2)に示すボタン画像136aと図72(A1)に示す専用表示態様の「特殊2」の装飾図柄とは、表示態様の一部が共通しているということができる。一方、第一の保留アイコンh11は、デフォルトの表示態様からボタン保留の表示態様に変化している。ボタン保留の表示態様の保留アイコンh11は、その上面に「押」の文字が表示されており、演出ボタン136の操作を促している。その後、演出ボタン136が操作されると、ボタン画像136aが消去され、ボタン保留の表示態様の保留アイコンh11は他の表示態様(例えば、サボハニの表示態様や、デフォルトの表示態様等)に変化する。
図72(B)に示す装飾図柄表示装置208では、ミニゲーム等において獲得してストックされた疑似連の予告アイコンが表示画面の右上隅に表示されている。この疑似連の予告アイコンは、殿様のキャラクタに「疑似連」の文字が付加された態様で表示された予告アイコンであり、先読み予告と当該図柄変動表示における予告の両方で表示される場合があるが、先読み予告と当該図柄変動表示とで表示態様が異なるようにしてもよい。また、図72(B)に示す装飾図柄表示装置208では、「特殊1」の装飾図柄が3つ揃って疑似連が発生する様子が示されている。なお、図72(B)では、表示画面の右上隅に表示されている疑似連の予告アイコンと、「特殊1」の装飾図柄が3つ揃った態様の表示とは、関連性がないが、両者が関連するものであってもよい。ここで、疑似連の予告アイコンの表示態様と、「特殊1」の装飾図柄の表示態様とで表示態様が異なっており、遊技者が予告アイコンと装飾図柄とを明確に区別することができる場合がある。
なお、これまでに説明した実施形態において、画面のサイズが大きいメイン表示装置とメイン表示装置よりも画面のサイズが小さい1又は複数のサブ表示装置とを備えた構成としてもよく、この場合において、例えば、画面のサイズが大きいメイン表示装置に表示される図柄(装飾図柄、ボタン画像、各種アイコン、キャラクタ等)よりも、メイン表示装置よりも画面のサイズが小さいサブ表示装置に表示される図柄の方を大きく表示するようにしてもよい。
<<実施形態3>>
次に、図73〜図101を用いて、実施形態3に係る遊技台について説明する。図73は、タイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。
次に、図73〜図101を用いて、実施形態3に係る遊技台について説明する。図73は、タイマ予告演出の一例を段階的に示す図である。
図73では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図73(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図73(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図73(2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告演出が開始される。タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。この演出例では、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された時点でカウントダウンを開始しているが、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了してから(すなわち、図73(3)に示す表示となってから)カウントダウンを開始するようにしてもよい。
その後、図73(3)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図73(5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図73(6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示している。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図73(8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図73(9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図73(10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図73(11)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図73(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。本実施形態では、このようにして、疑似連図柄が停止表示されることにより、疑似連が実行されることを報知する。ここで、疑似連とは、装飾図柄の変動開始及び仮停止表示を1回の特図の変動表示において複数回実行する装飾図柄の変動表示態様である。本実施形態では、疑似連が実行される回数が多いほど大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連図柄が停止表示することなく、下方にフレームアウトする場合があってもよく、疑似連図柄が下方にフレームアウトした場合には、疑似連が開始されず、そのままハズレの装飾図柄の組合せが停止表示されてもよいし、リーチ状態となってリーチ演出が開始するようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ予告が行われることにより、カウントダウンが完了した後、疑似連が開始されることを予告している。
その後、図73(13)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第1装飾図柄にオーバーラップするようにして大きく表示される。
その後、図73(14)に示す装飾図柄表示装置208では、「×2」の表示が縮小されて第2装飾図柄の下方に移動している。
図73(3a)は、図73(2)に続く別の演出例を示している。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1には、「20:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから20秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
その後、所定時間(例えば、8秒)が経過すると、図73(10a)〜同図(11a)に示すように、1回目の疑似連が上述した要領で行われる。その後、図12(14a)に示すように、2回目の第1装飾図柄の変動表示が行われる。なお、図73(10a)、同図(11a)及び同図(14a)は、それぞれ図73(10)、同図(11)及び同図(14)に対応した演出である。
そして、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」、「装飾6」が停止表示した後、図73(15a)に示すように、タイマ予告演出が開始されてから20秒が経過して、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となると、図73(16a)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。また、このとき、右図柄が「装飾6」から「装飾7」に変化している。なお、右図柄が「装飾6」のまま変化しないようにしてもよい。すると、図73(16a)〜同図(17a)に示すように、2回目の疑似連が1回目の疑似連と同様の要領で行われる。このように、図73(3a)〜同図(17a)に示されるタイマ予告演出は、2回目の疑似連が開始されることを予告している。また、2回目の疑似連が開始されることを予告しているということは、1回目の疑似連の開始も予告しているということができ、つまり、この演出例では、タイマ予告演出により、1回目と2回目の疑似連の開始を予告しているということができる。なお、この演出例におけるタイマ予告では、2回目の疑似連の開始を予告するものであるが、他の種類の予告や演出の発生を予告するものであってもよい。
図73(7b)は、図73(6)に続く別の演出例を示している。なお、図73(7b)〜同図(11b)は、それぞれ図73(7)〜同図(11)に対応している。図73(7b)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図73(8b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字表示に換えて、「いくぜ」という吹き出しセリフが付記された殿様のキャラクタの顔画像YMFが表示されている。そして、その後、図73(8b−2)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、タイマ予告表示TM1以外の表示によって予告への注目を促すようにしてもよい。なお、タイマ予告演出におけるカウントダウンが完了し、予告への注目を促す手段としては、表示に限らず、音声やランプによって行ってもよいし、表示、音声、ランプのうちの2以上を組み合わせて行うようにしてもよい。
その後、図73(9b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図73(10b)に示す装飾図柄表示装置208では、疑似連図柄の移動表示が継続して行われるとともに、殿様のキャラクタの顔画像YMFが消去され、図73(11b)に示すように、疑似連図柄が停止表示した後、図73(12)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われる。
なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」になると、これに対応する演出(疑似連)が開始するようにしたが、タイマ表示が「00:00」になっても、これに対応する演出が行われない場合があってもよい。
また、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが行われている間に、他の予告が行われるようにしてもよい。この場合、この予告がタイマ予告演出に関連する予告であってもよいし、タイマ予告演出とは関係のない予告であってもよい。
図74は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図74は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図74(a1)は、図73(7)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図74(a1)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図74(a2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが変動アイコンh0の方を向いて刀を向ける表示が行われる。その後、図74(a3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去される。すると、図74(a4)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMが構えている刀から変動アイコンh0に向けてビームが発射される様子が表示され、その後、図74(a5)に示すように、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。なお、変動アイコンh0ではなく、保留アイコンの表示態様が変化して先読み予告表示が行われてもよい。その後、図74(a6)に示すように、ナビキャラクタYMがデフォルトの表示態様に戻った後、図74(a7)に示すように、「装飾7」によるリーチ状態が発生する。このように、この演出例におけるタイマ予告演出は、予告が行われることを予告する演出であるということができる。
図74(b1)は、タイマ予告演出が開始した後の様子が示されている。この演出例でのタイマ予告演出では、タイマ予告表示TM1に表示されるタイマ表示が「30:00」となって開始されており、すなわち、カウントダウンが開始されてから30秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆するものである。なお、図74(b1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1における表示は「29:69」となっている。このように、タイマ予告演出で行うカウントダウンの時間が複数種類用意されていてもよく、例えば、カウントダウンの時間が長いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間が短いほど、大当りの信頼度が高いように構成されてもよいし、カウントダウンの時間に拘らず、大当りの信頼度は変わらないように構成されてもよい。
その後、図74(b2)に示す装飾図柄表示装置208では、カウントダウンが開始してからおよそ8秒が経過しており、第1装飾図柄では「装飾7」によるリーチ演出が開始している様子が示されている。
リーチ演出が開始されると、図74(b3)に示すように、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示画面の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンもフレームアウトされる。
その後、図74(b4)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図74(b4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続いて、図74(b5)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーション表示が開始される。この間も、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは継続して行われている。そして、図74(b5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図74(b6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図74(b7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、装飾図柄の変動表示中においてタイマ予告演出が開始され、このタイマ予告演出がリーチ状態に移行した後も継続して行われている様子が示されている。
図74(b4´−2)は、図74(b4)に続く別の演出例を示している。図74(b4´−2)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が開始された後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:37」となっている様子が示されている。すなわち、タイマ予告演出によるカウントダウンが開始されてから、約27秒が経過したときの様子が示されている。また、図74(b4´−2)にしめす装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。なお、このボタン演出は、タイマ予告演出によって予告された演出とは異なる演出である。その後、図74(b5´)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図74(b6´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図74(b7´)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0に「熱」の文字が付加された予告表示が行われる。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われた予告表示(あるいは、演出)がボタン演出の実行中に行われている様子が示されている。
上述の演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果行われる演出として、変動アイコンh0の表示態様の変化表示が行われる例について説明したが、これに限らず、他の演出が行われてもよく、例えば、図74(b7´´)に示すように、残時間表示メータMTのゲージの色が変化して予告を行うようにしてもよい。
図74(b6´´´)は、図74(b5)に続く別の演出例を示している。タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となると、図74(b6´´´)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が表示される。すると、図74(b6´´´−2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示態様が変化して予告表示が行われるとともに、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度がきわめて高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタが表示画面の右側に大きく表示されるとともに、大当りの信頼度がきわめて高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。なお、このカットイン表示が大当りが確定する予告表示であってもよい。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、2以上の予告表示が行われている様子が示されている。なお、変動アイコンh0の表示態様は変化せず、カットイン表示のみ行われる場合があってもよい。
図74(c1)〜同図(c2)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子を示している。図74(c1)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示の実行中にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となり、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」文字が表示されている様子が示されている。なお、この演出例におけるパチンコ機100では、演出用の操作手段としての演出ボタン136の他に、演出レバー136Vが設けられている。
その後、図74(c2)に示すように、演出レバー136Vを模したレバー画像136Vaと残時間表示メータMTが表示され、レバー演出が開始されている様子が示されている。その後、図74(c3)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、レバー演出が開始する様子が示されているが、レバー演出に換えて、上述したボタン演出が行われてもよい。
なお、ボタン演出は、大当りへの期待度に応じて複数種類あってもよい(例えば、デフォルトの態様のボタン画像136a、デフォルトの態様とは色が異なる(例えば、赤色や金色等)ボタン画像136a、デフォルトの態様に文字表記(例えば、「激熱」や「期待大」等)やキャラクタを付加したボタン画像136a、デフォルトの態様とは大きさが異なるボタン画像136a(例えば、デカボタン演出やミニボタン演出)、デフォルトの態様よりも表示される数が多いボタン画像136a(例えば、ボタン画像136aが3つ表示されている場合、ボタン画像136aの数と同じ回数の操作(例えば、3回)をさせるようにしてもよく、ボタン画像136aの数と異なる回数の操作(例えば、1回又は2回、4回・・・)をさせるようにしてもよい。また、演出ボタン136の操作に応じた応答表示は、ボタン画像136aの数に対応した数が表示されてもよく、ボタン画像136aの数と異なる数が表示されてもよい。)等)。
図74(d1)〜同図(d4)に示す演出例は、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体が動作する様子が示されている。図74(d1)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄において「装飾7」でリーチとなり、リーチ演出が行われている様子が示されている。なお、第1UI部280では、変動アイコンh0を残し、下方にフレームアウトしており、第2UI部281に表示された保留アイコンも下方にフレームアウトしている。また、タイマ予告演出も行われており、図74(d1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となっている様子が示されている。その後、図74(d2)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図74(d3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。その後、図74(d4)に示すように、タイマ予告表示TM1が消去される。このように、この演出例では、タイマ予告演出においてカウントダウンした結果、演出可動体としての第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gdが動作する様子が示されているが、家紋役物224Eや千両箱役物224Hが動作してもよく、また、第1大盤振舞役物Ga〜第4大盤振舞役物Gd、家紋役物224E及び千両箱役物224Hのうちの2つ以上が動作してもよい。
図75は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図75は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図75(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図75(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図75(1)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図75(1)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。
その後、図75(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始すると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。なお、タイマ予告演出が開始されてからタイマ上乗せ演出が開始されるまでの間に、例えば、ボタン演出や、疑似連演出や、チャンスアップの予告や、先読み予告等の予告が行われてもよい。
続いて、図75(3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図75(4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示するカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、カウントアップアニメーション表示を行わなくてもよい。また、カウントアップアニメーションの表示に換えて、図75(4a)に示すように、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよいし、図75(4a)に示すエフェクト画像を表示した後に、図75(4)に示すカウントアップアニメーションの表示が行われてもよい。
すると、図75(5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを上乗せする演出により変化しているということができる。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図75(6)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、所定時間(例えば、タイマ上乗せ演出が完了してから約3秒)が経過すると、1回目の疑似連演出が開始され、図75(7)に示すタイミングで疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知される。
この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われてタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、時間の上乗せが行われない場合よりも大当りとなりやすいようにしているが、大当りの信頼度に変化がなくてもよいし、大当りになりにくいようにしてもよい。
図75(1b)〜同図(6b)に示す演出例は、上述したナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出に換えて、会話予告によるタイマ上乗せ演出が行われている様子を示している。図75(1b)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図75(1b)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図75(1b)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図75(1b)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図75(1b)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、タイマ予告演出が開始されるタイミングと会話予告が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、タイマ予告演出が開始された後で会話予告が開始されてもよいし、会話予告が開始された後でタイマ予告演出が開始されてもよい。また、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図75(2b)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに、上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示が表示された爺の会話画像CI2が表示される。これにより、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、タイマ予告演出におけるタイマ表示のカウントダウンは継続して行われている。また、爺の会話画像CI2も、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも爺の会話画像CI2の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が爺の会話画像CI2にオーバーラップされてもよい。
すると、図75(4b)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図75(6b)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、この演出例では、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしたが、例えば、図75(4b´−1)〜同図(4b´−2)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよい。また、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
図75(1c)〜同図(6c)に示す演出例は、会話予告によるタイマ上乗せ演出の別の例を示している。図75(1c)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図75(1c)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図75(1c)では、上述したタイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1が表示画面の中央右側に表示されている。図75(1c)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「09:69」となっている。また、図75(1c)では、会話予告が開始しており、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示されている。なお、殿様の会話画像CI1は、タイマ予告表示TM1に一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも殿様の会話画像CI1の表示が視認困難とされている。また、タイマ予告表示TM1が殿様の会話画像CI1にオーバーラップされてもよい。
その後、図75(2c−1)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、爺のキャラクタとともに上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、図75(2c−1)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。また、会話予告の実行中においてもタイマ予告演出によるカウントダウンは継続して行われている。
その後、図75(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。図75(2c−3)は、操作有効期間が開始されてから約1.5秒が経過した様子が示されており、残時間表示メータMTのゲージの長さが経過した時間に応じた長さまで減少している。その後、演出ボタン136の操作が行われることなく操作有効期間が経過すると、図75(2c−4)に示すように、残時間表示メータMTのゲージが消失し、遊技者にその旨が報知される。すると、図75(3c)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更され、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示に10秒の時間が上乗せされることが報知される。なお、操作有効期間において演出ボタン136が操作されなかった場合には、タイマ表示における時間の上乗せが行われないようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合には、残時間表示メータMTにおけるゲージを一旦消失した後に、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよいし、残時間表示メータMTにおけるゲージが消失する表示を行うことなく、「10秒上乗せですぞ」の文字表示に変更するようにしてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作されたことを条件に、操作有効期間が経過してから、「10秒上乗せですぞ」の文字表示が行われてもよい。また、操作有効期間において演出ボタン136が操作された場合には、演出ボタン136が操作されたタイミングにおいてタイマ表示が示す時間に対し10秒を上乗せするようにしてもよい。すなわち、演出ボタン136が押された時点の残り時間に対して10秒が上乗せされる表示が行われてもよい。
すると、図75(4c)に示すように、上述したカウントアップアニメーションの表示によって時間が上乗せされる演出が行われる。なお、この場合において、会話予告が終了した後でカウントアップアニメーション表示が終了するようにしてもよいし、カウントアップアニメーション表示が終了するまで会話予告が継続して行われてもよいし、会話予告が終了するタイミングとカウントアップアニメーション表示が終了するタイミングが同じであってもよい。
その後、殿様の会話画像CI1と爺の会話画像CI2が消去されて会話予告が終了した後、図75(6c)に示すように、カウントアップアニメーション表示が終了し、タイマ予告表示TMにおけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされる。なお、図75(6c)に示すタイミングでは、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた後、タイマ表示が「09:85」までカウントダウンした様子が示されている。
なお、この演出例では、図75(2c−2)〜同図(2c−4)に示すように、操作有効期間においてもタイマ予告演出におけるカウントダウンの表示を継続して行うようにしたが、例えば、図75(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図75(2c−3´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、操作有効期間が経過したタイミングで、図75(2c−4´)に示すように、内部における計時結果(例えば、図75(2c−4´)に示すタイミングでは、残り2.00秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
また、例えば、図75(2c−2)に示すタイミングで操作有効期間が開始した後は、図75(2c−3´´)に示すように、操作有効期間においてはタイマ予告演出におけるカウントダウンの更新表示を行わないで(タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を「06:00」のままにして)、内部において計時し、図75(2c−4´´)に示すように、操作有効期間が経過しても内部における計時結果を反映させず、図75(3c´´)に示すように、爺の会話画像CI2の表示が操作促進報知画像から上乗せされる時間を示す「10秒上乗せですぞ」という文字表示に変更されたタイミングで、内部における計時結果(例えば、図75(3c´´)に示すタイミングでは、残り1.23秒)をタイマ予告表示TM1のタイマ表示に反映させ、カウントダウンの更新表示を再開させるようにしてもよい。
図76は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図76は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図76(1d)〜同図(2d)は、図75(1b)〜同図(2b)の別の演出例を示している。図76(1d)では、殿様の会話画像CI1において表示されている文字表示が「タイマ予告に注目」となっている。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出(予告)に注目させることができる場合がある。すなわち、図76(1d)における殿様の会話画像CI1の表示により、予告の予告が行われているということができる。
その後、図76(2d)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されており、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に移動し、図75(2b)において上述した爺の会話画像CI2が表示されている。このように、タイマ予告演出に注目させた後に、タイマ表示が変化することを報知するようにしてもよい。
図76(1e)は、図76(1d)の別の演出例を示している。図76(1e)では、殿様の会話画像CI1に換えて、タイマ予告表示TM1の上方に装飾図柄表示装置208の表示画面の右端から左端にかけてスクロールするスクロール表示SC1を行うことでタイマ表示が「00:00」となった結果行われる演出に注目させるようにしてもよい。すなわち、図76(1e)に示されるスクロール表示SC1では、「タイマ予告に注目」という文字が表示画面の右端から左端に向かってループしてスクロールしている。
図76(1f)〜同図(6f)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例であって、上乗せされた時間のカウントダウンが、タイマ予告表示TM1とは別の表示によって行われる様子を示している。図76(1f)は、図75(3)に続く演出例であり、ナビキャラクタYMの吹き出しによる上乗せ時間の報知が行われた後、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1の下方において表示画面の右端からフレームインしている様子が示されている。この上乗せタイマ表示TM2では、上乗せされる時間を示す「10:00」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンは、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが行われている間も行われているが、カウントダウンが中断してもよい。なお、上乗せタイマ表示TM2は、ナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、上乗せタイマ表示TM2がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされてもよい。
図76(2f)は、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した様子が示されている。このとき、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後で、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されてもよいし、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去された後で、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了してもよいし、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了するタイミングと、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去されるタイミングとが同じであってもよい。なお、図76(2f)では、タイマ予告表示TM1の下方に上乗せタイマ表示TM2を配置するようにしたが、タイマ予告表示TM1と上乗せタイマ表示TM2とを重ねて配置するようにしてもよく、例えば、図76(2f´)に示すように、上乗せタイマ表示TM2がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよいし、図76(2f´´)に示すように、タイマ予告表示TM1が上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされるようにしてもよい。
その後は、図76(2f)〜同図(4f)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが「00:00」となるまで継続して行われる。その後、図76(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始されるとともに、タイマ予告表示TM1が表示画面の右端へフレームアウトする様子が示されている。ここで、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始された後で、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始してもよいし、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが開始するタイミングと、タイマ予告表示TM1のフレームアウトのアニメーションが開始するタイミングとが同じであってもよい。また、図76(5f)に示す演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合にタイマ予告表示TM1をフレームアウトするようにしたが、タイマ予告表示TM1をフレームアウトしないようにしてもよく、その際に、例えば、図76(5f´)に示すように、タイマ予告表示TM1に、予告への注目を促す旨の「注目」の文字表示が行われてもよい。
図76(6f)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応して、中図柄に疑似連図柄が出現し、疑似連が行われる場合があることを示唆しており、上乗せタイマ表示TM2は別の演出が行われるまでの時間をカウントダウンしている。なお、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの完了では疑似連図柄が出現せず、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した場合に疑似連図柄が出現するようにしてもよい。このように、この演出例では、上乗せされた時間がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされず、タイマ予告表示TM1とは別の上乗せタイマ表示TM2に表示してカウントダウンが行われる様子が示されている。なお、上乗せされる時間の報知は、複数のタイマ予告表示の合算値の報知であってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1に3秒を上乗せした値を表示し、上乗せタイマ表示TM2に残りの7秒を上乗せした値を表示してもよい。ここでの上乗せタイマ表示TM2は、タイマの上乗せに伴い、新たに表示されるタイマ予告であってもよく、タイマの上乗せ前から元々表示されているタイマ予告であってもよい。
図76(3fa)〜同図(8fa)は、タイマ上乗せ演出のさらに別の例であって、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンと上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが同時に行われている様子を示している。図76(3fa)は、図76(2f)に続く演出例であり、上乗せタイマ表示TM2のフレームインのアニメーションが完了した後、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示がタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示とともにカウントダウンを開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、上乗せされる時間を10秒と報知するが、実質的には5秒の上乗せが行われている。なお、実質的に10秒の上乗せが行われるように、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示を、上乗せする時間である10秒にタイマ予告表示TM1のタイマ表示が示す時間を加えた時間としてもよく、例えば、図76(3fa)に示す場合であれば、上乗せタイマ表示TM2に「15:00」と表示するようにしてもよい。
その後、図76(3f)〜同図(6f)に示す要領でカウントダウンを続行し、図76(7fa)では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることを報知している。
図76(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、1回目の疑似連が行われている様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が開始されたことを示す「×2」が、第2装飾図柄の下方に表示されている。また、図76(8fa)に示す装飾図柄表示装置208では、上乗せタイマ表示TM2におけるタイマ表示のカウントダウンが完了し、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示されている。
すると、図76(9fa)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、2回目の疑似連が開始されることを報知している。あるいは、図76(9fa´)に示すように、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示し、予告が行われるようにしてもよい。また、松の図柄CCが停止表示した後に疑似連演出が行われるようにしてもよい。このように、タイマ予告演出によるカウントダウンの結果行われる演出として、疑似連の他にも予告演出や大当りとなることを示唆するようにしてもよい。ここで、リプレイ図柄RPや松の図柄CCは、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップされているが、上乗せタイマ表示TM2にオーバーラップするようにしてもよい。このように、この演出例では、タイマ表示の表示態様の変化の一態様として、タイマ表示の増加が行われることを示している。なお、タイマ表示が分裂するようにしてもよい。
図77は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図77は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図77(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図77(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が2となっており、第一の保留アイコンh11及び第二の保留アイコンh12が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が2であることを示す「2」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図77(2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾4」が停止表示し、また、左図柄にオーバーラップして、時計の予告アイコンMI1が表示されている。この時計の予告アイコンMI1の表示は、先読み予告として機能する場合がある予告表示であり、タイマ予告演出において時間の上乗せが行われることを予告するものである。なお、タイマ予告演出が行われることを予告してもよい。ここで、左図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が表示されるタイミングとが同じであってもよいし、左図柄が停止した後で時計の予告アイコンMI1が表示されてもよいし、時計の予告アイコンMI1が表示された後で左図柄が停止してもよい。なお、ストックされる予告アイコンの表示タイミングは、装飾図柄に付随して時計の予告アイコンMI1が表示される場合に限らず、予告アイコン用図柄の仮停止や、ナビキャラ予告や会話予告等の各種演出による当該図柄変動表示における予告や保留等やナビキャラクタYM等の各種演出による先読み予告等あらゆるタイミングで行われる場合があってもよい。
その後、図77(3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1UI部280において、ナビキャラクタYMが立っている台がせり上がり、予告アイコン表示領域285が形成される様子が示されている。この予告アイコン表示領域285は、例えば、5つの領域に区画されており、予告アイコンが表示される各領域が横列方向に並んで配置されている。なお、予告アイコン表示領域285において構成される領域の数は任意に設定することができる。
その後、図77(4)に示す装飾図柄表示装置208では、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に移動し、ストックされる様子が示されている。なお、第1装飾図柄では、右図柄に「装飾7」が停止表示している様子が示されている。ここで、右図柄が停止するタイミングと時計の予告アイコンMI1が移動を開始するタイミングとが同じであってもよいし、右図柄が停止した後で予告アイコンMI1が移動を開始してもよいし、予告アイコンMI1が移動を開始した後で、右図柄が停止してもよい。
そして、図77(5)に示すように、時計の予告アイコンMI1が縮小表示され、予告アイコン表示領域285の一番左側の領域に格納され、時計の予告アイコンMI1がストックされた様子が示されている。なお、図77(5)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄が停止表示し、第1装飾図柄及び第2装飾図柄が「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで確定表示されている様子が示されている。なお、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されるタイミングと、装飾図柄が確定表示されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納された後で、装飾図柄が確定表示されてもよいし、装飾図柄が確定表示された後で、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285に格納されてもよい。
図77(6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留が1つ消化されて図柄変動表示が行われている様子が示されている。また、タイマ予告演出も開始しており、図77(6)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1に表示されたタイマ表示が「09:69」となっており、カウントダウンが行われている。なお、ある演出の実行中(例えば、予告アイコンのストック演出等)にのみ、タイマ予告表示にオーバーラップする演出表示(例えば、ナビキャラクタYM等)があってもよい。また、逆に、ある演出の実行中にのみタイマ予告をオーバーラップさせる演出表示があってもよい。
その後、図77(7)に示すように、予告アイコン表示領域285に格納されている時計の予告アイコンMI1の周囲にエフェクトが表示され、時計の予告アイコンMI1が使用されることを予告している。なお、タイマ予告表示TM1では「07:31」が表示されている。
すると、図77(8)に示すように、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出し、表示画面の略中央で拡大表示される。なお、予告アイコン表示領域285では、エフェクトが表示されたままとなっているが、時計の予告アイコンMI1が予告アイコン表示領域285から飛び出すタイミングで消去されてもよい。
その後、図77(9)に示すように、時計の予告アイコンMI1が消去され、カウントアップアニメーションの表示が開始される。なお、時計の予告アイコンMI1が消去されるタイミングとカウントアップアニメーションの表示が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、時計の予告アイコンMI1が消去された後でカウントアップアニメーションの表示が開始されてもよいし、カウントアップアニメーションの表示が開始された後で、時計の予告アイコンMI1が消去されてもよい。
その後、図77(10)に示すように、予告アイコン表示領域285が下方にフレームアウトする。
図78は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図78は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図78(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図78(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図78(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図78(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図78(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄及び右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止表示されている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが完了しており、タイマ表示は「00:00」となっている。
すると、図78(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。なお、「上乗せ」の文字表示が行われても、タイマ表示の時間の上乗せが行われない場合があってもよいし、他の演出が行われてもよい。ここで、例えば、図78(A3a−1)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字を表示した後、図78(A3a−2)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行って、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。この演出例では、「注目」の表示の対象となる演出が、予告表示ではなく、10秒の時間の上乗せとなっている。また、例えば、図78(A3b−1)に示すように、タイマ表示に換えて、タイマ予告演出が継続する旨の「まだまだ」の文字を表示した後、タイマ予告表示TM1の表示を、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示に切り替えて、上乗せされる時間を報知するようにしてもよい。あるいは、図78(A3b−1)に示すように、タイマ予告表示TM1に「まだまだ」の文字を表示した後、ナビキャラクタYMの吹き出しを表示し、その吹き出しに、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示を行うようにしてもよい。また、図78(A3)に示す表示を行った後に、図78(A3b−2)に示すような表示を行うようにしてもよい。
その後、図78(A4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の時間が加算され、タイマ表示が「10:00」に更新され、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが再開される。一方、図78(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが行われて「00:00」となったことに応じて、中図柄に疑似連図柄が停止表示している様子が示されている。なお、タイマ表示が更新されるタイミングと、疑似連図柄が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、タイマ表示が更新された後で、疑似連図柄が停止表示してもよいし、疑似連図柄が停止表示した後でタイマ表示が更新されてもよい。
図78(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマが短縮される演出例について示している。図78(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図78(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図78(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図78(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「減算」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の減算が行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出が行われる時間が所定時間だけ短縮されることが報知される。
その後、図78(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンが継続しており、タイマ表示は「05:89」を示している。また、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示が、「減算」の文字表示に換えて、短縮される時間を示す「−3秒」となっている。すなわち、タイマ予告演出が3秒短縮され、当初表示していた時間よりも、カウントダウンが完了するまでの期間が短くなることが認識される場合がある。
すると、図78(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が高速で変動表示する短縮アニメーションの表示によって時間が短縮される演出(タイマ短縮演出)が行われる。なお、短縮アニメーション表示を行わなくてもよい。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の表示状態が視認困難な態様でエフェクト画像をオーバーラップさせるようにしてもよい。
その後、図78(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「02:00」に更新され、タイマ表示における時間が3秒短縮(減算)された様子が示されている。すなわち、タイマ予告表示TM1における表示態様がタイマを短縮する演出により変化しているということができる。なお、タイマ短縮演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、図78(B5)に示すように、タイマ表示に換えて予告への注意を促す旨の「注目」の文字が表示され、その後、中図柄にチャンス図柄としての松の図柄CCが停止表示することにより予告表示が行われる。あるいは、図78(B5´)に示すように、中図柄に疑似連図柄としてのリプレイ図柄RPが停止表示し、疑似連が開始されることを報知してもよい。なお、タイマ予告表示TM1における「注目」の文字が表示開始されるタイミングと松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示するタイミングとが同じであってもよいし、「注目」の文字が表示開始した後で、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示してもよいし、松の図柄CC(あるいは、リプレイ図柄RP)が停止表示した後で、「注目」の文字が表示開始してもよい。なお、タイマ予告演出においてタイマ表示が変化しない場合と変化した場合とで、カウントダウンが完了した際に行われる演出の内容の出現率が変化してもよく、例えば、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示の変化がなかった場合には、疑似連図柄が停止して疑似連の報知が行われやすいが、タイマ予告演出の実行中にタイマ表示が変化した場合には、上述した松の図柄CC等の大当りの信頼度の高い予告が行われやすいようにしてもよい。また、タイマ短縮演出が行われた場合には、タイマ短縮演出が行われなかった場合よりも早く疑似連の報知を行うようにしてもよい。
図78(C1)〜同図(C2)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する別の演出例について示している。図78(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図78(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図78(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図78(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「タイマ予告レベルUP」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上する可能性があることが示唆される。
すると、図78(C2)に示すように、タイマ予告表示TM1の枠の色が、例えば、白色から赤色に変化し、タイマ予告表示TM1についての大当りの信頼度が向上していることが報知されている。すなわち、タイマ表示のカウントダウンが行われた結果、実行される予告として信頼度のきわめて高い予告が行われる場合があることが報知される。
図78(D1)〜同図(D5)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが中断及び再開する演出例について示している。図78(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図78(D1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図78(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示されている。また、図78(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に「ストップ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが中断されることが報知される。なお、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始するタイミングとタイマ表示のカウントダウンが中断するタイミングとが同じであってもよいし、「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが中断してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが中断した後で「ストップ」の文字が付記された吹き出しが表示開始されてもよい。
その後、図78(D2)に示す装飾図柄表示装置208では、中図柄に疑似連図柄が停止表示し、疑似連が行われることが報知されている様子が示されている。なお、図78(D2)に示されるタイミングでは、タイマ表示のカウントダウンは中断されており、タイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「06:99」のままとなっている。
その後、図78(D3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の変動表示が再度開始され、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。なお、第2装飾図柄の下方には、疑似連による2回目の装飾図柄の変動表示が行われていることを示す「×2」が表示されている。そして、図78(D3)に示すように、ナビキャラクタYMの近傍に「再開」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ表示のカウントダウンが再開されることを報知している。
すると、図78(D4)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開され、その後、図78(D5)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。このように、この演出例では、疑似連等の所定の演出が行われている間、タイマ表示のカウントダウンが中断し、当該演出が終了した後でカウントダウンが再開することが可能であることが示されている。
なお、タイマ予告表示TM1の表示態様の変化の一例として、変化前よりもタイマ予告表示TM1の数が変化(増加、減少)してもよい。例えば、変化前にタイマ予告表示TM1が1つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以上に増加してもよく、逆にタイマ予告表示TM1が3つ表示されていた場合に、タイマ予告表示TM1が変化することが報知されると、タイマ予告表示TM1が2以下に減少してもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の数が増加すると、タイマ予告表示TM1で報知される時間を、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知していた時間を分けて表示してもよいし、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1をそのまま増加させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマタイマ予告表示TM1が1つあったとして、2つのタイマ予告表示TM1を増加させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が2つになる)。また、タイマ予告表示TM1の数を減少させると、もともと表示されていたタイマ予告表示TM1で報知されていた時間の合算値を表示するようにしてもよく、タイマ予告表示TM1をそのまま減少させるようにしてもよい(例えば、10秒を報知しているタイマ予告表示TM1が2つあったとして、1つに減少させると、10秒を報知するタイマ予告表示TM1が1つになる)。また、増加や減少等によって変化したタイマ予告表示TM1が複数ある場合、タイマ予告表示TM1のカウントダウンを同じタイミングで開始するようにしてもよいし、異なるタイミングで開始するようにしてもよい。
図79は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。なお、図79に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図79(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。図79(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図79(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図79(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図79(A1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
すると、図79(A2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、その右上隅部が装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップする。
すると、図79(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、図79(A4)に示すように、サブ表示装置208Sが下降し、初期位置に戻る。
その後、図79(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図79(A6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去される。なお、この演出例では、タイマ上乗せ演出が行われる場合には、サブ表示装置208Sを上昇させる動作を行ったが、サブ表示装置208Sを上昇させる動作が行われてなくてもよい。
図79(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図79(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図79(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図79(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:54」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図79(B2)に示すサブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンの表示が、「+10秒」の文字の表示に切り替わり、タイマよ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図79(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップすると、タイマ予告表示TM1においてカウントアップアニメーション表示が開始されて時間が上乗せされる演出が行われる。なお、タイマ予告表示TM1は、少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置するタイミングと、カウントアップアニメーション表示が開始するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置した後で、カウントアップアニメーション表示が開始してもよいし、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置する前に、カウントアップアニメーション表示が開始してもよい。
その後、図79(B4)〜同図(B5)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われる。より具体的には、サブ表示装置208Sにおいて表示されている上乗せ時間を1秒ずつ減少させ、その一方で、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を1秒ずつ上乗せする。なお、この演出例では、上乗せ時間のカウントダウン表示が行われている間は、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンを中断したが、カウントダウンを中断せず、継続するようにしてもよい。
そして、図79(B5)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されている上乗せ時間が「0秒」となると、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が更新して表示される。このとき、タイマ予告表示TM1の少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされており、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示の時間が特定困難とされているが、特定可能に表示されるようにしてもよい。
その後、図79(B6)に示すように、サブ表示装置208Sでは、上乗せ時間の表示から、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが再開されることを示す「Restart」の表示に切り替わり、その後、サブ表示装置208Sは、初期位置に向かって下降を開始する。
図79(B7)では、サブ表示装置208Sが下降して初期位置に戻った状態を示している。また、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開されており、図79(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は、「14:23」となっている。その後、サブ表示装置208Sに表示されていた「Restart」の表示は、図79(B1)に示すような、元の表示(ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び予告アイコンの表示)に切り換えれられる。ここで、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとサブ表示装置208Sが下降を開始するタイミングが同じであってもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが下降を開始してもよいし、サブ表示装置208Sが下降を開始した後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよい。また、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されたタイミングと、タイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングとが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始された後で、タイマ表示のカウントダウンが再開されてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開された後で、サブ表示装置208Sにおいて「Restart」が表示開始されてもよい。また、サブ表示装置208Sが初期位置に戻るタイミングとタイマ表示のカウントダウンが再開するタイミングが同じであってもよいし、サブ表示装置208Sが初期位置に戻った後で、タイマ表示のカウントダウンが再開してもよいし、タイマ表示のカウントダウンが再開した後で、サブ表示装置208Sが初期位置に戻ってもよい。
図79(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、サブ表示装置208Sを用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。図79(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示されている。なお、図79(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図79(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:89」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図79(C1)に示すように、サブ表示装置208Sに表示されているナビキャラクタYMの近傍に「+10秒」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。さらに、図79(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている吹き出しを吸い取る吸取りアニメーションの表示が開始されており、タイマ予告表示TM1から吸い取りをしている様子を示すエフェクト画像が表示されている。
すると、図79(C2)に示すように、サブ表示装置208Sが上方に移動して、サブ表示装置208Sの表示領域の一部を装飾図柄表示装置208の表示領域の一部にオーバーラップさせるとともに、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されていた「+10秒」の文字の表示態様がタイマ予告表示TM1に向けて延伸し、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示される。ナビキャラクタYMは、その様子に驚いている表情となっている。
図79(C3)では、吸取りアニメーションの表示が引き続き行われている様子が示されている。具体的には、吸取りアニメーションによりタイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に向かってさらに移動し、この「+10秒」の表示は、引き続き、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208に跨って表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、上述したカウントアップアニメーションの表示が開始している。
その後、図79(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1に吸い取られている「+10秒」の表示がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動し、縮小しながらタイマ予告表示TM1に向かっている様子が示されている。なお、吸取りアニメーションの表示が行われている際に、ナビキャラクタYMは、吸取りアニメーションを見て驚くようなアニメーション(吸取りアニメーションに付随するアニメーション)を行っているが、特にアニメーションを行わなくてもよい。
その後、図79(C5)に示すように、「+10秒」の表示がタイマ予告表示TM1に完全に吸い取られると、吸取りアニメーション表示が完了し、その後、図79(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が完了してタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。なお、複数の装飾図柄表示装置が設けられている場合において、一の装飾図柄表示装置のみでタイマ予告演出が行われれるようにしてもよい。
図80は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図80は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図80(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、タイマ上乗せ演出の別の例について示している。なお、図80(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、家紋役物224E、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図80(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図80(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図80(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図80(A2)に示すように、第2大盤振舞役物224Gb及び第4大盤振舞役物224Gdが動作し、装飾図柄表示装置208の前面側にオーバーラップする。これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。
すると、図80(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうち、作動する役物の数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdのうちの全部が作動した場合には、タイマ表示に20秒の上乗せが行われるようにしてもよい。また、この演出例では、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図80(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、家紋役物224Eを用いたタイマ上乗せ演出の例について示している。なお、図80(B1)〜同図(B4)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206を用いて説明するが、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの図示を省略して説明する。
図80(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図80(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図80(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:99」が表示され、カウントダウンが行われている。
その後、図80(B2)に示すように、家紋役物224Eが動作し、装飾図柄表示装置208の中央やや下方の前面側まで上昇して装飾図柄表示装置208にオーバーラップし、その位置で上下方向に動作する。また、装飾図柄表示装置208では、オーバーラップした家紋役物224Eの周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
すると、図80(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーション表示が行われて時間が上乗せされる演出が開始される。
その後、カウントアップアニメーション表示が完了し、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、この演出例では、家紋役物224Eが1度だけ動作することにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることを報知しているが、動作回数によって上乗せする時間が異なるようにしてもよく、例えば、家紋役物224Eが3回動作した場合は、タイマ表示に30秒の上乗せが行われるようにしてもよい。
図80(C1)〜同図(C6)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図80(C1)〜同図(C6)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図80(C1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図80(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、表示領域の下方左側に形成されている第2UI部281における保留表示領域に第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、表示領域の右上隅部に配置されている第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面の下方右側には、第1UI部280が形成されており、この第1UI部280には、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMが表示されている。
また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。図80(C1)に示すタイミングでは、タイマ表示として「05:00」が表示されており、この演出例では、タイマ表示が「05:00」となるとカウントダウンが中断され、「05:00」の表示が維持される。なお、カウントダウンを中断せず、継続してカウントダウンが行われていてもよい。
また、第2装飾図柄表示装置208Mでは、「上乗せ10秒」の文字が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。
その後、図80(C2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動し、図80(C3)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止する。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nは、ナビキャラクタYMの一部にオーバーラップし、ナビキャラクタYMは、第3装飾図柄表示装置208Nにオーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難となっている。
すると、図80(C4)に示すように、第3装飾図柄表示装置208Nに表示されていたタイマ表示が示す時間に10秒が上乗せされた時間を示す「15:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。
その後、図80(C5)に示すように、「15:00」の表示が第3装飾図柄表示装置208Nに表示され、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されていない状態で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示開始のタイミングと、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動開始のタイミングとが同じであってもよいし、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始された後で、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始してもよいし、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動を開始した後で、第3装飾図柄表示装置208Nにおける「15:00」の表示が開始されてもよい。
その後、図80(C6)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置まで戻った後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「15:00」の表示が第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示された状態(例えば、図80(C4)に示す状態)でタイマ表示のカウントダウンが再開されてもよい。複数の装飾図柄表示装置に跨ってタイマ表示が表示されている場合の方が、一の装飾図柄表示装置にタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいように構成されてもよいが、大当りのなりやすさは同じであってもよく、また、大当りとなりにくいように構成されてもよい。
図81は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図81は、タイマ予告演出の他の例を段階的に示す図である。
図81(A1)〜同図(A4)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の別の例について示している。ここで、図81(A1)〜同図(A4)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために、図示を省略している。
図81(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図81(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ予告演出が開始されており、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われている。この演出例において、第2装飾図柄表示装置208Mで行われているタイマ予告演出を第1タイマ予告演出とし、第3装飾図柄表示装置208Nで行われているタイマ予告演出を第2タイマ予告演出として説明する。図81(A1)に示すタイミングでは、第2装飾図柄表示装置208Mにおけるタイマ表示として「05:89」が表示されており、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示として「15:89」が表示されている。
その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って互いに近接する方向に移動する。この演出例では、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが移動している場合もタイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、中断してもよい。そして、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが最も近接する位置で停止すると、図81(A2)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにそれぞれ表示されていたタイマ表示が示す時間が合算され、その結果を示す「20:00」の表示が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示される。このとき、タイマ表示のカウントダウンは中断されるが、中断されなくてもよい。また、第1装飾図柄表示装置208Lにも第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって表示された「20:00」の表示に対応する位置に「20:00」のタイマ表示が行われるが、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとによってオーバーラップされており、視認困難とされている。その後、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが、第1装飾図柄表示装置208Lの表示面に沿って初期位置への移動を開始する。
図81(A3)は、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが初期位置に戻った様子が示されている。ここで、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nとに跨って表示されていた「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nの移動に応じて、表示されている座標を維持しながらそれぞれスクロール表示される。すなわち、第2装飾図柄表示装置208Mは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を右方向にスクロールし、第3装飾図柄表示装置208Nは、初期位置への移動に応じて「20:00」の表示を左方向にスクロールする。この第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの移動の過程で「20:00」のタイマ表示は、第2装飾図柄表示装置208M、第1装飾図柄表示装置208L及び第3装飾図柄表示装置208Nに跨って表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていた「20:00」が完全にスクロールアウトされると、図81(A3)に示すように、「20:00」の表示は、第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示されるようになる。
その後、図81(A4)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lに表示されていた「20:00」のタイマ表示は消去され、第3装飾図柄表示装置208Nに表示される。その後、第3装飾図柄表示装置208Nにおけるタイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、「20:00」の表示が第1装飾図柄表示装置208Lにのみ表示された状態(例えば、図81(A3)に示す状態)のままカウントダウンが開始されるようにしてもよい。ここで、タイマ表示が表示される装飾図柄表示装置によって大当りのなりやすさが異なってもよい(この演出例では、第1装飾図柄表示装置208Lにタイマ表示が表示された場合の方が、第2装飾図柄表示装置208Mと第3装飾図柄表示装置208Nに分けて表示されるよりも大当りとなりやすいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくてもよい)。
図81(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、複数の表示装置を用いたタイマ上乗せ演出の一例について示している。ここで、図81(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、図14(a)に示す演出装置206を適用するが、この演出例では、家紋役物224Eに換えて、図15を参照して上述したPOVディスプレイ224Iが設けられている。なお、図81(B1)〜同図(B3)に示す演出例では、説明を容易にするため、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hの一部について図示を省略して説明する。
図81(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図81(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図81(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「05:71」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図81(B1)では、POVディスプレイ224Iが一定の回転速度に到達しており定速回転している。そして、LEDアレイに設けられた複数のLEDの点灯制御により、簡易表示による「+10」の文字が表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に上乗せされる時間が報知されている。なお、図81(B1)に示すように、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転により、第1装飾図柄及び変動アイコンh0の全部と、ナビキャラクタYM、保留アイコンh11及びタイマ予告表示TM1の一部が回転領域に重なっており、視認困難とされている。
その後、図81(B2)に示すように、POVディスプレイ224Iに表示されていた「+10」の文字が右下方向へ移動し、これまで、POVディスプレイ224Iだけに表示されていた「+10」の表示が装飾図柄表示装置208にも表示されるようになる。すなわち、「+10」の文字がPOVディスプレイ224Iと装飾図柄表示装置208とに跨って表示されるようになる。このとき、「+10」の文字は装飾された表示態様であってもよい。なお、装飾図柄表示装置208では、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の文字の表示に整合させるように、「+10」の文字の表示が行われている。これにより、POVディスプレイ224Iにおける「+10」の表示と装飾図柄表示装置208に表示されている「+10」の文字の表示とで一体感を持たせた表示を行うことができる場合がある。なお、この演出例では、POVディスプレイ224Iに表示されている数字のフォントが、装飾図柄表示装置208に表示されている数字のフォントと異なっているが、同じであってもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度が低下した後、図81(B3)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、第1装飾図柄表示装置208において表示されていた「+10」の文字の表示は、LEDアレイが回転している状態よりも視認容易となっている。この演出例では、その後、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に10秒が上乗せされる。
図81(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、複数の表示装置(装飾図柄表示装置208及びPOVディスプレイ224I)を用いたタイマ上乗せ演出の他の例について示している。ここで、図81(C1)〜同図(C5)に示す演出例における構成は、図81(B1)に示したのと同様である。
図81(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図81(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図81(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「06:87」が表示され、カウントダウンが行われている。また、図81(C1)では、POVディスプレイ224Iが初期姿勢の状態で初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央の前面側となる位置まで上昇しており、回転はしていない。なお、変動アイコンh0の全部と第1装飾図柄及びタイマ予告表示TM1の一部がPOVディスプレイ224Iにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイが回転を開始し、一定の回転速度に到達して定速回転とされると、図81(C2)に示すように、装飾図柄表示装置208のタイマ予告表示TM1に表示されていたタイマ表示がPOVディスプレイ224Iに表示され、タイマ予告表示TM1は消去される。POVディスプレイ224Iに表示されているタイマ表示は「05:17」となっており、カウントダウンは継続している。また、このとき、LEDアレイの回転領域の周囲に、タイマ表示に上乗せする時間を複数個に分けて表示されている様子が示されている。具体的には、1つの「+5秒」の表示、2つの「+2秒」の表示及び1つの「+1秒」の表示が家紋役物224Eを囲むようにして表示され、これにより、タイマ表示に10秒の上乗せが行われることが報知される。
その後、図81(C3)に示すPOVディスプレイ224Iでは、タイマ表示が破裂するエフェクトが表示され、その後、図81(C4)に示すように、上乗せされた後のタイマ表示である「15:00」が表示される。なお、この演出例では、「15:00」が表示されると、カウントダウンを中断するが、継続して行うようにしてもよい。
その後、POVディスプレイ224IのLEDアレイの回転速度の低下を開始するとともに、装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が再び表示される。そして、、図81(C5)に示すように、初期姿勢で停止する。このとき、表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「15:00」となっており、その後、カウントダウンが再開される。なお、POVディスプレイ224Iでタイマ表示がそのまま表示された状態でカウントダウンが再開してもよい。ここで、POVディスプレイ224Iによってタイマ表示が表示されている場合の方が、装飾図柄表示装置208によってタイマ表示が表示されている場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよいが、大当りのなりやすさが同じであってもよいし、大当りとなりにくくしてもよい。
なお、これまでに説明したタイマ予告演出において、タイマ表示におけるタイマの上乗せ、短縮、中断等が行われる場合に、内部的には最初から変化前のカウントダウン開始から変化後のカウントダウンが終了するまでの合計の時間がカウントダウンされるようにしてもよい。また、内部的にも変化前は変化するまでの時間が、変化後は変化の時間がそれぞれカウントダウンされるようにしてもよい(例えば、カウントダウンを開始してから10秒後に変化するのであれば、10秒分をカウントダウンして、変化してから5秒後に「注目」を表示する場合には、さらに5秒分をカウントダウンする等)。また、カウントダウンの表示と内部的にカウントダウンする時間とが一致していてもよい。
図82は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示す図である。
図82は、チャンスアップメータを用いた演出の一例を段階的に示す図である。
図82では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。また、この演出例では、上述した演出レバー136Vがさらに設けられている。
図82(1)は、図17(25)に続く別の演出例を示している。図82(1)では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図82(1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、続く図82(2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図82(2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。チャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。ここで、サボハニのキャラクタSBHの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。なお、図82(2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、サボハニのキャラクタSBHが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合がある。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始したときにチャンスアップメータCMTの表示を開始するようにしたが、図82(1)に示されるスーパーリーチに発展した様子の表示が開始されたタイミングで表示を開始してもよいし、リーチ状態となったときに表示を開始してもよいし、リーチ状態が発生するよりも前に表示を開始してもよいし、装飾図柄の変動表示が開始されたときに表示を開始してもよい。
図82(3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図82(4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタBOYは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。
すると、図82(5)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、ボゥイのキャラクタBOYが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でボゥイのキャラクタBOYが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、ボゥイのキャラクタBOYの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図82(6)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、発生した予告の内容を表示するようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに近づいたときに、チャンスアップメータCMTを拡大表示するようにしてもよい。この場合、チャンスアップメータCMTの全体を拡大表示してもよいし、関連するチェックポイントの部分だけ拡大表示してもよい。このことは、以下の説明においても適用可能である。
図82(7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図82(8)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達すると、図82(9)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン画像136aと残時間表示メーターMTが表示され、ボタン演出が開始される。その後、図82(10)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。ここで、サボハニのキャラクタSBHは、遊技者によるボタン操作が行われるか、操作有効期間が経過するまで第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。
図82(11)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されており、その後、図82(12)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136を押下している様子が示されている。演出ボタン136が上記操作有効期間内に押下されると、図82(13)に示すように、殿様のカットイン画像CI3が表示され、大当りの信頼度が高いことを報知する予告演出が行われる。この演出例において、殿様のカットイン画像CI3は、金色の枠で囲まれるとともに、サングラスをかけ、葉巻を燻らせながら大型のバイクを乗り回す様子が示される特別の表示態様のカットイン画像とされており、大当りの信頼度が飛躍的に高いことを報知している。なお、図82(13)に示される殿様のカットイン画像CI3に換えて、当該殿様のカットイン画像CI3よりも信頼度の低い殿様のカットイン画像CI3(図17(32)参照)が表示されてもよい。図82(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136が操作有効期間内において操作されたことを条件に表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作有効期間内において操作された場合に必ず表示されてもよい。また、図82(13)に示されるこの殿様のカットイン画像CI1は、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合にも表示される場合があってもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に必ず表示されてもよいし、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合には表示しないようにしてもよい。
その後、図82(14)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ 金カットイン」の文字が付記された吹き出しが表示され、金色の枠で囲まれたカットイン画像の表示による予告が行われたことを報知している。なお、殿様のカットイン画像CI3が表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、殿様のカットイン画像CI3が表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後で殿様のカットイン画像CI3が表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、殿様のキャラクタ画像CI3が表示されている間も、第2チェックポイントCP2で停止するが、停止しないようにしてもよい。また、この演出例において、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達するタイミングとボタン演出が開始されるタイミングとが同じであってもよいし、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達した後でボタン演出が開始されてもよいし、ボタン演出が開始されてからサボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達してもよい。なお、演出ボタン136が操作されることなく操作有効期間が経過した場合に殿様のカットイン画像CI3が表示されないように構成されている場合において、演出ボタン136が操作されなかった場合も、演出ボタン136が操作された場合と同じようにチャンスアップの予告が発生したことを報知するようにしてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを報知しなくてもよいし、チャンスアップの予告が発生したことを一部だけ報知(例えば、吹き出しは表示しないで、「UP」の文字表示だけ行う等)してもよい。
その後、図82(15)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図82(16)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。
その後、図82(17)に示すタイミングで、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達すると、図82(18)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。その後、図82(19)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。なお、「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しの表示中に演出レバー136Vの操作有効期間が開始されてもよい。なお、残時間表示メーターMTがチャンスアップメータCMTの一部(プラカード)をオーバーラップする場合があるが、全部をオーバーラップしてもよく、残時間表示メーターMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部にオーバーラップするようしてもよく、残時間表示メーターMTの表示中はチャンスアップメータCMTの一部又は全部をオーバーラップしないように表示されていてもよく、逆に、チャンスアップメータCMTが残時間表示メーターMTの一部又は全m部をオーバーラップする場合があってもよく、チャンスアップメータCMTの表示中は残時間表示メーターMTの一部又は全部をオーバーラップしてもよい。
その後、図82(20)に示すタイミングで、演出レバー136Vの操作有効期間が開始すると、遊技者による演出レバー136Vの操作を受付可能な状態となる。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。なお、遊技者によるレバー操作が行われるか、操作有効期間が経過するまでサボハニのキャラクタSBHを第3チェックポイントCP3で停止させるようにしてもよい。
図82(21)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図82(22)に示すタイミングで、遊技者が、演出レバー136Vを操作すると、図82(23)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される。すなわち、大当りとなることが報知される。このとき、チャンスアップメータCMTは、非表示となるが、表示してもよい。なお、図82(23)に示す演出レバー126Vを操作した際に行われる演出(第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hが作動し、導光板ILの発光が行われ、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像が表示される演出)と、図17(40)に示す演出ボタン136を操作した際に行われる演出は同じであるが、異なっていてもよい。その後、図82(24)に示すように、導光板ILの発光が終了し、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd及び千両箱役物224Hがそれぞれ初期位置に戻り、装飾図柄表示装置208ではエフェクト画像がフェイドアウトする。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開する。なお、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインに伴い、チャンスアップメータCMTもフェイドインするが、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了してからチャンスアップメータCMTが再表示されるようにしてもよい。なお、図82(23)〜同図(24)の動作は、例えば、図17(38)〜同図(44)に示して上述した要領で行われる。
図82(25)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了して再開された様子が示されている。具体的には、決闘シーンのアニメーション表示では、敵役の剣豪が悶絶する表情を見せ、今にも敗れるといった様相を呈している。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達し、プラカードは大当りとなることを示す「V」の文字を示している。
図82(26)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、中図柄に「装飾7」が表示され、大当りとなることが報知される。その後、図82(27)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドアウトし、図81(28)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が開始される。なお、チャンスアップメータCMTは非表示とされているが、リーチ演出が終了した後も表示するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTの一部(例えば、サボハニのキャラクタSBH及びプラカード)のみを表示するようにしてもよい。
なお、上述したチャンスアップメータCMTを用いた演出において、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とがあってもよい。この場合、チャンスアップメータCMTが表示された場合の方が、表示されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが表示された場合と表示されない場合とで大当りの信頼度が異ならないものであってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示された場合にのみ出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTが表示されるか否かに拘らず出現するチャンスアップの予告があってもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、チェックポイントの位置が移動したり、チェックポイントが消去してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出の実行中に、現在の位置を示すサボハニのキャラクタSBHが現在の位置よりも前の位置(過去を示す位置)に戻ったり、先の先の位置(未来を示す位置)に移動してもよい。
また、チャンスアップメータCMTにおける演出自体がミニゲームであってもよく、例えば、チェックポイントで示された位置で演出が行われると、チャンスアップするような演出が行われてもよい。また、例えば、チェックポイントに敵キャラクタが配置されており、味方キャラクタと戦って勝利するとチャンスアップするような演出が行われてもよい。
また、大当り遊技の実行中におけるチャンスアップ(例えば、ランクアップボーナス、確変昇格、より出玉の多い大当り遊技に昇格等)の演出として、チャンスアップメータCMTを用いた演出を行ってもよい。
また、電断復電で、チャンスアップメータCMT自体を非表示にしてもよい。また、チャンスアップメータCMT自体は表示を復帰してもよいが、チェックポイントのタイミングや電断前のチャンスアップの演出が発生したことの履歴が非表示になっていてもよい。
また、タイマ予告演出におけるカウント表示のカウントダウンが0になった後に表示される演出が、チャンスアップメータCMTにて報知されていなくてもよいし、されていてもよい。
図83は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図83は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図83(3a)は、図82(2)に続く別の演出例であり、図82(3)と同様の演出が行われている。
その後、図83(4a)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するが、何らの予告も行われない。すなわち、第1チェックポイントCP1にサボハニのキャラクタSBHが到達してもチャンスアップの予告が行われない様子が示されている。そのため、図83(5a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図83(5a)〜同図(7a)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第1チェックポイントCP1をそのまま通過し、第1チェックポイントCP1におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。これにより、第1チェックポイントCP1では、予告の発生が不発に終わったことを認識することができる場合がある。なお、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が行われなかった場合には、例えば、図83(7a´)に示すように、第1チェックポイントCP1の表示を消去するようにしてもよいし、また、図83(7a´´)に示すように、第1チェックポイントCP1において表示される「UP」の文字に換えて、チャンスアップの予告が行われなかったことを示す「×」の表示を行うようにしてもよい。また、実際にチャンスアップの予告が行われなかった場合であっても、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントを通過した後に、チャンスアップの予告が行われたものとして、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよく、例えば、一旦、チェックポイントにおけるマーキングや「UP」の文字の非表示を行った後、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに戻ってチャンスアップの予告を行い、マーキングや「UP」の文字を表示するようにしてもよい。また、例えば、リーチ演出を最初まであるいは途中まで巻き戻す演出が行われ、その後、チェックポイントをサボハニのキャラクタSBHが通過したときに、チャンスアップの演出が行われて、マーキングや「UP」の文字の表示を行うようにしてもよい。
図83(17b)は、図82(16)に続く別の演出例であり、図82(17)と同様の演出が行われている。なお、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPでは、プラカードの表示がクエスチョンマークの表示となっており、最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達した場合に、何らかのイベントが発生する可能性があることが示唆されている。
その後、図83(18b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaではなく、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、チャンスアップの予告としてのレバー演出が開始されなかった様子が示されている。そのため、図83(19b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しは表示されず、また、図83(17b)〜同図(20b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHは第3チェックポイントCP3をそのまま通過し、第3チェックポイントCP3におけるマーキングや「UP」の文字の表示も行われない。なお、図83(19b)では、演出ボタン136の操作有効期間が開始し、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となった様子が示されている。
その後、図83(20b)に示す残時間表示メータMTでは、上記操作有効期間が減っている様子が示されている。一方、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GP手前に位置している。
その後、上記操作有効期間内において、図83(21b)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図83(22b)に示す装飾図柄表示装置208では、殿様のキャラクタと敵役の剣豪が「外したか・・・」というセリフとともに、勝敗が決しない様子の表示が行われる。また、チャンスアップメータCMTでは、最終地点GPにおけるプラカードに「発展」という文字表示が行われ、リーチ演出が発展することが報知される。
その後、図83(23b)に示される殿様のキャラクタによるカットイン画像CI4の表示が行われた後、図83(24b)に示すように、剣豪リーチにおいてパンダのキャラクタが助っ人として登場する旨の演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが空飛ぶじゅうたんに乗って、開始地点SPに向かっていく様子が示されている。
その後、図83(25b)〜同図(29b)に示すように、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに向かう途上で、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップさせながら、チャンスアップメータCMTを変更する表示を行う。そのため、サボハニのキャラクタSBHの移動により、例えば、図83(26b)〜同図(27b)に示すように、変更後のチャンスアップメータCMTの一部が出現して第5チェックポイントCP5が出現し、図83(28b)〜同図(29b)に示すように、第4チェックポイントCP4が出現する。
図83(29b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが再び開始地点SPに位置している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第4チェックポイントCP4及び第5チェックポイントCP5が変化前の表示状態(赤色のマーキングが付されておらず、「UP」の文字表示も行われていない状態)となっている。そして、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの移動が開始される。
その後、図83(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図83(30b)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図83(30b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第4チェックポイントCP4に到達するタイミングで、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、チャンスアップのキャラクタとして機能しているということができる。なお、コパンダ応援団KPDは、SP剣豪リーチにおいて必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。
すると、図83(31b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ コパンダ応援団」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、コパンダ応援団KPDが表示開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示開始のタイミングとが同じであってもよいし、コパンダ応援団KPDが表示開始した後でサボハニのキャラクタSBHの吹き出しが表示されてもよいし、サボハニのキャラクタSBHの吹き出しの表示が開始された後でコパンダ応援団KPDが表示されてもよい。なお、サボハニのキャラクタSBHは、コパンダ応援団KPDの表示による予告が行われている間は、第1チェックポイントCP1で停止するが、停止しないようにしてもよい。
その後、図83(32b)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第5チェックポイントCP5に到達した様子が示されている。すると、チャンスアップ演出が行われる旨の「コラボ必殺」の表示が行われ、その後、図83(33b)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「一撃」の表示とともにレバー画像136Vaが表示される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことが報知されている。ここで、チャンスアップ演出であるレバー演出が行われず、演出ボタン136を操作する演出であるボタン演出が行われる場合があってもよい。また、レバー演出が必ず行われるようにしてもよい。
その後、図83(34b)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第5チェックポイントCP5が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。その後は、例えば、演出レバー136Vが操作されると、図82(24)〜同図(28)に示して上述した要領で演出が行われて、大当りとなることが報知される。
図83(23c)は、図82(22)に続く別の演出例であり、図82(18)〜同図(22)に示すレバー演出において、遊技者により演出レバー136Vが操作されたが、演出に失敗した様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなってハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するが、プラカードはハズレとなることを示す「×」の文字が示され、サボハニのキャラクタSBHは、がっかりした表情となっている。
図83(5d)は、図82(5)に示す演出の変形例である。具体的には、図83(5d)に示す装飾図柄表示装置208では、多数のボゥイのキャラクタBOY(ボゥイ群)が表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイ群の出現による予告が行われている様子が示されている。このボゥイのキャラクタが群で出現した場合は、ボゥイのキャラクタBOYが単体で出現する場合よりも大当りとなりやすい。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY群」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このように、同じチャンスアップポイントであっても、異なるチャンスアップ演出が行われてもよいし、同じチャンスアップポイントでは同じ演出が行われるようにしてもよい。
図84は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図84は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図84(7e)は、図82(6)に続く別の演出例であり、図82(7)と同様の演出が行われている。
その後、図84(8e)〜同図(9e)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3の手前まで到達し、第3チェックポイントCP3に対応するチャンスアップの予告が行われるまでその場所で待機する。なお、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2を飛び越して第3チェックポイントCP3に到達する演出が行われている間に、第2チェックポイントCP2に対応する演出(例えば、図82(9)〜同図(15)に示して上述したボタン演出等)が行われてもよいし、当該演出自体が行われなくてもよい。あるいは、当該演出は行われないが、行われたものとして、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされるとともに「UP」の文字表示が行われてもよい。
図84(2f)は、図82(1)に続く別の演出例である。図84(2f)に示す演出例では、図82に示される演出例とはチャンスアップメータCMTの表示態様が異なっている。具体的には、チャンスアップメータCMTのゲージ部分が緑色の棒状に構成され、サボハニのキャラクタSBHに換えて、マーカーMRKの位置により現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知する。このとき、ゲージ部分におけるマーカーMRKの進行済み部分については、色が緑色から白色に変化する。また、マーカーMRKの進行速度は、一定ではなく、演出の進行状況により可変する場合があるが、一定であってもよい。また、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3の表示態様がクエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。また、開始地点と最終地点は、チャンスアップメータCMTのゲージ部分の始端と終端とによって示されている。
図84(2f)に続く図84(3f)では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図84(4f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。
すると、図84(5f)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、図84(5f)〜同図(6f)に示すように、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機している。
その後、図84(7f−1)〜同図(7f−2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが移動を開始した様子が示されている。このとき、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がゲージ部分に重ねて表示される。なお、ボゥイのキャラクタBOYは、図84(7f−2)に示すタイミングで表示画面の右側からフレームアウトしている。
図84(4g´)は、図84(3f)に示す演出が行われた後、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達してもボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合の演出例について示されている。具体的には、図84(4f)に示すタイミングでボゥイのキャラクタBOYが出現しなかった場合には、図84(4g´)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示に換えて、予告が出現しなかった旨の「×」の表示が行われる。あるいは、図84(4g´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示を消去し、何らの表示も行わないようにしてもよい。あるいは、図84(4g´´´)に示すように、第1チェックポイントCP1におけるクエスチョンマークの表示のまま表示態様を変化させないようにしてもよい。
図84(2h)は、図82(1)に続くさらに別の演出例である。図84(2h)に示す演出例では、図84(2f)に示されるチャンスアップメータCMTの表示態様と同様であるが、第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3が非表示とされている点で異なっている。そのため、チャンスアップの予告の開始タイミングが認識しにくくなっており、遊技者にいつチャンスアップの予告が開始されるのかについて期待感を持たせることができる場合がある。
図84(5h)に示すタイミングでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。このとき、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字の一部が出現している。
その後、図84(6h)〜同図(7h)に示すように、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現する。
図85は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図85は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図85(A1)〜同図(A11)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図85(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図85(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
その後、図85(A3)では、追っかけ演出が開始された様子が示されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追いかける演出表示が開始される。また、第2装飾図柄の下方には、図84(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図85(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3では、疑似連が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。すなわち、マーカーMRKが移動する道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、疑似連が発生する場合がある。また、最終地点に到達することにより、悪徳商人が捕縛され、高信頼度のリーチ演出に移行しやすくなることが示唆されている。この演出例では、疑似連が発生するほど、大当りとなりやすいように構成されている。なお、疑似連が4回発生すると(すなわち、最終地点に到達したときに疑似連が発生すると)、大当りが確定する。なお、疑似連の回数が4回以外の回数で大当り確定となってもよく、例えば、疑似連の回数が1回と4回の場合には大当り確定となるようにしてもよい。大当り確定となる疑似連回数は他の疑似連回数よりも発生し難くなっている。
図85(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。
その後、図85(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図85(A6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されるタイミングと第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わるタイミングが同じであってもよいし、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示された後で、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わってもよいし、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わった後で、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示されてもよい。
図85(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。なお、図85(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と悪徳商人との距離が縮まっている様子が示されている。
その後、図85(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、2回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図85(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、主人公の殿様が悪徳商人を追い回している様子を示すアングルが変更されるとともに、今まで余裕であった悪徳商人の表情が焦った表情となっている。
その後、図85(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、3回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第3チェックポイントCP3の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
その後、図85(A11)に示すように、装飾図柄表示装置208では、「確保」の文字の表示とともに、主人公の殿様が悪徳商人を捕縛した様子が表示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達したことで、今回の図柄変動表示において、合計で疑似連が3回行われたことが示されている。また、このとき、第1装飾図柄では、「装飾7」でリーチ状態となり、リーチ演出が開始されることとなる。
図85(B1)〜同図(B14)に示す演出例は、通常の装飾図柄の変動表示中にチャンスアップメータCMTが表示され、チャンスアップの予告が発生するタイミングを報知する様子が示されている。
図85(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図85(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第2装飾図柄の下方に、図84(2f)に示して上述した態様のチャンスアップメータCMTが表示されている。図85(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が配置されている。これら第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2では、チャンスアップの予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。
図85(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKが開始地点からの移動を開始している様子が示されている。また、ナビキャラクタYMの近傍には、「好機」の文字が表示された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告が行われている。なお、この演出例では、ナビキャラクタYMの「好機」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図85(B4)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。すると、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「好機」から「否」に変更される。これを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 否」の文字が付記された吹き出しが表示され、ナビキャラクタYMによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、会話予告も開始している様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。また、殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1が視認困難とされている。なお、この殿様の会話画像CI1は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。
その後、図85(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示されている文字が「否」から「激熱」に変更されている。この演出例では、ナビキャラクタYMの「激熱」の文字の吹き出しによる予告は、チャンスアップメータCMTには直接的には関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。また、殿様の会話画像CI1は、縮小表示されて第2装飾図柄の下方に表示される。なお、殿様の会話画像CI1は、ここでもチャンスアップメータCMTにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
その後、図85(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達している様子が示されている。すると、会話予告の続きとして、爺のキャラクタとともに、図16(10)に示して上述した操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。なお、この爺の会話画像CI2は、チャンスアップメータCMTには直接的には関係しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップ予告であってもよい。また、図85(B6)に示すタイミングでは、操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われてない。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によってオーバーラップされている。また、図85(B6)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しとチャンスアップメータCMTによって一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、第2チェックポイントCP2に到達したマーカーMRKは、待機状態となっている。
その後、図85(B7)に示すタイミングで操作有効期間が開始される。遊技者は、図85(B7)に示すタイミング以降に演出ボタン136を操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。
図85(B8)に示す残時間表示メータMTは、上記操作有効期間が開始して所定時間が経過したときの表示態様で示されている。なお、図85(B8)に示すタイミングでは、ナビキャラ予告は終了しており、ナビキャラクタYMの吹き出しは消去されている。その後、図85(B9)に示すタイミングで、遊技者が、演出ボタン136を押下すると、図85(B10)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。さらに、この演出例では、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色の太線で強調された表示態様となっており、通常の外枠の表示態様である場合よりもさらに大当りとなりやすいことを報知している。また、チャンスアップメータCMTでは、爺の会話画像CI2の外枠の表示態様が金色に変化したことを受けて、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 金枠」の文字が付記された吹き出しが表示され、会話予告におけるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、マーカーMRKは、吹き出しが表示されている間は第1チェックポイントCP1で待機しているが、待機せずに進行するようにしてもよい。なお、操作有効期間内に演出ボタン136の操作がなかった場合は、爺の会話画像CI2が表示されてもよいし、表示されなくてもよい。爺の会話画像CI2が表示されない場合に、チャンスアップメータCMTにおいてチャンスアップの予告が発生していたことを報知しなくてもよいし、報知してもよいし、一部のみ報知してもよい(例えば、「UP」の文字だけを表示する等)。
図85(B11)に示すチャンスアップメータCMTでは、吹き出しの位置が変化した様子が示されている。このとき、吹き出しが爺の会話画像CI2にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、爺の会話画像CI2が視認困難とされている。なお、吹き出しの位置が図85(B10)に示す位置から変化しないようにしてもよいし、吹き出しの表示位置が最初から図85(B11)に示す位置であってもよい。
その後、図85(B12)に示すように、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが進行してチャンスアップメータCMTのゲージ部分における表示色が変更するにしたがい、隠されていた「UP」の文字が出現している様子が示されている。これにより、チャンスアップの予告が発生したことの履歴が示されている。また、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTにおいて表示されていた吹き出しの表示が消去され、会話予告も終了している。なお、吹き出しの表示は、会話予告が終了するタイミングで消去されてもよいし、会話予告が終了した後で消去されてもよい。また、吹き出しの表示が消去された後で会話予告が終了してもよい。
図85(B13)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7」でリーチ状態となった様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTのマーカーMRKは、最終地点に到達し、チャンスアップメータCMTによる演出が完了したことが示されている。その後、図85(B14)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、リーチ演出が開始されるタイミングとチャンスアップメータCMTが消去されるタイミングとが同じであってもよいし、リーチ演出が開始された後でチャンスアップメータCMTが消去されてもよいし、チャンスアップメータCMTが消去された後でリーチ演出が開始されてもよい。
なお、この演出例におけるチャンスアップメータCMTによる演出は、リーチ状態となると終了するようにしたが、リーチ状態となっても演出が継続してもよく、また、スーパーリーチに移行しても継続するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されると、当該図柄変動表示が終了するまで継続して行われるようにしてもよい。このとき、例えば、スーパーリーチが開始すると、継続して実行中のチャンスアップメータCMTによる演出とは別のチャンスアップメータCMTによる演出が開始されてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出は、通常の図柄変動表示中に必ず開始してもよいし、開始しない場合があってもよい。さらに、通常の図柄変動表示では、チャンスアップメータCMTによる演出が開始する場合と開始しない場合とがあるが、リーチ演出においては必ずチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTによる演出が可能な状態となった場合に、演出ボタン136が操作されるとチャンスアップメータCMTによる演出が開始するようにしてもよい。この場合、例えば、その旨の表示を行い、遊技者に認識させるようにしてもよい。
図86は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図86は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図86では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図86(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中で消去される様子が示されている。
図86(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図86(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図86(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図86(A1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2にそれぞれ到達したが、これらに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2の表示が消去されている。図86(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始している様子が示されている。
その後、図86(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、栄養ドリンクを持つ爺のキャラクタが「ファイト」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、実行中のスーパーリーチを昇格させる演出であり、このカットインが表示された場合には、表示されない場合よりも大当りとなりやすい。また、このカットインの表示がプレミア予告であってもよく、表示された場合には、大当りが確定するようにしてもよい。また、このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。すなわち、この演出例では、チャンスアップメータCMTに関係するチャンスアップの予告が行われるよりも大当りとなりやすい予告が行われたことにより、チャンスアップメータCMTによる演出が終了している様子が示されている。なお、このカットインの表示は、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTによる演出が終了する様子も示されているということもできる。なお、この演出例において、チャンスアップメータCMTが途中で必ず終了するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とがあってもよい。このとき、例えば、チャンスアップメータCMTが途中で終了する場合と終了しない場合とで、その後に行われる演出の内容が異なるようにしてもよいし、同じ内容の演出が行われるようにしてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合よりも大当りとなりやすくてもよい。また、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合の大当りの信頼度は、各チェックポイントの全てでチャンスアップの予告が発生した場合であってチャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合と同じであってもよい。あるいは、チャンスアップメータCMTが途中で終了しなかった場合の方が、チャンスアップメータCMTが途中で終了した場合よりも大当りとなりやすくてもよい。
図86(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、「一撃」の文字表示とともに、ボタン画像136aと残時間表示メータMTが表示され、ボタン演出が開始されている様子が示されている。このボタン演出もチャンスアップメータCMTに関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに関連するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、操作有効期間が開始され、遊技者により演出ボタン136が操作されるか、操作有効期間が経過すると、図86(A4)に示すように、中図柄に「装飾7」が表示され、「装飾7−装飾7−装飾7」の大当りの組合せとなることが報知される。なお、ハズレとなる場合には、図86(A4´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、「装飾7−装飾6−装飾7」のハズレの組合せとなることが報知される。
その後、図86(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインし、主人公の殿様が敵役の剣豪を討伐した様子が示され、大当りとなることが報知されている。
図86(A2a)は、図86(A1)に続く演出の別の例を示している。具体的には、図86(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている。このカットインの表示は、例えば、当該図柄変動表示において行われたリーチ演出について、他の内容の演出が行われたものとすることにより、大当りの信頼度を向上させる予告である。このカットインの表示が行われるとき、チャンスアップメータCMTは消去される。なお、このカットインの表示も、チャンスアップメータCMTには直接的に関連しない予告であるが、チャンスアップメータCMTに直接的に関係するチャンスアップの予告であってもよい。このように、この演出例でも、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達するよりも前にチャンスアップメータCMTが消去される様子が示されている。また、サボハニのキャラクタSBHがチェックポイントに到達する前にチャンスアップメータCMTが消去される様子も示されているということもできる。なお、図86(A2a)に示す装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0も消去されているが、消去されないようにしてもよい。
図86(A3a)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が書き換えられた後の様子が示されている。具体的には、図86(A3a)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2が出現し、それぞれ赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字が表示されている。すなわち、実際には、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告と第2チェックポイントCP2に対応するチャンスアップの予告は行われていなかったが、いずれも行われたものとして表され、大当りの信頼度が向上している様子が示されている。
図86(A3a´−1)は、図86(A2a)に続く別の演出例について示している。図86(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪リーチではなく、図83(30b)を参照して上述したSP剣豪リーチに変更されている様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチよりも大当りとなりやすいリーチ演出である。さらに、図86(A3a´−1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達するタイミングで子パンダ応援団KPDが応援している様子を示すチャンスアップの予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。なお、子パンダ応援団KPDは、必ず出現するようにしてもよいし、出現しない場合があってもよい。また、図86(A3a´−1)では、消去されたチャンスアップメータCMTが再び表示されるが、その表示態様は、チャンスアップメータCMTが消去される前の表示態様と同じとなっている。
図86(A3a´−2)は、図86(A2a)に続く演出例であって、図86(A3a´−1)とは別の演出例を示している。図86(A3a´−2)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTの表示態様が図86(A3a´−1)とは異なっている。すなわち、図86(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTは、姫のキャラクタのカットインが表示される前のチャンスアップメータCMTとは別のチャンスアップメータであり、具体的には、図83(30b)に示して上述したように、剣豪リーチからSP剣豪リーチに移行した際に表示されるチャンスアップメータCMTとなっている。すなわち、図86(A3a´−2)に示すチャンスアップメータCMTによれば、SP剣豪リーチに移行して通過した第4チェックポイントCP4において、コパンダ応援団KPDが出現したとが示されている。そのため、装飾図柄表示装置208では、コパンダ応援団KPDが表示され、チャンスアップの予告が行われていることが示されている。なお、チャンスアップメータCMTの表示が再開された場合に、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPに位置し、SP剣豪リーチが最初から開始するようにしてもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに位置し、SP剣豪リーチの終盤から開始するようにしてもよい。
図86(A3a´´)は、図86(A2a)に続く演出の別の例を示している。図86(A3a´´)に示す装飾図柄表示装置208では、全回転リーチが開始する様子が示されている。全回転リーチは、大当りが確定するリーチであり、遊技者にこれ以上の期待感を持たせる必要がないため、チャンスアップメータCMTの再度の表示は行われないが、図86(A3a´´´)に示すように、チャンスアップメータCMTが再度表示されてもよい。この場合、全回転リーチが開始した時点で大当りが確定することが報知されているということができるので、サボハニのキャラクタSBHを第5チェックポイントCP5を通過することなく最終地点GPに位置を変更し、プラカードには、大当りとなることを示す「V」の表示を行うようにしてもよい。なお、全回転リーチが開始するタイミングとサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達させるタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でサボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達してもよいし、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達した後で全回転リーチが開始してもよい。また、全回転リーチが開始するタイミングとチャンスアップメータCMTが再度表示するタイミングとが同じであってもよいし、全回転リーチが開始した後でチャンスアップメータCMTが再度表示するようにしてもよいし、チャンスアップメータCMTが再度表示してから全回転リーチが開始してもよい。
図86(A2b)〜同図(A3b)は、図86(A1)に続く別の演出例について示している。
図86(A2b)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示からエフェクト画像の表示に切り換えられている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。その後、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする演出が終了した後に再度チャンスアップメータCMTが表示されてもよいし、再度チャンスアップメータCMTが表示されないようにしてもよい。
図86(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出が開始されたが、途中でハズレの結果が表示されたためチャンスアップメータCMTによる演出が終了となる様子が示されている。
図86(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図86(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GMまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図86(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっているが、図86(B1)に示すタイミングでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達したが、これに対応するチャンスアップの予告が発生しなかったので、第1チェックポイントCP1には赤色のマーキング及び「UP」の表示が行われていない。図86(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1から移動を開始している様子が示されている。
図86(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、剣豪のカットイン画像CI5が表示され、ハズレとなる可能性が高いことを報知している様子が示されている。その後、図86(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHがハズレとなって残念そうな表情を見せている表示がなされている。ここで、図86(B3´)に示すように、中図柄に「装飾6」が表示され、ハズレとなることが報知されたにもかかわらず、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに向かってそのまま進んでいく様子が表示されてもよい。その後、図86(B4)に示すように、第1装飾図柄が「装飾7−装飾6−装飾7」の装飾図柄の組合せで揺れ変動が行われた後、停止表示される。
図87は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図87では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図87(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTによる演出の途中で一旦チャンスアップメータCMTが消去され、その後、再び表示される様子が示されている。
図87(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図87(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図87(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。サボハニのキャラクタSBHは、開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図87(A2)では、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現されている様子が示されている。この導光板ILの発光は、第1チェックポイントCP1に対応するチャンスアップの予告となっている。このとき、装飾図柄表示装置208では、表示を暗転させ、導光板IL上の模様をより見やすくしている。このとき、チャンスアップメータCMTも消去される。
その後、図87(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、暗転表示により表示が中断された決闘シーンのアニメーション表示がフェイドインしながら再開している様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの表示も再開される。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ イルミ発光」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。なお、導光板ILの発光は引き続き行われている。
図87(A4)では、導光板ILの発光が終了し、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが継続している様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。
図87(A5)では、決闘シーンのアニメーション表示のフェイドインが完了した様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。
なお、この演出例では、リーチ演出におけるチャンスアップの予告として導光板ILの発光による演出を行ったが、上述したものに限らず、例えば、チャンスアップメータCMTにおける最終地点GPにサボハニのキャラクタSBHが到達し、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出において適用してもよい。また、大当りかハズレのいずれであるかを煽る演出の他、大当りとなるか、それ以外の何か(例えば、演出が発展したり、ハズレが表示される等)が起きるかについて煽る演出において適用してもよい。このような場合も、導光板ILの発光による演出中では、チャンスアップメータCMTが一時消去されるようにしてもよい。
図87(B1)〜同図(B6)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを遊技者の操作により表示あるいは消去する様子が示されている。
図87(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図87(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図87(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。これら第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3は、特定の予告が発生する場合があることを示すものであり、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。また、図87(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達し、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の左側から出現し、右側に向かって移動する様子が示され、チャンスアップの予告が行われている様子が示されている。さらに、この演出例では、表示画面の右下隅部に案内表示が行われている。具体的には、この案内表示では、操作キーユニット137の上キーと下キーを示すアイコンと、「矢印キー操作でメータ非表示」という文字が表示されており、遊技者が操作キーユニット137の上キー又は下キーを操作することにより、チャンスアップメータCMTを非表示にすることができることが表示されている。なお、この演出例では、剣豪リーチが開始するとチャンスアップメータCMTが表示されるが、剣豪リーチが開始された後、遊技者による表示操作により表示されるようにしてもよい。
図87(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップのキャラクタ表示による予告が行われたことを報知している。
そして、図87(B3)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが操作されると、図87(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTが消去される。その後、図87(B5)に示すタイミングで、操作キーユニット137の下キーが再度操作されると、図87(B6)に示すように、チャンスアップメータCMTが再び表示される。このとき、サボハニのキャラクタSBHは、チャンスアップメータCMTの表示が再開した時点で位置しているべき位置となっている。この場合、例えば、図87(B2)に示される吹き出しは表示されないなど、チャンスアップメータCMTにおける演出についてはキリがよいところから再開されるようにしてもよい。また、図87(B6´)に示すように、第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2までの間における演出を省略し、チャンスアップメータCMTの表示が再開した際には、サボハニのキャラクタSBHを第2チェックポイントCP2の手前に位置し、第2チェックポイントCP2に対応する予告が行われるタイミングとなるまでその位置で待機するようにしてもよい。なお、図87(B6)及び同図(B6´)に示されるチャンスアップメータCMTでは、ボゥイのキャラクタBOYが出現したことにより、第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、「UP」の文字がその上方に表示されている。図87(B6)に示すタイミングでは、「UP」の文字は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップしており、視認困難とされている。
図87(B1)〜同図(B6)に示される演出例では、遊技者の操作に応じて、チャンスアップメータCMTの表示/非表示を何度でも切り換えることができるが、チャンスアップメータCMTが表示された後、遊技者の操作により非表示とされた後は、次回のチャンスアップメータCMTによる演出が行われるまでチャンスアップメータCMTを表示することができないようにしてもよい。
また、この演出例では、最初にチャンスアップメータCMTが表示された状態となるように構成されているが、例えば、図87(B4)に示すように、最初にチャンスアップメータCMTが非表示とされた状態となるように構成されてもよい。
図88は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。図88では、複数のチャンスアップメータが表示される演出例が示されている。
図88では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図88(A1)〜同図(A2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ同じ内容を表示する様子を示している。
図88(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図88(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。この演出例では、左側に配置されるチャンスアップメータを第1チャンスアップメータCMTaと称し、右側に配置されるチャンスアップメータを第2チャンスアップメータCMTbと称する。なお、これらのチャンスアップメータCMTa,CMTbは、図84(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。図88(A1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbでは、それぞれ第1チェックポイントCP1a,CP1b、第2チェックポイントCP2a,CP2b及び第3チェックポイントCP3a,CP3bが配置されている。これら第1チェックポイントCP1a(CP1b)〜第3チェックポイントCP3a(CP3b)は、クエスチョンマークで表されており、チャンスアップの予告が行われることに対する期待感を持たせるようにしている。ここで、第1チャンスアップメータCMTaで示されているチェックポイントと第2チャンスアップメータCMTbで示されているチェックポイントは、それぞれ同じチャンスアップの予告を対象としている。なお、この演出例では、チャンスアップメータを2つ表示しているが、1つだけ表示される場合があってもよく、例えば、チャンスアップメータが1つだけ表示される場合よりも、2つ表示された場合の方が大当りとなりやすいようにしてもよいし、大当りのなりやすさ(信頼度)が同じであってもよい。また、チャンスアップメータによる演出が行われる場合には、チャンスアップメータが必ず2つ表示されるようにしてもよい。また、チャンスアップメータが3つ以上表示されてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの進行速度を同じにしているが、異ならせてもよく、例えば、第2のチャンスアップメータCMTbの進行速度の方が、第1チャンスアップメータCMTaの進行速度よりも速くしてもよい。
図88(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チェックポイントCP1a,CP1bに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
ここで、例えば、図88(A2´)に示すように、第1チャンスアップメータCMTaでは、吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに信頼度を示す表示を行い、ボゥイのキャラクタBOYの出現による大当りの信頼度を報知するようにしてもよい。
また、例えば、図88(A2´´)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYの出現とともに、レア予告としてボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を歌っている様子の表示が行われた場合に、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しに「チャンスアップ BOY通過」の文字の表示を行い、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しに、レア予告が発生した旨の「チャンスアップ 鼻歌」の文字の表示を行うようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとでマーカーMRKa,MRKbの進行速度が同じとなっているが、異なる速度で進行するようにしてもよい。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方で吹き出しの表示を行っているが、いずれか一方でのみ表示してもよい。
図88(A2a−1)〜同図(A2a−2)は、図88(A1)に続く別の演出例について示している。図88(A1)に続く図88(A2a−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
すると、図88(A2a−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、いずれか一方を消去するようにしてもよく、例えば、2つのチャンスアップメータのうちのいずれか一方が消去された場合には、消去されない場合よりも大当りとなりやすくしてもよいし、消去されない場合の方が大当りとなりやすくしてもよい。また、消去されたチャンスアップメータによって信頼度が異なってもよい。また、2つのチャンスアップメータの両方が消去される場合があってもよい。
図88(A2b−1)〜同図(A2b−2)は、図88(A1)に続くさらに別の演出例について示している。図88(A1)に続く図88(A2b−1)に示す装飾図柄表示装置208では、マーカーMRKa,MRKbが第1チャンスアップメータCMTa,CMTbに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現したことを受けて、マーカーMRKa,MRKbの近傍に「チャンスアップ BOY通過」の文字が付記された吹き出しが第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのそれぞれに表示され、キャラクタ表示によるチャンスアップの予告が行われたことが報知されている。このとき、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様が赤色の太線に変化しており、大当りの信頼度がさらに向上していることが報知されている。すなわち、第1チャンスアップメータCMTaの吹き出しの表示態様と第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様では、第2チャンスアップメータCMTbの吹き出しの表示態様の方が大当りの信頼度の高い予告の表示態様ということができる。なお、吹き出しの表示態様の変化は、2つのチャンスアップメータのいずれか一方のみ行うようにしてもよいし、両方行う場合があってもよい。
すると、図88(A2b−2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちから信頼度の低い吹き出しが表示されている第1チャンスアップメータCMTaのみが消去され、信頼度の高い吹き出しが表示されている第2チャンスアップメータCMTbのみが表示されている。このように、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の高い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。また、2つのチャンスアップメータを表示した後、信頼度の低い吹き出しが表示されているチャンスアップメータの表示を継続し、他方のチャンスアップメータの表示を消去するようにしてもよい。あるいは、2つのチャンスアップメータの両方を消去するようにしてもよい。
図88(B1)〜同図(B2)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図88(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図88(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図88(B1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第1チャンスアップメータCMTaでは、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a)が配置されている。一方、第2チャンスアップメータCMTbでは、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5b)が配置されており、第4チェックポイントCP4bと第5チェックポイントCP5bは、第1チェックポイントCP1a〜第3チェックポイントCP3aのいずれとも対応するチャンスアップの予告及び開始のタイミングが異なっている。この演出例では、第1チェックポイントCP1a、第2チェックポイントCP2a、第3チェックポイントCP3a、第4チェックポイントCP4b、第5チェックポイントCP5bのマーカーMRKa,MRKbの到達するタイミングを時系列的に並べると、第1チェックポイントCP1a、第4チェックポイントCP4b、第2チェックポイントCP2a、第5チェックポイントCP5b、第3チェックポイントCP3aの順序となっている。
図88(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チャンスアップメータCMTaのマーカーMRKaが第1チェックポイントCP1aに到達してボゥイのキャラクタBOYが出現した後、第2チャンスアップメータCMTbのマーカーMRKbが第4チェックポイントCP4bに到達し、ボゥイのキャラクタBOYが鼻歌を開始している様子が示されている。これを受けて、第2チャンスアップメータCMTbでは、マーカーMRKbの近傍に「チャンスアップ 鼻歌」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことが報知されている。
なお、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方を表示したが、いずれか一方のみ表示する場合があってもよい。この場合、例えば、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合には、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われないようにしてもよいし、表示されないチャンスアップメータにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われてもよい。また、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbのうちいずれか一方のチャンスアップメータが表示されない場合に報知しないチェックポイントがあってもよいし、報知しているチェックポイントであってもよい。
図88(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbがそれぞれ異なるチャンスアップの予告を表示する様子を示している。
図88(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。また、図88(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の下部に第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbとが変動アイコンh0を挟んで左右に並べて表示されている。図88(C1)に示す2つのチャンスアップメータCMTa,CMTbのうち、第2チャンスアップメータCMTaは、リーチ演出全体の進行状況を示すメータであって、1つのチェックポイント(発展ポイントCPA)が配置されている。この発展ポイントCPAは、リーチ演出が発展する可能性があるポイントを示している。一方、第1チャンスアップメータCMTaでは、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点からチェックポイントまでの期間、チェックポイントからチェックポイントまでの期間、あるいは、チェックポイントから最終地点までの期間を示しており、第2チャンスアップメータCMTbにおける期間が変更されると第1チャンスアップメータCMTaも変更後の期間に対応する表示態様に変更する。この演出例では、第2チャンスアップメータCMTbにおける開始地点SPから発展ポイントCPAまでの期間を第1期間と称し、発展ポイントCPAから最終地点GPまでの期間を第2期間と称する。また、この演出例では、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの表示態様は異なっており、第1チャンスアップメータCMTaは、図84(2f)に示して上述したものと同様の表示態様とされ、第2チャンスアップメータCMTbは、図82(2)に示して上述したものと同様の表示態様とされている。また、図88(C1)に示すタイミングでは、第1チャンスアップメータCMTaは、第1期間に対応する表示態様とされており、3つのチェックポイント(第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2、第3チェックポイントCP3)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKも第2チャンスアップメータCMTbにおけるサボハニのキャラクタSBHも開始地点となっている。
図88(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が行われている様子が示されている。図88(C2)に示すタイミングでは、残時間表示メータMTのゲージが減っており、操作有効期間が開始してから所定時間が経過している様子が示されている。また、第1チャンスアップメータCMTaでは、第1チェックポイントCP1においてチャンスアップの予告が発生したことを示す「UP」の文字が表示され、また、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達した様子が示されている。第2チェックポイントCP2は、例えば、ボタン演出の結果出現するあるチャンスアップの予告に対応している。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに向かって進行している様子が示されている。
図88(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、第1チェックポイントCP1においてマーカーMRKが最終地点に到達するとともに、第2チャンスアップメータCMTbにおいてサボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAに到達したことにより、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは消去されている。なお、第1チャンスアップメータCMTaにおけるマーカーMRKが最終地点に到達したときに、第1チャンスアップメータCMTaは消去されず、第2チャンスアップメータCMTbのみが消去されてもよいし、第1チャンスアップメータCMTaと第2チャンスアップメータCMTbの両方が消去されてもよい。
図88(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、パンダのカットイン画像が表示されてSP剣豪リーチに移行する様子が示されている。このとき、第1チャンスアップメータCMTaは、第2期間に対応する表示態様で表示されており、2つのチェックポイント(第4チェックポイントCP4、第5チェックポイントCP5)が配置されており、各チェックポイントにマーカーMRKが到達したときにチャンスアップの予告が発生する可能性があることが示されている。また、第2チャンスアップメータCMTbでは、サボハニのキャラクタSBHが発展ポイントCPAから最終地点GPに向かって進んでいる様子が示されている。
図89は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図89は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図89(A1)〜同図(A7)に示す演出例は、疑似連演出の実行中においてチャンスアップメータCMTにより疑似連が発生するタイミングと疑似連の発生回数を報知する様子が示されている。
図89(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図85(A1)で示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図89(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、「越後屋を確保しろ」という文字が表示されて、疑似連演出の一例としての追っかけ演出が開始される様子が示されている。
図89(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄が「装飾7−装飾7−装飾6」の装飾図柄の組合せで揺れ変動している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、チャンスアップメータCMTが表示されており、このチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されており、各チェックポイントで疑似連が発生する可能性があることが報知されている。そして、このチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達している様子が示されている。
すると、図89(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が悪徳商人を追い回す表示ともに「継続」の文字が表示され、1回目の疑似連が行われることが報知される様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1の表示がクエスチョンマークから「続」の文字の表示に切り替わる。また、このとき、第1装飾図柄は非表示とされるが、例えば、半透明の表示態様で変動表示が行われてもよい。
図89(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、1回目の疑似連による第1装飾図柄の変動表示(すなわち、2回目の装飾図柄の変動表示)が行われている様子が示されている。
図89(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、悪徳商人は取り逃がしたが、千両箱を取り返したことにより、リーチに発展する様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達しており、また、第2チェックポイントCP2の表示がクエスチョンマークから、リーチ状態に移行したことを示す「R」の文字の表示に切り替わっている。これにより、疑似連演出は途中で終了とされ、図89(A6)に示すように、疑似連演出の表示がチャンスアップメータCMTとともにフェイドアウトする。
その後、図89(A7)に示すように、リーチ演出が開始されると、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされる。このとき、チャンスアップメータCMTは疑似連演出の表示のフェイドアウトの完了とともに消去されている。このように、チャンスアップメータCMTが最後まで到達できた方が途中のチェックポイントで終了した場合よりも大当りとなりやすいように構成されていてもよい。また、到達したチェックポイントによって大当りのなりやすさを異ならせるようにしてもよい。
また、チャンスアップメータCMTを非表示とする演出例として、図89(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示す要領で行われてもよい。具体的には、図89(A5)において、疑似連演出が途中で終了された場合には、図89(A6a−1)〜同図(A6a−2)に示すように、チャンスアップメータCMTの表示画面外へのフレームアウトによりチャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。
図89(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、リーチ演出が開始してからスーパーリーチに発展するまでの間にチャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。
図89(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7」でリーチとなって移行したリーチ演出が行われている様子が示されている。また、図89(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。そして、この演出例では、リーチ演出が開始すると、第2装飾図柄の下方にチャンスアップメータCMTが表示されて、チャンスアップメータCMTを用いた演出が行われる。このチャンスアップメータCMTを用いた演出は、スーパーリーチに移行するか、スーパーリーチに移行することなくハズレが表示されるまで行われる。また、この演出例では、図89(B1)に示すように、リーチ演出において、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1及び第2チェックポイントCP2に到達したときに各チェックポイントに対応するチャンスアップの予告が行われており、その旨の「UP」の文字が表示されている。また、チャンスアップメータCMTは、第1装飾図柄の一部にオーバーラップしている。
図89(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、第1UI部280では、変動アイコンh0を残して表示領域の下方にフレームアウトするとともに、第2UI部281に表示されている保留アイコンh11もフレームアウトされている様子が示されている。また、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第3チェックポイントCP3に到達している様子が示されている。なお、チャンスアップメータCMTは、移動後の第1装飾図柄の左図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも左図柄が視認困難とされている。
すると、図89(B3)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップする。第1装飾図柄の左図柄と右図柄は、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによってオーバーラップされ、視認困難とされている。また、第2装飾図柄と第2保留数表示も、それぞれ第1大盤振舞役物224Gaと第2大盤振舞役物224Gbによって少なくとも一部がオーバーラップされ、視認困難とされている。さらに、この演出例では、チャンスアップメータCMTも第1大盤振舞役物224Gaによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間もマーカーMRKは進行を続けているが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間はマーカーMRKの進行が停止してもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作している間は、チャンスアップメータCMTを非表示にするようにしてもよい。また、図89(B3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKの近傍に「チャンスアップ 大盤振舞」の文字が付記された吹き出しが表示され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdによるチャンスアップの予告が行われたことを報知している。
その後、図89(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認容易な態様で現される。このとき、チャンスアップメータCMTが導光板ILの発光部分にオーバーラップされている。
その後、図89(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図89(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。なお、導光板ILの発光が終了したタイミングで、チャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが最終地点に到達しているが、マーカーMRKが最終地点に到達した後で導光板ILの発光が終了してもよいし、導光板ILの発光が終了した後でマーカーMRKが最終地点に到達してもよい。また、この演出例では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後で、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1装飾図柄の左図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップするが、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作する前では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの前面側に配置され、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作した後では、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTの背面側に配置されて、第1装飾図柄がチャンスアップメータCMTにオーバーラップされるようにしてもよい。また、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作前後で第1装飾図柄とチャンスアップメータCMTの前後関係が変更されなくてもよい。チャンスアップメータCMTは、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻った後で消去される。その後、図89(B7)に示すように、スーパーリーチに発展する。
図90は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図90は、チャンスアップメータを用いた演出の他の例を段階的に示す図である。
図90(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。ここで、他の演出がチャンスアップメータCMTの一部のみをオーバーラップしてもよいし、他の演出がチャンスアップメータCMTの全部をオーバーラップしてもよい。
図90(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図90(A1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図90(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図90(A1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図90(A1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、図90(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXがチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示されている。そのため、宝箱BXがチャンスアップメータCMTにオーバーラップしていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。なお、宝箱BXは、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。また、宝箱BXの表示中もマーカーMRKは停止せず、継続して進行している。
図90(A3)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第2チェックポイントCP2に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第2チェックポイントCP2ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。なお、宝箱BXは、依然としてチャンスアップメータCMTにオーバーラップしている。
その後、図90(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、宝箱BXが開放し、中から「激熱」の文字が出現する様子が示されている。この「激熱」の文字表示も、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告とは関係のない予告演出である。なお、チャンスアップメータCMTにおけるチェックポイントに対応するチャンスアップの予告であってもよい。
その後、図90(A5)に示すように、チャンスアップメータCMTにオーバーラップして表示されていた宝箱BXは消去され、チャンスアップメータCMTが視認容易な状態となる。
図90(B1)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にチャンスアップメータCMTとは関係のない他の演出がチャンスアップメータCMTにオーバーラップして行われる様子が示されている。具体的には、図90(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、チャンスアップメータCMTを用いたチャンスアップメータ演出の実行中において、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするようにワイプ画面WPが配置され、このワイプ画面WPにおいて一斉演出が行われている様子が示されている。ここで、一斉演出とは、例えば、計時手段としてのRTC(Real Time Clock)や内蔵タイマを用いて、同一の遊技島に取り付けられた同一機種のパチンコ機100で、同一の演出内容を同一のタイミングで行う演出のことである。ワイプ画面WPは、例えば、一斉演出が開始するときに表示され、終了するときに消去される。また、ワイプ画面WPは、一斉演出以外の演出が行われる場合にも表示されるようにしてもよい。
図90(C1)〜同図(C2)は、チャンスアップメータCMTを用いた演出の実行中にエラー表示が表示される様子が示されている。
図90(C1)に示す装飾図柄表示装置では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図90(C1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図90(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図90(C1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図90(C1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。
その後、例えば、トランシーバ等の無線機によって、パチンコ機100の信号電圧に変動をきたすような強力な電波が出力されていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた電波検知手段によって検知した場合には、図90(C2)に示すように、その旨を示す「電波を検出しました」の文字表示によるエラー表示が行われる。図90(C2)に示す演出例では、このエラー表示はチャンスアップメータCMTにオーバーラップされておらず、チャンスアップメータCMTの視認性に影響を与えていない。このエラー表示は、他のエラーについて適用してもよく、例えば、下皿128(図1参照)が満タンとなったことが検出されると発生する玉抜きエラーや、前面枠扉106(図1参照)等の扉部材が開放されたことが検出されると発生する扉開放エラー等にも適用可能である。また、エラーの種類によってはエラー表示を行わないようにしてもよく、音声やランプでエラー報知を行うようにしてもよい。
図90(C2a)、同図(C2b)及び同図(C2c)は、エラー表示の他の表示例について示しており、例えば、図90(C2a)に示すように、エラー表示がチャンスアップメータCMTの少なくとも一部にオーバーラップするように表示するようにしてもよい。また、図90(C2b)に示す例では、複数のエラー表示を同時に行うことができるように構成されており、エラーが発生すると、表示画面の左側上方から縦方向に並べて表示するものを示している。この場合、例えば、4つ目のエラー(エラーD)が発生した場合に、4つ目のエラー表示によってチャンスアップメータCMTにオーバーラップするように表示される。また、図90(C2c)に示す例では、表示画面全体でエラー表示が行われている様子が示されている。具体的には、パチンコ機100の遊技盤200(図1参照)に対して強い磁気が発せられていることを、例えば、パチンコ機100の主制御部300に設けられた磁力検知手段によって検知した場合には、図90(C2c)に示すように、その旨を示す「磁気を検出しました」の文字表示によるエラー表示が表示画面全体に亘って行われる。これにより、チャンスアップメータCMTは非表示とされ、他の演出も非表示とされる。このようなエラーを検知した場合には、例えば、大当り判定を行わないなど、電源が遮断されるまで主制御部300における処理の一部を行わないようにして遊技を進行させないようにしてもよい。なお、エラー表示が行われている状態で電源が遮断し、その後電源の供給が復旧した場合には、電源遮断時に実行中であった図柄変動表示の変動時間が経過して図柄変動停止コマンドが第1副制御部400に出力されるまで、例えば、「準備中」の表示を表示画面全体に亘って行うようにしてもよい。
図90(D1)〜同図(D2)は、チャンスアップメータCMTが他の表示装置にオーバーラップされる様子が示されている。なお、図90(D1)〜同図(D2)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図90(D1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方左側にはチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図90(D1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点から最終地点までの間をマーカーMRKが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図90(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、マーカーMRKが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があるようになっており、図90(D1)に示すタイミングでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1に到達したときに、対応するチャンスアップの予告が発生し、第1チェックポイントCP1ではその旨を報知する「UP」の文字の表示が行われている。図90(D1)に示すチャンスアップメータCMTでは、マーカーMRKが第1チェックポイントCP1から第2チェックポイントCP2に向かって進行している様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、剣豪リーチに発展したことを示す「vs剣豪」の文字が表示されるとともに、表示画面の右下隅部に変動アイコンh0が表示されている。
図90(D2)では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上方に移動し、装飾図柄表示装置208の前面側にサブ表示装置208Sがオーバーラップしている様子が示されている。このとき、チャンスアップメータCMTの少なくとも一部がサブ表示装置208Sにオーバーラップされ、オーバーラップされていない状態である場合よりもチャンスアップメータCMTが視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sでは、「勝負じゃ」の文字が表示された吹き出しが付記された主人公の殿様のカットイン画像が表示されている。
なお、この演出例では、表示手段の一例としてのサブ表示装置208SによりチャンスアップメータCMTがオーバーラップされるようにしたが、他の表示手段によりチャンスアップメータCMTにオーバーラップするようにしてもよく、例えば、導光板IL、POVディスプレイ224I、7セグ、ドットマトリクス、ランプ等により構成された表示手段が適用可能である。
また、この演出例では、装飾図柄表示装置208にチャンスアップメータCMTを表示するようにしたが、例えば、図90(E1)に示すように、サブ表示装置208SにチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sに跨ってチャンスアップメータCMTを表示するようにしてもよい。
なお、この演出例では、チャンスアップメータCMTが他の表示にオーバーラップされる例について説明したが、チャンスアップメータCMTに換えてタイマ予告表示TM1が他の表示にオーバーラップされる場合についても適用することができる。
図91は、ボタン演出における残時間表示メータの変化の態様について説明する図である。
図91では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図91(A1)〜同図(A9)に示す演出例は、ナビキャラクタYMによって行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度と、会話予告において行われるボタン演出における残時間表示メータの変化速度が異なる様子が示されている。
図91(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図91(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図91(A1)に示すタイミングでは、ナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されており、ナビキャラクタYMの近傍に、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1とを含む吹き出しが表示されている。その後、図91(A2)に示すタイミングで、演出ボタン136の操作有効期間が開始すると、遊技者による演出ボタン136の操作を受付可能な状態となる。なお、このナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間は、例えば、10秒とされている。
その後、図91(A3)に示す残時間表示メータMT1では、上記操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。また、図91(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるボタン演出が行われている間に、会話予告が開始されている様子が示されている。会話予告が開始されると、殿様のキャラクタとともに「チャンス」という文字表示が表示された殿様の会話画像CI1が表示される。この殿様の会話画像CI1の表示は、会話予告の第1段階となっている。また、この殿様の会話画像CI1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、第1装飾図柄にオーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
その後、図91(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、会話予告が更新されている。会話予告では、殿様の会話画像CI1が縮小表示されて第2装飾図柄の表示位置の下方に表示され、爺のキャラクタとともに操作促進報知画像が表示された爺の会話画像CI2が表示される。操作促進報知画像では、演出ボタン136aを模したボタン画像136a2と、上記操作有効期間の残時間を表す残時間表示メータMT2とによって構成されている。なお、図91(A4)に示すタイミングでは、会話予告における操作有効期間は開始されておらず、演出ボタン136が操作されてもこれに応じた表示は行われない。一方、ナビキャラクタYMによるボタン演出では、操作有効期間が開始されているので、演出ボタン136が操作されると、これに対応した演出が行われる場合がある。第1装飾図柄は、爺の会話画像CI2によって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄表示装置284や第2装飾図柄等によって特図が変動中であることを認識することができる場合がある。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を爺の会話画像CI2や殿様の会話画像CI1とは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。また、図91(A4)に示すように、殿様の会話画像CI1は、爺の会話画像CI2によって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも、殿様の会話画像CI1の表示態様が視認困難とされている。また、爺の会話画像CI2は、ナビキャラクタYMの吹き出しの表示に一部がオーバーラップされている。
その後、図91(A5)に示すタイミングで会話予告における操作有効期間が開始される。遊技者は、図91(A5)に示すタイミング以降に演出ボタン136が操作することにより、操作に応じた演出を見ることができる場合がある。なお、この会話予告によるボタン演出の操作有効期間は、例えば、5秒とされており、ナビキャラクタYMによるボタン演出における操作有効期間よりも短い。そのため、図91(A5)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージの減る速度よりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの減る速度の方が大きい。換言すれば、ナビキャラクタYMによるボタン演出における残時間表示メータMT1のゲージよりも、会話予告によるボタン演出における残時間表示メータMT2のゲージの方が早く減っている。
その後、図91(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136を操作すると、図91(A9)に示すように、爺の会話画像CI2では、操作促進報知画像に換えて「激熱ですぞ」の文字が表示される場合がある。これにより、大当りの信頼度がかなり高いことが報知される。また、一方で、ボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示されていたナビキャラクタYMの吹き出しの表示が「激熱」の文字表示に変化し、大当りの信頼度が相当程度高いことを報知している。すなわち、この演出例では、1回の演出ボタンの操作で、会話予告におけるボタン演出とナビキャラクタYMによるボタン演出の両方に対してボタンの操作結果に応じた演出が行われている様子が示されている。なお、爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示もナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「激熱」の文字表示も、それぞれ操作有効期間が経過した場合にも表示されるが、表示されなくてもよい。
なお、図91(A8)に示すタイミングで、遊技者が演出ボタン136が操作された場合に、例えば、図91(A9a−1)に示すように、先に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われるようにしてもよい。すなわち、この演出例では、会話予告におけるボタン演出よりも先にナビキャラクタYMによるボタン演出が開始されたので、図91(A9a−1)に示すように、ナビキャラクタYMによるボタン演出における演出ボタン136の操作に応じた演出(ナビキャラクタYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示)のみが行われ、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2に表示される「激熱ですぞ」の文字表示)は行われない。
その後、図91(A9a−2)に示すように、遊技者により2回目の演出ボタン136の操作が行われると、図81(A9a−3)に示すように、後に開始されたボタン演出に対応する操作結果に応じた演出が行われる。すなわち、会話予告によるボタン演出における演出ボタン136の操作に応じた演出(爺の会話画像CI2おける「激熱ですぞ」の文字表示)が行われる。
なお、この演出例において、2つのボタン演出においてそれぞれ操作有効期間が開始されている場合に演出ボタン136が操作されたときには、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の大きいボタン演出を優先して演出ボタン136の操作に応じた演出が行われるようにしてもよいし、残時間表示メータにおけるゲージの減る速度の小さいボタン演出を優先して演出ボタン136の操作に応じた演出が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つの残時間表示メータMT1,MT2の表示態様の変化速度が異なっているが、例えば、ある時間まで、爺の予告画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度がナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度と同じであり、ある時間となった場合に残時間表示メータMT2の表示態様の変化速度が変化するようにしてもよい。
また、この演出例では、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間を5秒としたが、例えば、5秒の場合と10秒の場合とで用意し、それぞれに対応する速度で残時間表示メータMT2の表示態様を変化させるようにしてもよい。すなわち、操作有効期間が10秒である場合には、ナビキャラクタYMの吹き出しにおける残時間表示メータMT1の表示態様の変化速度を同じとなる。この場合、爺の予告画像CI2に係る操作有効期間が5秒に選択された場合の方が、10秒に選択される場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が高いようにしており、これにより、後に表示された予告表示の方が大当りのときに表示されやすく、遅く表示された予告表示の方の注目度を相対的に下げている間に表示させることによって、遊技者を驚かせることができる場合がある。また、先に演出が表示されたナビキャラクタYMの吹き出しにおいて「激熱」が表示された場合よりも、後に延出が開始された爺の会話画像CI2において「激熱ですぞ」が表示された場合の方が、大当りの信頼度が低くてもよいし、大当りの信頼度が同じであってもよい。
図91(B1)〜同図(B11)に示す演出例は、タイマ予告演出とチャンスアップメータを用いた演出の両方が同時期に行われている様子を示している。
図91(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の下方では、変動アイコンh0とチャンスアップメータCMTが左右に並んで表示されており、チャンスアップメータCMTによる演出が行われている様子が示されている。図91(B1)に示すチャンスアップメータCMTは、例えば、リーチ演出の進行状況を示すメータであり、開始地点SPから最終地点GPまでの間をサボハニのキャラクタSBHが移動し、その位置によって現在のリーチ演出の進行状況を概略的に報知している。なお、図91(B1)に示すチャンスアップメータCMTでは、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2および第3チェックポイントCP3が配置され、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPから最終地点GPに向かう道中で第1チェックポイントCP1〜第3チェックポイントCP3にそれぞれ到達すると、特定の予告が発生する場合があることが示されており、遊技者に期待感を持たせるようにしている。また、最終地点GPでは、プラカードが回転表示しており、サボハニのキャラクタSBHが最終地点GPに到達することにより、大当り及びハズレのいずれかの結果が導出されることを示唆している。
図91(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。
その後、図91(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、タイマ予告表示TM1が表示され、タイマ予告演出が開始している様子が示されている。すなわち、この演出例では、タイマ予告演出の開始がチャンスアップの予告として機能しているということができる。また、タイマ予告表示TM1には、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。
すると、図91(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ タイマ予告」の文字が付記された吹き出しが表示され、チャンスアップの予告が行われたことを報知している。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図91(B4)に示すタイミングでは、「09:17」が示されている。
その後、図91(B5)に示すように、チャンスアップメータCMTにおける第1チェックポイントCP1が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図91(B5)に示すタイミングでは、「08:81」が示されている。
図91(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが移動を開始した様子が示されている。このとき、「UP」の表示の一部についてオーバーラップが解消されたので、一部が視認可能とされている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図91(B6)に示すタイミングでは、「08:31」が示されている。
図91(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2から移動を開始した様子が示されている。なお、この演出例では、サボハニのキャラクタSBHが第2チェックポイントCP2に到達することによりチャンスアップの予告(例えば、カットインの発生)が行われており、第2チェックポイントCP2が赤色でマーキングされているとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示されている。一方、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図91(B7)に示すタイミングでは、「04:14」が示されている。
図91(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達した様子が示されている。一方、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示は「00:00」となり、カウントダウンが完了した様子が示されている。すると、図91(B9)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この演出例によれば、先に開始されたチャンスアップメータCMTによる表示態様の全体に対する変化の割合(速度)よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの速度の方が早いということができる。すなわち、先に開始されたチャンスアップメータCMTによるサボハニのキャラクタSBHの開始地点SPから最終地点GPまでにかかる時間よりも、後で開始されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンの開始から終了までにかかる時間の方が早いということができる。
続いて、図91(B10)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaが表示されるとともに、サボハニのキャラクタSBHの近傍に「チャンスアップ レバー」の文字が付記された吹き出しが表示され、レバー演出による予告が開始されたことを報知している。このレバー演出におけるレバー画像136Vaの表示は、第3チェックポイントCP3に到達したことに対応して表示されるチャンスアップの予告であると同時に、タイマ予告演出のカウントダウンが完了した結果行われる予告でもある。すなわち、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が同じであるということができる。あるいは、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達して行われるチャンスアップの予告と、タイマ予告表示TM1に示される「注目」の文字によって示される予告が同じであるということもできる。なお、チャンスアップメータCMTによる演出において示されているチャンスアップの予告の対象とタイマ予告演出の結果行われる予告の対象が異なっていてもよく、例えば、チャンスアップメータCMTによる演出において、第3チェックポイントCP3にサボハニのキャラクタSBHが到達して行われるチャンスアップの予告がレバー画像136Vaであり、タイマ予告演出の結果行われる予告が、出現したレバー画像136Vaの表示態様を信頼度のより高い表示態様に変化する(例えば、赤色から金色に変化する等)ものであってもよい。
その後、図91(B11)に示す装飾図柄表示装置208では、レバー画像136Vaに加えて残時間表示メーターMTが表示され、レバー演出が開始される。また、チャンスアップメータCMTにおける第3チェックポイントCP3が赤色でマーキングされるとともに、予告が出現したことにより大当りの信頼度がアップしたことを示す「UP」の文字がその上方に表示され、予告が発生したことの履歴が示される。なお、「UP」の表示は、サボハニのキャラクタSBHによりオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。
図92は、ボタン演出の他の例を段階的に示す図である。
図92は、ボタン演出の他の例を段階的に示す図である。
図92では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図92(1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図92(1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
その後、図92(2)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始している様子が示されている。この演出例では、ボタン画像と残時間表示メータの組合せからなる操作促進報知画像が6セット表示されている。具体的には、第1のボタン画像136a1と第1の残時間表示メータMT1からなる第1の操作促進報知画像が表示画面の左上に配置され、第2のボタン画像136a2と第2の残時間表示メータMT2からなる第2の操作促進報知画像が表示画面の上部中央に配置され、第3のボタン画像136a3と第3の残時間表示メータMT3からなる第3の操作促進報知画像が表示画面の右上に配置され、第4のボタン画像136a4と第4の残時間表示メータMT4からなる第4の操作促進報知画像が表示画面の右下に配置され、第5のボタン画像136a5と第5の残時間表示メータMT5からなる第5の操作促進報知画像が表示画面の中央下部に配置され、第6のボタン画像136a6と第6の残時間表示メータMT6からなる第6の操作促進報知画像が表示画面の右下に配されている。その後、図92(3)に示すタイミングで、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれについても演出ボタン136の操作有効期間が開始する。
図92(4)に示す装飾図柄表示装置208では、第1の残時間表示メータMT1〜第6の残時間表示メータMT6のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうち、第1の操作促進報知画像についての操作有効期間の方が、他の操作促進報知画像についての操作有効期間よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。なお、この演出例では、第2の操作促進報知画像〜第6お操作促進報知画像はいずれも操作有効期間の長さが同じとなっている。そのため、第1の残時間表示メータMT1のゲージが、他の残時間表示メータMT2〜MT6のゲージよりも減りが速くなっている。
その後、図92(5)に示すタイミングで演出ボタン136が1回操作されると、図92(6)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1の操作促進報知画像がコパンダのキャラクタKPに変化し、予告が行われている様子が示されている。なお、第2の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像は変化していない。すなわち、この演出例では、演出ボタン136の1回の操作で、複数の操作促進報知画像のうちの1つの操作促進報知画像のみを変化させている。また、演出ボタン136が操作された場合には、第1の操作促進報知画像、第2の操作促進報知画像、第3の操作促進報知画像、第4の操作促進報知画像、第5の操作促進報知画像、第6の操作促進報知画像の順で優先して1つずつ表示態様を変化させるようにしている。なお、表示態様を変化させる操作促進報知画像の順序は上述したものに限定されず、適宜に設定することができる。また、1回の演出ボタン136の操作で2以上の操作促進報知画像の表示態様を変化させるようにしてもよい。
なお、この演出例では、第1の残時間表示メータMT1(演出ボタン136が操作された際に最も優先して表示態様が変化する第1の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT2〜MT6よりも速いものとしたが、例えば、図92(4a)に示すように、第3の残時間表示メータMT3(演出ボタン136が操作された際に3番目に優先して表示態様が変化する第3の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが第1の残時間表示メータMT1を含めた他の残時間表示メータMT1,MT2,MT4,MT5,MT6よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、例えば、図92(4b)に示すように、第6の残時間表示メータMT6(演出ボタン136が操作された際に表示態様を変化させる優先順位が最下位である第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータ)のゲージの減りが他の残時間表示メータMT1〜MT5よりも速いものとしてもよいし、遅いものとしてもよい。また、ゲージの減りを早くする残時間表示メータとしては、上述したものに限定されず、適宜のものに設定することができる。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれもボタン画像136a1〜136a6をその構成としたが、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つ又は2以上について、ボタン画像に換えて他の画像を表示するようにしてもよい。具体的には、例えば、図92(4c)に示すように、第6の操作促進報知画像を構成する画像として、第6のボタン画像136a6に換えて、演出レバー136Vの操作を促進する第6のレバー画像136Va6を表示するようにしてもよい。この場合、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のいずれの残時間表示メータもゲージの減る速度を同じにしてもよいし、図92(4c)に示すように、第6のレバー画像136Va6を構成する第6の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT6のゲージの減る速度を、他の操作促進報知画像に対応する残時間表示メータMT1〜MT5よりも速くするようにしてもよいし、遅くするようにしてもよい。このように構成して、例えば、ボタン演出が開始されて図92(4c)に示すような表示が行うことにより、演出ボタン136を5回操作した後に演出レバー136Vを1回操作することを促進することができる場合がある。
また、この演出例では、第1の操作促進報知画像〜第6の操作促進報知画像のうちのいずれか1つにおける残時間表示メータのゲージの減る速度を他の操作促進報知画像における残時間表示メータと異ならせるようにしたが、例えば、図92(4d)に示すように、残時間表示メータのゲージの減る速度が異なるものが2以上あってもよい。具体的には、図92(4d)に示すように、第3の操作促進報知画像と第5の操作促進報知画像の残時間表示メータMT3,MT5のゲージの減る速度が、その他の操作促進報知画像の残時間メータMT1,MT2,MT4,MT6とは異なっており、第3の操作促進報知画像に対応する第3の残時間表示メータMT3よりも第5の操作促進報知画像に対応する第5の残時間表示メータMT5の方がゲージの減る速度が大きくしてもよい。
図93は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図93では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図93(A1)〜同図(A6)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われている様子を示している。
図93(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図93(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図93(A1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示TM1,TM2がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、後述するように、一方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が他方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いため、カウントダウンが完了するまでの時間が異なっている。この演出例において、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のうち、上方に表示されるものを第1のタイマ予告表示TM1といい、下方に表示されるものを第2のタイマ予告表示TM2という場合がある。
図93(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図93(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。この演出例では、第1のタイマ予告表示TM1よりも第2のタイマ予告表示TM2の方が、カウントダウンの速度が速くなっている。なお、第1のタイマ予告表示TM1は、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしているが、第2のタイマ予告表示TM2は、それよりも速くなっている。図93(A3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は、「09:73」となっており、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示は、「06:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を実際の時間の経過に合わせた速度とし、第1のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度を第2のタイマ予告表示TM2のカウントダウンの速度よりも遅くしてもよい。
その後、図93(A4)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。一方、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示は「06:00」となっている、すなわち、タイマ予告表示のカウントダウンが開始してから4秒が経過したときの様子が示されているということができる。
すると、図93(A5)に示すように、第2のタイマ予告表示TM2では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。一方、第1のタイマ予告表示TM1はカウントダウンが継続しており、図93(A5)に示すタイミングでは、タイマ表示が「05:87」となっている。その後は、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。なお、第2タイマ予告表示TM2は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
図93(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示が「00:00」となってカウントダウンが完了する様子が示されている。その後は、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示のカウントダウンが完了したことに対応する予告が行われる場合がある。その後、第1のタイマ予告表示TM1は、カウントダウンが完了した後は、例えば、フレームアウトする等により消去される。
この演出例では、2つのタイマ予告演出が同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度が、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度よりも速いようにしてもよいし、遅いようにしてもよい。
図93(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、複数のタイマ予告演出が同時期に行われ、いずれか一方のタイマ予告演出についてカウントダウンが完了するまでの時間が加算される様子を示している。
図93(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図93(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図93(B1)では、2つのタイマ予告演出が同時に開始している様子が示されている。具体的には、表示領域の右側からタイマ予告表示(第1のタイマ予告表示TM1、第2のタイマ予告表示TM2)がフレームインすることにより、タイマ予告演出がそれぞれ開始される。いずれのタイマ予告表示TM1,TM2も、「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始されてから10秒が経過するとある予告演出が開始されることを示唆している。なお、この演出例では、タイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンの速度はいずれも同じである。
図93(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のフレームインが完了した様子が示されている。各タイマ予告表示TM1,TM2は、その後、それぞれタイマ表示のカウントダウンを開始する。
図93(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、2つのタイマ予告表示TM1,TM2のそれぞれにおいてタイマ表示のカウントダウンが行われている様子が示されている。なお、第1のタイマ予告表示TM1も第2のタイマ予告表示TM2も、実際の時間の経過に合わせてカウントダウンをしている。図93(B3)に示すタイミングでは、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示も第2のタイマ予告表示TM2も、「09:73」となっている。なお、カウントダウンの速度については、上述したものに限定されず、適宜に設定することができ、例えば、実際の時間の経過よりも遅くてもよいし、速くてもよい。また、図93(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMの近傍に、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
すると、図93(B4)に示すように、第1のタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「19:00」に更新され、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。このとき、第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示には上乗せが行われていないため、第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示と第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示とで10秒の差が生じている。そのため、2つのタイマ予告演出が開始されたが、途中で一方のタイマ表示に対して時間が上乗せされたため、カウントダウンが終了するタイミングが異なることとなる。
なお、この演出例では、2つのタイマ予告表示のうちのいずれか一方のタイマ表示に時間の上乗せを行ったが、時間の短縮(減算)を行ってもよいし、タイマ予告演出の実行中にいずれか一方のタイマ表示のカウントダウンを一時停止してカウントダウンが完了するまでの時間を異ならせるようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出を同時に開始された場合について説明したが、2つのタイマ予告演出が異なるタイミングで開始されてもよく、この場合、例えば、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行い、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了した後で、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。また、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の短縮を行い、先に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するよりも前に、後に開始されたタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了するようにしてもよい。
また、この演出例では、2つのタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われた場合、いずれか一方のタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対して時間の上乗せを行ったが、いずれのタイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対しても時間の上乗せ(あるいは、時間の短縮やカウントダウンの一時停止等)を行っていずれのタイマ予告表示の表示態様も変化させるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、それぞれのタイマ予告演出に対応する2つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、これにより、タイマ予告演出に係るタイマ予告表示におけるタイマ表示に対する時間の上乗せ等がそれぞれについて行われるようにしてもよい。
また、2つのタイマ予告演出が開始された後、3つのタイマ上乗せ演出等(タイマ短縮、カウントダウン一時停止等)が行われ、例えば、2つのタイマ予告演出のうちの一方のタイマ予告演出に対して2つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われ、他方のタイマ予告演出に対して残りの1つのタイマ上乗せ演出等によるタイマ表示の変化が行われるようにしてもよい。また、3つのタイマ上乗せ演出等が行われ、例えば、3つのうちの2つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのうちの1つのタイマ上乗せ演出等のみによるタイマ表示の変化が行われてもよいし、3つのいずれのタイマ上乗せ演出等によってもタイマ表示の変化が行われなくてもよい。
図93(C1)〜同図(C4)に示す演出例は、複数の操作手段のいずれかを操作することを促す演出において、複数の操作手段のそれぞれについて操作有効期間を示す残時間表示タイマーが表示されている様子が示されている。
図93(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図93(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図93(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、ボタン演出が開始されている。具体的には、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRとが左右に並んで表示されている。左扉画像DRLに対応して、操作キーユニット137を構成する左キーを模した左キー画像137aLが左扉画像DRLにオーバーラップして表示されており、また、左キー画像137aLの下方には、残時間表示メータMT1が表示されている。また、右扉画像DRRに対応して、操作キーユニット137を構成する右キーを模した右キー画像137aRが右扉画像DRRにオーバーラップして表示されており、また、右キー画像137aRの下方には、残時間表示メータMT2が表示されている。その後、操作キーユニット137の操作有効期間が開始され、遊技者による操作キーユニット137の操作を受付可能な状態となる。
図93(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLと右扉画像DRRにそれぞれ対応する残時間表示メータMT1,MT2のいずれも、操作有効期間が開始されてゲージが減っている様子が示されている。この演出例では、右扉画像DRRに対応する右キーの操作有効期間の方が、左扉画像DRLに対応する左キーの操作有効期間の方よりも短く、早く操作有効期間が経過するようになっている。そのため、右扉画像DRRに対応する残時間表示メータMT2のゲージが、左扉画像DRLに対応する残時間表示メータMT1のゲージよりも減りが速くなっている。
図93(C3)は、遊技者によって左キーが操作されて左扉画像DRLが選択された様子が示されている。具体的には、左扉画像DRLが表示画面の中央に移動して拡大表示されるとともに、左キー画像137aLと残時間表示メータMT1が消去される。また、右扉画像DRRは、右キー画像137aR及び残時間表示メータMT2とともに消去されている。これにより、左扉画像DRLが選択されたことが報知されている。
その後、図93(C4)に示すように、装飾図柄表示装置208では、左扉画像DRLの扉が開く様子が示されており、リプレイ図柄RPが出現する様子が示されている。これにより、例えば、疑似連が行われることを予告している。
一方、図93(C2)に示す場合において、右キーが操作されて右扉画像DRRが選択された場合には、図93(C4a)に示すように、装飾図柄表示装置208では、右扉画像DRRの扉が開き、松の図柄CCが出現する場合がある。この松の図柄CCには、「げきあつ」の文字が付加されており、大当りの信頼度が飛躍的に高くなっていることを示唆している。
このように、この演出例では、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが速い方が選択された場合には、信頼度のより高い予告表示が行われるようにされているが、いずれを選択しても、同じ表示が表示されるようにしてもよい。また、2つの残時間表示メータのうち、ゲージの減りが遅い方が選択された場合に、信頼度のより高い予告表示が行われるようにしてもよい。
また、この演出例では、右扉画像DRRの操作有効期間よりも左扉画像DRLの操作有効期間の方が短いようにしているが、操作有効期間の長さがいずれも同じであってもよく、例えば、右扉画像DRRの残時間表示メータMT2のゲージが0となった場合でも、左扉画像DRLの残時間表示メータMT1のゲージが0となるまで、待機するとともに、右キーの操作を有効としてもよいし、待機中は、右キーの操作を無効としてもよい。
図94は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図94は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図94では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図94(A1)〜同図(A12)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図94(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図94(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1は、小サイズ(デフォルトの表示サイズ)で表示されており、タイマ予告演出が開始されてタイマ予告表示TM1が表示されるときは小サイズで表示される。ここで、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際に、少なくとも小サイズであってもよく、この場合、カウントダウンの表示が開始されるよりも前にタイマ予告表示TM1が大サイズで表示されてもよいし、その他のサイズで表示されてもよいし、表示態様自体が異なっていてもよい。
図94(A2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図94(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図94(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1を拡大して表示する際に、タイマ表示部分の大きさは変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ拡大するようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ表示が「03:00」となった場合に必ずタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるようにしたが、拡大しない場合があってもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が拡大して表示された場合には、拡大しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に表示位置を変更したが、表示位置が変更しない場合があってもよい。
その後は、図94(A4)〜同図(A7)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図94(A5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図94(A6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1によって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1の前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図94(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。
その後、図94(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小して表示することなくそのまま消去するようにしてもよい。
すると、図94(A10)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、図94(A11)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が消去され、図94(A12)に示すように、疑似連図柄が停止表示する。これにより、疑似連が実行されることが報知されている。
なお、この演出例では、タイマ予告演出において、タイマ表示が残り3秒を示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1を拡大表示するようにしたが、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよいし、枠の色を変更してもよいし、タイマ表示(数字部分)の色を変更してもよいし、タイマ予告表示TM1の形状を変化させてもよいし、タイマ予告表示TM1の向きが変更(例えば、横向きから縦向きに変更)されてもよいし、タイマ予告表示TM1が回転してもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1にキャラクタや記号等の他の要素が付加されてもよいし、タイマ表示に対する時間の上乗せが行われてもよいし、タイマ表示に対する時間の短縮が行われてもよいし、タイマ表示のカウントダウンが停止するようにしてもよいし、タイマ表示のカウントダウンの速度が速くなってもよいし、タイマ表示がカウントアップ(巻き戻し)してもよいし、タイマ予告表示TM1が分裂して新たなタイマ予告表示が表示されてもよいし、複数のタイマ予告表示が表示されていた場合には、これらのタイマ予告表示が統合されて1つのタイマ予告表示に変更してもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズと大サイズの2つのサイズに変化するようにしたが、3つ以上のサイズに変化するようにしてもよく、例えば、タイマ表示や「注目」の文字表示を赤色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を中サイズで表示し、タイマ表示や「注目」の文字表示を金色で表示する場合には、タイマ予告表示TM1を大サイズで表示するようにしてもよい。これによって、例えば、大当りの信頼度に応じて表示態様を変化させることができる場合がある。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから大サイズに変化するようにしたが、例えば、小サイズから中サイズを経て大サイズに変化するようにしてもよい。例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「05:00」となったときにタイマ予告表示TM1のサイズを小サイズから中サイズに変化し、「03:00」となったときに中サイズから大サイズに変化するようにしてもよい。また、小サイズから中サイズに変化するが、大サイズに変化しない場合があってもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1のタイマ表示における残り時間が所定時間(例えば、3秒)となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしたが、例えば、タイマ表示における残り時間が「00:00」となった場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよいし、「注目」の文字表示を行う場合にタイマ予告表示TM1のサイズを大サイズに変化するようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1の枠や背景の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の色によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、金>赤>緑>青の順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の大きさによって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい(例えば、大サイズ>中サイズ>小サイズの順で信頼度が高い等)。また、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示や「注目」の文字表示の形状によって大当りの信頼度が異なるようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合に或る演出が出現しやすいようにしてもよく、例えば、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、疑似連図柄が停止しやすいようにしてもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが完了すると、ある特定の演出が行われるようにしたが、カウントダウンが完了しても何らの演出も行われない場合があるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化した場合には、カウントダウンが完了した場合に或る演出が行われやすく、大当りとなりやすくなるようにしてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始した時点では、タイマ予告表示TM1を小サイズの表示態様としているが、カウントダウンの開始時点あるいはタイマ予告表示TM1の表示開始時点で大サイズの表示態様としてもよい。
また、この演出例では、タイマ予告表示TM1が大サイズに変化した場合には、タイマ表示も大サイズに変化するようにしたが、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ大サイズに変化し、タイマ表示のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを変更せず、タイマ予告表示TM1の枠部分のみ小サイズに変化するようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを大サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。また、タイマ表示のサイズを小サイズに変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分のサイズは変更しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分や背景の色を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色が変化した場合には、タイマ表示の色も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化するが、タイマ表示の色は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の色は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分(及び/又は背景部分)の色は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状を変化させることによって表示態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状が変化した場合には、タイマ表示の形状(フォント)も変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化するが、タイマ表示の形状(フォント)は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示の形状(フォント)は変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分の形状は変化しないようにしてもよい。
また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化した場合には、タイマ表示もアニメーションにより形態が変化するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の枠部分がアニメーションにより形態が変化するが、タイマ表示は変化しないようにしてもよい。また、タイマ表示はアニメーションにより形態が変化するが、タイマ予告表示TM1の枠部分は変化しないようにしてもよい。
図94(B1)〜同図(B4)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される別の例が示されている。図94(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図94(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「00:31」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止表示されており、中図柄と右図柄は変動表示中である。
その後は、図94(B2)〜同図(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるカウントダウンは、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。ここで、図94(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、タイマ予告表示TM1によってオーバーラップされている。
タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図94(B4)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。このとき、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。
この「注目」の文字は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1に合わせて拡大して表示されている。なお、タイマ表示が「00:00」となった後、「注目」の文字表示が行われなくてもよいし、何らの演出も行われなくてもよい。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。このように、タイマ表示のカウントダウン中に限らず、「注目」の文字表示が行われたときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。また、タイマ表示が「00:00」となったときにタイマ予告表示TM1が拡大表示してもよい。
図95は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図95は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図95(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する例について示している。なお、図95(A1)〜同図(A3)に示す演出例では、図14(a)に示される演出装置206において、家紋役物224Eに換えて、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の下方に配置されている。なお、サブ表示装置208Sは、その上端部分が装飾図柄表示装置208の下端部分の少なくとも一部にオーバーラップしている。
図95(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図95(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示領域の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図95(A1)に示すサブ表示装置208Sでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208の中央上部に配置されている。タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際は、タイマ予告表示TM1が小サイズでサブ表示装置208Sに表示されている。なお、タイマ予告表示TM1によるカウントダウンの演出が開始された際、タイマ予告表示TM1が小サイズで装飾図柄表示装置208に表示されてもよい。
図95(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、サブ表示装置208Sでは、タイマ予告表示TM1においてタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図95(A2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図95(A3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、サブ表示装置208Sに表示されていたタイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。このとき、第1装飾図柄は、拡大表示されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、サブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sから装飾図柄表示装置208に跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sと装飾図柄表示装置208とに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。
図95(B1)〜同図(B3)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化するときに、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1を別の表示手段に表示する別の例について示している。
図95(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、サブ表示装置208Sでは、ナビキャラクタYM、変動アイコンh0及び保留アイコンh11〜h14が表示可能とされている。なお、図95(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されている。一方、装飾図柄表示装置208の表示画面の右上隅部には、第2保留数表示が表示されており、この第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、図95(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示として「09:69」が表示され、カウントダウンが行われている。
図95(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、依然として装飾図柄の変動表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図95(B2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。また、このとき、サブ表示装置208Sが動作しており、装飾図柄表示装置208の表示画面に沿って上昇し、装飾図柄表示装置208の略中央の前面側に位置し、装飾図柄表示装置208に表示されている装飾図柄及びタイマ予告表示TM1にオーバーラップしており、オーバーラップされていない状態である場合よりも視認困難とされている。また、サブ表示装置208Sが上昇している間に、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは消去されている。なお、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMは、サブ表示装置208Sが移動を開始する前に消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了した後で消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を開始するタイミングで消去されてもよいし、サブ表示装置208Sが移動を完了するタイミングで消去されてもよい。また、変動アイコンh0と保留アイコンh11のいずれか一方だけ消去されてもよい。また、サブ表示装置208Sに表示されていた変動アイコンh0、保留アイコンh11及びナビキャラクタYMを装飾図柄表示装置208に表示位置を変更するようにしてもよい。
そして、図95(B3)に示すように、タイマ表示が残り3秒となった場合には、装飾図柄表示装置208に表示されていたタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに移動し、さらに、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される。なお、タイマ予告表示TM1が拡大して表示される際に、アニメーションによる移動及び拡大表示を行うようにしてもよい。この場合、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sととに跨ってタイマ予告表示TM1が表示されるようにしてもよい。ここで、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに完全に移動してからタイマ予告表示TM1を拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208からサブ表示装置208Sに跨いで移動している間に拡大表示してもよいし、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sとに跨る前に拡大表示してもよい。なお、拡大表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、移動及び拡大表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。なお、この演出例では、タイマ予告表示TM1を拡大表示する場合に、タイマ予告表示TM1を装飾図柄表示装置208から消去してサブ表示装置208Sに表示させるようにしたが、装飾図柄表示装置208にも引き続きタイマ予告表示TM1を表示するようにしてもよい。この場合、例えば、タイマ予告表示TM1のサイズを小さくして表示するようにしてもよい。さらに、装飾図柄表示装置208とサブ表示装置208Sの両方にタイマ予告表示TM1を表示する場合、これらのタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示を同期するようにしてもよいし、同期しないようにしてもよい。
図95(C1)〜同図(C9)に示す演出例は、タイマ予告表示TM1の変化後の表示態様の別の例について示している。図95(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図94(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図95(C2)に示すタイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図95(C2)に示すタイミングでは、「03:01」が表示されている。
そして、図95(C3)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する。変化後のタイマ予告表示TM1aは、円形のメータの内部にタイマ表示が配置された態様となっている。この円形のメータ部は、図95(C3)〜同図(C6)に示すように、時間の経過に応じて12時の位置から時計方向にゲージが減っていく態様で表示状態が変化する。なお、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aは、変動アイコンh0に一部がオーバーラップされているが、変動アイコンh0がタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1aは、カウントダウンが完了するまで、同じ大きさとなっているが、例えば、残り時間によって大きさを変更してもよく、例えば、残り1秒になったら円形のメータ部を拡大表示するようにしてもよい。また、表示態様の変更後のタイマ予告表示TM1aを、円形のメータ部のみから構成され、タイマ表示を行わないようにしてもよい。また、第1装飾図柄は、表示態様の変化後のタイマ予告表示TM1aにオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりも第1装飾図柄が視認困難とされている。なお、第1装飾図柄が表示態様が変化したタイマ予告表示TM1aにオーバーラップするようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様が変化する際に、アニメーションによる変化表示を行うようにしてもよい。この場合、変化表示のアニメーションが行われている間もカウントダウンが継続して行われるが、変化表示のアニメーションが行われている間はカウントダウンを中断してもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化して表示する際に、タイマ表示部分は変化しないで、タイマ予告表示TM1の枠部分だけ変化するようにしてもよい。
その後は、図95(C4)〜同図(C6)に示すように、タイマ予告表示TM1aおけるカウントダウン及びゲージの減少表示は、タイマ表示が「00:00」となるまで継続して行われる。この演出例では、タイマ表示によるカウントダウンと円形のメータ部のゲージの減少表示との両方によってカウントダウンの演出が行われるようになっている。ここで、図95(C5)に示すタイミングでは、左図柄に「装飾7」が停止表示し、図95(C6)に示すタイミングでは、右図柄に「装飾7」が停止表示するが、その態様は、タイマ予告表示TM1aによって視認困難とされている。なお、装飾図柄の停止表示が行われる場合に、停止図柄がタイマ予告表示TM1aの前面側に配置されるようにしてもよい。
タイマ予告表示TM1aにおける表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図95(C7)に示すように、タイマ予告表示TM1aでは、タイマ表示に換えて疑似連演出が行われる旨の「継続」の文字が表示される。これにより、疑似連演出が行われることが報知される。なお、「継続」以外の文字表示が行われてもよく、例えば、タイマ表示のカウントダウンが完了した結果、SPリーチに移行するような場合には、「SPリーチ」等と表示してSPリーチに移行することを報知してもよい。また、上述した実施形態のように、予告の発生に注目させるために「注目」と表示するようにしてもよい。
その後、図95(C8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1a消去され、その後、図95(A9)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタが表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が開始される。その後、疑似連図柄が停止表示して疑似連が実行される。
この演出例では、タイマ予告表示TM1aにおいて「継続」の文字を表示して疑似連演出が行われることを報知したが、例えば、「継続」の文字にクエスチョンマークを付与するなどして、疑似連演出が行われない場合があるような表示を行ってもよい。また、このような場合に、例えば、疑似連演出が行われた場合には、大当りが確定するようにしてもよい。
また、この演出例において、複数のタイマ予告表示で同じ演出を対象としたタイマ表示をそれぞれ表示している場合において、一方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよいし、両方のタイマ予告表示を大サイズで表示するようにしてもよい。また、一方のタイマ予告表示には、「03:00」のタイマ表示を行い、他方のタイマ予告表示には、例えば、「あと3秒」といったように大まかに表示するというように異なる表示態様でカウントダウンの表示が行われてもよい。
図96は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図96は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図96では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図96(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図96(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図96(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「09:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
その後、図96(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、ナビキャラクタYMによるタイマ上乗せ演出が行われている様子が示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208では、タイマ上乗せ演出が開始されると、ナビキャラクタYMの近傍に「上乗せ」の文字が表示された吹き出しが表示され、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示に時間の上乗せが行われることが報知される。すなわち、タイマ予告演出において行われるカウントダウンの時間が延長されることが報知される。
続いて、図96(A3)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しでは、上乗せされる時間を示す「+10秒」の表示が行われ、上乗せされる時間が報知されている。
その後、図96(A4)に示すように、タイマ表示が残り5秒であることを示す「05:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示され、表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。なお、この演出例では、「05:00」になると、一旦、カウントダウンが中断されるが、カウントダウンが継続して行われていてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ表示に時間の上乗せが行われることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。なお、図96(A4)に示す装飾図柄表示装置208では、拡大表示されたタイマ予告表示TM1がナビキャラクタYMの吹き出しにオーバーラップされているが、ナビキャラクタYMの吹き出しが拡大されたタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1が拡大表示される条件が、タイマ表示における時間の上乗せに限定されず、例えば、タイマ表示における時間の短縮や、カウントダウンの停止等の際など、タイマ表示が変化する際にタイマ予告表示TM1が拡大表示するようにしてもよい。
図96(A5)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図96(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に10秒が上乗せされた様子が示されている。なお、タイマ上乗せ演出が行われている間、カウントダウンの表示が停止してもよいし、カウントダウンの表示が進んでいてもよい。
その後、図96(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しが消去され、その後、図96(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置に変更される。その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。
図96(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出において、タイマ表示の時間が上乗せされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図96(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、第1装飾図柄では、左図柄に「装飾7」が停止しており、右図柄に「装飾7」が停止している様子が示されている。また、図96(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示のカウントダウン表示が完了しており、「00:00」が表示されている。
すると、図96(B2)に示すように、タイマ予告表示TM1が、装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央に移動するとともに、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。
その後、図96(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1が拡大表示されるととにタイマ表示が再び行われ、タイマ表示として「00:00」が表示される。一方、装飾図柄表示装置208では、中図柄に殿様のキャラクタ表された疑似連図柄が上方から下方に向けて低速で移動する表示が行われている。この疑似連図柄による疑似連演出は、図96(B3)〜同図(B7)まで継続して行われる。
その後、図96(B4)に示すように、拡大表示されたタイマ予告表示TM1では、カウントアップアニメーションの表示が行われ、タイマ表示における時間が上乗せされる演出が行われている。
すると、図96(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「15:00」に更新され、タイマ表示における時間に15秒が上乗せされた様子が示されている。
その後、図96(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。タイマ予告表示TM1では、その後、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。一方、第1装飾図柄では、中図柄に疑似連図柄が停止され、疑似連が行われることが報知される。
すると、図96(B7)に示すように、殿様のキャラクタと「継続」の文字表示とからなるカットイン表示が行われ、その後、2回目の装飾図柄の変動表示が開始される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが行われており、図96(B7)に示すタイミングでは、タイマ表示は「14:92」となっている。
図97は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図97は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図97では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図97(A1)〜同図(A8)に示す演出例は、タイマ予告表示の表示態様が変化して予告のランクがアップされる際にタイマ予告表示が拡大して表示される様子が示されている。図97(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図97(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図97(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図97(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図97(A2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図97(A3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図97(A3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図97(A4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1が拡大して表示されるとともに、タイマ予告表示TM1の枠の色が白色から赤色に変更され、さらに大当りの信頼度が高くなったことを示す「LvUP」が付記される。そして、タイマ予告表示TM1の表示位置も装飾図柄表示装置208の略中央に変更される。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことが示されている。なお、タイマ表示のカウントダウンは継続して行われるが、拡大表示がされている間はカウントダウンが一時中断されてもよい。ここで、この演出例では、タイマ表示の残り時間が所定時間であることによりタイマ予告表示TM1が拡大して表示されるのではなく、タイマ予告表示TM1の表示態様が大当りの信頼度の高い表示態様に変更されることによりタイマ予告表示TM1が拡大表示されるものである。
その後、図97(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が縮小して元のサイズで表示され、表示位置も元の位置(表示画面の略右側中央)に変更される。このとき、タイマ予告表示TM1の枠の色は赤色のままであるが、「LvUP」の表示は消去されている。なお、タイマ予告表示TM1を縮小せず、そのままのサイズで表示するようにしてもよい。
図97(A6)に示すように、タイマ予告表示TM1における表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了すると、図97(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。
すると、図97(A7)に示すように、装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が大当りの信頼度が高いことを示すカットイン表示に切り換えられている様子が示されている。このカットイン表示では、姫のキャラクタとともに、大当りの信頼度が高いことを示唆する「突アツ」の文字が表示されている。さらに、図97(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1がランクアップしたことを受けて、「期待大」の文字表示が付記されている。これにより、「期待大」の文字表示が付記されていないカットイン表示が表示された場合よりも大当りとなりやすくなっている。なお、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合に必ず表示されてもよいし、表示されない場合があってもよい。また「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランプアップしたことを条件として表示されるものであってもよいし、タイマ予告表示TM1がランクアップしなくても表示される場合があってもよい。この演出例では、「期待大」の文字表示は、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合の方が、ランクアップしない場合よりも表示されやすくなっている。また、図97(A7)に示される装飾図柄表示装置208では、変動アイコンh0の表示も変化して予告表示が行われている。この変動アイコンh0の表示の変化は、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われるものであってもよいし、タイマ予告演出とは関係なく行われるものであってもよい。すなわち、タイマ予告表示TM1がランクアップした場合には、タイマ予告演出によって行われる予告とは別の予告が行われるようにしてもよい。
このように、この演出例では、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格していることを示すための報知であってもよいし、タイマ予告表示TM1のランクアップ自体がチャンスアップの予告として機能するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、事前に大当りの信頼度の高い予告が表示される期待度が高くなったことを報知するものであってもよい。
また、この演出例において、タイマ予告表示TM1のランクアップが、タイマ予告演出でカウントダウンが完了した結果行われる予告が昇格する可能性があることを示唆するものであるが、例えば、第1装飾図柄におけるリーチの図柄が昇格する可能性があることを示唆するものであってもよい。具体的には、例えば、確変大当りが確定しない「装飾2」でリーチとなってリーチ演出が行われている際に、タイマ予告表示TM1がランクアップすることで、大当りとなった場合は確変大当りが確定し、しかも大当りとなりやすい「装飾7」のリーチに変化する場合があるようにしてもよい。
図97(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、タイマ予告演出が行われているときにチャンスアップメータを用いた演出が開始される様子を示している。図97(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図97(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図97(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図97(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始している。また、図97(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左下隅部にチャンスアップメータCMTが表示されている。図97(B2)に示すチャンスアップメータCMTでは、開始地点SPと最終地点GPの他、第1チェックポイントCP1、第2チェックポイントCP2及び第3チェックポイントCP3が配置されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図97(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図97(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが開始地点SPからの移動を開始している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図97(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図97(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、サボハニのキャラクタSBHが第1チェックポイントCP1に到達するタイミングで、ボゥイのキャラクタBOYが表示画面の右側から出現し、左側に向かって移動する様子が示されている。すなわち、ボゥイのキャラクタBOYの出現によるチャンスアップの予告が行われている様子が示されている。一方、図97(B4)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYが登場するときに、タイマ予告表示TM1が縮小表示され、ボゥイのキャラクタBOYを目立たせるようにしている。すなわち、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、ボゥイのキャラクタBOYの表示を邪魔しないようにすることができる場合があり、また、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が行われていることを容易に認識することができる場合がある。なお、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されてもタイマ表示のカウントダウンは継続しており、図97(B4)に示すタイミングでは「15:35」が表示されている。なお、縮小表示されている間、タイマ表示のカウントダウンを中断するようにしてもよい。その後、図97(B4)〜同図(B6)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了するまで、タイマ予告表示TM1の縮小表示が維持される。
そして、図97(B7)に示すように、ボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が終了すると、タイマ予告表示TM1が拡大して元のサイズで表示される。
この演出例では、チャンスアップの予告が行われている間、タイマ予告表示TM1を縮小表示することで、チャンスアップの予告が行われていることを報知するようにしたが、タイマ予告表示TM1の表示態様を変化させることにより、その目的を達成することができる場合がある。例えば、タイマ予告表示TM1の縮小表示の他、タイマ予告表示TM1の拡大表示や、タイマ予告表示TM1の枠あるいはタイマ表示自体の色の変化や、タイマ予告表示TM1の表示位置の変化や、タイマ予告表示TM1の形状の変化等によってタイマ予告表示TM1の表示態様の変化を行うようにしてもよい。
図98は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図98は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図98では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図98(A1)〜同図(A3)に示す演出例は、スーパーリーチに移行する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図98(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図98(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図98(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図98(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図98(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。タイマ予告表示TM1は、決闘シーンのアニメーション表示が開始されると、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の右下隅部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、例えば、図98(A3´)に示すように、タイマ予告表示TM1を縮小表示し、スーパーリーチの演出を目立たせるようにしてもよい。
なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始するタイミングでタイマ予告表示TM1の表示位置を移動させるようにしたが、図98(A1)に示されるスーパーリーチに移行する演出が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよいし、図98(A2)に示されるスーパーリーチのタイトルの表示が行われるときにタイマ予告表示TM1の表示位置を変更するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1は、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になるタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で元の位置に再度移動するように構成されていてもよいし、そのままの位置で表示されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示している場合も、特定のタイミング(例えば、3秒前や0になったタイミング、タイマ予告表示TM1のチャンスアップ等)で拡大表示(例えば、最初に表示された大きさの表示や、最初に表示された大きさよりも大きい表示)されるようにしてもよい。
図98(B1)〜同図(B7)に示す演出例は、演出可動体が動作する際に表示されていたタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図98(B1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図98(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図98(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「27:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図98(B2)では、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作し、それぞれ装飾図柄表示装置208の前面側でオーバーラップしている様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(B2)に示すタイミングでは「25:34」が表示されている。ここで、タイマ予告表示TM1は、第2大盤振舞役物224Gbと第4大盤振舞役物224Gdとによって少なくとも一部がオーバーラップされており、オーバーラップされていない状態である場合よりもタイマ予告表示TM1が視認困難とされている。
すると、図98(B3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdにオーバーラップされない位置に表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、表示画面の中央上端部に変更する。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更した際に、タイマ予告表示TM1を縮小表示してもよい。なお、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが動作しない場合は、表示位置を変更しなくてもよいが、表示位置を変更してもよい。
その後、図98(B4)に示すように、導光板ILの発光が行われ、導光板IL上に所定のエフェクト画像を模した模様が視認に容易な態様で現される。このとき、導光板ILが発光されることにより現れるエフェクト画像がタイマ予告表示TM1にオーバーラップされるが、これによるタイマ予告表示TM1の表示位置の変更は行わない。なお、導光板ILの発光の際に、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更を行うようにしてもよい。
その後、図98(B5)に示すように、導光板ILの発光が終了した後、図98(B6)に示すように、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdがそれぞれ初期位置に戻る。
すると、図98(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1の表示位置が元の位置(表示画面の右端中央部分)に変更される。タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(B7)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するタイミングと、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始するタイミングとが同じであってもよいし、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始した後で、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動するようにしてもよいし、タイマ予告表示TM1が元の位置に移動を開始した後で、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdが初期位置に戻る動作を開始してもよい。
図98(C1)〜同図(C5)に示す演出例は、タイマ予告表示と装飾図柄の位置関係が変更する様子が示されている。図98(C1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第一の保留アイコンh11が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。また、図98(C1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が開始されており、タイマ予告表示TM1では「29:69」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、このタイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしており、オーバーラップしていない状態である場合よりも、第1装飾図柄が視認困難とされている。
図98(C2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄と右図柄にそれぞれ「装飾7」が停止し、リーチ状態となった様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(C2)に示すタイミングでは「22:04」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップしている。
図98(C3)に示す装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が開始され、第1装飾図柄の左図柄と右図柄がそれぞれ左右上方に移動表示され、また、変動アイコンh0は表示されているが、ナビキャラクタYM及び保留アイコンh11がフレームアウトして非表示とされている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(C3)に示すタイミングでは「21:37」が表示されている。なお、このとき、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の背面側に配置され、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄の右図柄にオーバーラップされている。なお、タイマ予告表示TM1が第1装飾図柄にオーバーラップするようにしてもよい。
図98(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。図98(C4)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪の画像が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(C4)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。
続く図98(C5)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が行われている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図98(C5)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。このときも、タイマ予告表示TM1は、第1装飾図柄にオーバーラップされている。また、表示画面の左下隅部では、上述したチャンスアップメータCMTが表示されており、チャンスアップメータを用いた演出が行われている。
図99は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図99は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図99では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図99(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、遊技者の操作によりタイマ予告表示の表示位置を変更する様子が示されている。図99(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図99(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに移行している様子が示されている。具体的には、左図柄と右図柄がそれぞれ左上隅部と右上隅部に移動し、これからスーパーリーチに移行することが示唆されている。また、図99(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「21:37」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図99(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(A2)に示すタイミングでは「20:35」が表示されている。
続く図99(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(A3)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。また、装飾図柄表示装置208の表示画面の右下隅部には、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例では、決闘シーンのアニメーション表示が開始されるとガイド表示が表示されるようにしたが、タイマ予告演出が開始されたときから表示されてもよいし、リーチ状態となったときに表示されてもよい。
その後、図99(A4)に示すタイミングで操作キーユニット137の下キーが操作されると、図99(A5)に示すように、タイマ予告表示TM1は、縮小表示されるとともに、その表示位置を変更する。具体的には、表示画面の右端中央部分に表示されていたタイマ予告表示TM1を、ガイド表示の上方に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は縮小表示される。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、操作キーユニット137の下キーが操作されると、タイマ予告表示TM1が非表示とされるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(A5)に示すタイミングでは「18:00」が表示されている。また、図99(A5)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の上キーのアイコンとともに「タイマを拡大」の文字が表示され、遊技者が上キーを操作することでタイマ予告表示TM1を拡大して元のサイズで表示され、また、表示位置も元の位置に戻る旨が報知されている。
その後、図99(A6)に示すタイミングで操作キーユニット137の上キーが操作されると、図99(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻る。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(A7)に示すタイミングでは「17:81」が表示されている。また、図99(A7)に示すガイド表示では、操作キーユニット137の下キーのアイコンとともに「タイマを縮小」の文字が表示されたガイド表示が行われており、遊技者が下キーを操作することでタイマ予告表示TM1を縮小表示することができる旨が報知されている。なお、この演出例において、図99(A3)に示されるように、タイマ予告表示TM1がデフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置であるときに、操作キーユニット137の上キーが操作されると、タイマ予告表示TM1がさらに拡大して表示されるようにしてもよい。
図99(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(A8)に示すタイミングでは「03:01」が表示されている。
そして、図99(A9)に示すように、タイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合には、表示画面の右下に表示されていたガイド表示が消去され、タイマ予告表示TM1の表示位置(表示サイズ)の変更ができなくなったことが示されている。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置及び表示サイズの変更を引き続き可能としてもよい。また、タイマ表示が「03:00」となったときにタイマ予告表示TM1の表示位置が変更され、縮小表示されている場合には、このタイミングで、デフォルトの表示サイズでデフォルトの表示位置に戻るようにしてもよいし、変更された表示位置で縮小表示されたままであってもよい。
図99(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が「00:00」となり、カウントダウンが完了する様子が示されている。
図99(B1)〜同図(B9)に示す演出例は、タイマ予告演出の実行中にタイマ予告表示が分割して表示される様子が示されている。図99(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪が大きく表示されたスーパーリーチのタイトルが表示され、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展した様子が示されている。また、図99(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図99(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「20:35」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
続く図99(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様の敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションの表示が開始されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(B2)に示すタイミングでは「18:19」が表示されている。
図99(B3)は、決闘シーンのアニメーション表示が継続している様子が示されている。また、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図99(B3)に示すタイミングでは「15:47」が表示されている。
その後、図99(B4)に示すように、タイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、その後、図99(B5)に示すように、タイマ予告表示が2つに分割する。ここで、2つのタイマ予告表示のうちの左側に表示されたタイマ予告表示を左側タイマ予告表示TM1Lといい、右側に表示されたタイマ予告表示を右側タイマ予告表示TM2Rという場合がある。これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図99(B5)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rは、枠の色が赤色に変化しているが、枠の色が変化しなくてもよく、枠の色が赤色に変化した場合の方が、枠の色が変化しない場合よりも大当りとなりやすいようにしてもよい。また、これらのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちのいずれか一方の枠の色だけ赤色に変化してもよい。
その後、図99(B6)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rにおけるタイマ表示が「00:00」となると、図99(B7)に示すように、タイマ予告表示TM1L,TM1Rでは、タイマ表示に換えて予告への注目を促す旨の「注目」の文字が表示される。すると、図99(B8)に示すように、装飾図柄表示装置208では、姫のキャラクタが「リーチを書き換えるよ」と喋っている様子を示すカットインの表示が行われている様子が示されている。このカットインの表示は、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの一方のタイマ予告表示(例えば、左側タイマ予告表示TM1L)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出で、大当りの信頼性のより高いリーチ演出に昇格するすることを報知するものである。なお、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの両方のタイマ予告表示におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより行われる演出であってもよい。
その後、図99(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、SP剣豪リーチに発展した様子が示されている。SP剣豪リーチは、剣豪リーチが発展して移行するリーチであり、剣豪リーチからSP剣豪リーチに発展しない場合よりも大当りとなりやすいリーチ演出である。SP剣豪リーチでは、図99(B9)に示すように、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する点では、発展前の剣豪リーチと同じであるが、主人公の殿様の助っ人としてパンダを従えている点と、背景に満月が表れている点で異なっている。さらに、図99(B9)に示す装飾図柄表示装置208では、3匹のコパンダのキャラクタによって構成されるコパンダ応援団KPDが応援している様子を示す予告表示が行われており、SP剣豪リーチの大当りに対する信頼度が飛躍的に高くなっていることを報知している。このコパンダ応援団KPDは、2つのタイマ予告表示TM1L,TM1Rのうちの他方のタイマ予告表示(例えば、右側タイマ予告表示TM1R)におけるタイマ表示のカウントダウンが完了したことにより表示される予告キャラクタである。
この演出例では、2つのタイマ予告表示のそれぞれに対応してチャンスアップの予告やリーチ演出の発展を行っているが、2つのタイマ予告表示に対応して1つの演出(リーチ演出の発展)を行い、その発展したリーチ演出の中でもチャンスアップの演出が行われているということもできる。
図100は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図100は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図100では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図100(A1)〜同図(A5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図100(A1)〜同図(A5)に示す演出例では、図14(b)に示す演出装置206を適用し、さらに、第1装飾図柄表示装置208Lの外周が装飾部材に重なっておらず、当該領域に表示される画像についても視認可能に構成されている。このとき、第1装飾図柄表示装置208Lの左右両側が、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nによって一部がオーバーラップされている。なお、家紋役物224E及び千両箱役物224Hについては、説明を容易にするために図示を省略している。
図100(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図100(A1)に示す第1装飾図柄表示装置208Lでは、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「15:47」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。
図100(A2)に示す第1装飾図柄表示装置208では、決闘シーンのアニメーションが継続して行われている。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図100(A2)に示すタイミングでは「15:00」が表示されている。
その後、図100(A3)に示すように、第1装飾図柄表示装置208Lにおける第2装飾図柄表示装置208Mの近傍の表示領域と、第3装飾図柄表示装置208Nの近傍の表示領域に所定のエフェクト画像が表示され、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが動作することを示唆している。また、第3装飾図柄表示装置208Nでは、タイマ表示のカウントダウンが継続しており、図100(A3)に示すタイミングでは「14:50」が表示されている。
すると、図100(A4)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nが第1装飾図柄表示装置208Lの表示画面に沿って左右に往復動する様子が示されている。このとき、第3装飾図柄表示装置208Nにおいて表示されていたタイマ表示が第2装飾図柄表示装置208Mにも表示される。すなわち、タイマ予告表示が2つに分割する様子が示されている。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作が完了した後で、第2装飾図柄表示装置208Mにタイマ表示が表示されるようにしてもよい。第2装飾図柄表示装置208Mに表示されたタイマ表示と第3装飾図柄表示装置208Nに表示されたタイマ表示はそれぞれ同じ時間を示しており、図100(A4)に示すタイミングでは、それぞれ「13:56」を示している。なお、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中もタイマ表示のカウントダウンは継続しているが、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nの動作中は、タイマ表示のカウントダウンが中断するようにしてもよい。この演出例では、タイマ予告表示が2つに分割することにより、大当りの信頼度が高くなったことを示唆している。なお、タイマ予告表示が分割する数は、2つに限らず3つ以上であってもよく、分割する数が多いほど、大当りの信頼度が高くなるようにしてもよい。例えば、第2装飾図柄表示装置208Mの他、第1装飾図柄表示装置208Lでもタイマ表示が行われるようにしてもよい。
その後、図100(A5)に示すように、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nは、それぞれ初期位置に戻る。また、第2装飾図柄表示装置208M及び第3装飾図柄表示装置208Nでは、それぞれタイマ表示のカウントダウンが継続しており、図100(A5)に示すタイミングでは「12:19」が表示されている。
図100(B1)〜同図(B5)に示す演出例は、複数の装飾図柄表示装置を用いたタイマ予告演出について示している。ここで、図100(B1)〜同図(B5)に示す演出例では、装飾図柄表示装置208の他に、ミニ表示装置208Pが設けられている。ミニ表示装置208Pは、例えば、遊技盤200や前面枠扉106(図1参照)等の適宜の位置に設けられている。この演出例では、例えば、フルカラーLEDがマトリクス状に配置されたドットマトリクス型の表示装置を採用したが、LCDやELや7セグやランプやドラム等他の表示装置であってもよい。ミニ表示装置208Pは、シャッタ部材が設けられており、シャッタ部材を駆動することによりミニ表示装置208Pを視認容易状態と視認困難状態とに変更することができる。
図100(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチ(剣豪リーチ)に発展し、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが行われている様子が示されている。また、図100(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の保留数が1となっており、第2保留数表示では、特図1の保留数が1であることを示す「1」が表示されている。また、変動アイコンh0も表示されている。なお、保留アイコンh11やナビキャラクタYMは、フレームアウトしており非表示とされている。また、図100(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告演出が行われており、タイマ予告表示TM1では「18:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。また、ミニ表示装置208Pでもタイマ予告演出が行われており、タイマ表示として「6:19」が表示され、タイマ表示のカウントダウンが行われている。すなわち、この演出例では、2つのタイマ予告演出が並行して行われている様子が示されており、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1によるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にチャンスアップの予告等の演出が行われる場合があり、また、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ予告演出においてタイマ表示が「0」となった場合にもチャンスアップの予告等の演出が行われる場合がある。
その後、図100(B2)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り15秒であることを示す「15:00」になるタイミングで、タイマ予告表示TM1の周囲にエフェクト画像が表示され、カウントダウンが中断される。一方、ミニ表示装置208Pでもタイマ表示が残り3秒であることを示す「3:00」になるタイミングでカウントダウンが中断される。
すると、図100(B3)に示すように、ミニ表示装置208Pでは、タイマ表示に換えて、ミニ表示装置208Pにおいて示されたタイマ表示の時間が、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に上乗せされることを示す「UP」の文字が表示される。
すると、図100(B4)に示すように、装飾図柄表示装置208に表示されたタイマ予告表示TM1のタイマ表示に3秒の時間が上乗せされて「18:00」に更新される。
その後、図100(B5)に示すように、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TM1では、タイマ表示のカウントダウンが再開される。なお、図100(B5)に示すタイミングでは、タイマ表示は「17:99」となっている。一方、ミニ表示装置208Pでは、シャッタ部材により表示画面が視認困難とされる。なお、この演出例では、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合には、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出は終了するようにしたが、装飾図柄表示装置208におけるタイマ予告表示TMのタイマ表示に時間の上乗せが行われた場合でも、ミニ表示装置208Pにおけるタイマ演出が終了しないで、その後、タイマ表示のカウントダウンが行われるようにしてもよい。
図101は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図101は、タイマ予告演出の他の演出例について段階的に示す図である。
図101では、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図表示装置210、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、普図保留ランプ216及び第4図柄表示装置284aについて、図示を省略している。
図101(A1)〜同図(A10)に示す演出例は、タイマ予告演出が開始する前に、タイマ予告演出が開始されることを準備中である旨の表示を行うことで報知する様子について示している。図101(A1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図101(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図101(A2)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告準備演出が開始している様子が示されている。具体的には、表示画面の右側からタイマ予告表示TM1がフレームインすることにより、タイマ予告準備演出が開始される。タイマ予告準備演出は、タイマ予告演出が開始するまでの間、準備中である旨の表示を行い、遊技者に期待感を持たせるようにしたものである。図101(A2)に示すタイミングでは、タイマ予告表示TM1には、何も表示されていない。なお、例えば、後述する「STANDBY」の表示が行われていてもよい。
その後、図101(A3)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1のフレームインが完了した様子が示されている。タイマ予告表示TM1のフレームインが完了すると、タイマ予告表示TM1には、タイマ予告演出の準備中である旨を示す「STANDBY」が表示され、その旨を報知している。すなわち、この演出例では、保留内でタイマ予告演出が行われることを予告する先読み予告の一態様として行われる演出である。なお、変動中の図柄表示においてタイマ予告演出が行われることを予告する当該変動予告であってもよい。
すると、図101(A4)に示すように、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は、その表示位置を第2保留表示部の下方の位置に変更する。このとき、タイマ予告表示TM1は、縮小表示され、ミニサイズの表示サイズとなる。なお、表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が縮小しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから縮小表示してもよいし、縮小表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1を縮小表示しなくてもよいし、表示位置を変更しなくてもよい。
その後、図101(A5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このとき、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1は継続して表示されている。
続いて、図101(A6)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。このように、タイマ予告準備演出は、複数の図柄変動表示に跨って行う場合がある演出であるということができる。
その後、図101(A7)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示されている様子が示されている。なお、このときも、「STANDBY」の文字が表示されたタイマ予告表示TM1が継続して表示されている。
続いて、図101(A8)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の最先の保留に基づいて装飾図柄の変動表示が開始している。タイマ予告表示TM1は、依然として第2保留表示部の下方での表示が維持されている。なお、今回の図柄変動表示は、先読みの対象となっていた保留に対応するものとなっている。
その後、図101(A9)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が拡大表示されて元のサイズに戻るとともに、その表示位置も元の位置に戻り、「STANDBY」の表示からタイマ表示として「10:00」の表示に切り替わる様子が示されている。これにより、タイマ予告演出が開始されたことが報知される。なお、タイマ予告表示TM1の表示位置を変更する場合に、タイマ予告表示TM1が拡大しながら移動するアニメーションの表示を行ってもよいし、表示位置を切り換えて表示するようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてから拡大表示してもよいし、拡大表示してから表示位置が変更されてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わった後で、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更されてもよいし、タイマ予告表示TM1の表示位置が変更された後で、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるようにしてもよい。また、タイマ予告表示TM1の表示がタイマ表示に切り替わるタイミングと、タイマ予告表示TM1の表示位置の変更のタイミングとが同じであってもよい。
その後、図101(A10)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンが開始している様子が示されている。
なお、その後、例えば、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が特定の時間の表示(例えば、「03:00」)となった場合や、表示態様が変化する場合に、タイマ予告表示TM1の表示サイズを小サイズから大サイズに変更するようにしてもよい。
図101(B1)〜同図(B8)に示す演出例は、先読み予告として機能する時計の予告アイコンMI1を複数ストックし、ストックされた時計の予告アイコンMI1の数だけタイマ予告演出が行われる様子について示している。図101(B1)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、図101(A1)に示すタイミングでは、特図1の保留数が3となっており、第一の保留アイコンh11〜第三の保留アイコンh13が表示されるとともに、第2保留数表示では、特図1の保留数が3であることを示す「3」が表示されている。また、変動アイコンh0及びナビキャラクタYMも表示されている。
図101(B2)に示す装飾図柄表示装置208では、左図柄に「装飾3」が停止表示する様子が示されている。この「装飾3」には、時計の予告アイコンMI1が付加されており、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされることを示している。なお、2以上の時計の予告アイコンMI1が一度にストックされることがあってもよい。
図101(B3)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾3−装飾9−装飾1」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、第2装飾図柄の下方には、時計の予告アイコンMI1のストックされている数を示す、タイマ予告ストック表示領域TMstが表示されている。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、1つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×1」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも1回行われることが報知されている。なお、時計の予告アイコンMI1のストック数だけタイマ予告演出におけるタイマ表示に対する時間の上乗せが行われるようにしてもよい。また、時計の予告アイコンMI1のストック数に応じて、タイマ予告演出が開始されたときにおけるタイマ表示に表示する残り時間が決定されるようにしてもよい。タイマ予告ストック表示領域TMstでは、時計の予告アイコンMI1が出現する毎にストック数が加算されるようになっている。
図101(B4)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。また、ナビキャラクタYMによるナビキャラ予告も行われている様子が示されている。このナビキャラ予告では、ナビキャラクタYMの近傍に時計のアイコンとともに「get」の文字が表示された吹き出しが表示されることにより行われる。この演出例におけるナビキャラ予告は、保留内でタイマ予告演出が行われることの先読み予告として機能している。このように、1回の図柄変動表示でストックされる時計の予告アイコンMI1は、1つに限らず、2以上であってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出の態様も複数種類あってもよい。また、時計の予告アイコンMI1がストックされるときに行われる演出において、ストックされる時計の予告アイコンMI1の数は1つに限らず、2以上である場合があってもよい。
図101(B5)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾4−装飾1−装飾7」のハズレの装飾図柄の組合せで停止表示している様子が示されている。また、タイマ予告ストック表示領域TMstでは、3つの時計の予告アイコンMI1がストックされていることを示す「タイマ予告ストック×3」の表示が行われている。これにより、保留内にタイマ予告演出が少なくとも3回行われることが報知されている。
図101(B6)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている様子が示されている。その後、図101(B7)に示す装飾図柄表示装置208では、3つストックされている時計の予告アイコンMI1のうちの1つが消化され、タイマ予告演出が開始された様子が示されている。このとき、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208の表示画面の略中央で表示される。なお、タイマ予告表示TM1では、タイマ表示として「10:00」が表示されており、カウントダウンが開始してから10秒後にチャンスアップの予告が行われる場合があることが示唆されている。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、2つの時計の予告アイコンMI1を消化して2つのタイマ予告演出を並行して行うようにしてもよい。また、この演出例では、時計の予告アイコンMI1を1つ消化して1つのタイマ予告演出を開始するようにしたが、例えば、図101(B7´)に示すように、時計の予告アイコンMI1を消化することなくタイマ予告演出が開始される場合があってもよい。
その後、図101(B8)に示す装飾図柄表示装置208では、タイマ予告表示TM1が表示画面の略右端中央に表示位置を変更し、タイマ表示のカウントダウンが開始される。このとき、タイマ予告表示TM1を移動アニメーションにより表示位置を変更するようにしてもよい。なお、時計の予告アイコンMI1が消化されてタイマ予告表示TM1を表示する際に、装飾図柄表示装置208の略中央に表示せず、最初から表示画面の略右端中央に表示するようにしてもよい。
以上の記載では、
以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図75(1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出等]であり、
前記第一の表示は、或る演出[例えば、図73(11)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図74(a5)に示す変動アイコンh0の表示態様の変化による予告表示、図74(c2)に示すレバー演出、図76(9fa´)に示すチャンス図柄としての松の図柄CCの停止表示による予告等、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208Pを用いた演出表示]が行われるタイミングを報知する表示であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図75(2)〜同図(5)に示すタイマ上乗せ演出等]であり、
前記第二の表示とは、前記或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告する表示であり[例えば、図75(2)〜同図(5)に示す、タイマ上乗せ演出における、ナビキャラクタYMの吹き出しに表示される「上乗せ」や「+10秒」の表示等]、
前記第一の表示の表示中に前記第二の表示が表示される場合がある[例えば、図75(2)〜同図(5)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ予告演出が行われているときに、タイマ上乗せ演出が行われている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の表示によって、或る演出が開始されるまでの時間が報知されていたとしても、第二の表示によって報知されている時間が変化することを予告される場合があるので、或る演出が開始されるまでの時間が経過するのをただ待つだけでなく、時間が変化する可能性があるかもしれないという期待を持たせ、第一の表示も楽しむことができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外にも表示可能なものがあってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、第一の表示と第二の表示のみを表示可能なものであってもよいし、第一の表示と第二の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示と第二の表示を必ず表示するものであってもよいし、第一の表示と第二の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミング以外のことも報知するものであってもよい。また、第一の表示は、或る演出が行われるタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することのみを予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化すること以外のことも予告するものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出が開始されるタイミングが変化することを必ず予告するものであってもよいし、或る演出が開始されるタイミングが変化することを予告しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示の表示中に第二の表示がのみが表示される場合があってもよいし、第一の表示中に第二の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示の表示中に第二の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示中に第二の表示が表示されない場合があってもよい。
なお、タイマ予告表示の開始とは、第一の表示の表示が開始されたことであってもよいし、カウントダウン表示の表示が開始されたことであってもよい(例えば、数字が表示されたら開始等)し、カウントダウン表示のカウントダウンが開始されたことであってもよい。また、タイマ予告表示の終了とは、第一の表示が非表示となったことであってもよいし、カウントダウン表示が非表示となったこと(例えば、数字が消去されて、「注目」が表示された状態も含まれる)であってもよく、カウントダウン表示によるカウントダウンが終了したことであってもよく(例えば、0が表示)、カウントダウンが終了した後で第一の表示に表示される表示(例えば、「注目」の文字表示)が非表示になったことであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された後で前記第一の表示の表示態様が変化するように構成されている[例えば、図75(2)〜同図(5)に示すように、タイマ上乗せ演出が行われた後で、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が更新され、タイマ表示における時間の上乗せが行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様の変化に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様のみが変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様以外の表示の表示態様も変化するように構成されてもよい。また、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が必ず変化するように構成されてもよいし、第二の表示が表示された後で第一の表示の表示態様が変化しない場合があるように構成されてもよい。
なお、第二の表示が表示されなくても、第一の表示の表示態様が変化する場合があってもよいし、第二の表示が表示された場合にのみ第一の表示の表示態様が変化してもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、 前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、
前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、
前記第一の表示は、前記第一の表示手段に表示される表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の表示手段に表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の表示は、前記第一の表示手段に表示される表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の表示手段に表示される表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が終了するまで第一の表示手段に遊技者の視線が集中してしまうおそれがあるが、第二の表示手段でも第二の表示を表示することにより、第一の表示手段だけに視線を集中させずに、2つの表示手段の両方に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段のみから構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段以外の表示手段も含んで構成されてもよい。また、表示手段は、第一の表示手段と第二の表示手段を必ず含んで構成されてもよいし、第一の表示手段と第二の表示手段を含まない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の表示は、第一の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第一の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示は、第二の表示手段にのみ表示されるものであってもよいし、第二の表示手段以外にも表示される場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、第二の表示手段に必ず表示されるものであってもよいし、第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示手段が、前記第一の表示手段よりも手前側に配置され[例えば、図79(A1)に示すように、サブ表示装置208Sは装飾図柄表示装置208よりも手前側に配置されている等]、
前記第二の表示が表示されている前記第二の表示手段によって、前記第一の表示手段がオーバーラップされる場合がある[例えば、図79(A2)〜同図(A3)に示すように、装飾図柄表示装置208がタイマ上乗せ演出が行われているサブ表示装置208Sにオーバーラップされている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示手段が第二の表示を表示中に第一の表示手段にオーバーラップする場合があることで、第二の表示を注目させ、或る演出が開始されるまでの時間が変化する可能性があることを認識させやすくすることができる場合がある。
ここで、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段以外の表示手段もオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段が必ずオーバーラップされてもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段によって、第一の表示手段がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている第二の表示手段のみによって、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示が表示されている第二の表示手段以外の表示手段によっても、第一の表示手段がオーバーラップされる場合があってもよい。
また、『 第一の位置[例えば、図79(B1)に示すサブ表示装置208Sの初期位置等]と第二の位置[例えば、図79(B3)に示すサブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置等]の間で前記第二の表示手段が移動可能に構成されており、
前記第二の表示手段は、前記第二の位置で前記第一の表示手段にオーバーラップする表示手段である[例えば、図79(B3)に示すように、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208の略中央の前面側にオーバーラップする位置では、サブ表示装置208Sが装飾図柄表示装置208にオーバーラップしている等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段のみが移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段以外の表示手段も移動可能に構成されてもよい。また、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が必ず移動するように構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間で第二の表示手段が移動しない場合があるように構成されてもよい。
また、第一の位置と第二の位置の間でのみ第二の表示手段が移動可能に構成されてもよいし、第一の位置と第二の位置の間以外にも第二の表示手段が移動可能に構成されてもよい。
また、第二の表示手段は、第二の位置でのみ第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよいし、第二の位置以外に位置でも第一の表示手段にオーバーラップ可能なものであってもよい。また、第二の表示手段は、第二の位置で必ず第一の表示手段にオーバーラップするものであってもよいし、第二の位置で第一の表示手段にオーバーラップしない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図73(2)〜同図(7)に示すタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]を含む表示であり、
前記カウントダウン表示とは、前記或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行う表示のことである[例えば、図73(2)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみをカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のタイミングもカウントダウンにより行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングを必ずカウントダウンにより行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンにより行わない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第二の表示が表示されている状態でも、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが継続される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウン以外にも継続されるものがあってもよい。また、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続しない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示されている状態のみでも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、第二の表示が表示されている状態以外の状態でも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記第二の表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、第二の表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、第二の表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、第二の表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図73(8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記第三の表示は、前記第一の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記第二の表示とは異なる表示であり、
前記第三の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、
前記第一の表示が0を示す表示となった場合に、前記第三の表示が表示される[例えば、図73(7)〜同図(8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示によるカウントダウンにより第三の表示に対する期待感をより一層引き立てることができる場合がある。
ここで、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示のみが表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示以外の表示も表示されてもよい。また、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合に、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示が0を示す表示となった場合にのみ、第三の表示が表示されてもよいし、第一の表示が0を示す表示となった場合以外の場合にも、第三の表示が表示されてもよい。
また、『 前記第二の表示が表示された場合の方が、該第二の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の表示が表示されることによる期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第二の表示が表示された場合は、必ず最終的に大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示が表示された場合は、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図73(9)〜同図(12)に示す疑似連演出等]であり、 前記或る演出とは、前記第四の表示を含む演出のことであり、 前記第四の表示は、演出表示である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、或る演出は、第四の表示のみを含むものであってもよいし、第四の表示以外の表示も含むものであってもよい。また、或る演出は、第四の表示を必ず含むものであってもよいし、第四の表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、 前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図74(d3)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、 前記或る演出とは、前記第一の動作を含む演出のことであり、 前記第一の動作は、演出動作である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものであってもよい。また、演出可能手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、演出可動手段は、第一の動作のみを実行可能なものであってもよいし、第一の動作以外の動作も実行可能なものであってもよい。また、演出可動手段は、第一の動作を必ず実行するものであってもよいし、第一の動作を実行しない場合があるものであってもよい。
また、或る演出は、第一の動作のみを含むものであってもよいし、第一の動作以外の動作も含むものであってもよい。また、或る演出は、第一の動作を必ず含むものであってもよいし、第一の動作を含まない場合があってもよい。
また、『 前記或る演出が行われた場合の方が、該或る演出が行われない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図73(11)〜同図(12)に示される疑似連が開始された場合の方が、疑似連が開始されない場合よりも大当りとなりやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われることに期待感を持たせることができる場合がある。
なお、或る演出が行われた場合は、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、或る演出が行われた場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第五の表示[例えば、図16(9)〜同図(14)に示す会話予告や、図73(9)〜同図(12)に示す疑似連演出や、図82(4)や同図(13)に示すチャンスアップの予告表示等]であり、 前記第一の表示が表示開始されてから前記第二の表示が表示開始されるまでの期間において、前記第五の表示が表示開始される場合があり、 前記第五の表示は、予告表示であり、 前記第五の表示が表示された場合の方が、該第五の表示が表示されない場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示されやすい[例えば、図16(9)〜同図(14)に示す会話予告が行われた場合の方が、会話予告が行われない場合よりも大当りとなりやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において第五の表示が表示されることに対する期待感を持たせることができる場合がある。
ここで、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示のみが表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示以外の表示も表示開始される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が必ず表示開始されてもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間において、第五の表示が表示開始されない場合があってもよい。
また、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間のみにおいて、第五の表示が表示開始される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始されてから第二の表示が表示開始されるまでの期間以外の期間においても、第五の表示が表示開始される場合があってもよい。
なお、第五の表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第五の表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機である[例えば、パチンコ機100等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。 また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、以上の記載では、『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、 前記複数種類の表示のうちの一つは、期間表示[例えば、図86(A1)に示すチャンスアップメータCMTの表示等]であり、 前記期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示される場合がある表示であり[例えば、図82に示すように、チャンスアップメータCMTは、剣豪リーチが行われている期間において表示される場合がある等]、 前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の演出表示[例えば、図82(18)に示す、レバー演出による予告等]であり、 前記期間表示は、第一のタイミング[例えば、図82(18)に示す、レバー演出による予告が開始されるチェックポイントCP3で示されるタイミング等]を報知する表示であり、 前記第一のタイミングとは、前記第一の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことであり、 前記期間表示の表示が開始されてから前記第一のタイミングとなる前に、該期間表示が消去される場合がある[例えば、図86(A1)〜同図(A2)に示すように、チェックポイントCP3で示すタイミングとなる前に、図86(A2)に示すカットインの表示が行われると、チャンスアップメータCMTが消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、期間表示の表示中は、期間表示の第一のタイミングがわかってしまうので、第一のタイミングが近くなるまで表示手段を見なくなってしまう可能性がある。ここで、第一のタイミングとなる前に期間表示が非表示となる場合がある第一のタイミングが来る前のタイミングであっても期間表示を見るために表示手段に視線を向けさせることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、期間表示が表示されてから第一のタイミングとなるまでの間も遊技に引き込ませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示のみを表示可能なものであってもよいし、期間表示と第一の演出表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、期間表示と第一の演出表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示と第一の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去されてもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
なお、期間表示の表示される期間は、リーチ中によらず、図柄変動表示中、大当り遊技中、デモ表示中、図柄停止表示中等であってもよい。
また、期間表示は、全てのリーチの実行中において表示されるものであってもよいし、特定のリーチの実行中にのみ表示され、他のリーチ演出の実行中では表示されないものであってもよい。例えば、期間表示は、ロングリーチのときは表示されず、SPリーチのときは表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半では表示されず、SPリーチの後半で表示されるものであってもよい。また、SPリーチの前半で表示され、SPリーチの後半では表示されないものであってもよい。
また、期間表示の開始とは、例えば、チャンスアップメータが表示開始されるタイミングであり、また、期間表示の終了とは、例えば、チャンスアップメータの表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、期間表示の開始とは、例えば、期間表示がおこなわれるリーチ演出等の演出が開始したタイミングのことであり、また、期間表示の終了とは、当該演出が終了されるタイミングのことであってもよく、チャンスアップメータが実際に表示されているか否かは問わない。また、期間表示の開始とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行を開始した時点のことであり、期間表示の終了とは、チャンスアップメータにおけるキャラクタやマーカーによる進行が終了した時点のことであってもよい。また、操作手段によりチャンスアップメータの表示/非表示が可能に構成されている場合において、期間表示の開始とは、操作手段によりチャンスアップメータが表示開始されたタイミングのことであり、期間表示の終了とは、操作手段によりチャンスアップメータの表示が終了されるタイミングであってもよい。
また、期間表示の開始とは、期間表示演出の開始(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が表示)されてから、期間表示演出が終了するまで(例えば、チャンスアップメータが表示可能であることを示唆する表示が非表示となるまで、又は、チャンスアップメータが非表示となるまで)であってもよい。
また、期間表示とは、第一のタイミングに到達するまで表示されるものの他、第一のタイミングに到達する前に消去されるものも含まれる。
また、或る期間は、リーチ演出表示が行われている期間において、2以上あってもよい。このとき、期間表示は、或る期間ごとにそれぞれ開始し、終了してもよいし、2つの或る期間に跨って継続して期間表示が表示されていてもよい。この場合、第一の或る期間において、第一の期間表示が開始し、終了した後、期間表示自体は継続して表示しつつ、第二の或る期間が開始されると、新たな期間表示としての第二の期間表示が開始し、終了してもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の演出表示[例えば、図86(A2)に示す爺のカットインの表示や図86(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]であり、 前記第二の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、 前記第一のタイミングとなる前に前記第二の演出表示が表示される場合があり[例えば、図86(A1)〜同図(A2)及び図86(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出において、サボハニのキャラクタSBHが第3チェックポイントCP3に到達する前に図86(A2)に示す爺のカットインの表示や図86(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われる場合がある等]、 前記期間表示は、前記第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知しない表示であり[例えば、図86(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、チャンスアップメータCMTによる演出では、図86(A2)に示す爺のカットインの表示タイミングや図86(A2b)に示すエフェクト画像の表示を報知していない等]、
前記第二の演出表示の表示中において、前記期間表示が消去される[例えば、図86(A1)〜同図(A2)及び同図(A2b)に示すように、図86(A2)に示す爺のカットインの表示や図86(A2b)に示すエフェクト画像の表示が行われるとチャンスアップメータCMTが消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示によって報知されない表示が表示されることで、第一のタイミングとなる前も第二の演出表示が表示される可能性があるので、第一のタイミングが来る前も期待を持たせることができる場合がある。
ここで、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示のみが表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示以外の演出表示も表示される場合があってもよい。また、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が必ず表示されてもよいし、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示されない場合があってもよい。
また、第一のタイミングとなる前にのみ、第二の演出表示が表示される場合があってもよいし、第一のタイミングとなる前以外にも、第二の演出表示が表示される場合があってもよい。
また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングのみを報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミング以外にも報知しないものがあってもよい。また、期間表示は、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを必ず報知しないものであってもよいし、第二の演出表示の表示が開始されるタイミングを報知する場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中において、期間表示のみが消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中において、期間表示以外の表示も消去されてもよい。また、第二の演出表示の表示中において、期間表示が必ず消去されてもよいし、第二の演出表示中において、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中においてのみ、期間表示が消去されてもよいし、第二の演出表示の表示中以外にも、期間表示が消去されてもよい。
なお、演出表示に換えて、玉抜きエラー等のエラー報知や、発射位置を指示する報知や、プリペイドカードの抜き忘れを防止するための報知等のエラー以外の報知としてもよい。また、演出表示の態様として、LEDによる発光や演出可動手段による動作や導光板による発光により現れる表示であってもよい。
また、第二の演出表示が表示されるタイミングを期間表示によって報知してもよい。また、第二の演出表示が表示されるタイミングは、期間表示によって報知されないものであってもよい。
また、『 前記第二の演出表示は、第二の予告表示[例えば、図86(A2)に示す爺のカットインの表示や図86(A2b)に示すエフェクト画像の表示による予告表示等]である、とを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一のタイミングとなる前に第二の演出表示が表示が表示されることで、第一のタイミングを待たずとも大当りとなる可能性があることを示唆できるので、第一のタイミングが来るまでの期間も遊技者に期待を持たせることができる場合がある。
また、『 前記第二の演出表示が表示された場合の方が、該第二の演出表示が表示されない場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、第二の演出表示が表示された場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の演出表示が表示された場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。 また、『 複数種類の動作を実行可能な演出可動手段[例えば、家紋役物224E、千両箱役物224H、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gd、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、サブ表示装置208S、POVディスプレイ224I等]を備え、 前記複数種類の動作のうちの一つは、第二の動作[例えば、図86(A3b)に示す、第1大盤振舞役物224Ga〜第4大盤振舞役物224Gdの動作等]であり、 前記第二の動作は、演出動作であり、 前記第二の演出表示[例えば、図86(A2b)に示すエフェクト画像の表示等]の表示中に、前記第二の動作が行われる場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、演出可動手段を用いたダイナミックな演出が可能となり、演出効果をさらに向上させることができる場合がある。
ここで、演出可動手段は、複数種類の動作のみを実行可能なものであってもよいし、複数種類の動作以外にも実行可能なものがあってもよい。また、演出可動手段は、複数種類の動作を必ず実行するものであってもよいし、複数種類の動作を実行しない場合があってもよい。
また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作のみが行われる場合があってもよいし、第二の演出表示の表示中に第二の動作以外の動作も行われる場合があってもよい。また、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が必ず行われてもよいし、第二の演出表示の表示中に、第二の動作が行われない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の動作のうちの一つは、第一の動作[例えば、図15(E1)〜同図(E2)に示す家紋役物224Eの動作や、図15(F1)に示す千両箱役物224Hの動作等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記期間表示が消去された後で、該期間表示が再度表示されるように構成されている[例えば、図86(A2a)〜同図(A3a)に示すように、姫のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後、決闘シーンのアニメーション表示が表示されたときにチャンスアップメータCMTが再度表示される等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、期間表示の再表示について期待を持たせることができる場合がある。
ここで、期間表示が消去された後で、期間表示のみが再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示以外の表示も再度表示されるように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後で、期間表示が必ず再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後で、期間表示が再度表示されない場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、期間表示が再度表示されるように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、期間表示が再度表示されるように構成されてもよい。
また、『 前記期間表示が消去された後、前記或る期間が経過するまでは該期間表示は表示されないように構成されている[例えば、図86(A2)〜同図(A5)に示すように、爺のキャラクタのカットインの表示によってチャンスアップメータCMTが消去された後は、当該図柄変動表示ではチャンスアップメータCMTは表示されない等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示のみが表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示以外の表示も表示されないように構成されてもよい。また、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示は必ず表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後、或る期間が経過するまでは期間表示が表示される場合があるように構成されてもよい。
また、期間表示が消去された後でのみ、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよいし、期間表示が消去された後以外でも、或る期間が経過するまでは期間表示は表示されないように構成されてもよい。
なお、リーチ演出表示が行われている期間において或る期間が複数ある場合には、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間においては期間表示は表示されないが、第一の或る期間の後の第二の或る期間が開始されると、期間表示が表示可能であってもよい。また、第一の或る期間において期間表示が消去された後は、当該第一の或る期間の後の第二の或る期間においても期間表示が表示されないようにしてもよいし、当該図柄変動表示が終了するまで期間表示が表示されないようにしてもよい。
また、『 前記或る期間とは、スーパーリーチの実行中の期間のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の演出表示[例えば、図82(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告、図82(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告等]であり、 前記第三の演出表示は、前記第一の演出表示とは異なる表示であり、 前記期間表示は、第二のタイミング[例えば、図82(4)に示すボゥイのキャラクタBOYの表示によるチャンプアップの予告が開始されるチェックポイントCP1で示されるタイミング、図82(13)に示す殿様のカットイン画像CI3の表示によるチャンスアップの予告が開始されるチェックポイントCP2で示されるタイミング等]も報知する場合がある表示であり、 前記第二のタイミングとは、前記第三の演出表示の表示が開始される可能性があるタイミングのことである、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、期間表示は、第二のタイミングのみを報知する場合があるものであってもよいし、第二のタイミング以外のタイミングも報知する場合があるものであってもよい。また、期間表示は、第二のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第二のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示のみが開始される可能性があるものであってもよいし、第三の演出表示の表示以外のものも開始される可能性があるものであってもよい。また、第二のタイミングは、第三の演出表示の表示が必ず開始されるものであってもよいし、第三の演出表示の表示が開始されない場合があるものであってもよい。
なお、期間表示によって表示されるタイミングは3以上であってもよい。
なお、期間表示によって表示されるタイミングは3以上であってもよい。
また、あるリーチが発生すると必ず3回演出表示を行い、別のリーチが発生すると必ず2回演出表示を行うというように、リーチに対応して演出表示が行われるところを固定してもよいし、同じリーチであってもあるときは3回演出表示を行い、あるときは1回しか演出表示を行わないというように演出表示を行うところが変動するようにしてもよい。その場合、「たくさんタイミングを報知している」場合の方が、「あまり報知していない」場合よりも大当りとなりやすくてもよく、逆にはずれやすくなってもよい。また、大当りのなりやすさはタイミングを報知した数によって変わらなくてもよい。また、演出表示が行われた回数が多いほど大当りとなりやすいようにしてもよい。
また、第二のタイミングは、第一のタイミングの後のタイミングであってもよいし、第二のタイミングは、第一のタイミングの前のタイミングであってもよいし、第一のタイミングと第二のタイミングが同じタイミングであってもよい。
また、『 前記第一の演出表示は、第一の予告表示[例えば、図82(18)に示すレバー演出による予告等]である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。 また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 複数種類の表示のうちの一の種類の表示は、第三の表示であり、「前記第一の表示の少なくとも一部が視認困難となる場合」とは、「前記第三の表示によって前記第一の表示の少なくとも一部がオーバーラップされた場合」のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、 前記表示手段は、第一の表示手段のことであり、 前記第一の表示手段は、前記期間表示を表示する場合がある手段であり、 前記第二の表示手段は、演出動作を行う場合がある手段であり、 前記第二の表示手段によって、前記期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされる場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、表示手段は、複数の表示手段のみから構成されたものであってもよいし、複数の表示手段以外によっても構成されたものであってもよい。また、表示手段は、複数の表示手段から必ず構成されたものであってもよいし、複数の表示手段から構成されない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示手段は、期間表示のみを表示する場合があるものであってもよいし、期間表示以外の表示も表示する場合があるものであってもよい。また、第一の表示手段は、期間表示を必ず表示するものであってもよいし、期間表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段は、演出動作のみを行う場合があるものであってもよいし、演出動作以外の動作も行う場合があるものであってもよい。また、第二の表示手段は、演出動作を必ず行うものであってもよいし、演出動作を行わない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部のみがオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部以外にもオーバーラップされる場合があってもよい。また、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部が必ずオーバーラップされる場合があってもよいし、第二の表示手段によって、期間表示の少なくとも一部がオーバーラップされない場合があってもよい。
また、以上の記載では、『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、 前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図91(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出等]であり、 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図91(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]であり、 前記第一の表示と前記第二の表示は、別の表示であり、 前記第一の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図91(A1)に示すナビキャラクタYMの吹き出しに表示された残時間表示メータMT1の表示態様等]が第一の速度[例えば、10秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、 前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様[例えば、図91(A4)に示す爺の会話画像CI2における残時間表示メータMT2の表示態様等]が第二の速度[例えば、5秒でゲージがなくなる速度等]で変化する場合があり、
前記第一の速度と前記第二の速度は、異なる速度である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
近年は、表示手段に表示がたくさん表示されており、遊技に不慣れな遊技者やその機種を始めて遊技する遊技者は、どこに注目すればよいかわからないという問題が生じている。この遊技台では、第一の速度と第二の速度を異ならせることで、表示態様が変化する速度が速い(遅い)表示に遊技者に視線を自然と誘導させ、上記の問題を抱える遊技者も演出を楽しませることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間においてのみ表示される場合があるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間以外の期間においても表示される場合があるものであってもよい。また、期間表示は、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において必ず表示されるものであってもよいし、リーチ演出表示が行われている期間のうちの或る期間において表示されない場合があってもよい。
また、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示のみが消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示以外の表示も消去される場合があってもよい。また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が必ず消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前に、期間表示が消去されない場合があってもよい。
また、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前にのみ、期間表示が消去される場合があってもよいし、期間表示の表示が開始されてから第一のタイミングとなる前以外にも、期間表示が消去される場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、時間表示[例えば、図91(A1)に示す残時間表示メータMT1におけるゲージの表示等]を含む表示であり、 前記第二の表示は、前記時間表示[例えば、図91(A4)に示す残時間表示メータMT2におけるゲージの表示等]を含む表示であり、 前記時間表示は、或る期間[例えば、操作有効期間等]における時間の経過に応じて表示態様が変化する表示である[例えば、図91(A1)に示す残時間表示メータMT1や図91(A4)に示す残時間メータMT2は、操作有効期間が開始してからの時間に応じてゲージが減っていく等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、表示態様の変化の速度を容易に認識させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第一の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、時間表示のみを含むものであってもよいし、時間表示以外のものも含むものであってもよい。また、第二の表示は、時間表示を必ず含むものであってもよいし、時間表示を含まない場合があるものであってもよい。
また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じてのみ表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過以外にも応じて表示態様が変化するものであってもよい。また、時間表示は、或る期間における時間の経過に応じて必ず表示態様が変化するものであってもよいし、或る期間における時間の経過に応じて表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示と前記第二の表示の両方が表示されている場合がある[例えば、図91(A4)〜同図(A7)に示すように、ナビキャラクタYMの吹き出しにボタン画像136a1と残時間表示メータMT1が表示された演出表示と、会話予告における爺の会話画像CI2に表示された操作促進報知画像の両方が表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』ついても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示と第二の表示の両方が表示されることにより、演出を賑やかにすることができる場合がある。
ここで、第一の表示と第二の表示の両方のみが表示されている場合があってもよいし、第一の表示と第二の表示の両方以外にも表示されている場合があってもよい。また、第一の表示と第二の表示の両方が必ず表示されていてもよいし、第一の表示と第二の表示の両方が表示されない場合があってもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第三の表示[例えば、図91(A9)に示すナビキャラYMの吹き出しにおける「激熱」の文字表示等]であり、前記複数種類の表示のうちの一つは、第四の表示[例えば、図91(A9)に示す爺の会話画像CI2における「激熱ですぞ」の文字表示等]であり、前記第三の表示と前記第四の表示は、別の表示であり、前記第一の表示は、第一の時間[例えば、10秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、前記第二の表示は、第二の時間[例えば、5秒等]が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化可能な表示であり、前記第一の表示が表示開始してから前記第一の時間が経過すると、前記第三の表示が表示される場合があり、前記第二の表示が表示開始してから前記第二の時間が経過すると、前記第四の表示が表示される場合がある、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第一の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様のみが変化可能なものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様以外の表示態様も変化可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が必ず変化するものであってもよいし、第二の時間が経過するまで少なくとも一部の表示態様が変化しない場合があるものであってもよい。
また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示のみが表示される場合があってもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が必ず表示されてもよいし、第一の表示が表示開始してから第一の時間が経過すると、第三の表示が表示されない場合があってもよい。
また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示のみが表示される場合があってもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示以外の表示も表示される場合があってもよい。また、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が必ず表示されてもよいし、第二の表示が表示開始してから第二の時間が経過すると、第四の表示が表示されない場合があってもよい。なお、第三の表示と第四の表示が同じ表示態様であってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
また、第三の表示と第四の表示では、第四の表示の方が大当りの信頼度が高くてもよいし、低くてもよい。また、第三の表示と第四の表示で、大当りの信頼度が同じであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図93(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、前記第二の表示は、前記カウントダウン表示[例えば、図93(A1)に示す第2のタイマ予告表示TM2のタイマ表示におけるカウントダウンの表示等]であり、前記カウントダウン表示とは、或る演出[例えば、疑似連演出の表示等]が行われるまでのタイミングを報知する表示のことである[例えば、図93(A1)に示す第1のタイマ予告表示TM1及び第2のタイマ予告表示TM2は、疑似連が発生するまでの時間をカウントダウン表示により報知する等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングのみを報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、或る演出が行われるまでのタイミングを必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングを報知しない場合があってもよい。
また、『 遊技者により操作が可能な操作手段[例えば、演出ボタン136等]を備え、前記第一の表示は、操作有効期間表示であり、前記第二の表示は、前記操作有効期間表示であり、前記操作有効期間表示とは、前記操作手段の操作を有効とする期間を示す表示のことである、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、操作手段は、遊技者のみにより操作が可能なものであってもよいし、遊技者以外によっても操作が可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者により必ず操作されるものであってもよいし、遊技者により操作されない婆があるものであってもよい。
また、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間のみを示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間以外のものも示すものであってもよいまた、操作有効期間表示は、操作手段の操作を有効とする期間を必ず示すものであってもよいし、操作手段の操作を有効とする期間を示さない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示は、期間表示[例えば、図88(A1)に示す第1チャンスアップメータCMTa等]であり、 前記第二の表示は、前記期間表示[例えば、図88(A1)に示す第2チャンスアップメータCMTb等]であり、
前記期間表示とは、第一のタイミング[例えば、図88(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告が開始されるタイミング等]を報知する表示であり、前記第一のタイミングとは、第一の期間[例えば、図88(A1)〜同図(A2)に示す剣豪リーチにおける決闘シーンのアニメーションが行われる期間等]において或る演出[例えば、図88(A2)に示すボゥイのキャラクタBOYによるチャンスアップの予告の表示等]が行われる可能性があるタイミングのことであり、前記第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、前記第一のタイミングが報知される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、期間表示は、第一のタイミングのみを報知するものであってもよいし、第一のタイミング以外のものも報知するものであってもよい。また、期間表示は、第一のタイミングを必ず報知するものであってもよいし、第一のタイミングを報知しない場合があるものであってもよい。
また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示のみが表示開始される可能性があるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示以外の表示も表示開始される可能性があるものであってもよい。また、第一のタイミングは、第一の期間において第六の表示が必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第六の表示が表示開始されない場合があるものであってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングのみが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミング以外のものも報知されてもよい。また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが必ず報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間に、第一のタイミングが報知されない場合があってもよい。
また、第一の期間が開始されてから終了するまでの間にのみ、第一のタイミングが報知されてもよいし、第一の期間が開始されてから終了するまでの間以外にも、第一のタイミングが報知されてもよい。
また、『 時間の経過に応じて、前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合がある、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度でのみ変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度以外の速度で変化する場合があってもよい。また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で必ず変化してもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第一の速度で変化しない場合があってもよい。
また、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様のみが第一の速度で変化する場合があってもよいし、時間の経過に応じて、第二の表示の少なくとも一部の表示態様以外のものが第一の速度で変化する場合があってもよい。
また、『 前記第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第一の速度で変化する場合よりも、該第二の表示の少なくとも一部の表示態様が前記第二の速度で変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第二の表示の少なくとも一部の表示態様が第二の速度で変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、演出表示[例えば、図91(A1)〜同図(A9)に示すナビキャラクタYMによる演出表示等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記第二の表示は、演出表示[例えば、図91(A4)〜同図(A9)に示す会話予告における爺の会話画像CI2の表示等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えばパチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、以上の記載では、
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208、サブ表示装置208S、第1装飾図柄表示装置208L、第2装飾図柄表示装置208M、第3装飾図柄表示装置208N、ミニ表示装置208P、POVディスプレイ224I等]を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図94(A1)に示すタイマ予告表示TM1等]であり、
前記第一の表示は、カウントダウン表示[例えば、図94(A1)に示すタイマ予告表示TM1におけるタイマ表示のカウントダウンの表示等]を含む表示であり、前記カウントダウン表示とは、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知する表示のことであり[例えば、図94(A1)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示の表示態様が第一の表示態様[例えば、図94(A1)に示されるタイマ予告表示TM1の小サイズの表示態様等]から第二の表示態様[例えば、図94(A3)に示されるタイマ予告表示TM1の大サイズの表示態様等]に変化する場合があり、 前記第一の表示態様と前記第二の表示態様は、異なる表示態様である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改良の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで演出のバリエーションが増えるので、或る演出が行われるまでの間も遊技者を楽しませることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示態様を変化させることで、カウントダウン表示自体に注目を集めることができる場合がある。
ここで、表示手段は、複数種類の表示のみを表示可能なものであってもよいし、複数種類の表示以外のものも表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、複数種類の表示を必ず表示するものであってもよいし、複数種類の表示を表示しない場合があってもよい。
また、第一の表示は、カウントダウン表示のみを含むものであってもよいし、カウントダウン表示以外の表示も含むものであってもよい。また、第一の表示は、カウントダウン表示を必ず含むものであってもよいし、カウントダウン表示を含まない場合があってよい。また、第一の表示がカウントダウン表示であってもよいし、第一の表示がカウントダウン表示でなくてもよい。
また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことによってのみ報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うこと以外によっても報知するものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより必ず報知するものであってもよいし、或る演出が行われるまでのタイミングをカウントダウンを行うことにより報知しない場合があるものであってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも変化する場合があってもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示の表示態様が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合があってもよい。なお、カウントダウン表示は、タイマ表示であってもよい。
また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が表示開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、第一の表示の表示が終了されるタイミングのことであってもよい。また、カウントダウン表示の開始とは、例えば、第一の表示が開始された後、カウントダウンが開始されるタイミングであり、また、カウントダウン表示の終了とは、例えば、カウントダウンが終了するタイミングであってもよい。
また、『 図柄変動表示の実行中に前記カウントダウン表示が開始され、該図柄変動表示が終了するまでに該カウントダウン表示が終了する[例えば、図73(1)〜同図(7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示は、図柄変動表示の実行中に開始され、当該図柄変動表示中に終了している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、或る演出が行われるまでのタイミングを報知するカウントダウン表示が1回の図柄変動表示の実行中に完結するので、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示のみが終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示以外の表示も終了してもよい。また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が必ず終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにカウントダウン表示が終了しない場合があってもよい。
また、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまでにのみカウントダウン表示が終了してもよいし、図柄変動表示の実行中にカウントダウン表示が開始され、当該図柄変動表示が終了するまで以外にもカウントダウン表示が終了してもよい。
また、『 前記第一の表示態様とは、前記第一の表示が第一の表示サイズ[例えば、小サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、 前記第二の表示態様とは、前記第一の表示が第二の表示サイズ[例えば、大サイズ等]で表示されている表示態様のことであり、 前記第一の表示サイズと前記第二の表示サイズでは、該第二の表示サイズの方が大きい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示の表示サイズが大きくなることによって、カウントダウン表示に対する期待度を変化させる(表示サイズが大きくなったカウントダウン表示へ注目させる)ことができる場合がある。
ここで、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第一の表示態様は、第一の表示が第一の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第一の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズでのみ表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズ以外の表示サイズでも表示されている表示態様であってもよい。また、第二の表示態様は、第一の表示が第二の表示サイズで必ず表示されている表示態様であってもよいし、第一の表示が第二の表示サイズで表示されていない場合がある表示態様であってもよい。
なお、表示サイズの大きさは同じであってもよく、例えば、同じ表示サイズだが、枠や文字等の色や形状が異なってもよい。
また、第一の表示サイズが第二の表示サイズよりも大きくてもよい。
また、第一の表示サイズが第二の表示サイズよりも大きくてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示が開始された際[例えば、図73(3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示が開始された際等]に、前記第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されないばあいがあってもよい。
また、カウントダウン表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、カウントダウン表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示の表示が開始された際[例えば、図73(2)に示すように、タイマ予告表示TM1のフレームインが開始された際等]に、該第一の表示が前記第一の表示態様で表示される、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様でのみ表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様以外の表示態様でも表示されてもよい。また、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で必ず表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際に、第一の表示が第一の表示態様で表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示の表示が開始された際にのみ、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよいし、第一の表示の表示が開始された際以外にも、第一の表示が第一の表示態様で表示されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示の表示中に、前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に必ず変化する[例えば、図94(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンの表示の表示中に、タイマ予告表示TM1のタイマ表示が残り3秒であることを示す「03:00」となった場合に、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化している等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示中に表示態様が変化することに期待を持たせることができる場合がある。
ここで、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様にのみ必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様以外の表示態様にも必ず変化してもよい。また、カウントダウン表示の表示中に、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化しない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示の表示中にのみ、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよいし、カウントダウン表示の表示中以外にも、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に必ず変化してもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化しない場合よりも、該第一の表示が該第一の表示態様から該第二の表示態様に変化した場合の方が最終的に大当り図柄が確定表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示が第二の表示態様に変化することに対する期待感を持たせることができる場合がある。
なお、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合には、最終的に必ず大当り図柄が確定表示されてもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化した場合でも、最終的に大当り図柄が確定表示されない場合があってもよい。
また、『 前記第一の表示は、表示位置が変化する場合がある表示である[例えば、図94(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示位置が変化することにより、視覚的な変化を与え、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、表示位置のみが変化する場合があるものであってもよいし、表示位置以外のものが変化する場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、表示位置が必ず変化するものであってもよいし、表示位置が変化しない場合があるものであってもよい。
また、『 前記第一の表示が前記第一の表示態様から前記第二の表示態様に変化すると、該第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図94(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、小サイズから大サイズに表示サイズが変化すると、装飾図柄表示装置208の表示画面の略右側中央から略中央に表示位置が変化している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するとともに、表示位置も変化するので、第一の表示により注目させることができる場合がある。
ここで、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置以外のものも変化してもよい。また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化すると、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合にのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、第一の表示が第一の表示態様から第二の表示態様に変化する場合以外の場合にも、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記第一の表示は、移動表示[例えば、タイマ予告表示TM1の拡大表示のアニメーションの表示等]が行われる場合がある表示であり、前記移動表示が行われることにより、前記第一の表示の表示位置が変化する[例えば、図94(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1は、拡大表示のアニメーションにより拡大表示し、表示位置も変化する等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の移動表示により視覚的な変化を与えることができるので、演出効果が向上する場合がある。
ここで、第一の表示は、移動表示のみが行われる場合があるものであってもよいし、移動表示以外の表示も行われる場合があるものであってもよい。また、第一の表示は、移動表示が必ず行われるものであってもよいし、移動表示が行われない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置のみが変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置以外のものの表示位置も変化してもよい。また、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が必ず変化してもよいし、移動表示が行われることにより、第一の表示の表示位置が変化しない場合があってもよい。
また、移動表示が行われることによってのみ、第一の表示の表示位置が変化してもよいし、移動表示が行われること以外のことによっても、第一の表示の表示位置が変化してもよい。
また、『 前記移動表示の表示中も、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが進行する、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも継続されてもよい。また、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず継続されてもよいし、移動表示の表示中も、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中にのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよいし、移動表示の表示中以外にも、カウントダウン表示によるカウントダウンが継続されてもよい。
また、『 前記移動表示の表示中において、前記カウントダウン表示によるカウントダウンが中断される、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンのみが中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウン以外のものも中断されてもよい。また、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが必ず中断されてもよいし、移動表示の表示中において、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されない場合があってもよい。
また、移動表示の表示中においてのみ、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよいし、移動表示の表示中以外においても、カウントダウン表示によるカウントダウンが中断されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示は、前記或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行う表示である[例えば、図94(A2)〜同図(A7)に示すように、タイマ予告表示TM1のタイマ表示におけるカウントダウンにより、疑似連が行われるタイミングを報知している等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンのみを行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウン以外も行うものであってもよい。また、カウントダウン表示は、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを必ず行うものであってもよいし、或る演出が行われるまでの時間のカウントダウンを行わない場合があってもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、前記或る演出が行われるタイミングとなったことが報知される[例えば、図94(A7)〜同図(A8)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になると、タイマ予告表示TM1に「注目」の文字が表示されて疑似連が行われることが報知される等]、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことのみが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったこと以外のことも報知されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが必ず報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることにより、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されない場合があってもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されることによってのみ、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示されること以外のことによっても、或る演出が行われるタイミングとなったことが報知されてもよい。
また、『 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図94(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1が消去される等]、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウンが終了したらカウントダウン表示を消去することで、演出が冗長とならない場合がある。
ここで、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された後以外にも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図94(A8)に示すタイマ予告表示TM1における「注目」の文字の表示等]であり、前記第二の表示は、前記或る演出には含まれない表示であり、 前記カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、前記第二の表示が表示された後で、該カウントダウン表示が消去されるように構成されている[例えば、図94(A7)〜同図(A11)に示すように、タイマ予告表示TM1におけるタイマ表示が0になった後、タイマ予告表示TM1ではタイマ表示に換えて「注目」の文字が表示され、その後、タイマ予告表示TM1が消去される等]ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、カウントダウン表示が消去されるときに第二の表示が表示されることで、カウントダウン表示の消去に対する演出効果を向上させることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、或る演出のみには含まれないものであってもよいし、或る演出以外の演出にも含まれないものであってもよい。また、第二の表示は、或る演出には必ず含まれないものであってもよいし、ある演出に含まれる場合があるものであってもよい。また、第二の表示は、ある演出に含まれてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示のみが消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示以外の表示も消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が必ず消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されない場合があるように構成されてもよい。
また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合にのみ、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合以外にも、第二の表示が表示された後で、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。また、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後でのみ、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよいし、カウントダウン表示において0を示す表示が表示された場合に、第二の表示が表示された後以外でも、カウントダウン表示が消去されるように構成されてもよい。
また、『 前記表示手段は、複数の表示手段から構成された手段であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第一の表示手段[例えば、サブ表示装置208S等]であり、前記複数の表示手段のうちの一つは、第二の表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]であり、前記第一の表示態様の前記第一の表示が表示される場合には、該第一の表示が前記第一の表示手段に表示される[例えば、図95(A1)に示すように、小サイズのタイマ予告表示TM1がサブ表示装置208Sに表示されている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段にのみ表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段以外の表示手段にも表示されてもよい。また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に必ず表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合には、第一の表示が第一の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合にのみ、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよいし、第一の表示態様の第一の表示が表示される場合以外の場合にも、第一の表示が第一の表示手段に表示されてもよい。
また、『 前記第一の表示手段に表示されている前記第一の表示態様の前記第一の表示が前記第二の表示態様に変化するときに、該第一の表示が前記第二の表示手段に表示される場合がある[例えば、図95(A2)〜同図(A3)に示すように、タイマ予告表示TM1が小サイズから大サイズに変化するときに、タイマ予告表示TM1が装飾図柄表示装置208に表示される等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第一の表示の表示態様が変化するときに表示する表示手段を変更するので、視覚的に面白く演出効果を向上することができる場合がある。
ここで、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段にのみ表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段以外の表示手段にも表示される場合があってもよい。また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に必ず表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときに、第一の表示が第二の表示手段に表示されない場合があってもよい。
また、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するときにのみ、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよいし、第一の表示手段に表示されている第一の表示態様の第一の表示が第二の表示態様に変化するとき以外のときにも、第一の表示が第二の表示手段に表示される場合があってもよい。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000等]である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、これまでに説明したカウントダウン表示は、当該図柄変動表示の実行中でのみ行われる表示であってもよいし、先読み予告として行われる場合があってもよい。すなわち、カウントダウン表示は、当該図柄変動表示の予告としても機能するし、先読み予告としても機能する場合があるということができる。ここで、先読み予告としてのみ行われる場合があってもよい。
また、カウントダウン表示が先読み予告として行われる場合において、当該図柄変動表示と次に行われる図柄変動表示との間の期間においてカウントダウン表示が表示されてもよい。その場合において、図柄停止表示中は、カウントダウン表示による時間の報知を停止・中断・中止してもよいし(例えば、図柄の確定停止のタイミングの時間を図柄停止表示中も表示する(但し、カウントダウンをしていない)とか、時間の表記を止めてしまうとかしてもよい。図柄停止表示中もカウントダウン表示による時間の報知を継続させるようにしてもよい。また、図柄停止表示中も内部的にカウントダウンを行ってもよいが、図柄停止表示中は内部的にカウントダウンをストップさせてもよい。
また、先読み予告としてカウントダウン表示を表示する場合において、保留数によって変動時間が変化する保留(例えば、変動時間が不定の保留)が保留内にある場合には、カウントダウン表示が行われないようにしてもよい。これは、図柄変動表示時間が不定だと、どのタイミングでカウントダウンが0になるかがわからなくなってしまう可能性があるので、例えば、発生タイミングを合わせる必要が或る演出(疑似連や、リーチの発展等)のときは、当該図柄変動表示でのみ行うようにするのが好ましい。
一方、変動時間が不定の保留が保留内にある場合もカウントダウン表示が行われてもよい。この場合は、例えば、突発的に発生しても問題の生じない演出(例えば、保留アイコンの表示態様の変化、大当り中のラウンド昇格等の演出、「激アツ接近中」等のテロップ表示など先読み対象の保留の消化が終了するまでにタイマのカウントダウンが終了すれば足りるもの等)において適用することができる。また、タイミングを合わせる必要がある演出が発生するときでもあるタイミング(例えば、先読み対象となった保留の図柄変動表示の開始等)n強制的に時間を帳尻合わせするような演出を行うようにしてもよい。
また、カウントダウン表示は大当り中に表示される場合があってもよい。この場合、ラウンド間インターバルを跨いで表示を継続するようにしてもよい。ここで、大当り遊技中において、1ラウンドの期間は不定であるため、カウントダウンの時間を適宜設定することが好ましく、例えば、最終ラウンドではカウントダウン表示が発生しないようにするとか、大当り終了インターバル中(最終ラウンドが終了してから大当り終了表示期間が終了し、かつ次のタイマ割り込み(例えば、4ms)の期間)でタイマが0になるようにするとか、あるラウンドとなった場合に、強制的に帳尻合わせした時間(例えば、カウントダウン表示において0ではなくても強制的に「00:00」を表示して、演出を発生させる等)を表示するようにしてもよい。
また、一斉演出やRTCによる演出等が開始するまでの時間をカウントダウン表示によって報知するようにしてもよい。
また、表示装置は、透過液晶によって構成されてもよく、さらに、透過液晶の背面側に演出可動手段や装飾部材などの演出手段や、ドラムやLCD等の他の表示装置が配置され、透過液晶を介してこれらが視認可能となるように構成されてもよい。このとき、透過液晶を液晶シャッタによって背面側を視認可能な状態と視認困難な状態に切り換え可能に構成されてもよい。
また、カウントダウン表示による時間の報知に応じて役物といった演出可動手段の動作態様が変化したり、ランプの発光態様が変化してもよい。
また、カウントダウン表示自体に影響(例えば、タイマの加算/減算、中断、早送り/巻き戻し、カウントダウン表示の拡大/縮小、色や形状の変化等)を与える演出を行うかもしれないことを予告する表示(例えば、ミニキャラによって何かが発生するかもしれないと煽るような演出等)を行うようにしてもよい。例えば、ミニキャラが出現するとカウントダウン表示に何らかが起こる場合(実際には何も行わない場合と何かを行う場合)があり、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよいし、さらに他のキャラクタが出てくると何かを必ず行うような演出を行ってもよい。このとき、例えば、キャラクタの出現数が多いほど大当りとなりやすくしてもよい。
また、カウントダウン表示の表示数が多い場合には最終的に大当りとなりやすくしてもよいし、チャンスアップの予告が行われると最終的に大当りとなりやすくしてもよい。
また、チャンスアップメータについて、メータの一部又は全部を拡大/縮小したり、昇格演出(例えば、色や形状が変化したり、現在位置を示すキャラクタやマーカーが変化する等)が行われてもよい。
<<実施形態4>>
次に、図102〜図155を用いて、実施形態4に係る遊技台について説明する。図102は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
次に、図102〜図155を用いて、実施形態4に係る遊技台について説明する。図102は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図102(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図102(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。なお、図102乃至図104において、可動体1、2に備えられている発光手段が発光している場合は、薄墨色で表し、発光手段が発光していない場合は、白色で表している。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図102(a)に続く、図102(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図102(b)に続く、図102(c)は、可動体1が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体2は初期位置に位置している状態を示している。可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1が装飾図柄の一部、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111の一部、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図102(c)に続く、図102(d)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動している。
図102(d)に続く、図102(e)は、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動している。可動体1が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部等が可動体1によってオーバーラップされている。なお、可動体1が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図102(e)に続く、図102(f)は、可動体1が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、前側にある可動体1のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図103は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図103は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図103(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図103(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図103(a)に続く、図103(b)は、可動体1、2が初期位置に位置たままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図103(b)に続く、図103(c)は、可動体2が初期位置から装飾図柄表示装置208の略中央前方に移動し、可動体1は初期位置に位置している状態を示している。可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図103(c)に続く、図103(d)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。
図103(d)に続く、図103(e)は、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が完了した状態を示している。可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体2が変形することで、新たに、保留アイコンab1、ab2の一部、ボタン予告表示h110の他の一部が可動体2によってオーバーラップされている。なお、可動体2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。
図103(e)に続く、図103(f)は、可動体2が変形前の形状に戻る動作を行った後に初期位置に移動して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を消灯した状態を示している。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、後側にある可動体2のみが装飾図柄表示装置208の前方に落下して変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図102に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図102に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
図104は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図104は、可動体1、および可動体2を用いた演出例を段階的に示している。
図104(a)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の上方の初期位置に位置している状態を示している。可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、可動体1が可動体2にオーバーラップしている。このため、可動体1、2のそれぞれが初期位置に位置する場合は、遊技者からは可動体2が可動体1によって視認し難くなっている。可動体1、2は、発光手段(例えば、複数のLED)を備えた可動体であり、演出に合わせて様々な発光パターンで発光することができる可動体である。図104(a)は、可動体1、2の発光手段が発光していない状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の中央下の領域は、変動アイコン表示を表示する領域であり、変動アイコン表示の表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示の表示領域の左方は、特図1保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコン表示領域には、商人のキャラクタ態様をした保留アイコンab1、デフォルト態様の保留アイコンab2、ab3が表示されている。商人のキャラクタ態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる保留アイコンである。また、変動アイコン表示の表示領域の右方は、特図2保留アイコン表示領域であり、特図2保留アイコン表示領域には、デフォルト態様の保留アイコンac1が表示されている。
装飾図柄表示装置208における表示は、複数のレイヤーにより構成されている。最奥のレイヤーでは、装飾図柄の変動表示が行われている。最前のレイヤーでは、「球を抜いてください」の文字列による球抜きエラー表示h111が表示されている。装飾図柄が表示されるレイヤーと球抜きエラー表示h111が表示されるレイヤーの間のレイヤーには、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112、および「殿」キャラクタと「リーチになったらチャンス!」の吹き出しによる予告表示(またはチュートリアル表示)h113が表示されている。
図104(a)に続く、図104(b)は、可動体1、2が初期位置に位置したままで、それぞれの発光手段が発光している状態を示している。
図104(b)に続く、図104(c)は、可動体1、2が同時に初期位置から移動を開始して、同時に装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置した状態を示している。可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2が装飾図柄の一部、特図2保留数aa3の一部、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6の一部、ボタン予告表示h110の一部、球抜きエラー表示h111、操作有効期限表示h112、および予告表示(またはチュートリアル表示)h113の一部にオーバーラップしている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図104(c)に続く、図104(d)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が行われている途中の状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約30°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約30°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約70°回転している。なお、可動体1と可動体2の変形動作の開始のタイミングが異なる場合があってもよい。
図104(d)に続く、図104(e)は、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、変形動作が同時に終了した状態を示している。可動体1の可動部11が初期姿勢から右回りに約120°回転し、可動部12が初期姿勢から左回りに約120°回転し、可動部14が下方に移動し、可動体2の一対の可動部23のそれぞれが初期姿勢から右回りに約90°回転している。可動体1、2が変形することで、新たに、保留アイコンab1〜ab3の一部、変動アイコンad1の一部、保留アイコンac1の一部、ボタン予告表示h110の他の一部、および球抜きエラー表示h111の他の一部が可動体1や可動体2によってオーバーラップされている。また、可動体1、2が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置で変形することで、可動体1や可動体2がこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよいし、これらの表示のうちのいずれか一の表示にオーバーラップしない場合があってもよい。なお、可動体1と可動体2の変形動作の終了のタイミングが異なる場合があってもよい。
図104(e)に続く、図104(f)は、可動体1、2が変形前の形状に戻る動作を同時に行った後に、同時に初期位置に移動開始、および移動終了して、可動体1、2のそれぞれの発光手段を同時に消灯した状態を示している。なお、可動体1と可動体2が変形前の形状に戻る動作は、別々のタイミングで開始される場合があってもよいし、別々のタイミングで終了される場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを異ならせても終了のタイミングが同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の変形前の形状に戻る動作の開始のタイミングを同じにしても終了のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングが異なる場合があってもよい。また、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを異ならせても移動終了のタイミングを同じになる場合があってもよいし、可動体1と可動体2の初期位置への移動開始のタイミングを同じにしても移動終了のタイミングが異なる場合があってもよい。可動体1、2のそれぞれの発光手段が別々のタイミングで消灯する場合があってもよい。
このように、本演出例では、初期位置の状態で前後方向に重なる位置に位置している可動体1と可動体2において、両方の可動体が装飾図柄表示装置208の前方に同時に落下して同時に変形する動作が行われる例である。本演出例は、先読み予告として行われてもよいし、当該変動の予告として行われてもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図102に示した演出例や図103に示した演出例が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよいし、本演出例が行われる場合よりも図102に示した演出例や図103に示した演出例が行われる場合の方が、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。
次に、図105乃至図113を用いて、可動体90、および可動体90を用いた演出例を説明する。図105を用いて、可動体90を説明する。図105(a)は、可動体90の略示正面図であり、図105(b)は、可動体90の略示左側面図である。
可動体90は、可動体90a、可動体90aの左下に設けられた可動体90b、可動体90bを動作させるためのモータm1と回転軸d1、可動体90aの右下に設けられた可動体90c、および可動体90cを動作させるためのモータm2と回転軸d2を有している。可動体90aは、板状の横長長方形の基板取付ベース部90a1、LED基板90a2、およびカバー部90a3を有している。可動体90bは、板状の扇形の基板取付ベース部90b1、LED基板90b2、およびカバー部90b3を有し、可動体90cは、板状の扇形の基板取付ベース90c1、LED基板90c2、およびカバー部90c3を有している。
可動体90aのLED基板90a2には、発光ダイオードa11〜a35が3行6列の配列に整列して設けられている(ただし、2行1列目、3行1列目、2行6列目、および3行6列目には発光ダイオードが設けられていない)。可動体90bのLED基板90b2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードb1〜b4が設けられ、可動体90cのLED基板90c2には、円弧部分の外周に沿うように、発光ダイオードc1〜c4が設けられている。発光ダイオード(a11〜c4)は、全てが単色(同色、または異色)の発光ダイオードで構成されてもよいし、一部が単色の発光ダイオードで他の一部がフルカラーLEDであってもよいし、全てがフルカラーLEDで構成されてもよい。また、可動体90aに搭載する発光ダイオード(a11〜c4)には、発光ダイオード以外の光源を用いてもよい。
図106を用いて、可動体90の初期動作を説明する。図106(a)〜(g)は、パチンコ機100の電源投入時等に行われる可動体90の初期動作を段階的に示している。なお、図106乃至図112において、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している場合を白色で表し、点灯している場合を薄墨色で表している。また、図106乃至図112において、カバー部90a3、90b3、90c3の図示を省略している。
図106(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。可動体90は、両端に設けられたアーム部によって上下方向の移動が可能となっている。可動体90の両端に設けられたアーム部は、透明、半透明、または有色であってもよいし、発光ダイードを配置することで発光可能であってもよい。アーム部の後方には、可動体90に接続されるケーブルを遊技者から視認できないように配置してもよい。また、装飾図柄表示装置208には、「準備中」の文字列が表示されている。
図106(a)に続く、図106(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている全ての発光ダイオードが点灯している状態を示している。また、「準備中」の文字列の表示が可動体90によってオーバーラップされている。
図106(b)に続く、図106(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35が視認可能となっている。
図106(c)に続く、図106(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35が視認可能になっている。
図106(d)に続く、図106(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図106(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図106(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図106(e)に続く、図106(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図106(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図106(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図106(f)に続く、図106(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図107を用いて、可動体90の演出例の一例を説明する。図107(a)〜(n)は、可動体90を用いた演出例を段階的に示している。
図107(a)は、可動体90が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図107(a)に続く、図107(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図107(b)に続く、図107(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。
図107(c)に続く、図107(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90aに搭載されている全ての発光ダイオードa11〜a35の光が視認可能になっている。
図107(d)に続く、図107(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図107(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図107(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図107(e)に続く、図107(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図107(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図107(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図107(f)に続く、図107(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図107(g)に続く、図107(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図107(h)に続く、図107(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが右回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となっている。
図107(i)に続く、図107(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa22、a32、a33)の光が視認可能となっている。
図107(j)に続く、図107(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となっている。
図107(k)に続く、図107(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの全部の発光ダイオード(発光ダイオードa25、a34、a35)の光が視認可能になり、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図107(l)に続く、図107(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図107(l)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図107(l)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図107(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図107(m)に続く、図107(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図108乃至図111に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図108を用いて、図105に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図108(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aにおいて上下方向に移動するように構成されている。
図108(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図108(a)に続く、図108(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図108(b)に続く、図108(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に上方に移動する動作が行われた状態を示している。可動体90b、90cが移動することで、可動体90b、90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオードa32〜a35の光が視認可能となっている。なお、可動体90b、90cは、別々のタイミングで移動する場合があってもよい。
図108(c)に続く、図108(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に更に上方に移動して目的位置で停止した状態を示している。可動体90b、90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a16が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22〜a35の光が視認可能になっている。
図108(d)に続く、図108(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが同時に下方に移動している状態を示している。可動体90b、90cの移動によって、発光ダイオードa22〜a25が可動体90b、90cによってオーバーラップされると共に、発光ダイオードa13、a14が視認可能になっている。
図108(e)に続く、図108(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが同時に元の位置に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが別々のタイミングで元の位置に戻る場合があってもよい。
図108(f)に続く、図108(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図108(g)に続く、図108(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90aに搭載されている発光ダイオードのうち可動体90b、90cによってオーバーラップされている発光ダイオード(発光ダイオードa22、a25、a32、a33、a34、およびa35)は消灯していてもよい。
図108(h)に続く、図108(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみ上方に移動することで、可動体90bによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa32、a33)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa11、a12が可動体90bによってオーバーラップされている。
図108(i)に続く、図108(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90bcが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa11〜a13が可動体90bによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa22、a23の光が視認可能になっている。
図108(j)に続く、図108(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみ上方に移動することで、可動体90cによってオーバーラップされていた発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードa34、a35)の光が視認可能となると共に、発光ダイオードa15、a16が可動体90cによってオーバーラップされている。
図108(k)に続く、図108(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが上方に移動して、目的位置で停止した状態を示している。可動体90cが上方に移動することで、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa14〜a16が可動体90cによってオーバーラップされると共に、可動体90aに搭載されている発光ダイオードa24、a25の光が視認可能になっている。
図108(l)に続く、図108(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った状態を示している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図108(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の位置に戻る場合があってもよい。
図108(m)に続く、図108(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図107乃至図111に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図109を用いて、図105に示す可動体90の変形例を用いた演出例の一例を説明する。図109(a)〜(n)は、可動体90の変形例を用いた演出例を段階的に示している。可動体90の本変形例では、可動体90b、90cが可動体90aの後側に設けられている。
図109(a)は、可動体90の変形例が初期位置に位置し、可動体90a、90b、および90cに搭載されている発光ダイオードが消灯している状態を示している。装飾図柄表示装置208には、装飾図柄変動表示が表示されている。
図109(a)に続く、図109(b)は、可動体90が移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置してから、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b3、c1〜c3)は消灯していてもよい。
図109(b)に続く、図109(c)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが同時に回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、左回りに約60°回転し、可動体90cは、右回りに約60°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cの発光ダイードのうちの一部の発光ダイオード(発光ダイオードb1、b2、c1、c2)の光が視認可能となっている。
図109(c)に続く、図109(d)は、可動体90に設けられた可動体90b、90cのそれぞれが回転する動作が行われた状態を示している。可動体90bは、初期姿勢から左回りに90°回転し、可動体90cは、初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90b、90cが回転することで、可動体90b、90cに搭載されている全ての発光ダイオードの光が視認可能となっている。
図109(d)に続く、図109(e)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイードを消灯して、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る回転動作が行われた状態を示している。可動体90bは、図107(d)の姿勢から右回りに約30°回転し、可動体90cは、図109(d)の姿勢から左回りに約30°回転している。
図109(e)に続く、図109(f)は、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻った状態を示している。可動体90bは、図107(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図109(d)の姿勢から左回りに90°回転している。
図109(f)に続く、図109(g)は、可動体90が初期位置に移動した状態を示している。
図109(g)に続く、図109(h)は、可動体90が初期位置から移動して装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置して、可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯した状態を示している。なお、可動体90の移動前に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90の移動中に可動体90に搭載されている全ての発光ダイオードが点灯する場合があってもよいし、可動体90b、90cに搭載されている発光ダイオード(発光ダイオードb1〜b4、c1〜c4)は消灯していてもよい。
図109(h)に続く、図109(i)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが左回りに約60°回転している。可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図109(i)に続く、図109(j)は、可動体90に設けられた可動体90bのみが初期姿勢から左回りに90°回転している。また、可動体90bが回転することで、可動体90bに搭載されている発光ダイードのうちの全ての発光ダイオードb1〜b3の光が視認可能となっている。
図109(j)に続く、図109(k)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが右回りに約60°回転している。可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている発光ダイオードb1、b2の光が視認可能となっている。
図109(k)に続く、図109(l)は、可動体90に設けられた可動体90cのみが初期姿勢から右回りに90°回転している。また、可動体90cが回転することで、可動体90cに搭載されている全ての発光ダイードc1〜c3の光が視認可能となっている。
図109(l)に続く、図109(m)は、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してから、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った状態を示している。可動体90bは、図109(d)の姿勢から右回りに90°回転し、可動体90cは、図109(d)の姿勢から左回りに90°回転している。なお、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に同時に戻った後に、可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよいし、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻っている最中に可動体90に設けられた全ての発光ダイオードを消灯してもよい。また、図109(i)〜(l)における可動体90b、90cの動作を戻すように、可動体90b、90cのそれぞれが元の姿勢に戻る場合があってもよい。
図109(m)に続く、図109(n)は、可動体90が初期位置に移動し、装飾図柄表示装置において、装飾7のリーチ演出が開始された状態を示している。装飾7のリーチ演出は、可動体90が初期位置への移動開始前に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動中に開始されてもよいし、可動体90が初期位置への移動後に開始されてもよい。
このように、本演出例は、当該変動の予告として用いられる演出であるが、先読み予告の演出としても用いられる場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、本演出例が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成される場合があってもよい。本演出例が行われる場合は、図107乃至図111に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図110を用いて、図105に示す可動体90を用いた演出例を説明する。図110(a)〜(l)は、可動体90を用いた演出例を示している。
図110(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、デフォルト態様の保留アイコンa1の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(a)に続く、図110(b)は、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾6−装飾5」の確定表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、先読み予告態様の保留アイコンa2の一部、変動アイコンad2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(b)に続く、図110(c)は、装飾図柄表示装置208において、先読み予告態様の保留アイコンa2の消化による装飾図柄変動表示が表示されている。装飾図柄表示装置208では、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が表示され、ボタン操作の予告演出が行われている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad3の一部、「ボタンを押せ!」の文字列の表示の一部、ボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(c)に続く、図110(d)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、左図柄表示領域208aに「装飾7」が仮停止表示され、太陽の画像が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部、太陽の画像の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(d)に続く、図110(e)は、遊技者が操作有効期限内にチャンスボタン136を操作することで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が仮停止表示され、リーチ演出が開始されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部、商人のキャラクタ態様の変動アイコンad1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(e)に続く、図110(f)は、装飾図柄表示装置208において、「勝負じゃ!」の文字列を表示した殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示が開始され、装飾図柄表示装置208の右上に装飾図柄変動表示が縮小表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラクタ表示によるSPリーチ演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(f)に続く、図110(g)は、装飾図柄表示装置208において、SPリーチ演出が終了して、装飾図柄表示装置208の右上に「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが縮小して仮停止表示がされている。装飾図柄表示装置208において、「勝ち」の文字列と殿のキャラと敵キャラクタの対決シーンが終了して殿のキャラが勝った演出表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、殿のキャラが勝った演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(g)に続く、図110(h)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾7」の停止表示がされている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(h)に続く、図110(i)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技の1R目の大当り遊技演出表示が表示されている。装飾図柄表示装置208の左上には、大当りの停止図柄である「装飾7」が表示され、右上にはラウンド数を示す「1R」の文字列が表示され、その左方に大当り遊技中における払い出し数の合計を示す「80球」の文字列、および右下に大当り回数を示す「大当り回数:1」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、1R目の大当り遊技演出表示の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(i)に続く、図110(j)は、装飾図柄表示装置208において、15R特別大当り遊技が終了して「Dito」の文字列が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、「Dito」の文字列の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(j)に続く、図110(k)は、大当り遊技終了後の電サポ状態に移行している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「右打ちしてね!」の文字列と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄と変動アイコンad4と特図2保留アイコンac1が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「右打ちしてね!」の文字列の一部と右打ちをすることをわかりやすく示す絵柄の一部と変動アイコンad4の一部と特図2保留アイコンac1の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
図110(k)に続く、図110(l)は、電サポ状態が継続している。装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示と「扉開放エラー」の文字列と「球満タンエラー」の文字列と変動アイコンad5と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2が表示されている。装飾図柄表示装置208の略中央前方には、全ての発光ダイオードの光が視認可能な状態の可動体90が位置している。また、装飾図柄変動表示の一部と「扉開放エラー」の文字列の一部と「球満タンエラー」の文字列の一部と変動アイコンad5の一部と先読み予告態様の特図2保留アイコンac2の一部が可動体90によってオーバーラップされている。
本演出例に示すように、様々な演出や遊技状態において、装飾図柄表示装置208の略中央前方に可動体90が位置する場合がある。可動体90によって上記に示した表示の全てがオーバーラップされる場合があってもよいし、可動体90によってオーバーラップされていた表示がオーバーラップされない場合があってもよい。
図111を用いて、図105に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図111を用いて、図105に示す可動体90を用いた演出例を説明する。
図111(a)は、ボタン操作の予告演出のチャンスボタン136の操作有効期間において、遊技者がチャンスボタン136を押下することで、図107に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、チャンスボタン136の操作有効期間内において遊技者がチャンスボタン136を操作しなかった場合でもチャンスボタン136の操作有効期間の終了後に図107に示す可動体90による予告演出が行われてもよい。なお、図111(a)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図111(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図111(a)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図107乃至図111に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図111(b)は、カウントダウンの予告演出によるカウントダウンの終了後に、図107に示す可動体90による予告演出が行われた状態を示している。なお、図111(b)に示す一連の演出は、当該変動の予告として用いられてもよいし、先読み予告として用いられてもよい。また、図111(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図111(b)に示す一連の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図111(b)に示す一連の演出が行われる場合は、図111(a)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、図111(a)に示す一連の演出が行われる場合は、図111(b)に示す一連の演出が行われる場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本演出例が行われる場合は、図107乃至図111に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図112を用いて、図105に示す可動体90の初期位置における見え方の変形例について説明する。なお、可動体90は、遊技釘を有する遊技板125より後方に位置している。
図112(a)は、可動体90の初期位置において、構造体30aの後方に位置している例である。構造体30aは、平板状の形状を有し、略中心部に横長長方形状の開口部を備えている。構造体30aは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30aの開口部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図112(b)は、可動体90の初期位置において、構造体30bの後方に位置している例である。構造体30bは、平板状の形状を有し、略中央部に縦長長方形状の切り欠き部を備えている。構造体30bは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30bの切り欠き部を介して、可動体90の可動体90aの一部、可動体90bの一部、可動体90cの一部が視認可能となっている。なお、可動体90a〜90cのうちのいずれか一の可動体の一部が視認可能で他の可動体は視認不可能となる場合があってもよいし、可動体90a〜90cのうちのいずれか二の可動体の一部が視認可能で他の一の可動体は視認不可能となる場合があってもよい。
図112(c)は、可動体90の初期位置において、構造体30cの後方に位置している例である。構造体30cは、不透明部材で構成されている。可動体90が初期位置に位置している場合は、構造体30cにオーバーラップされているため、可動体90は遊技者から視認不可能となっている。なお、構造体30cに透過液晶デバイスを配置することで、透過液晶デバイスにおける表示中よりも非表示中に構造体30cの後方に位置している可動体90を視認し易くしてもよい。
図113を用いて、図105に示す可動体90の位置や移動動作の変形例について説明する。
図113(a)は、液晶表示装置a208、可動体90、および発光パネルユニット919を左側面から見た概略図である。本例では、可動体90が液晶表示装置a208の前方で、かつ発光パネルユニット919の後方で上下方向に移動する例である。なお、液晶表示装置a208や発光パネルユニット919は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図113(b)は、透過液晶表示装置b208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が透過液晶表示装置b208の後方で上下方向に移動する例である。なお、透過液晶表示装置b208は、上下方向に移動可能であってもよいし、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
図113(c)は、可動液晶表示装置c208、可動体90を左側面から見た概略図である。本例は、可動体90が可動液晶表示装置c208の後方、および前方で上下方向に移動する例である。図113(c)における左側の図は、可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合の可動体90の移動方向を示している。可動体90および可動液晶表示装置c208が初期位置に位置している場合においては、可動体90は可動液晶表示装置c208の後方に位置し、可動体90は上下方向にのみ移動可能である。図113(c)における真ん中の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した状態を示している。図113(c)における右側の図は、可動液晶表示装置c208が下方に移動した後に、可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に移動した状態を示している。可動体90が可動液晶表示装置c208の前方に位置している場合には、可動体90は上下方向に移動可能となる。なお、可動液晶表示装置c208は、左右方向に移動可能であってもよいし、回転可能であってもよい。
次に、図114乃至図124を用いて、構造体247を用いた演出例を説明する。図114乃至図124の演出例に用いられる構造体247は、正面の形状が略円形状で表面に家紋の模様が施された構造体であり、上下方向の移動が可能である。また、図114乃至図123において、左側の図は、装飾図柄表示装置208と構造体247の状態を示し、真ん中の図は、左側の図の状態における装飾図柄表示装置208を、構造体247を透かして見た場合を示している。右側の図は、装飾図柄表示装置208に表示された所定のキャラクタ表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SBや太陽の表示su1)が遊技者の目線の角度によって見えているかどうかを判断するための概略図である。図中において、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できる目線を○で表し、遊技者が所定のキャラクタ表示を視認できない目線を×で表している。なお、本例の構造体247の形状や配置位置は、構造体247の後方に表示される所定のキャラクタを所定の目線の角度(例えば、一般的な座高(例えば、座高が70cm〜100cm)の遊技者の通常の遊技姿勢における目線の角度)では、視認できないように計算して設計される場合があってもよい。また、本例に用いられる装飾図柄表示装置208は、可動液晶表示装置であってもよいし、透過液晶表示装置であってもよい。
図114は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図114(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図114(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図114(a)に続く、図114(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBが、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図114(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。なお、本例、および以下に示す例の遊技者の目線の説明において、略正面とは、水平方向を0°とした場合に目線の角度が±約10°の範囲内を略正面と規定し、略斜め上とは、目線の角度が+約20°以上を略斜め上と規定し、略斜め下とは、目線の角度が−約20°以下を略斜め下と規定するが、本開示は必ずしもこれらに限定されるものではない。遊技者の目線の説明において、略斜め上とは略正面よりも目線の位置が高ければよいし、略斜め下とは略正面よりも目線の位置が低ければよい。
図114(b)に続く、図114(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示されている。図114(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図114(c)に続く、図114(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図114(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図114(d)に続く、図114(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図115乃至図123に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しないで、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよいし、構造体247にオーバーラップされる位置に表示したサボハニのキャラクタ表示SBを移動表示しつつも、装飾図柄表示装置208が上方向、下方向、左方向、右方向、回転のうちの少なくともいずれか一、または複数の移動が行われることで略正面から見ている遊技者がサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認可能となる場合があってもよい。
図115は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図115(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図115(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図115(a)に続く、図115(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図115(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図115(b)に続く、図115(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図115(c)に続く、図115(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図115(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図115(d)に続く、図115(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図115(e)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に再び、構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図123に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図116は、構造体247、および構造体50tを用いた演出例を段階的に示している。構造体50tは、不透明な薄板状で構成された構造体であり、表面には遊技台のタイトルが表示されている。図116(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247、および上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図116(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図116(a)に続く、図116(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図116(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図116(b)に続く、図116(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図116(c)に続く、図116(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの上半分が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図116(d)に続く、図116(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体50tにオーバーラップされる位置に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。図116(d)の状態において、構造体50tを略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行った後に構造体50tにオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図117は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図117(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図117(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図117(a)に続く、図117(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。
図117(b)に続く、図117(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。
図117(c)に続く、図117(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図117(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図117(d)に続く、図117(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図118は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図118(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図118(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図118(a)に続く、図118(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が画面の左下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、変動アイコンad1の一部にオーバーラップするように表示されている。また、本例のサボハニのキャラクタ表示SBは、図117等で示したサボハニのキャラクタ表示SBよりも大きい表示である。
図118(b)に続く、図118(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの右下部が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図118(c)に続く、図118(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されている。図118(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの略上半分を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図118(d)に続く、図118(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが更に右方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの全体が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされない位置からサボハニのキャラクタ表示SBの一部がオーバーラップされる位置に移動表示を行った後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であり、サボハニのキャラクタ表示SBの一部は、常に略正面の目線の遊技者から視認可能となる演出例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図119は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図119(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図119(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図119(a)に続く、図119(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図119(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図119(b)に続く、図119(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図119(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1およびサボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部およびサボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図119(c)に続く、図119(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが太陽の表示su1を上に投げるアニメーション表示が表示され、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略上半分が、構造体247にオーバーラップされない位置に表示され、特図1保留アイコンa3の一部にオーバーラップするように表示されている。
図119(d)に続く、図119(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたまま、太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、太陽の表示su1のみが構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図120は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図120(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図120(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図120(a)に続く、図120(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体と太陽の表示su1の全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1は、当該変動の予告として用いられる表示である。図120(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部と太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
図120(b)に続く、図120(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図120(c)に続く、図120(d)は、装飾図柄表示装置208において、太陽の表示su1のみが下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1の略下半分が、構造体247にオーバーラップされる位置に表示され、特図2保留アイコンa3にオーバーラップするように表示されている。図120(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1の一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の全体を視認できている。
図120(d)に続く、図120(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247にオーバーラップされない位置に表示されたまま、太陽の表示su1が更に下方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。太陽の表示su1は、構造体247にオーバーラップされる位置で表示されている。構造体247を略正面から見ている遊技者は、太陽の表示su1を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、太陽の表示su1の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされる位置に表示されてから、サボハニのキャラクタ表示SBと太陽の表示su1が構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示を行い、その後に太陽の表示su1のみを構造体247にオーバーラップされる位置に移動表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図121は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図121(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図121(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、エフェクト画像ef1が構造体247から放射線状にはみ出るように表示されている。エフェクト画像ef1は、当該変動の予告として用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを覆うエフェクト画像でありサボハニのキャラクタ表示SBに付随する表示である。
図121(a)に続く、図121(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの略上半分が、画面の下から登場するように表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図121(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないもののエフェクト画像ef1の一部が視認できるのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部とエフェクト画像ef1の一部を視認できている。
図121(b)に続く、図121(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に、サボハニのキャラクタ表示SBの全体が表示され、エフェクト画像ef1は画面の下から登場するように上方に移動表示されている。図121(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図121(c)に続く、図121(d)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBの略上半身の部分が、構造体247の上端の位置よりも上方に表示され、特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されている。図114(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認でき、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの全体を視認できている。
図121(d)に続く、図121(e)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1がさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBとエフェクト画像ef1が、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置からオーバーラップされない位置に移動表示を行う例であるが、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示される前に、サボハニのキャラクタ表示SBに付随するエフェクト画像ef1が構造体247にオーバーラップされない位置に表示される例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図122は、構造体247を用いた3つの演出例を示している。図122(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図122(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われ、殿のキャラクタ表示h113と「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114が装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。「キャラを見つけたらチャンス!」の文字列の吹き出し表示h114は、サボハニのキャラクタ表示SBが出現することを予告する表示であり、サボハニのキャラクタ表示SBは当該変動の予告として用いられる表示である。
図122(a)に続く、図122(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ出現中!」の文字列が表示されている。「キャラ出現中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの出現前に表示されてもよいし、出現と同時に表示されてもよいし、出現後に表示されてもよい。図122(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図122(b)に続く、図122(c)は、装飾図柄表示装置208において、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されている。また、吹き出し表示h114には、「キャラ拡大中!」の文字列が表示されている。「キャラ拡大中!」の文字列は、サボハニのキャラクタ表示SBの拡大開始前に表示されてもよいし、拡大開始と同時に表示されてもよいし、拡大開始後に表示されてもよい。図121(c)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示する前に、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されることを予告する表示を行い、サボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後は、サボハニのキャラクタ表示SBが表示されていることを知らせる表示を行い、構造体247にオーバーラップされる位置に表示されたサボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示され、サボハニのキャラクタ表示SBが拡大表示されていることを知らせる表示を行う例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、拡大されるサボハニのキャラクタ表示SBの大きさが大きいほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図122(A)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。図122(A)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1とサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図122(A)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部、およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1と当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体247にオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、構造体247にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図122(あ)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置し、装飾図柄表示装置208の上部の前方に構造体50tが位置している状態を示している。図122(あ)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が行われ、構造体247にオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ1のキャラクタ表示SB1が表示され、構造体50tにオーバーラップされる位置に、当該変動の予告表示となるサボハニ2のキャラクタ表示SB2が表示されている。図122(あ)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1およびサボハニ2のキャラクタ表示SB2を視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニ1のキャラクタ表示SB1の少なくとも一部を視認でき、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニ2のキャラクタ表示SB2の少なくとも一部を視認できる。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニ1のキャラクタ表示SB1を構造体247にオーバーラップされる位置に表示し、当該変動の予告に用いられるサボハニ2のキャラクタ表示SB2を構造体50tにオーバーラップされる位置に表示する例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、複数の構造体にオーバーラップされる位置に表示される予告表示の数が多いほど、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図123は、構造体247を用いた演出例を段階的に示している。図123(a)の左側の図は、装飾図柄表示装置208の下部の前方に構造体247が位置している状態を示している。装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域であり、変動アイコン表示領域には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域であり、特図1保留アイコンa1〜a4と特図2保留アイコンb1〜b4が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、図123(a)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄の変動表示が行われている状態を示している。
図123(a)に続く、図123(b)は、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示の表示中に、構造体247にオーバーラップされる位置にサボハニのキャラクタ表示SBの全体が、画面の下から登場するように表示されている。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図123(b)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないのに対して、略斜め上から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
図123(b)に続く、図123(c)は、装飾図柄表示装置208において、サボハニのキャラクタ表示SBがさらに上方に移動するアニメーション表示が表示された状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBが、構造体247の上方に位置する画面の略中央に表示され、中装飾図柄の一部にオーバーラップするように表示されている。
図123(c)に続く、図123(d)は、構造体247が上方に移動して、画面の略中央に表示されているサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップする位置に位置している状態を示している。図123(d)の状態において、構造体247を略正面から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBを視認できないが、略斜め下から見ている遊技者は、サボハニのキャラクタ表示SBの少なくとも一部を視認できている。
このように、本例は、当該変動の予告に用いられるサボハニのキャラクタ表示SBを構造体247にオーバーラップされる位置に表示した後に構造体247にオーバーラップされない位置に移動表示し、その後に構造体247を移動させて、サボハニのキャラクタ表示SBが構造体247によってオーバーラップされる例である。また、本例は、先読み予告として行われてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図124に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例では予告表示となるサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に遅れて、構造体247の移動が行われるが、サボハニのキャラクタ表示SBの移動表示に合わせて、常にサボハニのキャラクタ表示SBにオーバーラップするように構造体247の移動が行われてもよいし、構造体247の移動を先に行い、遅れてサボハニのキャラクタ表示SBの移動表示が行われてもよい。
図124は、構造体247を用いた演出例を示している。図124(a)は、エフェクト画像ef1とサボハニのキャラクタ表示SBが構造体247にオーバーラップされる位置に表示した状態を示している。サボハニのキャラクタ表示SBは、当該変動の予告として用いられる表示である。図124(b)は、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している。正面から構造体247を視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部が視認できるもののサボハニのキャラクタ表示SBが視認できていない。一方、図124(b)に示すように、構造体247を左斜め上から右下に向けて視認している遊技者は、エフェクト画像ef1の一部とサボハニのキャラクタ表示SBの略全体が視認できている。このように、エフェクト画像ef1を表示することで、正面から視認している遊技者の目線を変えさせることができる。また、本例の演出は先読み予告として行われる場合があってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。本例の演出が行われる場合は、図114乃至図123に示した他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図125乃至図134を用いて、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出例を説明する。なお、図125乃至図134の図中の矢印は、保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を説明するためのものであるが、装飾図柄表示装置208に保留アイコンや変動アイコンの軌跡と移動の方向を示す表示として表示される場合があってもよい。
図125は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図125は、図125(a)〜(g)の後に図125(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図125(a)〜(g)の後に図125(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図125(a)〜(i)を用いて説明する。図125(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図125(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
以下、本演出例のパターン1の例を図125(a)〜(i)を用いて説明する。図125(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図125(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図125(a)に続く、図125(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図125(b)に続く、図125(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図125(c)に続く、図125(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図125(d)に続く、図125(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図125(e)に続く、図125(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。また、予告表示m1は、操作演出表示が行われることを予告する予告表示であってもよいし、SPリーチ演出が行われことの予告表示であってもよい。
図125(f)に続く、図125(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図125(g)に続く、図125(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図125(h)に続く、図125(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図125(j)、(k)を用いて説明する。
以下、本演出例のパターン2の例を図125(j)、(k)を用いて説明する。
図125(a)〜(g)に続く、図125(j)は、装飾図柄表示装置208において、図125(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図125(j)に続く、図125(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図126は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図126は、図126(a)〜(g)の後に図126(h)〜(j)の演出を行うパターン1の例と図126(a)〜(g)の後に図126(k)〜(m)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図126(a)〜(j)を用いて説明する。図126(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図126(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
以下、本演出例のパターン1の例を図126(a)〜(j)を用いて説明する。図126(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図126(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図126(a)に続く、図126(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図126(b)に続く、図126(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図126(c)に続く、図126(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図126(d)に続く、図126(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図126(e)に続く、図126(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。直近において、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、特図1保留アイコンa3として「外出中」の文字列が表示された縦長長方形状の保留アイコン(以下、「外出中保留アイコン」と称する場合がある。)が表示されている。なお、外出中保留アイコンに代えて、色を薄くしたデフォルト形状の保留アイコンを用いる場合があってもよい。
図126(f)に続く、図126(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図126(g)に続く、図126(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図126(h)に続く、図126(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の台座に戻る移動アニメーションが終了し、当該台座には、外出中保留アイコンにオーバーラップするように、予告表示m1と同じ態様の保留アイコンが表示されている。
図126(i)に続く、図126(j)は、装飾図柄表示装置208において、外出中保留アイコンが消去される。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図126(k)〜(m)を用いて説明する。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図126(k)〜(m)を用いて説明する。
図126(a)〜(g)に続く、図126(k)は、装飾図柄表示装置208において、図126(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去される。外出中保留アイコンが表示されている台座では、予告表示m1の態様(デフォルト態様)の保留アイコンが外出中保留アイコンにオーバーラップして再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが表示されてもよい。
図126(k)に続く、図126(l)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3が移動前の台座で表示された状態を示している。図126(m)は、外出中保留アイコンが消去された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって別の態様の保留アイコンを仮表示する例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図127は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図127は、図127(a)〜(g)の後に図127(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図127(a)〜(g)の後に図127(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図127(a)〜(i)を用いて説明する。図127(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図127(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
以下、本演出例のパターン1の例を図127(a)〜(i)を用いて説明する。図127(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図127(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図127(a)に続く、図127(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図127(b)に続く、図127(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図127(c)に続く、図127(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図127(d)に続く、図127(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図127(e)に続く、図127(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図2保留アイコンb3が特図1保留アイコンa3表示していた台座に一時的に移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。また、本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図127(f)に続く、図127(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、直近において特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図127(g)に続く、図127(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域208abでは、保留アイコン仮移動アニメーションが継続して表示され、特図2保留アイコンb3が元の台座に移動している。また、チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図127(h)に続く、図127(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。また、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図127(j)、(k)を用いて説明する。
以下、本演出例のパターン2の例を図127(j)、(k)を用いて説明する。
図127(a)〜(g)に続く、図127(j)は、装飾図柄表示装置208において、図127(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、特図2保留アイコンb3が一時的に表示されている台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションと特図2保留アイコンb3が元の台座に向かって移動する保留アイコン仮移動アニメーションが表示されている。本例では、保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンが特図2保留アイコンb3にオーバーラップするように表示されるが、特図2保留アイコンb3が保留アイコン再登場アニメーションで登場する保留アイコンにオーバーラップするように表示されてもよい。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の消去前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の消去後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。また、予告表示m1の消去のタイミングで特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去前に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよいし、予告表示m1の消去後に特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが開始されてもよい。
図127(j)に続く、図127(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示され、特図2保留アイコンb3の保留アイコン仮移動アニメーションが終了して、特図2保留アイコンb3が移動前の位置で表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例において、移動中の保留アイコンに代わって右隣りにある保留アイコンを仮表示し、移動中の保留アイコンが元の位置に戻る際には、仮表示した保留アイコンが元の位置に戻る例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図128は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図128は、図128(a)〜(g)の後に図125(h)、(i)の演出を行うパターン1の例と図128(a)〜(g)の後に図125(j)、(k)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図128(a)〜(i)を用いて説明する。図128(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図128(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
以下、本演出例のパターン1の例を図128(a)〜(i)を用いて説明する。図128(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図128(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図128(a)に続く、図128(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図128(b)に続く、図128(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図128(c)に続く、図128(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図128(d)に続く、図128(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図128(e)に続く、図128(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、ガセの予告表示である。
図128(f)に続く、図128(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図128(g)に続く、図128(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図128(h)に続く、図128(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図128(j)、(k)を用いて説明する。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図128(j)、(k)を用いて説明する。
図128(a)〜(g)に続く、図128(j)は、装飾図柄表示装置208において、図128(g)で示した予告表示m1の衝突アニメーションが終了して、予告表示m1が消去され、直近において、特図1保留アイコンa3が表示されていた台座に特図1保留アイコンa3が再登場する保留アイコン再登場アニメーションが表示されている。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示され、チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。
図128(j)に続く、図128(k)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の再登場アニメーションが終了して、特図1保留アイコンa3が移動前の位置で表示された状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンがガセ予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われない例である。
図129は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図129は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図129(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図129(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図129(a)に続く、図129(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図129(b)に続く、図129(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図129(c)に続く、図129(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図129(d)に続く、図129(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図129(e)に続く、図129(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図129(f)に続く、図129(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図129(g)に続く、図129(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図129(h)に続く、図129(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図129(i)に続く、図129(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図129(j)に続く、図129(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図129(k)に続く、図129(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図129(l)に続く、図129(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図129(m)に続く、図129(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告を複数回連続して行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが表示されていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図130は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図130は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図130(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図130(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図130(a)に続く、図130(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図130(b)に続く、図130(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図130(c)に続く、図130(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図130(d)に続く、図130(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図130(e)に続く、図130(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図130(f)に続く、図130(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図130(g)に続く、図130(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図130(h)に続く、図130(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図130(i)に続く、図130(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図130(j)に続く、図130(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図2保留アイコンb3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図130(k)に続く、図130(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図130(l)に続く、図130(m)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の再移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再々表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、3回目の疑似変動が行われていることを示す「×3」の文字列が表示されている。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図130(m)に続く、図130(n)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図2保留アイコンb3として、移動前の位置に戻る再移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、1回の変動において、2の異なる保留アイコンを予告表示m1として用いる擬似連続予告を複数回行う例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、擬似連続予告に用いる保留アイコンが足りていない場合は、変動アイコンを予告表示m1として用いる場合があってもよい。
図131は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図131は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図131(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図131(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図131(a)に続く、図131(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図131(b)に続く、図131(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図131(c)に続く、図131(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図131(d)に続く、図131(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図131(e)に続く、図131(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、当該変動の予告として用いられる表示であってもよい。
図131(f)に続く、図131(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図131(g)に続く、図131(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、「準備中」の文字列が表示されたままである。なお、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m1の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図131(h)に続く、図131(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図131(i)に続く、図131(j)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」によるリーチ演出が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、「リーチ!」の文字列が表示されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図132は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図132は、変動アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図132(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図132(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図132(a)に続く、図132(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図132(b)に続く、図132(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図132(c)に続く、図132(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図132(d)に続く、図132(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図132(e)に続く、図132(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に変動アイコンad1が変動アイコン表示領域280から飛び出して、予告表示m2として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m2と特変動アイコンad1は、同じ表示態様である。また、変動アイコン表示領域280の台座には、変動アイコンを表示していない。本例では、予告表示m2は、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であるが、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告として用いられる表示であってもよい。
図132(f)に続く、図132(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m2が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m2は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図132(g)に続く、図132(h)は、装飾図柄表示装置208において、変動アイコン表示領域280の位置(台座)に戻る予告表示m2の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。チュートリアル表示領域tu1には、2回目の疑似変動が行われていることを示す「×2」の文字列が表示されている。なお、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始前に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始の際に、装飾図柄変動表示が再開されてもよいし、予告表示m2の当該移動アニメーションの開始後に、装飾図柄変動表示が再開されてもよい。
図132(h)に続く、図132(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m2が変動アイコンad1として、変動アイコン表示領域280の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に変動アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動する擬似連続予告が行われる例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、デフォルト態様の変動アイコンのみならず、デフォルト態様以外の態様の変動アイコンが本例の予告表示m2として用いられる場合があってもよい
図133は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図133は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。
図133(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図133(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図133(a)に続く、図133(b)は、装飾図柄表示装置208において、デフォルト態様の特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図133(b)に続く、図133(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、デフォルト態様の特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図133(c)に続く、図133(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図133(d)に続く、図133(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図133(e)に続く、図133(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示m1は、先読み予告として用いられる表示である。
図133(f)に続く、図133(g)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図133(g)に続く、図133(h)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の停止表示が表示されている状態を示している。
図133(h)に続く、図133(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図133(i)に続く、図133(j)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン移動アニメーションが終了している。
図133(j)に続く、図133(k)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図133(k)に続く、図133(l)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図133(l)に続く、図133(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾2」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾2」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾3」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図133(m)に続く、図133(n)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の停止表示が表示されている状態を示している。
図133(n)に続く、図133(o)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了した状態を示している。
図133(o)に続く、図133(p)は、次の図柄変動が実行された状態を示している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄変動表示が表示され、保留アイコンが左に移動する保留アイコンの移動アニメーションと保留アイコンが変動アイコン表示領域208に移動する保留・変動アイコン間移動アニメーションが終了している。
図133(p)に続く、図133(q)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図133(q)に続く、図133(r)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して、予告表示m1として移動する移動アニメーションを表示している状態を示している。予告表示m1と特図1保留アイコンa3は、同じ表示態様であり、当該変動の予告として用いられる。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。
図133(r)に続く、図133(s)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾7−装飾7−装飾8」の仮停止表示の表示中に、予告表示m1が、中図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾7」に衝突する衝突アニメーションが表示された状態を示している。なお、予告表示m1は、左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾7」に衝突する場合があってもよいし、右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾8」に衝突する場合があってもよい、左、中、右図柄表示領域208a、208b、208cに仮停止表示している全ての装飾図柄に衝突する場合があってもよい。
図133(s)に続く、図133(t)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3が表示されていた位置(台座)に戻る予告表示m1の移動アニメーションが表示され、「装飾2−装飾2−装飾3」の仮停止表示を終了して装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図133(t)に続く、図133(u)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示m1が特図1保留アイコンa3として、移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了し、「装飾7」のリーチ演出が行われ御。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に所定の保留アイコンが予告表示として装飾図柄の中図柄に衝突する連続予告を複数の変動に亘って行い、リーチ演出に発展する例である。本例における1回目と2回目に登場する予告表示は、先読み予告として用いられ、3回目に登場する予告表示は、当該変動の予告として用いられる。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図134に示す他の演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図134は、保留アイコンを用いた演出例を段階的に示している。図134(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1、a2と特図2保留アイコンb1、b2が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。また、特図2保留アイコンb2は、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンである。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図134(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。なお、殿のキャラクタの態様をした保留アイコンは、先読み予告として用いられる場合があってもよい。
図134(a)に続く、図134(b)は、装飾図柄表示装置208において、殿のキャラクタの態様をした特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図134(b)に続く、図134(c)は、装飾図柄表示装置208において、特図1保留アイコンa3の増加アニメーションが終了するのに並列して、殿のキャラクタの態様をした特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが表示されている状態を示している。
図134(c)に続く、図134(d)は、装飾図柄表示装置208において、特図2保留アイコンb3の増加アニメーションが終了した状態を示している。
図134(d)に続く、図134(e)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が表示された状態を示している。
図134(e)に続く、図134(f)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、特図2保留アイコンb2が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c1として移動し、特図1保留アイコンa3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c2として移動し、特図2保留アイコンb3が特図1、2保留アイコン表示領域280abから飛び出して予告表示c3として移動する移動アニメーションが表示されている。予告表示c1〜c3、特図2保留アイコンb2、b3、および特図1保留アイコンa3の全てが同じ表示態様である。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abの特図2保留アイコンb2、b3、特図1保留アイコンa3を表示していた台座には、保留アイコンを表示していない。本例では、予告表示c1〜c3は、当該変動の予告として用いられる表示であるが、擬似連続予告の演出に用いられる予告表示であってもよいし、擬似連続予告が行われることを示唆する予告表示であってもよいし、先読み予告と兼用される場合があってもよい。
図134(f)に続く、図134(g)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が予告表示c1'に変化し、予告表示c2が予告表示c2'に変化し、予告表示c3が予告表示c3'に変化した状態を示している。予告表示c1'〜c3'は、いずれも同じ表示態様であり、大きく表示された殿のキャラクタが日本刀を抜いて戦っている表示態様をしている。装飾図柄表示措置208において、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示の表示中に、予告表示c1'が左図柄表示領域208aに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c2'が左図柄表示領域208bに仮停止表示している「装飾4」と戦い、予告表示c3'が右図柄表示領域208cに仮停止表示している「装飾5」と戦う戦闘アニメーションが表示されている。
図134(g)に続く、図134(h)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1'がc1に、予告表示c2'がc2に、予告表示c3'がc3に変化しながら、予告表示c1が特図2保留アイコンb2を表示していた位置に、予告表示c2が特図1保留アイコンa3を表示していた位置に、予告表示c3が特図2保留アイコンb3を表示していた位置に戻る予告表示c1〜c3の移動アニメーションが表示され、「装飾4−装飾4−装飾5」の仮停止表示が終了して装飾図柄変動表示が再表示されている状態を示している。
図134(h)に続く、図134(i)は、装飾図柄表示装置208において、予告表示c1が特図2保留アイコンb2として移動前の位置に戻り、予告表示c2が特図1保留アイコンa3として移動前の位置に戻り、予告表示c3が特図2保留アイコンb3として移動前の位置に戻る移動アニメーションが終了している。また、装飾図柄表示装置208において、「装飾7」のリーチ演出が実行されている。
このように、本例は、はずれ図柄の仮停止表示中に複数の保留アイコンが複数の予告表示として複数の装飾図柄に衝突することで、装飾図柄変動表示が再変動してリーチ演出が開始される例である。本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図125乃至図133に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例の予告表示として用いる保留アイコンの数が足りない場合は、変動アイコンを予告表示として用いる場合があってもよい。
次に、図135乃至図155を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図135(a)〜(c)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図135(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図131(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図135(a)は、画面の略中央に殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図135(a)に続く、図135(b)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図135(b)に続く、図135(c)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の上方に表示された状態を示している。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。なお、吹き出し表示f1の横幅と吹き出し表示f2の横幅は同じであり、吹き出し表示f1の高さと吹き出し表示f2の高さは同じとなるように構成されているが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1、f2においても同様である。
次に、図136を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図136(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図136(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図136(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図136(a)に続く、図136(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図136(b)に続く、図136(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。なお、吹き出し表示f1は、画面略中央で停止表示される直前の状態までは、吹き出し部に表示されている文字列と晴れマークの絵柄を表示しない(吹き出し部の枠のみが表示されている)で、画面略中央で停止表示した後に文字列と晴れマークの絵柄を文字列の先頭から順番に表示するようにしてもよいし、文字列と晴れマークの絵柄の全部が一度に表示されてもよい。また、他の吹き出し表示においても同様の構成であってもよい。
図136(c)に続く、図136(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図136(d)に続く、図136(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f1の晴れマークの絵柄の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、晴れマークの絵柄以外の部分が吹き出し表示f2にオーバーラップされてもよい。
図136(e)は、吹き出し表示f2の登場により、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションが行われた状態を示している。本例では、吹き出し表示f1は上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f2が左方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図136(e)に続く、図136(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf1が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示された状態を示している。
図136(f)に続く、図136(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図136(g)に続く、図136(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f3とf2が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示f2の吹き出し部の文字列が吹き出し表示f3の吹き出し部分にオーバーラップされる場合があるが、吹き出し部の文字列以外の部分が吹き出し表示f3にオーバーラップされてもよい。なお、吹き出し表示f3の横幅は、吹き出し表示f1、f2の横幅と同じであり、吹き出し表示f3の高さは、吹き出し表示f1、f2の高さと同じであるが、横幅と高さがそれぞれ異なる場合があってもよいし、横幅のみが異なる場合があってもよいし、高さのみが異なる場合があってもよい。以下の説明における吹き出し表示f1〜f3においても同様である。
また、図136(h)は、吹き出し表示f3の登場により、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2は上方に移動する移動アニメーションが行われ、吹き出し表示f1は画面上端から出て行くように消去される状態を示している。本例では、吹き出し表示f1、f2が上方に移動する移動アニメーションと吹き出し表示f3が右方に向けて移動する移動アニメーションが同時に行われる。
図136(h)に続く、図136(i)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示され、吹き出しf2が上方に移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央上部で表示され、吹き出し表示f1は画面上端から出ていくように消去された状態を示している。また、このコマの後、爺のキャラクタの吹き出し表示f2と姫のキャラクタの吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2を消去した後に吹き出し表示f3が消去されてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に消去されてもよいし、吹き出し表示f3を消去した後に吹き出し表示f2が消去されてもよい。また、吹き出し表示f2、および吹き出し表示f3のうちの少なくとも一つは、装飾図柄変動表示におけるリーチ図柄が表示される前に消去されてもよいし、擬似連続表示のn回目(nは任意の数)を開始するよりも前に消去されてもよいし、仮停止表示を表示する前に消去されてもよい。吹き出し表示f2と吹き出し表示f3は、その場で即パッと消去されてもよいし、その場でだんだん薄くなってフェードアウトするように消去されてもよいし、殿のキャラクタの吹き出し表示f1と同じで上方に移動する移動アニメーションを表示した後に画面上端から出ていくように消去されてもよいし、それぞれの登場時の方向から出ていくように消去されてもよい。以降の図面において説明する吹き出し表示においても同様であってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。なお、本例および以降の図面において説明する吹き出し表示は、吹き出し表示の各構成(天気マーク(晴れマーク、曇りマーク、雨マーク)の絵柄、文字列の表示、枠、キャラクタの名前の表示、キャラクタの顔画像)のそれぞれにおいて、各構成のうちの少なくとも一部がアニメーション表示されてもよいし、一部のみがアニメーション表示されてもよいし、全部がアニメーション表示されてもよい。例えば、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示を表示してもよいし、文字列の表示が点滅するアニメーション表示を表示してもよいし、キャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよいし、晴れマークの絵柄が回転するアニメーション表示と文字列の表示が点滅するアニメーション表示とキャラクタが口パクするアニメーション表示のうちの1または複数を表示しながら吹き出し表示全体が移動表示してもよい。また、文字列の表示を先頭の文字から順番に表示するようにして文字列の表示の文字数が増加している期間にキャラクタが口パクするアニメーション表示を表示してもよい。吹き出し表示の各構成のアニメーション表示は、アニメーション表示の先頭から最後までの動作が繋がった繰り返し可能なアニメーション表示であってもよい。例えば、回転して元の姿勢に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、拡大または縮小した後に元の大きさに戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、位置を移動した後に元の位置に戻る1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、点滅する1つのアニメーション表示を繰り返してもよいし、光沢表示が移動または変化する1つのアニメーション表示を繰り返してもよい。また、吹き出し表示の各構成のうちの少なくとも一のアニメーション表示の一部が吹き出し表示の各構成の他のアニメーションの一部にオーバーラップしてもよい。また、吹き出し表示は本例に限らず、吹き出し表示の各構成のそれぞれについて一部が透明または半透明でもよいし、一部のみが透明または半透明でもよいし、全部が半透明でもよい。
次に、図137を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図137(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図137(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図137(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図137(a)に続く、図137(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図137(b)に続く、図137(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図137(c)に続く、図137(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図137(d)に続く、図137(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。
図137(e)に続く、図137(f)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図137(f)に続く、図137(g)は、吹き出し表示f1の移動アニメーションの中断後に爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図137(g)に続く、図137(h)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
図137(h)に続く、図137(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図137(i)に続く、図137(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図137(j)に続く、図137(k)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
図137(k)に続く、図137(l)は、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図137(l)に続く、図137(m)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で表示された状態を示している。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図138を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図138(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図138(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図138(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図138(a)に続く、図138(b)は、画面の左端から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されると共に、普図保留数aa5、および普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図138(b)に続く、図138(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面左端から登場した吹き出し表示f1が左から右に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図138(c)に続く、図138(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図138(d)に続く、図138(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面右端から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f2は吹き出し表示f1よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f1とf2が重なる場合には、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1にオーバーラップするように表示される。
図138(e)に続く、図138(f)は、画面右端から登場した吹き出し表示f2が左に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f2の吹き出し部分が吹き出し表示1の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f2は、吹き出し表示f1よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f1の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f2の吹き出し部分に隠れるが、殿のキャラクタの顔画像と「殿」の文字画像は、吹き出し表示f2に隠れていない。
図138(f)に続く、図138(g)は、吹き出し表示f2の左に向けて移動する移動アニメーションが終了した後に、吹き出し表示f1が上方に移動する移動アニメーションが開始される。図138(g)では、吹き出し表示f1が上方に移動することで、吹き出し表示f2の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。なお、図138(f)と図138(g)の間の或るタイミングにおいて、吹き出し表示f1の吹き出し部は、晴れマークの絵柄の一部が表示されて、文字列が表示されていない状態となる。
図138(g)に続く、図138(h)は、吹き出し表示f1の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f1が停止表示されている。
図138(h)に続く、図138(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図138(i)に続く、図138(j)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面左端から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、本例では、吹き出し表示f3は吹き出し表示f2よりも優先される表示である。このため、吹き出し表示f2とf3が重なる場合には、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2にオーバーラップするように表示される。
図138(j)に続く、図138(k)は、画面左端から登場した吹き出し表示f3が右に向けて移動する移動アニメーションが行われて、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f3の吹き出し部分が吹き出し表示2の吹き出し部分とぴったり重なる位置である。吹き出し表示f3は、吹き出し表示f2よりも優先される表示であるため、吹き出し表示f2の吹き出し部分に表示されている「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分は、吹き出し表示f3の吹き出し部分に隠れるが、爺のキャラクタの顔画像と「爺」の文字画像は、吹き出し表示f3に隠れていない。
図138(k)に続く、図138(l)は、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われている状態を示している。図138(l)では、吹き出し表示f2が上方に移動することで、吹き出し表示f3の吹き出し部によって隠されていた「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄や吹き出し部分の枠の部分の略上半分が視認できる。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図138(l)に続く、図137(m)は、画面上端から吹き出し表示f1が消去され、吹き出し表示f2の上方に移動する移動アニメーションを一旦中断して、画面上部で吹き出し表示f2が停止表示されている。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図139を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図139は、図139(a)〜(m)の後に図139(n)〜(q)の演出を行うパターン1の例と図139(a)〜(m)の後に図139(r)〜(t)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図139(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図139(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図139(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図139(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図139(a)に続く、図139(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図139(b)に続く、図139(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図139(c)に続く、図139(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図139(d)に続く、図139(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図139(e)に続く、図139(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図139(f)に続く、図139(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図139(g)に続く、図139(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図139(h)に続く、図139(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図139(i)に続く、図139(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図139(j)に続く、図139(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2、f3が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、サボハニのキャラクタによる吹き出し表示f4が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f4とは、サボハニのキャラクタ画像とサボハニのキャラクタ画像にオーバーラップされる位置に表示されている「ハニー」の文字画像と「リーチになったらリャンス」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f4の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略半分となるように構成されている。
図139(k)に続く、図139(l)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示を一旦中断した状態を示している。画面下部より登場した吹き出し部f4が登場しきった位置で停止表示され、吹き出し表示f3の上への移動も一旦中断して停止表示されている。また、吹き出し表示f2の略下半分が画面上端で停止表示されている。
図139(l)に続く、図139(m)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図139(m)に続く、図139(n)は、吹き出し表示f2〜f4のスクロール表示が再開されると共に、画面下部より吹き出し表示f5が登場するように表示された状態を示している。吹き出し表示f5とは、疾風のキャラクタの顔画像と疾風のキャラクタの顔画像の上に表示されている「疾風」の文字画像と「激熱」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f5の吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1等の吹き出し部の略2倍となるように構成されている。
図139(n)に続く、図139(o)は、吹き出し表示f3〜f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f3が画面上端から出ていくように消去される。
図139(o)に続く、図139(p)は、吹き出し表示f4、f5のスクロール表示が行われて、吹き出し表示f4が画面上端から出ていくように消去される。
図139(p)に続く、図139(q)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
<パターン2の例>
図139(a)〜(m)に続く、図139(r)は、画面左端から吹き出し表示f5が登場するように表示されると共に、図139(m)において停止表示していた吹き出し表示f2〜f3を右方向に同時に移動させる移動アニメーションが表示された状態を示している。即ち、本例では、吹き出し表示f1〜f4を上に向けて順番にスクロール表示する演出の後に吹き出し表示f2〜f5を右に向けてスクロール表示する演出が行われる例である。
図139(r)に続く、図139(s)は、吹き出し表示f2〜f5の右に向けてスクロール表示が行われて、吹き出し表示f2〜f3が画面右端から同時に出ていくように消去される。
図139(s)に続く、図139(t)は、吹き出し表示f5のスクロール表示が中断、または終了して、吹き出し表示f5の停止表示がされた状態を示している。装飾図柄表示装置208には、吹き出し表示f5の全体が表示されている。この後、吹き出し表示f5を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図140を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図140は、図140(a)〜(j)の後に図140(k)、(l)の演出を行うパターン1の例と図140(a)〜(j)の後に図140(m)、(n)の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
図140(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図140(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図140(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図140(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図140(a)に続く、図140(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図140(b)に続く、図140(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図140(c)に続く、図140(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図140(d)に続く、図140(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図140(e)に続く、図140(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図140(f)に続く、図140(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図140(g)に続く、図140(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。
図140(h)に続く、図140(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図140(i)に続く、図140(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図140(j)に続く、図140(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、消去された吹き出し表示f1が画面上端から登場するように表示され、吹き出し表示f1〜f3が下に向いてスクロール表示される。
図140(k)に続く、図140(l)は、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より再登場した吹き出し表示f1が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1、f2を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
<パターン2の例>
図140(a)〜(j)に続く、図140(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1'が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図140(a)〜(j)に続く、図140(m)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、画面上端から吹き出し表示f1'が登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'、f2、f3が下に向いてスクロール表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図140(m)に続く、図140(n)は、吹き出し表示f1'、f2のスクロール表示を一旦中断または終了した状態を示している。画面上部より登場した吹き出し表示f1'が画面略上部の位置で停止表示され、吹き出し表示f2が画面略中央で停止表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2を消去すると共に、擬似連続予告演出やリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例のパターン1の例が行われる場合は、本例のパターン2の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例のパターン2の例が行われる場合は、本例のパターン1の例が行われる場合よりも、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図141を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図141(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図141(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図141(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図141(a)に続く、図141(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図141(b)に続く、図141(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図141(c)に続く、図141(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図141(d)に続く、図141(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図141(e)に続く、図141(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図141(f)に続く、図141(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図141(g)に続く、図141(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、f2が上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1'が表示されている位置より上に、吹き出し表示f2が表示されず消去されるように構成されている。また、吹き出し表示f1'を吹き出し表示f2よりも優先させて表示させることで、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の後方をスクロール表示で移動している際には、吹き出し表示f2のうちの吹き出し表示f1'がオーバーラップしている部分が表示されないように構成されてもよい。この場合においては、吹き出し表示f2のうちの爺のキャラクタの顔画像と爺の文字画像は、吹き出し表示f1'にオーバーラップされないため、画面上端の位置までスクロー表示される。このように、本例では大当り信頼度の高い吹き出し表示が登場した場合には、大当り信頼度の低い方の吹き出しを優先させて消去することで、信頼度の高い吹き出し表示を画面に残すように構成されている。
図141(h)に続く、図141(i)は、吹き出し表示f1'を停止表示したままで、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f3が、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。この後、吹き出し表示f1'、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図142を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図142(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図142(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図142(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図142(a)に続く、図142(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図142(b)に続く、図142(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図142(c)に続く、図142(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図142(d)に続く、図142(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開される。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例では、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されてから吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われるため、吹き出し表示f2が吹き出し表示f1の略下半分にオーバーラップするように表示される。
図142(e)に続く、図142(f)は、吹き出し表示f1の略下半分が吹き出し表示f2にオーバーラップされている状態で、共に上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図142(f)に続く、図142(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図142(g)に続く、図142(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2を停止表示したままで、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f3が吹き出し表示f2の略下半分にオーバーラップするように表示される。本例では、吹き出し表示1の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や晴れマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップして、吹き出し表示2の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や曇りマークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部が吹き出し表示f3の吹き出し部分(「今日の天気は」の文字列や雨マークの絵柄や吹き出し部の枠部分)の一部にオーバーラップするように構成されているがこれ以外の場合があってもよい。例えば、各キャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、各キャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの顔画像がオーバーラップする場合があってもよいし、キャラクタの顔画像に吹き出し部がオーバーラップする場合があってもよいし、吹き出し部にキャラクタの名前の文字画像がオーバーラップする場合があってもよい。
図142(h)に続く、図142(i)は、吹き出し表示f1〜f3を上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し部f1の上端と吹き出し部f3の下端が画面に収まる位置で、吹き出し表示f1〜f3の移動アニメーションを中断または終了した状態を示している。この後、吹き出し表示f1〜f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、本例では2つの吹き出し表示を重ねる構成であるが、2以上の吹き出し表示を重ねる場合があってもよいし、例えば、重ねられた吹き出し表示の数が多くなるほど、大当りの信頼度が高くなる場合があってもよい。また、本例では、各吹き出し表示の重なり具合を均等となるように構成されているが、各吹き出し表示の重なり具合を均等とならないように構成されてもよい。例えば、吹き出し表示f1とf2の重なる面積は、吹き出し表示f2とf3の重なる面積よりも小さくなる場合があってもよいし、大きくなる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1とf2が重なり、吹き出し表示f2とf3が重ならない場合があってもよいし、吹き出し表示f1とf2が重ならないで、吹き出し表示f2とf3が重なる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図143を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図143(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図143(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図143(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図143(a)に続く、図143(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図143(b)に続く、図143(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図143(c)に続く、図143(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図143(d)に続く、図143(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が縮小してから上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f1は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示の縮小具合は本例に限らず、吹き出し表示の各構成(天気の絵柄、文字、枠、キャラクタの名前、キャラクタの顔画像)のそれぞれについて一部が縮小してもよいし、一部のみが縮小してもよいし、全部が縮小してもよいし、各構成毎に縮小率が異なるように縮小してもよい。
図143(e)に続く、図143(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図143(f)に続く、図143(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図143(g)に続く、図143(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、吹き出し表示f2は上方に移動する前に縮小表示されるように構成されているが、吹き出し表示f2は、上方に移動しながら徐々に縮小する場合があってもよい。なお、吹き出し表示f2の縮小具合は吹き出し表示f1の縮小具合と同じであってもよいし、異なっていてもよい。また、吹き出し表示f1、およびf2のうちのいずれか一方が他方よりも大きくまたは小さく縮小される場合があってもよいし、一方と他方で縮小する構成が異なっていてもよい。
図143(h)に続く、図143(i)は、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションを中断、または終了して停止表示をした状態を示している。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図144を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図144(a)〜(k)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図144(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図144(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図144(a)に続く、図144(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図144(b)に続く、図144(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図144(c)に続く、図144(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図144(d)に続く、図144(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f1'は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図144(e)に続く、図144(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f1'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f1'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f1'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図144(f)に続く、図144(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f1'のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f1'にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図144(g)に続く、図144(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1のみが上方に移動するアニメーションが表示され、吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される。また、吹き出し表示f1'が吹き出し表示f1aに変化するアニメーションが行われる。当該アニメーションでは、吹き出し表示f1'の吹き出し部が拡大して、吹き出し部の文字列が徐々に消えていくにつれて、代わりに吹き出し表示f1aの吹き出し部の文字列が浮かんでくるように構成されている。また、吹き出し表示f1aは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「SPリーチ確定」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1aの吹き出し部の高さは、吹き出し表示f1の吹き出し部の高さの略2倍である。なお、本例では古い吹き出し表示f1は、新しい吹き出し表示f1'の変化に応じて、上に移動して消去されるように構成されているが、例えば、左右方向のいずれかに移動して消去されてもよいし、移動せずに変化した吹き出し表示f1aによってオーバーラップされてもよいし、その場でフェードアウトするように消去されてもよい。
図144(h)に続く、図144(i)は、吹き出し表示f1aが画面の枠内に収まるように停止表示されている。
図144(i)に続く、図144(j)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1aにオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図144(j)に続く、図144(k)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、「SPリーチ確定」の文字列を消去して「全回転リーチ確定」の文字列を表示している。「全回転リーチ確定」の文字列は、吹き出し表示f1aの吹き出し部からはみ出る様に表示される。「全回転リーチ確定」の文字列は、装飾図柄や殿のキャラクタ画像や保留アイコンや変動アイコンや特図1保留数aa1や特図1の第4図柄aa2や特図2保留数aa3や特図2の第4図柄aa4や普図保留数aa5や普図の第4図柄aa6等の表示やチュートリアル表示領域tu1の文字列の表示、またはこれら以外の表示にオーバーラップする場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。この後、吹き出し表示f1aを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図145を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図145(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図145(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図145(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図145(a)に続く、図145(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、画面の左端から姫のキャラクタ表示m3が登場するように表示されている。姫のキャラクタ表示m3は、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6にオーバーラップされている。
図145(b)に続く、図145(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図145(c)に続く、図145(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の殿のキャラクタの顔画像の略全体、および「殿」の文字画像の略全体にオーバーラップするように表示されている。なお、遊技者がチャンスボタン136を押下するまで、吹き出し表示f1が停止している場合は、姫のキャラクタm3も右方向の移動を停止するように構成されてもよい。
図145(d)に続く、図145(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の左部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の左部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図145(e)に続く、図145(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の中部の文字部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の中部の文字部分にオーバーラップするように表示されている。
図145(f)に続く、図145(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f1の吹き出し部の右部の文字部分と晴れマークの絵柄部分、および吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の文字部分と曇りマークの絵柄部分にオーバーラップするように表示されている。また、姫のキャラクタm3は、ボタン予告表示h110の一部および操作有効期限表示h112の一部にオーバーラップされるように表示されている。
図145(g)に続く、図145(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、姫のキャラクタm3は、吹き出し表示f2の吹き出し部の右部の曇りマークの絵柄部分と吹き出し表示f3の吹き出し部の右部の雨マークの絵柄部分、および爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。
図145(h)に続く、図145(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、姫のキャラクタm3は右方に移動するアニメーションが表示され、画面右端から出ていくように消去される。姫のキャラクタm3の一部は、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップするように表示されている。この後、吹き出し表示f2、f3を消去すると共にリーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図146を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図146(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図146(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図146(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図146(a)に続く、図146(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が移動してきた状態を示している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分が視認し難くなっている。
図146(b)に続く、図146(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図146(c)に続く、図146(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している
図146(d)に続く、図146(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図146(e)に続く、図146(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、および晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図146(f)に続く、図146(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図146(g)に続く、図146(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2の枠部分、文字列部分、曇りマークの絵柄の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部が視認し難くなっている。
図146(h)に続く、図146(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央前方に構造体247が位置している。構造体247によって吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、構造体247が装飾図柄表示装置208の略中央前方に位置している間に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、構造体247が初期位置に位置している間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよいし、構造体247が装飾図柄表示装置208の画面にオーバーラップしている間に吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図147を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図147(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図147(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図147(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図147(a)に続く、図147(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルに笑顔のキャラクタの発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図147(b)に続く、図147(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、および晴れマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図147(c)に続く、図147(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1の枠部分、文字列部分、晴れマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図147(d)に続く、図147(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図147(e)に続く、図147(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
図147(f)に続く、図147(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f1、f2の枠部分、文字列部分、晴れマーク、曇りマークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図147(g)に続く、図147(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112が視認し難くなっている。
図147(h)に続く、図147(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の前方にある発光パネルによる発光表示が行われている。当該発光により、吹き出し表示f2、f3の枠部分、文字列部分、曇りマーク、雨マークの絵柄の一部が視認し難くなっている。
本例は、装飾図柄表示装置208の前方に位置する発光パネルによる発光表示がされている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、発光パネルによる発光表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図148を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図148(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図148(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図148(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図148(a)に続く、図148(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分にオーバーラップしている。
図148(b)に続く、図148(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図148(c)に続く、図148(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、文字列部分の全部、天気のマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の全部にオーバーラップしている。
図148(d)に続く、図148(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが再開されると共に、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f2は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「お昼の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の吹き出し部の略全部、殿のキャラクタの顔画像の一部、「殿」の文字の一部、吹き出し表示f2の枠部分の一部にオーバーラップしている。
図148(e)に続く、図148(f)は、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れのマークの絵柄の一部、殿のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部にオーバーラップしている。
図148(f)に続く、図148(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f1の枠部分の一部、晴れマークの絵柄の一部、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体の部分、爺のキャラクタの顔画像の一部、およびボタン予告表示h110、操作有効期限表示h112の全部にオーバーラップしている。
図148(g)に続く、図148(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f1、f2が同じ速度で上方に移動する移動アニメーションが行われるのと同時に、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。吹き出し表示f3とは、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像と「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1は、画面上端から出ていくように消去される。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の吹き出し部の略全体、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、「姫」の文字画像の一部にオーバーラップしている。
図148(h)に続く、図148(i)は、吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f3が停止表示する位置は、吹き出し表示f2がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、装飾図柄表示装置208の略中央に第一の表示が行われている。第一の表示は、吹き出し表示f2の枠部分の一部、曇りマークの絵柄の一部、爺のキャラクタの顔画像の一部、吹き出し表示f3の枠部分の一部、文字列全体、雨マークの絵柄の一部、姫のキャラクタの顔画像の一部「姫」の文字画像の全部にオーバーラップしている。
本例は、装飾図柄表示装置208に第一の表示が表示されている際に、吹き出し表示が移動するように構成されているが、第一の表示を表示していない間にのみ、吹き出し表示が移動するように構成されてもよい。また、第一の表示は、保留表示、保留アイコン、変動アイコン、予告アイコン、アイコン領域表示、装飾図柄、第四図柄、ミニ装飾図柄、予告表示、先読み予告表示、チュートリアル表示、疑似連表示、リーチ表示、右打ち表示、左打ち表示、キャラクタ表示、背景表示、大当り表示、ラウンド表示、ビッグボーナス表示、AR表示、RT表示、連荘回数表示、獲得球数表示、獲得枚数表示、音量調整表示、光量調整表示、ボタン押下表示、エラー表示、球抜き表示、扉開放表示、異常発生表示のうちの少なくともいずれかであってもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図149を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図149(a)〜(h)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図149(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図149(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図149(a)に続く、図149(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1'が登場するように表示されている。吹き出し表示f1'とは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「疑似連チャンス!」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1'は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図149(b)に続く、図149(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。また、特図1、2保留アイコン表示領域280abには、特図1保留アイコンa4が新たに表示されている。
図149(c)に続く、図149(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1'の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図149(d)に続く、図149(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2'が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1'が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f2'は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像と「保留変化じゃ」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図149(e)に続く、図149(f)は、吹き出し表示f1'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2'が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1'が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2'は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2'が停止表示する位置は、吹き出し表示f1'がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1'の移動の速度と吹き出し表示f2'の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。
図149(f)に続く、図149(g)は、吹き出し表示f2'に表示されている曇りマークの絵柄が特図1、2保留アイコン表示領域280abに向かって移動している状態を示している。
図149(g)に続く、図149(h)は、吹き出し表示f2'に表示されていた曇りマークの絵柄が、デフォルト態様の特図1保留アイコンa4に置き換わって特図1保留アイコンa4として表示されている。この後、吹き出し表示f1'、f2'を消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。
本例の演出は、吹き出し表示f1'と吹き出し表示f2'による連続した予告が行われる例である。吹き出し表示f1'は、当該変動の予告に用いられ、吹き出し表示f2'は、先読み予告に用いられる。また、本例では、吹き出し表示の吹き出し部の内側に表示されていた曇りマークの絵柄を移動させて保留アイコンとして表示させる例であるが、吹き出し部の外に表示している当該変動や先読みに用いられる予告アイコンを吹き出し部の内側に移動させて表示してもよく、また吹き出し部の内側に表示されていたアイコンを当該予告アイコンで上書きする表示を行ってもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図150を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図150(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。また、図150〜図152においては、装飾図柄表示装置208の左側にサブ液晶a208、右側にサブ液晶b208が設けられている。
図150(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図150(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図150(a)に続く、図150(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1の一部が登場するように表示されるのと同時に、サブ液晶a208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f1の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f1の一部は、「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f1の他の一部は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図150(b)に続く、図150(c)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部と、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が、同時に上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、装飾図柄表示装置208やサブ液晶a208の画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図150(c)に続く、図150(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図150(d)に続く、図150(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2の一部が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208において、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さの部分)から吹き出し表示f2の他の一部が登場するように表示されている。吹き出し表示f2の一部は、「午前の天気は」の文字列と曇りマークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f2の他の一部は、爺のキャラクタの顔画像と爺のキャラクタの顔画像の上に表示されている「爺」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図150(e)に続く、図150(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶a208において、吹き出し表示f1の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面下部で停止表示する。
図150(f)に続く、図150(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の一部とf2の一部にオーバーラップする位置にボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示されている。
図150(g)に続く、図150(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、吹き出し表示f2の一部が上方に移動するアニメーションが表示されると共に、吹き出し表示f3の一部が画面下部から登場するように表示される。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1の他の一部が画面上端から出ていくように消去され、吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されている。また、サブ液晶c208において、吹き出し表示f2の他の一部が上方に移動するアニメーションが表示される。吹き出し表示f3の一部は、「午後の天気は」の文字列と雨マークの絵柄が表示されている吹き出し部であり、吹き出し表示f3の他の一部は、姫のキャラクタの顔画像と姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「姫」の文字画像、および吹き出し部の一部が該当する。
図150(h)に続く、図150(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f3の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f2の一部が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f3の一部は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2の一部が停止表示する位置は、吹き出し表示f1の一部がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f2の移動の速度と吹き出し表示f3の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。また、サブ液晶b208において、吹き出し表示f2の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて画面上部で停止表示すると共に、サブ液晶a208において、吹き出し表示f3の他の一部が上に向けて移動する移動アニメーションが行われ画面略中央部で停止表示する。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図151を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。図151(a)〜(i)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図151(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図151(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図151(a)に続く、図151(b)は、装飾図柄表示装置208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図151(b)に続く、図151(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図151(c)に続く、図151(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(d)に続く、図151(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、爺のキャラクタによる吹き出し表示f2が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。
図151(e)に続く、図151(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われて、吹き出し表示f1が画面上部で停止表示され、吹き出し表示f2は、画面略中央で停止表示された状態を示している。吹き出し表示f2が停止表示する位置は、吹き出し表示f1がこの前に停止表示していた位置である。また、吹き出し表示f1の移動の速度と吹き出し表示f2の移動の速度は同じとなるように構成されているが、異なるように構成されてもよい。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図151(f)に続く、装飾図柄表示装置208において、図151(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示を一旦中断して、吹き出し表示f1と吹き出し表示f2にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図151(g)に続く、図151(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、装飾図柄表示装置208において、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、姫のキャラクタによる吹き出し表示f3が画面下部から登場するように表示されると共に、吹き出し表示f2が上方に移動するアニメーションが表示される。また、サブ液晶b208の上端から、既に消去した吹き出し表示f1がサブ液晶b208の大きさに合わせて縮小されて登場するように表示される。
図151(h)に続く、図151(i)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f2、f3の上に向けて移動するアニメーションが継続して行われ、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が下方に移動するアニメーションが行われ、サブ液晶b208の下部に吹き出し表示が貯まるように表示されている。このように、本例の演出は、装飾図柄表示装置208において消去した吹き出し表示をサブ液晶b208に貯める演出である。サブ液晶b208が吹き出し表示でいっぱいになると古い吹き出し表示から消去するようにしてもよいし、新しい吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、全ての吹き出し表示を消去するようにしてもよいし、半分の吹き出し表示を消去するようにしてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。また、本例では、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1は、装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より小さくなるように構成されているが、サブ液晶b208に表示する吹き出し表示f1が装飾図柄表示装置208に表示する吹き出し表示f1より大きくなるように構成されてもよいし、同じ大きさとなるように構成されてもよい。
次に、図152を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図152(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
次に、図152を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図152(a)〜(m)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図152(a)は、サブ液晶a208に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図152(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図152(a)に続く、図152(b)は、サブ液晶b208の画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部と同じ高さ)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。
図152(b)に続く、図152(c)は、サブ液晶b208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示された状態を示している。
図152(c)に続く、図152(d)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾3−装飾8−装飾4」の停止表示をした状態を示している。また、停止表示の表示中は、サブ液晶b208の吹き出し表示f1の移動も停止している。
図152(d)に続く、図152(e)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示されている。また、サブ液晶b208では、吹き出し表示f1の移動アニメーションが開始されている。
図152(e)に続く、図152(f)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われると共に、画面下部から登場した吹き出し表示f2が上に向けて移動する移動アニメーションが行われている。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図152(f)に続く、図152(g)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図152(g)に続く、図152(h)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われている。
図152(h)に続く、図152(i)は、装飾図柄表示装置208で「装飾2−装飾8−装飾9」の停止表示をした状態を示している。図152(h)では、装飾図柄の停止表示中でも、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1、f2のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f3が登場するように表示されている。
図152(i)に続く、図152(j)は、次の変動が開始され、装飾図柄表示装置208において、装飾図柄変動表示が表示され、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われている。
図152(j)に続く、図152(k)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3のスクロール表示が継続して行われ、画面の下部から吹き出し表示f6が登場するように表示されている。吹き出し表示f6は、ちび姫のキャラクタの顔画像とちび姫のキャラクタの顔画像の上に表示されている「ちび姫」の文字画像と「夕方の天気は」、「リーチかな?」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。本例の吹き出し表示f6は、当該変動においてリーチが行われることの予告として用いられる表示である。
図152(k)に続く、図152(l)は、サブ液晶b208において、吹き出し表示f1〜f3、およびf6のスクロール表示が継続して行われ、吹き出し表示f1が画面上端から消去され、画面下部から登場した吹き出し表示f6の全体が表示された段階で、吹き出し表示f2、f3、f6のスクロール表示を中断、または終了している。
図152(l)に続く、図152(m)は、装飾図柄表示装置208において、「装飾4」のリーチ演出が行われている状態を示している。このように、本例は、複数の変動を跨いで、吹き出し表示が表示され続ける例である。また、装飾図柄の停止表示中であっても、サブ液晶によって吹き出し表示の演出を継続して行う場合がある。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
図153は、保留アイコンを用いた演出例の2例を段階的に示している。図153は、図153(a)〜(h)の後に図153(i)〜(k)の演出を行うパターン1の例と図153(a)〜(h)の後に図153(i')〜(l')の演出を行うパターン2の例を示している。
<パターン1の例>
以下、本演出例のパターン1の例を図153(a)〜(k)を用いて説明する。
以下、本演出例のパターン1の例を図153(a)〜(k)を用いて説明する。
図153(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図153(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図153(a)に続く、図153(b)は、画面の下部(特図1、2保留アイコン表示領域208abと演出表示領域の境目部)から殿のキャラクタによる吹き出し表示f1が登場するように表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。
図153(b)に続く、図153(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面下部から登場した吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが表示され、画面略中央で停止して表示された状態を示している。
図153(c)に続く、図153(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1の上方にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図153(d)に続く、図153(e)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、2つ目の吹き出し表示f1が画面下部から登場するように表示されると共に、2つの吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示される。なお、3つ以上同じ吹き出し表示が連続する場合があってもよい。
図153(e)に続く、図153(f)は、両方の吹き出し表示f1が上に向けて移動する移動アニメーションが行われる。このように、本例では、登場する吹き出し表示は上に向けてスクロール表示されるように構成されている。
図153(f)に続く、図153(g)は、装飾図柄表示装置208において、両吹き出し表示f1のスクロール表示を一旦中断して、両吹き出し表示f1にオーバーラップする位置にチャンスボタン136を模したボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112が表示され、遊技者にチャンスボタン136の操作を促す予告演出が行われた状態を示している。
図153(g)に続く、図153(h)は、遊技者がチャンスボタン136の操作有効期限内にチャンスボタン136を押下することで、ボタン予告表示h110および操作有効期限表示h112を消去して、両吹き出し表示f1が上方に移動するアニメーションが表示され、両吹き出し表示f1が画面上端から出ていくように消去される直前である。また、画面下部から吹き出し表示f1bが登場するように表示される。吹き出し表示f1bは、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列と模様が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。また、吹き出し表示f1bの吹き出し部は、装飾図柄表示装置208の一画面に収まらない大きさである。
図153(h)に続く、図153(i)は、吹き出し表示f1bの上端が画面上端に位置している状態を示している。
図153(i)に続く、図153(j)は、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われている状態を示す。
図153(j)に続く、図153(k)は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。
<パターン2の例>
以下、本演出例のパターン2の例を図153(i')〜(l')を用いて説明する。
以下、本演出例のパターン2の例を図153(i')〜(l')を用いて説明する。
図153(a)〜(h)に続く、図153(i')は、吹き出し部f1bのスクロール表示が一旦停止している状態を示している。なお、吹き出し部f1bのスクロール表示はが1回または複数回停止する場合があってもよい。
図153(i')に続く、図153(j')は、装飾図柄表示装置208に、チャンスボタン136を模したボタン予告表示h110、チャンスボタン136の操作有効期限をゲージで表す操作有効期限表示h112が表示された状態を示している。
図153(j')に続く、図153(k')は、チャンスボタン136の操作有効期限内に遊技者がチャンスボタン136押下することで、停止していた吹き出し部f1bのスクロール表示が再開される。
図153(k')に続く、図153(l')は、吹き出し表示f1bの下端が視認されるまで、吹き出し表示f1bのスクロール表示が行われた状態を示している。この後、吹き出し表示f1bを消去すると共にSPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。また、吹き出し表示f1bのスクロール表示が停止するたびにボタン予告演出が行われる場合があってもよいし、ボタン予告演出が行われない場合があってもよい。吹き出し表示f1bのスクロール表示において、「総て人の上にたつ時は、愚なるも智あるさまに見え、下にいるものは、智あるも愚に見ゆるものなり。」の文字列の全てがスクロール表示される場合と全てがスクロール表示されない場合があってもよい。当該文字列が全てスクロール表示される場合は、当該文字列が全てスクロール表示されない場合と比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図154を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図154(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
次に、図154を用いて、吹き出し表示の演出例を説明する。
図154(a)〜(g)は、吹き出し表示を用いた演出例を段階的に示している。
図154(a)は、装飾図柄表示装置208の左端の領域に、特図1保留数aa1、特図1の第4図柄aa2、特図2保留数aa3、特図2の第4図柄aa4、普図保留数aa5、普図の第4図柄aa6が表示されている。装飾図柄表示装置208の左下の領域は、変動アイコン表示を表示する変動アイコン表示領域280であり、変動アイコン表示領域280には、デフォルトの態様をした変動アイコンad1が表示されている。変動アイコン表示領域280の右隣りは、特図1、2保留アイコン表示領域280abであり、特図1保留アイコンa1〜a3と特図2保留アイコンb1〜b3が交互にこの順番で左から右に向けて表示されている。特図1、2保留アイコン表示領域280abの右隣りは、チュートリアル表示領域tu1であり、「準備中」の文字列が表示されている。チュートリアル表示領域tu1には、現在行われている演出の内容や現在行われていない演出の内容が表示される場合がある。また、図154(a)は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cにおいて、装飾図柄変動表示が表示されている状態を示している。
図154(a)に続く、図154(b)は、画面の右上および右下から2つの吹き出し表示f1が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。吹き出し表示f1は、殿のキャラクタの顔画像と殿のキャラクタの顔画像の上に表示されている「殿」の文字画像と「午前の天気は」の文字列と晴れマークの絵柄が表示されている吹き出し部を含む表示のことである。吹き出し表示f1は、装飾図柄にオーバーラップするように表示されている。なお、同時に3つ以上の同じ吹き出し表示が登場してもよい。
図154(b)に続く、図154(c)は、装飾図柄表示装置208において、画面右端から、吹き出し表示f2、f3が同時に登場するように表示され、同じスピードで左方に移動するアニメーションが表示されている。なお、同時に2つ以上の異なる吹き出し表示が登場する場合があってもよい。また、上と下の吹き出し表示f1は、同じ速度で左方に移動するアニメーションが開始されている。
図154(c)に続く、図154(d)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図154(d)に続く、図154(e)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われている。
図154(e)に続く、図154(f)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去される直前の状態である。また、本例では全ての吹き出し表示が同じ方向に同じ速度で移動するアニメーションが行われるが、吹き出し表示のそれぞれが異なる方向に異なる速度で移動するアニメーションが行われてもよい。また、当該変動の予告や先読み予告に用いられる吹き出し表示については、当該変動の予告や先読み予告に用いられない予告とは、異なる方向に移動させる場合があってもよいし、異なる速度で移動させる場合があってもよい。
図154(f)に続く、図154(g)は、装飾図柄表示装置208において、吹き出し表示f1〜f3が同じ速度で左方に移動するアニメーションが行われ、登場した順番に左端から出ていくように消去された後の状態を示している。この後、SPリーチ演出や全回転リーチ演出が開始される場合があってもよいし、保留アイコンや変動アイコンが変化するアニメーションが行われる場合があってもよい。なお、本例では、同時に表示開始した上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1が同時に表示終了しているが、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、上の吹き出し表示f1と下の吹き出し表示f1のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。また、同時に表示開始した吹き出し表示f2と吹き出し表示f3が同時に表示終了しているが、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方よりも先に表示終了するようにしてもよいし、吹き出し表示f2と吹き出し表示f3のうちの一方が他方より移動速度が速くてもよい。
本例の演出は、先読み予告として用いられてもよいし、当該変動の予告として用いられてもよい。また、本例の演出が行われる場合は、本例の演出が行われない場合に比べて、最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよいし、本例の演出が行われる場合は、図135乃至図155に示す演出のうちのいずれか一の演出が行われる場合よりも最終的に大当り図柄が確定表示され易いように構成されてもよい。
次に、図155を用いて、吹き出し表示の演出例の2例を説明する。図155(a)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図155(a)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を移動させない例である。本例では、吹き出し表示f1は吹き出し表示f2にオーバーラップされているため、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認できない。
図155(b)は、吹き出し表示f1が表示されている状態で吹き出し表示f2を表示した場合の演出例である。図155(b)の右側は、吹き出し表示f2を吹き出し表示f1にオーバーラップする位置に表示する際に、吹き出し表示f1を上方へ移動させる例である。吹き出し表示f1を上方に移動させることで、吹き出し表示f1に表示されたキャラクタのセリフと吹き出し表示f2に表示されたキャラクタのセリフを同時に視認することができる場合がある。
次に、以上説明した一実施の形態によるパチンコ機100の特徴的構成について再度図1乃至図155を参照しつつ説明する。
(e1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図105参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図105参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図105参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図105参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図106(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図106(d)参照)、前記第一の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様であり(例えば、図106(b)、(d)参照)、前記第二の発光手段の発光態様は、前記第一の状態と前記第二の状態の両方で同じ発光態様である(例えば、図106(b)、(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(e2)e1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図106(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図106(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e3)e1またはe2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図112(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e4)e1乃至e3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e5)e1乃至e4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図106(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e6)e1乃至e5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図106(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図106(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e7)e1乃至e6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図105参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e8)e7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図106(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e9)e1乃至e8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり(例えば、図105(b)参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e10)e1乃至e9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図106(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e11)e1乃至e10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図106(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(e12)e1乃至e11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図105(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例
えば、図105(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図105(b)参照)
、ことを特徴とする遊技台。
、ことを特徴とする遊技台。
(e13)e1乃至e12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図112参照)、
ことを特徴とする遊技台。
ことを特徴とする遊技台。
(e14)e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(e15)e1乃至e13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(f1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図105参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図105参照)、第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図105参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図105参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図105参
照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図106(b)参照)、 第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図106(d)参照)、前記第一の発光手段は、第一のカバー(例えば、カバー部90a3)に覆われる手段であり(例えば、図105(b)参照)、前記第二の発光手段は、前記第一のカバーに覆われる手段である(例えば、図105(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(f2)f1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図106(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図106(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f3)f1またはf2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図112(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f4)f1乃至f3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f5)f1乃至f4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図106(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f6)f1乃至f5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図106(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図106(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f7)f1乃至f6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図105参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f8)f7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図106(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f9) f1乃至f8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第二のカバー(例えば、カバー部90b3)を有する手段であり(例えば、図105(b)参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二のカバーと重なる手段である(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f10)f1乃至f9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図106(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f11)f1乃至f10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図106(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f12)f1乃至f11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図105(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図105(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図105(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f13)
(f13)
f1乃至f12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図112参照)、ことを特徴とする遊技台。
(f14)f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(f15)f1乃至f13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(g1)第一の可動手段(例えば、可動体1)と、第二の可動手段(例えば、可動体1)と、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、第一の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図102(c)参照)、前記第二の可動手段は、第二の動作(例えば、下方に移動する動作)を実行可能な手段であり(例えば、図103(c)参照)、前記第二の可動手段の初期位置は、前記第一の可動手段の初期位置の後方に位置し(例えば、図102(a)参照)、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置は、前記第一の動作を実行した前記第一の可動手段の後方に位置する(例えば、図104(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を第一の可動手段との位置関係によって変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(g2)g1に記載の遊技台であって、前記第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、前記第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きと同じ向きである(例えば、図104(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の動作の実行中も第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g3)g1またはg2に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段の少なくとも一部と前記第二の可動手段の一部が前後方向に重なった状態において、該第二の可動手段の他の一部が前方から視認可能である、ことを特徴とする遊技台。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
第二の可動手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g4)g1乃至g3のいずれか一項に記載の遊技台であって、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記表示手段の位置は、前記第二の動作を実行した前記第二の可動手段の位置の後方に位置する(例えば、図104(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
表示手段の見え方を変化させることができる場合がある。
(g5)g4に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第一のエラー表示(例えば、「球を抜いて下さい」の文字列の表示)を表示可能な手段であり(例えば、図104(b)参照)、前記第一のエラー表示の少なくとも一部は、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段の少なくとも一方によってオーバーラップされる場合がある(例えば、図104(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
第一のエラー表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g6)g5に記載の遊技台であって、前記第一のエラー表示とは、球抜き表示のことである(例えば、図104(b)参照)ことを特徴とする遊技台。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
球抜き表示の見え方を変化させることができる場合がある。
(g7)g1乃至g6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(g8)g1乃至g5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の動作における前記第一の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。・第二の動作における前記第二の可動手段が移動する向きは、上向きや左向きや右向きや下向きであってもよく、第一の動作は落下であってもよく、前後方向の成分や左右方向の成分や上下方向の成分の少なくともいずれかを含む向きであってもよい。・第一の動作と第二の動作の両方が同時に実行されてもよく、一方が実行された後に他方が実行されてもよく、一方または他方のみ実行されてもよい。・第一の動作と第二の動作の両方が実行された後、第一の可動手段と第二の可動手段の両方が同時に初期位置に戻ってもよく、一方が戻った後に他方が戻ってもよい。・第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方が動作して初期位置に戻っている間に他方が動作してもよい。・第一の動作中に第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。・第二の動作中に第一の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第二の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。・第一の可動手段が第二の可動手段の前方に位置する場合でも第二の可動手段のLEDは発光演出を行ってもよく、第一の可動手段のLEDと同じ発光演出を行ってもよい。
(h1)第一の可動手段(例えば、可動体90a)と(例えば、図105参照)、第二の可動手段(例えば、可動体90b)と(例えば、図105参照)、 第一の発光手段(例えば、発光ダイオードa22、a32、a33)と(例えば、図105参照)、第二の発光手段(例えば、発光ダイオードa11〜a16、a23、a24)と(例えば、図105参照)、を備えた遊技台であって、前記第一の可動手段は、前記第二の可動手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の可動手段は、前記第一の発光手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の可動手段は、前記第二の発光手段を有する手段であり(例えば、図105参照)、第一の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段のうちの一方は前記第二の可動手段と重なり(例えば、図106(b)参照)、第二の状態において、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方は前記第二の可動手段と重ならず(例えば、図106(d)参照)、初期状態において、前記第一の可動手段と前記第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体(例えば、構造体30a)にオーバーラップされる(例えば、図112(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の発光手段と第二の発光手段の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(h2)h1に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が発光可能であり(例えば、図106(b)参照)、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段にオーバーラップされる(例えば、図106(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h3)h1またはh2に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、構造体(例えば、構造体30c)にオーバーラップされる場合がある手段である(例えば、図112(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h4)h1乃至h3のいずれか一項に記載の遊技台であって、初期状態において、前記第一の発光手段が前記第二の可動手段と重なる(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h5)h1乃至h4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の発光手段は、初期状態から少なくとも前記第一の状態を経て前記第二の状態に移行可能な手段である(例えば、図106(a)〜(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h6)h1乃至h5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、第三の発光手段(例えば、発光ダイオードa25、a33、a34)を有する手段であり、前記第一の可動手段は、第三の可動手段(例えば、可動体90c)を有する手段であり(例えば、図105参照)、前記第一の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重なり(例えば、図106(b)参照)、前記第二の状態において、前記第三の発光手段が前記第三の可動手段と重ならない(例えば、図106(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h7)h1乃至h6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の可動手段は、発光基板(例えば、LED基板90b2)を有する手段であり(例えば、図105参照)、初期状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h8)h7に記載の遊技台であって、前記第一の状態において、前記第一の発光手段が前記発光基板と重なる場合がある(例えば、図106(d)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h9)h1乃至h8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の可動手段は、カバー(例えば、カバー部90a3)を有する手段であり、初期状態において、前記第一の発光手段が前記カバーと重なる手段である(例えば、図106(a)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h10)h1乃至h9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の状態とは、前記第一の可動手段の動作中のうちの或るタイミングにおける状態である(例えば、図106(b)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
ことを特徴とする遊技台。
(h11)h1乃至h10のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第二の状態とは、前記第一の可動手段の非動作中における状態である(例えば、図106(c)〜(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h12)h1乃至h11のいずれか一項に記載の遊技台であって、基板(例えば、LED基板90a2)を備え(例えば、図105(b)参照)、前記基板は、前記第一の発光手段と前記第二の発光手段の両方を有する基板であり(例えば、図105(b)参照)、前記第一の可動手段は、前記基板を有する手段である(例えば、図105(b)参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h13)h1乃至h12のいずれか一項に記載の遊技台であって、遊技釘を有する遊技板(例えば、遊技板125)を備え、前記第一の可動手段は、前記遊技板よりも後方で動作可能な手段である(例えば、図112参照)、ことを特徴とする遊技台。
(h14)h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(h15)h1乃至h13のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよく、第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態の両方で同じ発光態様であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第一のカバーに覆われる手段であってもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの一方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・初期状態において、第一の可動手段と第二の可動手段のうちの他方の少なくとも一部が構造体にオーバーラップされてもよい。・第一の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第二の発光手段の発光態様は、第一の状態と第二の状態で異なる発光態様であってもよいし、一方は非発光であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段が別々のカバーに覆われてもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段は、第二の可動手段が有してもよい。・第二の可動手段は、第一の可動手段よりも後方に位置してもよい。・第二の発光手段は、初期状態と第一の状態と第二の状態において第二の可動手段と重ならない手段であってもよい。・第一の発光手段と第二の発光手段の両方はフルカラーLEDであってもよいし、両方が単色LEDであってもよいし、一方が単色LEDで他方がフルカラーLEDでもよいし、一方が高輝度LEDで他方が普通のLEDであってもよい。・移動可能な表示手段を備え、表示手段が移動後に該表示手段の後方から前方に第一の可動手段が移動してもよい。・透過液晶表示装置を備え、第一の可動手段は透過液晶表示装置の後方で動作してもよい。・模様を発光可能な透明パネルを備え、第一の可動手段は透明パネルの後方で動作してもよい。・カウント予告のカウント後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する保留アイコンの消化に応じて第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・可動物の動作を示唆する予告の後に第一の可動手段と第二の可動手段の少なくとも一方が動作してもよい。・第一の可動手段の動作と第二の可動手段の動作と第一の発光手段の発光と第二の発光手段の発光は、予告として行われてもよいし、先読み予告として行われてもよい。
(i1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、構造体(例えば、構造体247)と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の位置(例えば、表示領域の中央下部)に第一の表示(例えば、サボハニのキャラクタ表示SB)を表示可能な手段であり(例えば、図114(c)参照)、前記構造体の少なくとも一部は、前記表示手段の一部にオーバーラップする位置に位置し(例えば、図114参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされる場合がある表示である(例えば、図114(c)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者に遊技台を観る方向を変えて遊技する楽しさを提供でき、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i2)i1に記載の遊技台であって、前記構造体は、移動可能な構造体であり(例えば、図123参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体の移動後に該構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i3)i1またはi2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、移動可能な表示手段であり(例えば、図385乃至図391参照)、前記第一の位置に表示された前記第一の表示は、前記表示手段の移動後に前記構造体にオーバーラップされない表示である、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる
場合がある。
場合がある。
(i4)i1乃至i3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記表示手段は、第二の位置(例えば、表示領域の中央部)に前記第一の表示を表示可能な手段であり、 前記第二の位置に表示された前記第一の表示は、前記構造体にオーバーラップされない表示である(例えば、図114(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i5)i4に記載の遊技台であって、前記第一の表示が前記第一の位置に表示された後に前記第二の位置に表示される場合がある(例えば、図114参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場合がある。
(i6)i1乃至i5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の表示は、予告表示である(例えば、図114参照)、ことを特徴とする遊技台。
予告表示の見え方を変化させることができ、遊技者の興趣を向上させることができる場
合がある。
合がある。
(i7)i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(i8)i1乃至i6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・第一の表示は、先読み予告表示であってもよいし、文字を含む表示であってもよいし、アイコン表示であってもよいし、保留アイコン表示であってもよいし、変動アイコン表示であってもよいし、キャラクタ表示であってもよいし、エラー表示であってもよい。・第二の位置に表示された第一の表示が構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。・第二の位置に表示された第一の表示が表示手段の移動後に構造体にオーバーラップされる場合があってもよい。・構造体は、表示手段を備えてもよく、LED基板を備えてもよく、移動可能であってもよい。・表示手段は、移動可能であってもよい。・構造体は、透過液晶装置であってもよく、透過液晶表示の表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。・構造体は、発光パネルであってもよく、発光パネルの発光表示中に後方で第一の表示をおこなってもよい。
(図面)・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に再び第一の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動後に他の構造体にオーバーラップされる第三の位置に移動・予告表示が構造体にオーバーラップされない第四の位置からオーバーラップされる第一の位置に移動後にオーバーラップされない第五の位置に移動する例・予告表示が常に一部見える例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示され、他の予告表示がオーバーラップされない第二の位置に移動する例・予告表示が第二の位置に表示され、他の予告表示が第一の位置に移動する例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置からオーバーラップされない第二の位置に移動し、エフェクト表示が先に見える例・予告表示が構造体にオーバーラップされる第一の位置に表示される前に予告表示の予告を行う例、予告表示が拡大して見える例・予告表示を第二の位置に表示し、構造体の移動または表示手段の移動によって第二の位置の予告表示が隠れる例
(j1)装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数のアイコンを表示可能な手段であり、前記複数のアイコンのうちの一つは、保留アイコンであり、前記装飾図柄変動表示の表示中に、前記アイコンによるアニメーション(以下、「第一のアニメーション」(例えば、予告表示m1の移動アニメーション)という。)を表示する場合があり、前記第一のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において第一の演出表示(例えば、擬似連続変動の演出)が行われる場合がある(例えば、図125参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができ、遊技者の興趣を向上できる場合がある。
(j2)j1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記保留アイコンを変動アイコンとして表示可能な手段である、ことを特徴とする遊技台。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
保留アイコンや変動アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j3)j1またはj2に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの変化表示を含むアニメーションのことである(例えば、図134(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j4)j1乃至j3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの移動表示を含むアニメーションのことである(例えば、図125(f)〜(i)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j5)j1乃至j4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの減少表示を含むアニメーションのことである(例えば、図125(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j6)j1乃至j5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一のアニメーションとは、前記アイコンの増加表示を含むアニメーションのことである(例えば、図125(j)、(k)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
アイコンの挙動を楽しむことができる場合がある。
(j7)j6に記載の遊技台であって、1つの前記アイコンにおける増加表示が複数回表示される場合がある(例えば、図129参照)、ことを特徴とする遊技台。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
1つのアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j8)j1乃至j7のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における疑似連続変動表示のことである(例えば、図125(h)参照)、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j9)j1乃至j8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示におけるリーチ変動表示のことである(例えば、図131(j)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j10)j1乃至j9のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の演出表示とは、前記装飾図柄変動表示における操作演出表示のことである、ことを特徴とする遊技台。
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)
装飾図柄変動表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j11)
j1乃至j10のいずれか一項に記載の遊技台であって、アイコン表示領域(例えば、特図1、2保留アイコン表示領域208ab)に前記アイコンが表示されている際に前記第一のアニメーションが表示され(例えば、図126(f
)参照)、前記第一のアニメーションの表示期間の少なくとも一部の期間に、前記アイコン表示領域に他の表示(例えば、「準備中」の文字列が表示されたアイコン)が表示される場合がある(例えば、図126(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
アイコン表示領域の表示に遊技者の注目を集めることができる場合がある。
(j12)j1乃至j11のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記装飾図柄変動表示の表示中に、2以上の前記アイコンによるアニメーション(以下、「第二のアニメーション」という。)を表示する場合があり(例えば、図134(f)参照)、前記第二のアニメーションの表示後に前記装飾図柄変動表示において前記第一の演出表示が行われる場合がある(例えば、図134(h)参照)、ことを特徴とする遊技台。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
2以上のアイコンの挙動をより楽しむことができる場合がある。
(j13)j1乃至j12のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
・アイコンが移動して元のアイコン表示領域には何も表示されなくてもよいし、仮のアイコン表示が代わりに表示されてもよいし、他のアイコンが移動されて(詰めて)表示されてもよい。・アイコンが移動した後に元のアイコン表示領域に再度表示(戻り表示)される場合、増加表示を行ってもよいし、他のアイコン表示に重なるように表示してもよいし、他のアイコン表示を退かすように表示してもよい。・第一のアニメーション後に装飾図柄が変化してもよいし、消去(破壊)されてもよいし、揺れ変動表示から変動表示に移行してもよいし、中図柄に特殊図柄を仮停止してもよい。・第一のアニメーションの後に第一の演出表示が行われなくてもよい。・1回の装飾図柄変動表示の間に複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。・複数回の装飾図柄変動表示の間に1つのアイコンで複数回の第一のアニメーションを行ってもよい。・期待度の高いアイコンのほうが期待度の低いアイコンよりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし、逆でもよい。・保留満タンの場合のほうが保留非満タンの場合よりも第一のアニメーションを行い易くてもよいし逆でもよい。・第一のアニメーションが行われることを示唆する予告表示を行ってもよい。・第一のアニメーションの開始時期を示唆するカウント予告表示(タイマ演出)を行ってもよい。・保留アイコンや変動アイコンとは異なるアイコン(ミニアイテム)を消化した場合に第一のアニメーションを行ってもよい。・ミニゲームの結果が第一の結果である場合に第一のアニメーションを行ってもよい。
(図面)・図125乃至図134は、はずれ図柄の揺れ変動中に保留アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかって装飾図柄変動表示が再変動(疑似連)する例である。・図126は、保留アイコンが移動中に仮のアイコンを保留の台座に表示する例である。・図127は、保留アイコンが移動中に後ろの保留アイコンが詰めて戻ってくるときに元の位置に戻る例である。・図128は、保留アイコンがぶつかっても発展しないガセ演出の例である。・図129は、1回の変動で同じ保留アイコンが複数回第一のアニメーションを行う例である。・図130は、1回の変動で異なる保留アイコンが第一のアニメーションを行う例である。・図131は、保留アイコンの第一のアニメーション後にリーチとなる例である。・図132は、変動アイコンが装飾図柄の中図柄にぶつかる例である。・図133は、同じ保留アイコンが複数変動に亘ってぶつかってリーチに発展する例である。・図134は、複数の保留アイコンが装飾図柄に同時にぶつかってリーチとなる例である。
(k1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図136(f)参照)、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図136(f)参照)、第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図136(e)参照)、前記第一の表示領域の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図136(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者が視線を変化させずに第二の吹き出し表示を視認可能となるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(k2)k1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図136(d)、(e)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図136(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k3)k2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図136(f)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k4)k2またはk3に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の他の移動アニメーション(以下、「第三の移動アニメーション」(例えば、右方に移動する移動アニメーション)という。)の表示後に前記第一の表示領域に該第一の吹き出し表示が表示され(例えば、図136(b)、(c)参照)、 前記第一の移動アニメーションと前記第三の移動アニメーションは前記第一の吹き出し表示の移動する向きが異なる場合がある(例えば、図136参照)、ことを特徴とする遊技台。
移動アニメーションによって移動する向きを異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k5)
(k5)
k1乃至k4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図136(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k6)k1乃至k5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図136(e)参照)、
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(k7)k1乃至k6のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、 前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図153(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(k8)k1乃至k7のいずれか一項に記載の遊技台であって、操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図136(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(k9)k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(k10)k1乃至k8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。
ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
(図面)
(図面)
図135は、会話予告の一例である。図136は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(新しい吹き出しのアニメと古い吹き出しのアニメが同時)である。図137は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・古い吹き出しのアニメ後に新しい吹き出しのアニメ)の例である。図138は、会話予告の例・登場アニメが横移動、新しい吹き出し登場時のアニメは縦移動(タイミングの変形例・新しい吹き出しのアニメ後に古い吹き出しのアニメ)の例である。図139は、会話予告の例・登場アニメが縦移動の例・吹き出しの大きさが通常・半分・2倍と異なる例である。図140は、会話予告の例・消えたキャラが戻ってくる例・戻ったら内容が変化している例である。図141は、会話予告の例・特定の吹き出し(例えば、期待度の高い吹き出し)は消去されない例である。図142は、会話予告の例・吹き出しが重なる例である。図143は、会話予告の例・古い吹き出しが縮小される例である。図144は、会話予告の例・同じキャラの吹き出しが連続する例・吹き出しが拡大する例・吹き出しの内容が吹き出しからはみ出す例である。図145は、会話予告の例・予告キャラが移動中に吹き出しが移動する例である。図146は、会話予告の例・可動体が動作した状態で吹き出しが移動する例である。図147は、会話予告の例・表示装置の前の発光パネルが発光した状態で吹き出しが移動する例である。図148は、会話予告の例・第一の表示が表示された状態で吹き出しが移動する例である。図149は、会話予告の例・吹き出しが先読み予告(保留アイコンを先読みアイコンに変化する)例である。図150は、会話予告の例・キャラと吹き出しが別々の表示手段に表示される例である。図151は、会話予告の例・吹き出しが他の表示手段に移動する例である。図152は、会話予告の例・吹き出しが複数変動に亘って表示される例である。
(l1)表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備えた遊技台であって、前記表示手段は、複数の表示を表示可能な手段であり、前記複数の表示のうちの一の表示は、第一の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f1)であり(例えば、図136(f)参照)、前記複数の表示のうちの一の表示は、第二の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f2)であり(例えば、図136(f)参照)、第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図136(e)参照)、前記第二の吹き出し表示を表示中に、前記第一の吹き出し表示が第二の表示領域に表示される場合がある(例えば、図136(e)、(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示を表示中も第一の吹き出し表示を別の表示領域に表示することで2つの吹き出し表示の関連性を遊技者が把握し易くなるので遊技に集中でき、遊技者の興趣を向上させることができる。
(l2)l1に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第一の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第一の移動アニメーション」(例えば、上方への移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり(例えば、図136(d)、(e)参照)、前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示が表示された後に、前記第一の移動アニメーションが表示される場合がある(例えば、図136(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l3)l1またはl2に記載の遊技台であって、前記表示手段は、前記第二の吹き出し表示の移動アニメーション(以下、「第二の移動アニメーション」(例えば、左方に移動する移動アニメーション)という。)を表示可能な手段であり、前記第二の移動アニメーションが表示された後に、前記第二の吹き出し表示が表示される(例えば、図136(f)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第二の吹き出し表示の移動先に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l4)l1乃至l3のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部と前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部が重なる場合がある(例えば、図136(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
第一の吹き出し表示と第二の吹き出し表示の両方に遊技者の興味を引きつけることがで
きる場合がある。
きる場合がある。
(l5)l1乃至l4のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示の少なくとも一部が前記第二の吹き出し表示の少なくとも一部にオーバーラップされる場合がある(例えば、図136(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
手前の第二の吹き出し表示に遊技者の興味を引きつけることができる場合がある。
(l6)l1乃至l5のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記第一の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第二の吹き出し表示は、キャラクタ(例えば、殿のキャラクタ)を含む表示であり、前記第一の吹き出し表示のキャラクタと前記第二の吹き出し表示のキャラクタが同じ場合がある(例えば、図153(f)、(g)参照)、ことを特徴とする遊技台。
同じキャラクタの吹き出し表示が連続して表示されることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l7)l1乃至l6のいずれか一項に記載の遊技台であって、操作手段(例えば、チャンスボタン136)を備え、前記第一の吹き出し表示が表示された後に前記操作手段が操作された場合に、前記第二の吹き出し表示が表示開始される場合がある(例えば、図136(d)、(e)参照)、ことを特徴とする遊技台。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
遊技者の遊技への参加意欲を高めることができる場合がある。
(l8)l1乃至l7のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記複数の表示のうちの一の表示は、第三の吹き出し表示(例えば、吹き出し表示f5)であり(例えば、図139(q)参照)、 前記第一の表示領域に前記第一の吹き出し表示を表示中に、前記第三の吹き出し表示が表示開始される場合があり(例えば、図139(n)参照)、前記第一の吹き出し表示の幅と前記第二の吹き出し表示の幅は同じであり、前記第一の吹き出し表示の幅と前記第三の吹き出し表示の幅は異なる(例えば、図139(q)参照)、ことを特徴とする遊技台。
吹き出し表示の幅を異ならせることで遊技者の期待感を高めることができる場合がある。
(l9)l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、ことを特徴とする遊技台。
(l10)l1乃至l8のいずれか一項に記載の遊技台であって、前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。
・吹き出し表示は、他の表示(例えば、予告、エラー表示、球抜き表示)にオーバーラップされている間に移動表示してもよいし消えてもよい。・吹き出し表示は、移動表示後に一部が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が消えてもよいし、2以上の吹き出し表示が同時または順番にきえてもよい。・吹き出し表示の大きさは、第一の吹き出し表示と同じでもよいし、2倍でもよいし、半分でもよい。・吹き出し表示が消えた後に再表示されてもよい(消去アニメーションを行った後に消去アニメーションの逆再生や登場アニメーションを行ってもよい)。・再表示された吹き出し表示の一部が変化していてもよい(色が赤色や金色や虹色に変化してもよい、文字が期待度の高い文字に変化してもよい)。・新しい吹き出し表示を表示する際に、期待度の高い吹き出し表示は残って他の吹き出し表示(期待度の低い吹き出し表示)が優先的に消えてもよい。・吹き出し表示が拡大する表示を行ってもよいし、吹き出し表示の文字が吹き出し表示の枠からはみ出す表示を行ってもよい。・吹き出し表示が操作手段の操作によらずに消えてもよい。・吹き出し表示の移動アニメーションの間にキャラクタのアニメーションを行ってもよい。・複数変動に亘って吹き出し表示を表示してもよい。・吹き出し表示で先読み予告を行ってもよい。・第二の表示手段で吹き出し表示をおこなってもよいし、表示手段と第二の表示手段に跨って吹き出し表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方から他方に吹き出し表示が移動する表示を行ってもよいし、表示手段と第二の表示手段のうちの一方に吹き出し表示を表示し他方に対応するキャラクタを表示してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。また、上記実施形態のいずれかの実施例に記載した複数の構成のうち、1つの構成に記載している内容を、他の実施例の構成に適用することでより遊技の幅を広げられる場合がある。
本発明に係る遊技台は、本発明は、弾球遊技機(パチンコ機)、回胴遊技機(スロットマシン)、封入式遊技機あるいはメダルレススロットマシンに代表される遊技台に適用することができる。
100 パチンコ機
102 外枠
104 内枠
120 スピーカ
160 チャンスボタン
208 装飾図柄表示装置
212 第1特図表示装置
214 第2特図表示装置
227 メータ増加用進入口
228 普図始動口
230 第1特図始動口
232 第2特図始動口
234,235 可変入賞口
300 主制御部
400 第1副制御部
418 各種ランプ
500 第2副制御部
102 外枠
104 内枠
120 スピーカ
160 チャンスボタン
208 装飾図柄表示装置
212 第1特図表示装置
214 第2特図表示装置
227 メータ増加用進入口
228 普図始動口
230 第1特図始動口
232 第2特図始動口
234,235 可変入賞口
300 主制御部
400 第1副制御部
418 各種ランプ
500 第2副制御部
Claims (9)
- 表示手段を備えた遊技台であって、
前記表示手段は、演出設定表示を表示可能な手段であり、
前記演出設定表示とは、1または複数の設定を含む表示のことであり、
前記演出設定表示の表示中において、表示中の該演出設定表示とは別に、1の設定を含む表示(以下、「第一の表示」という。)を前記表示手段に表示可能であり、
前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、表示中の前記演出設定表示において、該第一の表示に含まれる前記1の設定が表示される場合がある、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項1に記載の遊技台であって、
数または量が増加または減少する表示を表示可能なカウント表示手段を備え、
前記カウント表示手段の表示が或るカウント表示(以下、「第一のカウント表示」という。)となった場合に、前記第一の表示が前記表示手段に表示される場合があり、
前記カウント表示手段による表示は、非図柄変動表示の期間に変化可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項2に記載の遊技台であって、
前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、前記第一の表示に替えて第二の表示が前記表示手段に表示される場合があり、
前記第二の表示とは、予告を示す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項2に記載の遊技台であって、
前記カウント表示手段の表示が前記第一のカウント表示となった場合に、ミニゲームが実行された後に前記第一の表示が前記表示手段に表示される、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
操作手段を備え、
前記表示手段は、前記第一の表示の表示中に、前記操作手段に関する表示(以下、「第一の操作表示」という。)を表示可能な手段であり、
前記第一の操作表示とは、前記操作手段の有効期間表示を含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記演出設定表示と前記第一の表示の表示中に図柄変動表示が開始されると、該演出設定表示が消去される、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記第一の表示が前記表示手段に表示されると、該第一の表示が消去された後の前記演出設定表示において選択可能な設定が増加する、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機である、
ことを特徴とする遊技台。 - 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記遊技台は、スロットマシンである、
ことを特徴とする遊技台。
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