JP6202030B2 - 認証システム、認証システムを制御するコンピュータプログラム、およびその認証システムに用いる読取装置 - Google Patents
認証システム、認証システムを制御するコンピュータプログラム、およびその認証システムに用いる読取装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6202030B2 JP6202030B2 JP2015065845A JP2015065845A JP6202030B2 JP 6202030 B2 JP6202030 B2 JP 6202030B2 JP 2015065845 A JP2015065845 A JP 2015065845A JP 2015065845 A JP2015065845 A JP 2015065845A JP 6202030 B2 JP6202030 B2 JP 6202030B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- read
- read command
- communication terminal
- response
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W12/00—Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
- H04W12/06—Authentication
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L63/00—Network architectures or network communication protocols for network security
- H04L63/08—Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities
- H04L63/0853—Network architectures or network communication protocols for network security for authentication of entities using an additional device, e.g. smartcard, SIM or a different communication terminal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
近年ではISO/IEC 18092、ISO/IEC 21481規格(以下、「NFC(Near Field Communication)規格」)に準拠したNFCコントローラを搭載し、近接型の非接触通信端末として利用できるモバイル端末(以下、「NFC端末」)も普及しだしている。NFC規格は、ISO/IEC 14443 TypeAおよびFelica(登録商標)の上位互換性を有しており、ICカードと同様にカードリーダ装置でID情報を読み取ることが可能なカードエミュレーションモードで、NFC端末もユーザ認証に利用されている。
(実施の形態)
<ハードウェア構成>
図1は、本実施の形態に係る認証システム100のハードウェア構成を示す図である。認証システム100は、カードリーダ装置10、およびMFP(Multifunction Peripheral)20からなり、第1の種類の非接触通信端末であるNFC端末30、および第2の種類の非接触通信端末であるICカード40のID情報を用いてユーザを認証し、ユーザ毎にMFP20での印刷枚数を管理する。
RF通信部15は、本実施の形態における通信手段であり、送受信信号を変復調する送受信回路と、ICカード規格に沿った強度で送受信信号を電磁界として送受信するアンテナとからなる。RF通信部15は、NFC端末30およびICカード40がRFアンテナの近傍にかざされた場合、これらの非接触通信端末との通信を行うことができる。非接触通信端末との通信では、HCE機能においてNFCアプリケーションに付されたID情報の読取コマンドN(第1読取コマンドである)、およびICカード規格に沿ったID情報の読取コマンドI(第2読取コマンドである)が送信され、その応答が受信される。
MFP20は、認証機能に関するハードウェア構成として、CPU21、ROM22、RAM23、I/F部24、およびユーザリスト保持部25を有する。CPU21は、ROM22に記録されているコンピュータプログラムを読み込み実行することにより、認証システム100の機能の他の一部を実現している。
カードリーダ装置10のI/F部14、およびMFP20のI/F部24は、それぞれUSB(Universal Serial Bus)コネクタ、USBコントローラ等からなり、USBケーブルを介して互いに接続され、カードリーダ装置10とMFP20との間のデータ通信を行う。USBケーブルの取り外しによりI/F部14とI/F部24との間の接続が切れた場合、ユーザ認証によってユーザ毎に印刷枚数を管理することができなくなるため、MFP20は印刷機能を停止する。
RF通信部31は、送受信信号を変復調する送受信回路と、ICカード規格に沿った強度で送受信信号を電磁界として送受信するアンテナとからなる。RF通信部31は、カードリーダ装置10のRFアンテナの近傍にかざされた場合、カードリーダ装置10との通信を行うことができる。
CPU33は、モバイル端末のホストCPUである。CPU33は、HCE機能を実装したOSをベースに、ROM34に記録されているNFCアプリケーションを実行することで、ICカードの機能をエミュレーションする。CPU33では、それぞれのID情報が異なる複数のNFCアプリケーションを切り換えて実行することができる(以下、NFCアプリケーションに付されたID情報を「IDn」と表記する)。これにより、NFC端末30は、1つの端末で複数枚のICカードをエミュレーションすることが可能になっている。
NFCアプリケーションに付されたIDnの読取コマンドNを受信した場合、NFC端末30では、図3(b)に示すように、読取コマンドNがNFCコントローラ32からCPU33に受け渡される。これに応じてCPU33は、実行しているNFCアプリケーションのIDnを出力し、このIDnがカードリーダ装置10へ応答として返される。ただし、CPU33は、カードエミュレーションのための専用ハードウェアではないため、モバイル端末としての動作によりビジー状態になる場合もある。そのため読取コマンドNが受け渡されたタイミングでCPU33がビジー状態であると、図3(c)に示すように、即座に応答できないことになる。この場合、非常に短い時間間隔(例えば0.05秒)で応答を待ち受けているカードリーダ装置30では、ID情報の読み取りに失敗することになる。
<機能構成>
続いて、カードリーダ装置10のCPU11、およびMFP20のCPU21においてコンピュータプログラムの実行により実現される認証システム100の機能について説明する。図4は、認証システム100の機能構成を示す図である。
ユーザの認証では、認証部102は、ユーザリスト保持部25に保持されているユーザリストを参照して、読取部101から出力された非接触通信端末の種別とID情報との組に対応付けられたユーザを認証する。認証されたユーザは、MFP20における印刷機能の利用が可能となる。図5は、ユーザリストの一例を示す図である。ユーザリストには、ユーザ毎に、ユーザ番号、非接触通信端末の種類、およびID情報が対応付けて登録されている。ユーザリストにはさらに、ユーザが使用した印刷枚数の管理にも利用されており、ユーザ毎の印刷枚数が登録されている。
以上が本実施の形態に係る認証システムの機能構成についての説明である。
<ID情報読取処理>
続いて、読取部101におけるID情報読取処理を説明する。図6の(a)〜(g)は、ID情報読取処理を実行した際のカードリーダ装置10の通信を示すタイミングチャートである。図6の(a)〜(g)では、それぞれの上段にカードリーダ装置10からのコマンドの発行タイミングを示し、下段にカードリーダ装置10のアンテナ近傍にかかげられた非接触通信端末からの応答タイミングを示す。また、図6(b)〜(g)で白矢印は、カードリーダ装置10のアンテナ近傍に非接触通信端末がかざされたタイミングを示す。
非接触通信端末からの応答がない場合、読取部101は、NFCアプリケーションに付されたIDnの読取コマンドNと、ICカード規格に沿ったIDcの読取コマンドIとの発行を、第1の間隔(本実施の形態では1秒である)の周期で繰り返して実行する。以下、非接触通信端末からの応答がない状態で、読取コマンドNと読取コマンドIとを1回ずつ、1秒周期で繰り返して発行することを「定期発行」という。
定期発行の読取コマンドNでID情報を読み取れる例として、t0でアンテナ近傍にNFC端末30がかざされた場合を、図6(b)を参照して説明する。
NFC端末30がかざされた状態で、読取部101がt1で準備コマンドN0を発行すると、準備コマンドN0を受信したNFC端末30からt2で応答Rnが返される。ID情報読取処理では、準備コマンドN0に対する応答Rnがあった場合、次のタイムスロットで読取実行コマンドN1の発行を行う。図6(b)の通信例では、読取部101は、t3で読取実行コマンドN1を発行する。その結果、読取実行コマンドN1を受信したNFC端末30から、準備コマンドN0で指定したNFCアプリケーションのIDnがt4で返される。
3.定期発行の読取コマンドNでIDnが読み取れず、読取コマンドIでIDcを読み取れる場合
1周期の定期発行において、読取コマンドNでIDnが読み取れず、読取コマンドNでIDcを読み取れる例には、t2でアンテナ近傍にNFC端末30がかざされるケースAと、何れかのタイムスロットでアンテナ近傍にICカード40がかざされるケースBとの2つのケースがある。
例えば、NFC端末30がt2でカードリーダ装置10のアンテナ近傍にかざされた場合、NFC端末30は、図6(c)に示すように、t1の準備コマンドN0を受信することができないため、t3の読取コマンドIから応答を始める。読取部101は、t3で読取コマンドIを定期発行しt4でIDcの応答を受け取ると、t5で準備コマンドN0’を追加発行する。このように定期発行の読取コマンドIの発行から0.05秒後という短い時間間隔で準備コマンドN0’が追加発行されるため、NFC端末30はまだカードリーダ装置10から離されておらず、t6で応答Rnを返す。応答Rnを受け取った読取部101は、t7で読取実行コマンドN1’を追加発行する。その結果、読取実行コマンドN1’を受信したNFC端末30から、準備コマンドN0’で指定したNFCアプリケーションのIDnがt8で返される。
なお、図3(c)を用いて説明したように、NFC端末30はカードリーダ装置10のアンテナ近傍にかざされていても、CPU33がビジー状態であれば、0.05秒の応答待ちのタイムスロットの間に応答を返せない場合がある。このような場合には、定期発行の読取コマンドN、追加発行の読取コマンドN’の何れにも応答がない。そこで、読取部101は、読取コマンドNの追加発行を最大3回まで連続して実行する。図6の(c)〜(e)に示すように、読取コマンドNを3回目に追加発行するまでに、NFC端末30のCPU33のビジー状態が解消されIDnが応答された場合、読取部101は、その回で追加発行を終了して、応答から読み取ったIDnと、通信相手の非接触通信端末の種類がNFC端末であることを示す種別情報とを、認証部102へ出力し、次の周期まで待機する。
このように、定期発行の読取コマンドIに応じてIDcを読み取れ、定期発行の準備コマンドN0、追加発行の準備コマンドN0’、N0’’、N0’’ ’の全てで応答を受け取れなかった場合、読取部101は、t4の応答から読み取ったIDcと、通信相手の非接触通信端末の種類がICカードであることを示す種別情報とを、認証部102へ出力する。その後、読取部101は、次の周期のt0まで待機する。
<動作の詳細>
次に、認証システム100の動作の詳細を説明する。
1.読取部101の動作
先ず、読取部101の動作の詳細を説明する。図7は、読取部101のID情報読取処理に係る動作を示すフローチャートである。
読取コマンドNの追加発行回数が3回未満であれば(ステップS112:Yes)、ステップS109〜ステップS112のループ処理をステップS109のIDn読取処理から繰り返し実行する。
ステップS113の判定で応答フラグRがONに設定されていた場合(ステップS113:Yes)、読取部101は、種別情報とID情報との出力を抑制する(ステップS115)。
続いて、図7のステップS103、およびステップS109で実行されるIDn読取処理の詳細を説明する。図8は、IDn読取処理に係る動作を示すフローチャートである。
IDn読取処理において、読取部101は、NFC規格に沿った読取コマンドNの発行/応答により、NFC端末30に対してID情報の読み取りを試行する。
準備コマンドN0に対する応答メッセージRが受信されなかった場合(ステップS202:No)、または、読取実行コマンドN1に対する応答のIDnが受信されなかった場合(ステップS205:No)には、読取部101は、IDnの取得失敗を示すエラーメッセージを返して(ステップS207)、IDn読取処理を終了する。
2.認証部102の動作
次に、認証部102の動作の詳細を説明する。図9は、認証部102の認証/登録処理に係る動作を示すフローチャートである。
認証/登録処理において、認証部102は、先ず、認証モード、および登録モードの何れのモードが選択されているか判定する(ステップS301)。なお、モードの選択は、MFP20が備える操作ボタン、タッチパネル等の入力手段を介して、ユーザによる操作によって設定される。
取得した種別情報とID情報との組み合わせがユーザリストに登録されている場合(ステップS310:Yes)、ユーザ登録のエラー処理を実行し(ステップS306)、認証モードの動作を終了する。ユーザ登録のエラー処理では、MFP20のディスプレイにエラーメッセージを表示する手法や、スピーカから音声を発する手法によって失敗を通知してもよい。エラーメッセージを表示する場合には、非接触通信端末が登録積みであることをテキスト等により明示することが好ましい。あるいは、ユーザ登録のエラー処理では、種別情報とID情報との組みに対応づけてユーザリストに登録済みであったユーザ番号でユーザを認証し、このユーザに印刷を許可してもよい。
<まとめ>
以上説明したように実施の形態に係る認証システム100は、読取コマンドIに応答したNFC端末30に対して読取コマンドNを追加発行し、NFCアプリケーションのID情報を読み取ることができる。そのため、認証システム100では、定期発行の第1読取コマンドが発行された後、第2読取コマンドが発行される前のタイミングで、アンテナ近傍にNFC端末30がかざされた場合でも、NFC端末30の種類をICカードであると誤認することなく、ユーザ認証を行うことができる。
また、本実施の形態で、NFC端末30として用いるISO/IEC 18092、およびISO/IEC 21481の何れかの規格に準拠した非接触通信機能を有するモバイル端末や、ICカード40として用いるISO/IEC 14443 TypeA、およびISO/IEC 14443 TypeBの何れかの規格に準拠した非接触通信機能を有するICカードやFelica(登録商標)は、広く普及している。このような広く普及し、ユーザがすでに所有している可能性が高い非接触通信端末を認証に利用することで、本実施の形態に係る認証システム100は、導入時の初期コストを低減することが期待できる。
(補足)
尚、本発明を上記の実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。
また、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
例えば、図4において破線で囲んだ読取部101および認証部102を、何れもカードリーダ装置10のCPU11でプログラムを実行することで、その機能を実現してもよい。この場合には、カードリーダ装置10からMFP20へユーザ認証の結果のみを通知すればよい。
(3)上記の実施の形態では、認証システム100を、カードリーダ装置10とMFP20で構成したが、本発明に係る認証システムは他の機器を用いて構成してもよい。
認証結果を利用する機器にはMFPに限らず、複数人で利用するPC、家庭用体重計等の機器を用いてもよい。また、認証結果を利用する機器自体にカードリーダ機能を組み込み、このような機器単体で本発明に係る認証システムを構成してもよい。
(5)上記の実施の形態では、定期発行時に読取コマンドNを先に発行し、次に読取コマンドIを発行するとした。しかし、定期発行で読取コマンドを発行する順番は、この順番に限らず、先に読取コマンドIを発行し、次に読取コマンドNを発行してもよい。
(7)上記の実施の形態では、第1読取コマンドである読取コマンドNを、NFCアプリケーションを指定する準備コマンドN0と、読取実行コマンドN1との発行により実現するとした。しかし、第1読取コマンドは、異なるコマンド構成で実装してもよい。例えば、読取実行コマンドに先行して、アプリケーションを指定するコマンド、暗号鍵を交換するコマンド、ID情報を格納したファイルへのアクセスを要求するコマンド等、複数の準備コマンドを発行するよう構成してもよい。また、第2読取コマンドについても、第1読取コマンドと同様に複数のコマンドで構成するように実装してもよい。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 I/F部
15 RF通信部
20 MFP
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 I/F部
25 ユーザリスト保持部
30 NFC端末
31 RF通信部
32 NFCコントローラ
33 CPU
34 ROM
35 RAM
40 ICカード
100 認証システム
101 読取部
102 認証部
Claims (10)
- 第1の種類の非接触通信端末のみが応答する第1読取コマンドと、前記第1の種類の非接触通信端末と第2の種類の非接触通信端末との両方が応答する第2読取コマンドとを何れかの読取コマンドに応答があるまで繰り返して発行して非接触通信端末からID情報を読み取り、読み取ったID情報に基づいてユーザ認証を行う認証システムであって、
非接触通信端末と通信を行う通信手段と、
前記第1読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合、当該ID情報を前記第1の種類の非接触通信端末のID情報として出力し、
前記第2読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合、第1読取コマンドを追加して発行させ、当該第1読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合に、その読み取れたID情報を前記第1の種類の非接触通信端末のID情報として出力する読取手段と、
ユーザ毎に非接触通信端末の種類とID情報とが対応付けて登録されたユーザリストを保持する保持手段と、
前記読取手段から出力された非接触通信端末の種類とID情報との組が、前記ユーザリストにおいて登録されている場合に、前記出力された非接触通信端末の種類とID情報との組に対応付けられたユーザを認証する認証手段とを有する
認証システム。 - 前記読取手段は、
前記追加して発行した第1読取コマンドに応答する状態ではID情報が読み取れなかった場合に、直前の第2読取コマンドに応答して読み取れたID情報を前記第2の種類の非接触通信端末体のID情報として出力する
請求項1に記載の認証システム。 - 前記読取手段は、前記第1読取コマンドの追加発行において、非接触端末からの応答があるまで所定の回数連続して前記第1読取コマンドを発行し、前記所定の回数発行した何れの前記第1読取コマンドに応答する状態でもID情報が読み取れなかった場合に、その前に発行した第2読取コマンドに応答して読み取れたID情報を前記第2の種類の非接触通信端末体のID情報として出力する
請求項2に記載の認証システム。 - 前記第1読取コマンドは、準備コマンドと、前記準備コマンドに対する応答があった場合にのみ発行され応答としてID情報が返される読取実行コマンドとからなり、
前記読取手段は、前記第2読取コマンドに応答してID情報が読み取れた後に前記追加して発行した第1読取コマンドに応答する状態ではID情報が読み取れなかった場合でも、何れかの第1読取コマンドにおける前記準備コマンドに対して応答があった場合には、前記第2読取コマンドに応答して読み取れたID情報の出力を抑制する
請求項2に記載の認証システム。 - 前記読取手段は、前記第1読取コマンドと前記第2読取コマンドとの発行の前記繰り返しを、第1の時間間隔で実行し、前記第2読取コマンドに応答してID情報が読み取れた場合の前記第1読取コマンドの追加発行を、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔で前記第2読取コマンドに続けて実行する
請求項1に記載の認証システム。 - 前記認証手段は、前記読取手段から出力された非接触通信端末の種類とID情報との組が、前記ユーザリストにおいて登録されていない場合、前記出力された非接触通信端末の種類とID情報との組を新たなユーザに対応付けて、前記ユーザリストに登録する
請求項1に記載の認証システム。 - 前記第2の種類の非接触通信端末は、近接型の非接触通信機能を有するICカードであり、
前記第1の種類の非接触通信端末は、前記ICカードとの上位互換性を有する通信規格に準拠した非接触通信機能を有するモバイル端末である
請求項1に記載の認証システム。 - 前記第1の種類の非接触通信端末は、ISO/IEC 18092、およびISO/IEC 21481の何れかの規格に準拠した非接触通信機能を有するモバイル端末であり、
前記第2の種類の非接触通信端末は、ISO/IEC 14443 TypeA、およびISO/IEC 14443 TypeBの何れかの規格に準拠した非接触通信機能を有するICカード、またはFelica(登録商標)である
請求項7に記載の認証システム。 - 非接触通信端末と通信を行う通信手段と、ユーザ毎に非接触通信端末の種類とID情報とが対応付けて登録されたユーザリストを保持する保持手段と、コンピュータとを有する機器において、複数の種類の非接触通信端末からID情報を読み取り、読み取ったID情報に基づいてユーザ認証を行うためのコンピュータプログラムであって、
前記通信手段を介して、第1の種類の非接触通信端末のみが応答する第1読取コマンドと、前記第1の種類の非接触通信端末と第2の種類の非接触通信端末との両方が応答する第2読取コマンドとを、何れかの読取コマンドに応答があるまで繰り返して発行する繰り返し発行ステップと、
前記第1読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合、当該ID情報を前記第1の種類の非接触通信端末のID情報として出力する第1出力ステップと、
前記第2読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合、前記通信手段を介して、第1読取コマンドを発行する追加発行ステップと、
前記追加発行ステップで発行した前記第1読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合に、そのID情報を前記第1の種類の非接触通信端末のID情報として出力する第2出力ステップと、
前記追加発行ステップで発行した前記第1読取コマンドに応答する状態ではID情報が読み取れなかった場合に、直前の第2読取コマンドに応答して読み取れたID情報を前記第2の種類の非接触通信端末体のID情報として出力する第3出力ステップと、
前記第1出力ステップ、前記第2出力ステップ、および前記第3出力ステップの何れかで出力した非接触通信端末の種類とID情報との組が、前記保持手段に保持されるユーザリストに登録されている場合に、前記出力した非接触通信端末の種類とID情報との組に対応付けられたユーザを認証する認証ステップと
を前記コンピュータに実行させるコンピュータプログラム。 - 第1の種類の非接触通信端末のみが応答する第1読取コマンドと、前記第1の種類の非接触通信端末と第2の種類の非接触通信端末との両方が応答する第2読取コマンドとを何れかの読取コマンドに応答があるまで繰り返して発行して非接触通信端末からID情報を読み取る読取装置であって、
非接触通信端末と通信を行う通信手段と、
前記第1読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合、当該ID情報を前記第1の種類の非接触通信端末のID情報として出力し、
前記第2読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合、第1読取コマンドを追加して発行させ、当該第1読取コマンドに応答してID情報が前記通信手段を介して読み取れた場合に、その読み取れたID情報を前記第1の種類の非接触通信端末のID情報として出力する読取手段とを有する
読取装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015065845A JP6202030B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 認証システム、認証システムを制御するコンピュータプログラム、およびその認証システムに用いる読取装置 |
US15/080,717 US10028140B2 (en) | 2015-03-27 | 2016-03-25 | Authentication system, recording medium having recorded therein computer program controlling authentication system, and reader for use in authentication system |
US16/015,343 US10687215B2 (en) | 2015-03-27 | 2018-06-22 | Authentication system, recording medium having recorded therein computer program controlling authentication system, and reader for use in authentication system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015065845A JP6202030B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 認証システム、認証システムを制御するコンピュータプログラム、およびその認証システムに用いる読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016186687A JP2016186687A (ja) | 2016-10-27 |
JP6202030B2 true JP6202030B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=56976252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015065845A Active JP6202030B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 認証システム、認証システムを制御するコンピュータプログラム、およびその認証システムに用いる読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US10028140B2 (ja) |
JP (1) | JP6202030B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102415330B1 (ko) | 2018-01-08 | 2022-06-30 | 삼성전자주식회사 | 스토리지 장치의 동작 방법 및 시스템 |
AU2019351911A1 (en) | 2018-10-02 | 2021-02-25 | Capital One Services, Llc | Systems and methods for cryptographic authentication of contactless cards |
US11165586B1 (en) * | 2020-10-30 | 2021-11-02 | Capital One Services, Llc | Call center web-based authentication using a contactless card |
CN112699695B (zh) * | 2021-03-23 | 2021-07-20 | 广州智慧城市发展研究院 | Rfid读写器软件验证装置、方法及电子设备 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08123919A (ja) | 1994-10-28 | 1996-05-17 | Mitsubishi Electric Corp | 非接触icカードシステムおよびその通信方法 |
JPH09171545A (ja) | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Fujitsu Ltd | Icカード,icカード読み取り/書き込み装置,icカード読み取り/書き込み装置用上位装置及びicカードシステム並びにicカードシステムにおけるマルチベンダ対応方法 |
JP2005309726A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 非接触idシステム |
DE102006057093B4 (de) * | 2006-12-04 | 2008-10-02 | Infineon Technologies Ag | Vorrichtung zur Auswahl einer virtuellen Kartenanwendung |
JP2009129110A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、プログラム、及び記録媒体 |
JP5428364B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2014-02-26 | 富士電機株式会社 | 非接触型通信装置、その復号部 |
US8240561B2 (en) * | 2009-03-03 | 2012-08-14 | Cubic Corporation | Contactless smartcard authentication |
EP2296292B1 (en) * | 2009-09-14 | 2019-01-16 | Nxp B.V. | A near field communication device |
JP2014204187A (ja) * | 2013-04-02 | 2014-10-27 | キヤノン株式会社 | 通信端末、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム、通信システム |
-
2015
- 2015-03-27 JP JP2015065845A patent/JP6202030B2/ja active Active
-
2016
- 2016-03-25 US US15/080,717 patent/US10028140B2/en active Active
-
2018
- 2018-06-22 US US16/015,343 patent/US10687215B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10028140B2 (en) | 2018-07-17 |
US20160285848A1 (en) | 2016-09-29 |
US10687215B2 (en) | 2020-06-16 |
US20180324587A1 (en) | 2018-11-08 |
JP2016186687A (ja) | 2016-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2928172B1 (en) | Image forming aparatus supporting function of near field communication and method of setting nfc operation mode thereof | |
EP2861037B1 (en) | Radio frequency communication method, device and terminal device for near field communication | |
TWI486004B (zh) | 近場通訊裝置、通訊裝置及用於近場通訊裝置的方法 | |
US20150029540A1 (en) | Image forming apparatus and mobile device for forming wireless configuration by using near field communication (nfc) | |
JP6202030B2 (ja) | 認証システム、認証システムを制御するコンピュータプログラム、およびその認証システムに用いる読取装置 | |
US20150382135A1 (en) | Wireless communication apparatus, wireless communication method and computer readable recording medium recording program thereon | |
JP2016042693A (ja) | 通信タグを設けたデバイスのユーザによる操作を検出する方法、対応するコンピュータプログラム製品、ユーザ端末、デバイス及びシステム | |
US8964232B2 (en) | Image recording system, image recording apparatus, and computer readable medium | |
KR20100126567A (ko) | 전자 장치에서 근접장 통신 애플리케이션의 자동 선택 방법 및 장치 | |
US9703995B2 (en) | Portable terminal, imaging apparatus, communication system, communication method of portable terminal, communication method of imaging apparatus, and computer readable storage device | |
US9516458B2 (en) | Image forming apparatus equipped with NFC tag, method of controlling the same, and storage medium | |
CN103973340B (zh) | 近场通信方法和近场通信设备 | |
JP6668890B2 (ja) | 通信装置 | |
US20150019613A1 (en) | Control apparatus, electronic device, control method, and storage medium | |
KR101993959B1 (ko) | 모바일을 이용한 통합 근거리 통신 시스템 및 그 방법 | |
US10178276B2 (en) | Printing apparatus including NFC tag, method related thereto, and storage medium | |
US9961485B2 (en) | Communication device | |
US20230412008A1 (en) | Power receiving apparatus, power transmitting apparatus, control methods thereof, and non-transitory computer-readable storage medium | |
CN103765791B (zh) | 近场通信射频发现控制方法、装置和终端设备 | |
EP2860880B1 (en) | Method, device, and terminal device for near field communication radiofrequency discovery control | |
US10481838B2 (en) | Communication device, and non-transitory computer-readable recording medium storing computer-readable instructions for communication device | |
US10051155B2 (en) | Communication device capable of executing authentication of target device | |
JP6701003B2 (ja) | 情報処理装置、制御方法およびプログラム | |
JP2016091424A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP6398561B2 (ja) | 移動端末装置、無線通信システム、及び無線通信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170627 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170814 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6202030 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |