JP6201739B2 - 内燃機関の排水装置 - Google Patents
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Description
この場合、凝縮水排出通路の出口より排出された凝縮水がその下流に配備のNOxトラップ触媒に流動して、その凝縮水により触媒が急冷されると、熱応力により担体割れが生じ易くなり、排ガスが悪化するという問題がある。
さらに、重力方向で最下部に設けた下部開口部より部屋に滞留する水を確実に排水するので、排水路から排出される凝縮水の量が急激に増減しても、部屋内に滞留した凝縮水を一定量ずつ下流側の排気後処理手段に流下させることができる。さらに、排水路から排出された凝縮水を、一旦部屋に滞留させるので、確実に、凝縮水の加熱、蒸発を図ることが出来る。したがって、排気後処理手段の目詰まりあるいは触媒の担体割れのリスクを低減することができる。
本発明は、要するに、吸気通路に生じた凝縮水を排気通路の触媒装置の上流側に排水させる際に触媒装置が破損することを防止できる排水分散構成を特徴とする。
ここでは、本発明の内燃機関の排水装置を車載用ディーゼルエンジンの給排気系に適用した場合を実施形態1として説明する。
排気管5には、シリンダブロック2側である排気通路の上流側からターボチャージャ9の図示しないタービン、酸化触媒15及び排気フィルタとしてのフィルタ装置16が設けられている。
ここでの排水路wrはその一端の流入口281がインタークーラ下流側であってインタークーラ10と高圧スロットル弁11との間の吸気管4に接続され、排気後処理手段であるNOxトラップ触媒18の排気路上流側に他端の排水口282が接続される。
なお、排水路wrの一端の接続位置は、インタークーラ10と高圧スロットル弁11の間の吸気管4に限定されず、例えばシリンダブロック2の下流側の排気管5上流側に接続されてもよい。これにより、内燃機関のアイドリング中に排気管5の内部で発生した凝縮水を排水路を通じて排出することができる。
この排水管28の途中には開閉弁29が配設され、開閉弁29にはこの開閉弁の開閉制御を行なう制御手段30が接続される。
図2に示すように、上流側排気管501の後端部は拡径前部192の前端に重なり互いに溶着された上で拡径前部192内の中央部近傍まで直管状の延長管部5011として延出形成される。なお、延長管部5011の後端縁はNOxトラップ触媒18を支持する担持体前面f1と対向配備される。
環状の溶着ビードmの斜め左右上方に2つの開口部を成す非溶接区間40か形成される。ここでは拡大返し部5012と拡径前部192の内壁面間に環状空間Eが形成され、この環状空間Eが斜め左右上方に開口部を成す非溶接区間40の隙間t(図2参照)を通して拡径前部192後方の空間である触媒コンバーター19の前部空間とに連通している。
更に、図3(a)に示すように、斜め左右上方の2つの非溶接区間40はオーバーフロー用の開口部を成し、排水口282から非溶接区間40を経て流動する凝縮水をNOxトラップ触媒18を支持する主部191の前部空間に排出可能である。
ここで、特に、排水口282からの凝縮水の排出量が急増したような場合でも、2つの開口部を成す非溶接区間40により部屋E内に滞留する凝縮水の水面を排水口282(排水路の部屋E側の開口)より落差h1だけ下側に保持できる。
なお、凝縮水排出通路の出口である排水口282より排出される凝縮水の排出量はエンジン1の運転域により異なり、特に、最大量の凝縮水の排出がある場合でも、その凝縮水の加熱を十分に行なう必要がある。そこで、ここでは部屋Eの容量が、エンジン1に応じた最大流量の凝縮水を一時滞留できる容量を確保するよう形成される。
これにより、排水口282より最大流量の凝縮水が排出されても、部屋Eの2つの非溶接区間40より加熱前の低温の凝縮水がオーバーフローすることを防止できる。この点より、NOxトラップ触媒18が凝縮水の低温化に起因して担体割れを生じるというリスクを低減できる。
エンジン1の運転中、特に低圧EGR装置25使用時にはインタークーラ10の出口部に多量の凝縮水が発生する。発生した凝縮水は、排水路を通ってNOxトラップ触媒18の上流側近傍に位置する拡径前部192内に送られ、触媒コンバーター19を介して車外に排出される。この場合、排水路を成す排水管28の途中に設けられた開閉弁29が閉じられているときには排水管28内に貯留される。開閉弁29は、排水管28内に設けられた図示しない水位センサによって貯留された凝縮水の量が一定量に達したとき、あるいはエンジン1の運転時間や走行距離が一定値に達したときに制御手段30に開弁駆動される。
この際、図3(b)に示すように、排水口282から流出した凝縮水が重力方向gで下側に位置する延長管部5011に当接するように排出され、2点鎖線の矢印で示すように凝縮水が確実に分散、拡散され、部屋Eの下部に滞留する。なお、部屋Eの上部の非溶接区間40は排気通路ERから離れて位置しており、延長管部5011内の排気流動による減圧の影響は少ないため、部屋Eは非溶接区間40の隙間tを介して拡径前部192の下流側とほぼ同圧を保って接続する。
4 吸気管
5 排気管
501 上流側排気管
5011、5011a 延長管部
5012、5012a 拡大返し部
10 インタークーラ
18 NOxトラップ触媒(排気後処理手段)
19 触媒コンバーター
191 主部
192 拡径前部
28 排水管
282 排水口
wr 排水路
E、Ea 部屋
IR 吸気通路
ER 排気通路
M1、M2 内燃機関の排水装置
X 排気路方向
Claims (4)
- 内燃機関の排気通路上に配置される排気後処理手段の上流側に形成された拡径部と、
前記内燃機関の吸気通路に一端が、前記排気後処理手段の排気通路上流側に他端がそれぞれ接続されて前記吸気通路内の凝縮水を前記排気通路に排出する排水路と、
を備え、
前記排気後処理手段の上流側排気管の後端部は前記拡径部の拡径前部内に延長管部として延出し、
前記排水路の他端は、前記延長管部の外周壁と前記拡径前部の内周壁との間に設けられる部屋に接続され、
前記部屋と前記拡径部の内部とを区画する隔壁の重力方向最下部に下部開口部が形成された、
ことを特徴とする内燃機関の排水装置。 - 前記延長管部の後端縁を前記拡径前部に接合することで前記部屋が排気路から区画される、
ことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排水装置。 - 前記拡径前部はコーン形状の傾斜部を成し、
前記部屋は、前記延長管部の後端が前記延長管部の径方向外側に延出して形成される延出部と、前記傾斜部の内周壁が接合されて形成される、
ことを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の排水装置。 - 前記部屋と前記拡径部の内部とを区画する隔壁に上部開口部が形成され、
前記上部開口部は前記排水路の前記他端と前記拡径部との接続位置より重力方向下側に配設される、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の排水装置。
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JP2013265998A JP6201739B2 (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 内燃機関の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013265998A JP6201739B2 (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 内燃機関の排水装置 |
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JP6201739B2 true JP6201739B2 (ja) | 2017-09-27 |
Family
ID=53533000
Family Applications (1)
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JP2013265998A Active JP6201739B2 (ja) | 2013-12-24 | 2013-12-24 | 内燃機関の排水装置 |
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2013
- 2013-12-24 JP JP2013265998A patent/JP6201739B2/ja active Active
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