JP6200892B2 - ブラックリスト又はホワイトリストを使用するセル選択 - Google Patents

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Description

(優先権)
本出願は、全体が参照により本明細書に組み込まれる、同一表題の、2011年10月7日に出願された、共有される同時係属中の米国特許出願第13/269,498号に対する優先権を主張する。
(著作権)
本特許文献の開示の一部分は、著作権保護の対象となる資料を含む。本著作権所有者は、特許商標庁の特許ファイル若しくは記録に見られるような、本特許文献又は本特許開示の何人によるファクシミリ複製に対しても異議を唱えるものではないが、それ以外の場合には、全ての著作権を保有する。
本開示は、全般的に、モバイル無線ネットワークの分野に関する。より詳細には、例示的な一観点では、本開示は、先進のセルラーネットワーク内部の基地局へのデータ接続を開始又は再開するための、方法及び装置を目的とする。
セルラーネットワークなどの無線ネットワークは、基地局のネットワークを介して、広大な地理的エリアにわたって、モバイル機器にネットワークサービスを提供する。通常動作の間、モバイル機器は、セルラーネットワークを介してデータを送信及び受信する(例えば、音声通話、テキストメッセージなどを発信又は受信する)ために、基地局への「接続」を確立する。モバイル機器が移動する際には、モバイル機器及びセルラーネットワークは、モバイル機器が最適な基地局に終始一貫して接続することができることを保証するために、様々な移動性管理機能を実行する。例えば、アクティブな接続の間に、セルラーネットワークは、第1の基地局から第2の基地局への、アクティブな接続に関する「ハンドオーバー」を開始することができ、後者の基地局は、その場合の支配的な動作条件及び地理的条件下での動作に関して、より最適化されている。同様に、モバイル機器が「アイドル」である(すなわち、セル内部で登録されているが、アクティブな通信を伴わない)場合、そのモバイル機器は、セルに「キャンプ」オンして(すなわち、基地局のセルを監視して)、キャンプオンするための新たなセルを、間欠的に選択することができる(一般的には「セル選択」及び「セル再選択」とも称される)。
ロングタームエボリューション(LTE)は、特に高速データ転送を最大限に高めるように設計された、新興のセルラーネットワーク規格である。LTE(及び、その関連する後継のLTEアドバンスト(LTE−A))は、移動通信用のグローバルシステム(GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(GPRS)、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、高速パケットアクセス(HSPA)などを含むセルラー技術系列の、最新の後継技術である。LTEは、オールインターネットプロトコル(IP)データ配信パラダイムを提供する、いわゆる「第4世代」(4G)セルラーネットワーク技術の最初である(すなわち、4G技術は、データパケット配信のみに限定される)。LTEの現在の実装は、基地局を協調させることがなく、その代わりに、ネットワーク全体は、(極めて最小限の階層構造を有する)「平板化された」IPネットワークである。この非協調的なLTEネットワークインフラストラクチャの性質により、ブレークビフォアメークタイプのトランザクションがもたらされ、例えば、LTEハンドオーバーは、モバイル機器が、第2の基地局との接続を回復する前に、その第1の基地局との接続を切断する点で、「ハード」である。モバイル機器が、第1の基地局との接続を切断する前に、第2の基地局に接続する、いわゆる「ソフト」ハンドオーバーと対比されたい。
LTEセルラーネットワークの現在の実装は、受信信号強度に基づいて、セル選択、セル再選択、及びハンドオーバーを処理する。受信信号強度は、モバイル機器で受信される際の信号電力の測定値である。歴史的には、受信信号強度は、モバイル機器が、複数の基地局から受信される信号の相対的品質を確認するための、計算効率の良いメトリックであった。従来のセルラー技術は、したがって、雑音のある無線チャネルを通じた、モバイル機器とセルラーネットワークとの接続を維持することに、主として焦点を当てていた。
しかしながら、他のセルラー規格とは異なり、LTE技術は、モバイル機器との接続を、頻繁に切断及び再確立するように設計される。実際に、LTEネットワークは、多くの他の考慮事項に関わりなく、ネットワーク全体の性能を最大限に高めるように構成される。例えば、いくつかの場合には、LTEネットワークを使用するモバイル機器へのアクティブな接続は、その基地局が、より良好なサービスを他の機器に提供することを可能にするために、突然終了する場合がある。同様に、LTE内部でのハンドオーバーは、必ずしも提供されない場合がある(例えば、目的基地局が、ネットワーク輻輳により、ハンドオーバー要求にサービス提供することができない場合など)。LTEネットワークは、モバイル機器が良好な受信(例えば、高い受信信号強度)を有する場合であっても、そのモバイル機器への接続を切断することができる。その結果、旧来のセルラーネットワーク技術とは異なり、受信品質は、モバイル機器がLTE基地局に期待することができるサービス品質を、正確に反映しない場合がある。
前述のように、既存のLTEモバイル機器は、最高の受信信号強度を有する基地局へのデータ接続を、確立又は再確立することを試みる。残念ながら、モバイル機器が基地局から切断される多くの状況では、そのモバイル機器が接続解除されたばかりの、その移動局はまた、最高の受信信号強度を有する基地局でもある。その結果、LTEモバイル機器は、その同じ基地局へのデータ接続を再確立することを試みるが、しかしながら、多くの場合、その基地局は、考え得る幾つもの理由のために、そのLTEモバイル機器を依然としてサポートすることができない。このことにより、LTEモバイル機器が、その同じ(かつ表面上は最適な)基地局に接続を回復することができない、サービス利用不可(OOS)期間の長期化が生じる恐れがある。
したがって、受信品質に加えて、理想的には、データ転送要求に確実にサービス提供する基地局の傾向を考慮に入れる、LTEモバイル機器のセル選択、セル再選択、及びハンドオーバーに関する、改善された解決策が必要とされる。より全般的には、先進のセルラーネットワーク内部の基地局へのデータ接続を開始若しくは再開するための、改善された方法及び装置が必要とされる。
上述の必要性は、本明細書で、とりわけ、先進のセルラーネットワーク内部の基地局へのデータ接続を開始若しくは再開するための、改善された装置及び方法を提供することによって、満たされる。
第1に、ネットワークへの接続のためのクライアント機器が開示される。一実施形態では、このクライアント機器は、無線インターフェースと、プロセッサと、このプロセッサとデータ通信する記憶装置とを備え、この記憶装置は、コンピュータ実行可能命令を含み、このコンピュータ実行可能命令は、プロセッサによって実行されると、無線アクセスポイント(例えば、基地局又はアクセスポイント)のリストを保守し、そのリストが、接続要求に確実にサービス提供する可能性を有するアクセスポイントを特定するために有用な、1つ以上のパラメータを含むものであり、それらの1つ以上のパラメータに基づいて、第1のアクセスポイントを特定し、その第1のアクセスポイントへの接続を確立するように構成される。
例示的な一変形形態では、クライアント機器は、ロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE)を含み、アクセスポイントのリストは、UEを予期せずして接続解除した拡張型ノードB(eNB)のブラックリストを含み、第1のアクセスポイントの特定は、その第1のアクセスポイントが、ブラックリスト上に存在しないこと、及び望ましい受信信号強度を有することに、少なくとも部分的に基づく。
別の変形形態では、アクセスポイントのリストは、接続のために利用不可能なアクセスポイントのブラックリストを含む。
更に別の変形形態では、アクセスポイントのリストは、接続のために好ましいアクセスポイントのホワイトリストを含む。
更に別の変形形態では、1つ以上のパラメータは、履歴データを含む。
いくつかの実装では、1つ以上のパラメータは、タイマーに従って失効する。パラメータのうちの少なくとも1つはまた、例えば、アクセスポイント能力も含み得る。
別の実施形態では、クライアント機器は、無線インターフェースと、プロセッサと、このプロセッサとデータ通信する記憶装置とを含み、この記憶装置は、コンピュータ実行可能命令を備える。それらの命令は、プロセッサによって実行されると、無線インターフェースを使用して、ネットワークエンティティによって保守されるネットワーク内部のアクセスポイントのリストを、少なくとも定期的に取得し、そのリストが、接続要求に確実にサービス提供する可能性を有するアクセスポイントを特定するために有用な、1つ以上のパラメータを含むものであり、無線インターフェースが接続の損失を経験する場合、最後に取得したリストから、それらの1つ以上のパラメータに基づいて第1のアクセスポイントを特定し、その第1のアクセスポイントへの新たな接続を確立するように構成される。
更には、ネットワークのアクセスポイントに接続するための方法が開示される。例示的一実施形態では、この方法は、アクセスポイントのリストを保守するステップであって、そのリストが、接続に関して不適切であるとして特定される1つ以上のアクセスポイントを含む、ステップと、利用可能アクセスポイントを探索するステップと、探索された利用可能アクセスポイントから、第1のアクセスポイントを決定するステップであって、この第1のアクセスポイントが、アクセスポイントのリスト上に存在しない、ステップと、決定された第1のアクセスポイントへの接続を確立するステップと、を含む。一変形形態では、クライアント機器は、ロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE)を含み、アクセスポイントは、拡張型ノードB(eNB)を含む。
別の実施形態では、この方法は、複数個の利用可能アクセスポイントを特定するステップと、アクセスポイントのリストにアクセスするステップであって、そのリストが、リスト記載のアクセスポイントのそれぞれに関する1つ以上のパラメータに関連する情報を含み、その情報が、接続要求に確実にサービス提供する好適な可能性を有するアクセスポイントを判定するために有用である、ステップと、それらの1つ以上のパラメータ及び特定された複数個の利用可能アクセスポイントに、少なくとも部分的に基づいて、そのリストから第1のアクセスポイントを決定するステップと、決定された第1のアクセスポイントへの接続を要求するステップと、付与された要求に応答して、決定された第1のアクセスポイントへの接続を確立するステップと、を含む。
無線ネットワーク内部での好適な接続待ち時間を維持する方法が、更に本明細書で開示される。一実施形態では、この方法は、モバイル機器とネットワークのアクセスポイントとの間の接続を形成する必要性を特定するステップと、そのネットワークの第1のアクセスポイントによる履歴上の接続中断に関連する、少なくとも1つのメトリックを評価するステップと、その評価に少なくとも部分的に基づいて、接続の形成に関して第1のアクセスポイントに勝る第2のアクセスポイントを選択するステップと、を含み、この第2のアクセスポイントは、第1のアクセスポイントよりも望ましくないエアインターフェース品質を有するが、第1のアクセスポイントよりも良好な履歴上の中断のメトリックを有する。
ロングタームエボリューション(LTE)無線ネットワーク内で、好適な接続性能を維持する方法もまた、開示される。一実施形態では、この方法は、不良な呼接続サービスの履歴を有する、ネットワークの1つ以上の基地局との接続を、少なくとも一定の期間にわたって、選択的に回避するステップと、その不良な履歴を有する1つ以上の基地局に関連付けられる信号品質に関わりなく、不良な呼接続サービスの履歴を有さない1つ以上の基地局を、選択的に利用するステップと、を含む。これらの選択的な回避及び利用が協働して、接続性能に対する望ましくない影響を回避する。
コンピュータ可読装置が、更に開示される。一実施形態では、この装置は、少なくとも1つのコンピュータプログラムを記憶する記憶媒体を含み、このプログラムは、クライアント装置の処理機器で実装されると、アクセスポイント(例えば、基地局)の特定、及び無線接続を形成するための選択論理を実装する、命令を含む。
モバイル機器によって、接続のためのアクセスポイントを選択する方法もまた、開示される。
モバイル機器によって、接続のための無線ネットワークの複数個のアクセスポイントを、評価及びランク付けする方法が、更に開示される。
更には、インテリジェントな接続の確立及び維持を介して、モバイル機器のデータスループットを向上させる方法が、開示される。
他の特徴及び有利点は、添付図面、及び以下に記載されるような例示的実施形態の詳細な説明を参照することで、当業者によって即座に認識されるであろう。
クライアント機器からアクセスポイントの集団のうちの1つへのデータ接続を開始又は再開するための、一般的な方法の一実施形態を示す論理フロー図である。 図1の方法の、第1の例示的実施を示す論理フロー図である。 図1の方法の、第2の例示的実施を示す論理フロー図である。 図1の方法の、第3の例示的実施を示す論理フロー図である。 例示的な先行技術の(すなわち、ロングタームエボリューション(LTE)無線リソース制御(RRC)プロトコルに従った)ステートマシンの図形的表現である。 ユーザ機器(例えば、ロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE))と基地局(例えば、拡張型ノードB(eNB))との間のデータ接続を開始又は再開するための方法の、例示的一実施形を示す論理フロー図である。 図3で説明される例示的方法を示す、例示的なユースケースシナリオの図形的表現である。 データ接続を開始又は再開するように構成されたモバイル機器の一実施形態を示す、機能ブロック図である。
全ての図は、2011年に作成され、2012年に最終更新されたものであり、その全ての著作権はApple Inc.が保持している。
ここで図面を参照するが、全体を通して、同様の番号は同様の部分を指す。
概要
本開示に記載される1つの特徴において、クライアント機器は、接続及び/又は再接続に関して望ましいアクセスポイントを特定するための、評価を実行する。この評価は、一実施形態では、(i)受信特性、及び(ii)データ転送要求に確実にサービス提供する履歴上の傾向の双方の観点から実行される。一実装では、例示的なロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE)は、LTE拡張型ノードB(eNB)の「ブラックリスト」を記憶する。このブラックリストには、従前にUEを予期せずして接続解除したeNBが投入される。UEは、そのブラックリスト記載のeNBを回避して、他のeNBに接続することを試みる。従前にUEにサービス提供することが不可能であったeNBを回避して、その代わりに、より低い受信品質を有し得る(しかしながら、UEにサービス提供することには、より適している可能性がある)他のeNBに焦点を合わせることによって、そのUEは、サービス利用不可(OOS)期間の長期化を回避することができる。
代替的一実施形態では、クライアント機器は、「ホワイトリスト」を記憶し、このホワイトリストは、使用に関して一時的及び/又は恒久的に好ましいアクセスポイントを特定する。更に他の実施形態では、クライアント機器は、幾つかのエントリを記憶し、各エントリは、アクセスポイント(例えば、基地局)と、データ転送要求に確実にサービス提供する可能性に従って、それらの基地局をランク付けするために使用することができる、1つ以上のフィールドとを特定する。基地局特性、受信特性の双方、及びその他(例えば、ユーザ要件、基地局要件、コスト配慮など)を包含する多種多様なフィールドを、本開示と整合させて使用することができる。
例示的実施形態の詳細な説明
本開示の例示的実施形態を、ここで詳細に説明する。これらの実施形態は、主としてセルラーデータネットワークとの関連で論じられるが、本明細書に記載される一般的原理及び有利点は、広帯域、狭帯域、有線、若しくは無線、又は別の方式のいずれであるかに関わらず、他のタイプのネットワーク並びにアーキテクチャに拡張することができ、それゆえ以下の内容は、本質的に例示であるに過ぎない。
例えば、本開示の様々な態様は、限定するものではないが、「Wi−Fi」(例えば、IEEE−規格802.11の変形のいずれか)及び「WiMax」(例えば、IEEE−規格802.16の変形のいずれか)、並びに他のタイプのセルラーネットワークを含めた、他の無線ネットワークに広く適用可能であることが、当業者には認識されるであろう。
方法
図1は、アクセスポイントの集団のうちの1つに対するクライアント機器へのデータ接続を開始又は再開するための、一般的な1つの方法を示す。本明細書で使用するとき、用語「アクセスポイント」とは、データ接続性又は信号接続性をユーザ機器に提供するあらゆる種類の装置を、限定することなく、広範に包含することを意図するものである。例えば、セルラーネットワーク内の無線基地局は、アクセスポイントの1つのタイプであるが、WLAN内のWi−Fi AP(アクセスポイント)は、別のタイプのアクセスポイントである。赤外線(IR)受信機は、更に別のタイプのアクセスポイントであり、マイクロ波/ミリメートル波受信機(例えば、パラボラアンテナ)も、別のタイプのアクセスポイントである。
また、本明細書で使用するとき、用語「クライアント機器」又は「ユーザ機器」も、1つ以上のアクセスポイントと直接的又は間接的に通信することができる、あらゆる種類の電子機器を、全般的かつ限定することなく指すものである。例えば、モバイルスマートフォンは、セルラーインターフェース(エアインターフェース)を介して、基地局と通信することができる。同じスマートフォンはまた、そのWLANインターフェースを使用して、Wi−Fi APと通信することもできる。
図1の方法のステップ102では、クライアント機器は、アクセスポイントのリストを保守する。例示的一実施形態では、クライアント機器は、LTEハンドセット又はスマートフォンであり、アクセスポイントは、LTE基地局であり、リストは、LTEハンドセットの内部データベースとして(例えば、機器のメモリ内に)記憶される。他の実施形態では、クライアント機器は、無線ネットワーク(例えば、その無線ネットワーク上のサーバ又は他の機器)を使用して、これらの上述のリストを保守し、クライアント機器は、要求に応じて、例えば、定期的に、又は接続が切断される直前に、そのリストにアクセスすることができる。更に別の代替案としては、このリストは、第3のエンティティによって保守することができ、クライアント機器は、それに対する異なるインターフェース(例えば、WLANインターフェース)を使用して、以下で説明されるようなセルラーインターフェース(例えば、LTE)に関連する後続の処理のためのリスト情報を、取得することができる。
この場合のLTEネットワークとの関連では、クライアント機器は、複数のアクセスポイントに接続することが可能であり、それらのアクセスポイントは、受信品質とは無関係な理由で、クライアント機器を接続解除することができる。
いくつかの実施形態では、アクセスポイント及びクライアント機器は、パケット交換動作に更に限定される。パケット交換ネットワークは、データを「パケット」へと分割し、それらのパケットは、典型的には最善努力原則で、ネットワークを通じて送信される(すなわち、パケットは廃棄されるか、又は到着順序が変わる場合などがある)。対照的に、回線交換ネットワークは、トランザクションの有効期間中は「有効」である、発信元と宛先との間の固定接続又は固定回線を、セットアップする。本開示の様々な実施形態は、パケット及びパケット交換ネットワークに関して論じられるが、回線交換ネットワークは、特に、回線交換ネットワークが、受信とは無関係な理由で(例えば、より高い優先度の回線にリソースを再割り当てするためなどに)、進行中の接続を切断することができる構成で、本開示の様々な機構に関する類似用途を見出すことができる点が、更に理解されよう。
一実施形態では、このリストは、「ブラックリスト記載」(利用不可アクセスポイント)を含み得る。例えば、例示的一実施形態では、モバイル機器は、最近又は履歴上で、動作中のモバイル機器を接続解除した基地局の、リストを記憶する。過去のいずれかの時点で、好適なサービスを提供することができなかった基地局が、このブラックリストにより追跡されるため、モバイル機器は、その代わりに、より低い受信品質を有し得る(又は有し得ない)が、好適なサービスを提供する傾向がより高い基地局に、集中することができる。
あるいは、このリストは、「ホワイトリスト記載」(利用可能アクセスポイント)を含み得る。例えば、(モバイル機器を接続解除することがなかった)第1の基地局に接続されているモバイル機器であって、第2の基地局へのハンドオーバーを自発的に実行し、バックアップ手段として、その第1の基地局をホワイトリスト上に追加する、モバイル機器を考察する。その後、モバイル機器が、第2の基地局から接続解除される場合には、そのモバイル機器は、元の第1の基地局に再接続することができる。
更に他の実施形態では、このリストは、基地局に関連付けられる1つ以上の因子の重み付きを含み得る。例えば、モバイル機器は、基地局エントリのリストを含み得るものであり、各基地局エントリは、(i)移動体に起因する接続解除の数、(ii)基地局に起因する接続解除の数、(iii)サポートされる変調能力、コード化能力、及び帯域幅能力、(iv)平均サービス品質、(v)ピークデータレート、(vi)平均データレート、(vii)ピーク誤り率、(viii)平均誤り率、(ix)ピーク待ち時間、(x)平均待ち時間、(xi)優遇措置(例えば、モバイル機器が、好ましいグループ、例えば、クローズドサービスのグループ(CSG)の一部である場合)、(xii)インフラストラクチャのベンダー(例えば、サービス又はコストの理由で、特定のインフラストラクチャのベンダーを選択することができる場合など)、(xiii)機器のタイプ(例えば、マクロセル、マイクロセル、フェムトセル、ピコセルなど)などの、関連付けられる基地局の能力に関連する、複数のフィールドを含む。いくつかの変形形態では、重み付きアルゴリズムは、更に、又は代替的に、(限定するものではないが)受信信号強度示度(RSSI)、信号対雑音比(SNR)、飛行時間(例えば、総距離)、地理的制約などの、物理パラメータを考慮する。更に他の変形形態では、重み付きアルゴリズムは、例えば、ユーザによる選択、ビジネス上の考慮事項などの、コスト及びユーザエクスペリエンスの考慮事項を、更に考慮することができる。例えば、モバイル機器が「私用」モード及び「ビジネス」モードの双方を有し、それらの2つの間で、重み付き、考慮されるパラメータ、セキュリティ、QoS、コストなどが異なり、それゆえ、行われている通話が、私用通話であるか、又はビジネスの通話であるかに応じて、基地局の選択が異なる可能性がある場合などには、動作モードもまた、考慮することができる。例えば、「ビジネス」の通話には、より良好な品質、より良好なQoS、より良好なセキュリティを有する基地局の選択が必要となり得るが、コストはそれほど懸念されない。
特定のタイプのイベント若しくはパラメータの、履歴又は時間的近接性を考慮することができる点もまた、理解されるであろう。例えば、所定の基地局は、比較的多数の基地局起動の接続解除を有し得るが、しかしながら、それらの大部分は、遠い過去に発生した場合があり(すなわち、「最近」ではなく、その定義は、クライアント機器の製造元、ユーザ、又は更にネットワークオペレータによって規定することができる)、そのため、特定の基地局が、無期限に権利を損なうことはない。したがって、一変形形態では、より最近の性能の履歴が、評価プロセスの一部として遙かに大きく重み付きされるように、重み付きアルゴリズム内部で、X日移動ウィンドウ又はX日移動平均を使用することができる。
そのような一実施形態では、モバイル機器は、1つ以上のタイマーに従って、追加的にリストを更新する。そのような一実施形態では、リスト内の各エントリは、対応するタイマーと関連付けられ、対応するタイマーが満了すると、そのエントリが更新される。そのような一変形形態では、タイマー満了時に、リストからエントリが削除される。代替的変形形態では、エントリは、重み付きを上方又は下方調整させ、タイマーをリセットさせることができる。更に他の実施形態では、エントリは、タイマー満了時に、新たな情報で(例えば、監視データに基づいて)更新され、タイマーがリセットされる。
重み付き動作では、1つ以上のフィールドが、特定の値又は重み関数と関連付けられる。一実装でのモバイル機器は、基地局の総加重値に基づいて、最も好ましいものから最も好ましくないものまでの順序で、利用可能基地局をランク付けする。モバイル機器は、したがって、最も好ましい基地局への接続を最初に試み、次いで、その次に最も好ましい基地局への接続などを試みる。基地局がモバイル機器を接続解除する場合には、モバイル機器は、関連する基地局エントリを適宜に調整し、より良い選択肢が存在しない場合を除き、その基地局に再接続することは試みない。
他の実施形態では、リスト内のエントリは、更新メッセージに従って更新される。例えば、そのような一変形形態では、クライアント機器は、一斉送信される制御メッセージを定期的に受信することができ、その一斉送信される制御メッセージは、近傍のアクセスポイントについての状態を含む。更に他の実施形態では、このリストは、機器の内部ブックキーピングに応じて更新することもできる。内部ブックキーピング機構の一般的な実装としては、例えば、(i)スケジュール化された定期的なエントリの更新、(ii)アプリケーション又はイベントによって決定される、エントリのトリガ型の更新、(iii)ユーザ又はユーザ設定によって決定される、エントリのトリガ型の更新などが挙げられる。
図1の方法のステップ104では、クライアント機器は、保守されるリストに基づいて、1つ以上のアクセスポイント機器を探索する。例示的実施形態では、モバイル機器は、全ての基地局を探索及び/又は監視し、その保守されるリストに基づいて、それらの基地局のサブセットのみに、基地局の選択を絞り込む。例えば、いくつかの実施形態では、ハンドセットは、後続の(例えば、ステップ106に従って)接続に関して、ブラックリストに記載されていない基地局か、又はあるいは、ホワイトリスト上に存在する基地局のみを、考慮することができる。ブラックリスト記載の基地局が、実際に最後の手段として(例えば、最良から最悪のランクまで)使用され、ホワイトリスト記載の基地局が(例えば、最良から最悪のランクまで)最初に使用され、いずれのリスト上にもない基地局(別名「グレーリスト」局)が、重み付き又は何らかの他の基準に従って、例えば、履歴上の接続解除数、RSSIなどに基づいてオンザフライで評価され、ホワイトリストの可能性が使い果たされた後ではあるが、ブラックリストの局が試みられる前に使用される場合などの、ブラックリスト及びホワイトリストの論理の組み合わせもまた、想起される。多種多様な他の順列又は論理的構成概念が、本開示が与えられる場合、当業者によって認識されるであろう。
同様に、複数の因子に基づいて重み付き分析を実行する実施形態は、全ての基地局を探索及び/又は監視して、後続の処理に関するデータを収集することができる。
いくつかの代替的実施形態では、クライアント機器は、最初から、基地局のサブセットのみを探索及び/又は監視することが可能となる場合がある。例えば、いくつかの無線技術は、識別をオープンに一斉送信し、そのような無線ネットワーク内では、モバイル機器は、ブラックリスト記載のネットワークを除外して、対象となるネットワークのみに焦点を合わせることができる。
余談として、LTEセルの探索動作の間は、LTEハンドセットは、そのハンドセットがスロット境界のタイミングを取得することを可能にする、一次同期シンボル(PSS)を探索する。LTEハンドセットが、スロット境界のタイミングを取得した後、そのハンドセットは、無線フレームのタイミング及びセルのグループの識別を提供する、二次同期シンボル(SSS)を探索する。ハンドセットが、無線フレームのタイミングを取得した後、そのハンドセットは、セル制御チャネルを復号して、例えば、システム情報ブロック(SIB)及びマスター情報ブロック(MIB)から、セルラーネットワークサービスプロバイダー(公衆陸上移動ネットワーク(PLMN))を判定することができる。LTEネットワーク内部で、ハンドセットは、ブロードキャスト制御情報(例えば、SIB)を復号した後、基地局の識別を判定する。
そのようなLTEネットワーク内部では、本開示の例示的実施形態は、全ての近傍の基地局を探索及び監視して、その後に、局所又は遠隔に記憶されたブラックリスト(又はホワイトリスト、重み付きリストなど)を、セル接続の決定の基準として用いるように構成される。具体的には、LTE基地局の識別は、何らかの方式で復号しなければならないSIB制御ブロック内部に記憶されるため、LTEハンドセットは、内部に記憶されたブラックリスト/ホワイトリストを使用する前に、全ての近傍の基地局SIBを完全に復号しなければならない。
しかしながら、上述の制約は、LTE技術の限界であり、他の技術は、全ての基地局の探索を必要としない場合があることが理解されよう。例えば、アクセスポイントが、その識別をオープンに一斉送信する実施形態では、クライアント機器は、ブラックリストに記載されていない任意の周囲の基地局の受信信号強度(例えば、RSSI)を、選択的に算出することができ、又はあるいは、そのハンドセットは、ホワイトリストから特定される1つ以上の好ましい基地局を探索することができる。
本開示の例示的実施形態では、図1の方法のステップ104は、モバイル機器が基地局から接続解除される場合、それに応答してトリガされる。例えば、そのような一実施例では、基地局は、瞬間的又は半永久的なネットワーク輻輳を経験し、その現在の容量で動作を継続することが不可能となる。このことに応答して、その基地局は、モバイル機器から接続解除する。
別のそのような実施例では、第1の基地局が、モバイル機器に関するハンドオーバー手順を開始して、そのモバイル機器を第2の基地局に移行させることを試みる。この移行の間は、第2の基地局は、適正な期間の範囲内で、モバイル機器にサービス提供することが不可能であり、モバイル機器を解放する。
予期せぬ接続終了の更に他の例としては、(限定するものではないが)トランザクションプロトコルに従った応答の失敗、定期的な通信の開始の失敗、許容不可能なネットワーク性能、許容不可能な機器性能、異常な挙動、QoS(サービス品質)の損失、セキュリティの損失などなどの状況が挙げられる。
代替的実施形態では、ステップ104は、モバイル機器が基地局に接続又は再接続することを試みる際に、開始される。例えば、そのような一実施例では、モバイル機器は、「アイドル」モードで動作している場合があり、ユーザ起動のデータ転送に応答して、モバイル機器は、そのリストに基づいて、接続のための近傍の基地局を探索する。
更に他の実施例では、モバイル機器は、ネットワークから「ページ」を受信して、そのページングメッセージを受信するための近傍の基地局を探索することができる。
更に他の実施形態では、モバイル機器は、予期せぬ接続終了を有する場合があり、その同じ基地局に、即座に再接続することを試みるのではなく(又は、その同じ基地局への再接続の試みが失敗した場合)、そのハンドセットは、新たな基地局を探索することができる。
ステップ104の終結時には、クライアント機器は、保守されるリストに基づいて、少なくとも1つのアクセスポイントを選択している。それゆえステップ106では、クライアント機器は、選択されたアクセスポイントへの接続を確立する。例示的一実施形態では、クライアント機器は、選択されたアクセスポイントに接続することを直接試みる。例えば、ハンドセットが、物理的制約(例えば、受信信号強度)及び内部に保守されたリスト(例えば、ブラックリスト)の双方を使用して、最適な基地局を決定すると、そのハンドセットは、選択された基地局への接続を開始する。
他の実施形態では、クライアント機器は、選択されたアクセスポイントへの接続を要求する。例示的一実施形態では、LTEハンドセット機器は、(望ましくない可能性がある、最高の受信信号強度を有する基地局ではなく)、その選択されたLTE基地局に関する受信信号強度を報告する。これに応答して、選択されたLTE基地局は、LTEハンドセットへの接続を許容又は開始するべきであるが、しかしながら、いくつかの状況では、コアネットワークが、ネットワーク全体にわたる負荷分散若しくは輻輳の考慮事項、計画的保守、又は構成要素の故障などに基づいて、LTEハンドセットが要求した基地局を無効にすることを選択する場合がある。
本明細書の図1A〜1Cは、上述の図1の方法の例示的実施を示す、様々な論理フローを示す。
ここで図1Aを参照すると、図1の方法の第1の例示的実施が示される。図1Aの方法のステップ112では、クライアント機器は、アクセスポイントに接続又は再接続する必要性が存在するか否かを判定する。上述の必要性が存在することを、クライアント機器が判定した場合には、その機器は、ステップ114に進む。
ステップ114では、クライアント機器は、アクセスポイントのブラックリストにアクセスする。本実施形態のクライアント機器は、アクセスしたブラックリストを使用して、接続又は再接続するための可能なソースとしての考慮から、アクセスポイントを除外する。
ステップ116では、クライアント機器は、本明細書の他の箇所で説明される手順などを介して、そのクライアント機器が潜在的に接続することができる利用可能アクセスポイントを特定する。クライアント機器は、続いて、特定された利用可能アクセスポイントと、ブラックリスト上に示されるアクセスポイントとを対照する。この対照の後に、残存するブラックリスト非記載のアクセスポイントが特定されない場合には、クライアント機器は、ステップ118で待機する。ステップ118の間、クライアント機器は、一変形形態では、ステップ116へと続けて戻る前に、既定の時間量で待機することができる。代替的変形形態では、クライアント機器は、従前に特定されなかったアクセスポイントの存在に関して、継続的に監視することができる。従前に特定されなかったアクセスポイントを検出すると、クライアント機器は、ステップ116へと続けて戻る。
ステップ116で、いずれかの残存するブラックリスト非記載のアクセスポイントが特定される場合には、クライアント機器は、ステップ120に進む。ステップ120では、クライアント機器は、1つ以上の因子、例えば、信号強度、サポートされる変調などを使用して、その特定されたブラックリスト非記載のアクセスポイントを評価する。
ステップ122では、クライアント機器は、接続又は再接続に使用するために、それらのブラックリスト非記載のアクセスポイントの評価された選択肢(例えば、最良又は最高評点の選択肢)を選択する。
代替的実装では、クライアント機器は、そのクライアント機器が気付くことになる可能性がある、後続の特定されていないアクセスポイントに関わりなく、従前には特定されなかった最初のブラックリスト非記載のアクセスポイントを選択する。
ここで図1Bを参照すると、図1の第2の例示的実施が示される。ステップ132では、クライアント機器は、アクセスポイントと接続又は再接続する必要性が存在するか否かを判定する。必要性が判定された場合には、クライアント機器は、ステップ134に進む。
ステップ134では、クライアント機器は、そのクライアント機器に記憶された、潜在的な使用に関して利用可能と見なされる(又はあるいは、選択に関して肯定的に選ばれる)アクセスポイントのホワイトリストに、アクセスする。更には、クライアント機器は、そのクライアントが現在利用可能なアクセスポイントを特定し、次いで、その利用可能アクセスポイントと、ホワイトリストに記載されるアクセスポイントとを対照する。
ステップ136に進むと、クライアント機器は、ホワイトリストに記載され、かつクライアント機器が利用可能であるような、アクセスポイントを、本明細書の他の箇所で説明されるものなどの、指定の方法論に従って、評価する。例えば、評価されたアクセスポイントは、指定の方法論に基づいて、最良から最悪までランク付けされる。
ステップ138では、クライアント機器は、接続又は再接続のために、評価された選択肢(例えば、ランクに従った最良のもの)を選択する。
図1Cは、図1の方法の第3の例示的実施を示す。ステップ142では、クライアント機器は、アクセスポイントに接続又は再接続する必要性が存在するか否かを判定する。上述の必要性が存在する場合には、その機器は、ステップ144に進む。
ステップ144では、クライアント機器は、現在利用可能な全ての利用可能アクセスポイントの選択肢を、第1のパラメトリック基準(例えば、RSSI、変調の適合性、能力など)に照らし合わせて評価し、それらのアクセスポイントを、最良から最悪まで、適宜に重み付き及びランク付けする。
ステップ146では、クライアント機器は、そのクライアント機器に記憶された、アクセスポイントのブラックリストにアクセスして、そのブラックリストを、ランク付けされたアクセスポイントと対照するために使用する。クライアント機器は、N位にランク付けされたアクセスポイントを対照することから開始し、最初は、Nは最も高いランクのアクセスポイントである。このNのアクセスポイントがブラックリストに記載されている場合には、クライアント機器は、ステップ150に進み、N+1位のアクセスポイント、例えば、次に最も高いランクのアクセスポイントとブラックリストとを対照する。N位にランク付けされたアクセスポイントが、ブラックリストに記載されなくなるまで、ステップ150が繰り返されることにより、ステップ152に進む。
ステップ152では、クライアント機器は、ブラックリスト上にない最も高いN位のアクセスポイントを、接続又は再接続に使用するために選択する。
例示的動作
ロングタームエボリューション(LTE)基地局(一般的には「拡張型ノードB」(eNB)とも称される)との関連で、データ接続を開始又は再開するための、1つの例示的方法が、ここでより詳細に説明される。前述のように、本開示による例示的なLTEモバイル機器(一般的には、ユーザ装置(UE)とも称される)は、接続に関して不適切である「ブラックリスト記載」eNBのリストを、参照及び保守する(受信信号強度のみを、eNB選択の基準として用いるのではなく)。説明されるように、このブラックリストには、例えば、履歴データ、eNB能力などが投入される。一実施形態では、ブラックリスト記載の各eNBは、ブラックアウト期間にわたって、そのブラックリスト上に留まり、ブラックアウト期間が満了した後に、そのeNBは、もはやブラックリストには記載されず、再試行することができる。このブラックアウト期間は、固定された間隔に設定することができ、又はあるいは、個々の場合に応じて動的に設定することもできる。
図2は、ロングタームエボリューション(LTE)無線リソース制御(RRC)プロトコルの、例示的なステートマシン表現を示す。各UEは、2つのRRC状態、RRC_IDLE 202及びRRC_CONNECTED 204を有する。RRC_IDLE状態では、UEは、eNBとのシグナリング無線ベアラ接続を有さない。RRC_IDLE状態中に、UEは、とりわけ、(i)ブロードキャストデータ又はマルチキャストデータを受信し、(ii)間欠受信モード(DRX)で動作し、(iii)制御チャネルを監視し、近隣セルの測定を実行し、システム情報を取得することなどが可能である。RRC_CONNECTED状態では、UEは、eNBとのシグナリング無線ベアラ接続を有し、かつ維持する。RRC_CONNECTED状態中に、UEは、とりわけ、(i)データを受信及び送信し(ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)、(ii)間欠受信モード(DRX)及び間欠送信モード(DTX)の双方で動作し、(iii)移動性機能(例えば、ハンドオーバー、セル再選択など)を実行し、(iv)より受動的な保守タスク(例えば、制御チャネルを監視し、近隣セルの測定を実行し、システム情報を取得することなど)に加えて、チャネル品質を測定及び監視して、情報をフィードバックすることが可能である。
前述のように、先行技術のLTE UEは、近傍セルに関する、いわゆるS基準パラメータ(受信信号強度を含む)に基づいて、RRC_IDLE 202モードからRRC_CONNECTED 204モードに遷移する。このS基準パラメータは、方程式(1)に従って算出される。
方程式(1):Srxlev=Qrxlevmeas−(Qrxlevmin+Qrxlevminoffset)−Pcompensation
式中、
rxlevmeasは、セルに関する測定受信レベルの値(一般的には、基準信号受信電力(RSRP)とも称される)であり、
rxlevminは、(システム情報ブロック(SIB)パラメータの範囲内でeNBによって定義される)、セルに関する最小要求受信レベルであり、
rxlevminoffsetは、(システム情報ブロック(SIB)パラメータの範囲内でeNBによって定義される)、異なるeNB間の「ピンポン現象」を防止するための、Qrxlevminに対するヒステリシス相殺であり、
compensation=max(Pemax−Pumax,0)であり、
式中、
emaxは、(システム情報ブロック(SIB)パラメータの範囲内でeNBによって定義される)、UEがセル内で使用することが許容される最大電力であり、
umaxは、(システム情報ブロック(SIB)パラメータの範囲内でeNBによって定義される)、UEがセル内で使用することが許容される最大送信電力である。
動作中は、算出されたSrxlevを使用して、セルが使用に関して好適である(Srxlev>0の場合)か否かを判定する。前述のように、SIBパラメータから導出されない唯一のパラメータは、Qrxlevmeas(RSRP)である。更には、S基準の算出の中に含まれるパラメータは、完全に受信特性に関して定義されるものである。それらのパラメータのいずれも、eNBの実際の能力、又は提供されるeNBのサービスに関連するものではない。
先行技術のUE動作に関連する範囲内で、シグナリング手順が、受信品質とは無関係な理由で失敗する場合を考察する。通常動作の間、LTE UEは、移動管理エンティティ(MME)に、追跡エリア更新(TAU)を定期的に送信する。MMEは、これに応答して、サービングGPRS(汎用無線パケットサービス)サービングノード(SGSN)とのセキュリティ保護されたセッションを開始して、位置更新を実行する。MMEは、TAUが成功する場合には、肯定応答を信号伝達し、又はTAUが成功しない場合には、否定応答を信号伝達する。残念ながら、TAUが、手順の途中で打ち切られるイベントでは、そのUEは切断される可能性が高く、このことは、UEに再接続を試みさせる。
UEは、受信品質とは無関係な理由で切断されるため、UEが同じセル上でRRC接続を再確立する可能性は、極めて低い。例えば、ネットワーク輻輳により、eNBがTAU手順を完了することが不可能であったために、eNBがUEを切断した場合には、UEが再接続を試みる前に、その輻輳イベントが修正される可能性は、極めて低い。更には、先行技術のUEは、再接続するために最適なeNBを判定することを、物理的受信特性に依存するため、UEは、より低い受信品質を有し得るが、より輻輳も少なく、かつUEのTAUに適切にサービス提供する傾向もより高い可能性がある、他のeNBを試みるのではなく、切断されたばかりのeNBに再接続することを試みる。このことは、先行技術での1つの顕著な欠陥を強調するものであり、すなわち、UEは、そのような先行技術の機器において実装される、モノリシックな「1つの基準」論理により、実際に、その同じ基地局を何度も繰り返し(ユーザが不利益を被るまで)試み続ける。
上述の論考は、打ち切られたTAU手順に基づくものであるが、受信とは無関係な原因による予期せぬセッションの終了は、広範囲に及ぶ通常動作シナリオで発生し得ることが、容易に理解されよう。例えば、eNBは、ハンドオーバーの後に、又は、そのeNBがランダムアクセス応答(RAR)ウィンドウの範囲内でランダムアクセス要求に応答することができない場合などに、ランダムアクセスチャネル(RACH)要求に応答することができない。実際に、予期せぬ接続終了は、ネットワークがタイミング良くUEに応答することができない場合、ネットワークがUEに全く応答しないことを選択する場合、又は更に、ネットワークが異常な方式で(例えば、不完全に、など)UEに応答する場合には、常に発生し得ることが、当業者には容易に認識されるであろう。
したがって、本開示の例示的一実施形態では、UEは、受信特性と、RRC接続を確実に確立及び/又は維持する可能性を定量化若しくは指示する、1つ以上のメトリックとの双方の観点から、セルの望ましさを評価する。具体的には、一実装での例示的UEは、ブラックリストの一部として、ネットワークのeNBへの接続失敗の短い履歴を記憶する。これらのエントリは、最近の履歴の範囲内で、UEが最後にeNBから予期せずして接続解除されたときからカウントダウンする、タイマーと関連付けられる。UEは、このタイマーが満了するまで、そのeNBを回避し、この時間中は、UEは他のeNBに接続することを試みる。従前にUEにサービス提供することが不可能であったeNBを回避して、その代わりに、より輻輳が少ない可能性がある他のeNBに接続するように試みることによって、UEは、有利には、長いサービス利用不可(OOS)期間を回避することができる。
ここで図3を参照すると、ロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE)と拡張型ノードB(eNB)との間の、データ接続の開始又は再開の一部としての、UE動作に関する1つの例示的方法が示される。最初に、UEは、第1のeNBへのアクティブな接続を有する(ステップ302)。動作中に、このアクティブな接続は、予期せずして中断される。例えば、追跡エリア更新(TAU)手順の間に、UEは、許容時間の範囲内で、肯定応答又は否定応答のいずれも受信しない。UEは、予期されるシグナリング(肯定応答又は否定応答のいずれか)を受信しないため、そのUEは、RRC接続を終了する。
予期せぬ接続の中断に応答して、このLTE UEは、そのeNB識別子をブラックリストに追加する(ステップ304)。そのeNB識別子は、更にタイマーと関連付けられ、このタイマーが満了すると、そのeNB識別子をブラックリストから除去することができる。例示的一実施形態では、タイマーは、3分のタイマー値を有し得るが、このタイマー値は、純粋に実装依存である(他の実装は、異なる時間値を有する場合があり、かつ/あるいは、例えば、その場合の支配的なUE条件及び/又はネットワーク条件、使用中のアプリケーションなどに基づいて、タイマー値を動的に割り当てる場合などがある(例えば、UEは、電力、QoS、又は他の考慮事項により、「切迫」する程度が上下する))。
ステップ306では、LTE UEは、近傍に存在し、ブラックリストに未だ記載されていない、あらゆるLTE eNBを探索する。具体的には、LTE UEは、(i)そのハンドセットがスロット境界のタイミングを取得することを可能にする、一次同期シンボル(PSS)を探索し、(ii)無線フレームのタイミング及びセルのグループの識別を提供する、二次同期シンボル(SSS)を探索し、(iii)物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)を復号し、(iv)eNBのセルIDを特定するためにSIB情報を復号して、S基準(又は他の電力測定値)を算出し、(v)S基準及びブラックリストのパラメータに基づいて、eNBをランク付けする。
上述の実施例は、単純なブラックリストについてのみ説明するが、より複雑な他の変更形態は、他の因子を考慮することができる点が理解されよう。例えば、LTE UEが、PDSCHを復号した後に、そのLTE UEは、より多くの正誤表を搬送する物理ブロードキャストチャネルの位置を、更に判定することができる。そのようなLTE UEは、(i)受信及び送信用のアンテナの数、(ii)利用可能な帯域幅、(iii)装置製造業者、(iv)信号対雑音比(SNR)などの、eNB特性を特定することができる。上述のいずれも、LTE UEのランク付けの算出に、更に含めることができる。
LTE UE 404が、(i)従前にブラックリストに記載されている、最も高いS基準を有する第1のeNB 402A、(ii)次に最も高いS基準を有する第2のeNB 402B、及び(iii)最も低いS基準を有する第3のeNB 402Cに近接しており、それらを特定している、図4に示すシナリオを考察する。このLTE UEは、第2のeNBを1位にランク付けし、第3のeNBを、その次にランク付けする。第1のeNBは、3つ全てのうちで最良のS基準を明らかに有する場合であっても、それがブラックリストから消去される(例えば、例示的一実装では、そのタイマーが満了するとき)まで、無視される。
ブラックリスト及び/又はホワイトリストへの追加の承認に関する基準は、時間、ネットワーク又はUEの動作条件、検知されるパラメータなどの関数として変動し得ることもまた、理解されるであろう。例えば、1つの単純なスキームは、基地局が、他の履歴とは関係なく、上述の規定されたタイマー期間中に、いずれかの一方的な接続解除イベントを経験している場合には、その基地局をブラックリストに記載することを承認する。別の可能なスキームとしては、UEは、ブラックリスト上に含めるための、基地局による接続解除に関する閾値(例えば、過去24時間以内に5回以上の接続解除)を設定する。しかしながら、そのような基準は、ネットワーク輻輳が高く、「最良」の可能な基地局でさえもいくつかの接続解除を経験している場合などには、必要に応じて変化させることができる。そのような論理は、とりわけ、極めて高い輻輳、負荷、又は装置の故障の場合などの期間中に、全てのネットワーク基地局がブラックリスト上に記載されることを、回避するために有用であり、このことにより、所定のUEに対して適格な基地局が存在しない場合が、回避される。
図3の方法のステップ308では、LTE UEは、ステップ306のメトリックに従って特定されたeNBに接続することを試みる。LTE UEは、満足なeNBが見出されるまで、複数の候補にわたって、このことを繰り返すことができる。上述の図4のシナリオでは、LTE UE 404は、第2のeNB 402Bに接続することを最初に試みる。この第2のeNBもまた失敗する場合には、その第2のeNBは、対応するタイマーと共にブラックリストに追加され、LTE UEは、残余の第3のeNB 404Cを試みる。
ステップ310では、LTE UEが、確実にeNBに接続した後、そのLTE UEは、データ転送動作を再開する。この実施例では、LTE UEは、追跡エリア更新(TAU)手順を完了する。
例示的な移動装置
本開示の方法を実施するために有用な、例示的なユーザ又はクライアント装置500が示される。
図示の実施形態では、装置500は、デジタル信号プロセッサ、マイクロプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は1つ以上の基板504上に実装される複数個の処理構成要素などの、プロセッササブシステム502を含む。この処理サブシステムはまた、内部キャッシュメモリも含み得る。処理サブシステム502は、例えば、SRAM、フラッシュ、及びSDRAM構成要素を含み得るメモリを含む、メモリサブシステム506に接続される。このメモリサブシステムは、当該技術分野において周知のようにデータアクセスを促進するために、1つ以上のDMAタイプのハードウェアを実装することができる。プロセッサは、とりわけ、メモリサブシステム内部に記憶されるコンピュータ可読命令を実行するように、構成される。
更には、図示のメモリサブシステムは、幾つかのアクセスポイント識別子、タイマー値、フィールド値などを記憶するように構成された、内部データベース及び/又はリストを含む。例示的一実施形態では、メモリサブシステムは、いわゆる「ブラックリスト」を含み、このブラックリストは、一時的及び/又は恒久的に使用が制限される基地局を特定する。代替的実施形態では、メモリサブシステムは、いわゆる「ホワイトリスト」を含み、このホワイトリストは、使用に関して一時的及び/又は恒久的に好ましい基地局を特定する。更に他の実施形態では、メモリサブシステムは、幾つかのエントリを含み、各エントリは、基地局及び1つ以上のフィールドを特定し、これらのフィールドは、その特定される基地局の、データ転送要求に確実にサービス提供する履歴上の傾向を判定するために有用な、基準を有する。
内部データベース及び/又はリストは、一定の時間の満了時に、それ自体からエントリを消去するように、(ホスト機器内の論理又は命令を介して)更に構成することができる。例えば、一実施形態では、そのテーブル内部の各エントリは、時間と共に満了するタイマーを有し得る。タイマー満了時に、そのタイマーと関連付けられたエントリを、データベースから消去することができる。アプリケーションコマンド、オベレーティングシステムコマンド、デバイスドライバ、ユーザによる選択に基づくユーザ命令に基づいて、エントリを消去することができる、代替的スキームを実装することができる。
更には、プロセッササブシステムは、ルールエンジン(例えば、論理又はソフトウェアプロセス)を更に含み得るものであり、このルールエンジンは、1つ以上のメトリックに少なくとも部分的に基づいて、基地局をランク付け及び/又は選択するように、構成される。一実施形態では、これらのメトリックは、データ転送要求に確実にサービス提供する、基地局の履歴上の傾向に関連する基準を有する、1つ以上のフィールド上に、少なくとも部分的に導出される。そのような一実施例では、ルールエンジンは、それらの1つ以上のフィールドの値に基づいて、各基地局に関するランク付けを生成し、そのランク付けは、データ要求に確実にサービス提供することができる基地局に接続する可能性を最大限に高めるための、優先順位を反映する。
無線/モデムサブシステム508は、一般的に、デジタルベースバンド、アナログベースバンド、TXフロントエンド、及びRXフロントエンドを含む。装置500は、特定の周波数範囲、又は指定のタイムスロットなどに関する、様々なアンテナ動作モードを可能にするための複数個のスイッチを含む、アンテナアセンブリ510を更に含む。特定の実施形態では、いくつかの構成要素は、本開示が与えられる当業者によって理解されるように、不要となる場合があり、又は他の方式では、互いに組み合わせることができる。例示的一実施形態では、無線/モデムサブシステムは、とりわけ、ロングタームエボリューション(LTE)並びにLTEアドバンスト(LTE−A)セルラーネットワーク規格に従って、無線周波(RF)を送信及び受信するように、構成される。セルラーネットワーク規格の他の一般的な例としては、移動通信用のグローバルシステム(GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(GPRS)、GSM(登録商標)進化型高速データレート(EDGE)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、高速パケットアクセス(HSPA)、暫定規格95(IS−95)、符号分割多重接続1Xtreme(CDMA−1X)、CDMA−2000などが挙げられるが、これらに限定されない。
図示の電力管理サブシステム(PMS)512は、この装置に電力を提供し、集積回路及び/又は複数個の個別電気構成要素を含み得る。この装置の、1つの例示的なポータブルモバイル機器実装では、電力管理サブシステム512は、バッテリとインターフェース接続する。
装置500の特定の実施形態では、ユーザインターフェースシステム514を提供することができる。ユーザインターフェースは、限定するものではないが、キーパッド、タッチスクリーン若しくは「マルチタッチ」スクリーン、LCDディスプレイ、バックライト、スピーカ、及びマイクロホンを含めた、任意数の周知のI/Oを含み得る。しかしながら、特定の適用例では、これらの構成要素のうちの1つ以上が不要となり得ることが認識されよう。例えば、PCMCIAカードタイプモバイル機器の実施形態は、ユーザインターフェースが欠如する場合がある(それらは、物理的及び/又は電気的に結合される機器のユーザインターフェースを、便乗して利用することが可能であるため)。
図5の装置は、限定するものではないが、1つ以上のGPS送受信機、又はIrDAポート、Bluetooth(登録商標)送受信機、Wi−Fi(IEEE規格802.11)送受信機、WiMAX(IEEE規格802.16e)送受信機、USB(例えば、USB 2.0、USB 3.0、無線USBなど)、FireWireなどのネットワークインターフェースを含めた、任意選択の追加的周辺機器を更に含み得る。しかしながら、これらの構成要素は、本開示の原理に従った装置500の動作には、必要ではないことが認識されよう。
本開示の特定の態様が、特定の方法の具体的なステップのシーケンスの観点から説明されているが、これらの説明は、より広範な方法の例示に過ぎないものであり、具体的な適用によって、必要に応じて修正することができる点が、認識されるであろう。特定のステップは、特定の状況下では、不必要又は任意選択とすることができる。更には、特定のステップ又は機能性を、開示される実施形態に追加することができ、あるいは2つ以上のステップの実行の順序を、置き換えることもできる。全てのそのような変更形態は、本明細書で開示され特許請求される、本開示の範囲内に包含されると見なされる。
上記の発明を実施するための形態は、様々な実施形態に適用されるような、新規の機構を示し、説明し、指摘しているが、例示された機器若しくはプロセスの形態及び詳細の、様々な省略、置換、並びに変更を、当業者によって実施することができる点が、理解されるであろう。上述の説明は、現時点で想到される最良の実施態様の説明である。本説明は、限定することを決して意図するものではなく、むしろ、本開示の一般的原理の例示として解釈されるべきである。本開示の範囲は、特許請求の範囲に準拠して決定されるべきである。

Claims (18)

  1. ネットワークのアクセスポイントへ接続するために適したクライアント機器であって、 無線インターフェースと、
    プロセッサと、
    コンピュータ実行可能命令を記憶する記憶装置と、を備え、前記コンピュータ実行可能命令が前記プロセッサによって実行されると、前記クライアント機器に、
    アクセスポイントのリストにアクセスさせ、前記アクセスポイントのリストは1つ以上のパラメータ及びブラックリストを含み、各パラメータはアクセスポイント特性に部分的に基づき、前記1つ以上のパラメータの少なくとも1つは受信信号強度に基づき、前記ブラックリストは最近の時間期間において少なくとも接続解除の閾値数だけアクティブな接続の間に予期せずして前記クライアント機器を接続解除した1つ以上のアクセスポイントを特定
    第1のアクセスポイントを特定させ、前記第1のアクセスポイントの前記特定が、(i)前記第1のアクセスポイントが前記ブラックリスト上に存在しないこと、(ii)前記第1のアクセスポイントが望ましい受信信号強度を有すること、及び(iii)前記第1のアクセスポイントの受信特性以外のアクセスポイント特性に、部分的に基づき、前記アクセスポイント特性は前記クライアント機器が接続維持を成功させる確率を定量化するメトリックを含み、
    前記第1のアクセスポイントへの接続を確立させる、
    クライアント機器。
  2. 前記ブラックリストが、接続のために利用不可能な1つ以上のアクセスポイントを識別する、請求項1に記載のクライアント機器。
  3. 前記アクセスポイントのリストが、さらに接続のために好ましいアクセスポイントのホワイトリストを含む、請求項1に記載のクライアント機器。
  4. 前記1つ以上のパラメータのうちの少なくとも1つが、アクセスポイントと前記クライアント機器との間の以前のアクティブな接続の間の前記クライアント機器のためのデータ転送要求のサービスを確実に提供するための履歴データを含む、請求項1に記載のクライアント機器。
  5. 前記1つ以上のパラメータのうちの少なくとも1つが、タイマーの失効に基づいて更新される、請求項1に記載のクライアント機器。
  6. 前記1つ以上のパラメータのうちの少なくとも1つが、アクセスポイントの能力に部分的に基づく、請求項1に記載のクライアント機器。
  7. クライアント機器をネットワークのアクセスポイントに接続するための方法であって、 前記クライアント機器において、
    アクセスポイントのブラックリストにアクセスするステップであって、前記アクセスポイントのブラックリストが、最近の時間期間において少なくとも接続解除の閾値数だけアクティブな接続の間に予期せずして前記クライアント機器を接続解除した1つ以上のアクセスポイントを特定する、ステップと、
    利用可能アクセスポイントを探索するステップと、
    (i)前記第1のアクセスポイントが前記ブラックリスト上に存在しないこと、(ii)前記第1のアクセスポイントの受信信号強度、及び(iii)前記第1のアクセスポイントの受信特性以外のアクセスポイント特性に部分的に基づき、前記探索された利用可能アクセスポイントから、第1のアクセスポイントを決定するステップであって、前記アクセスポイント特性は前記クライアント機器が接続維持を成功させる確率を定量化するメトリックを含む、ステップと、
    前記クライアント機器と前記第1のアクセスポイントとの間の接続を確立するステップと、を含む、方法。
  8. 前記クライアント機器が、ロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE)を含み、前記第1のアクセスポイントが、拡張型ノードB(eNB)を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記アクセスポイントのブラックリストにおけるエントリの少なくとも1つが、タイマーと関連付けられる、請求項7に記載の方法。
  10. 前記タイマーの失効に応答して、前記少なくとも1つのエントリが前記アクセスポイントのブラックリストから除去される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記タイマーの失効に応答して、前記少なくとも1つのエントリが更新される、請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1のアクセスポイントを決定するステップがさらに、前記第1のアクセスポイントの能力に、部分的に基づく、請求項7に記載の方法。
  13. ネットワークのアクセスポイントにクライアント機器を接続するための方法であって、 前記クライアント機器において、
    複数個の利用可能アクセスポイントを特定するステップと、
    第1の基準に従って複数個の利用可能なアクセスポイントをランク付けするステップと、
    アクセスポイントのブラックリストにアクセスするステップであって、前記アクセスポイントのブラックリストがアクティブな接続の間に予期せずして前記クライアント機器を接続解除した1つ以上のアクセスポイントを特定する、ステップと、
    前記複数個の利用可能アクセスポイントから、(i)前記第1のアクセスポイントが前記ブラックリスト上に存在しないこと、(ii)前記第1のアクセスポイントに関連づけられたランク、及び(iii)前記第1のアクセスポイントの受信特性以外のアクセスポイント特性に部分的に基づいて、第1のアクセスポイントを決定するステップであって、前記アクセスポイント特性は前記クライアント機器が接続維持を成功させる確率を定量化するメトリックを含む、ステップと、
    前記第1のアクセスポイントへの接続を要求するステップと、
    付与された要求に応答して、前記第1のアクセスポイントへの接続を確立するステップと、を含む、方法。
  14. 前記クライアント機器が、ロングタームエボリューション(LTE)ユーザ装置(UE)を含み、前記第1のアクセスポイントが、拡張型ノードB(eNB)を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のアクセスポイントへの接続を要求するステップが、無線リソース制御(RRC)接続要求を前記第1のアクセスポイントへ送信するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記クライアント機器は前記第1のアクセスポイントへの接続を、第2のアクセスポイントと第1のアクセスポイントとの間のハンドオーバー手順に加わることにより確立することを含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記クライアント機器が前記第1のアクセスポイントへの接続が、セル選択手順又はセル再選択手順に加わることにより確立することを含む、請求項13に記載の方法。
  18. ネットワークのアクセスポイントへ接続するために適したクライアント機器であって、 無線インターフェースと、
    プロセッサと、
    コンピュータ実行可能命令を記憶する記憶装置と、を備え、前記コンピュータ実行可能命令が前記プロセッサによって実行されると、前記クライアント機器に、
    前記ネットワークのネットワークエンティティからアクセスポイントのリストを、少なくとも定期的に取得させ、前記アクセスポイントのリストが、1つ以上のパラメータを含み、前記1つ以上のパラメータの少なくとも1つは信号品質インジケータに部分的に基づき、
    第1のアクセスポイントへのアクティブな接続の予期せぬ損失に応答して、前記第1のアクセスポイントをブラックリストに追加させ、
    最後に取得したアクセスポイントのリストから、(i)第2のアクセスポイントが前記ブラックリスト上に存在しないこと、(ii)第2のアクセスポイントの信号品質インジケータ、及び(iii)前記第2のアクセスポイントの受信特性以外のアクセスポイント特性に部分的に基づいて、第2のアクセスポイントを特定させ、前記アクセスポイント特性は前記クライアント機器が接続維持を成功させる確率を定量化するメトリックを含み、かつ、
    前記第2のアクセスポイントへの接続を確立させる、クライアント機器。
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