JP6200455B2 - カルチベータに取付ける畦の作物根際処理装置 - Google Patents

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Description

本発明はトラクタなどに牽引されるカルチベータに取付けて、作物根際の除草・地均し・土寄せに使用される処理装置に関する。
図5〜図8の従来例に示すように、一般に、カルチベータはトラクタ等に牽引される横長バーに複数のカルチベータユニットを並列に連結し、畦を挟んで対向する左右カルチベータユニットの相対する側方に除草タイン16や土寄せ羽根17などのアタッチメントを付けて目的の作業を行っている。
カルチベータに使用する除草アタッチメントとしては図5、図6のように鋼線材を用いたタイン式除草装置が知られている。
また、カルチベータは除草作業と併せて収穫時期までに徐々に畦を形成してゆく必要があるが、従来はこの作業のために、図7、図8のようにカルチベータユニットの前部側方のシャンクに爪部材、羽根などのアタッチメントを装着したものが用いられている。
カルチベータの中耕爪に、取付け位置を変えることによって除草作業と土壌内部の培土・撹拌作業に共用可能な多目的作業ブラケット取付けた中耕作業装置も本願発明者らによって開発されている。
特開平11−9005号公報 特開2009−14063号公報 特許第5421495号公報
前記のタイン式除草装置は,弾発性の鋼線材タインを畦に沿って引きずることによって作物の雑草を引き抜いて除草するものであるが、畦の広い範囲に除草作用を及ぼすことができなかった。
また、爪材や羽根を使用した前記畦形成アタッチメントはおおざっぱな土寄せ・土均ししかできず、また、これらの土寄せアタッチメントはカルチベータに一体結合されているため圃場の畦の起伏面に対する追従性が低く、これも土寄せが大ざっぱになる要因となり満足のゆく畦形成が困難であった。
さらに、上記のタイン式除草装置と畦形成用アタッチメントは別個独立のアタッチメントであり一個で除草と土均しの両機能を発揮することはできなかった。
カルチベータの中耕爪に除草作業と土壌の培土・撹拌作業に共用可能な多目的作業ブラケット取付けた中耕作業装置は、作業目的に応じて多目的作業ブラケットを中耕爪の上下取付位置に付け替える必要があるため作業が煩雑であるだけでなく、除草作業と土壌撹拌作業を同時に行うことはできなかった。
したがって、本発明の目的は、カルチベータの牽引に伴って畦に広範囲の除草作用を及ぼすことができるとともに、畦の形成に必要な土寄せ作用が同時に達成される複数機能の作物根際処理装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明による作物根際処理装置は、カルチベータ本体の中骨ビームの支持部材に連結する作業部材であって、該作業部材は前記支持部材に結合される支持具の下部に、畦下部から作物根際へ延在して畦に沿って引きずられ、且つ、長手方向の下端縁辺を略直線形状の作用面に形成した除草・土寄せ併用板を前記中骨ビームの側方へ直角に向けて取り付けたことを特徴とする。
ここで言う除草・土寄せ板の下端作用面を形成する「略直線形状」とは根際近傍の先端側作用面が緩やかなテーパー面に形成されている形状を含む趣旨である。
好ましくは、取付け支持具の下端に結合する除草・土寄せ板の側面結合孔を軸方向に延びる長孔に形成する。
中骨ビームの支持部材に結合する取付け支持具の上部連結孔を円弧状長孔に形成し、畦に対する除草・土寄せ併用板の上下角度を調整して結合できるようにしてもよい。
さらに好ましくは、前記除草・土寄せ併用板を取り付けた前記作業部材は平行リンクを用いた上下位置自動調整装置を介してカルチベータ本体の支持部材に連結する。
畦面に摺接する前記除草・土寄せ併用板の長手方向下端縁辺は板状辺に限らず、ブラシ作用辺に形成してもよい。
畦下部から根際に延在させた除草・土寄せ板の略直線形状作用面が作物根際から畦間へかけて引きずられることにより、畦の広範囲の除草と切れ目のない畦形成作業が同時に実施される。
作業部材は上下位置自動調整装置を介して支持することにより、圃場の起伏に対する追従性がよくなるとともに、荷重調整も可能になるので精度の高い除草・土寄せ・地均し効果が得られる。
本発明の根際処理装置を取り付けたカルチベータユニットの面図 図1の面図 作業部材の組付け分解図 他の実施例による除草・土寄せベインの斜視図 従来例の除草タインを使用したカルチベータユニットの面図 図5の面図 従来例の土寄せアタッチメントを使用したカルチベータユニットの面図 図7の面図
以下、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、カルチベータ本体1はこれと一体の中骨ビーム2の側方に作業部材4(作業アタッチメント)を支持するための支持部材3が結合されており、この支持部材3は好ましくは平行リンク、バランサー等を使用した上下位置自動調整装置10を介して前記作業部材4に連結する。
本発明の作物根際処理装置として使用される作業部材4は、図3に示すように、前記カルチベータ本体1の支部材3に結合される支持基盤5aとこの支持基盤5aにボルト11、ナット12で結合される支持ロッド5bと、この支持ロッド5b下端の取付け基盤1 0aと補助盤1bにボルト11、ナット12で固設される除草・土寄せ併用板6を構成部材として備えている。
除草・土寄せ併用板6は、作業部材4の側面下部から作物根際15に延在して畦に沿って引きずられながら除草・土寄せ作業をするように形成されており、長手方向の下端縁辺を畦接触作用面7として略直線形状に形成した板部材からなり、側面長手方向に設けた長孔8を介して支持ロッド5b下端の取付け基盤10aに補助盤10bを用いて固定される。
また、図2及び図3に示すように、支持部材3に結合される支持基盤5aはL字形ブラケットからなり、この支持基盤5aの縦板上部連結孔を畦方向に延びる横方向の円弧状長孔9に形成してある。
図1の実施例は、作業部材4の除草・土寄せ併用板6が、中骨ビーム2側から直角に延び、畦14を横断するように配設しているが、本発明はこの構造に限るものではなく、より長い寸法の除草・土寄せ併用板6を用いて、後方へ傾斜角度をつけて畦下部から根際までの除草・土寄せ作業ができるようにする構成を含んでいる。
なお、直角に配置した場合は作業中に余分な土が除草・土寄せ6を乗り越えて後方へ流れるので適量の土寄せと除草ができる効果がある。また、後方へ傾斜角度をつけた場合は根際に寄せる土量を多くできるので傾斜の加減により土量調節が可能になる。
作業部材4の支持基盤5aは上部の横方向の円弧状長孔9を介して結合されるので畦14に対する除草・土寄せ併用板6の畦横断方向の上向き・下向き姿勢を調整して固定することができるので多様の畦面に対応できる。
また、除草・土寄せ併用板6は側面長手方向の長孔8を介して固定されるので畦横断方向へ伸縮可能に固定することができ、多様な畦に適用できる。
除草・土寄せ併用板6は補強材入れたゴム板などの比較的強度のある部材からなり、図3は下端縁辺の作用面7が板状の実施例を示している。
図4の実施例は除草・土寄せ併用板6の下端縁辺に比較的硬いブラシ13を一体に取り付けて作用面7としたもので、この実施例では反発力のあるブラシ13が畦面に引きずられることにより、柔い感触の除草・土寄せ・土均しが可能になる。
1…カルチベータ本体
2…中骨ビーム
3…支持部材
4…作業部材
5…支持具
5a…支持基盤
5b…支持ロッド
6…除草・土寄せ併用板
7…作用面
8…長孔
9…円弧状長孔
10…上下位置自動調整装置
10a…取付け基盤
10b…補助盤
11…ボルト
12…ナット
13…ブラシ
14…畦
15…作物根際
16…除草タイン
17…土寄せ羽根
18…タイヤ

Claims (5)

  1. カルチベータ本体(1)の中骨ビーム(2)に上下位置自動調整装置(10)を介して連結された支持部材(3)とこの支持部材(3)に支持された作業部材(4)を有し、該作業部材(4)は前記支持部材(3)に結合される支持具(5)の下部に、畦下部から作物根際へ延在して畦に沿って引きずられ、且つ、長手方向の下端縁辺を略直線形状の作用面(7)に形成した除草・土寄せ併用板(6)を取り付けた構成であることを特徴とする作物根際処理装置。
  2. 支持具(5)の下端に結合する除草・土寄せ併用板(6)の側面結合孔を軸方向に延びる長孔(8)に形成したことをさらに特徴とする請求項1記載の作物根際処理装置
  3. 前記支持部材(3)に結合される支持基盤(5a)の上部連結孔を畦に向けて延びる横方向の円弧状長孔(9)に形成し、除草・土寄せ併用板(6)の畦に向けた上下角度を調整して結合できるようにしたことをさらに特徴とする請求項1又は2記載の作物根際処理装置
  4. 前記除草・土寄せ併用板(6)を取り付けた前記作業部材(4)が平行リンクを用いた上下位置自動調整装置(10)を介してカルチベータ本体(1)の中骨ビーム(2)に連結されていることをさらに特徴とする請求項1、2又は3記載の作物根際処理装置
  5. 前記作用面(7)がブラシ作用面であることをさらに特徴とする請求項1、2、3又は4記載の作物根際処理装置。
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