JP6196117B2 - 画像符号化装置及び画像復号装置 - Google Patents

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Description

本実施形態は、複数のモードを利用した画像符号化装置、及び画像復号装置に関する。
変換・量子化を用いた画像符号化において所望の符号量にて符号化を行うために、過去の符号量から適応的に量子化スケールを切り替えるレート制御方式があった。従来のレート制御方式は、所望の符号量へと収束させることを目的としている。そのため、必ずしも目標の符号量以内に収束することを保証するものではなかった。
1パス符号化においては、符号化を行った結果、目標符号量を超過することが考えられる。ハードウェアによりエンコーダを構成する際にビットストリームのサイズを予め定義した場合、目標符号量を超過するとビットストリームが破たんするという問題がある。
ストリームバッファの破たんを回避する符号化方式が開示されている。マクロブロック単位で最小及び最大符号量を定め、符号化対象であるブロックにおいてもし最大符号量が発生したら、その後の全ブロックを最小符号量で符号化してもストリームバッファが破たんする場合には最小符号量での符号化を行う方式について述べられている。
上記方式では、当該ブロックで最大符号量が発生してもストリームバッファが破たんしないか否かにより符号化条件を切り替えている。一般的に、最小符号量での符号化は画質が大きく劣化するため選択されないことが望ましい。一方、上記方式では規定すべき最小符号量が大きいために最小符号量での符号化が選択されやすくなってしまうという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、ストリームバッファの破たんを防ぎつつ、最小符号量での符号化が選択されにくくすることで、画質の劣化を抑える点にある。
上記の課題を解決するために、本実施形態は、入力画像に含まれる処理対象ブロックを可変長の符号量で符号化して第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、前記処理対象ブロックを予め定められた符号量で符号化して第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、前記処理対象ブロックに対して、前記第1の符号化部と前記第2の符号化部のいずれの符号化モードを用いるかを判定するモード判定部と、前記モード判定部の判定した前記符号化モードに従って、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データの何れか一方を選択する選択部と、予め定めた条件を満たす場合、前記符号化モードを示すモード情報を符号化しないと判定する符号化判定部と、を備え、前記モード判定部は、処理対象ブロックを含む特定の単位において、前記処理対象ブロックの直前に符号化されたブロックまでに発生した累積符号量と、前記処理対象ブロックを前記第1の符号化モードで符号化して発生した符号量を合計した結果、前記特定の単位に含まれる残りのブロックを前記第2の符号化モードで符号化しても、予め定めた目標符号量を超過する場合に、前記第2の符号化部の符号化モードを用いると判定する、画像符号化装置を提供する。
本実施形態によれば、ストリームバッファの破たんを防ぎつつ、最小符号量での符号化が選択されにくくすることで、画質の劣化を抑えることができる。
画像符号化装置を示す図。 第1符号化部を示す図。 ローカルデコード生成部を示す図。 モード情報符号化部を示す図。 画像符号化装置の動作のタイミングを示すチャート。 画像符号化装置の動作のタイミングを示すフローチャート。 ブロックにおける符号化データのシンタクスの例を示す図。 累積された符号量の推移と符号化モード判定の関係を示す図。 画像復号装置を示す図。 画像復号装置の動作を示すフローチャート。 画像符号化装置の変更例を示す図。 ブロックにおける符号化データのシンタクスの例を示す図。 符号化装置におけるモード情報符号化判定の動作を示すフローチャート。 画像復号装置の変更例を示す図。 画像復号装置の変更例の動作例を示すフローチャート。 画像符号化装置及び画像復号装置のハードウェア構成を示す図。
図面を参照しながら本実施形態の画像符号化装置について詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、同一の参照符号を付した部分は同様の動作をするものとして、重複する説明を適宜省略する。
まず、各実施の形態に係る画像符号化装置及び画像復号装置のハードウェア構成の一例について図16を用いて説明する。図画像符号化装置及び画像復号装置は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)などの制御部1と、各種データやプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの主記憶部2と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disk)ドライブ装置などの補助記憶部3と、これらを接続するバスとを備えている。また、画像符号化装置及び画像復号装置には、外部装置の通信を制御する通信I/F(Interface)4と、情報を表示する表示部5と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウスなどの操作部6とが有線又は無線により各々接続される。符号化すべきデータ及び復号すべきデータは、補助記憶部3に保持されていても、通信I/F4を介して外部から入力されても、そのほかの方法で入力されるものであってもよい。
図16は、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成の一例を示している。各実施形態に係る画像符号化装置及び画像復号装置の機能の一部、又は全部を、LSI(Large Scale Integration)などの集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットとして実現してもよい。画像符号化装置及び画像復号装置の各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。
次に、このようなハードウェア構成において、画像符号化装置及び画像復号装置の機能的構成について、以下の各実施形態において図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
以下の実施形態においては、処理対象の入力画像において符号化処理を行う単位をブロック、符号量を保証すべき単位をセグメントと呼ぶ。セグメントには、少なくとも1つのブロックが含まれる。本実施形態の画像符号化装置100は、各ブロックにおいて発生する符号量についての制限は行わないが、セグメント内で発生した総符号量については予め定めた所望の符号量以下となる様、入力画像の符号化を行う。各ブロックには、少なくとも1つの画素が含まれる。なお、ブロックの形状はどのような形であっても良い。また、各セグメントには少なくとも1つのブロックが含まれる。セグメントに含まれるブロックは任意の組み合わせであって構わない。例えば、異なるフレーム内のブロックが、同じセグメントに含まれる構成であっても良い。以下の実施形態では、ブロックには複数の画素が含まれ、セグメントには互いに空間的に隣接する複数のブロックが含まれる例について説明する。
図1は、画像符号化装置100を示す図である。
画像符号化装置100は、第1符号化部101、第2符号化部102、エントロピー符号化部103A、エントロピー符号化部103B、ローカルデコード生成部104A、ローカルデコード生成部104B、符号化モード判定部105、スイッチ106、スイッチ107、モード情報符号化部108及び符号化制御部109を有する。
第1符号化部101は、入力画像に含まれる符号化すべき対象ブロックに対して、変換・量子化による第1符号化モードの符号化処理を行い、第1の符号化データを生成する。第1符号化モードは、可変長の符号量で符号化するモードである。第1符号化部101は、生成された第1の符号化データをエントロピー符号化部103A及びローカルデコード画像生成部104Aへと送る。符号化処理の詳細については後述する。
第2符号化部102は、対象ブロックに対して、予め定められた符号量となる様な第2符号化モードの符号化処理を行い、第2の符号化データを生成する。第2符号化部102は、生成された第2の符号化データをエントロピー符号化部103B及びローカルデコード生成部104Bへと送る。
エントロピー符号化部103A及び103Bは、それぞれが受け取った符号化データをエントロピー符号化し、ビットストリームを生成する。その際にエントロピー符号化部103Aは、ビットストリームを生成した際に発生した符号量を示す符号量情報を符号化モード判定部105へと送る。
ローカルデコード生成部104Aは、第1符号化部101から符号化データを受け取る。ローカルデコード生成部104Bは、第2符号化部102から符号化データを受け取る。ローカルデコード生成部104A及び104Bは、それぞれが受け取った符号化データに対応する復号処理を行ってローカルデコード画像を生成し、スイッチ106へと送る。
符号化モード判定部105は、エントロピー符号化部103Aより符号量情報を受け取る。符号化モード判定部106は、符号量情報に基づいて対象ブロックに対して、第1符号化モードまたは第2符号化モードのいずれを用いるかを示す符号化モード情報を設定する。それによって、第1符号化部101による符号化データが所望の符号量を超過する場合には第2符号化部102での符号化へ切り替えることができる。符号化モード判定部105は、符号化モード情報をスイッチ106、スイッチ107及びモード情報符号化部108へと送る。
スイッチ106は、ローカルデコード生成部104Aとローカルデコード生成部104Bから第1符号化モードと第2符号化モードそれぞれのローカルデコード画像を受け取る。スイッチ106は、符号化モード判定部105が決定した符号化モード情報に従ったローカルデコード画像を選択して第1符号化部101及び第2符号化部102へと送る。符号化モード情報が、第1符号化モードを示す場合には、ローカルデコード生成部104Aが生成したローカルデコード画像を第1符号化部101及び第2符号化部102へと送る。また、符号化モード情報が、第2符号化モードを示す場合には、ローカルデコード生成部104Bが生成したローカルデコード画像を第1符号化部101及び第2符号化部102へと送る。送られたローカルデコード画像は後続のブロックを符号化する際に参照画像として予測に用いられる。
スイッチ107は、符号化モード判定部105より符号化モード情報を受け取る。スイッチ107は、符号化モード情報が第1符号化モードを示す場合には、エントロピー符号化部103Aより第1の符号化モードで符号化されたビットストリームを受け取る。符号化モード情報が、第2符号化モードを示す場合には、エントロピー符号化部103Bから第2符号化モードのビットストリームを受け取る。スイッチ107は、受け取ったビットストリームを出力する。
モード情報符号化部108は、符号化モード判定部105より符号化モード情報を受け取る。モード情報符号化部108は符号化モード情報をエントロピー符号化する。モード情報符号化部108は、エントロピー符号化された符号化モード情報を、スイッチ107から出力されたビットストリームに重畳して出力する。モード情報符号化部108の動作の詳細については後述する。
符号化制御部109は、発生符号量のフィードバック制御及び量子化制御、予測方向の制御などを行なうことで、第1符号化部101及び第2符号化部102の制御を行なう。
第1符号化部101について図2を参照して詳細に説明する。
図2は、第1符号化部101の詳細を示す図である。第1符号化部101は、予測画像生成部110、減算部111及び変換・量子化部112を有する。
予測画像生成部110は、ローカルデコード生成部104Aよりローカルデコード画像を受け取り、所定の予測処理を行って対象ブロックに対応する予測画像を生成する。予測画像生成部110は、減算部111へ予測画像を送る。予測画像生成部110は、予測処理として、どのような手法を用いても良いが、本実施形態では隣接するブロックからの空間予測を用いる例について説明する。例えば、H.264/AVCなどの既存コーデックと同様に、隣接するブロックの画素を用いて空間予測を行う。その際の空間予測の予測方向は、符号化制御部109が設定する。
減算部111は、入力画像の対象ブロックを受け取り、予測画像生成部110より対象ブロックに対応する予測画像を受け取る。減算部111は、対象ブロックの画素値から、予測画像の画素値を減じることで、予測誤差画像を生成する。生成された予測誤差画像は、変換・量子化部112へ送られる。
変換・量子化部112は減算部111より受け取った予測誤差画像に対して変換処理を行う。変換処理として、例えばDCT(Discrete Cosine Transform)などを用いた直交変換を行い、変換係数を生成する。なお、ウェーブレット変換や独立成分解析などの手法を用いて変換係数を生成しても良い。次に、変換・量子化部112は、符号化制御部109にて設定された量子化パラメータに基づいて変換係数を量子化し、符号化データを生成する。
以上のように、第1符号化部101は予測誤差画像に対して変換・量子化を行う、一般的な符号化方式により対象ブロックを符号化する。
ローカルデコード生成部104Aについて、図3を参照して詳細に説明する。
図3は、ローカルデコード生成部104Aの詳細を示す図である。ローカルデコード生成部104Aは、予測画像生成部110、逆量子化・逆変換部113及び加算部114を有する。
逆量子化・逆変換部113は、第1符号化部101から符号化データを受け取る。逆量子化・逆変換部113は、符号化データに含まれる量子化後の直交変換係数に対して符号化制御部109にて設定される量子化パラメータに従って逆量子化を行う。逆量子化・逆変換部113は、逆量子化によって得られた変換係数に対して変換・量子化部112で行われた直交変換に対応する逆変換を行い、予測誤差画像を生成する。得られた予測誤差画像は加算部114へ送られる。
加算部114は、予測画像生成部110より予測画像を受け取り、逆量子化・逆変換部113より予測誤差画像を受け取る。加算部114は、予測画像と予測誤差画像とを加算し、ローカルデコード画像を生成する。加算部114は、得られたローカルデコード画像をスイッチ106に送る。後述する符号化モード判定部105が第1符号化モードを選択した場合、ローカルデコード画像は後続のブロックを予測するために用いられる。
予測画像生成部110は、図2に示した第1符号化部101の予測画像生成部110と同じ処理を行う。これにより、第1符号化部101とローカルデコード生成部104Aとが、同一の予測画像を用いることができる。なお、ローカルデコード生成部104Aが、予測画像生成部110を有さず、第1符号化部101または第2符号化部102が生成した予測画像をそのままローカルデコード生成部104Aに送る構成であっても構わない。
モード情報符号化部108について、図4を参照して詳細に説明する。
図4は、モード情報符号化部108の詳細を示す図である。モード情報符号化部108は、エントロピー符号化部115、モード情報符号化判定部116及びスイッチ117を有する。
エントロピー符号化部115は、符号化モード判定部105より符号化モード情報を受け取る。エントロピー符号化部115は、符号化モード情報をエントロピー符号化してビットストリームを生成する。その後、生成されたビットストリームをスイッチ117へと送る。
モード情報符号化判定部116は、符号化モード判定部105より符号化モード情報を受け取る。モード情報符号化判定部116は、符号化モード情報を符号化するか否かの判定を行って判定結果をスイッチ117へと送る。判定方法については後述する。
スイッチ117は、エントロピー符号化部115より符号化モードを符号化したビットストリームを、モード情報符号化判定部116よりモード情報を符号化するか否かを示す判定結果を受け取る。判定結果がモード情報を符号化することを示す場合にビットストリームを出力し、そうでなければビットストリームを出力しない。
次に、画像符号化装置100の動作について図5及び図6を用いて説明する。
図5は、画像符号化装置100の動作タイミングチャートを示す。
画像符号化装置100は、入力画像を受け取り、図5に示すタイミングチャートに従ってブロック毎にパイプラインで符号化処理を行う。図5の横軸は、時刻を示す。縦軸に記したブロック#0〜#3の順に順次符号化される。ブロック毎に(1)符号化制御部109が予測方向の決定と符号化モードを判定する、(2)第1符号化部101が符号化処理を実行し、ローカルデコード生成部104Aがローカルデコードを生成する、(3)エントロピー符号化部103Aがエントロピー符号化をする。画像符号化装置100は、前述の3つの動作をそれぞれNサイクル(Nは任意の自然数)のステージにて実行する。また、(3)の動作を行っているステージでは、並列的に、第2符号化部102が、符号化処理を実行し、エントロピー符号化部103Bがエントロピー符号化をする。その後、符号化モード判定部105が符号化モードを判定する。
処理手順の詳細については図6のフローチャートに従って説明する。
図6は、画像符号化装置100の処理フローの一例を表している。
まず、画像符号化装置100が入力画像中の対象ブロックに含まれる画素のデータを受け取り、符号化制御部109が第1符号化モードの予測方向を決定する(S1101)。第1符号化部101が空間予測及び変換・量子化処理による一般的な符号化を行う例について説明する。空間予測の予測方向は、任意の方法により決定して良い。本実施形態では、複数の予測方向の内、予測画像と入力画像との誤差が最も小さくなる予測方向を選択する例について述べる。
S1101が、図5に示された各ブロックの最初のステージにおいて実行される。
第1符号化部101の予測画像生成部110は、ローカルデコード画像に含まれる隣接ブロックの画素値から、符号化制御部109が決定した予測方向に従って予測画像を生成する(S1102)。減算部111は、入力画像から予測画像を減算することで予測誤差画像を生成する(S1103)。変換・量子化部112は、予測誤差画像に対して変換及び量子化処理を行うことで量子化後の変換係数を生成する(S1104)。変換・量子化部112は、第1符号化データを生成する(S1105)。第1符号化データには、量子化後の変換係数、予測方向、量子化パラメータなどの情報が含まれる。第1符号化データはローカルデコード生成部104Aへ送られる。
ローカルデコード生成部104Aは、第1符号化部101で行われた符号化処理に対応する方法で第1符号化データを復号し、ローカルデコード画像を生成する(S1106)。生成されたローカルデコード画像はスイッチ106へと送られる。
S1102〜S1106が、図5に示された各ブロックの2番目のステージにおいて実行される。
エントロピー符号化部103Aは、第1符号化データに対して、エントロピー符号化を行うことで、ビットストリームを生成する(S1107)。
S1101〜1107において、第1符号化モードでの符号化が行われるが、入力画像は第2符号化部102にも入力され、第2符号化モードでも符号化される。
第2符号化部102における符号化方法としては任意の方法を用いて良いが、前述のように予め定められた符号量での符号化が求められる。さらに、第1符号化部101で発生しうる符号量と比較して十分小さな符号量で符号化できることが望ましい。本実施形態では、例えば量子化後の変換係数を符号化せず、予測画像をそのままローカルデコード画像とする方式について説明する。上述の条件を満たしていれば第2符号化部102の符号化方法はこれに限られるものではない。
第2符号化部102は、予測画像を生成する(S1108)。その後、第2符号化部102は第2符号化データを生成する(S1109)。なお、第2符号化部102における処理や第2符号化データの詳細については後述する。第2符号化データはローカルデコード生成部104Bへ送られる。
ローカルデコード生成部104Bは、第2符号化部102で行われた符号化処理に対応する方法で第2符号化データを復号し、ローカルデコード画像を生成する(S1110)。本実施形態では、予測画像がそのままローカルデコード画像となる。そのため、ローカルデコード生成部104Bは、第2符号化部102から受け取った予測画像をそのままローカルデコード画像としても良いし、第2符号化部102と同様の予測処理をして予測画像を生成しても良い。ローカルデコード画像はスイッチ106へ送られる。
また、第2符号化データはエントロピー符号化部103Bへ送られる。エントロピー符号化部103Bは、第2符号化データをエントロピー符号化することで、ビットストリームを生成する(S1111)。
S1107〜S1111が、図5に示された3番目のステージにおいて実行され、入力画像に対する符号化処理が行われる。本実施形態におけるブロックの符号化処理は以上の3ステージから構成される。図5に示すように処理順番が前後のブロックとは1ステージずつタイミングをずらして処理を行って、複数のブロックをパイプラインで処理する。各サイクルに含まれる処理については上述した例以外の処理であっても構わない。また、ステージ数も3以外の数であっても構わない。
以上の3ステージによる符号化が完了した後、符号化モードの判定が行われる。符号化モードの判定結果に応じて、上記の符号化処理により生成された第1符号化データのビットストリームと第2符号化データのビットストリームの何れかが出力される。
符号化モード判定部105はエントロピー符号化部103Aより発生符号量を受け取り、対象ブロックに対する符号化モードの判定を行う(S1112)。符号化モード情報は、スイッチ106、スイッチ107及びモード情報符号化部108に送られる。符号化モード判定部105の処理の詳細は後述する。
符号化モード情報が第1符号化モードを示す場合には(S1113,yes)、スイッチ106は、ローカルデコード生成部104Aから受け取った第1符号化モードのローカルデコード画像を、第1符号化部101と第2符号化部102に送る(S1114)。スイッチ107は、エントロピー符号化部103Aから受け取った第1符号化モードのビットストリームを出力する(S1115)。
符号化モード情報が第2符号化モードを示す場合には(S1113,no)、スイッチ106は、ローカルデコード生成部104Bから受け取った第2符号化モードのローカルデコード画像を、第1符号化部101、第2符号化部102に送る(S1116)。スイッチ107は、エントロピー符号化部103Bから受け取った第2符号化モードのビットストリームを出力する(S1117)。
モード情報符号化部108がモード情報を受け取ると、モード情報符号化判定部116がモード情報を符号化するか否かの判定を行う(S1118)。判定結果は、スイッチ117へと送られる。
判定結果がモード情報を符号化することを示す場合には(S1119,yes)、エントロピー符号化部115がモード情報を符号化してスイッチ107から出力される符号化データのビットストリームに重畳して出力する(S1120)。
判定結果がモード情報を符号化しないことを示す場合には(S1119,no)、スイッチ107から出力されたビットストリームがそのまま符号化結果として出力される。S1119における処理の分岐はスイッチ117により実現することができる。
処理対象のセグメントに含まれるブロックすべての符号化が終了していない場合には(S1121,no)、エントロピー符号化部103Aは処理対象ブロックで発生した符号量を示す符号量情報を生成し、符号化モード判定部105へ出力する(S1122)。このとき、詳細は後述するが、符号化モード判定部105は受け取った符号量情報とセグメント全体に対して設定された所望の符号量との関係から、次のブロックにおける符号化モードを判定する。また、符号量情報は符号化制御部109にもフィードバックされ、量子化パラメータの設定などを行う際に利用される。
処理対象のセグメントに含まれるブロックすべての符号化が終わった場合(S1121,yes)、セグメントの符号化処理を終了する。
以上が画像符号化装置100による符号化処理の説明である。
図7は、ブロックの符号化データにおけるシンタクスの一例を示す。図7のシンタクスでは、符号化データの先頭でVARIABLE_CODEC_MODEが1である場合には符号化モードを示すcodec_modeが符号化される。そうでなければcodec_modeは符号化されず、MODE_2を示すように設定される。codec_modeは、例えば1ビットのフラグで表現することができる。尚、VARIABLE_CODEC_MODEは後述するモード情報符号化判定部116により設定されるパラメータである。
符号化モード情報が第1符号化部101による符号化を示す場合、つまりcodec_modeがMODE_1である場合、直前のブロックにおける量子化パラメータと対象ブロックの量子化パラメータの差分であるdelta_qpが符号化される。続いて空間予測の予測方向を示すpred_modeが符号化される。delta_qp及びpred_modeは、事前に取りうる値の範囲がわかっているため、例えば固定長での符号化を行って良い。固定長で符号化することでビットストリームに対する復号処理が簡易になるほか、シンタクスの値に偏りがない場合には可変長符号化と比較して符号化効率が向上する。量子化後の変換係数であるcoeffが可変長符号化される。尚、NUM_COEFFは変換係数の数を示している。
一方、符号化モード情報が第2符号化部102による符号化を示す場合、即ちcodec_modeがMODE_2である場合、第1符号化部101による符号化と同様にpred_modeが符号化される。ただし、量子化後の変換係数については符号化しない。従って量子化パラメータを示すdelta_qpについても符号化する必要はない。
このようなシンタクス構成とすることで、第2符号化部102での符号化は大きな画質低下を伴うが、第1符号化部101と比較して常に十分小さな符号量で符号化を行うことができる。上記のシンタクスは一例であり、一般的なコーデックと同様にシンタクスを追加、または一部のシンタクスを削除しても良い。例えば、第2符号化モードでは何も符号化せず、予め定めた所定の予測のみを行うこととしても良い。この場合には第2符号化データのビットストリームは存在せず、また符号量は常に0となる。また、画像中のコンポーネントによってシンタクスは変更されても構わない。
次に、符号化モード判定部105の動作について詳細に説明する。符号化モード判定部105は、エントロピー符号化部103Aより発生した符号量を受け取り、セグメント内で発生した符号量を累積して保持する。保持している累積符号量と受け取った第1符号化モードで発生した符号量から、対象ブロックの符号化モードを判定する。
図8は符号量の推移と符号化モードの判定の関係を示す図である。図8を参照しながら、具体的な符号化モード判定部105の動作例を説明する。図8の横軸はセグメント内におけるブロックの番号を示し、縦軸は累積された符号量を示す。実線は、セグメント内の残りブロックをすべて第2符号化モードで符号化することを想定した場合に、ストリームバッファが破たんしない累積符号量の上限値を示す。細い破線は、目標符号量を示す。一般的に、CBR(constant bit rate)での符号化を行う場合にはすべてのブロックで均等に符号量が発生することを目標とし、量子化パラメータの制御を行うことで目標符号量での符号化を図る。ただし、1パス符号化では事前に必ずしも目標の符号量を達成できない。
そのため、図8の、太い破線や、二点鎖線に示したようにブロック毎に符号量がばらつく。二点鎖線は、そのセグメント内の残りブロックをすべて第1符号化モードで符号化可能な場合の累積符号量の一例を示す図である。実際に発生した累積符号量が実線を下回っていれば、符号量を保証することができる。太い破線は、第2符号化モードが必要となる場合の累積符号量の一例を示す図である。実際に発生した累積符号量が実線を上回ってしまう場合には、第2符号化モードに切り替えなければ符号量を保証することができなくなる。太い鎖線で示した例では、第1符号化モードでの符号化により目標符号量を大きく上回る符号量が発生してしまっている。残りのブロックにおいて利用可能符号量限界に達するため、以降のブロックについてはすべて第2符号化モードで符号化することで符号量の上限を保証する。
上記の動作を行うため、符号化モード判定部105は式(1)、(2)により符号化モードを判定する。
まず、式(1)について説明する。Btargetはセグメントにおける目標符号量である。Bavailableはセグメント内のこれから符号化を行うブロックのうち、対象ブロックを除く残りブロックにおける利用可能符号量である。Btotalは対象ブロックの直前に符号化されたブロックまでの累積符号量を示す。また、Bcurrentは対象ブロックにおいて第1符号化モードで符号化した場合に発生する符号量と符号化モードを符号化する際に発生する符号量の和を示す。Btargetから、Btotal及びBcurrentを減じることでBavailableが算出できる。
ここでは、符号化モード判定時に対象ブロックの直前に符号化されたブロックまでの符号量がフィードバックされていることを想定して説明したが、符号化モード判定や符号量算出のタイミングによりフィードバックに遅延が生じる場合も想定される。そのような場合には、フィードバックできていないブロックについてはブロック単位の最大符号量、例えば非圧縮を想定して入力画像のビット量を推定値として用いても良い。遅延ブロック数は、パイプライン構成や処理内容に応じて適宜変更される。
次に、式(2)について説明する。Bminは第2符号化モードにより発生する符号量と符号化モードを符号化する際に発生する符号量の和を示す。Uleftは残りブロックの数を示している。即ち、対象ブロックを第1符号化モードで符号化したとしても利用可能符号量の限界を下回る場合には第1符号化モードで符号化を行う。そうでなければ対象ブロック以降のすべてのブロックを第2符号化モードで符号化を行うことで符号量を保証する。上述のように、符号化モードの判定においては符号化モードを符号化する際に発生する符号量を用いる。ただし、後述するが、符号化モードを符号化するか否かは特定の条件によって切り替わる点に注意する必要がある。
次に、モード情報符号化部108の動作について詳細に説明する。モード情報符号化部108が符号化モード判定部105より符号化モードを受け取ると、モード情報符号化判定部116が符号化モード情報を符号化するか否かの判定を行う。ここで、判定には任意の方法を用いて良いが、後述する画像復号装置で同一の符号化モード情報が復元できる必要がある。本実施形態では、第1符号化モードが選択される場合及びセグメント内ではじめて第2符号化モードが選択される場合には、符号化モード情報を符号化するものとする。前述の通り、一度第2符号化モードが選択された場合、同一セグメントにおける残りブロックはすべて第2符号化モードが選択される。そのため、第2符号化モードが選択された場合には、残りブロックでは符号化モード情報を符号化しなくても第2符号化モードであることが自明であり、画像復号装置でも同様の判定が可能である。モード情報符号化判定部116がモード情報を符号化すると判定した場合にはエントロピー符号化部115により符号化された符号化モード情報が符号化モードストリームとして出力される。
図7のシンタクス例では、第2符号化モードが二度目以降選択される場合にはVARIABLE_CODEC_MODEが0に、そうでなければ1に設定することで、上記の符号化処理が実現される。
ここでは符号化モードが2種類である場合について説明したが、例えば減色処理による符号化やPCMによる符号化などを含む3種類以上の符号化モードを切り替えても良い。その場合にも、二度目以降の第2符号化モードでは符号化モード情報を符号化しないという規則で判定を行えば同様の効果を実現することができる。以上が画像符号化装置100に関する処理である。
本実施形態では、通常の変換・量子化を行う第1の符号化モードに加え、符号量を一意に定めることができ、かつ第1の符号化モードと比較して小さな符号量にて符号化を行う第2の符号化モードを用意し、前記2つの符号化モードを切り替えることで所望の符号量を上回らないことを保証する。例えば、各符号化処理単位(ブロック)に対して通常は第1の符号化モードで符号化を行い、符号量を保証する単位(セグメント)において、残りのブロックをすべて第2の符号化モードで符号化しなければ符号量を保証できなくなることがわかった時点で第2の符号化モードによる符号化に切り替えることで、確実に符号量を保証することができる。また、上記のように符号化モード情報の符号化判定を行うことで第2の符号化モードにおけるオーバーヘッドを削減し、可能な限り第2の符号化モードが選択されないようにすることで、通常の符号化による画質を維持しつつセグメントにおける累積符号量の上限を保証することができる。
上記構成によって、ビットストリームの破たんを回避しつつストリームバッファのサイズを一意に定めることができる。また、最小符号量として規定されるオーバーヘッドを削減することで、ストリームバッファが破たんする直前まで通常の符号化を行うことができ、画質低下を抑制することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態における画像符号化装置100に対応する画像復号装置200について説明する。
図9は、本実施形態の画像復号装置200を示す図である。
画像復号装置200はモード情報復号判定部201、エントロピー復号部202、スイッチ203、第1復号部204、第2復号部205、スイッチ206及び復号制御部207を有する。
モード情報復号判定部201は、エントロピー復号部202より復号すべき対象ブロックの直前のブロックまでの符号化モード情報を受け取り、対象ブロックにおいて符号化モード情報を復号するか否かの判定を行う。その後、判定結果を符号化モード復号判定情報としてエントロピー復号部202へと送る。判定処理の詳細については後述する。
エントロピー復号部202は、入力されたビットストリームに対してエントロピー復号処理を行って符号化データを復元し、スイッチ203へと送る。また、このとき符号化モード情報を復元してモード情報復号判定部201、スイッチ203及びスイッチ206へと送る。
スイッチ203は、エントロピー復号部202より符号化データを受け取り、符号化モード情報に応じて第1復号部204または第2復号部205の何れかに送る。
第1復号部204は、第1符号化部101に対応する復号処理を行うことで復号画像を生成し、スイッチ206へと送る。復号処理の詳細については後述する。
第2復号部205は、第2符号化部102に対応する復号処理を行うことで復号画像を生成し、スイッチ206へと送る。
スイッチ206は、符号化モード情報に応じて第1復号部204または第2復号部205の何れかより復号画像を受け取り、外部に出力すると共に第1復号部204及び第2復号部205へと送る。送られた復号画像は後続のブロックを復号する際に参照画像として予測に用いられる。
符号化制御部109は、量子化制御や予測方向の制御などを行なうことで、第1復号部204及び第2復号部205の制御を行なう。
次に、本実施形態の画像復号装置200の動作について図10を用いて説明する。
図10は、画像復号装置200の処理フローを示す。画像復号装置200にビットストリームが入力されると、図7のシンタクス構造に従って復号処理が行われる。
まず、モード情報復号判定部201は、符号化モードを復号するか否かの判定をする(S2101)。判定結果は符号化モード復号判定情報としてエントロピー復号部202へと送られる。尚、図7のシンタクス例ではVARIABLE_CODEC_MODEに対応し、符号化モードを復号する場合にはVARIABLE_CODE_MODEは1に、そうでなければ0に設定される。
符号化モード復号判定情報が符号化モードを復号することを示す場合には(S2102,yes)、エントロピー復号部202は、符号化モードであるcodec_modeを復号する(S2103)。
一方、符号化モード復号判定情報が符号化モードを復号しないことを示す場合には(S2102,no)、codec_modeはMODE_2、即ち第2符号化モードを示すものと設定される(S2104)。決定された符号化モードは、符号化モード情報としてモード情報復号判定部201、スイッチ203及びスイッチ206へと送られる。
続いて、エントロピー復号部202は、図7のシンタクス例に基づき、符号化モード情報に従って残りのビットストリームを復号して符号化データを復元する(S2105)。符号化データはスイッチ203へと送られる。
スイッチ203は、エントロピー復号部202より符号化モード情報及び符号化データを受け取り、符号化モード情報に応じて符号化データを第1復号部204または第2復号部205の何れかに出力する。
ここで、符号化モード情報が第1符号化モードによる符号化を示す場合(S2106,yes)、符号化データは第1復号部204へと送られ復号処理が行われる。
第1符号化部101に対応した復号処理として、第1復号部204は、まず予測画像を生成する(S2107)。符号化データ中に含まれる予測方向に基づき、第1符号化部101と同一の予測画像を生成する。
次に、第1復号部204は、変換係数に対する逆量子化・逆変換処理を行うことで予測誤差画像を生成する(S2108)。
次に、第1復号部204は、S2107で生成された予測画像とS2108で生成された予測誤差画像とを加算することで、復号画像を生成する(S2109)。生成された復号画像はスイッチ206に送られる。
符号化モード情報が第2符号化モードによる符号化を示す場合(S2106,no)、符号化データは第2復号部205へと送られ、復号される。
第2符号化部102に対応した復号処理として、第2復号部205は、第2符号化モードの予測画像を生成する(S2110)。図7のシンタクス例における予測方向に基づいて第2符号化部102と同一の予測画像を生成する必要がある。また、第1の実施形態で述べたように予測方向を符号化しない場合には予め画像符号化装置100と画像復号装置200で定めた共通の予測方向に基づく予測を行えば良い。
第2符号化部102は、予測画像を用いて復号画像を生成する(S2111)。本実施形態では、第1の実施形態に合わせて予測画像をそのまま復号画像として出力する。第1の実施形態に合わせて明示的に本ステップ(S2111)を設けたが、S2110で生成された予測画像をそのまま出力すれば良い。
S2107〜S2109または、S2110〜S2111において生成された復号画像はスイッチ206へと送られ、符号化モード情報に応じて外部に出力される。さらに、第1復号部204及び第2復号部205にも送られ、後続のブロックの予測を行う際に参照画像として用いられる。
処理対象のセグメントに含まれるブロックすべての復号が終了していない場合には(S2112,no)、S2101に戻って後続のブロックの復号処理を行う。セグメント内のブロックすべての符号化が終わった場合(S2112,yes)、セグメントの復号処理を終了する。
次に、モード情報復号判定部201の動作について詳細に説明する。
モード情報復号判定部201は、第1の実施形態におけるモード情報符号化判定部116と同様の動作にてモード情報を復号するか否かを判定する。即ち、セグメント内のブロックに対して通常はモード情報を復号するものとし、復号した結果、セグメント内ではじめて第2符号化モードが選択された場合には後続のブロックについてはモード情報の復号処理を行わない。
このように、モード情報復号判定部201がモード情報符号化判定部116と同一の判定基準で符号化モードを復号するか否か判定することで、第2の符号化モードにおけるオーバーヘッドを削減しつつ、画像復号装置200は画像符号化装置100と同一の符号化モードを得ることが可能となる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態の画像符号化装置100は特定の条件を満たす場合には符号化モードを符号化しないことでオーバーヘッドを削減していた。ただし、初めて第2の符号化モードが選択されるまでは符号化モード情報を符号化し続けなければならなかった。そこで、本実施形態では常に符号化モードを符号化しない場合について説明する。
図11は、画像符号化装置300を示す図である。
画像符号化装置300は、画像符号化装置100からモード情報符号化部108を除き、符号化モード判定部105を符号化モード判定部118に変更ことで実現される。即ち、画像符号化装置300は、第1符号化部101、第2符号化部102、エントロピー符号化部103A、エントロピー符号化部103B、ローカルデコード生成部104A、ローカルデコード生成部104B、符号化モード判定部105、スイッチ106、スイッチ107及び符号化制御部109を有し、これらは画像符号化装置100において同一符号を付したものと同一の動作を行うため、これらについては説明を省略する。
符号化モード判定部118は、符号化モード判定部105と同様に累積した発生符号量に基づいて符号化モードの判定を行うが、判定方法が異なる。判定方法の詳細については後述する。
画像符号化装置300は、モード情報を常に符号化しない点が画像符号化装置100と異なる。図12は本実施形態におけるブロックの符号化データにおけるシンタクスの一例を示す。図7とは符号化モードを符号化しない点が異なる。ただし、復号側では符号化側と同一の符号化モードを得る必要があるが、図12に示したシンタクスの内容のみでは符号化モードを知ることはできない。従って、復号側でも符号化側と同様に符号量に基づいて符号化モードを判定する必要がある。なお、画像符号化装置300と対応する画像復号装置400の詳細については第4の実施形態で詳細に説明する。
第1の実施形態の符号化モード判定部105の判定方法では、復号装置が同一の符号化モード判定を行うことができないために、モード情報を符号化する必要があった。符号化モード判定部105は、式(1)によりセグメント内の利用可能符号量を算出して符号化モードの判定を行う。式(1)におけるBcurrentは対象ブロックにおいて第1符号化モードで符号化した場合に発生する符号量と符号化モードを符号化する際に発生する符号量の和を示すが、復号装置ではBcurrentを得ることができないためである。
そこで、本実施形態の符号化モード判定部118は式(1)に代わって式(3)により利用可能符号量を算出する。
式(3)におけるBmaxは第1符号化モードで理論的に発生しうる最大ビット数を示す。これは符号化装置及び復号装置で固定値として保持することが可能である。従って、式(2)、(3)を用いて符号化モード判定を行うことで符号化装置及び復号装置で同一の符号化モードを得ることができる。
符号化モードを常に符号化しない場合について説明したが、3つ以上の符号化モードが存在する場合には第2の符号化モード以外のモードを識別するために符号化モードを符号化しても良い。変形例として、第3の符号化モードとして減色処理による符号化を行うモードを備えた画像符号化装置について説明する。この場合には例えば画像符号化装置100と同様にモード情報符号化部を備える必要があるが、符号化モードを符号化するか否かの判定方法が画像符号化装置100とは異なる。
図13は上述の例における符号化モードを符号化するか否かを判定する処理フローである。この例では、符号化モードが第2の符号化モードを示す場合(S3101)、符号化モードを符号化しない(S3102)。一方、符号化モードが第2の符号化モード以外を示す場合(S3101,no)、即ち第1の符号化モードまたは第3の符号化モードの何れかを示す場合には符号化モードを符号化する(S3103)。第1の実施形態では、符号化モードが3つ存在する場合、はじめて第2の符号化モードが選択されるまでは常に3つの内の何れの符号化モードが選択されたのかを符号化するため、単純な固定長符号化では2ビット必要となる。一方、本実施の形態では第2の符号化モードが選択されない場合、第1の符号化モードまたは第3の符号化モードの何れかが選択されることが符号化装置及び復号装置で判定できるため、1ビットで符号化することができる。
上記のように、本実施の形態では第2の符号化モードが選択されているか否かを符号化装置及び復号装置で同様に判定することを前提として符号化モードを符号化する際に必要なオーバーヘッドを削減することができる。
(第4の実施形態)
本実施形態においては、第3の実施形態における画像符号化装置300に対応する画像復号装置400について説明する。
図14は、本実施形態の画像復号装置400を示す図である。
画像復号装置400は画像復号装置200におけるモード情報復号判定部201を画像符号化装置300における符号化モード判定部118に変更することで実現される。即ち、画像符号化装置400は、符号化モード判定部118、エントロピー復号部202、スイッチ203、第1復号部204、第2復号部205、スイッチ206及び復号制御部207を有し、これらは画像復号装置200及び画像符号化装置300において同一符号を付したものと同一の動作を行うため、これらについては説明を省略する。
次に、本実施形態の画像復号装置400の動作について図15を用いて説明する。
図15は、画像復号装置400の処理フローを示す。画像復号装置200にビットストリームが入力されると、図12のシンタクス構造に従って復号処理が行われる。
まず、符号化モード判定部118は、符号化モードの判定をする(S4101)。画像符号化装置100及び300と同様に式(2)、(3)に基づいて符号化モードの判定が行われる。これにより、画像符号化装置300と同一の符号化モードを得ることが可能である。判定結果は符号化モード情報としてエントロピー復号部202、スイッチ203及びスイッチ206へと送られる。
以降、S4102〜S4109は図10におけるS2105〜S2112と同様の処理を行う。
エントロピー符号化部202は、符号化モード判定部118より取得した符号化モード情報に基づき、図12のシンタクス構造に従って符号化データを復号する(S4102)。復号された符号化データはスイッチ203へと送られる。
スイッチ203は、エントロピー復号部202より符号化モード情報及び符号化データを受け取り、符号化モード情報に応じて符号化データを第1復号部204または第2復号部205の何れかに出力する。
ここで、符号化モード情報が第1符号化モードによる符号化を示す場合(S4103,yes)、符号化データは第1復号部204へと送られ復号処理が行われる。
第1符号化部101に対応した復号処理として、まず予測画像を生成する(S4104)。符号化データ中に含まれる予測方向に基づき、第1符号化部101と同一の予測画像を生成する必要がある。
次に、変換係数に対する逆量子化・逆変換処理を行うことで予測誤差画像を生成する(S4105)。
S4104で生成された予測画像とS4105で生成された予測誤差画像とを加算することで、復号画像を生成する(S4106)。生成された復号画像はスイッチ206に送られる。
符号化モード情報が第2符号化モードによる符号化を示す場合(S4103,no)、符号化データは第2復号部205へと送られ復号処理が行われる。
第2符号化部102に対応した復号処理として、まず、第2符号化モードの予測画像を生成する(S4107)。第2符号化部102と同一の予測画像を生成する必要がある。また、第1の実施形態で述べたように予測方向を符号化しない場合には予め画像符号化装置と画像復号装置で定めた共通の予測方向に基づく予測を行えば良い。
続いて、予測画像を用いて復号画像を生成する(S4108)。本実施形態では、第1の実施形態に合わせて予測画像をそのまま復号画像として出力する。
上述のように生成された復号画像はスイッチ206へと送られ、符号化モード情報に応じて外部に出力される。さらに、第1復号部及び第2復号部にも送られ、後続のブロックの予測を行う際に参照画像として用いられる。
処理対象のセグメントに含まれるブロックすべての復号が終了していない場合には(S4109,no)、S4101に戻って後続のブロックの復号処理を行う。このとき、エントロピー復号部202は対象ブロックにおける符号量を符号化モード判定部118へとフィードバックする(S4110)。符号化モード判定部118はフィードバックされた符号量を累積し、式(2)、(3)を用いることで画像符号化装置300と同様の符号化モード判定を行うことができる。
一方、セグメント内のブロックすべての符号化が終わった場合(S4109,yes)、セグメントの復号処理を終了する。
なお、画像符号化装置300と同様に、3つ以上の符号化モードが存在する場合には第2の符号化モード以外のモードを識別するために符号化モードを復号する。画像符号化装置300の変形例と対応する復号処理を行えばよいため、詳細な説明は、省略する。
上記のように、本実施の形態では第2の符号化モードが選択されているか否かを符号化装置及び復号装置で同様に判定することを前提として符号化モードを符号化する際に必要なオーバーヘッドを削減することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
画像符号化装置100、300
画像復号装置200、400
第1符号化部101
第2符号化部102
エントロピー符号化部103A、103B、115
ローカルデコード生成部104A、104B
符号化モード判定部105、118
スイッチ106、107、117、203、206
モード情報符号化部108
符号化制御部109
予測画像生成部110
変換・量子化部112
減算部111
逆量子化・逆変換部113
加算部114
モード情報符号化判定部116
モード情報復号判定部201
エントロピー復号部202
第1復号部204
第2復号部205
復号制御部207

Claims (8)

  1. 入力画像に含まれる処理対象ブロックを可変長の符号量で符号化して第1の符号化データを生成する第1の符号化部と、
    前記処理対象ブロックを予め定められた符号量で符号化して第2の符号化データを生成する第2の符号化部と、
    前記処理対象ブロックに対して、前記第1の符号化部と前記第2の符号化部のいずれの符号化モードを用いるかを判定するモード判定部と、
    前記モード判定部の判定した前記符号化モードに従って、前記第1の符号化データと前記第2の符号化データの何れか一方を選択する選択部と、
    予め定めた条件を満たす場合、前記符号化モードを示すモード情報を符号化しないと判定する符号化判定部と、
    を備え、
    前記モード判定部は、処理対象ブロックを含む特定の単位において、前記処理対象ブロックの直前に符号化されたブロックまでに発生した累積符号量と、前記処理対象ブロックを前記第1の符号化部の符号化モードで符号化して発生した符号量を合計した結果、前記特定の単位に含まれる残りのブロックを前記第2の符号化部の符号化モードで符号化しても、予め定めた目標符号量を超過する場合に、前記第2の符号化部の符号化モードを用いると判定する、
    画像符号化装置。
  2. 前記符号化判定部は、前記特定の単位において前記第2の符号化部の符号化モードが2度目に選択されるブロック以降のすべてのブロックにおいて符号化モードを符号化しないと判定する、
    請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記モード判定部は、前記累積符号量と、前記処理対象ブロックを前記第1の符号化部の符号化モードで符号化した場合に発生する最大符号量を合計した結果、前記特定の単位の残りのブロックをすべて前記第2の符号化部の符号化モードで符号化しても、予め定めた目標符号量を超過する場合に、前記第2の符号化部の符号化モードを用いると判定し、
    前記符号化判定部は、少なくとも前記第2の符号化部の符号化モードが選択されるブロックでは符号化モードを符号化しないと判定する、
    請求項1記載の画像符号化装置。
  4. 前記第2の符号化部は、予測画像をそのままローカルデコード画像とする方式により前記第2の符号化データを生成する、
    請求項1記載の画像符号化装置。
  5. 予め定めた条件を満たす場合、処理対象ブロックが可変長の符号量で符号化する第1の符号化方法と、予め定められた符号量で符号化する第2の符号化方法とを含むいずれの符号化モードで符号化されたかを示すモード情報を復号しないと判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果が前記モード情報を復号すると判定した場合、ビットストリームを復号して前記モード情報を生成し、前記判定部の判定結果が前記モード情報を復号しないと判定した場合、予め定められた前記モード情報を設定し、前記モード情報が示す前記符号化モードに従って、ビットストリームをエントロピー復号した符号化データを生成するエントロピー復号部と、
    前記モード情報が前記第1の符号化方法で符号化されたことを示す場合、前記符号化データを前記第1の符号化方法に対応する第1の復号方法で復号する第1の復号部と、
    前記モード情報が前記第2の符号化方法で符号化されたことを示す場合、前記符号化データを前記第2の符号化方法に対応する第2の復号方法で復号する第2の復号部と、
    を備えることを特徴とする画像復号装置。
  6. 前記判定部は、前記処理対象ブロックを含む特定の単位において前記第2の符号化方法の符号化モードが選択された場合に、以降のすべてのブロックにおいてモード情報を復号せず、前記第2の符号化方法の符号化モードが選択されたと判定する、
    請求項5記載の画像復号装置。
  7. 前記判定部は、前記処理対象ブロックを含む特定の単位において、前記処理対象ブロックの直前に復号されたブロックまでに発生した累積符号量と、第1の符号化方法の符号化モードで符号化する場合に発生する最大符号量を合計した結果、前記特定の単位の残りのブロックがすべて前記第2の符号化方法の符号化モードで符号化されていても、予め定めた目標符号量を超過する場合に、前記第2の符号化方法の符号化モードが選択されたと判定し、
    少なくとも第2の符号化方法の符号化モードが選択された場合には前記モード情報を復号しない、
    請求項5記載の画像復号装置。
  8. 前記第2の復号部は、予測画像をそのまま復号画像とする前記第2の復号方法により前記符号化データを復号する、
    請求項5記載の画像復号装置。
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