JP6194962B2 - ブレーキ付きモータ - Google Patents

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Description

本開示は、ブレーキ付きモータに関する。
モータとブレーキとを一体化したブレーキ付きモータが知られている。例えば特許文献1には、ロータと、ステータと、ブレーキとを備えるブレーキ付きモータが開示されている。ロータの先端部は、ステータから負荷側(駆動対象側)に突出している。ロータの基端部はステータから反負荷側(駆動対象の逆側)に突出している。ブレーキは、反負荷側においてステータの外側に設けられており、ロータの基端部に制動力を付与する。
特許第4703956号
ブレーキ付きモータを採用することで、モータ及びブレーキの搭載スペースの削減が期待される。搭載スペースを更に削減するために、ブレーキ付きモータの更なる小型化が望まれている。
そこで本開示は、小型のブレーキ付きモータを提供することを目的とする。
本開示に係るブレーキ付きモータは、回転シャフトと、回転シャフトを回転自在に保持するケースと、回転シャフトの中心軸線を囲むようにケース内に設けられ、回転シャフトを回転させるための磁界を発生させる複数の駆動用コイルと、ケース内に設けられ、回転シャフトに対する制動力を発生させるブレーキと、を備え、ブレーキは、軟磁性材料により構成され、回転シャフトの中心軸線を囲む環状を呈すると共に、当該中心軸線に沿う方向で伸縮自在となるように設けられたコア本体と、全周に亘ってコア本体内に形成された環状空間と、コア本体を伸長するための弾性部材と、回転シャフトの中心軸線を囲むように巻かれて環状空間内に収容され、コア本体を短縮するための磁界を発生させるブレーキ用コイルと、コア本体の伸長又は短縮に応じて回転シャフトとケースとの間に摩擦抵抗を発生させる接触部と、を有し、コア本体の少なくとも一部分は、コア本体を短縮するための磁界の経路と、回転シャフトを回転させるための磁界の経路とに共用される。
本開示によれば、小型のブレーキ付きモータを提供できる。
第1実施形態に係るアクチュエータの斜視図である。 第1実施形態に係るブレーキ付きモータの断面図である。 図2中のIII−III線に沿う断面図である。 コア本体の側面図である。 図2中のブレーキ用コイルに電力が供給された状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るブレーキ付きモータの断面図である。 図6中のブレーキ用コイルに電力が供給された状態を示す断面図である。 第3実施形態に係るブレーキ付きモータの断面図である。 図8中のIX−IX線に沿う断面図である。 図8中のブレーキ用コイルに電力が供給された状態を示す断面図である。 第4実施形態に係るブレーキ付きモータの断面図である。 図11中のブレーキ用コイルに電力が供給された状態を示す断面図である。 第5実施形態に係るブレーキ付きモータの断面図である。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
〔第1実施形態〕
(アクチュエータの構成)
図1に示すように、アクチュエータ100は、ブレーキ付きモータ1と、減速機110とを備える。減速機110は、ブレーキ付きモータ1の回転シャフト10の先端部を受け入れた状態で、ブレーキ付きモータ1に取り付けられている。減速機110は、出力軸110aと複数のギア(不図示)とを有する。複数のギアは減速機110に内蔵され、回転シャフト10の動力を出力軸110aに伝達する。出力軸110aには駆動対象が取り付けられる。アクチュエータ100は、例えばロボットの駆動に用いられる。
(ブレーキ付きモータの構成)
図2に示すように、ブレーキ付きモータ1は、回転シャフト10と、ケース20と、ステータコア23と、複数の駆動用コイル24と、ブレーキ30と、エンコーダ70と、ケーブル80とを備える。以下、各部の説明における「前後」は、回転シャフト10の一端側を前側とし、他端側を後側とした方向を意味する。
回転シャフト10は、例えば鉄鋼又はステンレス等により構成されており、主軸11と、延出部12,13とを有する。主軸11の後側端部の外周には、全周に亘るフランジ部11aが形成されている。
延出部12は、主軸11と同心の軸部であり、主軸11の前側に連なっている。延出部13は、主軸11と同心の軸部であり、主軸11の後側に連なっている。
延出部12,13は主軸11に比べ細径である。
延出部13の外周には、2個の環状端子13aが設けられている。2個の環状端子13aは、回転シャフト10の中心軸線CL1に沿う方向に並ぶと共に、それぞれ延出部13の全周に亘っている。
ケース20は、収容器21及び蓋22を有し、回転シャフト10を回転自在に保持する。収容器21はカップ状を呈し、蓋22は収容器21の開口を塞ぐ。収容器21及び蓋22は、例えばステンレス、アルミニウム合金又は樹脂材料等の非磁性材料により構成されている。
収容器21内の底面の中心部には、前方に開口する凹部21bが形成されている。凹部21bの底部の中心部には、開口21aが形成されている。収容器21には軸受26及び端子保持部27が設けられている。軸受26は、凹部21bに対して同心の環状を呈し、凹部21bの周縁部に取り付けられている。端子保持部27は、開口21aの周囲に位置し、収容器21の外面から後方に突出している。端子保持部27は、2本の端子27aを有する。2本の端子27aは前後方向に並び、それぞれ開口21aの中心側に突出している。
蓋22の中心部には、開口22aが形成されている。蓋22には軸受25が設けられている。軸受25は、開口22aに対して同心の環状を呈し、開口22aの周縁部に取り付けられている。
軸受25は主軸11の前側端部を回転自在に支持し、軸受26は主軸11の後側端部を回転自在に支持する。フランジ部11aは、回転シャフト10の位置決め部として機能する。すなわち、フランジ部11aが前側から軸受26に当接することで、中心軸線CL1に沿う方向での回転シャフト10の位置が定まる。この状態で、延出部12は開口22aから前方に延出し、延出部13の後側端部は開口21aから後方に延出する。延出部13の2個の環状端子13aは収容器21の外に位置し、2本の端子27aが2個の環状端子13aにそれぞれ接触する。
ステータコア23及び駆動用コイル24は、ブレーキ付きモータ1のステータSTを構成する。ステータコア23は、例えば3%珪素鉄等の鉄系の軟磁性材料により構成され、収容器21内に収容されている。ステータコア23は、筒状を呈すると共に内側に12個のティース23aを有する。ステータコア23は、収容器21の内周面に嵌合した状態で、接着、ボルト締結又は溶接等により収容器21に固定されている。なお、ステータコア23は、例えば珪素鋼板に絶縁被膜を形成した電磁鋼板を積層したものであってもよく、軟磁性複合材料(SMC)を圧縮成形したものであってもよく、鉄系の軟磁性材料のみにより形成されたものであってもよい。
12個のティース23aは、周方向に並んで回転シャフト10の中心軸線CL1を囲んでおり、それぞれ前後方向に沿うと共に中心軸線CL1側に突出している。
12個の駆動用コイル24は、中心軸線CL1を囲むようにケース20内に設けられており(図3参照)、12個のティース23aにそれぞれ巻き付けられている。すなわち、駆動用コイル24はケース20に固定されている。12個の駆動用コイル24は、例えば3相交流の供給を受け、回転シャフト10を回転させるための回転磁界を発生させる。なお、ティース23a及び駆動用コイル24の数は12個に限られず、適宜変更可能である。
ブレーキ30は、コア本体40と、弾性部材31と、ブレーキ用コイル32と、ブレーキパッド33とを有し、ケース20内に設けられている。ブレーキ30は、回転シャフト10と共にブレーキ付きモータ1のロータRTを構成する。
コア本体40は、例えば3%珪素鉄等の鉄系の軟磁性材料により構成され、中心軸線CL1を囲む環状を呈する。コア本体40は、ケース20内において、ブレーキ用コイル32と回転シャフト10との間に収容されている。コア本体40内には、その全周に亘って環状空間S1が形成されている。すなわち、ブレーキ30は環状空間S1を更に有する。なお、コア本体40は、例えば珪素鋼板に絶縁被膜を形成した電磁鋼板を積層したものであってもよく、軟磁性複合材料(SMC)を圧縮成形したものであってもよく、鉄系の軟磁性材料のみにより形成されたものであってもよい。
コア本体40は、中心軸線CL1に沿って伸縮自在となっている。具体的に、コア本体40は、第1コア部材50及び第2コア部材60により構成されている。
第1コア部材50は、ケース20内の前側(回転シャフト10の一端側)に設けられており、筒状部51と、円板部52と、3個の第1突極53とを有する(図3及び図4参照)。筒状部51は主軸11に嵌合する。円板部52は、筒状部51の前側端部の全周から外周側に張り出している。円板部52の周縁部は、中心軸線CL1を囲む第1環状部R1を構成する。3個の第1突極53は、第1環状部R1の周方向に並び、それぞれ第1環状部R1から後側(後述の第2環状部R2側)に突出している。
第2コア部材60は、ケース20内の後側(回転シャフト10の他端側)に設けられており、筒状部61と、円板部62と、3個の第2突極63とを有する(図3及び図4参照)。筒状部61は、主軸11に嵌合する。円板部62は、筒状部61の後側端部の全周から外周側に張り出している。円板部62の周縁部は、中心軸線CL1を囲む第2環状部R2を構成する。第2環状部R2は、第1環状部R1に比べ後側に位置する。第1環状部R1と第2環状部R2とは中心軸線CL1に沿う方向に並ぶ。3個の第2突極63は、第2環状部R2の周方向に並び、それぞれ第2環状部R2から前側(第1環状部R1側)に突出している。3個の第2突極63は、3個の第1突極53の間にそれぞれ入り込んでいる。これにより、3個の第2突極63は、第2環状部R2の周方向で第1突極53と交互に並んでいる。第1環状部R1と第2突極63との間、第1突極53と第2突極63との間、及び第1突極53と第2環状部R2との間には、間隙67が形成されている。
筒状部51及び筒状部61は環状空間S1の内周側を画し、円板部52は環状空間S1の前側を画し、円板部62は環状空間S1の後側を画し、第1突極53及び第2突極63は環状空間S1の外周側を画す。すなわち、第2コア部材60は、第1コア部材50と協働して環状空間S1を構成する。
筒状部51及び筒状部61と主軸11との間には、回転防止用のキー14が配置されている(図3参照)。これにより、回転シャフト10に対する第1コア部材50及び第2コア部材60の相対回転が規制されている。このため、第1コア部材50及び第2コア部材60は、回転シャフト10と共に回転する回転部P1に相当する。
筒状部51は、接着、ボルト締結又は溶接等の手段により主軸11に固定されている。すなわち、第1コア部材50は、中心軸線CL1に沿う移動を規制された状態で回転シャフト10に取り付けられている。
一方、筒状部61は、主軸11に固定されておらず、中心軸線CL1に沿って移動可能となっている。すなわち、第2コア部材60は、中心軸線CL1に沿って移動可能な状態で回転シャフト10に取り付けられている。第1コア部材50から第2コア部材60が離間すると、コア本体40の全長が伸びる。第1コア部材50に第2コア部材60が近接すると、コア本体40の全長が縮まる。すなわち、コア本体40は、第1コア部材50に対する第2コア部材60の離間又は近接に応じて伸縮する。
弾性部材31は、例えば金属製のコイルばね又は板ばね等である。弾性部材31は、中心軸線CL1に沿って圧縮された状態で、筒状部51と筒状部61との間に配置されている。圧縮に応じた弾性部材31の反発力は、第2コア部材60を第1コア部材50から離間させるように作用する。すなわち弾性部材31は、第2コア部材60を第1コア部材50から離間させ、コア本体40を伸長するための要素として機能する。
ブレーキ用コイル32は、中心軸線CL1を囲むように巻かれて環状空間S1に収容されており、例えば接着等により第1コア部材50に固定されている。ブレーキ用コイル32の巻線の両端部は、2個の環状端子13aにそれぞれ接続されている。ブレーキ用コイル32は、通電に応じて磁界を発生させる。この磁界はブレーキ用コイル32の巻線を囲むように形成され、コア本体40の第1コア部材50及び第2コア部材60を通る。ブレーキ用コイル32による磁界が発生すると、コア本体40には、当該磁界の経路を短縮するように力が作用する。この力により、弾性部材31の反発力に抗して第2コア部材60が第1コア部材50に近接させられる。すなわちブレーキ用コイル32は、コア本体40を短縮するための磁界を発生させる。
ブレーキパッド33は、例えば金属繊維等を骨格材料として10〜20種の金属材料、樹脂材料又はゴム材料等を組み合わせた複合材により構成されている。ブレーキパッド33は、例えば円板部62に平行なシート状を呈し、接着等により円板部62の後面に固定されている。このため、ブレーキパッド33は回転シャフト10と共に回転する。弾性部材31によりコア本体40が伸長されると、ブレーキパッド33は収容器21の底部に接触する。回転シャフト10と共に回転するブレーキパッド33と、収容器21の底部とが接触することで、回転シャフト10とケース20との間に摩擦抵抗が生じる。すなわち、ブレーキパッド33は、コア本体40の伸長に応じて回転シャフト10とケース20との間に摩擦抵抗を発生させるように構成された接触部を構成する。なお、以上の説明から明らかであるように、回転シャフト10とケース20との間に摩擦抵抗が発生することは、回転シャフト10とケース20とが直に擦れ合うことのみを意味するものではない。例えば、回転シャフト10とケース20との間に1又は複数の部材が介在している場合に、部材同士の摩擦に伴い回転シャフト10とケース20との間に回転抵抗が発生することも、回転シャフト10とケース20との間に摩擦抵抗が発生することに含まれる。
エンコーダ70は、スリット板71と検出部72とを有し、凹部21b内に収容されている。スリット板71は、周方向に並ぶ複数のスリットを有する円板状の部材であり、その中央には延出部13が通されている。スリット板71は、延出部13の周面に固定されており、延出部13と共に回転する。検出部72は、例えばフォトダイオード等により構成され、スリット板71のスリットの通過に応じた電気信号を出力する。
ケーブル80は、複数の電線を束ねたものである。一部の電線は、駆動用コイル24に接続されており、駆動用コイル24に電力を伝える。他の一部の電線は、端子27aに接続されており、環状端子13aを介してブレーキ用コイル32に電力を伝える。他の一部の電線は、検出部72の出力信号を外部のカウンター回路に伝送する。
(ブレーキ付きモータの動作)
駆動用コイル24及びブレーキ用コイル32の両方に電力が供給されると、回転シャフト10が回転する。電力の供給に応じ、駆動用コイル24は、回転シャフト10を回転させるための回転磁界を発生させる。ブレーキ用コイル32は、コア本体40を短縮するための磁界を発生させる。電力の供給に応じ、ブレーキ用コイル32は、コア本体40を短縮するための磁界を発生させる。この磁界は、図5に示すように、第2コア部材60を第1コア部材50に近接させる。これに伴ってブレーキパッド33が収容器21から離間する。
この状態において、第1突極53及び第2突極63は、ブレーキ用コイル32による磁界に応じて互いに逆の極性に磁化され、駆動用コイル24による回転磁界と相互に作用する磁界を形成する。駆動用コイル24による回転磁界と、第1突極53及び第2突極63が形成する磁界とは、相互に作用することで、コア本体40を回転磁界に追従させる磁力を発生させる。この磁力により、回転シャフト10が回転する。
このように、第1突極53及び第2突極63が形成する磁界も、回転シャフト10を回転させるための磁界として用いられる。この磁界は、ブレーキ用コイル32により発生させられてコア本体40を通ったものである。従って、ブレーキ用コイル32により発生させられた磁界は、コア本体40の短縮と、回転シャフト10の回転とに共用される。また、コア本体40を短縮するための磁界と、回転シャフト10を回転させるための磁界とは、コア本体40内では同一の経路を通る。すなわち、コア本体40の少なくとも一部は、コア本体40を短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10を回転させるための磁界の経路とに共用される。
コア本体40を短縮するための磁界及び回転シャフト10を回転させるための磁界の経路は、回転部P1を構成する第1コア部材50及び第2コア部材60の両方を通る。このため、コア本体40における回転部P1の少なくとも一部が、コア本体40Aを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Aを回転させるための磁界の経路とに共用される。
駆動用コイル24への電力とブレーキ用コイル32への電力とが遮断されると、回転シャフト10が制動される。これらの電力の遮断に伴い、駆動用コイル24による回転磁界が消えると共に、ブレーキ用コイル32による磁界も消える。ブレーキ用コイル32による磁界が消えると、弾性部材31が第1コア部材50から第2コア部材60を離間させる。これに伴い、ブレーキパッド33が収容器21に接触し、回転シャフト10とケース20との間に摩擦抵抗が発生する。この摩擦抵抗により、回転中の回転シャフト10が制動される。すなわち、ブレーキ30が回転シャフト10に対する制動力を発生させ、この制動力により回転シャフト10が速やかに停止する。
以上に説明したように、ブレーキ付きモータ1によれば、コア本体40の少なくとも一部分は、コア本体40を短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10を回転させるための磁界の経路とに共用される。すなわち、コア本体40の少なくとも一部分は、ブレーキ30の駆動と回転シャフト10の駆動とに共用される。これにより、ブレーキ付きモータ1を小型化できる。
ブレーキ用コイル32により発生させられた磁界は、コア本体40の短縮と、回転シャフト10の回転とに共用される。すなわち、ブレーキ用コイル32もブレーキ30の駆動と回転シャフト10の駆動とに共用される。これにより、ブレーキ付きモータ1を更に小型化できる。
駆動用コイル24はケース20に固定され、コア本体40は、回転シャフト10と共に回転する回転部P1を有する。回転部P1の少なくとも一部は、コア本体40を短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10を回転させるための磁界の経路とに共用される。駆動用コイル24は回転しないので、駆動用コイル24に電力を供給する構成を単純化できる。従って、ブレーキ付きモータ1を更に小型化できる。
なお、ケース20内において、第1コア部材50と第2コア部材60との配置が逆転していてもよい。すなわち、第1コア部材50が後側に配置され、第2コア部材60が前側に配置されていてもよい。この場合、ブレーキパッド33は、回転シャフト10の制動時に蓋22に接触する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態のブレーキ付きモータ1Aと、第1実施形態のブレーキ付きモータ1との主な相違点は、ブレーキ付きモータ1Aのブレーキ用コイル32が回転しないように構成されている点である。
図6に示すように、ブレーキ付きモータ1Aは、ブレーキ付きモータ1の回転シャフト10、ケース20及びブレーキ30が、回転シャフト10A、ケース20A及びブレーキ30Aに置き換わったものである。
回転シャフト10Aの延出部13には環状端子13aが設けられていない。これに伴い、回転シャフト10Aの延出部13は回転シャフト10の延出部13に比べ短縮されており、凹部21b内に収まっている。これらの点を除き、回転シャフト10Aは回転シャフト10と同様に構成されている。
ケース20Aは、収容器21の代わりに収容器21Aを有する。収容器21Aには、収容器21の開口21a及び端子保持部27をなくしたものである。これらの点を除き、ケース20Aはケース20と同様に構成されている。
延出部13に環状端子13aが設けられておらず、収容器21Aに端子保持部27が設けられていないのは、電力の供給中にブレーキ用コイル32を回転させる必要がないためである。
ブレーキ30Aは、コア本体40Aと、弾性部材31と、ブレーキ用コイル32と、ブレーキパッド33とを有する。コア本体40Aは、コア本体40と同様の軟磁性材料により構成されており、第1コア部材50Aと第2コア部材60Aとを有する。
第1コア部材50Aは、筒状部54と円板部55とを有する。筒状部54は主軸11に嵌合する。円板部55は、筒状部51の前側端部を囲む環状を呈する。
第2コア部材60Aは、第2コア部材60と同様の筒状部61、円板部62及び3個の第2突極63を有するのに加え、環体65及び3個の第1突極66を更に有する。環体65は、平面視で円板部62の周縁部(第2環状部R2)と重なるように設けられており、第2突極63よりも前側において円板部55の周囲に位置している。環体65は第1環状部R1に相当する。すなわち、第2環状部R2は、第1環状部R1に比べ後側に位置する。第1環状部R1と第2環状部R2とは中心軸線CL1に沿う方向に並ぶ。3個の第1突極66は、第1環状部R1の周方向に並び、それぞれ後方に突出している。3個の第1突極66は、3個の第2突極63の間にそれぞれ入り込んでいる。これにより、3個の第2突極63は、第2環状部R2の周方向で第1突極66と交互に並んでいる。
第1環状部R1と第2突極63との間、第1突極66と第2突極63との間、及び第1突極66と第2環状部R2との間には、間隙67が形成されている。この状態で、環体65及び第1突極66は、非磁性の接着剤等により円板部62及び第2突極63に固定されている。
ブレーキ付きモータ1の筒状部51及び筒状部61と同様に、回転シャフト10Aに対する筒状部54及び筒状部61の相対回転は規制されている。このため、筒状部54及び第2コア部材60Aは、回転シャフト10Aと共に回転する回転部P1に相当する。一方、円板部55は、接着、ボルト締結又は溶接等により蓋22に固定されている。このため、円板部55は、ケース20Aに固定された固定部P2に相当する。
筒状部54は、接着、ボルト締結又は溶接等により主軸11に固定されている。すなわち、第1コア部材50Aの回転部P1は、中心軸線CL1に沿う移動を規制された状態で回転シャフト10に取り付けられている。
一方、筒状部61は、主軸11に固定されておらず、中心軸線CL1に沿って移動可能となっている。すなわち、第2コア部材60Aは、中心軸線CL1に沿って移動可能な状態で回転シャフト10Aに取り付けられている。第1コア部材50Aから第2コア部材60Aが離間すると、コア本体40Aの全長が伸びる。第1コア部材50Aに第2コア部材60Aが近接すると、コア本体40Aの全長が縮まる。すなわち、コア本体40Aは、第1コア部材50Aに対する第2コア部材60Aの離間又は近接に応じて伸縮する。
弾性部材31は、筒状部54と筒状部61との間に配置されている。弾性部材31の反発力は、第2コア部材60Aを第1コア部材50Aから離間させるように作用する。すなわち弾性部材31は、第2コア部材60Aを第1コア部材50Aから離間させ、コア本体40Aを伸長するための要素として機能する。
ブレーキ用コイル32は、例えば接着等により円板部55に固定されている。ブレーキ用コイル32による磁界が発生すると、コア本体40Aには、当該磁界の経路を短縮するように力が作用する。この力により、弾性部材31の反発力に抗して第2コア部材60Aが第1コア部材50Aに近接させられる。すなわちブレーキ用コイル32は、コア本体40Aを短縮するための磁界を発生させる。
ブレーキパッド33は、例えば接着等により円板部62の後面に固定されているので、回転シャフト10と共に回転する。弾性部材31によりコア本体40Aが伸長されると、ブレーキパッド33は収容器21の底部に接触する。すなわち、ブレーキパッド33は、コア本体40Aの伸長に応じて回転シャフト10Aとケース20Aとの間に摩擦抵抗を発生させる接触部を構成する。
なお、ブレーキ付きモータ1Aにおいては、筒状部54、第2コア部材60A、弾性部材31及びブレーキパッド33が回転シャフト10Aと共にロータRTを構成する。
ブレーキ付きモータ1Aは、ブレーキ付きモータ1と同様に動作する。すなわち、駆動用コイル24及びブレーキ用コイル32の両方に電力が供給されると、ブレーキパッド33が収容器21の底部から離間し、回転シャフト10Aが回転する(図7参照)。駆動用コイル24への電力とブレーキ用コイル32への電力とが遮断されると、回転シャフト10Aが制動される。
第1突極66及び第2突極63は、ブレーキ用コイル32による磁界に応じて互いに逆の極性に磁化され、駆動用コイル24による回転磁界と相互に作用する磁界を形成する。従って、ブレーキ付きモータ1の回転シャフト10が回転するときと同様に、ブレーキ用コイル32により発生させられた磁界は、コア本体40Aの短縮と、回転シャフト10Aの回転とに共用される。コア本体40Aの少なくとも一部は、コア本体40Aを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Aを回転させるための磁界の経路とに共用される。また、コア本体40Aにおける回転部P1の少なくとも一部が、コア本体40Aを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Aを回転させるための磁界の経路とに共用される。
ブレーキ付きモータ1Aによっても、ブレーキ付きモータ1と同様の効果が得られる。更に、ブレーキ付きモータ1Aによれば、駆動用コイル24が回転しないのに加え、ブレーキ用コイル32も回転しないので、ブレーキ用コイル32に電力を供給する構成も単純化できる。従って、ブレーキ付きモータ1Aを更に小型化できる。
なお、ケース20A内において、第1コア部材50Aと第2コア部材60Aとの配置が逆転していてもよい。すなわち、第1コア部材50Aが後側に配置され、第2コア部材60Aが前側に配置されていてもよい。この場合、円板部55は収容器21の底部に固定される。ブレーキパッド33は、回転シャフト10の制動時に蓋22に接触する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態のブレーキ付きモータ1Bと、第2実施形態のブレーキ付きモータ1Aとの主な相違点は、ブレーキ付きモータ1Bが第1突極66及び第2突極63を有さず、代わりに複数の永久磁石34を有する点である。
図8に示すように、ブレーキ付きモータ1Bは、ブレーキ付きモータ1Aのブレーキ30Aがブレーキ30Bに置き換わったものである。
ブレーキ30Bは、ブレーキ30Aのコア本体40Aがコア本体40Bに置き換わった構成と、8個の永久磁石34とを有する。コア本体40Bは、コア本体40Aの第2コア部材60Aが第2コア部材60Bに置き換わったものであり、コア本体40Aと同様の軟磁性材料により構成されている。
第2コア部材60Bは、筒状部61と、円板部62と、周壁部68とを有する。周壁部68は、円板部62の周縁部から前側に突出した筒状を呈する。周壁部68の前側端部は、円板部55の周囲に位置している。
第2コア部材60Aと同様に、第2コア部材60Bは、中心軸線CL1に沿って移動可能な状態で回転シャフト10Aに取り付けられており、回転シャフト10Aと共に回転する。このため、第2コア部材60Bは、回転シャフト10Aと共に回転する回転部P1に相当する。
8個の永久磁石34は、中心軸線CL1を囲むように並んでおり、それぞれ接着等により周壁部68の外周面に固定されている(図9参照)。それぞれの永久磁石34は、中心軸線CL1に沿って延びると共に、周壁部68の外周面に沿って湾曲した板状を呈する。
8個の永久磁石34のうち、4個の永久磁石34AのN極は外周側に向けられている。残り4個の永久磁石34BのN極は内周側に向けられている。永久磁石34A及び永久磁石34Bは、周壁部68の周方向で交互に並んでいる。なお、永久磁石34の個数は8個に限られず、適宜変更可能である。
なお、ブレーキ付きモータ1Bにおいては、筒状部54、第2コア部材60B、弾性部材31、ブレーキパッド33及び永久磁石34が回転シャフト10Aと共にロータRTを構成する。
ブレーキ付きモータ1Bは、ブレーキ付きモータ1Aと同様に動作する。すなわち、駆動用コイル24及びブレーキ用コイル32の両方に電力が供給されると、回転シャフト10Aが回転する。駆動用コイル24への電力とブレーキ用コイル32への電力とが遮断されると、回転シャフト10Aが制動される。
電力の供給に応じ、ブレーキ用コイル32は、コア本体40Bを短縮するための磁界を発生させる。この磁界は、筒状部54、円板部55、周壁部68、円板部62及び筒状部61を通り、第2コア部材60Bを第1コア部材50Aに近接させる。これに伴って、ブレーキパッド33が収容器21から離間する(図10参照)。
電力の供給に応じ、駆動用コイル24は回転磁界を発生させる。隣り合う永久磁石34A,34Bは、駆動用コイル24による回転磁界と相互に作用する磁界を形成する。駆動用コイル24による回転磁界と、永久磁石34A,34Bによる磁界とは、相互に作用することで、コア本体40Bを回転させる磁力を発生させる。この磁力により、回転シャフト10Aが回転する。
このように、永久磁石34A,34Bによる磁界も、回転シャフト10Aを回転させるための磁界として用いられる。この磁界は、周方向に沿って周壁部68内を通る。一方、ブレーキ用コイル32による磁界は、軸線方向に沿って周壁部68内を通る。このため、周壁部68の少なくとも一部は、コア本体40Bを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Aを回転させるための磁界の経路とに共用される。すなわち、コア本体40Bの少なくとも一部は、コア本体40Bを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Aを回転させるための磁界の経路とに共用される。また、コア本体40Bにおける回転部P1の少なくとも一部が、コア本体40Bを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Aを回転させるための磁界の経路とに共用される。
ブレーキ付きモータ1Bによっても、コア本体40Bの少なくとも一部分は、ブレーキ30Bの駆動と回転シャフト10Aの駆動とに共用されるので、ブレーキ付きモータ1を小型化できる。
また、駆動用コイル24は回転しないので、駆動用コイル24に電力を供給する構成を単純化できる。ブレーキ用コイル32も回転しないので、ブレーキ用コイル32に電力を供給する構成も単純化できる。従って、ブレーキ付きモータ1を更に小型化できる。
なお、ケース20A内において、第1コア部材50Aと第2コア部材60Bとの配置が逆転していてもよい。すなわち、第1コア部材50Aが後側に配置され、第2コア部材60Bが前側に配置されていてもよい。この場合、円板部55は収容器21の底部に固定される。ブレーキパッド33は、回転シャフト10の制動時に蓋22に接触する。
ブレーキ30Bは、コア本体40Bの短縮時に、回転シャフト10Aに対する制動力を発生させるように構成されていてもよい。このような構成は、例えばブレーキパッド33を周壁部68の前側端部に設けることで実現される。周壁部68の前側端部に設けられたブレーキパッド33は、第2コア部材60Bが第1コア部材50Aに近接するのに応じて蓋22に接触し、回転シャフト10Aとケース20Aとの間に摩擦抵抗を発生させる。この場合、駆動用コイル24のみに電力が供給されると回転シャフト10Aが回転し、ブレーキ用コイル32に電力が供給されると回転シャフト10Aが制動される。
〔第4実施形態〕
第4実施形態のブレーキ付きモータ1Cと、第3実施形態のブレーキ付きモータ1Bとの主な相違点は、ブレーキ付きモータ1Cにおいて、コア本体40Bの伸縮用の弾性部材31が回転シャフト10B内に配置されている点である。
図11に示すように、ブレーキ付きモータ1Cは、ブレーキ付きモータ1Bの回転シャフト10A及びブレーキ30が回転シャフト10B及びブレーキ30Cに置き換わったものである。
回転シャフト10Bは、主軸11Aと、延出部12と、延出部13とを有する。主軸11Aは、回転シャフト10Aの主軸11に貫通孔11b及び収容空間11cが形成されたものである。貫通孔11bは、中心軸線CL1に直交する線に沿って、主軸11Aを貫通している。収容空間11cは、中心軸線CL1に沿って主軸11A内の中心部に形成されている。収容空間11cは貫通孔11bに比べ前側に位置し、貫通孔11bに開口している。これらの点を除き、回転シャフト10Bは回転シャフト10Aと同様に構成されている。
ブレーキ30Cは、ブレーキ30Bと同様の構成と、伝達部材36とを有する。伝達部材36は貫通孔11bに通されており、その両端部は第2コア部材60Bの内周面に接続されている。中心軸線CL1に沿う方向において、貫通孔11bは、伝達部材36よりも大きくなっている。このため、貫通孔11bの範囲内において、中心軸線CL1に沿った伝達部材36の移動が可能となっている(図12参照)。
ブレーキ30Cの弾性部材31は、中心軸線CL1に沿って圧縮された状態で、収容空間11c内に収容されており、その後側端部は伝達部材36に接している。弾性部材31の反発力は、伝達部材36と共に第2コア部材60Bを第1コア部材50Aから離間させるように作用する。すなわち弾性部材31は、第2コア部材60Bを第1コア部材50Aから離間させ、コア本体40Bを伸長するための要素として機能する。
なお、ブレーキ付きモータ1Cにおいては、筒状部54、第2コア部材60B、弾性部材31、ブレーキパッド33、永久磁石34及び伝達部材36が回転シャフト10Bと共にロータRTを構成する。
ブレーキ付きモータ1Cは、ブレーキ付きモータ1Bと同様に動作する。すなわち、駆動用コイル24及びブレーキ用コイル32の両方に電力が供給されると、回転シャフト10Aが回転する。駆動用コイル24への電力とブレーキ用コイル32への電力とが遮断されると、回転シャフト10Aが制動される。
電力の供給に応じ、ブレーキ用コイル32は、コア本体40Bを短縮するための磁界を発生させる。この磁界は、第2コア部材60Bを第1コア部材50Aに近接させる(図12参照)。これに伴って、ブレーキパッド33が収容器21Aから離間する。第2コア部材60Bと共に、伝達部材36も貫通孔11b内で前側に移動し、弾性部材31を圧縮する。ブレーキ用コイル32への電力が遮断されると、弾性部材31の反発力により伝達部材36が後側に押される。これに伴い第2コア部材60Bが第1コア部材50Aから離間し、ブレーキパッド33が収容器21の底部に接触する。
ブレーキ付きモータ1Cによっても、ブレーキ付きモータ1Bと同様の効果が得られる。ブレーキ付きモータ1Cにより例示したように、コア本体40Bを伸長するための弾性部材31は、必ずしも第1コア部材50Aと第2コア部材60Bとの間に配置されている必要はない。第1コア部材50Aから離間する方向に向かう反発力を第2コア部材60Bに作用させられる配置であれば、弾性部材31はどのように配置されていてもよい。
〔第5実施形態〕
第5実施形態のブレーキ付きモータ1Dと、第3実施形態のブレーキ付きモータ1Bとの相違点は、ブレーキ付きモータ1Dにおいて、ステータコア23A及び駆動用コイル24をコア本体40Cの内側に配置した点である。
図13に示すように、ブレーキ付きモータ1Dは、ブレーキ付きモータ1Bの回転シャフト10A、ステータコア23及びブレーキ30Bが、回転シャフト10C、ステータコア23A及びブレーキ30Dに置き換わったものである。
回転シャフト10Cは、回転シャフト10Aの主軸11が主軸11Bに置き換わったものである。主軸11Bは、主軸11と同様に軸受25及び軸受26により回転自在に支持されている。延出部12は主軸11Bの一端側に連なり、延出部13は主軸11Bの他端側に連なっている。
主軸11Bの両端部には、主軸11Bの他の部分に比べて細径の細径部11d,11eがそれぞれ形成されている。細径部11dは軸受25に嵌合し、細径部11eは軸受26に嵌合している。細径部11d,11eと、主軸11Bの他の部分との段差が、軸受25,26に接触することにより、軸受25,26に対する主軸11Bの位置が定まっている。主軸11Bの前側の外周には、フランジ部11fが設けられている。
ステータコア23Aは、ステータコア23と同様の軟磁性材料により構成され、筒状を呈すると共に外側に12個のティース23bを有する。ステータコア23Aは、主軸11Bを囲んだ状態で、収容器21Aの底部に固定されている。ステータコア23Aの内径は主軸11Bの外径に近い大きさであり、ステータコア23Aの内周面は主軸11Bの外周面に近接している。
12個のティース23bは、周方向に並んで回転シャフト10の中心軸線CL1を囲んでいる。ティース23bのそれぞれは、前後方向に沿うと共に、外周側に突出している。これらのティース23bには、12個の駆動用コイル24がそれぞれ巻き付けられている。すなわち、12個の駆動用コイル24は、中心軸線CL1を囲むように設けられ、ケース20Aに固定されている。なお、ティース23b及び駆動用コイル24の数は12個に限られず、適宜変更可能である。
ブレーキ30Dは、ブレーキ30Bのコア本体40Bがコア本体40Cに置き換わった構成と、回転板37とを備える。回転板37は中心部が開口した円板状を呈する。回転板37の中心部には主軸11Bの前側部分が嵌合している。
回転板37は、ブレーキ付きモータ1Bにおける第2コア部材60Bと同様に、中心軸線CL1に沿って移動可能な状態で回転シャフト10Cに取り付けられており、回転シャフト10Cと共に回転する。
回転板37はフランジ部11fに比べ前側に位置しており、回転板37の内側部分とフランジ部11fとの間には弾性部材31が配置されている。弾性部材31は、中心軸線CL1に沿う方向で圧縮されており、その反発力により回転板37を蓋22側に押す。
回転板37の前面において、外周近傍の部分には、ブレーキパッド33が設けられている。ブレーキパッド33は、例えば接着等により回転板37の前面に固定されているので、回転板37と共に回転する。
コア本体40Cは、コア本体40Bと同様の軟磁性材料により構成され、中心軸線CL1を囲む環状を呈する。コア本体40Cは、ケース20A内において、ステータコア23Aの外側に収容されている。コア本体40Cには、その全周に亘って環状空間S1が形成されている。すなわち、ブレーキ30Dは環状空間S1を更に有する。
コア本体40Cは、中心軸線CL1に沿って伸縮自在となっている。具体的に、コア本体40Cは、第1コア部材50Cと第2コア部材60Cとにより構成されている。
第1コア部材50Cは、中心軸線CL1側に開口した断面C字状を呈し、環状空間S1の前側、後側及び外周側を画している。第1コア部材50Cは収容器21Aの底部に、例えば接着、ボルト締結又は溶接等により固定されている。このため、第1コア部材50Cは、ケース20Aに固定される固定部P2に相当する。
第2コア部材60Cは中心軸線CL1を囲む筒状を呈し、第1コア部材50Cの内周側を塞ぐように配置されている。すなわち第2コア部材60Cは、環状空間S1の内周側を画しており、第1コア部材50Cと協働して環状空間S1を構成している。
第2コア部材60Cの前側端部は、例えば接着、ボルト締結又は溶接等により回転板37に固定されている。これにより、第2コア部材60Cは、中心軸線CL1に沿って移動可能な状態で回転シャフト10Cに取り付けられており、回転シャフト10Cと共に回転する。このため、第2コア部材60Cは、回転シャフト10Cと共に回転する回転部P1に相当する。
第1コア部材50Cから第2コア部材60Cが離間すると、コア本体40Cの全長が伸びる。第1コア部材50Cに第2コア部材60Cが近接すると、コア本体40Cの全長が縮まる。すなわち、コア本体40Cは、第1コア部材50Cに対する第2コア部材60Cの離間又は近接に応じて伸縮する。
環状空間S1内にはブレーキ用コイル32が収容される。ブレーキ用コイル32は、例えば接着等により第1コア部材50Cに固定されている。
第2コア部材60Cの内周面には、8個の永久磁石34が例えば接着等により固定されている。8個の永久磁石34は、中心軸線CL1を囲むように並んでいる。
なお、ブレーキ付きモータ1Dにおいては、回転板37、第2コア部材60C、永久磁石34、弾性部材31及びブレーキパッド33が回転シャフト10Cと共にロータRTを構成する。ステータコア23A及び駆動用コイル24がステータSTを構成する。
ブレーキ付きモータ1Dは、ブレーキ付きモータ1Bと同様に動作する。すなわち、駆動用コイル24及びブレーキ用コイル32の両方に電力が供給されると、回転シャフト10Cが回転する。駆動用コイル24への電力とブレーキ用コイル32への電力とが遮断されると、回転シャフト10Cが制動される。
電力の供給に応じ、ブレーキ用コイル32は、コア本体40Cを短縮するための磁界を発生させる。この磁界は、第2コア部材60Cを第1コア部材50Cに近接させる。第2コア部材60Cの移動に伴って回転板37も後側に移動し、ブレーキパッド33が蓋22から離間する。弾性部材31は、回転板37により圧縮される。
ブレーキ用コイル32への電力を遮断すると、弾性部材31の反発力により回転板37が前側に押され、ブレーキパッド33が蓋22に接触する。回転板37の移動に伴って、第2コア部材60Cが第1コア部材50Cから離間し、コア本体40Cが伸長される。
ブレーキ付きモータ1Dにおいても、第2コア部材60Cの少なくとも一部分が、コア本体40Cを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Cを回転させるための磁界の経路とに共用される。すなわち、コア本体40Cの少なくとも一部は、コア本体40Cを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Cを回転させるための磁界の経路とに共用される。また、コア本体40Cにおける回転部P1の少なくとも一部が、コア本体40Cを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Cを回転させるための磁界の経路とに共用される。このため、ブレーキ付きモータ1Dによっても、ブレーキ付きモータ1Bと同様の効果が得られる。
ブレーキ付きモータ1Dにより例示されるように、駆動用コイル24をコア本体40Cの内周側に配置したとしても、コア本体40Cを短縮するための磁界の経路と、回転シャフト10Cを回転させるための磁界の経路とに、コア本体40Cの少なくとも一部を共用することは可能である。すなわち、コア本体を短縮するための磁界の経路と、ロータを回転させるための磁界の経路とにコア本体の一部を共用する構成は、駆動用コイルをコア本体の外周側に配置したものに限られない。
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、各実施形態におけるブレーキパッド33は、必ずしも必須ではなく、ブレーキパッド33が取り付けられている面自体を接触部として活用してもよい。収容器21又は蓋22側にブレーキパッド33が取り付けられていてもよい。
駆動用コイル24を回転シャフト10,10Aに固定し、第1突極53,66及び第2突極63をケース20,20Aに固定してもよい。駆動用コイル24を回転シャフト10B,10Cに固定し、永久磁石34をケース20Aに固定してもよい。
各実施形態の構成要素を適宜組み合わせて用いてもよい。例えば、ブレーキ付きモータ1又はブレーキ付きモータ1Aにおいて、第1突極53,66と第2突極63との間等に永久磁石を配置してもよい。
本発明は、ブレーキ付きモータに利用できる。
1,1A,1B,1C,1D…ブレーキ付きモータ、10,10A,10B,10C…回転シャフト、20,20A…ケース、24…駆動用コイル、30,30A,30B,30C,30D…ブレーキ、31…弾性部材、32…ブレーキ用コイル、33…ブレーキパッド(接触部)、34…永久磁石、40,40A,40B,40C…コア本体、50,50A,50C…第1コア部材、53,66…第1突極、60,60A,60B,60C…第2コア部材、63…第2突極、CL1…中心軸線、P1…回転部、P2…固定部、R1…第1環状部、R2…第2環状部、S1…環状空間。

Claims (10)

  1. 回転シャフトと、
    前記回転シャフトを回転自在に保持するケースと、
    前記回転シャフトの中心軸線を囲むように前記ケース内に設けられ、前記回転シャフトを回転させるための磁界を発生させる複数の駆動用コイルと、
    前記ケース内に設けられ、前記回転シャフトに対する制動力を発生させるブレーキと、を備え、
    前記ブレーキは、
    軟磁性材料により構成され、前記回転シャフトの中心軸線を囲む環状を呈すると共に、当該中心軸線に沿う方向で伸縮自在となるように設けられたコア本体と、
    全周に亘って前記コア本体内に形成された環状空間と、
    前記コア本体を伸長するための弾性部材と、
    前記回転シャフトの中心軸線を囲むように巻かれて前記環状空間内に収容され、前記コア本体を短縮するための磁界を発生させるブレーキ用コイルと、
    前記コア本体の伸長又は短縮に応じて前記回転シャフトと前記ケースとの間に摩擦抵抗を発生させる接触部と、を有し、
    前記コア本体の少なくとも一部分は、前記コア本体を短縮するための磁界の経路と、前記回転シャフトを回転させるための磁界の経路とに共用される、ブレーキ付きモータ。
  2. 前記コア本体は、
    前記回転シャフトの中心軸線に沿う方向に並ぶ第1環状部及び第2環状部と、
    前記第1環状部の周方向に並び、それぞれ前記第1環状部から前記第2環状部側に突出した複数の第1突極と、
    前記第2環状部の周方向に並び、それぞれ前記第2環状部から前記第1環状部側に突出し、当該周方向で前記第1突極と交互に並ぶ複数の第2突極と、を有し、
    前記第1突極及び前記第2突極は、前記ブレーキ用コイルによる磁界に応じて互いに逆の極性に磁化され、前記駆動用コイルによる磁界と相互に作用する磁界を形成し、
    前記接触部は、前記コア本体の伸長に応じて前記回転シャフトと前記ケースとの間に摩擦抵抗を発生させる、請求項1記載のブレーキ付きモータ。
  3. 前記ブレーキは、
    前記回転シャフトの中心軸線を囲むように並んで前記コア本体に固定された複数の永久磁石を更に有し、
    前記複数の永久磁石は、前記駆動用コイルによる磁界と相互に作用する磁界を発生させる、請求項1又は2記載のブレーキ付きモータ。
  4. 前記駆動用コイルは前記ケースに固定され、
    前記コア本体は、前記回転シャフトと共に回転する回転部を有し、
    前記回転部の少なくとも一部は、前記コア本体を短縮するための磁界の経路と、前記回転シャフトを回転させるための磁界の経路とに共用される、請求項1〜3のいずれか一項記載のブレーキ付きモータ。
  5. 前記コア本体は、前記ケースに固定された固定部を更に有し、
    前記ブレーキ用コイルは前記固定部に固定される、請求項4記載のブレーキ付きモータ。
  6. 前記複数の駆動用コイルは前記ケースに固定され、
    前記コア本体は、
    第1コア部材と、
    前記回転シャフトの中心軸線に沿って移動可能な状態で前記回転シャフトに取り付けられ、前記第1コア部材と協働して前記環状空間を構成する第2コア部材と、を有し、前記第1コア部材に対する前記第2コア部材の離間及び近接に応じて伸縮し、
    前記弾性部材は、前記第2コア部材を前記第1コア部材から離間させ、
    前記ブレーキ用コイルは、前記第2コア部材を前記第1コア部材に近接させるための磁界を発生させ、
    前記接触部は、前記コア本体の伸長又は短縮に応じて前記第2コア部材と前記ケースとの間に摩擦抵抗を発生させる、請求項1記載のブレーキ付きモータ。
  7. 前記第1コア部材は、
    前記回転シャフトの中心軸線を囲む第1環状部と、
    前記第1環状部の周方向に並ぶ複数の第1突極と、を有し、前記回転シャフトに取り付けられており、
    前記第2コア部材は、
    前記回転シャフトの中心軸線に沿う方向で前記第1環状部と並び、前記回転シャフトの中心軸線を囲む第2環状部と、
    前記第2環状部の周方向に並ぶ複数の第2突極とを有し、
    前記複数の第1突極は、それぞれ前記第1環状部から前記第2環状部側に突出し、
    前記複数の第2突極は、それぞれ前記第2環状部から前記第1環状部側に突出し、前記第2環状部の周方向で前記第1突極と交互に並び、
    前記第1突極及び前記第2突極は、前記ブレーキ用コイルによる磁界に応じて互いに逆の極性に磁化され、前記駆動用コイルによる磁界と相互に作用する磁界を形成し、
    前記接触部は、前記コア本体の伸長に応じて前記回転シャフトと前記ケースとの間に摩擦抵抗を発生させる、請求項6記載のブレーキ付きモータ。
  8. 前記第2コア部材は、
    前記回転シャフトの中心軸線に沿う方向に並び、それぞれ当該中心軸線を囲む第1環状部及び第2環状部と、
    前記第1環状部の周方向に並び、それぞれ前記第1環状部から前記第2環状部側に突出した複数の第1突極と、
    前記第2環状部の周方向に並び、それぞれ前記第2環状部から前記第1環状部側に突出し、当該周方向で前記第1突極と交互に並ぶ複数の第2突極と、を有し、
    前記第1突極及び前記第2突極は、前記ブレーキ用コイルによる磁界に応じて互いに逆の極性に磁化され、前記駆動用コイルによる磁界と相互に作用する磁界を形成し、
    前記接触部は、前記コア本体の伸長に応じて前記回転シャフトと前記ケースとの間に摩擦抵抗を発生させる、請求項6記載のブレーキ付きモータ。
  9. 前記ブレーキは、
    前記回転シャフトの中心軸線を囲むように並んで前記第2コア部材に固定された複数の永久磁石を更に有し、
    前記複数の永久磁石は、前記駆動用コイルによる磁界と相互に作用する磁界を発生させる、請求項6記載のブレーキ付きモータ。
  10. 前記第1コア部材は前記ケースに固定される固定部を有し、
    前記ブレーキ用コイルは前記固定部に固定される、請求項8又は9記載のブレーキ付きモータ。
JP2015553278A 2013-12-18 2013-12-18 ブレーキ付きモータ Active JP6194962B2 (ja)

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