JP6192781B1 - データ管理プログラム及びデータ管理装置 - Google Patents

データ管理プログラム及びデータ管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6192781B1
JP6192781B1 JP2016146217A JP2016146217A JP6192781B1 JP 6192781 B1 JP6192781 B1 JP 6192781B1 JP 2016146217 A JP2016146217 A JP 2016146217A JP 2016146217 A JP2016146217 A JP 2016146217A JP 6192781 B1 JP6192781 B1 JP 6192781B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
key
record
data management
keys
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016146217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018018199A (ja
Inventor
幸和 赤峰
幸和 赤峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016146217A priority Critical patent/JP6192781B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6192781B1 publication Critical patent/JP6192781B1/ja
Publication of JP2018018199A publication Critical patent/JP2018018199A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【課題】再編成処理を必要としないデータ管理を実現することを目的とする。【解決手段】データ管理装置10は、キーが割り当てられた複数のレコードを記憶したストレージ13を用いてデータ管理を行う。データ管理装置10は、指定データの挿入命令を受け付けると、ストレージ13に記憶された複数のレコードのうち未使用のレコードに割り当てられたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を指定データに更新する。また、データ管理装置10は、指定レコードの削除命令を受け付けると、前記指定レコードに割り当てられたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を初期値に更新する。【選択図】図1

Description

この発明は、データベースにおけるデータの管理技術に関する。
データベースでは、データの挿入及び削除が繰り返し行われると、記憶領域の断片化が起こり、データへのアクセス性能が悪くなる。そのため、データの挿入及び削除がある程度行われると、再編成処理を実行し、記憶領域の断片化を修復する必要がある。
しかし、再編成処理とアプリケーションプログラムとの競合が発生すると、再編成処理が中断され、データへのアクセス性能が悪い状態が継続してしまう。その結果、データベースを用いたアプリケーションプログラムの動作が遅くなり、アプリケーションプログラムの利用者の利便性が低下してしまう。また、再編成処理の実行中にはアプリケーションプログラムによるアクセスを禁止するという方法も考えられる。しかし、この場合、再編成処理の実行中にはアプリケーションプログラムの動作が制限されてしまい、アプリケーションプログラムの利用者の利便性が低下してしまう。
特許文献1には、アプリケーションプログラムに対するアクセスの禁止期間を短くしつつ確実に再編成処理を行うことが記載されている。
特開2012−226453号公報
特許文献1では、アプリケーションプログラムに対するアクセスの禁止期間が短くなるものの、依然として再編成処理により利用者の利便性は低下してしまう。
この発明は、再編成処理を必要としないデータ管理を実現することを目的とする。
この発明に係るデータ管理プログラムは、
キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置を用いてデータ管理を行うデータ管理プログラムであり、
指定データの挿入命令を受け付けると、前記記憶装置に記憶された複数のレコードのうち未使用のレコードに割り当てられたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を指定データに更新するデータ挿入処理
をコンピュータに実行させる。
この発明では、キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置を用い、データの更新によりデータの挿入を実現する。そのため、データの挿入により記憶領域が断片化することがなく、再編成処理が必要ない。
実施の形態1に係るデータ管理装置10の構成図。 実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作の概要説明図。 実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作の概要説明図。 実施の形態1に係るデータ管理装置10のキー管理の説明図。 実施の形態1に係るデータ管理装置10のキー管理の説明図。 実施の形態1に係るキー監視処理のフローチャート。 実施の形態1に係るキー監視処理の説明図。 実施の形態1に係るキー監視処理の説明図。 実施の形態1に係るデータ挿入時の処理のフローチャート。 実施の形態1に係るデータ挿入時の処理の説明図。 実施の形態1に係るデータ削除時の処理のフローチャート。 実施の形態1に係るデータ削除時の処理の説明図。 変形例2に係るデータ管理装置10のキー管理の説明図。 変形例3に係るデータ挿入時の処理の説明図。 変形例4に係るデータ管理装置10の構成図。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係るデータ管理装置10の構成を説明する。
データ管理装置10は、データベースサーバといったコンピュータである。
データ管理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ12は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ12は、具体例としては、RAM(Random Access Memory)である。
ストレージ13は、データを保管する記憶装置である。ストレージ13は、具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)である。また、ストレージ13は、SD(Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash)、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)、SSD(Solid State Drive)といった可搬記憶媒体であってもよい。
通信インタフェース14は、アプリケーションサーバといった外部の装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース14は、具体例としては、Ethernet(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)のポートである。
データ管理装置10は、機能構成要素として、データ挿入部21と、データ削除部22と、キー管理部23とを備える。データ挿入部21と、データ削除部22と、キー管理部23との各部の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ13には、データ管理装置10の各部の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、データ管理装置10の各部の機能が実現される。
プロセッサ11によって実現される各機能を実現するプログラムは、ストレージ13に記憶されているとした。しかし、このプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVDといった可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
図1では、プロセッサ11は、1つだけ示されている。しかし、データ管理装置10は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、データ管理装置10の各部の機能を実現するプログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ11と同じように、プロセッシングを行うICである。
***動作の説明***
図2から図12を参照して、実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作は、実施の形態1に係るデータ管理方法に相当する。また、実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作は、実施の形態1に係るデータ管理プログラムの処理に相当する。実施の形態1に係るデータ管理プログラムにおいては、データ挿入部21の処理がデータ挿入処理であり、データ削除部22の処理がデータ削除処理であり、キー管理部23の処理がキー管理処理である。
図2及び図3を参照して、実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作の概要を説明する。
データ管理装置10は、事前にキーを割り当てた複数のレコードをストレージ13に用意しておく。そして、データ管理装置10は、データの挿入及び削除を用意しておいたレコードの更新により実現する。
具体的には、データ挿入部21は、指定データの挿入命令を受け付けると、用意しておいたレコードのうち、未使用のレコードに割り当てられたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を指定データに更新する。また、データ削除部22は、指定レコードの削除命令を受け付けると、指定レコードに割り当てられたキーを指定して、レコードのデータ項目の値をブランクといった初期値(基準値)に更新する。
具体例としては、データ挿入部21は、ABCというデータの挿入命令を受け付けると、未使用のレコードに割り当てられたキー“01004”を指定して、キー“01004”が割り当てられたレコードのデータ項目の値をABCに更新する。また、データ削除部22は、キー“03005”のレコードの削除命令を受け付けると、キー“03005”を指定して、キー“03005”が割り当てられたレコードのデータ項目の値を初期値に更新する。
図4及び図5を参照して、実施の形態1に係るデータ管理装置10のキー管理を説明する。
キー管理部23は、ストレージ13に記憶された各レコードに割り当てられたキーを管理する。
図4に示すように、キー管理部23は、キーを、そのキーが割り当てられたレコードが未使用か否かを示す状態と、状態が更新された更新日付とともに、複数のキー管理テーブル31に分散させてストレージ13に記憶する。図4では、キー管理部23は、キーを、キー管理テーブル31A及びキー管理テーブル31Bの2つに分散させてストレージ13に記憶している。
図5に示すように、キー管理部23は、各キー管理テーブル31から状態が未使用であるキーを抽出して、複数のリージョンのキュー32に分散させてメモリ12に記憶する。図5では、キー管理部23は、キーを、リージョン1からリージョン3の3つのリージョンのキュー32に分散させてメモリ12に記憶している。
図6から図12を参照して、実施の形態1に係るデータ管理装置10の動作を説明する。
データ管理装置10の動作は、キー監視処理と、データ挿入時の処理と、データ削除時の処理とに分けられる。
図6から図8を参照して、実施の形態1に係るキー監視処理を説明する。
(ステップS11:キー数判定処理)
キー管理部23は、各リージョンのキュー32に基準数以上のキーが格納されているか否かを判定する。
キー管理部23は、全てのキュー32に基準数以上のキーが格納されている場合には、一定時間経過後にステップS11の処理を再び実行し、少なくとも一部のキュー32に基準数以上のキーが格納されていない場合には、処理をステップS12に進める。
(ステップS12:キー補充処理)
キー管理部23は、格納されたキーの数が設定数になるように、キー管理テーブル31から状態が未使用であるキーを取得して、基準数未満のキーしか格納されていないキュー32に補充する。キー管理部23は、キー管理テーブル31における取得したキーの状態を未使用から使用中に変更し、更新日付を更新する。
つまり、後述するデータ挿入時の処理でキュー32からキーが取得されると、徐々にキュー32に格納されたキーの数が減少する。そこで、キー管理部23は、定期的に各キュー32に格納されたキーの数が基準数以上であるかを確認して、キーの数が基準数未満の場合にはキーを補充する。
図7及び図8を参照して具体例を説明する。基準数が3であり、設定数が5である場合に、図7に示すように、リージョン1のキュー32のキーの数が2つになったとする。すると、ステップS21でリージョン1のキュー32のキー数が基準数未満であると判定され、図8に示すように、ステップS22でリージョン1のキュー32に格納されたキーの数が5つになるように、3つのキーがキー管理テーブル31から取得され、リージョン1のキュー32に補充される。
なお、基準数及び設定数は、どの程度の頻度でキーが取得されるか、メモリ12の空き容量といった情報に応じてデータ管理装置10の稼働前に定められ、メモリ12に設定される。
図9及び図10を参照して、実施の形態1に係るデータ挿入時の処理を説明する。
(ステップS21:キー要求処理)
データ挿入部21は、通信インタフェース14を介して、アプリケーションサーバといった外部の装置から、指定データの挿入命令を受け付ける。すると、データ挿入部21は、キー管理部23へキーの取得要求を送信する。
(ステップS22:キー取得処理)
キー管理部23は、いずれかのリージョンのキュー32の先頭に格納されたキーを取得して、データ挿入部21に送信する。この際、キー管理部23は、取得したキーをキュー32から削除する。また、キー管理部23は、キー管理テーブル31における取得されたキーの状態を使用中に変更し、更新日付を更新する。
(ステップS23:取得判定処理)
データ挿入部21は、ステップS22で送信されたキーを取得できたか否かを判定する。
データ挿入部21は、キーを取得できた場合には、処理をステップS24に進め、キーを取得できなかった場合には、処理をステップS25に進める。
(ステップS24:レコード挿入処理)
データ挿入部21は、ステップS22で取得されたキーを指定して、ストレージ13に記憶されたレコードのデータ項目の値を指定データに更新する。
具体例としては、データ挿入部21は、WHERE句にステップS22で取得されたキーを指定したSQL(Structured Query Language)のUPDATE文を用いて、ストレージ13に記憶されたレコードのデータ項目の値を指定データに更新する。
(ステップS25:エラー処理)
データ挿入部21は、指定データの挿入ができないとして、エラーメッセージを挿入命令の送信元へ送信する。
具体例としては、図10に示すように、ステップS22でリージョン2のキュー32の先頭に格納されたキー“00002”が取得され、ステップS23でキー“00002”が割り当てられたレコードのデータ項目の値が指定データに更新される。また、ステップS22では、取得されたキー“00002”がリージョン2のキュー32から削除され、キー管理テーブル31のキー“00002”の状態が使用中に変更され、更新日付が更新される。
図11及び図12を参照して、実施の形態1に係るデータ削除時の処理を説明する。
(ステップS31:削除受付処理)
データ削除部22は、通信インタフェース14を介して、アプリケーションサーバといった外部の装置から、指定レコードの削除命令を受け付ける。削除命令は、指定レコードに割り当てられたキーを示す。
(ステップS32:レコード削除処理)
データ削除部22は、ステップS31で受け付けられた削除命令が示すキーを指定して、レコードのデータ項目の値を初期値に更新する。
具体例としては、データ削除部22は、WHERE句にステップS31で受け付けられたキーを指定したSQLのUPDATE文を用いて、ストレージ13に記憶されたレコードのデータ項目の値を初期値に更新する。
(ステップS33:削除通知処理)
データ削除部22は、ステップS31で受け付けられた削除命令が示すキーを示す削除通知をキー管理部23に送信する。
(ステップS34:状態更新処理)
キー管理部23は、キー管理テーブル31における、ステップS33で送信された削除通知が示すキーの状態を未使用に変更し、更新日付を更新する。
具体例としては、図12に示すように、ステップS31でキー“00005”が指定された削除命令が受け付けられ、ステップS32でキー“00005”が割り当てられたレコードのデータ項目の値が初期値に更新される。また、ステップS34では、取得されたキー“00005”の状態が未使用に変更される。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係るデータ管理装置10は、キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置であるストレージ13を用い、データの更新によりデータの挿入を実現する。そのため、データの挿入により記憶領域が断片化することがなく、再編成処理が必要ない。
また、実施の形態1に係るデータ管理装置10は、未使用のキーをキュー32で管理している。そのため、指定データを挿入する処理を、データの更新で実現することにより、処理コストが高くなることを防止できる。
ここでの処理コストはSQLの発行回数である。キュー32を用いずに指定データを挿入する処理を実現しようとする場合、未使用のレコードを探すためにSELECT文を発行した上で、UPDATE文を発行する必要があり、SQLの発行回数は2回になる。これに対して、キュー32を用いて指定データを挿入する処理を実現しようとする場合、キュー32からキーを取得できるので、UPDATE文を発行するのみで済み、SQLの発行回数は1回になる。したがって、INSERT文を用いてデータを挿入する場合と同じ処理コストになる。
また、実施の形態1に係るデータ管理装置10は、複数のリージョンのキュー32に分散させてキーを管理する。そのため、あるリージョンがダウンした場合であっても、他のリージョンのキュー32を用いて、データの挿入を行うことが可能である。したがって、障害に対する耐性が高い。また、複数のリージョンのキュー32を用いることにより、負荷を分散させることが可能である。
また、実施の形態1に係るデータ管理装置10は、必要な数のキーのみをキュー32で管理し、残りをキー管理テーブル31で管理する。これにより、メモリ12の使用量を減らすことができ、負荷を減らすことができる。また、キュー32へのキーの追加を、データ挿入部21とは別のキー管理部23により行う。これにより、データを挿入する処理の負荷を減らすことができる。
また、実施の形態1に係るデータ管理装置10は、キーを複数のキー管理テーブル31に分散させて管理する。これにより、あるキー管理テーブル31に障害が発生しても、他のキー管理テーブル31を用いてキュー32にキーを補充することができる。したがって、障害に対する耐性が高い。
なお、キー管理テーブル31は、各キーについてのレコードが用意されている。そのため、キー管理テーブル31についての再編成処理は不要である。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、図11及び図12を参照して説明したように、ステップS31で指定レコードの削除命令を受け付けると、すぐにステップS32で指定レコードのデータ項目の値を初期値に更新し、ステップS33でキー管理テーブル31におけるキーの状態を未使用に変更した。
変形例1として、データ削除部22は、ステップS31で指定レコードの削除命令を受け付けると、削除命令をメモリ12に格納しておき、後でまとめて格納された削除命令についてステップS32以降の処理を実行してもよい。具体例としては、データ削除部22は、データの挿入及び削除の処理の実行数が少ない夜間等にまとめて格納された削除命令についてステップS32以降の処理を実行してもよい。これにより、データの挿入及び削除の処理の実行数が多い日中等の負荷を減らすことができる。
<変形例2>
処理が不正になった場合等に、キーが使用中のままになってしまう可能性がある。具体例としては、データ挿入時の処理において、ステップS22でキーを取得した後に、異常終了してしまった場合には、キー管理テーブル31では、ステップS22で取得されたキーの状態は使用中となるが、データの書き込みはされていない状態になってしまう可能性がある。この場合、ステップS22で取得されたキーに割り当てられたレコードは、未使用であるにも関わらず、状態は使用中となってしまう。
変形例2として、キー管理部23は、キー管理テーブル31の状態を未使用から使用中に変更してから基準時間経過しても状態が使用中のままの場合には、状態を未使用に変更する。具体的には、図13に示すように、キー管理部23は、状態が使用中であり、かつ、更新日付から基準期間経過しているキー管理テーブル31のレコードについて、状態を使用中から未使用に変更する。図13では、2015年12月5日に、基準期間を3月として、キー管理テーブル31のレコードの状態を更新する例を示している。これにより、実際には未使用であるにも関わらず、使用中となっているレコードを未使用に戻すことができる。
キー管理部23は、データの挿入及び削除の処理の実行数が少ない夜間等に、状態を使用中から未使用に変更する処理を実行してもよい。これにより、データの挿入及び削除の処理の実行数が多い日中等の負荷を減らすことができる。
基準期間は、データ管理装置10を用いるシステムの要件に応じて定めればよい。具体例としては、データ管理装置10を用いるシステムで、3月以上データを保持し続けることがないのであれば、基準期間は3月とすればよい。
<変形例3>
実施の形態1では、データ挿入時の処理において、キュー32から取得されたキーを指定して、キーが割り当てられたレコードのデータ項目の値を指定データに更新した。キュー32から取得されるキーは、未使用のレコードに割り当てられたキーであるため、原則として、同じレコードを重複使用してしまい、データ項目の値を上書きしてしまうことはない。しかし、データ項目の値を上書きしてしまい、データが消失してしまうことは確実に防止すべきことである。
変形例3として、図14に示すように、データ挿入時の処理において、キュー32から取得されたキーを指定するとともに、レコードが未使用であることを条件として指定して、キーが割り当てられたレコードのデータ項目の値を指定データに更新する。レコードが未使用であることの条件を指定するとは、レコードに未使用であるか否かを示すフラグが含まれている場合には、そのフラグが未使用を示していることを指定することである。あるいは、レコードが未使用であることの条件を指定するとは、データ項目の値が初期値であることを指定することである。具体例としては、キーとフラグが未使用を示すこととをWHERE句に指定したSQLのUPDATE文を用いて、レコードのデータ項目の値を指定データに更新する。これにより、同じレコードを重複使用してしまうことをより確実に防止することができる。
なお、仮に、キュー32から取得したキーで、レコードのデータ項目の値を更新できない場合には、改めてキュー32からキーを取得し直せばよい。
<変形例4>
実施の形態1では、データ管理装置10の各部の機能がソフトウェアで実現された。しかし、変形例4として、データ管理装置10の各部の機能はハードウェアで実現されてもよい。この変形例4について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図15を参照して、変形例4に係るデータ管理装置10の構成を説明する。
各部の機能がハードウェアで実現される場合、データ管理装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、処理回路15を備える。処理回路15は、データ管理装置10の各部の機能とメモリ12とストレージ13との機能を実現する専用の電子回路である。
処理回路15は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各部の機能を1つの処理回路15で実現してもよいし、各部の機能を複数の処理回路15に分散させて実現してもよい。
<変形例5>
変形例5として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、データ管理装置10の各部のうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11とメモリ12とストレージ13と処理回路15とを、総称して「プロセッシングサーキットリー」という。つまり、各部の機能は、プロセッシングサーキットリーにより実現される。
<変形例6>
実施の形態1では、データ管理装置10は、キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置としてストレージ13を用いた。変形例6として、データ管理装置10は、キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置として、他のサーバといった外部の装置を用いてもよい。
10 データ管理装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ストレージ、14 通信インタフェース、15 処理回路、21 データ挿入部、22 データ削除部、23
キー管理部、31 キー管理テーブル、32 キュー。

Claims (8)

  1. キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置を用いてデータ管理を行うデータ管理プログラムであり、
    前記記憶装置に記憶された複数のレコードそれぞれに割り当てられたキーを、レコードが未使用か否かを示す状態とともに管理するキー管理処理であって、未使用のキーをキューに蓄積しておき、前記キューに蓄積されたキーが減少すると、設定数になるまでキューにキーを補充するキー管理処理と
    指定データの挿入命令を受け付けると、前記キューに蓄積されたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を指定データに更新するデータ挿入処理
    をコンピュータに実行させるデータ管理プログラム。
  2. 前記データ管理プログラムは、さらに、
    指定レコードの削除命令を受け付けると、前記指定レコードに割り当てられたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を初期値に更新するデータ削除処理
    をコンピュータに実行させる請求項1に記載のデータ管理プログラム。
  3. 前記データ削除処理では、指定レコードの削除命令を受け付けたタイミングと別のタイミングで、レコードのデータ項目の値を初期値に更新する
    請求項2に記載のデータ管理プログラム。
  4. 前記キー管理処理では、前記データ削除処理によってデータ項目の値が前記初期値に更新されたレコードの状態を、未使用に変更する
    請求項2又は3に記載のデータ管理プログラム。
  5. 前記キー管理処理では、前記キーを複数に分散させて管理する
    請求項1から4までのいずれか1項に記載のデータ管理プログラム。
  6. 前記キー管理処理では、未使用のキーを複数のキューに分散して蓄積しておき、
    前記データ挿入処理では、前記複数のキューのいずれかのキューに蓄積されたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を指定データに更新する
    請求項1から5までのいずれか1項に記載のデータ管理プログラム。
  7. 前記キー管理処理では、前記状態を未使用から使用中に変更してから基準時間経過しても前記状態が使用中のままの場合には、前記状態を未使用に変更する
    請求項1から5までのいずれか1項に記載のデータ管理プログラム。
  8. キーが割り当てられた複数のレコードを記憶した記憶装置を用いてデータ管理を行うデータ管理装置であり、
    前記記憶装置に記憶された複数のレコードそれぞれに割り当てられたキーを、レコードが未使用か否かを示す状態とともに管理するキー管理部であって、未使用のキーをキューに蓄積しておき、前記キューに蓄積されたキーが減少すると、設定数になるまでキューにキーを補充するキー管理部と
    指定データの挿入命令を受け付けると、前記キューに蓄積されたキーを指定して、レコードのデータ項目の値を指定データに更新するデータ挿入部
    を備えるデータ管理装置。
JP2016146217A 2016-07-26 2016-07-26 データ管理プログラム及びデータ管理装置 Active JP6192781B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016146217A JP6192781B1 (ja) 2016-07-26 2016-07-26 データ管理プログラム及びデータ管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016146217A JP6192781B1 (ja) 2016-07-26 2016-07-26 データ管理プログラム及びデータ管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6192781B1 true JP6192781B1 (ja) 2017-09-06
JP2018018199A JP2018018199A (ja) 2018-02-01

Family

ID=59798907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016146217A Active JP6192781B1 (ja) 2016-07-26 2016-07-26 データ管理プログラム及びデータ管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6192781B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114564179A (zh) 2020-11-27 2022-05-31 华为技术有限公司 参数配置方法、装置及系统

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003330964A (ja) * 2002-04-15 2003-11-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データベース・システム
JP2004025475A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Pentel Corp 塗布具用キャップ
JP2006046669A (ja) * 2004-07-05 2006-02-16 Kenji Matsui 床下換気装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003330964A (ja) * 2002-04-15 2003-11-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> データベース・システム
JP2004025475A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Pentel Corp 塗布具用キャップ
JP2006046669A (ja) * 2004-07-05 2006-02-16 Kenji Matsui 床下換気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018018199A (ja) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107391628B (zh) 数据同步方法及装置
CN108509462B (zh) 一种同步活动事务表的方法及装置
CN107918620B (zh) 一种数据库的写入方法及装置、电子设备
CN108121782B (zh) 查询请求的分配方法、数据库中间件系统以及电子设备
US9904701B2 (en) Method and apparatus for concurrent access of mixed services
JP6479186B2 (ja) 計算機システム及びデータベース管理方法
CN110502523A (zh) 业务数据存储方法、装置、服务器及计算机可读存储介质
CN114063883B (zh) 存储数据方法、电子设备和计算机程序产品
CN112612799A (zh) 一种数据同步方法及终端
JP6192781B1 (ja) データ管理プログラム及びデータ管理装置
CN106339176B (zh) 中间文件处理方法、客户端、服务器和系统
US11429311B1 (en) Method and system for managing requests in a distributed system
CN111309799A (zh) 数据合并的实现方法、装置、系统及存储介质
US10073657B2 (en) Data processing apparatus, data processing method, and computer program product, and entry processing apparatus
US10430287B2 (en) Computer
US11868620B2 (en) Read-write method and apparatus, electronic device, and readable memory medium
JP2023511743A (ja) 確率的データ構造を使用した要求の低減
JP2018032072A (ja) プログラム、情報処理装置、ストレージシステム、およびストレージシステムの制御方法
CN110019092B (zh) 数据存储的方法、控制器和系统
US8705537B1 (en) Eventually-consistent data stream consolidation
JP7481244B2 (ja) データ同期システム、データ同期装置及びデータ同期方法
US11954039B2 (en) Caching system and method
KR20190141371A (ko) 비휘발성 메모리를 이용한 인메모리 데이터베이스의 데이터 처리 방법 및 인메모리 데이터베이스
US11561958B2 (en) Information processing device and information processing system
CN114090609A (zh) 一种数据同步方法及终端

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170711

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6192781

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250