JP6190022B2 - 端末、通信システム、通知方法及び時間計測プログラム - Google Patents

端末、通信システム、通知方法及び時間計測プログラム Download PDF

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Description

本発明は、端末、通信システム、通知方法及び時間計測プログラムに関する。
従来、予め定めた時間を計測するタイマーモードを備えた時計が知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、タイマーモードを備えた時計を用いて、子供にゲーム時間を計測させることで、ゲーム時間を予め定められた時間に限定させたり、勉強時間を計測させることで、予め定められた時間よりも多く勉強させたりすることが行われている。
特開2014−48240号公報
しかしながら、子供が自らゲーム時間や勉強時間を設定する場合、親が予め定めた時間とは異なる時間を設定することがある。例えば、ゲーム時間を設定する場合に、予め定めた時間よりも長い時間を設定したり、勉強時間を設定する場合に、予め定められた時間よりも短い時間を設定したりすることがあり、この場合には、親が予め定めた時間を正しく測定できないという問題が生じる。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、行為の種別に応じて定められた時間を正しく計測することができる端末、通信システム、通知方法及び時間計測プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る端末は、電子機器と通信可能な端末であって、時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける受付部と、前記受付部が前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記電子機器に送信する送信部と、を備える。
前記端末は、前記電子機器から、前記電子機器における前記行為の種別の計測時間を示す情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記計測時間を示す情報に基づく情報を通知する通知部とを更に備えてもよい。
前記端末は、前記電子機器から、行為の種別を示す情報と、前記行為に対して予め定められた規定時間を示す情報とを取得する取得部を更に備え、前記通知部は、前記計測時間と、前記受付部が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間との関係を示す情報を通知してもよい。
前記受信部は、前記電子機器において前記開始指示を受け付けた旨を示す情報を受信し、前記通知部は、前記受信部が前記開始指示を受け付けた旨を示す情報を受信すると、前記電子機器において前記開始指示を受け付けた旨を通知してもよい。
前記受信部は、前記電子機器において前記時間の計測の終了指示が行われた旨を示す終了指示情報を前記電子機器から受信し、前記通知部は、前記受信部が前記終了指示情報を受信したことに応じて、前記時間の計測の終了指示が行われた旨を通知してもよい。
前記受信部は、前記計測時間が前記行為に対して予め定められた規定時間を経過した旨を示す通知情報を受信し、前記通知部は、前記受信部が前記通知情報を受信すると、前記規定時間が経過した旨を通知してもよい。
前記受付部は、前記時間の計測の中断指示を受け付け、前記送信部は、前記受付部が前記中断指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を中断させる中断指示情報を前記電子機器に送信してもよい。
前記受付部は、前記時間の計測が中断している場合に前記時間の計測の再開を受け付け、前記送信部は、前記受付部が前記時間の計測の再開を受け付けると、前記時間の計測を再開させる再開指示情報を前記電子機器に送信してもよい。
本発明の第2の態様に係る通信システムは、端末と、前記端末と通信可能な電子機器とを備える通信システムであって、前記端末は、時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける受付部と、前記受付部が前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記電子機器に送信する送信部とを有し、前記電子機器は、前記開始指示情報を受信すると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始する計測部を有する。
本発明の第3の態様に係る通知方法は、コンピュータにより実行される、時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付けるステップと、前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記コンピュータと通信可能な電子機器に送信するステップと、を備える。
本発明の第4の態様に係る時間計測プログラムは、コンピュータを、時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける受付部、及び前記受付部が前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記コンピュータと通信可能な電子機器に送信する送信部、として機能させる。
本発明によれば、行為の種別に応じて定められた時間を正しく計測することができるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る通信端末を示す図である。 第1の実施形態に係る通信端末に表示される画面例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信端末に表示される計測画面の例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信端末の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る規定時間情報の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る通信端末1における処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る規定時間情報の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る通信端末と他の端末との関係を示す図である。 第4の実施形態に係る端末の構成を示す図である。 連携プログラムを実行することにより表示される画面の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る端末に表示される計測画面の例を示す図である。 第5の実施形態に係る通信システムを示す図である。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る電子機器としての通信端末1を示す図である。通信端末1は、腕時計のように手首に装着可能に構成されており、タッチパネルが重ねて設けられた表示部11と、手首に装着するためのベルト16とを有する。なお、通信端末1は、手首に装着可能に構成されるものに限らず、スマートフォン、携帯電話機及びコンピュータ等のように通信機能を有する任意の端末であってもよい。
図2は、第1の実施形態に係る通信端末1に表示される画面例を示す図である。通信端末1は、所定の動作又は所定の操作を検出すると、図2(a)に示す現在の時刻を表示する時計画面を表示部11に表示させる。そして、通信端末1は、時計画面が表示部11に表示されている場合に、当該時計画面をタッチする操作を検出すると、図2(b)に示すメニュー画面を表示させる。ユーザがメニュー画面に表示された複数のモードから一のモードを選択することにより、通信端末1は、図2(c)に示す電話を発信するための画面、図2(d)に示すタイマー等の各種時計機能の呼び出しを行う画面、図2(e)に示すメールを送信するための画面、図2(f)に示す操作履歴を表示する画面のいずれかに切り替えることができる。
図2(d)に示す時計機能の呼び出しを行う画面では、ユーザは、4つのモードを選択することができる。具体的には、ユーザは、行為の種別ごとに予め定められた時間を測定するタイマーモード、ユーザが任意の時間を計測するストップウォッチモード、予め設定された時刻となったことをユーザに通知するアラームモード、アラームを通知させるイベントを登録する予定登録モードを選択することができる。
図2(d)に示す画面において、タイマーモードが選択されると、通信端末1は、図3(a)に示す行為の種別の選択及び時間の計測を受け付ける計測画面を表示部11に表示させる。続いて、当該計測画面において行為の種別が選択され、当該計測画面において文字列「スタート」が付された計測開始ボタンをタッチする操作が行われると、通信端末1は、時間の計測を開始し、図3(b)に示すように計測画面を変化させる。
通信端末1は、図3(b)に示す計測画面において文字列「ストップ」が付された計測中断ボタンをタッチする操作が行われると、通信端末1は、時間の計測を中断し、図3(c)に示すように計測画面を変化させる。
通信端末1は、図3(c)に示す計測画面において文字列「再開」が付された計測再開ボタンをタッチする操作が行われると、通信端末1は、時間の計測を再開し、図3(b)に示すように計測画面を変化させる。
続いて、通信端末1は、選択された行為の種別に対して定められた時間が経過すると、図3(d)に示すように計測画面を変化させ、当該時間が経過した旨を通信端末1のユーザに通知する。通信端末1では、行為の種別に応じて時間が定められており、計測時間が当該時間を経過すると、当該時間が経過した旨を通知することから、ユーザは、時間を計測する行為の種別を選択することにより、当該行為に対して定められた時間を正しく計測することができる。
以下に、通信端末1の構成と動作の詳細について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る通信端末1の構成を示す図である。通信端末1は、表示部11と、入力部12と、通信インターフェイス部(通信IF部)13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
表示部11は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部11は、制御部15の制御に応じて文字や図形等を表示する。
入力部12は、例えば、ボタンや、表示部11に重畳して配置されるタッチパネル等により構成されており、通信端末1のユーザから操作入力を受け付ける。
通信IF部13は、制御部15から出力された信号を変調してRF(Radio Frequency)信号を生成し、アンテナ(不図示)を介して当該RF信号を基地局(不図示)又は無線LAN等のアクセスポイント(不図示)に無線送信する。通信IF部13は、アンテナを介して基地局又はアクセスポイントから受信したRF信号を復調し、復調により得られた信号を制御部15に出力する。以下の説明において、通信端末1は、通信IF部13を介して外部機器と通信を行うものとする。
記憶部14は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部14は、通信端末1を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部14は、通信端末1の制御部15を、後述する受付部151、計測部152、記憶制御部153、通知部154として機能させるための時間計測プログラムを記憶する。
また、記憶部14は、時間を計測する対象となる行為の種別と、当該行為に対して定められた規定時間とを関連付けて規定時間情報として記憶する。図5は、規定時間情報の一例を示す図である。図5に示す例では、「ゲーム」に対して規定時間「30分」が関連付けられ、「勉強」及び「テレビ」に対して規定時間「1時間」が関連付けられている。
また、記憶部14は、通信端末1のユーザの予定の種別と、当該予定の開始予定時刻及び終了予定時刻とを関連付けてスケジュール情報として記憶する。なお、記憶部14は、外部メモリ等の記憶媒体に記憶されたプログラムを読み取って記憶してもよく、通信ネットワークを介して外部機器からダウンロードされたプログラムを記憶してもよい。
制御部15は、例えば、CPUにより構成される。制御部15は、記憶部14に記憶されている各種プログラムを実行することにより、通信端末1に係る機能を制御する。制御部15は、受付部151と、計測部152と、記憶制御部153と、通知部154とを備える。
受付部151は、通信端末1のユーザから、予定の種別と、当該予定の開始予定時刻及び終了予定時刻とを受け付ける。受付部151は、受け付けた予定の種別、開始予定時刻及び終了予定時刻を関連付けてスケジュール情報として記憶部14に記憶させる。
受付部151は、ユーザが時間を計測しようとしている行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける。具体的には、受付部151は、図2(d)に示す時計機能の呼び出しを行う画面においてタイマーモードが選択されると、記憶部14に記憶されている規定時間情報を参照し、複数の行為の種別のそれぞれに関連付けられている規定時間を特定する。そして、受付部151は、図3(a)に示すように、行為の種別の選択及び時間の計測を受け付ける計測画面を表示部11に表示させる。
図3(a)では、表示部11に、行為の種別として「ゲーム」が表示されているとともに、「ゲーム」に関連付けられている規定時間「30分」が表示されていることが確認できる。また、図3(a)に示される「ゲーム」の右側に表示されている逆三角形のマークは、行為の種別の選択を受け付けるボタンである。このボタンがタッチされると、受付部151は、記憶部14に記憶されている規定時間情報に含まれている行為の種別を計測画面に表示させ、行為の種別の選択を受け付ける。そして、受付部151は、一の行為の種別が選択されると、選択された行為の種別と、当該種別に関連付けられている規定時間とを図3(a)に示す計測画面に表示させる。
また、図3(a)では、文字列「スタート」が付され、時間の計測を受け付ける計測開始ボタンが表示されている。受付部151は、計測開始ボタンがタッチされると、選択された行為の種別に対応する時間の計測の開始指示を受け付け、計測部152に時間の計測を開始させる。
計測部152は、受付部151が時間の計測の開始指示を受け付けると、時間の計測を開始する。
受付部151は、計測部152に計測を開始させると、例えば、規定時間から、計測部152が計測した時間を減算し、選択された行為の種別に対応する残り時間を図3(b)に示すように計測画面に表示させる。また、受付部151は、計測部152が計測を開始すると、図3(b)に示すように、文字列「ストップ」が付され、時間の計測の中断指示を受け付ける計測中断ボタンを計測画面に表示させる。受付部151は、計測中断ボタンがタッチされると、選択された行為の種別に対応する時間の計測の中断指示を受け付け、計測部152に時間の計測を中断させる。なお、受付部151は、時間計測プログラムの終了指示を受け付けることにより、時間の計測の終了指示を受け付けてもよい。そして、受付部151は、時間の計測の終了指示を受け付けると、計測部152に時間の計測を終了させてもよい。
計測部152は、受付部151が時間の計測の中断指示を受け付けると、時間の計測を中断する。
記憶制御部153は、受付部151が中断指示を受け付けると、計測部152によって計測された時間を示す経過時間を、受付部151が受け付けた行為の種別と関連付けて記憶部14に記憶させる。
ここで、記憶制御部153は、1日に一度、指定の時間(例えば日付変更時)に、記憶部14に行為の種別と関連付けられて記憶されている経過時間を定期的に消去する。このようにすることで、通信端末1は、計測部152が計測した経過時間を指定の時間にリセットすることができる。なお、記憶制御部153は、日付が変わったことに応じて経過時間を消去したが、これに限らない。例えば、記憶制御部153は、受付部151が中断指示を受け付けると、経過時間を行為の種別及び中断した時刻と関連付けて記憶部14に記憶させておき、当該中断した時刻から所定時間経過した行為の種別に関連する経過時間を消去するようにしてもよい。
受付部151は、計測中断ボタンがタッチされると、図3(c)に示すように、文字列「再開」が付され、時間の計測の再開指示を受け付ける計測再開ボタンを計測画面に表示させる。また、受付部151は、時間の計測の終了指示を受け付け、時間計測プログラムが実行終了した後に、時間計測プログラムが再実行され、時間の計測の終了指示を受け付けた際の行為の種別が選択された場合には、図3(c)に示す時間の計測の再開指示を受け付ける画面を表示させてもよい。受付部151は、中断指示又は終了指示を受け付けた後に、再開指示を受け付けると、時間の計測が中断された行為の種別に関連付けられて記憶部14に記憶されている経過時間から、計測部152に時間の計測を再開させる。受付部151は、再開指示を受け付けると、計測画面の表示を図3(b)に示す表示に切り替える。
通知部154は、計測部152が計測した時間と、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間との関係を示す情報を通知する。具体的には、通知部154は、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間を経過すると、当該規定時間を経過した旨を通知する。例えば、通知部154は、計測部152が計測した時間が規定時間を経過すると、計測画面を図3(d)に示す表示に切り替えることにより、規定時間を経過した旨を通信端末1のユーザに通知する。なお、通知部154は、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間を経過する前に、規定時間が近づいている旨を通信端末1のユーザに通知してもよい。例えば、通知部154は、計測部152が計測した時間が、規定時間の第1時間前(例えば、5分前)を示している場合には、規定時間までの残り時間が第1時間である旨をユーザに通知し、計測した時間が規定時間の第2時間前(例えば、1分前)を示している場合には、規定時間までの残り時間が第2時間である旨をユーザに通知する。ここで、通知部154は、ユーザが、規定時間まで第1時間である旨と、第2時間である旨とを区別できるように、それぞれの通知態様を異ならせてもよい。また、通知部154は、通信端末1に設けられているスピーカ(不図示)に通知音を出力させることにより規定時間を経過した旨や規定時間に近づいた旨を通知してもよい。
また、通知部154は、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間を経過する前に、記憶部14に記憶されている予定の開始予定時刻になると、計測部152による計測を中止させるとともに、当該予定の種別を通知する。例えば、通知部154は、開始予定時刻が到来した予定の種別を通知する通知画面を表示部11に表示させることにより、当該予定の種別をユーザに通知する。このようにすることで、通信端末1は、ユーザが選択した行為の時間を計測中であっても、予め登録されているスケジュールの予定を当該ユーザに通知することができる。
[フローチャート]
続いて、通信端末1における処理の流れについて説明する。図6は、第1の実施形態に係る通信端末1における時間の計測に係る処理の流れを示すフローチャートである。
まず、受付部151は、図3(a)に示す計測画面において、行為の種別の選択を受け付ける(S10)。
続いて、受付部151は、図3(a)に示す計測画面に設けられている計測開始ボタンがタッチされることにより時間の計測の開始指示を受け付けたか否かを判定する(S20)。受付部151は、開始指示を受け付けたと判定すると、S30に処理を移し、開始指示を受け付けていないと判定すると、S10に処理を移す。
S30において、受付部151は、S10において選択された行為の種別の時間計測を開始する。受付部151は、時間計測を開始すると、図3(b)に示すように計測画面に計測中断ボタンを表示させる。
続いて、受付部151は、計測中断ボタンがタッチされることにより時間の計測の中断指示を受け付けたか否かを判定する(S40)。受付部151は、中断指示を受け付けたと判定すると、S50に処理を移し、中断指示を受け付けていないと判定すると、S90に処理を移す。
S50において、受付部151は、計測部152に時間の計測を中断させる。受付部151は、時間計測を中断すると、図3(c)に示すように計測画面に計測再開ボタンを表示させる。
続いて、記憶制御部153は、計測部152によって計測された経過時間を、S10において選択された行為の種別と関連付けて記憶部14に記憶させる(S60)。
続いて、受付部151は、計測再開ボタンがタッチされることにより時間の計測の再開指示を受け付けたか否かを判定する(S70)。受付部151は、再開指示を受け付けたと判定すると、S80に処理を移し、再開指示を受け付けていないと判定すると、S70を再実行する。
S80において、受付部151は、計測部152に時間の計測を再開させる。ここで、受付部151は、計測部152に、S60において記憶された経過時間から時間の計測を再開させる。受付部151は、時間計測を再開すると、図3(b)に示すように計測画面に計測中断ボタンを表示させる。
続いて、通知部154は、記憶部14に記憶されているスケジュール情報を参照し、予定開始時刻が到来した予定があるか否かを判定する(S90)。通知部154は、予定開始時刻が到来した予定があると判定すると、S100に処理を移し、計測部152に時間の計測を中断させ、その後、予定開始時刻が到来した予定の種別を通知する(S110)。また、通知部154は、予定開始時刻が到来した予定の種別がないと判定すると、S120に処理を移す。
S120において、通知部154は、計測部152が計測した時間が、S10において選択された行為の種別に関連付けられている規定時間を経過したか否かを判定する。通知部154は、規定時間を経過したと判定すると、S130に処理を移し、規定時間を経過した旨を通知する。また、通知部154は、規定時間を経過していないと判定すると、S40に処理を移す。
[第1の実施形態における効果]
以上のとおり、第1の実施形態に係る通信端末1は、行為の種別を受け付けるとともに時間の計測の開始指示を受け付け、開始指示を受け付けると時間の計測を開始し、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間を経過すると、当該規定時間を経過した旨を通知する。このようにすることで、ユーザは、時間を計測する行為の種別を選択することで、当該行為に対して定められた時間を正しく計測することができる。
<第2の実施形態>
[繰越時間を算出する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、通信端末1が、記憶部14に記憶されている経過時間を消去する際に、当該経過時間が規定時間に比べて短い場合、規定時間と経過時間との差分を繰越時間とし、新たに時間を計測する際に規定時間に加算させる点で第1の実施形態と異なる。以下に、第2の実施形態に係る通信端末1の詳細を説明する。なお、第1の実施形態と同様の機能については説明を省略する。
第2の実施形態において、記憶制御部153は、所定の時刻において、記憶部14に行為の種別と関連付けられて記憶されている経過時間が、当該行為の種別と関連付けられている規定時間よりも短い場合、当該規定時間から当該経過時間を減算して得られる時間を、当該行為の種別に関連する繰越時間として記憶部14に記憶させる。具体的には、記憶制御部153は、行為の種別と規定時間とに、算出した繰越時間をさらに関連付けて規定時間情報として記憶させる。
図7は、第2の実施形態に係る規定時間情報の一例を示す図である。図7に示されているように、第2の実施形態に係る規定時間情報には、行為の種別と規定時間とに関連付けて繰越時間が関連付けられていることが確認できる。
なお、記憶制御部153は、繰越時間が発生した日を繰越日とし、規定時間情報に、繰越時間及び当該繰越日を関連付けて記憶させてもよい。そして、記憶制御部153は、繰越日が、現在の日付に比べて所定時間以上前である場合、当該繰越日に関連付けられている繰越時間を無効とするようにしてもよい。
また、通信端末1は、一の行為の種別に対する繰越時間の上限を設定できるようにしてもよい。そして、記憶制御部153は、規定時間情報に繰越時間を関連付けて記憶させる際に、繰越時間が設定されている上限を超えている場合には、上限を超えた分の繰越時間を無効とするようにしてもよい。
また、通信端末1は、複数の行為の種別のそれぞれに対して繰越時間を算出するか否かを設定できるようにしてもよい。
受付部151は、図3(a)に示すように、行為の種別の選択及び時間の計測を受け付ける計測画面を表示部11に表示させる際に、当該計測画面に行為の種別を表示させるとともに、当該行為に対して定められた時間として、規定時間と繰越時間との合計時間を表示させる。ここで、受付部151は、計測画面に合計時間を表示させるとともに繰越時間を表示させてもよい。このようにすることで、通信端末1のユーザは、繰越時間がどのくらいなのか確認することができる。
通知部154は、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間と繰越時間との合計時間を経過すると、当該行為に対して定められた時間が経過した旨を示す情報を通知する。
[第2の実施形態における効果]
以上のとおり、第2の実施形態に係る通信端末1は、所定の時刻において、記憶部14に行為の種別に関連付けて記憶されている経過時間が、当該行為の種別に関連付けられている規定時間よりも短い場合、当該規定時間から当該経過時間を減算して得られる時間を、当該行為の種別に関連する繰越時間として記憶部14に記憶させる。そして、通信端末1は、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間と繰越時間との合計時間を経過すると、当該行為に対して定められた時間が経過した旨を示す情報を通知する。
このようにすることで、通信端末1は、例えばユーザに、勉強が忙しい日に規定時間どおりにゲームを行わずに、勉強に余裕がある日にゲームを行うように動機付けることができる。また、通信端末1は、例えばユーザに、ゲームやテレビ等の行為について、計画的に時間を繰り越して、集中的に当該行為を行わせるように動機付けることができる。これにより、通信端末1は、ユーザに対して計画して行動することを学ばせることができる。
<第3の実施形態>
[第1行為の計測時間に基づいて第2行為の規定時間を調整する]
続いて、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、通信端末1が、第1行為(例えば勉強)の計測時間に基づいて第2行為(例えばゲーム)の規定時間を調整する点で第1の実施形態と異なる。
第3の実施形態において、記憶制御部153は、行為の種別と、計測部152が当該行為について計測した時間とを関連付けて測定結果情報として記憶部14に記憶させる。
そして、記憶制御部153は、測定結果情報に含まれる第1行為の計測時間に基づいて、記憶部14の規定時間情報に記憶されている第2行為の規定時間を調整する。
例えば、記憶制御部153は、測定結果情報に含まれる勉強(第1行為)の計測時間が、規定時間に比べて所定時間以上多い場合に、記憶部14の規定時間情報に記憶されているゲーム(第2行為)の規定時間を増加させる。また、記憶制御部153は、測定結果情報に含まれる勉強の計測時間が、規定時間に比べて少ない場合に、記憶部14の規定時間情報に記憶されているゲームの規定時間を減少させる。
なお、第2行為の規定時間の調整条件は、上述したものに限らない。例えば、所定期間(1カ月間)における第1行為の計測時間の合計が、当該期間における第1行為の規定時間の合計に比べて所定時間以上多い場合に、記憶制御部153は、規定時間情報に記憶されている第2行為の規定時間を増加させてもよい。
また、記憶制御部153は、単位期間(例えば、1日、1週間、1カ月等)ごとの、測定結果情報に含まれる複数の行為のそれぞれの計測時間の合計と、規定時間の合計とを示すグラフを表示部11に表示させてもよい。例えば、複数の行為が勉強の科目である場合に、記憶制御部153は、科目ごとの勉強時間の合計と、規定時間の合計とを対比して表示するグラフを表示部11に表示させる。このようにすることで、通信端末1のユーザは、自身が予め定めた規定時間どおりに勉強を進められているか否かを確認することができる。なお、記憶制御部153は、例えば、計測時間の合計が、規定時間の合計に比べて所定割合以上低い場合に、表示部11に勉強時間が足りない旨を示す警告メッセージを表示させるようにしてもよい。また、記憶制御部153は、当日の勉強時間が所定時刻以降(例えば、18時以降)においても規定時間に達していない場合には、タイマーモードに係る画面とは異なる画面に勉強時間が足りない旨を通知させてもよい。例えば、記憶制御部153は、図2(a)に示す時計画面の背景色を変更させたり、点滅させたりすることで、勉強時間が足りない旨を通知させてもよい。このようにすることで、通信端末1のユーザに、勉強時間が足りないことを気付かせることができる。
[第3の実施形態における効果]
以上のとおり、第3の実施形態に係る通信端末1は、測定結果情報に含まれる第1行為の計測時間に基づいて、記憶部14の規定時間情報に記憶されている第2行為の規定時間を調整する。このようにすることで、例えば、通信端末1のユーザが勉強を頑張った場合に、その褒美としてゲーム時間を増加させることができ、当該ユーザの勉強に対する意欲を向上させることができる。
<第4の実施形態>
[通信端末1と通信可能な他の端末2と連携する]
続いて、第4の実施形態について説明する。通信端末1は、例えば子供が使用することが想定されるが、この場合、親が子供の行動を制限したり、子供の行動を把握できたりすることが好ましい。そこで、第4の実施形態では、通信端末1が、当該通信端末1と通信可能な他の端末2と連携する点で第1の実施形態と異なる。
図8は、第4の実施形態に係る通信システムSを示す図である。第4の実施形態において、通信端末1と、端末2とは、通信システムSを構成する。図8に示すように、通信端末1は、携帯電話網Nを介して端末2と通信可能に接続されている。端末2は、スマートフォン、携帯電話機及びコンピュータ等のように通信機能を有する任意の端末であり、本実施形態においては、通信端末1を使用するユーザである子供の親の端末であることが想定されている。ここで、通信端末1と端末2とは、予め互いに通信可能に設定されているものとする。なお、通信端末1と端末2とは、携帯電話網Nに限らず、無線LAN等のローカルネットワークを介して通信可能に接続されていたり、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信技術を用いて通信可能に接続されていたりしてもよい。
図9は、第4の実施形態に係る端末2の構成を示す図である。端末2は、表示部21と、入力部22と、通信IF部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等により構成される。表示部21は、制御部25の制御に応じて文字や図形等を表示する。
入力部22は、例えば、ボタンや、表示部21に重畳して配置されるタッチパネル等により構成されており、端末2のユーザから操作入力を受け付ける。
通信IF部23は、制御部25から出力された信号を変調してRF信号を生成し、アンテナ(不図示)を介して当該RF信号を基地局(不図示)又は無線LAN等のアクセスポイント(不図示)に無線送信する。通信IF部23は、アンテナを介して基地局又はアクセスポイントから受信したRF信号を復調し、復調により得られた信号を制御部25に出力する。以下の説明において、端末2は、通信IF部23を介して通信端末1と通信を行うものとする。
記憶部24は、例えば、ROM及びRAM等により構成される。記憶部24は、端末2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部24は、端末2の制御部25を、後述する受付部251、通知部252として機能させ、端末2と通信端末1との連携をとるための連携プログラムを記憶する。
制御部25は、例えば、CPUにより構成される。制御部25は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを実行することにより、端末2に係る機能を制御する。制御部25は、受付部251と、通知部252とを備える。
受付部251は、連携プログラムを実行すると、表示部21に図10(a)に示すメニュー画面を表示させる。図10(a)に示すメニュー画面では、4つのモードとして、通信端末1の現在位置や移動経路を表示したりする安心機能モード、通信端末1のユーザとメールや電話等を行うコミュニケーションモード、通信端末1に対してタイマー等の各種時計機能の設定を行うウォッチモード、その他の設定を行うその他設定モードのいずれかのモードを選択することができる。
受付部251は、ウォッチモードが選択されると、図10(b)に示すウォッチモードのメニュー画面を表示部21に表示させる。図10(b)では、端末2のユーザは、通信端末1において予め定められた時間を測定するタイマーモードと、予め設定された時刻となったことをユーザに通知するアラームモードとを選択することができる。
受付部251は、図10(b)に示す画面においてアラームモードが選択されると、図10(c)に示すアラームモードの画面を表示部21に表示させる。具体的には、受付部251は、アラームモードが選択されると、通信端末1にスケジュール情報の取得リクエストを送信し、通信端末1からスケジュール情報を取得して表示部21に表示させる。
図10(c)に示す画面では、通信端末1に設定されているスケジュール情報を閲覧することができ、受付部251は、例えばスワイプ操作によって複数のスケジュール情報のそれぞれを表示部21に表示させる。また、図10(c)に示す画面では、スケジュールの設定を行う設定ボタンが設けられており、受付部251は、当該設定ボタンが選択されると、スケジュールの登録画面を表示させ、予定の種別と、当該予定の開始予定時刻及び終了予定時刻とを受け付ける。受付部251は、受け付けた予定の種別と、当該予定の開始予定時刻及び終了予定時刻とを通信端末1に送信する。
通信端末1の記憶制御部153は、予定の種別と、当該予定の開始予定時刻及び終了予定時刻とを端末2から受信すると、当該予定の種別と、当該開始予定時刻及び終了予定時刻とを関連付けてスケジュール情報として記憶部14に記憶させる。
受付部251は、図10(b)に示す画面においてタイマーモードが選択されると、図11(a1)に示すタイマーモードの計測画面を表示部21に表示させる。具体的には、受付部251は、タイマーモードが選択されると、通信端末1に規定時間情報の取得リクエストを送信し、通信端末1から規定時間情報を取得して表示部21に表示させる。また、受付部251は、タイマーモードが選択されると、通信端末1に計測画面を表示させる表示指示情報を送信する。ここで、タイマーモードが選択された場合、制御部25は、表示部21に画面を表示させるためのバックライト(不図示)を常時点灯するとともに、タイマーモードに関連する機能以外を動作させないようにしてもよい。このように、タイマーモードに関連する機能以外を動作させないことにより、端末2を省電力状態とし、タイマーモードの動作中に、電池切れにより動作が停止することを抑制することができる。
通信端末1の受付部151は、表示指示情報を受信すると、図3(a)に示す計測画面を表示部11に表示させる。なお、通知部154は、表示指示情報を受信したことに応じて、例えば、スピーカに音を出力させて計測画面が表示されたことを通信端末1のユーザに通知してもよい。
図11(a1)に示す計測画面では、通信端末1に記憶されている規定時間情報に含まれる行為の種別と、当該行為に対して定められた規定時間とが関連付けて表示されており、ユーザは、それぞれの行為の種別を選択することができる。
また、図11(a1)に示す計測画面では、規定時間情報の設定を行う設定ボタンが設けられており、受付部251は、当該設定ボタンが選択されると、規定時間情報の登録画面を表示させ、行為の種別と、当該行為に対して定められる規定時間とを受け付ける。受付部251は、受け付けた行為の種別と、当該行為の規定時間とを通信端末1に送信する。
通信端末1の記憶制御部153は、行為の種別と、規定時間とを受信すると、当該行為の種別と、当該規定時間とを関連付けて規定時間情報として記憶部14に記憶させる。
図11(a1)に示す計測画面において、行為の種別が選択されると、受付部251は、計測画面を図11(a2)に示すように変化させる。図11(a2)に示す計測画面では、行為の種別と、当該行為の規定時間と、開始指示を受け付ける計測開始ボタンとが表示されている。受付部251は、計測開始ボタンがタッチされると、選択された行為の種別を示す情報を含み、当該行為に対応する時間の計測の開始指示を示す開始指示情報を通信端末1に送信する。
通信端末1の受付部151は、端末2から開始指示情報を受信することにより、端末2において選択された行為の種別を受け付けるとともに、当該行為の時間の計測の開始指示を受け付ける。
ここで、受付部151は、図3(a)に表示されている計測画面において開始指示を受け付けてもよい。
受付部151は、開始指示を受け付けると、計測部152に時間の計測を開始させるとともに、図3(b)に示すように、計測部152が計測した時間と、計測中断ボタンとを計測画面に表示させる。
通知部154は、受付部151が開始指示を受け付けると、端末2に開始指示情報を含む同期情報を送信することにより、当該端末2に、受付部151が受け付けた行為の種別の時間の計測の開始指示を受け付けた旨を通知する。
その後、通知部154は、計測部152による計測が行われている間、計測部152による計測時間を含む同期情報を端末2に定期的に送信する。
端末2の受付部251は、開始指示情報を含む同期情報を受信すると、図11(b)に示すように、計測画面に計測中断ボタンを表示させる。また、受付部251は、計測部152が計測した時間を含む同期情報を受信すると、図11(b)に示すように、計測画面に、当該計測した時間を表示させる。ここで、受付部251は、開始指示情報を含む同期情報を受信したことに応じて、通信端末1において開始指示を受け付けた旨を示す音声等を端末2のスピーカ(不図示)から出力して、端末2のユーザに通知するようにしてもよい。
受付部251は、図11(b)に示す計測中断ボタンがタッチされると、時間を計測している行為の種別を示す情報を含み、当該行為に対応する時間の計測の中断指示を示す中断指示情報を通信端末1に送信する。
また、受付部251は、計測中断ボタンがタッチされると、図11(c)に示すように、計測画面に計測再開ボタンを表示させる。また、計測中断ボタンがタッチされると、通信端末1における計測時間を含む同期情報の送信が停止することから、図11(c)に示す計測画面に表示されている残り時間の進行が停止する。
通信端末1の受付部151は、中断指示情報を受信することにより、端末2から、時間を計測している行為の種別を受け付けるとともに、当該行為の時間の計測の中断指示を受け付ける。受付部151は、中断指示を受け付けると、計測部152に時間の計測を中断させるとともに、図3(c)に示すように、計測再開ボタンを計測画面に表示させる。
また、受付部151が、図3(b)に示す計測画面において中断指示を受け付けると、通知部154は、端末2に中断指示情報を含む同期情報を送信することにより、当該端末2に、時間を計測している行為の種別について、時間の計測の中断指示を受け付けた旨を通知する。
端末2の受付部251は、中断指示情報を含む同期情報を受信すると、図11(c)に示すように、計測画面に計測再開ボタンを表示させる。ここで、受付部251は、中断指示情報を含む同期情報を受信したことに応じて、通信端末1において中断指示を受け付けた旨を示す音声等を端末2のスピーカから出力して、端末2のユーザに通知するようにしてもよい。
なお、受付部151は、時間の計測の終了指示を受け付けると、端末2に終了指示情報を含む同期情報を送信することにより、端末2に、時間を計測している行為の種別について、時間の計測の終了指示を受け付けた旨を通知してもよい。
端末2の受付部251は、終了指示情報を含む同期情報を受信すると、計測画面を非表示にして、例えば、端末2の待ち受け画面等を表示させる。ここで、受付部251は、終了指示情報を含む同期情報を受信したことに応じて、通信端末1において終了指示を受け付けた旨を示す音声等を端末2のスピーカから出力して、端末2のユーザに通知するようにしてもよい。
受付部251は、図11(c)に示す計測再開ボタンがタッチされると、計測を中断している行為の種別を示す情報を含み、当該行為に対応する時間の計測の再開指示を示す再開指示情報を通信端末1に送信する。
また、受付部251は、計測再開ボタンがタッチされると、図11(b)に示すように、計測画面に計測中断ボタンを表示させる。
通信端末1の受付部151は、再開指示情報を受信することにより、端末2から、行為の種別を受け付けるとともに、当該行為の時間の計測の再開指示を受け付ける。受付部151は、再開指示を受け付けると、計測部152に時間の計測を再開させる。
また、受付部151が、図3(c)に示す計測画面において再開指示を受け付けると、通知部154は、端末2に再開指示情報を含む同期情報を送信することにより、当該端末2に、計測を中断している行為の種別について、時間の計測の再開指示を受け付けた旨を通知する。
端末2の受付部251は、当該同期情報を受信すると、図11(b)に示すように、計測画面に計測中断ボタンを表示させる。ここで、受付部251は、再開指示情報を含む同期情報を受信したことに応じて、通信端末1において再開指示を受け付けた旨を示す音声等を端末2のスピーカから出力して、端末2のユーザに通知するようにしてもよい。
通知部154は、計測部152が計測した時間が、受付部151が受け付けた行為の種別に関連付けられている規定時間を経過すると、当該規定時間を経過した旨を通信端末1と端末2との少なくともいずれかに通知する。通知部154は、計測画面を図3(d)に示す表示に切り替えることにより、規定時間を経過した旨を通信端末1のユーザに通知する。また、通知部154は、規定時間を経過した旨を示す情報を端末2に送信する。
端末2の通知部252は、規定時間を経過した旨を示す情報を受信すると、計測画面を図11(d)に示す表示に切り替えることにより、規定時間を経過した旨を端末2のユーザに通知する。
[第4の実施形態における効果]
以上のとおり、第4の実施形態に係る通信端末1は、端末2から行為の種別を受け付けるとともに時間の計測の開始指示を受け付けるので、端末2のユーザの操作に応じて時間の計測を開始することができる。
また、通信端末1は、時間の計測の中断指示を受け付けると、端末2に、中断指示を受け付けた旨を通知するので、通信端末1のユーザと端末2のユーザとが離れた位置にいる場合であっても、通信端末1のユーザが行為を中断したことを端末2のユーザが把握することができる。
また、通信端末1は、端末2から行為の種別と規定時間とを受信し、当該行為の種別と規定時間とを関連付けて記憶部14に記憶させるので、端末2のユーザが、行為に対する規定時間を設定することができる。
また、通信端末1は、端末2から予定の種別と当該予定の開始予定時刻とを受信し、当該予定の種別と開始予定時刻とを関連付けて記憶部14に記憶させるので、端末2のユーザが、通信端末1のユーザのスケジュールを設定することができる。
<第5の実施形態>
[複数の通信端末1が情報を共有する]
続いて、第5の実施形態について説明する。通信端末1を子供が使用する場合には、子供同士で、勉強時間の長さや宿題を解く時間の速さを競うことができるのが好ましい。第5の実施形態では、複数の通信端末1が、同一の行為の種別に対応する計測時間を共有する点で第1の実施形態と異なる。
図12は、第5の実施形態に係る通信システムSを示す図である。第5の実施形態において、複数の通信端末1(通信端末1A、通信端末1B)と、端末2とは、通信システムSを構成する。
端末2の受付部251は、複数の通信端末1のそれぞれにおいて計測された行為の種別の計測時間を受け付ける。そして、端末2の通知部252は、同一の行為の種別に対して通信端末1Aが計測した時間を通信端末1Bに通知するとともに、通信端末1Bが計測した時間を通信端末1Aに通知する。
例えば、端末2の受付部251は、通信端末1Aが計測した勉強時間と、通信端末1Bが計測した勉強時間とを受け付けると、通信端末1Bが計測した勉強時間を通信端末1Aに通知するとともに、通信端末1Aが計測した勉強時間を通信端末1Bに通知する。
なお、端末2は、通信端末1A及び通信端末1Bにおける時間の計測を同時に開始できるようにしてもよい。例えば、受付部251は、図11(a2)に示す計測画面において計測開始ボタンがタッチされると、選択された行為の種別を示す情報を含み、当該行為に対応する時間の計測の開始指示を示す開始指示情報を通信端末1A及び通信端末1Bに送信する。
通信端末1A及び通信端末1Bの計測部152は、端末2から開始指示情報を受信することにより、端末2において選択された行為の時間の計測を開始する。このようにすることで、例えば、通信端末1A及び通信端末1Bを使用する兄弟で同時に勉強時間を競わせることができる。
なお、端末2は、通信端末1A及び通信端末1Bとは異なる他の端末と通信を行うことにより、当該他の端末に紐づいている通信端末における行為の種別の計測時間を取得してもよい。
例えば、通信端末1Aを子供C1が使用し、端末2を子供C1の母親M1が使用しているものとする。そして、他の端末を子供C2の母親M2が使用し、他の端末に紐づいている通信端末を子供C2が使用しているものとする。この場合において、端末2は、母親M1の操作に応じて、母親M2が使用する他の端末から、子供C2の勉強の計測時間を取得し、当該計測時間を子供C1が使用する通信端末1Aに表示させてもよい。なお、この場合において、他の端末は、母親M2の許可を受け付けたことに応じて、子供C2の勉強の計測時間を端末2に送信してもよい。このようにすることで、子供C1は、子供C2の勉強状況を励みとして勉強を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。
例えば、第1の実施形態において、通信端末1の記憶制御部153は、1日に一度、指定の時間に、記憶部14に行為の種別と関連付けられて記憶されている経過時間を定期的に消去したが、これに限らない。例えば、記憶制御部153は、端末2から、経過時間の修正及びリセットを要求する変更指示を受け付けたことに応じて、経過時間を変更してもよい。このようにすることで、通信端末1は、計測部152が計測した経過時間を、端末2からの変更指示に応じてリセットしたり、任意の時間に修正したりすることができる。
例えば、第2の実施形態において、通信端末1は、単位期間ごとの、測定結果情報に含まれる複数の行為のそれぞれの計測時間の合計と、規定時間の合計とを示すグラフを表示部11に表示させたが、これに限らない。例えば、第4の実施形態の通信端末1と端末2との双方が当該グラフを表示するようにしてもよい。
また、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・通信端末、11・・・表示部、12・・・入力部、13・・・通信IF部、14・・・記憶部、15・・・制御部、151・・・受付部、152・・・計測部、153・・・記憶制御部、154・・・通知部、2・・・端末、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・通信IF部、24・・・記憶部、25・・・制御部、251・・・受付部、252・・・通知部、S・・・通信システム

Claims (9)

  1. 電子機器と通信可能な端末であって、
    時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記電子機器に送信する送信部と、
    前記電子機器から、前記電子機器における前記行為の種別の計測時間を示す情報と、複数の前記行為の種別のそれぞれに対して予め定められた規定時間を示す情報とを受信する受信部と、
    前記計測時間と、前記受付部が受け付けた前記行為の種別に関連付けられている前記規定時間との関係を示す情報を通知する通知部と、
    を備える端末。
  2. 前記受信部は、前記電子機器において前記開始指示を受け付けた旨を示す情報を受信し、
    前記通知部は、前記受信部が前記開始指示を受け付けた旨を示す情報を受信すると、前記電子機器において前記開始指示を受け付けた旨を通知する、
    請求項に記載の端末。
  3. 前記受信部は、前記電子機器において前記時間の計測の終了指示が行われた旨を示す終了指示情報を前記電子機器から受信し、
    前記通知部は、前記受信部が前記終了指示情報を受信したことに応じて、前記時間の計測の終了指示が行われた旨を通知する、
    請求項1又は2に記載の端末。
  4. 前記受信部は、前記計測時間が前記規定時間を経過した旨を示す通知情報を受信し、
    前記通知部は、前記受信部が前記通知情報を受信すると、前記規定時間が経過した旨を通知する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の端末。
  5. 前記受付部は、前記時間の計測の中断指示を受け付け、
    前記送信部は、前記受付部が前記中断指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を中断させる中断指示情報を前記電子機器に送信する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の端末。
  6. 前記受付部は、前記時間の計測が中断している場合に前記時間の計測の再開を受け付け、
    前記送信部は、前記受付部が前記時間の計測の再開を受け付けると、前記時間の計測を再開させる再開指示情報を前記電子機器に送信する、
    請求項に記載の端末。
  7. 端末と、前記端末と通信可能な電子機器とを備える通信システムであって、
    前記端末は、
    時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記電子機器に送信する送信部と
    前記電子機器から、前記電子機器における前記行為の種別の計測時間を示す情報と、複数の前記行為の種別のそれぞれに対して予め定められた規定時間を示す情報とを受信する受信部と、
    前記計測時間と、前記受付部が受け付けた前記行為の種別に関連付けられている前記規定時間との関係を示す情報を通知する通知部とを有し、
    前記電子機器は、
    前記開始指示情報を受信すると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始する計測部と、
    前記計測時間を示す情報と、複数の前記行為の種別のそれぞれに対して予め定められた前記規定時間を示す情報とを送信する機器側送信部とを有する、
    通信システム。
  8. コンピュータにより実行される、
    時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付けるステップと、
    前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記コンピュータと通信可能な電子機器に送信するステップと、
    前記電子機器から、前記電子機器における前記行為の種別の計測時間を示す情報を受信するステップと、
    複数の前記行為の種別のそれぞれに対して予め定められた規定時間を示す情報を受信するステップと、
    前記計測時間と、受け付けた前記行為の種別に関連付けられている前記規定時間との関係を示す情報を通知するステップと、
    を備える通知方法。
  9. コンピュータを、
    時間を計測する対象となる行為の種別を受け付けるとともに、時間の計測の開始指示を受け付ける受付部
    前記受付部が前記開始指示を受け付けると、受け付けた前記行為の種別に対応する時間の計測を開始させる開始指示情報を前記コンピュータと通信可能な電子機器に送信する送信部、
    前記電子機器から、前記電子機器における前記行為の種別の計測時間を示す情報と、複数の前記行為の種別のそれぞれに対して予め定められた規定時間を示す情報とを受信する受信部、及び
    前記計測時間と、前記受付部が受け付けた前記行為の種別に関連付けられている前記規定時間との関係を示す情報を通知する通知部、
    として機能させる時間計測プログラム。
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