JP6189456B2 - ガスタービンエンジンにおけるプラットフォームの半径方向外側を向く面に溝を含むシールアセンブリ - Google Patents

ガスタービンエンジンにおけるプラットフォームの半径方向外側を向く面に溝を含むシールアセンブリ Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
この出願は、Ching-Pang Leeによる「SEAL ASSEMBLY INCLUDING GROOVES IN AN INNER SHROUD IN A GUS TURBINE ENGINE」という名称の、2013年1月23日に出願された米国特許出願番号13/747,868(代理人整理番号2012P17912US)の一部継続であり、その全開示はこの引用によって本明細書中に組み込まれる。
本発明は、概して、高温ガス流路とディスクキャビティとの間の漏れを制限するのを助けるための回転可能なブレードプラットフォームの半径方向外面に置かれた複数の溝を含む、ガスタービンエンジンで使用するためのシールアセンブリに関する。
ガスタービンエンジンなど多段回転機械では、流体、例えば吸入エアは、圧縮機セクションで圧縮され、燃焼セクションで燃料と混合される。エアと燃料のミクスチャは、タービンコンポーネントの回転運動を生み出すために、エンジンのタービンセクション内でタービンステージに導かれる高温作動ガスを形成する燃焼ガスを生成するために燃焼セクションにおいて点火される。タービンセクションおよび圧縮機セクションの両方は、高温作動ガスを圧縮しかつ膨張させるために、例えばブレードなどの回転可能なコンポーネントと協働する、例えばベーンなどの静止または非回転コンポーネントを有する。機械内の多くのコンポーネントは、コンポーネントの過熱を防止するために、冷却流体によって冷却される必要がある。
冷却流体を含む機械のディスクキャビティへの高温ガス流路からの高温作動ガスの取り込みは、例えば、より高いディスクおよびブレードルート温度をもたらすことによって、エンジンの性能および効率を低下させる。ディスクキャビティへの高温ガス流路からの作動ガスの取り込みはまた、寿命を低下させ、かつ/またはディスクキャビティ内およびその周囲のコンポーネントの損傷を引き起こすことがある。
本発明の第1の態様によれば、ディスクキャビティと、ガスタービンエンジンのタービンセクションを通って延びる高温ガス流路との間にシールアセンブリが提供される。このシールアセンブリは、複数のベーンおよびインナーシュラウドを含む静止ベーンアセンブリと、ベーンアセンブリの下流側の回転ブレードアセンブリであって、プラットフォーム上で支持され、かつ、エンジンの運転中に、タービンローターおよびプラットフォームと共に回転する複数のブレードを含む、回転ブレードアセンブリとを備える。プラットフォームは、半径方向外側を向く第1の面と、半径方向内側を向く第2の面と、タービンセクションの長手方向軸線によって規定される軸方向を向く第3の面と、第3の面内へと延在する複数の溝とを備える。溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが隣接する溝の間に形成されるように配置され、周方向はブレードアセンブリの回転方向に対応する。エンジンの運転中、溝は、ディスクキャビティからのパージエアを、このパージエアが高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向を基準として所望の方向に流れるように、高温ガス流路に向って誘導する。
本発明の第2の態様によれば、ディスクキャビティと、ガスタービンエンジンのタービンセクションを通って延びる高温ガス流路との間にシールアセンブリが提供される。当該シールアセンブリは、複数のベーンおよびインナーシュラウドを含む静止ベーンアセンブリと、ベーンアセンブリの下流側の回転ブレードアセンブリであって、プラットフォーム上で支持され、かつ、エンジンの運転中に、タービンローターおよびプラットフォームと共に回転する複数のブレードを含む、回転ブレードアセンブリとを備える。プラットフォームは、半径方向外側を向く第1の面と、半径方向内側を向く第2の面と、タービンセクションの長手方向軸線によって規定される軸方向を向く第3の面と、第3の面内へと延在する複数の溝とを備える。プラットフォームの第3の面は、プラットフォームの第3の面もまた半径方向を向くように、長手方向軸線に対してある角度でプラットフォームの第1の面から半径方向内側に延在する。上記溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが隣接する溝の間に形成されるように配置され、周方向はブレードアセンブリの回転方向に対応する。溝は、プラットフォームの第1の面から遠位に置かれたその入口が、プラットフォームの第1の面に隣接して置かれたその出口へと、入口が出口よりも幅広であるように先細化されている。エンジンの運転中、溝は、ディスクキャビティからのパージエアを、このパージエアが高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向と概ね整列させられるように、高温ガス流路に向って誘導し、この角度は、上流側のベーンアセンブリのベーンの少なくとも一つの後縁の出口角度と概ね平行である。
本発明の第3の態様によれば、ディスクキャビティと、ガスタービンエンジンのタービンセクションを通って延びる高温ガス流路との間にシールアセンブリが提供される。当該シールアセンブリは、静止ベーンアセンブリと、タービンローターと共に回転可能でありかつベーンアセンブリの下流側に配置されたブレードアセンブリと、を備える。ベーンアセンブリは、複数のベーンおよびインナーシュラウドを含む。インナーシュラウドは、半径方向外側を向く第1の面と、半径方向内側および軸方向下流側を向く第2の面であって、軸方向はタービンセクションの長手方向軸線によって規定される第2の面と、インナーシュラウドの第2の面内へと延在する複数のベーン溝とを備える。ベーン溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが隣接する溝の間に形成されるように配置され、周方向はタービンローターの回転方向に対応する。ブレードアセンブリはプラットフォーム上で支持された複数のブレードを含む。プラットフォームは、半径方向外側を向く第1の面と、半径方向内側を向く第2の面と、半径方向外側および軸方向上流側を向く第3の面と、プラットフォームの第3の面内へと延在する複数のブレード溝とを備える。ブレード溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが隣接する溝の間に形成されるように配置される。エンジンの運転中、ベーン溝およびブレード溝はそれぞれ、ディスクキャビティからのパージエアを、このパージエアが高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向を基準として所望の方向に流れるように、高温ガス流路に向って誘導する。
本明細書は、特に本発明を指摘しかつそれを明確に主張する特許請求の範囲で完結するが、本発明は図面(同様の参照番号は同様の要素を示す)と共に以下の詳細な説明からより良く理解される。
本発明の一実施形態に係るシールアセンブリを含むガスタービンエンジンにおけるタービンステージの一部分の概略断面図である。 図1のシールアセンブリの複数の溝の破断斜視図である。 図2に示す多数の溝の正面図である。 半径方向内向き方向に見た、図1に示すステージの断面図である。 本発明の別な実施形態に係るシールアセンブリを含むガスタービンエンジンにおけるタービンステージの一部分の概略断面図である。 図4のシールアセンブリの複数の溝の破断斜視図である。 図4に示す多数の溝の正面図である。 半径方向内向き方向に見た、図4に示すステージの断面図である。 図5と類似の図であり、本発明の別な実施形態に係るシールアセンブリを示している。 図6と類似の図であり、本発明の別な実施形態に係るシールアセンブリを示している。
好ましい実施形態の以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面に対する参照がなされるが、この図面には、限定ではなく例示として、本発明を実施し得る特定の好ましい実施形態が示されている。別な実施形態が採用されてもよく、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく変更が施されてもよいことを理解されたい。
図1を参照すると、タービンエンジン10の一部が大まかに示されており、これは、アウターケーシング(図示せず)から懸架されかつ環状インナーシュラウド16に対して固定された複数のベーン14を含む静止ベーンアセンブリ12と、複数のブレード20およびタービンローター24の一部を形成するローターディスク構造体22を含むブレードアセンブリ18とを含む。ベーンアセンブリ12およびブレードアセンブリ18は、全体として、本明細書では、エンジン10のタービンセクション26の「ステージ」と呼ぶことができるが、それは、当業者には明らかであるように複数のステージを含み得る。ベーンアセンブリ12およびブレードアセンブリ18は、エンジン10の長手方向軸線Lを規定する軸方向に互いに離間されており、図1に示すベーンアセンブリ12は、タービンセクション26の入口26Aおよび出口26Bに関して図示するブレードアセンブリ18から上流に存在する(図1および図3参照)。
ローターディスク構造体22は、プラットフォーム28、ブレードディスク30、そしてエンジン10の運転中にローター24と共に回転するブレードアセンブリ18と関連付けられたその他の構造体、例えば、ルート、サイドプレート、シャンクなどを含んでいてもよい。
ベーン14およびブレード20は、タービンセクション26内に形成された環状高温ガス流路34内へと延びている。高温燃焼ガスを含む作動ガスH(図3参照)は、エンジン10の運転中、高温ガス流路34を通って導かれ、そしてベーン14およびブレード20を経て、残るステージへと流れる。高温ガス流路34を作動ガスHが通過することによって、ブレード20の回転が引き起こされ、そして対応するブレードアセンブリ18がタービンローター24を回転させる。
図1を参照すると、ディスクキャビティ36が、環状インナーシュラウド16とローターディスク構造体22との間に、高温ガス流路34から半径方向内内側に配置されている。例えば圧縮機吐出エアなどのパージエアPが、インナーシュラウド16およびローターディスク構造体22を冷却するために、ディスクキャビティ36内に提供される。パージエアPはまた、ディスクキャビティ36内への作動ガスHの流れに対抗するために、高温ガス流路34を通って流れる作動ガスHの圧力に対する圧力バランスを実現する。パージエアPは、ローター24を通るように形成された冷却通路(図示せず)から、かつ/または必要に応じてその他の上流側通路(図示せず)からディスクキャビティ36へと提供できる。通常は、残りのインナーシュラウド16と、対応する隣接ローターディスク構造体22との間に、さらなるディスクキャビティ(図示せず)が設けられることに留意されたい。
図1ないし図3に示すように、図示の実施形態におけるインナーシュラウド16は、そこからベーン14が延在する、概ね半径方向を向いて延在する第1の面40を備える。図示の実施形態における第1の面40は、インナーシュラウド16の軸方向上流側端部42から、軸方向下流側端部44へと延在する(図2および図3参照)。インナーシュラウド16はさらに、隣接するブレードアセンブリ18から離れるように、インナーシュラウド16の軸方向下流側端部44からインナーシュラウド16の概ね軸方向に面する第3の面48へと延在する半径方向内側かつ軸方向下流側を向く第2の面46を備える(図1および図2参照)。図示の実施形態におけるインナーシュラウド16の第2の面46は、長手方向軸線Lに平行な直線L1に対して角度βで下流側端部44から延在し、すなわち第2の面46もまた長手方向軸線Lに対して角度βで下流側端部44から延在し、この角度βは好ましくは約30〜60°であり、図示する実施形態では約45°である(図1参照)。第3の面48は、第2の面46から半径方向内側に延在し、かつ、隣接するブレードアセンブリ18のローターディスク構造体22に面している。
インナーシュラウド16およびローターディスク構造体22のコンポーネントは、各ベーン14およびブレード20から半径方向内側で、高温ガス流路34とディスクキャビティ36との間に環状シールアセンブリ50を形成するように協働する。環状シールアセンブリ50は、高温ガス流路34からディスクキャビティ36内への作動ガスHの取り込みを防止するのを助け、そして、以下で説明するように、高温ガス流路34を通る作動ガスHの流動方向を基準として所望の方向にディスクキャビティ36からパージエアPの一部を供給する。ここで説明したものと類似の付加的なシールアセンブリ50が、高温ガス流路34から各ディスクキャビティ36内への作動ガスHの取り込みを防止するのを助けるために、そして、以下で説明するように、高温ガス流路34を通る作動ガスHの流動方向を基準として所望の方向にディスクキャビティ36からパージエアPを供給するために、エンジン10の残りのステージのインナーシュラウド16と隣接ローターディスク構造体22との間に設けられてもよいことに留意されたい。
図1ないし図3に示すように、シールアセンブリ50は、ベーンおよびブレードアセンブリ12,18の一部分を含む。特に、図示の実施形態では、シールアセンブリ50は、インナーシュラウド16の第2および第3の面46,48と、ローターディスク構造体22のプラットフォーム28の軸方向上流側端部28Aとを備える。これらのコンポーネントは、ディスクキャビティ36からのパージエアPのための出口52を画定するように協働する(図1および図3参照)。
シールアセンブリ50はさらに、本明細書ではベーン溝とも呼ばれる複数の溝60を備え、この溝60は、インナーシュラウド16の第2および第3の面46,48内へと延在する。溝60は、周方向にコンポーネントを有するスペース62が隣接溝60間に形成されるように配置される(図2および図3参照)。スペース62のサイズは、エンジン10の特定の構成に応じて変更可能であり、かつ、溝60からのパージエアPの放出を微調整するために選択可能であり、溝60からのパージエアPの放出については、以下でさらに詳しく説明する。
図2に最も明瞭に示すように、溝60の入口64は、高温ガス流路34に向けて放出されるべきディスクキャビティ36からのパージエアPが溝60に入る場合、その第3の面48におけるインナーシュラウド16の軸方向端部44から遠位に配置され、かつ、溝60のアウトレットすなわち出口66は、パージエアPが溝60から放出される場合、その第2の面46におけるインナーシュラウド16の軸方向端部44に近接して配置される。図2Aを参照すると、溝60は、好ましくは、入口64の幅Wが出口66の幅Wよりも広いように、その入口64からその出口66へと先細化されており、ここで、幅W,Wは、各溝を通過するパージエアPの一般的な流れの方向に対して略垂直な方向において溝60を画定するインナーシュラウド16の対向する側壁SW1,SW2間でそれぞれ測定されたものである。こうした溝60の先細化は、以下で説明するように、ディスクキャビティ36内への作動ガスHの取り込みをより効果的に防止するために、溝60からのパージエアPのより集中しかつ影響力のある放出を実現すると考えられる。
図3に示すように、溝60はまた、好ましくは、その入口64が、タービンローター24の回転方向Dに関して、その出口66から上流側に配置されるように、周方向に傾斜しかつ/または湾曲している。こうした溝60の傾斜および/または湾曲は、パージエアPが高温ガス流路34を通過する作動ガスの流れに関して所望の方向に流れるように、ディスクキャビティ36から溝60を出て高温ガス流路34に向うパージエアPの誘導を実現する。特に、本発明のこの態様に係る溝60は、パージエアPの流れの方向が、高温ガス流路34の対応する軸方向位置において、作動ガスHの流れの方向と共に概ね整列させられるように、ディスクキャビティ36からのパージエアPを誘導するが、高温ガス流路34の対応する軸方向位置での作動ガスHの流れの方向は、概して、ベーン14の後縁14Aの出口角度と平行である。
図1ないし図3を参照すると、シールアセンブリ50はさらに、その第3の面48からブレードアセンブリ18のブレードディスク30に向かって延在するインナーシュラウド16の概ね軸方向に延在するシール構造体70を備える。図1および図3に示すように、シール構造体70の軸方向端部70Aは、ブレードアセンブリ18のブレードディスク30に非常に近接している。シール構造体70は、インナーシュラウド16の一体部分として形成されてもよく、あるいは、インナーシュラウド16と別個に形成され、それに対して取り付けられてもよい。図1に示すように、シール構造体70は、好ましくは、ディスクキャビティ36内への高温ガス流路34からの取り込みが蛇行経路を経て移動しなければならないように、プラットフォーム28の上流側端部28Aとオーバーラップする。
エンジン10の運転中、高温ガス流路34を高温作動ガスHが通過することによって、ブレードアセンブリ18およびタービンローター24は、図3に示す回転方向Dに回転させられる。
ディスクキャビティ36と高温ガス流路34との圧力差(ディスクキャビティ36内の圧力は高温ガス流路34内の圧力よりも高い)は、ディスクキャビティ36内に置かれたパージエアPを高温ガス流路34に向って流動させる(図1参照)。パージエアPがインナーシュラウド36の第3の面48に到達するとき、パージエアPの一部は溝60の入口64に流入する。パージエアPのこの部分は溝60を通って半径方向外向きに流れ、続いて、インナーシュラウド16の第2の面46内の溝60の一部に到達すると、パージエアPは、隣接するブレードアセンブリ18に向かって溝60内で半径方向外向きおよび軸方向に流れる。上述したような溝の傾斜および/または湾曲によって、作動ガスHがベーン14の後縁14Aを出た後に流動しているときと概して同じ方向にパージエアPが溝60から放出されるように、パージエアPは周方向の速度成分を備える(図3参照)。
溝60からのパージエアPの放出は、強制的に作動ガスHをシールアセンブリ50から離すことによって、高温ガス流路34からディスクキャビティ36内への高温作動ガスHの取り込みを制限するのを助ける。シールアセンブリ50が、高温ガス流路34からディスクキャビティ36内への高温作動ガスHの取り込みを制限するので、シールアセンブリ50は、より少ない量のパージエアPがディスクキャビティ36に提供されることを可能とし、これによってエンジン効率が増大する。
さらに、パージエアPは、ベーン14の後縁14Aを出た後に作動ガスHが高温ガス流路34を通って流れるときと概して同じ方向にパージエアPが溝60から放出されるので、作動ガスHと混じり合うパージエアPと関連付けられた圧力損失は僅かであり、したがってエンジン効率がさらに増大する。これは特に本発明の溝60によって実現される。というのは、それらが、溝60が周方向に傾斜および/または湾曲させられた結果として、ベーン14の後縁14Aを出た後の高温作動ガスHの流れと略同じ周方向に溝60からパージエアPが放出されることに加えて、溝60から放出されたパージエアPが高温ガス流路34を通る高温作動ガスHの下流側流動方向に軸方向に流れるように、インナーシュラウド16の下流側端部44に形成されるからである。インナーシュラウド16に形成された溝60は、したがって、プラットフォーム28の上流側端部28Aにそれらが形成された場合よりも、作動ガスHと混じり合うパージエアPと関連付けられる低い圧力損失を提供すると考えられる。というのは、プラットフォーム28の上流側端部28Aに形成された溝から放出されるパージエアは、高温ガス流路34を通る高温作動ガスHの流動方向に関して上流側に軸方向に流れ、これによって混合と関連付けられた大きな圧力損失を生じるからである。
溝60の角度および/または湾曲は、溝60からのパージエアPの放出方向を微調整するために変化させることができることに留意されたい。これは、ベーン14の後縁14Aの出口角に基づいて、かつ/または高温ガス流路34を通って流れる作動ガスHと混じり合うパージエアPと関連付けられた圧力損失の程度を変化させるために、望ましいであろう。
さらに、溝60の入口64は、インナーシュラウド16の第3の面48に、さらに半径方向内側にまたは外側に配置されてもよく、あるいは入口64は、溝60の全体がインナーシュラウド16の第2の面46に配置されるようにインナーシュラウド16の第2の面46に配置されてもよい。
最後に、本明細書で説明する溝60は、好ましくは、インナーシュラウド16と共に鋳造され、あるいはインナーシュラウド16に機械加工される。したがって、溝60の製造の構造的完全性および複雑さは、インナーシュラウド16と別個に形成されかつそれに固定されたリブに対して改善されると考えらる。
図4を参照するとタービンエンジン110の一部が示されているが、図1ないし図3を参照して先に説明したものと同様の構造体は、100だけ増えた同じ参照数字を含む。エンジン100が大まかに示されており、それは、アウターケーシング(図示せず)から懸架されかつ環状インナーシュラウド116に固定された複数のベーン114を含む静止ベーンアセンブリ112と、ベーンアセンブリ112から下流側にあって複数のブレード120およびタービンローター124の一部を形成するローターディスク構造体122を含むブレードアセンブリ118とを含む。ベーンアセンブリ112およびブレードアセンブリ118は、本明細書では、まとめて、エンジン110のタービンセクション126の「ステージ」と呼ぶことができるが、このタービンセクション126は、当業者には明らかであるように、複数のステージを含むことができる。ベーンアセンブリ112およびブレードアセンブリ118は、エンジン110の長手方向軸線Lを規定する軸方向に互いに離間させられており、ここで、図4に示すベーンアセンブリ112は、タービンセクション126のインレット126Aおよびアウトレット126Bに対して図示するブレードアセンブリ118から上流側に存在する(図4および図6参照)。
ローターディスク構造体122は、プラットフォーム128、ブレードディスク130、および、例えばルート、サイドプレート、シャンク等の、エンジン10の運転中にローター124と共に回転するブレードアセンブリ118と関連付けられた、その他の構造体を備える(図4参照)。
ベーン114およびブレード120は、タービンセクション126内に画定される環状の高温ガス流路134内へと延在する。高温の燃焼ガスを含む作動ガスH(図6参照)は、エンジン10の運転中、高温ガス流路134を通って誘導され、そして残余のステージへとベーン114およびブレード120を通過して流れる。高温ガス流路134を作動ガスHが通過することによってブレード120および対応するブレードアセンブリ118の回転が引き起こされ、タービンローター124の回転が生じる。
図4に示すように、ディスクキャビティ136は、環状インナーシュラウド116とローターディスク構造体122との間で高温ガス流路134から半径方向内側に配置される。例えば圧縮機放出エアのようなパージエアPは、インナーシュラウド116およびローターディスク構造体を冷却するためにディスクキャビティ136内に供給される。パージエアPはまた、ディスクキャビティ136内への作動ガスHの流入に対抗するために高温ガス流路134を通って流れる作動ガスHの圧力に対する圧力バランスを提供する。パージエアPはまた、ローター124を通って形成された冷却流路(図示せず)から、かつ/または必要に応じてその他の上流側流路からディスクキャビティ136に提供されてもよい。通常は、付加的なディスクキャビティ(図示せず)が、残りのインナーシュラウド116と、対応する隣接ローターディスク構造体122との間に設けられることに留意されたい。
図4ないし図6を参照すると、図示のプラットフォーム128は、そこからブレード120が延在する概ね半径方向外側を向く第1の面138を備える。図示の実施形態における第1の面138は、プラットフォーム128の軸方向上流側端部140から軸方向下流側端部142へと延在する(図5および図6参照)。
プラットフォーム128はさらに、隣接ベーンアセンブリ112から離れるように、プラットフォーム128の軸方向上流側端部140から延在する半径方向内側を向く第2の面144を備える(図4、図5および図5A参照)。
プラットフォーム128の軸方向上流側端部140は、半径方向外側および軸方向上流側を向く第3の面146と、この第3の面146から第2の面144へと延在すると共に隣接ベーンアセンブリ112のインナーシュラウドに面する略軸方向を向く第4の面148とを備える。図示する実施形態におけるプラットフォーム128の第3の面146は、長手方向軸線Lと平行な線Lに対して角度θで第1の面138から延在するが、この角度θは、好ましくは約30〜60°であり、図示の実施形態では約45°である(図4参照)。
プラットフォーム128および隣接するインナーシュラウド116のコンポーネントは、それぞれのブレード120およびベーン114から半径方向内側で、高温ガス流路134とディスクキャビティ136との間に環状シールアセンブリ150を形成するように協働する。環状シールアセンブリ150は、高温ガス流路134からディスクキャビティ136内への作動ガスHの取り込みを防止するのを助け、そして、本明細書で説明するように、高温ガス流路134を通る作動ガスHの流動方向を基準として所望の方向にディスクキャビティ136からパージエアPの一部を提供する。本明細書で説明したものと類似の付加的なシールアセンブリ150が、高温ガス流路134からディスクキャビティ136内への作動ガスHの取り込みを防止するのを助け、そして、本明細書で説明するように、高温ガス流路134を通る作動ガスHの流動方向を基準として所望の方向にディスクキャビティ136からパージエアPの一部を提供するために、エンジン110の残りのステージのプラットフォーム128と、隣接するインナーシュラウド116との間に設けられてもよいことに留意されたい。
図4ないし図6に示すように、シールアセンブリ150はベーンおよびブレードアセンブリ112,118の一部を備える。特に、図示された実施形態において、シールアセンブリ150は、プラットフォーム128の第3および第4の面146,148、ならびに隣接ベーンアセンブリ112のインナーシュラウド116の軸方向下流側端部116Aを備える。これらのコンポーネントは、ディスクキャビティ136からのパージエアPのためのアウトレット152を画定するように協働する(図4および図6参照)。
シールアセンブリ150はさらに、プラットフォーム128の第3および第4の面146,148内に延在する、本明細書ではブレード溝とも呼ばれる複数の溝160を備える。溝160は、タービンローター124およびローターディスク構造体122の回転方向Dによって規定される周方向にコンポーネントを有するスペース162が、隣接する溝160間に形成されるように配置される(図5、図5Aおよび図6参照)。スペース162のサイズは、エンジン110の特定のサイズに応じて変更可能であり、そして溝160からのパージエアPの放出を微調整するために選択可能であり、溝160からのパージエアPの放出については以下でさらに詳しく説明する。
図5Aに最も明瞭に示すように、溝160の入口164(ここで、高温ガス流路134に向けて放出されるべきディスクキャビティ136からのパージエアPが溝160に入る)は、プラットフォーム128の第1の面138から遠位にあるプラットフォーム128の第4の面148に配置される。溝160のアウトレットすなわち出口166(ここでパージエアPは溝160から放出される)は、その第3の面146においてプラットフォーム128の第1の面138に対して近接して配置される。溝160は、好ましくは、溝入口164の幅Wが溝出口166の幅Wよりも広いように、その入口164からその出口166へと先細化されており、ここで、W,Wは、それぞれの溝160を通過するパージエアPの一般的な流動方向に対して略垂直な方向を基準として、溝160を形成するプラットフォーム128の対向する側壁SW1,SW2間でそれぞれ測定されたものである。こうした溝160の先細化は、本明細書で説明するように、ディスクキャビティ136内への作動ガスHの取り込みをより効果的に防止するように、溝160からのパージエアPのより集中しかつ有効な放出を実現すると考えられる。
さらに、依然として図5Aを参照すると、隣接する溝入口164間の円周方向間隔CSEは、その側壁中間点Mにおいて各溝160の周方向幅Wよりも小さく、かつ、隣接する溝アウトレット166間の円周方向間隔CSOは、その側壁中間点Mにおいて各溝160の周方向幅Wよりも大きい。溝160のこれらの寸法は、溝160からの改善されたパージエアP流性能を提供すると考えられるが、これについては以下でさらに説明する。
図5を参照すると、溝160はまた、好ましくは、その入口164の少なくとも一部が、タービンローター124およびローターディスク構造体122の回転方向Dを基準として、その出口166の少なくとも一部から下流側に配置されるように、周方向に傾斜かつ/または湾曲させられる。こうした溝160の傾斜および/または湾曲は、パージエアPが高温ガス流路134を通る作動ガスHの流れを基準にして所望の方向に流れるように、ディスクキャビティ136から溝160を出て高温ガス流路134に向かうパージエアPの誘導をもたらす。特に、本発明の態様に係る溝160は、パージエアPの流動方向が、概して、高温ガス流路134の対応する軸方向位置において作動ガスHの流動方向と整列させられるように、ディスクキャビティ136からのパージエアPを誘導するが、高温ガス流路134の対応する軸方向位置における作動ガスHの流動方向は、概して、ベーン114の後縁114Aの出口角度と平行である(図6参照)。
図4および図6に示すように、シールアセンブリ150はさらに、ブレードアセンブリ118のブレードディスク130に向って延在するインナーシュラウド116の略軸方向に延在するシール構造体170を備える。シール構造体170の軸方向端部170Aは、好ましくは、シール構造体170がプラットフォーム128の上流側端部140とオーバーラップするように、ブレードアセンブリ118のブレードディスク130のごく近傍に存在する。そうした形態は、最終的に溝160を通って高温ガス流路134内へと流れる冷却流体の量を制御/制限し、また、シール構造体170の内側に置かれたディスクキャビティ136の一部内への作動ガスHの取り込み量を制限し、すなわち高温ガス流路134からディスクキャビティ136内へ取り込まれた作動ガスHは曲がりくねった経路を通って移動しなければならない。シール構造体170はインナーシュラウド116の一体部分として形成されてもよく、あるいはインナーシュラウド116とは別に形成され、それに対して取り付けられてもよい。
エンジン10の運転中、高温ガス流路134を高温作動ガスHが通過することによって、ブレードアセンブリ118およびタービンローター124は、図5および図6に示す回転方向Dに回転させられる。
ディスクキャビティ136と高温ガス流路134との間の圧力差(すなわちディスクキャビティ136内の圧力は高温ガス流路134内の圧力よりも高い)によって、ディスクキャビティ136内に位置するパージエアPは高温ガス流路134に向って流動させられる(図4参照)。パージエアPがプラットフォーム128の第4の面148に到達するとき、パージエアPの一部は溝160の入口164に流入する。パージエアPAのこの部分は溝160を通って半径方向外側に流れ、そして、その後、プラットフォーム128の第3の面146内の溝160の一部に到達したとき、パージエアPは、隣接する上流側ベーンアセンブリ112から離れるように溝160内で半径方向外側にかつ軸方向に流れる。回転方向Dへのタービンローター124およびローターディスク構造体122と一緒になった溝160の回転と組み合わされた上述したような溝の傾斜および/または湾曲によって、パージエアPが、作動ガスHが上流側ベーン114の後縁114Aを出た後に流動しているのと概ね同じ方向に溝160から放出されるように、パージエアPは周方向速度成分を備える(図6参照)。
溝160からのパージエアPの放出は、シールアセンブリ150から離れるように作動ガスHを押しやることによって、高温ガス流路134からディスクキャビティ136内への高温作動ガスHの取り込みを制限するのを助ける。シールアセンブリ150がディスクキャビティ136内への高温ガス流路134からの作動ガスHの取り込みを制限するので、シールアセンブリ150は、より少量のパージエアPがディスクキャビティ136へと供給されることを可能とし、すなわちディスクキャビティ136内のパージエアPの温度はディスクキャビティ136内に入る大量の作動ガスHによって実質的に上昇しないので、エンジン効率が増大する。
さらに、パージエアPは、作動ガスHが、上流ベーンの114の後縁114Aを出た後に高温ガス流路134を通って流れるのと概ね同じ方向に溝160から放出されるので、作動ガスHと混ざり合うパージエアPと関連付けられた圧力損失は僅かであり、したがって、さらにエンジン効率が増大する。これは、特に本発明の溝160によって実現される。というのは、それらは、溝160がタービンローター124およびローターディスク構造体122と共に回転しかつ周方向に傾斜および/または湾曲させられた結果として、パージエアPが上流ベーンの114の後縁114Aを出た後の高温ガス流路134の流れと概ね同じ周方向に溝160から放出されるのに加えて、溝160から放出されたパージエアPが高温ガス流路134を経て高温作動ガスHの下流側流動方向に軸方向に流れるように、プラットフォーム128の上流側端部140の傾斜した第3の面146に形成されるからである。
溝160の傾斜および/または湾曲は、溝160からのパッケージングPの放出方向を微調整するために変更可能であることに留意されたい。これは、ベーン114の後縁114Aの出口角度に基づいて、かつ/または、パージエアPは高温ガス流路134を通って流れる作動ガスHと混ざり合うパージエアPと関連付けられた圧力損失の量を変化させるために好ましいであろう。
溝160の入口164はプラットフォーム128の第4の面148において、さらに半径方向内側にまたは外側に配置することができ、あるいは入口164は、溝160の全体がプラットフォーム128の第3の面146に配置されるであろうようにプラットフォーム128の第3の面146に配置することができることに留意されたい。
本明細書で説明した溝160は、好ましくは、プラットフォーム128と共に鋳造され、あるいはプラットフォーム128に機械加工される。したがって、溝160の製造の構造的完全性および複雑性は、プラットフォーム128とは別個に形成されかつそれに対して取り付けられるリブに対して改善されると考えられる。
図7を参照すると、本発明のさらなる態様に係るシールアセンブリ200が図示されており、ここで、図4ないし図6を参照して説明したものと類似の構造体は、100だけ増加した同じ参照番号を含む。この実施形態では、ブレードプラットフォーム228に形成された溝260は対向する第1および第2の側壁SW1,SW2によって形成され、第1の側壁SW1は、概して半径方向に延在しかつ円周方向を向く壁を備え、かつ、第2の側壁SW2は軸方向および周方向を向く概して半径方向に延在する壁を備える。この実施形態に係る側壁SW1,SW2は略直線状であり、したがって、それ自体、周方向速度成分を備えた溝260から出るパージエアPを提供しないが、プラットフォーム228を含むブレードアセンブリ218は、図4ないし図6を参照して説明したように、運転中、回転方向Dに回転するので、溝260から出るパージエアPは、それにもかかわらず、回転方向Dへのブレードアセンブリ218と一緒になった溝260の回転によって引き起こされる周速度成分を含む。したがって、本発明のこの態様に係る溝260から出るパージエアPは、高温作動ガスが高温ガス流路234に沿って移動するのと概ね同じ方向に流れる。
図8を参照すると、本発明のさらなる態様に係るシールアセンブリ300が示されている。図8に示すシールアセンブリ300は、静止ベーンアセンブリ306のインナーシュラウド304に配置された第1の溝302(本明細書ではベーン溝とも呼ばれる)と、回転ブレードアセンブリ312のプラットフォーム310に配置された第2の溝308(本明細書ではブレード溝とも呼ばれる)とを含む。第1の溝302は、図1ないし図3を参照して説明した溝60と実質的に類似していてもよく、第2の溝308は、図4ないし図6を参照して説明した溝160と実質的に類似していてもよい。本発明のこの態様に係るシールアセンブリ300は、シールアセンブリ300と関連付けられたディスクキャビティ316内への高温ガス流路314からの作動ガスHの取り込みをさらに制限することが可能であり、これによって、さらに少ない量のパージエアPのディスクキャビティ316への供給が可能となり、これによってさらにエンジン効率が増大する。
本発明の特定の実施形態を例示し説明してきたが、その他のさまざまな変更および改変を本発明の趣旨および範囲から逸脱することなくなし得ることは当業者には明白であろう。したがって、特許請求の範囲に本発明の範囲内にある全てのそうした変更および改変を包含することが意図される。
10 タービンエンジン
12 静止ベーンアセンブリ
14 ベーン
16 環状インナーシュラウド
18 ブレードアセンブリ
20 ブレード
22 ローターディスク構造体
24 タービンローター
26 タービンセクション
28 プラットフォーム
28A 軸方向上流側端部
30 ブレードディスク
34 高温ガス流路
36 ディスクキャビティ
40 第1の面
42 軸方向上流側端部
44 軸方向下流側端部
46 第2の面
48 第3の面
50 シールアセンブリ
52 出口
60 溝
62 スペース
64 入口
66 出口
70 シール構造体
70A 軸方向端部
110 エンジン
112 ベーンアセンブリ
114 上流側ベーン
114A 後縁
116 環状インナーシュラウド
116A 軸方向下流側端部
118 ブレードアセンブリ
120 ブレード
122 ローターディスク構造体
124 タービンローター
126 タービンセクション
126A インレット
126B アウトレット
128 プラットフォーム
130 ブレードディスク
134 高温ガス流路
136 ディスクキャビティ
138 第1の面
140 軸方向上流側端部
142 軸方向下流側端部
144 第2の面
146 第3の面
148 第4の面
150 シールアセンブリ
152 出口
160 溝
162 スペース
164 入口
166 溝出口
170 シール構造体
170A 軸方向端部
200 シールアセンブリ
218 ブレードアセンブリ
228 ブレードプラットフォーム
234 高温ガス流路
260 溝
300 シールアセンブリ
302 第1の溝
304 インナーシュラウド
306 静止ベーンアセンブリ
308 第2の溝
310 プラットフォーム
312 回転ブレードアセンブリ
314 高温ガス流路
316 ディスクキャビティ

Claims (18)

  1. ディスクキャビティと、ガスタービンエンジンのタービンセクションを通って延びる高温ガス流路との間のシールアセンブリであって、
    複数のベーンおよびインナーシュラウドを含む静止ベーンアセンブリと、
    前記静止ベーンアセンブリの下流側の回転ブレードアセンブリであって、プラットフォーム上で支持され、かつ、前記ガスタービンエンジンの運転中に、タービンローターおよび前記プラットフォームと共に回転する複数のブレードを含む、回転ブレードアセンブリと、を備え、
    前記プラットフォームは、
    半径方向外側を向く第1の面と、
    半径方向内側を向く第2の面と、
    前記タービンセクションの長手方向軸線によって規定される軸方向を向く第3の面と、
    前記第3の面内へと延在する複数の溝であって、前記溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが、隣接する溝の間に形成されるように配置され、前記周方向は前記回転ブレードアセンブリの回転方向に対応する、溝と、を備え、
    前記ガスタービンエンジンの運転中、前記溝は、前記ディスクキャビティからのパージエアを、このパージエアが前記高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向を基準として所望の方向に流れるように、前記高温ガス流路に向って誘導し、
    前記溝は、前記プラットフォームの前記第1の面から遠位に置かれたその入口から、前記プラットフォームの前記第1の面に隣接して置かれたその出口へと、前記入口が前記出口よりも幅広であるように先細化されている、シールアセンブリ。
  2. 前記プラットフォームの前記第3の面は、前記プラットフォームの前記第3の面もまた半径方向を向くように、前記長手方向軸線に対して、ある角度をなして前記プラットフォームの前記第1の面から半径方向内側に延在する、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  3. 前記プラットフォームの前記第3の面は、前記長手方向軸線に対して、30°ないし60°の角度で、前記プラットフォームの前記第1の面から半径方向内側に延在する、請求項2に記載のシールアセンブリ。
  4. 隣接する溝の入口間の円周方向の間隔は、各対応する溝の側壁の中間点での前記溝の周方向幅よりも小さく、かつ、隣接する溝の出口間の円周方向の間隔は、各対応する溝の前記側壁の中間点での前記溝の前記周方向幅よりも大きい、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  5. 前記溝は、前記プラットフォームの前記第1の面から遠位に置かれたその入口が前記回転ブレードアセンブリの前記回転方向に関して前記プラットフォームの前記第1の面に隣接して置かれたその出口から下流側に配置されるように、前記周方向に、少なくとも傾斜するかあるいは湾曲している、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  6. 前記溝は、前記パージエアの流れの方向が、上流側の前記静止ベーンアセンブリの前記ベーンの少なくとも一つの後縁の出口角度と平行である、前記高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向と整列させられるように前記パージエアを案内する、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  7. 前記プラットフォームはさらに、前記第3の面から半径方向内側に延在すると共に隣接する上流側の前記静止ベーンアセンブリに面する、軸方向を向く第4の面を備え、前記溝の入口は前記プラットフォームの前記第4の面に配置され、かつ、前記溝の出口は前記プラットフォームの前記第3の面に配置される、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  8. 前記静止ベーンアセンブリはさらに、前記回転ブレードアセンブリに向かってかつ前記回転ブレードアセンブリの近傍内で前記インナーシュラウドから延在する、軸方向に延在するシール構造体を備える、請求項に記載のシールアセンブリ。
  9. 前記インナーシュラウドは、
    半径方向外側を向く第1の面と、
    半径方向内側を向く第2の面と、
    前記インナーシュラウドの前記第2の面内へと延在する複数のベーン溝と、を備え、
    前記ベーン溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが、隣接するベーン溝の間に形成されるように配置され、前記ガスタービンエンジンの運転中、前記ベーン溝は、前記ディスクキャビティからの付加的なパージエアを、この付加的なパージエアが前記高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向を基準として所望の方向に流れるように、前記高温ガス流路に向って誘導する、請求項1に記載のシールアセンブリ。
  10. 前記ベーン溝は、前記インナーシュラウドの軸方向端部から遠位に置かれたその入口から、前記インナーシュラウドの前記軸方向端部に隣接して置かれたその出口へと、前記入口が前記出口よりも幅広であるように先細化されている、請求項に記載のシールアセンブリ。
  11. 前記ベーン溝は、その入口が前記回転ブレードアセンブリの回転方向に関して、その出口から上流側に配置されるように、少なくとも、前記周方向に傾斜するかあるいは湾曲している、請求項10に記載のシールアセンブリ。
  12. ディスクキャビティと、ガスタービンエンジンのタービンセクションを通って延びる高温ガス流路との間のシールアセンブリであって、
    複数のベーンおよびインナーシュラウドを含む静止ベーンアセンブリと、
    前記静止ベーンアセンブリの下流側の回転ブレードアセンブリであって、プラットフォーム上で支持されかつ前記ガスタービンエンジンの運転中にタービンローターおよび前記プラットフォームと共に回転する複数のブレードを含む、回転ブレードアセンブリと、を備え、
    前記プラットフォームは、
    半径方向外側を向く第1の面と、
    半径方向内側を向く第2の面と、
    前記タービンセクションの長手方向軸線によって規定される軸方向を向く第3の面であって、前記プラットフォームの前記第3の面は、前記プラットフォームの前記第3の面もまた半径方向を向くように、前記長手方向軸線に対してある角度で前記プラットフォームの前記第1の面から半径方向内側に延在する、第3の面と、
    前記第3の面内へと延在する複数の溝であって、前記溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが、隣接する溝の間に形成されるように配置され、前記周方向は前記回転ブレードアセンブリの回転方向に対応し、前記溝は、前記プラットフォームの前記第1の面から遠位に置かれたその入口から、前記プラットフォームの前記第1の面に隣接して置かれたその出口へと、前記入口が前記出口よりも幅広であるように先細化されている、溝と、を備え、
    前記ガスタービンエンジンの運転中、前記溝は、前記ディスクキャビティからのパージエアを、このパージエアの流動方向が前記高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向と整列させられるように、前記高温ガス流路に向って誘導し、この方向は、上流側の前記静止ベーンアセンブリの前記ベーンの少なくとも一つの後縁の出口角度と平行である、シールアセンブリ。
  13. 隣接する溝の入口間の円周方向の間隔は、各対応する溝の側壁の中間点での前記溝の周方向幅よりも小さく、かつ、隣接する溝の出口間の円周方向の間隔は、各対応する溝の前記側壁の中間点での前記溝の前記周方向幅よりも大きい、請求項12に記載のシールアセンブリ。
  14. 前記溝は、前記プラットフォームの前記第1の面から遠位に置かれたその入口が前記回転ブレードアセンブリの前記回転方向に関して前記プラットフォームの前記第1の面に隣接して置かれたその出口から下流側に配置されるように、前記周方向に、少なくとも傾斜するかあるいは湾曲している、請求項13に記載のシールアセンブリ。
  15. 前記静止ベーンアセンブリは、前記インナーシュラウドから、前記回転ブレードアセンブリに向ってかつ前記回転ブレードアセンブリの近傍内で延在する、軸方向に延在するシール構造体をさらに備える、請求項12に記載のシールアセンブリ。
  16. 前記インナーシュラウドは、
    半径方向外側を向く第1の面と、
    半径方向内側を向く第2の面と、
    前記インナーシュラウドの前記第2の面内へと延在する複数のベーン溝と、を備え、
    前記ベーン溝は、周方向にコンポーネントを有するスペースが、隣接するベーン溝の間に形成されるように配置され、前記ガスタービンエンジンの運転中、前記ベーン溝は、前記ディスクキャビティからの付加的なパージエアを、この付加的なパージエアが前記高温ガス流路を通過する高温ガス流の方向を基準として所望の方向に流れるように、前記高温ガス流路に向って誘導する、請求項12に記載のシールアセンブリ。
  17. 前記ベーン溝は、前記インナーシュラウドの軸方向端部から遠位に置かれたその入口から、前記インナーシュラウドの前記軸方向端部に隣接して置かれたその出口へと、前記入口が前記出口よりも幅広であるように先細化されている、請求項16に記載のシールアセンブリ。
  18. 前記ベーン溝は、その入口が前記回転ブレードアセンブリの回転方向に関して、その出口から上流側に配置されるように、少なくとも、周方向に傾斜するかあるいは湾曲している、請求項17に記載のシールアセンブリ。
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