JP6188469B2 - プリントシステム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プリントサーバとクライアントコンピュータとプリンタを含むプリントシステムに関するものである。
従来、プリンタのアカウンティング管理や課金管理等を目的として、印刷時にユーザの認証を行い、予め登録されたユーザにのみ、印刷を許可するプリントシステムがある。
ここで、プリンタに外付けの外部記憶装置(USBメモリ等)をダイレクトに接続し、外部記憶装置内の画像データを印刷するプリンタでは、プリンタの外部でユーザの認証をすることが難しい。
したがって、アカウント登録情報をプリンタ内で持ち、そのアカウント登録情報に基づいて、プリンタ内で認証することがある。そして、このように、印刷時にプリンタ内で認証するプリントシステムでは、プリンタドライバを使用して印刷データをホストが送出した後に、ユーザを認証する場合、認証に失敗すると、ジョブが保留され、またはキャンセルされる。したがって、ユーザの利便性が低いという問題がある。
この問題を解決するために、印刷データをホストが送出する前に、ユーザの入力値の正当性を確認する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この従来例では、プリンタに格納されているアカウント登録情報をホストが取得し、印刷データを送出する前に、ユーザ入力値と、プリンタに格納されているアカウント登録情報とをホスト内で比較し、適合性が認められた場合に印刷データを送出する。
特許第4226929号公報
しかし、上記の従来例では、印刷を実施する毎に、クライアントコンピュータからプリントサーバ経由でプリンタと双方向通信を行う必要があり、印刷実行時のパフォーマンスが低下するという問題がある。
本発明は、印刷毎にプリンタとの通信を行わなくてもユーザ認証を適切に行うことができるプリントシステムを提供することを目的とする。
本発明のプリントシステムは、プリントサーバとクライアントコンピュータを含むプリントシステムであって、前記プリントサーバは、リンタに格納されている、当該プリンタを使用するユーザの認証処理のためのアカウント登録情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたアカウント登録情報を格納する格納手段とを有し、前記クライアントコンピュータは、ユーザの指示に応じて、当該ユーザに対応するアカウントを入力する入力手段と、前記プリンタによる印刷がユーザにより指示された場合、前記入力手段により入力されたアカウントと、前記プリントサーバの前記格納手段に格納されているアカウント登録情報が対応するか判定する判定手段と、前記判定手段により、前記入力手段により入力されたアカウントと、前記格納手段に格納されているアカウント登録情報が対応すると判定された場合、前記プリンタに印刷データを送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、プリントに格納されプリントサーバにより取得されたアカウント登録情報を用いてユーザ認証が行われる。そのため、印刷毎にプリンタとの通信を行わなくてもユーザ認証を適切に行うことができるという効果を奏する。
ホスト1とプリンタ2とによって構成される記録システムを示す図である。 本発明の実施例1であるプリントサーバシステムPS1の構成図である。 プリンタドライバのインストールに関連するモジュールを示す図である。 共有プリンタシステムにおけるインストールの流れを説明する図である。 プリントサーバシステムPS1の機能構成を示す機能ブロック図である。 アカウント登録情報221を示すデータである。 プリンタドライバ302のインストール動作を示すフローチャートである。 アカウント入力画面を表示する処理を示すフローチャートである。 印刷データを送出するまでの処理を示すフローチャートである。 プリンタドライバ312におけるアカウント入力画面例を示す図である。 警告画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例について具体的かつ詳細に示す。
<プリントシステムの構成(図1)>
図1は、本実施例であるホストコンピュータ(以下、ホスト)1と、インクジェットプリンタ(以下、「プリンタ」という)2とを含む記録システムの概略を示すブロック図である。
ホスト1とプリンタ2とは、所定の双方向インタフェース3(たとえば、USB、IEEE1394、TCP/IP等)を介して、互いに接続される。なお、ホスト1は、パーソナルコンピュータ(PC)等が代表的な例である。
ホスト1は、CPU101等を含むメインボード100とキーボード(KB)105とLCD等のディスプレイ(DISPLAY)107とハードディスク(HDD)やフレキシブルディスク(FDD)等の外部記憶装置109とを有する。メインボード100は、RAM102、ROM103、キーボードコントローラ(KBC)104、ディスプレイコントローラ(DISPC)106、ディスクコントローラ(DKC)108、プリンタコントローラ(PRTC)110を有する。
CPU101は、システムバス111に接続される上記各構成要素を総括的に制御し、各種プログラムを実行する。キーボードコントローラ(KBC)104は、キーボード105やポインティングデバイス(不図示)からの入力を制御する。キーボードコントローラ104を、操作部または入力部とも呼ぶ。ディスプレイコントローラ(DISPC)106は、ディスプレイ107の表示を制御する。RAM102は、CPU101のメインメモリあるいはワークエリアとして機能する。ROM103は、オペレーティングシステム、この実施例に従う各機能を実行するプログラム、ブートプログラム、各種のアプリケーション、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下、プリンタドライバ)等を記憶する。
ディスクコントローラ(DKC)108は、ハードディスクやフレキシブルディスク等の外部記憶装置109とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ(PRTC)110は、双方向インタフェース3を介してプリンタ2に接続され、プリンタ2とのデータ及びコマンドの通信処理を制御する。
プリンタ2は、コントローラ121とプリンタエンジン122と操作パネル12と不揮発性記憶装置133とを有し、双方向インタフェース3を介して、ホスト1と接続されている。不揮発性記憶装置133は、ハードディスク(HDD)128またはEEPROM129を含む。不揮発性記憶装置を不揮発性メモリと呼ぶこともある。
コントローラ121は、CPU124、ROM125、RAM126、インタフェースコントローラ(I/FC)123、ディスクコントローラ(DKC)127、パネルインタフェース(I/FP)130、エンジンインタフェース(I/FE)132を含む。
CPU124は、各種プログラムを実行する。ROM125は、ホスト1から印刷用画像データとコマンドとを受信し、プリンタエンジン122を制御して最適な記録を実現させるプログラムや各種データを記憶する。RAM126は、各種データや各種プログラムを一時的に記憶するワークエリアとして用いられる。
インタフェースコントローラ(I/FC)123は、双方向インタフェース3を介してホスト1に接続され、ホスト1との間におけるデータとコマンドとの通信処理を制御する。ハードディスク(HDD)128は、ホスト1からのデータ及びそのデータに関する付属情報等大容量のデータを記憶する。EEPROM129は、記録動作時に使用する記録装置独自の情報等を記憶する。ディスクコントローラ(DKC)127は、不揮発性記憶装置133との間におけるアクセスを制御する。パネルインタフェース(I/FP)130は、操作パネル12への表示や、操作パネル12からの入力を制御する。エンジンインタフェース(I/FE)132は、ハードウェアを直接制御して最適な記録を実現させるプリンタエンジン122を制御する。
なお、この実施例において、プリンタエンジン122として、インクジェット記録方法を用いたプリンタエンジンを用いるが、電子写真方式に従うプリンタエンジンやオフセット印刷機を用いるようにしてもよい。
<プリントサーバシステムの構成(図2)>
図2は、本発明の実施例1であるプリントサーバシステムPS1の構成図である。
プリントサーバシステムPS1は、ホストコンピュータとして機能しているプリントサーバ20と、クライアントコンピュータ21と、プリンタ22とが設けられている。ここで、プリンタ22は、図1に示すプリンタ2に対応している。また、プリントサーバ20とプリンタ22とは、USB等のインタフェースまたはイーサネット(登録商標)等のネットワークを介して接続されている。また、プリントサーバ20とクライアントコンピュータ21とは、たとえばイーサネット(登録商標)等のネットワークを介して接続されている。プリントサーバシステムPS1では、プリントサーバ20自身がプリンタ22を介して印刷するよりも、クライアントコンピュータ21から入力された印刷データを仲介し、それをプリンタ22に出力する場合が主である。前述したように、プリントサーバ20には、印刷機能を備えたプログラムが少なくとも1つ組み込まれ、同時に、アプリケーションからプリンタ22への印刷を仲介するプリンタドライバも組み込まれている。
ここで、クライアントコンピュータ21を利用するユーザが、プリンタ22を使用して印刷させるためには、プリントサーバ20に組み込まれているプリンタドライバと同じものを、クライアントコンピュータ21に組み込む必要がある。なぜならば、クライアントコンピュータ21のアプリケーションによって生成される印刷データは、プリンタ22に入力される前にプリントサーバ20上のプリンタドライバによって仲介される必要があるからである。
更に、プリントサーバ20がプリンタドライバに印刷データを仲介させるためには、クライアントコンピュータ21上で同一のプリンタドライバに、印刷データを仲介させる必要があるからである。したがって、上述のプリントサーバシステムPS1では、プリントサーバ20にインストールされているものと同じプリンタドライバを、クライアントコンピュータ21にインストールする必要がある。
次に、共有プリンタシステムにおけるインストールの流れについて説明する。
<共有プリンタシステムにおけるインストールの流れ(図3、図4)>
図3は、プリントサーバとクライアントコンピュータとの機能のうちで、プリンタドライバのインストールに関連するモジュールを説明する機能ブロック図である。
プリントサーバ30は、図2に示すプリントサーバ20に対応し、クライアントコンピュータ31は、図2に示すクライアントコンピュータ21に対応している。
プリントサーバ30上の印刷サービスプログラム300は、プリントサーバ30のOS上で印刷処理や、インストールを制御するサービスプログラムであり、マイクロソフト(登録商標)社のWindows(登録商標)においては、スプーラサービスが相当する。スプーラサービスは、プリンタドライバからプリンタへ向かう印刷データの送信や、プリンタドライバのインストール、また様々な機能を利用するためのAPIを提供している。なお、APIは、Application Program Interfaceである。
プログラムやプリンタドライバは、このAPIを通じて処理を実行する。本実施例における印刷サービスプログラム300も、これと同様な特徴を備えている。ドライバ関連情報301は、プリントサーバ30におけるプリンタドライバ302に関する情報であり、オペレーティングシステムの共有記憶領域に格納されている。印刷キュー303は、印刷データをプリンタへ出力する前に、一旦貯める働きをする仮想的なキューである。
次に、クライアントコンピュータ31上の印刷サービスプログラム310は、プリントサーバ30の印刷サービスプログラム300と同様に、クライアントコンピュータ31のOS上で印刷処理や、プリンタドライバのインストールを制御する。なお、インストールの実行前には、プリンタドライバ312と、そのドライバ関連情報311とは、クライアントコンピュータ31に存在していない。
図4は、共有プリンタシステムにおけるインストールの流れを説明する図である。
まず、クライアントコンピュータ31を利用するユーザが、クライアントコンピュータ31の印刷サービスプログラム310を通じて共有プリンタに接続し、インストールの要求を出す(40)。プリントサーバ30の印刷サービスプログラム300は、この要求に応じてドライバ関連情報301を参照してダウンロードすべきインストールセットを決定する(41)。次に、クライアントコンピュータ31の印刷サービスプログラム310と連携しながら、プリントサーバ30に記憶されているプリンタドライバ302のインストールセットを、クライアントコンピュータ31にコピーする(42)。次に、クライアントコンピュータ31の印刷サービスプログラム310は、それに基づいてプリンタドライバ312をクライアントコンピュータ31のオペレーティングシステムに登録し、それと同時にドライバ関連情報311を登録する(43)。この結果、クライアントコンピュータ31のユーザは、プリントサーバ30を介してプリンタに対して印刷を実行させることができる。
<本実施例におけるブロック図(図5、図6)>
図5は、本実施例に係るプリントサーバシステムPS1の機能構成を示す機能ブロック図である。前述の図3と共通する部分には、同じ記号を付してある。
図5に示す構成では、図3に示すプリントサーバ30において、共有フォルダ304が追加されている。
共有フォルダ304は、他のPCからアクセス可能な公開フォルダであり、プリントサーバ30のプリンタドライバ302をインストールすることによって作成される。また、プリンタ22には、アカウント登録情報221が格納されている。
図6は、アカウント登録情報221を示すデータである。
アカウント登録情報221は、複数のアカウントによって構成されている。1つのアカウントは、アカウントIDとパスワードとによって構成され、アカウント登録情報には、複数のアカウントの情報が記載されている。
本実施例のプリンタ22は、印刷データと共に送られたアカウントIDとパスワードとが、アカウント登録情報221内の情報と一致した場合にのみ、印刷データを印刷する。
さらに、プリントサーバ30のプリンタドライバ302は、情報取得部305を備え、クライアントコンピュータ31のプリンタドライバ312は、登録情報更新要求部313と適合性判定部314とを備えている。適合性判定部314は、ドライバ関連情報311から共有フォルダ304のパスを参照し、アクセスし、アカウント登録情報306を参照し、参照したアカウント登録情報306に、ユーザが入力したアカウントIDが存在することを確認する。
実際には、図4で述べたようにクライアントコンピュータ31には、プリントサーバ30にインストールされたプリンタドライバ302のコピーが登録される。しかし、説明を分かり易くするために、プリントサーバ30のプリンタドライバ302で使用しない機能と、クライアントコンピュータ31のプリンタドライバ312で使用しない機能とを省略して記載する。
図5では、プリントサーバ30に接続するクライアントコンピュータ31は、プリンタドライバ312がインストールされている状態で記述している。
以降では、図5のブロック図に基づき、本実施例に係る各処理についてフローチャートを用いて説明する。
<プリントサーバ30でのプリンタドライバ302のインストール処理(図7)>
図7は、本実施例に係るプリントサーバ30におけるプリンタドライバ302のインストールの動作を示すフローチャートである。なお、プリントサーバ30は、図1を用いて説明したホストコンピュータ1と同様の構成であり、ホストコンピュータが有する構成要素(CPU101、RAM102、ROM103等)を備える。そして、図7に示すフローチャートの処理に対応するプログラムがプリントサーバ30のROMに格納されており、プリントサーバ30のCPUがそのプログラムをRAM上で実行することにより、図7に示す処理が実現される。
図7において、プリントサーバ30のプリンタドライバインストーラが起動され、プリンタドライバ302を追加するように指示されることによって、処理が開始される。なお、この追加されるモジュールを、CD−ROM等の記憶メディアから、プリントサーバ30に提供するようにしてもよく、または、インターネット等を介してダウンロードするようにしてもよい。
まず、プリンタドライバインストーラがプリントサーバ30のプリンタドライバ302に対するインストール処理を行う。OSが提供しているAPIを通して、プリンタドライバ302をOSに登録する(701)。
次に、OSの任意の場所に他のPCからアクセス可能な共有フォルダ304を作成する(702)。共有フォルダ304のアクセス権限を、使用している環境に応じて適切に設定する。ここでは、共有フォルダ304のアクセス権限として、プリントサーバ30がアクセスした場合は、読み取り、及び、編集を可能とし、クライアントコンピュータ31等の他のコンピュータがアクセスした場合は、読み取りのみを許可するアクセス権を持たせている。このようにすることによって、共有フォルダ304に格納されるファイルが意図せずに削除、変更されることを回避することができる。
次に、プリンタドライバ302が備えている情報取得部305を用いて、プリンタ22からアカウント登録情報221を取得し、共有フォルダ304に格納する(703)。
ここで、プリンタドライバ302の情報取得部305は、アカウント登録情報306を格納する際、特定の暗号処理によって、アカウント登録情報306を暗号化してから共有フォルダ304を格納する。一方で、後述するように、プリンタドライバ312は、アカウント登録情報306の内容を参照する際、復号化を行ってから参照する。これによって、共有フォルダ304にアクセスしてアカウント登録情報306を参照しても、第三者に内容が漏えいすることを避けることができる。
最後に、701で作成した共有フォルダ304のパスを、ドライバ関連情報301に登録する(704)。このようにすれば、ドライバ関連情報301が印刷サービスプログラム300によって認識されるので、クライアントコンピュータ31がプリンタドライバ312をインストールすると、クライアントコンピュータ31へ情報が伝達される。
<アカウント入力画面の表示処理(図8、図10)>
図8は、プリンタドライバ312が備えるアカウントIDとパスワードとを入力するためにアカウント入力画面を表示する処理を示すフローである。なお、クライアントコンピュータ31は、図1を用いて説明したホストコンピュータ1と同様の構成であり、ホストコンピュータが有する構成要素(CPU101、RAM102、ROM103等)を備える。そして、図8、及び後述する図9、図11に示すフローチャートの処理に対応するプログラムがクライアントコンピュータ31のROMに格納されている。プリントサーバ30のCPUがそのプログラムをRAM上で実行することにより、図8、図9、図11に示す処理が実現される。
ここで、図8に示すフローチャートは、プリンタドライバ312を使用するユーザがアカウント入力画面を表示させるように指示することによって、開始する。
まず、プリンタドライバインストール後において、アカウント入力画面の表示が1回目か否かを判定する(801)。1回目であると判定された(Yes)場合、アカウント登録情報を更新する(802)。
アカウント登録情報を更新する場合、プリンタドライバ312の登録情報更新要求部313を用いて行う。登録情報更新要求部313は、情報取得部305にアカウント登録情報306の更新要求を発行する。指示を受けた情報取得部305は、プリンタ22からアカウント登録情報221を取得し、共有フォルダ304のアカウント登録情報306を更新する。
そして、アカウント登録情報の更新後、または、アカウント入力画面の表示が1回目でないと判断された場合(801の判定でNoとされた場合)、アカウント入力画面を表示する(803)。
図10は、プリンタドライバ312におけるアカウント入力画面の一例を示す図である。
アカウント入力画面は、アカウントIDを入力するエディットボックス1001、パスワードを入力するエディットボックス1002、OKボタン1003、キャンセルボタン1004を表示する。
ここで入力したアカウントIDとパスワードが、印刷設定として印刷データと共にプリンタに送られる。前述したように、アカウント登録情報306に記載のないアカウントで印刷データを送出すると、その印刷データを印刷しない。
したがって、印刷データの送出前にユーザが入力したアカウントIDとパスワードとの適合性を確認することが重要である。
<クライアントコンピュータが印刷データ送出する処理(図9、図11)>
図9は、クライアントコンピュータ31が印刷データを送出するまでの処理を示すフローチャートである。
このフローチャートは、クライアントコンピュータ31のユーザが印刷を実行させるように指示することによって、開始する。まず、プリンタドライバ312の適合性判定部314は、ドライバ関連情報311の中からから共有フォルダ304のパスを参照する(901)。次に、適合性判定部314は、参照した共有フォルダパスにアクセスし、アカウント登録情報306を参照する(902)。そして、適合性判定部314は、参照したアカウント登録情報306に、ユーザが入力したアカウントIDが存在するかを確認する(903)。
ここで、前述したように、アカウント登録情報306は、プリンタドライバの備える特定の暗号処理によって暗号化されているので、903の処理を実行する場合、復号処理を行ってから参照する。
次に、アカウントIDが存在する(Yes)と判定されると、アカウントIDに対応するパスワードについて、ユーザが入力した値とアカウント登録情報306の記載とを比較する(904)。そして、パスワードの正当性が確認されると(Yes)、印刷データを送出する(905)。
印刷データの送出については、共有プリンタ接続環境における一般的な手法であるので、ここではその説明を省略する。一方、パスワードの正当性を確認できなければ(904の判定でNo)、アカウント入力画面(図10)を表示し、ユーザに再入力を促す(906)。そして、アカウント入力画面でユーザがOKボタン1003を押下すると、903の処理から、再度実施する。
また、ユーザが入力したアカウントIDがアカウント登録情報306に存在しなければ(903でNoと判定すれば)、警告画面を表示する(907)。
図11は、この警告画面の一例を示す図である。この警告画面には、警告メッセージと、OKを示すYesボタン1101と、キャンセルを示すNoボタン1102とが表示さる。
図11に示す画面で、ユーザがYesボタン1101を押下すると、アカウント登録情報306を更新する(908)。アカウント登録情報の更新処理については、図8の802で説明した処理と同様であるので、その説明を省略する。アカウント登録情報の更新処理の終了後は、902の処理から再度実施する。
以上説明した処理により、プリンタに予めアカウント登録されたユーザのみが印刷できるプリンタにおいて、共有プリンタ接続環境下でも、印刷データの送出前にユーザが入力したアカウントID及びパスワードの登録情報に対する適合性を確認できる。
また、図7を用いて説明したように、プリントサーバ30がプリンタ22からアカウント登録情報221を取得して、共有フォルダにそのアカウント登録情報221が格納される。そして、クライアントコンピュータ31は、印刷データをプリンタ22に送信するときに、プリントサーバ30の共有フォルダに格納されているアカウント登録情報221を用いてユーザ認証処理を行う。そのため、ユーザ認証処理のためにクライアントコンピュータ31がプリンタ22にアクセスしなくてもユーザ認証処理を適切に行うことができる。
さらに、図9の908において、ユーザ認証処理が失敗した場合にプリンタ22に格納されているアカウント登録情報によりプリントサーバ30のアカウント登録情報が更新される。よって、ユーザが入力したアカウントがプリンタ22に格納されているが、プリントサーバ30に格納されていなかった場合でも、再度ユーザ認証処理を行うことで適切な認証処理を行うことができる。
なお、本実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
30…プリントサーバ、
31…クライアントコンピュータ、
304…共有フォルダ、
306…アカウント登録情報、
314…適合性判定部。

Claims (16)

  1. プリントサーバとクライアントコンピュータを含むプリントシステムであって、
    前記プリントサーバは、
    リンタに格納されている、当該プリンタを使用するユーザの認証処理のためのアカウント登録情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたアカウント登録情報を格納する格納手段とを有し、
    前記クライアントコンピュータは、
    ユーザの指示に応じて、当該ユーザに対応するアカウントを入力する入力手段と、
    前記プリンタによる印刷がユーザにより指示された場合、前記入力手段により入力されたアカウントと、前記プリントサーバの前記格納手段に格納されているアカウント登録情報が対応するか判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記入力手段により入力されたアカウントと、前記格納手段に格納されているアカウント登録情報が対応すると判定された場合、前記プリンタに印刷データを送信する送信手段とを有することを特徴とするプリントシステム。
  2. 前記アカウント登録情報は、アカウントIDとパスワードとを含むことを特徴とする請求項1に記載のプリントシステム。
  3. 前記送信手段は、前記プリントサーバを介して印刷データを前記プリンタに送信することを特徴とする請求項1または2に記載のプリントシステム。
  4. 前記格納手段は、共有フォルダであり、
    前記プリントサーバが前記共有フォルダにアクセスした場合は、読み取り及び編集を可能とし、前記クライアントコンピュータが前記共有フォルダにアクセスした場合は、読み取りのみを許可するアクセス権を具備していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  5. 前記プリントサーバは、前記アカウント登録情報を前記格納手段に格納する際、特定の暗号処理によって、前記アカウント登録情報を暗号化してから格納することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  6. 前記クライアントコンピュータは、前記アカウント登録情報の内容を参照する際、復号化を行ってから参照することを特徴とする請求項5に記載のプリントシステム。
  7. 前記プリントサーバは、前記クライアントコンピュータの前記判定手段により、前記入力手段により入力されたアカウントと、前記格納手段に格納されているアカウント登録情報が対応すると判定されなかった場合、前記取得手段により前記プリンタに格納されているアカウント登録情報を取得し、取得された当該アカウント登録情報を前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  8. 前記プリントサーバには、アプリケーションから前記プリンタへの印刷を仲介するプログラムがインストールされ、
    前記取得手段による前記アカウント登録情報の取得は、前記プログラムを用いて実行されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  9. 前記格納手段は、共有フォルダであり、
    前記プログラムが、前記プリントサーバにインストールされることにより、前記共有フォルダが作成されることを特徴とする請求項8に記載のプリントシステム。
  10. 前記クライアントコンピュータが前記プリントサーバに所定の要求を行うことで、前記プログラムと同じプログラムが前記クライアントコンピュータにインストールされることを特徴とする請求項8または9に記載のプリントシステム。
  11. 前記所定の要求により更に、前記格納手段へのパスが前記クライアントコンピュータに登録されることを特徴とする請求項10に記載のプリントシステム。
  12. 前記プログラムは、プリンタドライバであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  13. 前記クライアントコンピュータは、
    前記プリントサーバに、前記格納手段に格納されるアカウント登録情報の更新を要求する要求手段をさらに有し、
    前記プリントサーバは、
    前記要求手段による要求に応じて、前記プリンタに格納されているアカウント登録情報を前記取得手段により取得し、取得された前記アカウント登録情報を前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  14. 前記入力手段は、所定の入力画面に対するユーザの指示に応じて、前記アカウントを入力し、
    前記要求手段は、前記所定の入力画面の1回目の表示に応じて、前記格納手段に格納されるアカウント登録情報の更新を要求することを特徴とする請求項13に記載のプリントシステム。
  15. 前記プリントシステムは、前記プリンタを含むことを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載のプリントシステム。
  16. プリントサーバとクライアントコンピュータを含むプリントシステムの制御方法であって、
    リンタに格納されている、当該プリンタを使用するユーザの認証処理のためのアカウント登録情報を前記プリントサーバに格納する格納工程と、
    ユーザの指示に応じて、当該ユーザに対応するアカウントを入力する入力工程と、
    前記プリンタによる印刷がユーザにより指示された場合、前記入力工程において入力されたアカウントと、前記格納工程により前記プリントサーバに格納されているアカウント登録情報が対応するか、前記クライアントコンピュータにより判定する判定工程と、
    前記判定工程において、前記入力工程において入力されたアカウントと、前記プリントサーバに格納されているアカウント登録情報が対応すると判定された場合、前記クライアントコンピュータから前記プリンタに印刷データを送信する送信工程とを有することを特徴とするプリントシステムの制御方法。
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