JP6185350B2 - プリプレグ自動積層装置、プリプレグ積層体の製造方法及び繊維強化複合材料製造装置 - Google Patents

プリプレグ自動積層装置、プリプレグ積層体の製造方法及び繊維強化複合材料製造装置 Download PDF

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本発明はプリプレグ自動積層装置に関する。特に、複数本のテープ状プリプレグで構成されるプリプレグの層を複数層積層して、所望の平面形状を有するプリプレグ積層体を作製するプリプレグ自動積層装置に関する。また、本発明は、このプリプレグ自動積層装置を用いて行うプリプレグ積層体の製造方法に関する。さらには、該プリプレグ自動積層装置を具備する繊維強化複合材料製造装置に関する。
強化繊維と樹脂とから構成される繊維強化複合材料は、軽量、高強度、高弾性率等の特長により、航空機、スポーツ・レジャー、一般産業に広く応用されている。この繊維強化複合材料は、強化繊維と樹脂とが一体化されて成るプリプレグが複数層積層されて形成されるプリプレグ積層体を加圧成形して製造されることが多い。
プリプレグは、強化繊維で構成される強化繊維層と、この強化繊維層内に含浸された樹脂と、から構成されている。特に、一定方向に引き揃えられた強化繊維で構成される強化繊維層と、この強化繊維層内に含浸された樹脂と、から構成される一方向プリプレグは、繊維の重なり部分がないため樹脂の含浸性が高い。
プリプレグ積層体は、プリプレグが複数層積層されて成る積層体である。プリプレグが一方向プリプレグである場合、プリプレグ積層体に等方性を付与するために、通常、各プリプレグは所定角度θ°(但し、0<θ<90である)を持たせて、例えば〔0°/45°/90°/−45°〕のように積層される。
このようなプリプレグ積層体は、プリプレグを手作業により積層して製造されるか、特許文献1に開示されるような自動積層装置を用いて製造されている。得られたプリプレグ積層体は、所望の形状に切断された後、加圧成形機等を用いて成形される。
特開2006−218720号公報
しかしながら、前述のように製造されるプリプレグ積層体は、以下の問題点がある。
手作業でプリプレグを積層する場合、プリプレグの積層位置や積層角度が乱れると、プリプレグ積層体及びその成形品に不具合を生じさせる場合がある。また、従来の自動積層装置を用いる場合、得られるプリプレグ積層体の平面形状を自在にコントロールすることができない。そのため、成形品の輪郭に合わせてプリプレグ積層体を切断する必要がある。切断されて生じるプリプレグ積層体の端材は廃棄されるため、成形品の製造コストを上昇させている。特に、枠状の形状を有する成形品を製造する場合、大判のプリプレグ積層体が必要になる上に、発生する端材も大量となるため、製造コストを著しく上昇させている。また、大判のプリプレグ積層体を製造するためには、大型の積層装置が必要である。
本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解決し、所望の平面形状を有するプリプレグ積層体を製造するプリプレグ自動積層装置を提供することである。さらには、装置を大型化することなく、大判のプリプレグ積層体を製造するプリプレグ自動積層装置を提供することである。
本発明者らは、積層するプリプレグを複数本のテープ状プリプレグで構成し、各テープ状プリプレグをそれぞれ独立して搬送することにより、各テープ状プリプレグを所望の位置に載置することに想到した。また、この各テープ状プリプレグを載置する載置面を自在に回動させることに想到した。そして、これらの、搬送、回動を自動制御手段によって制御することにより、所望の平面形状及び積層構成を有するプリプレグ積層体を作製できることを見出し、本発明を完成するに至った。
上記課題を解決する本発明は、以下に記載のものである。
〔1〕 複数のプリプレグ片を積層してプリプレグ積層体を製造するプリプレグ自動積層装置であって、
複数のテープ状プリプレグを平行に並べて供給するプリプレグ供給手段と、
複数の単ローラーの軸心を平行にして配設してなる分割ローラーであって、前記プリプレグ供給手段から供給される前記テープ状プリプレグをそれぞれ搬送する分割ローラーと、
前記テープ状プリプレグの載置面を有するターンテーブルであって、前記載置面を所望の角度で回動させる回動手段を備えるとともに、前記テープ状プリプレグの供給方向に沿って前記載置面を往復移動させる往復移動手段Xを備えるターンテーブルと、
前記単ローラー及び前記ターンテーブルの回動手段及び往復移動手段Xをそれぞれ制御する制御部と、
を含んで成るプリプレグ自動積層装置。
即ち、各テープ状プリプレグの載置位置をそれぞれ制御することにより、プリプレグ積層体の各層の平面形状を自在に制御する。また、プリプレグの載置面を回動させることにより、各プリプレグの積層角度を自在に制御する。本発明のプリプレグ自動積層装置は、これらの構成を組み合わせて成る。
本発明のプリプレグ自動積層装置には、以下の構成が付加された装置を含む。
〔2〕 前記ターンテーブルが、前記テープ状プリプレグの供給方向と直交する方向に沿って前記載置面を往復移動させる往復移動手段Yをさらに備えるターンテーブルであって、
前記制御部が往復移動手段Yをさらに制御する制御部である〔1〕に記載のプリプレグ自動積層装置。
往復移動手段Yは、大判のプリプレグ積層体を製造するための構成である(後述)。
〔3〕 前記プリプレグ供給手段が、
炭素繊維を供給する複数のクリールと、
前記複数のクリールから供給されて平行に並べられた複数の炭素繊維に樹脂を含浸する樹脂含浸装置と、
を備える〔1〕に記載のプリプレグ自動積層装置。
即ち、プリプレグ供給手段においてプリプレグの製造を行うとともに、得られたプリプレグをすぐに積層するプリプレグ自動積層装置である。
〔4〕 前記分割ローラーの下方に、前記分割ローラーから搬送される前記テープ状プリプレグをそれぞれ切断してプリプレグ片を作製する複数の単カッターからなる分割カッターが配設されてなり、
前記制御部が該分割カッターをさらに制御する制御部である〔1〕乃至〔3〕の何れかに記載のプリプレグ自動積層装置。
〔4〕に記載の発明は、プリプレグ供給手段からテープ状プリプレグを供給し、分割カッターを用いてこのテープ状プリプレグを切断するプリプレグ自動積層装置である。
〔5〕 前記分割カッターが、離型シート上に載置されたテープ状プリプレグの離型シートを切断せずにテープ状プリプレグのみを切断する分割カッターである〔1〕乃至〔4〕の何れかに記載のプリプレグ自動積層装置。
〔5〕に記載の発明は、プリプレグ供給手段から離型シート付きテープ状プリプレグを供給し、分割カッターを用いてこの離型シート付きテープ状プリプレグの離型シート部分は切断せずにプリプレグ部分のみを切断するプリプレグ自動積層装置である。
〔6〕 テープ状プリプレグの離型シートを巻取り回収する離型シート巻取りロールをさらに備えてなる〔5〕に記載のプリプレグ自動積層装置。
〔6〕に記載の発明は、プリプレグ供給手段から離型シート付きテープ状プリプレグを供給し、分割カッターを用いてこの離型シート付きテープ状プリプレグのプリプレグ部分のみを切断するとともに、離型シート部分は切断せずに離型シート巻取りロールに巻取って回収するプリプレグ自動積層装置である。
〔7〕 複数のテープ状プリプレグを平行に並べて供給するプリプレグ供給工程と、
前記テープ状プリプレグをそれぞれ搬送するプリプレグ搬送工程と、
前記テープ状プリプレグをターンテーブル上に載置するプリプレグ載置工程と、
を含んで成る〔1〕に記載のプリプレグ自動積層装置を用いて行うプリプレグ積層体の製造方法。
〔7〕に記載の発明は、〔1〕に記載のプリプレグ自動積層装置を用いて行うプリプレグ積層体の製造方法である。
〔8〕 前記テープ状プリプレグが、予め必要長に切断された状態で離型シート上に載置されているテープ状プリプレグである〔7〕に記載のプリプレグ積層体の製造方法。
〔8〕に記載の発明は、〔7〕に記載のプリプレグ積層体の製造方法において、予め切断済のプリプレグを用いるプリプレグ積層体の製造方法である。
〔9〕 〔1〕乃至〔6〕の何れかに記載のプリプレグ自動積層装置と、
プリプレグ積層体を加圧成形する成形機と、
前記プリプレグ自動積層装置のターンテーブルの載置面に形成されたプリプレグ積層体を前記成形機に搬送する搬送手段と、
を備える繊維強化複合材料製造装置。
〔9〕に記載の発明は、〔1〕乃至〔6〕のいずれかに記載のプリプレグ自動積層装置でプリプレグ積層体を作製するとともに、これを成形機に搬送して成形する繊維強化複合材料製造装置である。
本発明のプリプレグ自動積層装置は、プリプレグの積層が自動的に行われるため、積層位置や積層角度が正確なプリプレグ積層体を安定的に作製できる。そのため、このプリプレグ積層体を用いて形成された成形品は、その品質が安定する。
本発明のプリプレグ自動積層装置は、小幅のテープ状プリプレグをそれぞれ任意の位置に載置することができるため、プリプレグ積層体の各層の平面形状を自在に制御できる。そのため、目的とする成形品の形状に適した平面形状のプリプレグ積層体を作製できる。その結果、プリプレグ積層体の端材の発生量を削減できる。また、本発明のプリプレグ自動積層装置は、プリプレグの載置面を自在に回動させる回動手段を設けているため、プリプレグ積層体の積層構成を自在に制御できる。
プリプレグ自動積層装置のターンテーブルが往復移動手段Yを有している場合、装置を大型化することなく、大判のプリプレグ積層体を作製できる。
図1は、本発明のプリプレグ自動積層装置の一構成例を示す概略斜視図である。 図2は、図1のプリプレグ自動積層装置100の平面図である。 図3は、従来のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体を示す平面図である。 図4は、本発明のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体を示す平面図である。 図5は、本発明のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体の他の一例を示す平面図である。 図6は、本発明のプリプレグ自動積層装置の他の構成例を示す平面図である。 図7は、本発明のプリプレグ自動積層装置のさらに他の構成例を示す正面図である。 図8は、本発明のプリプレグ自動積層装置のさらに他の構成例を示す正面図である。
図1は、本発明のプリプレグ自動積層装置の一構成例を示す概略斜視図である。図2は、図1のプリプレグ自動積層装置100の平面図である。
図中、100はプリプレグ自動積層装置である。プリプレグ自動積層装置100は、プリプレグ供給手段21と、分割ローラー23と、分割カッター25と、カッター押さえ27と、ガイドローラー29と、載置ローラー31と、ターンテーブル50と、制御手段(不図示)と、から構成されている。
分割ローラー23は、複数(図1においては9組)の単ローラー23a〜23iから構成されている(紙面奥側から順に23a、23b、23c、23d、23e、23f、23g、23h、23iであり、図中23d〜23hは符号を省略してある。後述の分割カッター25、プリプレグ片13についても同様である。)。この単ローラー23a〜23iは、各単ローラーがそれぞれ独立して回転する。この単ローラー23a〜23iは、各軸心を一致させて配設されている。この単ローラー23a〜23iは、不図示の制御手段によりそれぞれ回転が制御される。これにより、各テープ状プリプレグのターンテーブル50側への搬送量がそれぞれ制御される。
分割カッター25は、複数(図1においては9個)の単カッター25a〜25iから構成されている。この単カッター25a〜25iは、各単カッターが不図示の制御手段によりそれぞれ独立して駆動するように制御されている。カッター押さえ27と分割カッター25との間を通過する各テープ状プリプレグは、各単カッターの駆動によりそれぞれ切断される。以下、本明細書において切断されたテープ状プリプレグをプリプレグ片ともいう。これにより、各テープ状プリプレグから形成される各プリプレグ片の長さがそれぞれ制御される。
ガイドローラー29は、分割カッター25により切断されたプリプレグ片が直ちに落下するのを防ぐ役割を有する。載置ローラー31は、各プリプレグを後述のプリプレグ載置面側に押し付ける役割を有する。
ターンテーブル50は、プリプレグの載置面51を有して成り、載置面51を図1中の矢印x及びy方向と水平(即ち、x−y平面と平行)に所望の角度で回動させる回動手段(不図示)を備えるとともに、テープ状プリプレグの供給方向(図1中の矢印a、b方向)に沿って往復移動させる往復移動手段53を備える(以下、この往復移動手段を「往復移動手段X」ともいう。)。即ち、ターンテーブル50の載置面51は、図1中の矢印x及びy方向と水平に回動可能であり、かつ、図1中の矢印a、b方向に往復移動可能に構成されている。
次に、プリプレグ自動積層装置100の動作及びプリプレグ積層体の製造方法について説明する。テープ状プリプレグを用いて積層構成〔0°/90°〕のプリプレグ積層体を製造する場合を以下に説明する。
プリプレグ供給手段21側から供給される各テープ状プリプレグ11a〜11iは、それぞれ単ローラー23a〜23iの1組の対ロール間に挿入される(プリプレグ供給工程)。各単ローラー23a〜23iは、不図示の制御手段によってそれぞれその回転が制御され、各テープ状プリプレグ11a〜11iを分割カッター25側にそれぞれ独立して搬送する。分割カッター25側に搬送された各テープ状プリプレグ11a〜11iは、カッター押さえ27と分割カッター25との間に挿入され、ガイドローラー29及び載置ローラー31を通ってターンテーブル50の上方に搬送される(プリプレグ搬送工程)。
単ローラー23a〜23i、およびガイドローラー29は、テープ状プリプレグのローラーへの巻付を防止するため、ローラーの表面に突起を設け、接触面積を減らすことが好ましい。接触面積を減らすことにより、ローラーからプリプレグが離れやすくなり、ローラーへの巻付等のトラブルを減少させることが可能となる。
テープ状プリプレグ11aが単ローラー23aによって搬送され、テープ状プリプレグ11aの先端部がターンテーブル50の載置面51に到達すると、テープ状プリプレグの搬送速度に合わせてターンテーブル50は矢印x方向に移動する。ターンテーブル50の移動とともに、テープ状プリプレグ11aは載置ローラー31によって載置面51上に載置されていく。
載置ローラー31は、テープ状プリプレグのローラーへの巻付を防止するため、ローラーの表面に突起を設け、接触面積を減らすことが好ましい。接触面積を減らすことにより、ローラーからプリプレグが離れやすくなり、ローラーへの巻付等のトラブルを減少させることが可能となる。
必要量のテープ状プリプレグが搬送され、単カッター25aによってテープ状プリプレグ11aが切断されると、この切断されたテープ状プリプレグはプリプレグ片13aとなり、プリプレグ片13aのすべてが載置されると載置は完了する(プリプレグ載置工程)。テープ状プリプレグ11b〜11iについても同様の動作により、プリプレグ片13b〜13iが作製され、載置面51上にそれぞれ載置される。各プリプレグ片13a〜13iの載置は一部又は全部が同時に進行しても良いし、個別に進行しても良い。本発明のプリプレグ自動積層装置100においては、各プリプレグ片13a〜13iの載置は一部又は全部を同時に行うことが好ましい。以上の動作により、載置面51上に第1層目のプリプレグが載置される。
次に、ターンテーブル50の載置面51が、図1中の矢印x及びy方向と水平に90°回動する。その後、上記と同様の動作により、第2層目のプリプレグが載置される。これにより、第1層目のプリプレグ上に第2層目のプリプレグが載置され、積層構成〔0°/90°〕のプリプレグ積層体が作製される。
上記説明においては、プリプレグの積層数が2層である場合について説明したが、これを繰返すことにより、任意の積層数とすることができる。また、上記説明においては、プリプレグの積層角度は〔0°/90°〕である場合について説明したが、ターンテーブル50の載置面51を所望の角度で回動させることにより、任意の角度で積層することができる。
各テープ状プリプレグ11a〜11iは、それぞれ独立して駆動する単ローラー23a〜23i及び単カッター25a〜25iによってそれぞれ独立にプリプレグ片13a〜13iが作製される。各単ローラー23a〜23i及び単カッター25a〜25iは互いに独立して駆動するので、プリプレグ片13a〜13iはそれぞれ異なる長さとすることができる。また、矢印x方向において、テープ状プリプレグの載置を開始する位置及び載置を終了する位置をそれぞれ異なる位置とすることができる。その結果、プリプレグ積層体の各層の平面形状を自在に制御することができる。
図3は、従来のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体を示す平面図である。図4は、本発明のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体を示す平面図である。図3中、92は従来のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体であり、プリプレグ片92a〜92iから構成されている。プリプレグ片92a〜92iはその長さが同一であり、プリプレグ積層体の平面形状は四角形である。
図4中、12は本発明のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体であり、プリプレグ片12a〜12iから構成されている。プリプレグ片12a、12b、12cはその長さがそれぞれ異なっており、任意の平面形状、例えば略円形のプリプレグ積層体を構成することができる。これらのプリプレグ積層体12、92からそれぞれ円形(図中、破線で示される円)の平板を切り出す場合、プリプレグ積層体12から発生する端材の量は、プリプレグ積層体92から発生する端材の量と比較して少ない。そのため、材料の使用量を抑えることができる。その結果、本発明のプリプレグ自動積層装置を用いることにより、プリプレグ積層体の製造コストは抑制される。
即ち、テープ状プリプレグは、作製しようとするプリプレグ積層体の平面形状に適合するように、必要量のみが載置面に搬送され、必要な箇所において切断される。プリプレグ積層体を加圧成形して得られる成形品の形状に応じて、必要とされるプリプレグ積層体の平面形状は異なる。本発明のプリプレグ自動積層装置を用いる場合、任意の平面形状を有するプリプレグ積層体を直接作製することができる。
図5は、本発明のプリプレグ自動積層装置を用いて作製したプリプレグ積層体の他の一例を示す平面図である。このプリプレグ積層体112は、図4に示されるプリプレグ積層体12の表面の一部に、プリプレグ片12j及び12kがさらに積層されている。即ち、プリプレグの積層枚数が部分的に異なるプリプレグ積層体を作製することができる。これにより、プリプレグ積層体の成形後の成形品を補強等することができる。
得られたプリプレグ積層体は、公知の手法により成形して硬化させることにより複合材料を作製することができる。本プリプレグ積層体は、従来公知の方法、例えば、プレス成形機を用いて加熱加圧することにより、成形された繊維強化複合材料を製造することができる。
図6は、本発明のプリプレグ自動積層装置の他の構成例を示す平面図である。図2のプリプレグ自動積層装置100と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。プリプレグ自動積層装置101は、ターンテーブル50に替えてターンテーブル52を含んで構成されている。このターンテーブル52は、その載置面54をテープ状プリプレグ11の供給方向と直交する方向(図中、矢印d、e方向)に沿って往復移動させる往復移動手段を備えている(以下、この往復移動手段を「往復移動手段Y」ともいう。)。この往復移動手段Yにより、大判のプリプレグ積層体を作製することが可能になる。即ち、プリプレグ供給手段21から供給される複数のテープ状プリプレグ11(図6においては、9列)がターンテーブル52の載置面54にプリプレグ片として載置された後、この載置面54は往復移動手段Yにより移動する。そして、新たにプリプレグ供給手段21から供給される複数のテープ状プリプレグ11(図6においては、9列)がターンテーブル52の載置面54に搬送され、先に載置されたプリプレグ片に隣接して載置される。その結果、18列のプリプレグ片がターンテーブル52の載置面54に載置される。これを繰り返し行うことにより、極めて大判のプリプレグ積層体であっても製造することができる。即ち、テープ状プリプレグ11の供給列数が少ない場合であっても、ターンテーブル52をプリプレグの供給方向と直交する方向に移動させることにより、前記供給列数よりも多い列数で構成されるプリプレグを作製することができる。
図7は、本発明のプリプレグ自動積層装置のさらに他の構成例を示す正面図である。図1のプリプレグ自動積層装置100と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。プリプレグ自動積層装置101のプリプレグ供給手段21は、炭素繊維を供給する複数のクリール61a〜61cと、樹脂含浸装置400と、を具備する。複数のクリール61a〜61cは炭素繊維が巻回されており、ここから供給される炭素繊維はピンガイド62により等間隔に引き揃えられて、テープ状の炭素繊維22が形成される(以下、「炭素繊維テープ」ともいう)。この炭素繊維テープ22は後述の樹脂含浸装置400によって樹脂が塗布含浸されてテープ状プリプレグ11となる。
樹脂含浸装置400は、樹脂タンク63及び65と、混合タンク67と、ミキサー69と、ダイ71と、から構成されている。樹脂タンク63及び65には、炭素繊維テープに含浸せしめる樹脂がストックされている。具体的には、エポキシ樹脂とその硬化剤が例示される。この樹脂タンク63及び65内の樹脂は、ポンプを用いてそれぞれミキサー69に送られ、ここで両樹脂が混合されて樹脂組成物となり、混合タンク67内に送られてさらに混合される。次いで、混合タンク67内の樹脂組成物は、ポンプを用いてダイ71に送られる。ダイ71に送られた樹脂組成物は、前述の炭素繊維テープ22上に均一な厚さで塗布され、炭素繊維テープ22内に含浸されてテープ状プリプレグ11となる。このとき、樹脂組成物は半硬化(B−ステージ)状態である。その後、このテープ状プリプレグ11は前述のとおり積層されてプリプレグ積層体が作製される。樹脂組成物には、これらを溶解する溶剤が含まれていても良い。樹脂組成物の塗布の際、炭素繊維テープは離型シート上に載置されていることが好ましい。離型シートとしては、離型紙や離型フィルムが例示される。
図7中、200はプリプレグ積層体の搬送手段であり、300は成形機である。前記ターンテーブルの載置面に形成されたプリプレグ積層体は、搬送手段200を用いて成形機300に搬送され、ここで加熱及び加圧されて成形される。
プリプレグを構成する樹脂としては、短時間で硬化するエポキシ樹脂が好適に使用される。プリプレグ積層体は成形機の金型で成形されるとともに、金型内で硬化していく。金型は樹脂の硬化を促進するために高温に保持されているのが一般的である。エポキシ樹脂を用いている場合、3〜5分間で成形及び硬化は完了する。金型の温度を下げた後、成形品は型から取り出される。
図8は、本発明のプリプレグ自動積層装置のさらに他の構成例を示す正面図である。図7のプリプレグ自動積層装置100と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。プリプレグ供給手段21は、炭素繊維を供給する複数のクリール61a〜61cと、離型紙83を供給する離型紙供給ロール81と、樹脂含浸装置400と、を具備する。また、ガイドローラー29と載置ローラー31との間に、離型紙巻取りロール85を具備する。複数のクリール61a〜61cは炭素繊維が巻回されており、ここから供給される炭素繊維はピンガイド62により等間隔に引き揃えられて、炭素繊維テープ22が形成される。離型紙ロール81には離型紙83が巻回されており、ここから供給される離型紙83の上には炭素繊維テープ22が載置される。炭素繊維テープ22は、離型紙83上で樹脂が塗布含浸されてテープ状プリプレグ11となる。
その後、テープ状プリプレグ11は、離型紙83に載置されている状態で、分割ローラー23によってそれぞれ搬送され、分割カッター25によってそれぞれ切断される。この切断の際、離型紙83に載置されているテープ状プリプレグ11は、テープ状プリプレグ11のみが切断され、離型紙83は切断されずに離型紙巻取りロール85に回収される。このような切断を行う方法としては、超音波カッターを用いる方法が例示される。その後、テープ状プリプレグ11は前述のとおり積層されてプリプレグ積層体が作製される。このプリプレグ自動積層装置102を用いる場合、テープ状プリプレグ11は離型紙83とともに搬送されるため、テープ状プリプレグ11に含浸されている樹脂の物性に起因する不具合が抑制される。
本発明においては、プリプレグ積層体は、予め作製されているテープ状プリプレグを原料としても良い。また、テープ状プリプレグは、予め所定の長さで切断されたプリプレグ片が離型シート上に載置されているテープ状プリプレグを用いてもよい。この場合、プリプレグ自動積層装置には分割カッターを設ける必要がない。本発明のプリプレグ自動積層装置のプリプレグ供給手段において、炭素繊維テープに樹脂を含浸させてプリプレグを作製した後、積層することが好ましい。
分割ローラー23を構成する単ローラーは、5〜50組であることが好ましく、8〜30組であることがより好ましい。5組未満である場合、プリプレグの積層に長時間を要する。50組を超える場合、装置が大型化する。上記の説明では、各単ローラーは、その軸心を一致させて配設されている場合について説明したが、これに限らず、各単ローラーは、各軸心を平行にして配設されていれば良い。具体的には、千鳥配列が例示される。
分割カッター25を構成する単カッターは、5〜50組であることが好ましく、8〜30組であることがより好ましい。通常、単カッターは、上記単ローラーと同じ数で構成される。
テープ状プリプレグ1本の幅は1〜50mmであることが好ましく、10〜40mmであることがより好ましい。1mm未満である場合、隣接するローラーとの距離が近すぎ、プリプレグテープの供給と切断を個別に行うことが困難となる。50mmを超える場合、所望の平面形状を得難くなる。テープ状プリプレグ1本の幅は、分割ローラーを構成する単ローラーの幅及び分割カッターを構成する単カッターの幅と略同一である。
載置面51の回動手段は、載置面51のみを回転軸に接続し、該載置面51のみを回動させても良いし、ターンテーブル50全体を回動させても良い。回動手段による回動角度は、少なくとも180°回動させることができれば、あらゆる積層構成のプリプレグ積層体を作製することができる。回動手段はモーター等公知の手段で構成すればよい。
載置面51の往復移動手段Xは、載置面51のみを往復移動させても良いし、ターンテーブル50全体を往復移動させても良い。
プリプレグの粘着性が高い場合、各ローラーにテープ状プリプレグが巻き付いたり、各ローラーに樹脂が付着したりする。そのため、テープ状プリプレグは離型シートとともに搬送し、ターンテーブルの載置面に載置する前に、該離型シートから剥離することが好ましい。プリプレグと離型シートとの粘着力よりも、プリプレグとローラーとの粘着力の方が小さければ、ローラー側への巻き付きが効果的に抑制される。
同様の理由により、各ローラーは、ローラー表面に凹凸等を形成してプリプレグとの接触面積を小さくすることが好ましい。凹凸は、プリプレグとの接触面積が1/5以下になるように形成することが好ましく、1/8以下であることがより好ましい。ローラー表面の摩擦抵抗を下げるために、ローラーをテフロン(デュポン社の登録商標)、セラミックのような材料で構成するか、該材料でローラー表面をコーティングするのも有効である。
100、101、102・・・プリプレグ自動積層装置
11、11a〜11k・・・テープ状プリプレグ
12、92・・・プリプレグ積層体
12a〜12i、92a〜92i・・・プリプレグ片
13a〜13i・・・プリプレグ片
21・・・プリプレグ供給手段
22・・・炭素繊維テープ
23・・・分割ローラー
23a〜23i・・・単ローラー
25・・・分割カッター
25a〜25i・・・単カッター
27・・・カッター押さえ
29・・・ガイドローラー
31・・・載置ローラー
50、52・・・ターンテーブル
51、54・・・載置面
53・・・往復移動手段X
61a〜c・・・クリール
62・・・ピンガイド
63、65・・・樹脂タンク
67・・・混合タンク
69・・・ミキサー
71・・・ダイ
81・・・離型紙供給ロール
83・・・離型紙
85・・・離型紙巻取りロール
200・・・搬送手段
300・・・成形機
400・・・樹脂含浸装置

Claims (9)

  1. 複数のプリプレグ片を積層してプリプレグ積層体を製造するプリプレグ自動積層装置であって、
    複数のテープ状プリプレグを平行に並べて供給するプリプレグ供給手段と、
    複数の単ローラーの軸心を平行にして配設してなる分割ローラーであって、前記プリプレグ供給手段から供給される前記テープ状プリプレグをそれぞれ搬送する分割ローラーと、
    前記テープ状プリプレグの載置面を有するターンテーブルであって、前記載置面を所望の角度で回動させる回動手段を備えるとともに、前記テープ状プリプレグの供給方向に沿って前記載置面を往復移動させる往復移動手段Xを備えるターンテーブルと、
    前記単ローラー及び前記ターンテーブルの回動手段及び往復移動手段Xをそれぞれ制御する制御部と、
    を含んで成るプリプレグ自動積層装置。
  2. 前記ターンテーブルが、前記テープ状プリプレグの供給方向と直交する方向に沿って前記載置面を往復移動させる往復移動手段Yをさらに備えるターンテーブルであって、
    前記制御部が往復移動手段Yをさらに制御する制御部である請求項1に記載のプリプレグ自動積層装置。
  3. 前記プリプレグ供給手段が、
    炭素繊維を供給する複数のクリールと、
    前記複数のクリールから供給されて平行に並べられた複数の炭素繊維に樹脂を含浸する樹脂含浸装置と、
    を備える請求項1に記載のプリプレグ自動積層装置。
  4. 前記分割ローラーの下方に、前記分割ローラーから搬送される前記テープ状プリプレグをそれぞれ切断してプリプレグ片を作製する複数の単カッターからなる分割カッターが配設されてなり、
    前記制御部が該分割カッターをさらに制御する制御部である請求項1乃至3の何れか1項に記載のプリプレグ自動積層装置。
  5. 前記分割カッターが、離型シート上に載置されたテープ状プリプレグの離型シートを切断せずにテープ状プリプレグのみを切断する分割カッターである請求項4に記載のプリプレグ自動積層装置。
  6. テープ状プリプレグの離型シートを巻取り回収する離型シート巻取りロールをさらに備えてなる請求項5に記載のプリプレグ自動積層装置。
  7. 複数のテープ状プリプレグを平行に並べて供給するプリプレグ供給工程と、
    前記テープ状プリプレグをそれぞれ搬送するプリプレグ搬送工程と、
    前記テープ状プリプレグをターンテーブル上に載置するプリプレグ載置工程と、
    を含んで成る請求項1に記載のプリプレグ自動積層装置を用いて行うプリプレグ積層体の製造方法。
  8. 前記テープ状プリプレグが、予め必要長に切断された状態で離型シート上に載置されたテープ状プリプレグである請求項7に記載のプリプレグ積層体の製造方法。
  9. 請求項1乃至6の何れか1項に記載のプリプレグ自動積層装置と、
    プリプレグ積層体を加圧成形する成形機と、
    前記プリプレグ自動積層装置のターンテーブルの載置面に形成されたプリプレグ積層体を前記成形機に搬送する搬送手段と、
    を備える繊維強化複合材料製造装置。
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