JP6183425B2 - 空気調和機 - Google Patents

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本発明は、冷凍回路を用いて空気調和を行う空気調和機に関する。
従来から、空気調和機では、室外熱交換器に着いた霜を取るために除霜運転が行われている。例えば特許文献1(特開2007−155261号公報)や特許文献2(特開2013−130341号公報)などに開示されているように、暖房時にもかかわらず、室外熱交換器についた霜を取るために室外熱交換器から膨張機構を経て室内熱交換器へと冷媒を循環させる逆サイクルデフロスト運転を行なわせる空気調和機がある。
特許文献1や特許文献2に記載されている逆サイクルデフロスト運転が行われると、室外熱交換器の霜が融けることによる冷媒状態の変化に起因して室内熱交換器に流れる冷媒の冷媒流れ音が大きくなるという問題が生じる。
本発明の課題は、逆サイクルデフロスト運転において冷媒流れ音が大きくなることによる不快感を低減するとともに、逆サイクルデフロスト運転によって除霜するのに必要な時間を短縮することである。
本発明の第1観点に係る空気調和機は、圧縮機、室内熱交換器、膨張機構及び室外熱交換器の順に冷媒を流して蒸気圧縮式冷凍サイクルを繰り返す正サイクルと圧縮機、室外熱交換器、膨張機構及び室内熱交換器の順に冷媒を流して蒸気圧縮式冷凍サイクルを繰り返す逆サイクルとを切換可能な冷凍回路と、室内熱交換器に室内空気の気流を発生させる室内ファンと、を備え、逆サイクルで冷凍回路に冷媒を流して室外熱交換器の除霜を行う逆サイクルデフロスト運転において、室内ファンを止めて逆サイクルデフロスト運転を開始させ、室内熱交換器における冷媒流れ音が最大となるピークを含む第1時間帯に室内ファンを一時的に駆動する。
この空気調和機では、逆サイクルデフロスト運転において、室内熱交換器における冷媒流れ音が最大となるピークを含む第1時間帯に室内ファンを一時的に駆動するので、室内ファンが駆動するときの音によって室内熱交換器における冷媒流れ音を目立たなくすることができることから、冷媒流れ音を低減するために冷媒の循環量の削減を抑制して冷媒の循環量が多い状態を保つことができる。
本発明の第2観点に係る空気調和機は、第1観点に係る空気調和機において、室外熱交換器の室外熱交換器温度を測定する室外熱交換器用温度センサをさらに備え、室外熱交換器用温度センサが検知する室外熱交換器温度から第1時間帯を判定する、ものである。
この空気調和機では、室外熱交換器温度から第1時間帯が判定されるので、空気調和機の使用状況の違いや霜の付き具合などによって冷媒流れ音が最大となるピークが発生する時間が変動しても、室内ファンの駆動する第1時間帯に冷媒流れ音のピークを確実に含めることができる。
本発明の第3観点に係る空気調和機は、第2観点に係る空気調和機において、室外熱交換器用温度センサが0℃近傍で一定の温度を検知している状態から室外熱交換器用温度センサの検知温度が上昇を始めた時を、室内ファンを停止させて除霜している第2時間帯から第1時間帯に変更するタイミングであると判定する、ものである。
この空気調和機では、室外熱交換器用温度センサが0℃近傍で一定の温度を検知している状態から室外熱交換器用温度センサの検知温度が上昇を始めた時を第1時間帯の開始時間と判定するので、簡単かつ確実に第1時間帯の開始点を決定することができる。
本発明の第4観点に係る空気調和機は、第1観点から第3観点のいずれかに係る空気調和機において、第1時間帯が過去に計測されたピークの発生時間を含むように設定されている、ものである。
この空気調和機では、第1時間帯が過去に計測されたピークの発生時間を含むように設定されているので、ピークの発生時間に室内ファンの駆動のタイミングを合わせ易くなる。
本発明の第5観点に係る空気調和機は、第1観点から第4観点のいずれかに係る空気調和機において、第1時間帯に室内ファンを駆動するファン駆動除霜と第1時間帯に室内ファンを停止させるファン停止除霜とを選択的に設定できるように構成されている、ものである。
この空気調和機では、ファン駆動除霜とファン停止除霜とを選択的に設定できるので、性能を優先したいときと冷風感の防止を優先したいときとで要望に合わせて空気調和機の状態を変更することができる。
本発明の第6観点に係る空気調和機は、第5観点に係る空気調和機において、ファン駆動除霜のときの圧縮機の運転周波数がファン停止除霜のときの圧縮機の運転周波数よりも大きくなるように設定されている、ものである。
この空気調和機では、ファン駆動除霜のときの圧縮機の運転周波数がファン停止除霜のときの圧縮機の運転周波数よりも大きくなるように設定されていることから 性能の向上が顕著になる一方、圧縮機の運転周波数を大きくしたことにより多少室内熱交換器で発生する冷媒流れ音が大きくなっても室内ファンの駆動によって冷媒流れ音が目立たなくなるため不快な感じを与えないようにすることができる。
本発明の第1観点に係る空気調和機では、冷媒の循環量が多く且つ室内ファンが一時的に駆動されることによって、不快感を低減しながら逆サイクルデフロスト運転を短縮することができる。
本発明の第2観点に係る空気調和機では、冷媒流れ音のピークに室内ファンの駆動する音を確実に重ね合わせて不快感を低減することができる。
本発明の第3観点に係る空気調和機では、冷媒流れ音のピークに室内ファンの駆動する音を確実に重ね合わせて不快感を低減することができる手段を簡単に実現できる。
本発明の第4観点に係る空気調和機では、冷媒流れ音のピークに室内ファンの駆動する音を高い確率で重ね合わせることができる構成を安価に実現できる。
本発明の第5観点に係る空気調和機では、性能を優先したいときと冷風感の防止を優先したいときで設定を選択できることから利便性が向上する。
本発明の第6観点に係る空気調和機では、不快感を増加させずに性能の向上を図ることができる。
実施形態に係る空気調和機の外観を示す斜視図。 実施形態に係る空気調和機の構成の概要を示す回路図。 図1のI−I線に沿って切断した断面図。 室外機と室内機の間の主な信号の遣り取りの概要を示すタイミングチャート。 (a)圧縮機の運転周波数に関するタイミングチャート、(b)除霜要求フラグに関するタイミングチャート、(c)除霜中フラグに関するタイミングチャート、(d)除霜終了準備フラグに関するタイミングチャート、(e)室内ファン上限制限に関するタイミングチャート、(f)圧縮機のON/OFFに関するタイミングチャート、(g)四路切換弁の切換に関するタイミングチャート。 (a)四路切換弁の切換に関するタイミングチャート、(b)室外ファンON/OFFに関するタイミングチャート、(c)室内ファンの回転数に関するタイミングチャート、(d)室内熱交換器温度の経時変化の一例を示すグラフ、(e)フラップ位置に関するタイミングチャート、(f)室外熱交換器温度の経時変化の一例を示すグラフ。 垂直フラップの動作を説明するための部分破断斜視図。 (a)室外熱交換器温度の経時変化の一例を示すグラフ、(b)冷媒流れの音に関するグラフ。
(1)空気調和機の構成の概要
本発明の一実施形態に係る空気調和機の構成の概要について図1及び図2を用いて説明する。図1に示す空気調和機1は、室内の壁面WLなどに取り付けられる室内機2と、屋外に設置される室外機3とを備えている。図2は、空気調和機1の回路図である。この空気調和機1は、冷凍回路10を備えており、冷凍回路10の中の冷媒を循環させることにより蒸気圧縮式冷凍サイクルを実行することができる。この冷凍回路10に冷媒を循環させるために、連絡配管4によって、室内機2と室外機3が接続されている。
(1−1)冷凍回路10
冷凍回路10は、圧縮機11と、四路切換弁12と、室外熱交換器13と、膨張機構14と、アキュムレータ15と、室内熱交換器16とを備えている。吸入口から冷媒を吸入して圧縮した冷媒を吐出口から吐出する圧縮機11は、吐出口から吐出した冷媒を四路切換弁12の第1ポートに対して送出する。
四路切換弁12は、空気調和機1が暖房運転をするとき、破線で示されているように、第1ポートと第4ポートとの間で冷媒を流通させると同時に第2ポートと第3ポートの間で冷媒を流通させる。また、空気調和機1が冷房運転をするとき及び逆サイクルデフロスト運転をするとき、実線で示されているように、四路切換弁12は、第1ポートと第2ポートの間で冷媒を流通させると同時に第3ポートと第4ポートの間で冷媒を流通させる。
室外熱交換器13は、四路切換弁12の第2ポートとの間でガス冷媒を主に流通させるためのガス側出入口を有するとともに、膨張機構14との間で液冷媒を主に流通させるための液側出入口を有している。室外熱交換器13は、室外熱交換器13の液側出入口とガス側出入口との間に接続された伝熱管(図示せず)を流れる冷媒と室外空気との間で熱交換を行なわせる。
膨張機構14は、室外熱交換器13と室内熱交換器16との間に配置されている。膨張機構14は、室外熱交換器13と室内熱交換器16の間を流れる冷媒を膨張させて減圧する機能を有している。
室内熱交換器16は、膨張機構14との間で液冷媒を流通させるための液側出入口を有するとともに、四路切換弁12の第4ポートとの間でガス冷媒を流通させるためのガス側出入口を有している。室内熱交換器16は、室内熱交換器16の液側出入口とガス側出入口との間に接続された伝熱管16a(図3参照)を流れる冷媒と室内空気との間で熱交換を行なわせる。
四路切換弁12の第3ポートと圧縮機11の吸入口との間には、アキュムレータ15が配置されている。アキュムレータ15では、四路切換弁12の第3ポートから圧縮機11に流れる冷媒がガス冷媒と液冷媒とに分離される。そして、アキュムレータ15から圧縮機11の吸入口には主にガス冷媒が供給される。
(1−2)冷凍回路10以外の構成
室外機3は、室外熱交換器13を通過する室外空気の気流を発生させるための室外ファン21を備えている。また、室外機3は、室外空気の温度を測定するための室外温度センサ22と、室外熱交換器13の温度を測定するための室外熱交換器用温度センサ23とを備えている。さらに、室外機3は、圧縮機11、四路切換弁12、膨張機構14及び室外ファン21を制御する室外側制御装置24を備えている。この室外側制御装置24は、例えばCPU(図示せず)とメモリー(図示せず)を含んでおり、記憶されているプログラムなどに従って室外機3の制御を行うことができる構成になっている。そして、室外側制御装置24は、室外温度センサ22及び室外熱交換器用温度センサ23が測定した温度に関する信号を受信するために、室外温度センサ22及び室外熱交換器用温度センサ23に接続されている。
室内機2は、室内熱交換器16を通過する室内空気の気流を発生させるための室内ファン31を備えている。また、室内機2は、室内空気の温度を測定するための室内温度センサ32と、室内熱交換器16の温度を測定するための室内熱交換器用温度センサ33とを備えている。さらに、室内機2は、室内ファン31を制御する室内側制御装置34を備えている。この室内側制御装置34は、例えばCPU(図示せず)とメモリー(図示せず)を含んでおり、記憶されているプログラムなどに従って室外機3の制御を行うことができる構成になっている。そして、室内側制御装置34は、室内温度センサ32及び室内熱交換器用温度センサ33が測定した温度に関する信号を受信するために、室内温度センサ32及び室内熱交換器用温度センサ33に接続されている。
また、室外側制御装置24と室内側制御装置34とは、相互に信号線で接続され、互いに信号を送受信できるように構成されている。
(1−3)室内機2の詳細な構成
図3には、図1のI−I線に沿って切断した室内機の断面が示されている。室内機2は、ケーシング41と、室内熱交換器16と、室内ファン31と、エアフィルタ42と、水平フラップ43と、垂直フラップ49とを備えている。
ケーシング41の上面には、上面吸込口44が設けられている。この上面吸込口44から上面吸込口44近傍の室内空気が室内ファン31の駆動によってケーシング41内部へと取り込まれ、断面形状が逆V字状である室内熱交換器16に送られる。図3の破線の矢印Aが、上面吸込口44から室内熱交換器16を介して室内ファン31へと送られる室内空気の流れを表している。
ケーシング41の下面には、下面吸込口45と、吹出口46とが形成されている。下面吸込口45は、吹出口46よりも壁側に設けられており、吸込流路47によってケーシング41の内部と繋がっている。下面吸込口45からは、下面吸込口45近傍の室内空気が、室内ファン31の駆動によってケーシング41内部へと取り込まれ、吸込流路47を通って室内熱交換器16へと送られる。図3の破線の矢印Bが、下面吸込口45から室内熱交換器16へと送られる室内空気の流れを表している。
吹出口46は、下面吸込口45よりも室内機2の正面側に設けられており、吹出流路48によってケーシング41の内部と繋がっている。上面吸込口44及び下面吸込口45から吸い込まれ室内空気は、室内熱交換器16にて熱交換された後、吹出流路48を通って吹出口46から室内へと吹き出される。図3の破線の矢印Cが、吹出流路48から吹出口46を介して室内へと送られる空気の流れを表している。
吹出口46付近には、2枚の水平フラップ43がケーシング41に対して回動可能に取り付けられている。水平フラップ43は、フラップ駆動用モータ(図示せず)によって回動し、室内機2の運転状態に応じて吹出口46を開閉する。さらに、水平フラップ43は、吹出口46から吹き出された室内空気がユーザの所望する方向へと案内されるように、室内空気の吹き出し方向を上下に変更する機能を有する。また、吹出口46付近には、垂直フラップ49がケーシング41に対して回動可能に取り付けられている。垂直フラップ49は、フラップ駆動用モータ(図示せず)によって回動し、室内空気の吹き出し方向を左右に変更する機能を有する。
(2)暖房運転、冷房運転及び逆サイクルデフロスト運転の概要
(2−1)暖房運転
空気調和機1の暖房運転のときは、四路切換弁12は、図2に示された破線の状態に切り換わる。すなわち、圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁12を介して室内熱交換器16に流れ込む。このとき、室内熱交換器16は、凝縮器として機能する。そのため、室内熱交換器16の中を流れるに従って、冷媒は、室内空気との熱交換によって室内空気を暖めて自身が冷やされ、凝縮してガス冷媒から液冷媒に変化する。室内熱交換器16で温度を奪われた低温高圧の冷媒は、膨張機構14によって減圧されて低温低圧の冷媒に変化する。膨張機構14を経て室外熱交換器13に流れ込んだ冷媒は、室外空気との熱交換によって暖められ、蒸発して液冷媒からガス冷媒に変化する。このとき、室外熱交換器13は、蒸発器として機能している。そして、室外熱交換器13から四路切換弁12及びアキュムレータ15を介して、主に低温のガス冷媒からなる冷媒が圧縮機11に吸入される。このような圧縮機11、室内熱交換器16、膨張機構14及び室外熱交換器13の順に冷媒を流して、このような蒸気圧縮式冷凍サイクルを繰り返すのが正サイクルである。
(2−2)冷房運転
空気調和機1の冷房運転のときは、四路切換弁12は、図2に示された実線の状態に切り換わる。すなわち、圧縮機11から吐出された高温高圧のガス冷媒は、四路切換弁12を介して室外熱交換器13に流れ込む。このとき、室外熱交換器13は、凝縮器として機能する。そのため、室外熱交換器13の中を流れるに従って、冷媒は、室外空気との熱交換によって冷やされ、凝縮してガス冷媒から液冷媒に変化する。室外熱交換器13で温度を奪われた低温高圧の冷媒は、膨張機構14によって減圧されて低温低圧の冷媒に変化する。膨張機構14を経て室内熱交換器16に流れ込んだ冷媒は、室内空気との熱交換によって室内空気を冷やして自身が暖められ、蒸発して液冷媒からガス冷媒に変化する。このとき、室内熱交換器16は、蒸発器として機能している。そして、室内熱交換器16から四路切換弁12及びアキュムレータ15を介して、主に低温のガス冷媒からなる冷媒が圧縮機11に吸入される。
(2−3)逆サイクルデフロスト運転
逆サイクルデフロスト運転は、暖房運転が行なわれたことで室外熱交換器13に付着した霜を取るために行われる。従って、暖房運転の途中で逆サイクルデフロスト運転に切り換わり、逆サイクルデフロスト運転が終了すると再び暖房運転に復帰する。逆サイクルデフロスト運転では、冷房運転と同じように、四路切換弁12が、図2に示された実線の状態に切り換わる。そして、逆サイクルデフロスト運転でも、冷房運転と同様の蒸気圧縮式冷凍サイクルが繰り返される。つまり、暖房運転時の正サイクルとは逆に、逆サイクルデフロスト運転で行なわれるのは、圧縮機11、室外熱交換器13、膨張機構14及び室内熱交換器16の順に冷媒を流して蒸気圧縮式冷凍サイクルを繰り返す逆サイクルである。
逆サイクルデフロスト運転を入るときには、図3に示されているように、暖房制御が行なわれているときに、室外機3が、室外側制御装置24で除霜を行うことを決定する。室外機3で除霜を行うことを決定すると、室外機3の室外側制御装置24から室内機2の室内側制御装置34に除霜要求信号SG1が送信される。室内機2は、室内側制御装置34が除霜要求信号SG1を受信すると、除霜運転のための準備を始める。例えば、補助的に室内空気を暖める電気ヒータを内蔵している場合には、室内側制御装置34が、電気ヒータ(図示せず)をオフした後しばらく室内ファン31をオンしたままにして電気ヒータが冷却されたときに除霜運転のための準備を完了する。
室内機2の除霜運転の準備が完了すると、室内側制御装置34は、除霜許可信号SG2を室外側制御装置24に送信する。室外側制御装置24は、除霜許可信号SG2を受信すると除霜制御を開始し、除霜中であることを示す信号SG3を室内側制御装置34に送信する。
室外機3で、除霜が終了したと室外側制御装置24が判断すると、室外側制御装置24から室内機2の室内側制御装置34に通常の暖房運転に戻ることを通知する通常通知信号SG4が送信される。通常通知信号SG4を受信した室内機2は、暖房運転のための暖房制御に復帰する。
(3)逆サイクルデフロスト運転時の動作
逆サイクルデフロスト運転時の空気調和機1の動作について、図5(a)〜図5(g)及び図6(a)〜図6(f)に示されているタイミングチャートを用いて説明する。これらのタイミングチャートの関係をわかり易くするために、両方の図面に四路切換弁の動作を示している(図5(g)と図6(a)参照)。
図5(b)に示されている除霜要求フラグのチャートでは、時刻t1に除霜要求フラグが0から1に変化し、除霜要求信号SG1が時刻t1に送信されたことが分かる。また時刻t1には、図5(e)に示されているように、除霜要求信号SG1を受信した室内機2で、室内ファン31の回転数の上限制限が、通常の暖房運転時の制限から除霜用の制限に切り換えられる。また、室外機3では、室外側制御装置24により、時刻t1から圧縮機11の運転周波数を徐々に下げる制御が開始される。
圧縮機11のON/OFFを示すタイミングチャート(図5(f)参照)を見ると、時刻t2で圧縮機11がOFFされたことが分かる。圧縮機11がOFFされて圧縮機11の運転周波数が0になることにより(図5(a)参照)、四路切換弁12の室内熱交換器16の側と室外熱交換器13の側の圧力が同程度になる均圧が行われる。また、時刻t2に、除霜中フラグを示すタイミングチャート(図5(c)参照)が0から1に変化し、室外機3から除霜中を示す信号SG3が送信されたことが分かる。
図5(g)に示されているように、均圧が行われて四路切換弁12の切り換えが可能になった後、時刻t3において、四路切換弁12が暖房側から冷房側に切り換えられる。つまり、図2の破線の接続状態から実線の接続状態に切り換えられる。四路切換弁12が切り換わると、その後圧縮機11が駆動を始める(時刻t5)。
室内ファン31は、四路切換弁12が切り換わった時刻t3から少し経った時刻t4に停止される。このような制御を行うために、室内側制御装置34は、除霜中フラグが0から1になったタイミングで内蔵しているタイマーによるカウントを開始する。そして、室内側制御装置34は、時刻t4に室内ファン31を停止させることができるように、室内ファン31の停止タイミングを第1所定時間だけ遅延させる(図6(c)参照)。
また、室外ファン21も、室内ファン31の停止から少し遅れて時刻t6に停止される。このような制御を行うために、室外側制御装置24は、除霜中フラグが0から1になったタイミングで内蔵しているタイマーによるカウントを開始する。そして、室外側制御装置24は、時刻t6に室外ファン21を停止させることができるように、室外ファン21の停止タイミングを遅延させる。
(3−1)風向調整羽根の吹出空気拡散状態への移行
室内側制御装置34は、室内ファン31が停止した時刻t4からタイマーで経過した時間をカウントして、第2所定時間が経過した時刻t7から風向調整羽根が吹出空気拡散状態になるように移動を開始する。具体的には、風向調整羽根である水平フラップ43及び垂直フラップ49の移動を開始し、水平フラップ43により吹出される気流が水平か又は水平よりも上に向かうようにかつ、垂直フラップ49により左右に気流が広がる吹出空気拡散状態になるように移動させる。そして、次に室内ファン31が駆動されるまでに吹出空気拡散状態への移行を完了する(図6(e)参照)。
吹出空気拡散状態では、図3に示されているように、水平フラップ43が上吹きの状態になって、水平フラップ43により吹出される気流が水平か又は水平よりも上に向かう。また、吹出空気拡散状態では、図7に示されているように、ケーシング41の長手方向の中央よりも右側にある水平フラップ43xが右側に傾き、ケーシング41の長手方向の中央よりも左側にある水平フラップ43yが左側に傾く。
(3−2)室内ファンの駆動の第1態様
除霜制御が始まる時刻t2以降、図6(d)に示されているように、室内熱交換器用温度センサ33で測定している室内熱交換器16の温度が徐々に低下していく。室内熱交換器用温度センサ33の測定値を監視している室内側制御装置34は、室内熱交換器16の温度が所定温度例えば−20℃以下になった時点(時刻t7)で、室内ファン31を駆動させる(図6(c)参照)。室内ファン31が駆動されなければ、図6(d)に二点鎖線で示されているように室内熱交換器16の温度が下がり続ける。ところが、室内ファン31が駆動されることにより、温かい室内空気と冷媒の間で熱交換が起こるので、室内熱交換器16の温度が徐々に上がる。室内ファン31が駆動されるタイミングは、水平フラップ43及び垂直フラップ49が吹出空気拡散状態に移行した後に設定されているのが好ましい。室内ファン31が駆動されたときに既に水平フラップ43が上吹き状態になり、垂直フラップ49が左右に気流を広げる状態になっているので、暖房時であるにもかかわらず室内機2から冷風が吹出しても室内機2よりも低い位置にいるユーザに冷風が届くときには冷風が拡散されて室内空気と混ざりあうことによってユーザが冷風の吹き出しを感じ難くなる。なお、逆サイクルデフロスト運転のときに、水平フラップ43及び垂直フラップ49は、吹出空気拡散状態を維持する。
時刻t7から室内ファン31が駆動を開始すると同時に、室内側制御装置34は、タイマーによるカウントを開始する。室内側制御装置34は、第3所定時間だけ室内ファン31を駆動して、時刻t8に室内ファン31を停止する(図6(c)参照)。この第3所定時間は、例えば数秒から数十秒の範囲内で適当な値に設定されている。この時刻t7から時刻t8までの室内ファン31の回転数は、できる限り小さく設定される。具体的には、通常の暖房運転時に駆動している室内ファン31の設定可能なファン風量が最低になる回転数に設定される。あるいは、暖房運転時の室内ファン31の制御とは区別して逆サイクルデフロスト運転時用にファン風量の設定ができるように構成して、室内ファン31のファン風量が、通常の暖房運転時に駆動している室内ファン31の設定可能なファン風量の最低よりもさらに小さいファン風量に設定されてもよい。
(3−3)逆サイクルデフロスト運転の終了
室外側制御装置24は、圧縮機11が動き始める時刻t5からタイマーでカウントして第3所定時間の経過を判断する。第3所定時間は、不十分な状態で逆サイクルデフロスト運転が解除されないようにするのに十分な時間である。そして、第3所定時間が経過した後に、室外側制御装置24は、除霜解除の判定を開始する。
図6(f)に示されているように、室外熱交換器用温度センサ23が測定する室外熱交換器13の温度は、圧縮機11の運転周波数が低下する時刻t1から上昇をはじめ、室外熱交換器13に付着している霜が融け始めると、ほぼ0℃で一定する。さらに、逆サイクルデフロスト運転が継続して付着していた霜が融けてなくなると再び室外熱交換器13の温度が上昇を始める。そして、室外熱交換器13の温度が、第1設定温度Ta℃に達すると、室外側制御装置24は、逆サイクルデフロスト運転を停止する除霜解除を決定する(時刻t9)。
除霜解除が決定されると圧縮機11の運転周波数を除霜時周波数に変更するとともに、除霜解除の準備を始めるための除霜解除準備信号を室内側制御装置34に送信する(図5(d)参照)。なお、除霜時周波数は、一定値ではなく、各タイミングで適宜変更される。除霜解除準備信号を受信した室内側制御装置34は、内蔵しているカウンターによって時刻t9からの経過時間のカウントを開始し、第5所定時間の経過を監視している。室外側制御装置24は、時刻t9から第5所定時間が経過した時刻t12に、除霜解除準備を終了して圧縮機11を停止させる(図5(f)参照)。
室外側制御装置24は、圧縮機11を停止してから第6所定時間が経過した時刻t13に四路切換弁12の切り換えを行う(図5(g)参照)。この時刻t13の時点で、室内ファン31の上限制限が除霜用から通常の状態に戻される(図5(e)参照)。この時刻t13までに、水平フラップ43及び垂直フラップ49が除霜中の位置すなわち吹出空気拡散状態から通常状態に戻される(図6(e)参照)。また、この時刻t13に、室外側制御装置24は、室外ファン21の駆動を開始する(図6(b)参照)。
時刻t13から少し遅れた時刻t14に、室外側制御装置24から室内側制御装置34に通常通知信号SG4が送信される(図5(b)参照)。そして、室内側制御装置34は、時刻t14から室内ファン31が暖房運転に合わせて駆動を開始するように制御する。
(3−4)室内ファンの駆動の第2態様
図6(c)に示されているように、時刻t10から時刻t11の間にも、室内ファン31が一時的に駆動される。この時刻t10から時刻t11の間に行なわれる室内ファン31の駆動の第2態様について、図8(a)及び図8(b)を用いて説明する。なお、図8(a)に示されている時間軸の値は、説明をわかり易くするために記入したものであり、一例である。
既に図6(f)を用いて説明したが、逆サイクルデフロスト運転が開始されると、図8(a)にも示されているように、霜が解けている状態では室外熱交換器13の温度がほぼ0℃を維持する。図8(a)では、除霜開始から30秒後に0℃に達しているが、除霜開始から0℃に達するまでの時間は、空気調和機1やその周囲の状況によって変化する。図8(a)に記載されている場合には、その後、除霜開始から90秒後に室外熱交換器13の温度が上昇を始める。室外側制御装置24は、室外熱交換器用温度センサ23によって前述の室外熱交換器13の温度の上昇を検知することができる。
室外熱交換器13で霜が融けて冷媒の流れる状況が変わると、室内機2では、図1に示されているように室外機3に接続されている連絡配管4を伝わって大きな冷媒流れ音が発生する(図8(b)参照)。図8(b)において、P点が冷媒流れ音のピークのポイントである。
室外熱交換器13の温度の上昇を室外側制御装置24が検知したタイミングが、時刻t10である。この室外熱交換器13の温度の上昇が始まったタイミングである時刻t10に、室外側制御装置24から室内側制御装置34に信号が送信されて室外熱交換器13の温度の上昇が報知され、その信号を受信した室内側制御装置34が室内ファン31の駆動を開始する。
室内側制御装置34は、時刻t10からタイマーによって経過時間のカウントを行い、第7所定時間の経過を監視する。そして、時刻t10から第7所定時間が経過した時点で、室内側制御装置34は室内ファン31の駆動を停止する。なお、時刻t10から時刻t11までが第1時間帯であり、室内ファン31が止まった時刻t8から時刻t10までが第2時間帯である。
室外熱交換器13の温度の上昇が始まってからP点までの時間は空気調和機1の機種ごとにほぼ決まっているので、実機でのテストやシミュレーション結果に基づくなどして第7所定時間を適切に設定することで、時刻t10から時刻t11の間にP点を含めることができる。例えば、同一の機種で、過去に冷媒流れ音のピークが発生した時間を計測しておけば、第1時間帯がピークの発生した時間を含むように容易に設定することができる。
(3−5)ファン停止除霜とファン駆動除霜の選択
図1に示されているように、空気調和機1は、リモートコントローラ5を使って種々の設定ができるように構成されている。この空気調和機1は、リモートコントローラ5を使ってファン停止除霜とファン駆動除霜を選択的に設定できるように構成されている。
ファン駆動除霜は、逆サイクルデフロスト運転中の時刻t10から時刻t11の間の室内ファン31を駆動する除霜方法であり、ファン停止除霜は、逆サイクルデフロスト運転中の時刻t10から時刻t11の間の室内ファン31の駆動を取り止める除霜方法である。図5(a)の時刻t10から時刻t11近傍において実線で示されているのが、ファン駆動除霜のときの圧縮機11の回転周波数である。また、図5(a)の時刻t10から時刻t11近傍において破線で示されているのが、ファン停止除霜のときの圧縮機11の運転周波数である。図5(a)の実線と破線とを比較して分かるように、ファン駆動除霜のときの圧縮機11の運転周波数がファン停止除霜のときの運転周波数よりも大きくなるように設定されている。
(4)特徴
(4−1)
以上説明したように、空気調和機1では、逆サイクルデフロスト運転において、室内熱交換器16における冷媒流れ音が最大となるピークを含む第1時間帯に、室内ファン31が一時的に駆動される。この室内ファン31が駆動するときの音によってマスクされて室内熱交換器16から聞こえる冷媒流れ音を目立たなくなる。ユーザにとっては室内ファン31の音は異音とは感じないため冷媒流れ音に比べて不快感は低下し、冷媒流れ音を低減するために冷媒の循環量を削減するなどの対策を講じなくてもユーザの不快感を削減できる。このように、冷媒の循環量の削減を抑制して冷媒の循環量が多い状態を保つことができるので、不快感を低減しながら逆サイクルデフロスト運転を短縮することができる。
(4−2)
上述の空気調和機1では、室外側制御装置24が室外熱交換器13の温度から第1時間帯を判定するので、空気調和機1の使用状況の違いや霜の付き具合などによって霜が全て融けるタイミングが変化して冷媒流れ音が最大となるピークが発生する時間が変動しても、霜が全て融けるタイミングの変化に合わせて室内ファン31の駆動開始のタイミングを変化させることができる。その結果、室内ファン31の駆動する第1時間帯に冷媒流れ音のピークを確実に含めることができることから、冷媒流れ音のピークに室内ファン31の駆動する音を確実に重ね合わせて不快感を低減することができる。
(4−3)
上述の空気調和機1では、室外側制御装置24が、0℃近傍で一定の温度を室外熱交換器用温度センサ23が検知している状態から室外熱交換器用温度センサ23の検知温度が上昇を始めた時を第1時間帯の開始時間と判定する。その結果、簡単かつ確実に第1時間帯の開始点を決定することができ、冷媒流れ音のピークに室内ファン31の駆動する音を確実に重ね合わせて不快感を低減することができる手段を簡単に実現できる。
(4−4)
上述の空気調和機1では、第1時間帯が過去に計測されたピークの発生時間を含むように設定されているので、過去のピークの発生時間に室内ファン31の駆動タイミングを調整すればよいことから、ピークの発生時間に室内ファン31の駆動のタイミングを合わせ易くなる。その結果、例えば上述のように室内ファン31の停止タイミングの時刻t11を室外側制御装置24の内蔵タイマーで決定でき、冷媒流れ音のピークに室内ファン31の駆動する音を高い確率で重ね合わせることができる構成を安価に実現できる。
(4−5)
上述の空気調和機1では、ファン駆動除霜とファン停止除霜とを選択的に設定できるので、性能を優先したいときと冷風感の防止を優先したいときとで要望に合わせて、例えばリモートコントローラ5を用いて空気調和機1の状態を変更することができる。その結果、ユーザが性能を優先したいときと冷風感の防止を優先したいときで例えばリモートコントローラ5を使って設定を選択できることからユーザの利便性が向上する。
(4−6)
上述の空気調和機1では、ファン駆動除霜のときの圧縮機11の運転周波数がファン停止除霜のときの圧縮機11の運転周波数よりも大きくなるように設定されていることから ファン駆動除霜のときの性能の向上が顕著になる。また、圧縮機11の運転周波数を大きくしたことにより多少室内熱交換器16で発生する冷媒流れ音が大きくなっても室内ファン31の駆動によって冷媒流れ音が目立たなくなるため不快な感じを与えないようにすることができる。このように、ファン駆動所層を選択すれば、不快感を増加させずに性能の向上を図ることができる。
(5)変形例
(5−1)変形例A
上記実施形態では、逆サイクルデフロスト運転の途中に、室内ファン31の駆動の第1態様と室内ファン31の駆動の第2態様がある場合について説明したが、駆動の第1態様を省いた空気調和機を構成することもできる。
(5−2)変形例B
上記実施形態では、逆サイクルデフロスト運転の途中に、室内ファン31の駆動の第1態様と室内ファン31の駆動の第2態様がある場合について説明したが、逆サイクルデフロスト運転の途中で、3回以上一時的に室内ファン31を駆動するように空気調和機を構成してもよい。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、室内ファン31の駆動の第2態様においては、室内ファン31を停止するタイミングである時刻t11を室外側制御装置24の内蔵タイマーで決定したが、他の方法で決定してもよい。例えば、室外熱交換器13の温度が予め設定されている温度に到達したときに止めるように構成することもできる。
(5−4)変形例D
上記実施形態では、ファン停止除霜において、時刻t10から時刻t11の室内ファン31の駆動を停止する場合について説明したが、時刻t7から時刻t8の室内ファン31の駆動も停止するように構成してもよい。あるいは、ファン停止除霜として、時刻t7から時刻t8の室内ファン31の駆動のみを停止し、時刻t10から時刻t11の室内ファン31の駆動を停止しないように構成してもよい。
1 空気調和機
2 室内機
3 室外機
10 冷凍回路
11 圧縮機
12 四路切換弁
13 室外熱交換器
14 膨張機構
16 室内熱交換器
21 室外ファン
23 室外熱交換器用温度センサ
24 室外側制御装置
31 室内ファン
33 室内熱交換器用温度センサ
34 室内側制御装置
特開2007−155261号公報 特開2013−130341号公報

Claims (6)

  1. 圧縮機(11)、室内熱交換器(16)、膨張機構(14)及び室外熱交換器(13)の順に冷媒を流して蒸気圧縮式冷凍サイクルを繰り返す正サイクルと前記圧縮機、前記室外熱交換器、前記膨張機構及び前記室内熱交換器の順に冷媒を流して蒸気圧縮式冷凍サイクルを繰り返す逆サイクルとを切換可能な冷凍回路(10)と、
    前記室内熱交換器に室内空気の気流を発生させる室内ファン(31)と、
    を備え、
    前記逆サイクルで前記冷凍回路に冷媒を流して前記室外熱交換器の除霜を行う逆サイクルデフロスト運転において、前記室内ファンを止めて前記逆サイクルデフロスト運転を開始させ、前記室内熱交換器における冷媒流れ音が最大となるピークを含む第1時間帯に前記室内ファンを一時的に駆動する、空気調和機。
  2. 前記室外熱交換器の室外熱交換器温度を測定する室外熱交換器用温度センサ(23)をさらに備え、
    前記室外熱交換器用温度センサが検知する前記室外熱交換器温度から前記第1時間帯を判定する、
    請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記室外熱交換器用温度センサが0℃近傍で一定の温度を検知している状態から前記室外熱交換器用温度センサの検知温度が上昇を始めた時を、前記室内ファンを停止させて除霜している第2時間帯から前記第1時間帯に変更するタイミングであると判定する、
    請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記第1時間帯が過去に計測されたピークの発生時間を含むように設定されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記第1時間帯に前記室内ファンを駆動するファン駆動除霜と前記第1時間帯に前記室内ファンを停止させるファン停止除霜とを選択的に設定できるように構成されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の空気調和機。
  6. 前記ファン駆動除霜のときの前記圧縮機の運転周波数が前記ファン停止除霜のときの前記圧縮機の運転周波数よりも大きくなるように設定されている、
    請求項5に記載の空気調和機。
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