JP6182205B2 - 飲料製造システム及びカプセル - Google Patents

飲料製造システム及びカプセル Download PDF

Info

Publication number
JP6182205B2
JP6182205B2 JP2015505035A JP2015505035A JP6182205B2 JP 6182205 B2 JP6182205 B2 JP 6182205B2 JP 2015505035 A JP2015505035 A JP 2015505035A JP 2015505035 A JP2015505035 A JP 2015505035A JP 6182205 B2 JP6182205 B2 JP 6182205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
capsule
extraction chamber
piercing member
extraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015505035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015512736A (ja
Inventor
カステラーニ,アンドレア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips NV filed Critical Koninklijke Philips NV
Publication of JP2015512736A publication Critical patent/JP2015512736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6182205B2 publication Critical patent/JP6182205B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/40Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea
    • A47J31/407Beverage-making apparatus with dispensing means for adding a measured quantity of ingredients, e.g. coffee, water, sugar, cocoa, milk, tea with ingredient-containing cartridges; Cartridge-perforating means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/06Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
    • A47J31/0657Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines
    • A47J31/0668Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines specially adapted for cartridges
    • A47J31/0673Means to perforate the cartridge for creating the beverage outlet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8049Details of the inlet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8052Details of the outlet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Description

本開示は、熱い、そして場合により加圧された水をカプセルを通って流すことによって、飲料、又はより一般的には食用製品を製造するためのカプセルに関し、このカプセルは、食用製品の調整のための少なくとも1又は複数の材料を含む。
カプセルの使い捨て飲料カートリッジを使用する飲料製造システムが、コーヒーベースの飲料又は他の食用製品を調合するために一般に使用されている。カプセルは通常、抽出チャンバに挿入され、頂部及び底部に穴を開けられ、熱い加圧された水をカプセルを通って流すことによって飲料が抽出される。使用されるカプセルの種類、水圧及び/又は温度又は流量、並びにカプセルに含まれる材料によって、異なる品質及び性質の飲料を得ることができる。
エスプレッソコーヒーを抽出することは、熱い加圧された水をコーヒー粉末を含むカプセルを通って流すことを必要とする。水は通常、カプセルに減少した流量及び約12/15barで供給される。このような高い圧力値は、エスプレッソコーヒーの上部にクレマを形成するために必要とされる。
いわゆる入れ立てのコーヒー又は「アメリカンコーヒー」は通常、大量の水を減少した又はゼロ圧力でコーヒー粉末ベッドを横切って流すことによって作られる。
通常、コーヒー製造装置は、エスプレッソコーヒー又はいわゆるアメリカンコーヒー又は入れ立てのコーヒーのいずれかを作るように設計される。様々な種類のコーヒーベースの飲料を作ることができる装置を提供する試みが行われている。しかし、同じ1つの一人分のパッケージ、例えばカプセル又はカートリッジを使用して変化する官能特性を有する飲料を製造することができるシステムに対する要求が依然としてある。
特許文献1は、溝を持つ底壁を有するカプセルを含む抽出システムを開示する。溝は、カプセルに対して非対称に配置されるとともにカプセルを抽出チャンバの唯一の所定の角度位置に位置決めすることが意図される。抽出チャンバは、抽出チャンバ軸及び軸外、すなわちその軸から離されている、に対して対称に配置される2つの同一の穿孔部を有する。各穿孔部は、それぞれの飲料分配ダクトと流体連通し、前記2つの分配ダクトは、互いから独立するとともに分離される。カプセルの平坦な底壁部分は、前記2つの穿孔部の一方又は他方に対応する位置にくぼみを有する。したがって、カプセルの抽出チャンバの中への挿入と同時に、流体連通が、カプセル内部と前記穿孔部の一方のみとの間に確立される。中身及びくぼみの位置が異なる、2種類のカプセルが、同じ抽出ユニットで使われることができる。一方又は他方の穿孔部のいずれか及び対応する分配ダクトが、カプセルの中身に応じて、使用されるので、異なる飲料(例えば、お茶とコーヒー)が同じ装置で作られることができる。これは、分配ダクトが、独立するとともにカプセル底部の形状に応じて、すなわち、カプセルの底部のくぼみの位置に応じて、選択的に使用されるので、一方の飲料の分配ダクト内の他方の飲料の残留物による汚染を防ぐ。
US2011/0111098
第1の態様によれば、水をそこを通って流すことによって食用製品を調整するための少なくとも1つの材料を含むカプセルに関し、これは、カプセルが抽出チャンバに挿入される位置に応じて、異なる飲料が同じカプセルによって得ることができるように、異なるモードで使用されることができる。カプセルの底部は、非対称形状にされるとともに、抽出チャンバの閉鎖に際して又はカプセルが加圧されてその中の材料が事前抽出された後のみのいずれかで、カプセルが開口されるようにされる。したがって、抽出サイクルが、抽出チャンバのカプセル位置に応じて、低又は高水圧で、選択的に実行されることができ、ユーザに、同じカプセル及び同じ飲料製造装置を使用して、ユーザの好みの飲料を選ぶ可能性を提供する。
幾つかの実施形態によれば、水入口壁、製品出口壁及び側壁を有する、カプセルが提供される。製品出口壁は、少なくとも第1の、穿孔可能な壁部、及び第2の、穿孔可能な壁部を有する。側壁は、水入口壁と製品出口壁との間に延びる。第2の壁部は、第1の壁部に対して凹んでいる。すなわち、第2の壁部と水入口壁との間の距離は、第1の壁部と水入口壁との間の距離より小さい。さらに、製品出口壁は、該カプセルの長手方向軸に対して非対称である。以下の記載から明らかになるように、このようなカプセルは、抽出チャンバ内でカプセルが取る位置に応じて、異なる種類の飲料を製造するために、抽出チャンバ内で使用されることができる。
特に有利な実施形態では、第2の壁部は、該製品出口壁の中心領域内に広がる。有利には、第2の壁部の位置は、該カプセルの長手方向軸が第2の壁部と交差するようにされることができる。カプセルの長手方向軸は、カプセルの長手方向対称軸として理解されるものとする。この配置では、穿孔部材が、抽出チャンバ内に実質的に中心位置に設けられるとき、カプセルの凹んだ第2の壁部は、抽出チャンバ内のカプセルが取る角度位置に関係なく、このような中心に配置される穿孔部材の前に常に配置される。穿孔部材及びカプセルは、中心に配置される穿孔部材がカプセルの底部に孔を開け、カプセル底部の凹んだ壁部が、カプセル内部で高められた水圧化で十分に変形した場合のみ、製品が底を通って流れることを可能にするように、寸法決めされることができ、第2の壁部は圧力をかけられて膨張するように設計される。
実際には、カプセルはしたがって、第1の壁部及び第2の壁部の相互の位置によって定められる、使用の2つの代替位置を有することができる。第1の壁部及び第2の壁部は、横方向に沿って並んで配置されることができる。使用の2つの代替位置はしたがって、該横方向によって定められるとともに、180°の回転によって互いに異なる、すなわち、使用の第2の位置は、使用の第1の位置に対して180°だけ回転され、その逆も同じである。
カプセルの製品出口壁は、追加壁部、例えば、第1の壁部及び第2の壁部を囲む環状外壁部を有することができる。しかし、好ましくは、製品出口壁全体が第1の壁部及び第2の壁部によって形成され、第2の壁部は第1の壁部に対して好ましくは全体的に凹んでいる。第2の凹んだ壁部は、平らである必要はない。むしろ、それは湾曲され、第1の壁部から徐々に離れて広がることができる。第2の凹んだ壁部はしたがって、カプセルが対象とする、2つの代替抽出モードの一方における、抽出サイクル中に、カプセルの内部で高まる圧力をかけられて徐々に膨張する、凹形状を有する。
第1の壁部は、カプセルの長手方向軸に対して実質的に直角であることができる。
水入口壁は、水透過性であることができる。しかし、好適な実施形態では、水入口壁はまた、穿孔可能な、気体及び液体不透過性壁であるので、カプセルは外側シーリングバッグを必要としない。
カプセルが抽出チャンバ内で取ることができる2つの代替抽出位置は、カプセル底部の形状、すなわち製品出口壁の形状、に基づいてユーザによって選択されることができる。しかし、好適な実施形態では、カプセルは、カプセルの長手方向軸に対して非対称位置に配置された、認識要素を有する。認識要素は、ユーザがカプセルを抽出チャンバに、2つの代替位置の一方又は他方に選択的に、正しく位置決めするのを補助する。認識要素は、単純なマーク、印又はカプセルに設けられる他の視覚的に検出可能な表示を有することができる。このような視覚的に検出可能な表示は好ましくは、いったんカプセルが抽出チャンバ内に挿入され且つ抽出チャンバを閉じる前に、見え続けるカプセルの一部に設けられる。例えば、視覚的に検出可能な表示は、カプセルの上部に、すなわち水入口壁又は該壁を囲むリムに設けられることができる。視覚的に検出可能な表示はまた、リムの形状によって提供されることができる。例えば、リムは非対称であり得る。
さらなる実施形態では、認識要素は、機械検出可能な要素であることができ、抽出機械又は装置によって自動的に検出されることができる。機械検出可能な認識要素は、カプセルの周りの任意の適切な位置、上面、底面又は側壁に、設けられることができる。
好ましくは、認識要素は、ユーザによって視覚的に検出可能及び抽出装置によって機械検出可能の両方である。ユーザはしたがってカプセルを抽出チャンバに正しく位置決めし、装置は、カプセルが装置内に置かれている選択された位置を自動的に認識する。例えば、認識要素は、カプセルから横に突出するタグを有することができる。幾つかの実施形態では、認識要素は、該水入口壁を囲むリムに形成される。リムは、例えば、カプセルの長手方向軸に対して非対称に配置されることができる。例えば、カプセルが平面図において円である場合、リムは、カプセル軸に対して横方向に引き伸ばされることができるとともにカプセルから横に突出することができる。
有利な実施形態では、認識要素は、該第1の壁部及び該第2の壁部の一方に対応するカプセルの一方の側部に突出する。2つの壁部は、横方向に並んで配置されることができ、認識要素は、該横方向において、該第1の壁部及び該第2の壁部と整列することができる。
更なる態様によれば、本開示はまた、特に、しかし排他的ではなく、例えばコーヒーベースの飲料等、食用製品を調整するためのシステムに関し、該システムは:
− 互いに対向する水入口壁及び製品出口壁を有するカプセルであって;製品出口壁は、少なくとも第1の、穿孔可能な壁部、及び第2の、穿孔可能な壁部を有し、第2の壁部は、第1の壁部に対して凹み;製品出口壁は、カプセルの長手方向軸に対して非対称である;カプセルと;
− 2つの代替位置でカプセルを選択的に受けるように構成され、少なくとも1つの第1の短い穿孔部材及び1つの第2の長い穿孔部材を有する、抽出チャンバであって、第1の穿孔部材は、カプセルが、第1の壁部が第1の穿孔部材に面する状態で抽出チャンバに挿入されるとき、第1の壁部に孔を開けるように構成され;第2の穿孔部材は、第2の壁部がカプセル内で水圧をかけられて膨張するとき、第2の壁部に孔を開け、食用製品がカプセルから流出することを可能にするように構成される;抽出チャンバと;を有する。
したがって、第1の穿孔部は、抽出チャンバの閉鎖の際、カプセルを通る水の供給を開始する前に、第1の壁部の領域でカプセルの底部を孔を開ける。このように、カプセル内の材料の抽出が、減少した圧力で、実質的に周囲圧力でさえ、実行される。実際、水がカプセルに供給されることが開始されるとすぐに、食用製品が、カプセルの既に孔を開けられた製品出口壁を通って流れ始める。
第1の穿孔部が第1の壁部に孔を開けないようにカプセルが配置される場合、第2の穿孔部は、抽出チャンバの閉鎖の際に製品出口壁を十分貫通することができない。抽出サイクルが開始しカプセル内部の圧力が高まるときのみ、カプセルの製品出口壁が、食用製品をカプセルから流出させるように、そこを通る第2の穿孔要素の貫通を生じさせるよう十分膨張する。
さらなる態様によれば、本開示は、食用製品を調整するための装置に関し:
−水をカプセルを通って流すことによって食用製品を調整するための少なくとも1つの材料を含む前記カプセルを受けるように構成される抽出チャンバと;
−該抽出チャンバの第1の端部壁における、水を該抽出チャンバに供給するための少なくとも1つの水入口ダクトと;
−該抽出チャンバの第2の端部壁における、該食用製品を該抽出チャンバから分配するための少なくとも1つの製品出口ダクトと;
−両方が該第2の端部壁から該抽出チャンバの内部に向かって突出する、少なくとも1つの第1の短い穿孔部材及び1つの第2の長い穿孔部材と;を有する。
好適な実施形態では、第1の短い穿孔部材及び第2の長い穿孔部材は、前記抽出チャンバの対称軸に対して非対称に配置される。例えば、第2の長い穿孔部材は、第2の端部壁の中心位置に、好ましくは抽出チャンバの対称軸上又は同軸の近くに配置される。
好適な実施形態では、装置は、該抽出チャンバ内の該カプセルの挿入位置を検出するためのセンサを有する。センサを使用することは、カプセル位置に応じた、抽出サイクルの1又は複数のパラメータの自動的な選択を可能にし、装置をより使いやすくする。
センサは、カプセル位置を検出するのに適している任意の装置、機器、器具又は構成部品として理解されるものとする。幾つかの実施形態では、センサは、マイクロスイッチを有する又はマイクロスイッチからなる。他のセンサ、例えば、静電容量センサ又は光学センサ等、が使用されることができる。
装置は、抽出チャンバに加圧された水を送り込むためのポンプ、及び飲料選択に応じて少なくとも1つのポンプパラメータを制御するための制御装置を有することができる。パラメータは、例えば、ユーザインタフェースを通じて、ユーザによって手動で設定されることができる。センサが設けられる場合、パラメータは自動的に選択されることができる。
幾つかの実施形態では、抽出チャンバは、カプセルリムを受けるための凹部を有し、センサは、該抽出チャンバ内の該カプセルの挿入の角度位置を検出するために該凹部に配置されることができる。
さらなる態様によれば、ここに開示される主題はまた、上述のカプセル及び装置を用いて食用製品を製造するための方法を含み、該方法は:
カプセルを抽出チャンバ内に、カプセル底部の第1の壁部分が第1の穿孔部材によって孔を開けられる、第1の位置、又は、第1の壁部分が第1の穿孔部材の反対側に配置される第2の位置に、選択的に挿入するステップと;
抽出チャンバを閉鎖するステップと;
水を抽出チャンバに、抽出チャンバへのカプセルの挿入の位置に応じて、低圧又は高圧で選択的に供給するステップ;を含む。
上述の簡単な説明は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るために及び技術に対する本貢献がより良く理解され得るために、本発明の様々な実施形態の特徴を説明する。もちろん、以下に記載されるとともに添付の請求項に述べられる本発明の他の特徴がある。これに関して、本発明の幾つかの実施形態を詳細に説明する前に、本発明の様々な実施形態が、以下の記載に述べられる又は図面に示される構造の詳細及び構成要素の配置へのそれらの応用に限定されないことが理解される。本発明は、他の実施形態が可能であり、様々な方法で実施及び実行されることができる。また、本明細書に用いられる語法及び用語は、説明目的のためであり限定するものとして見なされるべきでないことが理解されるべきである。
このようなものとして、当業者は、開示が基礎としている概念が、本発明の幾つかの目的を実行するために、他の構造、方法、及び/又はシステムを設計するための基礎として容易に利用され得ることを理解するであろう。したがって、請求項が、本発明の精神及び範囲から離れない限り、このような均等な構造を含むものとして認識されることが重要である。
本発明の開示された実施形態のより完全な評価及びそれらの付随する利点の多くは、それらが、添付の図面とともに考慮されるとき以下の詳細な説明を参照することによりより良く理解されることになるように、容易に得られるであろう。
本開示によるカプセルの斜視図を示す。 図1のカプセルの側面図を示す。 図2の線III−IIIによる上面図を示す。 第1の抽出位置におけるカプセルを備える抽出チャンバを示す。 図4の線IVA−IVAに沿った局所的な上面図を示す。 第2の抽出位置におけるカプセルを備える図4の抽出チャンバを示す。 1つの抽出モードにおける抽出中のカプセルの詳細を示す。 飲料製造装置の主構成部品の図を示す。
例示的な実施形態の以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。異なる図面における同じ参照番号は、同じ又は同様の要素を特定する。加えて、図面は必ずしも縮尺を合わせて描かれていない。また、以下の詳細な説明は本発明を限定しない。その代わり、本発明の範囲は添付の請求項によって定められる。
明細書を通じた「一実施形態」又は「(ある)実施形態」又は「幾つかの実施形態」への言及は、ある実施形態と関連して記載される特定の機能、構造、又は特徴が、開示された主題の少なくとも1つの実施形態中に含まれることを意味する。したがって、明細書を通じた様々の場所における表現「一実施形態では」又は「(ある)実施形態では」又は「幾つかの実施形態では」は、必ずしも同じ実施形態を示していない。さらに、特定の機能、構造、又は特徴が、1又は複数の実施形態において、任意の適切な方法で組み合わせられ得る。
以下の記載は、コーヒー製造機械への本発明の適用について言及するが、本発明は、他の異なる種類の飲料製造装置に又は食用製品を扱うための異なる種類の機器、機械又は装置にも、具体化され得ることが理解されるべきである。
以下の記載では、コーヒー飲料を製造するためのカプセル及びこのようなコーヒー飲料を調整するための装置への参照がなされる。しかし、本発明は、得られることになる最終結果、例えば、飲料の最終的な官能特性に基づいて1又は複数の流れパラメータを制御する必要が生じるときはいつでも、水を1つの一人分のカプセルを通って流すことにより他の食用製品を製造するための異なる装置でも具体化されることができる、ことが理解されるべきである。
図1乃至3は、例えばコーヒー粉末を含む、カプセル1を示す。カプセル1は、互いに対向する第1の壁5及び第2の壁7を持つメインボディ3を有する。飲料を抽出するために必要な抽出水が該第1の壁5を通って供給されるので、第1の壁5は、ここでは以下に水入口壁として示される。第2の壁7は、食用製品、すなわちコーヒー飲料が、この第2の壁7を通って例えば飲料分配ノズルに向かって分配されるので、ここでは以下に製品出口壁として示される。図示された実施形態では、水入口壁は、空気及び液体が不透過性であるとともに穿孔可能である、すなわち、1又は複数の水通路が、使用時に壁を穿孔する穿孔部を用いてそこを通って形成されることができる。
側壁9が、水入口壁5から製品出口壁7へカプセル軸A−Aに沿って延びる。図1乃至3に示された例では、側壁3は、円形断面を持つ概して円錐台形状を有し、したがって、カプセル軸A−Aと一致する対称軸を有する回転体の形態である。他の実施形態では、側壁3は、円形又は非円形断面を持つ筒形、あるいは、非円形断面を持つ円錐形であり得る。さらなる実施形態では、カプセルは、例えば、正方形又は長方形断面を持つ、切頭ピラミッド形状を有することができ、この場合、側壁は切頭ピラミッド形である。
水入口壁5の周りに、カプセル1はリム11を備える。図面に示された実施形態では、リム11は、カプセル軸A−Aに対して非対称である。より具体的には、リム11は、約180°広がる一定の半径Rを持つ第1の部分11Aを有する。残りの約180°に沿って、リム11は、側方に伸びて、後により明確になるであろう目的のために水入口壁5から非対称に突出するタグ11Tを形成する。
カプセル1の製品出口壁7は、第1の壁部7A及び第2の壁部7Bを形成するように成形される。第1の壁部7Aは水入口壁5から距離Dを有する。第2の壁部7Bは、第1の壁部7Aに対して凹んで(引っ込んで)いる、すなわち、第2の壁部7Bと水入口壁5との間の距離dは、同じ水入口壁5と第1の壁部7Aとの間の距離Dより小さい。製品出口壁7は、空気及び液体が不透過性である。第1の壁部及び第2の壁部の両方は穿孔可能である、すなわち、それらは使用時に穿孔部によって孔を開けられることができる。
2つの壁部7A及び7Bは、並んで配置されるとともに、それに沿ってタグ11Tが水入口壁5の横方向に延びる方向に対応する方向Tに沿って整列される。2つの壁部7A及び7Bはしたがって、カプセルに対して非対称である。上述のように、図示された実施形態では、カプセルは円形断面を持つ概して円錐の側面を有する。2つの壁部7A及び7Bは、円錐のカプセル側壁9の軸A−Aに対して非対称に配置される。
図示された実施形態では、第1の壁部7Aは平面である。第2の壁部7Bは部分的に平面であるとともに、壁部7Aに向かって広がる実質的に円筒の表面7Cに結合する。異なる形状の製品出口壁7が可能であり、2つの壁部が、一方が他方に対して凹み、すなわち、ある壁部分が水入口壁5から大きい距離になり第2の部分が水入口壁5から小さい距離になり、2つの壁部がカプセル軸A−Aに対して非対称に配置されるとともに、存在する場合、タグ11Tの延長部に沿って整列されて、定められて提供される。
カプセル1は、水及び気体不透過性材料、プラスチック、アルミニウム等又はラミネート材、例えば、プラスッチック材料で被覆されたアルミニウム箔によって製造されることができる。カプセルに含まれる材料、例えばコーヒー粉末Cは、酸素、湿気及び他の劣化させる物質に対して保護されるので、カプセルの追加的な外部密封パッケージが省かれることができる。
他の実施形態では、水入口壁5は、水を透過させる構造を有することができ、例えば、不織布、紙又は同様の材料で作られることができる、或いは、開口によって形成されることができる。製品出口壁7は、いずれにせよ水不透過性である。
カプセル1は、例えば抽出チャンバ有する、飲料調整システム又は異なる飲料調整ユニットで使用されることができる。図4及び5は、15で示される抽出チャンバを有する飲料調整ユニットの例示的な実施形態を示す。図示された例示的な実施形態では、抽出チャンバ15は、第1の抽出チャンバ部分15A及び第2の抽出チャンバ部分15Bを有する。2つの抽出チャンバ部分15A及び15Bは、抽出チャンバを開き、カプセルをその中に挿入し、抽出チャンバを閉じ、飲料を抽出するために、一方が他方に対して移動可能である。他の抽出チャンバの形態が使用されることができる。
図4及び5の略図では、下方抽出チャンバ部分15Aはカプセル凹部17を有し、その中にカプセル1が挿入されることができる。カプセル凹部17へのカプセル1の装填は、手動で又は自動システムを用いて行われることができる。
カプセル凹部17は、図面に概略的に示されるように両矢印f15にしたがって移動可能である抽出チャンバ15Bによって閉じられることができる。この実施形態では、下方抽出チャンバ部分15Aは、支持構造に対して固定される。異なる構成が使用されることができ、例えば、下方抽出チャンバ15Aが移動可能であるとともに上方抽出チャンバ15Bが固定される、又は、両方の抽出チャンバ部分15A及び15Bが、一方が他方に対して移動可能である。また、2つの抽出チャンバの配置は異なることができる。例えば、それらは、垂直方向ではなく水平にしたがって整列されることができる、或いは、それらは、傾斜した方向にしたがって配置されることができる。
抽出チャンバ部分15Bは、上方穿孔部21を有する、第1の端部壁19を備える。上方穿孔部21は、水入口壁5に孔を開ける又は穿孔するように設計された複数の鋭い突出部又はピン21Bを備えるディスク形プレート21Aとして概略的に示される。水入口壁5が液体透過性材料、例えば、有孔フィルムで作られる場合、穿孔部21は省かれることができる。
水入口ダクト23が、抽出チャンバ部分15Bに付随する。水入口ダクト23は、抽出チャンバ15の閉鎖時に抽出チャンバ内に位置決めされたカプセル1の水入口壁5に形成される開口を通って水を分配するように、配置される。
凹部17は、抽出チャンバ部分15Bに対向する抽出チャンバの第2の端部壁25によって閉じられる。
少なくとも2つの穿孔部材27及び29が、凹部17の底部に配置される、すなわち、第2の端部壁25から凹部17の内向きに突出する。図4及び5に示される実施形態では、第1の穿孔部材27及び第2の穿孔部材29の両方は、それぞれ中心ポート27A及び29Aを有する。両方のポート27A及び29Aは、コーヒー分配吐出口31と流体連通している。図示されない、異なる実施形態では、各穿孔部材は、中心ポートではなく、飲料のための流路を形成する外側側部溝を備えることができる。
第1の穿孔部材27及び第2の穿孔部材29は、抽出チャンバの中心軸B−Bに対して非対称に配置される。より具体的には、第1の穿孔部材27は、第2の穿孔部材29より、軸B−Bからより離れている。図示された実施形態では、第2の穿孔部材29は、抽出チャンバ軸B−Bと同軸に配置され、第1の穿孔部材27は、凹部17の周壁18と抽出チャンバ15の中心軸B−Bとの間の中間位置に配置される。
さらに、第1の穿孔部材27は、第2の穿孔部材29の長さLeより小さい長さleを有する。違う方法で述べると、第1の穿孔部材27は、抽出チャンバ15の凹部17に、第2の穿孔部材19より少ない程度に突出する。
カプセル1の製品出口壁7の非対称形状と組み合わせた穿孔部材27及び29のこの配置は、以下により詳細に記載されるように、同じカプセルを使用する異なる抽出状態の下での飲料を調整する可能性をもたらす。
カプセル1は、図4及び5を比較して理解できるように、2つの代替位置で抽出チャンバ15の凹部17に挿入されることができる。図4では、カプセル1は、第1の壁部7Aが第1の穿孔部材27に面する方向で抽出チャンバに挿入される。抽出チャンバ15の閉鎖の際、カプセル1は凹部17に押し込まれ、壁部7Aは抽出部材27に対して押される。したがって、図4に示されるように、抽出チャンバの閉鎖の際、カプセル1の底部は、抽出サイクルが始まる前に、第1の穿孔部材27によって孔を開けられる。
逆に、カプセル1が、角度変更された位置で、すなわち、図4に示される位置に対してそれ自身の軸A−A周りに180°回転されて、抽出チャンバに挿入される場合、カプセルは、図5に示される位置を取り、第2の壁部7Bは第1の穿孔部材27に面するとともに第1の壁部7Aは、いずれの穿孔部材も欠いている領域で第2の端部壁25と接触する。
第2の穿孔部材29及びカプセル1の底部に対するその位置の延長は、抽出チャンバ15内のカプセルの角度位置に関わらず、いったん、十分な圧力がカプセル内で高まり、その製品出口壁7が変形したときのみ、そこを通って食用製品が分配されることができる、開口を形成する。図示された実施形態では、第2の穿孔部材29の長さ及びカプセルの形状は、抽出サイクルを開始する前に、穿孔部材29が第2の壁部7Bに孔を開けないようになる。穿孔部材29の長さLe及びカプセル1の形状は、カプセルが、抽出中にカプセル内で高まる水圧化で変形し始める前に、穿孔部材29がカプセルの製品出口壁7を刺さない又は孔を開けないようになる(図5A参照)。
図示されない、他の実施形態では、第2の穿孔部材29の長さ及び/又は製品出口壁7の形状は、第2の穿孔部材29がカプセル1の製品出口壁7に接触する又は同壁を刺すが、カプセルが水不透過性のままであるように、完全に孔を開けないようにされることができる。さらなる実施形態では、穿孔部材29の形状及び寸法並びにカプセル1の形状は、穿孔部材29が壁部7に孔を開けるが、カプセルの底壁がカプセル内部の圧力をかけられて十分変形するまで、製品が、このように形成される開口を通って流出できないように、されることができる。これは、例えば、ポート29Aの上端が穿孔部材29の先端に対して引き下がっている、穿孔部材29を用いて、得ることができる。図に示される穿孔部材29は、このように形成される。ポート29Aの入口は、先端29Bに対して引き下げられる。したがって、穿孔部材29が壁部7Bの厚さを完全に貫通したとしても、穿孔部材29の先端29Bは、一種の栓として機能し、カプセルが内圧下で十分に変形するまで、製品がこのように壁部7Bに形成された開口を通って流れることを防ぐ。
抽出サイクルは、抽出チャンバ内のカプセルによって取られる角度位置に応じて、異なって行われる。
カプセルが図4に示す位置に挿入される場合、抽出サイクルが開始し、水がダクト23を通ってカプセルに送り込まれるとき、後者は、既に第1の穿孔部材27によって孔を開けられ、水透過性であるので、カプセル内部の圧力は、それ以上高まらず、水は比較的高い流量及び低圧でカプセルを通って流れることができる。
この抽出モードは、ユーザがクリーム無しの又は上部に少しだけのクリームがある飲料、例えば、入れ立てのコーヒー又は「アメリカン」コーヒーを必要とするたびに使用される。
逆に、カプセルが図5に示される角度位置で抽出チャンバに挿入される場合、抽出チャンバ15が閉じるとき、カプセル1の水入口壁5は、穿孔部21によって孔を開けられるが、製品出口壁7は、完全なままである、すなわち、孔を開けられていない。水が水入口ダクト23を通ってカプセルに送り込まれるとき、水がカプセルを底部から出ることができないので、圧力がカプセル1の内部で高まる。これは、図5Aに詳細に示されるように、製品出口壁7の漸進的な変形を生じさせる。
いったん、カプセル1が十分に変形すると、第2の穿孔部材29は製品出口7を貫通し、飲料が、ポート29Aを通って、及び場合により、製品出口壁7の塑性変形が第1の穿孔部材27の先端を超えて壁部7Bを押すのに十分である場合、ポート27Aを通って、カプセル1から流れる。したがって、この場合、抽出は、より高い圧力及びより低い流量で実行され、例えば、上部のクリーム層を持つエスプレッソコーヒーを得る。図示された実施形態では、製品は、壁部7Bの変形がポート29Aの入口端部を超えて移動するのに十分である場合のみ、ポート29Aを通って流れ始める。これは、より高い圧力が、製品がポート29Aを通って流れ始める前に、達成できることを確実にする。
したがって、同じカプセル1が、2つの異なる飲料を得る2つの異なる抽出モードで使用されることができる。
幾つかの実施形態では、両方の抽出モードにおいて水を適切な速度及び圧力で供給するのに十分な程度まで、自己適応水ポンプ、すなわち、流体回路に沿った圧力損失に応じて変更される水の流れ及び圧力をもたらすヘッドフロー特性カーブを持つポンプ、を使用できる。このようなポンプは、製品出口壁7の破壊まで、より高い逆圧が完全な製品出口壁7によって生成されるとき、高圧で水を供給する。
他の実施形態では、好ましくは、制御システムが、ポンプの少なくとも1つの動作パラメータを変更するために設けられることができるので、ポンプは、抽出チャンバ15内のカプセル1によって取られる位置に応じて的確なモードで動作する。1つの実施形態では、ポンプの制御は、ユーザによって手動で実行されることができる。ユーザは、例えば、ユーザがカプセル1を抽出チャンバ15に置く位置に応じて、ポンプを制御するよう、底部又はタッチスクリーンを作動させることができる。
しかし、幾つかの好適な実施形態では、ポンプ制御は自動的に行われる。これは、上述のようにカプセルから横に非対称に突出するリム11によって形成されるタグ11Tを通じて得ることができる。
タグ11Tは、どのようにカプセル1が抽出チャンバ15に挿入されるかに応じて、2つの代替角度位置の一方又は他方に位置する。
図面に示される実施形態では、タグ11Tは、第2の壁部17Bが配置される側でカプセルから突出するので、タグ11Tは、カプセル1が図5に示される位置で凹部17に挿入される場合、第1の穿孔部材が配置される側で凹部17を超えて突出する。逆に、第1の壁部7Aが第1の穿孔部材27と接触するように、カプセルが、抽出チャンバ15の凹部17に挿入される場合、タグ11Tは、第1の穿孔部材27が配置される側と反対側で凹部17から横に突出する。
浅い凹部領域33が凹部17の周りに設けられることができるので、カプセル1のリム11は、抽出チャンバ15の閉鎖時に、この浅い凹部33に受けられることができる。浅い凹部33の形状は図4Aに最も良く示される。
タグ11Tはしたがって、カプセル1の2つの代替位置に対応する2つの位置のいずれか一方に置かれることができる。
抽出チャンバ部分15は、センサ35を有する。センサ35は、静電容量センサ、光学センサ、マイクロスイッチ、又は任意の他の種類のセンサであり得る。センサ35は、浅い凹部33の2つの延長部の一方に対応する位置に配置され、タグ11Tが浅い凹部33の部分に位置するか否かを検出することができる。図4の位置では、例えば、センサ35はタグ11Tの存在を検出する一方、図5の位置では、センサ35はタグ11Tの無いことを検出する。
センサ35は信号を生成し、この信号は、ポンプの1又は複数の動作パラメータを自動的に設定するために、制御ユニットによって使用されることができる。例えば、センサ35がタグ11Tを検出する場合、これは、カプセル1が図4に示される位置にあり、ポンプが、より低い圧力でより高い水の流速を提供することを意味する。センサ35が、図5の場合のように、「タグが無い」信号を提供する場合、ポンプは、高い圧力で、より小さい水の流速を提供するように制御される。
図6では、コーヒー製造装置100の主な構成要素が概略的に示される。抽出チャンバ15は、パイプ23を通じて、水ヒータ101、例えば貫流ヒータに接続される。抽出する水は、水コンテナ105から、吸入パイプ107、水ヒータ101を通って抽出ユニット15に、ポンプ103によって送り込まれる。示された例では、ポンプ103は、電子制御ユニット109とインタフェース接続される。参照番号111は、例えば、ディスプレイ又はタッチパッド113、115で概略的に示される、1又は複数のノブ、スイッチ等を有する、ユーザインタフェースを概略的に示す。図6では、カップC1が、コーヒー製造装置100によって製造された飲料を集めるためにコーヒー分配吐出口31の下に配置されたドリップトレイ117に位置して示される。
本明細書に記載された主題の開示された実施形態が図面に示されるとともに、特にそして詳細に幾つかの例示的な実施形態に関連して十分に上に記載されているが、多くの修正、変更、及び省略が、本明細書に述べられた新規の教示、原理及び概念から実質的に逸脱すること無しに可能であること、並びに添付の特許請求の範囲に記載された主題の利点が、当業者に明らかであろう。したがって、開示された新しいアイディアの適切な範囲は、全てのこのような修正、変更、及び省略を包含するように、添付の特許請求の範囲の最も広い解釈によってのみ決定されるべきである。加えて、如何なるプロセス又は方法ステップの順序又はシーケンスも、代替実施形態にしたがって、変えられる又は並べ直され得る。単語「有する」は、請求項に挙げられたもの以外の要素又はステップの存在を排除しない。要素に先行する単語“a”又は“an”は、複数の当該要素の存在を排除しない。幾つかの手段を列挙する装置の請求項において、これらの手段のうちの幾つかは、同じハードウェアのアイテムによって具現化され得る。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用されることができないことを示すものではない。

Claims (25)

  1. 水をそこを通って流すことによって食用製品を調整するための少なくとも1つの材料を含むカプセルであって、
    前記カプセルは、水入口壁、及び製品出口壁を有し、
    前記製品出口壁は、少なくとも第1の、穿孔可能な壁部、及び第2の、穿孔可能な壁部を有し、前記第2の壁部は、前記第1の壁部に対して凹み、
    前記製品出口壁は、前記カプセルの長手方向軸に対して非対称であり、
    前記第2の壁部は、圧力をかけられて膨張するとともに穿孔部材によって孔を開けられるように設計され、前記第2の壁部が前記カプセル内で水圧を掛けられて膨張するとき、前記食用製品が前記カプセルから流れることを可能にする、
    カプセル。
  2. 前記第2の壁部は、前記製品出口壁の中心領域内に広がる、
    請求項1に記載のカプセル。
  3. 前記カプセルの長手方向軸は、前記第2の壁部と交差する、
    請求項2に記載のカプセル。
  4. 前記第1の壁部及び前記第2の壁部の相互の位置によって定められる、使用の2つの代替位置を有する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカプセル。
  5. 前記第1の壁部及び前記第2の壁部は、横方向に沿って並んで配置される、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカプセル。
  6. 前記製品出口壁全体が前記第1の壁部及び前記第2の壁部によって形成され、前記第2の壁部は前記第1の壁部に対して全体的に凹んでいる、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカプセル。
  7. 前記第1の壁部は、前記カプセルの前記長手方向軸に対して実質的に直角である、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のカプセル。
  8. 前記水入口壁は、穿孔可能な、気体及び液体不透過性壁である、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載のカプセル。
  9. 前記カプセルの前記長手方向軸に対して非対称位置に配置される、認識要素を有する、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のカプセル。
  10. 前記認識要素は、前記カプセルから横に突出するタグを有する、
    請求項9に記載のカプセル。
  11. 前記認識要素は、前記水入口壁を囲むリムに形成される、
    請求項9又は10に記載のカプセル。
  12. 前記リムは、前記カプセルの前記長手方向軸に対して非対称に配置される、
    請求項11に記載のカプセル。
  13. 前記認識要素は、前記第1の壁部及び前記第2の壁部の一方に対応する、前記カプセルの一方の側部に配置される、
    請求項9乃至12のいずれか1項に記載のカプセル。
  14. 前記第1の壁部及び前記第2の壁部は、横方向に沿って並んで配置され、
    前記認識要素は、前記横方向において、前記第1の壁部及び前記第2の壁部と整列する、
    請求項乃至13のいずれか1項に記載のカプセル。
  15. 食用製品を調整するためのシステムであって:
    − 請求項1乃至14のいずれか1項に記載のカプセルと;
    − 2つの代替位置で前記カプセルを選択的に受けるように構成され、少なくとも1つの第1の短い穿孔部材及び1つの第2の長い穿孔部材を有する、抽出チャンバであって、前記第1の穿孔部材は、前記第1の壁部が前記第1の穿孔部材に面する状態で前記カプセルが前記抽出チャンバに挿入されるとき、前記第1の壁部に孔を開けるように構成され;前記第2の穿孔部材は、前記第2の壁部が前記カプセル内で水圧をかけられて膨張するとき、前記食用製品がそこを通って供給されることを可能にするように構成される;抽出チャンバと;を有する、
    システム。
  16. 前記第2の穿孔部材は、前記第2の壁部が前記カプセル内で水圧をかけられて膨張するとき、前記第2の壁部に孔を開けるように構成される、
    請求項15に記載のシステム。
  17. 食用製品を調整するための装置であって:
    −請求項1乃至14のいずれか1項に記載のカプセルを受けるように構成される抽出チャンバと;
    −前記抽出チャンバの第1の端部壁における、水を前記抽出チャンバに供給するための少なくとも1つの水入口ダクトと;
    −前記抽出チャンバの第2の端部壁における、前記食用製品を前記抽出チャンバから分配するための少なくとも1つの製品出口ダクトと;
    −両方が前記第2の端部壁から前記抽出チャンバの内部に向かって突出する、少なくとも1つの第1の短い穿孔部材及び1つの第2の長い穿孔部材と;を有する、
    装置。
  18. 前記第1の短い穿孔部材及び前記第2の長い穿孔部材は、前記抽出チャンバの対称軸に対して非対称に配置される、
    請求項17に記載の装置。
  19. 前記第2の長い穿孔部材は、前記第2の端部壁の中心位置に配置される、
    請求項17又は18に記載の装置。
  20. 前記第2の長い穿孔部材は、前記抽出チャンバの対称軸上に配置される、
    請求項18に記載の装置。
  21. 前記抽出チャンバ内の前記カプセルの挿入位置を検出するためのセンサを有する、
    請求項17乃至20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記抽出チャンバに加圧された水を送り込むためのポンプ、及び飲料選択に応じて少なくとも1つのポンプパラメータを制御するための制御装置、を有する
    請求項17乃至21のいずれか1項に記載の装置。
  23. 前記ポンプパラメータは、前記センサからの信号に基づいて制御される、
    請求項21を引用する請求項2に記載の装置。
  24. 前記抽出チャンバは、カプセルリムを受けるための凹部を有し、前記センサは、前記抽出チャンバ内の前記カプセルの挿入の角度位置を検出するために前記凹部に配置される、
    請求項21又は23に記載の装置。
  25. 前記カプセル及び請求項17乃至24のいずれか1項に記載の装置を用いて食用製品を製造するための方法であって:
    前記カプセルを前記抽出チャンバ内に、前記第1の壁部が前記第1の穿孔部材によって孔を開けられる、第1の位置、又は、前記第1の壁部が前記第1の穿孔部材の反対側に配置される、第2の位置に、選択的に挿入するステップと;
    前記抽出チャンバを閉鎖するステップと;
    水を前記抽出チャンバに、前記抽出チャンバ内の前記カプセルの挿入の位置に応じて、低圧又は高圧で選択的に供給するステップ;を含む、
    方法。
JP2015505035A 2012-04-11 2013-03-26 飲料製造システム及びカプセル Expired - Fee Related JP6182205B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261622571P 2012-04-11 2012-04-11
US61/622,571 2012-04-11
PCT/IB2013/052408 WO2013153473A1 (en) 2012-04-11 2013-03-26 Beverage producing system and capsule

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015512736A JP2015512736A (ja) 2015-04-30
JP6182205B2 true JP6182205B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=48471045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015505035A Expired - Fee Related JP6182205B2 (ja) 2012-04-11 2013-03-26 飲料製造システム及びカプセル

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9737166B2 (ja)
EP (1) EP2838815B1 (ja)
JP (1) JP6182205B2 (ja)
CN (1) CN104245540B (ja)
RU (1) RU2621390C2 (ja)
WO (1) WO2013153473A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11832755B2 (en) * 2007-07-13 2023-12-05 Adrian Rivera Brewing material container for a beverage brewer
US10722066B2 (en) * 2010-12-04 2020-07-28 Adrian Rivera Windowed single serving brewing material holder
PL3023362T3 (pl) * 2010-07-22 2018-06-29 K Fee System Gmbh Kapsułka porcjowa ze znacznikiem
CN104619188B (zh) 2012-06-22 2019-02-19 塔奇咖啡饮品有限责任公司 饮料冲泡系统
US9783361B2 (en) 2013-03-14 2017-10-10 Starbucks Corporation Stretchable beverage cartridges and methods
CN105246796A (zh) * 2013-03-25 2016-01-13 2266170安大略公司 具有消息传送系统的胶囊
JP6065182B2 (ja) * 2013-07-01 2017-01-25 大日本印刷株式会社 容器
JP6143583B2 (ja) * 2013-07-01 2017-06-07 大日本印刷株式会社 シールヘッドおよび同シールヘッドを用いて封止された容器
JP6065181B2 (ja) * 2013-07-01 2017-01-25 大日本印刷株式会社 容器
JP6083706B2 (ja) * 2013-07-01 2017-02-22 大日本印刷株式会社 容器及びシールバー
JP6156634B2 (ja) * 2013-07-01 2017-07-05 サントリー食品インターナショナル株式会社 包装体
JP6132286B2 (ja) * 2013-07-01 2017-05-24 大日本印刷株式会社 容器
JP6132287B2 (ja) * 2013-07-01 2017-05-24 大日本印刷株式会社 容器
US10442610B2 (en) 2014-03-11 2019-10-15 Starbucks Corporation Pod-based restrictors and methods
WO2016096730A1 (en) * 2014-12-19 2016-06-23 Koninklijke Philips N.V. Processing unit, system comprising a consumable and use of a consumable
US9877495B2 (en) 2015-01-09 2018-01-30 Starbucks Corporation Method of making a sweetened soluble beverage product
US11178999B2 (en) * 2016-06-30 2021-11-23 Societe Des Produits Nestle S.A. Beverage preparation machine with a controlled pump
RU2754461C1 (ru) 2016-11-09 2021-09-02 Пепсико, Инк. Устройства, способы и системы для приготовления газированных напитков
CN106955022A (zh) * 2017-04-28 2017-07-18 黄海鹏 一种胶囊式泡茶机
CN107028498B (zh) * 2017-04-28 2021-03-12 厦门理工学院 一种应用于胶囊泡茶机的冲泡机构
CA3121831A1 (en) * 2018-12-04 2020-06-11 Societe Des Produits Nestle S.A. A beverage pod
JP2021071414A (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 ツインバード工業株式会社 位置検出装置
US11805934B1 (en) * 2020-10-21 2023-11-07 Adrian Rivera Brewing material lid and container for a beverage brewer

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5130682A (en) 1991-04-15 1992-07-14 Motorola, Inc. Dielectric filter and mounting bracket assembly
WO1995025457A1 (fr) * 1994-03-21 1995-09-28 Coffea S.A. Porte-cartouche pour machine a cafe expresso
DE19950154A1 (de) 1999-10-19 2001-04-26 Bosch Gmbh Robert Thermogeformter Behälter und Vorrichtung zum Formen eines solchen Behälters
US6645537B2 (en) 2000-02-18 2003-11-11 Keurig, Incorporated Beverage filter cartridge
US7533603B2 (en) * 2003-01-24 2009-05-19 Kraft Foods R & D, Inc. Cartridge for the preparation of beverages
PT2062831E (pt) * 2004-08-23 2011-03-11 Nestec Sa Cápsula para preparar e distribuir uma bebida injectando um fluido pressurizado na cápsula
DE102004056317A1 (de) * 2004-11-22 2006-05-24 Schifferle, René Getränkemaschine zur Herstellung eines Heissgetränks durch Aufbrühen und Extrahieren von in einer Kapsel abgepackten Substanzen
DE102005016297A1 (de) * 2005-04-08 2006-10-12 Tchibo Gmbh Portionskapsel
SI1775234T1 (sl) * 2005-10-14 2008-10-31 Nestec Sa Kapsula za pripravo napitka
ITMI20061989A1 (it) 2006-10-17 2008-04-18 Maddalena Ricotti Apparatio di infusione per macchina da caffe' e relativo metodo di azionamento
WO2009084059A1 (en) 2008-01-03 2009-07-09 Essence-Sbt Sa System for delivering infusion beverages and infusion capsule
CA2725362C (en) 2008-04-24 2017-03-28 Tconcept Company S.P.R.L. Capsule, device, and method for preparing infused beverages
EP2565132B1 (de) * 2008-12-10 2015-10-28 Delica AG Kapsel, Kapselkörper und Vorrichtung für die Zubereitung eines Getränks
DE102009007553B4 (de) 2009-02-04 2011-06-22 coffeeaffairs GmbH, 81671 Kapsel für die Zubereitung einer Flüssigkeit, insbesondere eines Kaffeegetränks
US9750370B2 (en) * 2009-05-29 2017-09-05 Keurig Green Mountain, Inc. Cartridge with filter guard
ES2556265T3 (es) 2009-06-17 2016-01-14 Nestec S.A. Medios de abertura para un dispositivo de preparación de bebidas a base de cápsulas
AT508887B1 (de) * 2009-09-28 2011-11-15 Sunday Products Handels Gmbh & Co Kg Kaffeekapsel
ES2388892T3 (es) * 2009-12-18 2012-10-19 Delica Ag Dispositivo para preparar una bebida y cápsula
EP2394932B1 (fr) 2010-06-11 2013-06-05 Alain Frydman Capsule à zone d'amorce de rupture
KR200450676Y1 (ko) * 2010-06-22 2010-10-21 컨벡스코리아(주) 커피 캡슐용 리셉터클

Also Published As

Publication number Publication date
RU2014145238A (ru) 2016-06-10
EP2838815A1 (en) 2015-02-25
US9737166B2 (en) 2017-08-22
US20150245733A1 (en) 2015-09-03
US20170311750A1 (en) 2017-11-02
JP2015512736A (ja) 2015-04-30
CN104245540B (zh) 2016-08-17
RU2621390C2 (ru) 2017-06-05
WO2013153473A1 (en) 2013-10-17
EP2838815B1 (en) 2016-01-13
CN104245540A (zh) 2014-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6182205B2 (ja) 飲料製造システム及びカプセル
KR102285611B1 (ko) 컵 및 병 음료 생산을 위한 방법 및 장치
CN104203054B (zh) 胶囊适配器和使用所述胶囊适配器的系统
RU2514481C2 (ru) Система, устройство и способ приготовления напитка
US9708118B2 (en) Capsule for beverage having a base wall stiffening element
KR20210113976A (ko) 입구 배열을 갖는 음료 조제 기계
EP3013712B1 (en) Cover for a beverage capsule
WO2013080073A1 (en) Package and system for the preparation of beverages
ITBO20100677A1 (it) Capsula per contenere un preparato per bevanda calda
US9387980B2 (en) Beverage capsule with safety feature

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141015

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170721

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6182205

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees