JP6180665B2 - 光通信システムおよび光通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ信号を符号化して通信を行う光通信システムおよびこの光通信システムに用いられる光通信装置に関する。
イーサネット(登録商標)やUSB3.0等を用いた通信において、シリアルデータに対してクロック成分を埋め込むために、8B10B符号のようなDCバランスを調整する符号化が広く使用されている。また、大容量光伝送を実現するために課題となる信号対雑音電力比(SNR:Signal to Noise Ratio)性能を改善するために、2値位相偏移変調(BPSK:Binary Phase−Shift Keying)や4値位相偏移変調(QPSK:Quaternary Phase−Shift Keying)などの位相偏移変調を用いてデータ伝送を行う場合がある。位相偏移変調を用いた場合、通信路における雑音や波形歪みなどに起因して位相スリップが生じ、受信側の基準位相によって受信されるデータの1と0が反転する場合がある。
これらの位相スリップによるデータ反転を回避するため、差動符号化により反転を防ぐ必要があった。また、差動符号化等を行わない場合は位相スリップによる信号反転状態を検出するために参照信号を挿入することが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2014−003507号公報
しかしながら、上記方法では送信側では8B10Bなどの符号化を行った後に差動符号化や参照信号の挿入を行う必要があり、また、受信側では8B10Bなどの復号化を行う前に差動復号化や参照信号の参照を行う必要があり、機器の構成が制限されるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、差動符号化や参照信号の挿入を行うことなく、通信装置間の通信におけるデータの反転を判定する光通信システムおよび光通信装置を得ることを目的とする。
この発明に係る光通信システムは、第1の通信装置と光通信路によって接続された第2の通信装置を備える光通信システムであって、第1の通信装置は、符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータを生成し、符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを生成するデータ生成部と、データ生成部により生成されたデータを符号化する符号化部と、符号化部により符号化された第1のデータおよび第2のデータを続けて第2の通信装置に送信する送信器と、を備え、第2の通信装置は、第1の通信装置よりデータを受信する受信器と、受信器で受信したデータを復号化する復号化部と、復号化されたデータが第1のデータに続く第2のデータを含んでいない場合に、光通信路を介して受信した信号が反転していると判定する反転判定部と、を備える。
また、係る光通信システムは、第1の通信装置と、第1の通信装置と光通信路によって接続された第2の通信装置と、第1の通信装置から送信されたデータを第2の通信装置を介して受信する第3の通信装置とを備える光通信システムであって、第1の通信装置は、符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータを生成し、符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを生成するデータ生成部と、データ生成部により生成されたデータを符号化する符号化部と、符号化部により符号化された第1のデータおよび第2のデータを続けて第2の通信装置に送信する送信器と、を備え、第2の通信装置は、第1の通信装置よりデータを受信する受信器と、受信器で受信したデータを復号化する復号化部と、を備え、第3の通信装置は、復号化部で復号化されたデータが第1のデータに続く第2のデータを含んでいない場合に、光通信路を介して第2の通信装置が受信した信号が反転していると判定する反転判定部、を備える。
また、この発明に係る光通信装置は、対向通信装置と光通信路によって接続された光通信装置であって、対向通信装置より送信された、符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータおよび符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを続けて受信する受信器と、受信器で受信したデータを復号化する復号化部と、復号化されたデータが第1のデータに続く第2のデータを含んでいない場合に、光通信路を介して受信した信号が反転していると判定する反転判定部と、を備える。
本発明によれば、光通信路によって接続された通信装置間において、差動符号化や参照信号の挿入を行うことなく、通信装置間の通信におけるデータの反転を判定することができる。
この発明の実施の形態1に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る光通信システムの8B10B符号化におけるコードの割り当てを示す図である。 この発明の実施の形態1に係る光通信システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る送信側通信装置より送信されるデータ信号を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る反転判定部における判定の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る光通信システムの8B10Bコードの受信信号を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る光通信システムの構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態3に係る通信装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る符号変換処理で使用する符号変換表を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る符号変換動作を示す図である。 この発明の実施の形態1〜3に係る通信装置を実現する処理回路を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる光通信システムおよび光通信装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
本発明を適用した光通信システムの実施の形態1について図面を参照して説明する。図1に、本実施の形態に係る光通信システムの構成を表すブロック図を示す。図1において、光通信システムは通信装置1と通信装置2を備えており、光通信路4により接続されている。ここでは、通信装置1を第1の通信装置である送信側の通信装置、通信装置2を第2の通信装置である受信側の通信装置とし、通信装置1から通信装置2にデータ信号を送信する場合を例にとり説明する。
2つの通信装置間の通信では、送信するデータ信号に対し、8B10B符号を用いて符号化された信号が送受信される。8B10B符号化は、高速シリアル伝送に用いられる符号化方式であり、8B10B符号化が適用されたデータ伝送では、8ビットのデータを10ビットのデータに変換してデータ転送を行う。また、8B10B符号化が適用されたデータ伝送では、あらかじめ定められた変換テーブルによって、データ信号をシンボルへと変換する。図2に、8B10B符号の変換テーブルの一部を示す。8B10B符号化では、上位3ビットと下位5ビットに分けて、上位3ビットに対しては3ビットを4ビットに変換する3B4B変換を行い、下位5ビットに対しては5ビットを6ビットに変換する5B6B変換を行う。
ビット列の中の1の個数から0の個数を引いたものをディスパリティ(Disparity)と呼ぶ。特にデータストリーム中の連続したディスパリティの累計をRD(Running Disparity)と呼ぶ。8B10B符号のシンボルには現在のRD(CRD:Current Running Disparity)が正(+)のときに変換されるものと負(−)のときに変換されるものの2種類が存在する。8B10B符号化方式では、CRDが正か負かによって、次に送付するシンボルを変更することで、「0」および「1」の一方が6ビット以上連続しないようにするとともに、「1」と「0」の数のバランスを均等にしており、DCバランスに依存する問題を解決するようになっている。
また、符号化されたデータ信号を光信号に変換する変調方式として、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)などの位相偏移変調を用いた場合を想定するが、適用する変調方式に制限を加えるものではなく、DP−BPSK信号、DP−16QAM信号、その他の信号に対しても容易に拡張可能である。位相偏移変調を用いた場合は、光通信路の雑音や波形歪みに起因する位相スリップが生じ、受信側の基準位相によってデータの1と0が反転して認識され、大規模な連続誤りが生じる可能性がある。
図1において、通信装置1はデータ生成部11、8B10B符号化部12、光送受信器13を備えている。データ生成部11は、図1においては省略した外部装置から入力された情報に基づいて、通信装置2に対して送信するデータ(通信データ)を生成するデータ生成部である。また、データ生成部11は、通信装置1および通信装置2間の同期をとるための同期信号を生成する。ここでは、同期信号として「K28.5」のコードを使用するものとする。「K28.5」は、図2に示すように、8B10B符号化部11により符号化されることにより、CRD+およびCRD−のビット列がそれぞれ「110000 0101」と「001111 1010」となり、CRD+とCRD−との間ですべてのビットで反転した関係にある。すなわち、符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列である(第1のデータ)。
データ生成部11は、上述した同期信号「K28.5」の後に、「D3.1」のデータ信号を生成する。図2に示すように「D3.1」は、8B10B符号化部12によって符号化されることにより、CRD+およびCRD−のビット列がいずれも「110001 1001」となり、CRD+とCRD−との間では同一の関係となる。また、このCRD+およびCRD−が反転した場合、「001110 0110」となり、「D28.6」を示すコードとなる。すなわち、符号化されることにより反転した場合に異なるコード(「D28.6」)を示すビット列となる(第2のデータ)。
8B10B符号化部12は、データ生成部11で生成された第1のデータ、第2のデータおよび通信データについて8B10B符号化を行う符号化部である。上述したように、第1のデータは8B10B符号化を行うことにより、反転した場合においても同じコードを示すビット列となる。また、第2のデータは8B10B符号化を行うことにより、反転した場合に異なるコードを示すビット列となる。
光送受信器13は、8B10B符号化部12において符号化されたデータに位相偏移変調を行って光信号に変換し、光通信路4に出力する。また、8B10B符号化部12により符号化された第1のデータおよび第2のデータを続けて第2の通信装置に送信する送信器である。
通信装置2は、光送受信器21、反転部22、8B10B復号化部23、反転判定部24を備えている。光送受信器21は、通信装置1から送信された光信号を受信し、データ信号(電気信号)への復調を行う受信器である。反転部22は、反転判定部24において、光送受信器21により受信したデータ信号が「反転」していると判断された場合に、それ以降のデータ信号を反転させて、8B10B復号化部23に出力する。信号を反転させるための方法はどのようなものを用いてもよいが、ここでは、マルチプレクサまたはEXOR回路を用いるものとする。
マルチプレクサを用いる場合、光送受信器21より送付されたデータ信号を分岐させ、一方にNOT回路を挿入することにより反転させる。マルチプレクサにおいて、分岐させた信号の一方を選択して出力させるが、「反転」と判定された場合には、分岐させた信号のうちNOT回路にて反転させたデータ信号を出力する。また、EXOR回路を用いる場合には、光送受信器21より送付されたデータ信号をEXOR回路の一方の入力とし、もう一方の入力を、「反転」と判定された場合には「1」、「反転」と判定されていない場合には「0」を入力することとなる。なお、電気信号の段階で反転させる場合について示したが、光信号の段階で行ってもよく、光送受信器にてローカル光、または受信光の位相をずらすことにより、反転させるようにしてもよい。
8B10B復号化部23は、光送受信器21で受信されたデータ信号について、8B10B復号化を行う復号化部である。8B10B復号化部23は、反転判定部22において「反転」と判定され、反転部24において反転動作を行う場合には、この反転されたデータ信号に対して8B10B復号化を行う。反転判定部24は、8B10B復号化部23にて復号化されたデータ信号が、通信装置1から送信された信号が光通信路等において位相スリップが生じ、反転したビット列として復調されたか否かを判定する。反転判定部24は、第1のコードの後に第2のコード以外のコードがある場合に、光通信路を介して受信した信号が反転していると判定する。
光通信路4は、光ファイバなどの光伝送路であり、通信装置1と通信装置2とを接続する。なお、人工衛星間の通信などのレーザ光を用いた通信の場合には、中空を伝送する場合も含む。
本実施の形態に係る光通信システムの動作について説明する。
図3は、送信および受信の動作を示すフローチャートである。まず、送信側での動作について説明する。データ生成部11において、反転判定用のデータ信号を作成し(ステップS10)、8B10B符号化部12に出力する。ここで、反転判定用のデータ信号として、「K28.5」「K28.5」「D3.1」を用いることを、予め通信装置1と通信装置2との間で取り決めておく。「K28.5」「K28.5」と通常の同期信号と区別している。したがって、データ生成部11で生成したデータ列に反転判定用の10ビットのデータ「110000 0101」「001111 1010」「110001 1001」を付加して8B10B符号化部12から出力する。「K28.5」と「D3.1」は必ずしも連続して送信する必要はなく、受信側の通信装置2と送信側の通信装置1とを予め取り決めておけば、「K28.5」と「D3.1」との間に別のデータ信号が挿入されていてもよい。また、反転しても同じデータを示すビット列と、反転すると異なるデータを示すビット列との組み合わせであれば、「K28.5」および「K3.1」以外であっても反転判定が可能である。また、反転しても同じデータを示すビット列は必ずしも2つである必要はなく、送信側の通信装置1と受信側の通信装置2が予め取り決めておけば、1個以上のビット列で反転判定が可能である。同様に、反転すると異なるデータを示すビット列も必ずしも1つである必要はなく、送信側通信装置1と受信側通信装置2が予め取り決めておけば、1個以上のビット列で反転判定が可能である。
また、データ生成部11では、図1では記載しない外部装置より入力された情報に基づいて通信用のデータ信号を作成し、8B10B符号化部12に出力する。通信用のデータ信号は、先頭に同期用の「K28.5」を設け、それに続いて通信データを生成する。生成した通信用のデータ信号は、8B10B符号化部12に出力される。
データ生成部11において生成されたデータ信号は、8B10B符号化部12において8B10B符号化される(ステップS11)。符号化されたデータ信号は、光送受信器13において光信号に変換され、光通信路4を介して通信装置2に送信される(ステップS12)。図4は、送信されるデータ信号の順番を示す図である。CRDの正負に応じて、「K28.5 CRD+」「K28.5 CRD−」「D3.1 CRD+」が送信されたのち、通信用として「K28.5 CRD−」および通信データが送信される。
次に、受信側での動作について説明する。通信装置1より送信された光信号は、通信装置2の光送受信器21において受信され、データ信号に復調される(ステップS13)。復調されたデータ信号は、反転部22を介して8B10B復号化部23に出力され、8B10B復号化部23において、復号化される(ステップS14)。この段階では、受信したデータ信号が「反転」していると判定されていないため、反転部22では受信したデータ信号をそのまま8B10B復号化部23に転送する。反転判定部24において、復号化されたデータ信号のうち反転判定用のデータ信号について判定処理が実施され(ステップS15)、「反転」と判定された場合には、反転判定部24はその旨を反転部22に通知し、反転部22において通信用のデータ信号に対して反転処理を行う(ステップS16)。一方、反転していないと判定された場合には、反転部22には通知は行わず、反転部22は光送受信器21から入力されたデータ信号をそのまま8B10B復号化部23に出力し、データ通信が開始される(ステップS17)。以上のような動作を行うことにより、反転していると判断して、通信装置2に入力信号を反転することで、通信装置1側で意図した信号を受信することができる。上記シーケンスでは通信開始時に一度行い、その後位相が反転しない事が望ましいが、通信中に位相の反転が危惧される場合においては、通信データ間に上記シーケンスを挿入し、定期的に信号反転を判定・修正することで誤りを低減することができる。
反転判定部24における「反転」しているか否かの判定の手順について説明する。図5は、反転判定部24における判定の手順を示すフローチャートである。また、図6は、受信信号を示す図である。反転判定部24は、8B10B復号化部23より出力された信号に同期信号(「K28.5」)が含まれるか否かを検出する(ステップS20)。「K28.5」を検出し、再度「K28.5」を検出した場合(ステップS20:Yes)、反転判定用のデータ信号と判断する(ステップS21)。ここで、「K28.5」は反転した場合でもあっても復号化可能であり、いずれの場合であっても「K28.5」を示す8bit値「0xBC」となる。通信装置1より送信された反転判定用のデータ信号は「K28.5」「K28.5」「D3.1」であるため、次に受信したデータが、8bit値「0x23」である場合には、反転していない通常の受信と判定する(ステップS22)。一方で、「D3.1」は反転した場合でも異なるデータとなるが復号は可能であり、「D28.6」となる。次に受信したデータが、8bit値「0xDC」である場合には、「反転」していると判断し、反転部22に通知する(ステップS23)。
実施の形態1に係る光通信システムでは、以上のような構成をしており、符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータ、および、符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを続けて送付することにより、受信側の通信装置において容易に信号が反転して受信しているかどうかを判定することができる。したがって、差動符号化等を行うことなく、光通信路の雑音や波形歪みなどに起因する位相スリップによって生じるビット列の反転の有無を判定することができる。
ここでは、上述の第1のデータおよび第2のデータを1度送付して、反転判定部において判定する場合については示したが、これに限ったものではなく、複数回(例えば10回)送付して、あらかじめ定められた一定の割合(例えば8回)以上「反転」と判定された場合に、受信したデータ信号が反転していると判定するような構成としてもよい。これにより、一時的に位相スリップが生じた場合などに、誤って反転処理を行うことを抑制することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、受信側の通信装置においてデータ信号の反転動作を行う場合について示したが、実施の形態2では、受信側の通信装置において「反転」と判定した場合に、その旨を送信側の通信装置に通知し、送信側の通信装置において反転動作を行う場合について示す。図7に、実施の形態2に係る光通信システムの構成を表すブロック図を示す。
実施の形態2に係る光通信システムは、通信装置1aおよび2aにより構成されている。通信装置1aを第1の通信装置である送信側の通信装置、通信装置2aを第2の通信装置である受信側の通信装置とし、通信装置1aから通信装置2aにデータ信号を送信する場合を例にとり説明する。通信装置1aは、実施の形態1の通信装置1に対して反転部14を追加し、光送受信器13を光送受信器13aに置き換えたものである。通信装置2aは、実施の形態1の通信装置2から反転部22を削除し、光送受信器21を光送受信器21aに置き換えたものである。なお、光送受信器21aはデータ信号(電気信号)を8B10B復号化23へ出力する。
図7において、図1と同じ符号が付されている構成要素は、実施の形態1で説明した構成要素と同一または相当の構成要素を示している。図1と同じ符号が付されている構成要素については説明を省略する。実施の形態2に係る光通信システムは、実施の形態1では受信側の通信装置2が備えていた反転部を送信側の通信装置1aが備えるようにしたものである。通信装置1aに備えられた反転部14は、実施の形態1に係る通信装置2に備えられていた反転部22と同様の構成であり、かつ同様の機能を有している。反転部14は、受信側の通信装置2より受信したデータ信号が「反転」している旨の通知を受けた場合には、8B10B符号化部12より出力されたデータ信号の反転動作を行う。また、送信側の光送受信器13aは、実施の形態1の光送受信器13が実行する処理と同様の処理を実行し、さらに、通信装置2aより上述の受信したデータ信号が「反転」している旨の通知を受けた場合には、この通知を反転部14に転送する。また、受信側の光送受信器21aは、実施の形態1の光送受信器21が実行する処理と同様の処理を実行し、さらに、反転判定部24により受信したデータ信号が「反転」していると判断された場合に、その旨の通知を通信装置1aに対して行う。すなわち、光送受信器21aは判定通知手段としての動作を実施する。
次に、動作について説明する。
動作を示すフローチャートは、図3に示す場合とほぼ同様である。また、ステップS10〜ステップS14に示す動作については実施の形態1に示す場合と同様であり、説明を省略する。なお、8B10B符号化部12で8B10B符号化されたデータ信号は反転部14に入力されるが、通信装置2aより通知を「反転」と判定された旨の通知を受けていない状態では、反転部14では、そのままデータ信号を転送することとなり、実施の形態1における送信側の通信装置1と同様の光信号を出力することとなる。
ステップS15において、通信装置2aの反転判定部24によって受信したデータ信号が反転していると判定された場合には、反転判定部24は、その旨を記述した通知を作成し、光送受信器21aに送付する。光送受信器21aは、反転判定部24より受領した通知を光信号に変換し、光通信路4を介して通信装置1aに送付する。なお、この通知は必ずしも光通信路4を用いる必要はなく、別途設けられた無線システムなどを用いても本発明が成り立つことは言うまでもない。
通信装置2aより、通知を受領した光送受信器13aは、その旨を反転部14に通知する。通知を受けた反転部14では、それ以降に8B10B符号化部12より出力されたデータ信号に対して反転処理を行う(ステップS16)。反転処理については、実施の形態1で示した処理を行うものとし、マルチプレクサまたはEXOR回路を用いるものとする。
反転処理が行われたデータ信号は、光送受信器13aにおいて光信号に変換され、光通信路4を介して通信装置2aへ送信される。光通信路4において位相スリップが生じることとなるが、反転処理が行われたデータ信号について光信号を送信しているため通信装置2aでは、正常な状態で信号を受信することができる。
実施の形態2に係る光通信システムでは、以上のような構成をしており、実施の形態1と同様の効果が得られ、差動符号化等を行うことなく、光通信路の雑音や波形歪みなどに起因する位相スリップによって生じるビット列の反転の有無を判定することができる。
実施の形態3.
実施の形態1では、受信側の通信装置2で反転判定を行い「反転」を検出すると受信側の通信装置2がビット列の反転処理を行う光通信システムについて説明を行った。また、実施の形態2では、受信側の通信装置2aで反転判定を行い「反転」を検出すると、その旨を送信側の通信装置1aに通知し、通信装置1aがビット列の反転処理を行う光通信システムについて説明を行った。すなわち、実施の形態1,2の光通信システムでは、光信号の受信側の通信装置2,2aが反転判定を行い、「反転」を検出すると、光信号の受信側の通信装置2または光信号の送信側の通信装置1aがビット列を反転させることとした。これに対して、実施の形態3の光通信システムにおいては、光信号の受信側の通信装置では反転判定を行わずに電気信号を他の通信装置へ送信し、電気信号を受信した他の通信装置が反転判定およびビット列の反転処理を実行する。
実施の形態3の光通信システムの構成例を図8に示す。図8に示したように、実施の形態3に係る光通信システムは、通信装置1、通信装置2bおよび通信装置3を備えている通信装置1と通信装置2bとが光通信路4により接続され、通信装置2bと通信装置3が通信路5で接続されている。光通信路4は、実施の形態1,2の光通信路4と同じものである。通信路5は、電気信号を送受信するための有線または無線の通信路である。ここでは、通信装置1がデータ信号を送信する第1の通信装置(送信側の通信装置)、通信装置2bが通信装置1から受信したデータ信号を通信装置3へ送信する第2の通信装置(送受信側の通信装置)、通信装置3が通信装置1から送信されたデータ信号を通信装置2bを介して受信する第3の通信装置(受信側の通信装置)として説明を行う。
通信装置1は、実施の形態1の通信装置1と同じものである。通信装置2bは、実施の形態1の通信装置2から反転部22および反転判定部24を削除し、送受信器25を追加して、通信装置1から受信したデータを通信装置3へ転送するようにしたものである。通信装置3は、送受信器31、反転判定部32および符号変換部33を備える。
通信装置2bの送受信器25は、8B10B復号化部23にて復号化されたデータ信号を、通信路5を介して通信装置3へ送信する。送受信器25は、データ信号を通信装置3へ送信する際、符号化処理、変調処理などを適宜実施する。
通信装置3の送受信器31は、通信装置2bからデータ信号を受信し、反転判定部32へ出力する。送受信器31は、通信装置2bから信号を受信すると、復調処理、復号処理などを適宜実施し、通信装置2bが送信したデータ信号を復元する。送受信器31は、復元したデータ信号を反転判定部32および符号変換部33へ出力する。
反転判定部32は、実施の形態1に係る通信装置2に備えられていた反転判定部24と同様の構成であり、かつ同様の機能を有し、反転判定部24と同様の方法によりデータ信号が反転しているか否かを判定する。反転判定部32は、データ信号が反転しているか否かの判定結果を符号変換部33へ通知する。
符号変換部33は、反転判定部32よりデータ信号が「反転」している旨の通知を受けた場合、送受信器31から受け取ったデータ信号に対して符号変換処理を実行する。符号変換処理の詳細については後述する。
本実施の形態に係る光通信システムの動作について説明する。なお、通信装置1の動作は実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
図9は、実施の形態3に係る光通信システムの通信装置2bおよび3の動作例を示すフローチャートであり、通信装置1から送信されたデータ信号を受信する場合の動作を示している。図9のステップS30およびS31は通信装置2bで実行される処理、ステップS32、S33およびS34は通信装置3で実行される処理である。
通信装置1から送信されたデータ信号を光通信路4経由で受信する通信装置2bは、受信信号に同期信号(「K28.5」)が含まれるか否かを確認し(ステップS30)、同期信号が含まれない場合(ステップS30:No)、ステップS30の処理を繰り返す。通信装置2bにおいては、光送受信器21がこのステップS30の処理を実行する。通信装置2bは、受信信号に同期信号が含まれている場合(ステップS30:Yes)、8B10B復号化処理を実行する(ステップS31)。通信装置2bにおいては、8B10B復号化部23がステップS31の処理を実行する。通信装置2bは、8B10B復号化処理を実行して得られた復号後のデータ信号を通信装置3へ送信し、これを通信装置3が受信する。通信装置2bにおいては送受信器25がデータ信号を送信し、通信装置3においては送受信器31がデータ信号を受信する。
通信装置2bからデータ信号を受信した通信装置3は、受信したデータ信号が反転しているか否か、すなわちデータ信号の全ビットが反転した状態か否かを判定する(ステップS32)。データ信号が反転している場合(ステップS32:Yes)、通信装置3は、通信装置2bから受信したデータ信号に対して符号変換処理を開始し、各ビットを正しい状態に戻す(ステップS33)。符号変換処理の詳細については後述する。通信装置3においては、反転判定部32がステップS32の処理を実行し、符号変換部33がステップS33の処理を実行する。反転判定部32は、実施の形態1,2の反転判定部24と同様の方法でデータ信号が反転しているか否かを判定する。反転判定部32は、データ信号が反転していると判定すると、その旨を符号変換部33に通知し、この通知を受けた符号変換部33は、送受信器31から入力されたデータ信号に対する符号変換処理を開始する。通信装置3は、符号変換処理が実施され、データ信号が有効なデータに変換されると変換後のデータの受信を開始する(ステップS34)。
符号変換部33が実行する符号変換処理について、図10および図11を参照しながら説明する。図10は、符号変換部33が符号変換処理で使用する符号変換表である。図11は、符号変換部33の符号変換動作の一例を示す図であり、通信装置1から送信されたデータ信号(送信データ)を1段目に示し、通信装置2bを介して通信装置3が受信した、反転した状態の受信データ信号(反転受信時)を2段目に示し、符号変換部33が符号変換処理を実施した後の受信データ信号(符号変換実施後)を3段目に示している。
図11の1段目および2段目に示したように、データ反転が発生すると、「D3.1」のデータ信号(コード)は「D28.6」のデータ信号(コード)に変換された状態で受信され、「D0.1」のデータ信号は「D0.6」のデータ信号として受信される。「K28.5」および「D0.0」の各データ信号は元の状態のまま受信される。
そのため、符号変換部33は、データ反転が発生した旨の通知を反転判定部32から受けた場合、図10に示した符号変換表を使用して、送受信器31から入力されたデータ信号(反転後のコード)を正しいデータ信号(反転前のコード)に変換する。具体的には、符号変換部33は、「D28.6」のデータ信号が入力されると「D3.1」のデータ信号に変換して出力し、「D0.6」のデータ信号が入力されると「D0.1」のデータ信号に変換して出力する。また、符号変換部33は、「D0.0」および「K28.5」のデータ信号が入力された場合はそのまま出力する。
図9に示した動作の説明に戻り、データ信号が反転していない場合(ステップS32:No)、通信装置3は、符号変換処理は実行せずに、有効なデータとして受信する(ステップS34)。この場合、符号変換部33は、送受信器31から入力されたデータ信号をそのまま出力する。
実施の形態3に係る光通信システムでは、以上のような構成をしており、実施の形態1,2と同様の効果が得られ、差動符号化等を行うことなく、光通信路の雑音および波形歪みなどに起因する位相スリップによって生じるビット列の反転の有無を判定することができる。また、光信号を終端する通信装置2bに接続された通信装置3において反転が発生しているか否かの判定および反転が発生した場合の符号変換を実行するようにしたため、通信装置2bの負荷を軽減できるというメリットがある。これは通信装置2bが衛星に搭載され、通信装置3が地上局である場合に、衛星側で行う処理を軽減できるというメリットがある。
なお、本実施の形態では、反転判定部32および符号変換部33を通信装置3が備えることとしたが、反転判定部32の処理、すなわち、データ信号が反転しているか否かの判定を、実施の形態1,2と同様に通信装置2bで行うようにしてもよい。この場合、通信装置2bは、データ信号が反転していると判定すると、その旨を通信装置3に通知する。
各実施の形態で説明した通信装置を実現するハードウェアについて説明する。実施の形態1〜3で説明したデータ生成部11、8B10B符号化部12、反転部14,22、8B10B復号化部23、反転判定部24,32および符号変換部33は、図12に示した処理回路100で実現可能である。
処理回路100は、プロセッサ101、メモリ102、入力回路103および出力回路104を含んで構成されている。プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSPともいう)、システムLSI(Large Scale Integration)などである。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクまたはDVD(Digital Versatile Disc)等である。
データ生成部11、8B10B符号化部12、反転部14,22、8B10B復号化部23、反転判定部24,32および符号変換部33は、それぞれに対応するプログラムをメモリ102から読み出してプロセッサ101が実行することにより実現できる。入力回路103は、プロセッサ101が処理する情報、メモリ102が記憶する情報などを外部から受け取る際に使用し、出力回路104は、プロセッサ101が生成した情報、メモリ102が記憶している情報を外部へ出力する際に使用する。
データ生成部11、8B10B符号化部12、反転部14,22、8B10B復号化部23、反転判定部24,32および符号変換部33の一部または全てを専用のハードウェアにより実現してもよい。この場合、上記の各部は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせた処理回路で実現する。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,1a 通信装置(送信側)、2,2a,3 通信装置(受信側)、2b 通信装置(送受信側)、4 光通信路、11 データ生成部、12 8B10B符号化部、13 光送受信器(送信側)、14 反転部、21 光送受信器(受信側)、22 反転部、23 8B10B復号化部、24,32 反転判定部、31送受信器、33 符号変換部。

Claims (11)

  1. 第1の通信装置と光通信路によって接続された第2の通信装置を備える光通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータを生成し、符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを生成するデータ生成部と、
    前記データ生成部により生成されたデータを符号化する符号化部と、
    前記符号化部により符号化された前記第1のデータおよび前記第2のデータを続けて前記第2の通信装置に送信する送信器と、
    を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置よりデータを受信する受信器と、
    前記受信器で受信したデータを復号化する復号化部と、
    前記復号化されたデータが前記第1のデータに続く前記第2のデータを含んでいない場合に、前記光通信路を介して受信した信号が反転していると判定する反転判定部と、
    を備えたことを特徴とする光通信システム。
  2. 前記第2の通信装置は、
    前記反転判定部において反転していると判定された場合、前記受信器により受信したデータを反転させ、前記復号化部に出力する反転部、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の光通信システム。
  3. 前記第2の通信装置は、
    前記反転判定部において反転していると判定された場合、前記第1の通信装置にその旨を通知する判定通知手段、
    を備え、
    前記第1の通信装置は、
    前記判定通知手段により反転している旨を通知された場合、前記符号化部により符号化されたデータを反転させ、前記送信器に出力する反転部、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1記載の光通信システム。
  4. 前記第2の通信装置に接続され、前記復号化部で復号された後のデータを受信する第3の通信装置を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記反転判定部において反転していると判定された場合、前記第3の通信装置にその旨を通知する判定通知手段、
    を備え、
    前記第3の通信装置は、
    前記判定通知手段により反転している旨を通知された場合、前記第2の通信装置から受信したデータを前記反転が発生する前のデータに変換する符号変換部、
    を備えること、
    を特徴とする請求項1記載の光通信システム。
  5. 第1の通信装置と、前記第1の通信装置と光通信路によって接続された第2の通信装置と、前記第1の通信装置から送信されたデータを前記第2の通信装置を介して受信する第3の通信装置とを備える光通信システムであって、
    前記第1の通信装置は、
    符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータを生成し、符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを生成するデータ生成部と、
    前記データ生成部により生成されたデータを符号化する符号化部と、
    前記符号化部により符号化された前記第1のデータおよび前記第2のデータを続けて前記第2の通信装置に送信する送信器と、
    を備え、
    前記第2の通信装置は、
    前記第1の通信装置よりデータを受信する受信器と、
    前記受信器で受信したデータを復号化する復号化部と、
    を備え、
    前記第3の通信装置は、
    前記復号化部で復号化されたデータが前記第1のデータに続く前記第2のデータを含んでいない場合に、前記光通信路を介して前記第2の通信装置が受信した信号が反転していると判定する反転判定部、
    を備えること、
    を特徴とする光通信システム。
  6. 前記第3の通信装置は、
    前記反転判定部において反転していると判定された場合、前記第2の通信装置から受信したデータを前記反転が発生する前のデータに変換する符号変換部、
    を備えること、
    を特徴とする請求項5記載の光通信システム。
  7. 前記符号化部で行う符号化は、8B10B符号化であり、
    前記データ生成部は、8B10B符号化において各コードに割り当てられたCRD(Current Running Disparity)プラスおよびCRDマイナスの関係が反転関係にある第1のデータを生成し、CRDプラスおよびCRDマイナスが、反転関係になく、CRDプラスおよびCRDマイナスのいずれもが、反転した場合異なるコードを示すビット列からなるデータを生成し、
    前記復号化部は、8B10B復号化を行うこと、
    を特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光通信システム。
  8. 前記送信器は、複数回にわたって前記第1のデータおよび第2のデータを前記第2の通信装置に送信し、
    前記反転判定部は、前記第1のデータに続くデータが、あらかじめ定められた割合以上の前記第2のデータでない場合に、反転していると判定すること、
    を特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光通信システム。
  9. 対向通信装置と光通信路によって接続された光通信装置であって、
    前記対向通信装置より送信された、符号化されることにより反転しても同じコードを示すビット列からなる第1のデータおよび符号化されることにより反転した場合に異なるコードを示すビット列からなる第2のデータを続けて受信する受信器と、
    前記受信器で受信したデータを復号化する復号化部と、
    前記復号化されたデータが前記第1のデータに続く前記第2のデータを含んでいない場合に、前記光通信路を介して受信した信号が反転していると判定する反転判定部と、
    を備えたことを特徴とする光通信装置。
  10. 前記反転判定部において反転していると判定された場合、前記受信器により受信したデータを反転させ、前記復号化部に出力する反転部、
    を備えることを特徴とする請求項9記載の光通信装置。
  11. 前記反転判定部において反転していると判定された場合、前記対向通信装置にその旨を通知する判定通知手段を備えること、
    を特徴とする請求項9記載の光通信装置。
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