JP6179597B2 - セルハンドオーバー及び再構成の方法及び装置 - Google Patents

セルハンドオーバー及び再構成の方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信技術分野に関し、特にセルハンドオーバー及び再構成の方法及び装置に関する。
スマート端末が大幅に増加するにつれて、未来のLTE-Advanced(Long Term Evolution-Advanced)システムの更なる進化の中では、従来のマクロ基地局(Macro Cell)は、このように迅速に増大する容量及びピークレートのニーズに応えることができない可能性がある。基地局をさらに密集して構成することで、ユーザを物理的位置上で基地局にさらに接近させることにより、システムの容量を上げ、ピークレートを向上させ、ユーザ体験を改善することができる。しかしながら、大パワーのマクロ基地局の構成は、コストが高すぎ、非グリーン・コミュニケーションなどのような問題を引き起こすことがある。よって、小パワーのスモール基地局(Small Cell)、例えばPico cell、Femto cell、及びRRH(Remote Radio Head)の採用が始まっている。マクロ局に比べて、スモール基地局は、コストが低く、構成が快速且つ柔軟で、コストパフォーマンス比が高いなどの総合的な利点を有するので、室外ホットスポット、ネットワーク容量の増加、室内カバレッジの改善、ユーザセンシングの向上に適する。よって、スモール基地局が益々注目されている。未来のLTE-Advancedネットワークでは、スモール基地局の数が従来のマクロ局の数を超えることが予測されている。
スモール基地局は、カバレッジがマクロ基地局より小さいため、より高い可用周波数範囲、例えば3.5GHzを使用することができる一方、マクロ基地局は、継続して従来の比較的低い周波数範囲をそのまま使用することで、比較的大きい且つロバストなカバレッジを提供することができる。CA(Carrier Aggregation)をサポートし得るユーザ(UE、User Equipment)については、該ユーザのためにマクロ基地局及びスモール基地局を同時に構成してもよく、この2種の基地局は、異なる周波数で、即ち、異なるCC(Carrier Component)で稼働し得る。スモール基地局は、マクロ基地局のカバレッジ内に位置してもよく、マクロ基地局のカバレッジ外に位置してもよい。スモール基地局の構成は、疎らであってよく、密集してもよい。また、スモール基地局は、クラスタ(cluster)の形式で現れてもよく、即ち、地理的位置上で互いに比較的に接近する各スモール基地局を1つのクラスタとしててもよい。同一のクラスタ内では、各スモール基地局が同一のeNB(evolved NodeB)に接続され得る。ならば、クラスタ内の各スモール基地局間のバックホール(backhaul)が比較的に理想のものと見なされ、例えば、時間遅延が小さく、伝送能力が強い。また、マクロ基地局のカバレッジ内の異なるクラスタは、異なるeNB又は同一のeNBにも接続され得る。図1は、スモール基地局及びマクロ基地局の共同構成を示す図であり、図1に示すように、F2は、スモール基地局の構成に用いられ、F1は、マクロ基地局の構成に用いられる。
発明者は、本発明の実現過程で、ユーザが同一のクラスタ内の各スモール基地局間で移動する時に、依然として従来のセルハンドオーバープロセスを採用すれば、ユーザが頻繁なハンドオーバー状態に落ち、ユーザ側の負担が増え、且つ、ユーザと基地局との間及び基地局と基地局との間に大量の不必要な情報交換が発生するとのことを発見した。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、当業者がそれを容易に理解し得るためだけのものである。これらの技術案は、本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知であると思われてはいけない。
本発明の実施例の目的は、ユーザのスモール基地局間の頻繁なハンドオーバーをサポートし、ハンドオーバープロセスを簡略化することができる、セルハンドオーバー及び再構成の方法及び装置を提供することにある。
本発明の実施例の第一側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置(UE)がセル測定要求に基づいてセル測定を行い、測定結果を報告(上り報告)し;
前記UEがマクロ基地局又は前記UEのサービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した時に、サービング基地局との接続を切り、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し;及び
前記UEが前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行うことを含む。
本発明の実施例の第二側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
マクロ基地局がUEのために選択するターゲット基地局を確定し;及び
前記マクロ基地局が前記UEにハンドオーバー命令を送信し、これにより、前記UEは前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行うことを含み、
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
本発明の実施例の第三側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ローカル以外の他の基地局の制御に基づいて、UEの上り信号を検出し;
前記UEのローカルに対する上りタイミング情報を取得し;
前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分(uplink timing advance)を計算し;及び
前記上り時間繰り上げ分をマクロ基地局に提供することを含む。
本発明の実施例の第四側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
基地局がUEにセル測定要求を送信し、これにより、前記UEが前記セル測定要求に基づいてセル測定を行って報告を行い;
前記基地局が前記UEの報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択し;及び
前記ターゲット基地局が前記UEの上り信号を検出するように制御し、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を取得することを含む。
本発明の実施例の第五側面によれば、ユーザ装置(UE)が提供され、そのうち、前記UEは、
測定ユニットであって、セル測定要求に基づいてセル測定を行い、測定結果を報告するためのもの;
処理ユニットであって、マクロ基地局又は前記UEのサービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した時に、サービング基地局との接続を切り、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留するためのもの;及び
構成ユニットであって、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行うためのものを含む。
本発明の実施例の第六側面によれば、マクロ基地局が提供され、そのうち、前記マクロ基地局は、
確定ユニットであって、UEのために選択するターゲット基地局を確定するためのもの;及び
送信ユニットであって、前記UEにハンドオーバー命令に送信し、これにより、前記UEに、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行わせるためのものを含み、
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
本発明の実施例の第七側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
検出ユニットであって、ローカル以外の他の基地局の制御に基づいて、UEの上り信号を検出するためのもの;
取得ユニットであって、前記UEのローカルに対する上りタイミング情報を取得するためのもの;
計算ユニットであって、前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算するためのもの;及び
処理ユニットであって、前記上り時間繰り上げ分をマクロ基地局に提供するためのものを含む。
本発明の実施例の第八側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
送信ユニットであって、UEにセル測定要求を送信し、これにより、UEに前記セル測定要求に基づいてセル測定を行わせて報告を行わせるためのもの;
選択ユニットであって、前記UEの報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択するためのもの;及び
制御ユニットであって、前記ターゲット基地局が上り信号を検出するように制御し、これにより、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を取得するためのものを含む。
本発明の実施例の第九側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
ユーザ装置(UE)がサービング基地局のセル測定要求に基づいてセル測定を行い、測定結果を報告し;
前記UEがサービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し;及び
前記UEが前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行うことを含む。
本発明の実施例の第十側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
UEにセル測定要求を送信し、これにより、前記UEが前記セル測定要求に基づいてセル測定を行って報告を行い;
前記UEの報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択し;
前記ターゲット基地局が上り信号を検出するように制御し、これにより、ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を取得し;及び
前記UEにハンドオーバー命令を送信し、これにより、前記UEが前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行うことを含み、
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
本発明の実施例の第十一側面によれば、セルハンドオーバー及び再構成の方法が提供され、そのうち、前記方法は、
UEのサービング基地局の制御に基づいて前記UEの上り信号を検出し;
前記UEのローカルに対する上りタイミング情報を取得し;
前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算し;及び
前記上り時間繰り上げ分を含む上り時間繰り上げ情報を前記UEのサービング基地局に提供することを含む。
本発明の実施例の第十二側面によれば、ユーザ装置(UE)が提供され、そのうち、前記UEは、
測定ユニットであって、サービング基地局のセル測定要求に基づいてセル測定を行って測定結果を報告するためのもの;
処理ユニットであって、サービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留するためのもの;及び
構成ユニットであって、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行うためのものを含む。
本発明の実施例の第十三側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
送信ユニットであって、UEにセル測定要求を送信し、これにより、UEに、前記セル測定要求に基づいてセル測定を行わせて報告を行わせるためのもの;
選択ユニットであって、前記UEの報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択するためのもの;及び
制御ユニットであって、前記ターゲット基地局が上り信号を検出するように制御し、前記ターゲット基地局の時間繰り上げ情報を取得するためのものを含み、
そのうち、前記送信ユニットはさらに、前記UEにハンドオーバー命令を送信し、前記UEに、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行わせるために用いられ;
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
本発明の実施例の第十四側面によれば、基地局が提供され、そのうち、前記基地局は、
検出ユニットであって、UEのサービング基地局の制御に基づいて前記UEの上り信号を検出するためのもの;
取得ユニットであって、前記UEのローカルに対する上りタイミング情報を取得するためのもの;
計算ユニットであって、前記上りタイミング情報に基づいてローカルの上り時間繰り上げ分を計算するためのもの;及び
処理ユニットであって、前記上り時間繰り上げ分を前記UEのサービング基地局に提供するためのものを含む。
本発明の実施例の第十五側面によれば、通信システムが提供され、そのうち、前記通信システムは、前記第五側面に記載のUE、前記第六側面に記載のマクロ基地局、前記第七側面に記載のターゲット基地局、及び前記第八側面に記載のサービング基地局を含む。
本発明の実施例の第十六側面によれば、通信システムが提供され、そのうち、前記通信システムは、前記第十二側面に記載のUE、前記第十三側面に記載のサービング基地局、及び前記第十四側面に記載のターゲット基地局を含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータプログラムがさらに提供され、そのうち、基地局中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で、前述の基地局中で実行するセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体がさらに提供され、そのうち、該コンピュータプログラムは、コンピュータに、基地局中で、前述の基地局中で実行するセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータプログラムがさらに提供され、そのうち、端末装置中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、前記端末装置中で、前述のUE中で実行するセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供され、そのうち、該コンピュータプログラムは、コンピュータに、端末装置中で、前述のUE中で実行するセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例の有益な効果は、本発明の実施例の方法及び装置によれば、セル再構成及びハンドオーバー過程における上り/下り同期による時間遅延を有効に減少し、ユーザの複雑度を低減することができる。
後述の説明及び図面により、本発明の特定の実施形態を詳細に開示しており、本発明の原理を採用し得る形態を明確にしている。なお、理解すべきは、本発明の実施形態は、範囲上では、それらに限定されないとのことである。また、添付した特許請求の範囲の精神及び技術の範囲内では、本発明の実施形態は、あらゆる変更、変形及び代替によるものをも含む。
また、1つの実施形態について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似する方式で、1つ以上の他の実施形態に使用し、他の実施形態における特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態における特徴を置換することもできる。
また、強調すべきは、「有する/含む」のような用語は、本文に使用される時に、特徴、ユニット、ステップ、又はアセンブリの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、ユニット、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないことをも指すとのことである。
以下の図面を参照することにより本発明の多くの側面をよりよく理解することができる。図中の部品は、比例して描かれたものではなく、本発明の原理を示すだけのものである。発明の一部を便利に示す又は説明するために、図中の対応する部分は、拡大又は縮小することがある。また、本発明の1つの図面又は1つの実施形態に記載の要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施形態に記載の要素及び特徴と組み合わせることができる。また、図中では、類似する符号は、幾つかの図中の対応する部品を示し、また、1つ以上の実施形態に使用される、対応する部品を示すためにも用いられ得る。
スモール基地局及びマクロ基地局の共同構成を示す図である。 本発明の実施例1におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 図2に示すの実施例の一実施態様である。 図2に示すの実施例の一実施態様である。 図2に示すの実施例の一実施態様である。 図2に示すの実施例の一実施態様である。 本発明の実施例2におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 本発明の実施例3におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 本発明の実施例4におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 実施例1〜4に関する各装置の情報交換を示す図である。 本発明の実施例5におけるユーザ装置の構成図である。 本発明の実施例6におけるマクロ基地局の構成図である。 本発明の実施例7におけるターゲット基地局の構成図である。 本発明の実施例8におけるサービング基地局の構成図である。 本発明の実施例9におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 本発明の実施例10におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 本発明の実施例11におけるセルハンドオーバー及び再構成の方法のフローチャートである。 実施例9〜11に関する各装置の情報交換を示す図である。 本発明の実施例12におけるUEの構成図である。 本発明の実施例13におけるサービング基地局の構成図である。 本発明の実施例14におけるターゲット基地局の構成図である。
図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の実施例の前述及び他の特徴はより明確になる。なお、これらの実施形態は、例示だけであり、本発明を限定するものではない。当業者が容易に本発明の原理及び実施形態を理解し得るために、本発明の実施形態では、無線通信システム中のセルハンドオーバー及び再構成を例として説明を行うが、理解すべきなのは、本発明の実施例は、上述のシステムに限定されず、セルハンドオーバー及び再構成に関するの他のシステムにも適用し得る。
本発明の実施例は、セルハンドオーバー及び再構成の方法を提供し、該方法は、ユーザ装置(UE)に用いられる。図2は、該方法のフローチャートであり、図2に示すように、該方法は、次のステップを含む。
ステップ201:ユーザ装置(UE)はセル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして、測定結果を報告する。
そのうち、該セル測定要求は、マクロ基地局が送信したものであってもよく、該UEにサービスを提供しているスモール基地局(サービング基地局と略称する)が送信したものであってよく、また、該マクロ基地局又は該サービング基地局は、サービスのニーズに基づいて、UEに、セルの測定を行うことを通知することができる。
そのうち、該UEは、上述の基地局のセル測定要求に基づいて、本(自)セル及び隣接セルに対して測定を行い、例えば、キャリア受信信号強度インジケイター(Carrier RSSI)、RSRP(Reference Signal Receiving Power、参照信号受信パワー)、及び/又はRSRQ(Reference Signal Receiving Quality、参照信号受信品質)などを測定することができる。
そのうち、該マクロ基地局又はサービング基地局は、該UEのために上りリソースを割り当てることもでき、これにより、UEは、測定結果を報告することができる。これは、従来の手段により実現され得るので、ここではその詳しい説明を省略する。
そのうち、該UEは、従来のセルハンドオーバーと同じである測定方式、又は、従来のキャリアアグリゲーション(CA)中のCC再構成と同じである測定方式、又は、簡略化された測定方式を採用することができる。なお、本発明の実施例は、これに限定されない。
ステップ202:前記UEは、マクロ基地局又はサービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
そのうち、該ハンドオーバー命令は、既存のRRC(Radio Resource Control、無線リソース制御)構成、再構成シグナリングにより実現されてもよく、予め定義されたRRC構成、再構成シグナリングにより実現されてもよい。予め定義されたRRC構成、再構成シグナリングにより実現される時に、従来のキャリアアグリゲーション(CA)中のCC再構成時に用いるRRC構成、再構成シグナリングと同じであってもよく、又は、さらに簡略化してもよく、又は、幾つかのパラメータを修正してもよい。例えば、ターゲットスモール基地局のPCI(物理セルID)を含まず、仮想セルIDを含んでもよい(1つのクラスタ内の各スモール基地局が同じPCIを採用するが、異なる仮想セルIDを採用すると仮定する)。
そのうち、UEがサービング基地局との接続を切ることとは、サービング基地局のパラメータをリリースすることを指す。本実施例では、UEは、上り送信時間を確定するために、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する必要がある。そのうち、UEはさらに、サービング基地局の下りタイミング情報を保留してもよく、また、保留しなくてもよい。
本実施例では、サービング基地局とは、マクロ基地局ではなく、現在にUEにサービスを提供しているスモール基地局(small cell)を指す。
ステップ203:前記UEは、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行う。
そのうち、UEは、従来の手段を採用して、セルハンドオーバー及び再構成を行ってもよく、本発明の実施例は、これに限定されない。また、ハンドオーバーの過程では、原サービング基地局は、ターゲット基地局に、バッファ及びトランジットパケット(deliver buffered and transit packets to target eNB)を提供し、シーケンス番号状態(SN Status、Sequence Number Status)をターゲット基地局(SN status transfer)に送信し、その後、ターゲット基地局にデータ(data forwarding)を伝送することができ、ターゲット基地局は、原サービング基地局から該バッファパケット(buffer packets from source eNB)を受信することができる。
そのうち、UE及びターゲット基地局の下り同期については、UEが未だターゲット基地局にハンドオーバーしていない時に、ターゲット基地局に対して下り時間同期を行ってもよい。また、UEが再構成情報を受信してから、ターゲット基地局に対して下り時間同期を行てっもよい。本実施例は、これに限定されない。
一実施例では、UEが再構成完成後に再構成完成情報を報告する必要があり、これにより、正常データ伝送段階に進入することができる。よって、該実施例では、本実施例の方法はさらに次のステップを含む。
ステップ204:前記UEは、マクロ基地局又はターゲット基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した後に、前記上りリソース割り当て情報に基づいて、前記マクロ基地局又は前記ターゲット基地局に再構成完成情報をフィードバックする。
のうち、該上りリソース割り当て情報がマクロ基地局の送信したものであれば、UEは、再構成完成後に、直接的に該マクロ基地局に再構成完成情報をフィードバックし;該上りリソース割り当て情報がターゲット基地局の送信したものであれば、UEは、再構成完成後に、該ターゲット基地局に該再構成完成情報をフィードバックする。
一実施例では、ターゲット基地局に上りデータを送信するために、例えば、ターゲット基地局に再構成完成情報をフィードバックするために、UEはさらに、上り送信時間を確定する必要がある。よって、該実施例では、本実施例の方法はさらに次のステップを含む。
ステップ205:前記UEは、ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ(TA)命令を受信した時に、保留したサービング基地局のNTA値及び前記TA命令中のTA情報に基づいて、上り送信時間を確定する。
そのうち、上述のハンドオーバー命令がマクロ基地局の送信したものであれば、前記TA命令は、ステップ202のRRC再構成情報により伝送されてもよく、例えば、元の無線リソース制御再構成シグナリングにTA命令フィールドを新しく増加してもよく;ステップ204の上りリソース割り当て情報により伝送されてもよく、例えば、ランダムアクセスレスポンス(RAR)により伝送されてもよく;また、従来のMACシグナリング(所定のMACシグナリングと言う)により伝送されてもよく、即ち、従来のMACシグナリングを再利用してもよい。上述のハンドオーバー命令が前記UEの原サービング基地局の送信したものであれば、前記TA命令は、ステップ202のRRC再構成情報により伝送される。
そのうち、前記ターゲット基地局は、UEの上り信号を検出して計算することにより、前記ターゲット基地局のTA値を得ることができる。該ターゲット基地局は、マクロ基地局との交互(やり取り;交換)により、マクロ基地局に該TA値を知らせることができる。同様に、該ターゲット基地局は、該UEの原サービング基地局との交換により、該UEの原サービング基地局に該TA値を知らせることもできる。具体的な交換方法については、本実施例では限定しない。
そのうち、上り送信時間NTA_new=NTA_old+TAである。ここでは、そのうち、NTA_oldは、UEが保留したサービング基地局のNTA値であり、TAは、受信したターゲット基地局のTA情報中のTA値である。より広い意味で、NTA_oldは、新しいTA命令を受信する前のNTA値であり、NTA_newは、TA命令を受信した後にNTA_oldを更新したNTA値である。
そのうち、UEが上り送信時間を確定する方法は、少なくとも以下の3種を有する。
第1種の方法では、前記UEは、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に、UEが最新に(最後に)受信したTA値を加算した値に等しい。
第2種の方法では、前記UEは、ステップ206に記載のような上りTA命令(第1個の時間繰り上げ命令という)を受信した時に、原サービング基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に前記TA値を加算した値に等しく、また、後続のTA命令(第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令)を受信した時に、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、NTA_old値に、受信したTA値を加算した値に等しい。
第3種の方法では、ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、且つ、基地局側がTA値を計算する時にターゲット基地局と原サービング基地局との下りタイミングの差を考慮しないとすれば、前記UEはさらに、測定により得られた下りタイミングの差Δtに基づいて、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new+Δt個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、また、後続のTA命令(第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令)を受信した時に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよい。
本実施例では、各ステップの実行順序について限定せず、例えば、時間繰り上げ命令は、上りリソース割り当て情報の前であってもよく、上りリソース割り当て情報の中であってもよく、また、上りリソース割り当て情報の後且つ再構成完成情報フィードバックの前であってもよく、具体的な実施に当たっては、実際の状況に応じて確定されてもよい。
各ステップの異なる実行順序に基づいて、図2に示す方法は、図2A〜図2Dに示す4種の実施態様を有する。
一実施態様では、図2Aに示すように、本実施例の方法の各ステップは、次の順序であってもよい。
ステップ201a:UEは、セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして、測定結果を報告し;
ステップ202a:前記UEは、マクロ基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し、また、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行い;
ステップ203a:前記UEは、マクロ基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した後に、再構成完成後に前記マクロ基地局に再構成完成情報をフィードバックし;
ステップ204a:前記UEは、前記ターゲット基地局に上りデータを送信する前に、保留した原サービング基地局のNTA値及び受信した、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令に基づいて、上り送信時間を確定する。
そのうち、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令は、ステップ202aのハンドオーバー命令により伝送されてもよく、又は、ステップ204aの上りリソース割り当て情報により伝送されてもよく、又は、ステップ204aの前に1つのMACシグナリングにより伝送されてもよい。
一実施態様では、図2Bに示すように、本実施例の方法の各ステップは、次の順序であってもよい。
ステップ201b:UEは、セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして、測定結果を報告し;
ステップ202b:前記UEは、マクロ基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し、また、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行い;
ステップ203b:前記UEは、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令を受信した後に、保留した原サービング基地局のNTA値及び前記ターゲット基地局のTA情報に基づいて、上り送信時間を確定し;
ステップ204b:前記UEは、ターゲット基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した後に、再構成完成後に、確定された上り送信時間に前記ターゲット基地局に再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令は、ステップ202bのハンドオーバー命令により伝送されてもよく、又は、ステップ204bの上りリソース割り当て情報により伝送されてもよく(この場合、UEが先に該TA命令を含む上りリソース割り当て情報を受信し、それから、上り送信時間を確定する)、又は、ステップ203bの前に1つのMACシグナリングにより伝送されてもよい。
一実施態様では、図2Cに示すように、本実施例の方法の各ステップは、次の順序であってもよい。
ステップ201c:UEは、セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして、測定結果を報告し;
ステップ202c:前記UEは、サービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し、また、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行い;
ステップ203c:前記UEは、マクロ基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した後に、再構成完成後に、前記マクロ基地局に再構成完成情報をフィードバックし;
ステップ204c:前記UEは、前記ターゲット基地局に上りデータを送信する前に、保留した原サービング基地局のNTA値及び受信した、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令に基づいて、上り送信時間を確定する。
そのうち、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令は、ステップ202cのハンドオーバー命令により伝送される。
一実施態様では、図2Dに示すように、本実施例の方法の各ステップは、次の順序であってもよい。
ステップ201d:UEは、セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして、測定結果を報告し;
ステップ202d:前記UEは、サービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し、また、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行い;
ステップ203d:前記UEは、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令を受信した後に、保留した原サービング基地局のNTA値及び前記ターゲット基地局のTA情報に基づいて、上り送信時間を確定し;
ステップ204d:前記UEは、ターゲット基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した後に、再構成完成後に、確定された上り送信時間に前記ターゲット基地局に再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、ターゲット基地局のTA情報を含むTA命令は、ステップ202dのハンドオーバー命令により伝送される。
本実施例の方法によれば、UEが依然として原サービング基地局と接続している状態の下で、ターゲット基地局に、該UEの上り信号を検出させて、該UE及びターゲット基地局間の上り同期を取得させることができる。これにより、UE及び原サービング基地局間のデータ伝送に影響しない。マクロ基地局は、UEにハンドオーバー命令(ターゲット基地局のRRC再構成情報)を送信することで、該UEに、元の構成の(originally configured)サービング基地局から新しいターゲット基地局への切り替え、また、新しいターゲット基地局との上り同期情報の送信を指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるため、セル再構成/ハンドオーバーの過程における上り/下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにセルハンドオーバー及び再構成の方法を提供し、該方法はマクロ基地局に用いられる。図3は該方法のフローチャートであり、図3に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ301:マクロ基地局は、UEのために選択するターゲット基地局を確定し;
ステップ302:前記マクロ基地局は、前記UEにハンドオーバー命令を送信し、前記UEに、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行わせる。
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
ステップ301の一実施態様では、マクロ基地局がUEにセルの測定を指示し、これにより、マクロ基地局は、自分でUEのためにターゲット基地局を選択することができる。ならば、該実施態様では、ステップ301は次のステップを含んでもよい。
S1:前記マクロ基地局が前記UEにセル測定要求を送信し、これにより、UEは前記セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして報告を行う。
そのうち、前記測定要求は、シグナリングにより実現されてもよく、制御指令により実現されてもよく、なお、本実施例はこれに限定されない。
S2:前記マクロ基地局は、前記UEが報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択する。
そのうち、UEがセルの測定を行う方法は実施例1と同じであるため、ここではその内容を引用し、その詳しい説明を省略する。
そのうち、マクロ基地局は、UEの測定結果に基づいて、該UEのためにターゲット基地局を選択し、そして、選択したものを該UEのサービング基地局とする。該ターゲット基地局は、マクロ基地局の制御に基づいて、ある時刻に、UEの上り信号(例えば、上りチャネル測定参照信号(SRS)、又は、上りデータチャネル(PUSCH))を検出し始め、これにより、UEのターゲット基地局に対しての上りタイミングを取得し、そして、該上りタイミングに基づいて、それ相応の上り時間繰り上げ(TA)情報を生成する。なお、この期間においては、UEは依然として原サービング基地局との正常な上り/下り通信を保持(維持)する。
ステップ301の他の実施態様では、該UEの原サービング基地局がUEにセルの測定を通知し、該UEの原サービング基地局、又は、該UEの原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局は、UEがフィードバックした測定結果に基づいて、該UEのためにターゲット基地局を選択することができる。この時に、マクロ基地局は、該UEの原サービング基地局、又は、該UEの原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局との交換により、該UEの原サービング基地局、又は、該UEの原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局から、該ターゲット基地局のTA情報を得る。ならば、該実施態様では、前記マクロ基地局は、前記UEのサービング基地局、又は、前記UEのサービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局が前記UEのために選択したターゲット基地局に基づいて、前記UEのために選択するターゲット基地局を確定する。
本実施例では、マクロ基地局はさらに該UEに上りリソース割り当て(UL allocation/grant)情報を送信し、前記UEに、再構成完成後に該マクロ基地局へ再構成完成情報を報告させることもてきる。
本実施例では、マクロ基地局はさらに該UEにターゲット基地局の時間繰り上げ(TA)情報を含む時間繰り上げ命令(TAC)を送信し、該UEに、その保留したサービング基地局の上り時間調整パラメータ及び該ターゲット基地局の時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定させることもできる。そのうち、該TACは、前述のハンドオーバー命令により送信されてもよく、前述の上りリソース割り当て情報により送信されてもよく、又は、従来のMAC命令により送信されてもよい。そのうち、本実施例ではさらに適切なメカニズムを採用して、UEはマクロ基地局の送信したTAがマクロ基地局自身に適用するかそれともターゲット基地局に適用するかを識別できないとのことを避けることができ、なお、具体的なメカニズムについては、ここでは限定しない。そのうち、UE側の処理については、実施例1に既に詳細に説明されているため、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例の方法によれば、UEが依然として原サービング基地局に接続されている状態の下で、ターゲット基地局に、該UEの上り信号を検出させて、該UEとターゲット基地局との間の上り同期を取得させることができる。マクロ基地局は、UEにハンドオーバー命令(ターゲット基地局のRRC再構成情報)を送信することで、該UEに、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局への切り替え、そして、新しいターゲット基地局との上り同期情報の報告を指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り/下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにセルハンドオーバー及び再構成の方法を提供し、該方法はセルハンドオーバー及び再構成の過程におけるターゲット基地局に用いられる。図4は該方法のフローチャートであり、図4に示すように、該方法は次のようなステップを含む。
ステップ401:ローカル以外の他の基地局の制御に基づいて、UEの上り信号を検出する。
そのうち、マクロ基地局がUEにセルの測定を通知し、そして、UEのフィードバックした測定結果に基づいて該UEのためにターゲット基地局を選択するのであれば、マクロ基地局により、該ターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御する。該UEの原サービング基地局がUEにセルの測定を通知し、そして、UEのフィードバックした測定結果に基づいて該UEのためにターゲット基地局を選択するのであれば、該UEの原サービング基地局、又は、該UEの原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局により、該ターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御する。
そのうち、例えば、チャネル測定参照信号(SRS)、又は、上りデータチャネル(PUSCH)などを検出してもよく、本実施例では、これについて限定しない。
ステップ402:前記UEのローカルに対しての上りタイミング情報を得る。
そのうち、UEの上り信号を検出することにより、該UEのローカルに対しての上りタイミング情報を得ることができる。
ステップ403:前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算する。
そのうち、該ターゲット基地局は、前記UEのサービング基地局の下りクロックを参照に、前記UEが保留した原サービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算することができる。該ターゲット基地局は、ローカル(即ち、該ターゲット基地局)の下りクロックを参照に、前記UEが保留した原サービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算することもできる。そのうち、ターゲット基地局の下りクロックは、ユーザが測定して該ターゲット基地局に報告してもよく、又は、該ターゲット基地局が自分で取得してもよく、例えば、上り信号の受信時間遅延の差に基づいて、下り信号の時間遅延の差を推定して、その下りクロックを得ることができる。
ステップ404:前記上り時間繰り上げ分をマクロ基地局に提供する。
そのうち、ターゲット基地局は、UEの上り信号を検出することによって上り時間繰り上げ分を得た後に、交換により、マクロ基地局に知らせ、これにより、マクロ基地局に、それをUEに送信させる。UEはこれに基づいて、該ターゲット基地局に対しての上り送信時間を確定することができる。そのうち、UEが該ターゲット基地局に対しての上り送信時間を確定する方法は、実施例1に既に詳細に説明されたので、ここではその詳しい説明を省略する。そのうち、本発明の実施例ではさらに適切なメカニズムを採用して、UEはマクロ基地局の送信したTAがマクロ基地局自身に適用するかそれともターゲット基地局に適用するかを認識できないとのことを避けることができ、なお、具体的なメカニズムについてはここで限定しない。
そのうち、ターゲット基地局がUEの上り信号を検出してTA値を確定する過程では、UEは依然として原サービング基地局と正常な上り下り通信を保つ。
そのうち、UEとターゲット基地局との下り同期については、UEが未だターゲット基地局にハンドオーバーしていない時に、ターゲット基地局に対して下り時間同期を行ってもよい。或いは、UEが再構成情報を受信した後に、ターゲット基地局に対して下り時間同期を行い始めてもよい。
本実施例の方法によれば、UEが依然として原サービング基地局と接続されている状態の下で、ターゲット基地局に、該UEの上り信号を検出されて、該UEとターゲット基地局との間の上り同期を取得させることができる。マクロ基地局は、UEにハンドオーバー命令(ターゲット基地局のRRC再構成情報)を送信することにより、該UEに、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバー、そして、新しいターゲット基地局との上り同期情報の報告を指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるため、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り/下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにセルハンドオーバー及び再構成の方法を提供し、該方法は、セルハンドオーバー及び再構成過程におけるUEの原サービング基地局、又は、該UEの原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局、又は、マクロ基地局に用いられる。図5は該方法のフローチャートであり、図5に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ501:基地局がUEにセル測定要求を送信し、これにより、UEは前記セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして報告を行う。
そのうち、ここでの基地局は、マクロ基地局であってもよく、実施例2に記載のようであり;該UEの原サービング基地局であってもよい。該マクロ基地局又は該UEの原サービング基地局は、該UEにセルの測定を通知することにより、該UEから報告した測定結果に基づいて該UEのためにターゲット基地局を選択することができる。そのうち、UEの測定方法は実施例1に既に詳細に説明されたため、ここではその詳しい説明を省略する。
ステップ502:前記基地局は、前記UEから報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択し、また、時間繰り上げ情報を取得するように前記ターゲット基地局が上り信号を検出するように制御する。
そのうち、前記基地局は、前記UEのサービング基地局、又は、マクロ基地局、又は、前記UEのサービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局であってよい。該基地局は、上りTA値を得るようにターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御し、これにより、UEはこれに基づいて、該ターゲット基地局に対しての上り送信時間を計算する。
一実施例では、該方法がサービング基地局に用いられる時に、該方法はさらに次のステップを含む。
ステップ503:サービング基地局が前記UEにハンドオーバー命令を送信し、これにより、前記UEは前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行う。
そのうち、該ハンドオーバー命令にはターゲット基地局のTA情報が含まれてもよく、これにより、UEは、該ターゲット基地局のTA情報及び保留したターゲット基地局のNTAに基づいて上り送信時間を確定する。具体的な確定過程は前述の実施例に既に説明されたので、ここではその詳しい説明を省略する。
本実施例の方法によれば、UEが依然として原サービング基地局に接続されている状態の下で、ターゲット基地局に該UEの上り信号を検出させて、該UEとターゲット基地局と間の上り同期を取得させることができる。マクロ基地局は、UEにハンドオーバー命令(ターゲット基地局のRRC再構成情報)を送信することで、該UEに、元の構成のサービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバー、また、新しいターゲット基地局との上り同期情報の報告を指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるため、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
上述の実施例1〜実施例4では、無線通信システム中のUEがセルハンドオーバー及び再構成を行うことを例とし、それぞれ、UE、マクロ基地局、ターゲット基地局、及びサービング基地局の角度で、本発明の実施例の方法を説明した。本発明の実施例の方法をより明確且つ分かりやすくするためには、以下、各装置間の情報交互図に基づいて本実施例の方法について説明する。
図6は、UEがセルハンドオーバー及び再構成を行う過程における各装置(UE、マクロ基地局、原サービング基地局、及びターゲット基地局)間の情報交互を示す図であり、図6に示すように、該交互過程は次のステップを含む。
ステップ601:マクロ基地局は、UEがセルの測定を行うように制御する。
そのうち、該UEのサービング基地局は、UEがセルの測定を行うように制御してもよい。
ステップ602:マクロ基地局がUEに上りリソースを割り当て、これにより、UEは、該上りリソースを用いてマクロ基地局へ測定結果を報告する。
そのうち、該UEのサービング基地局が該UEに上りリソースを割り当て、これにより、UEは、測定結果をそのサービング基地局へ報告してもよい。
ステップ603:マクロ基地局は、ターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御する。
そのうち、UEの原サービング基地局、又は、原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局が上述の測定結果に基づいて、該UEのためにターゲット基地局を選択する時に、該UEの原サービング基地局又は原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局により、該ターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御する。
ステップ604:ターゲット基地局は、UEの上り信号を検出し、TA値を計算し;
ステップ605:マクロ基地局は、UEに下りリソースを割り当て、且つ、割り当てた下りリソース上でUEにハンドオーバー命令(RRC再構成情報)を送信する。
そのうち、該UEのサービング基地局により、UEに下りリソースを割り当て、そして、UEに該ハンドオーバー命令を送信してもよい。
ステップ606:マクロ基地局は、UEにTAC(ターゲット基地局のTA値を含む)を送信する。
そのうち、TAC中のTA値は、該マクロ基地局がターゲット基地局と交互することにより得たターゲット基地局のTA値である。そのうち、該TA値はさらに、ステップ605のハンドオーバー命令により伝送されてもよく、又は、ステップ609の上りリソース割り当て情報により伝送されてもよい。
ステップ607:UEは、原サービング基地局との接続を切り、そして、ターゲット基地局と同期化を行うと同時に、原サービング基地局のNTAを保留し、これにより、上り送信時間を確定し;
ステップ608:マクロ基地局がUEに上りリソースを割り当て、これにより、UEは該上りリソースを用いてマクロ基地局へRRC再構成完成情報を報告する。
そのうち、該ターゲット基地局により、該UEに上りリソースを割り当て、これにより、UEは、該ターゲット基地局にRRC再構成完成情報を報告してもよい。なお、本実施例では、ステップ606及びステップ608の前後の順序について限定しない。
本実施例では、UEとターゲット基地局との下り同期については、UEが未だターゲット基地局にハンドオーバーしていない時に、ターゲット基地局に対して下り時間同期を行ってもよい。或いは、UEが再構成情報を受信した後に、ターゲット基地局に対して下り時間同期を行い始めてもよい。
本実施例では、原サービング基地局、ターゲット基地局、及びマクロ基地局のバックホール(backhaul)が理想のものであれば、例えば、原サービング基地局、ターゲット基地局、及びマクロ基地局が同一のeNBに接続されれば、基地局間の交互情報に時間遅延がないと見なしてもよい。
本発明の実施例はさらにユーザ装置を次の実施例5に記載のように提供し、該ユーザ装置が問題を解決する原理は実施例1の方法と同じであるので、具体的な実施は実施例1の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明を省略する。
本発明の実施例はユーザ装置(UE)を提供する。図7は該UEの構成図であり、図7に示すように、該UEは次のものを含む。
測定ユニット71:それは、セル測定要求に基づいてセル測定を行い、そして、測定結果を報告し;
処理ユニット72:それは、マクロ基地局又は原サービング基地局が送信したハンドオーバー命令を受信した後に、原サービング基地局との接続を切り、また、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し;
構成ユニット73:それは、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行う。
そのうち、該UEはさらに次のものを含んでもよく、
報告ユニット74:それは、マクロ基地局又はターゲット基地局が送信した上りリソース割り当て情報を受信した時に、前記上りリソース割り当て情報に基づいて、前記マクロ基地局又は前記ターゲット基地局へ再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、該UEはさらに次のものを含んでもよく、
確定ユニット75:それ、ターゲット基地局のTA情報を含む時間繰り上げ命令を受信した時に、前記上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局のTA情報に基づいて上り送信時間を確定する。
そのうち、マクロ基地局の送信したハンドオーバー命令を受信する時に、前記上り時間繰り上げ命令は、前記ハンドオーバー命令により伝送されてもよく、前記上りリソース割り当て情報により伝送されてもよく、従来のMAC命令により伝送されてもよい。原サービング基地局の送信したハンドオーバー命令を受信する時に、前記上り時間繰り上げ命令は、上述のハンドオーバー命令により伝送される。
そのうち、ターゲット基地局に再構成完成情報をフィードバックすれば、先に確定ユニット75が上り送信時間を確定し、そして、確定した上り送信時間にターゲット基地局へ再構成完成情報をフィードバックする必要がある。
そのうち、上り送信時間NTA_new=NTA_old+TAである。そのうち、NTA_oldは、UEが保留したサービング基地局のNTA値であり、TAは、受信したTA情報中のTA値である。より広い意味で、NTA_0ldは、新しいTA命令を受信する前のNTA値であり、NTA_newは、TA命令を受信した後にNTA_oldを更新したNTA値である。
そのうち、該確定ユニット75は、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基づいて、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に、UEが最新に受信したTA値を加算したものに等しい。そのうち、該確定ユニット75はさらに、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記原サービング基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に、前記TA値を加算したものに等しく、また、第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参照に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、NTA_old値に、受信したTA値を加算したものに等しい。該確定ユニット75はさらに、測定により得た下りタイミングの差Δtに基づいて、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new+Δt個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよい。
本実施例のUEによれば、マクロ基地局又は原サービング基地局のハンドオーバー命令に基づいて、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを行い、そして、新しいターゲット基地局との上り同期情報を報告することができる。これにより、UEが依然として原サービング基地局に接続されている状態の下で、ターゲット基地局は該UEの上り信号を検出し、該UEとターゲット基地局との間の上り同期を取得することができるので、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができ、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにマクロ基地局を次の実施例6に記載にように提供し、該マクロ基地局が問題を解決する原理は、実施例2の方法と同じであるため、その具体的な実施は実施例2の方法の実施を参照することができ、ここでは、重複説明を省略する。
本発明の実施例はマクロ基地局を提供する。図8は該マクロ基地局の構成図であり、図8に示すように、該マクロ基地局は次のものを含む。
確定ユニット81:それは、UEのために選択するターゲット基地局を確定し;
送信ユニット82:それは、前記UEにハンドオーバー命令を送信し、前記UEに、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行わせる。
そのうち、前記UEは前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、原サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
一実施例では、前記送信ユニット82はさらに、前記UEにセル測定要求を送信し、UEに、前記セル測定要求に基づくセルの測定及び報告を行わせる。前記確定ユニット81は、UEの報告した測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択する。
他の実施例では、前記確定ユニット81は、前記UEのサービング基地局、又は、前記UEのサービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局が前記UEのために選択したターゲット基地局に基づいて、前記UEのために選択するターゲット基地局を確定することができる
一実施例では、前記マクロ基地局はさらに次のものを含んでもよく、即ち、
制御ユニット83:それは、前記確定ユニット81によりUEのターゲット基地局を確定した後に、前記ターゲット基地局がUEの上り信号を検出して上り時間繰り上げ情報を得るように制御する。
一実施例では、前記送信ユニット82はさらに、前記UEに上りリソース割り当て情報を送信し、前記UEに、RRC再構成完成後に再構成完成情報を報告させてもよい。
一実施例では、前記送信ユニット82はさらに、上述のハンドオーバー命令により前記UEにターゲット基地局のTA情報を含む時間繰り上げ命令を送信し、前記UEに、保留された上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定させてもよい。
他の実施例では、前記送信ユニット82はさらに、上述の上りリソース割り当て情報により前記UEにターゲット基地局のTA情報を含む時間繰り上げ命令を送信し、前記UEに、保留された上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定させてもよい。
他の実施例では、前記送信ユニット82はさらに、従来ののMACシグナリングにより前記UEにターゲット基地局のTA情報を含む時間繰り上げ命令を送信し、前記UEに、保留された上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定させてもよい。
本実施例のマクロ基地局によれば、UEが依然として原サービング基地局に接続されている状態の下で、ターゲット基地局が該UEの上り信号を検出して該UEとターゲット基地局と間の上り同期を取得するように制御し、そして、UEに、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバー、及び、新しいターゲット基地局との上り同期情報の送信を指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにターゲット基地局を次の実施例7に記載のように提供し、該ターゲット基地局が問題を解決する原理は実施例3の方法と同じであるため、その具体的なの実施は実施例3の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明を省略する。
本発明の実施例は基地局を提供する。図9は該基地局の構成図であり、図9に示すように、該基地局は次のものを含む。
検出ユニット91:それは、ローカル以外の他の基地局の制御に基づいて、UEの上り信号を検出し;
取得ユニット92:それは、前記UEのローカルに対しての上りタイミング情報を取得し;
計算ユニット93:それは、前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算し;
処理ユニット94:それは、前記上り時間繰り上げ分をマクロ基地局に提供する。
一実施例では、前記計算ユニット93は、前記UEのサービング基地局の下りクロックを参考に、前記UEが保留したサービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算してもよい。
他の実施例では、前記計算ユニット93は、ローカルの下りクロックを参考に、前記UEが保留したサービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算してもよい。該実施例では、前記計算ユニット93は、前記取得ユニット92により(を経由して)UEからローカルの下りクロックを得てもよく、また、受信した信号の時間遅延の差に基づいて、ローカルの下りクロックを確定してもよい。
本実施例のターゲット基地局によれば、UEが依然として原サービング基地局に接続されている状態の下で、他の基地局の制御に基づいて該UEの上り信号を検出して該UEとターゲット基地局と間の上り同期を取得し、そして、新しいターゲット基地局との上り同期情報を送信するように制御することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらに基地局を次の実施例8に記載のように提供し、該基地局が問題を解決する原理は実施例4の方法と同じであるため、その具体的な実施は実施例4の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明を省略する。
本発明の実施例はさらに基地局を提供する。図10は該基地局の構成図であり、図10に示すように、該基地局は次のものを含む。
送信ユニット101:それは、UEにセル測定要求を送信し、UEに前記セル測定要求に基づくセル測定及び報告を行わせ;
選択ユニット102:それは、前記UEから報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて、前記UEのためにターゲット基地局を選択し;
制御ユニット103:それは、前記ターゲット基地局がUEの上り信号を検出して上り時間繰り上げ情報を得るように制御する。
そのうち、前記基地局は、前記UEのサービング基地局であってよく、マクロ基地局であってもよい。
本発明の実施例はさらに制御基地局を提供し、該制御基地局及び前記UEの原サービング基地局は同一のクラスタ内に位置する。該実施例では、該制御基地局は、該UEの原サービング基地局又はマクロ基地局からUEのセル測定結果を取得し、選択ユニット102により前記UEのためにターゲット基地局を選択し、また、制御ユニット103により、該ターゲット基地局がUEの上り信号を検出して上り時間繰り上げ情報を得るように制御する。
本実施例の基地局によれば、UEが依然として原サービング基地局に接続されている状態の下で、ターゲット基地局が該UEの上り信号を検出して該UEとターゲット基地局との間の上り同期を取得し、また、新しいターゲット基地局との上り同期情報を送信するように制御することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらに、セルハンドオーバー及び再構成の方法を提供し、この方法と、実施例1〜実施例4との相違点は、本発明の実施例のこの方法はクロ基地局の参与が無く、UEのサービング基地局により、UEに、セルの測定及び測定結果の報告を通知し、該UEのサービング基地局により、該UEから報告した測定結果に基づいて該UEのためにターゲット基地局を選択し、該ターゲット基地局がUEの上り信号を検出して上りTA値を得るように制御し、該UEのサービング基地局により、UEにハンドオーバー命令(ターゲット基地局のRRC再構成情報)を送信し、該UEのターゲット基地局により、UEに上りリソース割り当て情報を送信することにある。そのうち、前記ハンドオーバー命令又は前記上りリソース割り当て情報は、ターゲット基地局のTA値を含んでもよく、該ターゲット基地局のTA値はさらに従来のMACシグナリングにより伝送されてもよい。以下の説明では、実施例1〜実施例4と同じである内容を省略する。
本発明の実施例はセルハンドオーバー及び再構成の方法を提供する。図11は該方法のフローチャートであり、図11に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ1101:ユーザ装置(UE)は、そのサービング基地局の送信したセル測定要求に基づくセルの測定及び測定結果の報告を行い;
ステップ1102:前記UEは、そのサービング基地局の送信したハンドオーバー命令(ターゲット基地局のRRC再構成情報)を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し;
ステップ1103:前記UEは、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行う。
そのうち、UEは、従来の手段を採用してセルハンドオーバー及び再構成を行ってもよく、本発明の実施例は、これについて限定しない。また、ハンドオーバー過程では、原サービング基地局は、ターゲット基地局に、バッファ及びトランジットパケットをに提供し(deliver buffered and transit packets to targeteNB)、また、シーケンス番号状態(SN Status、Sequence Number Status)をターゲット基地局に送信し(SN status transfer)、その後、ターゲット基地局にデータを伝送する(data forwarding)ことができ、ターゲット基地局は、原サービング基地局から該バッファパケット(buffer packets from sourceeNB)を受信することができる。
一実施例では、前記方法はさらに次のステップを含んでもよく、即ち、
ステップ1104:前記UEは、ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令を受信した時に、前記上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定する。
一実施例では、前記方法はさらに次のステップを含んでもよく、即ち、
ステップ1105:前記UEは、前記ターゲット基地局から送信した上りリソース割り当て情報を受信した後に、RRC再構成完成後に前記上りリソース割り当て情報に基づいて、前記確定された上り送信時間に、前記ターゲット基地局へ再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、前記時間繰り上げ命令は、前記ハンドオーバー命令により上述のサービング基地局から伝送されてもよく、前記上りリソース割り当て情報により前記ターゲット基地局から伝送されてもよい。上りリソース割り当て情報により該TA命令を伝送する場合、UEは先に、該上りリソース割り当て情報を受信し、その後、上り送信時間を確定し、最後に、確定した上り送信時間に基地局へ再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、上り送信時間NTA_new=NTA_old+TAである。そのうち、NTA_oldは、UEが保留したサービング基地局のNTA値であり、TAは、受信したターゲット基地局のTA情報中のTA値である。より広い意味で、NTA_oldは、新しいTA命令を受信する前のNTA値であり、NTA_newは、TA命令を受信した後にNTA_oldを更新した後のNTA値である。
具体的には、前記UEは、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に、UEが最新に受信したTA値を加算したものに等しい。前記UEは、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、保留された前記サービング基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に前記TA値を加算したものに等しく、また、第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、NTA_old値に、受信したTA値を加算したものに等しい。前記UEは、測定した下りタイミングの差Δtに基づいて、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new+Δt個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよい。
本実施例では、実施例1と同様に、各ステップの実行順序について限定せず、具体的な実施に当たって、実際の状況に応じて確定されてもよい。
本実施例の方法によれば、UEが依然としてサービング基地局に接続されている状態の下で、そのサービング基地局が該UEのために選択したターゲット基地局は、該UEの該ターゲット基地局に対しての上り時間繰り上げ分を確定するように、該UEの上り信号を検出し始めることができ、さらに、UEは、そのサービング基地局のハンドオーバー命令に基づいて、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを行うことができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるため、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにセルハンドオーバー及び再構成の方法を提供する。図12は該方法のフローチャートであり、図12に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ1201:サービング基地局がUEにセル測定要求を送信し、これにより、UEは、前記セル測定要求に基づいてセル測定及び報告を行い;
ステップ1202:前記サービング基地局は、前記UEから報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択し;
ステップ1203:前記サービング基地局は、前記ターゲット基地局が上り信号を検出して時間繰り上げ情報を得るように制御する。
一実施例では、前記方法はさらに次のステップを含んでもよく、即ち、
ステップ1204:前記サービング基地局が前記UEにハンドオーバー命令を送信し、これにより、前記UEは、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行う。
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、サービング基地局の上り時間調整パラメータΝTAを保留する。
本実施例では、前記ハンドオーバー命令は、時間繰り上げ命令を含んでもよく、前記時間繰り上げ命令には、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報(TA値)が含まれ、これにより、前記UEは、その保留した上り時間調整パラメータNTA及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報(TA値)に基づいて、上り送信時間を確定することができる。
本実施例の方法によれば、UEが依然としてサービング基地局に接続されている状態の下で、該サービング基地局により、前記UEのために選択されたターゲット基地局が該UEの上り信号を検出して該UEの該ターゲット基地局に対しての上り時間繰り上げ分を得るように制御し、さらに、該UEのサービング基地局により、該UEに、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにセルハンドオーバー及び再構成の方法を提供する。図13は該方法のフローチャートであり、図13に示すように、該方法は次のステップを含む。
ステップ1301:ターゲット基地局は、UEのサービング基地局の制御に基づいて、前記UEの上り信号を検出し;
ステップ1302:前記ターゲット基地局は、前記UEのローカルに対しての上りタイミング情報を取得し;
ステップ1303:前記ターゲット基地局は、前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算し;
ステップ1304:前記ターゲット基地局は、前記上り時間繰り上げ分を前記UEのサービング基地局に提供する。
ステップ1303では、該ターゲット基地局は、前記UEのサービング基地局の下りクロックを参考に、前記UEの保留したサービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算することができる。
ステップ1303では、該ターゲット基地局は、ローカルの下りクロックを参考に、前記UEの保留したサービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算することもできる。そのうち、前記ローカルの下りクロックは、前記ターゲット基地局がUEから取得したものであってよく、前記ターゲット基地局が、受信した信号の時間遅延の差に基づいて確定したものであってもよい。実施例3に記載のようであるので、ここではその詳しい説明を省略する。
一実施例では、前記方法はさらに次のステップを含んでもよく、即ち、
ステップ1305:前記ターゲット基地局が前記UEに上りリソース割り当て情報を送信し、これにより、前記UEは、前記上りリソース割り当て情報に基づいて再構成完成情報をフィードバックする。
本実施例では、前記上りリソース割り当て情報には時間繰り上げ命令が含まれてもよく、前記時間繰り上げ命令には前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報が含まれ、これにより、前記UEは、保留した上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて上り送信時間を確定することができる。
本実施例の方法によれば、UEが依然としてサービング基地局に接続されている状態の下で、そのサービング基地局がそれのために選択したターゲット基地局は、該UEの該ターゲット基地局に対しての上り時間繰り上げ分を確定するように、該UEの上り信号を検出し始めることができ、さらに、UEは、そのサービング基地局の指示に基づいて、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを行うことができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
上述の実施例9〜実施例11では、無線通信システム中のUEがセルハンドオーバー及び再構成を行うことを例とし、それぞれ、UE、サービング基地局、及びターゲット基地局の角度から、本発明の実施例の方法を説明した。本発明の実施例の方法をより明確且つ分かりやすくするためには、以下、各装置間の情報交互図に基づいて本実施例の方法について説明する。
図14は、UEがセルハンドオーバー及び再構成を行う過程における各装置(UE、サービング基地局、及びターゲット基地局)間の情報交互を示す図であり、図14に示すように、該交互過程は次のステップを含む。
ステップ1401:UEの原サービング基地局は、UEがセルの測定を行うように制御し;
ステップ1402:前記原サービング基地局が前記UEのために上りリソースを割り当て、これにより、前記UEは、前記上りリソースを用いて前記サービング基地局に測定結果を報告し;
ステップ1403:前記UEの原サービング基地局は、ターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御する。
そのうち、該UEの原サービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局は、ターゲット基地局がUEの上り信号を検出するように制御してもよい。
ステップ1404:ターゲット基地局は、UEの上り信号を検出し、TA値を計算し;
ステップ1405:前記UEの原サービング基地局は、UEのために下りリソースを割り当て、また、割り当てた下りリソース上でUEにRRC再構成情報を送信する。
そのうち、前記UEの原サービング基地局は、同一のシグナリングにより同時にUEにTA情報を送信することもできる。
ステップ1406:UEは、原サービング基地局との接続を切り、ターゲット基地局との同期化を行うと同時に、上り送信時間を確定するために、原サービング基地局のNTAを保留する。
ステップ1407:ターゲット基地局がUEのために上りリソースを割り当て、これにより、UEは、前記上りリソースを用いてターゲット基地局にRRC再構成完成情報を報告する。
そのうち、ターゲット基地局は、同一のシグナリングにより該UEにTA情報を送信することもできる。
本実施例では、原サービング基地局及びターゲット基地局のバックホール(backhaul)が理想のものであるが、スモール基地局(原サービング基地局及びターゲット基地局)及びマクロ基地局のバックホール(backhaul)の時間遅延が比較的大きい場合、例えば、原サービング基地局及びターゲット基地局が同一のeNBに接続されるが、マクロ基地局が他のeNBに接続される場合、スモール基地局間の交互情報に時間遅延がないが、スモール基地局及びマクロ局間の交互情報に時間遅延があると見なしてもよい。
本発明の実施例はさらにユーザ装置を次の実施例12に記載にように提供し、該ユーザ装置が問題を解決する原理は実施例9の方法と類似するので、その具体的な実施は実施例9の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明を省略する。
本発明の実施例はユーザ装置(UE)を提供する。図15はUEの構成図であり、図15に示すように、該UEは次のものを含む。
測定ユニット151:それは、サービング基地局のセル測定要求に基づいて、セルの測定及び測定結果の報告を行い;
処理ユニット152:それは、サービング基地局から送信したハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し;
構成ユニット153:それは、前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行う。
一実施例では、前記UEはさらに次のものを含んでもよく、即ち、
確定ユニット154:それは、ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令を受信した時に、前記上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定する。
一実施例では、前記UEはさらに次のものを含んでもよく、即ち、
報告ユニット155:それは、ターゲット基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した時に、RRC再構成完成後に、前記ターゲット基地局へ再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、該上り時間繰り上げ情報は、前記ハンドオーバー命令により伝送されてもよく、前記上りリソース割り当て情報により伝送されてもよい。上りリソース割り当て情報により該TA命令を伝送する場合、UEは、先に、該上りリソース割り当て情報を受信し、その後、上り送信時間を確定し、最後に、確定した上り送信時間にターゲット基地局へ再構成完成情報をフィードバックする。
そのうち、上り送信時間NTA_new=NTA_old+TAである。そのうち、NTA_oldは、UEが保留したサービング基地局のNTA値であり、TAは、受信したターゲット基地局のTA情報中のTA値である。より広い意味で、NTA_oldは、新しいTA命令を受信する前のNTA値であり、NTA_newは、TA命令を受信した後にNTA_oldを更新したNTA値である。
具体的は、前記UEは、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に、UEが最新に受信したTA値を加算したものに等しい。前記UEは、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、保留した前記サービング基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、UEが保留した原サービング基地局のNTA値に、前記TA値を加算したものに等しく、また、第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよく、前記NTA_newは、NTA_oldに、受信したTA値を加算したものに等しい。また、前記UEは、測定した下りタイミングの差Δtに基づいて、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を参考に、第1個の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new+Δt個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、第1個の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を上り送信時間として、上り信号を送信してもよい。
本実施例のUEによれば、UEが依然としてサービング基地局に接続されている状態の下で、そのサービング基地局がそれのために選択したターゲット基地局は、該UEの該ターゲット基地局に対しての上り時間繰り上げ分を確定するように、該UEの上り信号を検出し始めることができ、そして、UEは、そのサービング基地局のハンドオーバー命令に基づいて、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを行うことができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立するができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにサービング基地局を次の実施例13に記載のように提供し、該サービング基地局が問題を解決する原理は実施例10の方法と類似するので、その具体的な実施は実施例10の方法の実施を参照することができ、ここでは重複説明を省略する。
本発明の実施例はさらに基地局を提供する。図16は該基地局の構成図であり、図16に示すように、該基地局は次のものを含む。
送信ユニット161:それがUEにセル測定要求を送信し、これにより、UEは、前記セル測定要求に基づいてセル測定及び報告を行い;
選択ユニット162:それは、前記UEが報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択し;
制御ユニット163:それは、前記ターゲット基地局が上り信号を検出して時間繰り上げ情報を得るように制御する。
一実施例では、前記送信ユニット161はさらに、前記UEにハンドオーバー命令を送信し、前記UEに、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行わせるために用いられる。
そのうち、前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、また、サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する。
一実施例では、前記ハンドオーバー命令は時間繰り上げ命令を含み、前記時間繰り上げ命令には前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報が含まれ、これにより、前記UEは、保留した上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定することができる。
本実施例の方法によれば、UEが依然としてサービング基地局に接続されている状態の下で、該サービング基地局により、前記UEのために選択されたターゲット基地局が該UEの上り信号を検出して該UEの該ターゲット基地局に対しての上り時間繰り上げ分を得るように制御し、そして、該UEのサービング基地局により、該UEに、原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを指示することができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらにターゲット基地局を次の実施例14に記載のように提供し、該ターゲット基地局が問題を解決する原理は実施例11の方法と類似するため、その具体的な実施は実施例11の方法の実施を参照するので、ここでは重複説明を省略する。
本発明の実施例はさらに基地局を提供する。図17は該基地局の構成図であり、図17に示すように、該基地局は次のものを含む。
検出ユニット171:それは、UEのサービング基地局の制御に基づいて、前記UEの上り信号を検出し;
取得ユニット172:それは、前記UEのローカルに対しての上りタイミング情報を取得し;
計算ユニット173:それは、前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算し;
処理ユニット174:それは、前記上り時間繰り上げ分を前記UEのサービング基地局に提供する。
一実施例では、前記計算ユニット173は、前記UEのサービング基地局の下りクロックを参考に、前記UEが保留したサービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算することができる。
他の実施例では、前記計算ユニット173は、ローカルの下りクロックを参考に、前記UEが保留したサービング基地局のNTA値及び前記上りタイミング情報に基づいて、ローカルの上り時間繰り上げ分を計算することができる。該実施例では、前記計算ユニット173は、上述の取得ユニット172により(を経由して)、前記UEからローカルの下りクロックを得てもよく、また、受信した信号の時間遅延の差に基づいて、ローカルの下りクロックを確定してもよい。
一実施例では、前記基地局はさらに次のものを含んでもよく、即ち、
送信ユニット175:それが前記UEに上りリソース割り当て情報を送信し、これにより、前記UEは、前記上りリソース割り当て情報に基づいて再構成完成情報をフィードバックする。
本実施例では、前記上りリソース割り当て情報は時間繰り上げ命令を含んでもよく、前記時間繰り上げ命令には前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報が含まれ、これにより、前記UEは、保留した上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定することができる。
本実施例の方法によれば、UEがサービング基地局と接続されている状態の下で、そのサービング基地局がそれのために選択したターゲット基地局は、該UEの該ターゲット基地局に対しての上り時間繰り上げ分を確定するように、該UEの上り信号を検出し始めることができ、そして、UEは、そのサービング基地局の指示に基づいて、元の構成の原サービング基地局から新しいターゲット基地局へのハンドオーバーを行うことができる。これにより、UE及び新しいターゲット基地局は下り同期/上り同期を確立することができるので、セル再構成/ハンドオーバー過程における上り下り同期による時間遅延を有効に減少し、UEの複雑度を低減することができる。
本発明の実施例はさらに通信システムを提供し、そのうち、前記通信システムは、実施例5に記載のUE及び実施例6に記載のマクロ基地局及び実施例7に記載のターゲット基地局及び実施例8に記載のサービング基地局を含む。
本発明の実施例はさらに通信システムを提供し、そのうち、前記通信システムは、実施例12に記載のUE及び実施例13に記載のサービング基地局及び実施例14に記載のターゲット基地局を含む。
本発明の実施例はさらにコンピュータプログラムを提供し、そのうち、基地局中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で実施例2〜4、10〜11に記載のセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、該コンピュータプログラムは、コンピュータに、基地局中で実施例2〜4、10〜11に記載のセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータプログラムを提供し、そのうち、端末装置中で該プログラムを実行する時に、該プログラムは、コンピュータに、前記端末装置中で実施例1、9に記載のセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の実施例はさらにコンピュータプログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、該コンピュータプログラムは、コンピュータに、端末装置中で実施例1、9に記載のセルハンドオーバー及び再構成の方法を実行させる。
本発明の上述の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。また、本発明は、このようなコンピュータ可読なプログラムにも関し、即ち、該プログラムは、ロジック部により実行されている時に、該ロジック部に、上述の装置又は構成要素を実現させることができ、又は、該ロジック部に、上述の各種方法又はステップを実現させることができる。本発明は、さらに、上述のプログラムを記録している記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (23)

  1. セルハンドオーバー及び再構成の方法であって、
    ユーザ装置(UE)がセル測定要求に基づいてセル測定を行い、測定結果を報告し;
    前記UEがマクロ基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した時に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し;及び、
    前記UEが前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行うステップを含み、
    前記サービング基地局は、前記マクロ基地局とは異なる基地局である、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記UEが前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行うステップは、
    前記UEが、前記マクロ基地局又はターゲット基地局の送信した上りリソース割り当てる情報を受信した時に、前記上りリソース割り当て情報に基づいて前記マクロ基地局又は前記ターゲット基地局に再構成完成情報をフィードバックするステップを含む、方法。
  3. 請求項1に記載の方法であって、
    前記UEが前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行うステップは、
    前記UEが、ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令を受信した時に、前記上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて上り送信時間を確定するステップを含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法であって、
    前記UEが前記マクロ基地局から前記ハンドオーバー命令を受信する場合、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令は、前記ハンドオーバー命令により伝送され、又は、前記上りリソース割り当て情報により伝送され、又は、所定のMACシグナリングにより伝送される、方法。
  5. 請求項3に記載の方法であって、
    前記上り送信時間を確定するステップは、
    前記UEが前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基準に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし;又は、
    前記UEが第1個目の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記サービング基地局の下りタイミング情報を基準に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし、第1個目の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基準に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし;又は、
    前記UEが、測定により得た前記サービング基地局と前記ターゲット基地局との下りタイミングの差Δtに基づいて、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基準に、第1個目の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new+Δt個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし、前記第1個目の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とすることを含み、
    NTA_new=NTA_0ld+TAであり、NTA_oldは、前記UEが保留した前記サービング基地局のNTA値であり、TAは、受信した前記ターゲット基地局のTA値である、方法。
  6. セルハンドオーバー及び再構成の方法であって、
    マクロ基地局が、UEのために選択するターゲット基地局を確定し;及び
    前記マクロ基地局が前記UEにハンドオーバー命令を送信し、これにより、前記UEは、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行うステップを含み、
    前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留し、
    前記サービング基地局は、前記マクロ基地局とは異なる基地局である、方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、
    前記マクロ基地局が、UEのために選択するターゲット基地局を確定するステップは、
    前記マクロ基地局が前記UEにセル測定要求を送信し、これにより、UEは、前記セル測定要求に基づいてセル測定を行って報告を行い;及び
    前記マクロ基地局が、受信した前記UEの報告したセル測定結果に基づいて、前記UEのためにターゲット基地局を選択するステップを含む、方法。
  8. 請求項6に記載の方法であって、
    前記マクロ基地局が、UEのために選択するターゲット基地局を確定するステップは、
    前記マクロ基地局が、前記UEのサービング基地局又は前記UEのサービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局が前記UEのために選択したターゲット基地局に基づいて、前記UEのために選択するターゲット基地局を確定するステップを含む、方法。
  9. 請求項6に記載の方法であって、さらに、
    前記マクロ基地局が前記UEに上りリソース割り当て情報を送信し、これにより、前記UEはRRC再構成完成後に再構成完成情報を報告するステップを含む、方法。
  10. 請求項6〜9の任意の1項に記載の方法であって、さらに、
    前記マクロ基地局が前記UEに、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令を送信し、これにより、前記UEは、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報及び保留した前記サービング基地局の上り時間調整パラメータに基づいて上り送信時間を確定するステップを含み、
    前記時間繰り上げ命令は、前記ハンドオーバー命令により伝送され、又は、前記上りリソース割り当て情報により伝送され、又は、所定のMACシグナリングにより伝送される、方法。
  11. 請求項10に記載の方法であって、
    前記ターゲット基地局が、前記マクロ基地局の制御に基づいて、前記UEの上り信号を検出し;
    前記UEの前記ターゲット基地局に対しての上りタイミング情報を取得し;
    前記上りタイミング情報に基づいて、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ分を計算し;及び、
    前記上り時間繰り上げ分を、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報として前記マクロ基地局に提供する方法。
  12. 請求項11に記載の方法であって、
    前記上りタイミング情報に基づいて、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ分を計算することは、
    前記サービング基地局の下りクロックを基準に、前記UEが保留した前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTA及び前記上りタイミング情報に基づいて、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ分を計算し;又は
    前記ターゲット基地局の下りクロックを基準に、前記UEが保留した前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTA及び前記上りタイミング情報に基づいて、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ分を計算することを含む、方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    前記ターゲット基地局の下りクロックは、前記UEが測定して前記ターゲット基地局に報告したものであり、又は、前記ターゲット基地局が上り信号の時間遅延に基づいて下り信号の時間遅延を推定することにより得たものである、方法。
  14. ユーザ装置(UE)であって、
    セル測定要求に基づいてセル測定を行い、測定結果を報告するための測定ユニット;
    マクロ基地局の送信したハンドオーバー命令を受信した時に、サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留するための処理ユニット;及び、
    前記ハンドオーバー命令に基づいて、セルハンドオーバー及び再構成を行うための構成ユニットを含み、
    前記サービング基地局は、前記マクロ基地局とは異なる基地局である、UE。
  15. 請求項14に記載のUEであって、さらに、
    前記マクロ基地局又はターゲット基地局の送信した上りリソース割り当て情報を受信した時に、前記上りリソース割り当て情報に基づいて前記マクロ基地局又は前記ターゲット基地局へ再構成完成情報をフィードバックするための報告ユニットを含む、UE。
  16. 請求項14に記載のUEであって、さらに、
    ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令を受信した時に、前記上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて上り送信時間を確定するための確定ユニットを含む、UE。
  17. 請求項16に記載のUEであって、
    前記UEが前記マクロ基地局から前記ハンドオーバー命令を受信する場合、前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令は、前記ハンドオーバー命令により伝送され、又は、前記上りリソース割り当て情報により伝送され、又は、所定のMACシグナリングにより伝送される、UE。
  18. 請求項16に記載のUEであって、
    前記確定ユニットは、
    前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基準に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし;又は、
    第1個目の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記サービング基地局の下りタイミング情報を基準に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし、前記第1個目の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基準に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし;又は、
    測定により得た前記サービング基地局と前記ターゲットとの下りタイミングの差Δtに基づいて、前記ターゲット基地局の下りタイミング情報を基準に、前記第1個目の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new+Δt個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とし、前記第1個目の時間繰り上げ命令以外の時間繰り上げ命令を受信した時に、NTA_new個のサンプリング点繰り上げた時点を前記上り送信時間とすることを含み、
    NTA_new=NTA_old+TAであり、NTA_oldは、前記UEが保留したサービング基地局のNTA値であり、TAは、受信したターゲット基地局のTA値である、UE。
  19. マクロ基地局であって、
    当該マクロ基地局とは異なるサービング基地局に接続するUEに対し、前記UEのために選択するターゲット基地局を確定するための確定ユニット;及び、
    前記UEにハンドオーバー命令を送信し、前記UEに、前記ハンドオーバー命令に基づいてセルハンドオーバー及び再構成を行わせるための送信ユニットを含み、
    前記UEは、前記ハンドオーバー命令を受信した後に、前記サービング基地局との接続を切り、前記サービング基地局の上り時間調整パラメータNTAを保留する、マクロ基地局。
  20. 請求項19に記載のマクロ基地局であって、
    前記確定ユニットは、前記UEにセル測定要求を送信し、前記UEに、前記セル測定要求に基づいてセル測定を行わせて報告させ、また、前記UEの報告したセル測定結果を受信した後に、前記セル測定結果に基づいて前記UEのためにターゲット基地局を選択する、マクロ基地局。
  21. 請求項19に記載のマクロ基地局であって、
    前記確定ユニットは、前記UEのサービング基地局又は前記UEのサービング基地局と同一のクラスタ内に位置する制御基地局が前記UEのために選択したターゲット基地局に基づいて、前記UEのために選択するターゲット基地局を確定する、マクロ基地局。
  22. 請求項19に記載のマクロ基地局であって、
    前記送信ユニットはさらに、前記UEに上りリソース割り当て情報を送信し、前記UEに、再構成完成後に再構成完成情報を報告させるために用いられる、マクロ基地局。
  23. 請求項19〜22の任意の1項に記載のマクロ基地局であって、
    前記送信ユニットはさらに、前記UEに、ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報を含む時間繰り上げ命令を送信し、前記UEに、保留された上り時間調整パラメータ及び前記ターゲット基地局の上り時間繰り上げ情報に基づいて、上り送信時間を確定させ、
    前記時間繰り上げ命令は、前記ハンドオーバー命令により伝送され、又は、前記上りリソース割り当て情報により伝送され、又は、所定のMACシグナリングにより伝送される、マクロ基地局。
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