JP6178760B2 - 磁気共鳴装置によりb0磁場マップを求める方法および磁気共鳴装置 - Google Patents

磁気共鳴装置によりb0磁場マップを求める方法および磁気共鳴装置 Download PDF

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Description

本発明は、磁気共鳴装置の公称ラーモア周波数からの局所的偏差を描写するB0磁場マップを求める方法であって、2つの異なるエコー時間の差が1つのディフェージング時間を形成し、励起後に2つの異なるエコー時間で行われる測定において少なくとも2つの異なるディフェージング時間について磁気共鳴データが取得され、異なるエコー時間で測定された位相の差から、B0磁場マップを求めるために使用される位相変化が求められ、異なるディフェージング時間の位相変化が、曖昧さを少なくとも部分的に低減するためにナイキスト位相ラッピング(Nyquist phase wrapping)に基づいて評価される方法に関する。さらに本発明は磁気共鳴装置に関する。
磁気共鳴イメージングおよびそれの基礎は従来技術において既に十分に知られている。検査対象が、比較的高い磁場強度を有する静磁場、いわゆるB0磁場内に挿入される。ここで、例えば1つのスライスにおいて磁気共鳴データの取得を可能にするために、このスライスのスピンが励起され、例えばこの励起の減衰が信号として観察される。傾斜磁場コイル装置により傾斜磁場が生成される一方で、高周波コイル装置を介してしばしば高周波パルスと呼ばれる高周波励起パルスが送出される。高周波パルス全体(「励起」)によって、一般にB1磁場と呼ばれる高周波磁場が生成され、共鳴励起された核のスピンが、傾斜磁場によって空間的に分解されて、静磁場の磁力線に対していわゆるフリップ角だけ傾けられる。その際に、励起された核スピンが高周波信号を放射し、それらの高周波信号は、適切な受信アンテナにより取得され、特に高周波コイル装置自体によっても取得され、そして後処理され、それにより磁気共鳴画像データが再構成される。
従来の高周波コイル装置はいわゆる「均一モード」、例えば「CPモード」(円偏波モード)で動作させられ、規定された固定の位相および振幅を有する単一の高周波パルスが、送信コイルの全ての構成要素、例えばバードケージアンテナの全ての送信ロッドに与えられる。イメージングを改善するためにフレキシビリティを高めかつ新しい自由度を得るために、高周波コイル装置の複数の送信チャネルにそれぞれ互いに異なり得る個別パルスを供給するいわゆる並列送信(pTX)を可能にすることも提案されている。例えば位相および振幅というパラメータにより表すことができるこの個別パルス全体が、全部で制御シーケンスにおいて規定されており、その制御シーケンスは相応のパラメータセットによって表されている。異なる送信チャネル用の個別パルスから合成されているこのようなマルチチャネルパルス(励起)は、しばしば(「並列送信」用の)「pTXパルス」と呼ばれる。空間選択励起の発生のほかに、(例えば、「高周波シミング」の際に)磁場不均一性を補償することもできる。
制御シーケンスの制御パラメータセットを求めるために、一方ではバックグラウンド、即ちB0磁場を知り、他方では撮像領域内、特に均一ボリューム内の個々の送信チャネルの作用も知ることが必要である。
0マッピングと呼ばれる静磁場(B0磁場)を測定するために、通常は最初の磁気共鳴データが、好ましくはグラジエントエコーイメージングによって、2つの異なるエコー時間で取得される。異なるエコー時間で取得された磁気共鳴データの位相差(位相変化)は、2つの異なるエコー時間で取得された最初の磁気共鳴データの2つの磁気共鳴画像の位相の減算によって求めることができる。その位相差(位相変化)は、公称静磁場強度からの局所的なB0磁場の偏差に比例すると共に、ディフェージング時間、即ち2つのエコー時間の差に比例する。その磁場偏差は、具体的には磁気共鳴装置の公称ラーモア周波数からのラーモア周波数の偏差によって表される(以下において、この偏差を表す量を大部分はラーモア周波数値と呼ぶ)。
従って、B0磁場の均一性における偏差によって生成される位相は経時的に展開していくが、その際にナイキスト位相ラッピング作用が考慮されるべきである。というのは、異なる時点で取得された磁気共鳴データの位相差と、公称ラーモア周波数からの偏差およびエコー時間の差との比例関係は、2πに制限された位相差が実際の位相展開に対応する場合にしか通用しないからである。しかし、B0分布のダイナミックレンジに関係して、位相は局所的に2πの何倍にもさらに展開し得る。これが、B0マップの算出において曖昧さおよび誤差をもたらす。位相展開における誤りのある割り当ては、位相差画像内において2πのジャンプに起因した非物質的な空間不連続性に現れる。つまり、公称ラーモア周波数からの局所的なラーモア周波数の偏差が高い場合には、B0位相の極めて速い展開も発生し、それによりエコー時間(ここでは、2つのエコー時間の差)が十分に短くない場合に、位相が2πを越えてさらに進行し、それにより上述の曖昧さが発生する。
しばしば、使用されるシーケンスに基づいて、極端に短いディフェーズ時間を選定することは不可能であり、極端に短いエコー時間差の場合には公称ラーモア周波数からのより小さな偏差はもはや十分な精度で測定できない。
測定した位相変化を割り当てる際に曖昧さの問題を解決するために、従来技術において幾つかの試みが知られている。例えば、ディフェージング時間、即ちエコー時間の差を、その時間中にどの場所でも位相が2πより大きく展開しないように、短く選定するとよい。しかし、B0磁場分布のダイナミックレンジが測定前に既知でないために、ディフェージング時間を非常に短く選ばれなければならないので、その撮像法の感度は十分でなく、従ってこの方法は既に述べたように使用されない。
従って、後処理においてB0マップ内の位相ジャンプ(位相跳躍)を検出し、B0磁場が空間的に連続的であるという前提のもとで、その位相ジャンプを補正することが提案された。これを実行するアルゴリズムは位相アンラッピングアルゴリズムと呼ばれる。もちろん、このようなアルゴリズムの信頼性はしばしば問題にされる。主たる難点は、ボリューム全体が繋がっていない部分領域からなる点にあり、従って、B0マップの個々の部分領域は、ノイズしか含まず非常に信号に乏しいボクセルによって分離されている。それゆえ、これらのボクセル内の位相は決定できないか、又は信頼できない程度にしか決定できない。
増大するディフェージング時間、従ってエコー時間間の増大する差にて反復的に最初の磁気共鳴データを取得することも提案された。最短のディフェージング時間は、空間的な位相ジャンプが発生しないように選定される。より短いディフェージング時間による取得から、より長いディフェージング時間の場合に位相ジャンプが発生するか否かが推定される。このことが当てはまっている場合に、より長いディフェージング時間を有する最初の磁気共鳴データを評価(再構成)する際に、このことが考慮される。それにより位相の曖昧さが解消され、高感度のための長いディフェージング時間が可能にされる。
他の代替的方法は、B0マップ内の隣接ボクセル間の位相勾配を最小化することにある。この解決法の場合、B0マップは位相ジャンプを必ずしも補正されなくてもよい。もちろん、算出されたB0シムが種々の空間領域において間違ったB0オフセットに最適化されるというリスクが存在する。さらに、微分処理から周波数(0次シム)を算出することができない。
1磁場に関しても相応のマッピング過程が知られており、これは「B1マッピング」と呼ばれる。一般的に、B1磁場マップは各送信チャネルについて取得される。つまり、B1磁場マップは、規定された励起、例えば単位励起の際、および/または、規定された送信器電圧の際、撮像領域内の規定された位置においてB1磁場がどのくらいの強さであるかを示す。つまり、各ボクセル(画素)にB1複合値、従ってB1振幅およびB1位相が割り当てられる。そのB1振幅およびB1位相は、B1振幅マップおよびB1位相マップにおいても識別することもできる。一般的には、多数の励起モードの測定が行われ、1つの励起モードが必ずしも1つのみの送信チャネルの動作に対応しなければならないというわけではなく、個々の送信チャネルを逆推論できる組み合わせも考えられ得る。
1磁場の振幅を決定するために、例えば高周波パルスがもたらすフリップ角を測定することは公知である(例えば、特許文献1参照)。付加的に、B1磁場の位相が測定される。1つの励起モードは一定の位相シフト、従って一定のB1位相を生じる。しかし、その位相測定の際に、既に述べたように、時間的に絶えず変化するB0位相も一緒に取得されることは当然のことである。従って、B1マッピングのために、異なる励起モードに対して基本的に同一のエコー時間を使用することが知られている。それによって、位相へのB0磁場の影響が一定に保たれ、1つの励起モードの磁気共鳴データから得られる生位相マップは補正に使用可能であり、位相へのB0磁場の一定の影響は消え、従って補正に使用された励起モードの位相が基準位相マップとして用いられる。つまり、その他の全てのB1位相マップは補正に使用されたB1位相マップに対して相対的に規定されている。しかし、このことは問題ではない。何故ならば、結局はいずれにせよ、異なる送信チャネルの相対的な位相のみが重要であるからである。
独国特許第102005049229号明細書
本発明の課題は、品質的に価値の高い信頼できるB0磁場マップを求める方法を提供することにある。
この課題を解決するために、冒頭に述べた方法において、本発明によれば、異なるディフェージング時間についての測定が、少なくとも部分的に、異なる励起磁場を発生する励起により行われる。
すなわち、本発明によれば、磁気共鳴装置の公称ラーモア周波数からの局所的偏差を描写するB0磁場マップを求める方法であって、2つの異なるエコー時間の差が1つのディフェージング時間を形成し、励起後に2つの異なるエコー時間で行われる測定において少なくとも2つの異なるディフェージング時間について磁気共鳴データが取得され、異なるエコー時間で測定された位相の差から、B0磁場マップを求めるために使用される位相変化が求められ、異なるディフェージング時間の位相変化が、曖昧さを少なくとも部分的に低減するためにナイキスト位相ラッピングに基づいて評価される方法において、異なるディフェージング時間についての測定が、少なくとも部分的に、異なる励起磁場を発生する励起により行われる(請求項1)。
0磁場マップを求める方法の本願発明の実施態様は次の通りである。
・励起の総量が磁気共鳴装置の撮像領域をほぼ均一にカバーし、および/または、撮像領域の各ボクセルについて少なくとも1つの励起に対して信号強度が、予め定められた最小信号強度を上回っている(請求項2)。
・独立に制御可能な複数の送信チャネルを有する高周波コイル装置が使用され、磁気共鳴データが、それらの送信チャネル用のB1マップを決定するのに用いられる測定過程において取得される(請求項3)。
・前記測定過程において使用される各励起モードについて少なくとも2つの測定が異なるエコー時間で行われ、少なくとも2つの異なる励起モードについてディフェージング時間が異なる(請求項4)。
・励起モードが、単一の送信チャネルを使用する場合に比べてB1振幅のダイナミックレンジが低減するように、1つよりも多い送信チャネルを使用する(請求項5)。
・磁気共鳴データを取得するためにグラジエントエコーシーケンスが使用される(請求項6)。
本願発明によれば、本発明による方法を実施するべく構成された制御装置を含む磁気共鳴装置も提案される(請求項7)。
本発明は、B0磁場マップの決定の主たる問題の1つは基礎となる励起の感度であるという認識に基づいている。位相および振幅を独立に選定できる複数の送信チャネルを介して制御可能である高周波コイル装置を前提とする場合、大抵は、多くの範囲において他の範囲よりも低い感度を有する励起が生じるので、得られるB0データは、特に極端に短いディフェージング時間の場合に大きな誤差、例えば低い信号雑音比を有する。それゆえ、出発点として撮像領域内に異なる励起磁場、従って異なる位相分布をももたらす励起の使用は、全体として、より幅広い感度範囲をカバーし、さらに独立な測定という利点を提供する。この独立な測定は、個々のディフェージング時間についての部分結果を統計的に組み合わせて1つの全B0マップを形成する際に、品質の改善に寄与する。
いずれにせよ様々の励起磁場を発生する励起についての測定が他の目的で行われる場合に、本発明の使用は格別に有効である。従って、これは以下においてさらに詳細に述べるが、格別に好ましくは、B0マップのための磁気共鳴データの測定はB1マッピングの際の測定と同時に行われる。そのB1マッピングにおいて、高周波コイル装置の異なる送信チャネル用の複合磁場を有するB0磁場マップが取得されなければならない。従って、そうすればB1磁場マップとB0磁場マップとの共通な測定が可能である。
ナイキスト位相ラッピングによる作用、従って2πの位相ジャンプに起因する曖昧さは、実際の位相展開への位相変化の間違った割り当てが回避されるので、明白に低減される。短いディフェージング時間は、より長いディフェージング時間の場合にナイキスト位相ラッピングが発生し得るか否かを推定するのに適している。このことは、より長いディフェーズ時間での磁気共鳴データを評価する際に再び考慮することができる。
既に示したように、励起の総量が磁気共鳴装置の撮像領域をほぼ均一にカバーするか、および/または、撮像領域のボクセルごとに少なくとも1つの励起について信号強度が、予め定められた最小信号強度を上回っていると、非常に有効である。これは、B0磁場マップの実際の質的改善がもたらされることを保証する。何故ならば、磁気共鳴装置の撮像領域内の各関連位置(各ボクセル)に対して、少なくとも1つの信頼できる測定値が存在するからである。異なるディフェージング時間についての評価結果もしくは異なるエコー時間で取得された磁気共鳴データの異なる対についての評価結果が統計的に組み合わされて1つの共通なB0磁場マップが形成される場合に、信号雑音比による重み付け又は信号雑音比がない場合には信号強度による重み付けが行われると有効である。そのようにして、非常に質の高い信頼できるB0磁場マップが得られる。この種の組み合わされるサブB0磁場マップは、常に同一の励起において測定されたエコー時間について作成されると好ましい。これらのサブB0磁場マップは、例えばボクセルごとに重み付けして平均値を形成することによって重み付け結合されるとよい。その重み付けは既述のように信号雑音比(SNR)又は信号強度によって行うことができる。
本発明の格別に有効な実施形態においては、独立に制御可能な複数の送信チャネルを有する高周波コイル装置が使用され、磁気共鳴データはそれらの送信チャネル用のB1マップを決定するのに用いられる測定過程において取得される。この場合に、その測定過程で使用される各励起モードについて少なくとも2つの測定が異なるエコー時間で行われ、ディフェージング時間が少なくとも2つの異なる励起モード、特に全ての異なる励起モードについて異なると格別に好ましい。
既に説明したように、複数の送信チャネル、従って所謂pTXシステムを有する高周波コイル装置を備えた磁気共鳴装置には、B0磁場マップのほかに、個々の送信チャネル用のB1磁場マップが必要とされる。B1磁場マップを得るために複数の測定が行われる。というのは、n個の送信チャネルのB1マッピングのためには、異なる励起磁場を発生するそれぞれ異なる励起モードを使用する少なくともn個の取得過程が必要とされるからである。最も簡単な場合に励起モードは常に1つの定められた送信チャネルのみに関係するのに対して、励起モードのために個々の送信チャネルの種々の組み合わせを使用することが考えられる(これは、本発明の場合に好ましいことである)。これらの組み合わせから計算により全ての送信チャネル用のB1磁場マップが逆算される。
種々のB1マッピング法が、常に第2のグラジエントエコーの取得も可能にするので、B0磁場マップのための磁気共鳴データを獲得することができる。従って、本発明による既述の好ましい方法では、同じB0分布のn個のサブB0磁場マップが生じ、これらのn個のサブB0磁場マップは全て、格別に有利に、異なるディフェージング時間を使用する。
従って、本発明は、複数の送信チャネルを有する高周波コイル装置のために、B1送信磁場のマッピングのための種々の取得と一緒にその都度少なくとも1つの他のエコーを第2のエコー時点で取得することを意図しており、特にそれらの各取得についてエコー間のディフェージング時間が変化する。つまり、各B1マッピング取得から、同一の励起モードによるが異なるエコー時間による取得が対で評価されることによって、異なるディフェージング時間を有するB0磁場マップ(サブB0磁場マップ)が獲得される。既に述べたように、異なるディフェージング時間から、より長いディフェージング時間について位相ジャンプを推定し、位相変化から位相展開を一義的に求めることができる。その後、既に述べたように、サブB0磁場マップの統計的な組み合わせも行うことができる。
1磁場マップとB0磁場マップとの組み合わされた取得は、あらゆるB1マッピング法により可能である。グラジエントエコー法に基づく簡単な方法に関しては、そのような共通な取得が適しており、例を挙げれば次のとおりである。
●励起モードごとに1つのみのグラジエントエコー画像が取得されるB1相対磁場マップの取得、
●励起モードごとに異なる繰り返し時間を有する2つのグラジエントエコー画像が取得されるAFI(actual flip angle imaging;アクチュアルフリップアングルイメージング)、
●励起モードごとに異なるフリップ角を有する少なくとも2つのグラジエントエコー画像が取得されるダブルアングル法、
●その他のB0マッピング法。
それゆえ、B1磁場マップ又はpTXシステムのB1相対磁場マップと一緒に、B0絶対磁場マップが取得される。これらのB0絶対磁場マップの感度は、制限されたディフェージング時間に基づいて原理的には制限されておらず、2πの位相ジャンプと実際の位相展開への位相変化の間違った割り当てとによって生じる空間不連続性を有していない。
本発明の格別に有利な実施形態では、B1振幅のダイナミックレンジが単一の送信チャネルの使用に比べて低減するように、励起モードは1つよりも多い送信チャネルを使用する。つまり、B0磁場マップの信頼性のある決定のために、B1分布のダイナミックレンジ、従って振幅信号変化を制限するこのようなB1マッピング法が特に好適である。これは、既に述べたように、B1磁場マップが送信チャネルの種々の組み合わせによって取得され、それから送信チャネルのB1磁場マップが計算により決定されることによって効率的に達成される。
ここで指摘しておくに、一般に、本発明による方法において磁気共鳴データを取得するためにグラジエントエコーシーケンスを使用することも考えられ得る。
本発明は、本発明による方法のほかに、本発明による方法を実施するべく構成された制御装置を含む磁気共鳴装置にも関する。従って、独立に制御可能な複数の送信チャネルを有する高周波コイル装置のほかに、本発明による方法によりB0磁場マップを決定することができる制御装置が設けられている。この種の制御装置は、例えばシーケンスコントローラを有し、このシーケンスコントローラは、異なる励起磁場を発生する励起のための2つの異なるエコー時間において磁気共鳴データを取得するために磁気共鳴装置の他の構成要素を制御する。さらに評価ユニットが設けられており、この評価ユニットは、異なるディフェージング時間に関して位相変化を決定し、曖昧さを少なくとも部分的に低減するために該位相変化をナイキスト位相ラッピングに基づいて評価する。その結果はB1磁場マップ決定ユニットに転送することができる。このB1磁場マップ決定ユニットは、異なるディフェージング時間に由来するサブB0磁場マップを統計的に、好ましくは重み付けして組み合わせて、B0磁場マップを得る。その際に、シーケンスコントローラが、異なるディフェージング時間のために、少なくとも部分的に、異なる励起磁場を発生する励起を使用することが重要である。
本発明による方法に関する全ての説明は、同様に本発明による磁気共鳴装置に転用することができ、本発明による磁気共鳴装置により同様に本発明の利点を得ることができる。
さらにここで指摘しておくに、本発明による方法は、コンピュータ装置によって実施される場合に、本発明による方法を実施するコンピュータプログラムを介して実現することもできる。この種のコンピュータプログラムは不揮発性のデータ記憶媒体に格納することができる。
以下に記載する実施例により、ならびに図面に基づいて、本発明の他の利点および詳細を明らかにする。
図1は本発明による方法の実施例を示すフローチャートである。 図2は本発明による方法の実施例の説明図である。 図3は本発明による磁気共鳴装置を示すブロック図である。 図4は図3の磁気共鳴装置の制御装置の構成を示すブロック図である。
第1図を参照して本発明による方法の実施例を詳細に説明する。その基本的アイデアは、異なるディフェージング時間のために出発点として異なる位相分布を使用し、従って異なるディフェージング時間のために異なる励起磁場を発生する励起を使用することによって、B0磁場マップの算出を質的に改善することにある。ここでは、磁気共鳴データは異なるディフェージング時間に基づいており、異なるディフェージング時間はナイキスト位相ラッピングに基づいて曖昧さを分析するために利用される。これは、B0磁場マップをB1磁場マップと一緒に取得するならば、非常に簡単に実現することができる。このことが図1による実施例において実現されており、ステップ1において実行される。
ここではn個の励起モードが使用され、これらの励起モードの評価から、従来技術において基本的には知られているように、磁気共鳴装置の高周波コイル装置の異なる送信コイル用のB1磁場マップが算出されなければならない。しかし、ステップ1では、単一のエコー時間で測定が行われるのではなく、各励起モードについて2つのエコー時間が測定され、それによって、第1のエコー時間と第2のエコー時間との差によって規定される特定のディフェージング時間に関係する磁気共鳴データが存在する。
この測定原理を図2によってさらに詳細に説明する。図2では象徴的にエコー時間TEに対して励起モードMがプロットされている。1〜mの各励起モードMについて(mは励起モードの個数を表す)、磁気共鳴データを取得するために、第1のエコー時間2および第2のエコー時間3でそれぞれ測定が行われる。全ての励起モードに対して同じ第1のエコー時間2が使用されるが、異なる実施例ではこれらの第1のエコー時間2は異なっていてもよい。第2の測定が行われる第2のエコー時間3は常に異なっており、従って短いディフェージング時間ΔTE1も、長いディフェージング時間(図2では、例えばΔTEm)も、その中間の値も使用される。
評価ステップ4では、先ず磁気共鳴データの評価が、曖昧さを位相ラッピングによって識別して分析することによって行われる。測定対の磁気共鳴データから生じる位相変化を観察することによって、短いディフェージング時間から出発して、例えば、より長いディフェージング時間においてナイキスト位相ラッピングが予想できるか否かがチェックされる。ナイキスト位相ラッピングは、できるだけ幅広い基礎に立って異なるディフェージング時間について1つのボクセルでの位相変化を観察することによっても求めることができる。ナイキスト位相ラッピングが確認され、曖昧さが取り除かれ、ナイキスト位相ラッピングが発生するより長いディフェージング時間から導き出された位相変化の補正が行われる。
ステップ5では、その都度、異なるディフェージング時間を有する励起モードにおいて求められた位相変化がさらに評価されることにより、各励起モードについて1つのサブB0磁場マップが取得される。サブB0磁場マップはステップ5において統計的に組み合わされ、最終結果としてB0磁場マップを得る。その際に、例えばそれぞれのSNR又はそれぞれの信号強度に基づいて重み付けされたサブB0磁場マップの平均値形成を行うことができる。
図1には、もちろん公知の方法でもB1磁場マップが決定されるという事実が示されていない。ここで指摘しておくに、B1磁場マップを決定するためには、もちろん取得された全ての磁気共鳴データを使用してもよい、つまり、各励起モードについて、先ず第1のエコー時間2および第2のエコー時間3のサブB1磁場マップを求め、その後これらのサブB1磁場マップを同様に統計的に組み合わせてもよい。
既に詳しく説明したように、磁気共鳴データを取得するために種々のB1マッピング法を使用することができる。いずれの場合にも、グラジエントエコーシーケンスを使用することが好ましい。ここでさらに指摘しておくに、ここでは、単一の送信チャネルを使用する場合に比べてB1振幅のダイナミックレンジが低減されるように1つよりも多い送信チャネルが使用されるように、異なる励起モードが選ばれており、それによって、できるだけ磁気共鳴撮像領域の十分な一様な範囲が個々の励起モードについて既に確保される。
図3は、本発明による磁気共鳴装置6の原理図を示す。簡単化のために本発明に関係する構成要素のみが実際に示され、静磁場ユニットや傾斜磁場コイル装置等の図示は省略されている。磁気共鳴装置6は、7で示された高周波コイル装置を有する。高周波コイル装置7は、概略的に示された複数の送信チャネル8を介して、送信装置9によって、送信チャネル8ごとに独立に振幅および位相が選定できるように作動可能である。高周波コイル装置7と送信装置9とによって構成されている送信システムは、磁気共鳴装置6のここには詳しく図示されていない他の構成要素と同様に、本発明による方法を実施するように構成されている図4に詳細に示す制御装置10によって制御される。
制御装置10はシーケンスコントローラ11を有し、本発明ではそのシーケンスコントローラ11により、磁気共鳴データを得るために励起モード(および場合によってそれ以外の励起)を実現することができる。磁気共鳴データは、評価ユニット12において、先ずナイキスト位相ラッピングに関して評価され(ステップ4参照)、それに続いてすぐ、B0磁場マップ決定ユニット13がB0磁場マップをステップ5に従って決定する。最後に制御装置10のためになおも、B1磁場マップを決定するためのB1磁場マップ決定ユニット14が示されている。
本発明を好ましい実施例によって詳細に図解して説明したが、本発明は開示された例によって限定されず、本発明の保護範囲を逸脱することなく当業者により他の変形を導き出すことができる。
1 ステップ
2 第1のエコー時間
3 第2のエコー時間
4 ステップ
5 ステップ
6 磁気共鳴装置
7 高周波コイル装置
8 送信チャネル
9 送信装置
10 制御装置
11 シーケンスコントローラ
12 評価ユニット
13 B0磁場マップ決定ユニット
14 B1磁場マップ決定ユニット14

Claims (7)

  1. 磁気共鳴装置の公称ラーモア周波数からの局所的偏差を描写するB0磁場マップを求める方法であって、2つの異なるエコー時間(2,3)の差が1つのディフェージング時間を形成し、励起後に2つの異なるエコー時間(2,3)で行われる測定において少なくとも2つの異なるディフェージング時間について磁気共鳴データが取得され、異なるエコー時間(2,3)で測定された位相の差から、B0磁場マップを求めるために使用される位相変化が求められ、異なるディフェージング時間の位相変化が、曖昧さを少なくとも部分的に低減するためにナイキスト位相ラッピングに基づいて評価される方法において、異なるディフェージング時間についての測定が、少なくとも部分的に、異なる励起磁場を発生する励起により行われることを特徴とする方法。
  2. 励起の総量が磁気共鳴装置(6)の撮像領域をほぼ均一にカバーすること、および、撮像領域の各ボクセルについて少なくとも1つの励起に対して信号強度が、予め定められた最小信号強度を上回っていることの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 独立に制御可能な複数の送信チャネル(8)を有する高周波コイル装置(7)が使用され、磁気共鳴データが、それらの送信チャネル(8)用のB1マップを決定するのに用いられる測定過程において取得されることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記測定過程において使用される各励起モードについて少なくとも2つの測定が異なるエコー時間で行われ、少なくとも2つの異なる励起モードについてディフェージング時間が異なることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 励起モードが、単一の送信チャネル(8)を使用する場合に比べてB1振幅のダイナミックレンジが低減するように、1つよりも多い送信チャネル(8)を使用することを特徴とする請求項3又は4記載の方法。
  6. 磁気共鳴データを取得するためにグラジエントエコーシーケンスが使用されることを特徴とする請求項1乃至5の1つに記載の方法。
  7. 請求項1乃至6の1つに記載の方法を実施するべく構成された制御装置(10)を含む磁気共鳴装置(6)。
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