JP6178293B2 - Checkout system, settlement apparatus and control program thereof - Google Patents
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本発明の実施形態は、セミセルフタイプのチェックアウトシステムおよびこのシステムに用いられる決済装置並びにこの決済装置の制御プログラムに関する。 Embodiments described herein relate generally to a semi-self type checkout system, a settlement apparatus used in the system, and a control program for the settlement apparatus.
スーパーマーケット等の量販店向けのチェックアウトシステムとして、セミセルフタイプのシステムが知られている。このシステムは、買上商品の登録および決済のそれぞれの処理をそれぞれ異なる商品登録装置および決済装置で行う。そして商品登録装置の操作は店員が行い、決済装置の操作は買物客が行う。このようなシステムでは、決済処理のための決済情報を、商品登録装置から空き状態にある決済装置に対して転送する。そして決済処理が終了すると、決済装置から買上商品の情報や決済の情報等を記述したレシートが自動で発行される。また、レシートとは別に、店に対して金銭を受け取った事実を証明するための領収書を発行することもできる。 A semi-self type system is known as a checkout system for mass merchandisers such as supermarkets. In this system, processing for registration and settlement of purchased products is performed by different product registration devices and settlement devices. The store clerk operates the merchandise registration apparatus, and the shopper operates the settlement apparatus. In such a system, payment information for payment processing is transferred from the merchandise registration device to a payment device in an empty state. When the settlement process is completed, a receipt describing information on purchased products, settlement information, and the like is automatically issued from the settlement apparatus. In addition to a receipt, a receipt can be issued to prove the fact that the store has received money.
ところで、領収書の発行の際には、店員による押印等の作業が必要となる。しかし、セミセルフタイプのチェックアウトシステムの場合には、買物客が自ら決済装置を操作するため、店員を呼び出すことなく発行された領収書を持ち帰る客がいる。このような領収書は、押印されていないため正規の証書として認められない。 By the way, when a receipt is issued, an operation such as a seal by a store clerk is required. However, in the case of a semi-self-type checkout system, since a shopper operates the payment device himself, there are customers who take home the issued receipt without calling a store clerk. Such receipts are not stamped and are not accepted as legitimate certificates.
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、決済装置で店員の呼び出しが必要なときには必ず買物客が店員を呼び出すようにしたセミセルフタイプのチェックアウトシステム及びこのシステムの決済装置を提供しようとするものである。 The problem to be solved by the embodiments of the present invention is to provide a semi-self type checkout system in which a shopper calls a clerk whenever the clerk needs to be called by the payment device, and a payment device of this system. Is.
一実施形態において、チェックアウトシステムは、少なくとも1台の商品登録装置と少なくとも1台の決済装置とをネットワークで接続してなる。
商品登録装置は、登録手段と、生成手段と、送信手段と、報知手段とを備える。登録手段は、買上商品を特定する商品コードを取得し、買上商品の販売データを登録する。生成手段は、登録終了が指示されるまでの登録期間中に登録手段によって登録された買上商品の販売データに基づき、この買上商品の商取引を決済するための決済情報を生成する。送信手段は、決済情報を決済装置に送信する。報知手段は、決済装置から呼出信号を受信したことに応じて報知動作を行う。
決済装置は、受信手段と、決済手段と、待受手段と、呼出手段とを備える。受信手段は、商品登録装置からの決済情報を受信する。決済手段は、決済情報に基づいて買上商品の商取引を決済する。待受手段は、買上商品の商取引を決済する処理の過程で店員の介在が必要な事象が発生すると、処理を止めて店員の呼び出し操作が行われるのを待ち受ける。呼出手段は、呼び出し操作が行われたことに応じて処理を再開するとともに商品登録装置に対して呼出信号を送信する。
In one embodiment, the checkout system is formed by connecting at least one product registration device and at least one payment device via a network.
The product registration apparatus includes a registration unit, a generation unit, a transmission unit, and a notification unit. The registration means acquires a product code for specifying the purchased product and registers sales data of the purchased product. The generation unit generates settlement information for settlement of the commercial transaction of the purchased product based on the sales data of the purchased product registered by the registration unit during the registration period until the registration end is instructed. The transmission means transmits the payment information to the payment apparatus. The notification means performs a notification operation in response to receiving the call signal from the settlement apparatus.
The settlement apparatus includes a receiving unit, a settlement unit, a standby unit, and a calling unit. The receiving means receives payment information from the product registration device. The settlement means settles the commercial transaction of the purchased product based on the settlement information. When an event that requires the intervention of a store clerk occurs in the process of settlement of a commercial transaction for a purchased product, the stand-by means stops the process and waits for the store clerk to perform a call operation. The calling means resumes processing in response to the calling operation being performed and transmits a calling signal to the commodity registration device.
以下、決済装置で店員の呼び出しが必要なときには買物客が必ず店員を呼び出すようにしたセミセルフタイプのチェックアウトシステムに係る実施形態について、図面を用いて説明する。 Hereinafter, an embodiment according to a semi-self type checkout system in which a shopper always calls a clerk when the clerk needs to be called in the settlement apparatus will be described with reference to the drawings.
図1は、本実施形態におけるチェックアウトシステム10の斜視図である。チェックアウトシステム10は、少なくとも1台の商品登録装置11と、少なくとも1台の決済装置12とを含む。図1においては、2台の商品登録装置11と4台の決済装置12とを含んだチェックアウトシステム10を示している。チェックアウトシステム10が、商品登録装置11および決済装置12をそれぞれ何台含むかは任意であり、商品登録装置11と決済装置12との台数の比も任意である。商品登録装置11および決済装置12は、スーパーマーケットなどの店舗のチェックアウトコーナーに設置される。
FIG. 1 is a perspective view of a
商品登録装置11は、チェッカと呼ばれる役割を担った、上記店舗の店員、いわゆる店員21が、その操作者となる。決済装置12は、上記の店舗で販売する商品を購入する買物客22が、その操作者となる。ただし決済装置12は、店員21により操作される場合もある。
The
商品登録装置11は、図1においては、作業テーブル23に取り付けられる。作業テーブル23は、矩形の天板を有する。複数の作業テーブル23が、天板の長手方向がほぼ並行するように配置されることにより、買物客22用の通路が形成される。
The
商品登録装置11は、買上商品の登録処理、決済情報の生成、決済処理、ならびに決済情報の決済装置12への通知の各機能を備える。登録処理は、通路に進入してきた買物客が持参した商品を買上商品として登録する処理である。決済処理は、買上商品の商取引を決済するための処理である。決済情報は、決済処理に必要となる情報である。
The
決済装置12は、商品登録装置11から決済情報が通知された場合に、当該決済情報に基づく決済処理を行う。
When the payment information is notified from the
図2は商品登録装置11および決済装置12のブロック図である。商品登録装置11および決済装置12は、いずれもネットワークであるLAN(local area network)13に接続されている。ネットワークは、LAN13に代えて、インターネットや無線LANなどの別の通信網を用いることもできる。あるいは商品登録装置11と決済装置12との間でサーバを介して情報を授受する構成としてもよい。
FIG. 2 is a block diagram of the
商品登録装置11は、CPU(central processing unit)11a、ROM(read-only memory)11b、RAM(random-access memory)11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、カードリーダライタ11i、通信ユニット11jおよび伝送システム11kを含む。
The
CPU11a、ROM11b、RAM11cおよび補助記憶ユニット11dは、伝送システム11kにより接続されてコンピュータを構成する。
CPU11aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU11aは、ROM11bおよびRAM11cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、商品登録装置11としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
The
The
ROM11bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM11bは、上記オペレーティングシステムを記憶する。ROM11bは、上記ミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM11bは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
The ROM 11b corresponds to the main storage portion of the computer. The ROM 11b stores the operating system. The ROM 11b may store the middleware and application programs. The ROM 11b may store data that is referred to when the
RAM11cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM11cは、CPU11aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
The RAM 11c corresponds to the main storage portion of the computer. The RAM 11c stores data that is referred to when the
補助記憶ユニット11dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット11dは、CPU11aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU11aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット11dとしては、例えばEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、HDD(hard disk drive)、あるいはSSD(solid state drive)などを使用できる。
The
ROM11bまたは補助記憶ユニット11dに記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。商品登録装置11の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM11bまたは補助記憶ユニット11dに記憶された状態にて行われる。しかし、制御プログラムがROM11bまたは補助記憶ユニット11dに記憶されない状態で、商品登録装置11が譲渡される場合もある。この場合には、制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して譲渡される。あるいはネットワークを介して制御プログラムが譲渡され、この制御プログラムが上記の別途に譲渡された商品登録装置11の補助記憶ユニット11dに書き込まれてもよい。
The application program stored in the ROM 11b or the
ドロワ開放ユニット11eは、貨幣を収容するためのドロワを自動的に開放する。
スキャナ11fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ11fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ11fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ11fは、固定式またはハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ11fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
The
The
タッチパネル11gは、表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、その表示画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU11aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
The
プリンタ11hは、レシート用紙に対して各種の文字列や画像などを印刷することにより、レシートを発行する。この種のプリンタ11hとしては、例えばサーマルプリンタやドットインパクトプリンタなどを利用できる。
The
カードリーダライタ11iは、カードに記録されたデータを読み取る機能と、上記カードへデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどと称される会員カードを含み得る。会員カードは、少なくともそのカードを所有する会員を識別するための情報を記録する。カードリーダライタ11iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
The card reader /
通信ユニット11jは、LAN13を介して接続される複数の決済装置12とデータ通信を行う。通信ユニット11jは、他の商品登録装置11とLAN13を介してデータ通信を行うこともできる。
The communication unit 11j performs data communication with a plurality of
伝送システム11kは、CPU11a、ROM11b、RAM11c、補助記憶ユニット11d、ドロワ開放ユニット11e、スキャナ11f、タッチパネル11g、プリンタ11h、カードリーダライタ11iおよび通信ユニット11jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム11kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
The
このような商品登録装置11のハードウェアとしては、例えば既存のPOS端末を利用することが可能である。
As hardware of such a
決済装置12は、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、プリンタ12h、カードリーダライタ12i、通信ユニット12jおよび伝送システム12kを含む。
The
CPU12a、ROM12b、RAM12cおよび補助記憶ユニット12dは、伝送システム12kにより接続されてコンピュータを構成する。
The
CPU12aは、上記コンピュータの中枢部分に相当する。CPU12aは、ROM12bおよびRAM12cに記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、決済装置12としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
The
ROM12bは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。ROM12bは、上記オペレーティングシステムを記憶する。ROM12bは、上記ミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM12bは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
The
RAM12cは、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。RAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM12cは、CPU12aが各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
The
補助記憶ユニット12dは、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。補助記憶ユニット12dは、CPU12aが各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU12aでの処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶ユニット12dとしては、例えばEEPROM、HDD、あるいはSSDなどを使用できる。
The
ROM12bまたは補助記憶ユニット12dに記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する制御処理に関して記述した制御プログラムを含む。決済装置12の譲渡は一般的に、制御プログラムがROM12bまたは補助記憶ユニット12dに記憶された状態にて行われる。しかし、制御プログラムがROM12bまたは補助記憶ユニット12dに記憶されない状態で、決済装置12が譲渡される場合もある。この場合には、制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して譲渡される。あるいはネットワークを介して制御プログラムが譲渡され、この制御プログラムが上記の別途に譲渡された決済装置12の補助記憶ユニット12dに書き込まれてもよい。
The application program stored in the
自動釣銭機12eは、投入される硬貨および紙幣を収受する。また自動釣銭機12eは、釣銭としての硬貨および紙幣を排出する。
The
スキャナ12fは、商品の情報を読み取って、当該商品の商品コードを得る。スキャナ12fとしては、周知の種々のタイプのものをそのまま利用できる。スキャナ12fは、周知の種々のタイプうちの1つのみに対応していてもよいし、複数のタイプに対応していてもよい。すなわちスキャナ12fは、固定式またはハンディ式の2次元コードスキャナを含み得る。またスキャナ12fとしては、商品の画像から画像認識技術を利用して商品を識別するタイプのものを含み得る。
The
タッチパネル12gは、表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、その画面を、GUI画面などの任意の画面とする。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD等の周知のデバイスを利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面への操作者のタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU12aへと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスを利用できる。
The
プリンタ12hは、レシート用紙に対して各種の文字列や画像などを印刷することにより、レシートを発行する。この種のプリンタとしては、例えばサーマルプリンタやドットインパクトプリンタなどを利用できる。
The
カードリーダライタ12iは、カードに記録されたデータを読み取る機能と、上記カードへデータを書き込む機能とを有する。カードは、クレジットカード、デビットカード、電子マネーカード、プリペイドカードなどの決済用カードの他に、メンバーズカードやポイントカードなどと称される会員カードを含み得る。会員カードは、少なくともそのカードを所有する会員を識別するための情報を記録する。カードリーダライタ12iは、磁気式、接触式、あるいは非接触式のいずれのデバイスであってもよいし、また複数種のデバイスを含んでいてもよい。
The card reader /
通信ユニット12jは、LAN13を介して接続される複数の商品登録装置11とデータ通信を行う。通信ユニット11jは、他の決済装置12とLAN13を介してデータ通信を行うこともできる。
The communication unit 12j performs data communication with a plurality of
伝送システム12kは、CPU12a、ROM12b、RAM12c、補助記憶ユニット12d、自動釣銭機12e、スキャナ12f、タッチパネル12g、プリンタ12h、カードリーダライタ12iおよび通信ユニット12jの間で授受されるデータを伝送する。伝送システム12kは、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものが利用できる。
The
このような決済装置12のハードウェアとしては、例えば既存のセルフPOS端末を利用することが可能である。
As the hardware of the
上記の如く構成された商品登録装置11と決済装置12とを含むチェックアウトシステム10は、図4に示すデータテーブル31および32を、商品登録装置11および決済装置12のRAM11c、12cにそれぞれ形成する。
The
データテーブル31は、商品コード、商品名、単価、個数および金額の各データからなるレコードを複数格納する領域である。商品コードは、各商品を個々に識別するための固有のコードである。各商品には、例えばバーコードによって表される商品コードが付されている。商品名および単価は、同一レコードの商品コードによって特定される商品の名称および1点当たりの価格である。個数および金額は、同一レコードの商品コードによって特定される商品の販売データ、すなわち販売個数とその個数分の販売金額である。 The data table 31 is an area for storing a plurality of records each consisting of data of product code, product name, unit price, quantity, and amount. The product code is a unique code for identifying each product individually. For example, a product code represented by a barcode is attached to each product. The product name and unit price are the name of the product specified by the product code of the same record and the price per point. The number and the amount of money are the sales data of the product specified by the product code of the same record, that is, the sales number and the sales amount for the number.
チェックアウトシステム10は、図示しないが、LAN13を介してデータベースサーバを接続する。このデータベースサーバには、各商品の商品コードに関連付けて、商品名、単価等の商品情報を設定するための商品データベースがある。商品登録装置11または決済装置12において、商品コードが取得されると、CPU11a、12aは、その商品コードでデータベースサーバに商品情報を問い合わせる。この問合せを受けたデータベースサーバは、商品データベースにアクセスして、商品データベースから当該商品コードに関連付けられた商品情報を読出し、LAN13を介して商品登録装置11または決済装置12に通知する。商品登録装置11または決済装置12のCPU11a、12aは、データベースサーバから通知された商品情報をデータテーブル31に格納する。
The
このようなデータテーブル31は、登録商品テーブルと称される。以下、商品登録装置11のものを登録商品テーブル31aで表わし、決済装置12のものを登録商品テーブル31bで表わす。
Such a data table 31 is referred to as a registered product table. Hereinafter, the
データテーブル32は、合計個数と合計金額とを格納する領域である。合計個数は、登録商品テーブル31に格納された各レコードの個数の合計である。合計金額は、登録商品テーブル31に格納された各レコードの金額の合計である。 The data table 32 is an area for storing the total number and the total amount. The total number is the total number of records stored in the registered product table 31. The total amount is the total amount of each record stored in the registered product table 31.
このようなデータテーブル32は、合計テーブルと称される。以下、商品登録装置11のものを合計テーブル32aで表わし、決済装置12のものを合計テーブル32bで表わす。
Such a data table 32 is referred to as a total table. Hereinafter, the
図4は、商品登録装置11のCPU11aが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図である。図5〜図7および図15は、その制御処理によって商品登録装置11のタッチパネル11gに表示される種々の画面例を示す模式図である。図8〜図9は、決済装置12のCPU12aが、制御プログラムにしたがって実行する制御処理の主要な手順を示す流れ図である。図10〜図13は、その制御処理によって決済装置12のタッチパネル12gに表示される種々の画面例を示す模式図である。図14は、決済装置12から発行される領収書のフォーマット例を示す模式図である。以下、これらの図を用いて、チェックアウトシステム10の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
FIG. 4 is a flowchart showing a main procedure of control processing executed by the
はじめに、商品登録装置11の動作について説明する。
商品登録装置11が、買上商品の登録処理を行うモードで起動されると、CPU11aは、図4の流れ図に示す手順の制御処理を開始する。先ずCPU11aは、データテーブル31a、32aをクリアする(Act1)。次いでCPU11aは、タッチパネル11gの画面の一部に登録画面SC1(図5を参照)を表示させる(Act2)。
First, the operation of the
When the
登録画面SC1は、登録商品テーブル31aおよび合計テーブル32aの内容を表し、登録処理の実施状況を店員21に確認させるものである。登録画面SC1の一例を図5に示す。登録画面SC1は、表示エリアR1、R2を含む。表示エリアR1は、最も新しく買上登録がなされた商品に関する商品名、個数および単価と、その商品を登録した後の買上商品の合計個数および合計金額とを表示する。表示エリアR2は、登録画面SC1に示された商品よりも前に買上登録がなされた商品に関する商品名、個数、単価および金額のリストを表示する。 The registration screen SC1 represents the contents of the registered product table 31a and the total table 32a, and allows the clerk 21 to confirm the implementation status of the registration process. An example of the registration screen SC1 is shown in FIG. Registration screen SC1 includes display areas R1 and R2. The display area R1 displays the product name, number, and unit price of the product that is most recently registered for purchase, and the total number and total price of the purchased product after the product is registered. The display area R2 displays a list of product names, numbers, unit prices, and amounts regarding products for which purchase registration has been made before the products shown on the registration screen SC1.
なお、図示は省略するが、CPU11aは、タッチパネル11gの画面のうちの登録画面SC1とする領域外に、店員21が商品を指定するための商品ボタンや、小計ボタンなどの各種の機能ボタンを表示する。
In addition, although illustration is abbreviate | omitted, CPU11a displays various function buttons, such as a product button for the salesclerk 21 to specify goods, and a subtotal button outside the area | region used as registration screen SC1 among the screens of the
登録画面SC1が表示された状態で、店員21は、例えばスキャナ11fや商品ボタンを操作して、買物客22が買い上げる商品の商品コードを順次入力する。そして、全ての買上商品の商品コードを入力し終えると、店員21は、小計ボタンにタッチする。
In the state where the registration screen SC1 is displayed, the store clerk 21 sequentially inputs, for example, the product codes of the products purchased by the
登録画面SC1を表示させたCPU11aは、買上登録すべき商品の商品コードが取得されるのを待ち受ける(Act3)。スキャナ11fまたは商品ボタンを介して入力された商品コードを取得すると(Act3にてYES)、CPU11aは、その商品コードに関連付けられて商品データベースに設定されている商品名、単価等の商品情報を検出する。またCPU11aは、この単価に販売個数を乗算して販売金額を算出する。そしてCPU11aは、商品コード、商品名、単価、販売個数および販売金額を含む商品販売データを1レコードとして、登録商品テーブル31aに登録する(Act4:登録手段)。またCPU11aは、販売個数および販売金額を合計テーブル32aに加算する。そしてCPU11aは、登録商品テーブル31aおよび合計テーブル32aの内容に準じるように、登録画面SC1を更新する(Act5)。
The
登録画面SC1を更新した後、CPU11aは、買上登録すべき商品の商品コードが取得されたか否かを確認する(Act6)。商品コードが取得されていない場合(Act6にてNO)、CPU11aは、小計ボタンがタッチされたか否かを確認する(Act7)。小計ボタンがタッチされていない場合(Act7にてNO)、CPU11aは、再び商品コードが取得されたか否かを確認する(Act6)。したがってCPU11aは、Act6およびAct7として、商品コードが取得されるか、小計ボタンがタッチされるのを待ち受ける。なおCPU11aは、ここでの待ち受けにおいて、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしてもよい。
After updating the registration screen SC1, the
Act6およびAct7の待ち受け状態において、商品コードが取得されると(Act6にてYES)、CPU11aは、Act4の処理に戻る。そしてCPU11aは、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
When the product code is acquired in the standby state of Act 6 and Act 7 (YES in Act 6), the
Act6およびAct7の待ち受け状態において、小計ボタンがタッチされたならば(Act7にてYES)、CPU11aは、この時点における登録商品テーブル31aおよび合計テーブル32aの内容に基づいて決済情報を生成する(Act8:生成手段)。そしてCPU11aは、タッチパネル11gの画面の一部に転送先選択画面SC2(図6を参照)を表示させる(Act9)。
If the subtotal button is touched in the standby state of Act6 and Act7 (YES in Act7), the
転送先選択画面SC2の一例を図6に示す。転送先選択画面SC2は、表示エリアR3、R4、R5、R6、R7、R8およびボタンB1、B2、B3、B4、B5、B6、B7を含む。 An example of the transfer destination selection screen SC2 is shown in FIG. The transfer destination selection screen SC2 includes display areas R3, R4, R5, R6, R7, R8 and buttons B1, B2, B3, B4, B5, B6, B7.
表示エリアR3は、合計テーブル32aの合計個数および合計金額を表示する。表示エリアR4は、種々のメッセージを表示する。ボタンB1、B2は、合計金額に対して値引きを適用することを店員21が指定するためのものである。ボタンB3は、タッチパネル11gの画面の一部領域を登録画面SC1に戻すことを店員21が指定するためのものである。
The display area R3 displays the total number and total amount of the total table 32a. The display area R4 displays various messages. The buttons B1 and B2 are for the store clerk 21 to specify that the discount is applied to the total amount. The button B3 is for the store clerk 21 to specify that a partial area of the screen of the
表示エリアR5〜R8は、4つの決済装置12のそれぞれへの決済情報の転送の可否をそれぞれ表示する。ボタンB4〜B7は、4つの決済装置12のそれぞれへの決済情報の転送を店員21が指定するためのものである。決済装置12は、決済処理の実行中においては決済情報の転送を受け付けていない。このような状態にある決済装置12に関連付けられた表示エリアR5〜R8には、「転送不可」と表示される。逆に、決済情報の転送を受け付けている決済装置12に関連付けられた表示エリアR5〜R8には、「転送可能」と表示される。なお、ボタンB4〜B7は、関連付けられている決済装置12が決済情報の転送を受け付けているか否かに応じて表示形態を異ならせてもよい。若しくは、関連付けられている決済装置12が決済情報の転送を受け付けていない場合には、ボタンB4〜B7を非表示としてもよい。
The display areas R5 to R8 display whether or not payment information can be transferred to each of the four
転送先選択画面SC2を表示させると、CPU11aは、買上登録すべき商品の商品コードが取得されたか否かを確認する(Act10)。商品コードが取得されない場合(Act10にてNO)、CPU11aは、決済情報の転送先とする決済装置12が指定されたか否かを確認する(Act11)。決済装置12が指定されない場合(Act11にてNO)、CPU11aは、再び、商品コードが取得されたか否かを確認する(Act10)。したがってCPU11aは、Act10およびAct11として、商品コードが取得されるか、決済装置12が指定されるのを待ち受ける。なおCPU11aは、ここでの待ち受け状態において、他の操作が行われるなどの他の事象の発生を確認し、その発生事象に応じた処理に移行するようにしてもよい。例えば、ボタンB1、B2のいずれかが店員21によりタッチされると、CPU11aは、決済情報に含まれる合計金額を、その後の店員21による指示に応じて変更する。
When the transfer destination selection screen SC2 is displayed, the
Act10およびAct11の待ち受け状態において、商品コードを取得すると(Act10にてYES)、CPU11aは、タッチパネル11gの画面の一部領域を登録画面SC1に戻す(Act12)。その後、CPU11aは、Act4の処理に進み、以降の処理を前述と同様に繰り返す。
When the product code is acquired in the standby state of Act10 and Act11 (YES in Act10), the
Act10およびAct11の待ち受け状態において、転送先選択画面SC2のボタンB4〜B7のいずれかが店員21によりタッチされると、CPU11aは、決済装置12が指定されたとみなす。決済装置12が指定されると(Act11にてYES)、CPU11aは、指定された決済装置12に対して決済情報を送信する(Act13:送信手段)。
When any of the buttons B4 to B7 on the transfer destination selection screen SC2 is touched by the store clerk 21 in the standby state of Act10 and Act11, the
具体的にはCPU11aは、指定された決済装置12に設定された通信アドレスを送信先アドレスとし、自らに設定された通信アドレスを送信元アドレスとして、決済情報をLAN13へと送信するように通信ユニット11jを制御する。これにより、送信先アドレスおよび送信元アドレスが設定された決済情報がLAN13を介して送信される。そしてこの決済情報は、送信先アドレスが通信アドレスと一致する決済装置12にて受信される。決済情報を受信した決済装置12は、その決済情報の送信元アドレスを記憶することで、決済情報の送信元である商品登録装置を特定できる。
Specifically, the
決済情報を送信すると、CPU11aは、タッチパネル11gの画面の一部に、報知画面SC3(図7を参照)を表示させる(Act14)。報知画面SC3の一例を図7に示す。報知画面SC3は、表示エリアR9、R10およびボタンB8を含む。
When the settlement information is transmitted, the
表示エリアR9は、セミセルフによる決済が選択されたことを店員21に認識させるための画像を表示する。なお、セミセルフによる決済とは、買物客22による操作に応じて決済装置12において決済処理を実行する決済形態である。表示エリアR10は、決済情報に含まれる合計個数および合計金額を表すとともに、そのような内容を含んだ決済情報を4つの決済装置12のいずれに転送したかを表示する。ボタンB8は、報知画面SC3を閉じることを店員21が指示するためのものである。CPU11aは、ボタンB8がタッチされたことに応じて、Act1の処理へと戻り、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
The display area R9 displays an image for allowing the clerk 21 to recognize that the semi-self payment is selected. The semi-self-settlement is a settlement form in which settlement processing is executed in the
なお、決済情報の転送を受け付けていない決済装置12に関連付けられたボタンB4〜B7がタッチされた場合には、CPU11aは、Act11にてYesとは判定しない。かくしてCPU11aは、決済情報の転送を受け付けない決済装置12の指定は受け付けない。したがって、決済装置12の全てが、動作の停止状態とされるか、決済情報の転送を受け付けない動作状態とされているならば、CPU11aは、決済装置12の指定を待ち受けない。
When the buttons B4 to B7 associated with the
報知画面SC3を確認した店員21は、各決済装置12のうち、表示エリアR10に表示された決済装置12にて決済を行うべきことを買物客22に対して告知する。この告知を受けた買物客22は、指定された決済装置12へと移動し、決済のための操作を行う。
The clerk 21 confirming the notification screen SC3 notifies the
そこで次に、決済装置12の動作について説明する。
決済装置12が起動されると、CPU12aは、図8の流れ図に示す手順の制御処理を開始する。先ずCPU12aは、タッチパネル12gの画面を待機画面とする(Act21)。待機画面は、決済処理を行う状況にないことを表すものであり、どのような情報を表すかは任意であって良い。例えば待機画面は、決済処理を行うことができないことを表すメッセージを表すものや、スクリーンセーバーとして広告などを表す任意の画像を表示するものとすることが想定される。タッチパネル12gの画面を待機画面とした後、CPU12aは、決済情報を受信するのを待ち受ける(Act22)。
Next, the operation of the
When the
前述したように商品登録装置11のCPU11aは、図4のAct13の処理において、通信ユニット11jからLAN13へと決済情報を送信する。この決済情報は、宛先となっている決済装置12に設けられた通信ユニット12jにて受信される(受信手段)。
As described above, the
決済情報を受信すると(Act22にてYES)、CPU12aは、その決済情報を、登録商品テーブル31bおよび合計テーブル32bに展開する(Act23)。すなわちCPU12aは、決済情報に含まれる登録商品の商品名、単価、販売個数および販売金額のリストを、登録商品テーブル31bに格納する。同様にCPU12aは、決済情報に含まれる買上商品の合計個数および合計金額を、合計テーブル32bに格納する。その後、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に決済画面SC4(図10を参照)を表示させる(Act24)。
When the payment information is received (YES in Act 22), the
決済画面SC4の一例を図10に示す。決済画面SC4は、表示エリアR11、R12およびボタンB11、B12、B13を含む。表示エリアR11は、決済装置12を操作する買物客22に対する操作ガイダンスを表示する。表示エリアR12は、合計テーブル32bの合計個数と合計金額とを表示する。ボタンB11は、支払い方法が現金であることを買物客が指定するためのものである。ボタンB12は、支払い方法がクレジットであることを買物客が指定するためのものである。ボタンB13は、店員21を呼び出すことを買物客22が指定するためのものである。以下の説明において、ボタンB11は現金ボタンB11と称し、ボタンB12はクレジットボタンB12と称し、ボタンB13は店員呼出ボタンB13と称する。
An example of the settlement screen SC4 is shown in FIG. Settlement screen SC4 includes display areas R11, R12 and buttons B11, B12, B13. The display area R11 displays operation guidance for the
決済画面SC4を確認した買物客22は、現金で支払うのかクレジットで支払うのかを決める。そして現金で支払う場合には、現金ボタンB11にタッチし、自動釣銭機12eに合計金額以上の現金を投入する。一方、クレジットで支払う場合には、クレジットボタンB12にタッチし、クレジットカードのデータをカードリーダライタ12iに読み取らせる。
The
決済画面SC4を表示させたCPU12aは、現金ボタンB11またはクレジットボタンB12がタッチされるのを待ち受ける(Act25)。そして現金ボタンB11またはクレジットボタンB12がタッチされると(Act25にてYES)、CPU12aは、そのタッチされたボタンによって選択された支払い方法による決済処理を実行する(Act26:決済手段)。すなわち、現金ボタンB11がタッチされた場合には、CPU12aは、現金支払いに対する決済処理を実行する。クレジットボタンB12がタッチされた場合には、CPU12aは、クレジット支払いに対する決済処理を実行する。これらの決済処理については、既存のセルフPOS端末において周知の事項であるので、ここでの説明は省略する。
The
決済処理が終了すると、CPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に決済確認画面SC5(図11を参照)を表示させる(Act27)。
When the settlement process ends, the
現金支払いに対する決済確認画面SC5の一例を図11に示す。決済確認画面SC5は、表示エリアR13およびボタンB14、B15を含む。また決済確認画面SC5は、決済画面SC4と同様に、買物客22に対する操作ガイダンスを表示するための表示エリアR11を含む。さらに決済確認画面SC5は、店員呼出ボタンB13を、決済画面SC4のものと同位置に表示する。
An example of a payment confirmation screen SC5 for cash payment is shown in FIG. The settlement confirmation screen SC5 includes a display area R13 and buttons B14 and B15. The settlement confirmation screen SC5 includes a display area R11 for displaying operation guidance for the
表示エリアR13は、合計金額と、自動釣銭機12eへの投入金額と、釣銭額とを表示する。ボタンB14は、領収書の発行を受けない買物客22が決済の内容について確認したことを指定するためのものである。ボタンB15は、領収書の発行を受ける買物客22が決済の内容について確認したことを指定するためのものである。以下の説明において、ボタンB14は精算ボタンB12と称し、ボタンB15は領収書ボタンB15と称する。そして表示エリアR11は、精算ボタンB12または領収書ボタンB15のいずれかのボタンにタッチすることを買物客22に促すメッセージを表示する。
The display area R13 displays the total amount, the input amount to the
なお、図示しないが、クレジット支払いに対する決済確認画面も、上記画面SC5と同様に表示エリアR11およびR13と、店員呼出ボタンB13、精算ボタンB14および領収書ボタンB15を含む。クレジット支払いに対する決済確認画面において、表示エリアR13は、合計金額以外にクレジットによる支払回数やクレジットカードの発行会社名等を表示する。表示エリアR11は、精算ボタンB12または領収書ボタンB15のいずれかのボタンにタッチすることを買物客22に促すメッセージを表示する。
Although not shown, the payment confirmation screen for credit payment also includes display areas R11 and R13, a clerk call button B13, a settlement button B14, and a receipt button B15, similar to the screen SC5. In the settlement confirmation screen for credit payment, the display area R13 displays the number of credit payments, the name of the credit card issuing company, and the like in addition to the total amount. The display area R11 displays a message that prompts the
決済確認画面SC5を表示させると、CPU12aは、精算ボタンB14がタッチされたか否かを確認する(Act28)。精算ボタンB14がタッチされていない場合(Act28にてNO)、CPU12aは、領収書ボタンB15がタッチされたか否かを確認する(Act29)。領収書ボタンB15がタッチされていない場合(Act29にてNO)、CPU12aは、再び精算ボタンB14がタッチされたか否かを確認する(Act28)。したがってCPU12aは、Act28およびAct29として、精算ボタンB14がタッチされるか領収書ボタンB15がタッチされるのを待ち受ける。
When the settlement confirmation screen SC5 is displayed, the
Act28およびAct29の待ち受け状態において、精算ボタンB14がタッチされると(Act28にてYES)、CPU12aは、登録商品テーブル31bおよび合計テーブル32bの内容に基づいてレシートの印刷データを編集する。そしてCPU12aは、プリンタ12hを動作させて、レシートを発行させる(Act30)。レシートが発行されると、CPU12bは、Act21の処理へと戻り、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
When the settlement button B14 is touched in the standby state of Act 28 and Act 29 (YES in Act 28), the
Act28およびAct29の待ち受け状態において、領収書ボタンB15がタッチされた場合には(Act29にてYES)、CPU12aは、図9のAct31の処理に進む。すなわちCPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に呼出指令画面SC6(図12を参照)を表示させる(Act31)。
If the receipt button B15 is touched in the standby state of Act 28 and Act 29 (YES in Act 29), the
呼出指令画面SC6の一例を図12に示す。呼出指令画面SC6を図11に示した決済確認画面SC5と対比すれば明らかなように、呼出指令画面SC6は決済確認画面SC5とレイアウトを同じとする。ただし、表示エリアR11に表示されるガイダンスの内容が決済確認画面SC5と異なる。すなわち呼出指令画面SC6は、表示エリアR11に、店員呼出ボタンB13をタッチすることを買物客22に促すガイダンスを表示する。また呼出指令画面SC6は、精算ボタンB14を例えばグレースケールで表示させて、買物客22が領収書ボタンB15をタッチしたことを表す。
An example of the call instruction screen SC6 is shown in FIG. As apparent from comparing the call instruction screen SC6 with the settlement confirmation screen SC5 shown in FIG. 11, the call instruction screen SC6 has the same layout as the settlement confirmation screen SC5. However, the content of the guidance displayed in the display area R11 is different from the settlement confirmation screen SC5. That is, the call instruction screen SC6 displays guidance for prompting the
呼出指令画面SC6を表示させると、CPU12aは、店員呼出ボタンB13がタッチされるのを待機する(Act32:待受手段)。領収書の発行の際には、店員による押印等の作業が必要となる。このため決済装置12は、領収書ボタンB15がタッチされて領収書の発行という事象が発生した場合、処理を止めて店員の呼び出し操作が行われるのを待ち受ける。
When the call instruction screen SC6 is displayed, the
店員呼出ボタンB13がタッチされると(Act32にてYES)、CPU12aは、登録商品テーブル31bおよび合計テーブル32bの内容に基づいて領収書の印刷データを編集する。そしてCPU12aは、プリンタ12hを動作させて、領収書40(図14を参照)を発行させる(Act33)。またCPU12aは、決済情報の送信元である商品登録装置11に対して、LAN13経由で呼出信号を送信する(Act34:呼出手段)。さらにCPU12aは、タッチパネル12gの画面の一部に呼出中画面SC7(図13を参照)を表示させる(Act35:告知手段)。
When clerk call button B13 is touched (YES in Act 32),
呼出中画面SC7の一例を図13に示す。呼出中画面SC7は、ガイダンスの表示エリアR11以外に、表示エリアR14とボタンB16とを含む。決済画面SC4、決済確認画面SC5および呼出指令画面SC6のそれぞれにおいて、同位置に表示されていた店員呼出ボタンB13は、呼出中画面SC7では表示されない。 An example of the calling screen SC7 is shown in FIG. The calling screen SC7 includes a display area R14 and a button B16 in addition to the guidance display area R11. The clerk call button B13 displayed at the same position on each of the payment screen SC4, the payment confirmation screen SC5, and the call instruction screen SC6 is not displayed on the calling screen SC7.
表示エリアR14は、店員21を呼び出し中であることを示す画像を表示する。ボタンB16は、呼び出しを受けた店員21が呼出中画面SC7を閉じることを指定するためのものである。以下、このボタンB16を閉ボタンB16と称する。 The display area R14 displays an image indicating that the store clerk 21 is being called. The button B16 is used to specify that the salesclerk 21 who has received the call closes the calling screen SC7. Hereinafter, this button B16 is referred to as a close button B16.
なお、Act33、Act34およびAct35の各処理の手順は本実施形態に限定されるものではない。各処理の順番は、適宜入れ替えることができる。 In addition, the procedure of each process of Act33, Act34, and Act35 is not limited to this embodiment. The order of each process can be changed as appropriate.
呼出中画面SC7を表示させると、CPU12aは、閉ボタンB16がタッチされるのを待ち受ける(Act36)。閉ボタンB16がタッチされると、CPU12aは、Act21の処理へと戻り、それ以降の処理を前述したのと同様に繰り返す。
When the calling screen SC7 is displayed, the
このようにチェックアウトシステム10においては、商品登録装置11にて店員21による買上商品の登録作業を終えた買物客22が、決済装置12を操作してその買上商品の決済を行うことで、レシートまたは領収書40が発行される。具体的には、決済確認画面SC5を確認した買物客22が、精算ボタンB14をタッチするとレシートが発行され、領収書ボタンB15をタッチすると領収書40が発行される。
As described above, in the
ただし、領収書ボタンB15をタッチした場合、決済装置12では、領収書40のプリントが開始される前に呼出指令画面SC6が表示される。そこで買物客22は、呼出指令画面SC6のガイダンスに従い、店員呼出ボタンB13をタッチする。そうすると、例えば図14に示すような領収書40が発行される。また、決済装置12から決済情報送信元の商品登録装置11に対して呼出信号が送信されるとともに、タッチパネル12gの画面が呼出指令画面SC6から呼出中画面SC7に切り替わる。
However, when the receipt button B15 is touched, the
図14に示すように、領収書40には発行日付41、合計金額42、発行元情報(店名、住所、電話番号)43等が印刷される。ただしこのままでは、発行元を証明する押印がなされていないため、正規の証書としては認められない。押印は、通常、店員によってなされる。このため、店員を決済装置12の設置場所まで呼び出す必要がある。
As shown in FIG. 14, an issue date 41, a total amount 42, issuer information (store name, address, telephone number) 43 and the like are printed on the
本実施形態では、買物客22が店員呼出ボタンB13にタッチすることで、領収書40が発行されるとともに、決済情報の送信元である商品登録装置11に対して、LAN13経由で呼出信号が送信される。この呼出信号を受信した商品登録装置11においては、タッチパネル11gに決済装置12から呼び出しがあったことを店員21に通知する表示がなされる。
In the present embodiment, when the
図15は、登録画面SC1を表示中の商品登録装置1に対して、決済装置12から呼出信号が送信されたときの表示例である。図示するように、登録画面SC1の表示エリアR1、R2と重ならない領域に、識別情報「C」の決済装置12から呼び出しがあったことを店員21に通知する表示A1がなされる(報知手段)。したがって、この表示A1を確認した店員21は、識別情報「C」の決済装置12で決済を行うように指示した買物客22から呼び出しを受けたことを容易に知ることができる。
FIG. 15 is a display example when a call signal is transmitted from the
呼び出しを受けた店員21は、識別情報「C」の決済装置12に出向き、領収書40に対して押印等の作業を行う。この作業により、領収書40は正規の証書として認められる。このとき店員21は、呼出中画面SC7の閉ボタンB16をタッチする。そうすると、決済装置12の画面が待機画面に戻る。
Upon receiving the call, the clerk 21 goes to the
このように本実施形態のチェックアウトシステム10によれば、買物客22が決済装置12にて領収書40の発行を指令した場合には、店員21の呼び出し操作を行わないと領収書40が発行されない。したがって、店員21を呼び出すことなく発行された領収書を持ち帰る買物客22をなくすことができる。
As described above, according to the
また、本実施形態のチェックアウトシステム10によれば、買物客22が決済装置12を操作して店員21の呼び出し操作を行うと、呼出信号は、決済装置12からその買物客が買い上げる商品を登録した商品登録装置11に送信される。したがって、領収書40の発行を指令した買物客22に対しては、その買物客22が買い上げる商品の登録操作を行った店員21が責任をもって領収書40に押印することができる。
Further, according to the
しかも、店員21の呼び出し操作を行うための店員呼出ボタンB13は、決済装置12において、買上商品の商取引を決済する処理の過程で遷移する複数の画面SC4,SC5,SC6の同じ位置に表示される。したがって、決済装置12を操作する買物客22に対して店員呼出ボタンB13が略常時表示されているので、店員21の呼び出し操作を行う際には簡単に店員呼出ボタンB13を見つけることができる。
In addition, the store clerk call button B13 for performing the call operation of the store clerk 21 is displayed at the same position on the plurality of screens SC4, SC5, and SC6 that are transitioned in the process of the settlement of the commercial transaction of the purchased product. . Therefore, since the store clerk call button B13 is displayed almost always for the
また、買物客22によって店員21の呼び出し操作が行われた決済装置12においては、店員21が来るまでの間、タッチパネル12gに呼出中画面SC7が表示される。したがって店員21を呼び出し中であることを買物客22が確認できるので、買物客22は、安心して待つことができる。
In the
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではない。
例えば前記実施形態では、呼出指令画面SC6を表示させた状態で、CPU12aが店員呼出ボタンB13のタッチ操作を待機したが(Act32)、併せて領収書ボタンB15が再度タッチ操作されるのを待機してもよい。すなわちCPU12aは、Act32の処理において、店員呼出ボタンB13または領収書ボタンB15がタッチ操作されるのを待機する。そしていずれか一方のボタンB13、B15がタッチ操作されると、CPU12aは、Act33以降の処理を実行する。このような構成にしても、領収書40の発行の際には必ず店員21を呼び出すので、前記実施形態の作用効果を奏し得る。なおこの実施形態の場合、店員呼出ボタンB13を省略してもよいのは言うまでもないことである。
The present invention is not limited to the above embodiment.
For example, in the above-described embodiment, the
また前記実施形態では、決済装置12は、呼出信号を決済情報の送信元である商品登録装置11に対して送信した。しかし、呼出信号の送信先は、決済情報の送信元である商品登録装置11に限定されるものではない。例えばネットワーク13を介して接続される全ての商品登録装置11に対して並列的に呼出信号を送信してもよい。この場合、表示A1を確認したいずれかの店員21が確認操作をすることによって、商品登録装置11のCPU11aは、他の商品登録装置11に対して確認信号を送信する。確認信号を受信した他の商品登録装置11のCPU11aは、表示A1を消去する。こうすることにより、買物客22からの呼び出しを最初に確認した店員21がその呼び出しに応えるので、より迅速に呼び出しのあった買物客22の下へ店員21が出向くことができるようになる。
Moreover, in the said embodiment, the
また、前記実施形態では、呼出信号を受信した商品登録装置11において、画面に表示Aを表すことで、買物客22からの呼び出しがあることを店員21に報知した。店員21への報知は、表示Aに限定されるものではない。例えば、表示中の画面の上に重ねて、呼び出しがあることを示す画像をポップアップで表示してもよい。また、例えば表示Aについては、決済情報を送信した際に表示され、その決済情報の送信先である決済装置12から呼出信号があると、表示Aの表示色を変えることで報知するようにしてもよい。
Moreover, in the said embodiment, the
また前記実施形態では、呼出指令画面SC6を表示するタイミングを、領収書の発行が指令されたときとした。しかし、決済装置12において、店員の呼び出しが必要となる事象は、領収書の発行指令に限定されるものではない。例えば代金の支払い方法として商品券が選択された場合というように、他の事象であっても、店員の呼び出しが必要な場合には、呼出指令画面SC6を表示させて、店員の呼び出し操作がなされるまで処理を止めてもよい。
In the above-described embodiment, the timing for displaying the call instruction screen SC6 is set when the issue of a receipt is instructed. However, the event that requires the salesclerk to call in the
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 In addition, although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
10…チェックアウトシステム、11…商品登録装置、11a…CPU、11b…ROM、11c…RAM、11d…補助記憶ユニット、11e…ドロワ開放ユニット、11f…スキャナ、11g…タッチパネル、11h…プリンタ、11i…カードリーダライタ、11j…通信ユニット、11k…伝送システム、12…決済装置、12a…CPU、12b…ROM、12c…RAM、12d…補助記憶ユニット、12e…自動釣銭機、12f…スキャナ、12g…タッチパネル、12h…プリンタ、12i…カードリーダライタ、12j…通信ユニット、12k…伝送システム、31(31a、31b)…登録商品テーブル、32(32a、32b)…合計テーブル、40…領収書。
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記商品登録装置は、
買上商品を特定する商品コードを取得し、前記買上商品の販売データを登録する登録手段と、
登録終了が指示されるまでの登録期間中に前記登録手段によって登録された前記買上商品の販売データに基づき、前記買上商品の商取引を決済するための決済情報を生成する生成手段と、
前記決済情報を前記決済装置に送信する送信手段と、
前記決済装置から呼出信号を受信したことに応じて報知動作を行う報知手段と、
を具備し、
前記決済装置は、
前記商品登録装置からの前記決済情報を受信する受信手段と、
前記決済情報に基づいて前記買上商品の商取引を決済する決済手段と、
前記買上商品の商取引を決済する処理の過程で店員の介在が必要な事象が発生すると、前記処理を止めて前記店員の呼び出し操作が行われるのを待ち受ける待受手段と、
前記呼び出し操作が行われたことに応じて前記処理を再開するとともに前記商品登録装置に対して前記呼出信号を送信する呼出手段と、
を具備したことを特徴とするチェックアウトシステム。 In a checkout system in which at least one product registration device and at least one payment device are connected via a network,
The product registration device
A registration means for acquiring a product code specifying a purchased product and registering sales data of the purchased product;
Generating means for generating settlement information for settlement of a commercial transaction of the purchased product based on the sales data of the purchased product registered by the registration unit during the registration period until registration is instructed;
Transmitting means for transmitting the payment information to the payment device;
Informing means for performing an informing operation in response to receiving a call signal from the settlement apparatus;
Comprising
The settlement device
Receiving means for receiving the payment information from the product registration device;
A settlement means for settlement of a commercial transaction of the purchased product based on the settlement information;
When an event that requires the intervention of a store clerk occurs in the course of processing to settle the commercial transaction of the purchased product, a standby unit that waits for the store clerk to perform a call operation by stopping the process;
Calling means for restarting the processing in response to the call operation being performed and transmitting the call signal to the product registration device;
A checkout system comprising:
前記商品登録装置で登録された買上商品の商取引を決済するための決済情報を受信する受信手段と、
前記決済情報に基づいて前記買上商品の商取引を決済する決済手段と、
前記買上商品の商取引を決済する処理の過程で店員の介在が必要な事象が発生すると、前記処理を止めて前記店員の呼び出し操作が行われるのを待ち受ける待受手段と、
前記呼び出し操作が行われたことに応じて前記処理を再開するとともに前記商品登録装置に対して呼出信号を送信する呼出手段と、
を具備したことを特徴とする決済装置。 A payment device that constitutes a checkout system together with a product registration device connected via a network,
Receiving means for receiving payment information for settling the commercial transaction of the purchased product registered in the product registration device;
A settlement means for settlement of a commercial transaction of the purchased product based on the settlement information;
When an event that requires the intervention of a store clerk occurs in the course of processing to settle the commercial transaction of the purchased product, a standby unit that waits for the store clerk to perform a call operation by stopping the process;
Call means for resuming the processing in response to the call operation being performed and transmitting a call signal to the product registration device;
A settlement apparatus characterized by comprising:
をさらに具備したことを特徴とする請求項3記載の決済装置。 Notification means for notifying that the call signal has been transmitted;
The settlement apparatus according to claim 3, further comprising:
前記決済情報に基づいて前記買上商品の商取引を決済する決済手段、
前記買上商品の商取引を決済する処理の過程で店員の介在が必要な事象が発生すると、前記処理を止めて前記店員の呼び出し操作が行われるのを待ち受ける待受手段、及び、
前記呼び出し操作が行われたことに応じて前記処理を再開するとともに前記商品登録装置に対して呼出信号を送信する呼出手段、
として機能させるための制御プログラム。 A checkout system is configured with a product registration device, and a payment device computer for receiving payment information for payment of a commercial transaction of a purchased product registered in the product registration device,
A settlement means for settlement of a commercial transaction of the purchased product based on the settlement information;
When an event requiring the intervention of a store clerk occurs during the process of settlement of the commercial transaction of the purchased product, a standby unit that waits for the store clerk to call and stop the process, and
Calling means for resuming the processing in response to the calling operation being performed and transmitting a calling signal to the product registration device;
Control program to function as.
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