JP6174875B2 - 送信装置及び受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、衛星放送及び地上放送並びに固定通信及び移動通信の技術分野に関するものであり、特に、デジタルデータの送信装置及び受信装置に関する。
デジタル伝送方式では、各サービスで利用可能な周波数帯域幅において、より多くの情報が伝送可能なよう、多値変調方式がよく用いられる。周波数利用効率を高めるには、変調信号1シンボル当たりに割り当てるビット数(変調次数)を高めるのが有効であるが、周波数1Hzあたりに伝送可能な情報速度の上限値と信号対雑音比の関係はシャノン限界で制限される。衛星伝送路を用いた情報の伝送形態の一例として、衛星デジタル放送が挙げられる。
衛星デジタル放送においては、衛星中継器のハードウェア制限上、電力効率のよいTWTA(進行波管増幅器)がよく用いられる。また、限られた衛星中継器のハードウェア制限を最大限生かすため、衛星中継器出力が最大となるよう、飽和領域で増幅器を動作させることが望ましい。しかし、増幅器で発生する歪は伝送劣化につながるため、電力増幅器で発生する歪で生じる伝送劣化に強い変調方式として、位相変調がよく利用される。現在日本では衛星デジタル放送の伝送方式としてISDB−Sとよばれる伝送方式が用いられ、BPSK,QPSK,8PSKといった位相変調が利用可能である(例えば、非特許文献1参照)。
また、ヨーロッパの伝送方式であるDVB−S2では振幅位相変調(APSK)という振幅位相変調を利用し、さらなる周波数利用効率の改善を図った変調方式の実用化が成されている。例えば、16APSKであれば周波数利用効率は最大4bps/Hzであり、32APSKであれば最大5bps/Hz伝送することが可能である。
現在利用されている衛星デジタル放送では、誤り訂正符号を用いた受信装置における情報訂正が行われている。パリティビットと呼ばれる冗長信号を送るべき情報に付加することで信号の冗長度(符号化率)を制御し、雑音に対する耐性を上げることが可能である。誤り訂正符号と変調方式は密接に関わっており、冗長度を加味した周波数利用効率と信号対雑音比の関係はシャノン限界で定義される。シャノン限界に迫る性能を有する強力な誤り訂正符号の一つとしてLDPC(Low Density Parity Check)符号が1962年にギャラガーによって提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
LDPC符号は、非常に疎な検査行列H(検査行列の要素が0と1からなり、且つ1の数が非常に少ない)により定義される線形符号である。
LDPC符号は符号長を大きくし、適切な検査行列を用いることによりシャノン限界に迫る伝送特性が得られる強力な誤り訂正符号であり、DVB−S2や、ARIB STD−B44に記載の高度広帯域衛星デジタル放送の伝送方式(以下、高度衛星放送方式と呼ぶ。例えば、非特許文献3参照)および、広帯域無線アクセス規格IEEE802.16eにおいてもLDPC符号が採用されている。多値位相変調とLDPC符号をはじめとする強力な誤り訂正符号を組み合わせることで、より高い周波数利用効率の伝送が可能となってきている。
従来技術の一例として、高度衛星放送方式の送信装置、受信装置構成例を図12に示す。送信装置300は、BCH符号化/フレーム生成部310と、LDPC符号化部320と、変調マッピング部330と、直交変調部340と、制御情報生成部350と、制御情報多重化部360とを備える。即ち、送信装置300は、データストリームを送信する場合に、後述する図14における複数スロットの多重フレームの信号を生成してから変調波信号を生成するまでの一連の処理を行う。
BCH符号化/フレーム生成部310は、所定数のスロットごとに、伝送する情報ビットにBCH符号化を施した情報系列に対して、LDPC符号化部320とともに機能して、LDPCパリティを生成する。従って、BCH符号化/フレーム生成部310及びLDPC符号化部320は、後述する図14における複数スロットからなる多重フレームを生成し、変調マッピング部330に出力する。尚、BCH符号化/フレーム生成部310により生成される多重フレームは、スロット数、ダミーの量、スロット長、同期ビット長、パイロットビット長、並びにTMCC及びパリティビット長が予め定められた数になるように生成される。また、フレーム生成部310では、BCH符号化後に、データ系列の偏りを抑える目的から、エネルギー拡散処理(ビットランダム化)が施される。
LDPC符号化部320は、所定数のスロットごとに、伝送する情報ビットにBCH符号化を施した外符号情報系列に対して、所定の周期のLDPC符号化を施す。LDPC符号化の具体的な方法は既知であり、且つ本願の主題ではないため更なる説明を割愛する。
LDPC符号化部320から出力される信号は、同期及びパイロット信号を適宜挿入しながら、各種変調方式(BPSK,APSK等)に応じて切り換えられ、変調マッピング部330(変調方式に応じた複数のマッピング)に入力される。
変調マッピング部330は、LDPC符号化部320から出力されるLDPC符号情報系列を入力源として、制御情報生成部350から指定された変調方式によるマッピングを行い、変調信号系列を生成する。
制御情報生成部350は、制御情報多重化部360に対してLDPC符号化率、割り当てスロット数、変調方式等の伝送に関するパラメータを生成して伝達するとともに、BCH符号化/フレーム生成部310、LDPC符号化部320、変調マッピング部330及び直交変調部340に対して当該パラメータに関する所要の制御情報を伝達する。
制御情報多重化部360は、制御情報生成部350から取得する当該パラメータについて、誤り訂正符号化、エネルギー拡散、π/2シフトBPSKマッピングを行い、伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)によって多重伝送するよう直交変調部340へ出力する。
直交変調部340は、変調マッピング部330により生成された変調信号系列と伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)に関してフレーム単位の時分割多重を行い、直交変調を施して、変調波信号を生成する。
(受信装置)
図12下段の受信装置400は、直交復調部410と、制御情報復号部420と、LDPC復号部430と、BCH復号部440を備えている。
直交復調部410は、送信装置300で生成される変調信号を入力し、同期ベースバンド信号に変換する。
制御情報復号部420は、直交検波部410により変換された同期ベースバンド信号を入力し、まずTMCC信号の同期バイトを検出し、これを基準として、周期的に多重されているπ/2シフトBPSK変調波である位相基準バースト信号の位置も検出する。また、TMCC信号により伝送される変調方式・誤り訂正の情報についてのTMCC情報を含む伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)の復号処理も行う。制御情報復号部420により復号された制御情報(変調方式・誤り訂正のTMCC情報)は、LDPC復号部430に入力される。
LDPC復号部430は、直交復調部410から同期ベースバンド信号が入力されるともに、制御情報復号部420により検出された変調方式・誤り訂正の情報が入力され、当該同期ベースバンド信号をLDPC符号の検査行列を用いて復号処理を行う。
BCH符号部440は、LDPC復号部430から出力されたLDPC復号結果を用いて所定数のスロットごとにBCH復号処理を行う。
このように、LDPC符号を用いた高度衛星放送方式の送信装置300及び受信装置400であれば、多値位相変調とLDPC符号をはじめとする強力な誤り訂正符号を組み合わせて、より高い周波数利用効率の伝送を可能としている。
したがって、LDPC符号は符号長を大きくすることで符号化利得が向上し、シャノン限界に近づく性能を得ることができる一方、上述の各種伝送規格では、ハードウェアの実現可能性を考慮し、LDPC符号の符号長は1符号あたり数千ビット〜数万ビットが採用されているのが現状である。
高度衛星放送方式を例にした場合、本方式におけるLDPC符号の符号長は、図13に示すとおり前方向誤り訂正方式(FEC:Forward Error Correction)フレームで構成され、44880ビットであり、BPSK限界(即ち、シャノン限界に相当するBPSKの伝送容量)から約1dB以内の性能を有することが示されている(例えば、非特許文献4参照)。
"衛星デジタル放送の伝送方式 標準規格 ARIB STD-B20 3.0版、[online]、平成10年11月6日策定、ARIB、[平成23年6月21日検索]、インターネット〈URL:http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/2-STD-B20v3_0.pdf〉 R. G Gallager, "Low Density Parity Check Codes," in Research Monograph series Cambridge, MIT Press, 1963 "高度広帯域衛星デジタル放送の伝送方式 標準規格 ARIB STD-B44 1.0版、[online]、平成21年7月29日策定、ARIB、[平成23年6月21日検索]、インターネット〈URL:http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/2-STD-B44v1_0.pdf〉 鈴木他, "高度BSデジタル放送用LDPC符号の設計"、映像情報メディア学会誌、一般社団法人映像情報メディア学会、映像情報メディア vol.62、No.12、2008年12月1日、pp.1997-2004
ここで、非特許文献4を参照するに、LDPC符号の性能では、BPSK限界まで0.5dB程度のギャップがあり、この差は既存の高度衛星放送方式の符号長では到達できない性能改善余地と見ることができる。また、LDPC符号に多値変調を適用した場合はさらに限界値からのギャップが拡大することから、LDPC符号単体の性能向上は、周波数利用効率の向上を実現する上で、克服すべき重要な技術課題である。
また、LDPC符号の性能改善においては、符号長の拡大が有効な技法である一方で、ハードウェアの実現可能性を考慮したなるべく簡素な構成に基づく符号長の拡大が望ましい。
本発明は、上述のとおり、簡素な構成に基づくLDPC符号の符号長の拡大を可能として、さらなる周波数利用効率が向上可能なデジタルデータの送信装置及び受信装置を提供することを目的とする。
まず、既存の高度衛星放送方式では、多様な変調方式に対応できるよう、図14に示すとおり、1伝送フレームが120スロットで構成され、π/2シフトBPSKから32APSKまで1〜5ビットの変調次数に対応可能である。また、1スロット長はLDPC符号の符号長に相当し、前述のとおり44880ビットである。
この多重フレームにおいて、変調方式及びLDPC符号化率の割り当て方法に着目すると、図15に示すとおり、変調方式毎に異なるダミースロットが挿入されることを考慮し、5スロット単位で同一の変調方式及びLDPC符号率を指定している。これは、5スロット中の有効スロット内においては、同一の変調方式及びLDPC符号化率が指定され、かつ同一のLDPC符号がスロット毎に逐次用いられることを意味する。
そこで、上記の状況を鑑みて、本発明では、ハードウェアの実現可能性を考慮した簡素な構成で、既存の高度衛星放送方式よりもLDPC符号の符号長を拡大することにある。例えば、図15に示す多重フレームを見た場合、5スロット単位でLDPC符号化しても変調方式及びLDPC符号化率の指定という観点からは特段問題は生じない。また、0と1から構成される2元LDPC符号は、符号長拡大という観点でBCH符号やRS符号と比較した場合、ガロア体の加算及び乗算テーブルの拡大を伴わないため、検査行列の拡大は容易であり、符号長に比例してハードウェア規模が拡大するのみであり、ハードウェアの構成を簡素化することができる。
また、本発明に係るLDPC符号の符号長の拡大化は、前述の図13に示すような高度衛星放送方式をはじめとする周期構造を有するLDGM検査行列を採用することができるため、既存の高度衛星放送方式よりもLDPC符号の符号長を数倍拡大しても、LDPC符号を構成する検査行列は0と1からなる疎行列であり、検査行列テーブル自体を数倍とすればよいこととなるため、規格化等において検査行列情報を共用化する上でも、十分に取扱可能な規模であることが想定される。さらに、外符号であるBCH符号については、拡大化したLDPC符号の情報系列の中で複数連接する構成を採用することで、BCH符号についてはガロア体の加算及び乗算テーブルの拡大を伴わず、既存の高度衛星放送方式と同様にBCH復号を行うことが可能である。
包括的には、上述の問題を解決するために、本発明は、以下に述べる特徴事項を有する。
一点目の特徴事項は、
デジタルデータの伝送を行う送信装置において、187バイトの整数倍で構成される情報ビット列を入力源として、所定のBCH符号(例えば、BCH(65535、65343、t=12)短縮化符号)でBCH符号化した外符号情報系列を最小基本構成要素とし、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することで情報系列を拡大した一次拡大外符号情報系列を生成する手段を有することを特徴とする。これにより、BCH符号の訂正能力を維持しつつ、LDPC符号の符号長の拡大に対応した情報系列を確保することが可能となる。
二点目の特徴事項は、
デジタルデータの伝送を行う送信装置において、前記一次拡大外符号情報系列を入力源として、符号長44880ビット×変調次数に相当するLDPC符号の検査行列により、パリティビットを算出し、符号長44880ビット×変調次数に相当するLDPC符号情報系列を生成する手段を有することを特徴とする。これにより、多値変調との整合性を維持しつつ、変調次数と同数の複数スロットを一括して束ねたLDPC符号を生成することが可能となる。
三点目の特徴事項は、
デジタルデータの伝送を行う送信装置において、前記一次拡大外符号情報系列を1構成要素とし、当該一次拡大外符号情報系列を任意の値で指定する拡大係数に応じて直列連接することで、さらに情報系列を拡大した二次拡大外符号情報系列を生成する手段を有することを特徴とする。これにより、変調次数の次元で拡大した符号長を基本単位として変調マッピングに支障をきたすことなく、さらに拡大係数に応じた符号長の拡大が可能となる。
四点目の特徴事項は、
デジタルデータの伝送を行う送信装置において、前記二次拡大外符号情報系列を入力源として、符号長44880ビット×変調次数×拡大係数に相当するLDPC符号の検査行列により、パリティビットを算出し、符号長44880ビット×変調次数×拡大係数に相当するLDPC符号情報系列を生成することを特徴とする。これにより、多値変調との整合性を維持しつつ、さらに多くの複数スロットを一括して束ねたLDPC符号を生成することが可能となる。
五点目の特徴事項は、
一点目〜四点目のうちの1つ以上の特徴により構成された送信装置により送信された信号を受信する受信装置において、送信装置において行った同等の訂正能力をもつ符号化に対応した復号を行うことにある。これにより、効率の良い誤り訂正復号が可能となる。
六点目の特徴事項は、
一点目〜四点目のうちの1つ以上の特徴より構成された送信装置において、送信装置側で用いるLDPC符号化率、変調次数、拡大係数、割り当てスロット数を、伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)によって伝送することにある。これにより用いる符号化率に応じて、符号化及び復号の整合がとれた伝送システムを構成することができる。
七点目の特徴事項は、
六点目の特徴により構成された送信装置により送信された信号を受信する受信装置において、LDPC符号化率、変調次数、拡大係数および割り当てスロット数を伝送多重制御信号に基づいて判別することにある。これにより用いる符号化率に応じて、符号化及び復号の整合がとれた伝送システムを構成することができる。
以上の技法を取り入れて伝送システム(送信装置及び受信装置)を構成することで、簡素な構成でLDPC符号の符号長を変調次数及び拡大係数に応じて拡大し、符号単体の性能を高めると同時に多値変調マッピングへの整合性を維持し、伝送性能を向上させることが可能となる。
即ち、本発明の送信装置は、BCH符号及びLDPC符号による連接符号化を施してデジタルデータの伝送を行う送信装置であって、所定の割り当てスロット数で構成された187バイトの整数倍で構成される複数スロットの情報ビット列に対して、所定のBCH符号化を施した外符号情報系列を最小基本構成要素とし、所定のLDPC符号化率でLDPC符号化を施す前に、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより一次拡大外符号情報系列を生成する一次拡大外符号情報系列生成手段と、前記一次拡大外符号情報系列に対して、符号長44880ビット×変調次数に相当するLDPC符号の検査行列を基にパリティビットを算出してLDPC符号化を施すことによりLDPC符号情報系列を生成するLDPC符号化手段と、を備えることを特徴とする。
更に、本発明の送信装置BCH符号及びLDPC符号による連接符号化を施してデジタルデータの伝送を行う送信装置であって、所定の割り当てスロット数で構成された187バイトの整数倍で構成される複数スロットの情報ビット列に対して、所定のBCH符号化を施した外符号情報系列を最小基本構成要素とし、所定のLDPC符号化率でLDPC符号化を施す前に、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより一次拡大外符号情報系列を生成する一次拡大外符号情報系列生成手段と、前記一次拡大外符号情報系列を所定の拡大係数に応じて直列連接することにより二次拡大外符号情報系列を生成する二次拡大外符号情報系列生成手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の送信装置において、前記二次拡大外符号情報系列に対して、符号長44880ビット×変調次数×拡大係数に相当するLDPC符号の検査行列を基にパリティビットを算出してLDPC符号化を施すことによりLDPC符号情報系列を生成するLDPC符号化手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の送信装置において、本発明による一態様の送信装置で用いるLDPC符号化率、変調次数及び割り当てスロット数、或いは本発明による別態様の送信装置で用いるLDPC符号化率、変調次数、拡大係数及び割り当てスロット数について、伝送多重制御信号により伝送する制御情報多重化手段を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の受信装置は、BCH符号及びLDPC符号による連接符号化を施したデジタルデータを受信する受信装置であって、所定のLDPC符号化率に応じて当該連接符号化を施したデジタルデータに対してLDPC復号を施し、送信側にて変調次数又は所定の拡大係数に応じて拡大された拡大外符号情報系列を出力するLDPC復号手段と、前記変調次数又は所定の拡大係数に応じて前記拡大外符号情報系列を分離して、外符号情報系列を出力する拡大外符号情報系列分離手段と、所定の割り当てスロット数に応じて前記外符号情報系列に対して所定のBCH復号を施し、187バイトの整数倍で構成される複数スロットの情報ビット列を復元するBCH復号手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記拡大外符号情報系列は、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより生成された一次拡大外符号情報系列からなることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記拡大外符号情報系列は、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより生成された一次拡大外符号情報系列に対して、更に前記拡大係数に応じて直列連接することにより生成された二次拡大外符号情報系列からなることを特徴とする。
また、本発明の受信装置において、前記LDPC復号手段、前記拡大外符号情報系列分離手段及び前記BCH復号手段にて利用する伝送に関するパラメータについて、伝送多重制御信号を復号して判別する制御情報復号手段を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、誤り訂正符号と多値変調の組み合わせにおける符号化変調の性能を向上させ、白色雑音下における伝送性能を向上させることが可能となる。
本発明における一実施形態の送信装置及び受信装置の構成例を示す図である。 本発明に係る一実施例の変調次数(M=3)における一次拡大外符号情報系列の構成例を示す図である。 本発明に係る一実施例の変調次数(M=3)及び拡大係数(S=3)における二次拡大外符号情報系列の構成例を示す図である。 本発明に係る一実施例の変調次数(M=3)及び拡大係数(S=1)におけるLDPC符号の検査行列の構成例を示す図である。 本発明に係る一実施例の変調次数(M=3)及び拡大係数(S=1)におけるLDPC符号の検査行列の符号長の構成例を示す図である。 8PSKにおけるグレイコードマッピングの一例を示す図である。 本発明に係る一実施例のLDPC符号化率41/120、61/120、89/120におけるLDPC符号の検査行列の列重み及び行重みの一例を示す図である。 本発明による8PSKにおけるLDPC符号化率41/120のC/N対ビット誤り率特性について、従来からの高度衛星放送方式との比較を示す図である。 本発明による8PSKにおけるLDPC符号化率61/120のC/N対ビット誤り率特性について、従来からの高度衛星放送方式との比較を示す図である。 本発明による8PSKにおけるLDPC符号化率89/120のC/N対ビット誤り率特性について、従来からの高度衛星放送方式との比較を示す図である。 本発明による8PSKにおけるLDPC符号化率41/120,61/120,89/120の所要C/Nについての一覧を示す図である。 従来からの高度衛星放送方式における送信装置及び受信装置の構成例を示す図である。 従来からの高度衛星放送方式におけるLDPC符号の検査行列の構成例を示す図である。 従来からの高度衛星放送方式における多重フレームの構成例を示す図である。 従来からの高度衛星放送方式における変調方式及びLDPC符号化率の指定を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明による一実施形態の送信装置10及び受信装置20を説明する。図1は、本発明による一実施形態の送信装置10及び受信装置20の構成例を示すブロック図である。なお、実際の送信装置10には、誤り訂正符号の先頭を識別するために変調波信号に同期信号を多重する機能、ISDB−S等に採用されている伝送方式の設定等の情報を受信機に予告するための伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)を変調波信号に多重する機能などが含まれる。また、実際の受信装置20には、変調波信号に多重された同期信号を検出し誤り訂正符号の先頭を検出する同期検出機能や、伝送多重制御信号から伝送方式の設定等の情報を検出して変調方式や符号化率等の設定を行う制御機能などが含まれるが、図示を省略している。
(装置構成)
〔送信装置〕
本実施形態の送信装置10は、前方向誤り訂正方式の送信装置であり、BCH符号化部11と、一次拡大外符号情報系列生成部12と、制御情報生成部13と、二次拡大外符号情報系列生成部14と、LDPC符号化部15と、変調マッピング部16と、直交変調部17と、制御情報多重化部18とを備える。すなわち、送信装置10の機能ブロック構成は、図12に示す高度衛星放送方式の送信装置300と比較した場合、特に一次拡大外符号情報系列生成部12及び二次拡大外符号情報系列生成部14を有している点が従来技法と異なる。
BCH符号化部11は、LDPC符号化率で指定される情報ビット長を基準として187バイトの整数倍で構成される入力源に対して、所定のBCH符号(本例ではBCH(65535、65343、訂正能力t=12)短縮化符号)による生成多項式を用いて、BCH符号化処理をスロット毎に行い、外符号情報系列を生成する。ここで、1フレームはLスロットで構成されることとし、Lスロットは、L=利用可能な変調次数Mの最大値M_maxと拡大係数Sの最大値S_maxの積で定義される。また、変調次数Mは、1シンボル当たりのビット数=2Mを定義するものであり、BPSKの場合にはM=1、8PSKの場合にはM=3、16APSKの場合にはM=4、32APSKの場合にはM=5である。また、拡大係数Sは、対象とする情報系列に対する任意の値で指定する倍率を示す。一例として、高度衛星放送方式を例に取ると、M_max=5,S_max=24であることから、L=120である。よって、上記例においては、変調次数M=1〜5、拡大係数S=1〜24とすることができ、一次拡大外符号情報系列生成部12における変調次数M=1、二次拡大外符号情報系列生成部14における拡大係数S=1とした場合は、高度衛星放送方式におけるフレーム/スロット構成と同等の構成である。また、1フレーム内の割り当てスロット数は、1フレーム内の割り当てスロット数の内訳に該当し、制御情報生成部13で指定する。高度衛星放送方式を例に取ると、最大8種類の割り当てスロットが指定可能である。尚、本発明においては、LDPC符号の符号長が大きければ大きいほど周波数利用効率を改善させることができるため、この観点からは変調次数M×拡大係数Sの値の上限値がない。ただし、所定のスロット数単位で変調方式を可変にすることを考慮すると、例えば既存の高度衛星放送方式に準用するには、変調次数M×拡大係数S=1〜120とするのが好適である。
一次拡大外符号情報系列生成部12は、BCH符号化部11から得られた1スロット分に相当する外符号情報系列を、変調方式が指定する変調次数Mに応じて直列連接し(即ち、M個のスロット相当数を直列連接し)、新たに一次拡大外符号情報系列を生成する。高度衛星放送方式を例に、M=3における一次拡大外符号情報系列の構成例を図2に示す。
制御情報生成部13は、制御情報多重化部18に対してLDPC符号化率、変調方式、拡大係数、割り当てスロット数などの伝送に関するパラメータを生成して伝達するとともに、BCH符号化部11、一次拡大外符号情報系列生成部12、二次拡大外符号情報系列生成部14、LDPC符号化部15、変調マッピング部16及び直交変調部17に対して当該パラメータに関する所要の制御情報を伝達する機能を有する。
二次拡大外符号情報系列生成部14は、制御情報生成部13から得られる拡大係数Sに基づいて、一次拡大外符号情報系列を入力源として、一次拡大外符号情報系列を拡大係数Sに応じて直列連接し(S個の情報系列相当数を直接連接し)、二次拡大外符号情報系列を生成する。高度衛星放送方式を例に、M=3,S=3における二次拡大外符号情報系列の構成例を図3に示す。外符号情報系列を拡大する過程において、変調次数Mに応じて拡大する処理を経由して、さらに拡大係数Sに応じて拡大する処理を行うことで、後続する変調マッピング部16との整合がとれた符号拡大を行うことが可能となる。
LDPC符号化部15は、一次拡大外符号情報系列生成部12及び二次拡大外符号情報系列生成部14を経由して得られる拡大外符号情報系列(一次拡大外符号情報系列又は二次拡大外符号情報系列)を入力源として、当該拡大外符号情報系列に対応したLDPC符号の検査行列を用いて、LDPCパリティビットを算出し、LDPC符号情報系列を生成する。図4に、本発明に係る一実施例のM=3,S=1,符号化率89/120の場合の周期374の周期構造及び右側部分行列にLDGMを有するLDPC符号の検査行列を示す。LDPC符号化部15におけるLDPC符号の符号長をNとした場合、高度衛星放送方式を例に取ると、N=44880ビット×M×Sとなる。よって、図4より、M=3,S=1,符号化率89/120の場合、LDPC符号の符号長N=134640ビット、LDPC符号内の情報ビットI=99858ビット、LPDC符号内のパリティビットP=34782ビットとなる。また、左側部分行列HAに関して、高度衛星放送方式(図13)では、周期q=120×(1−R)で列方向に1を配置する周期構造であり、44880×R(R:LDPC符号化率)/374=120×Rセットの部分行列で構成されるが、本発明の場合、左側部分行列HAは、44880×M×S×R/374セットの部分行列となる。よって、M=3,S=1、R=89/120の場合、44880×3×1×89/120/374=267セットの部分行列となる。
変調マッピング部16は、制御情報生成部13から取得した変調次数に従い、LDPC符号化部15から出力されるLDPC符号情報系列を入力源として、制御情報生成部13から指定された変調方式によるマッピング処理を行い、変調信号系列を生成する。ここで、一次拡大外符号情報系列生成部12において、変調次数Mで該当スロットを直接連接しているため、整合のとれた変調マッピングが可能となる。
制御情報多重化部18は、制御情報生成部13から取得する符号化率、変調方式、拡大係数、割り当てスロット数などの伝送に関するパラメータについて、誤り訂正符号化、エネルギー拡散、π/2シフトBPSKマッピングを行い、伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)によって多重伝送するよう直交変調部17へ出力する。
直交変調部17は、変調マッピング部16により生成された変調信号系列と伝送多重制御信号(即ち、TMCC信号)に関してフレーム単位の時分割多重を行い、ロールオフフィルタ処理を実行後、直交変調を施した変調波信号を生成して、外部の伝送路に伝送する。
〔受信装置〕
図1に示すとおり、本実施形態の受信装置20は、直交復調部21と、制御情報復号部22と、LDPC復号部23と、二次拡大外符号情報系列分離部24と、一次拡大外符号情報系列分離部25と、BCH復号部26とを備える。すなわち、受信装置20の機能ブロック構成は、図12に示す高度衛星放送方式の受信装置400と比較した場合、特に二次拡大外符号情報系列分離部24及び一次拡大外符号情報系列分離部25を有している点が従来技法と異なる。
直交復調部21は、伝送路を介して送信装置10から変調信号を受信して直交復調し、同期ベースバンド信号内の主信号のシンボルに対応する受信信号点系列を出力する。
制御情報復号部22は、直交復調部21より得られる、誤り訂正符号の先頭を識別するために変調波信号に同期信号を多重する機能や伝送方式の設定等の情報を受信装置20に予告するための伝送多重制御信号を入力し、変調方式、LDPC符号化率、拡大係数、割り当てスロット数を伝送多重制御信号から判別して、LDPC復号部23、二次拡大外符号情報系列分離部24、一次拡大外符号情報系列分離部25及びBCH復号部26にそれぞれ送出する。
LDPC復号部23は、直交復調部21から得られる受信シンボル系列を入力源とし、符号長N=44880ビット×M×S及びLDPC符号率に該当するLDPC符号の検査行列を用いて、Sum−product復号法などの近似又は最大事後確率法の復号アルゴリズムを用いてLDPC復号を行い、二次拡大外符号情報系列を出力する。この時、S=1の場合は一次拡大外符号情報系列の出力と同等である。
二次拡大外符号情報系列分離部24は、LDPC復号部23から得られた二次拡大外符号情報系列を入力源として、拡大係数Sに基づき図3の逆の流れで、二次拡大外符号情報系列から一次拡大外符号情報系列を分離する。この際、二次拡大外符号情報系列の先頭位置及び分離の切れ目については、事前に伝送制御多重信号(即ち、TMCC信号)により拡大係数、変調次数、LDPC符号化率、割り当てスロット数を取得することが可能なため、本処理において、先頭位置や区切り等は既知である。また、二次拡大外符号情報系列全体の情報保護については、前述のLDPC復号部23がその役割を担う。
一次拡大外符号情報系列分離部25は、二次拡大外符号情報系列分離部24から得られた一次拡大外符号情報系列を入力源として、変調次数Mに基づき図2と逆の流れで、一次拡大外符号情報系列からスロットに相当する外符号情報系列を分離する。一次拡大外符号情報系列の先頭位置及び分離の切れ目については、事前に伝送制御多重信号(即ち、TMCC信号)により変調次数、LDPC符号化率、割り当てスロット数を取得することが可能なため、本処理において、先頭位置や区切り等は既知である。また、一次拡大外符号情報系列全体の情報保護については、前述のLDPC復号部23がその役割を担う。
BCH復号部26は、一次拡大外符号情報系列分離部25から得られたスロットに相当する外符号情報系列を入力源として、送信側のBCH符号化に対応するBCH復号処理を行い(本例では、BCH(65535、65343、t=12)短縮化符号による生成多項式を用いてBCH復号を行い)、復号結果を出力する。よって、M=3、S=1の例においては、LDPC復号処理は1回であるが、LDPC符号化部15の出力である拡大外符号情報系列(一次拡大外符号情報系列又は二次拡大外符号情報系列)に3スロットの外符号情報系列が含まれるため、BCH復号処理はスロット毎に合計3回実施する。
次に図5〜図11を用いて、より具体的に、変調方式を8PSK(M=3)、拡大係数S=1とした場合における、本発明による一実施形態の一実施例及び効果について説明する。
図5は、本発明における一実施例の符号長N=44880ビット×M×Sにおいて、M=3、S=1、符号化率R=41/120、49/120、61/120、73/120、81/120、89/120、97/120、101/120、105/120、109/120とした時の、利用可能な検査行列の符号長、情報長、パリティ長の組み合わせを示す。また、符号化率89/120におけるLDPC検査行列は図4のとおりである。
次に、本発明の効果について、M=3、S=1、R=41/120、R=61/120、R=89/120を選択した場合の伝送性能(計算機シミュレーション結果)について説明する。伝送モデルは白色雑音を想定し、LDPC符号の復号反復回数は最大50回に設定した。8PSKの変調マッピングについては、図6に示すグレイコードマッピングを使用した。また、上記3種類の符号化率におけるLDPC符号の検査行列の平均列重み、平均行重みを図7に示す。
図8に8PSKにおけるLDPC符号化率41/120、図9に8PSKにおけるLDPC符号化率61/120、図11に8PSKにおけるLDPC符号化率89/120のC/N対ビット誤り率特性をそれぞれ示す。また、図8〜図11には高度衛星放送方式(符号長44880ビット)の同一変調方式、同一符号化率におけるC/N対ビット誤り率を併記した。図8〜図11より、本発明を適用することにより、これらの全てのケースで性能が改善していることがわかる。
図11に、本発明及び高度衛星放送方式における所要C/Nを示す。所要C/Nは、図8〜図11の結果を線形外挿補間し、BER=1×10−11点を所用C/Nと定義した。本発明による構成は、高度衛星放送方式と比較した場合、符号化率41/120では、0.42dB,符号化率61/120では0.25dB,符号化率89/120では0.18dB,性能が向上していることが確認できる。
上記の例では、8PSKにおけるLDPC符号化率41/120,61/120,89/120に関して所要C/Nに関する性能が向上していることを示したが、これは、より劣悪な雑音環境下でも正しくデータを伝送できるようになることを意味しており、換言すればLDPC符号の符号長が大きければ大きいほどシャノン限界に近づき周波数利用効率を改善させることができる。このため、他の任意の符号化率及び変調方式の組み合わせでも同様に周波数利用効率を改善させることができる。したがって、M=1として固定した場合も拡大係数Sについて大きい値とするほどシャノン限界に近づき周波数利用効率を改善させることができる。
このように、変調次数M及び拡大係数Sの指定に関して、様々な組み合わせにより所要C/Nや周波数利用効率を設定できるようになり、換言すればLDPC符号の符号長により指定できるためハードウェアに関して簡素な構成で実現することができる。
上述の実施形態では特定の例を基に説明したが、様々な応用が可能である。例えば、変調方式は8PSKを例に説明したが、上記符号化率の組み合わせは他の3ビットデジタル変調方式(8QAM等)やBPSK,QPSK,16QAM,32QAM,64QAM,256QAM,1024QAM,16APSK,32APSK,64APSK,256APSK、1024APSKなどの多様な多値変調にも適用可能である。また、衛星放送、地上放送、移動通信、固定通信などの他の伝送方式にも適用可能である。
本発明によれば、誤り訂正符号と多値変調の組み合わせにおける符号化変調の性能を向上させ、白色雑音下における伝送性能を向上させることが可能となるので、誤り訂正符号と多値変調を利用する任意の用途に有用である。
10 送信装置
11 BCH符号化部
12 一次拡大外符号情報系列生成部
13 制御情報生成部
14 二次拡大外符号情報系列生成部
15 LDPC符号化部
16 変調マッピング部
17 直交変調部
18 制御情報多重化部
20 受信装置
21 直交復調部
22 制御情報復号部
23 LDPC復号部
24 二次拡大外符号情報系列分離部
25 一次拡大外符号情報系列分離部
26 BCH復号部
300 高度衛星放送方式の送信装置
310 BCH符号化/フレーム生成部
320 LDPC符号化部
330 変調マッピング部
340 直交変調部
350 制御情報生成部
360 制御情報多重化部
400 高度衛星放送方式の受信装置
410 直交復調部
420 制御情報復号部
430 LDPC復号部
440 BCH復号部

Claims (8)

  1. BCH符号及びLDPC符号による連接符号化を施してデジタルデータの伝送を行う送信装置であって、
    所定の割り当てスロット数で構成された187バイトの整数倍で構成される複数スロットの情報ビット列に対して、所定のBCH符号化を施した外符号情報系列を最小基本構成要素とし、所定のLDPC符号化率でLDPC符号化を施す前に、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより一次拡大外符号情報系列を生成する一次拡大外符号情報系列生成手段と、
    前記一次拡大外符号情報系列に対して、符号長44880ビット×変調次数に相当するLDPC符号の検査行列を基にパリティビットを算出してLDPC符号化を施すことによりLDPC符号情報系列を生成するLDPC符号化手段と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. BCH符号及びLDPC符号による連接符号化を施してデジタルデータの伝送を行う送信装置であって、
    所定の割り当てスロット数で構成された187バイトの整数倍で構成される複数スロットの情報ビット列に対して、所定のBCH符号化を施した外符号情報系列を最小基本構成要素とし、所定のLDPC符号化率でLDPC符号化を施す前に、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより一次拡大外符号情報系列を生成する一次拡大外符号情報系列生成手段と、
    前記一次拡大外符号情報系列を所定の拡大係数に応じて直列連接することにより二次拡大外符号情報系列を生成する二次拡大外符号情報系列生成手段と、
    備えることを特徴とす送信装置。
  3. 前記二次拡大外符号情報系列に対して、符号長44880ビット×変調次数×拡大係数に相当するLDPC符号の検査行列を基にパリティビットを算出してLDPC符号化を施すことによりLDPC符号情報系列を生成するLDPC符号化手段を更に備えることを特徴とする、請求項に記載の送信装置。
  4. 請求項の送信装置で用いるLDPC符号化率、変調次数及び割り当てスロット数、或いは請求項又はの送信装置で用いるLDPC符号化率、変調次数、拡大係数及び割り当てスロット数について、伝送多重制御信号により伝送する制御情報多重化手段を備えることを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の送信装置。
  5. BCH符号及びLDPC符号による連接符号化を施したデジタルデータを受信する受信装置であって、
    所定のLDPC符号化率に応じて当該連接符号化を施したデジタルデータに対してLDPC復号を施し、送信側にて変調次数又は所定の拡大係数に応じて拡大された拡大外符号情報系列を出力するLDPC復号手段と、
    前記変調次数又は所定の拡大係数に応じて前記拡大外符号情報系列を分離して、外符号情報系列を出力する拡大外符号情報系列分離手段と、
    所定の割り当てスロット数に応じて前記外符号情報系列に対して所定のBCH復号を施し、187バイトの整数倍で構成される複数スロットの情報ビット列を復元するBCH復号手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  6. 前記拡大外符号情報系列は、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより生成された一次拡大外符号情報系列からなることを特徴とする、請求項に記載の受信装置。
  7. 前記拡大外符号情報系列は、当該外符号情報系列を変調次数に応じて直列連接することにより生成された一次拡大外符号情報系列に対して、更に前記拡大係数に応じて直列連接することにより生成された二次拡大外符号情報系列からなることを特徴とする、請求項に記載の受信装置。
  8. 前記LDPC復号手段、前記拡大外符号情報系列分離手段及び前記BCH復号手段にて利用する伝送に関するパラメータについて、伝送多重制御信号を復号して判別する制御情報復号手段を更に備えることを特徴とする、請求項からのいずれか一項に記載の受信装置。
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