JP6173893B2 - 吐出容器 - Google Patents

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本発明は、容器本体に収容した内容液を外気と置換させることなくノズルから吐出することができる吐出容器に関する。
点眼薬(点眼液)やラー油等の少量ずつ使用される内容液を収容する小型の吐出容器としては、内容液の収容空間を備えた減容変形自在の内層体と、この内層体を内側に収めるボトル形状等の外層体とを備え、外層体の胴部をスクイズ(圧搾)することで容器本体の口部に装着されたノズルから内容液を注出する一方、スクイズの解除後は、容器本体の口部に装着した中栓の流出孔を逆止弁により閉塞するとともに外層体に設けた外気導入開口から内層体と外層体との間に外気を導入して内層体を減容させたまま外層体の胴部を復元できるようにした二重構造の吐出容器が知られている(例えば特許文献1参照)。
このような吐出容器では、容器本体内の内容液を外気と置換することなく注出することができるので、容器本体に収容された内容液への外気の接触を減らして、その劣化や変質を抑制することができる。
特許第3688373号
しかしながら、特許文献1に示す吐出容器では、内容液の吐出後に、中栓の流出孔から逆止弁を超えて流出した内容液がノズルの内部空間に残留し、この残留した内容液が外部の空気に触れて酸化するおそれがあり、そのため、再度内容液を吐出する前にノズルに残留した内容液を除去する必要があるという問題があった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、ノズルの内部空間に残留した内容液を外気から隔離してその劣化を防止することができる吐出容器を提供することにある。
本発明の吐出容器は、内容液の収容空間を備えた減容変形自在の内層体と、該内層体を内側に収容するとともに前記内層体との相互間を外部に連通させる外気導入開口を備えた外層体とを有する容器本体と、内容液の流出孔を備え、前記容器本体の口部に装着される中栓と、前記流出孔に連なる吐出孔を先端に備え、前記中栓の外側に装着されるノズルと、前記中栓の流出孔の開口端に接する閉位置と該流出孔の開口端から上方に離れた開位置との間で移動自在の弁体を備え、前記流出孔からの内容液の流出を許容するとともに該流出孔から前記内層体の内部への外気の流入を阻止する逆止弁と、を有し、前記容器本体のスクイズにより前記ノズルの吐出孔から内容液を吐出する吐出容器であって、前記吐出孔よりも小径の棒状に形成されて前記弁体から起立する棒状部と、前記棒状部よりも大径に形成されて該棒状部の先端に設けられ、前記弁体が閉位置にあるときに前記吐出孔に当接して該吐出孔を閉塞し、前記弁体が開位置に移動すると前記吐出孔に対して上方に移動して前記吐出孔を開く大径部と、を備えた棒状開閉体が前記逆止弁に設けられ、前記大径部の先端が先細形状に形成され、前記吐出孔から吐出された内容液を前記大径部の先端から下方に向けて滴下可能であることを特徴とする。
本発明は、上記構成において、前記逆止弁は、前記中栓と前記ノズルとの間に固定される環状の保持体と、前記弁体を前記保持体に連結する弾性変形自在の連結腕とを備えるのが好ましい。
本発明は、上記構成において、前記外気導入開口が前記外層体の底面に設けられ、前記外層体と前記内層体との間への外気の導入を許容するとともに前記外層体と前記内層体との間の空気の外部への流出を阻止する外気導入用逆止弁が前記外層体の底部に装着された底蓋部材に設けられているのが好ましい。
本発明によれば、容器本体のスクイズが解除されると、棒状開閉体の大径部によりノズルの吐出孔が閉塞されるので、内容液の吐出後にノズルの内部空間に残留した内容液を外気から隔離してその劣化を防止することができる。これにより、再度の内容液の吐出時に劣化した内容液が吐出されることを防止することができる。
本発明の一実施の形態である吐出容器を正面から見た半断面図である。 図1に示す吐出容器の要部を拡大して示す半断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である吐出容器1は、例えば点眼薬(点眼液)やラー油等の少量ずつ使用される内容液を吐出可能に収容する小型の吐出容器1であり、容器本体10、中栓20、ノズル30および逆止弁40を備えている。
容器本体10は、その外殻を構成する外層体11と、外層体11の内側に収容された内層体12とを有している。
外層体11は、樹脂材料により胴部11aの上端に円筒状の口部11bを備えたボトル状に形成されている。胴部11aは可撓性を有しており、スクイズ(圧搾)されて凹むことができるとともに、凹んだ状態から元の形状に復元することができる。
内層体12は、樹脂材料により外層体11よりも薄肉の袋状に形成され、その開口部は外層体11の口部11bに連ねられている。内層体12の内部は外層体11の口部11bに開口する収容空間12aとなっており、この収容空間12aに、例えば点眼薬やラー油等の内容液を収容することができる。内層体12は、収容空間12aに収容した内容液が注出されてその内容量が減るに伴って、外層体11の内部でその内部容積を減らすように減容変形することができる。
なお、外層体11と内層体12との間に、これらを互いに接着する接着層を設ける構成とすることもできる。接着層は、軸方向(上下方向)に延びる1本または複数本の帯状に形成するのが好ましい。外層体11と内層体12との間に接着層を設けることにより、内層体12の不規則な減容変形を防止して、内容液の残量を減らすことができる。
このような容器本体10は、例えばデラミ容器とも呼ばれる積層剥離容器に構成することができる。この場合、相溶性の低い外層体用の合成樹脂と内層体用の合成樹脂とを共押出して形成した積層パリソンを、金型を用いてブロー成形することにより、外層体11の内面に内層体12が剥離可能に密着した積層構造の剥離容器に形成することができる。
外層体11の底部11cは胴部11aよりも小径に形成されており、その底面11dには外気導入開口13が設けられている。外気導入開口13は外層体11と内層体12との相互間を外部に連通させることができる。したがって、内容液の注出に伴って内層体12が減容変形しても、外層体11と内層体12との間に外気を導入して外層体11を初期の形状に維持することができる。なお、外気導入開口13は、外層体11と内層体12との相互間を外部に連通させることができれば、外層体11の底面11dに限らず、例えば外層体11の口部11bなど他の位置に設けることもできる。
本実施の形態では、外気導入開口13は、積層パリソンをブロー成形して容器本体10を成形する際に外層体11の底面11dに形成される食い切り部(ピンチオフライン)を開いた底割り構造として構成されている。なお、外気導入開口13は、上記構造に限らず、外層体11と内層体12との相互間を外部に連通することができるものであれば、例えばドリル等により形成した貫通孔など、他の構成とすることもできる。
外層体11の底部11cには底蓋部材14が装着されている。底蓋部材14は円筒状の周壁14aと底壁14bとを備えた底付き円筒状に形成され、外層体11の底部11cを覆っている。この底蓋部材14は、例えば樹脂製とすることができる。底蓋部材14は、その周壁14aが外層体11の底部11cの外側に嵌め込まれることにより外層体11の底部11cに装着されている。また、周壁14aの内周面には環状凸部14cが一体に設けられ、この環状凸部14cが外層体11の底部11cの外周面に設けられた環状溝11eにアンダーカット係合することにより、底蓋部材14は外層体11の底部11cに抜け止めされている。底蓋部材14の周壁14aは外層体11つまり容器本体10の胴部11aと同等の外径に形成され、胴部11aの外周面に連ねられている。
底蓋部材14の底壁14bと外層体11の底面11dとの間には空間Sが形成され、外層体11の外気導入開口13はこの空間Sに開口している。底蓋部材14の周壁14aの内周面と外層体11の底部11cの外周面は密閉状態で接触しており、これにより底蓋部材14の底壁14bと外層体11の底面11dとの間に設けられた空間Sは密封されている。
底蓋部材14には外気導入用逆止弁としてのチェックバルブ15が設けられている。チェックバルブ15は、底蓋部材14の周壁14aの内側に嵌め込まれる環状の保持体15aと、この保持体15aに弾性連結された円板状の弁体15bとが合成ゴムや樹脂材料等の弾性材料により一体に形成された構成となっている。このチェックバルブ15は、例えば3点弁として構成することができる。弁体15bは、底蓋部材14の底壁14bの内面に嵌合されて底壁14bに設けられた通気孔14dを閉塞するとともに、底壁14bの内面から離れる方向に移動して通気孔14dを開くことができる。このような構成のチェックバルブ15は、外層体11の底面11dと底蓋部材14の底壁14bとの間の空間Sを介して、外層体11の外気導入開口13から外層体11と内層体12との間への外気の導入を許容するとともに、外層体11と内層体12との間の空気の外部への流出を阻止することができる。
図2に示すように、中栓20は周壁20aと天壁20bとを備え、周壁20aの下端側を口部11bに嵌合させるとともに周壁10aの外周面に一体に設けられた鍔部20cを外層体11(容器本体10)の口部11bの開口端に当接させた状態と口部11bに装着されている。この中栓20は、例えば樹脂製とすることができる。中栓20の天壁20bは平板状に形成され、その軸心には口部11bの開口よりも小径の流出孔20dが設けられている。容器本体10に収容された内容液はこの流出孔20dを通って口部11bから流出することができる。
ノズル30は、中栓20の周壁20aの外径に対応した内径を有する円筒状の装着筒部30aと、この装着筒部30aの上端に一体に連なるとともに上方に向けて縮径するノズル本体部30bとを備え、装着筒部30aが中栓20の周壁20aの外側に嵌め込まれて中栓20の外側に装着されている。中栓20の周壁20aの外周面には環状凸部20eが一体に設けられ、ノズル30はその装着筒部30aの内周面に形成された環状溝30cが環状凸部20eにアンダーカット係合することにより中栓20に対して抜け止めされている。なお、装着筒部30aの下端にはフランジ部30dが一体に設けられ、このフランジ部30dが中栓20の鍔部20cの上面に当接している。
ノズル本体部30bの先端(上端)には、口部11bの開口よりも小径の吐出孔30eが設けられている。この吐出孔30eは、ノズル30の内側空間を介して中栓20の流出孔20dと連通している。したがって、中栓20の流出孔20dから流出した内容液を、ノズル30の内側空間を通してノズル30の吐出孔30eから外部に吐出することができる。
逆止弁40は、保持体40a、弁体40bおよび複数の連結腕40cを備えている。保持体40a、弁体40bおよび複数の連結腕40cは、例えば合成ゴムや樹脂材料等の弾性材料により一体に形成された構成とすることができる。この逆止弁40は、例えば3点弁として構成することができる。
保持体40aは環状に形成され、中栓20の外面の周壁20aと天壁20bとの境界部分に設けられた段差部20fと、ノズル30の内面の装着筒部30aとノズル本体部30bとの境界部分に設けられた段差部30fとの間に挟み込まれて中栓20とノズル30との間に固定されている。弁体40bは円板状に形成されて中栓20の天壁20bの上面に載置され、流出孔20dの開口端に当接して流出孔20dを閉塞している。また、弁体40bは複数の連結腕40cにより保持体40aに連結され、これらの連結腕40cが保持体40aと弁体40bとの間で弾性変形することにより、流出孔20dの開口端に当接した閉位置と、流出孔20dの開口端から上方に離れた開位置との間で移動自在となっている。このような構成により、逆止弁40は、中栓20の流出孔20dからの内容液の流出を許容するとともに、流出孔20dから内層体12の内部への外気の流入を阻止することができる。
ノズル30の外側にはオーバーキャップ50を装着することができる。オーバーキャップ50は、その内周面に設けられた雌ねじ50aが容器本体10の口部11bの外周面に設けられた雄ねじ11fにねじ結合されることにより口部11bに固定され、ノズル30を覆うことができる。なお、雌ねじ50aと雄ねじ11fのねじ結合に代えて、アンダーカット等の他の構成によりオーバーキャップ50を口部11bに固定する構成とすることもできる。
逆止弁40には、ノズル30の吐出孔30eを開閉する棒状開閉体60が設けられている。この棒状開閉体60は棒状部60aと大径部60bとを備えている。
棒状部60aはノズル30の吐出孔30eよりも小径の棒状に形成され、弁体40bと一体に形成されて弁体40bの上面から垂直に起立している。大径部60bは棒状部60aの先端(上端)に一体に設けられており、棒状部60aよりも大径で吐出孔30eの内径と同等の最大外径を有する形状に形成されている。なお、オーバーキャップ50が取り付けられた状態では、大径部60bの先端はオーバーキャップ50の内面に設けられた保持筒50bに保持されるようになっている。
大径部60bは、逆止弁40の弁体40bが閉位置にあるときには、ノズル30の吐出孔30eの内側に配置される。この状態では、ノズル30の吐出孔30eの内周面の上端部分が大径部60bの下側傾斜面60cに対して下側から上下方向に当接し、吐出孔30eは大径部60bにより閉塞される。つまり、弁体40bが中栓20の流出孔20dを閉じているときにはノズル30の吐出孔30eも棒状開閉体60の大径部60bにより閉塞される。
一方、逆止弁40の弁体40bが閉位置から開位置にまで移動すると、棒状部60aを介して弁体40bに連結される大径部60bも弁体40bとともに上方に動いて吐出孔30eに対して上方に移動する。これにより、吐出孔30eよりも小径の棒状部60aが吐出孔30eの内側に位置することになり、吐出孔30eは開かれる。つまり、弁体40bが中栓20の流出孔20dを開いたときには大径部60bが上方に移動してノズル30の吐出孔30eも開かれる。
このような吐出容器1では、オーバーキャップ50を口部11bから取り外し、ノズル30の吐出孔30eが下方側を向く姿勢に保持し、この状態で容器本体10(外層体11)の胴部11aをスクイズすることにより、内容液をノズル30の吐出孔30eから外部に吐出することができる。
つまり、容器本体10がスクイズされると、内層体12の内部の圧力が高まり、逆止弁40の弁体40bが閉位置から開位置に移動して中栓20の流出孔20dが開かれるとともに、弁体40bとともに大径部60bが上方に移動してノズル30の吐出孔30eが開かれ、容器本体10内の内容液が流出孔20dからノズル30の内側空間を通って吐出孔30eから吐出される。容器本体10をスクイズする程度を調整することにより、吐出孔30eから吐出された内容液を、大径部60bの先細形状に形成された先端から下方に向けて滴下させることができる。内容液が吐出されると、吐出された内容液の体積の分だけ内層体12が減容変形する。
容器本体10のスクイズが解除されると、逆止弁40の弁体40bが閉位置に戻り、中栓20の流出孔20dが閉塞されるとともにノズル30の吐出孔30eが棒状開閉体60の大径部60bにより閉塞される。また、容器本体10のスクイズが解除されると、チェックバルブ15と空間Sとを介して外層体11の外気導入開口13から外層体11と内層体12との間に外気が導入される。したがって、内容液を吐出した後、容器本体10のスクイズを解除すると、内層体12を減容させたまま外層体11の胴部11aが元の形状に復元する。したがって、内容液を吐出しても内層体12の内部に外気が流入することがないので、内層体12に収容された内容液の空気への接触による劣化を抑制することができる。
また、外層体11と内層体12との間に導入された空気の外部への流出がチェックバルブ15により阻止されるので、スクイズを解除した後、再度容器本体10をスクイズすることにより、内層体12をさらに減容変形させて内容液を吐出することができる。
本発明の吐出容器1では、上記のように、内容液を吐出した後、中栓20の流出孔20dを弁体40bにより閉塞するとともに、逆止弁40に設けた棒状開閉体60の大径部60bによりノズル30の吐出孔30eをも閉塞するようにしている。つまり、内容液を吐出した後、棒状開閉体60の大径部60bによって吐出孔30eを閉塞することにより、ノズル30の内側空間を外部から隔離することができる。これにより、容器本体10のスクイズにより中栓20の流出孔20dから流出したが、ノズル30の吐出孔30eから吐出されずにノズル30の内側空間に残った内容液が外部の空気と接触することを防止して、その酸化等による劣化を抑制することができる。
また、棒状開閉体60の棒状部60aや大径部60bがノズル30の吐出孔30eにより支持されながら上下に移動することにより、逆止弁40の弁体40bを中栓20の天壁20bに対して平行に保ったまま開閉させることができる。これにより、弁体40bにより流出孔20dを確実に開閉させて、ノズル30から内容液を少量ずつ正確に吐出させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施の形態においては、容器本体10を、外層体11と内層体12とを積層パリソンのブロー成形により一体に形成した積層剥離容器に構成しているが、これに限らず、外層体11と内層体12とを別々に形成した後、内層体12を外層体11の内部に組み込むようにした二重容器の構成とすることもできる。
また、本実施の形態は、例えば点眼薬やラー油等の少量ずつ使用される内容液を収容する吐出容器1に本発明途に適用した場合を示すが、このような用途に限らず、種々の内容液を収容する吐出容器に本発明を適用することもできる。
1 吐出容器
10 容器本体
11 外層体
11a 胴部
11b 口部
11c 底部
11d 底面
11e 環状溝
11f 雄ねじ
12 内層体
12a 収容空間
13 外気導入開口
14 底蓋部材
14a 周壁
14b 底壁
14c 環状凸部
14d 通気孔
15 チェックバルブ(外気導入用逆止弁)
15a 保持体
15b 弁体
20 中栓
20a 周壁
20b 天壁
20c 鍔部
20d 流出孔
20e 環状凸部
20f 段差部
30 ノズル
30a 装着筒部
30b ノズル本体部
30c 環状溝
30d フランジ部
30e 吐出孔
30f 段差部
40 逆止弁
40a 保持体
40b 弁体
40c 連結腕
50 オーバーキャップ
50a 雌ねじ
50b 保持筒
60 棒状開閉体
60a 棒状部
60b 大径部
60c 下側傾斜面
S 空間

Claims (3)

  1. 内容液の収容空間を備えた減容変形自在の内層体と、該内層体を内側に収容するとともに前記内層体との相互間を外部に連通させる外気導入開口を備えた外層体とを有する容器本体と、
    内容液の流出孔を備え、前記容器本体の口部に装着される中栓と、
    前記流出孔に連なる吐出孔を先端に備え、前記中栓の外側に装着されるノズルと、
    前記中栓の流出孔の開口端に接する閉位置と該流出孔の開口端から上方に離れた開位置との間で移動自在の弁体を備え、前記流出孔からの内容液の流出を許容するとともに該流出孔から前記内層体の内部への外気の流入を阻止する逆止弁と、を有し、
    前記容器本体のスクイズにより前記ノズルの吐出孔から内容液を吐出する吐出容器であって、
    前記吐出孔よりも小径の棒状に形成されて前記弁体から起立する棒状部と、
    前記棒状部よりも大径に形成されて該棒状部の先端に設けられ、前記弁体が閉位置にあるときに前記吐出孔に当接して該吐出孔を閉塞し、前記弁体が開位置に移動すると前記吐出孔に対して上方に移動して前記吐出孔を開く大径部と、を備えた棒状開閉体が前記逆止弁に設けられ
    前記大径部の先端が先細形状に形成され、前記吐出孔から吐出された内容液を前記大径部の先端から下方に向けて滴下可能であることを特徴とする吐出容器。
  2. 前記逆止弁は、前記中栓と前記ノズルとの間に固定される環状の保持体と、前記弁体を前記保持体に連結する弾性変形自在の連結腕とを備える、請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記外気導入開口が前記外層体の底面に設けられ、前記外層体と前記内層体との間への外気の導入を許容するとともに前記外層体と前記内層体との間の空気の外部への流出を阻止する外気導入用逆止弁が前記外層体の底部に装着された底蓋部材に設けられている、請求項1または2に記載の吐出容器。
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