JP6173077B2 - Method for manufacturing blazed diffraction grating and method for manufacturing mold therefor - Google Patents
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Description
本発明は、ブレーズ型回折格子の製造方法およびそのための型の製造方法に関する。 The present invention relates to a blazed diffraction grating manufacturing method and a mold manufacturing method therefor.
図1に示すように、ブレーズ型回折格子1は、非対称な三角形の溝形状を有し、光7が入射するブレーズ面2’とそれに隣接するカウンタ面3とを含んでおり、ブレーズ面2’とカウンタ面3とは格子平面4に対し所定の角度で傾斜している。上記のようなブレーズ型回折格子においては特定の次数に集中した回折効率が求められる。高回折効率を実現するためにはブレーズ面2’の形状が平坦であり、凹凸や粗さ等が小さいことが求められる。一方、ブレーズ面2’の平坦度は切削体積に大きく影響を受ける。1回の切削加工における切削体積が大きいと、図2に示されるように、ブレーズ面2’にかえり(ばり)、面粗さが発生する。
As shown in FIG. 1, the blazed diffraction grating 1 has an asymmetric triangular groove shape and includes a
そのため、一つの溝を形成する際、被加工物に与えるストレスを小さくするために、浅い切削加工を何回も繰り返す溝加工方法が採られている。特許文献1には、被加工物に二等辺三角形状の溝を6回の切削加工によって溝の縁部にかえりが発生することを抑制した溝加工方法が開示されている。当該方法では、溝の形成位置から一側に偏った位置での切削加工と溝の形成位置から他側に偏った位置での切削加工とを2回ずつ、そして最後に、溝の形成位置で仕上げ加工を行っている。
Therefore, in order to reduce the stress applied to the workpiece when forming a single groove, a groove processing method is employed in which shallow cutting is repeated many times.
しかしながら、ブレーズ型回折格子を1つ製造するためには、例えば、数万個の溝を形成することを必要とすることがある。従って、1つの溝を形成するために浅い切削加工を何度も繰り返す従来技術では、溝加工に要する時間が長すぎるため製造効率が低下する。また、特許文献1に記載の方法では、隣接する格子のブレーズ面に切削バイトが触れてしまい、隣接する格子のブレーズ面上にかえりの発生や面粗さが生じることがある。
However, in order to manufacture one blazed diffraction grating, for example, it may be necessary to form tens of thousands of grooves. Therefore, in the conventional technique in which shallow cutting is repeated many times to form one groove, the time required for the groove processing is too long, and the manufacturing efficiency is lowered. In the method described in
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、例えば、製造効率及びブレーズ面の精度の点で有利なブレーズ型回折格子の製造方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a method for manufacturing a blazed diffraction grating that is advantageous in terms of manufacturing efficiency and blaze surface accuracy.
上記課題を解決するために、本発明は、第1方向に沿ってそれぞれ延びる複数の溝が第
1方向に直交する第2方向に沿って配列されたブレーズ型回折格子を製造する方法であっ
て、第2方向における第1の位置で第1切刃および第2切刃を有するバイトと被加工物と
を相対的に第1方向に移動させることにより被加工物を切削して第1切刃および第2切刃
によってそれぞれ形成された第1面および第2面を有する第1の溝を形成する第1工程と
、第1工程の後に、第1の位置から第2方向に沿って格子ピッチだけ離れた第2の位置で
バイトと被加工物とを相対的に第1方向に移動させることにより被加工物を切削して第2
の溝を形成する第2工程と、第2工程の後に、第1の位置と第2の位置との間の第3の位
置で、バイトの第1切刃を第1面に対して傾け、バイトと被加工物とを相対的に第1方向
に移動させることにより第1切刃によって第1面を切削して第1の溝のブレーズ面を形成
する第3工程と、を含むことを特徴とする。
In order to solve the above problems, the present invention is a method for manufacturing a blazed diffraction grating in which a plurality of grooves extending along a first direction are arranged along a second direction orthogonal to the first direction. The workpiece is cut by moving the workpiece having the first cutting edge and the second cutting edge at the first position in the second direction relative to the first direction, thereby cutting the workpiece. And a first step of forming a first groove having a first surface and a second surface respectively formed by the second cutting blade, and a lattice pitch along the second direction from the first position after the first step. The workpiece is cut by moving the bite and the workpiece relatively in the first direction at a second position separated by
A second step of forming the groove, and after the second step, tilt the first cutting edge of the cutting tool with respect to the first surface at a third position between the first position and the second position, And a third step of forming a blazed surface of the first groove by cutting the first surface with the first cutting edge by relatively moving the cutting tool and the workpiece in the first direction. And
本発明によれば、例えば、製造効率及びブレーズ面の精度の点で有利なブレーズ型回折格子の製造方法を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the manufacturing method of the blaze | braze type | mold diffraction grating advantageous at the point of the manufacturing efficiency and the precision of a blazed surface can be provided, for example.
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態) (First embodiment)
本発明を説明するために、溝加工によってブレーズ型回折格子を製造する実施形態を示す。ブレーズ型回折格子を製造するために使用される切削加工機は数十nmオーダーで切込みを指令できるような位置制御可能な高精度加工機であり、工具は先端がシャープで高精度な加工転写性が得られるダイヤモンドバイト(バイト)を用いる。また被加工物の材質はダイヤモンドバイトでの切削性が良いとされる銅系、アルミ系や無電解ニッケル系に類するものを選択する。 In order to explain the present invention, an embodiment in which a blazed diffraction grating is manufactured by grooving will be described. The cutting machine used to manufacture blaze-type diffraction gratings is a high-precision machine that can control the position so that cutting can be commanded in the order of several tens of nanometers, and the tool has a sharp tip and high-precision machining transferability. Use a diamond bite that gives The material of the workpiece is selected from copper, aluminum, and electroless nickel, which are considered to have good machinability with a diamond tool.
図3に、本実施形態で使用する切削加工機11とバイト12と被加工物13の配置の概略を示す。切削加工機11は、門型をした高剛性構造を有し、外部の振動等に強く、非常に高精度な分解能で位置制御可能な超精密の切削に適した仕様となっている。この切削加工機11では、Z方向(上下方向)にスライドできる(移動する)構造体にバイト12を取付け、X方向(左右方向)とY方向(前後方向)とにスライドできる(移動する)テーブル上に被加工物13を取付ける。
In FIG. 3, the outline of arrangement | positioning of the
バイト12は、図4に示すとおり、多角形の溝断面形状を転写する第1切刃14aおよび第2切刃14bを有する。第1切刃14aと第2切刃14bの先端がなす角度15は形成すべき溝の開き角8(例えば85°)よりもやや小さく、第1および第2切刃14a,14bの先端がなす形状は拡大したレンジで見た際に丸みは極力少ない方がよい。溝の開き角は、90度未満とすることが望ましい。第1および第2切刃14a,14bの稜線の直線精度は双方とも先端部で非常に高い精度となっている。反射型の回折格子を溝加工で形成する場合、溝の壁面の仕上がりが非常に重要である。
As shown in FIG. 4, the
図5に示すように、バイト12と被加工物13とが対向する位置でZ方向への切込み量(例えば、深さ方向へ3μm)となるようにバイト12を被加工物側に下ろす。そして、その状態で切削加工機11の直進制御機構を用いて、バイト12と被加工物13とを例えばY方向に相対移動させることによりバイト12の切刃の形状を被加工物13へと切削転写する加工を行う。このとき実際に移動するのはバイト側であっても良いし被加工物側であっても良い。切削加工の際にはオイルミストをバイト12のすくい面の裏側から噴射させ加工熱を除去しながら切り屑を潤滑に流し、切削におけるバイト転写状態を良好に保つようにしている。
As shown in FIG. 5, the
バイト12を用いて被加工物13を切削して1つの溝を形成する方法を、図6を用いて説明する。本実施形態においては、被加工物13の切削時にバイト12を−X方向に移動させて第1の位置に位置決めする。その後、第1の位置でバイト12を+Y方向に所定の長さ、例えば55mmだけ直線的に移動することで第1面2bおよび第2面3bを有する55mmの長さの1つの溝(第1の溝)を形成する。第2面3bは溝のカウンタ面を構成するが、後述するように、第1面2bはブレーズ面を構成しない。図6(a)は、第1の溝を形成する前の被加工物13を示しており、第1の溝の形成位置より+X方向にはそれまでの切削加工により形成されたブレーズ面2’aおよび第2面(カウンタ面)3aを有する溝が連続して配置されている。本実施形態では、Y方向が溝が延びる第1方向であり、X方向が複数の溝が配列される第1方向に直交する第2方向である。
A method of forming a single groove by cutting the
図6(b)を用いて、第1の溝を形成する際の第1段階の切削加工(第1工程)について説明する。この第1段階の切削加工は、その前々回の切削加工(隣接格子に対する第1段階の切削加工)に対して、−X方向に格子ピッチ、例えば10μmだけ離れた第1の位置にバイト12を移動させて行われる。その際に、第1切刃14aが格子平面4に対して垂直な方向から所定の角度θ1(例えば20°)傾斜するようにX−Z平面上でのバイト12の回転角が設定される。ここで格子平面4は、第1方向と第2方向を含む平面である。このバイト角度を保持し、第2切刃14bが断面上での溝の幅に対して所望の幅を得られるようにZ方向のバイト切り込み深さを決定する。第2切刃14bで切り出された面は、カウンタ面3となる。
With reference to FIG. 6B, the first stage cutting process (first step) when forming the first groove will be described. In this first-stage cutting process, the
図6(c)を用いて、第1の溝を形成するための第2段階の切削加工(第3工程)について説明する。この第2段階の切削加工では、第1の位置に対してバイト12を+X方向に、例えば9.5μm離れた第3の位置で被加工物13に対し、第1段階の切削時のバイト切り込み深さに対し、−Z方向に、例えば0.5μmの深さで、+Y方向に沿って切削加工を行う。また、第3の位置でX−Y平面上でのバイト12の回転角は、格子平面4に対して垂直な方向から、第1段階の切削時の角度θ1よりも大きい所定の角度θ2(例えば、24°)傾斜するように設定される。格子平面に垂直な方向に対する第1切刃の傾斜角度を大きくする。この第2段階の切削加工において、第1切刃14aを用いて切り出された面は、ブレーズ面2a’となる。また、この第2段階の切削加工において、第2切刃14bは、第1段階の切削加工で形成された第2の溝の第2面(カウンタ面)3aと、+X方向に隣接する溝のブレーズ面とで形成される溝の頂点には接触させない。したがって、この第2段階の切削加工において、先に形成された+X方向に隣接する溝のブレーズ面(不図示)はストレスを受けず、図2に示すようなブレーズ面に生じるかえり(ばり)9や面粗さが発生することを回避できる。当然のことながら上述した格子ピッチ、バイト12の回転角は実施形態の一例であり、変更が可能である。
With reference to FIG. 6C, the second-stage cutting (third process) for forming the first groove will be described. In this second-stage cutting, the cutting
先に形成されたブレーズ面に対してストレスを与えないように、第2切刃14bを+X方向に隣接する溝の第1段階の切削加工で形成された第2面3bと、+X方向に隣接する溝のブレーズ面とで形成される溝の頂点6に接触させずに第2段階の切削加工を行う。そのため、本発明の方法で形成されるブレーズ面は、かえりのない平坦なものとなる。したがって、先に形成した溝と第2段階の切削加工時のバイトとの位置関係が非常に重要である。このバイトの位置決め精度は加工機の精度に依存するが、溝加工の本数が多数になる場合は全体の加工時間が1週間を越える場合もあり、温度などの環境変動による誤差が無視できない。第1の位置で第1の溝を形成するための第1段階の切削加工(第1工程)を行い、次いで、第1の位置から格子ピッチだけ離れた第2の位置で第2の溝を形成するための第1段階の切削加工(第2工程)を行う。この第2の溝を形成するための第1段階の切削加工を行った直後に、第1の位置と第2の位置との間の第3の位置で第1の溝を形成するための第2段階の切削加工(第3工程)を行うことが平坦なブレーズ面を得ることに有効なことを見出した。第1段階および第2段階の切削加工プロセスを−X方向に所定の回数、例えば、33500回繰り返すことによりブレーズ型回折格子あるいは回折格子製造用の型が製造される。本発明の方法で作製されたブレーズ型回折格子のブレーズ面におけるかえり(ばり)や面粗さの量は従来の方法で作製されたものより小さい。さらに、1つの溝を形成するために切削加工を2回しか要していないので、特許文献1に記載の従来技術に比して、平坦なブレーズ面を有するブレーズ型回折格子あるいはそのための型を効率よく製造することができる。
In order not to give stress to the previously formed blaze surface, the
図7に、切削加工を単一のバイトで繰り返す場合のバイト12の位置の動きを示す。この図において溝形成の進行方向は右から左で、まずS1で、第1の位置で第1段階の切削加工を行って第1の溝のカウンタ面を形成する。続いてS2で、格子ピッチだけ進行方向(−X方向)にバイト12をずらし第2の位置で第1段階の切削加工を行って第2の溝のカウンタ面を形成する。その後、S3で、格子ピッチより少ない量だけバイト12をX方向に戻した位置(第3の位置)で、第1段階のバイト12の角度よりもバイト12を進行方向に傾け、第2段階の切削加工を行って第1の溝のブレーズ面を形成する。そして第2の溝のブレーズ面を形成する前に、S4で、バイト12の角度を第1段階の切削加工時の角度に戻し、第2の位置より格子ピッチ1つ分進んだ位置で第1段階の切削加工を行って第3の溝のカウンタ面を形成する。S5で、第2の溝に対するブレーズ面を形成するための第2段階の切削加工、S6で、第4の溝のカウンタ面を形成するための第1段階の切削加工、S7で第3の溝のブレーズ面を形成するための第2段階の切削加工を行う。以後、順次このようなステップを繰り返して多数の溝を形成する。
FIG. 7 shows the movement of the position of the
図8は、格子ピッチに準じた第1段階の切削加工の位置と第2段階の切削加工の位置との相対的な関係を説明した図である。S1の(n−1)番目の溝のカウンタ面を形成するための第1段階の切削加工の位置Pn−1(第1の位置)と、S2のn番目の溝のカウンタ面を形成するための第1段階の切削加工の位置Pn(第2の位置)との間隔が格子ピッチdである。(n−1)番目の溝のブレーズ面を形成するための第2段階の切削加工の位置Sn(第3の位置)は、位置Pn−1(第1の位置)と位置Pn(第2の位置)との間に位置する。そして、S3で行う、第2段階の切削加工時には、第1段階の切削加工の際のバイト12の角度θ1よりも大きな角度θ2となるよう、バイト12をバイト12の進行方向に傾ける。
FIG. 8 is a diagram for explaining the relative relationship between the position of the first-stage cutting and the position of the second-stage cutting according to the lattice pitch. A first-stage cutting position P n-1 (first position) for forming a counter surface of the (n-1) -th groove of S1 and a counter surface of the n-th groove of S2 are formed. The distance from the first-stage cutting position P n (second position) is the lattice pitch d. The position S n (third position) of the second stage cutting for forming the blazed surface of the (n−1) -th groove is the position P n−1 (first position) and the position P n ( 2nd position). Then, at the time of the second-stage cutting performed in S3, the cutting
このような方法により製造される高精度なブレーズ面を有する溝で構成されるブレーズ型回折格子は、紫外帯域の光源であるエキシマレーザの波長選択素子として用いられる。 A blazed diffraction grating composed of a groove having a highly accurate blazed surface manufactured by such a method is used as a wavelength selection element of an excimer laser which is a light source in the ultraviolet band.
図9に本実施形態に記載された切削加工により形成された回折格子を型として使用して、ブレーズ型回折格子を製造する方法について説明する。図9に示すように、切削加工により形成された型91にエポキシ樹脂を充填し、樹脂を支える基材93を重ねた後にエポキシ樹脂を硬化させることで硬化したエポキシ樹脂層92は基材93に密着する。この後、図9のように、基材93を型91から引き離すことで、型91の格子形状は樹脂層92に転写され、エポキシ樹脂からなるブレーズ型回折格子92が得られる。型91のブレーズ面に対応する面は、かえり(ばり)がなく平坦であるから、型91を用いて製造されたブレーズ型回折格子92のブレーズ面は平坦である。
A method for manufacturing a blazed diffraction grating using a diffraction grating formed by cutting described in this embodiment as a mold will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 9, the
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、その要旨の範囲内において様々な変形および変更が可能である。 As mentioned above, although embodiment of this invention has been described, this invention is not limited to these embodiment, A various deformation | transformation and change are possible within the range of the summary.
2’ ブレーズ面
3 カウンタ面
12 ダイヤモンドバイト
13 被加工物
14a バイト稜線第1切刃
14b バイト稜線第2切刃
2 '
Claims (7)
前記第2方向における第1の位置で第1切刃および第2切刃を有するバイトと被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記被加工物を切削して前記第1切刃および前記第2切刃によってそれぞれ形成された第1面および第2面を有する第1の溝を形成する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第1の位置から前記第2方向に沿って格子ピッチだけ離れた第2の位置で前記バイトと前記被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記被加工物を切削して第2の溝を形成する第2工程と、
前記第2工程の後に、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置で、前記バイトの前記第1切刃を前記第1面に対して傾け、前記バイトと前記被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記第1切刃によって前記第1面を切削して前記第1の溝のブレーズ面を形成する第3工程と、
を含む、ことを特徴とする方法。 A method of manufacturing a blazed diffraction grating in which a plurality of grooves extending along a first direction are arranged along a second direction orthogonal to the first direction,
The workpiece is cut by moving the workpiece having the first cutting edge and the second cutting edge at the first position in the second direction relative to the workpiece in the first direction to cut the workpiece. A first step of forming a first groove having a first surface and a second surface respectively formed by one cutting edge and the second cutting edge;
After the first step, the cutting tool and the workpiece are relatively moved in the first direction at a second position separated from the first position by a lattice pitch along the second direction. A second step of cutting the workpiece to form a second groove,
After the second step, at a third position between the first position and the second position, the first cutting edge of the cutting tool is inclined with respect to the first surface, and the cutting tool and the cutting tool a third step of forming a pre-Symbol blazed surface of the first groove by cutting said first surface by said first cutting edge by moving the workpiece relative the first direction,
A method characterized by comprising:
前記第2方向における第1の位置で第1切刃および第2切刃を有するバイトと被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記被加工物を切削して前記第1切刃および前記第2切刃によってそれぞれ形成された第1面および第2面を有する第1の溝を形成する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第1の位置から前記第2方向に沿って格子ピッチだけ離れた第2の位置で前記バイトと前記被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記被加工物を切削して第2の溝を形成する第2工程と、
前記第2工程の後に、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置で、前記バイトの前記第1切刃を前記第1面に対して傾け、前記バイトと前記被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記第1切刃によって前記第1面を切削して、前記第1の溝に前記ブレーズ型回折格子のブレーズ面に対応する面を形成する第3工程と、
を含む、ことを特徴とする方法。 A method of manufacturing a mold for manufacturing a blazed diffraction grating, wherein a plurality of grooves each extending along a first direction are arranged along a second direction orthogonal to the first direction,
The workpiece is cut by moving the workpiece having the first cutting edge and the second cutting edge at the first position in the second direction relative to the workpiece in the first direction to cut the workpiece. A first step of forming a first groove having a first surface and a second surface respectively formed by one cutting edge and the second cutting edge;
After the first step, the cutting tool and the workpiece are relatively moved in the first direction at a second position separated from the first position by a lattice pitch along the second direction. A second step of cutting the workpiece to form a second groove,
After the second step, at a third position between the first position and the second position, the first cutting edge of the cutting tool is inclined with respect to the first surface, and the cutting tool and the cutting tool A surface corresponding to the blazed surface of the blazed diffraction grating in the first groove by cutting the first surface by the first cutting edge by relatively moving the workpiece in the first direction. a third step that form the,
A method characterized by comprising:
前記型は、
前記第2方向における第1の位置で第1切刃および第2切刃を有するバイトと被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記被加工物を切削して前記第1切刃および前記第2切刃によってそれぞれ形成された第1面および第2面を有する第1の溝を形成する第1工程と、
前記第1工程の後に、前記第1の位置から前記第2方向に沿って格子ピッチだけ離れた第2の位置で前記バイトと前記被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記被加工物を切削して第2の溝を形成する第2工程と、
前記第2工程の後に、前記第1の位置と前記第2の位置との間の第3の位置で、前記バイトの前記第1切刃を前記第1面に対して傾け、前記バイトと前記被加工物とを相対的に前記第1方向に移動させることにより前記第1切刃によって前記第1面を切削して、前記第1の溝に前記ブレーズ型回折格子のブレーズ面に対応する面を形成する第3工程によって製造され、
前記型を用いて前記ブレーズ型回折格子を製造する工程を含むことを特徴とするブレーズ型回折格子を製造する方法。 A method of manufacturing a blazed diffraction grating in which a plurality of grooves extending along a first direction are arranged along a second direction orthogonal to the first direction, using a mold,
The mold is
The workpiece is cut by moving the workpiece having the first cutting edge and the second cutting edge at the first position in the second direction relative to the workpiece in the first direction to cut the workpiece. A first step of forming a first groove having a first surface and a second surface respectively formed by one cutting edge and the second cutting edge;
After the first step, the cutting tool and the workpiece are relatively moved in the first direction at a second position separated from the first position by a lattice pitch along the second direction. A second step of cutting the workpiece to form a second groove,
After the second step, at a third position between the first position and the second position, the first cutting edge of the cutting tool is inclined with respect to the first surface, and the cutting tool and the cutting tool A surface corresponding to the blazed surface of the blazed diffraction grating in the first groove by cutting the first surface by the first cutting edge by relatively moving the workpiece in the first direction. Manufactured by the third step of forming
A method of manufacturing a blazed diffraction grating, comprising the step of manufacturing the blazed diffraction grating using the mold.
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