JP6171392B2 - 照明装置およびプロジェクター - Google Patents
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Description
本発明の照明装置は、光源装置と、第1の回折パターンを形成する第1のセルと、第1の回折パターンとは異なる第2の回折パターンを形成する第2のセルと、を含む複数のセルを備えた回折素子と、前記光源装置から射出された第1の光束と前記回折素子とによって形成される回折パターンが時間的に変化するように前記回折素子を揺動させる揺動装置と、を有する。
図1は、本発明の第1実施系形態に係るプロジェクター1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、照明装置2と、光変調装置7と、投射光学系8と、を備えている。
照明装置2は、光源装置3と、光源駆動装置4と、回折素子5と、揺動装置6と、を備えている。
尚、図2においては、便宜上、光源駆動装置4及び揺動装置6の図示を省略している。
図2に示すように、光源装置3は、複数のレーザー光源30と、複数のコリメートレンズ31と、を備えている。
尚、図2では、レーザー光源30が3個配置されているが、レーザー光源30の個数は3個に限定されず、適宜変更可能である。
尚、図2では、コリメートレンズ31が3個配置されているが、コリメートレンズ31の個数は3個に限定されず、適宜変更可能である。
図3(a)は、揺動装置6の作用により、時刻t=t1において回折素子5が−X方向に移動したときの様子を示す図である。
図3(b)は、揺動装置6の作用により、時刻t=t2において回折素子5が+X方向に移動したときの様子を示す図である。
図3(a)、(b)の左列の図は、光源装置3から射出された光が回折素子5を経由して光変調装置7に入射するまでの光路を示す図であり、図3(a)、(b)の右列の図は、光変調装置7の光入射面(画像形成領域)の所定の位置(例えば、光入射面の中心CP)に入射する光を示す図である。
尚、図3(a)、(b)においては、便宜上、3つのレーザー光源30のうち上段に配置されたレーザー光源30を「L1」で示し、中段に配置されたレーザー光源30を「L2」で示し、下段に配置されたレーザー光源30を「L3」で示している。本実施形態においては、例えば、中段に配置されたレーザー光源30(L2)から射出される光束は第1の光束であり、上段に配置されたレーザー光源30(L1)から射出される光束は第2の光束であり、セルCは第1のセルであり、セルBは第2のセルである。セルCは第1の回折パターンを形成し、セルBは、第1の回折パターンとは異なる第2の回折パターンを形成する。
光変調装置7の光入射面のうち上段の領域を「I」で示し、中段の領域を「II」で示し、下段の領域を「III」で示している。
また、図3(a)、(b)においては、便宜上、光源駆動装置4及び揺動装置6の図示を省略している。
例えば、任意の数の光束及び任意の数のセルを用いた場合、光変調装置7の光入射面の所定の位置において、j番目の光束とk番目のセルとによって時刻t=t1において形成された回折パターンの少なくとも一部が、v番目の光束とw番目のセルとによって時刻t=t2において形成された回折パターンの少なくとも一部と時間的に重畳される。ここで、j≠vとした方が、光変調装置7の光入射面の所定の位置に入射する光の角度分布を時間的に大きく変えることができるため、好ましい。
図4(a)は、第1の照射パターンPT11を示す図である。
図4(b)は、第2の照射パターンPT12を示す図である。
図4(c)は、第1の照射パターンPT11と第2の照射パターンPT12とを時間的に重ね合わせたパターンPT1(以下、重ね合わせパターンと称する)を示す図である。
また、簡素な構成でスペックルノイズを低減することが可能なプロジェクター1を提供できる。
図5(a)、(b)は、照射パターンの変形例を説明するための図である。
図5(a)の左列は、複数のセルのうち一のセルによる照射パターンPT21を示す図である。
図5(a)の右列は、複数のセルのうち他のセルによる照射パターンPT22を示す図である。
図5(a)の右列に示すように、照射パターンPT22は、照射パターンPT21とは異なるパターンを有している。照射パターンPT22は、縦に伸びたストライプ状に形成されているとともにグラデーションを有している。
本変形例に係る照射パターンPT21、照射パターンPT22は、重ね合わせパターンが光変調装置7の光入射面の全体(領域I、領域II及び領域III)に均一に形成されるよう、互いに異なる照射パターンを形成するように設計される。
図5(b)の左列は、複数のセルのうち第1セルによる照射パターンPT31を示す図である。
図5(b)の右列は、複数のセルのうち第Nセルによる照射パターンPT3N(回折素子の上側からN番目に配置されたセルによる照射パターン)を示す図である。
図5(b)の右列に示すように、照射パターンPT3Nは、照射パターンPT31とは異なるパターンを有している。照射パターンPT3Nは、矩形の明部が離散的に配置されたパターンを有している。図示はしないが、第1セルから第Nセルの間に配置されたセルにおいても、矩形の明部が離散的に配置されたパターンを有している。
本変形例に係る照射パターンPT31,・・・,PT3Nは、照射パターンPT31,・・・,PT3Nの全てを重ね合わせた重ね合わせパターンが光変調装置7の光入射面の全体(領域I、領域II及び領域III)に均一に形成されるよう、互いに異なる照射パターンを形成するように設計される。
次に、本発明の第2実施形態に係る照明装置及び重畳光学系の作用について図6(a)、(b)を用いて説明する
図6(a)は、揺動装置6の作用により、時刻t=t1において回折素子5が−X方向に移動したときの様子を示す図である。
図6(b)は、揺動装置6の作用により、時刻t=t2において回折素子5が+X方向に移動したときの様子を示す図である。
その他の点は、第1実施形態に係る構成と同様であるので、第1実施形態で使用した図と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第3実施形態に係る照明装置及び重畳光学系の作用について図7(a)、(b)を用いて説明する
図7(b)は、揺動装置6の作用により、時刻t=t2において回折素子5Bが+X方向に移動したときの様子を示す図である。
図7(a)、(b)の左列の図は、光源装置3が備える複数のレーザー光源30のうち、レーザー光源30(L1)から射出された光が回折素子5Bを経由して光変調装置7に入射するまでの光路を示す図であり、図7(a)、(b)の右列の図は、光変調装置7の光入射面(画像形成領域)の所定の位置(例えば、光入射面の中心CP)に入射する光を示す図である。本実施形態においては、例えば、上段に配置されたレーザー光源30(L1)から射出される光束は第1の光束であり、中段に配置されたレーザー光源30(L2)から射出される光束は第2の光束であり、セルHは第1のセルであり、セルIは第2のセルである。セルHは第1の回折パターンを形成し、セルIは、第1の回折パターンとは異なる第2の回折パターンを形成する。
その他、プロジェクターの各構成要素の形状、数、配置、材料、形成方法等に関する具体的な記載は、上記の実施形態に限定されることなく、適宜変更が可能である。
Claims (7)
- 光源装置と、
第1の回折パターンを形成する第1のセルと、第1の回折パターンとは異なる第2の回折パターンを形成する第2のセルと、を含む複数のセルを備えた回折素子と、
前記光源装置から射出された第1の光束と前記回折素子とによって形成される回折パターンが時間的に変化し、第1の時刻においては前記第1のセルによって回折された光が第1の方向に沿って被照明領域の所定の位置に入射し、第2の時刻においては前記第2のセルによって回折された光が、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って前記所定の位置に入射するように前記回折素子を揺動させる揺動装置と、
を有する照明装置。 - 前記光源装置は、第2の光束をさらに射出し、
前記所定の位置において、前記第1の光束と前記第1のセルとによって形成される回折パターンの少なくとも一部が、前記第2の光束と前記第2のセルとによって形成される回折パターンの少なくとも一部と時間的に重畳されるように構成されている請求項1に記載の照明装置。 - 前記光源装置を駆動する光源駆動装置を有し、
前記光源駆動装置は、少なくとも前記第1の光束の光強度を断続的に変動させる請求項2に記載の照明装置。 - 前記第1の光束が、前記複数のセルのうち少なくとも2つのセルに同時に入射することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光源装置を駆動する光源駆動装置を有し、
前記光源装置は、第2の光束をさらに射出し、
前記光源駆動装置は、前記第1の光束の光強度と前記第2の光束の光強度のうち少なくとも一方を断続的に変動させる請求項4に記載の照明装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の照明装置と、
前記照明装置から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
を有するプロジェクター。 - 前記照明装置は、前記回折素子と前記光変調装置との間の光路上に、前記回折素子から射出された複数の回折パターンを前記光変調装置に入射させる重畳光学系を有する請求項6に記載のプロジェクター。
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