JP6170467B2 - アクセスポイント装置 - Google Patents

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Description

本発明は、アクセスポイント装置に関する。
近年、無線LAN(Local Area Network)が家庭やオフィス等で普及し、無線LAN端末が多数の情報機器に搭載されてインターネットアクセスの一手段として広く利用されている。一般的に利用されている無線LANは、IEEE802.11規格として標準化されている。
無線LANアクセスポイント装置(以下、「アクセスポイント」と記載する。)及び無線端末に関するパワーセーブモードについて説明する。IEEE802.11規格では、無線端末についてはパワーセーブモードを定義しているが、アクセスポイントについては定義されていない(例えば、非特許文献1参照)。例えば、夜中など、長時間に亘ってトラフィックが発生しないような場合も、アクセスポイントは常にパワーセーブモードに移行することができない。
さらに、商用電源ではなく、独立電源を利用してアクセスポイントが運用される場合を想定すると、そのような条件下においては、アクセスポイントの省電力化が求められる。これらの観点において、IEEE802.11標準規格に則って実現する省電力機能として、NAV(Network Allocation Vector)を利用したスリープ機能が提案されている(例えば、非特許文献2、3参照)。NAVは、使用チャネルのチャネル予約期間を設定した予約信号である。
以下、アクセスポイントが複数存在し、各アクセスポイント間の通信をメッシュネットワーク構成で行う環境を想定する。メッシュネットワーク構成で行う通信には、IEEE802.11s規格を利用することができる。IEEE802.11s規格は、複数の無線LAN機器がメッシュネットワーク構成で行う通信プロトコルを標準規格化している。
IEEE802.11s規格では、アクセスポイント同士の通信に対する省電力化機能として、Activeモード/LightSleepモード/DeepSleepモードによる運用が規定されている。Activeモードでは、Awake状態のみがあり、LightSleepモード/DeepSleepモードでは、Awake状態とDoze状態に遷移することができる。Awake状態は、常にフレームを送受信可能な状態である。Doze状態は、一部回路への電源供給を断つことにより、送信、受信、リスニングの全てが行えない状態であるが、Awake状態と比較して消費電力が小さくなる(例えば、非特許文献4参照)。なお、各モードの切り替えは任意のタイミングで行うことができるが、その切替の判断基準については定義されていない。
Activeモードでは、常にAwake状態を取っているため、ピアとなるアクセスポイントから送信されたフレームを任意のタイミングで受信することができ、ピアのアクセスポイントに対して任意のタイミングでフレームを送信することができる。そのため、待機時間においても回路への電源供給を削ることがないため、消費電力も大きくなる。
LightSleepモードでは、Awake状態とDoze状態を併用する。Doze状態ではフレームの送受信を行うことができないが、ビーコン信号送信後の一定期間をAwake状態で動作し、その間に所定の手続きに従ってフレームの送受信を行う。また、ピアのアクセスポイントが送信するビーコン信号を必ず受信するために、同タイミングにおいて必ずAwake状態へ遷移する。ビーコン信号受信後、その受信したビーコン信号に記述されている情報に従い、ピアのアクセスポイントとフレームの送受信を行うことができる。フレーム送受信完了後、Doze状態に遷移することで省電力化を図ることができる。
DeepSleepモードでも、Awake状態とDoze状態を併用する。Doze状態ではフレームの送受信を行うことができないが、自アクセスポイントからのビーコン信号送信後の一定期間をAwake状態で動作し、その間に所定の手続きに従ってフレームの送受信を行う。DeepSleepモードでは、ピアのアクセスポイントが送信するビーコン信号を受信せず、自らのビーコン信号送信のタイミングでのみピアのアクセスポイントと通信を行う。そのため、LightSleepモードと比較して長い時間をDoze状態で動作可能であるため、高い効果の省電力化を図ることができる。
IEEE STANDARDS ASSOCIATION,"Part 11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications",IEEE Std 802.11s-2012,2012年 小川将克、外4名,「無線LANアクセスポイントにおける省電力モード」,社団法人 電子情報通信学会,信学技法 MoMuC2008-93(2009-03),p.47−50,2009年 小川将克、外4名,「無線LANアクセスポイントにおける省電力モードの性能評価」,社団法人 電子情報通信学会,信学技法 MoMuC2008-13(2009-05),p.173−177,2009年 IEEE STANDARDS ASSOCIATION,"Part 11:Wireless LAN Medium Access Control (MAC) and Physical Layer (PHY) specifications Amendment 10: Mesh Networking",IEEE Std 802.11s-2011,2011年
図8は、従来方式の通信ネットワークの構成例を示すブロック図である。同図に示すように、通信ネットワークにはメッシュネットワークを構成する5台のアクセスポイント9が存在している。各アクセスポイント9をそれぞれ、アクセスポイント9−1〜9−5と記載する。
同図において、アクセスポイント9−1〜9−5は、全てActiveモードで動作している。ここでは、アクセスポイントがActiveモードで動作する場合の、周囲に存在する他のアクセスポイントからのビーコン信号受信による動作、また消費電力量の推移について説明する。
図9は、図8に示す通信ネットワーク構成におけるアクセスポイント9−1〜9−5のビーコン信号送受信の動作例を示す図である。ただし、ここでは説明を簡略化するためにDTIM(Delivery Traffic Indication Message)のみを取り上げて説明する。DTIMとはビーコン信号に含まれるTIM(Traffic Indication Message)の中で、送信したいデータフレームの有無を通知するために利用されるフレームであり、DTIMの間隔は任意に設定される。同図において、実線のDTIMは送信を示し、点線は受信を示す。
図9によると、アクセスポイント9−1は下位のアクセスポイント9−2からのDTIMのみを受信している。また、アクセスポイント9−2は上位のアクセスポイント9−1、及び、下位のアクセスポイント9−3〜9−5からのDTIMを受信している。アクセスポイント9−3〜9−5はそれぞれ、上位のアクセスポイント9−2からのDTIMのみを受信している。隣接する(ビーコン信号受信が可能な範囲に存在する)アクセスポイントの数が多いアクセスポイント9−2は、他のアクセスポイント9よりも多くのDTIMを受信している。
図10は、図9の動作例におけるアクセスポイント9−1〜9−5の消費電力量の推移を示す図である。同図に示すように、アクセスポイント9−1〜9−5は、信号の送受信がない間も少しずつ電力量を消費しているが、他のアクセスポイント9からのDTIM受信と自アクセスポイントによるDTIM送信によって消費される電力量が増加する。先述したように、アクセスポイント9−2は、他のアクセスポイント9に比べて多くのDTIMを受信しているため、その受信数に応じて消費電力も増加している様子がわかる。
このように、隣接するアクセスポイントの数の増加に伴ってビーコン信号受信回数は増加する。これは、トラフィックの有無には無関係であり、アクセスポイントの数やアクセスポイント間の距離によって決定される。従って、限られたエリアにアクセスポイントが多数存在するような環境においては、トラフィックがなくトラフィックデータの送受信に伴う消費電力がない場合、アクセスポイントの消費電力量に占めるビーコン信号受信による消費電力量の割合が高くなる。
上記事情に鑑み、本発明は、消費電力量を低減することが可能なアクセスポイント装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、前記無線通信処理部による通信状況を監視する通信状況監視部と、信号の受信が可能な時間が段階的に異なる複数のモードの中から、前記他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況監視部が監視した通信状況に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記無線通信処理部を制御するモード切替制御部と、を備えることを特徴とするアクセスポイント装置である。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記モード切替制御部は、複数の前記モードの中から、上位の他のアクセスポイントに対するモードを前記通信状況より得られる上位の他のアクセスポイントの数に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記無線通信処理部を制御する上位アクセスポイントモード切替制御部と、複数の前記モードの中から、下位の他のアクセスポイントに対するモードを前記通信状況より得られる下位の他のアクセスポイントの数に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記無線通信処理部を制御する下位アクセスポイントモード切替制御部とを備える、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記上位アクセスポイントモード切替制御部は、上位の他のアクセスポイントの数を段階に分け、上位の他のアクセスポイントの数が少ない段階ほど信号の受信が可能な時間の上限が長くなるように前記モードを決定し、前記下位アクセスポイントモード切替制御部は、下位の他のアクセスポイントの数を段階に分け、下位の他のアクセスポイントの数が少ない段階ほど信号の受信が可能な時間の上限が長くなるように前記モードを決定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記モード切替制御部は、複数の前記モードの中から、前記他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況より得られるトラフィックに基づいて決定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記モード切替制御部は、前記通信状況より得られるトラフィック量を複数の段階に分け、複数の前記モードの中から、トラフィック量が多い段階ほど信号の受信が可能な時間が長いモードを決定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記モード切替制御部は、複数の前記モードの中から、前記他のアクセスポイント装置に対するモードを自装置が備える蓄電池の残量に基づいて決定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様は、上述するアクセスポイント装置であって、前記モード切替制御部は、前記蓄電池の残量を段階に分け、複数の前記モードの中から、残量の多い段階ほど信号の受信が可能な時間が長いモードを決定する、ことを特徴とする。
本発明により、消費電力量を低減することが可能なアクセスポイント装置を提供することができる。
本発明の一実施形態によるアクセスポイントの構成を示す機能ブロック図である。 同実施形態によるアクセスポイントが保持するActivityレベルテーブルの例を示す図である。 同実施形態によるアクセスポイントが保持するActivityレベルテーブルの他の例を示す図である。 同実施形態によるアクセスポイントの上位アクセスポイント及び下位アクセスポイントに対するActivityレベル判断処理のフローチャートである。 同実施形態による通信ネットワークの構成例を示す図である。 図5に示す通信ネットワーク構成における各アクセスポイントのビーコン信号送受信の動作例を示す図である。 図6に示す動作例における各アクセスポイントの消費電力量の推移を示す図である。 従来方式の通信ネットワークの構成例を示す図である。 図8に示す通信ネットワーク構成における各アクセスポイントのビーコン信号送受信の動作例を示す図である。 図9に示す動作例における各アクセスポイントの消費電力量の推移を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態によるアクセスポイント装置(以下、「アクセスポイント」と記載する。)を説明する。本実施形態では、アクセスポイント間の通信を、IEEE802.11s規格に準じて行う場合を例にして説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるアクセスポイント1の構成を示す機能ブロック図であり、本実施形態と関係する機能ブロックのみを抽出して示してある。同図に示すようにアクセスポイント1は、アンテナ21、無線通信処理部22、通信状況監視部23、モード切替制御部24、及び電力供給部27を備えて構成される。
無線通信処理部22は、アンテナ21を介して無線通信を行い、他のアクセスポイント1とメッシュネットワーク構成により接続する。通信状況監視部23は、無線通信処理部22を監視して通信状況を把握する。通信状況監視部23は、把握した通信状況を示す通信情報をモード切替制御部24に通知する。通信状況には、例えば、上位あるいは下位に存在する他のアクセスポイント1の数や、トラフィックなどが含まれる。
モード切替制御部24は、無線通信処理部22を制御する。また、モード切替制御部24は、通信状況監視部23から通知された通信情報に基づいて、他のアクセスポイント1に対するActivityレベルを設定するよう制御する。なお、モード切替制御部24は、自アクセスポイントの1つ上位に存在する他のアクセスポイント1と、1つ下位に存在する他のアクセスポイント1とに対して別々のActivityレベルを設定するよう制御し得る。1つ上位に存在する他のアクセスポイント1、及び、1つ下位に存在する他のアクセスポイント1は、自アクセスポイントに隣接する他のアクセスポイント1、すなわち、ビーコン信号受信が可能な範囲に存在するピアのアクセスポイントである。以下では、自アクセスポイントの1つ上位に存在する他のアクセスポイント1を上位アクセスポイントとも記載し、自アクセスポイントの1つ下位に存在する他のアクセスポイント1を下位アクセスポイントとも記載する。
Activityレベルは、IEEE802.11s規格において既定されるActiveモード/LightSleep(Light Sleep)モード/DeepSleep(Deep Sleep)モードである。
Activeモードの場合、モード切替制御部24は、常に無線通信処理部22をフレームの送受信が可能なAwake状態とする。モード切替制御部24は、ピアとなるアクセスポイントから送信されたフレームの受信と、ピアのアクセスポイントに対するフレームの送信を任意のタイミングで行う。
LightSleepモードの場合、モード切替制御部24は、ビーコン信号送信後の一定期間、無線通信処理部22をAwake状態で動作させ、無線通信処理部22は、その間に所定の手続きに従ってフレームの送受信を行う。また、モード切替制御部24は、ピアのアクセスポイントが送信するビーコン信号を必ず受信するために、同タイミングにおいて必ず無線通信処理部22をAwake状態へ遷移させる。無線通信処理部22は、ビーコン信号受信後、ビーコン信号に記述されている情報に従い、ピアのアクセスポイントとフレームの送受信を行う。モード切替制御部24は、フレーム送受信完了後、無線通信処理部22をDoze状態に遷移させる。無線通信処理部22は、Doze状態では、フレームの送受信を行うことができない。
DeepSleepモードの場合、モード切替制御部24は、自らのビーコン信号送信のタイミングのみピアのアクセスポイントと通信を行うよう無線通信処理部22をAwake状態へ遷移させ、フレーム送受信完了後は、Doze状態に遷移させる。
モード切替制御部24は、上位アクセスポイントモード切替制御部25、下位アクセスポイントモード切替制御部26を備えて構成される。上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイントに対するActivityレベルを設定する。下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイントに対するActivityレベルを設定する。
電力供給部27は、各部に電力を供給する。
続いて、通信ネットワークを構成するアクセスポイント1の動作について説明する。この通信ネットワークにおいては、複数のアクセスポイント1がメッシュネットワークを構成しているものとする。
図2は、Activityレベルがトラフィックによって定義される場合のActivityレベルテーブルの一例を示す図である。同図に示すActivityレベルテーブルは、アクセスポイント1のモード切替制御部24が、トラフィックに基づいて各Activityレベルによる運用を切り替える場合の例を示す。
モード切替制御部24は、通信状況監視部23から通知される通信情報を蓄積し、蓄積した通信情報からトラフィックを把握する。モード切替制御部24は、ユーザにより予め設定されたパターンと、把握したトラフィックとに基づいてActivityレベルを決定する。例えば、パターン1が設定されている場合、モード切替制御部24は、トラフィック量が5[Mbps(メガビット毎秒)]以上のときはActiveモードと判断し、1[Mbps]以上5[Mbps]未満のときはLightSleepモードと判断し、1[Mbps]未満のときはDeepSleepモードと判断する。モード切替制御部24は、上位アクセスポイント及び下位アクセスポイントに対して、決定したActivityレベルを無線通信処理部22に設定するよう制御する。
なお、各パターンのActivityレベルそれぞれに対応するトラフィックの範囲は任意に設定し得る。通常は同一パターン内において、Activeモードに対応するトラフィック範囲>LightSleepモードに対応するトラフィック範囲>DeepSleepモードに対応するトラフィック範囲である。
上記においては、トラフィックによってActivityレベルを決定する場合について示したが、電力供給部27が蓄電池で実現される場合、蓄電池残量によってActivityレベルを決定してもよい。
図3は、Activityレベルが蓄電池残量によって定義される場合のActivityレベルテーブルの一例を示す図である。同図に示すActivityレベルテーブルは、アクセスポイント1のモード切替制御部24が、自アクセスポイントが備える蓄電池の電池残量(蓄電池残量)に基づいて各Activityレベルによる運用を切り替える場合の例を示す。
モード切替制御部24は、ユーザにより予め設定されたパターンと、検出した蓄電池残量とに基づいてActivityレベルを決定する。例えば、パターン1が設定されている場合、モード切替制御部24は、蓄電池残量が100〜71%のときはActiveモードと判断し、70〜31%のときはLightSleepモードと判断し、30〜0%のときはDeepSleepモードと判断する。モード切替制御部24は、上位アクセスポイント及び下位アクセスポイントに対して、決定したActivityレベルを無線通信処理部22に設定するよう制御する。
各パターンのActivityレベルそれぞれに対応する蓄電池残量の範囲は任意に設定し得る。通常は同一パターン内において、Activeモードに対応する蓄電池残量の範囲>LightSleepモードに対応する蓄電池残量の範囲>DeepSleepモードに対応する蓄電池残量の範囲である。
アクセスポイント1は、上記のように他のアクセスポイント1に対するActivityレベルを決定した上で、さらに、図4に示すように上位アクセスポイント及び下位アクセスポイントに対するActivityレベルを決定する。
図4は、本実施形態によるアクセスポイント1による上位アクセスポイント及び下位アクセスポイントに対するActivityレベル判断処理のフローチャートである。同図に示すActivityレベル判断処理において、モード切替制御部24は、上位アクセスポイントの数、及び下位アクセスポイントの数によってActivityレベルを判定する。
同図に示すActivityレベル判断処理は、メッシュネットワーク構成により接続される複数のアクセスポイント1が、IEEE802.11s規格に従った経路確率手法であるプロアクティブルーティングを実施することを契機に起動される。また、プロアクティブルーティングは、一定周期で行われるものであり、その周期によって同図に示すActivityレベル判断処理が起動する。
まず、メッシュネットワーク構成の通信ネットワークにおいて、プロアクティブルーティングが実施され、メッシュネットワーク構成における経路表が作成される。各アクセスポイント1は、作成された経路表を記憶する(ステップS1)。
具体的には、プロアクティブルーティングは次のように行われる。メッシュネットワーク構成において、外部ネットワークと接続する役割を担うアクセスポイント1であるルートアクセスポイントが、下位のアクセスポイント1に対してRREQ(Route Request)をブロードキャスト送信する。下位のアクセスポイント1は、受信したRREQを次々にブロードキャスト送信し、RREQは、メッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイント1まで届く。各アクセスポイント1は、ルートアクセスポイントまでの経路を選択すると、その経路を利用してRREP(Route Reply)をルートアクセスポイントにユニキャスト送信する。この一連の動作によって、ルートアクセスポイントはメッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイント1に対する経路表を作成する。さらに、作成された経路表はメッシュネットワーク構成内の全てのアクセスポイント1に共有される。
モード切替制御部24は、無線通信処理部22が送受信したRREQ及びRREPに基づいて作成した経路表を参照し、自アクセスポイント(AP)の上位と下位のそれぞれに存在する他のアクセスポイント1を把握する(ステップS2)。上位アクセスポイントモード切替制御部25は、自アクセスポイントの1つ上位に存在する他のアクセスポイント1の数である上位アクセスポイント数N1がA個未満か否かを判断する(ステップS3)。
上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイント数N1がA個以上であると判断した場合(ステップS3:NO)、上位アクセスポイント数N1がB個未満(A<B)であるか否かを判断する(ステップS4)。
上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイント数N1がB個以上であると判断した場合(ステップS4:NO)、上位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをDeepSleepモードに遷移させると判断する。上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをDeepSleepモードに遷移させるよう無線通信処理部22を制御する(ステップS6)。
一方、上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイント数N1がA個以上B個未満であると判断した場合(ステップS4:YES)、ステップS5の判断処理を行う。すなわち、上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイントに対する現在の自ActivityレベルがLightSleepモードもしくはDeepSleepモードであるか否かを判断する(ステップS5)。
上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイントに対する自ActivityレベルがLightSleepモードでもDeepSleepモードでもないと判断した場合(ステップS5:NO)、上位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをLightSleepモードに遷移させると判断する。上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをLightSleepモードに遷移させるよう無線通信処理部22を制御する(ステップS7)。
上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイント数N1がA個未満と判断した場合(ステップS3:YES)、上位アクセスポイントに対する自Activityレベルのモード遷移を行わないと判断する(ステップS8)。
また、上位アクセスポイントモード切替制御部25は、上位アクセスポイント数N1がA個以上B個未満であり(ステップS4:YES)、かつ、上位アクセスポイントに対する自ActivityレベルがLightSleepモードあるいはDeepSleepモードであると判断した場合(ステップS5:YES)も、上位アクセスポイントに対する自Activityレベルのモード遷移を行わないと判断する(ステップS8)。
ステップS6、ステップS7、あるいはステップS8の処理の後、続いて、モード切替制御部24は、下位アクセスポイントに対しても上位アクセスポイントと同様な切り分けを行い、Activityレベルを制御する。
そこで、下位アクセスポイントモード切替制御部26は、自アクセスポイントの1つ下位に存在する他のアクセスポイント1の数である下位アクセスポイント数N2がC個未満か否かを判断する(ステップS9)。
下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイント数N2がC個以上であると判断した場合(ステップS9:NO)、下位アクセスポイント数N2がD個未満(C<D)であるか否かを判断する(ステップS10)。
下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイント数N2がD個以上であると判断した場合(ステップS10:NO)、下位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをDeepSleepモードに遷移させると判断する。下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをDeepSleepモードに遷移させるよう無線通信処理部22を制御する(ステップS12)。
一方、下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイント数N2がC個以上D個未満であると判断した場合(ステップS10:YES)、ステップS11の判断処理を行う。すなわち、下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイントに対する現在の自ActivityレベルがLightSleepモードもしくはDeepSleepモードであるか否かを判断する(ステップS11)。
下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイントに対する自ActivityレベルがLightSleepモードでもDeepSleepモードでもないと判断した場合(ステップS11:NO)、下位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをLightSleepモードに遷移させると判断する。下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイントに対する自ActivityレベルをLightSleepモードに遷移させるよう無線通信処理部22を制御する(ステップS13)。
下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイント数N2がC個未満と判断した場合(ステップS9:YES)、下位アクセスポイントに対する自Activityレベルのモード遷移を行わないと判断する(ステップS14)。
また、下位アクセスポイントモード切替制御部26は、下位アクセスポイント数N2がC個以上D個未満であり(ステップS10:YES)、かつ、下位アクセスポイントに対する自ActivityレベルがLightSleepモードあるいはDeepSleepモードであると判断した場合(ステップS11:YES)も、下位アクセスポイントに対する自Activityレベルのモード遷移を行わないと判断する(ステップS14)。
上記のように、アクセスポイント1によるActivityレベルの制御動作は、上位アクセスポイント数または下位アクセスポイント数に応じて変化する。なお、アクセスポイント1は、図4のActivityレベル判断処理に基づく制御処理を実行するか否かを、ユーザによる指定に基づいて制御してもよい。
図5は、同実施形態による通信ネットワークの構成例を示す図である。同図に示す通信ネットワークは、5台のアクセスポイント1を備えて構成される。以下では、5台のアクセスポイント1をそれぞれ、アクセスポイント1−1〜1−5と記載する。同図に示すように、アクセスポイント1−1は、外部ネットワークと接続される最上位のアクセスポイント1である。アクセスポイント1−1の1つ下位にはアクセスポイント1−2が存在し、アクセスポイント1−2の1つ下位にはアクセスポイント1−3、1−4、及び1−5が存在する。
同図に示すアクセスポイント1−1〜1−5は、上位アクセスポイントに対するActivityレベルと下位アクセスポイントに対するActivityレベルとのそれぞれを、図4に示すActivityレベル判断処理により切り分けて設定するよう制御している。ここでは、図4のActivityレベル判断処理におけるA及びCの値が「2」、B及びDの値が「3」と定められているものとする。この場合、アクセスポイント1−2は、上位アクセスポイントであるアクセスポイント1−1に対してはActiveモードで動作し、下位アクセスポイントであるアクセスポイント1−3〜1−5に対してはDeepSleepモードで動作する。
上述したように、アクセスポイント1−2は、下位の3台のアクセスポイント1−3〜1−5に対してはDeepSleepモードで動作している。この際に、上位アクセスポイントと下位アクセスポイントによってモードを分けないと、アクセスポイント1−1に対しても、DeepSleepモードとして動作してしまう。その場合、アクセスポイント1−2に帰属する無線端末にもその影響が発生する。特に、アクセスポイント1−2に帰属する無線端末の通信が多い場合、影響は大きくなる。つまり、アクセスポイント1−2が上位アクセスポイントに対してDeepSleepモードで動作すると、アクセスポイント1−1とアクセスポイント1−2間の通信時間が減少してしまう。そのため、アクセスポイント1−2に帰属している無線端末がアクセスポイント1−1を介して外部ネットワークと通信できる時間も減少してしまう。そこで、アクセスポイント1は、上位アクセスポイントと下位アクセスポイントでActivityレベルを分けて制御し、そのような影響を防いでいる。このように、アクセスポイント1におけるビーコン信号受信制御による省電力化を図りながらも、DeepSleepモードやLightSleepモードによる遅延の影響を、隣接アクセスポイント全てに与えないようにすることができる。
図6は、図5に示す5台のアクセスポイント1−1〜1−5のビーコン信号送受信の動作例を示している。アクセスポイント1−2は、図4の判断処理によって、1つ上位に位置するアクセスポイント1−1に対してはActiveモードで動作するため、アクセスポイント1−1から定期的に送信されるDTIMを受信する。一方、アクセスポイント1−2は、1つ下位に位置するアクセスポイント1−3〜1−5に対しては、DeepSleepモードで動作するため、アクセスポイント1−3〜1−5からのDTIMを受信しない。
図7は、図6に示す動作例における各アクセスポイント1−1〜1−5の消費電力量の推移を示す図である。各アクセスポイント1−1〜1−5が受信するDTIMは、図6で説明した通りである。DTIMを受信する回数が多いほどビーコン信号受信による消費電力が大きくなるが、本実施形態のアクセスポイント1は、周囲に存在する他のアクセスポイント1の数に応じて、自Activityレベルを制御する。このActivityレベル制御によって、アクセスポイント1−2は、アクセスポイント1−3〜1−5からのビーコン信号受信の抑制を図る。従って、図10に示す同様の通信ネットワーク構成におけるアクセスポイント9−2の消費電力量と比較し、消費電力量を低減できることがわかる。
なお、アクセスポイント1のモード切替制御部24は、隣接する(上位及び下位の)全アクセスポイント単位で、あるいは、上位アクセスポイントや下位アクセスポイントなどの方面単位でActivityレベルを制御しているが、制御単位はこれに限らない。例えば、他のアクセスポイント1を所定の条件によってグループ分けし、そのグループ毎にActivityレベルを決定してもよい。グループ分けの基準は、任意に設定することができる。
上述したように、本実施形態のアクセスポイントは、信号の受信が可能な時間が段階的に異なる複数のモードを有している。そして、本実施形態のアクセスポイントは、他のアクセスポイントとの通信状況を把握し、その通信状況に応じて必要以上のビーコン受信を防ぐようにモードを選択することにより、消費電力量を削減することができる。例えば、アクセスポイントにおける信号受信の待機時間が長く、一時的にトラフィックが発生するようなイベント時に通信ネットワークを構成することが必要な場合に好適である。
通信状況としては、隣接する他のアクセスポイントの数を利用することができる。本実施形態のアクセスポイントは、隣接するアクセスポイントの数を段階に分け、数が少ない段階ほど信号の受信が可能な時間の上限が長くなるようにモードを決定する。そして、隣接する他のアクセスポイント数が多い場合は、より消費電力の消費が少なくなるパワーセーブモードに遷移する。これにより、本実施形態のアクセスポイントは、隣接するアクセスポイントからのビーコン信号の受信による電力消費を低減することを可能とする。
また、本実施形態のアクセスポイントは、隣接する他のアクセスポイントのビーコン信号送信のタイミングに同期して受信動作を活性化あるいは停止する。よって、本実施形態のアクセスポイントは、全アクセスポイント単位、上位あるいは下位など方面単位、あるいは、任意のグループ単位でパワーセーブの設定を可能としている。
また、モードの決定には、トラフィックなどの通信状況を利用することもできるが、蓄電池残容量を用いることもできる。
上述した実施形態におけるアクセスポイント1の機能をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行っても良い。
無線の通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置に適用することができる。
1、1−1、1−2、1−3、1−4、1−5、9、9−1、9−2、9−3、9−4、9−5…アクセスポイント, 21…アンテナ, 22…無線通信処理部, 23…通信状況監視部, 24…モード切替制御部, 25…上位アクセスポイントモード切替制御部, 26…下位アクセスポイントモード切替制御部、 27…電力供給部

Claims (7)

  1. 通信ネットワークを構成するアクセスポイント装置であって、
    前記通信ネットワークを構成する他のアクセスポイント装置とアンテナを介して無線通信を行う無線通信処理部と、
    前記無線通信処理部による通信状況を監視する通信状況監視部と、
    信号の受信が可能な時間が段階的に異なる複数のモードの中から、前記他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況監視部が監視した通信状況に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記無線通信処理部を制御するモード切替制御部と、
    を備え
    前記モード切替制御部は、
    複数の前記モードの中から、上位の他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記上位の他のアクセスポイント装置との通信を行うよう前記無線通信処理部を制御する上位アクセスポイントモード切替制御部と、
    複数の前記モードの中から、下位の他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記下位の他のアクセスポイント装置との通信を行うよう前記無線通信処理部を制御する下位アクセスポイントモード切替制御部と、
    を備え、
    前記上位の他のアクセスポイント装置と前記下位の他のアクセスポイント装置とに対して別々の前記モードを設定可能である、
    ことを特徴とするアクセスポイント装置。
  2. 前記上位アクセスポイントモード切替制御部は、
    複数の前記モードの中から、前記上位の他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況より得られる前記上位の他のアクセスポイント装置の数に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記上位の他のアクセスポイント装置との通信を行うよう前記無線通信処理部を制御
    前記下位アクセスポイントモード切替制御部は、
    複数の前記モードの中から、前記下位の他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況より得られる前記下位の他のアクセスポイント装置の数に基づいて決定し、決定した前記モードにより前記下位の他のアクセスポイント装置との通信を行うよう前記無線通信処理部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアクセスポイント装置。
  3. 前記上位アクセスポイントモード切替制御部は、
    前記上位の他のアクセスポイント装置の数を複数の段階に分け、前記上位の他のアクセスポイント装置の数が少ない段階ほど信号の受信が可能な時間の上限が長くなるように前記モードを決定し、
    前記下位アクセスポイントモード切替制御部は、
    前記下位の他のアクセスポイント装置の数を複数の段階に分け、前記下位の他のアクセスポイント装置の数が少ない段階ほど信号の受信が可能な時間の上限が長くなるように前記モードを決定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のアクセスポイント装置。
  4. 前記モード切替制御部は、
    複数の前記モードの中から、前記他のアクセスポイント装置に対するモードを前記通信状況より得られるトラフィックに基づいて決定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
  5. 前記モード切替制御部は、
    前記トラフィック量を複数の段階に分け、前記トラフィック量が多い段階ほど信号の受信が可能な時間が長いモードを決定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアクセスポイント装置。
  6. 前記モード切替制御部は、
    複数の前記モードの中から、前記他のアクセスポイント装置に対するモードを自装置が備える蓄電池の残量に基づいて決定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアクセスポイント装置。
  7. 前記モード切替制御部は、
    前記蓄電池の残量を複数の段階に分け、前記蓄電池の残量の多い段階ほど信号の受信が可能な時間が長いモードを決定する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のアクセスポイント装置。
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