JP6162971B2 - 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、リフォーカス可能な画像データからリフォーカス可能範囲の判定と表示を行う撮像装置に関する。
近年、電子カメラ等の撮像装置において、光の強度分布のみならず光の入射方向の情報をも取得可能な撮像装置(ライトフィールドカメラ)が提案されている。
例えば非特許文献1によれば、撮影レンズと撮像素子との間にマイクロレンズアレイを配置し、撮像素子の複数の画素に対して一つのマイクロレンズを対応させることで、マイクロレンズを通過した光が複数の画素によって入射方向別に取得される。このように取得された画素信号(光線情報)に対して、通常の撮影画像を生成するほかに、「Light Field Photography」と呼ばれる手法を適用することで、任意の像面(リフォーカス面)にピントを合わせた画像を撮影後に再構成することができる。
ユーザーがリフォーカスによる画像の再構成を必要とするケースとして、撮影後に画像を確認すると所望の被写体にピントが合っていなかった場合が考えられる。従来のカメラであれば所望の被写体にピントが合っていない場合は撮り直す必要があったが、ライトフィールドカメラで撮影した画像信号を用いてリフォーカス面を再構成することで撮り直すことなく所望の被写体にピントが合った画像が得られる。
また特許文献1に記載の技術は、ライトフィールドカメラではないが、複数のピント位置で撮影した複数の画像を合成することで任意のリフォーカス面にピントを合わせた画像を生成することが可能である。
特開2010−268052号公報
Ren.Ng、他7名,「Light Field Photography with a Hand-Held Plenoptic Camera」,Stanford Tech Report CTSR 2005-02
しかしながら、従来のライトフィールドカメラでは撮影前にリフォーカス可能な画像データからリフォーカスできる範囲をユーザーが確認することができないという問題がある。そしてリフォーカス可能範囲にない被写体はリフォーカス可能な画像データからその被写体にフォーカスを合わせたリフォーカス画像を生成することができない。そのためユーザーが撮影後に所望の被写体にフォーカスを合わせようしても、撮影時においてリフォーカス範囲にその被写体を収めずに撮影してしまったために、リフォーカスできない可能性がある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影前にユーザーがリフォーカス可能範囲を把握できるようにして撮影の失敗を削減することである。
本発明に係わる画像処理装置は、撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得手段と、前記リフォーカス可能な画像データにおける奥行き方向の距離を示す距離情報を取得する距離取得手段と、前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な距離範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出手段と、前記距離情報と前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とに基づいて、前記リフォーカス可能な画像データに対応する画像に画像処理を施して、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置は、1つのマイクロレンズに対して複数の画素が配置された撮像素子を備えた撮像手段と、前記撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得手段と、前記リフォーカス可能な画像データを用いて、目的とする焦点位置のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段と、前記リフォーカス可能な画像データにおける奥行き方向の距離を示す距離情報を取得する距離取得手段と、前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な距離範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出手段と、前記距離情報と前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とに基づいて、リフォーカス可能な画像データに対応する画像であって、リフォーカスにより合焦した画像が得られる領域と得られない領域を区別可能である、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影前にユーザーがリフォーカス可能範囲を把握できるようにして撮影の失敗を削減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係わる撮像装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャート。 リフォーカス画像とその距離情報を示す図。 最大リフォーカス量を説明する図。 リフォーカス可能範囲と被写体の距離情報を説明する図。 表示画像生成のフローチャート。 リフォーカス判定情報から表示画像を生成するための画像処理領域を示す図。 ユーザー指定モードの表示画像生成を示す図。 表示画像の表示動作のフローチャート。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係わる撮像装置の構成を示すブロック図である。図1において、100は撮像装置、101は撮像部、102はリフォーカス画像生成部である。
103は距離取得部、104はリフォーカス可能範囲算出部、105はリフォーカス判定部、106は画像処理部、107は表示部、108は操作部、109は人物検出部である。
撮像部101は光学系と撮像素子とピントの位置や絞りを制御する制御系で構成され、リフォーカス可能な画像データを生成して出力する。また撮像部101はリフォーカス可能な画像データ取得時の光学系の特性情報(フォーカス位置や撮像素子の仕様など)を出力する。
リフォーカス画像生成部102は撮像部101が出力するリフォーカス可能な画像データと光学系の特性情報から光学系の目的とする焦点位置にフォーカスを合わせたリフォーカス画像を生成する。
距離取得部103はリフォーカス可能な画像データを複数の領域に分け、それぞれの領域で撮像装置100からその領域内の被写体までの距離情報を出力する。リフォーカス可能範囲算出部104は撮像部101が出力する特性情報を元にリフォーカス画像が生成可能な画像データ取得時のリフォーカス可能範囲情報を出力する(リフォーカス範囲算出)。リフォーカス判定部105は距離情報とリフォーカス範囲情報からリフォーカス判定情報を出力する。
操作部108はユーザーからの指示を撮像装置100に入力するためのボタン、タッチパネル、モードダイヤルなどで構成される。人物検出部109はリフォーカス画像内から人物が存在する領域を検出して人物検出情報を出力する。
画像処理部106はリフォーカス判定情報からリフォーカス画像に画像処理を行い、表示画像を生成して出力する。オプションとして指示情報や人物検出情報に基づいて画像処理の方法を変更して表示画像を生成して出力することもできる。表示部107は液晶画面などで構成され、画像処理部106が出力する表示画像を出力する。
次に本実施形態の撮像装置の動作について図2のフローチャートを用いて説明する。S200〜S204について図3を参照しながら説明する。図3はリフォーカス画像データとその距離情報を示す図である。図3(a)はリフォーカス画像と被写体を示す図、図3(b)は距離マップを示す図である。300はリフォーカス画像、301は被写体a、302は被写体b、303は被写体cである。
304は距離情報マップ、305は被写体aの距離情報、306は被写体bの距離情報、307は被写体cの距離情報、308は距離マップを構成する領域である。
S200では撮像部101がリフォーカス可能な画像データを取得して出力する。リフォーカス可能な画像データを取得するための、光学系、撮像素子、制御系の詳細については非特許文献1に記載されているのでここでは説明を省略する。
S201ではリフォーカス画像生成部102がリフォーカス可能な画像データと光学系の特性情報から光学系の焦点位置のリフォーカス画像300を生成して出力する。リフォーカス画像の生成についても非特許文献1に記載されているのでここでは説明を省略する。
S202では距離取得部103がリフォーカス可能な画像データを複数の距離マップを構成する領域308に分ける。距離マップを構成する領域308は後述する図4の一つのマイクロレンズ900を通過して撮像された画素の集合毎に設定すると良いが、複数のマイクロレンズ900を通過して撮像された画素の集合体としても良い。
S203では距離取得部103が距離マップを構成する領域308毎に被写体までの距離を算出して距離マップを作成する。距離の算出方法はリフォーカス可能な画像データから視差のある画像を作成して、距離マップを構成する領域308毎に位相差を利用して求めても良い。ここでは特に限定しない。
本実施形態では、説明を分かりやすくするために、撮像装置100から各被写体までの距離を近距離、中距離、遠距離とグルーピングしているが、特にグルーピングするための距離や個数は限定しない。
S204では距離取得部103が距離マップを距離情報として出力する。S205で、リフォーカス可能範囲算出部104は撮像部101が出力する特性情報からリフォーカス可能範囲を算出して出力する。リフォーカス可能範囲の算出はフォーカスされている距離に最大リフォーカス量を加えることで算出できる。
最大リフォーカス量の算出について図4を用いて説明する。図4は最大リフォーカス量を説明する図である。900はマイクロレンズ、901は撮像素子である。マイクロレンズ900を通して撮像素子901に光が入射される様子を示している。
図9に示すように角度分解能Δθ、角度分割数Nθ、画素ピッチΔxとすると、最大リフォーカス量dmaxは、次の式(1)で計算される。
dmax=Nθ ・Δx/tan(Δθ) …(1)
つまりリフォーカス可能な画像データを撮影した時のフォーカスした距離を中心とし光軸に沿って前後にそれぞれ距離dmaxの範囲内に存在する被写体はリフォーカスが可能である。
S206ではリフォーカス判定部105が距離情報とリフォーカス範囲情報からリフォーカス判定情報を作成して出力する。
リフォーカス判定情報の作成方法について図3、図5を用いて説明する。図5はリフォーカス可能範囲と被写体の距離情報を説明する図である。600はリフォーカス可能範囲、601は被写体a301とリフォーカス可能範囲の境界までの距離da、602は被写体b302とリフォーカス可能範囲の境界までの距離db、603は被写体c303とリフォーカス可能範囲の境界までの距離dcである。
本来は距離マップを構成する領域308の全てについて判定を行うが、説明を分かりやすくするため被写体a301と被写体b302と被写体c303に絞って説明を行う。リフォーカス判定情報は距離マップを構成する領域308がリフォーカス可能範囲に存在する場合は1、存在しない場合(リフォーカス可能範囲外)は0のフラグ情報である。オプションとしてリフォーカス可能範囲の境界からの差分距離(距離の程度)を付加させても良い。本実施形態では、リフォーカス判定情報がフラグ情報のみかフラグ情報と差分距離の2つの場合について説明する。
被写体aの距離情報305にある距離マップを構成する領域308はリフォーカス可能範囲600に存在しないのでフラグ情報は0、差分距離も付け加える設定ならば差分距離da601を判定情報に加える。
被写体bの距離情報306にある距離マップを構成する領域308はリフォーカス可能範囲600に存在するのでフラグ情報は1、差分距離も付け加える設定ならば差分距離db602を判定情報に加える。差分距離はリフォーカス可能範囲の2つの境界の近い方を選択しているが逆でも良い。
被写体cの距離情報307にある距離マップを構成する領域308はリフォーカス可能範囲600に存在しないのでフラグ情報は0、差分距離も付け加える設定ならば差分距離dc603を判定情報に加える。
S207では画像処理部106が表示画像を生成する。表示画像の生成方法については図6の表示画像生成のフローチャートを用いて説明する。
S400では、撮像装置の動作モードがポートレイトモードであるか確認する。モードの選択は操作部108から行う。ポートレイトモードはS405で説明を行う。ポートレイトモードである際はS405に進み、ポートレイトモードでない際はS401に進む。
S401ではユーザー指定モードであるか確認する。ユーザー指定モードについてはS403で説明する。ユーザー指定モードである時はS403に進み、ユーザー指定モードでない時はS402に進む。
S402では画像処理部106がリフォーカス判定情報から表示画像を生成する。表示画像の生成について図7を用いて説明する。図7はリフォーカス判定情報から表示画像を生成するための画像処理領域を示す図である。
500は被写体aの距離情報305に施す画像処理領域、501は被写体bの距離情報306に施す画像処理領域、502は被写体cの距離情報307に施す画像処理領域である。それぞれを被写体a画像処理領域500、被写体b画像処理領域501、被写体c画像処理領域502と呼ぶ。
画像処理について説明する。リフォーカス判定情報がフラグ情報のみの場合はフラグ情報が1の箇所と0の箇所で処理を分ける。フラグ情報が1の箇所は被写体b画像処理領域501、フラグ情報が0の箇所は被写体a画像処理領域500と被写体c画像処理領域502になる。
フラグ情報が1の箇所のみある色で塗りつぶしたり、透過性がある色で塗りつぶしたりする。またはフラグ情報が0の箇所のみ白黒にしても良い(第1の画像処理)。または目視でフラグ情報が1の箇所と0の箇所が分かるように少なくてもどちらかにぼかし等の画像処理を入れても良い。上記の画像処理はフラグ情報の0と1の箇所で画像処理を逆にしても良い。
リフォーカス判定情報にフラグ情報だけではなく差分距離がある場合は、差分距離に応じて画像処理の強弱をつけても良い。例えば被写体a画像処理領域500と被写体c画像処理領域502では差分距離が違う。そのため、フラグ情報が0の箇所に色をつける場合、差分距離da601は差分距離dc603よりも値が小さいので、色の濃さや明るさを被写体c画像処理領域502よりも小さくしても良い。差分距離に応じて画像処理を変えていれば、具体的な内容については限定しない。
S403はユーザーが操作部108で指定する領域を出力する。ここでユーザー指定モードについて図8を用いて説明をする。図8はユーザー指定モードの表示画像生成を示す図である。図8(a)はリフォーカス画像300と選択領域700を示す。図8(b)はリフォーカス画像300に選択された領域を示した図である。701は選択された領域である。図8(c)は選択された領域の判定情報から表示画像を生成した一例である。702はコメントである。
ユーザー指定モードはユーザーが画面内の被写体を操作部108で選択して、選択した被写体がリフォーカス可能かどうか確認できる表示画像を生成するモードである。ユーザーが操作部108を用いてリフォーカス可能か確認したい被写体が含まれる選択領域700を選択する。ここでは、例えばユーザーが被写体a301を選択したとして説明する。
S404では選択された領域701と同じ位置のリフォーカス判定情報を元に、選択された領域701がリフォーカス可能かどうかが分かるように表示画像を生成する。リフォーカス判定情報からの表示画像の生成はS402と同じ方法で良いが、画像処理を行う領域は選択された領域701のみとする(第2の画像処理)。更にはリフォーカス判定情報からリフォーカス画像300内にコメント702を任意の位置に合成して表示画像を生成しても良い。その際コメント702には判定情報に差分距離があれば、差分距離を文字に埋め込んだりしてユーザーにリフォーカス範囲までの距離を表示しても良い(第4の画像処理)。
S405では人物検出部109がリフォーカス画像300から人物が存在する領域を検出して人物検出情報を出力する。S406ではリフォーカス判定情報から人物検出情報の領域の表示画像をその領域がリフォーカス可能かどうかが分かるように生成する。リフォーカス判定情報からの表示画像の生成はS402と同じで良いが、画像処理を行う領域を人物検出領域のみとする。
S407では人物検出領域以外の領域の表示画像を生成する。人物検出領域以外の領域は画像処理で明るさを一律で下げたり、白黒にしたりする(第3の画像処理)。もし撮像装置100に操作部108と人物検出部109が無い構成であればS400,S401を飛ばしてS402から始める。また撮像装置100に人物検出部109が無い構成であればS400を飛ばしてS401から始める。
S208では表示部107が表示画像を表示する。表示方法については図9を用いて説明する。図9は表示画像の表示動作のフローチャートである。
S800では画像処理部106が操作部108の表示ボタンが押された時に表示する設定であるか確認する。表示する設定であればS802に進む。表示する設定でなければS801へ進む。
S801では画像処理部106は生成した表示画像を表示部107に出力する。表示部107は入力された表示画像を次の入力があるまで表示する。画像処理部106は所定の時間がたったらリフォーカス画像300に画像処理をすることなく表示画像として出力してもよい。
S802では表示ボタンが押下されたか確認する。押下された場合はS801へ進み、押下されない場合はS803へ進む。ここでは所定の時間入力を待っても良い。
S803では画像処理部106はリフォーカス画像300に画像処理を施すことなく、リフォーカス画像を表示画像として出力する。表示部107は入力された表示画像を次の入力があるまで表示する。
S209では撮影がされたか確認をする。撮影されていいない場合はS200へ戻る。撮影された場合はフローチャートを終了する。
以上のように、ユーザーが撮影前にリフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能範囲を表示部107で確認することができる。また特定の被写体や人物のみといった限定した被写体のみのリフォーカス可能範囲を表示部107で表示することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (22)

  1. 撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得手段と、
    前記リフォーカス可能な画像データにおける奥行き方向の距離を示す距離情報を取得する距離取得手段と、
    前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な距離範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出手段と、
    前記距離情報と前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とに基づいて、前記リフォーカス可能な画像データに対応する画像に画像処理を施して、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特性情報とは、前記リフォーカス可能な画像データの撮像された撮像光学系のフォーカス位置、あるいは撮像素子の仕様に関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理手段は、前記画像処理によってリフォーカス可能な画像データに対応する画像においてリフォーカスにより合焦した画像が得られる領域と得られない領域を区別可能にすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理とは、リフォーカスにより合焦した画像が得られる領域、あるいはそれ以外の領域のいずれかの色を変更する処理であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記リフォーカス可能な画像データを用いて、目的とする焦点位置のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記リフォーカス可能な画像データの画像の領域を指定するユーザーからの指示を受け付ける操作手段をさらに備え、
    前記画像処理手段は、前記指示に基づいて、前記指定された領域がリフォーカス可能な画像データに対応する画像においてリフォーカスにより合焦した画像が得られるか否かを区別可能な表示画像を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記リフォーカス可能な画像データに対応する画像から特定の被写体を検出する被写体検出手段をさらに備え、
    前記画像処理手段は、前記被写体検出手段により特定の被写体が検出された領域がリフォーカス可能な画像データに対応する画像においてリフォーカスにより合焦した画像が得られるか否かを区別可能な表示画像を生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記画像処理手段は、前記リフォーカス可能な画像データの複数の領域ごとに該領域の奥行き方向の距離が前記リフォーカス可能な距離範囲内か前記リフォーカス可能な距離範囲外かを示す情報、および前記リフォーカス可能な距離範囲外の場合は範囲外の程度を示す情報を含み、前記画像処理手段は、前記範囲外の程度の情報に基づいて画像処理を変えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記画像処理手段は、リフォーカス可能な距離範囲外に位置する被写体の、リフォーカス可能な距離範囲内から外れた距離の大きさが認識可能となるように前記表示画像を生成することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像処理手段は、前記リフォーカス可能な画像データの各領域の前記距離情報と、前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とを比較することで、各領域に合焦した画像が得られるか否かを判定し、該判定結果を反映させた表示画像を生成することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記撮像手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  12. 前記撮像手段は、複数のマイクロレンズを有し且つ1つのマイクロレンズに対して複数の画素が配置された撮像素子を有することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 1つのマイクロレンズに対して複数の画素が配置された撮像素子を備えた撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得手段と、
    前記リフォーカス可能な画像データを用いて、目的とする焦点位置のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段と、
    前記リフォーカス可能な画像データにおける奥行き方向の距離を示す距離情報を取得する距離取得手段と、
    前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な距離範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出手段と、
    前記距離情報と前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とに基づいて、リフォーカス可能な画像データに対応する画像であって、リフォーカスにより合焦した画像が得られる領域と得られない領域を区別可能である、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  14. 撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得工程と、
    前記リフォーカス可能な画像データにおける奥行き方向の距離を示す距離情報を取得する距離取得工程と、
    前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な距離範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出工程と、
    前記距離情報と前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とに基づいて、前記リフォーカス可能な画像データに対応する画像に画像処理を施して、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  15. 1つのマイクロレンズに対して複数の画素が配置された撮像素子を備えた撮像手段を有する撮像装置を制御する制御方法であって、
    前記撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得工程と、
    前記リフォーカス可能な画像データを用いて、目的とする焦点位置のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成工程と、
    前記リフォーカス可能な画像データにおける奥行き方向の距離を示す距離情報を取得する距離取得工程と、
    前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な距離範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出工程と、
    前記距離情報と前記リフォーカス可能な距離範囲の情報とに基づいて、リフォーカス可能な画像データに対応する画像であって、リフォーカスにより合焦した画像が得られる領域と得られない領域を区別可能である、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理工程と、
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  16. 撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得手段と、
    前記リフォーカス可能な画像データ内の複数の被写体の奥行き方向の位置を示す位置情報を取得する情報取得手段と、
    前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な奥行き方向の範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出手段と、
    前記位置情報と前記リフォーカス可能な奥行き方向の範囲の情報とに基づいて、前記リフォーカス可能な画像データに対応する画像に画像処理を施して、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  17. 前記特性情報とは、前記リフォーカス可能な画像データの撮像された撮像光学系のフォーカス位置、あるいは撮像素子の仕様に関する情報であることを特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 前記画像処理手段は、前記画像処理によってリフォーカス可能な画像データに対応する画像においてリフォーカスにより合焦した画像が得られる領域と得られない領域を区別可能にすることを特徴とする請求項16または17に記載の画像処理装置。
  19. 前記画像処理とは、リフォーカスにより合焦した画像が得られる領域、あるいはそれ以外の領域のいずれかの色を変更する処理であることを特徴とする請求項16乃至18のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  20. 前記リフォーカス可能な画像データを用いて、目的とする焦点位置のリフォーカス画像を生成するリフォーカス画像生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項16乃至19のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  21. 前記撮像手段は、1つのマイクロレンズに対して複数の画素が配置された撮像素子を有することを特徴とする請求項16乃至20のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  22. 撮像手段により撮像され、撮像された後にリフォーカス可能な画像データと、前記撮像手段の特性情報とを取得する取得工程と、
    前記リフォーカス可能な画像データ内の複数の被写体の奥行き方向の位置を示す位置情報を取得する情報取得工程と、
    前記特性情報に基づいて、前記リフォーカス可能な画像データのリフォーカス可能な奥行き方向の範囲の情報を算出するリフォーカス範囲算出工程と、
    前記位置情報と前記リフォーカス可能な奥行き方向の範囲の情報とに基づいて、前記リフォーカス可能な画像データに対応する画像に画像処理を施して、表示手段に表示する表示画像を生成する画像処理工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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