JP2014023083A - 表示装置、撮像装置及び画像編集プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 リフォーカス処理や画像補正処理を容易な構成で連続して実行することができる。
【解決手段】 画像を表示する表示部と、表示部の前面に設けられ、入力操作を行うタッチパネルと、表示部に表示される画像に対して、タッチパネルによる入力操作が行われた位置を焦点が合う位置に設定するリフォーカス処理を実行するリフォーカス処理部と、リフォーカス処理が施された画像を、入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせて表示した後、放射状に波立つ表示の少なくとも一部を利用した画像補正処理用の操作部を表示する表示制御部と、画像補正処理用の操作部に対するタッチパネルの入力操作に基づいて、リフォーカス処理が施された画像の画像補正処理を実行する画像補正部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 画像を表示する表示部と、表示部の前面に設けられ、入力操作を行うタッチパネルと、表示部に表示される画像に対して、タッチパネルによる入力操作が行われた位置を焦点が合う位置に設定するリフォーカス処理を実行するリフォーカス処理部と、リフォーカス処理が施された画像を、入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせて表示した後、放射状に波立つ表示の少なくとも一部を利用した画像補正処理用の操作部を表示する表示制御部と、画像補正処理用の操作部に対するタッチパネルの入力操作に基づいて、リフォーカス処理が施された画像の画像補正処理を実行する画像補正部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、表示装置、撮像装置及び画像編集プログラムに関する。
近年、撮影後に撮影距離や被写界深度を変更することが可能なリフォーカス処理技術が考案されている。このリフォーカス処理技術としては、撮像素子の前面にマイクロレンズアレイを配置したカメラや多眼カメラを用いて多視点画像を取得し、仮想の撮影距離を最短撮影位置から無限遠まで移動させたときの局所コントラストが最大になる距離を画素毎に保持したマップを生成することが挙げられる。また、この他に、最短撮影距離から無限遠まで変化させながら画像を大量に撮影し、各画素について局所コントラストが最大になる画像を選択することで距離マップを生成することも可能である。
このような画像に対してリフォーカス処理や画像補正処理を行う場合には、これら処理を個別に行っている。このため、これら処理を切り替える入力操作が面倒であり、また、これら処理を行って満足する画像を得るには時間がかかるという問題がある。
本発明は、リフォーカス処理や画像補正処理を連続して実行させることができるようにした表示装置、撮像装置及び画像編集プログラムを提供するものである。
上述した課題を解決するために、本発明の表示装置は、画像を表示する表示部と、前記表示部の前面に設けられ、入力操作を行うタッチパネルと、前記表示部に表示される前記画像に対して、前記タッチパネルによる前記入力操作が行われた位置を焦点が合う位置に設定するリフォーカス処理を実行するリフォーカス処理部と、前記リフォーカス処理が施された前記画像を、前記入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせて表示した後、前記放射状に波立つ表示の少なくとも一部を利用した画像補正処理用の操作部を表示する表示制御部と、前記画像補正処理用の操作部に対する前記タッチパネルの入力操作に基づいて、前記リフォーカス処理が施された前記画像の画像補正処理を実行する画像補正部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の撮像装置は、上記に記載の表示装置と、取り込まれた被写体光に基づく画像を取得する撮像素子と、前記画像の各画素における距離情報をまとめた距離マップを生成する生成部と、を備え、前記リフォーカス処理部は、前記距離マップに基づいたリフォーカス処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の画像編集プログラムは、表示された画像に対して入力操作を行う入力工程と、表示された前記画像に対して、前記入力工程による入力操作が行われた位置を焦点が合う位置に設定したリフォーカス処理を実行する処理工程と、前記リフォーカス処理が施された前記画像を、前記入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせて表示する第1の表示工程と、前記放射状に波立つ表示の少なくとも一部を利用した画像補正処理用の操作部を表示する第2の表示工程と、前記画像補正処理用の操作部に対する前記タッチパネルの入力操作に基づいて、前記リフォーカス処理が施された前記画像の画像補正処理を実行する画像補正工程と、を、コンピュータに実行させることが可能なものである。
本発明は、フォーカス処理や画像補正処理を容易な構成で連続して行うことができる。
以下、本実施形態の撮像装置10の一実施形態について、図1を用いて説明する。
図1に示すように、撮像装置10は、撮像光学系15、マイクロレンズアレイ16、撮像素子17、レンズ駆動部18、撮像素子駆動部19、バッファメモリ20、画像処理回路21、表示部22、表示制御回路23、コントローラ24、メディアコントローラ25、CPU30、内蔵メモリ31及び設定ボタン32から構成される。ここで、撮像素子17、バッファメモリ20、画像処理回路21、表示制御回路23、コントローラ24、メディアコントローラ25、CPU30及び内蔵メモリ31は、バス33を介して電気的に接続される。
撮像光学系15は、撮像レンズ35と絞り36とを有している。撮影レンズ35は、ズームレンズ、フォーカスレンズなどの複数のレンズから構成される。絞り36は、絞り径を調整することで、撮像光学系15により取り込まれる被写体光の光束を調整する。
マイクロレンズアレイ16は、複数のマイクロレンズが二次元配列したものであり、撮像光学系15の結像面に配置される各マイクロレンズは、例えば円形の平面形状をしており、例えば固体レンズ、液晶レンズ、回折レンズなどから構成される。
ここで、撮像光学系15におけるFナンバーと、マイクロレンズアレイ16のFナンバーとは、同一の値となるように設定される。撮像光学系15のFナンバーが小さい場合、隣り合うマイクロレンズを透過する光線が重なり、クロストークが発生する。この場合、得られる画像の画質が低下する。また、撮像光学系15のFナンバーが大きい場合、マイクロレンズを透過する光線を受光することができない画素が撮像素子17に発生する。この場合、得られる画像の画素数が低下する。これらを考慮して、撮像光学系15におけるFナンバーと、マイクロレンズアレイ16のFナンバーとは同一の値に設定される。
撮像素子17は、マイクロレンズアレイ16を透過した光線を受光し、撮像データを取得する。この撮像素子17は、その受光面が、マイクロレンズアレイ16の結像面に位置するように配置される。なお、この撮像素子17としては、CCDイメージセンサや、CMOSイメージセンサなどが用いられる。
ここで、撮像素子17の受光面には、複数の画素がM行N列(M,N:整数)に配置される。これら複数の画素のうち、m行n列(m<M,n<N)の範囲の画素に対して、マイクロレンズアレイ16の1つのマイクロレンズが割り当てられる。
撮像素子駆動部19は、撮像素子17を駆動して、撮像素子17の受光動作に対する制御を行う。バッファメモリ20は、撮像素子17から出力された画像データを一次記憶する。
画像処理回路21は、入力される画像データに対して、欠陥補正処理、クランプ処理、ノイズ低減処理、輪郭強調処理、ホワイトバランス処理、γ補正処理を実行する。また、画像処理回路21は、リフォーカス処理を実行する。画像処理回路21は、マップ生成部37、リフォーカス処理部38及び画像合成部39を備えている。ここで、本実施形態では、リフォーカス処理部38及び画像合成部39を備えた画像処理回路21を例に挙げているが、リフォーカス処理部38及び画像合成部39を画像処理回路に設ける必要はなく、表示制御回路に、リフォーカス処理部38及び画像合成部39を設けることも可能である。
マップ生成部37は、取得された画像データに基づいて視差の異なる複数の視差画像を生成し、これら複数の視差画像のうち少なくとも2枚の視差画像間の位相差を検出することで、視差マップを生成する。この視差マップは、画像データの付帯情報として付帯される。
リフォーカス処理部38は、取得された画像データと、マップ生成部37にて生成された視差マップとを用いて、該画像データに対するリフォーカス演算処理を実行する。以下、リフォーカス演算処理の一例について説明する。まず、リフォーカス処理部38は、フォーカスポイントの位置に応じた位相差を選択し、撮像光学系15と、選択されたフォーカスポイントの位置を含むリフォーカス面との距離情報を算出する。次に、リフォーカス処理部38は、求めた距離情報からフォーカス係数を求める。そして、リフォーカス処理部38は、求めたフォーカス係数を使用した、例えばLight Field Photographyと呼ばれる手法により、画像データを再構築する。これにより、リフォーカス処理が施された画像データが生成される。
画像合成部39は、リフォーカス処理が施された画像データと、後述する第1動画像データ又は第2動画像データのいずれかの動画像データとを合成する。そして、合成された動画像データを表示制御回路23に出力する。ここで、リフォーカス処理が施された画像データはバッファメモリ20に記憶され、第1動画像データ及び第2動画像データは、内蔵メモリ31に記憶される。
表示部22は、取得された画像や、リフォーカス処理が施された画像を表示する表示装置40と、表示された画像に対して指定された位置を検知するタッチパネル41とから構成される。表示装置40としては、例えば液晶表示装置(LCD)や有機ELディスプレイからなる。また、タッチパネル41は、例えば感圧式の検知部が用いられ、指定された位置や、指定時の押圧力を検知する。
表示制御回路23は、表示部22の表示装置40における表示制御を実行する。表示制御としては、撮影により得られた画像や、リフォーカス処理が施された画像の他、後述するコントロールバーの画像や、コントロールバーを表示する際の動画像、又はコントロールバーの表示を終了させる際の動画像を表示する制御が挙げられる。ここで、コントロールバーを表示する際の動画像は、フォーカスポイントを中心にして放射状に波立たせたときに発生する波が所定の位置まで移動する様子を示す動画像である。言い換えれば、フォーカスポイントを中心とした波紋が所定の位置まで広がる様子を示す動画像である。また、コントロールバーの表示を終了させる際の動画像は、所定の位置まで移動した波を、さらに放射状に移動させながら、該波が消えていく動画像である。以下、コントロールバーを表示する際の動画像を第1の動画像とし、コントロールバーの表示を終了させる際の動画像を第2の動画像として説明する。
コントロールバーは、フォーカスポイントを中心にして放射状に波立たせたときに発生する波が所定の位置まで到達したときに表示部22に表示される。このコントロールバーは、表示される画像に対して画像補正処理を実行する際に用いられるものである。このコントロールバーの色は、例えばモノトーンの色(白色、灰色、黒色)のいずれかの色が用いられる。このコントロールバーには、それぞれ画像補正処理の内容が対応付けられる。ここで、コントロールバーに対応付けられる画像補正処理の内容は、予め設定された優先順位に基づいて設定されるものであっても、ユーザにより設定された優先順位であってもよい。
この表示制御回路23は、表示設定部42を備えている。表示設定部42は、表示装置40に表示するコントロールバーの数及び大きさを設定する。まず、表示設定部42は、表示部22における入力操作に基づいて検知される押圧力に基づいて、表示するコントロールバーの数を設定する。例えば、押圧力が閾値Th1以下の場合にはコントロールバーの数を2、押圧力が閾値Th1を超過し、閾値Th2以下の場合にはコントロールバーの数を3にする。これに基づいて、表示設定部42は、フォーカスポイントを中心にして放射状に波立たせたときに発生する波の数も決定する。
次に、表示設定部42は、コントロールバーの大きさを設定する。例えば画像から顔が検出される場合には、検出された顔の大きさが含まれるように、コントロールバーの大きさを決定する。なお、複数のパラメータを表示する場合には、最も内側に位置するコントロールバー(最小径を有するコントロールバー)の内側の領域に顔領域が含まれる大きさとなるように各コントロールバーの大きさを設定すればよい。また、表示される画像から顔が検出されない場合には、表示設定部42は、画像におけるコントラスト比を用いて、コントロールバーの大きさを決定すればよい。このコントロールバーの大きさを決定することで、表示設定部42は、放射状に波立たせたときの波がフォーカスポイントからの移動距離が決定される。
コントローラ24は、タッチパネル41からの検知信号に基づき、指定された位置、指定時の押圧力を求め、求めた情報を入力操作信号に付帯して、CPU30に出力する。
メディアコントローラ25は、例えばフラッシュメモリからなるメモリカードの他、光学ディスク、磁気ディスクなどの記憶媒体42と電気的に接続される。
CPU30は、内蔵メモリ31に記憶される制御プログラムを実行することで、撮像装置10の各部を統括的に制御する。CPU30は、操作ボタン32や上述した表示部22からの入力操作信号に基づく処理を実行する。なお、操作ボタン32としては、例えば電源ボタンが挙げられる。
次に、リフォーカス処理に係る操作と対応する表示画面について説明する。図2及び図3は、リフォーカス処理、及び画像補正処理における一連のGUIに基づく画面を示している。以下、2人の人物を被写体として撮影された画像を表示した場合を例に挙げて説明する。なお、この画像においては、被写体Aの顔に焦点を合わせた撮影により取得されたものとして説明する。以下、焦点が合う被写体を太線で、焦点が合わない(焦点がずれた)被写体を細線で示す。
例えば被写体Bの顔に焦点を合わせた画像を表示する場合、ユーザは、表示部22における被写体Bの顔の位置を指で押圧する(図2(a)参照)。この押圧操作を受けて、表示部22に表示される画像が、被写体Aの顔に焦点が合う画像から、被写体Bの顔に焦点が合う画像に切り替わる(図2(b)参照)。
表示部22に表示される被写体Bの顔に焦点が合う画像に切り替えられた後、新たに設定されたフォーカスポイントを中心にして波立つ動画像が表示される。なお、符号45,46が波である。なお、図2中記号「+」がフォーカスポイントとなる。
そして、内側の波46がフォーカスポイントから所定の位置まで移動すると、波45の表示が円形のコントロールバー47に、波46の表示が円形のコントロールバー48にそれぞれ切り替わって表示される(図3(a)参照)。これらコントロールバー47,48の表示にあわせて、波立つ動画像の表示が停止される。
この状態で、ユーザによる表示部22の入力操作を受けて、露出、明るさ、シャープネスなどの画像補正を行うことが可能となる。なお、図3(b)においては、コントロールバー47は露出補正用のバー、コントロールバー48は明るさ補正用のバーからなる。ユーザは、いずれかのコントロールバーを使用して、表示された画像に対する画像補正を行うことが可能となる。なお、これら画像補正は、意図するコントロールバーを指により押圧し、コントロールバーに沿って、図3(b)中F方向又は図3(b)中G方向に表示部22を摺接させていくことで行われる。なお、図3(b)では、コントロールバー47を用いて露出調整を行う場合を示す。
コントロールバー47,48が表示されてから、所定時間経過してもコントロールバー47,48を用いた入力操作を実行しない場合、コントロールバー47,48が波45,46に切り替わる。そして、各波45,46がさらに放射状に広がっていく。なお、波45,46は、フォーカスポイントに近いほど振幅が大きく、フォーカスポイントから離れるほど振幅が小さくなる。これにより、動画像の一部が波立つ表示が行われる。そして、それぞれの波45,46が二点鎖線で示す位置(符号49)に到達したときに消滅するように表示される。言い換えれば、各波45,46は、二点鎖線で示す位置に到達すると、波の振幅が0となるように表示される。
ここでは、波45,46がフォーカスポイントに近いほど振幅が大きく、フォーカスポイントから離れるほど振幅が小さくなるようにしているが、波45,46の振幅だけでなく、波45,46の波長も変化させることも可能である。波45,46の波長を変化させる場合、フォーカスポイントに近ければ各波の波長を短く、フォーカスポイントから離れるに従い、各波の波長を長くするように表示すればよい。
ここで、図4に示すように、表示部22に画像が表示されたときに、2本の指を表示部22に接触させ、2本の指を、相反する方向(図4においては、人差し指をJ方向、親指をK方向)に移動させると、表示された画像が拡大表示される。なお、縮小する場合には、人差し指と親指とを近づける方向に移動させればよい。なお、2本の指を同時に相反する方向に移動させるのではなく、一方の指を固定し、他方の指を一方の指から離れる方向に移動させて画像を拡大してもよいし、一方の指を固定し、他方の指を一方の指に近づけるように移動させて画像を縮小してもよい。
また、図5に示すように、表示部22にコントロールバー47,48が表示されたときに、表示部22のコントロールバー47,48のいずれかの位置に指を接触させた状態で、指を図5中P方向に移動させると、指の移動にあわせて、コントロールバー47,48が移動する。このコントロールバー47,48の移動により、フォーカスポイントがユーザに認識できなくなるので、この場合には、例えばフォーカスポイントを中心とした矩形の枠50が表示される。なお、例えばリフォーカス処理を行う場合、ユーザは、画像中の他の被写体に焦点が合うように、フォーカスポイントを指定することから、設定されたフォーカスポイントが指し示す被写体が含まれるように矩形の枠50を表示すればよい。
次に、表示される画像に対するリフォーカス処理及び画像補正処理における処理の流れについて、図6のフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、例えば撮影により得られた画像が表示されることを契機に開始される。
ステップS101は、入力操作があるか否かを判定する処理である。ユーザによるタッチパネル41への入力操作があれば、コントローラ24は、CPU30を介して表示制御回路23に入力操作信号を出力する。表示制御回路23は、コントローラ24から入力操作信号が入力された場合に、ステップS101の判定結果をYesとする。この場合、ステップS102に進む。一方、上述した入力操作信号が入力されない場合、表示制御回路23は、ステップS101の判定結果をNoとする。この場合、ステップS118に進む。
ステップS102は、検知位置が1カ所であるか否かを判定する処理である。ユーザの指が表示部22に接触すると、タッチパネル41から入力操作信号が出力される。ここで、画像において、他のフォーカスポイントにリフォーカス処理を行う場合には、ユーザは例えば人差し指で表示部22を押圧する。この場合、コントローラ24は、1つの入力操作信号を、CPU30を介して表示制御回路23に出力する。表示制御回路23は、ステップS102の判定結果をYesとし、ステップS104に進む。
一方、画像を拡大/縮小させたいときには、ユーザは、人差し指と親指とでタッチパネル41を押圧する。これを受けて、コントローラ24は、2つの入力操作信号を、CPU30を介して表示制御回路23に出力する。表示制御回路23は、ステップS102の判定結果をNoとし、ステップS119に進む。
ステップS103は、リフォーカス処理である。表示制御回路23は、入力操作信号からタッチパネル41が検知した位置の情報を画像処理回路21に出力する。画像処理回路21は、入力された位置情報を用いて、新たなフォーカスポイントを設定し、視差マップ及び画像データを用いたリフォーカス処理を実行する。
ステップS104は、リフォーカス処理された画像を表示する処理である。表示制御回路23は、リフォーカス処理が施された画像を、表示部22に表示する。
ステップS105は、コントロールバーを設定する処理である。表示制御回路23は、入力操作信号に付帯される、タッチパネル41が検知した押圧力の情報から、表示装置40に表示させるコントロールバーの数を設定する。この場合、タッチパネル41が検知した押圧力が閾値Th1以下であれば、コントロールバーの数を2とし、押圧力が閾値Th1を超過し、閾値Th2以下の場合にはコントロールバーの数を3にする。また、表示制御回路23は、画像に被写体の顔が検出されている場合には、被写体の顔が含まれるように、表示するコントロールバーの大きさを設定する。
ステップS106は、画像データを合成する処理である。画像処理回路21は、第1動画像データを内蔵メモリ31から、リフォーカス処理が施された画像データをバッファメモリ20から、それぞれ読み出す。そして、これら画像データを合成することで、表示用の動画像データを生成する。そして、画像処理回路21は、合成された動画像データを表示制御回路23に出力する。
ステップS107は、動画像を表示する処理である。表示制御回路23は、ステップS107にて生成された表示用の動画像データを受け付けた後、受け付けた表示用の動画像データを用いて表示部22に表示する。これにより、表示された動画像がフォーカスポイントを中心として放射状に波立つ様子、つまり、動画像上で波紋が表示される。
ステップS108は、コントロールバーを表示する処理である。表示制御回路23は、ステップS107に示す動画像の表示が終了することに合わせて、リフォーカス処理が施された画像データと、コントロールバーに基づく画像データとを用いて、これら画像データに基づく画像を重畳して表示する。これにより、リフォーカス処理が施された画像に対して、フォーカスポイントを中心としたコントロールバーが表示部22に表示される。
ステップS109は、コントロールバーの調整操作があるか否かを判定する処理である。ここで、タッチパネル41への入力操作が行われた場合、コントローラ24は、入力操作信号を表示制御回路23に逐次出力する。表示制御回路23は、入力される入力操作信号に付帯された位置情報を読み出す。そして、読み出した位置情報から、タッチパネル41にて入力操作が行われた位置から、タッチパネル41にて入力操作が行われた位置の軌跡を求める。そして表示制御回路23は、求めた軌跡がコントロールバー上に位置するか否かを判定する。
例えば求めた軌跡がコントロールバー上に位置すると判定された場合、表示制御回路23は、ステップS109の判定結果をYesとする。この場合、ステップS110に進む。一方、求めた軌跡がコントロールバー上に位置しない場合には、表示制御回路23は、ステップS109の判定結果をNoとする。この場合、ステップS112に進む。
ステップS110は、画像補正する処理である。表示制御回路23は、タッチパネル41における入力操作の位置及びその軌跡から、該当するコントロールバーを求める。そして、表示制御回路23は、求めたコントロールバーに対応付けられた画像補正処理の種類と、入力操作の移動量との情報を、画像処理回路21に出力する。画像処理回路21は、入力された画像補正処理の種類と、入力操作の移動量(移動角度)との情報を用いて、画像データに対する画像補正を実行する。なお、入力操作の移動量と、画像補正処理における補正量とは予め補正テーブルとして保持しておけばよい。これにより、表示部22における入力操作に基づいた画像補正が実行される。
ステップS111は、画像補正された画像を表示する処理である。画像処理回路21は、画像補正された画像データを表示制御回路23に出力する。表示制御回路23は、画像補正された画像データに基づいた画像を表示する。このステップS110の処理が実行されると、ステップS114に進む。
上述したステップS109の判定処理でNoとなる場合、ステップS112に進む。
ステップS112は、コントロールバーの移動操作があるか否かを判定する処理である。表示制御回路23は、タッチパネル41における入力操作の位置がコントロールバー上の位置であるか否かを判定する。そして、タッチパネル41における入力操作の位置がコントロールバー上の位置である場合、表示制御回路23は、ステップS112の判定結果をYesとする。この場合、ステップS113に進む。一方、タッチパネル41における入力操作の位置がコントロールバー上の位置にない場合、表示制御回路23は、ステップS112の判定結果をNoとする。この場合、ステップS114に進む。
ステップS113は、コントロールバーを移動表示させる処理である。表示制御回路23は、タッチパネル41における入力操作の位置の軌跡に基づいてコントロールバーを移動表示させる。このコントロールバーの移動に伴って、表示制御回路23は、フォーカスポイントがある被写体を含む矩形の領域に対する枠を表示する。
ステップS114は、入力操作がないか否かを判定する処理である。表示制御回路23は、コントローラ24から出力される入力操作信号が入力されるか否かを判定する。コントローラ24から入力操作信号が入力されない場合には、表示制御回路23は、ステップS114の判定結果をYesとする。この場合、ステップS115に進む。一方、コントローラ24からの入力操作信号が入力される場合には、表示制御回路23は、ステップS114の判定結果をNoとする。この場合、ステップS109に戻る。
ステップS115は、所定時間が経過したか否かを判定する処理である。表示制御回路23は、コントロールバーが表示されてからの経過時間を計時している。表示制御回路23は、該経過時間が一定時間経過した場合に、ステップS115の判定結果をYesとする。この場合、ステップS116に進む。一方、上述した経過時間が一定時間経過していない場合、表示制御回路23は、ステップS115の判定結果をNoとする。この場合、ステップS114に戻る。
ステップS116は、画像データを合成する処理である。画像処理回路21は、第2動画像データを内蔵メモリ31から、リフォーカス処理が施された画像データをバッファメモリ20から、それぞれ読み出す。そして、これら画像データを合成することで、表示用の動画像データを生成する。そして、画像処理回路21は、合成された動画像データを表示制御回路23に出力する。
ステップS117は、動画像を表示する処理である。表示制御回路23は、ステップS116にて生成された表示用の動画像データを受け付けた後、受け付けた表示用の動画像データを用いて表示部22に表示する。これにより、コントロールバーの表示が終了し、コントロールバーの位置に波が発生し、この波がコントロールバーを中心にして放射状にさらに広がりながら、波が消滅する様子が表示される。
ステップS118は、画像表示を終了する指示があるか否かを判定する処理である。表示部22への入力操作を受けて、コントローラ24は該入力操作に基づく入力操作信号を表示制御回路23に出力する。表示制御回路23は、入力操作信号の種類を判定する。例えば入力操作信号が画像表示を終了させる操作信号であれば、表示制御回路23は、ステップS118の判定結果をYesとする。この場合、表示制御回路23は、表示装置40に表示された画像の表示を終了する。これを受けて、表示部22における画像の表示が終了する。
一方、入力操作信号が画像表示を終了させる操作信号以外の場合には、表示制御回路23は、ステップS118の判定結果をNoとする。この場合、ステップS101に戻る。
上述したステップS102の判定処理でNoとなる場合、ステップS119に進む。
ステップS119は、検知位置が移動しているか否かを判定する処理である。このステップS119は、ステップS102の判定処理で、検知される位置が2カ所と判定された場合に実行される。ここで、コントローラ24からの入力操作信号が逐次表示制御回路23に入力されている。表示制御回路23は、逐次入力される入力操作信号から得られる位置情報から検知される位置が変化しているか否かを判定する。検知される位置が変化している場合には、表示制御回路23は、ステップS119の判定結果をYesとする。この場合、ステップS120に進む。一方、検知される位置が変化していない場合には、表示制御回路23は、ステップS119の判定結果をNoとする。この場合、ステップS109に進む。
ステップS120は、拡大/縮小表示する処理である。表示制御回路23は、入力操作信号から得られる位置情報に基づいて、画像を拡大/縮小表示する。例えば、表示制御回路23は、タッチパネル41において始めに検知される2カ所の位置を基準位置として、これら基準位置の間の距離を算出する。そして、表示制御回路23は、それ以降に検知される2カ所の位置の間の距離を順次算出し、算出した距離を基準位置間の距離で除算することで、比率を求める。そして、表示制御回路23は、求めた比率と画像データとを画像処理回路21に出力する。画像処理回路21は、入力される比率を用いて、画像データに対する解像度変換処理を実行する。この解像度変換処理を行った画像データは、表示制御回路23に出力される。表示制御回路23は、解像度変換処理された画像データに基づく画像を表示する。
このように、撮像装置10により得られた画像を表示したときにタッチパネル41を介した入力操作を行うと、入力操作が行われた位置をフォーカスポイントとしてリフォーカス処理が実行された画像が表示される。この画像の表示の後、フォーカスポイントを中心にして動画像が放射状に波立つ様子が表示される。そして、放射状に広がる波が所定の大きさになると、円形のコントロールバーが表示される。これにより、コントロールバーを用いた画像補正処理を行うことができる。つまり、リフォーカス処理と、画像補正処理とを少ない操作で容易に連続して実行することが可能となる。ここで、表示されるコントロールバーの大きさは、フォーカスポイントが含まれる被写体の大きさ、コントラスト比などによって決定されるので、対象となるフォーカスポイント周縁の状態を見ながら画像補正処理を行うことが可能となる。
また、コントロールバーの位置を指で押圧した状態で指を移動させることで、コントロールバーを移動させることができるので、コントロールバーが表示部22の表示画面の端部に位置する場合に、コントロールバーにおける操作性が低下することを防止することができる。なお、この場合、コントロールバーの位置を移動させるだけでなく、コントロールバーの大きさを変更することも可能である。
また、2本の指を用いた操作により、表示される画像を拡大して表示することが出来るので、フォーカスポイントを詳細に設定することが可能となる。また、画像を拡大することで、画像補正処理を詳細に行うことができる。
本実施形態では、フォーカスポイントを指定する際のタッチパネルへの押圧力に基づいて、コントロールバーの数を設定しているが、これに限定される必要はなく、タッチパネルへの押圧力に関係なく、予め設定された数のパラメータを表示させることも可能である。この場合、表示させるコントロールバーを一度に表示させるのではなく、操作間隔に合わせて順に表示させていけばよい。
また、表示されたコントロールバーの数が少ない場合もあるので、例えばフォーカスポイントとして設定した位置を複数回連続して押圧操作したときに、該押圧操作した数分のコントロールバーを表示させる、コントロールバーを追加して表示することも可能である。また、コントロールバーが表示された後に、フォーカスポイント、或いはコントロールバーの位置を押圧操作したことを受けて、コントロールバーの内容を切り替えることも可能である。
本実施形態では、マイクロレンズアレイを備えた撮像装置を例に取り上げているが、これに限定される必要はなく、1回の撮影で焦点が合う位置を変化させながら複数の画像を取得する撮像装置や、多眼カメラ、スマートフォン、タブレットなどタッチパネルで画像を見ることが可能な電子機器であってもよい。
本実施形態では、画像処理回路に設けられたリフォーカス処理部を利用して、表示部に表示させる画像のリフォーカス処理を行っているが、これに限定される必要はなく、表示制御回路に画像処理回路の機能を設け、表示制御回路において、リフォーカス処理や画像補正を行うことも可能である。
本実施形態では、動画像がフォーカスポイントを中心にして放射状に波立つ様子を表示するようにしているが、これに限定される必要はなく、円形のコントローラバーを所定の大きさまで大きく変化させる動画表示を、リフォーカス処理された画像に重畳させて表示することも可能である。
本実施形態では、コントロールバーの詳細については、その詳細を触れていないが、フォーカスポイントの位置によっては、円形のコントロールバーは、その一部しか表示されない場合もある(図3(b)参照)。しかしながら、円形のコントロールバーが全て表示されなくても、コントロールバーを用いた入力操作を行うことができれば画像補正処理を行うことができるので、コントロールバー自体は、必ずしも円形で表示される必要はなく、円弧形状であってもよい。また、円形状のコントロールバーとしているが、これに限定される必要はなく、楕円形状のコントロールバーであってもよい。
本実施形態では、コントロールバーの色として、白色、灰色、黒色など、モノトーンの色としているが、表示させる画像によっては、コントロールバーの表示がわかりにくいという問題があるので、コントロールバーの色は、モノトーンで示される色に限定される必要はない。また、この他に、画像とコントロールバーとを識別するために、コントロールバーの周縁部に、異なる色を用いた縁取りを施してもよい。これにより、コントロールバーの視認性を向上させることができる。
本実施形態では、撮像装置10を例に取り上げているが、これに限定される必要はなく、リフォーカス処理を行うことが可能な表示装置であってもよい。また、この他に、パーソナルコンピュータに本発明を適用することができる。この場合、タッチパネルを備えた表示部を備えている必要はなく、表示部に表示されるポインタを、マウスなどのポインティングデバイスを用いて操作することで、コントロールバーの操作を行うことが可能である。
また、撮像装置や、表示装置の他に、画像編集プログラムであってもよい。この画像編集プログラムは、図2〜図5に示す表示や、図6に示すフォローチャートの処理をコンピュータに実行させることができる画像編集プログラムである。なお、この画像編集プログラムは、不揮発性メモリからなるメモリカード、光学ディスク、磁気ディスクなど、コンピュータが読み取ることができる記憶媒体に記憶されていることが好ましい。
10…撮像装置、21…画像処理回路、22…表示部、23…表示制御回路、24…コントローラ、37…マップ生成部、38…リフォーカス処理部、39…表示装置、40…タッチパネル
Claims (7)
- 画像を表示する表示部と、
前記表示部の前面に設けられ、入力操作を行うタッチパネルと、
前記表示部に表示される前記画像に対して、前記タッチパネルによる前記入力操作が行われた位置を焦点が合う位置に設定するリフォーカス処理を実行するリフォーカス処理部と、
前記リフォーカス処理が施された前記画像を、前記入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせて表示した後、前記放射状に波立つ表示の少なくとも一部を利用した画像補正処理用の操作部を表示する表示制御部と、
前記画像補正処理用の操作部に対する前記タッチパネルの入力操作に基づいて、前記リフォーカス処理が施された前記画像の画像補正処理を実行する画像補正部と、
を備えたことを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記タッチパネルの入力操作の回数に応じて、前記放射状に波立たせる波の数を設定することを特徴とする表示装置。 - 請求項1に記載の表示装置において、
前記タッチパネルは、前記入力操作時の押圧力を検知することが可能であり、
前記表示制御部は、前記入力操作時の押圧力に基づいて、前記放射状に波立たせる波の数を設定することを特徴とする表示装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記焦点を合わせる位置が含まれる被写体の大きさ、又は前記画像のコントラスト比に基づいて、画像補正処理用の操作部の大きさが設定されることを特徴とする表示装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記画像補正処理用の操作部が表示されてから所定時間、前記入力操作が行われない場合に、前記画像補正処理用の操作部の表示を終了し、前記入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせる表示に戻ることを特徴とする表示装置。 - 請求項1から請求項5に記載の表示装置と、
取り込まれた被写体光に基づく画像を取得する撮像素子と、
前記画像の各画素における距離情報をまとめた距離マップを生成する生成部と、
を備え、
前記リフォーカス処理部は、前記距離マップに基づいたリフォーカス処理を実行することを特徴とする撮像装置。 - 表示された画像に対して入力操作を行う入力工程と、
表示された前記画像に対して、前記入力工程による入力操作が行われた位置を焦点が合う位置に設定したリフォーカス処理を実行する処理工程と、
前記リフォーカス処理が施された前記画像を、前記入力操作が行われた位置を中心として放射状に波立たせて表示する第1の表示工程と、
前記放射状に波立つ表示の少なくとも一部を利用した画像補正処理用の操作部を表示する第2の表示工程と、
前記画像補正処理用の操作部に対する前記タッチパネルの入力操作に基づいて、前記リフォーカス処理が施された前記画像の画像補正処理を実行する画像補正工程と、
を、コンピュータに実行させることが可能な画像編集プログラム。
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