JP6162218B2 - 複数受信機のタイミングアドバンスの提供 - Google Patents

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Description

本開示は、無線通信を対象とし、より具体的には、複数の移動局へタイミングアドバンス値を提供する、ネットワークアクセス方法並びに関連する移動局及び基地局サブシステムを対象とする。
典型的なセルラー無線システムにおいて、ユーザ機器ノード(UE)及び/又は無線端末ともいう移動局(MS)は、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して、1つ以上のコアネットワークと通信する。RANは、複数のセルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、無線基地局、基地局、RANノード、“NodeB”及び/又は拡張ノードB“eNodeB”ともいう基地局サブシステム(BSS)によりサービスされる。セルエリアは、BSSサイトにあるBSS機器により無線カバレッジが提供される地理的エリアである。BSSは、当該BSSのレンジ内のMSと、ワイヤレス無線通信チャネルを通じて通信する。
BSSと通信するMSSは、BSSへの送信用のデータを有する場合に、ランダムアクセスチャネル上でアクセス要求を送信し、そのアクセス要求に応じて、BSSは、当該MSによるアップリンクデータ送信に割り当てられたアップリンクリソースを識別する割り当てメッセージを送信する。
全てのMSは、割り当てられたアップリンクリソース上でネットワークへ無線ブロックを送信することが可能となるように、妥当なタイミングアドバンス(TA)の値を有しなければならない。3GPP TS44.060仕様書は、「TIMING_ADVANCE_VALUEフィールド内のPACKET UPLINK ASSIGNMENTにおいて初期タイミングアドバンスが提供され得る」と記述している。3GPP TS44.018仕様書は、即時割り当て(Immediate Assignment)メッセージが必須の“Timing Advance”情報エレメント(IE)を含むと記述しており、当該IEはMSへ初期タイミングアドバンス情報を提供する。
その後、いずれのタイミングアドバンスもPACKET POWER CONTROL/TIMING ADVANCEメッセージで更新され、又は継続的なタイミングアドバンス手続が使用される。割り当てメッセージにタイミングアドバンスインデックスが含まれる場合、MSは、パケットタイミングアドバンス制御チャネル(PTCCH)上の自身の割り当てを用いて、継続的なタイミングアドバンス手続を使用するものとされる(3GPP TS45.010参照)。
MSは、3GPP TS44.060のPACKET POWER CONTROL/TIMING ADVANCEメッセージからなる専用メッセージ(即ち、各MSへ個別に送信される)において周期的に妥当なTA値を受信しない限り、割り当てられた無線リソースのアップリンク上で通常のバーストを送信することを許されない。
所与の無線リソースのセットを利用することを認められた移動局の数が増加するにつれ、専用の3GPP TS44.060のPACKET POWER CONTROL/TIMING ADVANCEメッセージを周期的に送信するための処理は、制御プレーン通信のサポートにおける増加した無線リソースの消費をもたらすであろう。そのため、ユーザプレーン転送のために利用可能な無線リソースの量は減少し、全体としての無線リソース利用効率は同様に減少することになる。
無線システムの事業者は、システムの無線リソース利用効率の絶え間ない改善を追求し、関連して、共有無線リソースに割り当て可能な移動局の数を増加させることを追求する。無線リソース利用効率は、割り当てられた移動局のセットをサポートするために要するシグナリング(制御プレーン通信)の量を削減することにより改善され得る。無線リソース利用効率は、ある時間ピリオド上で計測される、所与の割り当てリソースのセットを用いて送信されるユーザプレーンデータのオクテットでの量を、割り当てリソースの同じセットを用いて送信される合計オクテット数で除算した商、として計算されることができる。
ここで開示される1つの実施形態は、パケット転送モードで移動局を動作させる方法、を対象とする。上記方法は、分散タイミングアドバンスメッセージを、基地局から制御チャネル上で受信すること、を含む。上記分散タイミングアドバンスメッセージは、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む。上記移動局識別子のうちの1つが、上記移動局に対応するものとして識別される。上記移動局識別子のうちの上記識別された1つに関連付けられる上記タイミングアドバンス値が判定される。そして、上記タイミングアドバンス値に応じて、上記基地局へのアップリンク送信のタイミングが調整される。
上記方法は、そのようにして、進行中のアップリンク一時ブロックフロー(TBF)を有しつつも未処理の無線リンク制御(RLC)データブロックを有しない移動局(従って、単一の移動局向けのAck/Nack情報を提供するレガシータイプの制御プレーンメッセージを受信する必要の無い移動局。当該レガシータイプの制御プレーンメッセージもまた、タイミングアドバンス情報を提供可能である)などの、複数の移動局へのタイミングアドバンス値の提供のために必要とされる制御プレーンメッセージの送信の量を削減し得る。この制御プレーン送信の削減は、ユーザプレーン無線ブロック送信の回数の増加を可能とし、それにより無線リソース利用効率を改善し得る。
さらなる実施形態では、上記基地局から、パケット関連制御チャネル上で、TBF割り当てメッセージが受信される。TBF割り当てメッセージは、上記移動局へアップリンク一時ブロックフロー(TBF)を割り当てる。アップリンクキュー内で利用可能なデータパケット(LLC PDUとして知られる)が、上記移動局から上記アップリンクTBFを用いて上記基地局へ送信される。上記移動局は、利用可能な全てのデータパケットの転送を完了させ、ダウンリンクの上記パケット関連制御チャネルを、上記分散タイミングアドバンスメッセージの到来についてモニタリングする。上記移動局は、分散タイミングアドバンスメッセージを、上記パケット関連制御チャネル上で上記基地局から受信する。上記分散タイミングアドバンスメッセージは、上記移動局に対応する移動局識別子を含み、関連付けられる上記タイミングアドバンス値を識別する。上記移動局は、上記アップリンクキュー内で新たなパケットが利用可能であると判定し、上記分散タイミングアドバンスメッセージからの上記タイミングアドバンス値に応じて、上記基地局への上記新たなデータパケットの送信のために使用すべきタイミングを判定する。上記移動局は、上記アップリンクTBFと上記新たなデータパケットの送信のために判定される上記タイミングアドバンスとを用いて、上記基地局へ上記新たなデータパケットを送信する。
ここで開示される他の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、上記少なくとも1つのプロセッサへ連結される少なくとも1つのメモリと、を含む移動局を対象とする。上記少なくとも1つのメモリは、当該少なくとも1つのメモリにおいて具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコードを含み、上記コンピュータ読取可能なプログラムコードは、上記少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、上記少なくとも1つのプロセッサに、分散タイミングアドバンスメッセージを基地局から受信することを含む動作を実行させる。上記分散タイミングアドバンスメッセージは、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む。上記移動局識別子のうちの1つが、上記移動局に対応するものとして識別される。上記移動局識別子のうちの上記識別された1つに関連付けられる上記タイミングアドバンス値が判定される。上記タイミングアドバンス値に応じて、上記基地局へのアップリンク送信のタイミングが調整される。
ここで開示される他の実施形態は、複数の移動局へタイミングアドバンス値を通信するために基地局サブシステムを動作させる方法、を対象とする。上記方法は、上記複数の移動局についてのタイミングアドバンス値を取得すること、を含む。上記複数の移動局についての複数の移動局識別子及び対応する上記タイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージが生成される。上記分散タイミングアドバンスメッセージは、上記複数の移動局へ通信される。
ここで開示される他の実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、上記少なくとも1つのプロセッサへ連結される少なくとも1つのメモリと、を含む基地局サブシステムを対象とする。上記少なくとも1つのメモリは、当該少なくとも1つのメモリにおいて具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコードを含み、上記コンピュータ読取可能なプログラムコードは、上記少なくとも1つのプロセッサにより実行された場合に、上記少なくとも1つのプロセッサに、上記複数の移動局についてのタイミングアドバンス値を取得すること、を含む動作を実行させる。上記複数の移動局についての複数の移動局識別子及び対応する上記タイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージが生成される。上記分散タイミングアドバンスメッセージは、上記複数の移動局へ通信される。
ここで開示される他の実施形態は、複数の移動局への基地局サブシステムによるタイミングアドバンス値の通信を制御するように、サービングGPRSサポートノードを動作させる方法、を対象とする。上記方法は、上記移動局からメッセージを受信すること、を含む。複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからタイミングアドバンス値を判定するための定義されるケイパビリティを上記移動局が有することを示す値を、上記メッセージが含むこと、の判定がなされる。上記移動局が上記定義されるケイパビリティを有することを示す制御メッセージが、上記SGSNから上記基地局サブシステムへ通信される。
本開示のさらなる理解を提供するために包含されており、本出願に取り入れられその一部を構成する添付図面は、ある発明概念の非限定的な実施形態を例示する。図面は次の通りである:
いくつかの実施形態に従って構成されるセルラ無線通信システムのブロック図である。 図1のセルラ無線通信システムの一部の簡易ブロック図であり、さらに、いくつかの実施形態に従って構成される分散タイミングアドバンスメッセージを例示している。 いくつかの実施形態に係る例示的な分散タイミングアドバンスメッセージを示している。 いくつかの実施形態に係る例示的な分散タイミングアドバンスメッセージを示している。 いくつかの実施形態に係る移動局による動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る移動局による動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る移動局による動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る移動局による動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る移動局による動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る基地局サブシステムによる動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る基地局サブシステムによる動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る基地局サブシステムによる動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係るサービングGPRSサポートノードによる動作及び方法のフローチャートである。 いくつかの実施形態に係る移動局、無線アクセスネットワーク及びサービングGPRSサポートノードを例示するブロック図である。
これより、発明概念の実施形態の例が示された添付図面を参照しながら、より充分に発明概念が説明されるであろう。これら発明概念は、しかしながら、多くの様々な形式で具現化されてよく、ここで述べられる実施形態に限定して解釈されるべきではない。また、留意すべきこととして、それら実施形態は、相互排他的ではない。1つの実施形態からのコンポーネントが他の実施形態に存在し/使用されることが暗黙的に想定され得る。
図1は、いくつかの実施形態に従って構成されるセルラ無線通信システムのブロック図である。本発明概念は、図1の実施形態には限定されず、概して任意のタイプの無線通信ネットワークにおいて具現化されてよい。
ユーザ機器ノード(UE)及び/又は無線端末ともいう移動局(MS)100は、無線アクセスネットワーク(RAN)110を介して1つ以上のコアネットワーク70と通信する。ここで使用されるところによれば、MS100は、通信ネットワークと無線チャネル102を通じて通信するいかなるデバイスをも含み、限定ではないものの、携帯電話(“セルラ”フォン)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ゲームコンソール、及び/又はマシンタイプ通信(MTC)デバイスを含み得る。
上で説明したように、RAN110は、複数のセルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、基地局サブシステム(BSS)120によりサービスされ、BSS120は、MS100との間で、無線チャネル102を介し基地局(BS)122を通じて通信する。BS122を介してBSS120と通信するMS100は、MS100がBSS120への送信のためのデータを有する場合に、ランダムアクセスチャネル上でアクセス要求を送信する。アクセス要求に応じて、BSS120は、MS100のアップリンクデータ送信に割り当てられたアップリンクリソースを識別する割り当てメッセージを送信する。
全てのMS100は、BSS120へアップリンク上で無線ブロックを送信することが可能となるように、妥当なタイミングアドバンス(TA)の値を有しなければならない。以下にさらに詳細に説明されるように、いくつかの実施形態は、単一の制御プレーンメッセージにおいて共有無線リソース上で複数のMS100へTA値を提供すること、を対象とする。当該単一の制御プレーンメッセージは、複数のMS100宛ての複数のTA値を含み得る。それにより、パケット転送モードにある複数のMS100へのTA情報の周期的な送信をサポートするために要する制御プレーンシグナリングの量の削減/最小化が可能とされる。
いくつかの実施形態において、制御プレーンメッセージは、複数のMS100のための複数のTA値を含むように提供される。図2は、図1のセルラ無線通信システムの一部の簡易ブロック図であり、いくつかの実施形態に係る複数のMS100のためのTA値を含む分散タイミングアドバンスメッセージ(distribution timing advance message)200を例示している。分散タイミングアドバンスメッセージ200は、パケット関連制御チャネル(PACCH:Packet Associated Control Channel)上でBS122から複数のMS100へ周期的に送信される。
図3は、図2のメッセージ200として使用され得る分散タイミングアドバンスメッセージの例示的な内容を示しており、当該分散タイミングアドバンスメッセージは、複数のMS100のためのTA値を符号化する。図3を参照すると、分散タイミングアドバンスメッセージの内容は、PAGE MODE値(2ビット)、Number_of_UPLINK_TFIs値(4ビット)、並びにUPLINK_TFI値(各5ビット)及び関連付けられるTA値(TIMING_ADVANCE_VALUE(各6ビット))のペア群、を含む。Number_of_UPLINK_TFIs値(4ビット)は、この分散タイミングアドバンスメッセージにおいていくつのMS100が宛て先とされるかを識別する。UPLINK_TFI値(各5ビット)は、各々、MS100の異なる1つについてのアップリンクアイデンティティを提供する。UPLINK_TFI値のうちの1つに対応する特定のMS100は、当該分散タイミングアドバンスメッセージ内で対応するTIMING_ADVANCE_VALUEを識別し、当該TIMING_ADVANCE_VALUEを用いて基地局122へのアップリンク送信のタイミングを調整する。関連付けられるUPLINK_TFI及びTIMING_ADVANCE_VALUEのペアの数は、TA値が対象とするMS100の数に基づく(例えば、ペアの数は、MS100の数又は“val(Number_of_UPLINK_TFIs)+1”に等しい)。関連付けられるペアの数は、従って、同じアップリンク無線周波数チャネル上でアップリンク一時ブロックフローを割り当てられた、少なくとも1つの共通タイムスロット上でダウンリンク制御メッセージをモニタリングするMS100の数、に基づくことができる。
MS100は、進行中のアップリンクTBFについて未処理の無線リンク制御(RLC)データブロックを有しないためにレガシーのパケットアップリンクAck/Nack(PUAN)制御プレーンメッセージを期待しない(即ち、レガシーPUANは、第一にMS100により送信され但し未だBSS120により確認応答がなされていないアップリンクRLCデータブロックについてのAck/Nack情報をMS100へ提供することを可能とし、TA情報をMS100へ提供することも可能とする)ケースで、分散タイミングアドバンスメッセージを読むことを選択するであろう。なぜなら、それは複数のMS100のためのTA情報を含むことを実現するからである。分散タイミングアドバンスメッセージは、(それが複数のMS100により受信されるよう意図されていることから)確認応答されず、MS100が所与のインスタンスを読むことができなくても次のインスタンスを読むことができ得るように(即ち、最小の受入可能な周期性に従う制御プレーンメッセージの文脈の範囲内で、MS100がTA情報を受信しないリスクが極めて低くなるように)、十分な頻度で送信される。
複数のMS100のための一時フローアイデンティティ値とタイミングアドバンス値との間の関連付けのペアリングは、より一般化された分散タイミングアドバンスメッセージについて図4に示されており、これが図2のメッセージ200として使用されてもよい。分散タイミングアドバンスメッセージは、同じアップリンク無線周波数チャネル上でアップリンク一時ブロックフローを割り当てられた、少なくとも1つの共通タイムスロット上でダウンリンク制御メッセージをモニタリングするMS100の数Nについて、TA値を符号化する。従って、アップリンクTFIの数はNであり、一時フローアイデンティティ値とタイミングアドバンス値とのN個のペアが、同じメッセージインスタンス内に収容される。当該タイミングアドバンスメッセージを、N個のMS100が基地局122からPACCH上で受信する。
図4の例において、第1のMS(MS_1)は、自身の一時フローアイデンティティ値(Uplink_TFI_MS_1)を識別し、関連付けられるTiming_Advance_Value_1から自身のTA値を判定し、Timing_Advance_Value_1に応じて基地局122へのアップリンク送信のタイミングを調整するであろう。第2のMS(MS_2)は、自身の一時フローアイデンティティ値(Uplink_TFI_MS_2)を識別し、関連付けられるTiming_Advance_Value_2から自身のTA値を判定し、Timing_Advance_Value_2に応じて基地局122へのアップリンク送信のタイミングを調整するであろう。他のMSは同一/同様のやり方で動作し、N番目のMSはその一時フローアイデンティティ値(Uplink_TFI_MS_N)を識別し、関連付けられるTiming_Advance_Value_Nから自身のTA値を判定し、Timing_Advance_Value_Nに応じて基地局122へのアップリンク送信のタイミングを調整するであろう。このやり方で、単一の分散タイミングアドバンスメッセージのインスタンスが、複数のN個のMS100へTA値を通信して、N個のMS100に当該TA値に応じて基地局122へのそれぞれのアップリンク送信のタイミングを調整させる。
これら及びさらなる実施形態が図5〜図9の文脈において以下にさらに説明され、図5〜図9は、移動局100による動作及び方法のフローチャートを示している。図5は、パケット転送モード(packet transfer mode)でMS100を動作させる方法を例示しており、MS100は、複数のMS100についてのTA値を含み得る分散タイミングアドバンスメッセージを受信し及び利用するように構成される。本方法は、基地局122から制御チャネル(例えば、PACCH)上で分散タイミングアドバンスメッセージを受信すること(ブロック500)、を含む。分散タイミングアドバンスメッセージは、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む。移動局識別子のうちの1つが、移動局100に対応するものとして識別される(ブロック502)。移動局識別子のうちの識別された1つに関連付けられるタイミングアドバンス値が判定される(ブロック504)。当該タイミングアドバンス値に応じて、基地局122へのアップリンク送信のタイミングが調整される(ブロック506)。
移動局識別子は、一時フローアイデンティティ値であってよく、分散タイミングアドバンスメッセージは、一時フローアイデンティティ値及びタイミングアドバンス値の関連付けられる複数のペアを含み得る(例えば、図3及び図4に示した通り)。
レガシーMSは、複数のMS100についてのTA値を含むタイミングアドバンスメッセージを受信し及び適切に利用するように構成されていないため、MS100は、MS100が複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むタイミングアドバンスメッセージを用いて分散タイミングアドバンス値を受信し及び判定することが可能であること、を識別する情報を、メッセージ内に含めるように構成されてもよい。以下にさらに詳細に説明されるように、MS100は、ケイパビリティ情報を含む当該メッセージを、BSS120へ、及び/又は図1に示したSGSN130といったサービングGPRS(General Packet Radio Service)サポートノードへ通信してもよい。ケイパビリティ情報を含むメッセージがMS100からSGSN130へ通信される場合、BSS120は、このケイパビリティ情報をSGSN130から取得することができる。BSS120は、このMS100のケイパビリティの標識を用いて、当該MS100についてのタイミングアドバンス値を分散タイミングアドバンスメッセージ内に含めることを決定する。その分散タイミングアドバンスメッセージは、それぞれ同様のメッセージ内のタイミングアドバンス値を受信し及び識別することが可能であるとやはり既に示した、他のMS100についてのタイミングアドバンス値をも含む。
当分野ではよく知られているように、SGSN130は、その地理的なサービスエリアの範囲内のMS100との間の(LLC PDUとしても知られる)データパケットのデリバリについて責任を有し得る。SGSN130のタスクは、パケットのルーティング及び転送、モビリティ管理(アタッチ/デタッチ及びロケーション管理)、論理リンク管理、並びに、認証及び課金機能を含み得る。
図6に、MS100が自身のケイパビリティを示すために使用し得る1つのアプローチが示されている。MS100は、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからMS100がMS100のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、ルーティングエリア更新メッセージ内に設定する(ブロック600)。MS100は、基地局122を介してSGSN130へ当該ルーティングエリア更新メッセージを送信する(ブロック602)。以下により詳細に説明されるように、この実施形態において、BSS120は、MS100についてのケイパビリティ標識(indication)をSGSN130から取得することができる。
図7に、MS100が自身のケイパビリティを示すために使用し得る他のアプローチが示されている。MS100は、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからMS100がMS100のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、アップリンクメッセージ内に設定する(ブロック700)。MS100は、基地局122を介してSGSN130へ、GPRSアタッチプロセスの期間中に当該アップリンクメッセージを送信する(ブロック702)。以下により詳細に説明されるように、この実施形態において、BSS120は、MS100についてのケイパビリティ標識をSGSN130から取得することができる。
図8に、MS100が自身のケイパビリティを示すために使用し得る他のアプローチが示されている。MS100は、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからMS100がMS100のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、アップリンクメッセージ内に設定する(ブロック800)。MS100は、基地局122を介してBSS120へ、アップリンクパケット転送プロセスの期間中に当該アップリンクメッセージを送信する(ブロック802)。
分散タイミングアドバンスメッセージ内でTA値を受信し、受信した当該TA値について動作するためのMS100のさらなる動作は、図9の通りである。図9を参照すると、MS100は、BS122から、MS100へアップリンクTBFを割り当てる一時ブロックフロー(TBF)割り当てメッセージを受信する(ブロック900)。MS100は、アップリンクキュー内で利用可能なデータパケットを、アップリンクTBFを用いてBS122へ送信する(ブロック902)。MS100は、1つ以上のダウンリンクタイムスロット(例えば、アップリンクTBFに割り当てられたアップリンクタイムスロットに対応するダウンリンクタイムスロット)上のダウンリンクのパケット関連制御チャネルを、分散タイミングアドバンスメッセージの到来についてモニタリングする(ブロック904)。MS100は、分散タイミングアドバンスメッセージを、パケット関連制御チャネル上でBS122から受信する(ブロック906)。分散タイミングアドバンスメッセージは、MS100に対応する移動局識別子を含み、関連付けられるタイミングアドバンス値を識別する。MS100は、アップリンクキュー内で新たなデータパケットが利用可能であると判定する(ブロック908)。MS100は、タイミングアドバンスメッセージからのタイミングアドバンス値に応じて、BS122への新たなデータパケットの送信のために使用すべきタイミングを判定する(ブロック910)。そして、MS100は、アップリンクTBFと新たなパケットの送信のために判定されるタイミングアドバンスとを用いて、BS122へ新たなパケットを送信する(ブロック912)。
複数の移動局100へタイミングアドバンス値を通信するための、BSS120による対応する動作及び方法が、いくつかの実施形態に係る図10〜図12のフローチャートに例示されている。
図10を参照すると、BSS120は、複数のMS100についてのタイミングアドバンス値を取得する(ブロック1000)。BSS120は、複数のMS100についての複数の移動局識別子及び対応するタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージを生成する(ブロック1002)。BSS120は、当該タイミングアドバンスメッセージを複数のMS100へ通信する(ブロック1004)。
上で説明したように、上記移動局識別子は、一時フローアイデンティティ値であってよく、上記タイミングアドバンスメッセージは、一時フローアイデンティティ値及びタイミングアドバンス値の関連付けられる複数のペアを含み得る。同じ分散タイミングアドバンスメッセージ内に含まれる一時フローアイデンティティ値及びタイミングアドバンス値の上記複数のペアの数は、同じアップリンク無線周波数チャネル上のアップリンク一時ブロックフローを割り当てられたMS100であって、少なくとも1つの共通タイムスロット上でダウンリンク制御メッセージをモニタリングする当該MS100の数に基づき得る。
図11に、MS100のうちの特定の1つが同じ分散タイミングアドバンスメッセージ内に含まれる様々なMSについての複数のタイミングアドバンス値の中から自身のタイミングアドバンス値を判定可能であるか、をBSS120が判定するために使用し得る1つのアプローチが示されている。BSS120は、GPRSアタッチプロセスの期間中に、MS100のうちの1つからメッセージを受信する(ブロック1100)。BSS120は、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからMS100のうちの上記1つがタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、上記メッセージが含むこと、を判定し(ブロック1102)、この判定に基づいて、MS100のうちの上記1つについての移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むように、分散タイミングアドバンスメッセージを生成する(ブロック1104)。
上で説明したように、MS100は、自らが同じ分散タイミングアドバンスメッセージ内に含まれる様々なMSについての複数のタイミングアドバンス値の中から自身のタイミングアドバンス値を判定可能であること、を示す値を、SGSN130へ送信されるルーティングエリア更新メッセージ及び/又はアップリンクメッセージに設定し得る。図12は、ここで開示されるタイミングアドバンスメッセージを使用するMS100のケイパビリティを判定するためにMSS120が使用し得る別のアプローチを例示している。図12を参照すると、BSS120は、SGSN130からメッセージを受信し(ブロック1200)、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからMS100のうちの1つがタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、当該メッセージが含むこと、を判定する(ブロック1202)。そして、BSS120は、MS100のうちの上記1つについての移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むように、分散タイミングアドバンスメッセージを生成する(ブロック1204)。
MS100からケイパビリティ情報を受信し、当該ケイパビリティ情報をBSS120へ転送するための、SGSN130による対応する動作及び方法が、いくつかの実施形態に従って図13に例示されている。複数のMS100へのBSS120によるタイミングアドバンス値の通信を制御するように、SGSN130を動作させる方法は、MS100からメッセージを受信すること(ブロック1300)、を含み得る。SGSN130は、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージからタイミングアドバンス値を判定するための定義されるケイパビリティをMS100が有することを示す値を、当該メッセージが含むこと、を判定する(ブロック1302)。SGSN130は、MS100が定義されるケイパビリティを有することを示す制御メッセージを、BSS120へ通信する(ブロック1304)。上で説明したように、MS100からの受信される上記メッセージは、ルーティングエリア更新メッセージを含み得る。代替的に又は追加的に、MS100からの受信される上記メッセージは、GPRSアタッチメッセージを含み得る。
本開示では発明概念の実施形態を例示するために3GPP(3rd Generation Partnership Project)からの専門用語が使用されるが、その専門用語は発明概念の範囲をそれらシステムのみに限定しないものとする。LTE(Long Term Evolution)、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、UWB(Ultra Mobile Broadband)、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)、GSM(Global System for Mobile Communications)などを含む他の無線システムもまた、ここで開示される本発明概念の実施形態を利用することから恩恵を受け得る。
また、基地局サブシステム(例えば、BSS、基地局、NodeB、eNodeB又は拡張NodeB)及び移動局(例えば、MS、無線端末、UE又はユーザ機器)といった専門用語は、非限定的に考慮すべきであり、それら2つの間の何らかの階層的な関係を示唆しないことに留意されたい。概して、基地局サブシステム(例えば、BSS)及び移動局(例えば、MS)は、ワイヤレス無線チャネル上で互いに通信するそれぞれ異なる通信デバイスの例であると見なされる。
図14は、いくつかの実施形態に係る、MS100、無線アクセスネットワーク(RAN)110、及びSGSN130を例示するブロック図である。MS100及びRAN110は、いくつかの実施形態に従って無線チャネル102上で通信するように構成される。移動局MS100は、アンテナアレイ1428とプロセッサ1420との間に連結される送受信器1426と、プロセッサ1420に連結されるユーザインタフェース1424と、プロセッサ1420に連結されるメモリ1422と、を含み得る。MS100は、表示デバイス、入力インタフェース(例えば、キーボード、タッチ反応式ディスプレイ、キーパッド、音声認識など)、及びスピーカをも含み得る。プロセッサ1420は、共設され(例えば、同じ回路パッケージ内にあり、同じバックプレーンへ接続され、同じコンピュータ筐体内に収納される、など)、又は1つ以上のデータネットワークをまたいで分散され得る、汎用プロセッサ及び/又は特殊目的プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサ)といった1つ以上の命令実行回路を含み得る。プロセッサ1420は、ここでMSにより実行されるものとして説明した動作及び方法の少なくともいくつかを実行するために、コンピュータ読取可能な媒体として以下で説明されるメモリ1422からのコンピュータプログラム命令群を実行するように構成される。
RAN110は、BSS120及びBS122を含み得る。BSS120及びBS122は、RAN110内のハードウェアリソースを共有するものとして例示されているが、実際には、それらは、典型的には、通信可能に共にネットワーク化される(別個のハードウェアリソースを伴う)物理的には別個のデバイスであるであろう。RAN110は、アンテナアレイ1408とプロセッサ1400との間に連結される送受信器1406と、プロセッサ1400に連結されるメモリ1402と、プロセッサ1400に連結されるネットワークインタフェース1404と、を含み得る。RAN110は、表示デバイス、入力インタフェース(例えば、キーボード、タッチ反応式ディスプレイ、キーパッド、音声認識など)、及びスピーカをも含み得る。プロセッサ1400は、共設され(例えば、同じ回路パッケージ内にあり、同じバックプレーンへ接続され、同じコンピュータ筐体内に収納される、など)、又は1つ以上のデータネットワークをまたいで分散され得る、汎用プロセッサ及び/又は特殊目的プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサ)といった1つ以上の命令実行回路を含み得る。プロセッサ1400は、ここでBSS120及び/又はBS122により実行されるものとして説明した動作及び方法の少なくともいくつかを実行するために、コンピュータ読取可能な媒体として以下で説明されるメモリ1402からのコンピュータプログラム命令群を実行するように構成される。
SGSN130は、(RAN110のネットワークインタフェース1404と通信する)ネットワークインタフェース1414と、メモリ1412と、表示デバイス、入力インタフェース(例えば、キーボード、タッチ反応式ディスプレイ、キーパッド、音声認識など)、及びスピーカを含み得るユーザインタフェース1416と、を含み得る。これらは、プロセッサ1410にまとめて連結される。プロセッサ1410は、共設され(例えば、同じ回路パッケージ内にあり、同じバックプレーンへ接続され、同じコンピュータ筐体内に収納される、など)、又は1つ以上のデータネットワークをまたいで分散され得る、汎用プロセッサ及び/又は特殊目的プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ及び/又はデジタル信号プロセッサ)といった1つ以上の命令実行回路を含み得る。プロセッサ1410は、ここでSGSN130 122により実行されるものとして説明した動作及び方法の少なくともいくつかを実行するために、コンピュータ読取可能な媒体として以下で説明されるメモリ1412からのコンピュータプログラム命令群を実行するように構成される。
[略語]
読者の参照の容易さのために、本開示において使用される略語の一覧が以下に提供される。
3GPP Third Generation Partnership Project
BSC Base Station Controller
BSS Base Station Subsystem
eNodeB E-UTRAN NodeB
GPRS General Packet Radio Service
IE Information Element
LLC Logical Link Control
MS Mobile Station
PACCH Packet Associated Control Channel
PDU Packet Data Unit
PS Packet Switched
PUAN Packet Uplink Ack/Nack
RLC Radio Link Control
SGSN Serving GPRS Support Node
SGW Serving Gateway
TA Timing Advance
TBF Temporary Block Flow
UE User Equipment
[さらなる定義及び実施形態]
本開示の多様な実施形態の上の説明において、理解されるべきこととして、そこで使用される専門用語は、単に特定の実施形態の説明の目的のためのものであって、本発明の限定を意図したものではない。特段の定義が無ければ、ここで使用されている(技術的用語及び学術的用語を含む)全ての用語は、本開示が属する分野における当業者により共通的に理解されるものと同じ意味を有する。さらに、一般に使用される辞書において定義されるような用語は、本明細書及び関連技術の文脈における意味と整合する意味を有するものとして解釈されるべきであって、ここで文字通り定義される理想化され又は過度に型通りの意味で解釈されないことが理解されるであろう。
あるエレメントが別のエレメントに「接続され(connected)」、「連結され(coupled)」、「応じる(responsive)」又はその派生語として言及される場合、それは当該別のエレメントに直接接続され、連結され、若しくは応じることができ、又は介在するエレメントが存在してもよい。対照的に、あるエレメントが別のエレメントに「直接接続され(directly connected)」、「直接連結され(directly coupled)」、「直接応じる(directly responsive)」又はその派生語として言及される場合、介在するエレメントは存在しない。同様の番号は、全体を通じて同様のエレメントを指す。さらに、ここで使用されるところでは、「連結される」、「接続される」、「応じる」又はその派生語は、無線で連結され、接続され、又は応じることを含み得る。ここで使用されるところでは、単数形の「a」、「an」及び「the」は、そうではないことを文脈が明確に示さない限り、複数形も同様に含むことが意図される。周知の機能又は構造は、簡潔さ及び/又は明確さのために詳細には説明されないことがあり得る。「及び/又は」という用語は、関連付けられる列挙された事項のうちの1つ以上のありとあらゆる組み合わせを含む。
ここで使用されるところでは、「備える/含む(comprise、comprising、comprises)」、「含む(include、including、includes)」、「有する(have、has、having)」又はそれらの派生語といった用語は、オープンエンド(open-ended)であり、1つ以上の記載された特徴、整数、エレメント、ステップ、コンポーネント又は機能を含むが、1つ以上の他の特徴、整数、エレメント、ステップ、コンポーネント、機能又はこれらの集合の存在又は追加を排除しない。さらに、ここで使用されるところでは、ラテン語のフレーズ「exempli gratia」に由来する「e.g.(例えば)」という共通的な省略形は、その前に言及された事項の一般的な1つ又は複数の例を紹介し又は特定するために用いられ、そのような事項を限定することは意図されない。ラテン語のフレーズ「id est」に由来する共通的な省略形「i.e.(即ち)」は、より一般的な記述から個別の事項を特定するために用いられ得る。
例示的な実施形態は、コンピュータにより実装される方法、装置(システム及び/若しくはデバイス)並びに/又はコンピュータプログラムプロダクトのブロック図及び/又はフローチャートによる例示を参照しつつ、ここで説明されている。ブロック図及び/又はフローチャートの説明のうちの1つのブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャートの説明における複数のブロックの組み合わせは、1つ以上のコンピュータ回路によって実行されるコンピュータプログラム命令によって実装され得ることが理解される。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ回路、特殊目的コンピュータ回路、及び/又はマシンを産み出すための他のプログラマブルデータ処理回路、のプロセッサ回路に提供されてもよく、それによって、コンピュータ及び/又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサを介して実行される当該命令は、そのような回路内のトランジスタ、メモリロケーションに記憶される値、及び他のハードウェアコンポーネントを変形し及び制御して、ブロック図及び/又はフローチャートの1つ又は複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装し、それによって、当該ブロック図及び/又はフローチャートのブロックにおいて特定される当該機能/動作を実装するための手段(機能性)及び/又は構造を生成し得る。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置に特定の手法で機能するように指示することができる有形のコンピュータ読取可能な媒体に記憶されてもよく、それによって、当該コンピュータ読取可能な媒体に記憶される当該命令は、ブロック図及び/又はフローチャートの1つ又は複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装する命令を含む製品を産み出す。
有形の非一時的なコンピュータ読取可能な媒体は、電子的な、磁気的な、光学的な、電磁気的な、若しくは半導体のデータストレージシステム、装置、又はデバイスを含み得る。コンピュータ読取可能な媒体のより具体的な例は、以下を含むであろう:ポータブルコンピュータディスケット、RAM(random access memory)回路、ROM(read-only memory)回路、EPROM(erasable programmable read-only memory)又はフラッシュメモリ回路、ポータブルCD−ROM(compact disc read-only memory)、及びポータブルDVD(digital video disc)ROM/BlueRay。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータ及び/又は他のプログラマブルデータ処理装置にロードされ、一連の動作ステップが当該コンピュータ及び/又は他のプログラマブル装置上で実行されて、コンピュータ実装される処理を生成し、それによって、当該コンピュータ又は他のプログラマブル装置上で実行される上記命令は、ブロック図及び/又はフローチャートの1つ又は複数のブロックにおいて特定される機能/動作を実装するためのステップを提供する。従って、本開示の実施形態を、ハードウェア及び/又はソフトウェア(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)で具現化することができ、それらは「回路」、「モジュール」又はそれらの派生語で包括的に言及され得る、デジタル信号プロセッサといったプロセッサ上で稼働する。
幾つかの代替的な実装において、ブロック内に記述される機能/動作はフローチャートにおいて記述される順序とは異なる順序で発生し得ることにも留意すべきである。例えば、連続して示される2つのブロックは、実際には、実質的に同時に実行されてもよく、又は、これらのブロックは、関与する機能/動作に依存して、逆の順序で実行されることがあってもよい。さらに、フローチャート及び/又はブロック図の所与のブロックの機能性は、複数のブロックに分けられてもよく、並びに/又は、フローチャート及び/若しくはブロック図の2つ以上のブロックの機能性は、少なくとも部分的に統合されてもよい。最後に、例示されるブロック間に他のブロックが追加され/挿入されてもよい。さらに、図のうちのいくつかは、通信の主な方向を示すために通信パス上に矢印を含むが、図示される矢印とは反対の方向において通信が生じ得ることが理解されるべきである。
上の説明及び図面との関係において、多くの異なる実施形態をここで開示した。それら実施形態のあらゆる組合せ及び副次的な組合せを文字通り説明し例示することは、過度に反復的で分かりにくくなることが理解されるであろう。そのため、本明細書は、図面を含めて、実施形態の多様な例示的な組合せ及び副次的な組合せと、それらを活用するやり方及び処理との、完全な書面での説明を構成するものと解釈されるべきであって、任意のそうした組合せ及び副次的な組合せについての請求項を裏付けるものとする。
本発明の原理から実質的に逸脱することなく、多くの変形及び修正が上記実施形態になされることができる。そのような変形及び修正の全ては、ここでは本発明の範囲内に含まれることが意図される。

Claims (18)

  1. パケット転送モードで移動局(100)を動作させる方法であって、
    基地局(122)から、前記移動局(100)へアップリンクTBFを割り当てる一時ブロックフロー(TBF)割り当てメッセージを受信すること(900)と、
    アップリンクキュー内で利用可能なデータパケットを、前記アップリンクTBFを用いて前記基地局(122)へ送信すること(902)と、
    ダウンリンクのパケット関連制御チャネルを、分散タイミングアドバンスメッセージの到来についてモニタリングすること(904)と、
    複数の移動局識別子及び前記複数の移動局識別子にそれぞれ関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージを、基地局(122)からダウンリンクの前記パケット関連制御チャネル上で受信すること(500)と、
    前記アップリンクキュー内で新たなデータパケットが利用可能であると判定すること(908)と、
    前記移動局(100)に対応するものとして、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージ内で受信された前記移動局識別子のうちの1つを識別すること(502)と、
    前記移動局識別子のうちの前記識別された1つに関連付けられる前記タイミングアドバンス値を、前記基地局(122)への前記新たなデータパケットの送信のための使用のために判定すること(504)と、
    前記送信のための判定された前記タイミングアドバンス値に応じて、前記基地局(122)へのアップリンク送信のタイミングを調整すること(506)と、
    前記アップリンクTBFと前記新たなデータパケットの送信のために判定された前記タイミングアドバンス値とを用いて、前記基地局(122)へ前記新たなパケットを送信すること(912)と、
    を含む方法。
  2. 前記移動局識別子は、一時フローアイデンティティ値であり、
    前記分散タイミングアドバンスメッセージは、一時フローアイデンティティ値及びタイミングアドバンス値の関連付けられる複数のペアを含む、
    請求項1の方法。
  3. 複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)が前記移動局(100)のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、ルーティングエリア更新メッセージ内に設定すること(600)と、
    前記基地局(122)を介してサービングGPRSサポートノード(130)へ前記ルーティングエリア更新メッセージを送信すること(602)と、
    をさらに含む、請求項1〜2のいずれかの方法。
  4. 複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)が前記移動局(100)のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、アップリンクメッセージ内に設定すること(700)と、
    前記基地局(122)を介してサービングGPRSサポートノード(130)へ、GPRSアタッチプロセスの期間中に前記アップリンクメッセージを送信すること(702)と、
    をさらに含む、請求項1〜3のいずれかの方法。
  5. 複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)が前記移動局(100)のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、アップリンクメッセージ内に設定すること(800)と、
    前記基地局(122)を介して基地局サブシステム(122)へ、アップリンクパケット転送プロセスの期間中に前記アップリンクメッセージを送信すること(802)と、
    をさらに含む、請求項1〜4のいずれかの方法。
  6. 少なくとも1つのプロセッサ(1420)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)へ連結され、少なくとも1つのメモリ(1422)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコードを含む当該少なくとも1つのメモリ(1422)と、
    を備える移動局(100)であって、
    前記コンピュータ読取可能なプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)に、
    基地局(122)から、前記移動局(100)へアップリンクTBFを割り当てる一時ブロックフロー(TBF)割り当てメッセージを受信すること(900)と、
    アップリンクキュー内で利用可能なデータパケットを、前記アップリンクTBFを用いて前記基地局(122)へ送信すること(902)と、
    ダウンリンクのパケット関連制御チャネルを、分散タイミングアドバンスメッセージの到来についてモニタリングすること(904)と、
    複数の移動局識別子及び前記複数の移動局識別子にそれぞれ関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージを、基地局(122)からダウンリンクの前記パケット関連制御チャネル上で受信すること(500)と、
    前記アップリンクキュー内で新たなデータパケットが利用可能であると判定すること(908)と、
    前記移動局(100)に対応するものとして、複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージ内で受信された前記移動局識別子のうちの1つを識別すること(502)と、
    前記移動局識別子のうちの前記識別された1つに関連付けられる前記タイミングアドバンス値を、前記基地局(122)への前記新たなデータパケットの送信のための使用のために判定すること(504)と、
    前記送信のための判定された前記タイミングアドバンス値に応じて、前記基地局(122)へのアップリンク送信のタイミングを調整すること(506)と、
    前記アップリンクTBFと前記新たなデータパケットの送信のために判定された前記タイミングアドバンス値とを用いて、前記基地局(122)へ前記新たなパケットを送信すること(912)と、
    を含む動作を実行させる、移動局。
  7. 前記移動局識別子は、一時フローアイデンティティ値であり、
    前記分散タイミングアドバンスメッセージは、一時フローアイデンティティ値及びタイミングアドバンス値の関連付けられる複数のペアを含む、
    請求項6の移動局(100)。
  8. 前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)に、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)が前記移動局(100)のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、ルーティングエリア更新メッセージ内に設定すること(600)と、
    前記基地局(122)を介してサービングGPRSサポートノード(130)へ前記ルーティングエリア更新メッセージを送信すること(602)と、
    を含む動作を実行させる、前記少なくとも1つのメモリ(1422)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコード、をさらに含む、請求項6〜7のいずれかの移動局(100)。
  9. 前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)に、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)が前記移動局(100)のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、アップリンクメッセージ内に設定すること(700)と、
    前記基地局(122)を介してサービングGPRSサポートノード(130)へ、GPRSアタッチプロセスの期間中に前記アップリンクメッセージを送信すること(702)と、
    を含む動作を実行させる、前記少なくとも1つのメモリ(1422)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコード、をさらに含む、請求項6〜8のいずれかの移動局(100)。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)に、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)が前記移動局(100)のためのタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、アップリンクメッセージ内に設定すること(800)と、
    前記基地局(122)を介して基地局サブシステム(120)へ、アップリンクパケット転送プロセスの期間中に前記アップリンクメッセージを送信すること(802)と、
    を含む動作を実行させる、前記少なくとも1つのメモリ(1422)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコード、をさらに含む、請求項6〜9のいずれかの移動局(100)。
  11. 複数の移動局(100)へタイミングアドバンス値を通信するために基地局サブシステム(120)を動作させる方法であって、
    前記複数の移動局(100)についてのタイミングアドバンス値を取得すること(1000)と、
    前記複数の移動局(100)についての複数の移動局識別子及び前記複数の移動局識別子にそれぞれ関連付けられる前記タイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージを生成すること(1002)と、前記移動局識別子は、一時フローアイデンティティ値であることと、
    前記分散タイミングアドバンスメッセージを、ダウンリンクのパケット関連制御チャネル上で前記複数の移動局(100)へ通信すること(1004)と、
    を含む方法。
  12. 前記一時フローアイデンティティ値及び前記タイミングアドバンス値のペアの数は、同じアップリンク無線周波数チャネル上のアップリンク一時ブロックフローを割り当てられた前記移動局(100)であって、少なくとも1つの共通タイムスロット上でダウンリンク制御メッセージをモニタリングする当該移動局(100)の数に基づく、
    請求項11の方法。
  13. GPRSアタッチプロセスの期間中に、前記移動局(100)のうちの1つからメッセージを受信すること(1100)と、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)のうちの前記1つがタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、前記メッセージが含むこと、を判定すること(1102)と、
    当該判定に基づいて、前記移動局(100)のうちの前記1つについての移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むように、前記分散タイミングアドバンスメッセージを生成すること(1104)と、
    をさらに含む、請求項11の方法。
  14. サービングGPRSサポートノード(130)からメッセージを受信すること(1200)と、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)のうちの1つがタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、前記メッセージが含むこと、を判定すること(1202)と、
    当該判定に基づいて、前記移動局(100)のうちの前記1つについての移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むように、前記分散タイミングアドバンスメッセージを生成すること(1204)と、
    をさらに含む、請求項11の方法。
  15. 少なくとも1つのプロセッサ(1400)と、
    前記少なくとも1つのプロセッサ(1400)へ連結され、少なくとも1つのメモリ(1402)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコードを含む当該少なくとも1つのメモリ(1402)と、
    を備える基地局サブシステム(120)であって、
    前記コンピュータ読取可能なプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1420)に、
    複数の移動局(100)についてのタイミングアドバンス値を取得すること(1000)と、
    前記複数の移動局(100)についての一時フローアイデンティティ値である複数の移動局識別子及び前記複数の移動局識別子にそれぞれ関連付けられる前記タイミングアドバンス値を含む分散タイミングアドバンスメッセージを生成すること(1002)と、
    前記分散タイミングアドバンスメッセージを、ダウンリンクのパケット関連制御チャネル上で前記複数の移動局(100)へ通信すること(1004)と、
    を含む動作を実行させる、基地局サブシステム。
  16. 前記一時フローアイデンティティ値及び前記タイミングアドバンス値のペアの数は、同じアップリンク無線周波数チャネル上のアップリンク一時ブロックフローを割り当てられた前記移動局(100)であって、少なくとも1つの共通タイムスロット上でダウンリンク制御メッセージをモニタリングする当該移動局(100)の数に基づく、
    請求項15の基地局サブシステム(120)。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサ(1400)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1400)に、
    GPRSアタッチプロセスの期間中に、前記移動局(100)のうちの1つからメッセージを受信すること(1100)と、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)のうちの前記1つがタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、前記メッセージが含むこと、を判定すること(1102)と、
    当該判定に基づいて、前記移動局(100)のうちの前記1つについての移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むように、前記分散タイミングアドバンスメッセージを生成すること(1104)と、
    を含む動作を実行させる、前記少なくとも1つのメモリ(1402)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコード、をさらに含む、請求項15の基地局サブシステム(120)。
  18. 前記少なくとも1つのプロセッサ(1400)により実行された場合に、前記少なくとも1つのプロセッサ(1400)に、
    サービングGPRSサポートノード(130)からメッセージを受信すること(1200)と、
    複数の移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含む前記分散タイミングアドバンスメッセージから前記移動局(100)のうちの1つがタイミングアドバンス値を判定することが可能であることを示す値を、前記メッセージが含むこと、を判定すること(1202)と、
    当該判定に基づいて、前記移動局(100)のうちの前記1つについての移動局識別子及び関連付けられるタイミングアドバンス値を含むように、前記分散タイミングアドバンスメッセージを生成すること(1204)と、
    を含む動作を実行させる、前記少なくとも1つのメモリ(1402)において具現化されるコンピュータ読取可能なプログラムコード、をさらに含む、請求項15の基地局サブシステム(120)。
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