JP6161378B2 - 地上振動試験及びウェイト・アンド・バランス測定のためのシステム及び方法 - Google Patents

地上振動試験及びウェイト・アンド・バランス測定のためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本開示は、概して測定システムに関するものであり、より具体的には、航空機のウェイト・アンド・バランスを決定するためのシステム及び方法に関するものである。
航空機の振動特性を判定し、通常の作動状況下で航空機にフラッターがないことを確認するために、航空機の地上振動試験が実行される。地上振動試験中に、航空機に励起インプット(たとえば、振動)を提供するために、動電型加振機が航空機に結合される。励起インプットへの航空機の動的応答は、航空機の種々の場所に装着されるセンサー(たとえば、加速度計)を使用して測定される。動的応答は、航空機の振動数および減衰特性を決定するため航空機の構造的な動的解析と比較される。比較の結果は、構造的な動的解析モデルを検証し及び/又は改良するために使用される。
航空機の就航に先立って、航空機認証のために航空機の重量を決定する必要もある。また、認証目的で航空機の重心の場所を決定する必要もある。航空機のウェイト・アンド・バランス(すなわち、重心の場所)の決定は、航空機の燃料消費、上昇率、及び可制御性特性を含むが、これらに限定されない航空機の作動特性を決定するためにも必要である。
従来の慣習では、地上振動試験の実行に先立って、航空機のウェイト・アンド・バランスが決定される。一つの方法において、航空機の着陸装置を傾斜面でスケールへロールアップし、各着陸装置で読み出される重量を記録し、次いで航空機をスケールからロールオフして傾斜面に戻すことにより、ウェイト・アンド・バランスが決定される。残念ながら、航空機をスケールへロールアップして各スケールで重量を記録し、航空機をスケールからロールオフする工程には、時間がかかる。たとえば、大規模な民間航空機を傾斜面で一組のスケールへロールアップし、各スケールでの重量測定を記録し、次いで航空機をスケールからロールオフして傾斜面に戻す工程には、最大で12時間以上かかる。さらに、航空機をロールアップし傾斜面に下ろす工程は、航空機へある程度の損害リスクをもたらす。さらに、通常は、ウェイト・アンド・バランスの実行が完了するまで民間航空機の製造が完了したとは見なされていないので、航空機の従来のウェイト・アンド・バランス解析を実行するために必要とされる時間の長さが製造時間に追加されてしまう。
理解されるように、短縮された時間で航空機のウェイト・アンド・バランスを実行するシステム及び方法についての技術が必要とされる。さらに、航空機へのある程度の損害リスクを最小限にする航空機のウェイト・アンド・バランスを実行するシステム及び方法についての技術が必要とされる。
航空機のウェイト・アンド・バランスの実行に関連付けられた一又は複数の上述の必要性が、支持面に装着される複数の持ち上げ機構を使用して航空機を持ち上げるための装置を提供する本開示によって、具体的に記載される。各持ち上げ機構は、航空機を持ち上げるための航空機のコンポーネントに押し上げ力を与えるように構成される。装置は、持ち上げ機構に装着されるように構成されるビーム構造を含む。また、装置は、ビーム構造から掛かる持ち上げビームを含む。測定装置は、持ち上げビームに装着され、航空機が支持面から持ち上げられるときに航空機の重量を決定するために、コンポーネントに関連付けられたジャッキ点を係合させるように構成される。
さらなる実施形態では、地上振動試験のために航空機を支持する装置が開示される。装置は、支持面で支持される複数の圧力キャニスターを備える。また、装置は、一対の吊りビームを備える。各吊りビームは、一対の圧力キャニスター間を延在する。吊りボルトは、吊りビームの各々から下へ向かって延在する。また、装置は、一対の吊りボルトに結合される対向する端部を有する持ち上げビームを含む。圧縮荷重計は、持ち上げビームに装着され、持ち上げビームと着陸装置のジャッキ点との間に差し込まれる。航空機が支持面から持ち上げられるときには、荷重計は航空機の重量表示を提供するように構成される。
また、航空機の地上振動試験の方法が開示される。方法は、航空機を複数の測定装置に係合させるステップを含む。測定装置の各々は、航空機のジャッキ点に係合する少なくとも一つの持ち上げ機構に結合される。方法は、持ち上げ機構を使用して航空機を支持面から持ち上げること、及び測定装置のアウトプットに基づき航空機の重量を決定することをさらに含む。方法は、航空機の地上振動試験を実行することをさらに含む。
特徴、機能および利点は、本開示のさまざまな実施形態において独立して達成可能であり、または、以下の説明および図面を参照してさらなる詳細が理解可能であるさらに他の実施形態において組み合わされてもよい。
本発明の開示のこれらの特徴及び他の特徴は、全体を通して類似の要素に類似の番号が与えられる図面を参照すれば、より明らかになるだろう。
航空機の各着陸装置に結合される持ち上げ装置を備える航空機の側面図である。 航空機及び各着陸装置に配置される持ち上げ装置の正面図である。 持ち上げ装置が航空機のウェイト・アンド・バランスを決定するためのコンピュータに結合された重量測定装置を含むとする、主要着陸装置及び機首着陸装置での持ち上げ装置の実施形態の透視図である。 持ち上げ装置及び一対の吊りボルトにより掛かる持ち上げビームの実施形態の透視図である。 吊りボルトの長さを調節するためのねじ切りされたスリーブを有し、吊りボルトの軸荷重を測定するための歪み測定装置をさらに含む吊りボルトの部分の拡大図である。 航空機のジャッキ点を係合するためのベアリングブロックを有する持ち上げビームの実施形態の透視図である。 ベアリングブロック、及びジャッキ結合金具とベアリングブロックとの間に配置される圧縮荷重計の実施形態の分解斜視図である。 組み立てられた状態でのベアリングブロック、荷重計及びジャッキ結合金具の透視図である。 地上位置における機首着陸装置の正面図である。 持ち上げられた位置における機首着陸装置の正面図である。 航空機のウェイト・アンド・バランスの決定方法に含まれる一又は複数の動作を示すフローチャートである。
ここで本開示の好適な実施形態及び種々の実施形態を示すための図面を参照すると、図1には、航空機10を持ち上げるための航空機10の着陸装置40、42を取り囲む一又は複数の装置70を備える航空機10の側面図が示される。航空機10は、縦軸22、横軸24、及び垂直軸26を含み、各軸22、24、26が互いに対して直角に方向付けられる基準座標系20について規定される。縦軸22は、航空機10の前方端部14と後方端部16との間を延在する。基準座標系20は、航空機10の重心60の場所を確立するための基準として使用される任意のデータ点18と一致する。
航空機10は、前方端部14の機首から後方端部16の尾部32まで延在する胴体12を含む。尾部32は、航空機10の方向制御のための垂直安定板36及び/又は水平安定板34などの一又は複数の尾翼面を含む。航空機10は、一対の翼28及び一又は複数の推進ユニットをさらに含むことができる。航空機10は、たとえば作業場や空港の駐機場などの支持面64で着陸装置40、42により支持される。図1において、航空機10は、二つの主要着陸装置42及び機首着陸装置40を備える三輪式着陸装置により支持される。しかしながら、ここで開示される装置70は、任意の着陸装置構成を有する航空機10で実施することができる。
本開示の装置70は図1で示される航空機10などの固定翼旅客機の文脈で述べられているが、装置70は、ウェイト・アンド・バランスを実行するために及び/又は任意の構成の航空機での地上振動試験を行うために実施可能であるということにも注目すべきである。この点で、装置70は、限定はしないが、任意の民間航空機、商用航空機又は軍事機、若しくは回転翼航空機を含む任意の構成の固定翼航空機10及び任意の回転翼航空機のウェイト・アンド・バランスを実行しかつ地上振動試験を行うために実施可能である。さらに、装置70は、任意の乗物構造又は非乗物構造を含む任意の種類の構造のウェイト・アンド・バランスを実行し及び/又は振動試験を行うために実行することができ、航空機又は回転翼航空機での使用に限定されない。
図1及び図2では、着陸装置40、42などの航空機10のコンポーネントが装置70の一つにより持ち上げられる。各装置70は、複数の持ち上げ機構74を備えることができる。持ち上げ機構74は、各着陸装置40、42の周りに配置され、構築され、又は組み立てられる。示される実施形態では、主要着陸装置42の各々が、主要着陸装置42の周囲で直交するパターン又は左右対称なパターンで配置される四つの持ち上げ機構74を有する。同様に、機首着陸装置40は、機首着陸装置40の周囲で直交するパターンで配置される四つの持ち上げ機構74を有する。以下でより詳細に述べられるように、各装置70は、航空機10が持ち上げ機構74により支持面64(たとえば、作業場)から持ち上げられるときに、航空機10の重量部分の表示を提供するように構成される少なくとも一つの測定装置178をさらに含むことができる。
図3を参照すると、図1及び図2で示される航空機10の二つの主要着陸装置42の各々及び一つの機首着陸装置40での装置70を含む三つの装置70の配置が示される。各装置70は、持ち上げ機構74に装着できる又はそうでなければ持ち上げ機構74により支持されるビーム構造100を含む。一つの実施形態では、各装置70は、図1及び図2に示されるように、各ビーム構造100が着陸装置を取り囲むように大きさと構成が決められる。一つの実施形態では、各持ち上げ機構74は、圧力キャニスター76として構成することができる。各着陸装置40、42の場所での圧力キャニスター76は、航空機10を支持面64から持ち上げるための航空機10のコンポーネント38(たとえば、着陸装置40、42)(図2)に押し上げ力90(図10)を与えるように構成することができる。各圧力キャニスター76は、たとえば作業場、空港駐機場、又は他の支持面64などの支持面64により支持される。各着陸装置40、42が周囲に装着される四つの圧力キャニスター76を有するとして示されるが、任意の数の圧力キャニスター76は、各着陸装置40、42で提供されてもよい。
さらに、各装置70は航空機10を支持面64から持ち上げるための着陸装置40、42を取り囲むとして図3に示されているが、装置70は、航空機10の他の場所で代わりのコンポーネントを係合させるように構成することができる。たとえば、装置70は、胴体12(図1)の下側、翼28(図1)の下側、又は航空機10の他の場所に配置されるジャッキ点54(図9)を係合させるように構成することができる。一つの実施形態では、各圧力キャニスター76は、一又は複数のベロー78のスタックが最上部に設けられた円筒を有することができる。ベロー78は、しぼんだ位置82(図9)から膨らんだ位置84(図10)まで圧力キャニスター76を膨張させるように、加圧空気(図示せず)などの加圧流体で満たされる。しかしながら、圧力キャニスター76は、たとえば水、ガス、油圧油、又はベロー78を膨張させ、圧力キャニスター76に押し上げ力90(図10)を与える任意の他の種類の流体など、任意の種類の流体(図示せず)で満たされるように構成されてもよい。図3には示されないが、各圧力キャニスター76は、流体管(図示せず)により所定量の流体(図示せず)を各圧力キャニスター76に提供するための制御システム(図示せず)により規制することができる。
図3では、各装置70は、装置70の持ち上げビーム140に装着される測定装置178を備えることができる。各測定装置178は、着陸装置40、42(図1)で航空機10(図1)の重量部分を測定するように構成することができる。一つの実施形態では、各測定装置178は、着陸装置40、42の持ち上げビーム140とジャッキ点54(図1)との間に配置される。測定装置178の各々は、各測定装置178のアウトプットを記憶し、処理し、及び/又は表示するためのコンピュータ220に通信可能に結合される。以下でより詳細に述べられるように、コンピュータ220は、測定装置178のアウトプットを処理し、航空機10の全重量及び重心60(図1)を決定することができる。
図4では、航空機10(図1)の機首着陸装置40(図1)を取り囲む装置70の一つが示される。装置70は、持ち上げ機構74に装着できる又は持ち上げ機構74により支持されるビーム構造100を含む。示される実施形態では、ビーム構造100は、互いに間隔を置いて配置される一対の概して平行な吊りビーム102を備えることができる。各吊りビーム102は、一対の圧力キャニスター76間を延在する。一つの実施形態では、各吊りビーム102の端部104は、圧力キャニスター76の一つの上面80に装着される。各吊りビーム102はIビーム断面形状を有し、航空機10の重量下で屈曲に耐える比較的固く強度の強い構造部材を提供する。しかしながら、吊りビーム102は、航空機10の重量を支持するための様々な異なる断面形状のうちの任意の一つで提供することができる。
一対の吊りビーム102は、ラックビーム108により横運動に対して安定化する。ラックビーム108は、図示されるように、吊りビーム102の端部などで吊りビーム102に結合される。ラックビーム108は、吊りビーム102間の間隔を維持し、剛性及び剛度をビーム構造100に提供することができる。また、ラックビーム108は、航空機10の重量下で吊りビーム102の部分的なねじれを防ぐことができる。ラックビーム108は、吊りビーム102に機械的に結合され、装置70の組み立て及び分解を可能にする。しかしながら、ラックビーム108は、溶接又は他の手段などの任意の方法により吊りビーム102に固定されてもよい。
図4において、各吊りビーム102は、上端部122を有する吊りボルト120を含む。一つの実施形態では、各吊りボルト120は、吊りボルト120を旋回可能に支持するための吊りボルト120の上端部122でパック126を備えることができる。各吊りボルト120の上端部122は、吊りビーム102のサイズの大きい穴(図示せず)を介して延在し、吊りボルト120をパック126に対して旋回させることができる。吊りボルト120の各々は、吊りボルト120の下端部124で持ち上げビーム140に結合される。この方法では、有利には、持ち上げビーム140は、吊りビーム102から掛かり、以下で述べるように、航空機10が支持面64(図1)から持ち上げられるときに、持ち上げビーム140の僅かな横運動を可能にする。示される実施形態では、各持ち上げビーム140が着陸装置40、42の車輪間を延在するように、各吊りボルト120は、吊りビーム102のおよそ中間点106で吊りビーム102に結合される。この方法において、各持ち上げビーム140は、図9で示されるように、着陸装置40、42の並んだ一対の車輪44の間で前後方向に方向付けられる。そのような位置では、持ち上げビーム140は、以下で述べるように、着陸装置40、42のジャッキ点54(図1)より下に一般的に位置付けられる。
図5を参照すると、一つの実施形態において、各吊りボルト120は、ねじ切りされたスリーブ134により結合される上ボルト部分130及び下ボルト部分132により形成される。ねじ切りされたスリーブ134の回転が吊りボルト120の長さを調節するための手段を提供するように、上ボルト部分130及び下ボルト部分132並びにねじ切りされたスリーブ134が構成される。一つの実施形態では、ねじ切りされたスリーブ134は、レンチ(図示せず)などのツールによる係合用のフラットなどの外部特性(図示せず)を含み、吊りボルト120の長さを変更するためのねじ切りされたスリーブ134の手動の回転を促進することができる。吊りボルト120の長さは、持ち上げビーム140(図3)の方向付け又は傾斜角を調節するための手段として調節される。たとえば、航空機10が支持面64(図1)から持ち上げられるときに、持ち上げビーム140が実質的に水平に方向付けられるように、吊りボルト120の長さは調節される。別の方法では、航空機10のウェイト・アンド・バランスの決定中に及び/又は航空機10の地上振動試験中に、航空機10(図1)が水平な飛行姿勢で方向付けられるように、一又は複数の吊りボルト120の長さが調節される。
さらなる実施形態では、一又は複数の吊りボルト120は、航空機の重量を測定してジャッキ点54(図1)で測定装置178(たとえば、荷重計180)の精度を検証するための重複する手段として、航空機10が支持面64(図1)から持ち上げられるときに、吊りボルト120(図3)の荷重を測定するための一又は複数の歪み測定装置128(図3)を含むことができる。一つの実施形態では、歪み測定装置128は、歪みゲージ、ピエゾ抵抗器、半導体ゲージ、光ファイバセンサー、容量歪みゲージ、又は吊りボルト120の歪みを測定するための任意の他の適する歪み測定装置128を備えることができる。一つの実施形態では、一又は複数の歪みゲージが調整され、次いで吊りボルト120に接合される。歪みゲージがコンピュータ220(図3)に通信可能に結合され、荷重に変換され測定装置178の重量(たとえば、荷重)測定と比較される歪み測定を提供する。
図6は、持ち上げビーム140に装着される測定装置178を有する持ち上げビーム140の透視図である。持ち上げビーム140は、対向する端部142を含む。各端部142は、吊りボルト120の一つと結合するように構成されるビーム端部結合金具146を含む。示される実施形態では、ビーム端部結合金具146の各々は、吊りボルト120(図5)の下端部124(図4)を受けるためのスロット148を含む。スロット148は、地上振動試験の精度及び/又はウェイト・アンド・バランス測定の精度を含む持ち上げビーム140のモーメント力の発達を防止できる吊りボルト120の旋回運動を促進することができる。一つの実施形態では、吊りビーム102(図4)に対する吊りボルト120の上端部122(図4)の取り付けで配置されるパック126(図4)に関して上述したものと同じ方法で、吊りボルト120の下端部124は、パック126によりビーム端部結合金具146に結合される。
図6は、持ち上げビーム140の上面に装着されるベアリングブロック160をさらに示す。持ち上げビーム140のおよそ中間点144に配置されるように示されているが、ベアリングブロック160は、持ち上げビーム140に沿って任意の位置に配置することができる。ベアリングブロック160は、測定装置178が着陸装置40、42(図1)で航空機10(図1)の重量測定を提供するような方法で、測定装置178を支持するように構成される。一つの実施形態では、装置70は、ジャッキ点54(図1)を着陸装置40、42に係合させるためのジャッキ結合金具200を含む。以下でより詳細に示されるように、航空機10が支持面64(図1)から持ち上げられるときに、測定装置178が圧縮状態で積み込まれるように、測定装置178は、ベアリングブロック160とジャッキ結合金具200との間に差し込まれる又は挟まれる。
図7では、ベアリングブロック160の分解斜視図が図示され、ベアリングブロック160の測定装置178及びジャッキ結合金具200との相互結合が示される。ベアリングブロック160は、ブロック中央部分164により相互結合される、対向するブロック端部162を備える。ブロック端部162はそれぞれ、持ち上げビーム140(図6)に対してベアリングブロック160を整列する又は位置付けるための一又は複数の下に向かって延びるタブ168又は突起部を含む。タブ168は、持ち上げビーム140の側面エッジに沿って下に向かって突起し、持ち上げビーム140に対するベアリングブロック160の横運動を防止することができる。しかしながら、ベアリングブロック160には、タブ168に限定されず、持ち上げビーム140のベアリングブロック160の位置付けを促進する任意の位置付け機構が提供されてもよい。
ブロック中央部分164が測定装置178により測定される荷重を支持するように、ブロック中央部分164は、端部162に対して厚みが増加している。一つの実施形態では、ブロック穴166が、ブロック中央部分164に形成される。ブロック穴166は、ジャッキ結合金具200を受けるように大きさと構成が決められる。ジャッキ結合金具200は、航空機10(図1)のジャッキ点54(図1)を係合させるように構成される。たとえば、ジャッキ結合金具200は、着陸装置40、42(図1)の支柱50で形成される支柱穴52(図9)に収まるように構成される。ジャッキ結合金具200は、一般的な円柱形状又は支柱穴52に収まる他の形状で提供されてもよい。ジャッキ結合金具200は、上面204及び下面206を有する。上面204は、航空機10が持ち上げられた位置88(図10)にあるときに支柱穴52の上面(図示せず)とベアリング接触する。ジャッキ結合金具200は、ジャッキ結合金具200の下面206から下に向かって延在するシャフト208を含む。シャフト208は、ベアリングブロック160に形成されるブロック穴166と補完的に大きさ及び構成が決められる。たとえば、シャフト208は、ブロック穴166の円柱壁にスライド可能に収まるように大きさを決めることができる。
図7及び図8には、ベアリングブロック160に結合される測定装置178の一つの実施形態が示される。測定装置178は、航空機10の重量下でジャッキ結合金具200の圧縮荷重を測定するための圧縮荷重計180として構成することができる。圧縮荷重計180は、貫通孔圧縮荷重計180として構成されてもよい。荷重計180の開口182は、ジャッキ結合金具200と補完的に大きさ及び構成が決められる。この点で、開口は、ジャッキ結合金具200のシャフト208の直径と補完的に大きさ及び構成が決められる内径184を有する。ジャッキ結合金具200の荷重が荷重計180の上面188全域で均一に分配されるように、荷重計180は、好適には、しかし選択的に、ジャッキ結合金具200の外径202と同じくらいの外径186をさらに含むことができる。この方法で、荷重計180の上面188及び下面190がジャッキ結合金具200とベアリングブロック160との間に挟まれ、航空機10(図1)が支持面64(図1)から持ち上げられるときに、かなり正確な重量測定を提供することができる。しかしながら、荷重計180は、航空機10のジャッキ点54に直接接触して(すなわち、着陸装置40、42と直接接触して)位置付けることができ、必ずしもジャッキ結合金具200と持ち上げビーム140(図6)との間に配置されるわけではない。
測定装置178は貫通孔圧縮荷重計180として図示され述べられているが、測定装置178は、様々な異なる実施形態の任意の一つで提供することができ、かつ荷重計180には限定されない。この点で、測定装置178は、歪み測定装置、ファイバー光学測定装置、圧力変換器、圧電装置、又は航空機10の重量を直接的に又は間接的に測定する他の装置として提供することができる。さらに、測定装置178は、ジャッキ結合金具200と持ち上げビーム140(図6)との間に挟まれることに限定されない。たとえば、測定装置178は、ベアリングブロック160に形成される凹部(図示せず)に位置付けられる非貫通孔荷重計(図示せず)を備えることができる。さらなる実施形態では、荷重計180が持ち上げビーム140で直接形成される凹部(図示せず)に位置付けられ、ベアリングブロック160が装置70(図4)から省略されてもよい。しかしながら、測定装置178は、航空機10(図1)が支持面64(図10)から持ち上げられるときに、持ち上げビーム140の重量測定を促進する任意の構成で提供することができる。
図9及び図10に加えて図11のフローチャートを参照すると、航空機10のウェイト・アンド・バランス解析の実行を含む、航空機10(図1)の地上振動試験の方法300が図11に示される。有利には、航空機10の地上振動試験と併せてウェイト・アンド・バランス解析を実行することにより、上述したように、底床型スケールの使用など通常の手段を使用してのウェイト・アンド・バランス実行に要する時間に対して、かなりの時間が節約できる。
図11の方法300のステップ302は、航空機10(図1)を複数の測定装置178(図9)に係合させることを含む。測定装置178の各々は、航空機10のジャッキ点54(図9)近くに配置される少なくとも一つの持ち上げ機構74(図9)に結合される。たとえば、図9は、ジャッキ点54を有する着陸装置40、42を取り囲む装置70の正面図である。着陸装置40、42が地上位置86で示されるが、そこでは、航空機10の重量が着陸装置40、42の車輪44により支持される。圧力キャニスター76は、しぼんだ位置82にあり、ジャッキ結合金具200は、航空機10の支柱50又は軸48の下で間隔を置いて位置付けられる。着陸装置支柱50は、支柱50の下端部又は着陸装置40、42の軸48に支柱穴52を含む。支柱穴52は、着陸装置40、42のためのジャッキ点54を含む。測定装置178は、図7〜8に示され上述されたように、ベアリングブロック160とジャッキ結合金具200との間に差し込まれる圧縮荷重計180を備える。装置70(図3)についての荷重計180の各々は、配線222(図3)又は無線などによりコンピュータ220(図3)に通信可能に結合される。コンピュータ220は、荷重計180のアウトプットを受信し、処理し、かつ記憶することができる。
図11の方法300のステップ304は、一又は複数の持ち上げ機構74(図10)を使用して、航空機10(図1)を支持面64(図9)から持ち上げられた位置88(図10)へ持ち上げることを含む。一つの実施形態では、持ち上げ機構74は、上述のように、圧力キャニスター76(図10)として構成することができる。圧力キャニスター76の各々は、流体管(図示せず)により各圧力キャニスター76に対して流体(空気、水、油など−図示せず)の量を規制することができる制御システム(図示せず)に結合される。しぼんだ位置82(図9)から始まり、制御システムは、膨張した位置84(図10)に対して圧力キャニスター76のベロー78(図9)を膨張させ、押し上げ力90(図10)が着陸装置40、42(図10)の各々に与えられる。図10では、ベロー78は、均一の方法で膨張し、航空機10は、水平かつ制御された方法で支持面64から持ち上げられる。
一つの実施形態では、航空機10(図1)の持ち上げに先立ち、吊りボルト120(図4)の長さが、上述されたねじ切りされたスリーブ134(図5)を使用して調節される。各ねじ切りされたスリーブ134は、上ボルト部分130と下ボルト部分132とを相互結合し(図5)、吊りボルト120の長さを調節して持ち上げビーム140(図6)の方向付けを調節するように調節可能である。たとえば、航空機10が支持面64(図10)から持ち上げられるときに、持ち上げビーム140が実質的に水平に方向付けられるように、及び/又は航空機10が水平飛行姿勢のような既定のピッチ姿勢で方向付けられるように、ねじ切りされたスリーブ134が調節される。
図11の方法300のステップ306は、航空機10が支持面64(たとえば、作業場、空港の駐機場、など)(図10)から持ち上げられるときに、ジャッキ点54(図10)の各々で重量測定を決定することを含む。たとえば、図10では、重量測定は、各主要着陸装置42に配置される圧縮荷重計180により提供される。同様に、重量測定は、機首着陸装置40(図10)に配置される圧縮荷重計180により提供される。一つの実施形態では、荷重計180の各々により提供される重量測定は、上述したように、吊りボルト120(図5)に選択的に適用される一又は複数の歪みゲージ128(図5)を測定することにより検証又は検査される。吊りボルト120の歪み測定は、歪み測定に吊りボルト120が形成される材料の弾性係数を掛け合わせることにより、応力に変換される。応力に歪みゲージ128の場所での吊りボルト120の断面領域を掛け合わせることにより、応力は荷重に変換できる。次いで、測定の精度を検証するために、持ち上げビーム140(図6)の各端部142(図6)で吊りボルト120の複合荷重が荷重計180により示される重量測定と比較される。航空機10の総重量が、着陸装置40、42の各々で荷重計180により記録される重量測定を合計することにより、決定される。
コンピュータ220は、各着陸装置40、42(図1)で荷重計180により提供される重量測定に基づき、航空機10(図1)の重心60(図1)を決定するように構成される。たとえば、重心60(図1)の場所は、図1では、航空機10の前端部14(図1)の機首に配置される任意のデータ点18(図1)に対して決定される。しかしながら、重心60は、航空機10の縦軸22(図1)に沿って任意の場所での任意の点に対して決定されてもよい。データ点18からの重心60の距離62(図1)は、航空機10の総重量により二つの主要着陸装置42及び機首着陸装置40の全モーメントを分割することにより決定される。主要着陸装置42でのモーメントは、各主要着陸装置42での押し上げ力90(図10)と主要着陸装置42でのジャッキ点54(図1)からデータ点18までの距離56(図1)との積として規定される。機首着陸装置40でのモーメントは、機首着陸装置40での押し上げ力90と機首着陸装置40でのジャッキ点54からデータ点18までの距離58との積として規定される。
図11の方法300のステップ308は、航空機10(図1)の地上振動試験を実行することを含む。重量及び重心60(図1)の決定に先立って地上振動試験が実行されるが、航空機10の地上振動試験は、航空機10の重量及び重心60の決定後に実行される。地上振動試験中に、航空機10が装置70(図3)により支持面64(図9)から持ち上げられる間に、既定のインプット力(たとえば、振動)が航空機10に印加される。航空機10の既定の場所に装着される加速度計などのセンサー(図示せず)は、インプット力に対する航空機10の動的応答を測定することができる。
有利には、ここで開示される装置70(図3)は比較的軽量であり、航空機10(図1)への装置70の質量の負担は、地上振動試験のための航空機10の総質量と比較するとかなり小さい。さらに、図3に示されるように、旋回可能な吊りボルト120から持ち上げビーム140(図6)を旋回可能に掛けることにより、地上振動試験中に装置70の航空機10の動的応答への効果が最小化される。また、有利には、ここで開示される装置70により、航空機10のタイヤ46(図1)が作業場と直接接触する従来の試験方法中にさもなければ航空機10の動的応答に導入される非直線性が最小化される。有利には、装置70は、航空機10が傾斜面からスケール上にロールアップされ次いで測定後に元のようにロールダウンされる従来の方法を使用するのに必要な時間に対して、かなり短縮された時間でウェイト・アンド・バランスの実行を促進する。この点で、ここでの開示される装置は、航空機のウェイト・アンド・バランス解析を実行するそのような従来の方法に関連付けられた航空機10への損害リスクレベルを縮小する。
図面及び本明細書において、一つの態様では、地上振動試験中に航空機10を支持するための装置70は、支持面64に装着される複数の持ち上げ機構74であって、各々が航空機10を支持面64から持ち上げるための航空機10のコンポーネント38に押し上げ力90を与えるように構成される持ち上げ機構74、複数の持ち上げ機構74に装着されるように構成されるビーム構造100、ビーム構造100から掛かる持ち上げビーム140、及び持ち上げビーム140に装着され、かつ航空機10のコンポーネント38に関連付けられたジャッキ点54を係合させ、航空機10が支持面64から持ち上げられるときに航空機10の重量を決定するように構成される測定装置178を備える。一つの変形例では、装置70において、ジャッキ点54は、航空機10の着陸装置40、42に関連付けられる。別の変形例では、装置において、ビーム構造100は、持ち上げ機構74に装着され互いに間隔を置いて配置される一対の概して平行な吊りビーム102を備え、吊りボルト102の各々は、そこから下へ向かって延在する吊りボルト102を有し、持ち上げビーム140は、吊りボルト120に連結される対向する端部104を有する。別の変形例では、装置70において、吊りボルト120は、ねじ切りされたスリーブ134により下部分132に連結される上部分130からなり、ねじ切りされたスリーブ134は、吊りボルト120の全長を調節するために調節可能である。
さらに別の変形例では、装置70は、吊りボルト120に装着され、航空機10が支持面64から持ち上げられるときに吊りボルト120の歪みを測定するように構成される少なくとも一つの歪み測定装置128を備える。さらに別の変形例では、装置70において、測定装置178は、荷重計180を備える。一つの例では、装置70は、ジャッキ点54を係合させるように構成され、シャフト208を含むジャッキ結合金具200、及びシャフト208を受けるように大きさ及び構成が決められる開口182を有する貫通孔圧縮荷重計180を備える荷重計180をさらに備える。別の例では、装置70において、荷重計180は、ジャッキ結合金具200と持ち上げビーム140との間に差し込まれる。さらに別の例では、装置70は、持ち上げビーム140に装着されるベアリングブロック160、及びベアリングブロック160とコンポーネント38との間に差し込まれる測定装置178をさらに備える。
一つの態様では、地上振動試験のため航空機10を支持する装置70であって、支持面64で支持される複数の圧力キャニスター76、各々が一対の圧力キャニスター76の間を延在しかつそれらにより支持される一対の吊りビーム102、吊りビーム102の各々から下に向かって延在する吊りボルト120、吊りボルト120に結合される対向する端部142を有する持ち上げビーム140、及び持ち上げビーム140と着陸装置40、42のジャッキ点54との間に差し込まれるリ圧縮荷重計180であって、航空機10が支持面64から持ち上げられるときに航空機10の重量表示を提供するように構成される荷重計180を備える装置70が開示される。
一つの態様では、航空機10の地上振動試験の方法であって、航空機10を複数の測定装置178に係合させるステップであって、測定装置178の各々は航空機10のジャッキ点54に係合する少なくとも一つの持ち上げ機構74に結合されるステップ、持ち上げ機構74を使用して航空機10を支持面64から持ち上げるステップ、測定装置178のアウトプットに基づき航空機10の重量を決定するステップ、及び航空機10の地上振動試験を実行するステップを含む方法が開示される。一つの変形例では、方法は、航空機10の重心60を決定するステップをさらに含む。別の変形例では、方法において、航空機10は複数の着陸装置40、42を備え、着陸装置40、42の各々で重量測定を決定するステップ、及び着陸装置40、42の各々で重量測定に基づき航空機10の重心を決定するステップをさらに含む方法が開示される。別の変形例では、方法は、少なくとも一つの測定装置178をジャッキ点54に係合させるステップをさらに含む。さらに別の変形例では、方法において、少なくとも一つの測定装置178を係合させるステップは、ジャッキ点54と持ち上げビーム140との間に圧力荷重計180を挟むステップを含む。
一つの例では、方法は、ジャッキ結合金具200をジャッキ点54に係合させるステップ、及びジャッキ結合金具200のシャフト208を開口182を介して荷重計180に挿入するステップをさらに含む。別の例では、方法は、持ち上げビーム140に装着されるベアリングブロック160でシャフト208を受けるステップをさらに含む。さらに別の例では、方法は、荷重計180をジャッキ結合金具200と持ち上げビーム140との間に差し込むステップを含む。さらに別の例では、方法は、持ち上げビーム140を一対の吊りボルト120で掛けるステップであって、吊りボルト120の少なくとも一つはそこに装着される歪みゲージ128を有するステップ、及び歪みゲージ128のアウトプットを使用して、航空機10が支持面64から持ち上げられるときに、測定装置178により決定される重量を検証するステップをさらに含む。さらに別の例では、方法において、吊りボルト120の少なくとも一つは、ねじ切りされたスリーブ134により連結される上部分130及び下部分132からなり、方法は、上部分130及び下部分132を相互結合するねじ切りされたスリーブ134を使用して吊りボルト120の全長を調節するステップをさらに含む。
本開示のさらなる修正及び改良が当業者には明らかであろう。したがって、ここで記載され例示された部分の特定の組み合わせは、本発明の特定の実施形態を表しているに過ぎず、本発明の精神及び範囲に含まれる別の実施形態又は装置を限定するものではない。
また、本発明は以下に記載する態様を含む。
(態様1)
地上振動試験中に航空機(10)を支持するための装置(70)であって、
支持面(64)に装着される複数の持ち上げ機構(74)であって、各持ち上げ機構(74)が、前記航空機(10)を前記支持面(64)から持ち上げるための前記航空機(10)のコンポーネント(38)に押し上げ力(90)を与えるように構成される持ち上げ機構(74)、
前記複数の持ち上げ機構(74)に装着されるように構成されるビーム構造(100)、
前記ビーム構造(100)から掛かる持ち上げビーム(140)、及び
前記持ち上げビーム(140)に装着され、前記航空機(10)のコンポーネント(38)に関連付けられたジャッキ点(54)を係合させ、かつ前記航空機(10)が前記支持面(64)から持ち上げられるときに、前記航空機(10)の重量を決定するように構成される測定装置(178)を備える装置(70)。
(態様2)
前記ジャッキ点(54)は、前記航空機(10)の着陸装置(40、42)に関連付けられ、
前記ビーム構造(100)は、前記持ち上げ機構(74)に装着されかつ互いに間隔を置いて配置される一対の概して平行な吊りビーム(102)を備え、
前記吊りビーム(102)の各々は、そこから下へ向かって延在する吊りボルト(120)を有し、かつ
前記持ち上げビーム(140)は、吊りボルト(120)に結合される対向する端部(104)を有し、少なくとも一つの歪み測定装置(128)が吊りボルト(120)に装着され、前記航空機(10)が前記支持面(64)から持ち上げられるときに前記吊りボルト(120)の歪みを測定するように構成される、態様1に記載の装置(70)。
(態様3)
前記吊りボルト(120)は、ねじ切りされたスリーブ(134)により下部分(132)に連結される上部分(130)からなり、かつ
前記ねじ切りされたスリーブ(134)は、前記吊りボルト(120)の全長を調節するために調整可能である、態様2に記載の装置。
(態様4)
前記ジャッキ点(54)を係合させるように構成され、かつシャフト(208)を有するジャッキ結合金具(200)をさらに備え、
前記測定装置(178)は、荷重計(180)を備え、前記荷重計(180)は、前記シャフト(208)を受けるように大きさ及び構成が決定される開口(182)を有する貫通孔圧縮荷重計(180)を含み、かつ
前記荷重計(180)は、ジャッキ結合金具(200)と前記持ち上げビーム(140)との間に差し込まれる、態様1に記載の装置(70)。
(態様5)
前記持ち上げビーム(140)に装着されるベアリングブロック(160)、及び
前記ベアリングブロック(160)と前記コンポーネント(38)との間に差し込まれる前記測定装置(178)をさらに備える、態様1に記載の装置(70)。
(態様6)
前記支持面(64)で支持される複数の圧力キャニスター(76)、及び
一対の前記圧力キャニスター(76)間に延在しかつ一組の前記圧力キャニスター(76)により支持される各吊りビーム(102)をさらに備える、態様1に記載の装置(70)。
(態様7)
航空機(10)の地上振動試験の方法であって、
前記航空機(10)を複数の測定装置(178)と係合させるステップであって、前記測定装置(178)の各々が、前記航空機(10)のジャッキ点(54)に係合する少なくとも一つの持ち上げ機構(74)に結合されるステップ、
前記持ち上げ機構(74)を使用して、前記航空機(10)を支持面(64)から持ち上げるステップ、
測定装置(178)のアウトプットに基づき前記航空機(10)の重量を決定するステップ、及び
前記航空機(10)の地上振動試験を実行するステップを含む方法。
(態様8)
前記航空機(10)は、複数の着陸装置(40、42)を備え、前記方法は、
前記着陸装置(40、42)の各々で重量測定を決定するステップ、
前記着陸装置(40、42)の各々での前記重量測定に基づき、前記航空機(10)の重心(60)を決定するステップ、及び
前記測定装置(178)の少なくとも一つを前記ジャッキ点(54)に係合させるステップをさらに含む、態様7に記載の方法。
(態様9)
前記測定装置(178)の少なくとも一つを係合させるステップは、
前記ジャッキ点(54)と前記持ち上げビーム(140)との間に圧縮荷重計(180)を差し込むステップを含み、
ジャッキ結合金具(200)を前記ジャッキ点(54)に係合させるステップ、及び
前記ジャッキ結合金具(200)のシャフト(208)を開口(182)を介して前記荷重計(180)に挿入するステップをさらに含み、
前記持ち上げビーム(140)に装着されるベアリングブロック(160)で前記シャフト(208)を受けるステップをさらに含み、
前記荷重計(180)の挿入は、前記ジャッキ結合金具(200)と前記持ち上げビーム(140)との間とする、態様8に記載の方法。
(態様10)
一対の吊りボルト(120)で前記吊りビーム(140)を掛けるステップであって、前記吊りボルト(120)の少なくとも一つは、そこに装着される歪みゲージ(128)を有するステップ、及び
前記航空機(10)が前記支持面(64)から持ち上げられるときに、前記歪みゲージ(128)のアウトプットを使用して、前記測定装置(178)により決定される重量を検証するステップをさらに含み、
前記吊りボルト(120)の少なくとも一つは、ねじ切りされたスリーブ(134)により連結される上部分(130)及び下部分(132)からなり、前記方法は、
前記上ボルト部分(130)及び前記下ボルト部分(132)を相互結合させるねじ切りされたスリーブ(134)を使用して、前記吊りボルト(120)の全長を調節するステップをさらに含む、態様7に記載の方法。
10 航空機
12 胴体
14 前方端部
16 後方端部
18 データ点
20 基準座標系
22 縦軸
24 横軸
26 垂直軸
28 翼
32 尾部
34 水平安定板
36 垂直安定板
38 コンポーネント
40 機首着陸装置
42 主要着陸装置
54 ジャッキ点
60 重心
64 支持面
70 装置
74 吊り上げ機構
76 圧力キャニスター
78 ベロー
82 しぼんだ位置
84 膨らんだ位置
90 押し上げ力
100 ビーム構造
102 吊りビーム
104 端部
108 ラックビーム
126 パック
128 歪みゲージ
130 上ボルト部分
132 下ボルト部分
134 ねじ切りされたスリーブ
140 吊り上げビーム
144 中間点
146 ビーム端部結合金具
160 ベアリングブロック
162 ブロック端部
164 ブロック中央部分
166 ブロック穴
168 タブ
178 測定装置
180 荷重計
188 上面
190 下面
200 ジャッキ結合金具
204 上面
206 下面
208 シャフト
220 コンピュータ

Claims (13)

  1. 地上振動試験中に航空機(10)を支持するための装置(70)であって、
    支持面(64)に装着される複数の持ち上げ機構(74)であって、各持ち上げ機構(74)が、航空機(10)を支持面(64)から持ち上げるための航空機(10)のコンポーネント(38)に押し上げ力(90)を与えるように構成される持ち上げ機構(74)、
    複数の持ち上げ機構(74)に装着されるように構成されるビーム構造(100)、
    ビーム構造(100)から掛かる持ち上げビーム(140)、
    ジャッキ点(54)で航空機(10)のコンポーネント(38)に形成される穴(52)内に収まるように大きさ及び構成が決められているジャッキ結合金具(200)であって、下面(206)及び下面(206)の下に延在するシャフト(208)を有するジャッキ結合金具(200)、
    上面(188)及び開口(182)を有する圧縮荷重計(180)であって、ジャッキ結合金具(200)のシャフト(208)が、圧縮荷重計(180)の開口(182)を介して持ち上げビーム(140)に関連付けられた穴(166)に延在し、圧縮荷重計(180)の上面(188)がジャッキ結合金具(200)の下面(206)とベアリング接触しており、航空機(10)が支持面(64)から持ち上げられるときに、航空機(10)の重量を決定する圧縮荷重計(180)、を備える装置(70)。
  2. ジャッキ点(54)は、航空機(10)の着陸装置(40、42)に関連付けられている、請求項1に記載の装置(70)。
  3. ビーム構造(100)は、持ち上げ機構(74)に装着されかつ互いに間隔を置いて配置される一対の概して平行な吊りビーム(102)を備え、
    吊りビーム(102)の各々は、そこから下へ向かって延在する吊りボルト(120)を有し、かつ
    持ち上げビーム(140)は、吊りボルト(120)に結合される対向する端部(104)を有している、請求項1に記載の装置(70)。
  4. 吊りボルト(120)は、ねじ切りされたスリーブ(134)により下部分(132)に連結される上部分(130)からなり、かつ
    ねじ切りされたスリーブ(134)は、吊りボルト(120)の全長を調節するために調整可能である、請求項3に記載の装置。
  5. 少なくとも一つの歪み測定装置(128)が吊りボルト(120)に装着され、航空機(10)が支持面(64)から持ち上げられるときに吊りボルト(120)の歪みを測定するように構成される、請求項1に記載の装置(70)。
  6. 持ち上げビーム(140)に装着されるベアリングブロック(160)、及び
    ベアリングブロック(160)とコンポーネント(38)との間に差し込まれる圧縮荷重計(180)をさらに備える、請求項1に記載の装置(70)。
  7. 地上振動試験中に航空機(10)を支持するための装置(70)であって、
    支持面(64)で支持される複数の圧力キャニスター(76)、
    各吊りビーム(102)が、一対の圧力キャニスター(76)間に延在しかつ一組の圧力キャニスター(76)により支持されている一対の吊りビーム(102)、
    吊りビーム(102)のホールを介して延在する吊りボルト(120)、
    吊りボルト(120)に結合される対向する端部(104)を有する持ち上げビーム(140)、
    着陸装置(40、42)のジャッキ点(54)で航空機(10)のコンポーネント(38)に形成される穴(52)内に収まるように大きさ及び構成が決められているジャッキ結合金具(200)であって、下面(206)及び下面(206)の下に延在するシャフト(208)を有するジャッキ結合金具(200)、
    上面(188)及び開口(182)を有する圧縮荷重計(180)であって、ジャッキ結合金具(200)のシャフト(208)が、圧縮荷重計(180)の開口(182)を介して持ち上げビーム(140)に関連付けられた穴(166)に延在し、圧縮荷重計(180)の上面(188)がジャッキ結合金具(200)の下面(206)とベアリング接触しており、航空機(10)が支持面(64)から持ち上げられるときに、航空機(10)の重量表示を提供する圧縮荷重計(180)、
    を備える、請求項1に記載の装置(70)。
  8. 航空機(10)の地上振動試験の方法であって、
    航空機(10)上の各ジャッキ点(54)で、
    ジャッキ結合金具(200)を各ジャッキ点(54)で航空機(10)のコンポーネント(38)に形成される穴(52)内に挿入するステップと、
    圧縮荷重計(180)を各ジャッキ点(54)とジャッキ点(54)での持ち上げ機構(74)の持ち上げビーム(140)との間に差し込むステップと、
    圧縮荷重計(180)の上面(188)がジャッキ結合金具(200)の下面(206)とベアリング接触するように、ジャッキ結合金具(200)のシャフト(208)を圧縮荷重計(180)の開口(182)を介して持ち上げビーム(140)に関連付けられた穴(166)に挿入するステップと、を行うことにより、航空機(10)を複数の圧縮荷重計(180)と係合させるステップ、
    複数の持ち上げ機構(74)を使用して、航空機(10)を支持面(64)から持ち上げるステップ、
    圧縮荷重計(180)のアウトプットに基づき航空機(10)の重量を決定するステップ、及び
    航空機(10)の地上振動試験を実行するステップを含む方法。
  9. 航空機(10)の重心(60)を決定するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 航空機(10)は、複数の着陸装置(40、42)を備え、前記方法は、
    着陸装置(40、42)の各々で重量測定を決定するステップ、及び
    着陸装置(40、42)の各々での重量測定に基づき、航空機(10)の重心(60)を決定するステップ、をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 持ち上げビーム(140)に装着されるベアリングブロック(160)でシャフト(208)を受けるステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  12. 一対の吊りボルト(120)で吊りビーム(140)を掛けるステップであって、吊りボルト(120)の少なくとも一つは、そこに装着される歪みゲージ(128)を有するステップ、及び
    航空機(10)が支持面(64)から持ち上げられるときに、歪みゲージ(128)のアウトプットを使用して、圧縮荷重計(180)により決定される重量を検証するステップをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  13. 吊りボルト(120)の少なくとも一つは、ねじ切りされたスリーブ(134)により連結される上部分(130)及び下部分(132)からなり、前記方法は、
    上ボルト部分(130)及び下ボルト部分(132)を相互結合させるねじ切りされたスリーブ(134)を使用して、吊りボルト(120)の全長を調節するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
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