JP6161137B2 - 衝突検出装置、通信装置、衝突検出方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
そこで、本発明の目的は、送信装置の送信電力が変化する場合、パケットの衝突の有無を正しく検出できない、という課題を解決した衝突検出装置を提供することにある。
無線によりパケットを送信する送信装置を有する通信装置における前記送信されたパケットと他のパケットとの衝突を検出する衝突検出装置であって、
前記送信装置が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
を有する。
パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
を有する。
無線によりパケットを送信する通信装置が実行するパケット衝突検出方法であって、
前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出し、
前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、
前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットと他のパケットとの衝突の有無を検出する。
コンピュータを、
パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
として機能させる。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態に係る通信装置10は、送信装置11と、衝突検出装置12と、を備える。
・時刻取得要求に応答して情報管理部113から送られてくる送信装置11側の時計112が示す時刻に基づいて、衝突検出装置12側の時計122が示す時刻を時計112が示す時刻と一致させる機能。
・情報管理部113に対して送信パラメータ取得要求を送信する機能。
・送信パラメータ取得要求に応答して情報管理部113から送られてくる送信パラメータと、サンプリングデータ記憶部125に記録されているサンプリングデータ及びサンプリング時刻と、閾値記憶部126に記録されている閾値とに基づいて、送信装置11から送信されたパケットが他の無線機から送信されたパケットと衝突したか否かを判定する機能。
次に、図1〜図4,図5を参照して、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
本実施の形態によれば、パケットの送信電力が変化する場合であっても、パケットの衝突が発生したか否かについて正しい判定結果を得ることができる。その理由は、パケット送信電力に応じた閾値と、パケット送信期間における空間電波信号の平均電力とを比較することにより、パケットの衝突が発生したか否かを判定しているからである。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図4に示した閾値記憶部126の代わりに図6に示した閾値記憶部126bを使用し、通信装置10に図5に示す処理の代わりに図7に示す処理を実行させることにより、実現される。
本実施の形態によれば、反射や環境ノイズの影響で、電力検出部121で検出する電力に揺らぎが発生し、電力検出部121で検出される電力が低下した場合であっても、図24(b)に示すようなパケットの衝突、即ち、送信部111が送信したパケットの一部と他のパケットとの衝突を検出することが可能になる。また、本実施の形態では、平均電力と閾値Aとに基づいた衝突検出処理(ステップS58)と、ばらつき度合と閾値Bとに基づいた衝突検出処理(ステップS63)とを行うようにしたが、平均電力と閾値Aとに基づいた衝突検出処理は行わず、ばらつき度合と閾値Bとに基づいた衝突検出処理だけを行うようにしても良い。このようにした場合は、揺らぎにより電力検出部121で検出される電力が増加しても、誤ってパケットの衝突が発生したと判定してしまうことはない。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図8を参照すると、本発明の第3の実施の形態に係る通信装置20は、送信装置21と、衝突検出装置22とを備えている。
次に、図8、図9、図10を参照して本実施の形態の動作を詳細に説明する。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態で得られる効果に加え、第1の実施の形態よりも構成を簡単なものにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、本実施の形態では、送信装置から送られてくるパケットの送信開始信号および送信終了信号に基づいて、衝突検出装置がパケットの送信期間を特定するようにしており、第1の実施の形態のように、パケットの送信期間を特定するために送信装置側および衝突検出装置側に時計を設ける必要がないからである。また、本実施形態によれば、送信装置21によるパケットの送信と衝突検出装置22による空間電波信号のセンシングとは同期して行われるため、空間電波信号の電力のセンシング期間が無駄に長くなるのを防止できる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、閾値記憶部225は図4に示した閾値記憶部内容例126の代わりに図6に示した閾値記憶部内容例126bを使用し、通信装置20に図10に示す処理の代わりに図11に示す処理を実行させることにより、実現される。
本実施の形態によれば、第2の実施の形態で得られる効果に加え、第2の実施の形態よりも構成を簡単なものにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、本実施の形態では、送信装置から送られてくるパケットの送信開始信号および送信終了信号に基づいて、衝突検出装置がパケットの送信期間を特定するようにしており、第2の実施の形態のように、パケットの送信期間を特定するために送信装置側および衝突検出装置側に時計を設ける必要がないからである。また、本実施形態によれば、送信装置21によるパケットの送信と衝突検出装置22による空間電波信号のセンシングとは同期して行われるため、空間電波信号の電力のセンシング期間が無駄に長くなるのを防止できる。
次に、本発明の第5の実施の形態に係る通信装置について説明する。上述した第1の実施の形態では、通信装置10を構成するデバイス機器の性能にばらつきが存在する場合、送信装置11と衝突検出装置12の時計112,122にずれが生じる。また、第3の実施の形態では、電力検出部221が、処理遅延が生じた場合にはそれが原因で送信装置21からの送信開始信号或いは送信終了信号を受けた後に直ちに電力センシング開始或いは電力センシング終了ができない。このような場合、送信部111,211が送信したパケットの送信期間における空間電波信号の平均電力を正しく算出することができず、衝突検出部123,222が上記のパケットの衝突を正しく検出できない可能性がある。これは衝突検出精度の低下に繋がる。本実施の形態は、上記した問題の解決を図るものである。
次に、本実施の形態の動作について図12および図13を参照して詳細に説明する。
本実施の形態によれば、第1及び第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態によれば、電力検出部が、処理遅延が原因で送信装置からの送信開始信号或いは送信終了信号を受けた後に直ちに電力センシング開始或いは電力センシング終了ができない場合であっても、パケットの衝突検出精度を高いものにすることができるという効果を得ることができる。パケットの衝突検出精度が高まる理由は、パケット送信期間における空間電波信号の平均電力を正しく算出できるためである。またパケット送信期間における空間電波信号の平均電力を正しく算出できる理由は、隣接するN個のサンプリングデータを1組にして組毎の平均値を求め、更に、最初に第1の閾値Th1を超えた平均値から、最後に第1の閾値Th1を超えた平均値までの各平均値に基づいて、パケット送信期間における空間電波信号の平均電力を算出するようにしているからである。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。本実施の形態は、閾値記憶部326の代わりに図6に示す閾値記憶部126bを使用し、通信装置30に図13のフローチャートに示す処理の代わりに図15のフローチャートに示す処理を実行させることにより実現することができる。
本実施の形態によれば、第2及び第4の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態によれば、電力検出部が、処理遅延が原因で送信装置からの送信開始信号或いは送信終了信号を受けた後に直ちに電力センシング開始或いは電力センシング終了ができない場合であっても、パケットの衝突検出精度を高いものにすることができるという効果を得ることができる。パケットの衝突検出精度が高まる理由は、パケット送信期間における空間電波信号の平均電力を正しく算出できるためである。またパケット送信期間における空間電波信号の平均電力を正しく算出できる理由は、隣接するN個のサンプリングデータを1組にして組毎の平均値を求め、更に、最初に第1の閾値Th1を超えた平均値から、最後に第1の閾値Th1を超えた平均値までの各平均値に基づいて、パケット送信期間における空間電波信号の平均電力を算出するようにしているからである。
次に、本発明の第7の実施の形態に係る通信装置について詳細に説明する。
・乗算結果N×Mが上記算出したサンプリングデータ数と一致するような2つの正の整数N,Mを求める機能。なお、Nはサンプリングデータ数の1%程度とするのが望ましい。
・電力検出部421がサンプリングしたサンプリングデータの隣接するN個のサンプリングデータを1組にして組毎の平均値を算出する機能。
・上記算出した組毎の平均値と、クリアチャネル評価レベルよりも大きい第1の閾値Th1と、パケットの送信電力に応じた閾値Aよりも大きい第2の閾値Th2とに基づいて、上記組毎の平均値の時系列データから、第1の閾値Th1以上の平均値が連続してM個存在する部分を検出し、検出した部分に存在する組毎の平均値の内、連続する第2の閾値Th2未満の平均値をそれらの平均値で置き換え、連続する第2の閾値Th2以上の平均値をそれらの平均値で置き換える機能。なお、閾値Th2は、例えば、閾値記憶部426から検索した送信電力に応じた閾値Aに、1より大きな所定値を乗算することにより算出することができる。
・第1の閾値Th1以上の平均値が連続して(M−1)個以下存在する部分を検出し、検出した部分に存在する組毎の平均値の内、連続する第2の閾値Th2未満の平均値をそれらの平均値で置き換え、連続する第2の閾値Th2以上の平均値をそれらの平均値で置き換える機能。
・置き換え処理が済んだ平均値の時系列データ中の隣接する平均値の差分を取ることにより、空間電波信号の電力の変化量と変化方向とを示す時系列差分データを生成する機能。
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
本実施の形態によれば、第1,第2の実施の形態と同様の効果を得られる。更に、本実施の形態によれば、第1,第2の実施の形態に比較して衝突検出精度を高いものにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、空間電波信号の電力の変化量と変化方向とを示す時系列差分データを利用してパケットの衝突を検出するようにしているからである。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図16に示した通信装置40に、図32のフローチャートに示す処理を行わせることにより実現される。
本実施の形態によれば、第1及び第3の実施の形態で得られる効果に加え、パケットの先頭部分を受信できなかった場合でも、パケットの衝突を検出することができるという効果を得ることができる。その理由は、実際に受信したパケット部分に対応するサンプリング数を求め、このサンプリング数を利用して時系列差分データを生成するようにしているからである。
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。本実施の形態は、図16に示した通信装置40に、図34のフローチャートに示す処理を行わせることにより実現される。
本実施の形態によれば、第1及び第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施の形態によれば、電力検出部におけるセンシング処理の開始、終了タイミングを、送信部411のパケットの送信開始、送信終了タイミングに依存しないものにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、包絡抽出部が、パケットの伝送時間と前記電力検出部のサンプリング周波数とに基づいて上記パケットに対応するサンプリングデータ数を算出する処理と、乗算結果が前記算出したサンプリングデータ数となる2つの正の整数N,Mを求める処理と、電力検出部がサンプリングしたサンプリングデータの隣接するN個のサンプリングデータを1組にして組毎の平均値を算出する処理と、上記算出した組毎の平均値と、クリアチャネル評価レベルよりも大きい第1の閾値Th1と、閾値Aよりも大きい第2の閾値とに基づいて、上記組毎の平均値の時系列データから、第1の閾値Th1以上の平均値が連続してM個存在する部分を検出し、検出部分に存在する組毎の平均値の内、第2の閾値Th2未満の平均値をそれらの平均値で置き換え、第2の閾値Th2以上の平均値をそれらの平均値で置き換える処理と、置き換え処理が済んだ平均値の時系列データ中の隣接する平均値の差分を取る処理を行うことにより、空間電波信号の電力の変化量と変化方向とを示す時系列差分データを生成するようにしているからである。
次に、本発明の第10の実施の形態に係る通信装置について詳細に説明する。
次に、本実施の形態の動作について、図40のフローチャートを参照して説明する。
本実施の形態によれば、第1および第3の実施の形態で得られる効果に加え、複数のパケットについて、一括して衝突の有無を判定することができるという効果を得ることができる。その理由は、電力検出部721が送信部711から送信された複数のパケットそれぞれについてセンシング処理を行い、包絡抽出部723が上記パケット毎に時系列差分データを生成し、衝突検出部724が上記パケット毎の時系列差分データに基づいてパケットの衝突の有無を判定しているからである。また、本実施の形態は、第6の実施の形態のように、伝送時間を記録しておく必要がないという効果を得ることもできる。その理由は、伝送時間を送信開始時刻と送信終了時刻とから算出するようにしているからである。
次に、本発明の第11の実施の形態に係る通信装置について詳細に説明する。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
無線によりパケットを送信する送信装置を有する通信装置における前記送信されたパケットと他のパケットとの衝突を検出する衝突検出装置であって、
前記送信装置が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
を有する衝突検出装置。
付記1に記載の衝突検出装置において、
前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記衝突検出部は、前記送信装置から前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得する
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始時刻と送信終了時刻とを前記衝突検出部に対して出力し、
前記衝突検出部は、前記送信開始時刻から前記送信終了時刻までの間に前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始時に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記電力検出部によって前記サンプリングして得た前記サンプリングデータとを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータから最後に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータまでの各サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
平均値算出部を有し、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記平均値算出部は、前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータの隣接するN個(Nは2以上の整数)の前記サンプリングデータを1組にして各組の平均値を算出し、
前記衝突検出部は、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記各組の平均値とを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた平均値から、最後に前記第1の閾値を超えた平均値までの各平均値に基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
包絡抽出部を備え、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力する処理と、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力する処理と、前記パケットを伝送するために必要な伝送時間を出力する処理とを行い、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記包絡抽出部は、前記パケットの伝送時間と前記電力検出部のサンプリング周波数とに基づいて前記パケットに対応するサンプリングデータ数を算出する処理と、互いの乗算結果が前記算出したサンプリングデータ数となる2つの正の整数N,Mを求める処理と、前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータの隣接するN個の前記サンプリングデータを1組にして組毎の平均値を算出する処理と、前記算出した組毎の平均値と、クリアチャネル評価レベルよりも大きい第1の閾値と、該第1の閾値よりも大きい第2の閾値に基づいて、前記組毎の平均値の時系列データから、前記第1の閾値以上の平均値が連続してM個存在する部分を検出し、該検出した部分に存在する組毎の平均値の内、前記第2の閾値未満の平均値をそれらの平均値で置き換え、前記第2の閾値以上の平均値をそれらの平均値で置き換える処理と、置き換え処理が済んだ平均値の時系列データ中の隣接する平均値の差分を取ることにより、前記空間電波信号の電力の変化量と変化方向とを示す時系列差分データを生成する処理とを行い、
前記衝突検出部は、前記包絡抽出部で生成された前記時系列差分データに基づいて、前記指標値の算出と前記パケットの衝突の有無の検出とを行う
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
包絡抽出部を備え、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始時に送信開始信号を出力する処理と、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力する処理と、前記パケットを伝送するために必要な伝送時間を出力する処理とを行い、
前記電力検出部は、前記送信開始信号を受信することにより前記空間電波信号の電力のサンプリングを開始し、前記送信終了信号を受信することにより前記空間電波信号の電力のサンプリングを終了し、前記送信開始信号を受信した受信時刻と前記空間電波信号のサンプリングの開始時刻とサンプリング周波数とに基づいて、前記受信時刻から前記サンプリングの開始時刻までの未サンプリング期間においてサンプリングされるべき未サンプリングデータ数を算出し、
前記包絡抽出部は、前記電力検出部で算出された未サンプリングデータ数と前記パケットの伝送時間と前記電力検出部のサンプリング周波数とに基づいて、前記電力検出部がサンプリングしたパケット部分のサンプリングデータ数を算出する処理と、互いの乗算結果が前記算出したサンプリングデータ数となる2つの正の整数N,Mを算出する処理と、前記電力検出部が前記サンプリングした前記サンプリングデータの隣接するN個の前記サンプリングデータを1組にして組毎の平均値を算出する処理と、前記算出した組毎の平均値と、クリアチャネル評価レベルよりも大きい第1の閾値と、該第1の閾値よりも大きい第2の閾値とに基づいて、前記組毎の平均値の時系列データから、前記第1の閾値以上の平均値が連続してM個存在する部分を検出し、該検出した部分に存在する組毎の平均値の内、前記第2の閾値未満の平均値をそれらの平均値で置き換え、前記第2の閾値以上の平均値をそれらの平均値で置き換える処理と、置き換え処理が済んだ平均値の時系列データ中の隣接する平均値の差分を取ることにより、前記空間電波信号の電力の変化量と変化方向とを示す時系列差分データを生成する処理とを行い、
前記衝突検出部は、前記包絡抽出部で生成された前記時系列差分データに基づいて、前記指標値の算出と前記パケットの衝突の有無の検出を行う
衝突検出装置。
付記1または2に記載の衝突検出装置において、
包絡抽出部を備え、且つ、
前記送信装置は、前記パケットを伝送するために必要な伝送時間を出力し、
前記電力検出部は、前記伝送時間を受信することにより前記空間電波信号の電力のサンプリングを開始し、所定のタイミングで前記空間電波信号の電力のサンプリングを終了し、
前記包絡抽出部は、前記パケットの伝送時間と前記電力検出部のサンプリング周波数とに基づいて前記パケットに対応するサンプリングデータ数を算出する処理と、互いの乗算結果が前記算出したサンプリングデータ数となる2つの正の整数N,Mを求める処理と、前記電力検出部がサンプリングしたサンプリングデータの隣接するN個のサンプリングデータを1組にして組毎の平均値を算出する処理と、前記算出した組毎の平均値と、クリアチャネル評価レベルよりも大きい第1の閾値と、該第1の閾値よりも大きい第2の閾値とに基づいて、前記組毎の平均値の時系列データから、前記第1の閾値以上の平均値が連続してM個存在する部分を検出し、該検出した部分に存在する組毎の平均値の内、前記第2の閾値未満の平均値をそれらの平均値で置き換え、前記第2の閾値以上の平均値をそれらの平均値で置き換える処理と、置き換え処理が済んだ平均値の時系列データ中の隣接する平均値の差分を取ることにより、前記空間電波信号の電力の変化量と変化方向とを示す時系列差分データを生成する処理とを行い、
前記衝突検出部は、前記包絡抽出部で生成された前記時系列差分データに基づいて、前記指標値の算出と前記パケットの衝突の有無の検出を行う
衝突検出装置。
パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
を有する通信装置。
付記10に記載の通信装置において、
前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記衝突検出部は、前記送信装置から前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得
する通信装置。
付記10または11に記載の通信装置において、
前記送信部は、前記パケットの送信開始時刻と送信終了時刻とを前記衝突検出部に対して出力し、
前記衝突検出部は、前記送信開始時刻から前記送信終了時刻までの間に前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
通信装置。
付記10または11に記載の通信装置において、
前記送信部は、前記パケットの送信開始時に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
通信装置。
無線によりパケットを送信する通信装置が実行するパケット衝突検出方法であって、
前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出し、
前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、
前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットと他のパケットとの衝突の有無を検出する
衝突検出方法。
付記14に記載の衝突検出方法において、
前記通信装置は、前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記基準値の決定では、前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得する
衝突検出方法。
付記14または15に記載の衝突検出方法において、
前記指標値の算出では、前記パケットの送信開始時刻から送信終了時刻までの間に前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出方法。
付記14または15記載の衝突検出方法において、
前記電力のサンプリングでは、前記パケットの送信開始時に前記空間電波信号の電力の前記サンプリングを開始し、前記パケットの送信終了時に前記サンプリングを終了する
衝突検出方法。
コンピュータを、
パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
として機能させるためのプログラム。
付記18に記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータは、前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記衝突検出部は、前記送信装置から前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得
するプログラム。
付記18または19記載のプログラムにおいて、
前記送信部は、前記パケットの送信開始時刻と送信終了時刻とを前記衝突検出部に対して出力し、
前記衝突検出部は、前記送信開始時刻から前記送信終了時刻までの間に前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
プログラム。
付記18または19記載のプログラムにおいて、
付記10または11に記載の通信装置において、
前記送信部は、前記パケットの送信開始時に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
プログラム。
11・・・送信装置
111・・・送信部
112・・・時計
113・・・情報管理部
114・・・記憶装置
115・・・送信パラメータ記憶部
116・・・アンテナ
12・・・衝突検出装置
121・・・電力検出部
122・・・時計
123・・・衝突検出部
124・・・記憶装置
125・・・サンプリングデータ記憶部
126・・・閾値記憶部
127・・・アンテナ
20・・・通信装置
21・・・送信装置
211・・・送信部
212・・・送信電力管理部
213・・・アンテナ
22・・・衝突検出装置
221・・・電力検出部
222・・・衝突検出部
223・・・記憶装置
224・・・サンプリングデータ記憶部
225・・・閾値記憶部
226・・・アンテナ
30・・・通信装置
31・・・送信装置
311・・・送信部
312・・・送信電力管理部
32・・・衝突検出装置
321・・・電力検出部
322・・・平均値算出部
323・・・衝突検出部
324・・・記憶装置
325・・・サンプリングデータ記憶部
326・・・閾値記憶部
327・・・アンテナ
40・・・通信装置
41・・・送信装置
411・・・送信部
412・・・送信電力管理部
42・・・衝突検出装置
421・・・電力検出部
422・・・平均値算出部
423・・・衝突検出部
424・・・記憶装置
425・・・サンプリングデータ記憶部
426・・・閾値記憶部
427・・・アンテナ
70・・・通信装置
71・・・送信装置
711・・・送信部
712・・・時計
713・・・情報管理部
714・・・記憶装置
715・・・パラメータ記憶部
716・・・アンテナ
72・・・衝突検出装置
721・・・電力検出部
722・・・時計
723・・・包絡抽出部
724・・・衝突検出部
725・・・記憶装置
726・・・サンプリングデータ記憶部
727・・・閾値記憶部
728・・・アンテナ
Claims (14)
- 無線によりパケットを送信する送信装置を有する通信装置における前記送信されたパケットと他のパケットとの衝突を検出する衝突検出装置であって、
前記送信装置が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力のばらつき度合いを指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
を有する衝突検出装置。 - 請求項1に記載の衝突検出装置において、
前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記衝突検出部は、前記送信装置から前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得する
衝突検出装置。 - 請求項1または2に記載の衝突検出装置において、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始時刻と送信終了時刻とを前記衝突検出部に対して出力し、
前記衝突検出部は、前記送信開始時刻から前記送信終了時刻までの間に前記電力検出部が前記サンプリングして得た前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。 - 請求項1または2に記載の衝突検出装置において、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始時に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、前記電力検出部が前記サンプリングした前記サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。 - 請求項1または2に記載の衝突検出装置において、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記電力検出部によって前記サンプリングして得た前記サンプリングデータとを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータから最後に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータまでの各サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。 - パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力のばらつき度合いを指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
を有する通信装置。 - 請求項6に記載の通信装置において、
前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記衝突検出部は、前記送信装置から前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得
する通信装置。 - 無線によりパケットを送信する通信装置が実行するパケット衝突検出方法であって、
前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力のばらつき度合いを指標値として算出し、
前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、
前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットと他のパケットとの衝突の有無を検出する
衝突検出方法。 - 請求項8に記載の衝突検出方法において、
前記通信装置は、前記パケットの送信電力と前記基準値とを対応付けて記憶する基準値記憶部を有し、
前記基準値の決定では、前記パケットの送信電力を取得し、該取得した前記パケットの送信電力に対応して前記基準値記憶部に記憶されている前記基準値を取得する
衝突検出方法。 - コンピュータを、
パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力のばらつき度合いを指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と
として機能させるためのプログラム。 - 無線によりパケットを送信する送信装置を有する通信装置における前記送信されたパケットと他のパケットとの衝突を検出する衝突検出装置であって、
前記送信装置が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と、
を有し、
前記送信装置は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記電力検出部によって前記サンプリングして得た前記サンプリングデータとを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータから最後に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータまでの各サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出装置。 - パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と、
を有し、
前記送信部は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記電力検出部によって前記サンプリングして得た前記サンプリングデータとを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータから最後に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータまでの各サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
通信装置。 - 無線によりパケットを送信する通信装置が実行するパケット衝突検出方法であって、
前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記サンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出し、
前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、
前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットと他のパケットとの衝突の有無を検出し、
前記パケットの無線による送信では、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力のサンプリングでは、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記指標値の算出では、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記電力のサンプリングによって前記サンプリングして得た前記サンプリングデータとを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータから最後に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータまでの各サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
衝突検出方法。 - コンピュータを、
パケットを無線により送信する送信部と、
該送信部が前記パケットを送信しているパケット送信期間における空間電波信号の電力を所定周期でサンプリングする電力検出部と、
該電力検出部がサンプリングして得たサンプリングデータに基づいて前記パケット送信期間における前記空間電波信号の電力の平均値およびばらつき度合いの少なくとも一方を指標値として算出すると共に、前記パケットの送信電力に基づいて基準値を決定し、前記指標値と前記基準値とを比較して前記パケットの衝突の有無を検出する衝突検出部と、
して機能させるためのプログラムであって、
前記送信部は、前記パケットの送信開始前に送信開始信号を出力し、前記パケットの送信終了時に送信終了信号を出力し、
前記電力検出部は、前記送信開始信号が出力されてから前記送信終了信号が出力されるまでの間、前記空間電波信号の電力をサンプリングし、
前記衝突検出部は、クリアチャネル評価レベルよりも大きな値を有する第1の閾値と前記電力検出部によって前記サンプリングして得た前記サンプリングデータとを比較し、最初に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータから最後に前記第1の閾値を超えた前記サンプリングデータまでの各サンプリングデータに基づいて、前記指標値を算出する
プログラム。
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