<<実施形態1>>
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(パチンコ機100)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置844と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120、枠ランプ122、ターボ状態報知ランプ151などが取り付けられている。
ここで、ターボ状態報知ランプ151とは、発射ハンドル134の発射強度が、後述するターボ状態であることを示唆するためのランプ(LED)のことであり、ターボ状態の場合に点灯し、そうでない場合(通常状態の場合)に消灯する。
遊技領域124は、前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで区画形成される。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置844へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置844へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置206の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置844は、本体104の下方に取り付けられ、発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
<遊技台の背面>
図2は、図1のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。なお、この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の表側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、この構成により遊技者に対して球の払い出しを行う。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630を構成する発射制御基板174を収納する発射制御基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRWMクリア信号を主制御部300に出力するRWMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインタフェース部186を配設している。
以下、主制御部300を構成する主基板156を、主制御基板156という場合があり、第1副制御部400を構成する第1副基板160を、第1副制御部基板160という場合があり、第2副制御部500を構成する第2副基板164を、第2副制御部基板164という場合があり、払出制御部600を構成する払出基板170を、払出制御基板170という場合がある。
<遊技盤>
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、遊技領域124の右下には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、遊技状態表示ランプ222と、ラウンドランプ223と、状態表示灯(右打ち表示灯)224と、を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
また、特図1第4図柄表示領域208eは、後述する特図1変動遊技の当否結果を表示し、特図2第4図柄表示領域208fは、後述する特図2変動遊技の当否結果を表示する領域であり、例えば、特図変動遊技中(特図の変動中)は「−」を点滅表示させ、特図変動遊技の当否判定結果が当選の場合には、当りの種別に応じて「○」や「△」を表示させ、特図変動遊技の当否判定結果がはずれの場合には「×」を表示させる。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
ラウンドランプ223は、大当り遊技のラウンド数を報知するためのランプである。状態表示灯(右打ち表示灯)224は、遊技者に対して、後述する右打ちを促す報知を行うためのランプであり、右打ちを促す場合に点灯し、そうでない場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228a,228bと、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、第1可変入賞口234と、第2可変入賞口235を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200の左下に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228a,228b(以下、普図始動口228a,228bの両方を指して普図始動口228という場合がある)は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の右側中央に普図始動口228bを1つ配設し、左側中央に普図始動口228aを1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、後述する払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技(特図1変動遊技)を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施形態では遊技盤200の右下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材232aを備え、羽根部材232aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に羽根部材232aが所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技(特図2変動遊技)を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第1可変入賞口234と第2可変入賞口235は、大入賞口またはアタッカと呼ばれ、本実施形態では、第1可変入賞口234を遊技盤200の中央部下方に配設し、第2可変入賞口235を第1可変入賞口234の右上に(遊技盤200の右下に)配設している。なお、本明細書においては、第1可変入賞口234を「第一アタッカ」と言う場合があり、第2可変入賞口2345を「第二アタッカ」と言う場合がある。
これらの第1可変入賞口234と第2可変入賞口235は同一構造からなり、それぞれ、開閉自在な扉部材234a、235aを備え、扉部材234a、235aの閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当り図柄を停止表示した場合に、扉部材234a、235aが所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する(詳細は後述)。なお、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235は、互いに異なる構造であってもよい。
本実施形態では、第2可変入賞口235は遊技盤200の右下に配置されているため、球を遊技領域124の右側のルートを狙って流下させること(いわゆる、右打ち)で第2可変入賞口235に入賞(入球)可能であるが、遊技領域124の左側のルートを狙って流下させること(いわゆる、左打ち)では第2可変入賞口235に入球させることができない(または、入球が困難になる)ように構成されている。一方、第1可変入賞口234は遊技盤200の中央部下方に配置されているため、球を右打ちしても左打ちしても第1可変入賞口234に入球可能に構成されている。すなわち、第2可変入賞口235への入球確率(入賞率)は、左打ちした場合の入賞率(本実施形態では0%)よりも、右打ちした場合の入賞率が高くなっている。
なお、本実施形態では、球を右打ちしたときに第2可変入賞口235に入球しなかった球(例えば、第2可変入賞口235の扉部材235aによって弾かれた球)は第1可変入賞口234に入球することが可能な配置としているが、例えば、第1可変入賞口234を遊技盤200の左下に配置し、第1可変入賞口234は左打ちした場合にのみ入球可能とする一方で、第2可変入賞口235は右打ちした場合にのみ入球可能に構成してもよい。すなわち、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235を、それぞれ遊技領域124の異なるルート上に配置してもよい。
また、本実施形態では、特図1変動遊技に当選した場合には、第1可変入賞口234の扉部材234aを所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、特図2変動遊技に当選した場合には、第2可変入賞口235の扉部材235aを所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。また、第1可変入賞口234または第2可変入賞口235への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数の球を賞球として上皿126に排出する。なお、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射ソレノイドを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、第1可変入賞口234、第2可変入賞口235)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設し、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体224を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244、および演出可動体224の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口242aに入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244にワープ出口242bから排出する。ステージ244は、ワープ出口242bから排出された球や遊技盤200の釘などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなるスペシャルルート244aを設けている。演出可動体224は、不図示のモータを備え、モータによって例えば上下に動作する。
遮蔽装置246は、格子状の左扉246aおよび右扉246bからなり、装飾図柄表示装置208および前面ステージ244の間に配設する。左扉246aおよび右扉246bの上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左扉246aおよび右扉246bは、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、左扉246aおよび右扉246bを閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。左扉246aおよび右扉246bを開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、左扉246aおよび右扉246bは、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、左扉246aおよび右扉246bは、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
<制御部>
次に、図4を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、主に遊技の進行(例えば、遊技者による操作の検出、遊技状態の遷移、遊技媒体の払出制御、当否判定など)を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222、ラウンドランプ223と、状態表示灯(右打ち表示灯)224等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材232aや可変入賞口234の扉部材234a等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを球検出センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路318に出力する。この信号を受信したカウンタ回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(詳細は後述する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている(詳細は図31(a)を用いて後述する)。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発信器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路432と、遮蔽装置246の現在位置を検出する遮蔽装置センサ430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426と、遮蔽装置センサ430やチャンスボタン検出センサ426からの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、CPU404からの信号に基づいてROM406に記憶された画像データ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP434(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)と、を接続している。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えており、この基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作し、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラム及びデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が設けられている。
また、基本回路502には、演出可動体224の駆動制御を行うための駆動回路516と、演出可動体224の現在位置を検出する演出可動体センサ424と、演出可動体センサ424からの検出信号を基本回路502に出力するセンサ回路518と、遊技盤用ランプ532の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路530と、遊技台枠用ランプ542の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路540と、遊技盤用ランプ駆動回路530と遊技台枠用ランプ駆動回路540との間でシリアル通信による点灯制御を行うシリアル通信制御回路520と、を接続している。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
また、払出制御部600には、外部端子板609を接続しており、払出制御部600は、この外部端子板609を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350に対して、主制御部300や払出制御部600が有する各種情報を出力する(詳細は後述する)。なお、ここでは、外部端子板609を主制御部300や払出制御部600と別体にする例を示したが、主制御部300または払出制御部600に内蔵してもよいし、その他の構成を採用してもよい。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、球の発射を許可または禁止する発射許可信号や、発射ハンドル134内に設けた各種センサが出力する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射装置844の制御や、上皿126から発射装置844に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<図柄の種類>
次に、図5(a)〜(c)を用いて、パチンコ機100の第1特別図柄表示装置212、第2特別図柄表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。同図(a)は特図の停止図柄態様の一例を示したものである。
第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特別図柄表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特別図柄表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」を行う。これらの「特図1の変動表示」および「特図2の変動表示」が本発明にいう図柄の変動表示の一例に相当する。
そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間(本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間(これも本発明にいう変動時間が相当)が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。したがって、「特図1の変動表示」を開始してから特図1の停止図柄態様を停止表示するまで、あるいは「特図2の変動表示」を開始してから特図2の停止図柄態様を停止表示するまでが本発明にいう図柄変動停止表示の一例に相当し、以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの一連の表示を図柄変動停止表示と称する。後述するように、図柄変動停止表示は複数回、連続して行われることがある。
同図(a)には、特図1の図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図A」から「特図G」までの7種類の特図が、また、特図2の図柄変動停止表示における停止図柄態様として「特図a」から「特図d」までの4種類の特図が示されている。なお、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
「特図A」と「特図a」は15ラウンド(15R)特別大当り図柄であり、「特図B」と「特図b」は7R特別大当り図柄であり、「特図C」と「特図c」は7R大当り図柄である。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと特別大当りの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態(または確変状態)と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態(または非確変状態)と称する。
また、15R特別大当り、7R特別大当り、および7R大当りの遊技終了後はいずれも時短状態(電サポ状態)に移行する。時短については詳しくは後述するが、時短状態に移行する状態のことを普図高確率状態(または電サポ状態)と称し、時短状態に移行しない状態のことを普図低確率状態(または非電サポ状態)と称する。15R特別大当り図柄である「特図A」と「特図a」は、特図高確率普図高確率状態であり、7R特別大当り図柄である「特図B」と「特図b」は、特図高確率普図高確率状態であり、7R大当り図柄である「特図C」と「特図c」は、特図低確率普図高確率状態である。これらの「特図A」〜「特図C」は、遊技者に付与する利益量が相対的に大きな利益量になる図柄である。
また、「特図D」は、特図高確率普図高確率状態の2R大当り図柄であり、「特図E」は、特図高確率普図低確率状態の2R大当り図柄である。「特図F」は小当り図柄(以下、「小当り」ともいう。)であり、該小当りの遊技終了後は、該小当りが表示された際の遊技状態を継続する。なお、普図高確率状態における遊技において特図Fが表示された場合には、小当りの遊技中は、普図高確率状態を維持していても良いし、維持していなくても良い。大当りの遊技中は、普図低確率状態に移行する。また、「特図G」と「特図d」は、はずれ図柄であり、遊技者に付与する利益量が相対的に小さな利益量になる図柄である。本実施形態では、15R大当りや7R大当りよりも相対的に利益量が小さな当り(特図D〜特図F)を特図1にのみ設定することで、特図1変動遊技よりも特図2変動遊技の方が相対的に有利な変動遊技となるようにしている。
図5(b)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。第1特図始動口230または第2特図始動口232に球が入賞したこと、すなわち、第1特図始動口230に球が入球したことを第1始動口センサが検出したこと、あるいは第2特図始動口232に球が入球したことを第2始動口センサが検出したことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。
そして、15R特別大当り、または15R大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。また、15R特別大当りを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ図柄組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示する。また、隠れ確変や小当りを報知する場合には、「装飾1−装飾2−装飾3」を停止表示し、突然確変を報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」を停止表示し、はずれを報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに同図(b)に示す図柄組合せ以外の図柄組合せを停止表示する。
図5(c)は普図の停止表示図柄の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、当り図柄である「普図B」と、はずれ図柄である「普図C」の3種類がある。普図始動口228を球が通過したことを上述の検出センサが検出したことに基づいて、普通図柄表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」を行う。そして、普図変動遊技の当選を報知する場合には「普図A」、または「普図B」を停止表示し、普図変動遊技のはずれを報知する場合には「普図C」を停止表示する。なお、この同図(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
なお、本明細書に記載の実施例における遊技機では、上記の図柄にのみ依存して遊技状態が変化する内容を記載しているが、あくまでも一例であり発明の内容をこれらに限定するものでは無い。例えば、特定の特図が表示された場合に、アタッカが開放し、該アタッカ内に設けられた領域を遊技球が検出したことに基づいて、遊技状態を特図高確率状態に移行させたり、小当りを大当りに昇格させても良い。(いわゆる1種2種タイプの遊技機やアタックラウンドシステムタイプの遊技機に本件記載内容を適用しても良い。)また、大当りとなる特図が表示された場合に、該特図の表示に基づく大当りの開始が自動的に行われずに、遊技球の通過が検出された場合に該大当りの開始を発生するような構成であっても良い。
<発射ハンドル>
次に、図6を用いて、上述の発射ハンドル134について詳細に説明する。なお、図6(a)は、発射ハンドル134の外観斜視図であり、同図(b)は、発射ハンドル134を遊技者が操作している状態を示す側面図であり、同図(c)は、発射ハンドル134の分解斜視図である。
<発射ハンドルの構造>
同図(c)の分解斜視図に示すように、発射ハンドル134は、パチンコ機100の前面枠扉106に固定される円筒形状のハンドルベース802と、このハンドルベース802の内側空間に収容されるハンドル検出部804と、ハンドルベース802の開口部に配設されてハンドルベース802に対して摺動可能なダイヤル806と、このダイヤル806を挟んでハンドルベース802の反対側に配設されて演出などに用いられるハンドル照明部808と、を有して構成されている。
<発射ハンドル/ハンドルベース>
ハンドルベース802は、小径部810と、この小径部810の一端側に連続して形成された大径部812と、によって構成されている。大径部812の開口部の外縁には、ダイヤル806が嵌合かつ摺動可能なダイヤル用案内溝812aが全周に亘って形成されている。また、大径部812の内側空間には、ハンドル照明部808のハンドル照明基板取付ベース808aを固定・支持するための第1軸部812b、第2軸部812c、および第3軸部812dが立設されている。
第1軸部812bは、ダイヤル806の第1案内溝806aと係合することで、ダイヤル806を所定方向に案内しつつ、ダイヤル806の回動範囲(最小回転量)を制限する部材としても機能し、第2軸部812cは、ダイヤル806の第2案内溝806bと係合することで、ダイヤル806を所定方向に案内しつつ、ダイヤル806の回動範囲(最大回転量)を制限する部材としても機能するものである。
<発射ハンドル/ハンドル検出部>
ハンドル検出部804は、ダイヤル806を初期位置の方向に付勢するための発射バネ804aと、ダイヤル806に固定される発射ボリューム804bと、この発射ボリューム804bを保持する発射ボリュームブラケット804cと、この発射ボリュームブラケット804cに配設されるタッチスイッチ804dと、発射ボリュームブラケット804cに回動可能に支持される発射停止レバー804eと、この発射停止レバー804eの状態を検出することが可能な発射停止スイッチ804fと、球の発射強度を変更するためのターボボタン804gと、このターボボタン804gの状態を検出することが可能なターボスイッチ804hと、ダイヤル806の台座となるワッシャ804iと、を有して構成されている。
発射ボリューム804bは、ダイヤル806に固定される回転軸804b1を有し、ダイヤル806の回転角度を検出することが可能なポテンショメータ(可変抵抗器)によって構成されており、検出した回転角度の情報を、発射強度調整信号として外部に出力可能である。この発射ボリューム804bは、図示しないハーネスによって発射制御部630に電気的に接続されており、発射制御部630では、発射強度調整信号により、ダイヤル806の回転角度を検出することが可能である。
タッチスイッチ804dは、ダイヤル806が遊技者によって握られているか否か(遊技者がダイヤル806に触れているか否か)を検出することが可能なタッチセンサによって構成されており、本例では、ダイヤル806が遊技者によって握られている(遊技者がダイヤル806に触れている)場合には、ローレベルのタッチスイッチ信号を外部に出力し、ダイヤル806が遊技者によって握られていない(遊技者がダイヤル806に触れていない)場合には、ハイレベルのタッチスイッチ信号を外部に出力する。このタッチスイッチ804dは、図示しないハーネスによって発射制御部630に電気的に接続されており、発射制御部630では、タッチスイッチ信号により、ダイヤル806が遊技者によって握られているか否か(遊技者がダイヤル806に触れているか否か)の判定が可能である。なお、タッチスイッチ804dからの配線が断線している場合にはハイレベルのタッチスイッチ信号を外部に出力し、タッチスイッチ804dからの配線が短絡している場合にはローレベルのタッチスイッチ信号を外部に出力してもよい。
発射停止スイッチ804fは、発射停止レバー804eが押下操作されているか否かを検出することが可能なセンサによって構成されており、本例では、発射停止レバー804eが遊技者によって押下操作されていない場合には、ローレベルの発射停止スイッチ信号を外部に出力し、発射停止レバー804eが遊技者によって押下操作されている場合には、ハイレベルの発射停止スイッチ信号を外部に出力する。この発射停止スイッチ804fは、図示しないハーネスによって発射制御部630に電気的に接続されており、発射制御部630では、発射停止スイッチ信号により、発射停止レバー804eが押下操作されているか否かの判定が可能である。
ターボスイッチ804hは、ターボボタン804gが押下操作されているか否かを検出することが可能であり、本例では、ターボボタン804gが遊技者によって押下操作されていない場合には、ローレベルの発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)を外部に出力し、ターボボタン804gが遊技者によって押下操作されている場合には、ハイレベルの発射強度切替スイッチ信号を外部に出力する。このターボスイッチ804hは、図示しないハーネスによって発射制御部630に電気的に接続されており、発射制御部630では、発射強度切替スイッチ信号により、ターボボタン804gが押下操作されているか否かの判定が可能である。なお、ターボスイッチ804hからの配線が断線している場合にはローレベルのタッチスイッチ信号を外部に出力し、ターボスイッチ804hからの配線が短絡している場合にはハイレベルのタッチスイッチ信号を外部に出力してもよい。
<発射ハンドル/ダイヤル>
ダイヤル806は、ハンドルベース802の第1軸部812bに係合される第1案内部806aと、ハンドルベース802の第2軸部812cに係合される第2案内部806bと、発射ボリューム804bの回転軸804b1に嵌合・固定される円筒形状の中央軸部806cと、遊技者がダイヤル806の操作を行うための操作部(凸部)806dと、を有して構成されている。
本例の操作部806dは、ダイヤル806の外側に突出形成された第1操作部806d1と第2操作部806d2によって構成されている。第1操作部806d1は、正面視三角形状の部材からなり、正面視左側の側面に傾斜を形成することで、遊技者が指(例えば、親指)を引っかけることが可能な形状としている。また、第2操作部806d2は、正面視三角形状の部材からなり、正面視左側の側面に傾斜を形成することで、同図(b)に示すように、遊技者が指(例えば、人差し指)を引っかけることが可能な形状としている。
<発射ハンドル/ハンドル照明部>
ハンドル照明部808は、ハンドルベース802に固定されるハンドル照明基板取付ベース808aと、このハンドル照明基板取付ベース808aに取り付けられるハンドル照明基板808bと、このハンドル照明基板808bの一方側の面を覆うためのハンドル照明基板カバー808cと、これらのハンドル照明基板取付ベース808a、ハンドル照明基板808b、およびハンドル照明基板カバー808cの全体を覆うための半球状のハンドルカバー808dと、を有して構成されている。
ハンドル照明基板808bには、複数のLEDが搭載されており、これらのLEDから出射された光は、ハンドルカバー808dを通じて外部に届けられる。このハンドル照明基板808bは、図示しないハーネスによって発射制御部630に電気的に接続されており、発射制御部630では、ハンドル照明基板808bに搭載されたLEDの点灯制御が可能である。
なお、本実施形態に係るハンドルカバー808dは、遊技者がダイヤル806を回動操作した場合にダイヤル806と連動して回転する構成となっているが、ダイヤル806のみが回動する構成であってもよい(例えば、図19参照)。また、ハンドル照明基板808bに搭載された複数のLEDは、本例では演出に使用するものであるが、ターボボタン804gが操作された場合に、演出で使用する発光態様と異なる発光態様で発光させることで、前面枠扉106の前面に設けたターボ状態報知ランプ151と同様に、ターボ状態であるか否かを報知可能な報知手段として機能させてもよい。また、ハンドルカバー808dに表示機能を備え、当該表示機能により、ターボボタン804gの操作中であることを報知する表示や、ターボボタン804gを押下すべきであることを報知する表示をしてもよい。また、ハンドルカバー808dに貸出ボタンや返却ボタンの機能を設けてもよい。
<発射ハンドルの機能>
遊技者がダイヤル806の操作部806dを操作することで、初期位置のダイヤル806が時計回りに回転されると(ダイヤル806の回転操作が行われると)、ダイヤル806に固定された発射ボリューム804bの回転軸804b1が、ダイヤル806の回転に同期して回転する。詳細は後述するが、発射制御部630は、発射ボリューム804bから入力される発射強度調整信号に基づいて遊技球の発射強度の制御を行う。
また、発射制御部630は、タッチスイッチ804dから入力されるタッチスイッチ信号の情報(遊技者がダイヤル806に触れているか否かの情報)に基づいて、遊技球の発射を行うか否かの判定を行う。当該判定の結果、遊技者がダイヤル806に触れていないと判定した場合は、ダイヤル806が回転操作されていても、発射動作を行わないように構成している。
また、発射制御部630は、発射停止スイッチ804fから入力される発射停止スイッチ信号の情報(発射停止レバー804eが押下操作されているか否かの情報)に基づいて、遊技球の発射を行うか否かの判定を行う。当該判定の結果、発射停止レバー804eが押下操作されていると判定した場合は、ダイヤル806が回転操作されていても、発射動作を行わないように構成している。また、発射制御部630は、ターボスイッチ804hから入力される発射強度切替スイッチ信号の情報に基づいて、球の発射強度の制御を行う。
<各種基板>
次に、図7を用いて、パチンコ機100を構成する各種基板について説明する。なお、図7は、基板構成の一例を示したブロック図である。なお、上記図2及び図4を用いて説明した構成については、図面において同一の符号を付すとともに、その説明は省略する。
<各種基板/遊技盤側>
本例の遊技盤200には、主として、主制御基板156、第1副制御基板160、第2副制御基板164、液晶制御基板820、盤面基板822が搭載されている。主制御基板156は、遊技盤200内で、第1副制御基板160、盤面基板822、図柄表示基板823(例えば、図4に示す特図表示装置212,214、普図表示装置210,各種状態表示部328などが搭載される基板)、特図1始動口センサ838、および特図2始動口センサ840に接続されているとともに、本体104に搭載された内枠中継基板824にも接続されている。
第1副制御基板160は、遊技盤200内で、液晶制御基板820および第2副制御基板164に接続されている。液晶制御基板820は、メイン液晶826(例えば、図4に示す装飾図柄表示装置208)およびサブ液晶828(例えば、装飾図柄表示装置208とは別体の液晶表示装置)に接続されている。第2副制御基板164は、サブ液晶828を駆動するためのサブ液晶可動部830と、盤面側可動役物832(例えば、図4に示す演出可動体224)と、盤面側照明基板834(例えば、図4に示す遊技盤用ランプ駆動装置530、遊技盤用ランプ532)に接続されている。主制御基板156に接続された盤面基板822は、さらに盤面中継基板836を介して、各種センサ320および各種ソレノイド332に接続されている。
また、第1副制御基板160は、本体104側の盤枠中継基板847を介して、ボタン(チャンスボタン)136、ボタン照明(チャンスボタンランプ)138、ドア側可動役物(ボタン内可動物)246、ドア側照明基板(各種ランプ)418、スピーカ120に接続されているとともに、本体104側の内枠周辺基板846を介して、電源基板182に接続されている。
<各種基板/本体側>
本例の本体104には、主として、払出制御基板170、発射制御基板174、電源基板182、ガラス枠中継基板842が搭載されている。払出制御基板170は、内枠中継基板824を介して、遊技盤200側の主制御基板156に接続されているとともに、本体104内で発射制御基板174などに接続されている。発射制御基板174は、発射装置844(例えば、図4に示す発射モータ632、球送り装置634)およびガラス枠中継基板842に接続されている。なお、本例では、発射装置844の駆動源としてロータリーソレノイド(発射ソレノイド)を用いているが、ソレノイドやモータなどを駆動源としてもよい。
電源基板182は、本体104側の内枠中継基板824を介して、遊技盤200側の主制御基板156や当該主制御基板156に接続された基板や部品に電力を供給する。また、電源基板182は、本体104側の内枠周辺基板846を介して、遊技盤200側の第1副制御基板160や当該第1副制御基板160に接続された基板や部品に電力を供給する。また、電源基板182は、本体104側の払出制御基板170および発射制御基板174やこれらの基板に接続された基板や部品に電力を供給する。
ガラス枠中継基板842は、発射ハンドル134内に搭載されたハンドル中継基板848を介して、上述の発射停止スイッチ804f、タッチスイッチ804d、発射ボリューム804b、ターボスイッチ804hに接続されているとともに、ターボボタン804gの押下操作の有無を報知するためのターボ押下ランプ850に接続されている。
<発射制御基板>
次に、図8および図9を用いて、発射制御基板174の内部構成について詳細に説明する。なお、図8は、発射制御基板174の内部構成を示したブロック図であり、図9は、発射制御基板174の回路図である。
図8に示すように、発射制御部174は、球を発射するための各種条件を設定する入力条件設定部174aと、この入力条件設定部174aや発射特性設定部174dにクロック信号を供給するクロック発生部174bと、このクロック発生部174bから入力されるクロック信号に基づいて球の発射タイミングを計測する発射カウンタ部174cと、球の発射特性を制御する発射特性設定部174dと、球の発射強度を制御する発射強度設定部174eと、発射装置844の発射モータ632を駆動する定電流制御部174fと、を有して構成されている。
<発射制御基板/入力条件設定部>
次に、発射制御基板174の入力条件設定部174aについて詳細に説明する。図8に示す入力条件設定部174aは、一つまたは複数の入力信号に基づいて、発射カウンタ部174cに出力する出力信号を制御する回路である。本例では、払出制御基板170から入力する発射許可信号と、発射ハンドル134のタッチスイッチ804dから入力するタッチスイッチ信号と、発射停止スイッチ804fから入力する発射停止スイッチ信号の3つの入力信号に基づいて、発射カウンタ部174cに対してカウントを許可または禁止する信号を出力する。
図9の回路図を用いて詳細に説明すると、入力条件設定部174aは、主として、フィルタ部174a1と、信号反転部174a2(IC5)と、信号ラッチ部174a3(IC3)と、信号比較部174a4(IC1)によって構成されている。
フィルタ部174a1は、コネクタCN2から入力するタッチスイッチ信号および発射停止スイッチ信号や、コネクタCN1から入力する発射許可信号をそれぞれ整流するための回路であり、本例では、各々の信号のフィルタを2つの抵抗とコンデンサで構成している。
信号反転部174a2は、入力信号の論理を反転して出力するための回路であり、本例では、インバータICを用いている。フィルタ部174a1を通過したタッチスイッチ信号、および発射停止スイッチ信号は、それぞれ信号反転部174a2を2回通過した後、信号ラッチ部174a3の入力端子に入力される。一方、フィルタ部174a1を通過した発射許可信号は、信号反転部174a2を通過することなく信号反転部174a2を迂回して、信号ラッチ部174a3の入力端子に入力される。
信号ラッチ部174a3は、後述するクロック発生部174bからクロック入力端子Clockに入力するクロック信号の立ち上がりエッジを検出した場合に、入力端子1D〜8Dに入力する入力信号を内部にラッチ(一時記憶)するための回路である。本例では、信号反転部174a2から入力するタッチスイッチ信号および発射停止スイッチ信号と、信号反転部174a2を迂回して入力する発射許可信号を、クロック入力端子Clockに入力するクロック信号の立ち上がりエッジを検出したタイミングでラッチする。なお、信号ラッチ部174a3におけるラッチタイミングは入力クロック信号の立ち上がりエッジに限定されず、入力クロックの立ち下がりエッジを検出したタイミングでもよいし、その他のタイミングでもよい。
信号比較部174a4は、複数の入力信号に基づいて1つの出力信号を生成するための回路である。本例では、3つのインバータを有する3入力AND回路を用いており、3つの入力信号がすべてローレベルの信号の場合に、ハイレベルの信号を発射カウンタ部174cに向けて出力し、3つの入力信号のいずれかがローレベルの信号ではない場合に、ローレベルの信号を発射カウンタ部174cに向けて出力するように構成している。
すなわち、本例では、入力条件設定部174aは、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、および発射許可信号がすべてローレベルの信号の場合にのみ、換言すれば、ダイヤル806が遊技者によって握られており、かつ、発射停止レバー804eが遊技者によって押下操作されておらず、かつ、払出制御基板170から入力する発射許可信号が発射許可の状態を示している場合にのみ、発射カウンタ部174cにハイレベルの信号を出力するように構成されている。
<発射制御基板/クロック発生部>
次に、発射制御基板174のクロック発生部174bについて詳細に説明する。図8に示すクロック発生部174bは、入力条件設定部174a、発射カウンタ部174c、および発射特性設定部174dにクロック信号を供給する回路である。本例では、生成した所定周波数(所定周期)のクロック信号を、入力条件設定部174a、発射カウンタ部174c、および発射特性設定部174dに出力する。
図9の回路図を用いて詳細に説明すると、クロック発生部174bは、主として、発振子174b1(X1)と、第1分周部174b2(IC6)と、第2分周部174b3(IC4)によって構成されている。本例のクロック発生部174bでは、発振子174b1から出力されるクロック信号を第1分周部174b2と第2分周部174b3で2回、分周することで、周波数20kHz、周期50msのクロック信号を生成する。そして、このクロック信号を、入力条件設定部174aの信号ラッチ部174a3のクロック入力端子Clockと、入力条件設定部174aの信号反転部174a2を介して、発射カウンタ部174cのカウント部174c1のクロック入力端子CLKに向けて出力する。
<発射制御基板/発射カウンタ部>
次に、発射制御基板174の発射カウンタ部174cについて詳細に説明する。図8に示す発射カウンタ部174cは、クロック発生部174bから入力されるクロック信号に基づいて球の発射タイミングを計測する回路である。本例では、クロック発生部174bから入力される周期50msのクロック信号を12回カウントすることで600ms(=50ms×12回)を計測し、600msに1回の周期で、球の発射を許可または禁止する発射制御信号を定電流制御部174fに向けて出力する。
図9の回路図を用いて詳細に説明すると、発射カウンタ部174cは、主として、カウンタ部174c1(IC2)と、3入力NOR回路174c2と、3つのインバータを有する3入力AND回路174c3によって構成されている。
カウンタ部174c1は、クロック入力端子CLKに所定回数(本例では、12回)のクロック信号が入力された場合に、このクロック信号の立ち上がりエッジに同期して、RC0端子からハイレベルの信号が出力可能である。本例では、クロック入力端子CLKには、クロック発生部174bから入力される周期50msのクロック信号が入力されるため、600ms(=50ms×12回)に1回の周期で、クロック信号の立ち上がりエッジに同期して、RC0端子からハイレベルの信号が出力可能となる。
また、カウンタ部174c1は、ENT入力端子とENP入力端子の両方にハイレベルの信号が入力された場合にのみ、RC0端子からの出力信号を許可する機能を備えている。本例では、ENT入力端子にはDC5vの電圧が常時入力するように構成していることから、ENP入力端子に入力される入力信号、すなわち、入力条件設定部174aの信号比較部174a4から出力される出力信号がハイレベルの場合にのみ(タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、および発射許可信号がすべてローレベルの信号の場合にのみ)、クロック信号の立ち上がりエッジに同期して、RC0端子からハイレベルの発射制御信号が出力される。
カウンタ部174c1のRC0端子から出力される発射制御信号は、3入力NOR回路174c2で論理が反転された後、カウンタ部174c1の/LOAD入力(「/」の記号は、該当する信号がローアクティブであることを示す)にフィードバックされるとともに、3入力AND回路174c3に出力される。カウンタ部174c1は、/LOAD入力にローレベルの信号が入力された場合に、内部のカウンタを初期化するように構成されており、本例では、RC0端子からハイレベルの発射制御信号が出力された場合に内部のカウンタが初期化され、改めて12回のカウントが開始される。なお、初回のみ12回を超える回数(例えば15回)のカウントを行ってもよい。
また、3入力NOR回路174c2から出力された信号は、インバータで再び論理が反転された後、3入力AND回路174c3の2つの入力端子に入力される。また、3入力AND回路174c3の残りの1つの入力端子には、入力条件設定部174aの信号比較部174a4から出力される出力信号が入力される。したがって、3入力AND回路174c3においても、入力条件設定部174aの信号比較部174a4から出力される出力信号がハイレベルの場合にのみ(タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、および発射許可信号がすべてローレベルの信号の場合にのみ)、ハイレベルの出力信号の出力が可能となる。
<発射制御基板/発射強度設定部>
次に、発射制御基板174の発射強度設定部174eについて詳細に説明する。図8に示す発射強度設定部174eは、球の発射強度を制御する回路である。本例では、発射ハンドル134の発射ボリューム804dから入力する発射強度調整信号に基づいて、後段の定電流制御部174fに出力する電流(電圧)の制御を行う。
図9の回路図を用いて詳細に説明すると、発射強度設定部174eは、主として、バッファ回路174e1と、増幅部174e2と、後述する発射特性設定部174dのゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3と、加算部174e3によって構成されている。
バッファ回路174e1は、コネクタCN2から入力する発射強度調整信号のノイズを低減するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。増幅部174e2は、バッファ回路174e1を通過した後の発射強度調整信号を増幅するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。なお、増幅部174e2の出力電圧Vo1は、入力電圧をVi、抵抗R28の抵抗値をr1、抵抗R22の抵抗値をr2と定義した場合に、Vi1(1+(r1/r2))で算出することができる。
加算部174e3は、増幅部174e2を通過した後の発射強度調整信号に基づいて複数の電圧を加算するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。なお、加算部174e3の出力電圧Vo2は、入力電圧をVi2、抵抗R24の抵抗値をr1、抵抗R19の抵抗値をr2、抵抗R17の抵抗値をr3、抵抗R18と抵抗R16と可変抵抗VR1の合成抵抗値をr4、抵抗R24の地点の電圧をv1、抵抗R19の地点の電圧をv2、抵抗R17の地点の電圧をv3と定義した場合に、−(r4/r1)v1−(r4/r2)v2−(r4/r3)v3で算出することができる。
なお、本例では、加算部174e3の抵抗R17に対して、第一の方向に電流を流すためのダイオードD1を直列に接続するとともに、加算部174e3の抵抗R19に対して、第一の方向とは反対の第二の方向に電流を流すためのダイオードD2を直列に接続している。このような構成により、加算部174e3の出力電力Vo2は、入力電圧Vi2(=増幅部174e2を通過した後の発射強度調整信号の電圧)の大きさに応じて、
(1)−(r4/r1)v1−(r4/r2)v2−(r4/r3)v3
(2)−(r4/r1)v1−(r4/r3)v3(※r2に電流が流れない場合)
(3)−(r4/r1)v1−(r4/r2)v2(※r3に電流が流れない場合)の3段階に変化することになる。
<発射制御基板/発射特性設定部>
次に、発射制御基板174の発射特性設定部174dについて詳細に説明する。図8に示す発射特性設定部174dは、球の発射特性を制御する回路である。本例では、発射特性設定部174dは、発射ハンドル134のターボスイッチ804hから入力する発射強度切替スイッチ信号に基づいて、発射ハンドル134の発射特性を、第一の発射特性(以下、「通常発射」と言う場合がある)と第二の発射特性(以下、「ターボ発射」という場合がある)の一方から他方に切り替える制御を行う。
図9の回路図を用いて詳細に説明すると、発射特性設定部174dは、主として、入力条件設定部174aの信号反転部174a2および信号ラッチ部174a3と、スイッチング部174d1と、ゲイン調整部174d2と、バイアス調整部174d3によって構成されている。
コネクタCN2から入力する発射強度切替スイッチ信号は、信号反転部174a2を通過した後、信号ラッチ部174a3の入力端子に入力され、クロック発生部174bから入力するクロック信号の立ち上がりエッジのタイミングでラッチされる。
スイッチング部174d1は、ゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能をオンまたはオフにする回路であり、本例では、FET回路を用いている。本例では、信号ラッチ部174a3でラッチされた発射強度切替スイッチ信号がハイレベルの信号の場合に、FET回路がオンとなることで、ゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能がオンとなり、球の発射特性が第二の発射特性(ターボ発射)となる。なお、第二の発射特性(ターボ発射)の詳細については後述する。
一方、信号ラッチ部174a3でラッチされた発射強度切替スイッチ信号がローレベルの信号の場合に、FET回路がオフとなることで、ゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能がオフとなり、球の発射特性が第一の発射特性(通常発射)となる。なお、第一の発射特性(通常発射)の詳細については後述する。
ゲイン調整部174d2は、上述の発射強度設定部174eの加算部174e3の抵抗R24に並列に接続された抵抗R33を接続状態または未接続状態にすることで、加算部174e3の出力電圧を変化させるための回路である。バイアス調整部174d3は、上述の発射強度設定部174eが備える抵抗R27に並列に接続された抵抗R34を接続状態または未接続状態にすることで、発射強度設定部174eおよび定電流制御部174fのバイアス電圧を変化させるための回路である。
また、信号ラッチ部174a3でラッチされた発射強度切替スイッチ信号は、発射強度切替スイッチ信号のオン/オフに同期してFET回路(Q4)をオン/オフする。これにより、FET回路(Q4)から払出制御基板170に対して、発射強度切替スイッチ信号のオン/オフ状態を示す信号(発射強度状態信号)がコネクタCN4を通じて払出制御基板170に出力される。なお、払出制御基板170は、発射強度状態信号がオン状態を示す信号の場合に、ターボ状態報知ランプ151を点灯し、発射強度状態信号がオフ状態を示す信号の場合に、ターボ状態報知ランプ151を消灯する制御を行う。
<発射制御基板/定電流制御部>
次に、発射制御基板174の定電流制御部174fについて詳細に説明する。図8に示す定電流制御部174fは、発射装置844のロータリーソレノイド(発射ソレノイド)を駆動するための回路である。本例では、発射強度設定部174eから出力される電圧に基づいてロータリーソレノイドに供給する電流(発射ソレノイド信号)を制御することで、ロータリーソレノイドの駆動を行う。
図9の回路図を用いて詳細に説明すると、定電流制御部174fは、主として、電圧比較部174f1と、電流調整部174f2によって構成されている。電圧比較部174f1は、前段の発射強度設定部174eから入力する目標電圧と、発射装置844のロータリーソレノイドからフィードバックされる電圧を比較し、ロータリーソレノイドからフィードバックされる電圧が目標電圧を下回っている場合には、後段の電流調整部174f2のFET回路Q1、Q2をオンにすることで、ロータリーソレノイドに電流(発射ソレノイド信号)を供給する。一方、ロータリーソレノイドからフィードバックされる電圧が目標電圧を上回っている場合には、後段の電流調整部174f2のFET回路Q1、Q2をオフにすることで、ロータリーソレノイドへの電流供給を停止する。
このようなFET回路のオン/オフ制御により、遊技者による発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度でロータリーソレノイドが駆動され、発射杆146および発射槌148によって球が発射される。
<発射制御信号>
次に、図10を用いて、上述の発射カウンタ部174cのカウンタ部174c1が出力する発射制御信号について詳細に説明する。なお、図10は、発射制御信号を含む各種信号のタイムチャートである。
ここで、「発射タイマ用クロック」として示す波形は、発射カウンタ部174cのカウンタ部174c1のクロック入力端子CLKに入力されるクロック信号の波形を示したものであり、「発射状態」として示す波形は、発射カウンタ部174cのカウンタ部174c1のRC0端子から出力される発射制御信号の波形を示したものである。
また、「ターボボタン」として示す波形は、発射ハンドル134から発射制御基板174に入力される発射強度切替スイッチ信号の波形を示したもの(ターボボタンが押下時にON、非押下時にOFF)であり、「ターボ有効状態」として示す波形は、信号ラッチ部174a3でラッチされた発射強度切替スイッチ信号を示した波形であり、「ターボラッチ用クロック」として示す波形は、入力条件設定部174aの信号ラッチ部174a3のクロック入力端子Clockに入力されるクロック信号の波形を示したものである。
上述のとおり、発射カウンタ部174cのカウンタ部174c1のクロック入力端子CLKには、クロック発生部174bから入力される周期50msのクロック信号が、反転部174a2を通過して論理が反転した後に入力される。そして、カウンタ部174c1は、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、および発射許可信号がすべてローレベルの信号の場合には、600ms(=50ms×12回)に1回の周期で、クロック信号(発射タイマ用クロック)の立ち上がりエッジに同期して、RC0端子からハイレベルの発射制御信号を出力する。
一方、入力条件設定部174aの信号ラッチ部174a3のクロック入力端子Clockには、クロック発生部174bから入力される周期50msのクロック信号が反転部174a2を通過することなく入力される。そして、信号ラッチ部174a3は、50msに1回の周期で、クロック信号(ターボラッチ用クロック)の立ち上がりエッジに同期して、発射強度切替スイッチ信号を内部にラッチする。
上述のとおり、発射特性設定部174dは、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号に基づいて、第一の発射特性(通常発射)と第二の発射特性(ターボ発射)の一方から他方に切り替える制御を行う。このため、図10に示すT1およびT2のタイミングでは、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号がハイレベルを示していることから、第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射され、同図に示すT3およびT4のタイミングでは、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号がローレベルを示していることから、第一の発射特性(通常発射)で球が発射される。なお、本例では、T2のタイミングから25ms間は第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射され、T2から25ms後のタイミングから25ms間は第一の発射特性(通常発射)で球が発射される。このため、T2のタイミングから発射された球の発射強度は、T1のタイミングから発射された球(50ms間を第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射される場合)の発射強度と比べて、発射強度が小さくてもよいし、同じでもよい。また、本例では、T4のタイミングから25ms間は第一の発射特性(通常発射)で球が発射され、T4から25ms後のタイミングから25ms間は第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射される。このため、T4のタイミングから発射された球の発射強度は、T3のタイミングから発射された球(50ms間を第一の発射特性(通常発射)で球が発射される場合)の発射強度と比べて、発射強度が大きくてもよいし、同じでもよい。また、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号がハイレベルの場合に第一の発射特性(通常発射)で球が発射され、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号がローレベルの場合に第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射されてもよい。
<発射装置の発射特性>
次に、図11を用いて、発射装置844の発射特性について詳細に説明する。なお、図11(a)は、通常発射とターボ発射の特性を示したグラフである。
ここで、図11(a)に示す発射特性図の横軸は、発射ハンドル134の(ダイヤル806の)操作量、換言すれば、発射ボリューム804dの回転量を示している。本例では、発射ハンドル134の操作量の度合いを、平仮名の(あ)〜(さ)の符号で示しており、符号(あ)が最小操作量を、符号(さ)が最大操作量をそれぞれ示している。なお、符号(あ)〜符号(い)までの発射ハンドル134の操作範囲は、発射停止スイッチ804fが機械的に押下される範囲であるので遊技球の発射は行われないが、発射ボリューム804dの回転量は0よりも大きいため、符号(あ)の操作量であっても所定量の発射強度となる。
図11(b)は操作量が最小操作量のときの発射ハンドル134の正面図であり、同図(c)は操作量が最大操作量のときの発射ハンドル134の正面図である。例えば、同図(b)に示す状態は、ダイヤル806が発射バネ804aによって初期位置まで付勢されており、操作量が0(最小)のときの発射ハンドルである。また、同図(c)に示す状態は、初期位置にあるダイヤル806を時計回りに所定角度(例えば、45度)回転させており、操作量が最大のときの発射ハンドルである。
なお、符号(え)で示す操作量から、符号(お)に示す操作量まで変化させるには、例えば、ダイヤル806を時計回りに5度回転させる必要があり、符号(お)で示す操作量から、符号(こ)に示す操作量まで変化させるには、例えば、ダイヤル806を時計回りに22.5度回転させる必要がある。
また、図11(a)に示す発射特性図の縦軸は、横軸の操作量に対応する球の発射強度(発射ソレノイドの電流値)を示している。本例では、球の発射強度の度合いを、片仮名の(ア)〜(ス)の符号で示しており、符号(ア)が最小発射強度を、符号(ス)が最大発射強度をそれぞれ示している。なお、図11(a)に示す発射特性図の縦軸の発射強度は、入力条件設定部174aが発射カウンタ部174cに対してカウントを許可または禁止する信号の出力内容に関わらないものである。
<発射装置の発射特性/第一の発射特性(通常発射)>
図11(a)において符号NLで示すグラフは、第一の発射特性(通常発射)の一例を示している。
第一の発射特性(通常発射)は、発射特性設定部174dのゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能がオフであり、かつ、発射強度設定部174eの加算部174e3の出力電圧Vo2が発射強度調整信号の電圧の大きさに応じて3段階で変化することに対応して、概ね、発射特性NL1、発射特性NL2、および発射特性NL3の3段階の発射特性を示す。
発射特性NL1は、発射ハンドル134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(お)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性NL1における発射強度の傾きは、符号(ウ)に示す発射強度と符号(カ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、3つの発射特性NL1〜NL3の中で最も傾きが大きくなっている。
発射特性NL2は、発射ハンドル134の操作量が、符号(お)に示す操作量から符号(こ)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性NL2における発射強度の傾きは、符号(カ)に示す発射強度と符号(コ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、3つの発射特性NL1〜NL3の中で最も傾きが小さくなっている。
発射特性NL3は、発射ハンドル134の操作量が、符号(こ)に示す操作量から符号(さ)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性NL3における発射強度の傾きは、符号(コ)に示す発射強度と符号(シ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、発射特性NL1の傾きよりも小さく、発射特性NL2の傾きよりも大きくなっている。
すなわち、第一の発射特性(通常発射)では、第一の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(お)に示す操作量)における発射強度は、最も傾きが大きい発射特性NL1にしたがって変化し、続く第二の操作量の範囲(符号(お)に示す操作量から符号(こ)に示す操作量)における発射強度は、最も傾きが小さい発射特性NL2したがって変化し、続く第三の操作量の範囲(符号(こ)に示す操作量から符号(さ)に示す操作量)における発射強度は、発射特性NL1の傾きよりも小さく発射特性NL2の傾きよりも大きい発射特性NL3にしたがって変化する。
なお、本明細書においては、第一の発射特性(通常発射)に基づいて発射ハンドル134の発射強度の制御を行っている状態を、「通常時」、「非ターボ時」、「非ターボ状態」、「第一の状態」などと言う場合がある。
<発射装置の発射特性/第二の発射特性(ターボ発射)>
図11(b)において符号TLで示すグラフは、第二の発射特性(ターボ発射)の一例を示している。
上述のとおり、発射強度設定部174eの加算部174e3の出力電圧Vo2は発射強度調整信号の電圧の大きさに応じて3段階で変化するが、第二の発射特性(ターボ発射)は、発射特性設定部174dのゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能がオンであることから、概ね、発射特性TL1、および発射特性TL2の2段階の発射特性を示す。
発射特性TL1は、発射ハンドル134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(き)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性TL1における発射強度の傾きは、符号(イ)に示す発射強度と符号(ス)に示す最大発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、第一の発射特性(通常発射)の3つの発射特性NL1〜NL3のいずれよりも傾きが大きくなっている。なお、ダイヤル806を発射特性TL1に対応する操作量の範囲内(上記図11(a)の符号(あ)で示す操作量と符号(き)に示す操作量の範囲内)で変化させるには、ダイヤル806を時計回りに概ね5度から10度くらい回転させる必要がある。
発射特性TL2は、発射ハンドル134の操作量が、符号(き)に示す操作量から符号(さ)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性TL2における発射強度は、符号(ス)に示す最大発射強度で一定値である。
すなわち、第二の発射特性(ターボ発射)では、第四の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(き)に示す操作量)における発射強度は、第一の発射特性(通常発射)の3つの発射特性NL1〜NL3のいずれよりも傾きが大きい発射特性TL1にしたがって変化し、続く第五の操作量の範囲(符号(き)に示す操作量から符号(さ)に示す操作量)における発射強度は、第一の発射特性(通常発射)の最大発射強度(符号(シ)に示す発射強度)よりも強い発射強度(符号(ス)に示す発射強度)となる。
なお、本明細書においては、第二の発射特性(ターボ発射)に基づいて発射ハンドル134の発射強度の制御を行っている状態を、「非通常時」、「ターボ時」、「ターボ状態」、「第二の状態」などと言う場合がある。また、発射特性NL1は図9に示すR24とR17に電流が流れる場合であり、発射特性NL2は図9に示すR24に電流が流れる場合であり、発射特性NL3は図9に示すR24とR19に電流が流れる場合である。また、発射特性TLは図9に示すR24とR33に電流が流れる場合である。なお、発射特性TLが発射特性NLと同様に複数の傾きを有する場合には、発射ハンドルの操作量が小さいときはR17に電流が流れる場合があり、発射ハンドルの操作量が大きいときはR19に電流が流れる場合があってもよい。
<発射強度と球の到達位置>
次に、図12を用いて、発射ハンドル134の発射強度と、球の到達位置との関係について説明する。なお、図12は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
発射装置844の発射杆146および発射槌148によって打ち出された球は、外レール202と内レール204で囲まれた球通路を通過し、遊技領域124の上部に到達するが、発射装置844の発射強度(発射ソレノイドの電流値)によって、遊技領域124における到達位置が異なる。
例えば、上記図11(a)の符号(カ)で示す発射強度で発射された球は、図12の符号P1で示す軌跡を描いて移動し、内レール204の終端部を少し超えた辺りで下方に落下する。したがって、符号(カ)で示す発射強度は、左打ちを行う場合(遊技領域124の左側のルートを狙って遊技球を流下させる場合)に適した発射強度である。
なお、図示はしないが、符号(カ)で示す発射強度よりも弱い発射強度(上記図11(a)の符号(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、(オ)で示す発射強度)で発射された球は、内レール204を乗り越えることができずに下皿128に排出されるか、内レール204を乗り越えて遊技領域124の左側に落下する。
また、上記図11(a)の符号(ク)で示す発射強度で発射された球は、図12の符号P2で示す軌跡を描いて移動し、遊技領域124のほぼ中央で下方に落下する。したがって、符号(ク)で示す発射強度は、遊技領域124の中央を狙って遊技球を流下させる場合に適した発射強度である。
なお、図示はしないが、符号(キ)で示す発射強度で発射された球は、符号(ク)で示す発射強度で発射された球よりも遊技領域124のやや左寄りで下方に落下する。
また、上記図11(a)の符号(コ)で示す発射強度で発射された球は、図12の符号P3で示す軌跡を描いて移動し、遊技領域124の右側に配設された、低反発部材からなる球止めゴム203に衝突した後、この球止めゴム203の下方に向かって落下する。したがって、符号(コ)で示す発射強度は、右打ちを行う場合(遊技領域124の右側のルートを狙って遊技球を流下させる場合)に適した発射強度である。
なお、図示はしないが、符号(コ)で示す発射強度よりも強い発射強度(上記図11(a)の符号(サ)、(シ)、(ス)で示す発射強度)で発射された球は、球止めゴム203に衝突した後、この球止めゴム203の下方に向かって落下する点では共通するが、球が符号(コ)で示す発射強度よりも強い発射強度で発射されるため、球が発射されてから球止めゴム203に到達するまでの時間は、符号(コ)で示す発射強度、符号(サ)で示す発射強度、符号(シ)で示す発射強度、符号(ス)で示す発射強度の順番で早くなる。結果、球が発射されてから遊技領域124の右側の入賞口や始動口に到達するまでの時間も、同様の順番で早くなる。
<ターボボタンの使用有無と発射強度>
次に、図13〜図15を用いて、ターボボタン804gの使用の有無と、発射強度との関係について説明する。
図13(a)は、ターボボタン804gを押下操作せず、かつ、発射ハンドル134が初期位置にあるときのパチンコ機100の様子を示した正面図であり、図15(a)は、ターボボタン804gを押下操作せず、かつ、発射ハンドル134が初期位置にあるときの発射ハンドル134の背面図である。
この初期位置では、発射ハンドル134の操作量が、上記図11(a)の符号(あ)に対応する操作量、すなわち0であるため、発射強度は、上記図11(a)の符号(ア)に対応する発射強度、すなわち0である。したがって、初期位置では、球が遊技領域124に打ち出されることがなく、遊技者が発射ハンドル134を握っているだけの状態である。
また、図15(a)に示すように、この初期位置では、ターボボタン804gは、発射停止レバー804eよりも高い位置にあり、第1操作部806d1および第2操作部806d2よりも背面視で左側に位置している。遊技者が発射ハンドル134を通常の握り方で握った場合、人差し指は第1操作部806d1と第2操作部806d2の間に位置するため、この初期位置では、人差し指を使ってターボボタン804gを押下操作することは困難である。
また、図13(b)は、ターボボタン804gを押下操作せず、かつ、発射ハンドル134を初期位置から時計方向に回転させたときのパチンコ機100の様子を示した正面図である。
この状態は、発射ハンドル134の操作量が、例えば、上記図11(a)の符号(く)に対応する操作量であり、発射強度は、上記図11(a)の符号(ク)に対応する発射強度である。上述のとおり、符号(ク)で示す発射強度で発射された球は、遊技領域124のほぼ中央で下方に落下する。なお、遊技者が発射ハンドル134を通常の握り方で握った場合には、図13(a)に示す初期位置に比べ、ダイヤル806の操作量(回転角度)の分だけ、指の位置がダイヤル806の回転方向にずれることになる。
また、図14(a)は、ターボボタン804gを押下操作せず、かつ、発射ハンドル134を時計方向に最大操作量だけ回転させて全開位置まで回動したときのパチンコ機100の様子を示した正面図であり、図15(b)は、ターボボタン804gを押下操作せず、かつ、発射ハンドル134を時計方向に最大操作量だけ回転させて全開位置まで回動したときの発射ハンドル134の背面図である。
この全開位置は、発射ハンドル134の操作量が、例えば、上記図11(a)の符号(さ)に対応する操作量であり、発射強度は、上記図11(a)の符号(シ)に対応する発射強度である。上述のとおり、符号(シ)で示す発射強度で発射された球は、遊技領域124の右側に配設された球止めゴム203に衝突した後、この球止めゴム203のほぼ真下に向かって落下する。このように、遊技者が通常の握り方で右打ちを行った場合には、手首をダイヤル806の回転方向に大きく回転する(捻る)必要があり(図14(a)参照)、長時間の右打ち遊技においては遊技者が手首の疲労を感じる場合がある。
また、図15(b)に示すように、この全開位置では、ターボボタン804gは、第1操作部806d1と第2操作部806d2との間であって第1操作部806d1よりも第2操作部806d2に近い場所に位置している。遊技者が発射ハンドル134を通常の握り方で握った場合、人差し指は第1操作部806d1と第2操作部806d2の間であって第2操作部806d2に近い場所に位置するため、この全開位置では、人差し指を移動させれば人差し指を使ってターボボタン804gを押下操作することは容易であるが、親指はターボボタン804gから離れた第1操作部806d1の背面視右側面に位置するため、親指を使ってターボボタン804gを押下操作することは困難である。
また、図14(b)は、発射ハンドル134を時計方向に所定の操作量だけ回転させ、かつ、ターボボタン804gを押下操作したときのパチンコ機100の様子を示した正面図であり、図15(c)は、発射ハンドル134を時計方向に所定の操作量だけ回転させ、かつ、ターボボタン804gを押下操作したときの発射ハンドル134の背面図である。
この状態は、発射ハンドル134の操作量が、例えば、上記図11(a)の符号(く)に対応する操作量であり、発射強度は、上記図11(a)の符号(ス)に対応する発射強度である。上述のとおり、符号(ス)に対応する発射強度で発射された球は、遊技領域124の右側に配設された球止めゴム203に衝突した後、この球止めゴム203の下方に向かって落下する。また、符号(ス)に対応する発射強度は、図14(a)で説明した符号(シ)に対応する発射強度よりも強いため、球が発射されてから球止めゴム203に到達するまでの時間や、球が発射されてから遊技領域124の右側の入賞口や始動口に到達するまでの時間は、図14(a)で説明した符号(シ)に対応する発射強度よりも早くなる。
また、図15(c)に示すように、この位置では、ターボボタン804gは、第1操作部806d1と第2操作部806d2との間であって第1操作部806d1よりも第2操作部806d2に近い場所に位置している。遊技者が発射ハンドル134を通常の握り方で握った場合、人差し指は第1操作部806d1と第2操作部806d2の間であって第2操作部806d2に近い場所に位置するため、この位置では、人差し指を使ってターボボタン804gを押下操作することは容易であり、最もターボボタン804gの押下操作がし易い位置であるが、親指はターボボタン804gから離れた第1操作部806d1の側面に位置するため、親指を使ってターボボタン804gを押下操作することは困難である。
さらに、上記図14(a)におけるターボボタン804gを使用しない場合と比較すると、右打ちに際して手首の回転角度が少ないため、長時間の右打ち遊技に適している場合がある。また、本実施形態においては、通常の握り方において左打ち遊技を快適に行えるように、ダイヤル806の回動角度を設計しているため、快適な操作を行いつつターボボタン804を操作できる場合がある。
以上説明したように、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技者が少なくとも操作可能な操作手段(例えば、発射ハンドル134)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記発射手段は、少なくとも第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ス)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ス)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記第一の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第一の操作(例えば、図11(a)の符号(く)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第二の操作(例えば、図11(a)の符号(け)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第一の操作は、前記第二の操作と異なる操作であり、前記第一の発射強度は、前記第二の発射強度と同じ強度である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、疲労や汗で遊技者が操作手段に行う操作内容が意図せず変化してしまった場合であっても操作内容の変化による遊技者の不利益を防止することができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
なお、本発明に係る「第一の場合」、「第二の場合」、「第三の場合」、「第四の場合」、「第五の場合」、および「第六の場合」は、発射許可信号がオン、発射停止スイッチがオフ、タッチスイッチがオン、異常(エラー)の発生が無し、のうちの1または複数の場合を含むものである(以下同様)。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技者が少なくとも操作可能な操作手段(例えば、発射ハンドル134)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記発射手段は、少なくとも第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ス)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ス)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第三の場合に、第三の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ク)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第四の場合に、第四の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ケ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記第一の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第一の操作(例えば、図11(a)の符号(く)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第二の操作(例えば、図11(a)の符号(け)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第三の場合とは、前記第一の状態において前記操作手段に前記第一の操作が行われている場合のことであり、前記第四の場合とは、前記第一の状態において前記操作手段に前記第四の操作が行われている場合のことであり、前記第一の操作は、前記第二の操作と異なる操作であり、前記第三の操作は、前記第一の操作と同じ操作であり、前記第四の操作は、前記第二の操作と同じ操作であり、前記第三の発射強度は、前記第四の発射強度と異なる強度であり、前記第一の発射強度は、前記第二の発射強度と同じ強度である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、疲労や汗で遊技者が操作手段に行う操作内容が意図せず変化してしまった場合であっても操作内容の変化による遊技者の不利益を防止することができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技者が少なくとも操作可能な操作手段(例えば、発射ハンドル134)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記発射手段は、少なくとも第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(オ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(オ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記第一の場合とは、前記第一の状態において前記操作手段に第一の操作(例えば、図11(a)の符号(う)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第二の操作(例えば、図11(a)の符号(う)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第一の操作は、前記第二の操作と同じ操作であり、前記第一の発射強度は、前記第二の発射強度と同じ強度である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、発射手段の状態が変化してしまった場合であっても遊技者の不利益を防止することができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)によれば、遊技者が少なくとも操作可能な操作手段(例えば、発射ハンドル134)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記発射手段は、少なくとも第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(コ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(サ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第三の場合に、第三の発射強度(例えば、図11(a)の符号(カ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第四の場合に、第四の発射強度(例えば、図11(a)の符号(キ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記第一の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第一の操作(例えば、図11(a)の符号(お)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第二の操作(例えば、図11(a)の符号(か)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第三の場合とは、前記第一の状態において前記操作手段に前記第三の操作が行われている場合のことであり、前記第四の場合とは、前記第一の状態において前記操作手段に前記第四の操作が行われている場合のことであり、前記第一の操作は、前記第二の操作と異なる操作であり、前記第三の操作は、前記第一の操作と同じ操作であり、前記第四の操作は、前記第二の操作と同じ操作であり、前記第一の発射強度は、前記第二の発射強度と異なる強度であり、前記第三の発射強度は、前記第四の発射強度と異なる強度であり、前記第一の発射強度と前記第二の発射強度との差は、前記第三の発射強度と前記第四の発射強度との差よりも大きいものである、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、同じ操作でありながら第二の状態では第一の状態よりも発射強度を強くすることができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技者が少なくとも操作可能な第一の操作手段(例えば、ターボボタン804g)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記第一の操作手段は、複数の操作状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであり、前記複数の操作状態のうちの少なくとも一つは、第一の操作状態であり、前記複数の操作状態のうちの少なくとも一つは、第二の操作状態であり、前記第一の操作状態とは、前記第一の操作手段が操作されない状態(例えば、ターボボタン804gの押下操作がされていない状態)のことであり、前記発射手段は、前記第一の操作手段が前記第二の操作状態である期間において、前記第二の状態となることが可能なものであり、前記発射手段は、前記第一の操作手段が前記第一の操作状態である期間において、前記第二の状態となることが可能なものである、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、疲労や汗で遊技者が第二の操作手段に行う操作内容が意図せず変化してしまった場合であっても操作内容の変化による遊技者の不利益を防止することができる場合がある。すなわち、ターボボタンから指が意図せず離れてしまっても遊技球をターボ状態で発射することができ、遊技者の不利益を防止することができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
また、前記発射手段は、少なくとも第三の場合に、第三の発射強度(例えば、図11(a)の符号(コ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記発射手段は、少なくとも第四の場合に、第四の発射強度(例えば、図11(a)の符号(サ)で示す発射強度)で遊技球を発射するものであり、前記第三の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第三の操作(例えば、図11(a)の符号(お)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第四の場合とは、前記第二の状態において前記操作手段に第四の操作(例えば、図11(a)の符号(か)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われている場合のことであり、前記第三の操作は、前記第四の操作と異なる操作であり、前記第三の発射強度は、前記第四の発射強度と異なる強度であってもよい。
このような構成とすれば、ターボ時でも発射強度を調整することができる場合がある。
また、前記発射手段は、発射実行手段(例えば、発射手段844)を少なくとも含んで構成されるものであり、前記発射手段は、発射制御手段(例えば、発射制御基板174)を少なくとも含んで構成されるものであり、前記発射実行手段は、前記発射制御手段によって制御されるものであり、前記発射制御手段は、前記複数の状態のうちのいずれかの状態となることが可能なものであってもよい。
また、演出表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記第一の状態にある前記発射手段は、第一の領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の状態にある前記発射手段は、前記第一の領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の状態にある前記発射手段は、第二の領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第一の領域とは、前記表示手段の正面視右側となる領域(例えば、遊技領域124の右側の領域)のことであり、前記第二の領域とは、前記表示手段の正面視左側となる領域(例えば、遊技領域124の左側の領域)のことであってもよい。
このような構成とすれば、ターボ時でも遊技領域の左右に遊技球を打ち分けることができる場合がある。
また、前記操作手段は、遊技者の操作に応じて操作量を少なくとも変更可能なものであり、前記第一の操作の前記操作量は、第一の操作量であり、前記第三の操作の前記操作量は、第三の操作量(例えば、図11(a)の符号(お)で示す操作量)であり、前記第三の操作量は、前記第一の操作量(例えば、図11(a)の符号(く)で示す操作量)よりも小さいものであってもよい。
このような構成とすれば、ターボ時は操作量が小さい範囲で発射強度を調整することができる場合がある。
また、前記操作手段は、第一の範囲(例えば、図11(a)の符号(あ)で示す操作量から符号(き)で示す操作量の範囲)で前記操作量を少なくとも変更可能なものであり、 前記操作手段は、第二の範囲(例えば、図11(a)の符号(き)で示す操作量から符号(さ)で示す操作量の範囲)で前記操作量を少なくとも変更可能なものであり、前記第一の範囲は、前記第二の状態において、前記操作量の変化に応じて前記発射手段の発射強度が変化する範囲であり、前記第二の範囲は、前記第二の状態において、前記操作量の変化に応じて前記発射手段の前記発射強度が変化しない範囲であり、前記第二の範囲の大きさは、前記第一の範囲の大きさよりも大きいものであってもよい。
このような構成とすれば、ターボ時は少ない操作の変更で発射強度を調整することができる場合がある。
また、前記第一の状態にある前記発射手段は、第一の発射特性(例えば、第一の発射特性(通常発射))で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の状態にある前記発射手段は、第二の発射特性で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射特性(例えば、第二の発射特性(ターボ発射))は、前記第一の発射特性とは異なるものであってもよい。
このような構成とすれば、異なる発射特性で遊技球を発射することができる場合がある。
<図9の発射制御基板の回路図について>
上記図9を用いて説明した回路図に関連する事項は、次の構成を採用してもよい。すなわち、発射制御手段は、発射装置を駆動するための電流を制御する定電流制御部を少なくとも含むものであってもよい。また、発射制御手段は、発射装置の発射強度を設定する強度設定部を少なくとも含むものであってもよい。また、発射制御手段は、発射装置の発射可能条件を設定する入力条件設定部を少なくとも含むものであってもよい。また、発射制御手段は、発射装置の発射特性を設定する発射特性設定部を少なくとも含むものであってもよい。
また、強度設定部は、少なくとも複数の部品で構成されるものであり、複数の部品のうちの一つは、第一の部品(図9のIC9)であり、第一の部品は、少なくとも複数の端子を有するものであり、複数の端子のうちの一つは、第一の端子(図9のIC9の端子2)であり、複数の端子のうちの一つは、第二の端子(図9のIC9の端子3)であり、発射特性設定部は、変化条件の成立があった場合に、第一の端子に入力される電流の値を少なくとも変化させることが可能なものであり、発射特性設定部は、変化条件の成立があった場合に、第二の端子に入力される電流の値を少なくとも変化させることが可能なものであってもよい。
また、変化条件は、ターボボタンが押下されたことを示す信号がラッチされたことを少なくとも含むものであってもよい。また、複数の部品のうちの一つは、第二の部品(図9のR24)であり、複数の部品のうちの一つは、第三の部品(図9のR27)であり、複数の部品のうちの一つは、第四の部品(図9のR33)であり、複数の部品のうちの一つは、第五の部品(図9のR34)であり、第一の端子は、配線を介して第二の部品と少なくとも接続されるものであり、第二の端子は、配線を介して第三の部品と少なくとも接続されるものであり、第一の端子は、配線を介して第四の部品と少なくとも接続されるものであり、第二の端子は、配線を介して第五の部品と少なくとも接続されるものであり、発射特性設定部は、変化条件の成立があった場合に、第二の部品と第四の部品を並列接続させることが可能なものであり、発射特性設定部は、変化条件の成立があった場合に、第三の部品と第五の部品を並列接続させることが可能なものであってもよい。
また、複数の部品のうちの一つは、第六の部品(図9のPHC1)であり、複数の部品のうちの一つは、第七の部品(図9のOPHC2)であり、第六の部品は、第一の発光部を有するものであり、第六の部品は、第一の受光部を有するものであり、第七の部品は、第二の発光部を有するものであり、第七の部品は、第二の受光部を有するものであり、発射特定設定部は、変化条件の成立があった場合に、第一の発光部を発光させて第一の受光部が受光することにより、第二の部品と第四の部品を並列接続させることが可能なものであり、発射特定設定部は、変化条件の成立があった場合に、第二の発光部を発光させて第二の受光部が受光することにより、第三の部品と第五の部品を並列接続させることが可能なものであってもよい。
また、複数の部品のうちの一つは、第八の部品(図9のR19)であり、複数の部品のうちの一つは、第九の部品(図9のD2)であり、第一の端子は、配線を介して第八の部品と少なくとも接続されるものであり、第八の部品は、第九の部品と直列接続されるものであってもよい。
また、複数の部品のうちの一つは、第十の部品(図9のR17)であり、複数の部品のうちの一つは、第十一の部品(図9のD1)であり、第一の端子は、配線を介して第十の部品と少なくとも接続されるものであり、第十の部品は、第十一の部品と直列接続されるものであってもよい。
また、第一の部品は、オペアンプであってもよく、第二の部品は、抵抗であってもよく、第三の部品は、抵抗であってもよく、第四の部品は、抵抗であってもよく、第五の部品は、抵抗であってもよく、第八の部品は、抵抗であってもよく、第十の部品は、抵抗であってもよい。
また、第九の部品は、ダイオードであってもよく、第十一の部品は、ダイオードであってもよく、第四の部品は、第二の部品よりも抵抗値が低いものであってもよく、第四の部品は、第八の部品よりも抵抗値が低いものであってもよく、第四の部品は、第十の部品よりも抵抗値が低いものであってもよく、第十の部品は、第二の部品よりも抵抗値が低いものであってもよく、第十の部品は、第八の部品よりも抵抗値が低いものであってもよく、第八の部品は、第二の部品よりも抵抗値が低いものであってもよく、第五の部品は、第三の部品よりも抵抗値が高いものであってもよい。
また、第三の部品は、第二の部品よりも抵抗値が高いものであってもよく、第六の部品は、フォトMOSリレーであってもよく、第六の部品は、フォトカプラであってもよく、第七の部品は、フォトMOSリレーであってもよく、第七の部品は、フォトカプラであってもよい。
また、機構でターボ状態を保持可能に構成してもよいし、回路でターボ状態を保持可能に構成してもよいし、制御でターボ状態を保持可能に構成してもよいし、上記のうちの少なくとも一以上でターボ状態を保持可能に構成してもよい。また、制御でのターボ状態保持方法の一例としては、例えば、回路や機構はターボ状態を保持しない構成であって、払出制御部がターボ信号オンを所定期間入力した場合にターボ状態を保持し(つまりターボ信号オフを入力してもターボ状態を保持し)、解除する場合は、ターボ信号オンオフの短期間の入力などが挙げられる。
<図10のタイムチャートについて>
上記図10を用いて説明したタイムチャートに関連する事項は、次の構成を採用してもよい。すなわち、発射制御手段は、第二の条件の成立があった場合に、第一の状態となるものであり、第二の条件は、操作手段(ターボボタン)が第一の操作状態(非押下)である期間に成立する場合があり、第二の条件は、操作手段(ターボボタン)が第二の操作状態(押下)である期間に成立する場合があってもよい。
また、発射制御手段は、発射タイマ用クロックをN回(例えば、一周期50msを12回)カウントした場合に、発射装置を駆動するものであってもよい。また、発射タイマ用クロックの周期は、50msとは異なる周期であってもよい。また、ターボラッチ用クロックの周期は、50msとは異なる周期であってもよい。
また、ターボラッチ用クロックの周期は、発射タイマ用クロックの周期とは異なる周期であってもよく、ターボラッチ用クロックの周期は、発射タイマ用クロックの周期よりも小さい周期であってもよく、ターボラッチ用クロックの周期は、発射タイマ用クロックの周期よりも大きい周期であってもよい。
また、ターボラッチ用クロックの周期は、600msよりも小さい周期であってもよく、発射タイマ用クロックの周期は、600msよりも小さい周期であってもよい。また、発射制御手段は、ターボボタンが押下された場合に、ターボボタンが押下されたことを示す信号の状態を所定時間(例えば50ms)変化させるものでもよい。
また、ターボボタンが押下されたことを示す信号の状態を変化させる時間は、ターボラッチ用クロックの1周期と同じであってもよいし小さくてもよいし大きくてもよい。また、発射制御手段は、発射可能条件の成立があった場合に、発射タイマ用クロックのカウントを実行可能(または必ず実行可能)なものであってもよい。また、発射制御手段は、発射可能条件の成立があった場合に、発射タイマ用クロックのカウントを中断可能(または必ず中断可能)なものであってもよい。
また、発射制御手段は、発射タイマ用クロックのカウントが中断されている期間に発射可能条件の成立があった場合に、発射タイマ用クロックのカウントを再開可能(または必ず再開可能)なものであってもよい。また、発射手段は、第一の状態(非ターボ状態)において、第一の発射間隔(600ms)で遊技球を発射可能なものであり、第二の状態(ターボ状態)において、第一の発射間隔(600ms)で遊技球を発射可能なものであり、第一の発射間隔は、第二の発射間隔と同じであってもよい。
また、図16は、発射制御信号を含む各種信号のタイムチャートの変形例であり、上記図10に対応する図である。本例は、球の発射中に入力条件信号がローレベルからハイレベルに変化したことで、発射状態が発射となる期間が、上記図10を用いて説明した50msよりも短縮され、25msになる例である。
ここで、同図における「入力条件信号」として示す波形は、信号ラッチ部174a3によってラッチされるタッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、および、発射許可信号のいずれかの信号を示す波形である。なお、入力条件信号は、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、および、発射許可信号の全てに基づいて生成される信号(例えば、信号ラッチ部174a3から発射カウンタ部174cに向けて出力される信号)であってもよい。
また、「発射可能状態」として示す波形は、入力条件設定部174aが発射カウンタ部174cに対して出力する、カウント(発射)を許可または禁止する信号を示した波形であり、本例では、ローレベルが発射を許可する(可能にする)信号、ハイレベルが発射を禁止する(不可能にする)信号である。
本例のT5のタイミングでは、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号がハイレベルを示していることから、第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射され、同図に示すT6のタイミングでは、信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号がローレベルを示していることから、第一の発射特性(通常発射)で球が発射される。また、本例のT5'のタイミングでは、発射可能状態がローレベルを示していることから、第二の発射特性(ターボ発射)での発射が停止され、同図に示すT6'のタイミングでは、発射可能状態がローレベルを示していることから、第一の発射特性(通常発射)での発射が停止される。
なお、発射状態期間(例えば、T5からT5'までの期間、またはT6からT6'までの期間)のうちの第一のタイミングで入力条件信号がローレベルになった場合と、発射状態期間のうちの第一のタイミングとは異なる第二のタイミングで入力条件信号がローレベルになった場合とで、発射が停止されるタイミングは、同じであってもよいし、異なっていてもよいし、入力条件信号がローレベルになるタイミングが早い方が発射が停止されるタイミングが早くてもよいし遅くてもよい。また、T5のタイミングから発射された球の発射強度は、図10のT1のタイミングから発射された球(50ms間を第二の発射特性(ターボ発射)で球が発射される場合)の発射強度と比べて、発射強度が小さくてもよい。また、T6のタイミングから発射された球の発射強度は、図10のT3のタイミングから発射された球(50ms間を第一の発射特性(通常発射)で球が発射される場合)の発射強度と比べて、発射強度が小さくてもよい。また、T5のタイミングから発射された球の発射強度は、図10のT2のタイミングから発射された球の発射強度と比べて、発射強度が小さくてもよい。また、T6のタイミングから発射された球の発射強度は、図10のT4のタイミングから発射された球の発射強度と比べて、発射強度が小さくてもよい。
<図11の発射特性について>
上記図11を用いて説明した発射特性に関連する事項は、次の構成を採用してもよい。すなわち、第二の状態は、第一の状態と比べて、ハンドルの最大操作時(図11(a)の符号(さ)の操作量)での発射強度が大きくてもよい。この場合、発射装置が経年劣化や破損などして本来の性能を発揮できずに第一の状態で遊技領域の右側に遊技球を発射できない場合でも第二の状態で遊技領域の右側に遊技球を発射できる場合がある。
また、第二の状態は、第一の状態と比べて、ハンドルの最大操作時(同図(a)の符号(さ)の操作量)での発射強度が同じでもよいし、第二の状態は、第一の状態と比べて、ハンドルの最大操作時((さ)の操作量)での発射強度が小さくてもよい。また、第二の状態は、第一の状態と比べて、同図(a)の符号(う)の操作量での発射強度が同じでもよい。また、第二の状態は、第一の状態と比べて、ハンドルの最小操作時(同図(a)の符号(あ)の操作量)での発射強度が小さくてもよい。この場合、第二の状態では第一の状態よりも遊技領域に到達できない遊技球を迅速に球受け皿に返却することができる場合がある。
また、第二の状態は、第一の状態と比べて、ハンドルの最小操作時((あ)の操作量)での発射強度が同じでもよいし、第二の状態は、第一の状態と比べて、ハンドルの最小操作時((あ)の操作量)での発射強度が大きくてもよい。また、第二の状態は、第一の状態と比べて、遊技領域左側に遊技球を発射する発射強度(同図(a)の符号(カ)の発射強度)から遊技領域右側に遊技球を発射する発射強度(同図(a)の符号(コ)の発射強度)までのハンドルの操作量が小さくてもよく、第二の状態は、第一の状態と比べて、同図(a)の符号(お)の操作量での発射強度と同図(a)の符号(か)の操作量での発射強度の差が大きくてもよい。
また、第二の状態は、同図(a)の符号(く)の操作量での発射強度と同図(a)の符号(け)の操作量での発射強度が同じでもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(く)の操作量で発射した遊技球の遊技領域内の到達位置と同図(a)の符号(け)の操作量で発射した遊技球の遊技領域内の到達位置が同じでもよい。また、第一の状態は、同図(a)の符号(く)の操作量での発射強度と同図(a)の符号(け)の操作量での発射強度が異なっていてもよい。また、第一の状態は、同図(a)の符号(く)の操作量で発射した遊技球の遊技領域内の到達位置と同図(a)の符号(け)の操作量で発射した遊技球の遊技領域内の到達位置が異なっていてもよい。
また、第二の状態は、同図(a)の符号(き)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量までハンドルを回しても発射強度は変化しなくてもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(き)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量まで発射特性図の線の傾きが0であってもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(き)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量まで発射特性図の線が直線であってもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(あ)の操作量から同図(a)の符号(き)の操作量までハンドルを回すと発射強度が一律に変化するようにしてもよい。
また、第二の状態は、同図(a)の符号(き)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量まで発射特性図の線の傾きが一つであってもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(あ)の操作量から同図(a)の符号(き)の操作量まで発射特性図の線が直線一つであってもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(き)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量まで発射特性図の線の傾きが二または三以上であってもよい。
また、第二の状態は、同図(a)の符号(あ)の操作量から同図(a)の符号(き)の操作量まで発射特性図の線が二つの直線または三つ以上の直線であってもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(あ)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量まで発射特性図の線の傾きが二つ((き)から(さ)は傾斜0)であってもよい。また、第二の状態は、同図(a)の符号(あ)の操作量から同図(a)の符号(さ)の操作量まで発射特性図の線の傾きが三つまたは四つ以上であってもよい。
また、第二の状態の発射特性図の線は、第一の状態の発射特性図の線と同一の傾斜角度を含んでもよく該同一の傾斜角度は0でもよい。また、同図(a)の符号(ス)の発射強度は、発射強度設定部に入力される電圧値によって決定されるものであってもよい、また、第二の状態の発射特性図の線は、曲線を含んでもよい。また、第二の状態の発射特性図の線は、連続的であってもよい。また、第二の状態の発射特性図の線は、不連続的であってもよい。
また、第二の状態の発射特性図の線は、第一の状態の発射特性図の線と同一の傾斜角度を含んでもよく該同一の傾斜角度は0でもよい。また、同図(a)の符号(ス)の発射強度は、発射強度設定部に入力される電圧値によって決定されるものであってもよい、また、第二の状態の発射特性図の線は、曲線を含んでもよい。第二の状態の発射特性図の線は、連続的であってもよい。第二の状態の発射特性図の線は、不連続的であってもよい。
また、図17は、通常発射とターボ発射の特性を示したグラフの変形例であり、上記図11に対応する図である。図17(a)では、第二の発射特性(ターボ発射)のうちの発射特性TL1を、符号(あ)に示す操作量から符号(お)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性TL1aと、符号(お)に示す操作量から符号(く)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性TL1bで構成している。そして、前半部分の発射特性TL1aの傾きを、後半部分の発射特性TL1bの傾きよりも大きくしている。
一方、図17(b)では、第二の発射特性(ターボ発射)のうちの発射特性TL1を、符号(あ)に示す操作量から符号(お)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性TL1cと、符号(お)に示す操作量から符号(か)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性TL1dで構成している。そして、後半部分の発射特性TL1dの傾きを、前半部分の発射特性TL1cの傾きよりも大きくしている。
なお、本例では、符号(お)に示す操作量から第一の発射特性と第二の発射特性がともに傾きを変化させる例を示したが、第二の発射特性が第一の発射特性よりも小さい操作量で傾きを変化させてもよいし、第二の発射特性が第一の発射特性よりも大きい操作量で傾きを変化させてもよい。また、本例では、(き)の操作量よりも大きい操作量では第二の発射特性は発射強度が変化しない例を示したが、(き)の操作量から(さ)の操作量まで発射強度を変化(例えば、(ス)の発射強度よりも大きく)させてもよく、(お)の操作量から(さ)の操作量まで傾きを同じとしてもよく、(お)の操作量と(こ)の操作量で傾きを変化させてもよく、(お)の操作量から(さ)の操作量まで傾きを1または複数回変化させてもよい。また、本例では、第一の発射特性の傾きが3以上である例を示したが、第一の発射特性の傾きが一つでもよいし、二つでもよい。
<本発明に係る発射手段、発射制御手段について>
本発明に係る発射手段は、発射装置を含むものであってもよく、発射装置のみを含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段を含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段のみを含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段と発射ハンドルを含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段と発射ハンドルのみを含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段と払出制御手段を含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段と払出制御手段のみを含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段と発射ハンドルと払出制御手段を含むものであってもよく、発射装置と発射制御手段と発射ハンドルと払出制御手段のみを含むものであってもよい。
また、払出制御手段と発射制御手段は、同じ基板に設けられるものであってもよく、払出制御手段が発射タイマ用クロックを生成してもよい。また、発射装置は、ロータリーソレノイドであってもよく、発射装置は、ソレノイドであってもよく、発射装置は、モーターであってもよい。
また、本発明に係る発射制御手段は、発射可能条件の成立があった場合に、遊技球を発射可能であり、発射可能条件は、発射許可信号がONであることを少なくとも含むものでもよく、発射可能条件は、発射停止スイッチがOFFであることを少なくとも含むものでもよく、発射可能条件は、タッチスイッチがONであることを少なくとも含むものでもよく、発射可能条件は、ハンドルが操作されていることを少なくとも含むものでもよく、発射可能条件は、異常を検知していないこと(例えば、断線検知がOFF)を含んでもよい。
また、発射制御手段は、発射許可信号がONである場合に、発射許可信号がONであることを示す信号の状態を所定時間(例えば50ms)変化させるものでもよい。また、ターボラッチ用クロックを生成するクロック生成部は、発射許可信号がONであることを示す信号をラッチするためのクロックを生成してもよい。
また、ターボラッチ用クロックを生成するクロック生成部は、発射停止スイッチがOFFであることを示す信号をラッチするためのクロックを生成してもよい。また、ターボラッチ用クロックを生成するクロック生成部は、タッチスイッチがONであることを示す信号をラッチするためのクロックを生成してもよい。
また、ターボラッチ用クロック、発射許可信号がONであることを示す信号をラッチするためのクロック、発射停止スイッチがOFFであることを示す信号をラッチするためのクロック、タッチスイッチがONであることを示す信号をラッチするためのクロックは、それぞれ別々のクロック生成部で生成されてもよいし、少なくとも複数は同じクロック生成部で生成されてもよい。
また、発射許可信号がONであることを示す信号の状態を変化させる時間は、ターボラッチ用クロックの1周期と同じであってもよいし小さくてもよいし大きくてもよい。また、発射制御手段は、発射停止スイッチがOFFである場合に、発射停止スイッチがOFFであることを示す信号の状態を所定時間(例えば50ms)変化させるものでもよい。
また、発射停止スイッチがOFFであることを示す信号の状態を変化させる時間は、ターボラッチ用クロックの1周期と同じであってもよいし小さくてもよいし大きくてもよい。
また、発射制御手段は、タッチスイッチがONである場合に、タッチスイッチがONであることを示す信号の状態を所定時間(例えば50ms)変化させるものでもよい。
また、タッチスイッチがONであることを示す信号の状態を変化させる時間は、ターボラッチ用クロックの1周期と同じであってもよいし小さくてもよいし大きくてもよい。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第一の操作手段(例えば、ターボボタン804g)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、第一の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態と少なくとも異なるものであり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記第一の期間とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されている期間(例えば、ターボボタン804gの押下操作が行われている期間)のことであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記第二の期間とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されていない期間(例えば、ターボボタン804gの押下操作が行われていない期間)のことである、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第一の発射制御状態と第二の発射制御状態の切り替えを素早く行うことができる場合があり、発射に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。例えば、ターボボタンの1回の操作ごとに第一の発射制御状態と第二の発射制御状態の切り替えを行う場合、第一の発射制御状態から再び第一の発射制御状態に戻すまで最低でも2回の第一の操作手段の操作が必要であるが、本発明によれば、第一の操作手段の押下操作の有無で第一の発射制御状態と第二の発射制御状態の切り替えを行うことができ、(発射停止レバー804eと同様の操作で)第一の発射制御状態と第二の発射制御状態の切り替えを素早く行うことができる場合がある。
また、前記発射手段は、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第二の操作手段(例えば、ダイヤル806)を備えたものであり、前記第一の期間とは、前記第二の操作手段が操作されている状態で記第一の操作手段が操作されている期間のことであり、前記第二の期間とは、前記第二の操作手段が操作されている状態で前記第一の操作手段が操作されていない期間のことであってもよい。
このような構成とすれば、第一の操作手段の操作有無に関連して第一の発射制御状態と第二の発射制御状態を切り替えることができる場合がある。
また、前記第二の操作手段が操作されていることを少なくとも検知可能な検知手段(例えば、タッチスイッチ804d)を備え、前記第一の期間とは、前記検知手段による検知がされている状態で前記第一の操作手段が操作されている期間のことであってもよい。
このような構成とすれば、発射が可能な時にのみ発射強度を変更できる場合がある。また、ターボボタンを使用した場合であっても、従来通り、遊技者にハンドル操作を確実に行わせることができる場合がある。
また、前記第二の操作手段が操作されていることを少なくとも検知可能な検知手段を備え、前記第一の期間とは、前記検知手段による検知がされている状態で記第一の操作手段が操作されている期間のことであり、前記第二の期間とは、前記検知手段による検知がされている状態で前記第一の操作手段が操作されていない期間のことであり、前記第一の期間とは、前記第二の操作手段が操作されている状態であっても、前記検知手段による検知がされていない期間を除いた期間のことであり、前記第二の期間とは、前記第二の操作手段が操作されている状態であっても、前記検知手段による検知がされていない期間を除いた期間のことであってもよい。
また、前記第二の操作手段は、第一の位置(例えば、初期位置)と第二の位置の間を少なくとも移動可能なものであり、前記検知手段は、遊技者が前記検知手段に触れていることを少なくとも検知可能なものであり、「前記第二の操作手段が操作されている状態であっても、前記検知手段による検知がされていない期間を除いた期間」とは、前記第二の操作手段が前記第一の位置を除く位置にいる状態で前記検知手段による検知がされない期間(例えば、ダイヤルの操作量が0ではない状態であって、単なる検知手段の故障、遊技者がハンドル固定でコイン等をハンドルにはさみ遊技者がハンドル(タッチセンサ)に触れない場合など)のことであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者がしっかりとハンドルに触れているときのみ発射強度を変更可能であり、不用意に遊技球が発射されることを防止できる場合がある。また、ハンドル固定で手を放しているときは、発射を抑制できる。
また、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(ス)で示す発射強度)で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態にある前記発射手段は、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(キ)で示す発射強度)で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射強度は、前記第二の操作手段の操作量に少なくとも応じた発射強度であり、前記第一の発射強度は、前記第二の操作手段の操作量が前記第二の発射強度と同じ状態(例えば、図11(a)の符号(き)で示す操作量)において、該第二の発射強度よりも少なくとも強い発射強度であってもよい。
このような構成とすれば、容易に発射強度の強弱を切り替えることができる場合がある。
また、前記第一の発射強度は、前記第二の操作手段の操作量に少なくとも応じた発射強度であってもよい。
また、前記発射手段は、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第三の操作手段(例えば、発射停止レバー804e)を備えたものであり、前記第一の期間とは、前記第三の操作手段が操作されない期間のことであってもよい。
このような構成によれば、発射停止レバー(ストップボタン)の操作の有無により発射の実行可否を調整できる点では、ターボボタンを搭載した場合であっても従来通りであり、遊技者が操作に迷うことがない。
また、前記第三の操作手段は、前記第二の操作手段が操作されない場合は、遊技者が該第三の操作手段を操作しなかったとしても操作された状態とされるものであってもよい。
このような構成とすれば、ハンドルの回動操作を行った状態で、ターボボタンを操作することで初めて発射強度を変更できるので、従来の操作+ターボボタンの操作となる。つまり、遊技者にとって遊技操作が複雑になることを防止できる場合がある。
また、前記第二の操作手段は、第一の位置(例えば、初期位置)と第二の位置の間を少なくとも移動可能なものであり、「前記第一の操作手段が操作されない場合は、遊技者が該第三の操作手段を操作しなかったとしても操作された状態とされるもの」とは、前記第二の操作手段が、前記第一の位置に少なくとも位置する状態のことであってもよい。
このような構成とすれば、発射停止レバー(ストップボタン)の操作を発射条件とすることができる場合がある。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であり、演出表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、前記表示手段の正面視右側となる領域(遊技領域124の右側の領域)に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態にある前記発射手段は、前記第二の操作手段の操作量に応じて前記表示手段の正面視右側となる領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態にある前記発射手段は、前記第二の操作手段の操作量に応じて前記表示手段の正面視左側となる領域(遊技領域124の左側の領域)に遊技球を少なくとも発射可能なものであってもよい。
このような構成とすれば、手首の負担を軽減することができる場合がある(従来の第一の操作手段を使用しない右打ちは、第二の操作手段の回動操作量が多く、操作しにくい場合がある)。また、手首の負担を軽減するために第二の操作手段を握りなおす場合もあり、ターボボタンの操作により操作性を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の発射制御状態にある前記発射手段は、前記第二の操作手段の操作量が第一の操作量よりも小さい場合に前記表示手段の左側となる領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、前記第二の操作手段の操作量が第二の操作量よりも小さい場合に前記表示手段の左側となる領域に遊技球が少なくとも発射可能なものであり、前記第二の操作量は、前記第一の操作量よりも小さい操作量であってもよい。
このような構成とすれば、第一の操作手段の使用を遊技者が任意に選択可能となる場合がある。
また、前記第一の発射制御状態であることを少なくとも報知可能な報知手段(例えば、ターボ状態報知ランプ151)を備えてもよい。なお、報知手段は、ターボによる右打ちが行われている期間に報知可能であってもよく、ターボボタンを使用しない場合は右打ちであったとしても報知しなくてもよい。また、ターボボタンが使用されている状態であっても球が発射されていない場合は報知しなくてもよい。
また、前記発射手段は、遊技者による発射操作がなければ、遊技球を発射しないものであってもよい。
また、ターボボタンの採用は、二段階であってもよく、例えば、遊技者が操作できない設けられたスイッチによりターボの機能を許容するか否かを設定可能とし、前記スイッチが許容状態でありかつ、本発明の条件を満たした場合にターボになる構成であってもよい。また、ターボボタンは全体的に発射強度が弱くなるものであってもよいし、少なくとも一部のハンドル操作量に対応する範囲で弱くなるものであってもよい。
また、ターボボタンは、ストップスイッチと同じ押しボタン形式であるが、タッチセンサ等の別のものも適宜採用してもよく、押しボタン形式であってストップスイッチと同じ触感であってもよいし、異なる触感であってもよい。また、例えばハンドルユニットが可動式であり、可動状態が所定の状態になった場合にターボが機能する構成であってもよい(例えば、所定の稼働状態でターボに関するスイッチがオンになる構成であってもよい)。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第一の操作手段(例えば、発射停止レバー804e)であり、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第二の操作手段(例えば、ターボボタン804g)であり、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第三の操作手段(例えば、ダイヤル806)であり、前記発射手段は、前記第一の操作手段が操作された場合は、遊技球を少なくとも発射しないものであり、第一の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態と少なくとも異なる状態であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記第一の期間とは、前記第三の操作手段が少なくとも操作されている期間のことであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記第二の期間とは、前記第二の操作手段と前記第三の操作手段が少なくとも操作されている期間のことであり、前記第一の操作手段は、第一の位置(例えば、図15(a)に示す、背面視右下の位置)に少なくとも設けられたものであり、前記第二の操作手段は、第二の位置(例えば、図15(a)に示す、背面視上側の位置)に少なくとも設けられたものであり、前記第二の位置は、前記第一の位置よりも少なくとも上方となる位置である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、第一の操作手段(ハンドル)を操作しながら容易に第二の操作手段を操作できる場合があり、発射に特徴を持った遊技台を提供できる。
また、前記発射手段は、ハンドルユニット(例えば、発射ハンドル)を少なくとも含んで構成されたものであり、前記第一の操作手段は、前記ハンドルユニットに少なくとも設けられたものであり、前記第二の操作手段は、前記ハンドルユニットに少なくとも設けられたものであり、前記第三の操作手段は、前記ハンドルユニットに少なくとも設けられたものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の操作手段(ハンドル)を操作しながら、第二の操作手段により発射強度を容易に変更することができる場合がある。
また、前記第三の操作手段は、第一の凸部(例えば、第1操作部806d1)を少なくとも備えたものであり、前記第一の凸部は、前記第三の操作手段の操作に応じて第一の位置と第二の位置の間を少なくとも移動可能なものであり、前記第二の位置は、前記第三の操作手段を操作可能な範囲の最終位置となる場合における前記第一の凸部の位置であり、前記第一の操作手段は、前記第二の位置から見て第一の方向に少なくとも位置するものであり、前記第二の操作手段は、前記第二の位置から見て第二の方向に少なくとも位置するものであり、前記第二の方向は、前記第一の方向に対して前記第一の凸部を挟んで反対側となる方向であってもよい。
このような構成とすれば、第二の操作手段の操作を第一の操作手段を操作する指(例えば親指)と異なる指(例えば人差し指)で操作させることができる場合がある。
また、前記第一の位置は、前記第三の操作手段を操作しない場合における前記第一の凸部の位置であり、前記第一の操作手段は、前記第一の位置から見て第一の方向に少なくとも位置するものであり、前記第二の操作手段は、前記第一の位置から見て第二の方向に少なくとも位置するものであってもよい。
このような構成とすれば、発射状態で不用意に第三の操作手段(発射停止レバー)を操作することを防止できる場合がある。
また、前記第二の操作手段は、前記第一の位置と前記第二の位置との間で回動操作が少なくとも可能なものであり、前記第一の凸部が前記第二の位置となる状態における第一の方向とは、前記第一の凸部が前記回動操作に応じて前記第二の位置から前記第一の位置に向かう側の方向であってもよい。
また、前記第三の操作手段は、第二の凸部(例えば、第2操作部806d2)を少なくとも備えたものであり、前記第二の凸部は、前記第三の操作手段の操作に応じて第三の位置と第四の位置の間を少なくとも移動可能なものであり、前記第二の凸部は、前記第一の凸部が前記第一の位置となる状態において少なくとも第三の位置となるものであり、前記第二の凸部は、前記第一の凸部が前記第二の位置となる状態において少なくとも第四の位置となるものであり、前記第二の操作手段は、前記第三の位置から見て前記第二の方向に少なくとも位置するものであり、前記第二の操作手段は、前記第四の位置から見て前記第一の方向に少なくとも位置するものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の凸部と第二の凸部の間に置く指により、ハンドルを握りながら第二の操作手段(ターボボタン)を容易に操作させることができる場合がある。また、初期状態で第二の操作手段(ターボボタン)をの位置を確認しやすい場合がある。
また、前記遊技台は、ぱちんこ機であり、演出表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、前記第三の操作手段の操作量が第一の操作量となる場合(以下、「第一の場合」という。)に前記表示手段の左側となる領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第一の凸部は、前記第一の場合に少なくとも第五の位置となるものであり、前記第二の凸部は、前記第二の場合に少なくとも第六の位置となるものであり、前記第二の操作手段は、前記第五の位置から見て前記第二の方向に少なくとも位置するものであり、前記第二の操作手段は、前記第六の位置から見て前記第一の方向に少なくとも位置するものであってもよい。
このような構成とすれば、左打ちの状態で第一の凸部と第二の凸部の間にターボボタンが位置するので、操作しやすい場合がある。
また、前記第三の操作手段は、略半球体状の本体部を少なくとも備えたものであり、前記第一の操作手段は、前記本体部における頂上からの距離が第一の距離であり、前記第二の操作手段は、前記本体部における頂上からの距離が第二の距離であり、前記第二の距離は、前記第一の距離よりも少なくとも長い距離であってもよい。
このような構成とすれば、右手で第一の操作手段(ハンドル)の操作を行う場合は、一般的に第一の凸部の左側に親指を接触させる(人差し指も低頻度ながらあり得る)。つまり、第三の操作手段(発射停止レバー)を親指(や人差し指)で操作する場合には、第二の操作手段(ターボボタン)は人差し指(や中指)で操作する可能性が高いので、第一の操作手段(ハンドル)の球体形状の頂上部分からの距離が指の長さに合わせられることになり、、第二の操作手段(ターボボタン)の操作性が向上する場合がある。
また、前記第三の操作手段は、複数の凸部を備えたものであり、前記複数の凸部のうちの少なくとも一つは、前記第一の凸部であり、前記複数の凸部のうちの少なくとも一つは、前記第二の凸部であり、前記第一の凸部は、前記第二の凸部と少なくとも隣り合う凸部であり、前記第一の凸部は、前記第三の操作手段が操作されていない状態において、前記第一の操作手段に少なくとも一番近い凸部であってもよい。
また、ターボボタンの押下方向は発射停止レバーの押下方向と異なるものでもよい。この場合、発射強度を上げる機能と、発射を止める機能はほぼ反対の機能であり、操作の感触や外郭形状だけでなく、操作方向も異ならせることで誤操作を防止できる場合がある。
また、上記凸部については、3つ以上の複数であってもよい。また、本例のハンドル内の発光手段は、ターボ機能が作動中であることを報知するために使用してもよいし、別の発光手段等で報知してもよい。また、ターボボタンを演出ボタンとして使用してもよい。<発射ハンドルの変形例>
次に、上述の発射ハンドル134の変形例について説明する。本発明に係る遊技台は、上述の発射ハンドル134に代えて、以降に説明する発射ハンドルを備えたものであってもよい。
<発射ハンドルの変形例/変形例1>
図18は、変形例1に係る発射ハンドル860を備えた遊技台の正面図であり、図19は、発射ハンドル860による報知の一例を示した図である。
この発射ハンドル860のハンドルカバー862には、文字や図形などからなる図柄が施されており、当該図柄により、ターボボタン864の位置を示唆する報知(ハンドル報知)を行うように構成されている。本例では、「TURBO」の文字と、矢印を模した図形からなる図柄が施されたシールをハンドルカバー862に貼付し、このシールを用いてハンドル報知を行う例を示すが、例えば、図柄をハンドルカバー862に彫ってもよいし、図柄をハンドルカバー862に印刷してもよい。また、図柄の態様は、文字や図形に限定されず、記号や模様などを施してもよい。
例えば、図19(a)に示す例では、発射ハンドル860の非操作時(発射ハンドル860の操作を行っていない時、または、発射ハンドル860の操作を行っているがターボボタン864を押下操作していない時)は、ハンドルカバー862のシールに施された矢印の先端が、ターボボタン864の方向を指すように構成することで、ターボボタン864の位置を遊技者に示唆するハンドル報知を行っている。
一方、発射ハンドル134のターボ時(ターボボタン864を押下操作した時)は、ハンドルカバー862のシールに施された矢印の先端が、ターボボタン864以外の方向を指すように構成することで、ターボボタン864が押下操作されていること(ターボボタン864の操作が受け付けられていること)を遊技者に示唆するハンドル報知を行っている。
このようなハンドル報知を行えば、遊技者は、非操作時にはターボボタン864の位置を確実に知ることができ、ターボボタン864の存在を知らなかった場合でも存在に気づくことができる。また、ターボ時にはターボボタン864の押下操作が受け付けられていることを容易に確認することができ、安心感を得ることができる上に、ハンドルカバー862のシールに施された矢印の先端がターボボタン864以外の方向を指すように構成することで、ターボボタン864を押下操作している最中も遊技者の手によって視認性が阻害されることが少なく、ハンドル報知の視認性を高めることができる。
また、図19(b)に示す例では、発射ハンドル860の非操作時(発射ハンドル860の操作を行っていない時、または、発射ハンドル860の操作を行っているがターボボタン864を押下操作していない時)は、ハンドルカバー862のシールに施された矢印の先端が、ターボボタン864以外の方向を指すように構成することで、ターボボタン864が押下操作されていないこと(ターボボタン864の操作が受け付けられていないこと)を遊技者に示唆するハンドル報知を行っている。
一方、発射ハンドル134のターボ時(ターボボタン864を押下操作した時)は、ハンドルカバー862のシールに施された矢印の先端が、ターボボタン864の方向を指すように構成することで、ターボボタン864が押下操作されていること(ターボボタン864の操作が受け付けられていること)を遊技者に示唆するハンドル報知を行っている。
このように、ターボボタン864が備えられている位置を少なくとも報知可能な報知手段を備えれば、非操作時における発射ハンドル134のデザイン性を高めることができるとともに、遊技者は、ターボ時にはターボボタン864の押下操作が受け付けられていることを容易に確認することができ、安心感を得ることができる。また、遊技者が分かりやすく、誤作動を防止することができる場合がある。
なお、本例の報知手段は、本体枠にシール等でターボボタンの位置を報知するものでよいし、本体枠のランプ等の諧調制御でターボボタンの位置を報知するものでもよいし、ハンドルの球体状の部分にシール等でターボボタンの位置を報知するものでもよく、表示手段や音声によるものでもよい。また、報知は、デモ中等の非遊技状態、ダイトモなどの設定中、演出の一部などで行ってよい。また、ターボボタン自体に機能が分かるように報知してもよい。
<発射ハンドルの変形例/変形例2>
図20(a)は、変形例2に係る発射ハンドル870の外観斜視図であり、同図(b)は、発射ハンドル870の分解斜視図である。図21(a)〜(c)は、発射ハンドル870の操作の一例を示した図である。
この発射ハンドル870は、上述の発射ハンドル134のターボボタン804gおよびターボスイッチ804hに代えて、ターボボタン870gおよびターボスイッチ870hを適用したものである。
上述のターボボタン804gは、ハンドルベース802の大径部812の背面に斜め上を向けて配置し、発射ハンドル134の軸心方向(発射ハンドル134の長手方向)に対して斜め方向にスライド可能に構成されている。このため、遊技者がターボボタン804gの押下操作を行う場合には、ターボボタン804gを手前斜め下方に押し込む操作が必要である。
これに対して、変形例のターボボタン870gは、ハンドルベース802の小径部810上面であってダイヤル806に近い位置に真上に向けて配置し、発射ハンドル870の軸心に対して垂直方向(発射ハンドル134の短手方向)にスライド可能に構成されている。このため、遊技者がターボボタン870gの押下操作を行う場合には、図21(a)に示すように、ターボボタン870gを真下に押し込む操作が必要である。
このように、変形例の発射ハンドル870では、ターボボタン870gを、ハンドルベース802の小径部810上面であってダイヤル806に近い位置に真上に向けて配置し、真下にスライド可能に構成しているため、図21(a)に示すように、ダイヤル806を握っている場合でも遊技者の指がターボボタン870gに伸ばしやすく、ターボボタン870gの押下操作がしやすい。このため、上述の発射ハンドル134よりも、さらに操作性を高めることができる。
また、ターボボタン870gの台座を兼ねるターボスイッチ870hを箱状体としているため、図21(b)に示すように、ターボボタン870gの押下操作を行っていない非操作時において、ダイヤル806を握ったままターボスイッチ870hの右側面に指(本例では、人差し指)を引っ掛けることができ、ダイヤル806の状態を容易かつ確実に保持できる場合がある。また、台座を兼ねるターボスイッチ870g自体の形状により、ターボスイッチ870gの配置場所を報知できる場合がある。
また、図21(c)に示すように、ダイヤル806を最大操作量、回転させた場合には、第1操作部806d1がターボボタン870gよりも左側に位置することになるが、第1操作部806d1に引っ掛ける指(通常は親指)とターボボタン870gとの間の距離を確保することができるため、ターボボタン870gを誤って押下操作してしまうような誤操作を未然に防止することができる。
なお、図示はしないが、本例では、ターボスイッチ870hと制御部を接続するハーネスを、ハンドルベース802の内側空間に引き込んだ後、他のハーネスとともにハンドルベース802の後方から引き出すように構成している。しかしながら、ターボスイッチ870hの台座部分の長さをハンドルベース802の後端まで延長し、ターボスイッチ870hと制御部を接続するハーネスを、ターボスイッチ870hの内側空間に引き込んで後方から引き出すように構成してもよい。
このような構成とすれば、ターボボタン870gとターボスイッチ870hをユニット化することができ、ターボボタン870gとターボスイッチ870hの部品交換などを容易に行うことができる場合がある。
<発射装置の発射特性の変形例>
次に、発射装置844の発射特性の変形例について詳細に説明する。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例1>
図22(a)は、変形例1に係る通常発射とターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。上記図11に示した発射特性では、第一の発射特性(通常発射)NLの最大操作量(符号(さ)に示す操作量)に対応する発射強度を、符号(シ)で示す発射強度に設定し、第二の発射特性(ターボ発射)TLの最大操作量の発射強度を、符号(ス)で示す発射強度に設定しており、第二の発射特性(ターボ発射)の最大操作量の発射強度の方を大きくしていた。
これに対して、本例では、図22(a)に示すように、第一の発射特性(通常発射)NLaの最大操作量H1に対応する発射強度S1と、第二の発射特性(ターボ発射)TLbの最大操作量H1の発射強度S1を、同一の発射強度に設定している。
<発射装置の発射特性の変形例/変形例2>
図22(b)は、変形例2に係る通常発射とターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。本例では、図22(b)に示すように、第一の発射特性(通常発射)NLbの最大操作量H4に対応する発射強度S2が、第二の発射特性(ターボ発射)TLbの最大操作量H4の発射強度S3よりも大きくなるように設定している(S2>S3)。
また、本例では、操作量が0〜H2の範囲内では、第一の発射特性(通常発射)NLbの発射強度が、第二の発射特性(ターボ発射)の発射強度よりも大きくなるように設定し、操作量がH2〜H3の範囲内では、第一の発射特性(通常発射)NLbの発射強度が、第二の発射特性(ターボ発射)の発射強度よりも小さくなるように設定し、操作量がH3〜H4の範囲内では、第一の発射特性(通常発射)NLbの発射強度が、第二の発射特性(ターボ発射)TLbの発射強度よりも大きくなるように設定している。これにより、第一の発射特性(通常発射)NLbのグラフと第二の発射特性(ターボ発射)TLbのグラフが、操作量H2に対応する交点C1と、操作量H3に対応する交点C1の2点で交差するように構成している。
なお、本例では、操作量がH3〜H4の範囲内では、第一の発射特性(通常発射)NLbの発射強度を操作量に比例して上昇させるように構成したが、第二の発射特性(ターボ発射)と同様に、操作量がH3〜H4の範囲内における発射強度を一定としてもよい。
<発射装置の発射特性の変形例/変形例3>
図23(a)は、変形例3に係る通常発射とターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。上記図11に示した発射特性では、第一の発射特性(通常発射)NLの最小操作量(符号(あ)に示す操作量=0)に対応する発射強度を、符号(ウ)で示す発射強度に設定し、第二の発射特性(ターボ発射)TLの最大操作量の発射強度を、符号(イ)で示す発射強度に設定しており、第二の発射特性(ターボ発射)の最大操作量の発射強度の方を小さくしていた。
これに対して、本例では、図23(a)に示すように、第一の発射特性(通常発射)NLcの最小操作量H1(=0)に対応する発射強度S3と、第二の発射特性(ターボ発射)TLcの最小操作量H1(=0)の発射強度S3を、同一の発射強度に設定している。
<発射装置の発射特性の変形例/変形例4>
図23(b)は、変形例4に係る通常発射とターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。本例では、図23(b)に示すように、第一の発射特性(通常発射)NLdの最小操作量H6(=0)に対応する発射強度S5が、第二の発射特性(ターボ発射)TLdの最小操作量H6(=0)の発射強度S4よりも小さくなるように設定している(S4>S5)。
また、本例では、最小操作量H6〜最大操作量H7のすべての範囲(発射ハンドル操作可能範囲)内において、第一の発射特性(通常発射)NLdの発射強度が、第二の発射特性(ターボ発射)TLdの発射強度よりも小さくなるように設定しており、第一の発射特性(通常発射)NLbのグラフと第二の発射特性(ターボ発射)TLbのグラフが交差しないように構成している。
<発射装置の発射特性の変形例/変形例5>
図24(a)は、変形例5に係る通常発射とターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。本例では、図24(a)に示すように、最小操作量H8〜最大操作量H9のすべての範囲(発射ハンドル操作可能範囲)内において、第二の発射特性(ターボ発射)TLeの発射強度が、第一の発射特性(通常発射)NLeの発射強度よりも所定量αだけ大きくなるように設定しており、第一の発射特性(通常発射)NLeのグラフと第二の発射特性(ターボ発射)TLeのグラフが交差しないように構成している。
<発射装置の発射特性の変形例/変形例6>
図24(b)は、変形例6に係る通常発射とターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。本例では、図24(b)に示すように、発射ハンドル操作可能範囲内における第一の範囲(本例では、最小操作量H10〜操作量H11の範囲)において、第二の発射特性(ターボ発射)TLfの発射強度が、第一の発射特性(通常発射)NLfの発射強度よりも所定量αだけ大きくなるように設定し、発射ハンドル操作可能範囲内における第二の範囲(本例では、操作量H11〜最大操作量H12の範囲)において、第二の発射特性(ターボ発射)TLfの発射強度が、第一の発射特性(通常発射)NLfの発射強度よりも所定量β(β<α)または所定量β未満の量だけ大きくなるように設定しており、第一の発射特性(通常発射)NLeのグラフと第二の発射特性(ターボ発射)TLeのグラフが交差しないように構成している。
<発射制御基板の変形例>
次に、図25を用いて、上述の発射制御基板174の変形例について詳細に説明する。なお、図25は、変形例に係る発射制御基板890の回路図であり、上記図9に対応する回路図である。
本例では、上記図9に示した回路に加えて、図25において点線で囲った部分の回路を追加・変更することで、遊技者がターボボタン804gの押下操作を途中で止めた場合でも、ダイヤル806に触れている限り、ターボボタン408gの押下操作を有効にする機能を追加している。
具体的には、図25に示すように、変形例に係る発射制御基板890は、フリップフロップ回路からなる記憶部892(IC10)を備えている。この記憶部893のクロック信号入力端子2CKには、コネクタCN2から入力する発射強度切替スイッチ信号が入力され、クリア信号入力端子2CLRには、コネクタCN2から入力するタッチスイッチ信号が入力されている。そして、コネクタCN2から入力するタッチスイッチ信号がローレベルの場合(遊技者がダイヤル806に触れている場合)には、発射強度切替スイッチ信号を記憶(保持)し、記憶した信号を出力信号端子1Q及び/1Qに出力するように構成している。
記憶部892の出力信号端子1Qから出力される信号がハイレベルの信号の場合(発射強度切替スイッチ信号がハイレベル信号の場合)には、FET回路がオンとなることで、ゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能がオンとなり、球の発射特性が第二の発射特性(ターボ発射)となる。一方、記憶部892の出力信号端子1Qから出力される信号がハイレベルの信号の場合(発射強度切替スイッチ信号がローレベルの信号の場合)には、FET回路がオフとなることで、ゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3の機能がオフとなり、球の発射特性が第一の発射特性(通常発射)となる。
また、記憶部892の出力信号端子/1Qから出力される信号は、発射強度切替スイッチ信号のオン/オフに同期してFET回路(Q4)をオン/オフする。これにより、FET回路(Q4)から払出制御基板170に対して、発射強度切替スイッチ信号のオン/オフ状態を示す信号(発射強度状態信号)がコネクタCN4を通じて払出制御基板170に出力される。
<複数のターボボタンを備えた発射ハンドル>
次に、図26を用いて、複数のターボボタンを備えた発射ハンドル900について説明する。なお、図26(a)〜(c)は、ターボボタンを複数備えた発射ハンドル900の背面図であり、同図(d)は、同図(a)の状態を側面から側面図である。
この発射ハンドル900は、第1ターボボタン902と、この第1ターボボタン902と同形状の第2ターボボタン904の2つを備えている。なお、ターボボタンの数は1つまたは2つに限定されず、3つ以上のターボボタンを備えていてもよい(以下、同様)。
第1ターボボタン902は、背面視で第2ターボボタン904の右側の位置であって、ハンドルベース802の外縁近傍に配設され、第2ターボボタン904は、背面視で第1ターボボタン902の左側の位置であってハンドルベース802の外縁から少し離れた位置に配設されている。また、発射停止レバー905は、背面視でハンドルベース904の右下に配設されている。
同図(a)、(d)に示すように、発射ハンドル900の先端部Pを基準点とした場合、先端部Pから発射停止レバー905までの最短距離L1、先端部Pから第1ターボボタン902までの最短距離L2、および、先端部Pから第2ターボボタン904までの最短距離L3の関係は、距離L1<距離L2<距離L3の関係にあり、一般的な遊技者の指の長さの関係、すなわち、親指の長さ<人差し指の長さ<中指の長さの関係に対応している。
このため、遊技者は、発射停止レバー905の操作を親指で行い、第1ターボボタン902の操作を人差し指で行い、第2ターボボタン904の操作を中指で行うことで、3種類の操作手段を確実かつ容易に操作することが可能で、発射ハンドル900の操作性を飛躍的に高めることができる。
また、詳細は後述するが、第1ターボボタン902が押下操作された場合には、上述の第一の発射特性(通常発射)よりも発射強度が強く、かつ、後述する第三の発射特性(強ターボ発射)よりも発射強度が弱い第二の発射特性(弱ターボ発射)にしたがって球が発射される。一方、第2ターボボタン904が押下操作された場合には、上述の第一の発射特性(通常発射)及び第二の発射特性(弱ターボ発射)よりも発射強度が強い第三の発射特性(強ターボ発射)にしたがって球が発射される。なお、本例における第1、第2ターボボタン902、904の形状を、上記図21を用いて説明した、台座を有するターボボタンの構造としてもよく、このような構造を採用すれば、操作性の向上やターボボタンの存在を報知することができるという効果が得られる場合がある。
図26(a)は、第1ターボボタン902および第2ターボボタン904を押下操作せず、かつ、発射ハンドル900が初期位置にあるときの発射ハンドル900の背面図である。
この初期位置では、第1ターボボタン902および第2ターボボタン904は、発射停止レバー804eよりも高い位置にあり、どちらも第1操作部906d1および第2操作部906d2よりも背面視で左側に位置している。遊技者が発射ハンドル900を通常の握り方で握った場合、人差し指は第1操作部906d1と第2操作部906d2の間に位置するため、この初期位置では、人差し指を使って第1ターボボタン902または第2ターボボタン904を押下操作することは困難である。
図26(b)は、発射ハンドル900を時計方向に所定の操作量だけ回転させ、かつ、第1ターボボタン902を人差し指で押下操作したときの発射ハンドル900の背面図である。
この位置では、第1ターボボタン902は、第1操作部906d1と第2操作部906d2との間であって第1操作部906d1よりも第2操作部906d2に近い場所に位置している。遊技者が発射ハンドル900を通常の握り方で握った場合、人差し指は第1操作部906d1と第2操作部906d2の間であって第2操作部906d2に近い場所に位置するため、この位置では、人差し指を移動させれば人差し指を使って第1ターボボタン902を押下操作することは容易である。
しかしながら、親指は第1ターボボタン902から離れた第1操作部906d1の背面視右側面に位置するため、親指を使って第1ターボボタン902を押下操作することは困難であり、中指は第1ターボボタン902から離れた第2操作部906d2の背面視左側面に位置するため、中指を使って第1ターボボタン902を押下操作することも困難である。
図26(c)は、発射ハンドル900を時計方向に所定の操作量だけ回転させ、かつ、第2ターボボタン904を中指で押下操作したときの発射ハンドル900の背面図である。
この位置では、第2ターボボタン902は、第2操作部906d2の背面視左側に位置している。遊技者が発射ハンドル900を通常の握り方で握った場合、中指は第2操作部906d2の背面視左側に位置するため、この位置では、中指を移動させれば中指を使って第2ターボボタン904を押下操作することは容易である。
しかしながら、親指は第2ターボボタン904から離れた第1操作部906d1の背面視右側面に位置するため、親指を使って第2ターボボタン904を押下操作することは困難であり、人差し指は第2操作部906d2の背面視右側に位置するため、人差し指を使って第2ターボボタン904を押下操作することも困難である。
<複数のターボボタンを備えた発射ハンドル/変形例>
図27(a)は、形状の異なるターボボタンを2つ備えた発射ハンドル910の背面図である。この発射ハンドル910は、第1ターボボタン912と、この第1ターボボタン912と形状が異なる第2ターボボタン914の2つを備えている。本例では、第1ターボボタン912を背面視円形形状にしているのに対して、第2ターボボタン914を背面視菱形形状としている。
同形状のターボボタンを発射ハンドルの背面に複数配設した場合、遊技者が操作を誤る可能性があるが、本例によれば、第1ターボボタン912と第2ターボボタン914を触感で判別することが可能となるため、遊技者の操作ミスを防ぐことができ、遊技者の遊技意欲を減退させることがない。
なお、本例では、複数のターボボタンの各々の形状を異ならせる例を示したが、各々の大きさを異ならせてもよいし、各々の突出量を異ならせてもよいし、各々の操作感覚を異ならせてもよいし、各々の材質や触感を異ならせてもよい。
図27(b)は、2つのターボボタンを第1操作部916d1と第2操作部916d2の間に並べて配設した発射ハンドル920の背面図である。この発射ハンドル920は、第1ターボボタン922と、この第1ターボボタン922と同形状の第2ターボボタン924の2つを備えている点では、上述の発射ハンドル900と同様であるが、第1ターボボタン922と第2ターボボタン924を第1操作部916d1と第2操作部916d2の間に並べて配設している点が異なっている。
本例によれば、第1ターボボタン922と第2ターボボタン924を一本の指(例えば、人差し指)で操作することが可能で、操作手段の操作性を高めることができる。
<複数のターボボタンを備えた発射ハンドル/発射制御基板>
次に、図28を用いて複数のターボボタンを備えた発射ハンドルの発射制御基板930の内部構成について詳細に説明する。なお、図28は、発射制御基板930の内部構成を示したブロック図であり、上記図8に対応するブロック図である。
図28に示すように、発射制御部930は、入力条件設定部174a、クロック発生部174b、発射カウンタ部174c、発射特性設定部174d、発射強度設定部174e、および、定電流制御部174fを有する点では上述の発射制御部174と同じであるが、発射特定設定部174dが、第1ターボスイッチ932と第2ターボスイッチ934から入力する発射強度切替スイッチ信号に基づいて、第一の発射特性(通常発射)、第二の発射特性(弱ターボ発射)、または、第三の発射特性(強ターボ発射)のいずれかを選択する制御を行う点が異なっている。
第1ターボスイッチ932は、上述の発射ハンドル900の第1ターボボタン902が押下操作されたか否かを検出することが可能であり、本例では、第1ターボボタン902が遊技者によって押下操作されていない場合には、ローレベルの発射強度切替スイッチ信号を外部に出力し、第1ターボボタン902が遊技者によって押下操作されている場合には、ハイレベルの発射強度切替スイッチ信号を発射制御部に出力する。
また、第2ターボスイッチ934は、上述の発射ハンドル900の第2ターボボタン904が押下操作されたか否かを検出することが可能であり、本例では、第2ターボボタン904が遊技者によって押下操作されていない場合には、ローレベルの発射強度切替スイッチ信号を外部に出力し、第2ターボボタン904が遊技者によって押下操作されている場合には、ハイレベルの発射強度切替スイッチ信号を発射制御部に出力する。なお、第1ターボスイッチ932と第2ターボスイッチ934の両方が押下操作された場合には、いずれか一方の押下操作のみを受付けるようにしてもよい。
発射制御基板930の発射特性設定部174dは、入力条件設定部174aの信号ラッチ部174a3によってラッチされた発射強度切替スイッチ信号に基づいて、第一の発射特性(通常発射)、第二の発射特性(弱ターボ発射)、または、第三の発射特性(強ターボ発射)のいずれかを選択する制御を行う。
<複数のターボボタンを備えた発射ハンドル/発射制御基板>
次に、図29を用いて、発射ハンドル900の発射特性について詳細に説明する。なお、図29は、通常発射、弱ターボ発射、および強ターボ発射の特性を示したグラフであり、上記図11に対応するグラフである。
本例の通常発射の発射特性NLは、上記図11の符号NLで示す通常発射の発射特性と同じであり、本例の強ターボ発射の発射特性TLsは、上記図11の符号TLで示すターボ発射の発射特性と同じであるため、その説明は省略する。
本例の弱ターボ発射の発射特性TLwは、傾斜部分の発射特性TLw1では、強ターボ発射の発射特性TLs1よりも発射強度が緩やかに変化するように設定されており、続く水平部分の発射特性TLw2では、強ターボ発射の発射特性TLs2よりも大きな操作量になった場合に最大発射強度に達するように設定されている。
<複数のターボボタンを備えた遊技台>
次に、図30を用いて、複数のターボボタンを備えた遊技台について説明する。なお、図30は、複数のターボボタンを備えた遊技台の正面図である。
この遊技台は、上記図18および図19を用いて説明した発射ハンドル860が備えるターボボタン864とは別に、前面枠扉106の前面に第2ターボボタン893を備えている。ターボボタン864は、発射ハンドル860の発射特性を上述の通常発射からターボ発射(または、ターボ発射から通常発射)に切り替えるための操作手段であり、もう一つの第2ターボボタン893は、発射ハンドル860の発射特性を上述の通常発射からターボ発射(または、ターボ発射から通常発射)に切り替えるための操作手段であり、本例では、どちらも同じ機能を有している。
なお、ターボボタン864と第2ターボボタン893の機能を異ならせてもよく、例えば、一方を、上述の通常発射から弱ターボ発射(または、弱ターボ発射から通常発射)に切り替えるための操作手段とし、他方を上述の通常発射から強ターボ発射(または、強ターボ発射から通常発射)に切り替えるための操作手段としてもよい。また、第2ターボボタン893の配設場所も特に限定されず、例えば、遊技台の本体104に配設してもよいし、前面枠扉106に配設されたチャンスボタン136の隣に配設してもよい。
本例によれば、一方のターボボタンと他方のターボボタンが同一の機能を有する場合には、遊技者が操作しやすいターボボタンを任意に選択することができ、遊技者の利便性を高めることができる場合がある。また、一方のターボボタンと他方のターボボタンが異なる機能を有する場合には、押し間違えなどの誤操作を防止することができる場合がある。
以上説明したように、本例に係る遊技台は、遊技者が操作可能な位置に設けられた複数の操作手段と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、第一の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(弱ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第三の発射制御状態(例えば、第三の発射特性(強ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第一の操作手段(例えば、ハンドル806)であり、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第二の操作手段(例えば、第1ターボボタン902)であり、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第三の操作手段(例えば、第2ターボボタン904)であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記第一の期間とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されている期間のことであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記第二の期間とは、前記第一の操作手段と前記第二の操作手段が少なくとも操作されている期間のことであり、前記発射手段は、少なくとも第三の期間において、前記第三の発射制御状態となるものであり、前記第三の期間とは、前記第一の操作手段と前記第三の操作手段が少なくとも操作されている期間のことである、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、第二の操作手段、第三の操作手段を用いて、通常である第一の発射制御状態から複数の発射制御状態(第二の発射制御状態、第三の発射制御状態)に容易に調整できる場合があり、発射に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
なお、本発明に係る「発射手段」は「遊技球を少なくとも発射可能なもの」であればよく、上記実施例の発射装置844のように、発射停止レバー804eの押下操作などによって一時的に遊技球が発射不能になるが、発射停止レバー804eの押下操作の解除によって遊技球が発射可能になるものも当然に含まれる。
また、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、第一の発射強度で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態にある前記発射手段は、第二の発射強度で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第三の発射制御状態にある前記発射手段は、第三の発射強度で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第一の発射強度は、前記第一の操作手段の操作量に少なくとも応じた発射強度であり、前記第二の発射強度は、前記第一の操作手段の操作量が前記第一の発射強度と同じ状態において、該第一の発射強度よりも少なくとも強い発射強度であり、前記第三の発射強度は、前記第一の操作手段の操作量が前記第一の発射強度と同じ状態において、該第一の発射強度よりも少なくとも強い発射強度であり、前記第三の発射強度は、前記第一の操作手段の操作量が前記第二の発射強度と同じ状態において、該第二の発射強度よりも少なくとも強い発射強度であってもよい(例えば、図30の発射特性NL、TLw、TLsを参照)。
このような構成とすれば、通常の発射強度よりも強い発射強度を容易に選択できる場合がある。
また、前記第二の操作手段は、前記第三の操作手段と一体的に構成されたものであり、前記発射手段は、前記第二の操作手段における第一の操作により前記第二の発射強度で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記発射手段は、前記第二の操作手段における第二の操作により前記第三の発射強度で遊技球を少なくとも発射可能なものであってもよい。
このような構成とすれば、発射強度に関する操作手段を極力減らすことができ、操作性が向上する場合がある。遊技者は、遊技中は表示手段等に興味を持つ傾向にあるため、操作手段の位置を確認しない場合がある。つまり、操作手段の数を不用意に多くしないことにより操作性が向上する場合がある。
また、前記第二の操作は、前記第一の操作が行われた後で少なくとも実行可能な操作であってもよい(例えば、ターボボタンを第一の回数操作→弱(強)ターボ→ターボボタンを第二の回数操作→強(弱)ターボ。または、ターボボタンを第一の時間押し続ける→弱(強)ターボ→ターボボタンを第二の時間押し続ける→強(弱)ターボ)。
このような構成とすれば、一つの操作手段で段階的に発射強度を変更することができる場合がある。また、第一の操作(弱ターボ)経由で第二の操作(強ターボ)に移行可能なため、ターボボタンを使用しない場合(通常の回動操作量に応じて徐々に発射強度が大きくなる)と類似した発射強度の移行を行うことができるので、遊技者にとって分かりやすい場合がある。
また、前記第一の操作は、前記第二の操作が行われた後で少なくとも実行可能な操作であってもよい(例えば、ターボボタンを第一の回数操作→弱(強)ターボ→ターボボタンを第二の回数操作→強(弱)ターボ。または、ターボボタンを第一の時間押し続ける→弱(強)ターボ→ターボボタンを第二の時間押し続ける→強(弱)ターボ)。
このような構成とすれば、遊技状態によっては、とにかくまず強く発射したい場合(例えば、特図2優先変動で左打ちから右打ちに変更する場合に、相対的に不利な大当りとなる振り分けが多い特図1の入賞を避けたい場合など)があり、先に第二の操作(強ターボ)にすることで遊技者が操作しやすい場合がある。
また、前記第二の操作手段は、前記第三の操作手段と別体で構成されたものであってもよい。
このような構成とすれば、一体のものと比較して回数や時間等の複雑な操作を必要とせず、低コスト化などを実現できる場合がある。
また、前記発射手段は、ハンドルユニット(例えば、発射ハンドル134)を少なくとも含んで構成されたものであり、前記ハンドルユニットは、本体に対して固定的に設けられた固定部(例えば、ハンドルベース802)を少なくとも含んで構成されたものであり、前記第一の操作手段は、前記固定部に対して少なくとも回動可能に設けられたものであり、前記第二の操作手段は、前記固定部に少なくとも設けられたものであり、前記第三の操作手段は、前記固定部に少なくとも設けられたものであってもよい。
このような構成とすれば、第二、第三の操作手段(ターボボタン)が、固定部に集中的に配置される構成のため、操作に迷うことが少なく、遊技者が操作しやすい場合がある。
また、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第四の操作手段(発射停止レバー804e)であり、前記第四の操作手段は、前記固定部に少なくとも設けられたものであり、前記第二の操作手段は、前記第一の操作手段の回動方向に沿った距離であって、前記第四の操作手段からの距離が第一の距離となる位置に少なくとも設けられたものであり、前記第三の操作手段は、前記第一の操作手段の回動方向に沿った距離であって、前記第四の操作手段からの距離が第二の距離となる位置に少なくとも設けられたものであり、前記第一の距離は、前記第二の距離よりも近いものでもよい。
このような構成とすれば、第三の操作手段(強ターボ)よりも第二の操作手段(弱ターボ)の方を先に機能させやすい場合があり、発射強度の順に操作させやすい場合がある。また、ターボボタンを使用しない場合(通常の回動操作量に応じて徐々に発射強度が大きくなる)と類似した発射強度の移行を行うことができるので、遊技者にとって分かりやすい場合がある。
また、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第四の操作手段(発射停止レバー804e)であり、前記第四の操作手段は、前記固定部に少なくとも設けられたものであり、前記第二の操作手段は、前記第一の操作手段の回動方向に沿った距離であって、前記第四の操作手段からの距離が第三の距離となる位置に少なくとも設けられたものであり、前記第三の操作手段は、前記第一の操作手段の回動方向に沿った距離であって、前記第四の操作手段からの距離が第四の距離となる位置に少なくとも設けられたものであり、前記第四の距離は、前記第三の距離よりも近いものでもよい。
このような構成とすれば、強ターボ=回動量:小の場合に操作しやすく、弱ターボ=回動量:大の場合に操作しやすいので、通常の発射からの比較として、強ターボの方はより急激な発射強度の変化を可能とする一方、弱ターボの方は相対的に緩やかな発射強度の変化とすることができる場合がある。
また、前記発射手段は、ハンドルユニット(例えば、発射ハンドル134)を少なくとも含んで構成されたものであり、前記ハンドルユニットは、本体に対して固定的に設けられた固定部を少なくとも含んで構成されたものであり、前記第一の操作手段は、前記固定部に対して回動可能に設けられたものであり、前記第二の操作手段と前記第三の操作手段のうちの一方の操作手段は、前記固定部に設けられたものであり、前記第二の操作手段と前記第三の操作手段のうちの他方の操作手段は、前記本体に設けられたものでもよい。
このような構成とすれば、第二の操作手段(弱ターボ)と第三の操作手段(強ターボ)の誤操作を防止することができる場合がある。
また、前記複数の操作手段のうちの少なくとも一つは、第五の操作手段(例えば、本体に設けた切替スイッチ)であり、前記第五の操作手段は、該第五の操作手段の操作(例えば、切り替えスイッチのオンオフによる切り替え)により、前記固定部に設けられた操作手段の操作による発射強度を前記第二の発射強度とするか、前記第三の発射強度とするか少なくとも選択可能なものであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者が任意によく使用するターボの種類を操作しやすい方に選択配置できる場合がある。
また、弱ターボの発射強度が、通常の発射強度よりも弱く設定すれば、強弱の切り替え操作を簡単に行うことができる場合がある。また、3つ以上のターボボタンを有していてもよく、そのうちの任意の2つを本発明の第二、第三の操作手段に適用してもよい。また、弱ターボ←→強ターボの移行は、通常→弱→強や通常→強→弱であってもよいし、弱ターボ、強ターボへの移行の際には必ず通常を介在させるようにしてもよい(通常→弱→通常→強など)。弱ターボ←→強ターボの直接的な移行を規制することで、発射に関する制御の負担を軽減できる場合がある。
また、弱ターボと強ターボが一体的なものであって、例えば操作時間の経過で弱ターボから強ターボに切り替えるタイプ(同じ操作で弱→強が切り替わるタイプ)は、例えば弱ターボを一時的な発射強度として使用することもできる。この場合、急激な発射強度の変化を起こすことを弱ターボの構成により緩和できる場合がある。また、弱ターボ、強ターボは、さらに別の条件により実行可否が決定されるものであってもよい。例えば、遊技状態に関する条件や遊技者の個別情報等の条件を加味して決定されるものであってもよい。また、ターボボタンは、タッチセンサ式等の構成であってもよい。
また、第二の操作手段(ターボボタン1)は、適度な発射強度となる場合は、第2操作部(第二の凸部)よりも左側となるが、第三の操作手段(ターボボタン2)は、第二の凸部よりも右側に配置すればターボボタン1と2は異なる指で操作させることができる場合があり、誤操作を招かない可能性が高い。反対に、ターボボタン2を第二の凸部よりも左側に配置すれば、ターボボタン1と2を同じ指で操作させることができる場合があり、操作性が高いものとなる。
また、発射停止レバー、ターボボタン1、ターボボタン2について、ハンドルカバーの頂上部分からの距離関係は、ストップスイッチ<ターボボタン1<=ターボボタン2の関係が好ましい。また、ターボボタン1を人差し指、ターボボタン2を中指で操作する場合は、1<2とすればよいし、両方同じ指で操作する場合には1=2とすればよい。
また、ターボボタンは、プッシュ式のボタン以外にもスライド式のボタンでもよいし、トグル式、レバー式、ロッカー式、ロータリー式、キーボード式のボタンでもよい。なお、ボタンを操作している期間だけターボが作動するという構造においては、操作していない場合に所定位置に自動復帰する機構を具備しているとさらによい。また、その構造は、チャンスボタンのようにカバー体を有して遊技者がカバー体に触れてスイッチが操作されるものであってもよいし、操作により発光したり、振動や、送風を行ったりするような演出手段としての機能を有していてもよい。さらにチャンスボタンとの識別が可能な構成を具備してもよい。例えば、ターボボタンであることがわかるような文字による報知(例えば、図109参照。半透明等のカバー体を介して見えるような文字)や、大きさや形状の違い、発光態様の違いを設けてもよい。また、ターボボタンの押下中を目立たせるためにターボボタン押下中に文字や発光態様が変化する構成であってもよい。また、ターボボタンの存在を目立たせないように、ターボボタンが配設される位置周辺の形状や色に同化または近似する構成であってもよい。
また、ターボボタンの位置は、上記実施例に限定されず、1つまたは複数のボタンの位置は、ハンドルや前面枠、上皿、ガラス周辺の枠装飾部分など遊技者が操作可能な位置であれば任意に設定可能である。特に、配設位置において周囲よりも突出した位置に設けられると操作がしやすいが、突出しない構成であってもよい。この場合は、遊技者がターボボタンを誤作動させてしまうことを防止できる場合がある。また、遊技者が操作不能な位置に別のターボ設定手段を設けてもよい。例えば、遊技台裏面側にディップスイッチ等を設けて、遊技店側でターボ設定の可否を選択可能とし、ターボ可能と設定された場合にのみ遊技者が操作可能な操作手段で調整が可能に構成されてもよい。
また、発射ハンドルは、回動式だけに限定されず、例えば、バイク型のハンドルや、スライドレバー等でもよい。また、正面視において右側にハンドルが配設されているが、左側であってもよいし、左右両方にハンドルを設けて一方をターボハンドル(ターボボタンと同様の機能を有するハンドル)としてもよい。さらに、遊技球は、正面視左側から垂直発射されるものでもよいし、正面視左上から横方向に発射するもの(例えば封入式の遊技台においては、遊技球の循環機構が遊技台下部に設けられるため、発射装置が正面視左上となる場合がある)であってもよい。
また、第四の発射制御状態として、弱ターボ、強ターボとは別の発射制御状態を有していてもよい。第四の発射制御状態は、弱ターボ、強ターボと異なる発射特性により制御される状態としてもよいし、いずれか一方と同じであってもよい。また、第四の発射制御状態を発射特性が通常の発射制御状態よりも弱くなるような状態としてもよい。この場合、第四の発射制御状態は、発射強度の微調整に利用できる場合がある。なお、第四の発射制御状態となりうる条件は、他の発射制御状態と同じ条件であってもよいし、異なる条件であってもよい。
<制御基板間の通信>
次に、図31を用いて、パチンコ機100の制御基板間の通信について説明する。図31(a)は制御基板間の接続の一例を示したブロック図である。なお、同図に示す発射ユニット940は、上述の発射ハンドル134および発射装置844を含むユニットのことである。
発射制御基板174は、上記図7に示すハンドル中継基板848やガラス枠中継基板842を介して、発射ユニット940の発射ハンドル134に接続されている。発射ハンドル134から発射制御基板174には、発射ボリューム804bから入力される発射強度調整信号や、タッチスイッチ804dから入力されるタッチスイッチ信号や、発射停止スイッチ804fから入力される発射停止スイッチ信号や、ターボスイッチ804hから入力される発射強度切替スイッチ信号などが入力される。また、発射制御基板174は、発射ユニット940の発射装置844にも接続されており、発射制御基板174から発射装置844には、発射ソレノイド信号などが出力される。
また、発射制御基板174は、払出制御基板170にも接続されており、払出制御基板170から発射制御基板174には、発射許可信号などが出力され、発射制御基板174から払出制御基板170には、タッチスイッチ信号や発射強度状態信号などが出力される。
払出制御基板170は、上記図7に示す内枠中継基板824を介して、主制御基板156にシリアル通信線で接続されており、払出制御基板170と主制御基板156は、双方向のシリアル通信が可能である。また、主制御基板156は、第1副制御基板160にも接続されているが、主制御基板156と第1副制御基板160は、主制御基板156から第1副制御基板160への一方向の通信のみが可能である。
払出制御基板170が取得したタッチスイッチ信号や発射強度状態信号などは、払出制御基板170から主制御基板156にシリアル通信で出力することが可能であり、これらの信号は、さらに主制御基板156から第1副制御部160に一方向通信で出力することが可能である。なお、払出制御基板170が取得したタッチスイッチ信号や発射強度状態信号などを、払出制御基板170から主制御基板156や第1副制御部160に出力しないように構成してもよい。
<制御基板間の通信/変形例>
図31(b)は、制御基板間の接続の他の例を示したブロック図である。本例では、発射制御基板174と主制御基板156を、払出制御基板170を介することなく直接、接続しており、発射制御基板174から主制御基板156に対して、発射強度調整信号、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、発射強度切替スイッチ信号などを出力可能に構成している。
なお、主制御部300は第一の経路と第二の経路の両方で発射に関連する信号を受信可能であってもよい。また、第一の経路は払出制御基板170とのシリアル通信、第二の経路は発射制御基板174からの直接入力してもよい。また、発射に関連する信号は、第一の経路と第二の経路ともに発射強度状態信号であってもよいし、第一の経路と第二の経路ともに発射強度切替スイッチ信号であってもよいし、一方は発射強度状態信号、他方は発射強度切替スイッチ信号であってもよい。
本例によれば、払出制御基板170に何らかの不具合が発生することで、主制御基板156が、発射ユニット940が出力する各種信号を払出制御基板170から取得できなくなった場合でも、代わりに発射制御基板174から各種信号を取得することができ、安定した遊技制御を行うことができる場合がある。
また、図31(c)は、制御基板間の接続の他の例を示したブロック図である。本例では、発射制御基板174と第1副制御基板160を、払出制御基板170および主制御基板156を介することなく直接、接続しており、発射制御基板174から第1副制御基板160に対して、発射強度調整信号、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、発射強度切替スイッチ信号などを出力可能に構成している。
本例によれば、払出制御基板170に何らかの不具合が発生することで、主制御基板170が、発射ユニット940が出力する各種信号を払出制御基板174から取得できなくなった場合でも、代わりに第1副制基板160が発射制御基板174から各種信号を取得することができ、安定した遊技制御を行うことができる場合がある。
なお、第1副制御部400は第一の経路と第二の経路の両方で発射に関連する信号を受信可能であってもよい。また、第一の経路は主制御部300からのコマンド、第二の経路は発射制御部630からの直接入力してもよい。また、主制御部300からのコマンドは、払出制御部600とのシリアル通信に基づくコマンドであってもよいし、第二の経路とは異なる発射制御部630からの直接入力であってもよい。また、発射に関連する信号は、第一の経路と第二の経路ともに発射強度状態信号であってもよいし、第一の経路と第二の経路ともに発射強度切替スイッチ信号であってもよいし、一方は発射強度状態信号、他方は発射強度切替スイッチ信号であってもよい。
また、図32(a)は、制御基板間の接続の他の例を示したブロック図である。本例では、発射ユニット940と発射制御基板174を複数の通信線(例えば、パラレル信号線)で接続しており、各々の通信線を介して、発射強度調整信号、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、発射強度切替スイッチ信号、発射ソレノイド信号などを個別に入出力可能に構成している。
また、本例では、発射制御基板174と払出制御基板170との間を一方向通信にしており、発射制御基板174から払出制御基板170には発射許可信号などが出力可能である。さらに、本例では、払出制御基板170に、主制御基板156と遊技球等貸出装置接続端子板942を接続しており、遊技球等貸出装置接続端子板942に対しても、主制御基板156と同様に、発射強度調整信号、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、発射強度切替スイッチ信号などを出力可能に構成している。
また、図32(b)は、制御基板間の接続の他の例を示したブロック図である。本例では、発射ユニット940と発射制御基板174に加えて、発射ユニット940と払出制御基板170も複数の通信線で接続しており、発射強度調整信号、タッチスイッチ信号、発射停止スイッチ信号、発射強度切替スイッチ信号、発射ソレノイド信号などを、発射ユニット940から払出制御基板170に直接、出力可能に構成している。
本例によれば、発射制御基板174に何らかの不具合が発生することで、払出制御基板170が、発射ユニット940が出力する各種信号を発射制御基板174から取得できなくなった場合でも、代わりに発射ユニット940から各種信号を直接、取得することができ、安定した遊技制御を行うことができる場合がある。
なお、発射ユニット940から払出制御基板170に、タッチスイッチ信号と発射停止スイッチ信号を直接出力する構成の場合、これらの信号も加味した上で発射許可信号を発射制御基板174に出力可能になるので、発射制御基板174の回路構成を簡略化できる場合がある。
<払出制御用マイクロコンピュータの概要>
次に、図33を用いて、払出制御基板170に搭載される払出制御用マイクロコンピュータ770について説明する。図33(a)は、払出制御用マイクロコンピュータ770が備える主な端子を例示したものである。
払出制御用マイクロコンピュータ(以下、「払出制御マイコン」という場合がある)770は、2つのパラレル出力ポートPOP0,POP1と、2つのパラレル入力ポートPIP0,PIP1と、データ信号入出力端子D0〜D7と、を有して構成されている。パラレル出力ポートPOP0は、チップセレクト信号を出力可能なチップセレクト出力端子PO00/XCS0,PO01/XCS1,PO02/XCS2,PO03/XCS3,PO04/XCS4,PO05/XCSEと、シリアル通信の送信信号を出力可能な出力端子PO06/TXによって構成されている。また、パラレル出力ポートPOP1は、汎用の出力端子PO10〜PO16で構成されている。
また、パラレル入力ポートPIP0は、汎用の入力端子PI00〜PI07で構成され、パラレル入力ポートPIP1は、汎用の入力端子PI10と、外部割り込み入力端子としても使用可能な入力端子PI11/XINTと、ノンマスカブル割り込み入力端子としても使用可能な入力端子PI12/XNMIと、シリアル通信の受信信号を入力可能な入力端子PI13/RXで構成されている。なお、「/」で示す端子は機能兼用端子であることを示しており、内蔵ROMのプログラム管理エリアに値を設定することにより機能を選択可能となっている。例えば、PO01/XCS1端子は、出力ポートと外部デバイスへのチップセレクト出力のいずれかの機能を選択可能な端子である。
図33(b)は、払出制御マイコン770と外部デバイス(IC)との接続を示した図(一部抜粋)である。本例では、払出制御マイコン770のデータ信号出力端子D0〜D7を3つのIC1、IC2、およびIC3にそれぞれ接続するとともに、チップセレクト出力端子PO00/XCS0を、8本の入出力端子を有するIC1に接続し、チップセレクト出力端子PO01/XCS1を、8本の入出力端子を有するIC2に接続し、チップセレクト出力端子PO02/XCS2を、8本の入出力端子を有するIC3に接続している。
本例では、IC1から8ビットのデータを入力する場合には、チップセレクト出力端子PO00/XCS0にローレベルの信号を出力することでIC1を選択した上で、データ信号入出力端子D0〜D7からデータを入力する。また、IC2に8ビットのデータを出力する場合には、チップセレクト出力端子PO01/XCS1にローレベルの信号を出力することでIC2を選択した上で、データ信号入出力端子D0〜D7からデータを出力する。また、IC3に8ビットのデータを出力する場合には、チップセレクト出力端子PO02/XCS2にローレベルの信号を出力することでIC3を選択した上で、データ信号入出力端子D0〜D7からデータを出力する。
なお、本例では、IC1〜IC3のチップセレクト入力がローアクティブの場合の例を示したが、IC1〜IC3のチップセレクト入力がハイアクティブの場合には、チップセレクト出力端子PO00/XCS0,PO01/XCS1,PO02/XCS2から出力する信号の論理を反転させればよい。
<メインコマンド>
次に、図34を用いて、主制御部300(主制御基板156)から第1副制御部400(第1副制御基板160)に送信されるメインコマンドについて説明する。なお、図34は、メインコマンドの一例を示した図である。
本例のメインコマンドは、16ビット長のデータからなり、8ビット長の上位コマンドと8ビット長の下位コマンドに分類される。上位コマンドのビット6〜ビット4は、メインコマンドのグループを表す固定データであり、例えば、メインコマンドは、電源投入コマンド、特図保留球数コマンド等の遊技状態に関するコマンド、デバイスコマンド等のグループに分類される。また、上位コマンドのビット3〜0は、同一グループのコマンドを識別するためのデータである。なお、上記コマンドのビット7(最上位ビット)は、STB(ストローブ情報)の値が格納される領域であり、STB(ストローブ情報)の値がオンの場合、メインコマンドがセットされていることを示している。
また、下位コマンドのビット7〜ビット0は、各コマンドのパラメータ(数、種別、状態、回数、各種フラグなど)を表す可変データである。例えば、特図保留数コマンド1の下位コマンドには、当該コマンドのパラメータとして、特図1保留球数を示す数値が格納され、デバイスコマンド1−1の下位コマンドには、当該コマンドのパラメータとして、払出制御通信異常検出状態、盤面スイッチレベル異常検出状態、外部クロック異常検出状態、衝撃、磁気異常検出状態、磁界異常検出状態が格納される。
また、たとえば、特図変動停止コマンドは、特図の変動停止時に送信するコマンドであり、発射位置コマンドは、特図の停止後の、確定ウェイト時間(例えば、600ms)の経過後に送信するコマンドである。主制御部300は、確定ウェイト時間の経過後に遊技状態を変化させており、例えば、電サポは、当該タイミングで終了し、右打ち表示灯224の消灯も、当該タイミングで行う。他のコマンドのパラメータは同図に示すとおりである。
<外部端子板信号>
次に、図35と図36を用いて、上述の外部端子板609を介して外部に出力する外部端子板信号について説明する。なお、図35は、主基板156、払出基板170、外部端子板609、および外部装置(ホールコンピュータ)670の接続例を示した図であり、図36(a)は主基板156から出力する外部端子板信号の一例を示した図であり、図36(b)は払出基板170から出力する外部端子板信号の一例を示した図である。
<外部端子板信号3〜10>
主基板156は、図36(a)に示す8種類の外部端子板信号3〜10を出力可能に構成している。外部端子板信号10(セキュリティ情報信号)は、電源投入時や異常検出時に、所定期間(例えば、30秒間)、所定レベル(例えば、ハイレベル)の電圧を出力する信号である。ここで、セキュリティ情報信号の出力開始条件となる「電源投入時」とは、主制御部300の電圧監視回路338に入力される低電圧信号がオフになった後(電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(9V)に達した後)に、第1副制御部400の起動時間が経過した場合(主制御部300がカウントする副制御部起動待ちカウンタが0になった場合)が一例として挙げられる。
また、セキュリティ情報信号の出力開始条件となる「異常検出時」とは、後述する主制御部タイマ割込処理のデバイス監視処理で監視するエラーのうち、入賞に関する異常(例えば、磁気異常エラー、磁界異常エラー)や、スイッチに関する異常(例えば、スイッチレベル異常エラー、スイッチ未接続エラー)を検出した場合が一例として挙げられる。
外部端子板信号9(払出予定情報信号)は、遊技球の払出予定数を示す信号であり(詳細は後述)、外部端子板信号5〜8(大当り情報1〜4信号)は、特図変動遊技の当否判定結果に関する情報を示す信号であり、外部端子板信号4(始動口情報信号)は、始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に関する情報を示す信号であり、外部端子板信号3(図柄確定回数情報信号)は、普図や特図の図柄変動に関する情報を示す信号である。
図35に示すように、主基板156の出力端子(または入出力端子)から出力される8種類の外部端子板信号3〜10は、払出基板170と外部端子板609を介して、外部装置670(例えば、ホールコンピュータ)が備える情報入力回路350に入力される。これにより、外部装置670は、主基板157が有する各種情報を取得することが可能である。なお、この例では、外部端子板信号3〜10を主基板156の出力端子(または入出力端子)から出力する例を示したが、外部端子板信号3〜10に相当する情報を、上述の出力インターフェイスを介して、主基板156から払出基板170に制御コマンドとして出力してもよい。
また、主制御部300は、図36(a)に示すように、RAM308に1バイト長の外部出力信号情報の記憶領域を設けており、この外部出力信号情報のBit0〜Bit7には、外部端子板信号3〜10に対応する情報がそれぞれ割り当てられている。例えば、外部出力信号情報の値が10000000B(Bは2進数)の場合、外部端子板信号10に対応するセキュリティ情報が1、その他の外部端子板信号3〜9に対応する図柄確定回数情報、始動口情報、大当り情報1〜4、および払出予定情報が0であることを示している。
<外部端子板信号1、2>
払出基板170は、図36(b)に示す8種類の外部端子板信号1〜2、CR遊技機READY信号、CR遊技機貸出完了信号、払出エラーLED1〜4信号を出力可能に構成している。外部端子板信号1(払出信号)は、遊技球の払出数(払出完了数)を示す信号であり(詳細は後述)、外部端子板信号2(扉開放信号)は、前面枠扉106の開放状態を示す信号であり、CR遊技機READY信号は、遊技が可能な状態であるか否かを示す信号であり、CR遊技機貸出完了信号は、後述するEXS信号であり、払出エラーLED1〜4信号は、後述する払出報知用LEDの点灯/消灯状態を示す信号である。
図35に示すように、払出基板170の出力端子(または入出力端子)から出力される2種類の外部端子板信号1〜2は、外部端子板609を介して、外部装置670(例えば、ホールコンピュータ)が備える情報入力回路350に入力される。これにより、外部装置670は、払出基板170が有する各種情報を取得することが可能である。
また、払出制御部600は、図36(b)に示すように、RAMに1バイト長の外部出力信号情報の記憶領域を設けており、この外部出力信号情報のBit0〜Bit7には、外部端子板信号1〜2、CR遊技機READY信号、CR遊技機貸出完了信号、払出しエラーLED1〜4信号に対応する情報がそれぞれ割り当てられている。例えば、外部出力信号情報の値が00000001B(Bは2進数)の場合、外部端子板信号1に対応する払出情報が1、その他の外部端子板信号2に対応する扉開放情報、CR遊技機READY信号に対応する情報、CR遊技機貸出完了信号に対応する情報、および払出しエラーLED1〜4信号に対応する情報が0であることを示している。
<外部端子板信号の他の接続例>
次に、図37を用いて、外部端子板信号の他の接続例について説明する。図37(a)は、上記図35に示した接続例に対して、主基板と払出基板の配置を逆にした接続例である。この例では、払出基板170の出力端子(または入出力端子)から出力される2種類の外部端子板信号1〜2は、主基板156と外部端子板609を介して、外部装置670が備える情報入力回路350に入力される。また、主基板156の出力端子(または入出力端子)から出力される8種類の外部端子板信号3〜10は、(払出基板170を介することなく)外部端子板609を介して、外部装置670が備える情報入力回路350に入力される。
このような構成とすれば、払出基板170に何らかの異常が生じた場合でも、払出基板170を介さない8種類の外部端子板信号3〜10を主基板156から外部装置670に出力することが可能である。このため、例えば、払出基板170の異常により外部端子板信号1(払出情報信号)を外部装置670に出力することができなくても、主基板156が正常に動作していれば、主基板156から外部端子板信号9(払出予定情報信号)を外部装置670に出力することができ、遊技媒体の払出数に関する情報を外部装置670に確実に伝えることが可能となる。
また、図37(b)は、主基板156と払出基板170の両方を直接、外部端子板609に接続した接続例である。この例では、払出基板170の出力端子(または入出力端子)から出力される2種類の外部端子板信号1〜2は、(主基板156を介することなく)外部端子板609を介して、外部装置670が備える情報入力回路350に入力される。また、主基板156の出力端子(または入出力端子)から出力される8種類の外部端子板信号3〜10は、(払出基板170を介することなく)外部端子板609を介して、外部装置670が備える情報入力回路350に入力される。
このような構成とすれば、払出基板170に何らかの異常が生じた場合でも、払出基板170を介さない8種類の外部端子板信号3〜10を主基板156から外部装置670に出力することが可能であるとともに、主基板156に何らかの異常が生じた場合でも、主基板156を介さない2種類の外部端子板信号1〜2を払出基板170から外部装置670に出力することが可能である。
このため、例えば、払出基板170の異常により外部端子板信号1(払出情報信号)を外部装置670に出力することができなくても、主基板156が正常に動作していれば、主基板156から外部端子板信号9(払出予定情報信号)を外部装置670に出力することができ、また、主基板156の異常により外部端子板信号9(払出予定情報信号)を外部装置670に出力することができなくても、払出基板170が正常に動作していれば、払出基板170から外部端子板信号1(払出情報信号)を外部装置670に出力することができ、遊技媒体の払出数に関する情報を外部装置670に確実に伝えることが可能となる。
<主制御部から払出制御部に送信されたコマンドの処理>
図38は、本実施形態のパチンコ機100の主制御部300から払出制御部600に送信されたコマンドの処理について示す概要図である。
同図の如く、主制御部300と払出制御部600とはシリアル通信回線を介して電気的に接続されており、コマンド送信条件の成立があった場合に、主制御部300は払出制御部600に所定のコマンドを送信する。そして払出制御部600は、受信したコマンドを一旦(コマンドの解析より先に)、記憶手段(例えば、CPUコアレジスタやRAMなど)に記憶する処理と、記憶手段に記憶されたコマンドを解析する処理とを少なくとも行う。
つまり、同図に示すように、第一の処理を行う主制御部300から第二の処理を行う払出制御部600に複数のコマンド(コマンド1、コマンド2)が送信された場合、コマンド1、コマンド2のいずれもRAMなどに記憶し、その後、記憶されたコマンド1、コマンド2をそれぞれ解析するものである。例えば、コマンド2は正常なコマンドであるが、コマンド1が不正なコマンドであるような場合であっても、いずれのコマンドも一旦、RAMなどに記憶する。その後、コマンドの解析処理が行われ、不正なコマンド1は破棄され、正常なコマンド2は破棄されずコマンドに対応した処理(第二の処理)が実行される。
<主制御部と払出制御部のシリアル通信>
図39を参照して、パチンコ機100の主制御部300と払出制御部600のシリアル通信について詳細に説明する。
図39は、パチンコ機100の主制御部300と払出制御部600のシリアル通信を説明するブロック図であり、図39(a)は、シリアル通信回路の概略ブロック図であり、図39(b)は、主制御部300と払出制御部600のシリアル通信に関するレジスタを説明するブロック図である。また図39(c)は、主制御部300と払出制御部600シリアル通信の流れを説明するブロック図である。
同図(a)を参照して説明すると、パチンコ機100は、遊技制御を少なくとも実行可能な主制御部用マイクロコンピュータ(マイクロプロセッサ)760と、賞球付与制御を少なくとも実行可能な払出制御部用マイクロコンピュータ(マイクロプロセッサ)770を有する。主制御部用マイクロコンピュータ760は、主制御部300を構成する主制御基板156に実装され、払出制御部用マイクロコンピュータは、払出制御部600を構成する払出制御基板170(主制御基板156とは別の基板)に実装される。主制御部用マイクロコンピュータ760と、払出制御部用マイクロコンピュータ770は、それぞれ同図(b)に示すシリアル通信回路750、752を内蔵し、信号(例えば、賞球コマンド)をシリアル通信で送受信することができる。
主制御部用マイクロコンピュータ760は、シリアル通信用のレジスタとして例えば、ステータスレジスタ762、受信データレジスタ764、送信データレジスタ766、その他のレジスタ768を有する。また、主制御部用マイクロコンピュータ760は、汎用レジスタ(Aレジスタ712、HLレジスタ(ペアレジスタ)714、その他レジスタ716など)を含むCPUコアレジスタ710や、ROM306、RAM(バッファ)308等を備える。
払出制御部用マイクロコンピュータ770は、シリアル通信用のレジスタとして例えば、ステータスレジスタ772、受信データレジスタ774、送信データレジスタ776、その他のレジスタ778を有する。
また、払出制御部用マイクロコンピュータ770は、汎用レジスタ(記憶領域)として、汎用レジスタ(Aレジスタ722、HLレジスタ(ペアレジスタ)724、その他レジスタ726など)を含むCPUコアレジスタ720および、ROM706、RAM(バッファエリア)708等を備える。
具体的には同図(a)に示すように、記憶領域(第一の記憶領域)にRAM(バッファエリア)708が設けられ、他の記憶領域(第二の記憶領域)にCPUコアレジスタ720が設けられ、他の記憶領域(第三の記憶領域)に払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタ774および送信データレジスタ776が設けられる。
なお、主制御部用マイクロコンピュータ760の受信データレジスタ764および送信データレジスタ766は、1つの送受信データレジスタであってもよい。また、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタ774および送信データレジスタ776は、1つの送受信データレジスタであってもよい。
同図(b)に示すように、シリアル通信回路750,752は、4チャンネル(Ch0、Ch1、Ch2、Ch3)の回路を内蔵している。すべてのチャンネルは機能的に独立しており、送信部と受信部を有して送受信が可能なチャンネルと、送信部のみを有し送信のみが可能なチャンネルがある。主制御部用マイクロコンピュータ760と払出制御部用マイクロコンピュータ770のシリアル通信には、送受信が可能なチャンネル(Ch0)を使用する。また、シリアル通信回路750、752は、FIFOモードで動作する。送信は64バイト、受信は8バイトがFIFOとして使用できる。
例えば、主制御部用マイクロコンピュータ760がデータ送信を行う場合、主制御部300のCPU304が主制御部用マイクロコンピュータ760に内蔵されたシリアル通信回路750のステータスレジスタを参照して「送信可能」の場合に送信データレジスタ766にデータをセットする。シリアル通信回路750は送信データレジスタ766にセットされたデータを送信する。
例えば、払出制御部用マイクロコンピュータ770がデータ受信を行う場合、受信データが払出制御部用マイクロコンピュータ770に内蔵されたシリアル通信回路752の受信データレジスタ774に書き込まれる。払出制御部600のCPUはステータスレジスタを参照して「受信完了」になった場合に受信データレジスタ774から受信データを読み込む。
例えば、払出制御部用マイクロコンピュータ770がデータ送信を行う場合、払出制御部600のCPUが払出制御部用マイクロコンピュータ770に内蔵されたシリアル通信回路752のステータスレジスタを参照して「送信可能」の場合に送信データレジスタ776にデータをセットする。シリアル通信回路752は送信データレジスタ776にセットされたデータを送信する。
例えば、主制御部用マイクロコンピュータ760がデータ受信を行う場合、受信データが主制御部用マイクロコンピュータ760に内蔵されたシリアル通信回路750の受信データレジスタ764に書き込まれる。主制御部300のCPUはステータスレジスタを参照して「受信完了」になった場合に受信データレジスタ764から受信データを読み込む。
また、シリアル通信回路750、752はデータを送信する場合、シリアル通信回路750、752のステータスレジスタ762、772を参照し送信状態(データ送信完了など)を検出できる。また、シリアル通信回路750、752はデータを受信する場合、ステータスレジスタ762、772を参照し、所定条件が成立している場合に受信データレジスタ764、774からデータを読み込む。具体的には、ステータスレジスタ762、772を参照することで、受信データにノイズ検出されたデータがあるか否か、ブレークコード、フレーミングエラーおよびパリティエラーを含むデータの有無、またはオーバーランの検出の有無などを確認することができる。
このようにして例えば、主制御部用マイクロコンピュータ760から送信されたコマンドは、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタ774に書き込まれ、各種演算処理や判定処理のために払出制御部用マイクロコンピュータ770のCPUコアレジスタ712に格納された後、RAM(バッファ)708に格納される。また、後述するが、払出制御部600で受信したコマンドは、コマンド解析処理の前に一旦、RAM(バッファ)708に保存される。このように受信コマンドのバッファへの保存をコマンド解析処理に優先して行うことにより、受信データレジスタ774からRAM708にコマンドが送信される期間または、受信データレジスタ774からCPUコアレジスタ712にコマンドが送信される期間を短縮することができるので、コマンドが各レジスタに点在する状況を減らすことが可能になるため、遊技制御の安定化が可能になる場合がある。
図39(c)を参照して、主制御部300と払出制御部600のシリアル通信処理の流れについて説明する。まず主制御部300から払出制御部600に、第一の通信確認コマンド(主制御通信確認コマンド)を送信する(1)。払出制御部600は、主制御部300から主制御通信確認コマンドを受信する(2)。払出制御部600は、主制御通信確認コマンドを受信すると、第二の通信確認コマンド(第一の通信確認コマンドに対する応答のコマンド、払出制御通信確認コマンド)を主制御部300に送信する(3)。払出制御通信確認コマンドを受信した主制御部300は、払出制御部600にコマンド(例えば、ここでは賞球コマンド)を送信する(4)。
処理(1)〜(3)は通信確認中の状態であり、この状態では主制御部300は払出制御部600に対してコマンドを送信しない。処理(3)が完了すると、通信確認が完了となり、この状態で主制御部300は払出制御部600に賞球コマンドを送信する。例えば、ノイズなどの影響も考慮し、処理(1)は複数回行い、処理(3)の通信確認の完了を示すコマンドが所定回数得られない場合に通信エラー状態とする。この通信エラーの状態となった場合も、主制御部300は払出制御部600に賞球コマンドを送信しない。また、エラーを報知するため、外部に接続する装置に信号を出力する。なお、外部に接続する装置への信号出力は行わなくてもよい。
処理(1)は、例えば所定回数の割込み処理毎に1回、例えば、主制御部のタイマ割込み処理を25回(50回、・・など)実行するうちに1回、実行する。処理(2)および処理(3)は同一の割込み処理で実行してもよいし、別の割込み処理で実行してもよい。また、処理(3)と同一の割込み処理で、払出制御部600の制御状態を送信してもよい。払出制御部600の制御状態は、変化のある場合のみ(例えば、正常な状態から異常な状態に変化した場合(エラーの場合)など)送信するものとしてもよい。
また、払出制御部600は、第1のコマンド(賞球コマンド)が第一の記憶手段(受信データレジスタ774など)に記憶されている場合に賞の付与に関する処理を少なくとも実行可能であり、第2のコマンド(主制御通信確認コマンド)が前記第一の記憶手段に記憶されている場合に、主制御部300に第3のコマンド(払出制御通信確認コマンド(主制御通信確認コマンドの応答コマンド))を送信する処理を少なくとも実行可能である(これについては後に詳述する)。
なお、主制御部用マイクロコンピュータ760の受信データレジスタ764、送信データレジスタ766および、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタ774、送信データレジスタ776いずれも、そのサイズに限りがあり、CPUコアレジスタ712、722やRAM308、708とデータを送受信する場合に、例えば、異常が発生するなどの条件が発生した場合などにデータの漏れが発生する場合がある。
図40は、本実施形態の電源制御について説明する図である。図40(a)は、電源の遮断及び供給のタイミングに伴う各制御部の動作状態を示す概要図であり、図40(b)は、電源遮断時における各制御部の動作状態を示す概要図である。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される電源を直流に変換し、払出制御部600および第1副制御部400に供給する。払出制御部600は主制御部300に電源を供給し、第1副制御部400は第2副制御部500に電源を供給する。つまり、電源がOFF状態からON状態に立ち上がると、第1副制御部400がリセット状態からリセット解除状態に立ち上がり、その後、第2副制御部500がリセット状態からリセット解除状態に立ち上がる。同様に、電源がOFF状態からON状態に立ち上がると、払出制御部600がリセット状態からリセット解除状態に立ち上がり、その後、主制御部300がリセット状態からリセット解除状態に立ち上がる。なお、電源はAC100Vを入力してもよい。
後述するが、払出制御部600がリセット解除状態に立ち上がってから主制御部300がリセット解除状態に立ち上がるまでの期間において、払出制御部600は、コマンドを受信することができ、受信したコマンドを解析することもできる。また、払出制御部600は、賞球数を設定することも可能であるが、払出処理は実行されない。その後、主制御部300がリセット解除状態に立ち上がった後に、主制御部300から送信された初回の主制御通信確認コマンドを払出制御部600で受信した場合に、設定した賞球数を(意図しないタイミングで送信された賞球コマンドとして)消去する場合がある。また、主制御部300がリセット解除状態に立ち上がった後(かつ、払出制御部600がリセット解除状態に立ち上がった後)、賞球コマンドが主制御部300から払出制御部600に送信された場合は、正常なコマンドとして処理を行う。
ここで、上記説明した内容を踏まえて、遊技台への電圧供給が低下した場合の動作について説明する。例えば大当り中の状態で停電などによって電源が切られた場合、再度電源投入によって遊技台が初期状態になると、遊技者にとって著しく不利益な状態になる。このような事態にならないよう、コンデンサに蓄えられた電力により遊技台の状態を保持する電断時処理(後述する)が実行される。この電断時処理は、電源が切られた場合(以下、電源オフと称する)の他、静電気などの要因により供給電圧が一時的に低下した場合(以下、瞬断と称する)にも実行される。同図(b)は、電断時処理の動作を示す図である。
電源が切られた場合、電圧が供給されなくなる(電断発生)が、すぐに電圧は0にはならず、コンデンサに蓄えられた電力により供給電圧が徐々に降下する。例えば、12Vの供給電圧が所定の電圧(本実施形態では9.66V)まで降下すると電圧監視回路338から低電圧信号が主制御部300のCPU304に送信される。この信号を受信したことにより、主制御部300のメイン処理(後述する)により電断が発生したと判定され、電断時処理が実行される。つまり、同図(b)に示すように、主制御部300の電源監視状態としては、電断が発生してから供給電圧が9.66Vに降下するまでは電源断解除状態であり、供給電圧が9.66Vより降下した後は、電源断状態となる。なお、ここでの電源断状態とは、電圧が所定の値を下回り、後述する低電圧信号がオンになる状態を意味するものであり、電源が実際に遮断された状態を意味するものではない。
同様に、払出制御部600では、12Vの供給電圧が所定の電圧(本実施形態では8.3V)まで降下すると、電断が発生したと判定され、電断時処理が実行される。つまり、同図(b)に示すように、払出制御部600の電源監視状態としては、電断が発生してから供給電圧が8.3Vに降下するまでは電源断解除状態であり、供給電圧が8.3Vより降下した後は、電源断状態となる。
また、主制御部300と払出制御部600はそれぞれに、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(後述する)を設けている。例えば主制御部300では、基本回路302のCPU304が起動信号の入力を受付けると、リセット割込によりリセットスタートして(リセット解除状態となり)ROM306に予め記憶している制御プログラムに従って主制御部メイン処理を実行する。払出制御部600も同様である。そして、12Vの供給電圧が所定の電圧を下回った場合には、リセット状態となり、電源断解除状態になるまで待機する。
<主制御部メイン処理>
次に、図41を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
上述したように、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従ってに示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定等を行う。また、後述する通信確認コマンドの初期値として25(約100msの時間に相当する数値)を設定する。
ステップS103では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9.66V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103の処理を繰り返し実行し、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9.66V)に達しない場合にも、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS103の処理を繰り返し実行する。
ステップS105では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定の出力ポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS107では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS115)に進む。
具体的には、最初に、電源基板に設けたRWMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS115に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。
そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS115に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には、電断前の状態に復帰すべくステップS109に進んでから、その後の処理を遅延させるべくステップS111に進む。チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS115に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS115に進む。
ステップS109では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS121内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS109では、その送信情報記憶領域に、電源投入情報(復電コマンド)をセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。電源投入情報は、初期起動による電源投入の場合は00Hがセットされ、復帰起動による電源投入の場合は01Hがセットされる。つまり、ステップS109では、電源投入情報として復帰起動を示す値(01H)がセットされる。ステップS111では、遅延処理を実行する。詳細は後述するが、この遅延処理では、第1副制御部400の起動を待つための処理等を行う。なお、この例では、遅延処理(ステップS111)よりも前のステップS109の処理において、電源投入情報をセットしている。これにより、電源投入情報を参照して、第1副制御部400側に、初期起動であるか復帰起動であるかを送信することができる。ただしこの構成に限らず、復電時処理(ステップS109)よりも遅延処理(ステップS111)が先に実行されるものであってもよい。
ステップS113では、WDT314による時間計測を開始する。ステップS115では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS115)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS117では、上記ステップS111と同じ遅延処理を実行する(詳細は後述)。ステップS119では、WDT314への動作許可及び初期値の設定を行う。本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定し、RAM308に設けたマスク情報に初期値(例えば、11111111B(FFH(Hは数値が16進数であることを示す。以下同じ)))を設定する。なお、WDT314への起動許可は上記ステップS101で行ってもよい。この場合、ステップ119でWDT314のクリア&リスタートを行うように構成してもよい。
ステップS121では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、普図当選乱数カウンタ、および特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための2つの初期値生成用乱数カウンタと、普図タイマ乱数値、および特図タイマ乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図タイマ乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図タイマ乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。なお、初期値生成用乱数カウンタは、後述するステップS207でも更新する。なお、ステップS121では、基本乱数初期値更新処理の他に後述する基本乱数更新処理を行ってもよいし、基本乱数更新処理のみを行ってもよい。
また、ステップS123では、コマンド送信処理を行う。このコマンド送信処理では、後述するステップS233で送信情報記憶領域にセットされたコマンド(上述のメインコマンド)を第1副制御部400に送信する処理を行う。なお、上述のSTB(ストローブ情報)は、該処理でオン、オフするようにしている。ここで、主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、ステップS121、S123の処理を繰り返し実行する。
<遅延処理>
次に、図42を用いて、主制御部300のCPU304が実行する遅延処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理における遅延処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS131では、I/O310の所定の出力ポートからクリア信号を送信する処理を実行する。ステップS133では、第1副制御部400の起動を待つ周期を決める副制御部起動待ちカウンタを初期設定(例えば90を設定)する。ステップS135では、割込み機能限定カウンタを初期設定(例えば250を設定)する。割込み機能限定カウンタは、4ms毎のタイマ割込み処理で減算される。
ステップS137では、基本乱数初期値更新処理を実行する(詳細は後述)。なお、ステップS137では、基本乱数初期値更新処理の他に後述する基本乱数更新処理を行ってもよいし、基本乱数更新処理のみを行ってもよい。ステップS139では、コマンド送信処理を行い、これにより各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。
ステップS141では、割込み機能限定カウンタが0であるか否かの判定を行い、割込み機能限定カウンタが0以外の場合、ステップS137の処理に戻る。一方、割込み機能限定カウンタが0の場合、すなわち、ステップS135において割込み機能限定カウンタに250が設定され、4ms毎のタイマ割込み処理で減算されて1000ms=1秒経過した場合、ステップS143に進む。
ステップS143では、副制御部起動待ちカウンタを1減算する。ステップS145では、副制御部起動待ちカウンタが0であるか否かの判定を行い、副制御部起動待ちカウンタが0以外の場合、ステップS135に戻る。一方、副制御部起動待ちカウンタが0の場合、すなわち、ステップS133において副制御部起動待ちカウンタに90が設定され、90秒経過した場合、ステップS147に進む。ステップS147では、その他の処理を実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図43を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
なお、WDT314のクリア&リスタートは、タイマ割込処理で行わずに、メイン処理におけるループ処理の先頭(例えばステップS121の実行前)などで行うように構成してもよい。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、上述の前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサ、各種の球検出センサを含む各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約4msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。
主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234、第1特図始動口230、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228の通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口230、232、228への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。
なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。また、払出制御手段を介さずに発射強度状態信号や発射強度切替スイッチ信号を入力する場合には、当該ステップS205の処理で入出力の検出を行うように構成してもよい。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、普図当選乱数値、特図1乱数値、および特図2乱数値をそれぞれ生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、普図当選乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けた普図当選乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。
例えば、0〜100の数値範囲で変動する普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。また、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するための上述の初期値記憶領域とは別に、特図乱数生成用の乱数カウンタが1周したことを判定するための初期値記憶領域をRAM308に設けている。なお、本実施形態では特図1の乱数値を取得するためのカウンタと特図2の乱数値を取得するためのカウンタとを別に設けたが、同一のカウンタを用いてもよい。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。ステップS212では、割込み機能限定カウンタが0であるか否かの判定を行い、割込み機能限定カウンタが0以外の場合、ステップS213に進む。一方、割込み機能限定カウンタが0の場合、ステップS214に進む。ステップS213では、割込み機能限定カウンタを1減算し、その後、ステップS215〜S235の処理を行うことなく、ステップS239に進む。
ステップS214では、特定異常検出フラグ(詳細は後述)がONであるか否かの判定を行い、特定異常検出フラグがONの場合、ステップS215〜S235の処理を行うことなく、ステップS239に進む。一方、特定異常検出フラグがOFFの場合、ステップS215に進む。
ステップS215では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特別図柄表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図1表示図柄更新タイマ、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図2表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS216では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口230、232、228に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。詳細は後述するが、この入賞受付処理では、一般入賞口226、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228、および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定し、入賞があった場合に、RAM308に入賞口および始動口毎に設けた賞球数記憶領域に、対応する賞球数を記憶する。ステップS219では、シリアルコマンド管理処理を行う。詳細は後述するが、このシリアルコマンド管理処理では、払出制御部600とのシリアル通信の管理等を行う。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、外れ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(普図A)および外れ図柄(普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材232aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材232aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、羽根部材の開閉駆動用のソレノイド332に、羽根部材を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、普図外れフラグがオンされる。この普図外れフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、上述の乱数値記憶領域に記憶している普図当選乱数値に基づいた乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。また、当り判定の結果に関わらず、次に上述の普図タイマ乱数値生成用の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
ステップS224では、特図先読み制御処理を行う。この特図先読み制御処理では、特図当選乱数値などの先読みを行う。次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、次の8つの処理のうちの1つの処理を行う。例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当りフラグ、第1小当りフラグ、第2小当りフラグ、第1はずれフラグ、第2はずれフラグ、特図確率変動フラグ、および普図確率変動フラグそれぞれのフラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には特図A、15R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図B、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグもオンの場合には特図C、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグはオンの場合には特図D、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグもオン、普図確率変動フラグはオンの場合には特図E、2R大当りフラグはオン、特図確率変動フラグはオフ、普図確率変動フラグもオフの場合には特図F、第1小当りフラグがオンの場合には特図G、第2小当りフラグがオンの場合には特図H、第1はずれフラグがオンの場合には特図I、第2はずれフラグがオンの場合には特図Iそれぞれの態様となるように、第2特別図柄表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、第2特別図柄表示装置214は、15R特別大当り図柄(特図A)、15R大当り図柄(特図B)、突然確変図柄(特図C)、突然時短図柄(特図D)、隠れ確変図柄(特図E)、突然通常図柄(特図F)、第1小当り図柄(特図G)、第2小当り図柄(特図H)、第1はずれ図柄(特図I)、および第2はずれ図柄(特図J)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中(詳細は後述)でなければ、時短フラグをオフする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、後述するように、大当りフラグがオンされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材234aの開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材234aを閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶する。
また、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施例では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、普図確率変動フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数100回をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンする。なお、その普図確率変動フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンすることもない。ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。この時短フラグがオンに設定されていると、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に大当りする可能性が高い。また、普図高確率状態の方が、普図低確率状態に比べて普図変動遊技の変動時間および特図変動遊技の変動時間は短くなる。さらに、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、第2特別始動口232の一対の羽根部材232aの1回の開放における開放時間が長くなりやすい。加えて、普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、一対の羽根部材232aは多く開きやすい。また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、普図低確率状態が維持される。これは、大当り遊技中に普図高確率状態であると、大当り遊技中に可変入賞口234に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に第2特図始動口232に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまうという問題があり、これを解決するためのものである。さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果が外れであれば、後述するように、はずれフラグがオンされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の大当り判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、第2特図始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が、第1特図始動口230への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知よりも優先して行われる。
ステップS232では、デバイス監視処理を実行する。詳細は後述するが、このデバイス監視処理では、各種デバイスのエラーの有無を検出する処理などを行う。
ステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。具体的には、出力要求情報エリアを参照し、第1副制御部400へのコマンド出力要求が発生しているか否かを判定する。コマンド出力要求が発生している場合には、対応するメインコマンドを送信情報記憶領域にセットする処理を行う。例えば、メインコマンドが特図保留球数コマンド1の場合には、特図1保留球数の情報をRAM308の所定領域から取得するとともに該情報を示す下位コマンド(例えば、保留球数が3の場合は、「00000011」)および特図保留球数コマンド1であることを示す上位コマンドを送信情報記憶領域にセットする。
第1副制御部400では、受信したメインコマンドに含まれる上位コマンドにより、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、メインコマンドに含まれる下位コマンドの情報に基づいて、詳細な演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS234では、表示器表示設定処理を行う。この表示器表示設定処理では、上述の各種状態表示部328(普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222、ラウンドランプ223と、状態表示灯(右打ち表示灯)224)の点灯/消灯制御を行う。
ステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。詳細は後述するが、この外部出力信号設定処理では、払出基板170に向けて外部端子板信号3〜10を出力する処理等を行う。なお、上述のとおり、外部端子板信号3〜10は、払出基板170を介さずに外部端子板609に出力するように構成してもよい。
ステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。
ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、上述の主制御部メイン処理に復帰する。
<入賞受付処理>
次に、図44を用いて、上述の主制御タイマ割込処理における入賞受付処理(ステップS217)について説明する。なお、同図(a)は、入賞受付処理の流れを示すフローチャートであり、同図(b)は、入賞口および始動口毎に設けた賞球数記憶領域308a〜308dの構成例を示した図である。
ステップS151では、上記ステップS203における入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致するか否かの判定結果を用いて、一般入賞口226、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228、および可変入賞口234への入賞があったか否かを判定し、入賞があった場合にはステップS152に進み、入賞が無かった場合には処理を終了する。また、ステップS152では、入賞口および始動口毎に設けた賞球数記憶領域308a〜308dに、対応する賞球数を記憶するとともに、必要に応じて各種乱数値を取得する。
例えば、一般入賞口226への入賞があった場合には、一般入賞口226に対応する所定バイト(この例では、1バイト)の一般入賞口用賞球数記憶領域308dに、一般入賞口226に対応する賞球数(例えば、10)を記憶する。また、第1特図始動口230への入賞があった場合には、第1特図始動口230に対応する所定バイト(この例では、1バイト)の第1特図始動口用賞球数記憶領域308bに、第1特図始動口230に対応する賞球数(例えば、4)を記憶する。また、第1特図始動口230に対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図1当選乱数値として取得するとともに特図1乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図1乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
また、第2特図始動口232への入賞があった場合には、第2特図始動口232に対応する所定バイト(この例では、1バイト)の第2特図始動口用賞球数記憶領域308cに、第2特図始動口232に対応する賞球数(例えば、4)を記憶する。また、第2特図始動口232に対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、カウンタ回路318の当選用カウンタ値記憶用レジスタから値を特図2当選乱数値として取得するとともに特図2乱数値生成用の乱数カウンタから値を特図2乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。
また、普図始動口228への入賞があった場合、かつ普図始動口228に対応する保留数記憶領域が満タンでない場合、普図当選乱数値生成用の乱数カウンタから値を普図当選乱数値として取得して対応する乱数値記憶領域に格納する。また、可変入賞口234への入賞があった場合には、可変入賞口234に対応する所定バイト(この例では、1バイト)の可変入賞口用賞球数記憶領域308aに、可変入賞口234に対応する賞球数(例えば、15)を記憶する。
なお、入賞口や始動口の数は本実施形態の例に限定されるものではなく、例えば、可変入賞口を複数個備える場合には、各々の可変入賞口に対して上記処理と同様の処理を行えばよい。また、球検出センサは、1つの入賞口毎または1つの始動口毎に設けてもよく、複数の入賞口毎または複数の始動口毎に設けてもよい。例えば、本実施形態では、一般入賞口226を複数備えるが、各々の一般入賞口226毎に球検出センサを設けてもよいし、複数の一般入賞口226に対して1つの球検出センサを設けてもよい。また、球検出センサを複数の入賞口毎または複数の始動口毎に設けた場合、当該複数の入賞口毎または複数の始動口毎に賞球数記憶領域を設けてもよい。また、賞球数記憶領域は1バイト長(0〜15)より大きな領域でもよく、例えば、2バイト長(0〜255)の領域でもよい。
<シリアルコマンド管理処理>
次に、図45(a)を用いて、上述の主制御タイマ割込処理におけるシリアルコマンド管理処理(ステップS219)について説明する。なお、同図(a)は、シリアルコマンド管理処理の流れを示すフローチャートである。
上述のとおり、このシリアルコマンド管理処理は、上記ステップS212において割込み機能限定カウンタが0以外であると判定された場合(タイマ割込みの機能が限定されている場合)、または、上記ステップS214において特定異常検出フラグがONであると判定された場合(磁気異常エラーや磁界異常エラーなどの特定異常情報がある場合)には実行されない処理である。なお、タイマ割込みの機能が限定されている場合に当該シリアルコマンド管理処理が実行されるように構成してもよく、特定異常情報がある場合に当該シリアルコマンド管理処理が実行されるように構成してもよい。
シリアルコマンド管理処理のステップS155では、シリアルコマンド受信処理を行う。詳細は後述するが、このシリアルコマンド受信処理では、払出制御部600からコマンドを受信したか否かを判定し、コマンドを受信した場合には、当該コマンドに対応する処理を行う。ステップS156では、シリアルコマンド送信処理を行う。詳細は後述するが、このシリアルコマンド送信処理では、払出制御部600に対してコマンドを送信する処理を行う。
<シリアルコマンド受信処理>
次に、図46(a)を用いて、上述のシリアルコマンド管理処理におけるシリアルコマンド受信処理(ステップS155)について説明する。なお、図46(a)は、シリアルコマンド受信処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS156では主制御部用マイクロコンピュータ760のステータスレジスタ762の特定ビット(受信データフルフラグ)を参照して払出制御部600からコマンドを受信したか否かを判定し、コマンドを受信していない場合には処理を終了し、コマンドを受信した場合にはステップS157に進む。なお、受信データフルフラグは、受信データレジスタ764にデータがある場合にセットされる。ステップS157では、受信したコマンドを取得して内部レジスタやRAMに保存し、ステップS158では、保存しコマンドが正常であるか否かを判定する。ここで、ステップS158では、受信したコマンドの上位バイト(コマンドコード)が予め記憶されたコマンドコードの数値範囲内にあるか無いか等に基づいて、コマンドが正常であるか否かを判定する。当該判定の結果、コマンドが正常である場合にはステップS159のコマンド解析処理(詳細は後述)に進み、コマンドが正常でない場合には、コマンド解析処理を行うことなく処理を終了する。
<シリアルコマンド受信処理/コマンド解析処理>
次に、図46(b)を用いて、上述のシリアルコマンド受信処理におけるコマンド解析処理(ステップS159)について説明する。なお、図46(b)は、コマンド解析処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS160では、払出制御部600から通信確認コマンドを受信したか否かを判定し、当該コマンドを受信した場合には、後続のステップS161〜S163の処理を実行することで各種情報を初期化し、当該コマンドを受信していない場合にはステップS164に進む。
ステップS161では、RAM308に記憶しているシリアルコマンドステータスに初期値(この例では、0)を設定し、次のステップS162では、RAM308に記憶している通信確認コマンド送信カウンタに初期値(この例では、10)を設定する。ここで、シリアルコマンドステータスは、賞球コマンドを送信可能な状態か否かを示す情報であり、当該情報が数値の0の場合には、賞球コマンドが送信可能な状態を示しており、当該情報が数値の1の場合には、賞球コマンドが送信不能な状態を示している。
また、通信確認コマンド送信カウンタは、後述するシリアルコマンド送信処理のステップS177において、通信確認コマンドを1回送信する毎に1つ減算されるカウンタであり、払出制御部600からの通信確認コマンドを正常に受信しているか否かを判定するために使用されるものである。通信確認コマンド送信コマンドの初期値として10を設定した場合、後述するシリアルコマンド送信処理のステップS178において通信確認コマンド送信カウンタが0であると判定されるのは、主制御部300が通信確認コマンドを10回送信している期間中に、払出制御部600からの通信確認コマンドを1回も受信できなかったときである。
ステップS163では、RAM308に記憶しているシリアルコマンド通信エラーフラグに0を設定した後に処理を終了する。ここで、シリアルコマンド通信エラーフラグは、シリアル通信において異常が発生したか否かを示す情報であり、当該情報が数値の0の場合には、シリアル通信が正常であることを示しており、当該情報が数値の1の場合には、シリアル通信で異常が発生したことを示している。
ステップS164では、払出制御部600から賞球信号出力要求コマンドを受信したか否かを判定し、当該コマンドを受信した場合には、後続のステップS165に進んで賞球信号出力要求数に1を加算した後に処理を終了し、当該コマンドを受信していない場合にはステップS166に進む。
ステップS166では、受信したコマンドに対応するステータス(デバイス情報)を更新し、次のステップS167では、ステータス(デバイス情報)に変化があったかどうかを判定する。当該判定の結果、ステータス(デバイス情報)に変化があった場合にはステップS168に進み、対応するメインコマンド出力要求にセットした後に処理を終了し、ステータス(デバイス情報)に変化がなかった場合には、ステップS168の処理を行うことなく処理を終了する。
ここで、上記ステップS166では、例えば、払出制御部600からデバイスコマンド1(図60、図61参照)を受信した場合には、まず、RAM308に設けたデバイス情報1に記憶されている情報を前回情報としてCPUのコアレジスタ(例えばCレジスタ)に格納する。次に、当該デバイスコマンド1に含まれる払出個数スイッチエラー状態、不正払出エラー状態、および払出超過エラー状態に対応してRAM308に設けたデバイス情報1(図50(b)参照)を更新する。そして、ステップS167で、CPUのコアレジスタの値と更新後のデバイス情報1を比較することにより、ステータスに変化があったか否かを判定する。なお、他のデバイスコマンド2〜4についても同様の処理を行い、デバイスコマンド2〜4に対応してRAM308に設けたデバイス情報2〜4(図50(b)参照)を更新する。
<シリアルコマンド送信処理>
次に、図47を用いて、シリアルコマンド送信処理について説明する。なお、同図(a)は、シリアルコマンド送信処理の流れを示すフローチャートであり、同図(b)は主制御部300が払出制御部600に送信するコマンドの一例である。
ステップS171では、通信確認コマンド送信タイマから1を減算し、次のステップS172では、通信確認コマンド送信タイマが0であるか否か(払出制御部600に通信確認コマンドを送信してから所定の時間(本実施形態では、100ms)が経過したかどうか)を判定し、0の場合(所定の時間が経過した場合)にはステップS174以降の処理を行い、0以外の場合(所定の時間が経過した場合)にはステップS173に進む。ステップS173では、賞球コマンド設定処理を行う。詳細は後述するが、この賞球コマンド設定処理では、賞球コマンドの送信条件が成立した場合に賞球コマンドの送信準備等の処理を実行する。
ステップS174では、通信確認コマンド送信タイマに初期値(この例では、25)を設定し、次のステップS175では、上述のシリアルコマンドステータスに1(賞球コマンドが送信不能な状態)を設定する。通信確認コマンド送信タイマは、ステップS171において、主制御部タイマ割込処理の周期(本実施形態では、約4ms)毎に1つ減算されるカウンタであり、払出制御部600に通信確認コマンドを送信してから所定の時間が経過したかどうかを判定するために使用されるものである。通信確認コマンド送信タイマの初期値として25を設定した場合、ステップS172において通信確認コマンド送信タイマが0であると判定されるのは、約100ms(=4ms×25)経過後である。
なお、本実施形態では、ステップS175においてシリアルコマンドステータスに1を設定することで、通信確認コマンドを送信するタイミングでは、主制御部300から払出制御部600に賞球コマンドを送信できないように構成しているが、同タイミングで主制御部300から払出制御部600に賞球コマンドを送信できるように構成してもよい。
ステップS176では、送信データレジスタに通信確認コマンド(後述する)に対応する数値をセットすることで、シリアル通信線612を介して払出制御部600に通信確認コマンドを送信する。ステップS177では、通信確認コマンド送信カウンタから1を減算し、次のステップS178では、通信確認コマンド送信カウンタ0であるか否か(通信確認コマンドを10回送信したかどうか)を判定し、0の場合(10回送信した場合)にはステップS179以降の処理を行い、0以外の場合(10回送信していない場合)にはステップS181に進む。
ステップS179では、通信確認コマンド送信カウンタに初期値(この例では、10)を設定し、次のステップS180では、シリアルコマンドステータスに初期値(この例では、0)を設定した後にステップS181に進む。ステップS181では、その他シリアルコマンド送信処理を行った後に処理を終了する。
同図(b)に示すように、主制御部300が払出制御部600に送信するコマンドには、初期起動時の主制御通信確認コマンド(値は、10H)、復帰起動時の主制御通信確認コマンド(値は、11H)、3球の遊技球の払出を指示する賞球コマンド(値は、23H)、10球の遊技球の払出を指示する賞球コマンド(値は、2AH)、15球の遊技球の払出を指示する賞球コマンド(値は、2FH)などがある。主制御部300から受信した最初のコマンドが、復帰起動時の主制御通信確認コマンド(値は、11H)である場合、復帰処理を行い、初期起動時の主制御通信確認コマンド(値は、10H)の場合は、RAMクリア処理等を行う。このように、主制御部300は、通信確認コマンドを送信する際、常に電源投入情報を加味し、通信確認コマンドを意味する値(10H)と電源投入情報を示す値を加算して送信する。電源投入情報を示す値は、初期起動時は00Hであり、復帰起動時は01Hである。これにより、初期起動時の主制御通信確認コマンドの値は10Hとなり、復帰起動時の主制御通信確認コマンドの値は、11Hとなる。なお、通信確認コマンドを意味する値と、電源投入情報を示す値とは、通信確認コマンドの送信時に毎回加算されてもよいし、初回のみ加算されてもよいし、通信確認コマンドを所定回数送信する間は毎回加算されるものであってもよい。
本実施形態では、上述のステップS176において、主制御通信確認コマンド(値は、10H)と、主制御部メイン処理の復電時処理(ステップS109)でセットされた電源投入情報を示す値(00Hまたは01H)とを加算した値(すなわち、10Hまたは11H)を、送信データレジスタにセットして、シリアル通信線612を介して主制御部300から払出制御部600に送信される。なお、主制御通信確認コマンドは、一例として100msに1回のタイミングで送信される。
<賞球コマンド設定処理>
次に、図48と図49を用いて、上述のシリアルコマンド送信処理における賞球コマンド設定処理(ステップS173)について説明する。なお、図48は、賞球コマンド設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS191では、賞球コマンド送信条件が成立したか否かを判定し、成立した場合にはステップS192に進み、成立していない場合にはステップS198に進む。ここで、「賞球コマンド送信条件が成立した場合」とは、上述の入賞受付処理(ステップS216)において、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228、または可変入賞口234への入賞があったと判定され、かつ、シリアルコマンドステータスが0(賞球コマンドが送信可能な状態)を示している場合、などが該当する。
ステップS192では、上述の可変入賞口用賞球数記憶領域308a、第1特図始動口用賞球数記憶領域308b、第2特図始動口用賞球数記憶領域308c、および、一般入賞口用賞球数記憶領域308dに記憶された賞球数の更新を行う。本実施形態では、賞球コマンド設定処理を実行する毎に(1回の主制御部タイマ割込処理を実行する毎に)、可変入賞口用賞球数記憶領域308a→第1特図始動口用賞球数記憶領域308b→第2特図始動口用賞球数記憶領域308c→一般入賞口用賞球数記憶領域308dの順番で各々の賞球数記憶領域を参照し、当該賞球数記憶領域に記憶された賞球数が1以上であるか否かを判定する。そして、賞球数が1以上の場合、賞球数から1を減算して賞球数を更新するとともに、参照している賞球数記憶領域308a〜308dに対応する賞球コマンドを賞球コマンドテーブルから取得する。
ステップS193では、ステップS192で取得した賞球コマンドに対応する数値を送信データレジスタにセットすることで、シリアル通信線612を介して払出制御部600に賞球コマンドを送信する。
図49(a)〜(c)は、賞球数記憶領域308a〜308dの賞球数の変化の一例を示した図であり、同図(d)は、賞球コマンドテーブルの一例を示した図である。この例では、N回目(Nは正の整数)の賞球コマンド設定処理において、第1特図始動口用賞球数記憶領域308bに記憶された賞球数が2(00000010B)であったことから、第1特図始動口用賞球数記憶領域308bの賞球数から1を減算し、賞球数を2(00000010B)から1(00000001B)に更新している。また、同図(d)に示す賞球コマンドテーブルから、参照している第1特図始動口用賞球数記憶領域308bに対応する第1特図始動口用の賞球コマンド(03H)を取得し、当該第1特図始動口用の賞球コマンド(03H)を払出制御部600に送信している。
また、N+1回目の賞球コマンド設定処理において、第1特図始動口用賞球数記憶領域308bに記憶された賞球数が1(00000001B)であったことから、第1特図始動口用賞球数記憶領域308bの賞球数から1を減算し、賞球数を1(00000001B)から0(00000000B)に更新している。また、同図(d)に示す賞球コマンドテーブルから、参照している第1特図始動口用賞球数記憶領域308bに対応する第1特図始動口用の賞球コマンド(03H)を取得し、当該第1特図始動口用の賞球コマンド(03H)を払出制御部600に送信している。
また、N+2回目の賞球コマンド設定処理において、一般入賞口用賞球数記憶領域308dに記憶された賞球数が1(00000001B)であったことから、一般入賞口用賞球数記憶領域308dの賞球数から1を減算し、賞球数を1(00000001B)から0(00000000B)に更新している。また、同図(d)に示す賞球コマンドテーブルから、参照している一般入賞口用賞球数記憶領域308dに対応する一般入賞口用の賞球コマンド(0AH)を取得し、当該一般入賞口用の賞球コマンド(0AH)を払出制御部600に送信している。
なお、ここでは、1回の賞球コマンド設定処理で賞球数を1つ減算する例を示したが、1回の賞球コマンド設定処理で賞球数を2つ以上減算してもよいし、この場合、同一種類の入賞口(または始動口)の賞球数を減算してもよいし、異なる種類の入賞口(または始動口)の賞球数を減算してもよい。また、賞球数記憶領域308a〜308dの参照の順番も限定されず、例えば、賞球数が多いものから先に参照してもよく、乱数値を取得するもの(例えば、第1特図始動口213や第2特図始動口214)から先に参照してもよい。また、1回の賞球コマンド設定処理で送信する賞球コマンドの回数も1回に限定されず、2回以上であってもよい。
図48に戻って、ステップS194では、賞球数記憶領域308a〜308dの値を読み出し、各々の賞球数記憶領域308a〜308dに記憶された値を加算し、RAM308に設けた全賞球数記憶領域に記憶する。ステップS195では、ステップS194で算出した全賞球数記憶領域の値(全賞球数)が所定数(この例では、10)以上であるか否かを判定し、該当する場合にはステップS196に進み、該当しない場合にはステップS198に進む。
ステップS196では、全賞球数記憶領域の値から10を減算し、次のステップS197では、RAM308に設けた出力要求数に1を加算した後にステップS195に戻る。ステップS198では、その他の賞球コマンド設定処理を行った後に処理を終了する。
なお、この例では、ステップS195において全賞球数が所定数以上と判定された場合に、ステップS196、S197の処理を行った後に、再びステップS195の判定に戻る構成としているため、例えば、全賞球数が25の場合には、ステップS196、S197の処理が2回行われる結果、出力要求数には2が設定されることになる。しかしながら、本発明はこのような処理に限定されず、例えば、ステップS196、S197の処理を行った後に、一度、賞球コマンド設定処理を終了し、次回以降の賞球コマンド設定処理において残りの出力要求数を加算する構成としてもよい。
このような構成とした場合、先の例では、ステップS196において全賞球数が25から15に減算され、続くステップS197において出力要求数に1が設定され、次回の賞球コマンド設定処理のステップS196において全賞球数が15から5に減算され、続くステップS197において出力要求数に1が設定されることになる。
<デバイス監視処理>
次に、図50を用いて、上述の主制御部タイマ割込処理におけるデバイス監視処理(ステップS232)について説明する。なお、図50(a)はデバイス監視処理の流れを示すフローチャートであり、図50(b)は、RAM308に設けた信号状態記憶領域の構成例を示した図である。
ステップS251では、ステータス(デバイス情報)の一時記憶に利用するコアレジスタ(本例では、Cレジスタ)の初期設定を行う。具体的には、Cレジスタをクリアするとともに、所定のポート情報(磁界検知やRAMクリアスイッチ信号等に対応するポートの情報)をCレジスタにセットする。ステップS252では、Cレジスタを参照し、特定の異常があるか無いか(本例では、Cレジスタのビット0に割り当てている磁界検知のビットが1か0か)を判定し、特定の異常が検出された場合(磁界検知のビットが1の場合)にはステップS253に進む。一方、特定の異常が検出されなかった場合(磁界検知のビットが0の場合)には、ステップS255に進む。なお、ステップS252で判定する「特定の異常」は、磁界検知に限定されるものではなく、他の1つまたは複数の異常を特定の異常として設定してもよい。
ステップS254では、RAM308に記憶している特定異常検出フラグをオンにし、次のステップS255に進む。なお、特定異常検出フラグは必ずしも使用しなくてもよい(後述するデバイスエラーステータスのビット0を用いればよい)。
ステップS255では、上述のシリアルコマンド通信エラーフラグが1か0かを判定し、1の場合にはステップS256に進んで、コアレジスタ(Cレジスタ)の所定ビットに1をセットした後、ステップS257に進む。一方、シリアルコマンド通信エラーフラグが0の場合には、ステップS256の処理を行うことなくステップS257に進む。このように、Cレジスタは、所定のポートの情報をセットするとともに、各種エラー情報をセットするために用いる。そして、後述する前回情報記憶用のステータス(デバイスエラーステータス)と比較して、ステータスに変化があったか否かを判定するのである。
ステップS257では、各種センサの信号状態を参照し、その他の異常がある場合にはコアレジスタ(Cレジスタ)の該当ビットに1をセットした後、ステップS258に進む。ステップS258では、コアレジスタ(Cレジスタ)の値と、RAM308に記憶しているデバイスエラーステータスとを比較し、ステータスに変化が無い場合には処理を終了し、変化がある場合にはステップS259に進む。
ステップS259では、コアレジスタ(Cレジスタ)の値を、前回情報記憶用のステータス(デバイスエラーステータス)に上書きした後、コマンド設定送信処理(ステップS233)でデバイスコマンド1−1(主制御で監視するデバイスに関するコマンド)の送信設定をすべきことを示す所定の送信情報をRAM308の所定の領域である出力要求情報エリアに追加記憶して、処理を終了する。
ここで、このデバイス監視処理で監視するエラーとしては、磁界異常エラー、磁気異常エラー、衝撃センサエラー、外部クロック異常エラー、スイッチレベル異常エラー、などが挙げられる。また、払出し制御側で監視するエラーとしては、下受け皿満タンエラー(下皿満タンエラー)、払出装置エラー、払出超過エラー、不正払出エラー、払出個数スイッチエラー、主制御通信エラー、CRユニット未接続エラー、CRユニット通信エラー、などが挙げられる。
下受け皿満タンエラーとは、下皿満タンスイッチ信号のオン状態が、メイン基板の所定の入力ポートによってタイマ割り込みでオンを1回読み込んだとき(オフ状態からオン状態に切り換わるとき)にメインから払出に出力されるものである。払出装置エラーとは、払出モータが払出要求数分の駆動を終了後(実際は+ブレーキ期間+無励磁期間経過後)の次の割り込み内で、払出数(払出個数スイッチのカウント数)が払出要求数よりも少ない場合に払出装置エラーの発生を検知するものである。1個ずつ遊技球を払い出すリトライ処理が完了することにより、当該エラー状態が解除される。
払出超過エラーとは、払出要求数に対して実際に払い出された遊技球が10個多く検知されたとき払出動作を停止するものである。この払出超過エラーは、エラー解除スイッチ168によって解除するエラーであり、エラー解除スイッチ168を操作するか、RAMクリアスイッチ180による初期化(RAMクリア)によって当該エラー状態が解除される。不正払出エラーとは、払出要求が発生していない状態で遊技球の払出を検知(払出個数スイッチがカウント)したとき払出動作を停止するものである。この不正払出エラーは、エラー解除スイッチ168によって解除するエラーであり、エラー解除スイッチ168を操作するか、RAMクリアスイッチ180による初期化(RAMクリア)によって当該エラー状態が解除される。
払出個数スイッチエラーとは、払出制御基板170に制御される遊技球の払出個数スイッチ(不図示)のエラーであり、払出個数スイッチの接続異常を検知したとき(メイン基板は関係なし)払出動作を停止するものである。この払出個数スイッチエラーは、エラー解除スイッチ168によって解除するエラーであり、スイッチの接続が正しいか確認した後、エラー解除スイッチ168を操作するか、RAMクリアスイッチ180による初期化(RAMクリア)によって当該エラー状態が解除される。主制御通信エラーとは、主制御接続確認信号のオフ状態を検知した場合、または主制御動作確認信号のオン状態を2割り込み継続して検知した場合に発生するエラーであり、メイン基板からのコマンド受信が不能になるものである。但し、払出要求数が残存している場合は、その分までは払い出す。主制御接続確認信号のオン状態を検知した場合で、かつ、主制御動作確認信号のオフ状態を2割り込み継続して検知した場合に当該エラー状態が解除される。
CRユニット未接続エラーとは、CRユニット未接続エラーが解除状態のときに、CRユニット接続信号(VL信号)のオフ状態を検知し、16ms継続した場合に発生するものであり、貸出停止(賞球の払出には影響なし)となるものである。CRユニット接続信号のON状態を検知し、16ms継続した場合に当該エラー状態が解除される。なお、エラー解除した後、CRユニットREADY信号(BRDY信号)およびCRユニット貸出要求完了確認信号(BRQ信号)がオフ状態となるまでCRユニットとの通信が無効状態になる。
ここで、CRユニットとインタフェースの接続信号関係について説明する。各種信号が、CRユニットからインタフェースを介して払出基板へと伝達される場合、CRユニット接続信号とは、CRユニット内の+18V電源からなるVL信号である。CRユニットREADY信号とは、CRユニットが貸し出しの処理中であることを伝達するBRDY信号である。CRユニット貸出要求確認信号とは、CRユニットが基本単位分25個の貸出要求と貸出指示を伝達するBRQ信号である。
CRユニット通信エラーとは、貸出要求発生前にBRQ信号のオン状態を検知した場合に発生するものである(なお、他の条件もあるが、ここでは特に関係がないため割愛する)。遊技機側から通信異常を通知した後、BRDY信号およびBRQ信号をオフ状態にすることで当該エラー状態が解除される。
磁気異常エラーとは、所定量を超える磁力を検出したとき主制御動作を停止するものである。外部クロック異常エラーとは、乱数更新用クロックに異常を検出した場合に発生するエラーである。磁界異常エラーとは、所定量を超える磁界を検出した場合に発生するエラーである。スイッチレベル異常エラーとは、入賞スイッチを検出し、1s継続した場合に発生するエラーである。枠開放エラーとは、ガラス枠または内枠の開放を検出した場合に発生するエラーである。スイッチ未接続エラーとは、入賞スイッチ(不図示)のエラーであり、入賞スイッチの接続異常を検出した場合に発生するエラーである。衝撃センサエラーとは、衝撃センサが所定量を超える衝撃を検出したとき電源断まで継続してエラーを報知するものである。
<外部出力信号設定処理>
次に、図51を用いて、主制御部300のCPU304が実行する外部出力信号設定処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理における外部出力信号設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、上述の外部出力信号情報に対応する各情報(払出予定情報を除く、図柄確定回数情報、始動口情報、大当り情報1〜4、およびセキュリティ情報)に基づいて、外部出力信号情報の値を更新する。例えば、セキュリティ情報が1で、他の情報が0の場合には、外部出力信号情報の値を10000000Bに更新する。
ステップS302では、出力要求数が1以上であるか否かを判定し、該当する場合にはステップS303に進み、該当しない場合にはステップS305に進む。ステップS303では、外部出力信号情報のBit6(払出予定情報)に1をセットする。例えば、先の例では、外部出力信号情報の値を10000000Bから11000000Bに更新する。また、ステップS304では、出力要求数から1を減算してステップS305に進む。
ステップS305では、特定異常検出フラグがオンかオフかを判定し、オンの場合にはステップS306に進み、オフの場合にはステップS307に進む。ステップS306では、RAM308に設けた外部出力情報のマスク処理を行う。
図52は、ステップS306における外部出力信号情報のマスク処理の一例を説明するための図である。この例では、マスク処理前の外部出力信号情報の値が11000001B、すなわち、セキュリティ情報、払出予定情報、および図柄確定回数情報が1、その他の大当り情報1〜4、および始動口情報が0の場合を示している。また、マスク処理に用いるマスク情報の値は10000000Bであることを示している。
ここで、「マスク情報」は、外部出力信号情報と同じ1バイト長の情報であり、マスク情報のBit0〜Bit7は、それぞれ外部出力信号情報のBit0〜Bit7に対応している。ステップS306のマスク処理では、このマスク情報と外部出力信号情報の論理積(AND)を算出することによって、外部出力信号情報の一部を強制的に0に設定(マスク)できるように構成している。
主制御部300は、初期設定において、マスク情報を11111111B(初期値)に設定するが、外部出力信号設定処理のステップS305において特定異常検出フラグオンと判定した場合(特定異常情報がある場合)には、マスク情報のBit0〜7のいずれかを1から0に更新する。本実施形態では、磁気異常エラーまたは磁界異常エラーが発生している場合には、図52に示すように、マスク情報のBit0〜6を1から0に更新することでマスク情報を10000000Bに設定し、マスク処理により外部出力信号情報のBit0〜6を強制的に0に設定(マスク)する。
これにより、外部出力信号情報のBit0〜6のいずれかに1が設定されている場合、すなわち、図柄確定回数情報、始動口情報、大当り情報1〜4、および払出予定情報のいずれかに1が設定されている場合でも、当該情報は全て0にマスク(設定)され、各々の情報に対応する信号からはローレベルの信号が出力される。
図51に戻って、ステップS307では、例えば、外部出力信号情報に基づいて、払出基板170に向けて外部端子板信号3〜10を出力する処理等を行う。具体的には、外部出力信号情報のBit0に1が設定されている場合には、外部端子板信号3(図柄確定回数情報信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
同様に、外部出力信号情報のBit1に1が設定されている場合には、外部端子板信号4(始動口情報信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit2に1が設定されている場合には、外部端子板信号5(大当り情報1信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit3に1が設定されている場合には、外部端子板信号6(大当り情報2信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
また、外部出力信号情報のBit4に1が設定されている場合には、外部端子板信号7(大当り情報3信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit5に1が設定されている場合には、外部端子板信号8(大当り情報4信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
また、外部出力信号情報のBit6に1が設定されている場合には、外部端子板信号9(払出予定情報信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit7に1が設定されている場合には、外部端子板信号10(セキュリティ情報信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。なお、本例における「所定期間(各信号の出力時間)」は500msの期間に限定されるものではなく、500ms未満の期間でもよいし、500msよりも大きい期間でもよい。
<外部出力信号設定処理の変形例1>
図53は外部出力信号設定処理の変形例1を示した図である。この変形例1に係る外部出力信号設定処理では、上記図56に示した外部出力信号設定処理のステップS305〜S306の処理に替えて、ステップS305、S401、S402の処理を適用している。
具体的には、ステップS305では、特定異常検出フラグがオンかオフかを判定し、オンの場合にはステップS401に進んで外部出力信号の第一のマスク処理を行い、オフの場合にはステップS402に進んで外部出力信号の第二のマスク処理を行う。第一のマスク処理では、上記ステップS306のマスク処理と同様の処理を行うが、第二のマスク処理では、第一のマスク処理で用いるマスク情報(第一のマスク情報)とは異なるマスク情報(第二のマスク情報)を用いてマスク処理を行う。ここで、本実施例では、第一のマスク情報をRAM308の記憶領域内に設け、内容の書き換えを可能としている一方で、第2のマスク情報をROM306の記憶領域内に設け、内容の書き換えを不可能としている。
例えば、第一のマスク処理では、マスク情報のBit0〜6を1から0に更新することで、マスク情報を初期値の11111111Bから10000000Bに変更し、マスク処理により外部出力信号情報のBit0〜6を強制的に0に設定(マスク)する。一方、第二のマスク処理では、マスク情報として初期値の11111111Bをそのまま使用し、マスク処理により外部出力信号情報のBit0〜7を強制的に0に設定(マスク)しないようにする。
このような構成とすれば、条件に応じて(例えば、特定異常の有無に応じて)マスク処理を使い分けることができ、条件に適した外部信号を出力できる場合がある。
<外部出力信号設定処理の変形例2>
図54は外部出力信号設定処理の変形例2を示した図である。この変形例2に係る外部出力信号設定処理では、上記図51に示した外部出力信号設定処理のステップS305のの処理と、ステップS302〜S304の処理の順番を入れ替えている。
具体的には、ステップS305では、特定異常検出フラグがオンかオフかを判定し、オンの場合にはステップS306に進んでマスク処理を行い、オフの場合にはステップS302以降の処理に進むように構成している。
このような構成とすれば、所定の条件が成立している場合に、外部信号を出力しないように(または、外部信号を遅延させるように)することができ、例えば、特定異常がある場合には外部信号を出力しないように(または、外部信号を遅延させるように)することができる場合がある。このため、外部信号を適切なタイミングで出力できる場合がある。
<払出制御マイコン>
次に、払出制御基板170に搭載される払出制御マイコン770について詳細に説明する。
<払出制御マイコン/端子配置>
図55は、払出制御マイコン770の端子配置の一例を示した図である。上述のとおり、払出制御マイコン770は、2つのパラレル入力ポートPIP0,PIP1を備えており、本例では、パラレル入力ポートPIP0の端子配置を、同図(a)に示す端子配置にしているとともに、パラレル入力ポートPIP1の端子配置を、同図(b)に示す端子配置にしている。例えば、同図(a)の場合、例えば、Bit0の払出個数スイッチ信号に対応する端子はPI00端子であり、Bit2の払出スイッチ動作確認信号に対応する端子はPI02端子である。以下も同様である。また、払出制御マイコン770は、2つのパラレル出力ポートPOP0,POP1を備えており、本例では、パラレル出力ポートPOP0の端子配置を、同図(c)に示す端子配置に設定し、パラレル出力ポートPOP1の端子配置を、同図(d)に示す端子配置に設定している。
また、払出制御マイコン770は、IC1〜IC3と接続されており、同図(e)はIC1に対応するものであり、同図(f)はIC1に対応するものであり、同図(g)はIC3に対応するものである。
<払出制御マイコンの詳細/端子配置/LED制御>
図56(a)は、パラレル出力ポートPOP1のデータを出力するための出力ポート1レジスタのデータ構成を示した図であり、図56(b)は、7SEGデコーダを介して出力する場合の出力パターンを示した図である。また、図56(c)は、出力端子POP10〜POP16とLEDの各セグメントの対応関係を示した図である。
本例では、パラレル出力ポートPOP1の出力端子POP10〜POP16を、7セグメントLEDの各セグメントに接続しており、パラレル出力ポートPOP1のデータを出力するための出力ポート1レジスタを介して、7セグメントLEDの点灯/消灯制御を行う。
同図(a)に示すように、本例の出力ポート1レジスタは、ビット7(7DEN)の設定によって、内蔵の7SEGデコードを介してLEDを制御するか否かの選択が可能である。ビット7(7DEN)を1に設定した場合には、出力端子POP10〜POP16の各々のオン/オフを個別に制御することで、LEDの各セグメントの点灯/消灯制御を行う。なお、出力端子POP10〜POP16とLEDの各セグメントの対応関係は、同図(c)に示す通りである。
一方、ビット7(7DEN)を0に設定した場合には、出力端子POP10〜POP16(出力ポート1レジスタのビット6〜ビット0)から、同図(b)に示す出力パターンを7SEGデコーダに出力することで、7SEGデコードを介してLEDの点灯/消灯制御を行う。
図57は、エラー名称と、LEDの表示(LEDの点灯パターン)と、エラー表示LEDの状態と、払出表示LEDの状態の関係を示した図である。本例では、例えば、エラーが発生していない場合には、LEDを用いて数字の0を表示するとともに、エラー表示LEDと払出LEDを消灯する制御を行う。一方、エラーが発生した場合には、エラーの種類に応じて、LEDを用いて数字の1〜8を表示するとともに、同図に示す表示パターンにしたがってエラー表示LEDと払出LEDを点灯または消灯する制御を行う。
なお、エラー表示LEDや払出LEDは、払出制御基板170に設けられていてもよいし、遊技者が視認可能な遊技盤や遊技枠に設けられていてもよいし、いずれか一方を払出制御基板170に設けて他方を遊技盤や遊技枠に設けてもよい。また、エラー表示LEDを複数設け、第一のエラー表示LEDを払出制御基板170に設け第二のエラー表示LEDを遊技盤や遊技枠に設けてもよい。
<払出制御マイコン/タイマ>
図58(a)は、払出制御マイコン770が使用するタイマの一例を示した図である。払出制御マイコン770は、同図(a)に示す複数のタイマ(ソフトウェアタイマ)をRAM708に記憶しており、これらのタイマを、後述する払出制御部割込み処理のタイマ更新処理において定期的に更新(カウントアップまたはカウントダウン)するように構成されている。なお、「タイマ値(ms)」の項目に記載した数値は、各タイマによって計測する時間を示しており、例えば、CRユニット接続信号監視タイマは、2秒(=2000ms)を計測するために使用されるタイマであることを示している。
<払出制御マイコン/信号状態記憶部>
図58(b)は、払出制御マイコン770のRAM708の記憶領域の一部を示した図である。払出制御マイコン770は、RAM708の記憶領域の一部(本例では、アドレスF051h〜F056hの範囲)に、同図(b)に示す各種状態を記憶するための信号状態記憶領域を設けている。
<払出制御マイコン/検出可能エラー>
次に、図59を用いて、払出制御マイコン770で検出可能なエラーについて説明する。図59(a)は、払出制御マイコン770で検出可能なエラーの一例を示した図であり、図59(b)は、扉開放エラーの発生条件であるガラス枠開放エラーと内枠開放エラーの組み合わせを示した図である。なお、同図における「発射停止を停止する」とは、発射許可信号をオフにすることと同義である。
上述のとおり、主制御部300は、デバイス監視処理(ステップS232)で検出した各種デバイスのエラーを、払出制御部600に出力可能であるため、払出制御マイコン770では、主制御部300と同様に、下受け皿満タンエラー(下皿満タンエラー)、払出装置エラー、払出超過エラー、不正払出エラー、払出個数スイッチエラー、主制御通信エラー、CRユニット未接続エラー、CRユニット通信エラー、磁気異常エラー、外部クロック異常エラー、磁界異常エラー、スイッチレベル異常エラー、枠開放エラー(前面枠扉開放エラー)、スイッチ未接続エラー、衝撃センサエラーなどの検出が可能である。また、これらのエラーの他に、払出制御マイコン770では、主制御部300からの通信確認コマンドが所定時間(本例では1000ms)、受信できなかった場合の主制御通信エラーなども検出可能である。
<払出制御マイコン/払出制御コマンド>
次に、図60および図61を用いて、払出制御部600(払出制御基板170)から主制御部300(主制御基板156)に送信される払出制御コマンドについて説明する。なお、図60は、払出制御コマンドの一例を示した図であり、図61は、後述する送信コマンド処理を実行する際に用いる送信コマンド出力要求情報の一例(a)と一部の払出制御コマンドのデータ構成を示した図(b〜e)である。
払出制御部600が主制御部300から受信するコマンドには、通信確認コマンド(「主制御通信確認コマンド」という場合がある)と、賞球数コマンド(「賞球コマンド」という場合がある)がある。これらの受信コマンドは、後述する払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)で解析され、各々のコマンドに対応する処理が実行される。
主制御通信確認コマンドは、主制御部300と払出制御部600の通信状態と主制御部300の起動方法(初期起動または復帰起動)を示すコマンドである。また、賞球コマンドは、指定賞球数分の遊技球の払出を示すコマンドである。
払出制御部600が主制御部300に送信するコマンドには、通信確認戻りコマンドと、賞球信号出力要求コマンドと、デバイスコマンド1〜4と、賞球払出動作状態コマンドがある。これらの送信コマンドは、後述する払出制御部メイン処理の送信コマンド処理(ステップS311)において主制御部300に送信される。主制御部300では、上述の主制御部タイマ割込処理のコマンド解析処理(ステップS159)において、これらのコマンドを解析し、各々のコマンドに対応する処理を実行する。
通信確認戻りコマンド(「通信確認コマンド」という場合がある)は、主制御部300からの通信確認コマンドを受信したことを示すコマンドである。賞球信号出力要求コマンドは、試射試験信号端子への賞球信号の出力を指示するコマンドである。デバイスコマンド1〜4は、デバイスの各種状態を示すコマンドであり、各々のデータ構成は図61に示すとおりである。賞球払出動作状態コマンドは、賞球払出しの動作状態を示すコマンドである。
本例では、上述の発射強度状態信号(ターボスイッチ信号)の情報は、デバイスコマンド4として(ビット1に設定される)払出制御部600から主制御部300に送信され、上述のタッチスイッチ信号の情報は、デバイスコマンド4として(ビット0に設定される)払出制御部600から主制御部300に送信される。なお、本例では、発射強度状態信号とタッチスイッチ信号を同じデバイスコマンドで送信可能に構成しているが、これに限定することなく、別のデバイスコマンドで送信するように構成してもよい。また、発射強度状態信号等(タッチスイッチ信号を含む)は、他の信号と同じデバイスコマンドで送信可能に構成してもよく、所定の信号(例えばCRユニット未接続エラー)とは別のデバイスコマンドで送信可能に構成するなど、デバイスコマンド1〜4と各種状態の組み合わせは適宜可能である。また、デバイスコマンドの種類は1〜4に限らない。
<払出制御マイコン/RAM>
次に、図62および図63を用いて、本実施形態の記憶領域であるRAM(バッファエリア)708の構成について説明する。図62は、払出制御部600のRAM708に設けた各記憶領域に記憶される項目の一例を示す概要図である。また、図63は、主制御部300のRAM308および、払出制御部600のRAM708にそれぞれ設けた記憶領域と、当該記憶領域の初期化のタイミングについて示す概要図である。
主制御部300および払出制御部600は、電断・復電時(例えば停電復旧時など)に遊技状態の復旧を行うため電断発生時の遊技状態を電源遮断処理によりRAM308,708に記憶し、バックアップ電源によりRAMの内容を保持する。
パチンコ機100のバックアップ機能の構成として、図示は省略するがバックアップ電源部、電源監視回路、RAMクリアスイッチを備えている。RAMクリアスイッチは、バックアップしたRAMのデータを初期化するものである。
図62に示すように、払出制御部600のRAM708に、小さいアドレス(ここでは、7F00H)からアドレス7F0DHまでの第一の領域708Aと、アドレス7F0EHからアドレス7FFFHまでの第二の領域708Bとが設けられている。第一の領域708Aは更に、複数の記憶領域に分かれ、例えば、賞球数、遊技球数、遊技情報、エラー状態、未送信コマンド、プログラム起動状態フラグ、電源状態情報などが格納される。一方、第二の領域708Bは、設定ポインタ用保存エリア、解析ポインタ保存用エリア、受信コマンドバッファエリアなどに分かれる。受信コマンドバッファエリアは、受信したコマンドが記憶される領域であり、設定ポインタ用保存エリアおよび解析ポインタ保存用エリアは、受信したコマンドの記憶処理に用いるポインタが格納される領域である。設定ポインタ用保存エリア、解析ポインタ保存用エリアおよび受信コマンドバッファエリアについては、後述する。
そして、第一の領域708Aは、電源遮断時には格納された情報が退避(バックアップ)される領域であり、第二の領域708Bは、電源投入直後に初期化される領域である。例えば、電断検出をしていない初期化処理(例えば、図41のステップS115)ではこれらの記憶領域の全てを初期化(クリア)し、復帰起動時の復電時処理(図41のステップS109)ではこれらのうち一部のみを初期化(クリア)する。つまり初期化処理では第一の領域708Aと第二の領域708Bがクリアされるが、電断が発生した場合には、第一の領域708Aの情報のみがバックアップされる。そして、その後の復電時処理では第一の領域は、RAM708の所定の領域にバックアップされた情報が復元(設定)され、第二の領域708Bのみがクリアされる。このように、払出制御部600のRAM708をクリアするタイミングは複数あり、かつ、クリアする領域も複数(第一の領域708A、第二の領域708B)ある。更に、第二の領域702Bは、払出制御部600の復帰起動時であっても、クリアされる場合があり、電断が発生した場合でもバックアップされない。つまり、受信したコマンドを記憶する領域(受信コマンドバッファエリア)およびその記憶処理に用いられる設定ポインタ用保存エリアおよび解析ポインタ保存用エリア(各ポインタの値)は復帰起動時でもクリアされる場合があり、電断時にはバックアップされない領域となる。このような構成とすることにより、主制御部300と払出制御部600の初期起動時であっても復帰起動時であっても、払出制御部600の電源投入直後は、第二の領域をクリアすることができ、意図しないタイミングで賞球コマンド等が払出制御部600に送信されることを防止できる場合がある。
ここでの図示は省略するが、主制御部300のRAM308も同様の構成としてもよい。すなわち、電断が発生した場合にバックアップされる第一の領域と、その後の復電時処理でクリアされる第二の領域とを有してもよる。主制御部300の第一の領域に格納されている情報は例えば、大当り状態(ラウンド回数も含む)、高確率・時短状態、保留メモリ(特別図柄、普通図柄)の乱数値、エラー状態、未送信コマンド、可動部材(普通電動役物、第1種特別電動役物)の動作状態などである。また、主制御部300のRAM308においても、電断が発生した場合には第一の領域に格納された情報のみがバックアップされるようにしてもよい。
図63は、図62に示した、払出制御部600のRAM708の第一の領域、第二の領域について初期化のタイミングを示す図である。本実施形態では、RAM708の初期化を行うタイミングが複数設けられている。同図において、第一のタイミングは、払出制御部600のそれぞれの電源投入直後のタイミングであり、第二のタイミングは、主制御通信確認コマンド受信時処理のタイミングである。なお、払出制御部600の電源投入直後のタイミングについては後述(図64等)する。
(1)主制御部300および払出制御部600のいずれもが初期起動等の場合
この場合、第一のタイミングでは、第一の領域708Aと第二の領域708Bのいずれもが初期化され、第二のタイミングでは第一の領域708Aと第二の領域708Bのいずれも初期化されない。
(2)主制御部300が復帰起動で、払出制御部600が初期起動等の場合は、(1)と同様である。
(3)主制御部300が初期起動等で払出制御部600が復帰起動の場合
この場合、第一のタイミングでは、第二の領域708Bのみが初期化され、第二のタイミングでは第一の領域708Aのみが初期化される。
(4)主制御部300および払出制御部600のいずれもが復帰起動の場合
この場合、第一のタイミングでは、第二の領域708Bのみが初期化され、第二のタイミングではいずれの領域も初期化されない。
<払出制御部メイン処理>
払出制御部600は、CPU、RAM708、ROM、I/Oポート、および電圧監視回路を備えている。これらCPU、RAM708、ROM、I/Oポートは一のマイクロコンピュータ(払出制御用マイクロコンピュータ)で構成されている。また、この払出制御用マイクロコンピュータは、本明細書における主制御用マイクロコンピュータと一部の機能が同じでもよく、例えば一部の機能(例えば乱数回路)を備えていなくてもよい。払出制御部600が備える電圧監視回路も、主制御部300が備える電圧監視回路と同じく、電源管理部650から払出制御部600に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9.66V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を払出制御部600のCPUに出力する。なお、主制御部300の電圧監視回路338から低電圧信号が出力されていても、この払出制御部600の電圧監視回路からは低電圧信号は出力されていないことはある。
払出制御部600には、主制御部300のCPU304から電源投入情報を含めたコマンドが送信される。このコマンドを受信したことに基づいて、払出制御部600のCPUは、払出制御部メイン処理を開始する。本実施形態では、コマンド受信時に払出制御部割込み処理は行わず、タイマ割込みで払出制御部割込み処理を行うが、シリアル通信回路の設定によって、コマンド受信時に払出制御部割込み処理を行うこともできる。
<払出制御部/払出制御部メイン処理>
次に、図64を参照して、払出制御部メイン処理について説明する。図64は、払出制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS301では、初期設定1を行う。この初期設定1では、払出制御部600のCPUのスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定等を行う。ステップS302では、払出制御部600の電圧監視回路から低電圧信号が出力されているか否か、すなわち低電圧信号がオンであるか否かを判定する。低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS302の処理を繰り返し実行し、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS303に進む。
ステップS303では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する払出制御部タイマ割り込み処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタ・タイマに設定する処理、払出制御部600のRAM708への書き込みを許可する設定、I/Oポートの初期設定等を行う。
ステップS304では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(パチンコ機100を初期状態にする場合)にはステップS305に進み、電断前の状態に復帰する場合にはステップS306に進む。具体的には、このステップS304でも、主制御部メイン処理のステップS107と同様な処理が行われ、RAMクリアが必要な場合には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS305に進む。一方、RAMクリアが必要でない場合には、払出制御部600のRAM708から電源ステータスの情報を読み出し、電源ステータスの情報が、サスペンドを示す情報でない場合にはパチンコ機100を初期状態にすべくステップS305に進み、サスペンドを示す情報である場合には払出制御部600のRAM708についてチェックサムを実行し、チェックサムの結果が正常である場合には電断前の状態に復帰すべくステップS306に進み、チェックサムの結果が異常である場合には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS305に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS305に進む。
ステップS305では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割り込み禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定、払出制御部600のRAM708の所定の領域(例えば、全ての記憶領域)の初期化などを行う。
ステップS306では、復電時処理を行う。この復電時処理では、払出制御部600のRAM708の記憶領域のうち、復電時にクリアすべき記憶領域の初期化などを行う。すなわち、本ステップの状態は、第一のタイミング(払出制御部600の電源投入直後の状態)であるので、初期起動等であれば、第一の領域708Aおよび第二の領域708Bをクリアし、復帰起動であれば、第二の領域708Bのみをクリアする(図63参照)。
ステップS307では、初期設定3を行う。この初期設定3では、払出制御部600のRAM708に設けたエラー情報の一部をクリアしたり、割り込み許可の設定などを行う。
ステップS308では、主制御部300から入力したデータの中に未解析データがあるか無いかを判定する。ここでは、RAM708の設定ポインタで参照する値と解析ポインタで参照する値とを比較する処理を行って判定するが、これについては後述する。判定の結果、未解析データがある場合にはステップS309でコマンド解析処理を行い、未解析データがない場合にはステップS310に進む。
ステップS310では、未送信コマンドの有無を判定し、未送信コマンドがある場合はステップS311に進み、未送信コマンドが無い場合は、ステップS312に進む。
ステップS311では、未送信コマンドを払出制御部側マイクロコンピュータ770の送信データレジスタ776に設定し、送信コマンドとして出力する。
ステップS312では、ステップS302と同じく、低電圧信号がオフであるか否かを監視し、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS308に戻り、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS313に進む。
ステップS313では、電断時処理を行う。この電断時処理では、払出制御部600のRAM708に設けたスタックポインタ退避領域に現在のスタックポインタの値を記憶し、上述の電源ステータス記憶領域にサスペンドを示す情報を設定する。また、払出制御部600のRAM708の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算し、チェックサム算出用数値記憶領域に記憶している値からその加算した結果を減算した値をチェックサム(電断時チェックサム)として算出し、算出した電断時チェックサムを上述のチェックサム算出用数値記憶領域に記憶し、払出制御部600のRAM708への書き込みを禁止する設定などを行う。また、払出制御部600のRAM708の第一の領域708Aのみ、格納されている情報のバックアップを行う。
その後のステップS314では、ステップS302と同じく低電圧信号がオフであるか否かを監視する処理を行い、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)には払出制御部メイン処理の先頭(ステップS301)に戻り、低電圧信号がオンの場合は、ステップS314を繰り返し実行する。
<払出制御部/払出制御部割込み処理>
次に、図65を参照して、払出制御部600が実行する払出制御部割込み処理について説明する。同図は、払出制御部割込み処理の流れを示したフローチャートである。払出制御部600は、所定の周期(本実施形態では1msに1回)でタイマ割り込みを発生するカウンタ・タイマを備えており、このタイマ割り込みを契機として払出制御部タイマ割り込み処理を所定の周期で開始する。
ステップS401では、レジスタ値を退避し、ステップS402では、割り込みフラグをクリアし、ステップS403では、WDTクリアおよびリスタートを行う。また、ステップS404では、受信コマンドの処理を行う。この処理では、主制御部300からのコマンド受信(例えば、賞球コマンドの受信など)の有無を判定し、受信している場合は、受信したコマンドデータを受信コマンドバッファエリアに設定する。
ステップS405では、主制御通信確認コマンドを受信済みか否かを判定する。受信済みの場合は、ステップS406に進み、そうでない場合はステップS414に進む。上述のとおり、主制御部300は払出制御部600から電源の供給を受けているため、その起動が払出制御部600より遅れる。このため、本ステップでは主制御部300が起動するまで、これ以降のステップS406〜ステップS413の処理を待機するために判定処理を行う。
ステップS406では、ポート入力処理を行う。このポート入力処理では、I/Oポートの値を取得して、各種センサの状態などを検出する。具体的には、カードユニット608からインタフェース部606を介して入力する各種信号の状態、払出センサ604から入力する球払出信号、下皿センサから入力する信号、エラー解除スイッチから入力する信号の状態などを取得して、RAMに設けた入力信号情報記憶領域に記憶する。また、発射制御基板174から入力する発射強度状態信号がオン状態を示す信号の場合に、ターボ状態報知ランプ151を点灯し、発射強度状態信号がオフ状態を示す信号の場合に、ターボ状態報知ランプ151を消灯する制御を行う。
ステップS407では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、主制御通信監視タイマや、RAMに設けた貸出要求待ちタイマおよび貸出指示待ちタイマや、払出報知用LEDの点灯/消灯時間、モータ駆動/非駆動時間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS408では、デバイス監視処理を行う。詳細は後述するが、このデバイス監視処理では、主制御部300との通信に異常があるか否かを監視するとともに、各種エラーが発生しているか否かを判定し、エラーの発生状況に応じてLEDの消灯/点灯制御を行う。
ステップS409では、CRユニット通信処理を行う。このCRユニット通信処理では、カードユニット608からインタフェース部606を介して入力する各種信号の状態に基づいて、カードユニット608との通信を行う。例えば、カードユニット608から遊技球の貸出要求信号を受けた場合に、後述する貸出用払出数記憶部の払出数情報に貸出要求信号に含まれる貸出要求数を加算する。
ステップS410では、払出管理処理を行う。この払出管理処理では、払出装置552の制御などを行う。ステップS411では、信号出力処理を行う。この信号出力処理では、外部端子板(不図示)から外部に出力する信号の制御を行う。
ステップS412では、送信コマンド設定処理を行う。この送信コマンド設定処理では、払出制御部600から主制御部300に送信する各種コマンドを設定する処理を行う。この各種コマンドには、エラーに関するコマンドも含まれる。本明細書において「エラー」とは、払出個数スイッチエラー、不正払出エラー、払出超過エラー、下皿満タンエラー、払出しエラー、主制御通信エラー、扉開放エラーなど、本明細書において「エラー」と表記したものをすべて含む。ステップS413ではポート出力処理を行う。詳細は後述するが、このポート出力処理では、発射制御基板174に対して発射許可信号を出力する処理などを行う。
ステップS414ではレジスタ値を復帰し、ステップS415では、割り込み許可設定を行った後に処理を終了する。
このように、本実施形態では、受信コマンドをRAM708(バッファ)に格納する処理は、払出制御部割込み処理の受信コマンド処理(ステップS404)で行い、コマンドを解析する処理は、払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)で行う。
<受信コマンド処理(実施例A,実施例B)>
図66は、図65に示した払出制御部割込み処理の受信コマンド処理(ステップS404)の詳細について説明する図であり、図66(a)は、受信コマンド処理の一例(実施例A)を示すフローチャートであり、図66(b)は受信コマンド処理の他の例(実施例B)を示すフローチャートである。
同図(a)を参照して、実施例Aの受信コマンド処理では、まずステップS501において、払出制御部用マイクロコンピュータ770のステータスレジスタ772の特定ビット(受信データフルフラグ)を参照し、主制御部400からコマンドの受信の有無を判定する。受信データフルフラグは、受信データレジスタ774にデータがある場合にセットされる。払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタで主制御部400から送信されたコマンドを受信した場合、当該受信コマンドがAレジスタ722に格納される。Aレジスタ722に受信したコマンドがある場合は、ステップS502に進み、そうでない場合は、処理を終了する。
ステップS502では、ポインタ(後述)を用いてAレジスタ722の受信コマンドをRAM708のバッファ(第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリア)に格納する。
実施例Aでは、受信したコマンドがある場合は、常に当該受信コマンドを受信コマンドバッファエリアに格納する。本来受け付けるべきでないコマンド(不正なコマンド)は、払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)において、排除する。
また、同図(b)を参照して、実施例Bの受信コマンド処理では、まずステップS601において、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタを参照し、主制御部400からコマンドの受信の有無を判定する。受信したコマンドがある場合は、ステップS602に進み、そうでない場合は、処理を終了する。
ステップS602では、主制御部300からの主制御通信確認コマンドの受信の有無を判定する。主制御通信確認コマンドを受信している場合には、ステップS604に進み、そうでない場合はステップS603に進む。
ステップS603では、賞球コマンド受付許可フラグがオンであるか否かを確認する。オンの場合は、ステップS604に進み、そうでない場合は処理を終了する。賞球コマンド受付許可フラグについては後述する。
ステップS604では、受信コマンドをRAM708のバッファ(第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリア)に格納する。
実施例Bでは、主制御通信確認コマンド以外のコマンドについては、賞球コマンド受付許可フラグがオンであれば、バッファ(第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリア)に格納する。より詳細には、払出制御部用マイクロコンピュータ770のシリアル通信関連レジスタである受信データレジスタ774のデータを、CUPコアレジスタ720の例えば、Aレジスタ722等に格納し、その後、第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリアに格納する。あるいは、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタ774のデータを直接、受信コマンドバッファエリアに格納する。
つまりこの場合も、本来受け付けるべきでないコマンド(不正なコマンド)は、払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)において、排除する。なお、ステップS1603の判定処理の前に、受信したコマンドが賞球コマンドであるか否か、を判定する処理を行ってもよい。これにより、本来受信すべきでないコマンド(例えば、主制御通信確認コマンドや賞球コマンド以外のコマンド)を受信した場合に、当該判定処理で排除することができる。
<コマンド解析処理>
図67および図68を参照して、図64の払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)について説明する。図67は、コマンド解析処理(実施例C)の処理の流れを示すフローチャートである。例えば、図64に示す払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)として、図67に示す処理(実施例C)を行う場合は、図65に示す払出制御部割込み処理の受信コマンド処理(ステップS404)で図66(a)の処理(実施例A)を行う。あるいは、実施例Aの受信コマンド処理と、実施例Cあるいは実施例Dのコマンド解析処理のいずれかを組み合わせる処理としてもよい。また、これに限らず、実施例A,Bの受信コマンド処理と、実施例C,Dのコマンド解析処理は、制御に不具合が無い限り、適宜組み合わせることが可能である。
図67を参照して、実施例Cのコマンド解析処理について説明する。ステップS701では、RAM708の受信コマンドバッファエリアに格納されている受信コマンドを取得する。ステップS702では、取得した受信コマンドを解析する処理を行う。この処理の詳細については後述する。
ステップS703では、主制御部300からの主制御通信確認コマンドを受信しているか否かを判定する。この主制御通信確認コマンドは、図47に示した主制御部300のシリアルコマンド送信処理によって払出制御部600に送信されるものである。主制御通信確認コマンドを受信している場合は、ステップS706に進み、そうでない場合はステップS704に進む。ステップS704では、主制御通信確認コマンド受信処理を行う。主制御通信確認コマンド受信処理については後述する。
ステップS705では、受信コマンドが賞球コマンドであるか否かを判定する。受信コマンドが賞球コマンドである場合は、ステップS706に進み、そうでない場合は、処理を終了する。本ステップにおいて、受信コマンドが、主制御通信確認コマンドおよび賞球コマンドのいずれでもない場合には、受信コマンドに対する処理を行わずにコマンド解析処理を終了することになる。
ステップS706では、賞球コマンド受付許可フラグがオンであるか否かを判定し、オンの場合は、ステップS707に進み、そうでない場合は処理を終了する。ステップS707では、賞球コマンド受信時処理を行う。賞球コマンド受信時処理については、後述する。
<主制御通信確認コマンド受信時処理(実施例E)>
次に、図68(a)を用いて、上記コマンド解析処理における主制御通信確認コマンド受信時処理(ステップS704、S805)について説明する。なお、同図(a)は、主制御通信確認コマンド受信時処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS901では、受信した主制御通信確認コマンドが、払出制御部500の起動後に最初に受信した主制御通信確認コマンドであるか否かを判定し、該当する場合にはステップS902に進み、該当しない場合にはステップS904に進む。最初に受信した主制御通信確認コマンドであるか否かは、RAM708に設けた主制御通信確認コマンド受信済みフラグがオフであるか否かを判定し、主制御通信確認コマンド受信済みフラグがオフの場合は、ステップS902に進む。
ステップS902では、主制御通信確認コマンド受信済みフラグをオンに設定した後に、ステップS903に進んで起動処理(詳細は後述)を実行する。
ステップS904では、主制御通信監視タイマに初期値(この例では、500)を設定し、次のステップS905では、主制御通信エラーフラグをオフに設定する。また、ステップS906では、通信確認コマンド受信フラグをオンに設定した後に処理を終了する。
<起動処理>
次に、図68(b)を用いて、上記主制御通信確認コマンド受信時処理における起動処理(ステップS903)について説明する。なお、同図(b)は、起動処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1001では、受信した主制御通信確認コマンドが初期起動であるか否かを判定し、該当する場合にはステップS1002に進み、該当しない場合には処理を終了する。本ステップの判定は、主制御部300から払出制御部600に送信される主制御通信確認コマンドの値(初期起動時は10H、復帰起動時は11H)の下位4ビットの値を参照して判定する。つまり、主制御通信確認コマンドの値が10Hの場合にはステップS1002に進み、主制御通信確認コマンドの値が11Hの場合などには処理を終了する。ここで、一度、主制御通信確認コマンドの値が10Hであることを判定した場合、それ以降、次に初期起動になるまではは復帰起動時となるため(常に、主制御通信確認コマンドの値は11Hとなるため)、次回以後に、主制御通信確認コマンドを受信した場合であっても下位4ビットの値を参照することはない。なお、主制御部300側で11Hを送信した後は、10Hを送信するようにしてもよい。
ステップS1002では、払出制御部600が復帰起動(電断前の状態に復帰する起動)であるか否かを判定し、該当する場合にはステップS1003に進み、該当しない場合には処理を終了する。
ステップS1003では、払出制御部割込み処理を起動するタイマ割込みを含むすべての割込み禁止し、その後のステップS1004ではRAM708の一部を初期化する。ここで初期化される領域は、主制御部300が初期起動(ステップS1001)、かつ、払出制御部600が復帰起動(ステップS1002)であって、第二のタイミング(主制御通信確認コマンド受信時処理)であるので、RAM708の第一の領域708Aのみが初期化される。
ステップS1004に続く、ステップS1005では、払出制御部割込み処理を起動するタイマ割込みを含むすべての割込みを許可し、処理を終了する。
<賞球コマンド受信時処理(実施例F,実施例G)>
図69を参照して、賞球コマンド受信時処理(図67のステップS707)について説明する。図24(a)は、図67のステップS707の賞球コマンド受信時処理(実施例F)の流れを示すフローチャートである。
図69(a)を参照して実施例Fの賞球コマンド受信時処理について説明する。まず、ステップS1101では、払出制御部割込み処理を起動するタイマ割込みを含むすべての割込みを禁止する。
次のステップS1102では、解析データに基づいて賞球数を次賞球数エリアに加算する。本実施形態では、主制御部300から受信した賞球コマンドに含まれている賞球数(払出要求数)を、払出制御部600のRAM708に設けた次賞球数エリアに次賞球要求数として加算・記憶しておき、所定の期間の終了後に、その次賞球要求数分の賞球を連続的に払い出す。このため、本ステップにおいて、RAM408に設けた賞球数記憶領域に未解析データとして記憶した賞球数(払出要求数)を、次賞球数エリアに記憶されている次賞球要求数に加算する。なお、本実施形態の賞球コマンドの値は、23H(3球払出指示)、2AH(10球払出指示)、2FH(15球払出指示)であるので、本ステップにおいて賞球コマンドの下位4ビットを参照して、3H,AH,FH以外のコマンドの場合は、加算しない(排除する)ようにしてもよい。
次のステップS1103では、払出制御部割込み処理を起動するタイマ割込みを含むすべての割込みを許可して、処理を終了する。
<タイマ更新処理>
次に、図70を用いて、上述の払出制御部割込み処理におけるタイマ更新処理(ステップS707)について説明する。なお、同図は、タイマ更新処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS751では、主制御通信監視タイマが0以外であるかどうかを判定し、0以外の場合にはステップS752に進んで主制御通信監視タイマから1を減算した後にステップS753に進み、0の場合にはステップS753に進む。なお、本実施形態では、払出制御部タイマ割込み処理の周期は約1msであり、上記主制御通信確認コマンド受信時処理において主制御通信監視タイマの初期値として500を設定しているため、ステップS751において主制御通信監視タイマが0であると判定されるのは、主制御部300から通信確認コマンドを受信してから約1000ms(=約1ms×1000)が経過した時である。また、図58で例に挙げたタイマについても、該ステップS753で更新を行う。
ステップS753では、その他のタイマ更新処理を行った後に処理を終了する。なお、その他のタイマ更新処理としては、例えば、RAMに設けた貸出要求待ちタイマおよび貸出指示待ちタイマの更新処理や、払出報知用LEDの点灯/消灯時間、モータ駆動/非駆動時間などを計時するためのタイマの更新処理などが挙げられる。
<デバイス監視処理>
次に、図71を参照して、上述の払出制御部割込み処理におけるデバイス監視処理(ステップS408)について説明する。同図は、デバイス監視処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1301では、主制御通信監視タイマが0であるかどうかを判定し、0の場合(主制御部300から主制御通信確認コマンドを受信してから所定時間(本実施形態では、約1000ms)が経過した時)にはステップS1302に進み、0以外の場合にはステップS1304に進む。
ステップS1302では、主制御通信エラーフラグをオンに設定した後にステップS1303に進む。ステップS1303では、賞球コマンド受付許可フラグをオンに設定する。つまり、主制御通信確認コマンドを受信後、所定期間(1000ms=100ms×10)が経過した場合に、賞球コマンド受付許可フラグがオフに設定される。しかしこれに限らず、主制御部300から通信確認状態である旨のコマンドを受信した場合(すなわち、主制御通信確認コマンドを受信後、1000ms到達前)に、賞球コマンド受付許可フラグをオフに設定してもよい。
なお、主制御部300で特定異常(磁気エラー)を検出した場合には、上述のとおり、主制御部300はステップS219のシリアルコマンド管理処理を実行しなくなるので、払出制御部600に主制御通信確認コマンドを送信することができなくなる。その結果、払出制御部600では主制御通信エラーとなり、遊技球を発射不能な状態に移行することとなる。ここで、本例では、主制御部300で特定異常を検出してから払出制御部600が主制御通信エラーになるまでの時間は約1000msを要するため、特定異常検出後であっても遊技球を少なくとも1球発射可能に構成している。しかしながら、これに限定することなく、例えば、主制御部300が特定異常を検出した場合には、払出制御部600に特定異常であることを示すコマンドを送信し、払出制御部600は直ちに発射許可信号をオフにするように構成してもよい。
ステップS1304では、その他デバイス状態更新処理を行う。ステップS1305では、表示器表示設定処理を行う。この表示器表示設定処理では、ステップS1305で更新したデバイス状態に基づいてLEDの点灯/消灯/点灯制御を行う。ここでは、例えば、パチンコ機100がエラー状態になった場合に、エラーが発生していることを遊技者に報知するためのLED(例えば、パチンコ機100の上部に配設されたLED)を点灯させるとともに、エラーが解消した場合には、そのLEDを消灯させる。例えば、RAM708に設けた払出超過エラーフラグがセットされている場合には、払出超過エラーが発生していることを遊技者に報知するためのLEDを点灯させるとともに、払出超過エラーフラグがクリアされた場合には、そのLEDを消灯させる。また、RAM708に設けた下皿満タンエラーフラグがセットされている場合には、下皿満タンエラーが発生していることを遊技者に報知するためのLEDを点灯させるとともに、下皿満タンエラーフラグがクリアされた場合には、そのLEDを消灯させる。
ステップS1306では、その他デバイス監視処理を行った後に処理を終了する。その他デバイス監視処理としては、例えば、ステップS1302で主制御部通信エラーフラグがオンに設定された場合に、発射装置844による球の打ち出しや払出を中止する処理などが挙げられる。
<払出管理処理>
次に、図72を用いて、上述の払出制御部割込み処理における払出管理処理(ステップS710)について説明する。なお、同図は、払出管理処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS901では、払出センサ604から球払出信号の入力があるか無いかを判定し、該当する場合にはステップS902に進み、該当しない場合にはステップS911に進む。ステップS902では、RAMに設けた貸出用払出数記憶部の払出数情報の値が0よりも大きいか否かを判定し、大きい場合にはステップS903に進み、そうでない場合にはステップS904に進む。ステップS903では、貸出用払出数記憶部の払出数情報の値をデクリメント(1つ減算)する。
ステップS904では、上記払出用払出数記憶部の払出数情報の値が0よりも大きいか否かを判定し、大きい場合にはステップS905に進み、そうでない場合にはステップS910に進む。ステップS905では、払出用払出数記憶部の払出数情報の値をデクリメント(1つ減算)する。ステップS906では、RAMに設けた払出時外部出力用払出記憶部の払出数情報をインクリメント(1つ加算)する。
ステップS907では、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が10以上であるか否かを判定し、該当する場合にはステップS908に進み、該当しない場合にはステップS911に進む。ステップS908では、RAMに設けた払出時外部装置出力カウントの値をインクリメント(1つ加算)する。ステップS909では、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値から10を減算し、減算結果を払出数情報に記憶する。ステップS910では、払出超過エラー状態と判定し、当該情報をRAMに記憶した後にステップS911に進む。
ステップS911では、払出禁止状態であるか否か、すなわち、払出超過エラー中、受皿満タンセンサ検知中、主制御部と未接続中、カードユニット608と未接続中、カードユニット608との通信異常などに該当するか否かを判定する。そして、払出禁止状態でない場合にはステップS912に進み、払出禁止状態の場合には処理を終了する。
なお、皿満タンセンサの検知中でも、払出制御を行い、払出装置と下皿をつなぐ通路まで球がいっぱいになり、払出装置が物理的に払出を行うことができない状態になったら払出動作を止めるように構成してもよい。また、皿満タンセンサの検出に基づいて、副制御部400が皿満タンの報知を行うように構成してもよい。
ステップS912では、上記貸出用払出数記憶部の払出数情報の値が0よりも大きいか否かを判定し、大きい場合にはステップS914に進み、そうでない場合にはステップS913に進む。ステップS913では、上記払出用払出数記憶部の払出数情報の値が0よりも大きいか否かを判定し、大きい場合にはステップS914に進み、そうでない場合には処理を終了する。ステップS914では、払出装置152の払出モータ602を駆動して遊技球の払出を行う。
<信号出力処理>
次に、図73を用いて、上述の払出制御部割込み処理における信号出力処理(ステップS711)について説明する。なお、同図は、信号出力処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS951では、上記払出時外部装置出力カウンタが0より大きいか否かを判定し、該当する場合にはステップS952に進み、該当しない場合にはステップS954に進む。ステップS952では、外部端子板609に対して払出時払出数情報を示す信号(遊技球の払出完了数を示す払出信号)を出力し、ステップS953では、外部装置出力カウンタの値をデクリメント(1つ減算)する。
より具体的には、払出制御部600は、主制御部300から上述の出力予定情報および払出要求情報を受信した後、上記払出管理処理のステップS907において払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が10以上の場合には、次のステップS908において払出時外部装置出力カウンタをインクリメントする。これにより、払出制御部600は、信号出力処理(割込み処理)のステップS952において、外部端子板609を介して情報入力回路350に払出情報信号を出力する。すなわち、払出制御部600は、払出処理において球の払出を開始した後に、遊技球の払出完了数を示す払出情報信号を外部端子板609を介して情報入力回路350に出力する。
ステップS952では、その他の信号出力処理として、例えば、外部出力信号情報に基づいて、外部端子板609に向けて外部端子板信号1〜2、CR遊技機READY信号、CR遊技機貸出完了信号、および払出しエラーLED1〜4信号を出力する処理等を行う。具体的には、外部出力信号情報のBit0に1が設定されている場合には、外部端子板信号1(払出情報信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
同様に、外部出力信号情報のBit1に1が設定されている場合には、外部端子板信号2(扉開放情報信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit2に1が設定されている場合には、CR遊技機READY信号(PRDY信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit3に1が設定されている場合には、CR遊技機貸出完了信号(EXS信号)として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
また、外部出力信号情報のBit4に1が設定されている場合には、払出しエラーLED1信号として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit5に1が設定されている場合には、払出しエラーLED2信号として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
また、外部出力信号情報のBit6に1が設定されている場合には、払出しエラーLED3信号として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。また、外部出力信号情報のBit7に1が設定されている場合には、払出しエラーLED4信号として第一のレベルの信号(例えば、ハイレベルの信号)を所定期間(例えば、500msの期間)だけ出力し、0が設定されている場合には第二のレベルの信号(例えば、ローレベルの信号)を出力する。
<送信コマンド処理>
次に、図74(a)を用いて、上述の払出制御部割込み処理における送信コマンド処理(ステップS412)について説明する。なお、図74(a)は、送信コマンド処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS2001では、送信コマンド出力要求情報設定処理(詳細は後述)を行い、次のステップS2002では、送信コマンド設定処理(詳細は後述)を行った後に処理を終了する。
ここで、払出制御部600が主制御部300にコマンドを送信するまでの処理概要を説明する。まず、ステップS2001の送信コマンド出力要求情報設定処理では、主制御300に送信するコマンドの種別を決定する処理を行う。次に、ステップS2002の送信コマンド設定処理では、送信対象コマンドの具体的な内容を決定して、送信するコマンドの情報(未送信コマンド)をRAM708の送信コマンドバッファエリアにセットする。そして、払出制御部メイン処理のステップS311の送信コマンド出力処理で、送信コマンドバッファエリアにセットされた未送信コマンドを払出制御部側マイクロコンピュータ770の送信データレジスタ776に設定することにより、払出制御部600から主制御部300にコマンドを送信する処理が行われる。
<送信コマンド出力要求情報設定処理>
次に、図74(b)を用いて、上述の送信コマンド処理における送信コマンド出力要求情報設定処理(ステップS2001)について説明する。なお、図74(b)は、送信コマンド出力要求情報設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS2003では、第一の種類のコマンド出力要求情報設定処理(詳細は後述)を行い、次のステップS2004では、第二の種類のコマンド出力要求情報設定処理(詳細は後述)を行った後に処理を終了する。
ここで、払出制御部600が主制御部300に送信するコマンドには、通信確認戻りコマンドの送信に合わせて送信するコマンドである第一の種類のコマンドと、送信すべき情報が発生した場合に送信するコマンドである第二の種類のコマンドが存在する。第一の種類のコマンドは、デバイスコマンド1、デバイスコマンド2、デバイスコマンド3、デバイスコマンド4および賞球払出動作状態コマンドであり、第二の種類のコマンドは、賞球信号出力要求コマンドおよびデバイスコマンド2(主制御通信エラーのみ)である。上述のステップS2003は、第一の種類のコマンドを送信するか否かの決定(設定)に係る処理であり、上述のステップS2004は、第二の種類のコマンドを送信するか否かの決定(設定)に係る処理である。なお、本例では、本発明の特徴の一つである「発射強度状態」を含むデバイスコマンド4は、第一の種類のコマンドとしているが、第二の種類のコマンドとしてもよい。
<第一の種類のコマンド出力要求情報設定処理>
次に、図75(a)を用いて、上述の送信コマンド出力要求情報設定処理における第一の種類のコマンド出力要求情報設定処理(ステップS2003)について説明する。なお、図75(a)は、第一の種類のコマンド出力要求情報設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS2101では、通信確認コマンド受信フラグがオンかオフかを判定し、オフの場合には処理を終了し、オンの場合にはステップS2102に進む。ステップS2102では、通信確認戻りコマンド出力要求をセットする。具体的には、送信コマンド出力要求情報のBit0に所定の値(例えば「1」)をセットする(図61参照。以下、同様。)。ここで、送信コマンド出力要求情報は、RAM708の所定の領域に記憶するように構成してもよいし、CPUコアレジスタ(例えばCレジスタ)に記憶するように構成してもよい。次に、ステップS2103では、他の第一の種類のコマンド出力要求をセットしてステップS2104に進む。具体的には、送信コマンド出力要求情報のBit2〜Bit6に所定の値(例えば「1」)をセットする。そして、ステップS2104では、通信確認コマンド受信フラグをオフにし、次のステップS2105では、賞球コマンド受付許可フラグをオンにした後に処理を終了する。ここで、本例では、通信確認戻りコマンド出力要求をセットする場合には、各種ステータスに関わらずデバイスコマンド等の出力要求をセットするように構成しているが、例えばステータスに変化がある場合のみ出力要求をセットするように構成してもよい。また、本例では、通信確認戻りコマンド出力要求をセットする場合には、Bit2〜6に所定の値(例えば「1」)をセットするように構成しているが、いずれか一つのみをセットし、他の出力要求は次の通信確認戻りコマンド出力要求をセットする場合にセットするように構成してもよい。
<第二の種類のコマンド出力要求情報設定処理>
次に、図75(b)を用いて、上述の送信コマンド出力要求情報設定処理における第二の種類のコマンド出力要求情報設定処理(ステップS2004)について説明する。なお、図75(b)は、第二の種類のコマンド出力要求情報設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS2201では、主制御通信エラーフラグがオンかオフかを判定し、オフの場合にはステップS2203に進み、オンの場合にはステップS2202に進む。ステップS2202では、主制御通信エラーコマンド出力要求(デバイスコマンド2出力要求)をセットする。具体的には、送信コマンド出力要求情報のBit3に所定の値(例えば「1」)をセットする。
次に、ステップS2203では、賞球信号フラグがオンかオフかを判定し、オフの場合には処理を終了し、オンの場合にはステップS2204に進む。ステップS2204では、賞球信号コマンド出力要求をセットした後に処理を終了する。具体的には、送信コマンド出力要求情報のBit1に所定の値(例えば「1」)をセットした後に処理を終了する。なお、ステップ2201〜ステップ2202の処理は、ステップ2003の処理においてデバイスコマンド2出力要求に所定の値(例えば「1」)がセットされている場合には実行しないように(処理を通らないように)構成してもよい。また、ステップ2203〜ステップ2204の処理は、ステップ2003の処理において賞球信号コマンド出力要求に所定の値(例えば「1」)がセットされている場合には実行しないように(処理を通らないように)構成してもよい。
<送信コマンド設定処理>
次に、図75(c)を用いて、上述の送信コマンド処理における送信コマンド設定処理(ステップS2002)について説明する。なお、図75(c)は、送信コマンド設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS2205では、出力要求情報に基づいてコマンドを設定した後に処理を終了する。
<ポート出力処理>
次に、図76を用いて、上述の払出制御部割込み処理におけるポート出力処理(ステップS413)について説明する。なお、図76は、ポート出力処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS2301では、発射許可信号ビットをクリアし、次のステップS2302では、主制御部通信エラーが発生しているか否かを判定し、発生している場合にはステップS2305に進み、発生していない場合にはステップS2303に進む。ステップS2303では、CRユニット未接続エラーが発生しているか否かを判定し、発生している場合にはステップS2305に進み、発生していない場合にはステップS2304に進む。すなわち、主制御部通信エラーではなく、かつ、CRユニット未接続エラーではない場合にのみ、ステップS2304に進む。
ステップS2304では、発射許可信号ビットをセットする。これにより、払出制御基板170から発射制御基板174に向けて発射許可信号が出力されることになる。ステップS2305では、その他ポート出力処理を行った後に処理を終了する。
<発射強度状態(発射強度状態を含むデバイスコマンド4)の送信タイミング>
次に、図77および図78を用いて、上述のデバイスコマンド4(発射強度状態を含むコマンド)の送信タイミングについて説明する。なお、図77(a)は、発射強度状態信号がオンの場合における払出制御部600から主制御部300への送信タイミングの一例を示したタイムチャートであり、同図(b)は、発射強度状態信号がオフの場合における払出制御部600から主制御部300への送信タイミングの一例を示したタイムチャートである。また、図78は、主制御部300から第1副制御部400への送信タイミングの一例を示したタイムチャートである。
図77に示す時間T1〜T7は、発射強度状態信号がオンからオフ(またはオフからオン)に切り替わったタイミングからの経過時間を示しており、時間T1、T5は、100ms未満の時間(例えば、80ms)、時間T2、T6は、T1、T5よりも長い100ms以上の時間(例えば、120ms)、時間T3、T7は、T2、T6よりも長い時間(例えば、180ms)を示している。
上述のとおり、本例では、払出制御部600は、発射強度状態信号の情報をデバイスコマンド4のビット1にセットすることで主制御部300に送信するように構成している。しかしながら、発射強度状態信号がオフからオン(またはオンからオフ)に切り替わってから時間T1経過後、T5経過後のタイミングでは100ms未満であるため(図55参照)、時間T1経過後、T5経過後のタイミングではデバイスコマンド4の発射強度状態はオフとなるように構成されている。
また、発射強度状態信号がオフからオン(またはオンからオフ)に切り替わってから時間T2経過後、T6経過後のタイミングでは、100msを超えているが、払出制御部600から主制御部300に通信確認コマンドを送信するタイミングが到来していないため、時間T2経過後、T6経過後のタイミングではデバイスコマンド4自体を送信しないように構成されている。
そして、発射強度状態信号がオフからオン(またはオンからオフ)に切り替わってから時間T3経過後、T7経過後のタイミングでは、100msを超えており、払出制御部600から主制御部300に通信確認コマンドを送信するタイミングであるため、時間T3経過後、T7経過後のタイミングでは、発射強度状態がオンであるデバイスコマンド4を送信するように構成されている。
また、本例では、主制御部300は、払出制御部600から受信した発射強度状態信号の情報を、制御コマンドとして第1副制御部400に送信するが、図75に示すように、発射強度状態信号がオフからオン(またはオンからオフ)に変化したときだけ送信するように構成している。しかしながら、変化したときだけではなく、主制御部300が第1副制御部400にコマンドを送信するタイミング毎や、払出制御部600からコマンドを受信した直後の第1副制御部400にコマンドを送信するタイミング毎に送信するように構成してもよい。
また、第1副制御部400は、約33msに1回のタイミングで主制御部300からのコマンドを処理(受信したコマンドを解析して所定の処理を実行)するため、発射強度状態信号のオンオフ判定は、主制御部300と比較すると最大で約33ms遅れることになり、当該発射強度状態信号に基づいて行う各種処理(例えば、発射強度状態信号に基づく表示)は、最低でも当該時間分は遅れることになる(なお、上述のとおり、ターボボタン870gを操作してからの時間は、各制御部で遅延するため、該33ms以上遅れることになる)。
<主制御部300と払出制御部600の通信例1>
次に、図79を用いて、主制御部300と払出制御部600の通信例1について説明する。なお、同図は、主制御部300と払出制御部600の通信例1のタイミングチャートと所定のタイミングにおける変数の変化の一例を示した図である。
主制御部300は、N(Nは正の整数)回目の主制御部タイマ割込処理のシリアルコマンド送信処理において、通信確認コマンド送信タイマから1を減算し、この通信確認コマンド送信タイマが0になったタイミングで、通信確認コマンド送信タイマに初期値の25(約100msの時間に相当する数値)を設定し、シリアルコマンドステータスに1(賞球コマンドが送信不能な状態であることを示す数値)を設定する。また、同タイミングにおいて、送信データレジスタに通信確認コマンドに対応する数値をセットすることで、シリアル通信線612を介して払出制御部600に通信確認コマンドを送信した後、通信確認コマンド送信カウンタから1を減算し、例えば、通信確認コマンド送信カウンタの値が10の場合には9に更新する。
これに対し、払出制御部600は、コマンド解析処理において主制御通信確認コマンドを受信した場合に、主制御通信確認コマンド受信時処理を実行する。そして、この主制御通信確認コマンド受信時処理において、主制御通信監視タイマに初期値の1000(約1000msの時間に相当する数値)を設定し、主制御通信エラーフラグをオフに設定し、通信確認コマンド受信フラグをオンに設定する。
続いて、払出制御部600は、送信コマンド処理のステップS1001において通信確認コマンド受信フラグがオンであると判定することから、送信データレジスタに通信確認コマンドに対応する数値をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300に通信確認コマンドを送信した後に、通信確認コマンド受信フラグがオフに設定する。
また、主制御部300は、N+1回目の主制御部タイマ割込処理のシリアルコマンド受信処理において、払出制御部600から通信確認コマンドを受信したと判定することから、シリアルコマンドステータスに初期値である0(賞球コマンドを送信可能な状態であることを示す数値)を設定し、通信確認コマンド送信カウンタに初期値である10を設定し、シリアルコマンド通信エラーフラグに0を設定する。また、N+1回目の主制御部割込処理のシリアルコマンド送信処理において、通信確認コマンド送信タイマから1を減算することで、通信確認コマンド送信タイマの値を25から24に更新する。
続いて、主制御部300は、N+2回目以降の主制御部タイマ割込処理の賞球コマンド設定処理において、賞球コマンド送信条件が成立したか否かを判定し、成立した場合には、賞球コマンドに対応する数値を送信データレジスタにセットすることで、シリアル通信線612を介して払出制御部600に賞球コマンドを送信する。
<賞球コマンドの送信タイミングの一例>
例えば、同図のt1に示す期間では、主制御部300は、N+1回目の主制御部タイマ割込処理において払出制御部600から通信確認コマンドを受信してシリアルコマンドステータスが0になった後に(賞球コマンドが送信可能な状態になった後に)、賞球コマンド送信条件が1回成立したことから、N+3回目の主制御部タイマ割込処理において、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信している。
また、同図のt2に示す期間では、N+1回目の主制御部タイマ割込処理において払出制御部600から通信確認コマンドを受信してシリアルコマンドステータスが0になった後に(賞球コマンドが送信可能な状態になった後に)、賞球コマンド送信条件が2回成立したことから、N+2回目とN+3回目の主制御部タイマ割込処理において、払出制御部600に対して賞球コマンドをそれぞれ1回、送信している。
また、同図のt3に示す期間では、主制御部300は、N+1回目の主制御部タイマ割込処理において払出制御部600から通信確認コマンドを受信してシリアルコマンドステータスが0になる前に(賞球コマンドが送信可能な状態になる前に)、賞球コマンド送信条件が1回成立したことから、賞球コマンドの送信を一時的に保留している。そして、N+1回目の主制御部タイマ割込処理において払出制御部600から通信確認コマンドを受信するのを待って(賞球コマンドが送信可能な状態になるのを待って)、当該N+1回目の主制御部タイマ割込処理において、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信している。
図80(a)は、賞球コマンド送信時のタイムチャートの拡大図である。この例では、符号Aで示すタイミングにおいて始動口または入賞口に球が入球し、その後のN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Bで示すタイミングにおいて、始動口または入賞口への入球を検出している。また、同じN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Cで示すタイミングにおいて、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信している。
一方、図80(b)は、図79のt3に示す期間のタイムチャートの拡大図である。この例では、符号Aで示すタイミングにおいて始動口または入賞口に球が入球し、その後のN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Bで示すタイミングにおいて、始動口または入賞口への入球を検出している。また、同じN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Fで示すタイミングにおいて、始動口または入賞口への入球パターンが予め定めた入賞判定パターン情報に一致したと判定しているが、この例では、同時に通信確認コマンドを送信するタイミングが到来したため、符号Fで示すタイミングにおいて、賞球コマンドよりも優先して通信確認コマンドを送信している(賞球コマンドの送信を一時的に保留している)。
これに対し、払出制御部600は、M+1(Mは正の整数)回目の払出制御部メイン処理の符号Hで示すタイミングにおいて、主制御部300に通信確認コマンドを送信している。また、主制御部300は、N+1回目の主制御部タイマ割込処理の符号Cで示すタイミングにおいて払出制御部600からの通信確認コマンドの受信を確認した後、払出制御部600に対して、保留していた賞球コマンドを1回、送信している。
図79に戻って、同図のt4に示す期間では、主制御部300は、N回目の主制御部タイマ割込処理の前に、賞球コマンド送信条件が2回成立したことから、N回目の主制御部タイマ割込処理において、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信しているが、その直後に、払出制御部600に通信確認コマンドを送信するタイミングが到来したことから、シリアルコマンドステータスを1に設定している(賞球コマンドが送信不能な状態になっている)。このため、賞球コマンドの送信を一時的に保留し、N+2回目の主制御部タイマ割込処理において払出制御部600から通信確認コマンドを受信するのを待って(賞球コマンドが送信可能な状態になるのを待って)、当該N+2回目の主制御部タイマ割込処理において、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信している。
<シリアル通信エラーの一例>
同図のt6に示す期間では、主制御部300は、N回目の主制御部タイマ割込処理において払出制御部600に通信確認コマンドを送信した後、N回目以降の主制御部タイマ割込処理において当該通信確認コマンドに対する払出制御部600の応答を受信できていないことから、シリアルコマンドステータスを1に保持している。
以降、主制御部300は、通信確認コマンド送信カウンタの値が10から0になるまで通信確認コマンドに対する払出制御部600の応答を待ち、それでも応答が無い場合に、同図のt8に示すように、シリアル通信エラーフラグを0から1に変更する。また、その後に払出制御部600からの応答があった場合には、同図のt9に示すように、シリアル通信エラーフラグを1から0に変更して、シリアル通信を再開する。
<始動口または入賞口の複数の入賞を検出した場合>
図81(a)は、1回の主制御部タイマ割込処理において始動口または入賞口の複数の入賞を検出した場合のタイムチャートの一例である。この例では、符号Aと符号Iで示すタイミングにおいて始動口または入賞口に球がそれぞれ入球し、その後のN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Bと符号Jで示すタイミングにおいて、始動口または入賞口への入球を検出している。また、同じN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Cで示すタイミングにおいて、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信し、続くN+1回目の主制御部タイマ割込処理の符号Kで示すタイミングにおいて、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信している。
<払出制御部600からの通信確認コマンドの変形例>
図81(b)は、払出制御部600からの通信確認コマンドの変形例を示すタイムチャートである。この例では、符号Aで示すタイミングにおいて始動口または入賞口に球が入球し、その後のN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Bで示すタイミングにおいて、始動口または入賞口への入球を検出している。また、同じN回目の主制御部タイマ割込処理の符号Fで示すタイミングにおいて、始動口または入賞口への入球パターンが予め定めた入賞判定パターン情報に一致したと判定しているが、この例では、同時に通信確認コマンドを送信するタイミングが到来したため、符号Fで示すタイミングにおいて、賞球コマンドよりも優先して通信確認コマンドを送信している(賞球コマンドの送信を一時的に保留している)。
これに対し、払出制御部600は、M+1(Mは正の整数)回目の払出制御部メイン処理の符号Hで示すタイミングにおいて、主制御部300に通信確認コマンドを送信している。また、主制御部300は、N+1回目の主制御部タイマ割込処理の符号Cで示すタイミングにおいて払出制御部600からの通信確認コマンドの受信を確認した後、払出制御部600に対して賞球コマンドを1回、送信している。また、この賞球コマンドに対し、払出制御部600は、M+3回目の払出制御部メイン処理の符号Mで示すタイミングにおいて、主制御部300に通信確認コマンドを送信している。
<外部端子板信号の出力例>
次に、図82〜図89を用いて、外部端子板信号の出力例について説明する。なお、図面における「賞球」は、主制御部300による入賞検出のタイミングと賞球数(払出要求数)を示しており、「払出」は、払出制御部600による遊技球の払出のタイミングと払出数を示している。また、「払出予定情報信号」は、主制御部300によって出力される払出予定情報信号(外部端子板信号9)の波形を示しており、「払出情報信号」は、払出制御部600によって出力される払出情報信号(外部端子板信号1)の波形を示している。
<外部端子板信号の出力例1>
図82は、外部端子板信号の出力例1を示すタイムチャートである。この例では、主制御部300は、第1特図始動口230への入賞を検出したことにより、入賞口カウンタ更新処理(ステップS216)において、第1特図始動口230に対応する賞球数記憶領域に賞球数として3を記憶するとともに、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、払出要求数(=賞球数3)の情報を含む賞球コマンドを払出制御部600に送信する。
また、主制御部300は、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、全賞球数が所定数10以上であるか否かを判定し、該当する場合には全賞球数から10を減算し、出力要求数に1を加算するが、ここでは、全賞球数が3であるため、出力要求数に1を加算する処理は行わない。また、主制御部300は、外部出力信号設定処理(ステップS235)において、出力要求数が1以上の場合に払出予定情報信号を1回出力するが、ここでは、出力要求数が0であるため、払出予定情報信号を出力する処理は行わない。
続いて、払出制御部600は、コマンド解析処理の賞球コマンド受信時処理(ステップS503)において、主制御部300から受信した賞球コマンドに含まれる払出要求数(この例では3)を、払出用払出数記憶部の払出数情報(この例では初期値の0)と、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報(この例では初期値の0)にそれぞれ加算し、払出用払出数記憶部の払出数情報を3、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報を3に更新する。また、払出制御部600は、払出管理処理(ステップS710)において、払出用払出数記憶部の払出数情報に基づいて、払出装置152の払出モータ602を駆動して遊技球の払出を行った後に、払出用払出数記憶部の払出数情報を払出数だけ減算するが、ここでは、払出用払出数記憶部の払出数情報が3であるため、3個の遊技球の払出を行った後に、払出用払出数記憶部の払出数情報を0(=3−3)に更新する。
続いて、払出制御部600は、信号出力処理(ステップS711)において、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が所定数(本実施形態では10)以上の場合には、外部端子板609を介して情報入力回路350に払出情報信号を出力するための処理を行うが、ここでは、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報が3であるため、払出情報信号を出力するための処理は行わない。
続いて、主制御部300は、可変入賞口234への入賞を検出したことにより、入賞口カウンタ更新処理(ステップS216)において、可変入賞口234に対応する賞球数記憶領域に賞球数として15を記憶するとともに、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、払出要求数(=賞球数15)の情報を含む賞球コマンドを払出制御部600に送信する。また、主制御部300は、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、全賞球数が所定数10以上であるか否かを判定し、該当する場合には全賞球数から10を減算し、出力要求数に1を加算する。この例では、全賞球数が15で所定数10以上であるため、全賞球数15から所定数10を減算して全賞球数を5に更新し、出力要求数を1に更新し、出力要求数を1に更新する。
続いて、主制御部300は、外部出力信号設定処理(ステップS235)において、出力要求数が1以上の場合に払出予定情報信号を1回出力するが、この例では、出力要求数が1であるため、外部出力信号設定処理(ステップS235)において、1回目の払出予定情報信号として、ハイレベルの信号を所定期間Taに亘って出力している。
続いて、払出制御部600は、コマンド解析処理の賞球コマンド受信時処理(ステップS503)において、主制御部300から受信した賞球コマンドに含まれる払出要求数(この例では15)を払出用払出数記憶部の払出数情報(この例では0)と、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報(この例では3)にそれぞれ加算し、払出用払出数記憶部の払出数情報を15、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報を18に更新する。また、払出制御部600は、払出管理処理(ステップS710)、払出用払出数記憶部の払出数情報に基づいて、払出装置152の払出モータ602を駆動して遊技球の払出を行った後に、払出用払出数記憶部の払出数情報を払出数だけ減算するが、ここでは、払出用払出数記憶部の払出数情報が15であるため、15個の遊技球の払出を行った後に、払出用払出数記憶部の払出数情報を0(=15−15)に更新する。
また、払出制御部600は、信号出力処理(ステップS711)において、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が所定数(本実施形態では10)以上の場合には、外部端子板609を介して情報入力回路350に払出情報信号を出力するための処理を行うが、ここでは、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報が18であるため、払出数情報の値が所定数(本実施形態では10)以上であると判定したタイミングで払出情報信号を1回出力している。なお、この例では、払出情報信号として、ハイレベルの信号を期間Tbに亘って出力している。
ここで、主制御部300が出力する払出予定情報信号のハイレベルの期間Taと、払出制御部600が出力する払出情報信号のハイレベルの期間Tbについては特に限定されないが、この例では、期間Taを期間Tb(最短期間は800ms)よりも長く設定している。このような構成とすれば、外部装置は、パルス幅の違いによって払出予定情報信号と払出情報信号を容易に区別することができる場合がある。
<外部端子板信号の出力例2>
図83は、外部端子板信号の出力例2を示すタイムチャートである。上述のとおり、主制御部300は、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、全賞球数が所定数10以上であるか否かを判定し、該当する場合には全賞球数から10を減算し、出力要求数に1を加算する。この例では、全賞球数が24で所定数10以上であるため、全賞球数24から所定数10を減算して全賞球数を14に更新し、出力要求数を1に更新した後、減算後の全賞球数が14で所定数10以上であるため、再び、全賞球数14から所定数10を減算して全賞球数を4に更新し、出力要求数を2に更新している。
続いて、主制御部300は、外部出力信号設定処理(ステップS235)において、出力要求数が1以上の場合に払出予定情報信号を1回出力するが、この例では、出力要求数が2であるため、外部出力信号設定処理において、1回目の払出予定情報信号として、ハイレベルの信号を所定期間に亘って出力した後、その後の外部出力信号設定処理において、一度、ローレベルの信号を期間Tcに亘って出力し、その後の外部出力信号設定処理において、2回目の払出予定情報信号として、ハイレベルの信号を所定期間に亘って出力している。
続いて、払出制御部600は、コマンド解析処理の賞球コマンド受信時処理(ステップS503)において、主制御部300から受信した賞球コマンドに含まれる払出要求数(この例では15)を払出用払出数記憶部の払出数情報(この例では0)と、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報(この例では9)にそれぞれ加算し、払出用払出数記憶部の払出数情報を15、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報を24に更新する。また、払出制御部600は、払出管理処理(ステップS710)において、払出用払出数記憶部の払出数情報に基づいて、払出装置152の払出モータ602を駆動して遊技球の払出を行った後に、払出用払出数記憶部の払出数情報を払出数だけ減算するが、ここでは、払出用払出数記憶部の払出数情報が15であるため、15個の遊技球の払出を行った後に、払出用払出数記憶部の払出数情報を0(=15−15)に更新する。
また、払出制御部600は、信号出力処理(ステップS711)において、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が所定数(この例では10)以上の場合には、外部端子板609を介して情報入力回路350に払出情報信号を出力するための処理を行うが、ここでは、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報が24で所定数10以上であるため、払出情報信号を1回出力するとともに、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報24から所定数10を減算し、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報を14に更新している。また、払出制御部600は、減算後の払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報が14で所定数10以上であるため、再び、払出情報信号を1回出力するとともに、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報14から所定数10を減算し、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報を4に更新している。なお、この例では、1回目の払出情報信号として、ハイレベルの信号を所定期間に亘って出力した後、一度、ローレベルの信号を期間Tdに亘って出力した後、2回目の払出情報信号として、ハイレベルの信号を所定期間に亘って出力している。
この例では、主制御部300による払出予定情報信号の出力と、払出制御部600による払出情報信号の出力を、各々2回ずつ行っているとともに、主制御部300による1回目の払出予定情報信号のハイレベル信号の出力期間と、払出制御部600による1回目の払出情報信号のハイレベル信号の出力期間の一部が重なっている。このような構成とすれば、外部装置は、払出予定情報信号および払出情報信号を同時に検出することができ、両者の論理和や論理積を算出することによって、従来に無い新たな情報を取得できる場合がある。
また、主制御部300が出力する1回目の払出予定情報信号と2回目の払出予定情報信号の間隔Tcよりも、払出制御部600が出力する1回目の払出情報信号と2回目の払出情報信号の間隔Tdを長く設定している。このような構成とすれば、外部装置は、払出予定情報信号の出力間隔と払出情報信号の出力間隔の違いによって、払出予定情報信号と払出情報信号を容易に区別することができる場合がある。
なお、この例では、主制御部300は、シリアルコマンド管理処理において、全賞球数が24で所定数10以上であるため、全賞球数24から所定数10を減算して全賞球数を14に更新し、出力要求数を1に更新した後、減算後の全賞球数が14で所定数10以上であるため、再び、全賞球数14から所定数10を減算して全賞球数を4に更新し、出力要求数を2に更新しているが、この例に限定されるものではない。
したがって、例えば、主制御部300は、N(Nは正の整数)回目のシリアルコマンド管理処理において、全賞球数24から所定数10を減算して全賞球数を14に更新し、出力要求数を1に更新した後、一度、シリアルコマンド管理処理を終了し、外部出力信号設定処理において1回目の払出情報信号を出力した後、N+1回目以降のシリアルコマンド管理処理において、全賞球数14から所定数10を減算して全賞球数を4に更新し、出力要求数を1に更新した後、外部出力信号設定処理において2回目の払出情報信号を出力してもよい。すなわち、一回のシリアルコマンド管理処理において出力要求数の更新を全て行う替りに、複数回のシリアルコマンド管理処理に分けて出力要求数の更新を行うようにしてもよい。
このような構成とすれば、賞球数の大小によってシリアルコマンド管理処理の処理時間がばらつくような事態を回避することができ、払出情報信号の出力タイミングが遅延することが無い上に、安定した遊技制御を行うことができる場合がある。
<外部端子板信号の出力例3>
図84は、外部端子板信号の出力例3を示すタイムチャートである。ここで、図における「図柄関連信号」は、主制御部300によって出力される図柄確定回数情報信号(外部端子板信号3)の波形を示しているが、その他の始動口情報信号(外部端子板信号4)、大当り情報1〜4信号(外部端子板信号5〜8)のいずれかに置き換えて考えることもできる(以下に説明する例も同様)。
この例では、主制御部300は、N(Nは正の整数)回目の外部出力信号設定処理において、払出予定情報信号としてハイレベルの信号を出力するとともに、図柄関連信号としてハイレベルの信号を出力している。また、その後、N+1回目以降の外部出力信号設定処理において、払出予定情報信号としてローレベルの信号を出力するとともに、図柄関連信号としてハイレベルの信号を出力している。すなわち、払出予定情報信号および図柄関連信号として同一期間、ハイレベル信号を出力している。
このような構成とすれば、外部装置は、払出予定情報信号および図柄関連信号を同時に検出することができ、両者の論理和や論理積を算出することによって、従来に無い新たな情報を取得できる場合がある。
<外部端子板信号の出力例4>
図85は、外部端子板信号の出力例4を示すタイムチャートである。この例では、主制御部300は、N(Nは正の整数)回目の外部出力信号設定処理において、出力要求数が1以上であり、かつ特定異常検出フラグオン(例えば、磁気異常を検出)の場合に、当該N回目の外部出力信号設定処理では払出予定情報信号を出力せずに、N+1回目以降の外部出力信号設定処理において払出予定情報信号の出力を行うことで、払出予定情報信号をN回目の外部出力信号設定処理から所定期間だけ遅延させて出力している。
一方、主制御部300は、N回目の外部出力信号設定処理において、出力要求数が1以上であり、かつ特定異常検出フラグオン(例えば、磁気異常を検出)の場合に、当該外部出力信号設定処理では図柄関連信号を出力せずに、N+1回目以降の外部出力信号設定処理においても図柄関連信号を出力しないように構成している。
このような構成とすれば、パチンコ機100において何らかの異常が発生したことを外部に知らせることができ、不正行為などを未然に防止できる場合がある。なお、この例では、特定異常検出フラグオンの場合に図柄関連信号を出力しない例を示したが、払出予定情報信号と同様に、本来出力するタイミングよりも遅延させて出力を行うように構成しても、同様の効果を得ることができる場合がある。
<外部端子板信号の出力例5>
図86は、外部端子板信号の出力例5を示すタイムチャートである。なお、この例では、可変入賞口234への入賞による賞球数を10に設定している。
この例では、主制御部300は、可変入賞口234への入賞を検出したことにより、入賞口カウンタ更新処理(ステップS216)において、可変入賞口234に対応する賞球数記憶領域に賞球数として10を記憶するとともに、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、払出要求数(=賞球数10)の情報を含む賞球コマンドを払出制御部600に送信する。また、主制御部300は、シリアルコマンド管理処理(ステップS219)において、全賞球数が所定数10以上であるか否かを判定し、該当する場合には全賞球数から10を減算し、出力要求数に1を加算する。この例では、全賞球数が10で所定数10以上であるため、全賞球数10から所定数10を減算して全賞球数を0に更新し、出力要求数を1に更新する。
続いて、主制御部300は、外部出力信号設定処理(ステップS235)において、出力要求数が1以上の場合に払出予定情報信号を1回出力するが、この例では、出力要求数が1であるため、外部出力信号設定処理(ステップS235)において、払出予定情報信号として、ハイレベルの信号を所定期間に亘って出力している。
すなわち、この例では、可変入賞口234への入賞による賞球数(この例では10)と、出力要求数を加算する条件となる閾値(この例では10)を同一に設定しているため、1回のシリアルコマンド管理処理において出力要求数を1に更新し、後続の外部出力信号設定処理において、払出予定情報信号としてハイレベルの信号を出力している。
このように、特定の入賞口への入賞による賞球数と、出力要求数を加算する条件となる閾値を同一に設定する構成とすれば、特定の入賞口に1回入賞するたびに、払出予定情報信号を1回出力することができるため、特定の入賞口への入賞回数を推測することが可能となり、例えば、単位時間当りの入賞回数が所定回数を超える場合に、異常と判定して適切な処理(例えば、エラー報知)を行うことができる場合がある。
<外部端子板信号の出力例6>
図87は、外部端子板信号の出力例6を示すタイムチャートである。この例では、主制御部300は、可変入賞口234への入賞を2回検出したことにより、N(Nは正の整数)回目の外部出力信号設定処理において、1回目の払出予定情報信号としてハイレベルの信号を所定期間Taだけ出力した後に、所定期間Tc経過後のN+1回目以降の外部出力信号設定処理において、2回目の払出予定情報信号としてハイレベルの信号を所定期間だけ出力している。
一方、払出制御部600は、信号出力処理(ステップS711)において、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が所定数(この例では10)以上であると判定したタイミングで、払出情報信号を所定期間Tbだけ1回出力している。
この例では、主制御部300による2回目の払出予定情報信号のハイレベル信号の出力期間と、払出制御部600による1回目の払出情報信号のハイレベル信号の出力期間の一部が重なっている。このような構成とすれば、外部装置は、2回目の払出予定情報信号および1回目の払出情報信号を同時に検出することができ、両者の論理和や論理積を算出することによって、従来に無い新たな情報を取得できる場合がある。
<外部端子板信号の出力例7>
図88は、外部端子板信号の出力例7を示すタイムチャートであり、同図(a)は上記図83のタイムチャートの一部を抜き出して示したもの、同図(b)は同図(a)に示す例において特定異常検出フラグオンと判定した場合のタイムチャートである。
この例では、同図(b)に示すように、主制御部300は、外部出力信号設定処理において、出力要求数が1以上であり、かつ特定異常検出フラグオン(例えば、磁気異常を検出)の場合に、払出予定情報信号を出力しないように構成している。このような構成とすれば、パチンコ機100において何らかの異常が発生したことを外部に知らせることができ、不正行為などを未然に防止できる場合がある。
<外部端子板信号の出力例8>
図89は、外部端子板信号の出力例8を示すタイムチャートであり、同図(a)は正常時のタイムチャートの一部を抜き出して示したもの、同図(b)は異常発生時のタイムチャートである。
この例では、同図(b)に示すように、主制御部300は、外部出力信号設定処理において、出力要求数が1以上であり、かつ特定異常検出フラグオン(例えば、磁気異常を検出)の場合に、払出予定情報信号を出力していないが、セキュリティ情報信号を出力している。一方、払出制御部600は、信号出力処理(ステップS1708)において、払出時外部出力用払出数記憶部の払出数情報の値が所定数(この例では10)以上であると判定したタイミングで、払出情報信号を出力している。
このような構成とすれば、断線などが原因でセキュリティ情報信号が外部装置に出力できない場合でも、外部装置は、主制御部300からの払出予定情報信号と、払出制御部600からの払出情報信号の情報に基づいて、払出に関する異常の有無を把握できる場合がる。また、外部装置は、セキュリティ信号および払出情報信号を同時に検出することができ、両者の論理和や論理積を算出することによって、従来に無い新たな情報を取得できる場合がある。なお、セキュリティ情報信号を出力する場合には、セキュリティ情報信号を出力しない場合の払出予定情報信号の出力タイミングよりも所定時間だけ遅延させたタイミングで払出予定情報信号を出力するようにしてもよい。
<実施形態3>
以下、図面を用いて、本発明の実施形態3に係るパチンコ機(遊技台)について詳細に説明する。なお、図90〜図93及びこれらの参照符号は、本実施形態3における説明のみに使用するものとする。
図90は、上述の電源基板182、払出基板170、および主基板156間の電源供給例を示している。図90(a)に示す例では、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660を備える電源基板182から電源ラインpl01と電源ラインpl02とが引き出され、電源ラインpl01と電源ラインpl02が共に、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600を備える払出基板(払出制御基板)170に接続されている。電源投入後に一定時間経過したら電源ラインpl01にはDC(直流)12Vの電圧が印加され、電源ラインpl02にはDC12Vと異なる直流電圧が印加される。払出基板170からは電源ラインpl03が引き出され、電源ラインpl03は、遊技全般の制御処理を行う主制御部300を構成する主基板(主制御基板)156に接続されている。電源ラインpl03は払出基板170内で電源ラインpl01に接続されている。従って、電源投入後に一定時間経過したら主基板156には払出基板170を介して電源基板182からDC12Vの電圧が供給される。なお、これらの電圧値は一例であって、駆動する回路によってこれらと異なる電圧値の電圧を印加するようにしてももちろんよい。
図90(b)に示す例では、電源基板182から電源ラインpl04と電源ラインpl05、および電源ラインpl06が引き出されている。電源ラインpl04は主基板156に接続されている。電源ラインpl05と電源ラインpl06は共に、払出基板170に接続されている。電源投入後に一定時間経過したら電源ラインpl04と電源ラインpl05にはDC12Vの電圧が印加され、電源ラインpl06にはDC12Vと異なる直流電圧が印加される。つまり、電源投入後に一定時間経過したら主基板156には払出基板170を介さずに、電源基板182から直接にDC12Vの電圧が供給される。
図90(c)に示す例では、電源基板182から電源ラインpl07、電源ラインpl08、電源ラインpl09、および電源ラインpl10が引き出されている。電源ラインpl07と電源ラインpl08は主基板156に接続されている。電源ラインpl09と電源ラインpl10は共に、払出基板170に接続されている。電源投入後に一定時間経過したら電源ラインpl07と電源ラインpl09にはDC12Vの電圧が印加され、電源ラインpl08にはDC5Vの電圧が印加され、電源ラインpl10にはDC5V/12Vとは異なる直流電圧が印加される。つまり、電源投入後に一定時間経過したら主基板156には払出基板170を介さずに、電源基板182から直接にDC5VとDC12Vの2種類の電圧が供給される。
図91は、主基板156内の電源供給例を示している。本例では図90(a)に示す構成を用いて説明する。払出基板170から引き出された電源ラインpl03は主基板156内に引き込まれて、DC−DCコンバータ7001の入力端子に接続されている。DC−DCコンバータ7001は電源ラインpl03に印加されたDC12Vの電圧をDC5Vに変換する機能を有している。DC−DCコンバータ7001で生成されたDC5Vの電圧は電源ラインpl11に印加される。
電源ラインpl11には複数の分岐ラインが接続されており、所定の分岐ラインがリセットIC7003の電源端子Aに接続されている。電源投入後に一定時間経過したら電源端子AにDC5Vの電圧が駆動電圧として印加され、これによりリセットIC7003が駆動される。また、電源ラインpl11から分岐した別の分岐ラインがマイコン(CPU)304の電源端子Fに接続されている。電源投入後に一定時間経過したら電源端子FにDC5Vの電圧がマイコン304の駆動電圧として印加される。なお、リセットIC7003とマイコン304の駆動電圧は同じでなく異なっていてもよい。また、リセットIC7003やマイコン304の駆動電圧の電圧値自体と電源ラインpl11に印加される電圧の電圧値が同じでなく異なっているようにいてもよい。
リセットIC7003の信号入力端子Bは別の分岐ラインを介して電源ラインpl11に接続されている。リセットIC7003は、信号入力端子Bの端子電圧をモニタして、マイコン304の端子Fに印加されるマイコン304の駆動電圧の状態を把握するようになっている。一方、リセットIC7003の信号入力端子Cは所定の分岐ラインを介して電源ラインpl03に接続されている。リセットIC7003は、信号入力端子Cの端子電圧をモニタして、電源ラインpl03に印加されている電圧の状態を把握するようになっている。
リセットIC7003には少なくとも2つの信号出力端子D、Eが設けられている。信号出力端子Dからはリセット信号(起動信号)が出力され、信号出力端子Eからは低電圧信号が出力される。リセットIC7003は、信号入力端子Bの端子電圧がマイコン304の動作保証電圧(例えば、4.5V)を超えていないと判断したら、信号出力端子Dに出力しているリセット信号をネゲート(無効)状態にする。一方、信号入力端子Bの端子電圧がマイコン304の動作保証電圧を超えたと判断したら、信号出力端子Dに出力しているリセット信号をアサート(有効)状態にする。つまり、信号入力端子Bの端子電圧がマイコン304の動作保証電圧(例えば、4.5V)を超えていない場合に、信号出力端子Dに出力されているリセット信号がネゲート状態になり、信号入力端子Bの端子電圧がマイコン304の動作保証電圧を超えた場合には、信号出力端子Dに出力されているリセット信号がアサート状態になる。なお、リセットIC7003の端子の数は任意であり図示のものは一例示であり、説明に必要な端子を図示しているだけであって、端子の数、配置位置は図示のものと同じでもよいし同じでなくてもよい。
リセットIC7003の信号出力端子Dは、信号ラインpl12を介してマイコン304の信号入力端子Gに接続されている。信号入力端子Gはシステムリセット(XSRST)端子として用いられている。このため、信号ラインpl12に出力されているリセット信号がアサート状態になると、マイコン304はセキュリティモードに移行する。このように、リセットIC7003は、信号出力端子Dがリセット信号出力端子として機能して図4に示す起動信号出力回路340としての役割を果たしている。
リセットIC7003は、信号入力端子Cの端子電圧が所定の電圧値(例えば、9V)を超えていないと判断したら、信号出力端子Eに出力している低電圧信号をアサート状態にする。一方、信号入力端子Cの端子電圧が所定の電圧値を超えたと判断したら、信号出力端子Eに出力している低電圧信号をネゲート状態にする。
リセットIC7003の信号出力端子Eは、信号ラインpl13を介してマイコン304の信号入力端子Hに接続されている。信号入力端子Hはデータ端子D0〜D7のいずれか1つのデータ端子として用いられている。例えば、マイコン304は、信号ラインpl13に出力されている低電圧信号がネゲート状態になるまで、例えば図42のステップS103とステップS105の処理を繰り返す。このように、リセットIC7003は、信号出力端子Eが定電圧信号出力端子として機能して図4に示す電圧監視回路338としての役割を果たしている。
この例では信号ラインpl13上の低電圧信号がアサート状態からネゲート状態(あるいはその逆)になるときの信号入力端子Cの所定の閾値電圧値を9Vとしているがこれに限られない。例えば、上述の主制御部タイマ割込処理のステップS239およびステップS243における電断検出から電断処理に要する期間中にマイコン304が電断処理を継続できる電圧が電源端子Fに印加されていればよい。DC−DCコンバータ7001から電源ラインpl11に出力されるDC5V電圧は、DC−DCコンバータ7001に入力する電源ラインpl03のDC12V電圧が7V程度に低下する辺りから徐々に低下を始める。そこで、信号入力端子Cの端子電圧が所定の電圧値(例えば、9V)未満になると、信号出力端子Eに出力している低電圧信号をネゲート状態からアサート状態にするようにしている。所定の電圧値として例えば9Vを用いれば、電源ラインpl11の電圧が徐々に低下しても主制御部タイマ割込処理のステップS239およびステップS243における電断検出から電断処理に要する期間中にマイコン304が動作を継続できる。
図92は、電源基板182と主基板156内の電源供給例を示している。図91に示す電源供給構成と比較して説明すると、図91で主基板156内に配置されていたDC−DCコンバータ7001とリセットIC7003が、図92に示す構成では電源基板182上に配置されている。これにより、電源ラインpl11と信号ラインpl12およびpl13は電源基板182および主基板156の間を跨いで配線されている。このような構成によれば、DC5V、DC12V、およびその他の電圧値の電源を電源基板182で全て供給可能になるので、主基板156や払出基板170に電源供給用回路を設ける必要がなくなり、基板上の回路レイアウトに余裕を持たせることができる場合がある。
図93は、主基板156内の電源供給例を示している。図93(a)は、CPU304の外部マスカブル割込み端子XINTと外部ノンマスカブル割込み端子XNMIに電源ラインpl11の分岐ラインを接続して、両端子XINTおよびXNMIにDC5Vの電圧を常時印加している状態を示している。こうすることにより、両端子XINTおよびXNMIに入力する割込み信号は常にネゲート状態を維持するため、割込み端子による外部割込みを使用しない場合には、ノイズ等による誤動作を確実に防止することができる。図93(b)に示す構成は、図91に示す構成におけるCPU304の端子Hが外部ノンマスカブル割込み端子XNMIとして機能している場合を例示している。なお、割込み端子の符号のXは、ローアクティブを示しておりL信号が入力されてアサート状態となるが、ハイアクティブでアサート状態になる回路の場合はL信号(例えば、0V)を常に入力させるようにする。
<受信コマンド処理、受信コマンド取得処理、受信コマンド解析処理(詳細)>
図94〜図101を参照して受信コマンド処理、受信コマンド取得処理および受信コマンド解析処理の詳細について説明する。
図94および図95は、払出制御部600のRAM708の第二の領域708Bに設けられた、受信コマンドバッファエリアの一例を示す図である。
図94に示すように、受信コマンドバッファエリアは、固定長(ここでは、アドレス00H〜03H)の記憶領域(バッファ)をリング状に利用し、そのバッファにデータを格納するリングバッファとして設けられる。なお、ここでは、バッファのサイズとしてアドレス00H〜03Hの記憶領域を例示しているが、バッファのサイズはこれに限らない。受信コマンドバッファエリアでは、図示の如くデータの書き込み用ポインタ(設定ポインタ)と、データの読出し用ポインタ(解析ポインタ)を用いてデータ(受信コマンドの値)の設定と解析とを行う。どちらのポインタもバッファの終端(ここでは最下層)に達すると、バッファの先頭(ここでは最上層)に戻るように回転される。このようにして、概念的にあたかも環であるかのようにしてデータが処理され、実際の領域(固定長のバッファエリア)と二つのポインタ変数(設定ポインタと解析ポインタ)のみで、データが溢れることの無いバッファ管理を実現できる。
図94は、設定ポインタの値が直接、記憶領域のアドレスを示す例である。まず、同図(a)に示すように、設定ポインタと解析ポインタはいずれも受信コマンドバッファエリアの先頭アドレス(00H)の位置を参照している。リングバッファでは、読み出し用ポインタ(解析ポインタ)は、現在参照する位置からデータを読み出すが、書き込み用ポインタ(設定ポインタ)と参照アドレスが一致した場合には、データの読み込みを終了(待機)する。つまり同図(a)の状態では、設定ポインタと解析ポインタの位置が同じであるので、払出制御部600のCUPは、データの読み出しを待機している。
この状態で、払出制御部600が主制御部300から最初の受信コマンド(例えば、2AH(10球払出を指示する賞球コマンド)を受信すると、設定ポインタの位置(00H)に受信コマンドの値(2AH)が書き込まれ(同図(b))、設定ポインタは次のアドレス(01H)に移動する(同図(c))。なお、図94および図95においては、受信コマンドの値について16進数を示す「H」を省略して示す。
設定ポインタと解析ポインタとは異なるアドレスを参照しているため、解析ポインタはデータの読み込みを開始する。つまり解析ポインタは、先頭のアドレス(00H)に格納されている値(ここでは2AH)を参照し、当該値から受信コマンドの内容を解析して対応するモジュールにジャンプする(同図(c))。解析ポインタにより値が読み出された後に、解析ポインタが参照する記憶領域がクリアされ(同図(d))、解析ポインタは次のアドレス(01H)に移動する(同図(e))。なお、解析ポインタの値をインクリメントした後にデータを読み出してもよい。
次に受信コマンド(例えば、23H(3球払出を指示する賞球コマンド)を受信すると、設定ポインタの位置(01H)に受信コマンドの値(23H)が書き込まれ(同図(f))、設定ポインタは次のアドレス(02H)に移動する(同図(g))。次の受信コマンド(例えば、2FH(15球払出を指示する賞球コマンド)を受信すると、設定ポインタの位置(02H)に受信コマンドの値(2FH)が書き込まれ(同図(h))、設定ポインタは次のアドレス(03H)に移動する(同図(i))。解析ポインタは現在のアドレス(01H)に格納されている値(ここでは23H)を参照し、当該値から受信コマンドの内容を解析して対応するモジュールにジャンプし(同図(i))、その後、解析ポインタの参照する記憶領域がクリアされる(同図(j))。解析ポインタの参照する記憶領域がクリアされると、解析ポインタは次のアドレス(02H)に移動し(同図(k))、(設定ポインタの位置とは不一致であるので)バッファの値(2FH)を読み込んで解析する。その後、解析ポインタの参照する記憶領域がクリアされ(同図(l))、解析ポインタは次のアドレス(03H)に移動する(同図(m))。
同図(m)の状態では、設定ポインタと解析ポインタの参照アドレスが一致しているため、解析ポインタはデータの読み込みを待機する。次の受信コマンド(例えば、23H)を受信すると、設定ポインタの位置(03H)に受信コマンドの値(23H)が書き込まれ(同図(n))、設定ポインタは次のアドレス(00H)に移動する(同図(o))。解析ポインタは現在のアドレス03Hの値23Hを読出し、解析を行う(同図(o))。以下同様に、データの書き込みと読み出しが行われる。
図94は、受信コマンドバッファエリアの他の例を示す図である。同図に示す例では、設定ポインタおよび解析ポインタが参照する位置(その値)と、実際にデータが格納された記憶領域のアドレスとが異なる場合を示している。つまり、設定ポインタおよび解析ポインタが参照する位置(その値)に基づき、データが格納されたアドレスを算出して、データの書き込み及び読み込みを行うものである。
図94(a)を参照して、受信コマンドが格納される受信コマンドバッファエリアとして、例えばアドレス7F10H〜7F13Hまでの領域が確保されている。一方、設定ポインタは、例えばRAM708のアドレス7F0EHに記憶され、解析ポインタは例えば、RAM708のアドレス7F0FHに記憶されており、設定ポインタと解析ポインタにそれぞれ図示の値(例えば、00H〜03H)をセットする。
つまり、同図の状態では、設定ポインタと解析ポインタはいずれもの先頭の値00Hがセットされており、受信コマンドバッファエリアにはデータが格納されていない。
この状態で、払出制御部600が主制御部300から最初の受信コマンド(例えば、2AH)を受信した場合、設定ポインタにセットされた値(00H)に基づいて所定の演算処理を行い、受信コマンドバッファエリアの先頭アドレスの値(7F10H)を算出する。そして受信コマンドバッファエリアのアドレス7F10Hに受信コマンド(2AH)を格納する(同図(b))。そして、受信コマンド格納された後、設定ポインタの位置は更新(インクリメント)され、次のアドレスに移動する。解析ポインタは、セットされている値(00H)に基づいて所定の演算処理を行い、受信コマンドバッファエリアの先頭アドレスの値(7F10H)を算出する。そして受信コマンドバッファエリアのアドレス7F10Hのデータ(2AH)を読み込み、解析する(同図(c))。その後、受信コマンドバッファエリアのアドレス7F10Hがクリアされ(同図(d))、解析ポインタが更新されて次のアドレスの値がセットされる(同図(e))。この状態で、払出制御部600が主制御部300から次の受信コマンド(例えば、23H)を受信した場合、設定ポインタにセットされる値(01H)に基づいて所定の演算処理を行い、受信コマンドバッファエリアの先頭アドレスの値(7F11H)を算出し、当該アドレス7F11Hに受信コマンド(23H)を格納する(同図(f))。その後、設定ポインタは次のアドレスを参照し、解析ポインタはセットされた値(01H)に基づいて所定の演算処理を行い、受信コマンドバッファエリアのアドレス7F11Hを算出して、格納されているデータ(23H)を取得し、解析する。以降、同様の処理を繰り返してデータの格納と解析が行われる。
なお、設定ポインタおよび解析ポインタにセットする値は、実際には、0〜15(4ビット)の値を用い、インクリメント関数で値の更新をしている。設定ポインタおよび解析ポインタは8ビットであるが、ポインタには、セットする値(4ビットで0〜15)と0FHとの論理積の演算結果をセットするので、0〜15の範囲で循環させることが可能になる。
<記憶領域の構成>
図96(a)(b)は、本実施形態の受信コマンド処理、受信コマンド取得処理および受信コマンド解析処理において使用する記憶領域の一部の構成を示す概要図である。また図96(c)は、主制御部300が払出制御部600に送信するコマンド(受信コマンド)の一例である。
図96(a)は、払出制御用マイクロコンピュータ770の内蔵レジスタの一部である、ステータスレジスタ772と受信データレジスタ774の概要図である(図39参照)。ステータスレジスタ772にはシリアル通信回路の状態を示す情報が格納され、受信データレジスタ774には、受信コマンドが格納される。なお、ここでは払出制御部600で受信したコマンドを格納する受信データレジスタ774として示しているが、送受信データが格納される送受信データレジスタであってもよい。
図96(b)は、払出制御部600のRAM708の第二の領域708Bの構成を示す概要図である。同図に示すように、第二の領域708Bは例えば、アドレス7F0EH〜7F13Hまでの領域で構成され、アドレス7F0EHが設定ポインタ保存用エリア7081であり、アドレス7F0FHが解析ポインタ保存用エリア7082であり、アドレス7F10H〜7F13Hが受信コマンドバッファエリア(リングバッファ)708Rである。
受信コマンドバッファエリア708Rには、同図(c)で示す受信コマンドが格納される。同図(c)の内容は、図47(b)に示すものと同様であるので、説明は省略する。
<受信コマンド処理(詳細)>
図97を参照して、受信コマンド処理の一例について、詳細に説明する。上述したように、受信コマンド処理は、払出制御部割込み処理(図65)のステップS404において行われる処理(図66参照)である。また、以下の説明では図93に示したように、設定ポインタおよび解析ポインタの値に基づき、受信コマンドバッファエリアのアドレスを間接的に算出して参照する場合を例に示す。つまり、初期状態では、設定ポインタおよび解析ポインタの値はいずれも00Hであり、最初にデータが格納される領域は、受信コマンドバッファエリアのアドレス7F10Hである。
まず、払出制御部600のCPUはステータスレジスタ772の特定ビットを参照して「受信完了」になった場合に、受信データレジスタ774から受信データ(受信コマンド)を読み込む(1)。
受信コマンドの格納先は、一例として、設定ポインタ保存エリア7081の値と、受信コマンドバッファエリア708Rの先頭アドレスに基づいて求める。すなわち、設定ポインタ保存エリア7081(アドレス7F0EH)の値(01H)に、受信コマンドバッファエリア708Rの先頭アドレス7F10Hを加算して格納先のアドレス7F11Hを算出する(2)。払出制御部600のCPUは、受信データレジスタ774の受信コマンドを、受信コマンドバッファエリア708Rのアドレス7F11Hに格納する(3)。受信データレジスタ774から受信コマンドが読み出されると、ステータスレジスタ772の特定ビットがクリアされる。また、払出制御部600のCPUは、設定ポインタの値を更新(インクリメント)する(4)。
なお、払出制御部600のCPUが、受信データレジスタ774の受信コマンドを、受信コマンドバッファエリア708Rのアドレス7F11Hに格納するとともに、ステータスレジスタ772の特定ビットをクリアしてもよい。
<受信コマンド取得処理(詳細)>
図98を参照して、受信コマンド取得処理の一例について、詳細に説明する。受信コマンド取得処理は、払出制御部メイン処理(図64)のステップS309において行われる処理(図67のステップS701)である。
まず、払出制御部600のCPUは、設定ポインタ保存エリア7081の値(ここでは02H)と、解析ポインタ保存エリア7082の値(ここでは01H)の値を比較し(1)、これらの値が不一致である場合、解析を行う。解析するデータ(受信コマンド)の格納先は、一例として、解析ポインタ保存エリア7082の値と、受信コマンドバッファエリア708Rの先頭アドレスに基づいて求める。すなわち、解析ポインタの値(ここでは01H)と、受信コマンドバッファエリア708Rの先頭アドレス7F10Hを加算して格納先のアドレス7F11Hを算出する(2)。払出制御部600のCPUは、受信コマンドバッファエリア708Rのアドレス7F11Hに格納されているデータを別の領域(例えば、Aレジスタ722など)に格納し、受信コマンドバッファエリア708Rのアドレス7F11Hのデータをクリアする(3)。また、払出制御部600のCPUは、解析ポインタの値を更新(インクリメント)する(4)。
この後、払出制御部600のCPUは、Aレジスタ722に格納した受信コマンドの種別(賞球コマンドであるか、通信確認コマンドであるか)を解析し、対応するモジュールにジャンプする。
<受信コマンド解析処理>
図99〜図101を参照して、受信コマンド解析処理の一例について、詳細に説明する。受信コマンド解析処理は、払出制御部メイン処理のステップS309において行われる処理(図67のステップS702)である。
図99は受信コマンドのデータの一例とジャンプテーブルの関係を示す図である。同図(a)は、受信コマンドのビット単位の設定例(内容)を示す図であり、同図(b)はジャンプテーブルの一例を示す図である。
同図(a)に示すように、受信コマンドは8ビットデータであり、上位4ビットがコマンド種別を示し、下位4ビットが実データを示している。例えば、上位4ビットの値が「1」の場合が主制御通信確認コマンドであり、そのうち、下位4ビットの実データ部分の値が「0」の場合に初期起動時であることを示し、下位4ビットの実データ部分の値が「1」の場合に復帰起動時であることを示す。また、例えば、上位4ビットの値が「2」の場合が賞球コマンドであり、そのうち、下位4ビットの実データ部分の値が「3」の場合に3球の払い出しであることを示し、下位4ビットの実データ部分の値が「10」の場合に10球の払い出しであることを示し、下位4ビットの実データ部分の値が「15」の場合に15球の払い出しであることを示す。なお、上位4ビットのコマンド種別と下位4ビットの実データは別々に一時保存されるが、これについては後述する。
同図(b)は、ジャンプテーブルの一例を示す。ジャンプテーブルは、払出制御部600のROM706の、ROM制御領域に設けられ、アドレス0700Hに、主制御通信確認コマンド受信処理(プログラム)の先頭アドレス0750Hのうちの下位8ビット(または上位8ビット)が記憶され、0701Hには、主制御通信確認コマンド受信処理の先頭アドレス(ここでは0750H)のうちの上位8ビット(または下位8ビット)が記憶されている。また、アドレス0702Hに、賞球数コマンド受信時処理(プログラム)の先頭アドレス(ここでは0780H)のうちの下位8ビット(または上位8ビット)が記憶され、0703Hには、賞球数コマンド受信時処理の先頭アドレス0780Hのうちの上位8ビット(または下位8ビット)が記憶されている。
払出制御部600のCPUは、賞球コマンドの上位4ビットを解析し、「1」の場合は、同図(b)のジャンプテーブルのアドレス0700Hを参照し、主制御通信確認コマンド受信時処理の先頭アドレス(ここでは0750H)にジャンプする。また、払出制御部600のCPUは、賞球コマンドの上位4ビットを解析し、「2」の場合は、同図(b)のジャンプテーブルのアドレス0702Hを参照し、賞球数コマンド受信時処理の先頭アドレス(ここでは0780H)にジャンプする。
図100および図101は、引き続き、受信コマンド解析処理の詳細を示す図であり、図98の(3)でAレジスタに格納された受信コマンドの解析例を示す図である。
図100(a)では、Aレジスタに例えば、3球払出を指示する賞球コマンド(23H)として「00100011」が格納されている場合を示す。まず、払出制御部600のCPUは、後にコマンド種別の判定を行うため、Aレジスタの値をBレジスタに退避する。なお、上述したように本実施形態では、図66(b)のステップS1403で賞球コマンド受付許可フラグがオフになっている場合には受信コマンドをバッファに格納せずに処理を終了し、また図67のステップS706で賞球コマンド受付許可フラグがオフになっている場合には、賞球コマンド受信時処理を行わずに処理を終了している。しかし図100(a)に示すタイミング(賞球コマンドをバッファに格納した後に)で、上位4ビットを参照して賞球コマンドであることを解析し、賞球コマンドの受付が不可(賞球コマンド受付許可フラグがオフ)となっている場合には、コマンドを破棄して処理を終了してもよい。また、主制御通信確認コマンドおよび賞球コマンド以外のコマンドを破棄した場合や、賞球コマンド受付許可フラグをオフすることで意図しない賞球コマンドを破棄した場合であっても、主制御部300にエラーである旨を送信しなくてもよい。
次に、同図(b)に示すように、Aレジスタの下位4ビットの値を取得するためにAレジスタの値「00100011」と0FH(「00001111」)の論理積を算出してAレジスタに格納する。この結果Aレジスタの値は上位4ビットがマスクされ実データ部分の値のみ(「00000011」)となる。
次に、同図(c)に示すように、Aレジスタの値(実データ部分)をCレジスタに退避し、その後、同図(d)に示すように、コマンド種別判定のためにBレジスタの値「00100011」をAレジスタに格納(復帰)する。なお、実データ部分の対比処理と、コマンド種別判定のための復帰処理の順番は、逆でもよい。
次に、同図(e)に示すように、Aレジスタの上位4ビットの値を取得するためにAレジスタの値「00100011」とF0H(「11110000」)の論理積を算出してAレジスタに格納する。この結果Aレジスタの値は下位4ビットがマスクされ、コマンド種別を示す値のみ(「00100000」)となる。
引き続き図101(a)では、Aレジスタの値について右シフトを4回行う。これによりAレジスタの値は、賞球コマンドの場合は図示の如く「00000010」となる(主制御通信確認コマンドの場合は、「00000001」となる)。
同図(b)では、オフセット算出のため、Aレジスタの値を減算(デクリメント)し、「00000001」を得る。その後、同図(c)に示すようにAレジスタのデクリメント後の値と特定の値(ここでは例えば02H)を比較(CP 02H命令)する。このタイミングで(デクリメント後の)Aレジスタの値は、通常では00Hまたは01Hであるので、キャリーが発生した場合には、正常なコマンドであり、キャリーが発生しなかった場合には意図しないコマンドと判定できる。したがって、キャリーが発生しなかった場合には意図しないコマンドであるとして処理を終了する。なお、特定の値との比較は減算処理前に行ってもよい。
次に、同図(d)では、図99(b)に示したジャンプテーブルの先頭アドレス0700Hを、払出制御部600のHLレジスタ(ペアレジスタ)724に格納する。
次に、同図(e)に示すように、HLレジスタの値に、同図(b)のAレジスタの値を2倍した値「00000010」を加算し、加算後のHLレジスタに記憶されているアドレスにジャンプする(モジュールに移行する)。HLレジスタに記憶されているアドレスへのジャンプは、例えば、「JP(HL)命令」などで行う。この例では、ジャンプテーブルのアドレス0702Hに格納されているアドレス0780Hにジャンプし、賞球数コマンド受信時処理が実行される。
また、図示は省略するが、受信コマンドが主制御通信確認コマンドの場合、同図(b)のAレジスタの値が「00000000」となる。つまり、同図(e)でHLレジスタに加算するAレジスタの値の2倍値も「00000000」となり、ジャンプテーブルのアドレス0700Hに格納されているアドレス0750Hにジャンプすることとなり、主制御通信確認コマンド受信時処理が実行される。
なお、同図(e)の後に、賞球数コマンド受信時処理に移行した場合は、図100(c)においてCレジスタに退避した実データ部分が賞球数となるので、この賞球数を図69(a)のステップS1102または図69(b)のステップS1203において、次賞球数エリアに加算する処理を行う。なお、賞球個数についての不正対策は行っていないが、賞球個数の不正対策として、Cレジスタに退避した実データ部分(下位4ビット)を参照する処理を行ってもよい。
以上、受信コマンド処理、受信コマンド取得処理および受信コマンド解析処理について説明したが、送信コマンド処理(図65のステップS412)や、送信コマンド出力処理(図64のステップS311)は、上述の受信コマンド処理、受信コマンド取得処理および受信コマンド解析処理の少なくとも一つ以上と同様に実行してもよい。
なお、主制御通信確認コマンドは定期的に払出制御部600に送信しているが、賞球コマンド送信前だけ送信するようにしてもよく、その場合、初回の主制御通信確認コマンドのみ、賞球コマンドと別に送信するようにしてもよい。また、例えば、賞球コマンド1送信につき、主制御通信確認コマンド1送信するものとしてもよい。また、主制御部タイマ割込み処理の1割込みにつき1送信、あるいは1割り込みにつき複数送信、1割り込みにつきグループ単位で送信、1割り込みにつき255を超えない範囲で複数送信などを行うものであってもよい。
また、賞球が発生した場合の賞球コマンドの送受信の際に、デバイス等の状態に関する情報を送受信すると通信量が増えすぎてしまうため、主制御部300と払出制御部600の間で定期的に通信確認コマンドを送受信する場合には、払出制御部600では側は通信確認コマンドの送受信のタイミングで、デバイス等の状態に関する情報も送受信するとよい。
また、主制御通信確認コマンドを受信しない場合には、エラーに関するコマンドを主制御部300に送信しないものとしてもよい。この場合、エラーコマンドを使って、所定の種別のエラーは送信するなど一部のエラーについては送信するものとしてもよい。
また、主制御通信確認コマンドを受信した場合、主制御部300に、複数種類のコマンドを、別々のタイミング(例えば、異なるメイン処理など)で送信する場合がある。例えば、複数種類のコマンドの送信が同時に発生した場合には、例えばエラーコマンドの上位4ビットが小さいもの順に送るなどとしてもよいし、上位4ビットが大きいもの順に送るなどとしてもよい。また、賞球コマンドは賞球に関わる重要なコマンドであることから、コマンドを暗号化してもよい。
また、上記の実施形態で説明した各処理のフローは、同様の機能が得られるものであれば、図示の流れに限定されるものではなく、処理順序は適宜入れ替えることが可能である。
また、払出制御部メイン処理で受信コマンド処理(ステップS404)を実行し、払出制御部割込み処理でコマンド解析処理(ステップS309)を実行するようにしてもよし、払出制御部メイン処理で受信コマンド処理(ステップS404)とコマンド解析処理(ステップS309)を実行するようにしてもよいし、払出制御部割込み処理で受信コマンド処理(ステップS404)とコマンド解析処理(ステップS309)を実行するようにしてもよい。
なお、図69(b)に示す賞球コマンド受信時処理では、払出制御部割込み処理(図65)における受信コマンド処理(ステップS404)の、賞球コマンド受付許可フラグの判定処理(図66(b)のステップS1403)では、賞球コマンド受付許可フラグがオフであっても、本ステップの賞球コマンド受付許可フラグがオンの場合には、次のステップS1203に進む。つまり、払出制御部割込み処理では不正なコマンドと判定されても、本ステップにおいて正常な受信コマンドとしての処理を行う場合がある。
<主制御部のデータテーブル>
次に、パチンコ機100の主制御部300のROM306が記憶しているデータテーブルについて説明する。
<特図当否判定用テーブル>
図102(a)は特図当否判定用低確率状態テーブル(特図1)の一例を示したものであり、同図(b)は特図当否判定用高確率状態テーブル(特図1)の一例を示したものである。また、同図(c)は特図当否判定用低確率状態テーブル(特図2)の一例を示したものであり、同図(d)は特図当否判定用高確率状態テーブル(特図2)の一例を示したものである。
これらの特図当否判定用テーブルには、特図確変の有無(特図高確率状態または特図低確率状態)と、特図大当り判定用の抽選値データと、特図変動遊技の当否結果が対応付けされて記憶されている。主制御部300の基本回路302は、この当否判定用テーブルと、特図確変の有無と、第1特図始動口230(または第2特図始動口232)に球が入賞したことを所定の球検出センサが検出した場合に取得する特図当選乱数値に基づいて、特図1変動遊技(または特図2変動遊技)の当否結果を決定する大当り判定を行う。
<特図当否判定用テーブル/特図1変動遊技の大当り判定>
特図1変動遊技の大当り判定で特図低確率状態(特図確変なし)の場合には、同図(a)に示す特図当否判定用低確率状態テーブル(特図1)を参照し、取得した特図当選乱数値が10001〜10219である場合は、特図1変動遊技の当選(大当り)と判定してRAM308に設けた大当りフラグの格納領域に大当りとなることを示す情報を設定する(以下、大当りフラグの格納領域に大当りの情報を設定することを「大当りフラグをオンに設定する」という)。また、取得した特図当選乱数値が10220〜10384である場合は、特図1変動遊技の当選(小当り)と判定してRAM308に設けた小当りフラグの格納領域に小当りとなることを示す情報を設定する(以下、小当りフラグの格納領域に小当りの情報を設定することを「小当りフラグをオンに設定する」という)。
また、取得した特図当選乱数値が0〜10000または10385〜65535の数値である場合には、特図変動遊技のはずれと判定して上述の大当りフラグと小当りフラグの格納領域に、はずれとなることを示す情報を設定する(以下、大当りフラグの格納領域に、はずれの情報を設定することを「大当りフラグをオフに設定する」といい、小当りフラグの格納領域に、はずれの情報を設定することを「小当りフラグをオフに設定する」という)。
本実施形態では、特図当選乱数値の取り得る数値範囲は0〜65535(数値範囲の大きさは65536)、特図低確率状態における大当りの抽選値データの数値範囲は10001〜10219(数値範囲の大きさは219)であるから、特図低確率状態の特図1変動遊技の大当りの当選確率は、約1/299(=219/65536)であり、特図低確率状態における小当りの抽選値データの数値範囲は10220〜10384(数値範囲の大きさは164)であるから、特図低確率状態の特図変動遊技の小当りの当選確率は、約1/399(=165/65536)である。
また、特図1変動遊技の大当り判定で特図高確率状態(特図確変あり)の場合には、同図(b)に示す特図当否判定用高確率状態テーブル(特図1)を参照し、取得した特図当選乱数値が10001〜12185である場合は、特図1変動遊技の当選(大当り)と判定して大当りフラグをオンに設定する。また、取得した特図当選乱数値が12186〜12349である場合は、特図1変動遊技の当選(小当り)と判定して小当りフラグをオンに設定する。また、取得した特図当選乱数値が0〜10000または12350〜65535の数値である場合には、特図変動遊技のはずれと判定して大当りフラグおよび小当りフラグをオフに設定する。
本実施形態では、特図当選乱数値の取り得る数値範囲は0〜65535(数値範囲の大きさは65536)、特図高確率状態における大当りの抽選値データの数値範囲は10001〜12185(数値範囲の大きさは2185)であるから、特図高確率状態の特図1変動遊技の大当りの当選確率は、約1/30(=2185/65536)であり、特図高確率状態における小当りの抽選値データの数値範囲は12186〜12349(数値範囲の大きさは164)であるから、特図高確率状態の特図変動遊技の小当りの当選確率は、約1/399(=163/65536)である。しがって、特図1変動遊技においては、特図高確率状態の特図変動遊技の小当りの当選確率は、特図低確率状態の特図変動遊技の小当りの当選確率とほぼ同一に設定されている。なお、本実施例においては、特図の抽選確率状態に関わらずに大当りとなる乱数(例えば10001)を設定しているが、複数の抽選確率状態で、大当りとなる乱数が重複しないように設定しても良い。
<特図当否判定用テーブル/特図2変動遊技の大当り判定>
特図2変動遊技の大当り判定で特図低確率状態(特図確変なし)の場合には、同図(c)に示す特図当否判定用低確率状態テーブル(特図2)を参照し、取得した特図当選乱数値が10001〜10219である場合は、特図2変動遊技の当選(大当り)と判定して大当りフラグをオンに設定する。また、取得した特図当選乱数値が0〜10000または10220〜65535の数値である場合には、特図変動遊技のはずれと判定して大当りフラグおよび小当りフラグをオフに設定する。
本実施形態では、特図当選乱数値の取り得る数値範囲は0〜65535(数値範囲の大きさは65536)、特図低確率状態における大当りの抽選値データの数値範囲は10001〜10219(数値範囲の大きさは219)であるから、特図低確率状態の特図2変動遊技の大当りの当選確率は、約1/299(=219/65536)である。
また、特図2変動遊技の大当り判定で特図高確率状態(特図確変あり)の場合には、同図(d)に示す特図当否判定用高確率状態テーブル(特図1)を参照し、取得した特図当選乱数値が10001〜12185である場合は、特図2変動遊技の当選(大当り)と判定して大当りフラグをオンに設定する。また、取得した特図当選乱数値が0〜10000または12186〜65535の数値である場合には、特図変動遊技のはずれと判定して大当りフラグおよび小当りフラグをオフに設定する。
本実施形態では、特図当選乱数値の取り得る数値範囲は0〜65535(数値範囲の大きさは65536)、特図高確率状態における大当りの抽選値データの数値範囲は10001〜12185(数値範囲の大きさは2185)であるから、特図高確率状態の特図2変動遊技の大当りの当選確率は、約1/30(=2185/65536)である。なお、本実施形態では、特図1に小当りを振り分けつつ、特図2には小当りを振り分けていないが、逆に特図2にのみ小当りを振り分けても良いし、両方に振り分けても良い。また、小当り自体を設けなくても良い。
<普図当否判定用テーブル>
図103(a)は普図当否判定用低確率状態テーブルの一例を示したものであり、同図(b)は普図当否判定用高確率状態テーブルの一例を示したものである。
これらの普図当否判定用テーブルには、特図確変の有無(特図高確率状態または特図低確率状態)と、普図当り判定用の抽選値データと、普図変動遊技の当否結果が対応付けされて記憶されている。主制御部300の基本回路302は、この普図当否判定用テーブルと、特図確変の有無と、普図始動口228aまたは普図始動口228bを球が通過したことを所定の球検出センサが検出した場合に取得する普図当選乱数値に基づいて、普図変動遊技の当否結果を決定する当り判定を行う。
<普図当否判定用テーブル/普図変動遊技の当り判定>
普図変動遊技の当り判定で特図低確率状態(特図確変なし)の場合には、同図(a)に示す普図当否判定用低確率状態テーブルを参照し、取得した普図当選乱数値が49である場合は、普図変動遊技の当選(当り)と判定してRAM308に設けた当りフラグの格納領域に当りとなることを示す情報を設定する(以下、当りフラグの格納領域に当りの情報を設定することを「当りフラグをオンに設定する」という)。また、取得した普図当選乱数値が0〜48または50〜99の数値である場合には、普図変動遊技のはずれと判定して上述の当りフラグの格納領域に、はずれとなることを示す情報を設定する(以下、当りフラグの格納領域に、はずれの情報を設定することを「当りフラグをオフに設定する」という)。
本実施形態では、普図当選乱数値の取り得る数値範囲は0〜99(数値範囲の大きさは100)、特図低確率状態における当りの抽選値データの数値範囲は49(数値範囲の大きさは1)であるから、特図低確率状態の普図変動遊技の当りの当選確率は、1/100である。
また、普図変動遊技の当り判定で特図高確率状態(特図確変あり)の場合には、同図(b)に示す普図当否判定用高確率状態テーブルを参照し、取得した普図当選乱数値が0〜99の数値範囲の場合は、普図変動遊技の当選(当り)と判定して当りフラグをオンに設定する。
本実施形態では、普図当選乱数値の取り得る数値範囲は0〜99(数値範囲の大きさは100)、特図高確率状態における当りの抽選値データの数値は100であるから、特図高確率状態の普図変動遊技の当りの当選確率は、100/100=100%である。このように、特図高確率状態における普図変動遊技の当選確率は、特図低確率状態における普図変動遊技の当選確率よりも高く設定されており、特図高確率状態は、特図低確率状態よりも普図変動遊技に当選しやすい状態である。なお、普図の当選確率は特に限定されず、例えば、特図高確率状態における普図変動遊技の当選確率と特図低確率状態における普図変動遊技の当選確率の両方を100%に設定してもよい。逆に、特図低確率状態においては普図の当選確率を0%に設定しても良い。
<普図の当り時動作テーブル>
図103(c)は、普図の当り時の動作を定義した当り時動作テーブルの一例である。主制御部300の基本回路302は、同図(c)に示すテーブルと、取得した図柄抽選乱数値に基づいて、普図停止図柄の種類を決定する普図図柄抽選を行う。なお、当りフラグがオンの場合には、上述の普図当選乱数値から生成した当り用図柄乱数値を図柄抽選乱数値として使用し、当りフラグがオフの場合には、上述の普図当選乱数値から生成したはずれ用図柄乱数値を図柄抽選乱数値として使用する。
本例の普図図柄抽選では、普図が当りの場合には、50/100の確率で普図Aを選択し、50/100の確率で普図Bを選択し、普図がはずれの場合には、100/100の確率で普図Cを選択する。そして、時短未作動時に普図Aを選択した場合には、電チュー232を100ms開放した後に500ms閉鎖し、次に5250ms開放する制御を行い、時短作動時に普図Aを選択した場合には、電チュー232を180ms開放した後に500ms閉鎖する制御を3回行う。
また、時短未作動時に普図Bを選択した場合には、電チュー232を100ms開放する制御を行い、時短作動時に普図Bを選択した場合には、電チュー232を2400ms開放した後に500ms閉鎖し、次に1450ms開放した後に500ms閉鎖し、最後に1450ms開放する制御を行う。
本実施形態では、時短未作動時における普電役開放時間の平均時間を時短作動時における普電役開放時間の平均時間よりも短いものとしたがこれに限らず、時短未作動時の方が普電役開放時間の平均時間が長くても良い。
<特図1決定用テーブル>
図104(a)は、特図1の停止図柄を決定する際に用いる特図決定用テーブルの一例であり、同図(b)は、特図1の停止図柄の各々に対応する大当り動作の一例を示した図である。
主制御部300の基本回路302は、この特図決定用決定テーブルと、取得した図柄抽選乱数値に基づいて、特図1停止図柄(または特図2停止図柄)の種類を決定する図柄抽選を行う。なお、大当りフラグがオンの場合には、上述の特図当選乱数値から生成した大当り用図柄乱数値を図柄抽選乱数値として使用し、小当りフラグがオンの場合には、上述の特図当選乱数値から生成した小当り用図柄乱数値を図柄抽選乱数値として使用し、大当りフラグおよび小当りフラグがオフの場合(大当り判定結果および小当り判定結果がはずれの場合)には、上述の特図当選乱数値から生成したはずれ用図柄乱数値を図柄抽選乱数値として使用する。
特図1変動遊技の図柄抽選において特図1変動遊技の当否判定結果が大当りのときは、30/100の確率で特図Aを選択し、25/100の確率で特図Bを選択し、25/100の確率で特図Cを選択し、10/100の確率で特図Dを選択し、10/100の確率で特図Eを選択する。また、特図1変動遊技の当否判定結果が小当りのときは、図柄抽選乱数値(小当り用図柄乱数値)とは無関係に、すなわち、小当り時に100%の確率で特図Fを選択する。また、特図1変動遊技の当否判定結果が、はずれのときは、図柄抽選乱数値(はずれ用図柄乱数値)とは無関係に、すなわち、はずれ時に100%の確率で特図Gを選択する。
また、特図A、特図B、特図D、または特図Eを選択した場合には、大当り遊技終了後に特図高確率状態(確変)に移行するが、特図Cを選択した場合には大当り遊技終了後に特図低確率状態(非確変)に移行する。また、特図A、特図B、特図C、または、特図Dを選択した場合には、特図高確率状態および特図低確率状態のいずれ状態でも大当り遊技終了後に時短(電サポ)を付与する。なお、特図Cを選択した場合には、付与する時短を特図1の100変動分としている。また、特図低確率状態かつ時短未作動時に特図Eを選択した場合には、大当り遊技終了後に時短を付与せず潜伏確変状態となり、特図低確率状態かつ時短未作動時以外の状態で特図Eを選択した場合には、大当り遊技終了後に時短を付与する。
なお、本実施形態では、時短のみ特図の変動回数に応じて性能が変化するものとしたが、これに限らず、確変も特図の変動回数に応じて性能を変化させても良い。例えば特図高確率状態で特図が100変動したことに基づいて特図低確率状態に移行させても良い。また、当否判定とは別に転落抽選を実行し、該転落抽選に当選した場合に特図高確状態から特図低確率状態に移行させても良い。
同図(b)に示すように、特図1の図柄抽選の結果、特図Aを選択した場合には、第二アタッカ(可変入賞口235)を29000msの開放時間で開放する大当り遊技を15回(ラウンド)行い、特図Bまたは特図Cを選択した場合には、第一アタッカ(可変入賞口234)を29000msの開放時間で開放する大当り遊技を7回(ラウンド)行い、特図Dを選択した場合には、第一アタッカ(可変入賞口234)を29000msの開放時間で開放する大当り遊技を2回(ラウンド)行う。
また、特図低確率状態かつ時短未作動時に特図Eを選択した場合には、第一アタッカ(可変入賞口234)を100msの開放時間で開放する大当り遊技を2回(ラウンド)行い、特図低確率状態かつ時短未作動時以外の状態で特図Eを選択した場合には、第一アタッカ(可変入賞口234)を29000msの開放時間で開放する大当り遊技を2回(ラウンド)行う。すなわち、特図低確率状態かつ時短未作動時に特図Eを選択した場合には第一アタッカ(可変入賞口234)の入球が困難であり、特図低確率状態かつ時短未作動時以外に特図Eを選択した場合には第一アタッカ(可変入賞口234)の入球が容易となる。また、特図F(小当り)を選択した場合には、第一アタッカ(可変入賞口234)を100msの開放時間で2回開放し、特図低確率状態かつ時短未作動時に特図Eを選択した場合と同様の制御を行う。
なお、第一アタッカ(可変入賞口234)と第二アタッカ(可変入賞口235)の開放パターンは、図104(b)に示す例に限定されず、例えば、1回の大当り遊技中に第一アタッカ(可変入賞口234)と第二アタッカ(可変入賞口235)の両方を開閉する制御を行ってもよい。また、特図1が大当りとなった場合には、必ず第一アタッカ(可変入賞口234)のみが開放し、特図1が大当りとなった場合には、第二アタッカ(可変入賞口235)が開放しないようにしていても良い。また、あらかじめ定められた数の遊技球が可変入賞口に入賞した場合には、あらかじめ定められた開放時間に達する前に可変入賞口を閉鎖状態に移行させても良い。
<特図2決定用テーブル>
図105(a)は、特図2の停止図柄を決定する際に用いる特図決定用テーブルの一例であり、同図(b)は、特図2の停止図柄の各々に対応する大当り動作の一例を示した図である。
特図2変動遊技の図柄抽選において特図2変動遊技の当否判定結果が大当りのときは、70/100の確率で特図aを選択し、5/100の確率で特図bを選択し、25/100の確率で特図cを選択する。また、特図2変動遊技の当否判定結果が、はずれのときは、図柄抽選乱数値(はずれ用図柄乱数値)とは無関係に、すなわち、はずれ時に100%の確率で特図dを選択する。
また、特図a、または特図bを選択した場合には、大当り遊技終了後に特図高確率状態(確変)に移行するが、特図cを選択した場合には大当り遊技終了後に特図低確率状態(非確変)に移行する。また、特図a、特図b、または特図cを選択した場合には、特図高確率状態および特図低確率状態のいずれ状態でも大当り遊技終了後に時短(電サポ)を付与する。なお、特図cを選択した場合には、付与する時短を特図2の100変動分としている。
同図(b)に示すように、特図2の図柄抽選の結果、特図aを選択した場合には、第二アタッカ(可変入賞口235)を29000msの開放時間で開放する大当り遊技を15回(ラウンド)行い、特図bまたは特図cを選択した場合には、第二アタッカ(可変入賞口235)を29000msの開放時間で開放する大当り遊技を7回(ラウンド)行う。
このように、特図2変動遊技は、出球の少ない小当りが無く、大当り遊技中の第二アタッカ(可変入賞口235)の開放時間がすべて29000msであり、大当り遊技終了後に必ず時短が付与されるため、特図1変動遊技よりも有利度が高い遊技である。また、可変入賞口234と可変入賞口235で、遊技球が入賞した場合に遊技者に払い出される賞球を異ならせたり、一回の開放における最大入賞数を異ならせることで、より特図毎の有利度に差を設けることができる。
<第1副制御部メイン処理>
次に、図106(a)を用いて、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部メイン処理について説明する。なお、図106(a)は、第1副制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
第1副制御部400は、上述のリセット回路403からリセット信号を入力した場合に、リセット割込によりリセットスタートしてROM406に予め記憶した制御プログラムに従って処理を実行する。まず、ステップS301では、初期設定を行う。この初期設定では、入出力ポートの初期設定や、各種変数の初期化処理(後述する変数CNTを0に初期化する処理も含む)などを行う。
ステップS302では、RAM408に記憶している変数CNTが33以上であるか否かを判定し、該当する場合にはステップS303に進み、該当しない場合にはステップS302の判定処理を繰り返し実行する。ここで、変数CNTは、後述する1msタイマ割込処理において1msごとに加算される変数である。したがって、ステップS302で変数CNTが33以上であるか否かを判定する処理は、ステップS301またはステップS303において変数CNTを0に初期化してから、33msの時間が経過したか否かを判定する処理と同義である。ステップS303では、変数CNTを0に初期化した後にステップS304に進む。なお、ステップS302の処理は本例に限定されず、例えば、100msに3回(1秒間に30回)、メインループ処理(ステップS302〜S312)を実行するように構成してもよい。
ステップS304では、液晶受信ドライバ処理を行う。この液晶受信ドライバ処理では、不図示の液晶制御部(装飾図柄表示装置208の制御を行う制御部)から受信したコマンドの処理などを行う。ステップS305では、演出制御ドライバ処理を行う。この演出制御受信ドライバ処理では、第2副制御部500から受信したコマンドの処理などを行う。
ステップS306では、演出制御メインループ処理を行う。この演出制御メインループ処理では、後述するコマンド受信割込処理によって受信した未処理コマンドを、RAM408に設けたコマンド記憶領域から取得し、当該未処理コマンドに対応する処理を行い、例えば、上記図14に示した演出実行タイミングデータに基づいてランプや音の制御等を行う。
ステップS307では、ランプ制御メインループ処理を行う。このランプ制御メインループ処理では、ステップS306の演出制御メインループ処理で設定されたランプデータに基づいてランプに関連する制御を行う。ステップS308では、サウンド制御メインループ処理を行う。詳細は後述するが、このサウンド制御メインループ処理では、ステップS306の演出制御メインループ処理で設定されたサウンドデータに基づいてサウンド(音)に関連する制御を行う。
ステップS309では、ランプドライバ処理を行う。このランプドライバ処理では、ステップS307のランプ制御メインループ処理で設定されたランプ制御情報に基づいて、各種ランプ418、440から出力する光の制御を行う。ステップS310では、サウンドドライバ処理を行う。詳細は後述するが、このサウンドドライバ処理では、ステップS308のサウンド制御メインループ処理で設定されたサウンド制御情報に基づいて、音制御回路431を介してスピーカ120から出力する音の制御を行う。
ステップS311では、液晶通信ドライバ処理を行う。この液晶通信ドライバ処理では、不図示の液晶制御部にコマンドを送信する処理などを行う。ステップS312では、演出制御部通信ドライバ処理を行う。この演出制御通信ドライバ処理では、第2副制御部500にコマンドを送信する処理などを行った後にステップS302に進む。
第1副制御部400は、後述するコマンド受信割込処理、1msタイマ割込処理、10msタイマ割込処理、または、DMA割込処理による中断を除いて、ステップS302〜S312の処理を繰り返し実行する。
<コマンド受信割込処理>
次に、同図(b)を用いて、第1副制御部400のCPU404が実行するコマンド受信割込処理について説明する。なお、同図(b)は、コマンド受信割込処理の流れを示すフローチャートである。
このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300からのコマンドを受信した場合に発生するコマンド受信割込みを契機として実行する処理である。ステップS401では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶した後に処理を終了する。
<1msタイマ割込処理>
次に、同図(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404が実行する1msタイマ割込処理について説明する。なお、同図(c)は、1msタイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
第1副制御部400は、所定時間(本例では、1ms)に1回、タイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、1msタイマ割込処理を実行する。ステップS501では、RAM406に設けた変数CNTに1を加算する処理を行った後に処理を終了する。
<10msタイマ割込処理>
次に、同図(d)を用いて、第1副制御部400のCPU404が実行する10msタイマ割込処理について説明する。なお、同図(d)は、10msタイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
第1副制御部400は、所定時間(本例では、10ms)に1回、タイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、10msタイマ割込処理を実行する。ステップS601では、第一のセンサ読み取り処理を行い、次のステップS602では、第二のセンサ読み取り処理を行った後に処理を終了する。ここで、第一のセンサ読み取り処理では、例えば、センサ回路428(図6参照)を介して第2出力設定スイッチ194の検出信号を取得し、取得した検出信号を、遊技者設定値としてRAM408に記憶する処理などを行う。また、第二のセンサ読み取り処理では、他のスイッチ類の検出信号を取得し、取得した検出信号をRAM408に記憶する処理などを行う <DMA割込処理>
次に、同図(e)を用いて、第1副制御部400のCPU404が実行するDMA割込処理について説明する。なお、同図(e)は、DMA割込処理の流れを示すフローチャートである。
第1副制御部400は、DMA転送の終了を知らせるDMA割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このDMA割込を契機として、DMA割込処理を実行する。ステップS701では、DMA転送の終了に伴う各種処理を行った後に処理を終了する。
<演出制御メインループ処理>
次に、図107(a)を用いて、上記第1副制御部メイン処理における演出制御メインループ処理(ステップSについて説明する。なお、図107(a)は、演出制御メインループ処理の流れを示すフローチャートである。
演出制御メインループ処理のステップS801では、RAM408のコマンド記憶領域に記憶した、主制御部300のコマンドを取得する。ステップS802では、取得したコマンドに基づいてステータスの更新を行う。ここで、第1副制御部400は、図107(b)に示すように、RAM408の記憶領域の一部にステータス管理エリアを設けており、当該エリアに各種ステータスを記憶している。ステップS803では、電チューロング開放演出(詳細は後述)を行い、次のステップS804では、その他演出制御メインループ処理を行った後に処理を終了する。
<電チューロング開放演出>
次に、図108を用いて、上記演出制御メインループ処理における電チューロング開放演出(ステップS803)について説明する。なお、図108は、電チューロング開放演出の流れを示すフローチャートである。
ステップS2401では、RAM408に記憶している電チューロング開放演出実行規制フラグがオフかオンかを判定し、オンの場合にはステップS2406に進み、オフの場合にはステップS2402に進む。ここで、電チューロング開放演出実行規制フラグとは、本例では、特図の当否判定結果に基づいて行われる演出の期間中はオンに設定され、当該演出中以外の期間はオフに設定されるフラグである。
ステップS2402では、普図の当否判定結果が当りであるか否かを判定し、当り(本例では、普図の停止図柄が普図Aまたは普図B)の場合にはステップS2403に進み、はずれ(本例では、普図の停止図柄が普図C)の場合にはステップS2407に進む。
ステップS2303では、普図の停止図柄が普図Aであるか否かを判定し、該当する場合にはステップS2404に進んで成功パターンの演出に対応する演出データを設定し、該当しない場合(本例では、普図の停止図柄が普図Bの場合)にはステップS2405に進んで失敗パターンAの演出に対応する演出データを設定し、ステップS2406に進む。ここで、本例の成功パターンの演出では、ターボボタン902の押下操作を示唆する報知(ターボボタン報知)を行うように構成している。なお、ターボボタン報知の具体例については後述する。
ステップS2407では、電チューロング開放ガセ演出実行抽選処理を行い、次のステップS2408では、ステップS2407の抽選に当選したか否かを判定し、当選した場合にはステップS2409に進んで失敗パターンBの演出に対応する演出データを設定し、ステップS2406に進む。一方、ステップS2407の抽選に当選しなかった場合には演出データを設定することなくステップS2406に進む。ステップS2406では、その他電チューロング開放演出制御処理を行った後に処理を終了する。
なお、失敗パターンAと失敗パターンBの演出データは異なるデータであってもよいし、同じデータであってもよい。また、普図の当否判定結果が当りの場合には必ず成功パターンの演出を行う例を示したが、普図の当否判定結果が当りの場合に、演出抽選を行い、当該演出抽選に当選した場合にのみ成功パターンの演出を行うように構成してもよい。
なお、本実施形態における遊技台においては、上記電チューロング開放の構成を有しているため、普図低確率状態においても電チューが配置された遊技盤面右側に向けて遊技球を発射する機会がある。本実施形態における電チューは、遊技盤面右側に配置されているため、右打ちしないと入賞させることができないがこれに限らず、左打ち時にのみ入賞可能であり、右打ちをすると入賞しない構成であっても良いし、左右両方から入賞可能な位置に配置されていても良い。また、遊技球を打ち出す方向によって絶対に入賞しない構成であっても良いし、一方よりも他方の入賞率が悪くなる構成であっても良い。
<ターボボタン報知>
次に、上述のターボボタン報知の実施例について説明する。
<ターボボタン報知/実施例1−1>
図109は、実施例1−1に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。なお、以降の図面においては、ターボボタン804gの押下操作の有無を説明するために、ターボボタン804gを発射ハンドル134の上方に誇張して描いている。なお、実際にターボボタンを上皿126に設けても良いし、発射ハンドル134の背面に設けつつ、更に上皿126にも設けても良い。
上述のとおり、パチンコ機100の遊技領域124には、中央に装飾図柄表示装置208を配設し、左側に普図始動口228aを配設し、右側に普図始動口228b、第2特図始動口232、および第2可変入賞口235を配設し、中央下部に第1特図始動口230および第1可変入賞口234を配設している。
同図(a)は、遊技状態が通常状態であり、遊技者が発射ハンドル134を操作して球を遊技領域124に打ち出している状態である。この通常状態は右打ちが推奨される遊技状態ではないため、第1副制御部400は、ターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(b)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行う。本例では、第一のターボボタン報知として、「ターボを離して」という文字表示(警告表示)を、装飾図柄表示装置208における第一の表示領域を用いて行うとともに、「ターボを離して」という音声(警告音)を、第一の音量でスピーカ120から出力している。なお、報知の実行条件はボタンの押下に限らず、例えば盤面右側に設けられた遊技球の通過を検出可能な構成(例えば普図始動口228aや第2可変入賞口235)により、遊技球の通過が検出された場合に報知が行われても良い。
また、第1副制御部400は、同図(b)に示す第一のターボボタン報知を行ってから所定時間(例えば、10秒)が経過した後にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(c)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第二のターボボタン報知を行う。本例では、第二のターボボタン報知として、「警告 今すぐにターボボタンを離して下さい。」という文字表示(警告表示)を、第一の表示領域よりも大きな第二の表示領域を用いて行うとともに、「今すぐにターボボタンを離して下さい」という音声(警告音)を、第一の音量よりも大きな第二の音量でスピーカ120から出力している。
このようなターボボタン報知を行えば、遊技者の不利益につながる操作を止めさせることができるため、遊技者の遊技意欲を持続させることができる場合がある。また、遊技店にとっては、遊技者に対する過大な利益の付与を抑止することができる場合がある。
なお、本例では、第二のターボボタン報知において、第一のターボボタン報知で用いた第一の表示領域よりも大きな第二の表示領域を用いた表示を行っているが、装飾図柄表示装置208に同時に表示している装飾図柄、保留アイコン、および、変動アイコンの視認性が阻害されない位置に第二の表示領域を設定している。
また、本例では、装飾図柄表示装置208による警告表示と、スピーカ120による警告音でターボボタン報知を行う例を示したが、例えば、ターボボタン804gを振動させることによって、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促してもよい。また、この場合に、第一のターボボタン報知と第二のターボボタン報知で振動量を異ならせてもよいし、第一のターボボタン報知では振動させずに第二のターボボタン報知だけ振動させてもよい。また、ターボボタン804gを発光させたり点滅させたりすることによって、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促してもよい。
また、第1副制御部400は、ターボボタン804gの押下操作を検出しなくなった後も(遊技者がターボボタン804gの押下操作を止めた後も)、所定時間(例えば、10秒)が経過するまで、同図(c)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて第二のターボボタン報知を継続するように構成している。なお、ターボボタン804gを使用してターボボタン報知を行う場合には、ターボボタン804gの押下操作を検出しなくなったときに第二のターボボタン報知を終了してもよい。
<ターボボタン報知/実施例1−2>
図110は、実施例1−2に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例では、第1副制御部400は、同図(a)に示すように、通常状態のノーマルリーチの演出中にターボボタン804gの押下操作を検出した場合には、第一のターボボタン報知を行う一方で、同図(b)に示すように、通常状態のスーパーリーチの演出中にターボボタン804gの押下操作を検出した場合には、第二のターボボタン報知を行う。
なお、同図(b)に示すように、スーパーリーチ中は、リーチ状態の装飾図柄の表示を装飾図柄表示領域の左上隅に移動して縮小表示するため、第二のターボボタン報知を行う場合には、第二のターボボタン報知による文字表示の上に、装飾図柄の表示の少なくとも一部を重ねて表示してもよいし、反対に、装飾図柄の表示の上に、第二のターボボタン報知による文字表示の少なくとも一部を重ねて表示してもよい。この際、一方の表示を他方の表示に重ねることで、他方の表示が全く遊技者から視認できなくなっても良い。
また、スーパーリーチ中の第二のターボボタン報知では、スピーカ120による警告音を中止し、装飾図柄表示装置208による警告表示のみを行ってもよい。このような構成とすれば、スピーカ120による警告音によってスーパーリーチ中の音声が聞き取りにくくなることがなく、遊技者の遊技意欲を減退させることがない。逆に第二のターボボタン報知中は、本来スーパーリーチ中に報知されるハズであった音が報知されなくなっていても良い。なお、ターボボタン報知を複数の報知態様(音、表示、振動など)で行う場合、リーチ中は、すべての報知態様で第一のターボボタン報知を行い、スーパーリーチ中は、少なくとも一つの報知態様を変更したり中止したりすることで第二のターボボタン報知を行ってもよい。
<ターボボタン報知/実施例1−3>
図111は、実施例1−3に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例では、第1副制御部400は、普図始動口228bを球が通過したときのターボボタン804gの押下操作の状態に応じてターボボタン報知の態様を変化させる。
具体的には、第1副制御部400は、同図(b)に示すように、普図始動口228bを球が通過したときにターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行う。本例では、第一のターボボタン報知として、「ターボを離して」という文字表示(警告表示)を装飾図柄表示装置208を用いて行うとともに、「ターボを離して」という音声(警告音)をスピーカ120から出力している。
一方、第1副制御部400は、同図(c)に示すように、普図始動口228bを球が通過したときにターボボタン804gの押下操作を検出していないことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、発射ハンドル134(のダイヤル806)を左に回転させるように促す第三のターボボタン報知を行う。本例では、第三のターボボタン報知として、「ハンドルを左に戻して」という文字表示(警告表示)を装飾図柄表示装置208を用いて行うとともに、「ハンドルを左に戻して」という音声(警告音)をスピーカ120から出力している。
本例によれば、操作手段の操作態様に応じて最適な報知を行うことができ、遊技者の利益を高めることができる場合がある。なお、第一および第二のターボボタン報知が実行されている間に普図始動口228aを遊技球が通過したこと(ターボボタンが解除された、または、発射ハンドルが左に捻られた)が検出されたことに基づいて、該報知を中止しても良いし、一定時間は報知を継続して行っても良い。
<ターボボタン報知/実施例1−4>
図112は、実施例1−4に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。同図(a)は、遊技状態が電サポ確変状態(特図高確率普図高確率状態)であり、遊技者が発射ハンドル134を操作して球を遊技領域124に打ち出している状態である。この電サポ確変状態は右打ちが推奨される遊技状態であるため、第1副制御部400は、同図(a)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、右打ちを促す右打ち促進報知を行う。本例では、右打ち促進報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「右打ち」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行う。
また、第1副制御部400は、同図(a)に示す右打ち促進報知を行った後にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(b)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示(「右打ち」表示中よりも矢印が右方向に移動する速度が早い)を行い、更に、画面端に半透明のオーラを表示するとともに、走っている吉宗が加速している様子を表す。
ここで、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられたことに基づいて態様を変更される報知は、抽選結果に関するものであっても良いし、抽選結果に関わらず報知されているものであっても良い。
すなわち、ターボボタン804gの押下操作前に行う右打ち促進報知と、ターボボタン804gの押下操作後に行うターボボタン押下中報知では、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示は共通しているが、文字表示が異なっている。このように、ターボボタン804gの押下操作前に行う報知と、ターボボタン804gの押下操作後に行う報知で、一部の報知態様のみを異ならせてもよい(他部の報知態様は共通)し、すべての報知態様を異ならせてもよい。
本例によれば、右打ち促進報知によって遊技者にとっても有利な情報を提供することができる上に、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを容易に確認することができるため、遊技者に安心感を与えることができる場合がある。また、ターボボタン804gの押下有無により態様を変更することができるため、ターボボタン804gの押下を促進することができる。
同図(c)は、大当り遊技の開始を待っている大当り開始インターバル状態である。この大当り開始インターバル状態は通常状態(普図低確率状態且つ可変入賞口の開放無し)であるが、同図(d)に示すように、大当り遊技(大当り状態)においては第2可変入賞口235の開放制御が行われ右打ちが推奨される状態であるため、第1副制御部400は、大当り開始インターバル状態でターボボタン804gの押下操作を検出した場合でも、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行わないように構成している。
また、第1副制御部400は、同図(d)に示すように、大当り遊技の実行中にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「タ」の文字が施された円形の画像(ターボボタン802gを模した画像)を回転させるアニメーション表示を行う。なお、ターボボタン804gが押下操作されていない場合には、「タ」の文字が施された円形の画像自体が表示されなくても良いし、表示されているものの回転していなかったり回転速度が押下時よりも遅く表示されていても良い。
本例のように、遊技状態によって(例えば、電サポ確変状態と大当り状態とで)ターボボタン押下中報知の報知態様を異ならせてもよいし、一部を共通にしてもよい。また、ターボボタン押下中報知は、動画でも静止画でもよい。
<ターボボタン報知/実施例1−5>
図113および図114は、実施例5に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は通常状態であるが、図114(c)、(d)に示すように、普図の当否判定結果が普図Aまたは普図Bの場合(第2特図始動口232を所定時間開放する制御が行われる場合)において右打ちが推奨される状態となるため、第1副制御部400は、本例の通常状態でターボボタン804gの押下操作を検出した場合でも、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行わないように構成している。(常時第一のターボボタン報知を行わない構成であっても良いし、上記普図Aまたは普図Bが当選した場合における所定期間のみ第一のターボボタン報知が行われない構成であっても良い。後者の場合には、それ以外の期間においては第一のターボボタン報知を含む右打ちについての警告報知が行われる。)
具体的には、第1副制御部400は、図113(a)、(b)に示す通常状態において、普図表示装置210による普通図柄の変動中に、普図の当否判定結果に関する普図予告報知を行っている。また、図113(b)に示すように、普図予告報知において、普図の当否判定結果が当り(本例では、普図Aまたは普図B)であることを示唆する画像g1(「助」が記された球の画像)を表示している。
続いて、第1副制御部400は、図114(c)に示す通常状態において、普図の当否判定結果が当りであったことに伴って、第2特図始動口232を所定時間開放する制御(電チュー開放)が行われることを示唆する電チュー開放演出を行うとともに、右打ちを促す右打ち促進報知を行う。本例では、電チュー開放演出として、装飾図柄表示装置208を用いて、「お助けチャンス発生中」という文字表示を行い、右打ち促進報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「右打ち!」という文字表示を行う。
続いて、第1副制御部400は、図114(d)に示すように、電チュー開放の実行中にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行うとともに効果音を出力し続ける。
本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「タ」の文字が施された円形の画像(ターボボタン802gを模した画像)を回転させるアニメーション表示を行う。また、本例では、右打ち促進報知による「右打ち!」の文字表示の一部の上に、ターボボタン押下中報知によるアニメーション表示を重ねているとともに、電チュー開放演出の一部を、変動表示中の装飾図柄によって覆っている。
なお、ターボボタン押下中報知は、右打ち促進報知後にターボボタン804gの押下操作を検出していない場合に、ターボボタン804gの押下操作を促すターボボタン押下示唆報知として適用してもよい。この場合、ターボボタン804gの押下操作を検出した場合でもターボボタン押下示唆報知の表示を継続してもよいし、ターボボタン押下示唆報知の少なくとも一部を覆うように他の表示を重ねて表示してもよい。また、「タ」の文字が施された円形の画像を表示することでターボボタン押下示唆報知を行いつつ、該報知中にターボボタンの押下操作が検出されたことに基づいて該「タ」の文字が施された円形の画像を回転表示させても良い。つまり、押下促進報知と押下中報知を関連づけて報知しても良い。
なお、本実施例では、遊技状態が通常の場合であっても、電チューが長時間開放する場合には、右打ちを許可する内容としたがこれに限らず、打ち出し方向を遊技状態毎に完全に規定していても良い。例えば、上記と同様に通常状態においても電チューがロング開放する場合があり、右打ちの方が入賞率が良い場合であっても、右打ちをすると警告されるような構成であっても良い。
<ターボボタン報知/実施例1−6>
図115は、実施例1−6に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技状態が電サポ確変状態から通常状態に移行する場合に、両方の遊技状態に跨がってターボボタン804gの押下操作が行われた状態を示している。
第1副制御部400は、電サポ確変状態においてターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(a)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行う。なお、本例に係るパチンコ機は回数切り確変機(ST機)であり、当該変動の次の変動から遊技状態が通常状態に移行する。
続いて、第1副制御部400は、遊技状態が電サポ確変状態から通常状態に移行した後にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(b)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるか、左打ちを促す右打ち中止報知を所定時間(本例では、当該特図変動が終了するまでの期間中)行う。本例では、右打ち中止報知として、「左打ちに戻してください」という文字表示(第一の警告表示)と、複数の左向き矢印を左方向に移動させるアニメーション表示(第二の警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行うとともに、「左打ちに戻してください」という音声(警告音)をスピーカ120から出力している。
また、第1副制御部400は、右打ち中止報知の終了後にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(c)に示すように、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行う。本例では、第一のターボボタン報知として、「ターボを離して」という文字表示(警告表示)を、装飾図柄表示装置208における第一の表示領域を用いて行うとともに、「ターボを離して」という音声(警告音)を、第一の音量でスピーカ120から出力している。
本例によれば、ターボボタン408gの押下操作中に遊技状態が変化した場合でも、適切な報知を行うことができるため、遊技者の利益を高めることができる場合がある。本例とは逆の内容となるが、ターボボタンの押下が許可される期間から該ボタンの操作が許可されない期間に亘ってボタンが押下され続けた場合には、許可されない期間においてボタンが押下された場合に本来行うハズの報知を行わなくても良い。許可されない期間においてボタンが離され、再度ボタンが操作された場合には改めて警告報知を行っても良い。
<ターボボタン報知/実施例1−7>
図116は、実施例1−7に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、通常状態におけるデモ中に、ターボボタン804gの押下操作が行われた状態を示している。
同図(a)、(b)に示す状態は、通常状態において特図変動停止から所定時間(本例では、30秒)が経過したことを条件としてデモが開始された状態である。なお、本例では、同図(b)に示すデモ(模擬遊技)を開始した場合に、同図(a)に示すタイミングで装飾図柄表示装置208に表示していた装飾図柄、保留アイコン表示領域、変動アイコン表示領域を消去するとともに、「DEMO」の文字表示を行っている。
第1副制御部400は、同図(c)に示すように、デモ中にターボボタン804gの押下操作を検出した場合でも、ターボボタン報知は行わない一方で、同図(d)に示すように、デモ中にターボボタン804gの押下操作を検出し、かつ、普図始動口228bを球が通過したことを条件として、左打ちを促す左打ち促進報知を行う。本例では、左打ち促進報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「左打ちに戻して」という文字表示を行う。
すなわち、本例では、図柄変動表示中にターボボタン804gの押下操作が行われた場合に報知が行われるように構成されている。また、例えば、同図(c)の状態で遊技球が発射された直後に遊技者がハンドルを手放しつつ、ターボボタン804gの押下は継続して行った場合であっても同時(d)のように警告報知を行っても良い。つまり、警告報知は、右打ちが実際に行われたタイミングではなく、該タイミングから少し遅れた報知であっても良い。
<ターボボタン報知/実施例1−8>
図117は、実施例1−8に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、小当り状態中にターボボタン804gの押下操作が行われた状態を示している。
同図(a)に示す状態は、特図変動遊技の当否判定結果が当選(小当り)であり、小当りに対応する装飾図柄の組合せ(本例では、装飾1−装飾2-装飾3)を停止表示している状態であり、同図(b)は、小当り遊技が開始された状態である。
この小当り状態は第2特図始動口232の開放制御が行われ、第2可変入賞口235が開放可能な遊技状態であるため、第1副制御部400は、同図(b)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、右打ちを促す右打ち促進報知を行う。本例では、右打ち促進報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「右打ち」という文字表示と、右向き矢印の静止画の表示を行うと共に、図示はしていないが、状態表示灯(右打ち表示灯)224)を点灯する。
また、第1副制御部400は、同図(b)に示す右打ち促進報知を行った後にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、同図(c)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行う。本例では、第一のターボボタン報知として、「ターボを離して」という文字表示(警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行うとともに、「ターボを離して」という音声(警告音)をスピーカ120から出力している。なお、このときターボボタン804gの押下操作が検出されたことに基づいて、「右打ち」という文字の表示位置を変更している。
つまり、本例においては、目立たない態様ではあるものの、遊技者に右打ちを促す「右打ち」表示を行っているにも関わらず、実際にターボボタンを押下して右打ちしようとすると警告報知が実行されるものである。
なお、本例において、同図(b)に示す右打ち促進報知を行った後に発射ハンドル134による右打ちを検出した場合には、左打ちを促す右打ち中止報知を行ってもよいし、当該報知を行わなくてもよい。
<ターボボタン報知/実施例1−9>
図118は、実施例1−9に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、ターボボタン押下中報知によって他の画像を隠したり、他の画像によってターボボタン押下中報知を隠す例を示している。
第1副制御部400は、同図(a)に示すように、電サポ確変状態においてターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、ターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行う。
本例では、同図(a)に示す、電サポ確変状態における装飾図柄の変動中や、同図(b)に示す、電サポ確変状態におけるリーチ状態の装飾図柄の揺れ変動中においては、装飾図柄の上にターボボタン押下中報知が重なるように表示を行う場合がある。本例によれば、ターボボタン押下中報知の視認性を高めることができ、ターボボタン押下中報知によってターボボタン804gの押下操作の有無を確実に確認することができる上に、装飾図柄の変動も確認することができるため、遊技者に安心感を与えることができる場合がある。
一方、同図(c)に示す装飾図柄の停止表示中は、ターボボタン押下中報知の上に装飾図柄が重なるように表示を行う場合があり、同図(d)に示すスーパーリーチ中は、ターボボタン押下中報知をスーパーリーチ演出で視認不能にする場合がある。本例によれば、遊技者にとって重要な表示や演出の視認性を高めることができる上に、ターボボタン押下操作中報知によってターボボタン804gの押下操作の有無を確認することができるため、遊技者に安心感を与えることができる場合がある。
以上説明したように、本例に係る遊技台(パチンコ機)は、複数の報知を少なくとも報知可能な報知手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射ハンドル134)と、を備えた遊技台であって、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第一の報知(例えば、図112(b)に示すターボボタン押下中報知(「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示))であり、第一の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態とは少なくとも異なる状態であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間(例えば、ターボボタン804gの押下操作によりターボ状態に移行している期間)において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間(例えば、ターボボタン804gの押下操作の中止により通常状態に移行している期間)において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記報知手段は、前記第一の期間において、前記第一の報知を少なくとも報知開始可能なものである、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、第一の報知によって発射手段が第一の発射制御状態にあるか否かを容易に把握することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができ、発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
また、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、第一の発射特性(例えば、第一の発射特性(通常発射))で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態にある前記発射手段は、第二の発射特性(例えば、第二の発射特性(ターボ発射))で遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射特性は、前記第一の発射特性とは異なる特性であってもよい。
このような構成とすれば、異なる発射特性で遊技球を発射することができる場合がある。
また、前記報知手段は、前記第二の期間において、前記第一の報知を少なくとも報知しないものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の報知によって発射手段が第二の発射制御状態にあるか否かを容易に把握することができるため、遊技者は発射手段の状態に合わせた遊技を行うことができる場合がある。
また、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第二の報知(例えば、図112(a)に示す右打ち促進報知(「右打ち」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示)であり、前記第二の報知は、前記第一の報知(例えば、図111(b)に示す第一のターボボタン報知を(「ターボを離して」という文字表示(警告表示)と「ターボを離して」という音声(警告音))とは異なる報知であり、前記遊技台は、複数の遊技状態のうちのいずれか一つの遊技状態となることが可能なものであり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第一の遊技状態(例えば、通常状態)であり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第二の遊技状態(例えば、電サポ確変状態)であり、前記発射手段は、少なくとも第三の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記報知手段は、前記第三の期間において、前記第二の報知を少なくとも報知開始可能なものであり、前記第一の期間とは、前記第一の遊技状態中の期間のことであり、前記第三の期間とは、前記第二の遊技状態中の期間のことであってもよい。
また、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第一の操作手段(例えば、ターボボタン804g)を備え、前記第一の期間とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されている期間のことであり、前記第二の期間とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されていない期間のことであってもよい。
また、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第三の報知(例えば、図133(d)に示すターボボタン押下操作促進報知(「ターボ待機中」という文字表示))であり、前記報知手段は、前記第一の期間において、前記第三の報知を少なくとも報知しないものであり、前記報知手段は、前記第二の期間において、前記第三の報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
また、複数の前記報知手段(以下「複数の報知手段」という)を備え(例えば、装飾図柄装置装置208、スピーカ120、各種ランプ、演出可動体を備え)、前記複数の報知手段のうちの少なくとも一つは、第一の報知手段であり、前記複数の報知手段のうちの少なくとも一つは、第二の報知手段であり、前記第一の報知手段は、前記第一の期間において前記第一の報知を少なくとも報知開始可能なものであり、前記第二の報知手段は、前記第一の期間において前記第一の報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
また、前記第二の報知手段による前記第一の報知は、前記第一の報知手段による前記第一の報知よりも遅れて報知が開始されるものであってもよい。
また、前記発射手段は、遊技者による発射操作が行われた場合に、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記発射手段は、遊技者による発射操作が行われていない場合には、遊技球を発射しないものであってもよい。
また、遊技者が少なくとも操作可能な第二の操作手段(例えば、発射ハンドル134)と、前記発射手段を少なくとも制御可能な発射制御手段(例えば、発射制御基板174)と、を備え、前記発射手段は、第一の条件の成立があった場合に、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(オ)で示す発射強度)で遊技球を発射可能なものであり、前記発射手段は、第二の条件の成立があった場合に、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(オ)で示す発射強度)で遊技球を発射可能なものであり、前記第一の条件は、前記発射制御手段が前記第一の発射制御状態において前記操作手段に第一の操作(例えば、図11(a)の符号(う)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われたことを少なくとも含むものであり、前記第二の条件は、前記発射制御手段が前記第二の発射制御状態において前記操作手段に第二の操作(例えば、図11(a)の符号(う)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われたことを少なくとも含むものであり、前記第一の操作は、前記第二の操作と同じものであり、前記第一の発射強度は、前記第二の発射強度と同じものであってもよい。
このような構成とすれば、発射制御手段の状態が変化してしまった場合であっても遊技者の不利益を防止することができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
また、遊技者が少なくとも操作可能な第二の操作手段(例えば、発射ハンドル134)と、前記発射手段を少なくとも制御可能な発射制御手段(例えば、発射制御基板174)と、を備え、前記発射手段は、第一の条件の成立があった場合に、第一の発射強度(例えば、図11(a)の符号(コ)で示す発射強度)で遊技球を発射可能なものであり、前記発射手段は、第二の条件の成立があった場合に、第二の発射強度(例えば、図11(a)の符号(サ)で示す発射強度)で遊技球を発射可能なものであり、前記発射手段は、第三の条件の成立があった場合に、第三の発射強度(例えば、図11(a)の符号(カ)で示す発射強度)で遊技球を発射可能なものであり、前記発射手段は、第四の条件の成立があった場合に、第四の発射強度(例えば、図11(a)の符号(キ)で示す発射強度)で遊技球を発射可能なものであり、前記第一の条件は、前記発射制御手段が前記第二の発射制御状態において前記操作手段に第一の操作(例えば、図11(a)の符号(お)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われたことを少なくとも含むものであり、前記第二の条件は、前記発射制御手段が前記第二の発射制御状態において前記操作手段に第二の操作(例えば、図11(a)の符号(か)で示す操作量で発射ハンドル134を回転操作)が行われたことを少なくとも含むものであり、前記第三の条件は、前記発射制御手段が前記第一の発射制御状態において前記操作手段に前記第一の操作が行われたことを少なくとも含むものであり、前記第四の条件は、前記発射制御手段が前記第一の発射制御状態において前記操作手段に前記第二の操作が行われたことを少なくとも含むものであり、前記第一の操作は、前記第二の操作と異なるものであり、前記第一の発射強度は、前記第二の発射強度と異なるものであり、前記第三の発射強度は、前記第四の発射強度と異なるものであり、前記第一の発射強度と前記第二の発射強度との差は、前記第三の発射強度と前記第四の発射強度との差よりも大きいものであってもよい。
このような構成とすれば、同じ操作でありながら第二の状態では第一の状態よりも発射強度を強くすることができる場合があり、発射手段に特徴を持った遊技台を提供することができる場合がある。
また、前記報知手段は、前記発射手段が前記第一の発射制御状態にある場合に、前記第一の報知を少なくとも報知可能なものであってもよい。
また、遊技状態毎に報知態様を異ならせてもよく、例えば、発射状態が第一の状態から第二の状態に切り替わった時に報知を行ってもよく、発射状態が第二の状態から第一の状態に切り替わった時に報知を行ってもよい。また、ターボ中は常に報知が継続して行われてもよいし、ターボ作動時にのみ報知が行われてもよい。また、確変電サポ中と時短中は報知態様が同じでもよく、第一の態様は、ターボが作動中であることを示す報知であり、第二の態様は、ターボの作動をやめるように促す報知であってもよい。また、押下検出で報知を行わない場合があってもよい(遊技者が損をする期間においては押下を検出しても報知しない。遊技者が得をする期間においては報知する)。
また、遊技球が発射されていない場合(ストップボタン押下、上皿残球数0)であっても報知されるようにしてもよい。また、遊技球が発射されていない場合には、発射特性が変わっていても報知されないようにしてもよい。また、発射状態が切り替わっていても遊技球の発射がない場合には報知態様が異なる(または報知が行われない)ものでもよい。ターボを作動させると遊技者が損をする可能性が高い期間であるにも関わらず、ターボを作動させても怒られない(遊技者が損をする期間で報知される報知が報知されない。そもそも何の報知もされない。)場合があってもよい。
また、パカパカ系の当りや復電直後、エラーの報知中など、報知が複数の要素(表示・音・発光・可動物動作等)からなる場合に、他の報知により、一つ以上の要素が隠される場合がある。ただし、隠されていない他の要素については報知が継続して行われてもよい。また、遊技を停止させるような重大なエラーが発生した場合には、ターボボタンの押下検出に基づいて、遊技球の発射自体を停止するように促す報知を行ってもよい。
また、ターボ系報知により他の報知が隠されるようにしてもよく、他の報知によりターボ系報知が隠されるようにしてもよい。例えば、報知の一部が隠される、報知の全部が隠される、ターボ系報知により予告が隠される(当該変動の予告、先読み予告、保留、図柄、キャラなど)、スーパーリーチ中はターボ報知が隠される、可動役物によりターボ報知が隠される、発射位置示唆報知(「左打ちに戻してください。」)によりターボ報知が隠される、エラー報知によりターボ系報知が隠される、電源の復旧から所定時間は報知が行われない(該報知が行われない期間においても発射特性は変更されている)、操作回数や操作時間で報知態様が変化する、報知態様が全く別の態様に変化する、報知が行われなくなる(遊技者が任意の操作で報知をやめさせることができる。)、報知態様が段階的に変化する(複数の報知態様に関連性がある。)、操作すべきでない期間において、第一の操作回数と第二の操作回数で報知態様を変更する、パスワードを入力している遊技者に対しては報知が行われ、パスワードを入力していない遊技者には報知が行われない(報知条件が達成された場合であっても)、その他の検出手段の検出結果に応じて報知態様を変更する(ハンドルのタッチセンサがOFFであるにも関わらずターボボタンがONになりっぱなし。この場合、故障の恐れがあるので、普段の報知態様とは別のエラーのような態様で報知)でもよい。
また、報知手段毎に報知タイミングにズレが生じる場合があってもよい。また、遊技者から視認困難な位置で報知される場合があってもよい(ハンドル裏に設けられたターボボタンが光る)。また、ターボボタン押下に基づく報知は、遊技盤の中心から右側で報知され、ターボボタン非押下(離したこと)に基づく報知は、遊技盤の中心から左側で報知されてもよい。
また、操作手段の操作に関する条件が成立(例えば重大なエラーの発生や不正行為の検出、店員による操作など)した場合には、発射手段の発射を停止または、複数の発射特性のうちの一方を用いた発射を行うことができないように制御してもよい。また、第一の大当り時に開閉する第一のアタッカと、第二の大当り時に開閉する第二のアタッカを備え、第一のアタッカと第二のアタッカは異なる流下経路上に設けられているにも関わらず、本遊技台は、第一の大当りも第二の大当りも同じハンドル角度で消化(大当り中に開閉するアタッカに遊技球を入球させることができる。)することができるものでもよい(第一のハンドル角は、第一の大当りと第二の大当りの両方を消化することができるが、第二のハンドル角は、第二の大当りの消化のみ可能で、第一の大当りを消化することができない)。つまり、同じハンドル角であってもターボボタンの押下により発射特性を変更できるため、上記内容を実現することができる。
また、ターボボタンに関する報知が行われ、該報知に従って操作を行うことで、該報知が終了するようにしてもよい(ターボボタンを離すように報知が行われ、遊技者がボタンを離したことが検出されたことに基づいて、該報知が終了)。この場合、離すように促す報知は、遊技者がターボボタンを押下していることに基づいて行われてもよいし、遊技者がターボボタンを操作しているか否かに関わらず行われてもよい。
<ターボボタン報知/実施例2−1>
図119および図120は、実施例2−1に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技状態の変化に基づいてターボボタン902に関する報知を行う例を示している。
第1副制御部400は、図119(a)に示すように、電サポ確変状態においてターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、ターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行っている。
続いて、第1副制御部400は、図119(b)に示すように、遊技状態が電サポ確変状態から通常状態に移行したことを条件として、右打ち中止報知を行う。本例では、右打ち中止報知として、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)と、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。なお、本例では、遊技状態が電サポ確変状態から通常状態に移行したことを条件として右打ち中止報知を行っているため、ターボボタン804gの押下操作を検出していない場合でも、遊技状態が電サポ確変状態から通常状態に移行したときには右打ち中止報知を行う(ターボボタンを放し、ハンドルを右に捻っている場合でも右打ち中止報知が行われる)。
また、第1副制御部400は、図119(c)に示すように、右打ち中止報知を行った後にターボボタン804gの押下操作を検出しなかった場合(遊技者がターボボタン804gを押下操作を止めた場合)や、図119(d)に示すように、右打ち中止報知を行った後にターボボタン804gの新たな押下操作を検出した場合(右打ち中止報知を行った後に遊技者がターボボタン804gを押下操作を止めた後に再びターボボタン804gを押下操作を行った場合)にも、右打ち中止報知を継続する。本例によれば、遊技状態に合致した適切な操作方法を報知することができ、遊技者の利益を高めることができる場合がある。
また、第1副制御部400は、図120(e)に示すように、右打ち中止報知を開始してから所定時間(本例では、30秒)が経過したこと(または、ターボボタン804gの押下操作が中止され、ターボ状態から通常状態に切り替わってから所定時間(例えば、30秒)が経過したこと)を条件として右打ち中止報知を終了し、その後は、図120(f)に示すように、ターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行う。本例では、第一のターボボタン報知として、「ターボを離して」という文字表示(警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行うとともに、「ターボを離して」という音声(警告音)をスピーカ120から出力している。
<ターボボタン報知/実施例2−2>
図121は、実施例2−2に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、右打ち中止報知において、発射ハンドルに関する報知とターボボタン804gに関する報知の2つを同時に行う例を示している。
同図(a)に示す状態は、遊技者が通常状態において発射ハンドル134による右打ちを行った状態であり、第1副制御部400は、通常状態において普図始動口228bを球が通過したことを検出したことを条件として、同図(c)に示す右打ち中止報知を行う。本例では、右打ち中止報知として、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)と、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。すなわち、本例では、ターボボタン804gによる右打ちを行っていない場合でも、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示)が行われることがあり、実際の操作と報知とが一部、矛盾することになる。
一方、同図(b)に示す状態は、遊技者が通常状態においてターボボタン804gの押下操作を行った状態であり、第1副制御部400は、通常状態においてターボボタン804gの押下操作を検出したこと(または、普図始動口228bを球が通過したときにターボボタン804gの押下操作を検出したこと)を条件として、発射ハンドル134による右打ちの場合と同様に、同図(c)に示す右打ち中止報知を行う。すなわち、本例では、発射ハンドル134による右打ちを行っていない場合でも、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)が行われることがあり、実際の操作と報知とが一部、矛盾することになる。
本遊技台においては、ハンドルを右に捻りつつターボボタンを押下することも可能であるため、そのような状況においては上述の右打ち中止報知は矛盾しないことになる。つまり、1の報知について、状況によっては矛盾が生じたり生じなかったりしても良い。
<ターボボタン報知/実施例2−3>
図122は、実施例2−3に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、ターボボタン804gを押し続けている期間中に複数種類の報知を行う例を示している。
同図(a)に示す状態は、通常状態における特図の変動表示中であり、右打ちが推奨される遊技状態ではないため、第1副制御部400は、ターボボタン804gの押下操作を検出していることを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を行う。本例では、第一のターボボタン報知として、「ターボボタンを離してください」という文字表示(警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行うとともに、「ターボを離してください」という音声(警告音)をスピーカ120から出力している。
続く同図(b)に示す状態は、通常状態における特図の停止表示中であり、右打ちが推奨される遊技状態ではないため、第1副制御部400は、ターボボタン804gの押下操作を検出していることを条件として、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知を継続する。なお、本例では、第一のターボボタン報知よりも装飾図柄の停止表示の方が表示に関して優先順位が高いため、第一のターボボタン報知の上に、装飾図柄を表示させている。
続く同図(c)に示す状態は、通常状態における大当り確定表示であり、右打ちが推奨される遊技状態ではなく、ターボボタン804gの押下操作を検出しているが、第1副制御部400は、同図(d)に示す大当り開始インターバルのタイミングまで、第一のターボボタン報知を行わないようにしている。
続く同図(d)に示す状態は、大当り遊技の開始を待っている大当り開始インターバル状態である。この大当り開始インターバル状態は通常状態であるが、直後に開始される大当り遊技(大当り状態)において右打ちが推奨される状態であるため、第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208を用いて、右打ちを促す右打ち促進報知を行う。本例では、右打ち促進報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボボタンを押して右のアタッカを狙え!」という文字表示を行っている。
なお、本例では、遊技状態が大当り開始インターバル状態に移行したことを条件として右打ち促進報知を行っているため、ターボボタン804gの押下操作を検出している場合(大当り開始インターバル状態への移行前から遊技者がターボボタン804gの押下操作を継続している場合)でも、遊技状態が大当り開始インターバル状態に移行したときには右打ち促進報知を行う。つまり、遊技者が既にターボボタン804gを押下している場合であっても改めて操作するように促す報知が行われるため、操作を継続して行っていた遊技者に違和感を生じさせる構成である。
<ターボボタン報知/実施例2−4>
図123および図124は、実施例2−4に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、ターボボタン804gの実際の操作と矛盾する報知を行う例を示している。
図123(a)に示す状態は、電サポ確変状態においてターボボタン押下中報知を行っている状態である。第1副制御部400は、電サポ確変状態中にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行っている。
同図(b)に示す状態は、回数切り確変機(ST機)において特図の変動遊技回数が規定回数(本例では100回)に到達し、通常状態に移行した状態である。第1副制御部400は、電サポ確変状態中に特図の変動遊技回数が規定回数(本例では100回)に到達したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、右打ちの中止を促す右打ち中止報知を行う。本例では、右打ち中止報知として、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)と、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。遊技台は、移行の検出結果に関わらず、一定時間この報知を継続して実行する。
すなわち、本例では、発射ハンドル134による右打ちを行っていない場合でも、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)が行われることがあり、実際の操作と報知とが一部、矛盾することになる。また、本例では、ターボボタン804gの新たな押下操作を行っていない場合(ターボボタン804gを同図(b)に示すタイミング以前から押下操作している場合)でも、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示)が行われることがあり、実際の操作と報知とが一部、矛盾することになる。
また、本例では、続く同図(c)〜(d)に示す通常状態においては、ターボボタン804gの押下操作を検出していないが、同図(b)のタイミングで開始した打ち中止報知を継続している。
また、図124(e)に示す大当り開始インターバルでは、第1副制御部400は、右打ち中止報知を継続しつつ、ターボボタン804gの押下操作を促すターボボタン押下操作示唆報知(本例では、「ターボボタンを押せ!」という文字表示と、ターボボタン804gの押下操作にあわせて「タ」の文字が施された円形の画像(ターボボタン802gを模した画像)が回転するアニメーション表示)を行っている。
すなわち、本例では、ターボボタン804gの押下を止めるように促す報知と、ターボボタン804gの押下を促す報知と、を同時に行っている。本例によれば、矛盾した報知を行うことによって、遊技性を高めることができ、遊技に新たな面白みを付加できる場合がある。該複数の報知による矛盾した状態は、右打ち中止報知が先に終了されることで正常になる場合と、ターボボタン押下促進報知が先に終了されることで、正常になる場合の複数のパターンがある。また、複数の報知が同時に終了することで、矛盾が解消されても良い。
<ターボボタン報知/実施例2−6>
図125は、実施例2−6に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技状態の変化に基づく報知の態様と、ターボボタン804gの押下操作に基づく報知の態様が共通する例を示している。
同図(a)に示す状態は、電サポ確変状態においてターボボタン押下中報知を行っている状態である。第1副制御部400は、電サポ確変状態中にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行っている。
同図(b)に示す状態は、同図(a)に示す電サポ確変状態から通常状態に移行した状態である。第1副制御部400は、ターボボタン804gの押下操作を検出したこととは無関係に、遊技状態が変化したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、右打ちの中止を促す右打ち中止報知を行う。本例では、右打ち中止報知として、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)と、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。
一方、同図(c)に示す状態は、通常状態においてターボボタン804gの押下操作を検出した状態である。第1副制御部400は、遊技状態とは無関係に、ターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、同図(b)と同じ報知態様の右打ち中止報知を行う。
すなわち、本例では、同図(b)に示す、遊技状態の変化に基づく報知の態様と、同図(c)に示す、ターボボタン804gの押下操作に基づく報知の態様と同一にしている。本例によれば、異なる要因に基づいて同一の報知が行われるため、意外性のある報知を行うことができる場合がある。なお、遊技状態の変化に基づく報知の態様と、ターボボタン804gの押下操作に基づく報知の態様は完全同一でなくてもよく、少なくとも一部が共通するものであればよい。このようにすれば、条件毎に報知態様を切り替える必要がなくなるため、設計や制御が楽になる。
本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、複数の報知を少なくとも報知可能な報知手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置884)と、を備えた遊技台であって、前記複数の報知のうちの一つは、第一の報知(例えば、図119(b)〜(d)に示す右打ち中止報知(「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示と「ターボボタンを離して下さい」という文字表示))であり、第一の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態とは少なくとも異なる状態であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記報知手段は、前記第一の期間において、前記第一の報知を少なくとも報知開始可能なものであり、前記報知手段は、前記第二の期間において、前記第一の報知を開始しないものであり、前記報知手段は、前記第二の期間において、前記第一の期間で報知が開始された前記第一の報知を継続(例えば、図119(b)〜(d)に示す期間中、継続)して少なくとも報知可能なものである、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、発射手段が第一の発射制御状態から第二の発射制御状態に変更になった場合でも第一の報知を継続することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができ、発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
また、前記第一の報知は、前記第一の期間および前記第二の期間のいずれか一方の期間への変更を促す報知(例えば、図119(b)〜(d)に示す右打ち中止報知(「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示と「ターボボタンを離して下さい」という文字表示))であるであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者は第一の報知にしたがって操作手段の状態の切り替え適切に行うことができ、遊技意欲を持続させることができる場合がある。
また、前記報知手段は、前記第二の期間において、第一の時間(例えば、30秒)に亘って、前記第一の期間で報知が開始された前記第一の報知を少なくとも報知可能なものであってもよい。
また、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第二の報知であり、前記報知手段は、前記第二の期間において、第二の報知を少なくとも報知開始可能なものであり、前記報知手段は、前記第一の期間において、前記第二の期間で報知が開始された前記第二の報知を継続して少なくとも報知可能なものであり、前記第二の報知は、前記第一の報知と異なる報知であってもよい。
また、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第三の報知であり、前記報知手段は、前記第一の期間において、前記第三の報知を少なくとも報知開始可能なものでであってもよい。
また、ターボボタンの検出結果にかかわらずに報知を実行してもよく、例えば、ターボボタンを押下していないが、盤面右側に設けられたスルーが遊技球を検出したことに基づいて、ターボボタンを離すよう報知するものでもよい(当然離しても離さなくても報知内容は変わらない)。また、遊技球がスルーを通過したことに基づいて、初めてターボボタンが押下されているか否かを判定し、該判定結果に基づいて報知を行ってもよい。
また、ターボボタンを押下中であるにも関わらず(例えば、遊技状態の変化タイミングや、特定の当否判定結果が導出されたタイミングで)ターボボタンの押下を促す報知が行われるようにしてもよい。また、報知は所定の時間にわたって行われるものでもよい。また、ターボボタンの押下検出結果にかかわらずに開始された報知は、ターボボタンの押下検出結果に基づいて終了するものでもよい。また、押下検出結果に関わらずに行われる報知は、発射特性の変更を促す報知するものでもよい。また、押下検出結果に関わらずに行われる報知は、遊技者の利益に関する報知するものでもよい。また、押下検出結果に関わらずに行われる報知は、遊技者の利益に関しない報知を行うものでもよい。また、該報知は、所定の時間にわたって報知されてもよい。
また、検出結果に基づく報知を行っているにもかかわらず、検出結果に基づかない報知を行ってよく、例えば、検出結果に基づく報知と検出結果に基づかない報知は、絶対に一緒に報知されないようにしてもよい。また、一方の報知の実行中に他方の報知が開始された場合に、実行中であった報知が中止される場合があってもよい(通常遊技状態において、大当り直前にターボボタンを押して警告報知、該警告報知中に図柄停止+右打ち報知(ターボボタンの押下検出結果に基づかずにターボボタンの押下を促進する報知)。また、検出結果に基づく報知は、検出結果に基づかない報知よりも長い時間(または、短い時間)、報知されるようにしてもよい。
また、検出結果に基づく報知と検出結果に基づかない報知が同時に行われる場合があってもよく、例えば、右打ち終了時に検出結果に基づかずに「左に戻せ」報知を実行しつつ、該報知中にオートボタンの押下を検出したため、該押下検出に基づいてさらに「左に戻せ報知」を追加で行ってもよい。また、相反する報知が同時に行われる場合があってもよく、例えば、非電サポ中にオートボタンが押下されたことに基づいて「左に戻せ報知」を開始し、該報知中に普図が当たったことに基づいて、「右打ち促進(オートボタンを押すように促す)報知」を行ってもよい。
<ターボボタン報知/実施例3−1>
図126および図127は、実施例3−1に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、電サポ確変状態中にチュートリアル報知を行う例を示している。
同図(a)から同図(b)に示す状態は、電サポ確変状態(非変動中)においてチュートリアル報知を開始した状態である。第1副制御部400は、電サポ確変状態中に特図変動遊技が所定時間(本例では、30秒)発生しなかったことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの使用方法を報知するチュートリアル報知を行う。なお、本例におけるチュートリアル報知は、ムービーからなり、遊技者による操作によって進行状況は変化しない(中止については下記参照)。
本例では、チュートリアル報知として、図126(b)〜図127(f)の期間中に、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの配置場所の説明(本例では、図126(c)に示す「ハンドルの近くに「タ」と書かれたボタンがあるじゃろ?」という文字表示)、ターボボタン804gの機能の説明(本例では、図127(e)に示す「球の強さが変わるんじゃ!」という文字表示)を行うアニメーション表示を行っている。なお、チュートリアル報知はアニメーション表示に限定されず、1または複数の静止画によって構成してもよい。
なお、チュートリアル報知においては、ターボボタンに関する各種構成(ハンドルやターボボタンなど)を映像や画像で遊技者に報知しても良い。この際遊技者に視認可能となるものは実際の構成ではなく、CG等であっても良い。また、実際の構成と全く同じである必要もなく、デフォルメ等が施されていても良い。
また、同図(g)に示す状態は、チュートリアル報知を終了した状態である。第1副制御部400は、チュートリアル報知の内容にしたがった操作(本例では、ターボボタン804gの押下操作)を検出したことを条件として、チュートリアル報知を終了する。なお、チュートリアル報知の終了条件は、ターボボタン804gの押下操作に限定されず、その他の操作手段の操作を検出した場合に終了してもよいし、チュートリアル報知が最後まで行われた場合に自動的に終了してもよい。
また、本例では、第1副制御部400は、所定の条件が成立したこと(本例では、チュートリアル報知の途中でターボボタン804gの押下操作を検出したこと)を条件として、チュートリアル報知を途中で強制終了(キャンセル)するように構成している。なお、チュートリアル報知の強制終了条件は、ターボボタン804gの押下操作に限定されず、その他の操作手段の操作を検出した場合に強制終了してもよいし、特図の変動が開始された場合に強制終了してもよい。
<ターボボタン報知/実施例3−2>
図128は、実施例3−2に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、大当り開始インターバル時にチュートリアル報知を行う例を示している。
同図(a)に示す状態は、通常状態における特図の停止表示中であり、続く同図(b)に示す状態は、大当り遊技の開始を待っている大当り開始インターバル状態である。
第1副制御部400は、大当り開始インターバル状態に移行したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの使用方法を報知するチュートリアル報知を行う。
本例では、チュートリアル報知として、同図(c)のタイミングで、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの配置場所の説明(本例では、「押して」という文字表示と、ターボボタン804gを指し示す矢印の画像表示)、ターボボタン804gによる右打ちで狙う入賞口の説明(本例では、「入れろ!」という文字表示と、第2可変入賞口235を指し示す矢印の画像表示)を行うアニメーション表示を行っている。なお、本例では、大当り開始インターバル状態の直後に大当り遊技が開始され、第2可変入賞口235の開放制御が行われるため、同図(c)に示すタイミング(第2可変入賞口235が開いていない状態)で第2可変入賞口235に関連する説明を行っても、直後に第2可変入賞口235が開くため、遊技者が著しく不利になることはない。
また、同図(d)に示す状態は、チュートリアル報知を終了した状態である。第1副制御部400は、大当り遊技が開始されたこと(大当り開始インターバル状態が終了したこと)を条件として、チュートリアル報知を終了する。
<ターボボタン報知/実施例3−3>
図129および図130は、実施例3−3に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、右打ちが推奨されない通常状態中にチュートリアル報知を行う例を示している。
同図(a)から同図(b)に示す状態は、通常状態においてチュートリアル報知を開始した状態である。第1副制御部400は、通常状態中に特図の当否判定結果が特定の結果(本例では、はずれ)であり、かつ、特図の変動時間が特定の変動時間であることを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの使用方法を報知するチュートリアル報知の開始示唆表示を行う。
同図(b)に示す状態は、チュートリアル報知の開始示唆表示を行っている状態である。第1副制御部400は、所定条件が成立したこと(本例では、特図変動が開始されると共に、該特図変動の抽選結果がはずれで且つ特定の変動タイマが選択された場合)を条件として、チュートリアル報知を開始する。なお、チュートリアル報知の開始条件は、チャンスボタン136の押下操作に限定されず、その他の操作手段の操作を検出した場合に終了してもよいし、チュートリアル報知を自動的に開始してもよい。
特図変動が開始されると、キャラクタ爺による発言「ターボボタンとは何ですかな?」が表示されると共にキャラクタ吉宗の側にチャンスボタンが表示される。所定時間内にチャンスボタンの押下が検出された場合には同図(c)に示すように演出が進行し、所定時間内にチャンスボタンの押下が検出されなかった場合には、演出を終了する。なお、チャンスボタンの押下が検出されなかった場合であっても演出を進行させても良い。
本例では、チュートリアル報知として、図129(b)〜図130(f)の期間中に、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの配置場所の説明(本例では、図129(c)に示す「ターボボタンとは何ですかな?」、「ハンドルそばのボタンのことじゃ」という文字表示)、ターボボタン804gの機能の説明(本例では、図129(d)に示す「押すとどうなるのですかな?」、「球の勢いが変わるのじゃ!」という文字表示)を行うアニメーション表示を行っている。
なお、チュートリアル報知はアニメーション表示に限定されず、1または複数の静止画によって構成してもよい。また、通常遊技中のチュートリアル報知は、特図の当否判定結果がはずれであることを示唆する予告報知を兼ねていてもよく、チュートリアル報知が行われる特図変動遊技の当選確率がチュートリアル報知が行われない特図変動遊技の当選確率よりも低いことを示唆する予告報知を兼ねていてもよい。
同図(g)に示す状態は、チュートリアル報知を終了した状態である。第1副制御部400は、所定の条件が成立したこと(本例では、チュートリアル報知が最後まで行われたこと)を条件として、チュートリアル報知を終了する。なお、チュートリアル報知の終了条件は、チュートリアル報知が最後まで行われたこと限定されず、操作手段の操作を検出した場合に終了してもよい。
また、本例では、同図(f)に示すチュートリアル報知中は、ターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、ターボボタン804gの押下操作を止めるように促す第一のターボボタン報知(本例では、「ターボボタン804gを離してください」という文字表示(警告表示))を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。すなわち、本例では、チュートリアル報知において説明された操作(ターボボタン804gの押下操作)を行ったにも関わらず、当該操作の中止を促す報知を行っている。
また、同図(g)に示すチュートリアル報知後は、普図始動口228bを球が通過したことを条件として、右打ち中止報知(本例では、「ハンドルを左に戻して下さい」という文字表示(第一の警告表示)と、「ターボボタンを離して下さい」という文字表示(第二の警告表示))を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。すなわち、本例では、チュートリアル報知において説明された操作(ターボボタン804gの押下操作)によって生じたイベント(普図始動口228bの入球)にも関わらず、当該操作の中止を促す報知を行っている。つまり、チュートリアル報知が行われているからといってチュートリアル報知で報知された通りの操作を行うと、当該操作を止めるように促される場合がある。また、図示はしていないが、当該操作を止めるように促す報知によってチュートリアル報知の一部または全部を妨げても良い。
<ターボボタン報知/実施例3−4>
図131は、実施例3−4に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技者の操作に応じたチュートリアル報知を行う例を示している。
本例では、チュートリアル報知として、大当り遊技の2Rの実行中に、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの配置場所の説明やターボボタン804gの機能の説明を行っている。具体的には、第1副制御部400は、同図(b)に示すタイミングでは、ターボボタン804gの押下操作を検出していないことを条件として、ターボボタン804gの配置場所の説明(本例では、「ハンドルそばのターボボタンを使うと大当りの消化が楽です」という文字表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。
また、同図(c)に示すタイミングでは、ターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、ターボボタン804gの配置場所の説明(本例では、「そう!そのボタンです」という文字表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。また図示はしていないが、このタイミングで別の操作手段が操作された場合(例えばチャンスボタン136)には、間違っている旨の報知を行っても良いし、ターボボタン804gが設けられた領域を図示することで、ターボボタン804gの正しい配置位置を遊技者に報知しても良い。
また、同図(d)に示すタイミングでは、ターボボタン804gの押下操作を検出していることを条件として、ターボボタン804gの機能の説明(本例では、そのボタンを押している間は球の勢いが強くなります。」という文字表示)を、装飾図柄表示装置208を用いて行っている。なお、該報知中に遊技者がターボボタン804gを放したことに基づいて別の報知が行われるように構成していても良い。
<ターボボタン報知/実施例3−5>
図132は、実施例3−5に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、複数の操作手段に関するチュートリアル報知を同時に行う例を示している。
本例では、第1副制御部400は、同図(a)に示すチュートリアル表示と同図(b)に示すチュートリアル表示を繰り返し実行することで、ターボボタン804gによる右打ちの説明と発射ハンドル134による右打ちの説明を同時に行っている。なお、同図(a)に示すチュートリアル表示と同図(b)に示すチュートリアル表示を繰り返し実行するアニメーションを表示してもよい。
具体的には、同図(a)に示すチュートリアル表示では、ターボボタン804を模した画像表示と「ターボボタンを・・・」という文字表示によって、ターボボタン804の説明であることを示唆するとともに、発射ハンドル134を手で握っている画像表示と「ハンドルを・・・」という文字表示によって、発射ハンドル134の説明であることを示唆している。
また、同図(b)に示すチュートリアル表示では、ターボボタン804を押した様子を表す画像表示と「押す!」という文字表示によって、ターボボタン804による右打ち方法を示唆するとともに、発射ハンドル134を回転させている様子を表す画像表示と「捻る!」という文字表示によって、発射ハンドル134による右打ち方法を示唆している。
なお、本実施例に記載したチュートリアル報知は、右打ちが推奨される期間(電サポ中、大当り中など)が実際に開始される直前の状態において報知されていても良いし、右打ちが推奨される期間中に報知されていても良い。また、同図(a)(b)に示すように両報知が同じ周期で繰り返し実行される必要はなく、それぞれの報知で周期が異なっていても良いし、一方の報知が周期的に繰り返されるものではなく、一回で終わるものであっても良い。
本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、複数の報知を少なくとも報知可能な報知手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、チュートリアル報知(例えば、図126(b)〜図127(f)に示すチュートリアル報知)であり、第一の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態とは少なくとも異なる状態であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記第一の期間とは、第一の操作で少なくとも操作されている期間のことであり、前記第二の期間とは、第二の操作で少なくとも操作されている期間のことであり、前記チュートリアル報知とは、前記第一の操作に関する報知(例えば、ターボボタン804gの配置場所の説明やターボボタン804gの機能の説明)を少なくとも含む報知のことである、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、第一の操作に関するチュートリアル報知を行うことができるため、遊技者はチュートリアル報知にしたがって操作に関する情報を把握した上で適切な操作を行うことができ、発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
また、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第一の操作手段(例えば、ターボボタン804g)を備え、前記第一の操作とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されている操作のこと(例えば、押下操作すること)であり、前記第二の操作とは、前記第一の操作手段が少なくとも操作されていない操作のこと(例えば、押下操作を中止すること)であってもよい。
このような構成とすれば、第一の操作手段によって第一の状態と第二の状態の切り替えを容易に行うことができ、遊技者の利便性を高めることができる場合がある。
また、前記チュートリアル報知とは、前記第一の期間を前記第二の期間に移行するための前記第一の操作手段の操作方法を示唆する報知(例えば、図128(c)に示す、「押して」という文字表示と、ターボボタン804gを指し示す矢印の画像表示)を少なくとも含む報知のことであってもよい。
このような構成とすれば、遊技者はチュートリアル報知によって第一の操作手段の操作方法を知ることができ、適切な操作を行うことができる場合がある。
また、前記遊技台は、複数の遊技状態のうちのいずれか一つの遊技状態となることが可能なものであり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第一の遊技状態であり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第二の遊技状態であり、前記発射手段は、少なくとも第三の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記第二の期間は、前記第一の遊技状態中の期間であり、前記第三の期間は、前記第二の遊技状態中の期間であり、前記第二の期間は、前記第三の期間よりも遊技者にとって不利な期間であり、前記報知手段は、前記第二の期間において、前記チュートリアル報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
また、図柄変動表示を少なくとも表示可能な図柄表示手段を備え、前記報知手段は、前記図柄変動表示が行われていない期間において、前記チュートリアル報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
また、当否判定を少なくとも実行可能な当否判定手段を備え、前記報知手段は、前記当否判定手段によって第一の当否判定結果が導出された場合に、前記チュートリアル報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
また、前記図柄表示手段は、前記当否判定手段によって、ハズレが導出された場合に、ハズレ図柄変動を少なくとも表示可能なものであり、前記報知手段は、前記ハズレ図柄変動の表示中に、前記チュートリアル報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
また、遊技者が少なくとも操作可能な第二の操作手段(例えば、ダイヤル806)を備え、演出表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記発射手段は、少なくとも第四の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記発射手段は、前記表示手段の正面視右側となる領域(以下「右打ち領域」という)に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第四の期間とは、前記第二の操作手段が第三の操作で少なくとも操作されている期間のことであり、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、前記右打ち領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記チュートリアル報知とは、前記第一の操作および前記第三の操作のうちのいずれか一つを示唆する報知を少なくとも含む報知(例えば、図132(a)に示す、ターボボタン804gに関するチュートリアル表示と、同図(b)に示す、ハンドル806に関するチュートリアル表示のいずれか一方)のことであってもよい。
また、遊技者が少なくとも操作可能な第二の操作手段(例えば、ダイヤル806)を備え、演出表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記発射手段は、少なくとも第四の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記発射手段は、前記表示手段の正面視右側となる領域(以下「右打ち領域」という)に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第四の期間とは、前記第二の操作手段が第三の操作で少なくとも操作されている期間のことであり、前記第一の発射制御状態にある前記発射手段は、前記右打ち領域に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記チュートリアル報知は、前記第一の操作および前記第三の操作の両方を示唆する報知を少なくとも含む報知(例えば、図132(a)に示す、ターボボタン804gに関するチュートリアル表示と、同図(b)に示す、ハンドル806に関するチュートリアル表示の両方)のことであってもよい。
また、デモ中にターボボタンに関するチュートリアル報知を行ってもよい。また、図柄変動が開始された場合にチュートリアル報知をキャンセルしてもよい。また、チュートリアル報知として、発射特性を変更するための操作が図示されてもよい。また、チュートリアル報知の最中であっても、遊技状態によってはチュートリアル報知に従うと警告されるようにしてもよい。
また、チュートリアル報知に従った発射(ターボ押下右打ち)を行っている場合にチュートリアル報知が中断される確率は、チュートリアル報知に従っていない発射を行っている場合よりもチュートリアル報知が中断されにくくしてもよい。また、チュートリアル報知は遊技者の操作によって開始されるようにしてもよい。また、チュートリアル報知は遊技者の操作によってキャンセルされるようにしてもよい。また、チュートリアル報知中にターボボタン押下の検出が行われ、検出結果に基づいて報知態様が変化するようにしてもよい(例えば、チュートリアル報知が遊技者の操作態様に応じて変化していくようにしてもよい)。
また、図柄変動中にターボボタンに関するチュートリアル報知を行ってもよい。また、実行されるタイミングや条件によってチュートリアルの報知態様が異なるようにしてもよい。また、大当り変動よりもハズレ変動の方がチュートリアル報知が実行されやすくてもよい(例えば、大当り変動ではチュートリアル報知が行われなくてもよい)。
また、チュートリアル報知は、その他の予告報知(当該変動・先読み予告にかかわらず)によって一部または全部が隠される場合があってもよい。また、当該変動の抽選結果に応じてチュートリアル報知が実行されるようにしてもよい(例えば、当該変動の結果、ターボボタンを押下してもよい(押下した方がよい)状態が開始されるため、該状態が開始されることの予告報知として、チュートリアル報知を実行してもよい)。また、変動中のチュートリアル演出は、当該変動が大当りとなることを予告報知するものであってもよい。
また、実際にターボボタンを用いて遊技を行う期間が開始される直前にチュートリアル報知を行ってもよい。また、突確大当り中にチュートリアル報知を行ってもよい。また、操作手段の操作に関する条件が成立した場合には、発射手段の発射を停止または、複数の発射特性のうちの一方を用いた発射を行うことができないように制御してもよい。
また、第一の大当り時に開閉する第一のアタッカと、第二の大当り時に開閉する第二のアタッカを備え、第一のアタッカと第二のアタッカは異なる流下経路上に設けられているにも関わらず、第一の大当りも第二の大当りも同じハンドル角度で消化することができる(大当り中に開閉するアタッカに遊技球を入球させることができる)ものでもよい。第一のハンドル角は、第一の大当りと第二の大当りの両方を消化することができるが、第二のハンドル角は、第二の大当りの消化のみ可能で、第一の大当りを消化することができない。
また、ターボボタンに関する報知が行われ、該報知に従って操作を行うことで、該報知が終了するようにしてもよく、例えば、ターボボタンを離すように報知が行われ、遊技者がボタンを離したことが検出されたことに基づいて、該報知が終了するようにしてもよい。また、離すように促す報知は、遊技者がターボボタンを押下していることに基づいて行われてもよいし、遊技者がターボボタンを操作しているか否かに関わらず行われてもよい。
<ターボボタン報知/実施例4−1>
図133および図134は、実施例4−1に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、装飾図柄の組合せを用いてターボボタン報知を行う例を示している。
図133(a)に示す状態は、リーチ状態の装飾図柄組合せ(本例では、装飾7−(変動中)―装飾7)を表示している状態であり、図133(b)に示す状態は、リーチ状態の装飾図柄組合せを用いてターボボタン報知を開始した状態である。
第1副制御部400は、リーチ状態の装飾図柄組合せを表示した後に所定時間が経過したことを条件として、リーチ状態の装飾図柄組合せを用いてターボボタン報知を行う。本例では、同図(b)〜(c)に示すように、ターボボタン報知として、リーチ状態の装飾図柄組合せのうち、変動表示中の装飾図柄の画像(↓)の手前に、透過性を有する「ターボ」の文字を施した矩形画像を徐々に出現させるアニメーション表示を行っている。
なお、このターボボタン報知は、変動中の特図の当否判定結果が特定の当否判定結果(例えば、特図D(突然確変))であることを示唆する予告報知を兼ねていてもよく、他の当否判定結果(例えば、はずれや小当り)であることを示唆する予告報知を兼ねていてもよい。また、同図(b)に示すような透過性を有する「ターボ」の文字を施した矩形画像が表示された場合には、必ず特図Dが停止表示されても良いし、はずれが停止表示される場合があっても良い。また、該矩形画像が表示されなかった場合よりも表示された場合の方が突然確変が生起される確率が高くなっていても良い。
本例によれば、変動中の特図の当否判定結果を示唆することが可能な上に、当該当否判定結果によって実行されるイベント(電チュー開放など)を示唆することができるため、遊技者の期待感を高めることができる場合がある。また、該イベントが発生する前と発生している最中とで関連した報知を行うことで、遊技者の遊技への没入感を煽ることができる場合がある。
また、同図(d)に示す状態は、第2可変入賞口235の開放制御が行われる大当り遊技を実行している状態である。この大当り遊技は右打ちが推奨される遊技状態であるため、第1副制御部400は、装飾図柄表示装置208を用いて、右打ちを促す右打ち促進報知を行う。本例では、右打ち促進報知として、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行う。
また、本例では、この右打ち促進報知と同時に、ターボボタン804gの押下操作を推奨する期間であることを示唆するターボボタン押下操作促進報知を行う。本例では、ターボボタン押下操作促進報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ待機中」という文字表示を行っている。なお、本例のターボボタン押下操作促進報知では、大当り遊技の直前に行うターボボタン報知との関連性を高めるために、「ターボ」の文字を使用した報知を例示したが、他の文字を使用した報知でもよいし、ターボボタン804gを模した画像を使用した報知でもよい。
また、図134(e)、(f)に示す状態は、大当り状態から電サポ確変状態に移行する終了インターバルの状態であり、図134(g)に示す状態は、電サポ確変状態である。第1副制御部400は、大当り状態(終了インターバル)においては、右打ちを促す右打ち促進報知を継続するとともに、ターボボタン押下操作促進報知の態様を、「ターボ待機中」の文字表示→「ターボ発動!!」の文字表示→ターボボタン804を模した画像表示と「ターボボタンを・・・」という文字表示+ターボボタン804を押した様子を表す画像表示と「押す!」という文字表示、の順番で変化させている。
また、同図(g)に示す状態は、電サポ確変状態においてターボボタン押下中報知を行っている状態である。第1副制御部400は、電サポ確変状態中にターボボタン804gの押下操作を検出したことを条件として、装飾図柄表示装置208を用いて、ターボボタン804gの押下操作が受け付けられていることを示唆するターボボタン押下中報知を行う。本例では、ターボボタン押下中報知として、装飾図柄表示装置208を用いて、「ターボ中」という文字表示と、複数の右向き矢印を右方向に移動させるアニメーション表示を行っている。
<ターボボタン報知/実施例4−2>
図135は、実施例4−2に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、特図の先読み結果に基づいてターボボタン報知を行う例を示している。
同図(b)に示す状態は、変動中および保留中の特図の先読み結果に基づいてターボボタン報知を行っている状態である。第1副制御部400は、当該変動中の特図の先読み結果(または保留中の特図の先読み結果)に基づいて、ターボボタン報知を行う。本例では、ターボボタン報知として、2番目の保留に対応する特図の先読み結果に基づいて、「ターボ準備中」という文字が施された帯状の画像表示と、2番目の保留に対応する保留アイコンに「Turbo」という文字表示を付加している。
また、本例では、特図の保留増加と同時に、ターボボタン804gを点滅させる演出を開始し、当該演出を、増加した保留に対応する特図変動遊技が終了するまで継続する。なお、増加した保留に対応する特図変動遊技が終了する前に演出を終了してもよいし、当該演出を行う一方で右打ちの機会を付与しないガセ演出を行ってもよい。なお、該演出が実行された場合には、必ず特図Dが停止表示されても良いし、はずれや特図Dとは別の大当りや小当りが発生しても良い。更に保留アイコンに「Turbo」と表示される演出と、「ターボ準備中」と表示される演出がそれぞれ別に実行されても良い。
本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、複数の報知を少なくとも報知可能な報知手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、当否判定を少なくとも実行可能な当否判定手段(例えば、図43に示すステップS229の特図2関連抽選処理、図43に示すステップS231の特図1関連抽選処理)と、を備えた遊技台であって、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第一の報知(例えば、図133(b)、(c)に示す、リーチ状態の装飾図柄組合せを用いて行うターボボタン報知)であり、第一の発射制御状態にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態とは少なくとも異なる状態であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態となるものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間において、前記第二の発射制御状態となるものであり、前記報知手段は、前記当否判定の結果が第一の当否判定結果(例えば、特図D(突然確変))であった場合に、前記第一の報知を少なくとも報知可能なものであり、前記第一の報知とは、前記第一の発射制御状態に関する報知を少なくとも含む報知である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができる上に、第一の報知によって何らかの利益が得られるかもしれないという期待感を抱くことができ、発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
また、図柄変動表示を少なくとも表示可能な図柄表示手段(例えば、第2特図表示装置214)を備え、前記報知手段は、前記第一の当否判定結果に対応する前記図柄変動表示が終了するよりも前に前記第一の報知の報知を終了するものであってもよい。
このような構成とすれば、当該変動の予告報知として第一の報知を行うことができ、遊技者の期待感をさらに高めることができる場合がある。
また、図柄変動表示を少なくとも表示可能な図柄表示手段(例えば、第2特図表示装置214)を備え、前記報知手段は、前記第一の当否判定結果と対応する前記図柄変動表示の表示開始前に、前記第一の報知を少なくとも報知開始可能なものであってもよい。
このような構成とすれば、当該変動以降の変動の先読み予告報知として第一の報知を行うことができ、遊技者の期待感をさらに高めることができる場合がある。
また、前記報知手段は、前記当否判定手段によって第二の当否判定結果が導出された場合に、前記第一の報知を報知しないものであってもよい。
また、前記報知手段は、前記複数の報知のうちの少なくとも一つは、第二の報知であり、前記報知手段は、前記当否判定手段によって第二の当否判定結果が導出された場合に、前記第二の報知を少なくとも報知可能なものであり、前記第二の報知は、前記第一の報知と同一の報知態様を含むものであり、前記第二の報知は、前記第一の報知と異なる報知態様を含むものであってもよい。
また、前記遊技台は、複数の遊技状態のうちのいずれか一つの遊技状態となることが可能なものであり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第一の遊技状態(例えば、非電サポ状態)であり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第二の遊技状態(例えば、電サポ状態)であり、前記遊技台は、前記当否判定手段によって前記第一の当否判定結果が導出された場合に、前記第一の遊技状態から前記第二の遊技状態に移行可能なものであり、前記第一の遊技状態において前記発射手段が前記第一の発射制御状態にある場合には、前記第二の遊技状態において前記発射手段が前記第二の発射制御状態にある場合よりも遊技者にとって不利であってもよい。
また、先読み予告でターボボタンの押下促進報知をおこなってもよい。また、保留アイコンの報知態様が、発射手段の発射特性を変更した場合に報知される報知態様と関連する態様からなる(発射特性が変更されている間に報知される態様の少なくとも一部と、保留アイコンの表示態様の少なくとも一部が同じ)。
また、ターボ中図柄(第一の状態であることを示唆する装飾図柄)については、抽選結果を示す図柄組み合わせのうち、少なくとも1の図柄の態様が発射手段の発射特性を変更した場合に報知される報知態様と関連する態様からなるものでもよい。また、普図ロング解放演出については、普図変動の抽選結果に応じてターボに関する報知が行われるようにしてもよいし、該演出におけるターボに関する報知と、ターボに関しない報知は、態様の一部が共通し、他部が共通しないようにしてもよい。
また、発射特性が変更されている場合と、発射特性が変更されていない場合とでは、特定の演出の実行確率が異なるようにしてもよく、例えば、一方の特性では実行されない演出があってもよい。また、ターボ状態の開始のみを予告するものではなく、ターボ状態が終了することを予告報知してもよい。また、予告された内容とは異なる現象(ガセ演出(偽の演出))が発生する場合があってもよい。
<ターボボタン報知/実施例5−1>
図136は、実施例5−1に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技状態に応じてターボボタン報知の報知態様を変化させる例を示している。
本例は、同図(a)に示す通常状態(電サポ状態が始まる直前の通常状態)では、上記図133(b)を用いて説明した、リーチ状態の装飾図柄組合せを用いたターボボタン報知を行い、同図(b)に示す大当り状態(終了インターバル)では、上記図134(f)を用いて説明した、ターボボタン押下操作促進報知を行う。
また、同図(c)に示す電サポ状態では、上記図134(g)を用いて説明した、右打ち促進報知を行い、同図(d)に示す通常状態(電サポ状態が終わった直後の通常状態)では、同図(a)〜(c)に示す報知の態様とは異なる態様で、左打ちを促す左打ち促進報知を行っている。
本例によれば、電サポ状態が始まる直前の通常状態において、同図(a)に示す、装飾図柄組合せを用いたターボボタン報知を行うことに加えて、電サポ状態に移行する直前の大当り状態(終了インターバル)において、同図(b)に示す、ターボボタン押下操作促進報知を行うため、遊技者は電サポ状態に移行する前に、ターボボタン804gによる右打ちの準備を行うことができ、電サポ状態において、より確実に利益を得ることが可能となる。このため、遊技者の遊技台に対する印象を良くすることができる上に、遊技台の稼働率を高めることができる場合がある。
また、電サポ状態が終わった直後の通常状態においては、同図(d)に示す左打ち促進報知を行うが、ターボボタン804gの操作に関する報知は行わないため、ターボボタン804gに対する煩わしさを遊技者に与えることが無く、遊技者の遊技意欲が必要以上に減退してしまうことがない。また、発射ハンドル134によって右打ちを行っていた遊技者に対しては、遊技に適した操作を報知することができる。
<ターボボタン報知/実施例5−2>
図137は、実施例5−2に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技者の有利度合いに応じてターボボタン報知の報知態様を変化させる例を示している。
本例は、同図(a)に示す出玉有り大当りの開始時においては、上記図134(f)を用いて説明した、ターボボタン押下操作促進報知を行う。この出玉有り大当り開始時は、第2可変入賞口235の開放時間が、同図(b)に示す出玉なし大当り開始時よりも長く、出玉なし大当り開始時よりも遊技者にとって有利な状態であるため、ターボボタン押下操作促進報知を積極的に行うようにしている。これにより、第2可変入賞口235への入賞確率を高めることができ、遊技者の遊技意欲を向上させることができる場合がある。
一方、同図(b)に示す出玉なし大当り開始時においては、ターボボタン押下操作促進報知の一部を「ターボ?」の文字表示に変更した報知を行う。この出玉なし大当り開始時は、第2可変入賞口235の開放時間が、同図(a)に示す出玉有り大当り開始時よりも短く、出玉有り大当り開始時より遊技者にとって不利な状態であるため、右打ちを促す報知は行う一方で、ターボボタンの押下操作を促進する報知は積極的に行わないようにしている。これにより、遊技者に無駄な操作(利益にほとんど結びつかない操作)を行わせないようにすることができ、遊技者の遊技意欲の減退を回避できる場合がある。
本例によれば、右打ちが遊技者にとって有利な操作になる場合には、ターボボタンの押下操作を促進する報知を行い、そうでない場合には、ターボボタンの押下操作を促進する報知を行わないように構成しているため、遊技者に煩わしさを与えることがなく、ターボボタンに対する印象を良くすることができ、遊技意欲を高めることができる場合がある。
また、本例に係る遊技台(例えば、パチンコ機)によれば、複数の報知を少なくとも報知可能な報知手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、を備えた遊技台であって、前記複数の報知の一つは、第一の報知(例えば、図136(d)に示す、左打ちを促す左打ち促進報知)であり、第一の発射制御状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、第二の発射制御状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)にある前記発射手段は、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記第二の発射制御状態は、前記第一の発射制御状態とは少なくとも異なる状態であり、前記発射手段は、少なくとも第一の期間において、前記第一の発射制御状態になるものであり、前記発射手段は、少なくとも第二の期間において、前記第二の発射制御状態になるものであり、前記遊技台は、前記第一の期間において、第一の操作で操作された場合に、第一の状態をとるものであり、前記遊技台は、前記第二の期間において、第二の操作で操作された場合に、前記第一の状態をとるものであり、前記第二の操作は、前記第一の操作とは異なる操作であり、前記第一の報知は、前記第一の状態に関する報知を少なくとも含む報知である、ことを特徴とする遊技台である。
本例に係る遊技台によれば、第一の報知によって遊技台が第一の状態にあるか否かを容易に把握することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができ、発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
また、遊技者が少なくとも操作可能な複数の操作手段を備え、前記複数の操作手段のうちの一つは、第一の操作手段(例えば、ターボボタン804g)であり、前記複数の操作手段のうちの一つは、第二の操作手段(例えば、発射ハンドル134)であり、前記第一の操作とは、前記第一の操作手段を操作すること(例えば、押下操作すること)であり、前記第一の操作とは、前記第二の操作手段を操作すること(例えば、回転させること)であり、前記第二の操作とは、前記第一の操作手段を操作しないこと(例えば、押下操作を中止すること)であり、前記第二の操作とは、前記第二の操作手段を操作することであってもよい。
このような構成とすれば、第一の操作手段によって第一の状態と第二の状態の切り替えを容易に行うことができ、遊技者の利便性を高めることができる場合がある。
また、演出表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、前記発射手段は、前記表示手段の正面視左側となる領域(以下「左打ち領域」という)に遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記遊技台は、前記第二の期間において、第三の操作で操作された場合に第二の状態をとるものであり、前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態であり、前記第二の状態は、前記発射手段が前記左打ち領域に遊技球を少なくとも発射する状態であり、前記第三の操作とは、前記第一の操作手段を操作しないことであり、前記第三の操作とは、前記第二の操作手段を操作することであってもよい。
また、前記複数の報知のうちの一つは、前記第二の報知は、前記第二の操作および前記第三の操作のいずれか一方に関する報知を少なくとも含む報知(例えば、図136(d)に示す、左打ちを促す左打ち促進報知)のことであり、前記第二の報知は、前記第一の報知とは異なる報知であってもよい。
なお、「左打ち」に関する報知については、ターボボタンとダイヤルのどちらか一方でも操作が継続されていると左打ちは実現できないため、具体的な方法に対する報知を行うのではなく、方法を用いた場合に起こりうる現象を報知するようにしてもよい。これは、左打ちに戻すタイミングは有利な状態が終了(大当り終了、電サポ終了など)したタイミングであることが多く、有利な状態が終了して遊技者が苛立ちを感じている可能性があるのにも関わらず、遊技者が既に行っている方法について改めて口を出すとより遊技者の苛立ちを増幅させてしまうおそれがあるためである。
また、「右打ち」に関する報知については、具体的な報知を行わない場合を有しつつも、具体的な報知を行う場合を設けることで、具体的に行われた報知を強調することができる場合がある。また、「左打ち」および「右打ち」の両方の方法を具体的に報知するパターンがあってもよく、方法についての具体的な説明が行われるパターンを有することで、方法についての報知を具体的に報知しないパターンであっても遊技者が該報知中にどのような方法をとれば良いかを想像することができる場合がある。
また、結果は同じ(左に戻してほしい)であるにも関わらず、報知態様が異なる場合があってもよく、例えば、遊技状態の切り替わりにより「左に戻せ」、ターボ状態でない時にターボを検出したことに基づいて「左に戻せ」といった報知を行ってもよい。また、操作手段の操作に関する条件が成立した場合には、発射手段の発射を停止または、複数の発射特性のうちの一方を用いた発射を行うことができないように制御してもよい。
また、ターボボタンに関する報知が行われ、該報知に従って操作を行うことで、該報知が終了するようにしてもよく、例えば、ターボボタンを離すように報知が行われ、遊技者がボタンを離したことが検出されたことに基づいて、該報知が終了するようにしてもよい。また、離すように促す報知は、遊技者がターボボタンを押下していることに基づいて行われてもよいし、遊技者がターボボタンを操作しているか否かに関わらず行われてもよい。
<ターボボタン報知/実施例6>
図138および図139は、実施例6に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、遊技状態に応じてターボボタン報知の報知態様を変化させる例を示している。
図138(b)に示す状態では、特図の停止表示を行った時点で、遊技状態が同図(a)に示す電サポ状態から通常状態に移行している。主制御部300は、特図の停止表示を行った後に、遊技状態が電サポ状態から通常状態に移行したことを知らせる制御コマンド(サブコマンド)を第1副制御部400に送信するが、本例は、当該サブコマンドの送信タイミングは次回の特図の変動表示開始時点であるため、第1副制御部400が遊技状態の移行を把握できるのは、次回の特図の変動開始時点よりも遅いタイミングとなる。
図138(c)に示す状態は、主制御部300は遊技状態が通常状態であると認識しているが、第1副制御部400は遊技状態の移行を未だ把握できておらず遊技状態が電サポ状態であると認識している状態である。
この状態では、第1副制御部400は、ターボボタンを押下すべきではない期間(通常状態)であることを認識することができないため、ターボボタン804gの押下操作を知らせるサブコマンドを受信したとしても、ターボボタン報知(警告表示)は行うことができない。
また、電サポ状態中にはデモ演出を行わないが、通常状態中にデモ開始条件が成立した場合(例えば、特図の停止表示から30秒が経過した場合)にデモ演出を開始する遊技台の場合、同図(c)に示す状態では、第1副制御部400は、ターボボタンを押下すべきではない期間(通常状態)であることを認識することができないため、主制御部300からデモ開始を知らせるデモ開始コマンドを受信したとしても、デモ演出を開始することができない。
続く図138(c)に示す状態は、第1副制御部400は遊技状態の移行を未だ把握できておらず遊技状態が電サポ状態であると認識しているときに、主制御部300が普図始動口228bへの入球を検出した状態である。
この状態でも、第1副制御部400は、ターボボタンを押下すべきではない期間(通常状態)であることを認識することができないため、普図始動口228bへの入球を検出したことを知らせるサブコマンドを受信したとしても、ターボボタン報知(警告表示)は行うことができない。
図139(f)に示す状態は、主制御部300が第1特図始動口230への入球を検出し、特図の変動表示を開始する直前の状態である。主制御部300は、特図の変動表示の開始とともに、遊技状態が電サポ状態から通常状態に移行したことを知らせるサブコマンドを第1副制御部400に送信するため、同図(f)のタイミング以降、第1副制御部400は遊技状態の移行を把握することが可能となる。
図139(g)に示す状態は、第1副制御部400が遊技状態の移行を把握している状態である。第1副制御部400は、遊技状態が電サポ状態から通常状態に移行したことに基づいて、左打ちを促進する報知を行っている。
また、図139(h)に示す状態は、第1副制御部400が遊技状態の移行を把握している状態で、主制御部300からターボボタン804gの押下操作を知らせるサブコマンドを受信した状態である。
この状態では、第1副制御部400は、ターボボタンを押下すべきではない期間(通常状態)であることを認識することができているため、ターボボタン804gの押下操作を知らせるサブコマンドを受信した場合には、ターボボタン報知(警告表示)は行うことができる。
<ターボボタン報知/実施例7>
図140および図141は、実施例7に係るターボボタン報知の一例を時系列で示した図である。本例は、電源の遮断(電断)と電源の復帰(復電)時におけるターボボタン報知の報知態様の例を示している。
図140(c)に示す状態は、停電などにより通常状態中に電断が発生した状態である。この状態では、遊技台への電源供給が停止しているため、ターボボタン804gが押下操作されたとしても、当該操作を検出することができない。したがって、ターボボタン804gに対応する処理は行わず、装飾図柄表示装置208への表示も行うことができない。
続く図140(d)に示す状態は、復電により遊技台が電断前の状態に復帰している途中(電源の復旧中)の状態である。遊技台への電源供給が開始された場合、第1副制御部400は、復電処理を行うが、当該復電処理の一部の処理として、装飾図柄表示装置208の装飾図柄表示領域に「???」の図柄を表示する。また、主制御部300は、払出制御部600を介して発射制御部630に対し、ターボボタン804gのLEDを特別な態様で点灯させることを指示するコマンドを送信する。これにより、ターボボタン804gのLEDは、特別な態様で点灯することで復電中であることを報知する。
また、図141(e)に示すように、第1副制御部400は、電源の復旧中においては、普図始動口228bへの入球を検出したことを知らせるサブコマンドを受信したり、ターボボタン804gの押下操作を知らせるサブコマンドを受信したとしても、ターボボタン報知(警告表示)は行わない。
なお、本例では、第1副制御部400は、電源の投入から所定時間が経過するまでの期間中に、ターボボタン804gの押下操作を知らせるサブコマンドを受信した場合には、ターボボタン804gのLEDを、特別な態様で点灯するとともに、スピーカ120から「ターボボタン」という音声を出力するように構成している。このような構成とすれば、ターボボタン804gが有効に機能しているか否かを容易に確認することができる場合がある。
図141(f)に示す状態は、電源の復旧により、電断時に変動中であった特図が停止表示された状態である。第1副制御部400は、この電源の復旧以降は、普図始動口228bへの入球を検出したことを知らせるサブコマンドを受信したり、ターボボタン804gの押下操作を知らせるサブコマンドを受信したときに、ターボボタン報知(警告表示)を行う。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、第一の報知を少なくとも実行可能な第一の報知手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、前記発射手段の制御を少なくとも実行可能な第一の制御手段(例えば、発射制御基板174)と、前記第一の報知手段の制御を少なくとも実行可能な第二の制御手段(例えば、払出制御基板170、主制御基板156、第1副制御基板160、第2副制御基板164、演出制御基板820)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記第一の状態は、前記発射手段が遊技球を少なくとも発射することが可能な状態であり、前記第二の状態は、前記発射手段が遊技球を少なくとも発射することが可能な状態であり、前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態であり、前記第一の状態と前記第二の状態は、前記第一の報知(例えば、図122(d)に示す右打ち促進報知(「ターボボタンを押して右のアタッカを狙え!」という文字表示)や、ターボボタン押下中報知、ターボボタン操作を促す報知、ターボボタン操作を解除する旨の報知、ターボボタンに関するチュートリアル報知、ターボボタンのモニタ信号、前記第二の状態に関する報知など)の行われやすさが異なる、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第一の報知によって発射手段が第一の状態にあるか第二の状態にあるかを容易に把握することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができ、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができる上に、多彩な態様で報知を行うことで、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。また、発射手段の制御を実行可能な第一の制御手段と報知手段の制御を実行可能な第二の制御手段を備えるため、制御負担を分散させることで各々の制御手段の制御負担を軽減することができ、安定した遊技制御ができる場合がある。
また、前記発射手段は、前記第一の制御手段を含んで構成されたものであり、前記発射手段は、発射実行手段(例えば、発射ソレノイド)を含んで構成されたものであり、前記第一の制御手段は、前記発射実行手段の制御を少なくとも実行可能なものであり、前記第一の制御手段は、前記複数の状態に少なくとも移行可能なものであってもよい。
また、前記第一の状態は、第一の発射特性(例えば、第二の発射特性(ターボ発射))で遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の状態は、第二の発射特性(例えば、第一の発射特性(通常発射))で遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の発射特性は、前記第一の発射特性とは異なる特性であってもよい。
また、前記第一の報知は、第一の条件の成立があった場合(例えば、右打ち報知を行う場合、左打ち報知を行う場合、ターボ押せ表示を行う場合、ターボ離せ表示を行う場合)に、少なくとも報知するように構成されたものであってもよい。
また、第二の報知を少なくとも実行可能な第二の報知手段(例えば、右打ち表示灯224)を備えていてもよい。また、前記第二の報知は、第二の条件の成立があった場合に、少なくとも報知するように構成されたものであってもよい。
また、前記発射手段は、発射操作が行われた場合に、遊技球を少なくとも発射可能なものであり、前記発射手段は、発射操作が行われていない場合には、遊技球を発射しないものであってもよい。また、前記第一の報知手段は、画像を少なくとも表示可能なものであってもよい。
また、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段と、第一の制御を少なくとも実行可能な第一の制御手段と、第一の報知を少なくとも実行可能な報知手段と、前記報知手段を少なくとも制御可能な第二の制御手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の制御は、前記発射手段から発射される遊技球の発射強度を調整する制御を少なくとも含むものであり、前記第一の制御手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態であり、前記第一の状態は、前記発射強度に関する状態であり、前記第一の状態は、第一の条件の成立があった場合に、少なくとも移行可能な状態であり、前記第一の条件は、第一の操作手段が操作されている場合に、成立する場合がある条件であり、前記第一の報知は、前記第一の操作手段に関する報知を少なくとも含むものである、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
また、第一の報知や第二の報知のタイミングは、液晶ローディング中、特別な処理を行っていないとき(制御部の負荷が少ないとき)、通常遊技状態中のターボボタン操作時(特別演出時は例外)、特別演出時(潜伏小当り時の状態示唆のための演出、一発告知のトリガー、昇格演出のトリガー)、特別遊技状態中のターボボタン操作時、電サポ遊技状態中のターボボタン操作時、特別遊技状態移行時(但し、小当り、潜伏確変の場合は例外)、特別遊技状態中の特定ラウンド開始時(エクストララウンド、Vアタッカ開放時)、電サポ遊技状態移行時、電サポ確変状態から確変状態に移行時(右打ち遊技状態→左打ち遊技状態)、非通常遊技状態から通常遊技状態移行時(右打ち遊技状態→左打ち遊技状態)、操作を促すべき状態中の特別演出以外(右打ち報知は継続)であってもよい(以下同様)。
また、第一の報知や第二の報知を行う条件は、上記図57に示した各種エラー(下受け満タンエラー、払出数不足エラーなど)のうちの1つ、複数、もしくは全てが発生した場合、または、発生していない場合であってもよい。
また、報知手段は、発射制御基板等が制御する、ターボボタンが有効であることを示すLEDや、発射制御基板等が制御する、ターボボタンが操作されていることを示すLEDや、払出制御基板が制御する、ターボボタン信号接続LED,ターボボタンオンオフLEDや、主制御基板が制御するターボボタンオンオフLEDや、第1副制御基板等が制御する、ターボボタンオンオフLED,ターボボタンの操作を戻す報知(または操作を促す)スピーカ,LED,液晶表示装置,役物、ターボボタン自体,枠右上の装飾体などであってもよい(以下同様)。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、第一の報知を少なくとも実行可能な第一の報知手段(例えば、状態表示灯(右打ち表示灯)224を含む各種状態表示部328)と、第二の報知を少なくとも実行可能な第二の報知手段(例えば、装飾図柄表示装置)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記第一の状態は、遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の状態は、遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態であり、前記第二の報知(例えば、右打ち表示灯224の点灯)は、第一の遊技状態(例えば、当り状態、電サポ状態)の場合に、少なくとも報知可能なものであり、前記第一の条件は、第一の遊技状態(例えば、大当り遊技状態)である場合に、少なくとも報知するように構成されたものであり、前記第一の報知(例えば、状態表示灯(右打ち表示灯)224を点灯させることによる右打ち促進報知や、ターボボタン押下中報知、ターボボタン操作を促す報知、ターボボタン操作を解除する旨の報知、ターボボタンに関するチュートリアル報知、ターボボタンのモニタ信号、前記第二の状態に関する報知など)の実行開始タイミングは、前記第二の報知の実行開始タイミングとは異なるものである、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第一の報知によって発射手段が第二の状態にあるか否かを容易に把握することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができる上に、多彩な態様で報知を行うことで、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。また、第一の報知を実行可能な第一の報知手段と第二の報知を実行可能な第二の報知手段を備えるため、制御負担を分散させることで各々の制御手段の制御負担を軽減することができ、安定した遊技制御ができる場合がある。
また、前記第二の報知は、第三の条件の成立があった場合に、少なくとも報知するように構成されたものであり、前記第三の条件は、第一の遊技状態である場合に、成立する場合がある条件であってもよい。
また、前記第二の報知は、第二の遊技状態(例えば、非電サポ状態)の場合に、報知しないように構成されたものであり、前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態とは有利度が少なくとも異なる状態であってもよい。
また、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段と、第一の制御を少なくとも実行可能な発射制御手段と、第一の報知を少なくとも実行可能な第一の報知手段と、第二の報知を少なくとも実行可能な第二の報知手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の制御は、前記発射手段から発射される遊技球の発射強度を調整する制御を少なくとも含むものであり、前記発射制御手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態であり、前記第一の状態は、前記発射強度に関する状態であり、前記第一の状態は、第一の条件の成立があった場合に、少なくとも移行可能な状態であり、前記第一の条件は、第一の操作手段が操作されている場合に、成立する場合がある条件であり、前記第一の報知は、第二の条件の成立があった場合に、少なくとも実行可能なものであり、前記第二の条件は、第一の遊技状態である場合に、成立する場合がある条件であり、前記第二の報知は、前記第一の操作手段に関する報知を少なくとも含むものであり、前記第二の報知の実行開始タイミングは、前記第一の報知の実行開始タイミングと異なるものである、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、第一の報知を少なくとも実行可能な第一の報知手段(例えば、装飾図柄表装置208)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記第一の状態は、遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の状態は、遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態であり、第一の遊技状態と第二の遊技状態(例えば、通常状態と当り状態、電サポ状態と非電サポ状態)では、前記第一の報知(例えば、図115(b)に示す右打ち中止報知(「左打ちに戻してください」という文字表示と、複数の左向き矢印を左方向に移動させるアニメーション表示)や、ターボボタン押下中報知、ターボボタン操作を促す報知、ターボボタン操作を解除する旨の報知、ターボボタンに関するチュートリアル報知、ターボボタンのモニタ信号、前記第二の状態に関する報知など)の行われやすさが異なる、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第一の報知によって発射手段が第二の状態にあるか否かを容易に把握することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができる上に、多彩な態様で報知を行うことで、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。また、第一の遊技状態の場合に第一の報知を行うため、遊技者は第一の報知を通して遊技状態を把握することが可能で、遊技状態に適した操作を行うことができる場合がある。
また、図柄変動表示を少なくとも実行可能な表示手段を備え、前記第一の条件(第一の遊技状態、かつ、図柄変動表示の非実行中、または、図柄変動表示の非実行中など)は、前記図柄変動表示が実行されていない場合に、成立する場合がある(図柄変動表示が実行されている場合にも成立する場合がある)条件であってもよい。また、「報知の開始」は、図柄変動表示の非実行中でもよいし、図柄変動表示の実行中でもよい。
また、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段と、第一の制御を少なくとも実行可能な発射制御手段と、第一の報知を少なくとも実行可能な報知手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の制御は、前記発射手段から発射される遊技球の発射強度を調整する制御を少なくとも含むものであり、前記発射制御手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態であり、前記第一の状態は、前記発射強度に関する状態であり、前記第一の状態は、第一の条件の成立があった場合に、少なくとも移行可能な状態であり、前記第一の条件は、第一の操作手段が操作されている場合に、成立する場合がある条件であり、前記第一の報知は、前記第一の操作手段に関する報知を少なくとも含むものであり、前記第一の報知は、第二の条件の成立があった場合に、少なくとも実行可能なものであり、前記第二の条件は、第一の遊技状態である場合に、成立する場合がある条件である、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技台(例えば、パチンコ機100)は、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、発射装置844)と、第一の報知を少なくとも実行可能な報知手段(例えば、装飾図柄表装置208)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態(例えば、第一の発射特性(通常発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態(例えば、第二の発射特性(ターボ発射)による制御状態)であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第三の状態(例えば、発射停止レバー804eが押下操作されている状態、遊技者がダイヤル806に触れていない状態、制御部間の通信エラーが発生している状態など)であり、前記第一の状態は、遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第二の状態は、遊技球を少なくとも発射可能な状態であり、前記第三の状態は、遊技球を少なくとも発射不能な状態であり、前記第二の状態は、前記第一の状態とは異なる状態であり、前記第三の状態であっても、前記第一の報知(例えば、図115(b)に示す右打ち中止報知(「左打ちに戻してください」という文字表示と、複数の左向き矢印を左方向に移動させるアニメーション表示)や、ターボボタン押下中報知、ターボボタン操作を促す報知、ターボボタン操作を解除する旨の報知、ターボボタンに関するチュートリアル報知、ターボボタンのモニタ信号、前記第二の状態に関する報知など)を少なくとも報知可能に構成されたものである、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、第一の報知によって発射手段が第二の状態にあるか否かを容易に把握することができるため、遊技者は第一の報知にしたがって適切な操作を行うことができる上に、多彩な態様で報知を行うことで、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。また、第三の状態でも第一の報知を行うため、遊技者は第一の報知を通して発射不能な状態であるか否かを把握することが可能で、遊技状態に適した操作を行うことができる場合がある。
また、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段と、第一の制御を少なくとも実行可能な発射制御手段と、第一の報知を少なくとも実行可能な報知手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の制御は、前記発射手段から発射される遊技球の発射強度を調整する制御を少なくとも含むものであり、前記発射制御手段は、複数の状態に少なくとも移行可能なものであり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第一の状態であり、前記複数の状態のうちの少なくとも一つは、第二の状態であり、前記第一の状態は、前記発射強度に関する状態であり、前記第二の状態は、前記発射手段に遊技球の発射をさせない状態であり、前記第一の状態は、第一の条件の成立があった場合に、少なくとも移行可能な状態であり、前記第一の条件は、第一の操作手段が操作されている場合に、成立する場合がある条件であり、前記第一の報知は、前記第一の操作手段に関する報知を少なくとも含むものであり、前記第一の報知は、第二の条件の成立があった場合に、少なくとも実行可能なものであり、前記第二の条件は、前記発射制御手段が前記第一の状態であっても、成立する場合がある条件であり、ことを特徴とする遊技台であってもよい。
なお、本発明に係る遊技台の構成は、上記実施形態に係るパチンコ機100の構成に限定されるものではなく、パチンコ機100の構成に代えて(または加えて)以下に説明する変形例を適用してもよい。
<変形例/受信コマンド処理>
図142は、受信コマンド処理の変形例を示すフローチャートである。この受信コマンド処理では、まずステップS601において、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタを参照し、主制御部400からコマンドの受信の有無を判定する。受信したコマンドがある場合は、ステップS602に進み、そうでない場合は、処理を終了する。
ステップS602では、主制御部300からの主制御通信確認コマンドの受信の有無を判定する。主制御通信確認コマンドを受信している場合には、ステップS604に進み、そうでない場合はステップS603に進む。ステップS603では、賞球コマンド受付許可フラグがオンであるか否かを確認する。オンの場合は、ステップS604に進み、そうでない場合は処理を終了する。ステップS604では、受信コマンドをRAM708のバッファ(第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリア)に格納する。
実施例Bでは、主制御通信確認コマンド以外のコマンドについては、賞球コマンド受付許可フラグがオンであれば、バッファ(第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリア)に格納する。より詳細には、払出制御部用マイクロコンピュータ770のシリアル通信関連レジスタである受信データレジスタ774のデータを、CUPコアレジスタ720の例えば、Aレジスタ722等に格納し、その後、第二の領域708Bに設けられた受信コマンドバッファエリアに格納する。あるいは、払出制御部用マイクロコンピュータ770の受信データレジスタ774のデータを直接、受信コマンドバッファエリアに格納する。
つまりこの場合も、本来受け付けるべきでないコマンド(不正なコマンド)は、払出制御部メイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)において、排除する。なお、ステップS1603の判定処理の前に、受信したコマンドが賞球コマンドであるか否か、を判定する処理を行ってもよい。これにより、本来受信すべきでないコマンド(例えば、主制御通信確認コマンドや賞球コマンド以外のコマンド)を受信した場合に、当該判定処理で排除することができる。
<変形例/コマンド解析処理>
図143は、コマンド解析処理の変形例を示すフローチャートである。このコマンド解析処理のステップS801では、RAM708の受信コマンドバッファエリアに格納されている受信コマンドを取得する。ステップS802では、取得した受信コマンドを解析する処理を行う。
ステップS803では、主制御部300からの主制御通信確認コマンドを受信しているか否かを判定する。この主制御通信確認コマンドは、主制御部300のシリアルコマンド送信処理によって払出制御部600に送信されるものである。主制御通信確認コマンドを受信している場合は、ステップS805に進み、そうでない場合はステップS804に進む。
ステップS804では、受信コマンドが賞球コマンドであるか否かを判定する。受信コマンドが賞球コマンドである場合は、ステップS806に進み、そうでない場合は、処理を終了する。ステップS805では、主制御部通信確認コマンド受信時処理を行い、ステップS806では、次に説明する賞球コマンド受信時処理を行う。
図144は、上記図143に示すコマンド解析処理における賞球コマンド受信時処理(ステップS806)の流れを示すフローチャートである。この賞球コマンド受信時処理のステップS1201では、払出制御部割込み処理を起動するタイマ割込みを含むすべての割込みを禁止する。
次のステップS1202では、賞球コマンド受付許可フラグがオンであるか否かを判定する。賞球コマンド受付許可フラグがオンの場合は、ステップS1203に進み、そうでない場合はステップS1204に進む。本ステップにおいて、賞球コマンド受付許可フラグがオフの場合、受信コマンドは無視される。つまり、払出制御部のメイン処理のコマンド解析処理(ステップS309)において、不正なコマンドを排除している。
次のステップS1203では、解析データに基づいて賞球数を次賞球数エリアに加算する。次のステップS1204では、払出制御部割込み処理を起動するタイマ割込みを含むすべての割込みを許可して、処理を終了する。
<変形例/送信コマンド処理>
図145は、送信コマンド処理の変形例を示すフローチャートである。この送信コマンド処理のステップS1501では、通信確認コマンド受信フラグがオンかオフかを判定し、オンの場合にはステップS1504〜S1507の処理を実行し、オフの場合にはステップS1502に進む。ステップS1504では、RAM708に記憶している1バイト長の送信コマンド出力要求情報のBit0に1を設定することで、払出制御通信確認コマンド(10H)の送信要求を設定する。
また、ステップS1505では、その他のコマンドの送信要求を設定する。払出制御部600から主制御部300に送信するその他のコマンドとして例えば、賞球信号出力要求コマンド(20H)、エラー1コマンド(30H、31H、32H、34H、38H)、エラー2コマンド(40H、41H、42H、44H、48H)、払出表示LED報知コマンド(50H、51H)などがある。
賞球信号出力要求コマンド(20H)を送信する場合には、送信コマンド出力要求情報のBit1に1を設定することで、賞球信号出力要求コマンド(20H)の送信要求を設定し、エラー1コマンド(30H、31H、32H、34H、38H)を送信する場合には、送信コマンド出力要求情報のBit2に1を設定することで、エラー1コマンド(30H、31H、32H、34H、38H)の送信要求を設定する。
また、エラー2コマンド(40H、41H、42H、44H、48H)を送信する場合には、送信コマンド出力要求情報のBit3に1を設定することで、エラー2コマンド(40H、41H、42H、44H、48H)の送信要求を設定し、払出表示LED報知コマンド(50H、51H)を送信する場合には、送信コマンド出力要求情報のBit4に1を設定することで、払出表示LED報知コマンド(50H、51H)の送信要求を設定する。
また、ステップS1506では、その他のコマンドの出力情報を設定する。ここでは、エラー情報としてエラー解除状態または賞球払出動作終了を通知する場合には、RAMに設けた1バイト長の出力情報のBit0に0を設定し、払出個数スイッチエラーの発生、下受け皿満タンエラーの発生、または賞球払出動作中を通知する場合には、出力情報のBit0に1を設定する。また、不正払出エラーまたは払出装置エラーの発生を通知する場合には、出力情報のBit1に1を設定し、払出超過エラーまたは主制御通信エラーの発生を通知する場合には、出力情報のBit2に1を設定し、扉開放エラーまたはCRユニット未接続エラーの発生を通知する場合には、出力情報のBit3に1を設定する。
ステップS1502では、主制御通信エラーフラグがオンかオフかを判定し、オンの場合にはステップS1503の処理を実行し、オフの場合にはステップS1508に進む。ステップS1503では、送信データレジスタに主制御通信エラーコマンドに対応する数値をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300に主制御通信エラーコマンドを送信した後にステップS1508に進む。ステップS1507では、賞球コマンド受付許可フラグをオンに設定した後、ステップS1508に進む。
ステップS1508では、賞球信号コマンド送信要求設定条件が成立したか否かを判定し、成立した場合にはステップS1509に進み、成立していない場合にはステップS1510に進む。ステップS1509では、賞球信号コマンドの送信要求を設定した後にステップS1510に進む。ステップS1510では、RAM708に記憶している送信コマンド設定カウンタに5を設定した後に、ステップS1511に進む。
ステップS1511では、送信コマンド設定処理実行条件が成立したか否かを判定し、成立した場合にはステップS1512に進み、成立していない場合にはステップS1513に進む。ステップS1512では、送信コマンド設定処理を行う。この送信コマンド設定処理では、ステップS1505で設定した送信コマンド出力要求情報の最下位Bit(Bit0)を参照し、1が設定されている場合には、送信データレジスタに通信確認コマンドに対応する数値(この例では、10H)をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300に通信確認コマンドを送信する。
続いて、送信コマンド出力要求情報を右方向に1Bitシフトした後に最下位Bit(Bit0)を参照し、1が設定されている場合には、ステップS1506で設定した出力情報と、エラー1コマンドに対応する数値(この例では、30H)を合成し、送信データレジスタに合成後の数値(この例では、30H、31H、32H、34H、38Hのいずれか)をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300にエラー1コマンドを送信する。
続いて、送信コマンド出力要求情報を右方向に1Bitシフトした後に最下位Bit(Bit0)を参照し、1が設定されている場合には、ステップS1506で設定した出力情報と、エラー2コマンドに対応する数値(この例では、40H)を合成し、送信データレジスタに合成後の数値(この例では、40H、41H、42H、44H、48Hのいずれか)をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300にエラー2コマンドを送信する。
続いて、送信コマンド出力要求情報を右方向に1Bitシフトした後に最下位Bit(Bit0)を参照し、1が設定されている場合には、ステップS1506で設定した出力情報と、払出表示LEDに対応する数値(この例では、50H)を合成し、送信データレジスタに合成後の数値(この例では、50H、51Hのいずれか)をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300に払出表示LED報知コマンドを送信する。
ステップS1513では、送信コマンド設定カウンタから1を減算した後に、ステップS1514に進む。ステップS1514では、送信コマンド設定カウンタが0であるか否かを判定し、0の場合には処理を終了し、0以外の場合にはステップS1511に戻ってコマンドの送信処理を継続する。
<変形例/主制御通信確認コマンド受信時処理>
図146は、主制御通信確認コマンド受信時処理の変形例を示すフローチャートである。この主制御通信確認コマンド受信時処理のステップS1601では、受信した主制御通信確認コマンドが、払出制御部600の起動後に最初に受信した主制御通信確認コマンドであるか否かを判定し、該当する場合にはステップS1602に進み、該当しない場合にはステップS1604に進む。ステップS1602では、RAM708に設けた主制御通信確認コマンド受信済みフラグをオンに設定した後に、ステップS1603に進んで上述の起動処理を実行する。
ステップS1604では、主制御通信監視タイマに初期値(この例では、500)を設定し、次のステップS1605では、主制御通信エラーフラグをオフに設定する。次のステップS1606では、賞球コマンド受付許可フラグをオンに設定し、次のステップS1607では、通信確認コマンド受信フラグをオンに設定した後に処理を終了する。
<変形例/送信コマンド処理>
図147は、送信コマンド処理の変形例を示すフローチャートである。この送信コマンド処理のステップS1701では、通信確認コマンド受信フラグがオンかオフかを判定し、オンの場合にはステップS1702〜S1704の処理を実行し、オフの場合にはステップS1705に進む。ステップS1702では、送信データレジスタに通信確認コマンドに対応する数値をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300に通信確認コマンドを送信する。
ステップS1703では、通信確認コマンド受信フラグをオフに設定し、次のステップS1704では、他のエラーコマンドセット処理を行った後にステップS1705に進む。ステップS1704で実行する他のエラーコマンドセット処理としては、例えば、通信確認コマンドと、主制御通信エラーコマンド以外の第二のコマンド(例えば、払出しエラーの発生を知らせるためのコマンド)の両方を送信する必要があるかどうかを判定し、必要がある場合に、通信確認コマンドに続けて第二のコマンドを送信する処理などが該当する。
ステップS1705では、主制御通信エラーフラグが1であるか否か(オンかオフか)を判定し、オン(1)の場合にはステップS1706の処理を実行し、オフの場合にはステップS1708に進む。ステップS1706では、送信データレジスタに主制御通信エラーコマンドに対応する数値をセットすることで、シリアル通信線612を介して主制御部300に主制御通信エラーコマンドを送信する。
次のステップS1707では、賞球コマンド受付許可フラグにオフを設定し、次のステップS1708ではその他送信コマンド処理を実行して処理を終了する。
<パチンコ機100の表示制御>
次に、図148および図149を用いて、本実施形態に係るパチンコ機100の表示制御について説明する。なお、図148は、パチンコ機100の表示制御を説明するための概念図であり、図149は、「打ち方に関する表示」の具体例を示した図である。
パチンコ機100には、装飾図柄表示装置208に表示可能な表示として、図148(a)に示す「第一の種類の打ち方に関する表示」と、図148(b)に示す「第二の種類の打ち方に関する表示」と、がある。また、同図(a)に示す「第一の種類の打ち方に関する表示」には、さらに、同図(e)に示す「第一の打ち方に関する表示」と、図示しない「第二の打ち方に関する表示」があり、同図(b)に示す「第二の種類の打ち方に関する表示」には、さらに、図示しない「第一の打ち方に関する表示」と、同図(f)に示す「第二の打ち方に関する表示」があるとする。
ここで、「第一の種類の打ち方に関する表示」の一例としては、「遊技球の打ち方に関する表示」が挙げられ、「第一の打ち方に関する表示」の一例としては、「右打ちに関する表示」、(例えば、図149(a)〜(c)に示す、3種類の右打ち報知)が挙げられ、「第二の打ち方に関する表示」の一例としては、「左打ちに関する表示」(例えば、図149(d)、(e)に示す、2種類の左打ち報知)が挙げられる。
<パチンコ機100の表示制御/右打ち報知、左打ち報知>
また、図149(a)〜(c)に示す、3種類の右打ち報知の各々は、表示内容や表示領域の位置・大きさが異なっており、また、表示開始条件が成立してから表示が開始されるまでの時間や、表示終了条件が成立してから表示が終了するまで時間が異なっている。また、図149(c)に示す「右打ちしてください」という右打ち報知は、遊技者に対して警告を行うための警告表示に分類されるもので、他の表示態様とは種類が異なっている。なお、大当り中の右打ち報知では、同図(a)、(b)、(c)の報知を、この順番で段階的に行ってもよい。
また、図149(d)、(e)に示す、2種類の左打ち報知の各々は、表示内容や表示領域の位置・大きさが異なっており、また、表示開始条件が成立してから表示が開始されるまでの時間や、表示終了条件が成立してから表示が終了するまで時間が異なっている。また、図149(e)に示す「左打ちしてください」という左打ち報知は、遊技者に対して警告を行うための警告表示に分類されるもので、他の表示態様とは種類が異なっている。
<パチンコ機100の表示制御/ターボボタン報知>
また、「第二の種類の打ち方に関する表示」の一例としては、「右打ちに関する表示」が挙げられ、「第一の打ち方に関する表示」の一例としては、「発射ハンドル134による右打ちに関する表示」(例えば、「ハンドルを右に回せ」という文字表示など)が挙げられ、「第二の打ち方に関する表示」の一例としては、「ターボボタン804gによる右打ちに関する表示」(例えば、図149(f)〜(i)に示す、4種類のターボボタン804gに関するターボボタン報知)が挙げられる。
また、図149(f)〜(i)に示す、4種類のターボボタン報知の各々は、表示内容や表示領域の位置・大きさが異なっており、また、表示開始条件が成立してから表示が開始されるまでの時間や、表示終了条件が成立してから表示が終了するまで時間が異なっている。また、図149(i)に示す「ターボボタン操作の禁止状態です」というターボボタン報知は、遊技者に対して警告を行うための警告表示に分類されるもので、他の表示態様とは種類が異なっている。
本例では、図148(c)に示すように、「第一の種類の打ち方に関する表示」と「第二の種類の打ち方に関する表示」は、装飾図柄表示装置208の表示領域に同時に表示可能であり、図148(d)に示すように、「第一の種類の打ち方に関する表示」と「第二の種類の打ち方に関する表示」との間の表示領域には、他の表示が表示可能である。
一方、図148(e)に示すように、「第一の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第一の打ち方に関する表示」と「第二の打ち方に関する表示」は、いずれか一方のみが排他的に表示可能であり、図148(f)に示すように、「第二の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第一の打ち方に関する表示」と「第二の打ち方に関する表示」も、いずれか一方のみが排他的に表示可能である。
また、図148(g)に示す例では、「第二の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第二の打ち方に関する表示」が、「第一の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第一の打ち方に関する表示」の少なくとも一部を覆って、「第一の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第一の打ち方に関する表示」の少なくとも一部の表示を視認不能(または視認困難)としている(少なくとも視認性が変化している。その結果、逆に視認し易くなってもよい)。
また、図148(h)に示す例では、「第二の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第二の打ち方に関する表示」の全体が、「第一の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第一の打ち方に関する表示」の表示領域内に収まることで、「第一の種類の打ち方に関する表示」のうちの「第一の打ち方に関する表示」の大部分の表示を視認不能(または視認困難)にしている(少なくとも視認性が変化している。その結果、逆に視認し易くなってもよい)。
図148(j)に示すタイムチャートは、状態の変化を模式的に示した図であり、同図のt1に示すタイミングで「第一の状態」であったものが、同図のt2に示すタイミングで「第一の状態」から「第二の状態」に変化し、この「第二の状態」が同図t3に示すタイミング以降も維持されていることを表している。
ここで、「第一の状態」と「第二の状態」の組合せの一例としては、例えば、「通常状態」と「大当り遊技」、「特図の停止表示」と「特図の変動表示」、「電サポ状態」と「非電サポ状態」、「確変状態」と「非確変状態」、「点灯状態」と「消灯状態」、「ターボ状態」と「非ターボ状態」などが挙げられる。
上述の「第一の種類の打ち方に関する表示」や「第二の種類の打ち方に関する表示」の表示期間は、図148(i)のt1に示すタイミングからt3に示すタイミングまでの期間でもよいし、図148(i)のt1に示すタイミングからt2に示すタイミングまでの期間でもよいし、図148(i)のt2に示すタイミングからt3に示すタイミングまでの期間でもよい。また、図148(i)のt1に示すタイミングからt2に示すタイミングまでの期間は第一の表示態様で表示し、その後のt2に示すタイミングからt3に示すタイミングまでの期間は第一の表示態様とは異なる第二の表示態様で表示してもよい。
なお、「第一の種類の打ち方に関する表示」と「第二の種類の打ち方に関する表示」の分類は本例に限らず、「第一の種類の打ち方に関する表示」が警告表示(例えば、図149(c)、(e)、(i)など)で「第二の種類の打ち方に関する表示」が警告表示以外の表示という分け方でもよいし、「第一の種類の打ち方に関する表示」が第一の段階(例えば時系列的に表示を切り替える構成における最初に表示されるもの)における表示(例えば、図149(a)、(d)、(f)など)で「第二の種類の打ち方に関する表示」が第二の段階(例えば、第一の段階の後や異なるタイミングで表示されるもの)における表示(例えば、図149(b)、(e)など)という分け方にするなど、図149における「第一の種類の打ち方に関する表示」、「第二の種類の打ち方に関する表示」、「第一の打ち方に関する表示」、「第二の打ち方に関する表示」と図150における各表示態様は適宜組み合わせ可能である。
<右打ち報知の一例>
次に、図150を用いて、上述の右打ち報知の一例について説明する。なお、図150は、大当り遊技中の右打ち報知を時系列で示した図である。なお、符号(a)〜(i)に示す各表示は、同図(a)に示す特図変動表示から同図(i)に示す大当り中演出までの期間で行う表示の一部を抜き出して示したものであり、各表示間の時間間隔は必ずしも一定でなくてもよい。
同図(a)に示すタイミングでは、特図の変動表示と装飾図柄の変動表示を行い、続く同図(b)に示すタイミングでは、特図の停止表示を行う一方で、大当りに対応する装飾図柄組合せ(装飾7−装飾7−装飾7)を用いた揺れ変動表示を行っている。また、続く同図(c)に示すタイミングでは、大当りに対応する装飾図柄組合せ(装飾7−装飾7−装飾7)で停止表示を行い、続く同図(d)に示すタイミングでは、遊技状態を通常遊技から特別遊技状態に移行するとともに、ラウンドランプ223(この例では、16R)と、右打ち表示灯224を点灯させている。
また、続く同図(e)に示すタイミングでは、装飾図柄表示装置208を用いて大当り報知(本例では、「大当り」の文字表示)と第一の右打ち報知(本例では、上記図149(a)に示す右打ち報知)を行い、続く同図(f)に示すタイミングでは、ターボボタン報知(本例では、上記図149(g)に示すターボボタン報知)を行っている。
また、続く同図(g)に示すタイミングでは、第一の右打ち報知に代えて、第二の右打ち報知(本例では、上記図149(b)に示す右打ち報知)を行い、続く同図(h)に示すタイミングでは、可変入賞口(アタッカ)235の開放を行い、続く同図(i)に示すタイミングでは、大当り中演出と第一の右打ち報知を行っている。
同図(j)に示すように、本例では、同図(d)に示すタイミングで遊技状態を通常状態から特別遊技状態に移行した後に、同図(e)に示すタイミングで第一の右打ち報知(第一の種類の打ち方に関する表示のうちの第一の打ち方に関する表示)を行い、同図(f)に示すタイミングでターボボタン報知(第二の種類の打ち方に関する表示)を行い、同図(g)に示すタイミングで第二の右打ち報知(第一の種類の打ち方に関する表示のうちの第二の打ち方に関する表示)を行い、同図(h)に示すタイミングで可変入賞口(アタッカ)235の開放を行い、同図(i)に示すタイミングで第一の右打ち報知(第一の種類の打ち方に関する表示のうちの第一の打ち方に関する表示)を行っている。
なお、各表示の実行順序(同図(e)、(f)、(g)、(i))は本例に限らない。例えば、同図(f)の後に同図(e)が表示されてもよいし、同図(g)の後に同図(e)(f)が同時に表示されてもよい。なお、各動作状態と各表示の実行タイミングや実行順序についても同様である。また、実行順序等は1種類のみ有してもよいし、2種類以上有していてもよい。例えば、大当りの種類に応じて少なくとも一部の実行順序が異なるように構成してもよい。
<ターボボタン報知の遅延処理>
次に、図151および図152を用いて、ターボボタン報知の遅延処理について説明する。図151(a)は、電サポ中にターボボタンの押下操作が行われた場合のターボボタン報知を時系列で示した図であり、同図(b)は、非電サポ中にターボボタンの押下操作が行われた場合のターボボタン報知を時系列で示した図である。また、図152は、第1副制御基板160に入力される発射関連信号と、当該発射関連信号の基ととなる入力信号の一例を示した図である。
本例の遊技台は、発射関連信号(図152の出力信号に示す、発射強度状態信号、タッチスイッチ信号、ソレノイド信号)を遅延回路を通して第1副制御部160に入力する第一の経路と、発射関連信号を遅延回路を迂回させて第1副制御部160に入力する第二の経路と、を備えている。そして、同図(a)に示す電サポ中は、ターボボタン804gの押下操作に基づく発射強度切替スイッチ信号を第二の経路で第1副制御部160に入力することで、ターボボタン804gの押下操作を検出してから、発射強度切替スイッチ信号に基づいてターボボタン報知(本例では、「ターボボタン押下中」の文字表示)を行うまでの時間をTaとしている。
一方、同図(b)に示す非電サポ中は、ターボボタン804gの押下操作に基づく発射強度切替スイッチ信号を第一の経路で第1副制御部160に入力することで、ターボボタン804gの押下操作を検出してから、発射強度切替スイッチ信号に基づいてターボボタン報知(本例では、「ターボボタン操作の禁止状態です」の文字表示)を行うまでの時間を、Taよりも遅延させてTbとしている。
なお、本例では、第1副制御基板160に発射関連信号をダイレクトに入力する例を示したが、上述のとおり、発射制御基板174、払出制御基板170、主制御基板156ななどの他の制御部や基板などを介してもよい。また、発射関連信号は、発射強度状態信号、タッチスイッチ信号、およびソレノイド信号のうちの一つまたは複数でもよい。
また、発射強度状態信号や発射強度切替えスイッチ信号(一方でもよいし、両方でもよい)に関する情報(信号そのもの、状態を示すコマンド等)を払出制御基板は入力するが、主制御基板やサブ制御基板は入力しない構成、払出制御基板および主制御基板は入力するがサブ制御基板は入力しない構成等を採った場合であっても、各例における発射に関する報知を行う遊技台については本願の適用範囲内である。
また、図152(a)に示す状態は、通常状態であり、同図(b)に示す状態は、同図(a)に示す通常状態においてターボボタン804gの押下操作が行われた状態であり、同図(c)に示す状態は、発射ハンドル134の操作中、かつ、発射許可信号がオフの状態である。また、同図(d)は、同図(c)の状態に加えてターボボタン804gの押下操作が行われた状態であり、同図(e)に示す状態は、ターボボタン804gだけの押下操作が行われた状態であり、同図(f)は、発射停止レバーの押下操作が行われた状態である。
<遊技球発射不能状態におけるターボボタン報知>
次に、図153を用いて、遊技球発射不能状態におけるターボボタン報知について説明する。なお、図153は、磁気エラー検出中にターボボタンの押下操作が行われた場合のターボボタン報知を時系列で示した図である。
本例では、遊技中に特定のエラー(遊技球の発射を禁止するエラー。例えば、磁気エラー)が発生した場合に、発射装置844による球の発射を禁止するとともに、装飾図柄表示装置208を用いてエラー報知を行うように構成している。なお、特定のエラーが発生した場合には、遊技球の発射が禁止されることに加えて、主制御部タイマ割込処理の一部の処理が制限され、電源の入れ直しやRAMクリアなどの操作を行わない限り、特定のエラーから通常の遊技状態に復帰できないように構成している。
しかしながら、本例では、このような特定のエラー発生中でも、ターボボタン804gの押下操作を受け付けることが可能である上に、当該押下操作に基づいてターボボタン報知(本例では、ターボボタン操作の禁止状態です」の文字表示)を行うことを可能としている。なお、特定のエラーは、磁気エラーに限定されず、例えば、CRユニット未接続エラー、主制御通信エラー、ソレノイド信号がオフになる状態(発射停止レバーを押下している状態やタッチスイッチがオフの状態)などのエラーでもよい。また、特定のエラーの検出は、主制御部300に限定されず、他の制御部で行ってもよい。
なお、何からのエラー中におけるターボボタン操作に係る表示は、非エラー時と比較して視認性が変化していたり、変化していなくてもよい。変化している場合、エラー表示とターボボタン操作に係る表示のうちの少なくとも一方が視認困難(不能)となってもよい。この場合、一方の表示が他方の表示の視認性を変化させるものであってもよいし、一方の表示に関連するもの(例えばLED)によって視認性が変化するものであってもよい。
<ターボボタンの他の応用例>
次に、図154を用いて、ターボボタン804gの他の応用例について説明する。なお、図154は、ターボボタン804gの応用例を説明するための図である。
同図(a)、(c)に示す状態は、遊技台に電源が投入される前の状態を示しており、装飾図柄表示装置208の表示領域には何も画像が表示されていない状態である。この状態から、遊技台に電源が投入されると、第一の初期動作として、例えば、装飾図柄表示装置208の初期設定(例えば、VRAMに演出データを展開する処理、役物の動作確認処理、音を出力したりLEDを点灯させる処理、チャンスボタン136を動作させる処理など)を行う。また、この第一の初期動作中は、同図(b)、(d)に示すように、装飾図柄表示装置208を用いて第一の初期動作中であることを示唆する報知(本例では、ロード中(第一の初期動作))の文字表示)を行う。
また、本例では、第一の初期動作の終了後、遊技者や遊技店員が操作可能な位置に設けられた操作手段(本例では、ターボボタン804g、またはチャンスボタン160)が操作された場合に、第二の初期動作を行うように構成している。なお、操作手段が操作された場合に第二の初期動作を行う例を示したが、例えば、他の条件が成立している場合(例えば、前面枠扉106が開放中の場合)であって、操作手段が操作された場合に第二の初期動作を行うように構成してもよい。
<ターボボタン報知中の電断・復電>
次に、図155を用いて、ターボボタン報知中の電断・復電について説明する。なお、図155は、ターボボタン報知中の電断・復電を説明するための図である。
本例は、同図(a)に示す大当り中にターボボタン804gの押下操作が行われ、同図(b)に示すターボボタン報知(本例では、「ターボ作動中!!」の文字表示)が行われている時に電断・復電が行われた例を示している。
復電後、装飾図柄表示装置208を用いて初期画面を表示させるが、本例では、復電前にターボボタン報知を行っていたことに基づいて、復電後の初期画面の一部に、右打ち報知(本例では、「右打ちしてください→」の文字表示)を表示している。なお、この右打ち報知は、ターボボタン804gの押下操作を受け付けた場合でも、同図(d)に示すように、表示を維持するように構成している。
<各種表示の実行タイミング>
図156は、各種表示の実行タイミングの一例を示した図である。右打ち表示(右打ち報知)は、同図の一番右側の列に示す各種タイミング(例えば、小当り開始時など)で開始することができる。また、ターボ押せ表示は、同図の一番右側の列と右から二番目の列に示す各種タイミングで開始することができる。また、左打ち表示(左打ち報知)は、同図の一番右側の列と左から二番目の列に示す各種タイミング(例えば、小当り終了後など)で開始することができる。また、ターボ離せ表示は、同図の一番右側の列と一番左の列に示す各種タイミング(例えば、非電サポ時のターボ操作)で開始することができる。
なお、本例の実行タイミングはあくまで例示であり、例えば、本実施形態や後述する実施形態におけるあらゆる表示のタイミング(例えば、後述する導光板による演出開始タイミング、ブラックアウト演出終了後のタイミング)や動作のタイミング(可動物の動作開始タイミング、サブ液晶の移動開始タイミングなどの外部的なものの他、内部的なタイミング(例えば変動パターンテーブルの移行タイミング))などのタイミングを含めてもよいし、含めなくてもよい。また、R数の決定やアタッカの開放を開始するための所定のゲートへの遊技球の通過タイミングなど、遊技台の制御状態を変化させる条件のうちの一つである所定の検知(ゲート等の所定領域への遊技球の進入検知)のタイミングなども含めてもよい。
また、後述するが、本実施形態におけるターボボタンに関する表示(操作前に表示されるもの、操作中や操作後に表示されるもののうちの少なくとも一つの表示)は、他のオブジェクト(表示や役物などの遊技台を構成するものであればよい)によって視認性が変化してもしなくてもよく、また、他のオブジェクトの視認性を変化させたりさせなかったりしてもよい。また、間接的なものも含めてもよい。例えば、ターボボタン操作に基づいて画像が表示されるとともに、後述する導光板にエフェクトが表示される構成における、導光板のエフェクトによって他のオブジェクトの視認性を変化させてもよい。また、間接的なものと直接的なもののうちの少なくとも一つで視認性を変化させればよい(両方も含む)。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態2に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
<<実施形態2>>
次に、図157〜図186を用いて、実施形態2に係るパチンコ機について説明する。なお、本実施形態においては、上記実施形態1に係るパチンコ機100と異なる構成についてのみ説明を行い、同一または類似する構成については、図面において同一の符号を付すとともに、その説明は省略する。また、上記実施形態1の各実施例に記載した複数の構成のうち、1つまたは複数の構成に記載している内容を、本実施形態2の構成に適用したり、本実施形態2の各実施例に記載した複数の構成のうち、1つまたは複数の構成に記載している内容を、上記実施形態1の構成に適用したりすることで、本発明の効果をより高めることができる場合がある。
<ターボボタンとターボスイッチの変形例1>
次に、上述の発射ハンドル134が備えるターボボタン804gとターボスイッチ804hの変形例1について説明する。図157は、変形例1に係るターボボタン1804gとターボスイッチ1804hを模式的に示した側断面図である。
ターボボタン1804gは、遊技者が操作可能な位置に設けられる操作手段であり、例えば、上記図6に示すように、発射ハンドル134の上部に設けられる。なお、ターボボタン1804gは、遊技者が少なくとも操作可能な位置に設けられた操作手段であればよく、例えば、発射ハンドル134の下部、側面、前面、背面などに設けてもよいし、発射ハンドル134以外の場所(例えば、上記図6に示すチャンスボタン136の近傍、上記図109に示す、発射ハンドル134の上方の位置など)に設けてもよい。
ターボスイッチ1804hは、操作手段による操作の有無を検出可能な検出手段であり、例えば、ターボボタン1804gの押下操作の有無を検出可能である。なお、ターボスイッチ1804hは、操作手段による操作の有無を検出可能な検出手段であればよく、例えば、操作手段の連打操作、長押し操作、スライド操作、タッチ操作などを検出可能な手段であってもよい。
本例のターボスイッチ1804hは、ターボボタン1804gに係合されることでターボボタン1804gの上下方向の移動に連動して上下方向にスライド可能なスライダ部1804h1と、このスライダ部1804h1と接触可能な位置に配設された圧力センサ1804h2と、によって構成されている。圧力センサ1804h2は、外部(本例では、スライダ部1804h1)から受けた圧力をステンレスダイヤフラム、シリコンダイヤフラムなどを介して、感圧素子で計測し、電気信号(電圧値や電流値)に変換して出力することが可能な従来公知のセンサである。
本例では、遊技者等の押下操作によりターボボタン1804gが下方にスライドした場合に、ターボボタン1804gに係合されたスライダ部1804h1が下方にスライドすることで、スライダ部1804h1が圧力センサ1804h2に印可する圧力を変化させ、圧力センサ1804h2が受けた圧力に対応する電気信号を、発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)として、図161や図162を用いて後述する発射制御基板1174の発射強度設定部1174eに出力するように構成している。
なお、ターボボタン1804gの操作量は、ターボボタン1804gが第一の位置と第二の位置との間を直線移動する場合の移動量(第一の位置と第二の位置との間の最短距離)に限定されるものではなく、例えば、ターボボタン1804gが第一の位置と第二の位置との間を曲線移動する場合の移動量(ターボボタン1804gの移動軌跡の距離)も含まれる。
また、ターボボタン1804gの操作量を電気信号に変換する手段は、スライダ部1804h1と圧力センサ1804h2によるものに限定されず、例えば、スライダ部1804h1に相当する部材を省き、ターボボタン1804gから受ける空気圧を圧力センサによって電気信号に変換してもよいし、ターボボタン1804gの操作量に応じて光量が変化する光出力手段(例えば、LED)を備え、この光出力手段の光量を電気信号に変換してもよい。また、磁石とホール素子を備え、ホール素子で検出される磁力を電気信号に変換してもよいし、スライド型やロータリー型の可変抵抗を可動部材に配置し、可変抵抗の抵抗値を電気信号に変換してもよい。
また、ターボスイッチ1804hの周辺回路基板を、ターボスイッチ1804hとともに発射ハンドル134の小径部810の内側空間内に配設する一方で、タッチスイッチ804dや発射停止スイッチ804fの周辺回路基板を、発射ハンドル134の小径部810の外側に配設し、この周辺回路基板とタッチスイッチ804dや発射停止スイッチ804fをハーネスで電気的に接続するように構成してもよい。このような構成とすれば、ターボスイッチ1804hに関する制御基板上の信号線と、タッチスイッチ804dや発射停止スイッチ804fに関する制御基板上の信号線が干渉し合うことを未然に防止できる場合がある。
<ターボボタンとターボスイッチの変形例2>
次に、図158を用いて、上述の発射ハンドル134が備えるターボボタン804gとターボスイッチ804hの変形例2について説明する。図158は、変形例2に係るターボボタン1814gとターボスイッチ1814hの動作を説明するための図である。
本例のターボボタン1814gは、図158(a)に示す第一の位置と図158(c)に示す第二の位置との間を直線移動可能(スライド可能)に構成されている。なお、図158(a)に示す第一の位置は、遊技者等によってターボボタン1814gに対する押下操作がなされておらず、ターボスイッチ1814hから受ける空気圧によってターボボタン1814gが上限位置(上部のメカエンド)まで押し上げられている初期位置であり、図158(c)に示す第二の位置は、遊技者等によってターボボタン1814gに対する押下操作がなされ、かつターボボタン1814gが下限位置(下部のメカエンド)まで押し下げられている限界位置である。
本例のターボスイッチ1814hは、空気が充填された箱状の収容部1814h1と、この収容部1814h1の下方に隣接配置された圧力センサ1814h2と、によって構成されている。収容部1814h1には、ターボボタン1814gの下端部が上下動可能に収容され、圧力センサ1814hは、ターボボタン1814gの下端部から受ける空気圧に応じた電気信号を外部に出力可能である。
図158(a)に示すように、遊技者等によってターボボタン1814gに対する押下操作がなされていない状態では、ターボボタン1814gは、収容部1814h1内の空気から受ける空気圧によって上限位置(上部のメカエンド)まで上方に押し上げられ、同図(a)に示す初期位置に保持される。
一方、同図(b)、(c)に示すように、遊技者等によってターボボタン1814gに対する押下操作がなされた状態では、ターボボタン1814gの下端部が下方にスライドすることで、下端部が圧力センサ1814h2に印可する空気圧を変化させ、圧力センサ1814h2が受けた空気圧に対応する電気信号を、発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)として、図161や図162を用いて後述する発射制御基板1174の発射強度設定部1174eに出力するように構成している。
例えば、図158(b)に示す状態は、ターボボタン1814gが押下操作を受け、第一の操作量だけ下方に押し上げられた状態である。この状態では、ターボボタン1814gの下端部の移動に伴って収容部1814h1内の空気圧が第一の圧力から、第一の圧力よりも高い第二の圧力に変化することで、圧力センサ1814h2が出力する発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)の電圧は、第一の電圧から、第一の電圧よりも高い第二の電圧に変化する。
また、図158(c)に示す状態は、ターボボタン1814gが押下操作を受け、同図(b)に示す第一の操作量よりも大きい第二の操作量で下方に押し上げられ、ターボボタン1814gが限界位置に到達している状態である。この状態では、ターボボタン1814gの下端部の移動に伴って収容部1814h1内の空気圧が第二の圧力から、第二の圧力よりも高い第三の圧力に変化することで、圧力センサ1814h2が出力する発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)の電圧は、第二の電圧から、第二の電圧よりも高い第三の電圧に変化する。
なお、図158(b)、(c)に示す押下操作がなされた状態から同図(a)に示す押下操作がなされていない状態に移行した場合には、ターボボタン1814gは、収容部1814h1内の空気から受ける空気圧によって上限位置(上部のメカエンド)まで上方に押し上げられ、同図(a)に示す初期位置に、自動復帰(本例では、収容部1814h1内に充填された空気の空気圧によって人手によらずに復帰)するように構成されている。
<発射ハンドルの変形例1>
次に、図159と図160を用いて、上述の発射ハンドル134の変形例1について説明する。なお、図159(a)は、変形例1に係る発射ハンドル1134を遊技者が操作している状態を示した外観斜視図であり、図160(a)、(b)は、発射ハンドル1134のターボボタン1824gとターボスイッチ1824hの動作を説明するための図である。
変形例1の発射ハンドル1134は、上述の発射ハンドル134が備えるターボボタン804gとターボスイッチ804hに代えて、ターボボタン1824gとターボスイッチ1824hを備えている。ターボスイッチ1824hは、ターボボタン1824gの一部を収容可能な箱状の収容部1824h1と、この収容部1824h1の内部に伸縮可能に配設されてターボボタン1824gを一方向(本例では、手前側)に付勢するバネ1824h2と、このバネ1824h2の伸縮に応じて抵抗値が変化し、抵抗値に対応する電気信号を出力することが可能なスライド型の可変抵抗(図示省略)と、によって構成されている。
図160(a)に示すように、ターボボタン1824gが遊技者等によるスライド操作を受けていない状態では、ターボボタン1824gは、収容部1824h1内のバネ1824h2から受ける付勢力によって手前側にスライドされ、同図(a)に示す初期位置(第一の位置。手前側のメカエンド)に保持される。
一方、同図(b)に示すように、ターボボタン1824gが遊技者等によるスライド操作を受けて奥側にスライドされた状態では、ターボボタン1824gの操作量(ターボボタン1824gのスライド量)に応じてバネ1824h2の軸方向の寸法が変化することで、このバネ1824h2の軸方向の寸法に応じて可変抵抗が出力する電圧を変化させ、この可変抵抗が出力する電圧を、発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)として、図161や図162を用いて後述する発射制御基板1174の発射強度設定部1174eに出力するように構成している。
例えば、図160(b)に示す状態は、ターボボタン1824gがスライド操作を受けてターボボタン1824gが奥側にスライド操作され、ターボボタン1824gが限界位置(第二の位置。奥側のメカエンド)に到達している状態である。この状態では、ターボボタン1824gの移動に伴ってバネ1824h2の軸方向の寸法が第一の長さから、第二の長さよりも短い第二の長さに変化することで、可変抵抗が出力する発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)の電圧は、例えば、第一の電圧から、第一の電圧よりも高い第二の電圧に変化する。
なお、図160(b)に示すスライド操作がなされた状態から同図(a)に示すスライド操作がなされていない状態に移行した場合には、ターボボタン1824gは、バネ1824h2から受ける付勢力によって手前側にスライドされ、同図(a)に示す初期位置に、自動復帰(本例では、バネ1824h2の付勢力によって人手によらずに復帰)するように構成されている。
<発射ハンドルの変形例2>
次に、159(b)を用いて、上述の発射ハンドル134の変形例2について説明する。なお、図159(b)は、変形例2に係る発射ハンドル1234を遊技者が操作している状態を示した外観斜視図である。
変形例2の発射ハンドル1234は、発射ハンドル134が備えるターボボタン804gとターボスイッチ804hに代えて、ターボボタン1834gとターボスイッチ1834hを備えている。ターボスイッチ1834hは、ターボボタン1834gの一部を収容可能な箱状の収容部1834h1と、この収容部1824h1の内部に伸縮可能に配設されてターボボタン1834gを一方向(本例では、奥側)に付勢するバネ(図示省略)と、このバネの伸縮に応じて抵抗値が変化し、抵抗値に対応する電気信号を出力することが可能なスライド型の可変抵抗(図示省略)と、によって構成されている。
上記図159(a)に示す変形例1では、ターボスイッチ1824gが手前側に位置している状態を初期位置(第一の位置)、ターボスイッチ1824gが奥側に位置している状態を限界位置(第二の位置)としたが、本例では、ターボスイッチ1834gが奥側に位置している状態を初期位置(第一の位置)、ターボスイッチ1834gが手前側に位置している状態を限界位置(第二の位置)としている。
したがって、ターボボタン1834gが遊技者等によるスライド操作を受けていない状態では、ターボボタン1834gは、収容部1834h1内のバネから受ける付勢力によって奥側にスライドされ、図示しない初期位置に保持される。一方、図159(b)に示すように、ターボボタン1834gが遊技者等によるスライド操作を受けて手前側にスライドされた状態では、ターボボタン1834gの移動に伴ってバネの軸方向の寸法が第三の長さから、第三の長さよりも長い第四の長さに変化することで、可変抵抗が出力する発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)の電圧は、例えば、第三の電圧から、第三の電圧よりも低い第四の電圧に変化する。
<発射制御基板の変形例2−1>
次に、図161および図162を用いて、変形例2−1に係る発射制御基板1174の内部構成について詳細に説明する。なお、図161は、発射制御基板1174の内部構成を示したブロック図であり、上記図8に対応する図面である。また、図162は、発射制御基板1174の回路図であり、上記図9に対応する図面である。
以降、重複した説明を回避するために、上記図8、図9を用いて説明した内容については、図161、図162において同一の符号を付し、その説明は省略する。また、発射制御基板1174と組み合わせる発射ハンドルの種類は特に限定されないが、ここでは、上記図159(a)と図160を用いて説明した発射ハンドル1134と発射制御基板1174を組み合わせた場合について説明する。
<発射制御基板/発射強度設定部>
図161に示す発射強度設定部1174eは、球の発射強度を制御する回路に該当する点で上記図8に示す発射強度設定部174eと同一であるが、発射ハンドル1134の発射ボリューム804bから入力する発射強度調整信号と、発射ハンドル1134のターボスイッチ1824hから入力する発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)の2種類の信号に基づいて、後段の定電流制御部174fに出力する電流(電圧)の制御を行う点が異なっている。
図162の回路図を用いて詳細に説明すると、発射強度設定部1174eは、上記図9の回路図に、第2バッファ回路174e5と、第3バッファ回路174e6と、比較部174e8を追加するとともに、上記図9の回路図から、発射特性設定部174dのゲイン調整部174d2およびバイアス調整部174d3を取り除いている。
第2バッファ回路174e5は、コネクタCN2を介して発射ハンドル1134のターボスイッチ1824hから入力する発射強度切替スイッチ信号のノイズを低減するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。第3バッファ回路174e6は、第2バッファ回路174e5を通過した後の発射強度切替スイッチ信号を増幅するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。なお、第3バッファ回路174e6の出力電圧Vo1は、入力電圧をVi、抵抗R42の抵抗値をr1、抵抗R41の抵抗値をr2と定義した場合に、Vi1(1+(r1/r2))で算出することができる。
比較部174e8は、第2バッファ回路174e5および第3バッファ回路174e6を通過した後の発射強度切替スイッチ信号の電圧を基準として、バッファ回路174e1を通過した後の発射強度調整信号の電圧を反転増幅するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。なお、比較部174e8の出力電圧Vo2は、比較部174e8のプラス側の入力電圧をVi2、マイナス側の入力電圧をVi3、抵抗R28の抵抗値をr1、抵抗R22の抵抗値をr2と定義した場合に、Vi2+(Vi2−Vi3)×(r1/r2)で算出することができる。
なお、本例では、例えば、抵抗R40は4.7kΩ、抵抗R41は1kΩ、抵抗R42は7.5kΩ、抵抗R43は10kΩ、抵抗R44は9.1kΩ、抵抗R45は470Ω、抵抗R7は4.7kΩ、抵抗R22は10kΩ、抵抗R28は15kΩ、コンデンサC11は0.1μF、コンデンサC7は0.1μFとすることができる。
<発射制御基板/発射特性設定部>
本例の発射特性設定部1174dは、図161に示すように、発射ハンドル1134のターボスイッチ1824hから入力する発射強度切替スイッチ信号を入力しない構成としている。また、本例の発射特性設定部1174dでは、図162の回路図に示すように、上記図9に示す発射特性設定部174dから主要回路(スイッチング部174d1、ゲイン調整部174d2、バイアス調整部174d3)を全て取り除いている。したがって、本例では、発射特性設定部1174d全体を取り除き、クロック発生部174bからのクロック信号を発射強度設定部1174eに直接、供給するように構成してもよいし、クロック発生部174bからのクロック信号を発射強度設定部1174eに供給しないように構成してもよい。
<ハンドル中継基板>
次に、図163を用いて、変形例に係るハンドル中継基板1848について詳細に説明する。なお、図163は、変形例に係るハンドル中継基板1848の回路図である。
ハンドル中継基板1848は、上記図7を用いて説明したハンドル中継基板848と同様に、発射ハンドル1134内に搭載され、ガラス枠中継基板842(図7参照)とともに、発射ハンドル1134と発射制御基板1174との間を中継するための基板である。
本例のハンドル中継基板1848のコネクタCN2−1(発射強度調整信号)は、発射ハンドル1134の発射ボリューム804bに接続され、反対側のCN3−2(発射強度調整信号)は、発射制御基板1174の発射強度設定部1174eに接続される。また、ハンドル中継基板1848のコネクタCN2−2(発射停止スイッチ信号)は、発射ハンドル1134の発射停止スイッチ804fに接続され、反対側のコネクタCN3−3(発射停止スイッチ信号)は、発射制御基板1174の入力条件設定部174aに接続される。
また、ハンドル中継基板1848のコネクタCN2−3(タッチスイッチ信号)は、発射ハンドル1134のタッチスイッチ804dに接続され、反対側のコネクタCN3−4(タッチスイッチ信号)は、発射制御基板1174の入力条件設定部174aに接続される。また、ハンドル中継基板1848のコネクタCN1−2(発射強度切替スイッチ信号)は、発射ハンドル1134のターボスイッチ1824hに接続され、反対側のコネクタCN3−1(発射強度切替スイッチ信号)は、発射制御基板1174の発射強度設定部1174eに接続され、これらのコネクタCN1−2とコネクタCN3−1の間には、発射強度切替スイッチ信号を増幅するための演算増幅器(オペアンプ)IC7が実装される。
なお、本例では、発射強度切替スイッチ信号を増幅するための演算増幅器(オペアンプ)ICをハンドル中継基板1848に実装する例を示したが、ターボスイッチ1824hに実装すること(なるべくターボスイッチ1824hに近い位置に配置すること)が好ましい。また、本例では、例えば、抵抗R7は4.7kΩ、コンデンサC7は0.1μFとすることができる。
<制御基板間の通信>
次に、図164を用いて、パチンコ機100の制御基板間の通信について説明する。図164(a)は制御基板間の接続の一例を示したブロック図である。なお、同図に示す発射ユニット1940は、上述の発射ハンドル1134および発射装置844を含むユニットのことである。
図164(a)に示すように、上記図162を用いて説明した発射制御基板1174は、上記図163を用いて説明したハンドル中継基板1848や上記図7を用いて説明したガラス枠中継基板842を介して、発射ユニット1940の発射ハンドル1134に接続されている。発射ハンドル1134から発射制御基板1174には、発射ボリューム804bから入力される第一発射強度調整信号S1(本実施形態では、「発射強度調整信号」が該当する)や、タッチスイッチ804dから入力されるタッチスイッチ信号や、発射停止スイッチ804fから入力される発射停止スイッチ信号や、ターボスイッチ1824hから入力される第二発射強度調整信号S2(本実施形態では、「発射強度切替スイッチ信号」が該当する)などが入力される。また、発射制御基板1174は、発射ユニット1940の発射装置844にも接続されており、発射制御基板1174から発射装置844には、発射ソレノイド信号などが出力される。
また、発射制御基板1174は、払出制御基板170にも接続されており、払出制御基板170から発射制御基板1174には、発射許可信号などが出力され、発射制御基板1174から払出制御基板170には、タッチスイッチ信号や第二発射強度状態信号S3などが出力される。なお、第二発射強度状態信号S3は、発射ユニット1940から出力される第一発射強度調整信号S1(発射強度調整信号)と第二発射強度調整信号S2(発射強度切替スイッチ信号)に基づいて発射制御基板1174によって生成される信号である。
<制御基板間の通信/変形例>
図164(b)、(c)は、制御基板間の接続の他の例を示したブロック図である。図164(b)に示す例では、発射ハンドル1134のタッチスイッチ804dに加えて、ターボスイッチ1824hもタッチスイッチ(図示省略)を備えており、発射制御基板1174には、タッチスイッチ信号として、タッチスイッチ804dから入力されるタッチスイッチ信号(第一タッチスイッチ信号)と、ターボスイッチ1824hのタッチスイッチから入力されるタッチスイッチ信号(第二タッチスイッチ信号)が入力されている。また、発射制御基板1174から払出制御基板170には、これらの第一、第二タッチスイッチ信号が入力されている。
また、図164(c)に示す例は、図164(a)において発射ユニット1940が入出力する各種信号を、発射制御基板1174を介することなく払出制御基板170に直接、出力したり、発射制御基板1174を介することなく払出制御基板170から直接、入力するように構成している。
<第二発射強度調整信号S2と第二発射強度状態信号S3>
次に、図165を用いて、第二発射強度調整信号S2と第二発射強度状態信号S3の関係について説明する。なお、図165は、第二発射強度調整信号S2と第二発射強度状態信号S3の関係を説明するためのブロック図である。
図165(a)〜(d)に示す第二発射強度調整信号S2は、第二発射強度状態信号S3の変換前の信号であり、例えば、ターボスイッチ1824hが出力する発射強度切替スイッチ信号(アナログ信号)が該当する。また、同図に示す第二発射強度信号変換手段T1は、第二発射強度調整信号S2を第二発射強度状態信号S3に変換する手段であり、例えば、発射制御基板1174や、発射制御基板1174の発射強度設定部1174eや、発射制御基板1174の発射強度設定部1174eの比較部174e8や、A/D変換器などが該当する。また、第二発射強度状態信号S3は、第二発射強度調整信号S2の変換後の信号であり、例えば、発射強度調整信号と発射強度切替スイッチ信号に基づいて生成される信号(デジタル信号)が該当する。
なお、第二発射強度調整信号S2は、第二発射強度状態信号S3の生成のためだけに使用される信号に限定されるものではなく、例えば、図165(b)に示すように、第二発射強度調整信号S2を複数の信号に分岐し、複数の信号のうちの一つの信号を発射ソレノイド信号を生成するための信号として利用してもよい。また、図165(b)に示すように、第二発射強度信号変換手段T1を発射制御基板1174の一部の回路で構成してもよい。
また、図165(c)に示すように、第二発射強度調整信号S2を発射制御基板1174を介して払出制御基板170に入力し、払出制御基板170の一部の回路で構成した第二発射強度信号変換手段T1によって第二発射強度状態信号S3を生成してもよい。また、生成した第二発射強度状態信号S3を払出制御基板170に搭載した払出制御マイコンに入力してもよいし、さらに、この払出制御マイコンから第二発射強度状態信号S3を外部に出力してもよい。
また、図165(d)に示すように、第二発射強度調整信号S2を発射制御基板1174を介して払出制御基板170に入力し、払出制御基板170の一部の回路で構成した第二発射強度信号変換手段T1によって第二発射強度状態信号S3を生成し、第二発射強度信号変換手段T1から(払出制御マイコンを介すること無く)第二発射強度状態信号S3を外部に出力してもよい。
<第二発射強度信号変換手段T1>
図166は、第二発射強度信号変換手段T1による信号の変換方法の一例を示したグラフである。図166(a)に示す例では、第二発射強度信号変換手段T1は、入力される第二発射強度調整信号S2の電圧値(入力電圧値)が予め定めた電圧値(基準電圧値)V1以上であるか否かを判定し、該当する場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の1に相当するデジタル信号(例えば、ハイレベルの信号)を出力し、該当しない場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の0に相当するデジタル信号(例えば、ローレベルの信号)を出力するように構成している。
また、図166(b)に示す例では、第二発射強度信号変換手段T1は、入力される第二発射強度調整信号S2の電圧値(入力電圧値)が予め定めた電圧(基準電圧値)の範囲内であるか否かを判定し、例えば、電圧値がV0以上V1未満の場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の0に相当するデジタル信号(例えば、数値の0に対応する信号。電圧値に換算すると0/4×5v=0vに相当)を出力し、電圧値がV1以上V2未満の場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の1に相当するデジタル信号(例えば、数値の1に対応する信号。電圧値に換算すると1/4×5v=1.25vに相当)を出力し、電圧値がV2以上V3未満の場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の2に相当するデジタル信号(例えば、数値の2に対応する信号。電圧値に換算すると2/4×5v=2.5vに相当)を出力する。
また、電圧値がV3以上V4未満の場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の3に相当するデジタル信号(例えば、数値の3に対応する信号。電圧値に換算すると3/4×5v=3.75vに相当)を出力し、電圧値がV4以上の場合には、第二発射強度状態信号S3として数値の4に相当するデジタル信号(例えば、数値の4に対応する信号。電圧値に換算すると4/4×5v=5vに相当)を出力するように構成している。
<第一、第二発射強度調整信号S1,S2、第二発射強度状態信号S3>
次に、図167を用いて、第一発射強度調整信号S1、第二発射強度調整信号S2、第二発射強度状態信号S3の関係について説明する。なお、図167は、第一発射強度調整信号S1、第二発射強度調整信号S2、第二発射強度状態S3の関係の一例を示したタイムチャートである。
図167(a)、(b)に示す例は、第二発射強度信号変換手段T1は、入力される第一発射強度調整信号S1および第二発射強度調整信号S2のいずれか一方の電圧値(入力電圧値)が予め定めた電圧値(基準電圧値)以上であるか否かを判定し、該当する場合には、第二発射強度状態信号S3としてオンレベルのデジタル信号(例えば、ハイレベルの信号)を出力し、該当しない場合には、第二発射強度状態信号S3としてオフレベルのデジタル信号(例えば、ローレベルの信号)を出力するように構成している。
また、図167(c)、(d)に示す例は、第二発射強度信号変換手段T1は、入力される第一発射強度調整信号S1および第二発射強度調整信号S2の両方の電圧値(入力電圧値)の合計電圧値が予め定めた電圧値(基準電圧値)以上であるか否かを判定し、該当する場合には、第二発射強度状態信号S3としてオンレベルのデジタル信号(例えば、ハイレベルの信号)を出力し、該当しない場合には、第二発射強度状態信号S3としてオフレベルのデジタル信号(例えば、ローレベルの信号)を出力するように構成している。
また、図167(e)、(f)に示す例は、第二発射強度信号変換手段T1は、入力される第一発射強度調整信号S1および第二発射強度調整信号S2の両方の電圧値(入力電圧値)が予め定めた電圧値(基準電圧値)以上であるか否かを判定し、該当する場合には、第二発射強度状態信号S3としてオンレベルのデジタル信号(例えば、ハイレベルの信号)を出力し、該当しない場合には、第二発射強度状態信号S3としてオフレベルのデジタル信号(例えば、ローレベルの信号)を出力するように構成している。
<第二発射強度調整信号S2と発射装置による発射状態の関係>
次に、図168を用いて、第二発射強度調整信号S2と発射装置による発射状態の関係について説明する。なお、図168は、第二発射強度調整信号S2と発射装置による発射状態の関係を示したタイムチャートである。
ここで、「発射タイマ用クロック」として示す波形は、発射カウンタ部1174cのクロック入力端子CLKに入力されるクロック信号の波形を示したものであり、「発射状態」として示す波形は、発射カウンタ部1174cから出力される発射制御信号の波形を示したものである。
上記図162を用いて説明した発射強度設定部1174eの比較部174e8は、発射強度切替スイッチ信号(第二発射強度調整信号S2)の電圧を基準として発射強度調整信号(第一発射強度調整信号S1)の電圧を反転増幅することで、発射装置844の発射特性を変化させる。例えば、図168において符号T5や符号T8で示すタイミングでは、比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が最大値(MAX)であることから、後述するターボ100%時の発射特性で球が発射され、同図において符号T6や符号T7で示すタイミングでは、比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が0であることから、後述するターボ0%時の発射特性(通常発射)で球が発射される。
<発射装置の発射特性>
次に、図169を用いて、発射制御基板1174を適用した場合の発射装置844の発射特性について詳細に説明する。なお、図169は、発射制御基板1174を適用した場合の発射装置844の発射特性の一例を示したグラフである。
ここで、同図の横軸は、発射ハンドル1134の(ダイヤル806の)操作量、換言すれば、発射ボリューム804dの回転量を示している。本例では、発射ハンドル1134の操作量の度合いを、平仮名の(あ)〜(し)の符号で示しており、符号(あ)が最小操作量を、符号(し)が最大操作量をそれぞれ示している。なお、図に示す「発射停止スイッチON」の操作範囲は、発射停止スイッチ804eが機械的に押下される範囲であるので遊技球の発射は行われないが、発射ボリューム804dの回転量は0よりも大きいため、符号(あ)の操作量であっても所定量の発射強度となる。
また、同図の縦軸は、横軸の操作量に対応する球の発射強度(発射ソレノイドの電流値)を示している。本例では、球の発射強度の度合いを、片仮名の(ア)〜(サ)の符号で示しており、符号(ア)が最小発射強度を、符号(サ)が最大発射強度をそれぞれ示している。
<発射装置の発射特性/ターボ0%時(通常発射)の発射特性>
図169において符号T0Lで示すグラフは、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の一例を示している。ここで、ターボ0%時(通常発射)の発射特性とは、発射強度設定部1174eの比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が、最大電圧値の0%に相当する電圧値であるとき(ターボボタン1824gの操作量が、最大操作量の0%に相当する操作量であるとき、すなわち、ターボボタン1824gが操作されていないとき)の発射装置844の発射特性のことである。
ターボ0%時(通常発射)の発射特性では、発射強度設定部1174eの加算部174e3の出力電圧Vo2が発射強度調整信号の電圧の大きさに応じて3段階で変化することに対応して、概ね、発射特性T0L1、発射特性T0L2、および発射特性T0L3の3段階の発射特性を示す。
発射特性T0L1は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(う)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T0L1における発射強度の傾きは、符号(イ)に示す発射強度と符号(ウ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、3つの発射特性T0L1〜T0L3の中で最も傾きが大きくなっている。
発射特性T0L2は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(う)に示す操作量から符号(く)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T0L2における発射強度の傾きは、符号(ウ)に示す発射強度と符号(カ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、3つの発射特性T0L1〜T0L3の中で最も傾きが小さくなっている。
発射特性T0L3は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(く)に示す操作量から符号(し)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T0L3における発射強度の傾きは、符号(カ)に示す発射強度と符号(コ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、発射特性T0L1の傾きよりも小さく、発射特性T0L2の傾きよりも大きくなっている。
すなわち、ターボ0%時(通常発射)の発射特性では、第一の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(う)に示す操作量)における発射強度は、最も傾きが大きい発射特性T0L1にしたがって変化し、続く第二の操作量の範囲(符号(う)に示す操作量から符号(く)に示す操作量)における発射強度は、最も傾きが小さい発射特性T0L2にしたがって変化し、続く第三の操作量の範囲(符号(く)に示す操作量から符号(し)に示す操作量)における発射強度は、発射特性T0L1の傾きよりも小さく発射特性T0L2の傾きよりも大きい発射特性T0L3にしたがって変化する。
なお、本明細書においては、ターボ0%時(通常発射)の発射特性に基づいて発射ハンドル1134の発射強度の制御を行っている状態を、「通常時」、「非ターボ時」、「非ターボ状態」、「第一の状態」などと言う場合がある。
<発射装置の発射特性/ターボ25%時の発射特性>
図169において符号T25Lで示すグラフは、ターボ25%時の発射特性の一例を示している。ここで、ターボ25%時の発射特性とは、発射強度設定部1174eの比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が、最大電圧値の25%に相当する電圧値であるとき(ターボボタン1824gの操作量が、最大操作量の25%に相当する操作量であるとき)の発射装置844の発射特性のことである。ターボ25%時の発射特性では、概ね、発射特性T25L1、発射特性T25L2、およびの発射特性T25L3の3段階の発射特性を示す。
発射特性T25L1は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(か)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T25L1における発射強度の傾きは、符号(ウ)に示す発射強度と符号(カ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L2の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T25L2は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(か)に示す操作量から符号(さ)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T25L2における発射強度の傾きは、符号(カ)に示す発射強度と符号(サ)に示す最大発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L3の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T25L3は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(さ)に示す操作量から符号(し)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T25L3における発射強度は、符号(サ)に示す最大発射強度で一定値である。
すなわち、ターボ25%時の発射特性では、第一の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(か)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L2にほぼ等しい発射特性T25L1にしたがって変化し、続く第二の操作量の範囲(符号(か)に示す操作量から符号(さ)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L3にほぼ等しい発射特性T25L2にしたがって変化し、続く第三の操作量の範囲(符号(さ)に示す操作量から符号(し)に示す操作量)における発射強度は、最大発射強度で一定である。
換言すれば、ターボ25%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を左方向に第一の距離だけ平行移動させた線(操作量(く)、発射強度(カ)で特定される交点を、操作量(か)、発射強度(カ)で特定される交点まで水平移動させた線)とほぼ同一である。
なお、本明細書においては、ターボ0%時(通常発射)以外の発射特性(発射強度設定部1174eの比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が、最大電圧値の0%に相当する電圧値を超える電圧値であるときの発射装置844の発射特性)に基づいて発射ハンドル1134の発射強度の制御を行っている状態を、「非通常時」、「ターボ時」、「ターボ状態」、「第二の状態」などと言う場合がある。
<発射装置の発射特性/ターボ50%時の発射特性>
図169において符号T50Lで示すグラフは、ターボ50%時の発射特性の一例を示している。ここで、ターボ50%時の発射特性とは、発射強度設定部1174eの比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が、最大電圧値の50%に相当する電圧値であるとき(ターボボタン1824gの操作量が、最大操作量の50%に相当する操作量であるとき)の発射装置844の発射特性のことである。ターボ50%時の発射特性では、概ね、発射特性T50L1、発射特性T50L2、および発射特性T50L3の3段階の発射特性を示す。
発射特性T50L1は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(え)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T50L1における発射強度の傾きは、符号(エ)に示す発射強度と符号(カ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L2の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T50L2は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(え)に示す操作量から符号(け)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T50L2における発射強度の傾きは、符号(カ)に示す発射強度と符号(サ)に示す最大発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L3の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T50L3は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(け)に示す操作量から符号(し)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T50L3における発射強度は、符号(サ)に示す最大発射強度で一定値である。
すなわち、ターボ50%時の発射特性では、第一の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(え)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L2にほぼ等しい発射特性T50L1にしたがって変化し、続く第二の操作量の範囲(符号(え)に示す操作量から符号(け)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L3にほぼ等しい発射特性T50L2にしたがって変化し、続く第三の操作量の範囲(符号(け)に示す操作量から符号(し)に示す操作量)における発射強度は、最大発射強度で一定である。
換言すれば、ターボ50%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を左方向に第二の距離(第一の距離のほぼ2倍)だけ平行移動させた線(操作量(く)、発射強度(カ)で特定される交点を、操作量(え)、発射強度(カ)で特定される交点まで水平移動させた線)とほぼ同一である。
<発射装置の発射特性/ターボ75%時の発射特性>
図169において符号T75Lで示すグラフは、ターボ75%時の発射特性の一例を示している。ここで、ターボ75%時の発射特性とは、発射強度設定部1174eの比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が、最大電圧値の75%に相当する電圧値であるとき(ターボボタン1824gの操作量が、最大操作量の75%に相当する操作量であるとき)の発射装置844の発射特性のことである。ターボ75%時の発射特性では、概ね、発射特性T75L1、発射特性T75L2、および発射特性T75L3の3段階の発射特性を示す。
発射特性T75L1は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(う)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T75L1における発射強度の傾きは、符号(オ)に示す発射強度と符号(カ)に示す発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L2の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T75L2は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(う)に示す操作量から符号(き)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T75L2における発射強度の傾きは、符号(カ)に示す発射強度と符号(サ)に示す最大発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L3の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T75L3は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(き)に示す操作量から符号(し)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T75L3における発射強度は、符号(サ)に示す最大発射強度で一定値である。
すなわち、ターボ75%時の発射特性では、第一の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(う)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L2にほぼ等しい発射特性T75L1にしたがって変化し、続く第二の操作量の範囲(符号(う)に示す操作量から符号(き)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L3にほぼ等しい発射特性T75L2にしたがって変化し、続く第三の操作量の範囲(符号(き)に示す操作量から符号(し)に示す操作量)における発射強度は、最大発射強度で一定である。
換言すれば、ターボ75%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を左方向に第三の距離(第一の距離のほぼ3倍)だけ平行移動させた線(操作量(く)、発射強度(カ)で特定される交点を、操作量(い)、発射強度(カ)で特定される交点まで水平移動させた線)とほぼ同一である。
<発射装置の発射特性/ターボ100%時の発射特性>
図169において符号T100Lで示すグラフは、ターボ100%時の発射特性の一例を示している。ここで、ターボ100%時の発射特性とは、発射強度設定部1174eの比較部174e8に入力される発射強度切替スイッチ信号の電圧値が、最大電圧値の100%に相当する電圧値であるとき(ターボボタン1824gの操作量が、最大操作量の100%に相当する操作量であるとき)の発射装置844の発射特性のことである。ターボ100%時の発射特性では、概ね、発射特性T100L1、および発射特性T100L2の2段階の発射特性を示す。
発射特性T100L1は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(あ)に示す操作量から符号(お)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T100L1における発射強度の傾きは、符号(カ)に示す発射強度と符号(サ)に示す最大発射強度とを結ぶ直線の傾きにほぼ等しく、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の3つの発射特性T0L1〜T0L3のうちの発射特性T0L3の傾きとほぼ等しくなっている。
発射特性T100L2は、発射ハンドル1134の操作量が、符号(お)に示す操作量から符号(し)に示す操作量までの範囲にある場合の発射特性である。この発射特性T100L2における発射強度は、符号(サ)に示す最大発射強度で一定値である。
すなわち、ターボ100%時の発射特性では、第一の操作量の範囲(符号(あ)に示す操作量から符号(お)に示す操作量)における発射強度は、ターボ0%時(通常発射)の発射特性の発射特性T0L3にほぼ等しい発射特性T100L1にしたがって変化し、続く第二の操作量の範囲(符号(お)に示す操作量から符号(し)に示す操作量)における発射強度は、最大発射強度で一定である。
換言すれば、ターボ100%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を左方向に第四の距離(第一の距離のほぼ4倍)だけ平行移動させた線(操作量(く)、発射強度(カ)で特定される交点を、操作量(あ)、発射強度(カ)で特定される交点まで水平移動させた線)とほぼ同一である。
<発射強度と球の到達位置>
次に、図170を用いて、発射ハンドル1134の発射強度と、球の到達位置との関係について説明する。なお、図170は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
発射装置844から打ち出された球は、外レール202と内レール204で囲まれた球通路を通過し、遊技領域124の上部に到達するが、発射装置844の発射強度(発射ソレノイドの電流値)によって、遊技領域124における到達位置が異なる。
例えば、上記図169の符号(ウ)で示す発射強度で発射された球は、図170の符号P1で示す軌跡を描いて移動し、内レール204の終端部を少し超えた辺りで下方に落下する。したがって、符号(ウ)で示す発射強度は、左打ちを行う場合(遊技領域124の左側のルート(遊技領域のうちの第一の領域(左遊技領域))を狙って遊技球を流下させる場合)に適した発射強度である。
なお、図示はしないが、符号(ウ)で示す発射強度よりも弱い発射強度(上記図169の符号(ア)、(イ)で示す発射強度)で発射された球は、内レール204を乗り越えることができずに下皿128に排出されるか、内レール204を乗り越えて遊技領域124の左側に落下する。
また、上記図169の符号(エ)で示す発射強度で発射された球は、図170の符号P2で示す軌跡を描いて移動し、遊技領域124の中央やや左寄りの位置で下方に落下する。したがって、符号(エ)で示す発射強度は、左打ちを行う場合(遊技領域124の左側のルート(遊技領域のうちの第一の領域(左遊技領域))を狙って遊技球を流下させる場合)に適した発射強度である。
また、上記図169の符号(オ)で示す発射強度で発射された球は、図170の符号P3で示す軌跡を描いて移動し、遊技領域124のほぼ中央で下方に落下する。したがって、符号(エ)で示す発射強度は、遊技領域124の中央を狙って遊技球を流下させ、遊技領域124の左側と右側の両方のルート(遊技領域のうちの第一の領域(左遊技領域)と第二の領域(右遊技領域))を狙って遊技球を流下させる場合に適した発射強度である。
また、上記図169の符号(カ)で示す発射強度で発射された球は、図170の符号P4で示す軌跡を描いて移動し、遊技領域124の右側に配設された、低反発部材からなる球止めゴム203に衝突した後、この球止めゴム203の下方に向かって落下する。したがって、符号(カ)で示す発射強度は、右打ちを行う場合(遊技領域124の右側のルート(遊技領域のうちの第二の領域(右遊技領域))を狙って遊技球を流下させる場合)に適した発射強度である。
なお、図示はしないが、符号(カ)で示す発射強度よりも強い発射強度(上記図169の符号(キ)、(ク)、(ケ)、(コ)、(サ)で示す発射強度)で発射された球は、球止めゴム203に衝突した後、この球止めゴム203の下方に向かって落下する点では共通するが、球が符号(カ)で示す発射強度よりも強い発射強度で発射されるため、球が発射されてから球止めゴム203に到達するまでの時間は、符号(カ)で示す発射強度、符号(キ)で示す発射強度、符号(ク)で示す発射強度、符号(ケ)で示す発射強度、符号(コ)で示す発射強度、符号(サ)で示す発射強度の順番で早くなる。結果、球が発射されてから遊技領域124の右側の入賞口や始動口に到達するまでの時間も、同様の順番で早くなる。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例2−1>
図171(a)は、変形例2−1に係る発射特性を示したグラフであり、上記図169に対応するグラフである。なお、比較のために、上記図169に示した、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線を一点鎖線で示している。
上記図169に示した例では、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線を、ターボボタン1824gの操作量に比例して、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線に対する水平方向の距離が長くなるように設定した。
すなわち、ターボ25%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第一の距離だけ移動させた線とほぼ一致させ、ターボ50%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第二の距離(第一の距離の二倍)だけ移動させた線とほぼ一致させ、ターボ75%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第三の距離(第一の距離の三倍)だけ移動させた線とほぼ一致させ、ターボ100%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第四の距離(第一の距離の四倍)だけ移動させた線とほぼ一致させるように設定した。
これに対して、本例では、図171(a)に示すように、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線は、ターボボタン1824gの操作量が多いほど、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線に対する水平方向の距離が長くなるように設定している。
すなわち、ターボ25%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第一の距離だけ移動させた線とほぼ一致させ、ターボ50%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第二の距離(例えば、第一の距離の二倍)だけ移動させた線とほぼ一致させ、ターボ75%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第三の距離(例えば、第一の距離の四倍)だけ移動させた線とほぼ一致させ、ターボ100%時の発射特性を示す線を、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線を水平方向に第四の距離(例えば、第一の距離の六倍)だけ移動させた線とほぼ一致させるように設定した。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例2−2>
図171(b)は、変形例2−2に係る発射特性を示したグラフであり、上記図169に対応するグラフである。なお、比較のために、上記図169に示した、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線を一点鎖線で示している。
上記図169に示した例では、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線の傾きを、ターボボタン1824gの操作量に関わらず、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線の傾きとほぼ等しい傾きに設定した。
これに対して、本例では、図171(b)に示すように、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線は、ターボボタン1824gの操作量が多いほど、発射特性の傾きが大きくなるように設定している。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例2−3>
図172(a)は、変形例2−3に係る発射特性を示したグラフであり、上記図169に対応するグラフである。
上記図169に示した例では、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を、ターボボタン1824gの操作量が所定の操作量を超えた場合に最大発射強度になるように設定した。
これに対して、本例では、図172(a)に示すように、ターボ100%時を除く、ターボ25%、50%、75%時の発射特性を、ターボボタン1824gの操作量が所定の操作量を超えた場合でも最大発射強度にならないように設定している。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例2−4>
図172(b)は、変形例2−4に係る発射特性を示したグラフであり、上記図169に対応するグラフである。
上記図169に示した例では、発射ハンドル1134の操作量が異なる場合には、ターボ25%、50%、75%、100%時の各々の発射強度が異なるように設定した。
これに対して、本例では、図172(b)に示すように、発射ハンドル1134の操作量が所定の操作量の範囲X内にある場合に、ターボ0%、25%、50%、75%、100%時の各々の発射強度が同一になるように設定している。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例2−5>
図173は、変形例2−5に係る発射特性を示したグラフであり、上記図169に対応するグラフである。
上記図169に示した例では、ターボ100%時の発射特性として、発射特性T100L1、および発射特性T100L2の2段階となるように設定した。
これに対して、本例では、図173に示すように、ターボ100%時の発射特性が、発射特性T100L2のみで構成され、発射ハンドル1134の操作量に関わらず、発射強度が、最大発射強度で一定となるように設定している。
<発射制御基板の変形例2−2>
次に、図174を用いて、変形例2−2に係る発射制御基板2174の内部構成について詳細に説明する。なお、図174は、発射制御基板2174の回路図であり、上記図162に対応する図面である。重複した説明を回避するために、上記図162を用いて説明した内容については、図174において同一の符号を付し、その説明は省略する。
本例の発射制御基板2174は、上記図169を用いて説明した発射制御基板1174に第4バッファ回路174e9を追加するとともに、比較部174e8に代えて加算部174e10を適用したものである。第4バッファ回路174e9は、第3バッファ回路174e6を通過した後の発射強度切替スイッチ信号を増幅するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。
加算部174e10は、バッファ回路174e1を通過した後の発射強度調整信号(第一発射強度調整信号S1)と第3バッファ回路174e6を通過した後の発射強度切替スイッチ信号(第二発射強度調整信号S2)に基づいて、複数の電圧を加算するための回路であり、本例では、演算増幅器(オペアンプ)を用いている。
<発射制御基板2174を適用した場合の発射装置の発射特性>
次に、図175を用いて、発射制御基板2174を適用した場合の発射装置844の発射特性について詳細に説明する。なお、図175は、発射制御基板2174を適用した場合の発射装置844の発射特性の一例を示したグラフである。
本例では、ターボ25%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を上方向に第一の距離だけ平行移動させた線とほぼ同一であり、ターボ50%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を上方向に第二の距離(第一の距離の二倍)だけ平行移動させた線とほぼ同一である。また、ターボ75%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を上方向に第三の距離(第一の距離の三倍)だけ平行移動させた線とほぼ同一であり、ターボ100%時の発射特性を示す線は、ターボ0%時の発射特性(通常発射)を示す線を上方向に第四の距離(第一の距離の四倍)だけ平行移動させた線とほぼ同一である。
すなわち、本例では、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線が、ターボボタン1824gの操作量に比例して、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線に対する垂直方向の距離が長くなるように設定している。
<発射ハンドルの発射特性の変形例/変形例3−1>
図176は、変形例3−1に係る発射特性を示したグラフである。上記図175に示した例では、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線を、ターボボタン1824gの操作量に比例して、ターボ0%時(通常発射)の発射特性を示す線に対する垂直方向の距離が長くなるように設定した。
これに対して、本例では、図176に示すように、ターボ25%、50%、75%、100%時の発射特性を示す各々の線は、ターボボタン1824gの操作量が多いほど、発射特性の傾きが大きくなるように設定している。また、本例は、例えば図162の比較部174e8のIC9の+入力の値を固定とし、抵抗R22または抵抗R28をターボボタン1824gの操作量によって抵抗値が変化する可変抵抗に置き換えることによって実現することができる。
また、図177は、上記図174に示した発射制御基板2174の回路図の変形例である。本例では、加算部174e10のプラス側の入力電圧とマイナス側の入力電圧の電源電圧を、DC12vからDC5vに変更している。このような構成とすれば、DC12vを発射制御基板に供給するための電源ラインやコネクタを発射制御基板から取り除くことができる場合があり、低コスト化を実現できる場合がある。また、電源電圧の変動幅を少なくすることができ、電源ノイズによる誤動作を防止できる場合がある。
なお、本例では、例えば、抵抗R40は4.7kΩ、抵抗R7は4.7kΩ、抵抗R60は12kΩ、抵抗R61は1.2kΩ、抵抗R62は12kΩ、抵抗R63は10kΩ、抵抗R64は10kΩ、抵抗R65は10kΩ、抵抗R66は10Ω、抵抗R55は10kΩ、抵抗R56は12kΩ、コンデンサC30は0.1μF、コンデンサC7は0.1μF、コンデンサC21は0.1μF、コンデンサC25は0.1μF、コンデンサC32は0.1μFとすることができる。
<ターボボタンとターボスイッチの変形例1>
次に、図178を用いて、上述の発射ハンドル1134が備えるターボボタン1824gとターボスイッチ1824hの変形例1について説明する。なお、図178(a)は、変形例1に係るターボボタン1844gとターボスイッチ1844hの外観斜視図であり、同図(b)は、未操作状態のターボボタン1844gとターボスイッチ1844hの一部を透過して示す側面図であり、同図(c)は、操作状態のターボボタン1844gとターボスイッチ1844hの一部を透過して示す側面図である。
本例に係る発射ハンドルは、発射ハンドル1134が備えるターボボタン1824gとターボスイッチ1824hに代えて、ターボボタン1844gとターボスイッチ1844hを備えている。ターボボタン1844gの上面には、ターボボタン1844gの操作方法を明示(または示唆)する表示(本例では、押下操作が必要であることを明示する「PUSH」の文字表示)が施されている。なお、当該表示は、印字、彫刻、シールなどによるものであってもよい。
また、ターボスイッチ1844hは、ターボボタン1844gの一部を収容可能な箱状の収容部1844h1と、この収容部1844h1の内部に伸縮可能に配設されてターボボタン1844gを一方向(本例では、奥側)に付勢するバネ1844h2と、このバネ1844hの伸縮に応じた電気信号を出力可能な可変抵抗(図示省略)と、によって構成されている。また、収容部1844h1の底面には、ターボボタン1844gを、図177(a)に示す初期位置(第一の位置)に保持するための係止部1844h3が形成されている。
図178(a)、(b)に示すように、ターボボタン1844gの底部が係止部1844h3によって係止されている状態では、ターボボタン1844gはバネ1844h2による奥側への付勢力に影響を受けることなく、同図(b)に示す初期位置に保持される。
一方、同図(c)に示すように、ターボボタン1844gが手前側に傾斜された状態では、係止部1844h3による係止が解除され、ターボボタン1844gはバネ1844h2による奥側への付勢力によって奥側にスライドされる。そして、ターボボタン1844gのスライド量に応じてバネ1844h2の軸方向の寸法が変化し、このバネ1844h2の軸方向の寸法に応じて可変抵抗が出力する電圧が変化し、この電圧が発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)を介して発射制御部630に出力される。
本例では、ターボボタン1844gの移動に伴ってバネ1844h2の軸方向の寸法が第一の長さから、第二の長さよりも短い第二の長さに変化することで、可変抵抗が出力する電圧は、第一の電圧から、第一の電圧よりも高い第二の電圧に変化する。
<ターボボタンとターボスイッチの変形例2>
次に、図179を用いて、上述の発射ハンドル1134が備えるターボボタン1824gとターボスイッチ1824hの変形例1について説明する。なお、図179は、変形例2に係るターボボタン1854gとターボスイッチ1854hの動作を模式的に示した図である。
本例に係る発射ハンドルは、発射ハンドル1134が備えるターボボタン1824gとターボスイッチ1824hに代えて、ターボボタン1854gとターボスイッチ1854hを備えている。また、ターボボタン1854gの側面には、ターボボタン1854gのスライド方向に沿ってギア1854g1が形成されている。
また、ターボスイッチ1854hは、ターボボタン1854gの一部を収容可能な箱状の収容部1854h1と、この収容部1854h1の内部に伸縮可能に配設されてターボボタン1854gを一方向(本例では、手前側)に付勢するバネ1854h2と、ターボボタン1854gのギア1854g1と噛合するギア1854h3が外周の略半分に形成された歯車1854h4と、この歯車1854hに配設されてバネ1854hの伸縮に応じた電圧を出力可能なロータリータイプの可変抵抗(図示省略)と、によって構成されている。
図179(a)に示すように、ターボボタン1854gが奥側にスライド操作されていない状態では、ターボボタン1854gは、収容部1854h1内のバネ1854h2から受ける付勢力によって手前側にスライドされ、同図(a)に示す初期位置(第一の位置)に保持される。
一方、同図(b)に示すように、ターボボタン1854gが奥側にスライド操作されている状態では、ターボボタン1854gのスライド量に応じて歯車1854h4の回転量が変化し、この歯車1854h4の回転量に応じて可変抵抗が出力する電圧が変化し、この電圧が発射強度切替スイッチ信号(ターボスイッチ信号)を介して発射制御部630に出力される。
例えば、図179(b)に示す状態は、ターボボタン1854gが第一の移動量だけ奥側にスライドされた状態である。この状態では、ターボボタン1854gの移動に伴って歯車1854h4の回転量が第一の回転量から、第二の回転量よりも大きな第二の回転量に変化することで、可変抵抗が出力する電圧は、第一の電圧から、第一の電圧よりも高い第二の電圧に変化する。
また、図179(c)に示す状態は、ターボボタン1854gが第二の移動量だけ奥側にスライドされ、限界位置(メカエンド)に到達した状態である。この状態では、ターボボタン1854gの移動に伴って歯車1854h4の回転量が第二の回転量から、第二の回転量よりも大きな第三の回転量に変化することで、可変抵抗が出力する電圧は、第二の電圧から、第二の電圧よりも高い第三の電圧に変化する。
なお、図179(b)、(c)に示すスライド操作の状態から遊技者が指を離した場合には、ターボボタン1854gは、バネ1854h2から受ける付勢力によって手前側にスライドされ、同図(a)に示す初期位置に、自動復帰(本例では、バネ1854h2の付勢力によって人手によらずに復帰)するように構成されている。
<発射ハンドルの変形例3>
次に、図180を用いて、上述の発射ハンドル1134の変形例3について説明する。なお、図180は、変形例3に係る発射ハンドル1334の外観斜視図である。
変形例3に係る発射ハンドル1334は、上述の発射ハンドル1134に、ターボボタン1834gのスライドを規制することが可能な規制手段1334aを追加したものである。本例の規制手段1334aは、板状体からなる規制板1334a1と、この規制板1334a1を発射ハンドル1334の小径部810に取り付けるための螺子1334a2と、小径部810に形成された複数の螺子穴810aで構成されている。
本例では、ターボボタン1834gのスライド方向における二箇所に螺子穴810aを形成しており、図180(a)に示す位置に規制板1334a1を取り付けた場合には、規制板1334a1はターボボタン1834gのスライドを規制することがないが、同図(b)に示す位置に規制板1334a1を取り付けた場合には、規制板1334a1はターボボタン1834gのスライドを規制することになる。
このような規制手段1334aを備えれば、ターボボタンやターボスイッチに何らかの問題が発生した場合(例えば、故障、劣化など)にターボボタンのスライドを規制することができるため、想定外の発射強度となり、遊技者に不利益を与えてしまうような事態を未然に防止できる場合がある。
なお、本例では、規制板を螺子で取り付ける例を示したが、両面テープなどの他の方法で規制板を取り付けるように構成してもよい。また、上記実施形態1の各実施例に記載した複数の構成のうち、1つまたは複数の構成に記載している内容に、本例の規制手段を適用してもよい。
<メインコマンド>
次に、図181を用いて、主制御部300(主制御基板156)から第1副制御部400(第1副制御基板160)に送信されるメインコマンドについて説明する。なお、図181は、メインコマンドの一例を示した図であり、上記図34に対応する図面である。
本例のメインコマンドは、16ビット長のデータからなり、8ビット長の上位コマンドと8ビット長の下位コマンドに分類される。上位コマンドのビット6〜ビット4は、メインコマンドのグループを表す固定データであり、例えば、メインコマンドは、電源投入コマンド、特図保留球数コマンド等の遊技状態に関するコマンド、デバイスコマンド等のグループに分類される。また、上位コマンドのビット3〜0は、同一グループのコマンドを識別するためのデータである。なお、上記コマンドのビット7(最上位ビット)は、STB(ストローブ情報)の値が格納される領域であり、STB(ストローブ情報)の値がオンの場合、メインコマンドがセットされていることを示している。
また、下位コマンドのビット7〜ビット0は、各コマンドのパラメータ(数、種別、状態、回数、各種フラグなど)を表す可変データである。例えば、発射位置コマンドの下位コマンドには、当該コマンドのパラメータとして、払出制御部600(払出制御基板170)から受信した発射強度信号レベルの情報が設定される。ここで、発射強度信号レベルとは、第二発射強度状態信号S3の強弱を示す情報であり、例えば、上記図166(a)を用いて説明した変換方法で第二発射強度信状態号S3を生成する場合には、0または1の数値を格納し、上記図166(b)を用いて説明した変換方法で第二発射強度状態信号S3を生成する場合には、0〜4のいずれかの数値を格納する。
<払出制御マイコン/端子配置>
図182は、払出制御マイコン770の端子配置の一例を示した図である。払出制御マイコン770は、IC1〜IC3と接続されており、同図(e)はIC1に対応するものであり、同図(f)はIC2に対応するものであり、同図(g)はIC3に対応するものである。本例では、上述の第二発射強度状態信号S3をCS0(入力)のビット4に割り当てている。
<払出制御マイコン/タイマ>
図183(a)は、払出制御マイコン770が使用するタイマの一例を示した図である。払出制御マイコン770は、同図(a)に示す複数のタイマ(ソフトウェアタイマ)をRAM708に記憶しており、これらのタイマを、後述する払出制御部割込み処理のタイマ更新処理において定期的に更新(カウントアップまたはカウントダウン)するように構成されている。なお、「タイマ値(ms)」の項目に記載した数値は、各タイマによって計測する時間を示しており、例えば、第二発射強度状態信号監視タイマは、第二発射強度状態信号S3の状態を監視するためのタイマであることを示している。
<払出制御マイコン/信号状態記憶部>
図183(b)は、払出制御マイコン770のRAM708の記憶領域の一部を示した図である。払出制御マイコン770は、RAM708の記憶領域の一部(本例では、アドレスF051h〜F056hの範囲)に、同図(b)に示す各種状態を記憶するための信号状態記憶領域を設けており、例えば、アドレスF056hには、上述の発射強度信号レベルを記憶するための発射強度信号レベル状態エリアを設けている。
<払出制御マイコン/払出制御コマンド>
次に、図184および図185を用いて、払出制御部600(払出制御基板170)から主制御部300(主制御基板156)に送信される払出制御コマンドについて説明する。なお、図184は、払出制御コマンドの一例を示した図であり、上記図60に対応する図面である。また、図185は、送信コマンド処理を実行する際に用いる送信コマンド出力要求情報の一例(a)と一部の払出制御コマンドのデータ構成を示した図(b〜e)である。
払出制御部600が主制御部300に送信するコマンドには、通信確認戻りコマンドと、賞球信号出力要求コマンドと、デバイスコマンド1〜4と、賞球払出動作状態コマンドがある。これらの送信コマンドは、払出制御部メイン処理の送信コマンド処理(ステップS311)において主制御部300に送信される。主制御部300では、上述の主制御部タイマ割込処理のコマンド解析処理(ステップS159)において、これらのコマンドを解析し、各々のコマンドに対応する処理を実行する。本例では、上述の発射強度信号レベルの情報は、デバイスコマンド4のビット1に設定され、払出制御部600から主制御部300に送信される。
<ターボボタン演出>
次に、図186を用いて、ターボボタン演出について説明する。なお、図186は、ターボボタン演出の一例を時系列で示した図である。
遊技者によるターボボタン1824gの操作がターボスイッチ1824hによって検出された場合、ターボスイッチ1824hから発射制御基板1174に、第二発射強度調整信号S2(発射強度切替スイッチ信号)が出力される。発射制御基板1174は、この第二発射強度調整信号S2(発射強度切替スイッチ信号)と第一発射強度調整信号S1(発射強度調整信号)に基づいて第二発射強度状態信号S3を生成し、この第二発射強度状態信号S3は、発射制御基板1174から払出制御基板170に出力される。
この第二発射強度状態信号S3を受信した払出制御基板170は、主制御基板156にターボボタン1824gの操作を受け付けた旨のコマンドを送信し、当該コマンドを受信した主制御基板156は、第1副制御基板160にターボボタン1824gの操作を受け付けた旨のコマンドを送信する。さらに、当該コマンドを受信した第1副制御基板160は、液晶制御基板820に、メイン液晶826を用いて、ターボボタン1824gの操作を受け付けた旨の表示(本例では、「ターボボタン押下中!の文字表示)を行わせる。
遊技者によるターボボタン1824gの操作がターボスイッチ1824hによって検出されたタイミングをT1、ターボボタン1824gの操作を受け付けた旨の表示(「ターボボタン押下中!の文字表示)がメイン液晶826で開始されるタイミングをT2とすると、図186(a)に示すように、T1からT2までに時間Taを要する場合がある。
また、遊技者によるターボボタン1824gの操作の中止がターボスイッチ1824hによって検出されたタイミングをT3、ターボボタン1824gの操作を受け付けた旨の表示(「ターボボタン押下中!の文字表示)の消去を開始するタイミングをT4とすると、図186(a)に示すように、T3からT4までに時間Tbを要する場合がある。なお、ターボボタン演出は、図186(a)に示す例に限定されず、例えば、図186(b)に示すように、第二発射強度状態信号S3の電圧レベル(例えば、上記図166(b)に示す例では、0〜4の4段階)をメータを用いて表示してもよい。また、上記図166(a)に示す例のように第二発射強度状態信号S3の電圧レベルが0または1のいずれかの数値しかとらない場合であっても、メータによって第二発射強度状態信号S3の電圧レベルを表示してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、遊技球を少なくとも発射可能な発射手段(例えば、図164に示す発射ユニット1940の発射装置844、発射制御基板1174、払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記第一の操作手段は、発射強度(例えば、遊技球の発射強度)に関する手段(例えば、遊技球の発射強度を調整可能な手段)であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記発射手段は、前記第二の操作手段が操作されている場合に、第二の信号(例えば、図164に示す第二発射強度状態信号S3、図166(a)に示す0または1の数値に対応する信号、図166(b)に示す0〜4の数値のいずれかに対応する信号)を少なくとも出力可能な手段である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技球の発射手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
なお、前記発射手段は、1つまたは複数の装置(例えば、発射装置844など)や、1つまたは複数の基板(例えば、発射制御基板1174、払出制御基板170など)によって構成される手段であってもよいし、これらの組合せで構成される手段であってもよい。また、中継基板、中継ケーブル、コネクタなどを含むものであってもよい。また、前記発射手段を、遊技球を発射する第一の発射手段(例えば、発射装置844)と、前記第二の信号を出力する第二の発射手段(例えば、発射制御基板1174、払出制御基板170など)によって構成してもよい。また、この場合、第一の発射手段と第二の発射手段は一体でもよいし別体でもよい。また、同一の基板内(または装置内)で2つの部位に分かれて構成された手段であってもよい。
また、前記発射手段は、前記第二の操作手段が操作されている場合に、第二の信号を少なくとも出力可能な手段であればよく、例えば、前記第二の操作手段が操作されている場合に、第二の信号を必ず出力する手段であってもよいし、前記第二の操作手段が操作されている場合に、第二の信号以外の信号を出力可能な手段であってもよいし、前記第二の操作手段が操作されている場合に、第二の信号のみを出力する手段であってもよい。また、前記第二の操作手段が操作されている場合に、他の信号を経由して(または、他の信号を経由せずに)第二の信号を少なくとも出力可能であればよい。
また、前記第二の信号を、試験用信号として出力してもよいし、外部集中端子板から出力してもよい。また、前記第二の信号が出力中であることや、第一、第二の操作手段が操作中であることを示す光出力手段(例えば、LED、ランプ)を備えていてもよい。
また、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)(例えば、回転量、抵抗の変化量、電圧の変化量、電流の変化量)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)(例えば、スライド量、抵抗の変化量、電圧の変化量、電流の変化量)を変更可能な手段であり、前記発射手段は、前記第二の操作量が第一の量の場合に、前記第二の信号を少なくとも出力しない手段であり、前記発射手段は、前記第二の操作量が第二の量の場合に、前記第二の信号を少なくとも出力可能な手段であり、前記第二の操作量は、第二の範囲で変更可能な操作量であり、前記第一の量は、前記第二の範囲における一の量であり、前記第二の量は、前記第二の範囲における一の量であり、前記第二の量は、前記第一の量よりも大きな量であり、前記第一の量は、0とは異なる量であってもよい。
なお、前記第二の操作量は、前記第一の量(信号OFF(例えば、図169のターボ0%に相当する操作量。以下同じ))<前記第二の量(信号OFF)<後述する第三の量(信号ON)(例えば、図169のターボ25%に相当する操作量)<後述する第四の量(信号ON)(例えば、図169のターボ50%に相当する操作量)の関係であってもよい。また、前記第一の操作量が第五の量(例えば、図169の符号(い)で示す回転量)の場合において、前記第二の操作量が第一の量(信号OFF)の場合に左打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第五の量の場合において、前記第二の操作量が第二の量(信号OFF)の場合に左打ち状態となるように構成してもよい。
また、前記第一の操作量が第五の量の場合において、第二の操作量が第三の量(信号ON)の場合に右打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第五の量の場合において、前記第二の操作量が第四の量(信号オン)で右打ち状態になるように構成してもよい。
また、前記第一の操作量が第六の量(例えば、図169の符号(う)で示す回転量)の場合において、前記第二の操作量が第一の量(信号OFF)の場合に左打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第六の量の場合において、前記第二の操作量が第二の量(信号OFF)の場合に右打ち状態となるように構成してもよい。
また、前記第一の操作量が第六の量の場合において、前記第二の操作量が第三の量(信号ON)の場合に右打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第六の量の場合において、前記第二の操作量が第四の量(信号ON)の場合に右打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第七の量の場合において、前記第二の操作量が第一の量(信号OFF)の場合に左打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第七の量の場合において、前記第二の操作量が第二の量(信号OFF)の場合に左打ち状態になるように構成してもよい。
また、前記第一の操作量が第七の量(例えば、図169の符号(え)で示す回転量)の場合において、前記第二の操作量が第三の量(信号ON)の場合に左打ち状態となるように構成してもよい。また、前記第一の操作量が第七の量の場合において、前記第二の操作量が第四の量(信号ON)の場合に右打ち状態となるように構成してもよい。
また、前記第二の操作量が第四の量の場合において、前記第一の操作量が所定の量(例えば、図169の符号(い)で示す回転量)を超えている場合に必ず右打ち状態になり信号も必ずONとなるように構成してもよい。また、前記第二の操作量が第一の量の場合において、前記第一の操作量が所定の量(例えば、図169の符号(い)で示す回転量)を超えていなければ必ず左打ち状態になり信号も必ずOFFになるように構成してもよい。
また、前記第一の操作手段の操作、かつ右打ち状態の場合は必ず前記第二の信号を出力し、それ以外の場合は必ず前記第二の信号を出力しなくてもよい。また、前記第一の操作手段が第一の操作、かつ前記第二の操作手段が第一の操作の場合は、右打ち状態になり、かつ前記第二の信号を出力するように構成してもよい。また、前記第一の操作手段が第一の操作、かつ前記第二の操作手段が第二の操作の場合は、右打ち状態(数球に1球が右打ちになる)になり、かつ前記第二の信号を出力するように構成してもよい。また、前記第一の操作手段が第一の操作、かつ前記第二の操作手段が第三の操作の場合は、左打ち状態になり、かつ前記第二の信号を出力するように構成してもよい。また、前記第一の操作手段が第一の操作、かつ前記第二の操作手段が第四の操作の場合は、左打ち状態になり、かつ前記第二の信号を出力しないように構成してもよい。
また、第二の操作量が予め定めた操作量を超えている場合に、前記第二の信号を出力するように構成してもよいし、第二の操作量が予め定めた操作量を超えていない場合に、前記第二の信号を出力するように構成してもよい。
また、前記発射手段は、前記第二の操作量が第三の量の場合に、前記第二の信号を少なくとも出力可能な手段であり、前記第三の量は、前記第二の範囲における一の量であり、前記第三の量は、前記第一の量よりも大きな量であり、前記第三の量は、前記第二の量よりも小さな量であってもよい。また、前記発射手段は、前記第二の操作量が第四の量の場合に、前記第二の信号を少なくとも出力しない手段であり、前記第四の量は、前記第二の範囲における一の量であり、前記第四の量は、前記第一の量よりも大きな量であり、前記第四の量は、前記第二の量よりも小さな量であってもよい。
また、前記第一の操作量は、第一の範囲で変更可能な操作量であってもよい。また、前記発射強度は、前記第一の操作量の変更があった場合に、変化する場合があり、前記発射強度は、前記第二の操作量の変更があった場合に、変化する場合があってもよい。また、前記発射手段は、第一の信号(例えば、タッチスイッチ信号)を少なくとも出力可能な手段であり、前記第一の信号は、前記第二の信号と異なる信号であってもよい。
また、第一の条件が成立している場合(例えば、タッチスイッチセンサが第一の操作手段への接触を検出している場合)には、前記第一の信号を出力し、該第一の信号が出力されていない場合にのみ(または、該第一の信号が出力されていない場合には必ず)前記第二の信号を出力するように構成してもよい。また、前記第一の信号は、前記第一の操作手段に関する信号のみで構成し、前記第二の信号は、前記第二の操作手段に関する信号のみで構成してもよい。
また、前記第二の信号(または前記第一の信号)の種類は限定されるものではなく、例えば、発射ソレノイド信号、タッチスイッチに関する信号、発射停止スイッチに関する信号、発射強度調整信号、発射許可信号、下皿満タンスイッチに関する信号、ターボ強度調整信号と発射強度調整信号を合算した信号、これらの信号のうちの複数または全ての組合せの信号であってもよい。
また、前記第二の信号の出力条件としては、前記第二の操作手段が操作されている場合のほか、例えば、前記第一の操作手段が操作され、かつ、前記第二の操作手段が操作されている場合、前記第一の信号のうちの一つ、複数の信号が出力されている場合、前記第一の信号のうちの一つ、複数の信号が出力されていない場合などが含まれる。また、前記第一の信号の出力条件としては、例えば、前記第一の操作手段が操作されている場合、前記第一の操作手段が操作され、かつ、前記第二の操作手段が操作されている場合、前記第二の信号のうちの一つ、複数の信号が出力されている場合、前記第二の信号のうちの一つ、複数の信号が出力されていない場合などが含まれる。
また、前記第一の信号の出力条件と前記第二の信号の出力条件は同一の条件でもよく、異なる条件であってもよい。また、異なる場合には、いずれか一方の条件が成立した場合にのみ前記第一の信号または/および前記第二の信号を出力してもよく、また、いずれか一方の条件が成立した場合に必ず前記第一の信号または/および前記第二の信号を出力してもよい。
また、第三の操作手段(例えば、発射停止スイッチ)を備え、前記第三の操作手段は、遊技球の発射停止に関する手段であってもよい。また、報知手段(例えば、メイン液晶826、スピーカ、LED、ランプのうちの一つ、複数、または全て)を備え、前記報知手段は、複数種類の報知を少なくとも実行可能な手段であり、前記複数種類の報知のうちの少なくとも一つは、第一の報知(例えば、遊技状態を知らせる報知、予告報知、第一の操作手段に関する報知)であり、前記複数種類の報知のうちの少なくとも一つは、第二の報知であり、前記第二の報知は、前記第二の操作手段に関する報知(例えば、「ターボボタンを押してください」といった第二の操作手段の操作を促す報知)であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技台は、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、パチンコ機であり、遊技球の発射強度は、前記第一の操作手段が操作されることで少なくとも調整され、遊技球の発射強度は、前記第二の操作手段が操作されることで少なくとも調整され、前記第一の操作手段における第一の部位(例えば、図6に示す発射ハンドル134の第1操作部806d1、第2操作部806d2)は、第一の位置(例えば、図11(b)に示す最小操作量に対応する位置、第一の操作手段が操作されていない状態における位置、第一の操作手段の初期位置)と第二の位置(例えば、図11(c)に示す最大操作量に対応する位置、第一の操作手段の操作可能な限界位置)の間を少なくとも移動可能であり、前記第二の操作手段における第二の部位(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824gの可動部位)は、第三の位置(例えば、図160(a)に示す初期位置、第二の操作手段が操作されていない状態における位置)と第四の位置(例えば、図160(b)に示す限界位置、第二の操作手段の操作可能な限界位置)の間を少なくとも移動可能であり、前記第一の位置から前記第二の位置までの距離は、第一の距離であり、前記第三の位置から前記第四の位置までの距離は、第二の距離であり、前記第二の距離は、前記第一の距離と異なる距離である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、操作量の少ない操作手段を操作することで容易に発射強度を変更できる場合があり、操作手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
なお、第二の距離は、第一の距離よりも長い距離であってもよい。距離が長い方が、より微調整を行うことが可能な場合がある。また、前記第二の操作手段は、ハンドルユニットに一体となっていてもよいし、別体となっていてもよい。ハンドルユニットと一体の場合は、複数の操作手段を片手で操作できる場合がある。
また、ハンドルユニットと別体の場合は、例えばハンドルユニット近傍の前枠前面であれば一体の場合と同様の効果を奏する場合がある。また、ハンドルユニットと離れた位置の例としては、演出ボタンの近傍や、下皿玉抜き操作部の近傍などに配置することが好ましい。また、発射ハンドル(第一の操作手段)を操作しつつ、主に左手で操作する別の操作手段の近傍であれば、容易に操作でき、また、表示手段等の演出手段に遊技者を注目させることができる場合がある。また、前記第一の操作手段における第一の部位は、第一の位置と第二の位置の間のみを移動可能であってもよいし、前記第二の操作手段における第二の部位は、第三の位置と第四の位置の間のみを移動可能であってもよい。
また、遊技球が少なくとも流下可能な遊技領域(例えば、図170に示す遊技領域124)と、前記遊技領域に設けられた演出手段(例えば、図170に示す演出可動体224)を備え、前記第一の部位は、第五の位置(例えば、図169の符号(ウ)で示す発射強度で球が発射され、図170の符号P1で示す軌跡を描いて球が移動することとなる操作量まで回転した位置)に操作されることで遊技球を前記演出手段の一方側の領域(以下、「第一の領域」という。)(例えば、左遊技領域)に少なくとも流下させることが可能であり、前記第一の部位は、前記第二の位置に操作されることで遊技球を前記演出手段の他方側の領域(以下、「第二の領域」という。)(例えば、右遊技領域)に少なくとも流下させることが可能であり、前記第二の操作手段は、第一の条件が成立している場合に該第二の操作手段が操作されることで遊技球の発射強度を少なくとも変更可能な手段であり、前記第一の条件は、前記第一の操作手段が少なくとも操作されることであり、前記第二の部位は、前記第一の部位が前記第五の位置に操作された状態で第六の位置(例えば、図160(b)に示す限界位置)に操作されることで遊技球を前記第二の領域に少なくとも流下させることが可能であり、前記第五の位置から前記第二の位置までの距離は、第三の距離であり、前記第三の位置から前記第六の位置までの距離は、第四の距離であり、前記第四の距離は、前記第三の距離よりも短い距離であってもよく、このような構成とすれば、第二の操作手段により容易に右打ちできる場合がある。
なお、前記第五の位置は、例えば、図169の符号(エ)で示す発射強度で球が発射され、図170の符号P2で示す軌跡を描いて球が移動することとなる操作量まで回転した位置であってもよいし、図169の符号(オ)で示す発射強度で球が発射され、図170の符号P3で示す軌跡を描いて球が移動することとなる操作量まで回転した位置であってもよい。また、第一の位置と第五の位置とでは、第二の操作手段の操作量が少なく最大発射強度になる場合があるため、第六の位置は、第四の位置と異なる位置であってもよく、同じ位置であってもよい。また、第一の条件に代えて(または、加えて)第二の条件が成立した場合は、遊技球が発射されないものであり、前記第二の条件は、少なくとも第三の操作手段(発射停止スイッチ)が操作されることであってもよい。
また、前記第二の部位は、前記第一の条件が成立しない場合は、該第二の部位が操作された場合であっても遊技球の発射強度を変更できないものであり、前記第一の部位は、第一の発射強度で少なくとも遊技球を発射可能なものであり、前記第二の部位は、前記第一の部位により前記第一の発射強度で遊技球が発射されている状態で該第二の部位を操作することで、第二の発射強度で少なくとも遊技球を発射可能であり、前記第二の発射強度は、前記第一の発射強度よりも大きい発射強度であってもよい。
また、前記第二の部位(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)は、前記第一の条件が成立している状態で、前記第四の位置に操作された場合は、遊技球を少なくとも前記第二の領域に流下させることが可能であってもよく、このような構成とすれば、第二の操作手段を右打ち専用の操作手段として利用できる場合がある。なお、前記第二の部位は、前記第一の条件が成立している状態で、前記第四の位置に操作された場合に、遊技球の発射タイミングによっては遊技球を前記第一の領域に流下させることがあってもよい。
また、上記図169の符号(ウ)で示す発射強度よりも弱い発射強度(上記図169の符号(ア)、(イ)で示す発射強度)で発射された球は、内レール204を乗り越えることができずに下皿128に排出されるか、内レール204を乗り越えて遊技領域124の左側に落下してファール球になる場合があるが、前記第二の操作手段が操作された場合に、前記第二の発射強度が、遊技球が遊技領域(左遊技領域や右遊技領域)に到達可能な発射強度に高まるように構成してもよい。なお、この場合の第二の発射強度は、遊技球が右遊技領域に届かない構成であってもよく、第一の操作手段の操作量が少ないことを遊技者に報知できる場合がある。
また、遊技球の発射強度は、前記第一の部位の移動量に対応して変更可能であり、遊技球の発射強度は、前記第二の部位の移動量に対応して変更可能であってもよく、このような構成とすれば、第一の操作手段も第二の操作手段も発射強度の微調整が可能となる場合がある。
また、前記第一の部位は、第一の方向(例えば、図11(c)に示す時計回りの回転方向、ダイヤルの円周に沿った方向)に操作可能な手段であり、前記第二の部位は、第二の方向(例えば、図160(a)、(b)に示す直線方向、バネの伸縮方向)に操作可能な手段であり、前記第二の方向は、前記第一の方向と異なる方向であり、前記第一の距離とは、前記第一の方向に沿った距離のことであり、前記第二の距離とは、前記第二の方向に沿った距離のことであり、前記第三の距離とは、前記第一の方向に沿った距離のことであり、前記第四の距離とは、前記第二の方向に沿った距離のことであってもよい。また、前記第一の方向と前記第二の方向は同じ方向であってもよい。また、方向は同じであるが(左右方向)発射強度が強くなる方向が互いに違うものであってもよい。
また、前記第一の操作手段は、操作されていた該第一の操作手段が操作されなくなった場合に少なくとも前記第一の位置(例えば、図11(b)に示す最小操作量に対応する位置、第一の操作手段が操作されていない状態における位置、第一の操作手段の初期位置)に戻る手段であり、前記第二の操作手段は、操作されていた該第二の操作手段が操作されなくなった場合に少なくとも前記第三の位置(例えば、図160(a)に示す初期位置、第二の操作手段が操作されていない状態における位置)に戻る手段であってもよい。
例えば、前記第二の操作手段がバネ等で自動復帰する構成であり、かつ前記第一の操作手段よりも大きさが小さい場合には、前記第二の操作手段の操作量が大きい場合にバネの反発力が強くなってしまう場合があるため、前記第二の操作手段が、複数段階の位置で保持可能な構成とすれば、第二の操作手段の操作性が向上する場合がある。
また、前記第二の操作手段が操作されていない状態で初期位置に待機させる機構を備えてもよく、このような構成とすれば、例えば、バネ等の劣化により初期位置に復帰しない場合に発射不良が起こることを防止できる場合がある。また、前記第二の操作手段による発射不良が起こりうることを防止する手段を備えてもよい。また、前記第二の操作手段は、ハンドルユニットに対して着脱可能な構成であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技台は、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、パチンコ機であり、遊技球の発射強度は、前記第一の操作手段が操作されることで少なくとも変更可能であり、遊技球の発射強度は、前記第二の操作手段が操作されることで少なくとも変更可能あり、前記第一の操作手段は、遊技者が操作を終えた場合に少なくとも初期位置(例えば、図11(b)に示す最小操作量に対応する位置、第一の操作手段が操作されていない状態における位置、第一の操作手段の初期位置)に戻ることが可能な手段であり、前記第二の操作手段は、遊技者が操作を終えた場合に少なくとも初期位置(例えば、図160(a)に示す初期位置、第二の操作手段が操作されていない状態における位置)に戻ることが可能な手段である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者が操作手段の操作を行っている場合に発射強度を変更できる場合があり、操作手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
なお、前記第一、第二の操作手段を初期位置に戻す手段は、バネに限定されず、例えば、ゴム、可撓性部材等であってもよいし、第二の操作手段(例えば、ターボボタン)に触れているか否かを検出可能な検出手段を設け、第二の操作手段に触れていない場合は電気的機構により第二の操作手段を初期位置に戻す構成であってもよい。また、上述のタッチスイッチ804dや発射停止スイッチ804fは、前記第一の操作手段と前記第二の操作手段のいずれか一方、または両方に設けられていてもよい。また、前記第一の操作手段(発射ハンドル)の操作が所定量に達した場合に、前第二の操作手段(ターボボタン)が初めて操作可能となるようなロック機構を設けていてもよい。
また、前記第二の操作手段は、第一の条件が成立している場合に該第二の操作手段が操作されることで遊技球の発射強度を少なくとも調整可能な手段であり、前記第一の条件は、前記第一の操作手段が少なくとも操作されることであり、前記第一の操作手段は、第一の発射強度で少なくとも遊技球を発射可能な手段であり、前記第二の操作手段は、前記第一の操作手段により前記第一の発射強度で遊技球が発射されている状態で該第二の操作手段を操作することで、第二の発射強度で少なくとも遊技球を発射可能な手段であり、前記第二の発射強度は、前記第一の発射強度よりも大きい発射強度であってもよく、このような構成とすれば、第二の操作手段が操作されている場合に発射強度を強くし、第二の操作手段が操作されていない場合は第一の操作手段による発射強度で遊技球を発射させることができる場合がある。
また、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第三の操作手段(例えば、図6に示す発射停止レバー804e)を備え、前記第三の操作手段は、該第三の操作手段が操作されることで前記第一の条件が成立している場合であっても遊技球を発射させない手段であり、前記第一の操作手段は、該第一の操作手段が前記初期位置に位置している場合に前記第三の操作手段を操作する手段であり、前記第二の操作手段は、該第二の操作手段が前記初期位置に位置している場合に前記第三の操作手段を操作しない手段であってもよく、このような構成とすれば、第一の操作手段が操作されない場合は、遊技球の発射を確実に停止させることができる場合がある。
なお、遊技者が前記第二の操作手段から手を離した場合、そのタイミングによっては、前記第二の操作手段に関する発射特性に対応する発射強度で次の遊技球が発射される場合があってもよい。また、遊技者がコインやテープ等で前記第一の操作手段や前記第二の操作手段の位置を固定したような場合は、遊技者が手を離しても前記第一の操作手段や前記第二の操作手段が初期位置に戻らない場合があってもよい。また、前記第二の操作手段は、第一の操作手段の操作を前提にする手段ではなく、単独でも遊技球を発射させることが可能であってもよい。また、この場合、前記第三の操作手段は、前記第二の操作手段が初期位置にある状態で操作される手段であってもよい。
また、前記第一の操作手段が操作されていることを少なくとも検出可能な検出手段(例えば、図6に示すタッチスイッチ804d、発射ボリューム804b)を備えてもよく、前記検出手段は、前記第一の操作手段と一体に設けられた手段であってもよいし、前記検出手段は、前記第一の操作手段と別体に設けられた手段であってもよいし、前記検出手段は、前記第二の操作手段が操作されていることを検出可能な手段であってもよい。
また、前記第一の操作手段は、少なくともハンドルユニットを構成する手段であり、前記第二の操作手段は、少なくとも前記ハンドルユニットを構成する手段であり、前記第三の操作手段は、少なくとも前記ハンドルユニットを構成する手段であってもよく、このような構成とすれば、遊技球の発射に関する操作を片手で行うことができる場合がある。
また、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第四の操作手段を備え、前記第四の演出手段は、演出ボタンであり、前記第二の操作手段は、前記ハンドルユニットとは少なくとも別体で構成された手段であり、前記第二の操作手段は、前記第四の操作手段の近傍に設けられた手段であってもよい。
また、遊技球が少なくとも流下可能な遊技領域と、複数の遊技状態と、前記遊技領域に設けられた演出手段を備え、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第一の遊技状態であり、前記複数の遊技状態のうちの少なくとも一つは、第二の遊技状態であり、前記第一の遊技状態は、通常状態であり、前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも少なくとも有利な遊技状態であり、前記第二の操作手段は、該第二の操作手段が操作されることで遊技球が前記演出手段の右側を少なくとも流下可能な手段であり、前記第二の遊技状態は、前記演出手段の右側の領域に遊技球を発射させて遊技する遊技状態であってもよい。
また、右打ちは、左打ちに比べて発射強度に微調整が必要ないため、有利な遊技状態である右打ちを簡単に楽しめるように演出ボタンの近くに第二の操作手段を配置しておけば、左手でターボボタンを押しながら演出ボタンを操作できる場合があり、有利な遊技状態において特に効果を発揮する場合がある。
また、前記第二の操作手段を前記初期位置から移動することを少なくとも規制可能な規制手段(例えば、図179に示す規制手段1334a)を備え、前記規制手段は、第一の位置(例えば、図179(b)に示す位置)と第二の位置(例えば、図179(a)に示す位置)を少なくとも移動することが可能な手段であり、前記規制手段は、該規制手段が前記第一の位置にある場合は、前記第二の操作手段が前記初期位置から移動することを規制する手段であり、前記規制手段は、該規制手段が前記第二の位置にある場合は、前記第二の操作手段が前記初期位置から移動することを許容する手段であってもよい。自動復帰の機構(例えばバネ)が故障した場合には、第二の操作手段が初期位置に位置できない場合があるが、第一の操作手段のみで発射操作が可能なように、第二の操作手段の位置を規制することができる場合がある。なお、規制手段は、遊技台に予め取り付けられた手段でもよいし、遊技台に後付けされる手段であってもよい。また、前記規制手段は、少なくとも一つの位置が第二の操作手段の操作を規制可能な位置に設けられていればよい。
また、本実施形態に係る遊技台は、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、遊技者が操作可能な位置に少なくとも設けられた第三の操作手段(例えば、図6に示す発射停止レバー804e)と、を備えた遊技台であって、前記遊技台は、パチンコ機であり、遊技球の発射強度は、前記第一の操作手段が操作されることで少なくとも調整され、遊技球の発射強度は、前記第二の操作手段が操作されることで少なくとも調整され、遊技球の発射強度は、前記第三の操作手段が操作されることで0に調整され、前記第三の操作手段は、前記第一の操作手段が遊技者により操作されない状態において少なくとも該第一の操作手段に操作される手段である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、発射強度の微調整を可能にしつつ、第一の操作手段が操作されない場合は確実に遊技球の発射を行わないようにすることが可能な場合があり、操作手段に特徴を持った遊技台を提供できる場合がある。
なお、第二の操作手段が操作されない場合に第三の操作手段を操作する構成であってもよく、このような構成とすれば、第一の操作手段と第二の操作手段を操作しなければ遊技球が発射されないため、両方の操作手段を必ず操作させることができる場合がある。
また、前記第二の操作手段は、第一の条件が成立している場合に該第二の操作手段が操作されることで遊技球の発射強度を少なくとも調整可能な手段であり、前記第二の操作手段は、前記第一の条件が成立していない場合は該第二の操作手段が操作された場合であっても遊技球が発射されない手段であり、前記第一の条件は、前記第一の操作手段が少なくとも操作されることであり、前記第一の操作手段は、第一の発射強度で少なくとも遊技球を発射可能な手段であり、前記第二の操作手段は、前記第一の操作手段により前記第一の発射強度で遊技球が発射されている状態で該第二の操作手段を操作することで、第二の発射強度で少なくとも遊技球を発射可能な手段であり、前記第二の発射強度は、前記第一の発射強度よりも大きい発射強度であり、前記第三の操作手段は、前記第一の発射強度で遊技球が発射されている状態で該第三の操作手段を操作する(以下、「第一の状態」という。)ことで遊技球を発射させない手段であり、前記第三の操作手段は、前記第二の発射強度で遊技球が発射されている状態で該第三の操作手段を操作する(以下、「第二の状態」という。)ことで遊技球を発射させない手段であり、前記第一の発射強度は、前記第一の状態から前記第三の操作手段が操作されなくなった場合に遊技球を発射可能な発射強度であり、前記第二の発射強度は、前記第二の状態から前記第三の操作手段が操作されなくなった場合に遊技球を発射可能な発射強度であってもよい。
また、前記第一の発射強度は、前記第一の操作手段が第一の位置に操作されることで少なくとも遊技球を発射可能な発射強度であり、前記第二の発射強度は、前記第二の操作手段が第二の位置に操作されることで前記第一の発射強度から少なくとも変更可能な発射強度であり、前記第二の発射強度は、前記第二の操作手段が前記第二の位置に操作された状態で前記第一の操作手段を前記第一の位置に操作することで少なくとも遊技球を発射可能な発射強度であってもよく、このような構成とすれば、先に第二の操作手段のみが操作された場合に遊技球は発射されないが、その状態で第一の操作手段を操作した場合には第二の発射強度で遊技球を発射することができる場合がある。また、第二の操作手段の発射特性から遊技球の発射を開始することができる場合がある。
また、前記第二の操作手段が前記第二の位置に操作された状態から前記第一の操作手段を操作した場合は、前記第二の発射強度に到達するまで前記第二の操作手段の発射特性に基づいて遊技球を発射可能であってもよいし、前記第二の発射強度に到達するまで前記第一の操作手段の発射特性に基づいて遊技球を発射可能であってもよい。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、発射手段(例えば、図8に示す発射装置844、図162に示す発射制御基板1174、図164に示す払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射強度に応じて遊技球を発射可能な手段であり、前記第一の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第一の操作量(例えば、発射ハンドル1134の回転量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記第二の操作量(例えば、ターボボタン1824gのスライド量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合がある、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者に応じた操作量で遊技球を発射することができる場合がある。
また、前記第二の操作量の変化があった場合に、第一の非変化条件が成立している状態(例えば、発射ハンドル1134が図169の符号(サ)で示す発射強度、かつ符号(け)で示す回転量の場合に、ターボボタン1824gのスライド量を75%ターボ時から100%ターボ時に変化させた状態)では前記発射強度が変化しなくてもよく、このような構成とすれば、疲労や汗で遊技者が第一の操作手段 に行う操作内容が意図せず変化してしまった場合であっても操作内容の変化による遊技者の不利益を防止することができる場合がある。
また、前記第一の操作量の変化があった場合に、第二の非変化条件が成立している状態(例えば、ターボボタン1824gのスライド量が100%ターボ時の場合に、発射ハンドル1134の回転量を符号(け)で示す回転量から符号(さ)で示す回転量に変化させた状態)では前記発射強度が変化しなくてもよく、このような構成とすれば、疲労や汗で遊技者が第二の操作手段 に行う操作内容が意図せず変化してしまった場合であっても操作内容の変化による遊技者の不利益を防止することができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、発射手段(例えば、図8に示す発射装置844、図162に示す発射制御基板1174、図164に示す払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射強度に応じて遊技球を発射可能な手段であり、前記第一の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第一の操作量(例えば、発射ハンドル1134の回転量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記第二の操作量(例えば、ターボボタン1824gのスライド量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記発射強度は、前記第一の操作手段が操作されていない場合に、前記第二の操作量に変化があっても変化しない、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者に応じた操作量で遊技球を発射することができる場合がある。また、第二の操作手段の操作が無い場合の遊技球の発射を防止することができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、発射手段(例えば、図8に示す発射装置844、図162に示す発射制御基板1174、図164に示す払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射強度に応じて遊技球を発射可能な手段であり、前記第一の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第一の操作量(例えば、発射ハンドル1134の回転量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記第二の操作量(例えば、ターボボタン1824gのスライド量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記発射手段は、第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(オ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(カ)で示す発射強度)となる手段であり、前記第二の発射強度は、前記第一の発射強度と異なる強度であり、前記第一の場合とは、前記第二の操作量が第一の量(例えば、図169のターボ25%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第二の操作量が第二の量(例えば、図169のターボ25%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第二の量は、前記第一の量と同じ量である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者に応じた操作量で遊技球を発射することができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、発射手段(例えば、図8に示す発射装置844、図162に示す発射制御基板1174、図164に示す払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射強度に応じて遊技球を発射可能な手段であり、前記第一の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第一の操作量(例えば、発射ハンドル1134の回転量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記第二の操作量(例えば、ターボボタン1824gのスライド量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記発射手段は、第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(オ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第三の場合に、第三の発射強度(例えば、図169のターボ50%時の発射特性T50Lの符号(オ)で示す発射強度)となる手段であり、前記第三の発射強度は、前記第一の発射強度と同じ強度であり、前記第一の場合とは、前記第二の操作量が第一の量(例えば、図169のターボ25%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第三の場合とは、前記第二の操作量が第二の量(例えば、図169のターボ50%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第二の量は、前記第一の量と異なる量である、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者に応じた操作量で遊技球を発射することができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、発射手段(例えば、図8に示す発射装置844、図162に示す発射制御基板1174、図164に示す払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射強度に応じて遊技球を発射可能な手段であり、前記第一の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第一の操作量(例えば、発射ハンドル1134の回転量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記第二の操作量(例えば、ターボボタン1824gのスライド量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記発射手段は、第一の場合に、第一の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(オ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第四の場合に、第四の発射強度(例えば、図169のターボ50%時の発射特性T50Lの符号(カ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(カ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第五の場合に、第五の発射強度(例えば、図169のターボ50%時の発射特性T50Lの符号(ク)で示す発射強度)となる手段であり、前記第一の場合とは、前記第一の操作量が第一の量(例えば、図169の符号(え)で示す回転量)の場合のことであり、前記第四の場合とは、前記第一の操作量が前記第一の量の場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第一の操作量が第二の量(例えば、図169の符号(か)で示す回転量)の場合のことであり、前記第五の場合とは、前記第一の操作量が前記第二の量の場合のことであり、前記第二の量は、前記第一の量と異なる量であり、前記第一の場合とは、前記第二の操作量が第三の量(例えば、図169のターボ25%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第四の場合とは、前記第二の操作量が第四の量の場合のことであり、前記第二の場合とは、前記第二の操作量が前記第三の量の場合のことであり、前記第五の場合とは、前記第二の操作量が前記第四の量(例えば、図169のターボ50%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第四の量は、前記第三の量と異なる量であり、前記第一の発射強度と前記第四の発射強度の差は、前記第二の発射強度と前記第五の発射強度の差と異なる、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者に応じた操作量で遊技球を発射することができる場合がある。
また、本実施形態に係る遊技台は、第一の操作手段(例えば、図159(a)に示す発射ハンドル1134)と、第二の操作手段(例えば、図159(a)に示すターボボタン1824g)と、発射手段(例えば、図8に示す発射装置844、図162に示す発射制御基板1174、図164に示す払出制御基板170)と、を備えた遊技台であって、前記発射手段は、発射強度に応じて遊技球を発射可能な手段であり、前記第一の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第二の操作手段は、前記発射強度に関する手段であり、前記第一の操作手段は、操作量(以下、「第一の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第二の操作手段は、操作量(以下、「第二の操作量」という。)を変更可能な手段であり、前記第一の操作量(例えば、発射ハンドル1134の回転量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記第二の操作量(例えば、ターボボタン1824gのスライド量)の変化があった場合に、前記発射強度が変化する場合があり、前記発射手段は、第二の場合に、第二の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(カ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第五の場合に、第五の発射強度(例えば、図169のターボ50%時の発射特性T50Lの符号(ク)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第六の場合に、第六の発射強度(例えば、図169のターボ25%時の発射特性T25Lの符号(エ)で示す発射強度)となる手段であり、前記発射手段は、第七の場合に、第七の発射強度(例えば、図169のターボ75%時の発射特性T75Lの符号(キ)で示す発射強度)となる手段であり、前記第二の場合とは、前記第一の操作量が第一の量(例えば、図169の符号(か)で示す回転量)の場合のことであり、前記第五の場合とは、前記第一の操作量が前記第一の量の場合のことであり、前記第六の場合とは、前記第一の操作量が第二の量(例えば、図169の符号(う)で示す回転量)の場合のことであり、前記第七の場合とは、前記第一の操作量が前記第二の量の場合のことであり、前記第二の量は、前記第一の量と異なる量であり、前記第二の場合とは、前記第二の操作量が第三の量(例えば、図169のターボ25%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第五の場合とは、前記第二の操作量が第四の量(例えば、図169のターボ50%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第六の場合とは、前記第二の操作量が前記第三の量の場合のことであり、前記第七の場合とは、前記第二の操作量が第五の量(例えば、図169のターボ75%に相当する操作量)の場合のことであり、前記第四の量は、前記第三の量と異なる量であり、前記第五の量は、前記第三の量と異なる量であり、前記第五の量は、前記第四の量と異なる量であり、前記第二の発射強度と前記第五の発射強度の差は、前記第六の発射強度と前記第七の発射強度の差と同じである、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、遊技者に応じた操作量で遊技球を発射することができる場合がある。
なお、第一の操作手段(発射ハンドル)の操作がある場合、第一の操作手段(発射ハンドル)の操作量に関わらず、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量の変化で遊技領域の左領域と右領域に遊技球を発射可能としてもよい。また、上記図171(a)を用いて説明したように、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量に応じた発射特性は、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量の増加量が多いほど発射特性の横方向の平行移動距離が大きくてもよい。
また、上記図171(b)を用いて説明したように、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量に応じた発射特性は、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量の増加量が多いほど発射特性の傾きが大きくてもよい。また、上記図15)を用いて説明したように、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量に応じた発射特性は、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量の増加に応じて発射特性が縦方向に平行移動するものでもよい。
また、上記図172(a)を用いて説明したように、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量に応じた発射特性は、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が100%以外は発射強度が最大値にならないように構成してもよい。また、上記図172(b)を用いて説明したように、ターボボタンの操作量に応じた発射特性は、ハンドルの操作量が特定の範囲ではターボボタンの操作量に応じた変化をしないように構成してもよい。
また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量の変化で遊技領域の左領域と右領域に遊技球を発射可能であってもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が同じで、発射強度も同じ(第一の操作手段(発射ハンドル)の操作量が異なる)ものでもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が異なっていて、発射強度も異なる(第一の操作手段(発射ハンドル)の操作量が同じ)ものでもよい。
また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量の変化量が同じで、発射強度の変化量が同じものでもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量0%の発射特性と第二の操作手段(ターボボタン)の操作量N%の発射特性は、重ならなくてもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量0%の発射特性と第二の操作手段(ターボボタン)の操作量N%の発射特性は、少なくとも一部が重なってもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量0%ハンドル(い)未満の発射強度は遊技球が遊技領域に届かないものでもよい。
また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量100%未満の発射強度は遊技球が遊技領域の右側領域に届くものでもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量100%よりも低いN%未満の発射強度は遊技球が遊技領域の左側領域に届くものでもよい。また、第二の操作手段(ターボボタン)の操作量があった場合に、発射強度が第二の操作手段(ターボボタン)の操作が無かった場合よりも小さくなる場合(例えば、図169の符号(あ)から符号(い)の期間の少なくとも一部の期間)があってもよい。
また、前記発射制御手段は、発射可能条件の成立があった場合に、遊技球を発射可能であってもよく、前記発射可能条件は、発射許可信号がオンであることを少なくとも含むものであり、前記発射可能条件は、発射停止スイッチがオフであることを少なくとも含むものである。また、前記発射可能条件は、タッチスイッチがオンであることを少なくとも含むものであり、前記発射可能条件は、第一の操作手段(発射ハンドル)が操作されていることを少なくとも含むものであり、前記発射可能条件は、異常を検知していないこと(例えば、断線検知がオフ)を含んでもよい。また、前記発射制御手段は、発射許可信号がオンである場合に、発射許可信号がオンであることを示す信号の状態を所定時間(例えば50ms)変化させるものでもよい。
また、前記第二の操作手段(ターボボタン)は、ロータリータイプのポテンショメータ、スライドタイプのポテンショメータ、圧電センサ、磁気センサ、圧電素子、測距センサのうちの少なくとも何れかであってもよい。
また、前記発射手段は、第十の場合に、第十の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、第十一の場合に、第十一の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、第十二の場合に、第十二の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、第十三の場合に、第十三の発射強度となる手段であり、前記第十の場合とは、前記第一の操作量が第一の量の場合のことであり、前記第十一の場合とは、前記第一の操作量が前記第一の量の場合のことであり、前記第十二の場合とは、前記第一の操作量が第二の量の場合のことであり、前記第十三の場合とは、前記第一の操作量が前記第二の量の場合のことであり、前記第二の量は、前記第一の量と異なる量であり、前記第十の場合とは、前記第二の操作量が第三の量の場合のことであり、前記第十一の場合とは、前記第二の操作量が第四の量の場合のことであり、前記第十二の場合とは、前記第二の操作量が第五の量の場合のことであり、前記第十三の場合とは、前記第二の操作量が第六の量の場合のことであり、前記第四の量は、前記第三の量と異なる量であり、前記第五の量は、前記第三の量と異なる量であり、前記第六の量は、前記第三の量と異なる量であり、前記第五の量は、前記第四の量と異なる量であり、前記第六の量は、前記第四の量と異なる量であり、前記第六の量は、前記第五の量と異なる量であり、前記第十の発射強度と前記第十一の発射強度の差は前記第十二の発射強度と前記第十三の発射強度の差と同じであってもよいし、前記第十の発射強度と前記第十一の発射強度の差は前記第十二の発射強度と前記第十三の発射強度の差と異なっていてもよい。
また、遊技球の発射中(発射杆146が回動中であって発射槌148が遊技球に接触していない状態)に前記第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が増加した場合に、遊技球の発射中に前記第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が変化しない場合と比べて、発射強度が大きくなってもよいし、発射強度が同じであってもよい。
また、遊技球の発射中(発射杆146が回動中であって発射槌148が遊技球に接触していない状態)に前記第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が減少した場合に、遊技球の発射中に前記第二の操作手段(ターボボタン)の操作量が変化しない場合と比べて、発射強度が小さくなってもよいし、発射強度が同じであってもよい。
また、前記発射手段は、前記第一の操作量が第十の量の場合に、第十の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、前記第一の操作量が第十一の量の場合に、第十一の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、前記第一の操作量が第十二の量の場合に、第十二の発射強度となる手段であり、前記第十一の発射強度は、前記第十の発射強度とは異なる強度であり、前記第十二の発射強度は、前記第十の発射強度とは異なる強度であり、前記第十二の発射強度は、前記第十一の発射強度とは異なる強度であってもよい。
また、前記発射手段は、前記第一の操作量の変化に応じて発射強度がリニアに変化する手段であってもよい。
また、前記発射手段は、前記第二の操作量が第十三の量の場合に、第十三の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、前記第二の操作量が第十四の量の場合に、第十四の発射強度となる手段であり、前記発射手段は、前記第二の操作量が第十五の量の場合に、第十五の発射強度となる手段であり、前記第十四の発射強度は、前記第十三の発射強度とは異なる強度であり、前記第十五の発射強度は、前記第十三の発射強度とは異なる強度であり、前記第十五の発射強度は、前記第十四の発射強度とは異なる強度であってもよい。
また、前記発射手段は、前記第二の操作量の変化に応じて発射強度がリニアに変化する手段であってもよい。また、前記発射手段は、前記第一の操作量の変化に応じて発射強度が発射特性に沿った変化をする手段であってもよい。
続いて、本発明を適用することができる他のパチンコ機について説明する。以下の説明では、これまでに説明した事項と重複する事項についても、改めてもう一度説明する場合がある。また、これまでに説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、これまでに用いた符号と同じ符号を付して説明する。
<<実施形態3>>
次に、図187〜図217を用いて、実施形態3に係るパチンコ機について説明する。
<全体構成>
まず、図187を用いて、本発明を適用可能なパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1041が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部116とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部116にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。なお、ここでの説明では、光源をLEDとするものもランプと称する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる開放レバー1081を押すことによって開く。また、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサ1082も設けられている。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、操作パネル部138とを備えている。操作パネル部138には、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって各種演出装置206(図189参照)の演出態様に変化を与える演出ボタン136と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、十字キー141が設けられている。また、図187に示すパチンコ機100には、下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサ(不図示)が設けられている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射する。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部116から観察することができる。なお、図187では遊技領域124の具体的構成は図示省略してあり、その具体的構成は図189に示す。
図188は、図187のパチンコ機100を背面側から見た外観図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した上皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図190参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図190参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図190参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図190参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図190参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源管理部660(図190参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
図189は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
図189に示す遊技盤200はいわゆる右打ち機の遊技盤である。この遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。一般的に知られる右打ち機の遊技盤においては、遊技者の操作によって、遊技球を打ち出す強さを変化させることで、遊技球を、第1特図始動口230と第2特図始動口232とに分けることができる。具体的には、遊技領域124に対し、遊技釘238等の配設により、第1の領域(遊技領域における左側)を転動する遊技球は第2特図始動口232への入球が困難又は不可能に構成され、その逆に第2の領域(遊技領域における右側)を転動する遊技球は第1特図始動口230への入球が困難又は不可能に構成されている。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208が配設されている。また、遊技領域124の下方には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」と称する場合があり、特別図柄、第1特別図柄、第2特別図柄のうちの一つまたは複数を「特図」と称する場合がある。
演出装置206は、演出可動体223を動作して演出を行うものであり、詳細については後述する。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための画像表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグメントLEDによって構成する。これらの普図表示装置210、第1特図表示装置212、および第2特図表示装置214は、報知手段の一例に相当する。なお、装飾図柄表示装置208に表示される装飾図柄は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214や普図表示装置210に表示される図柄を、演出を高めた形で表す図柄である。
なお、普図表示装置210、第1特図表示装置212、および第2特図表示装置214(報知手段)の表示領域(ここでは7ゼグメントの大きさが相当)と装飾図柄表示装置208(図柄表示手段)の表示領域(ここでは表示画面の大きさが相当)とでは、装飾図柄表示装置208の表示領域の方が大きい。また、この実施形態では、普図表示装置210、第1特図表示装置212、および第2特図表示装置214は、動画の表示が不可能であるのに対して、装飾図柄表示装置208は動画の表示が可能である。
普図保留ランプ216は、保留している所定の第1の変動遊技(詳細は後述する普図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している所定の第2の変動遊技(詳細は後述する特図変動遊技)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ、第1特図用と第2特図用を合わせると8つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、現在の図柄制御状態を示す報知を行なうためのランプ(報知手段)である。この高確中ランプ222は、電源が投入されてから大当り遊技の開始まで、現在の図柄制御状態を示す報知を行ない、それ以降は、現在の図柄制御状態を示す報知をしないように構成している。また図柄制御状態では、電源が再投入された場合には、電源が遮断される直前の図柄制御状態に復帰する。
また、この演出装置206の周囲には、一般入賞口226と、普図始動口228,229と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本実施形態では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、図188に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として図187に示す上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施形態では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228,229は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施形態では遊技盤200の左側と右側それぞれに1つずつ配設している。普図始動口228,229を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。遊技領域214の左側領域(第1の領域)に設けられた普図始動口(以下、第一普図始動口と称することがある)228は、後述する非電サポ状態のときに狙うべきものであり、遊技領域214の右側領域(第2の領域)に設けられた普図始動口(以下、第二普図始動口と称することがある)229は、電サポ状態のときや、非電サポ状態における電チューロング開放(詳細は後述)のときに狙うべきものである。
第1特図始動口230は、本実施形態では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230には、遊技領域214の左側領域(第1の領域)を狙った場合に入賞しやすい。第1特図始動口230は、遊技球が進入する入り口の大きさが変化しない第一の始動領域である。すなわち、遊技球の進入のしやすさが変化しない始動領域である。第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、図188に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。この第1特図始動口230は、始動領域の一つであり、自身の大きさが変化しない固定始動領域の一例に相当する。
第2特図始動口232は、本実施形態ではやや右寄りに設けられている。すなわち、第2特図始動口232は、遊技領域214の右側領域(第2の領域)に1つだけ配設している。この第2特図始動口232の近傍には、ソレノイドによって左右に開閉自在な一対の羽根部材2321が設けられており、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232を併せたものが、可変始動手段に相当し、一般には、電動チューリップ(以下、電チューと称することがある)と呼ばれる。一対の羽根部材2321は、第2特図始動口232への入賞の難易度を変更する部材である。すなわち、一対の羽根部材2321が閉じたままでは第2特図始動口232への入球は不可能であり、一対の羽根部材2321が閉じた態様は入賞困難な開閉態様である。一方、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当り図柄を停止表示した場合に一対の羽根部材2321が所定の時間間隔、所定の回数で開閉し、第2特図始動口232への球の入球が可能になる。一対の羽根部材2321が閉じた状態(第一の状態)では遊技球の進入困難状態(入賞困難状態)であり、一対の羽根部材2321が開いた開状態(第二の状態)では遊技球の進入容易状態(入賞容易状態)である。すなわち、第2特図始動口232は、入り口(遊技球の進入口)の大きさが小サイズ(第1の大きさに相当)と大サイズ(第2の大きさに相当)のうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化する、遊技球の進入のしやすさが可変の可変始動領域であって、第二の始動領域の一例に相当する。この大サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも大きい。遊技領域214の右側領域(第2の領域)を狙っていれば、一対の羽根部材2321が開いた状態では、遊技領域124に進入した遊技球のうち、固定始動領域である第1特図始動口230に進入する遊技球よりも、可変始動領域である第2特図始動口232に進入する遊技球の方が多い。一方、小サイズの大きさは、第1特図始動口230の入り口の大きさよりも小さいか、あるいは第1特図始動口230の入り口の大きさ以下である。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
以上説明した電チューは、一対の羽根部材2321が開閉動作することから可動手段の一例に相当する。
可変入賞口234は、本実施形態では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設しているが、遊技領域214の右側領域(第2の領域)を狙っている方が入賞しやすい。この可変入賞口234は、入賞開口と、ソレノイドによってその入賞開口を開閉自在な扉部材2341とを備えている。入賞開口は大入賞口と呼ばれることがあり、可変入賞口234はアタッカと呼ばれることがある。可変入賞口234は、後述する大当り遊技が開始されるまでは閉状態を維持し、大当り遊技が開始されると、開状態と閉状態との間で状態変更を繰り返す。すなわち、可変入賞口234は、第1の状態(入賞困難状態であってここでは閉状態)およびその第1の状態よりも遊技球の入賞が容易な第2の状態(入賞容易状態であってここでは開状態)のうちの一方から他方に状態変化可能な可変入賞手段であり、特図変動遊技に当選して第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214が大当り図柄を停止表示した場合に扉部材2341が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。なお、可変入賞口234における閉状態は必ずしも完全に閉塞した状態である必要はなく、少し開いていても、遊技級の入球が不可能あるいは困難な状態であればよい。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
以上説明したアタッカは、扉部材2341が開閉動作することから可動手段の一例に相当する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
上皿126に収容されている球は発射レールの発射位置に供給される。このパチンコ機100では、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206には、遊技球の転動不可能な領域に演出可動体223を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208は、演出可動体223の後方に位置することとなる。
演出可動体223は、本実施形態では人間の右腕の上腕を模した上腕部223aと前腕を模した前腕部223bとからなり、肩の位置に上腕部を回動させる不図示の上腕モータと肘の位置に前腕部を回動させる不図示の前腕モータを備える。演出可動体223は、上腕モータと前腕モータによって装飾図柄表示装置208の前方を移動する。
図187に示すスピーカ120や枠ランプ122等の装飾ランプ、図189に示す装飾図柄表示装置208、および演出可動体223は、演出手段に相当し、これらの中でも装飾図柄表示装置208は図柄表示手段の一例に相当する。
なお、図189に示す遊技盤200では、第2特図始動口232は、遊技盤200の右側に設けられているが、遊技盤200の中央(例えば、第1特図始動口230の下方)に設けてもよい。
<制御部>
次に、図190を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源管理部660と、によって構成している。図187に示すパチンコ機100では、主制御部300、第1副制御部400および第2副制御部500はそれぞれ別の回路基板からなるものであるが、これら3つの制御部(300,400,500)は、共通の一つの回路基板からなるものであってもよいし、第1副制御部400と第2副制御部500が、主制御部300の回路基板とは別の共通の一つの回路基板からなるものであってもよい。したがって、主制御部300、第1副制御部400および第2副制御部500それぞれを所定の制御手段ととらえることもできるし、これら3つの制御部(300,400,500)を併せた一つのものを所定の制御手段ととらえることもできるし、第1副制御部400および第2副制御部500を併せた一つのものを所定の制御手段ととらえることもできる。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を導出する乱数値生成回路318(この回路には2つの乱数値生成回路を内蔵しているものとする)と、本体開放センサ1041、前面枠扉センサ1061、球貯留皿付扉センサ1082、および図187に示す下皿128が遊技球によって満タンになったことを検知する下皿満タン検知センサや、各始動口、入賞口の入り口および可変入賞口の内部に設けた球検出センサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を乱数値生成回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、特図表示装置212の表示制御を行うための駆動回路324と、普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、普図電動役物252の扉部材2521や可変入賞口234の扉部材2341等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、入賞ランプ254の発光制御を行うための駆動回路335とを接続している。なお、入賞ランプ254の発光制御は、第1副制御部400側で行うようにしてもよい。
乱数値生成回路318は、基本回路302で使用する乱数値を生成する。この乱数値生成回路318における乱数の生成には、大別するとカウンタモードと乱数モードとの2種類の方法がある。カウンタモードでは、所定の時間間隔でカウントアップ(ダウン)する数値を取得して、その数値を乱数として導出する。乱数モードには、さらに2つの方法がある。乱数モードにおける一つ目の方法は、乱数の種を用いて所定関数(例えばモジュラス関数)による演算を行い、この演算結果を乱数として導出する。二つ目の方法は、0〜65535の範囲の数値がランダムに配列された乱数テーブルから数値を読み出し、その読み出した数値を乱数として導出する。乱数値生成回路318では、各種センサ320からセンサ回路322に入力される信号に重畳しているホワイトノイズを利用して不規則な値を取得する。乱数値生成回路318は、こうして取得した値を、カウンタモードでカウントアップ(ダウン)させるカウンタの初期値として用いたり、乱数の種として用いたり、あるいは乱数テーブルの読み出し開始位置を決定する際に用いる。
なお、特図始動口230に球が入賞したことを、各種センサ320のうちの球検出センサが検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、特図始動口230に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、特図始動口230に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、普図始動ゲート251,253(これら2つの普図始動ゲートを総称して普図始動領域という)に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、普図始動領域に対応する乱数値生成回路のそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、乱数値生成回路318に内蔵された、普図始動領域に対応する乱数値記憶用レジスタに記憶する。
また、この明細書にいう球検出センサとしては、具体的には、一般入賞口226、特図始動口230、可変入賞口234など所定の入賞口や始動口に入賞した球を検出するセンサや、普図始動ゲート251,253を通過する球を検出するセンサがあげられる。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、制御状態を表す情報等)を出力する。
また、主制御部300には、電源管理部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(ここでは9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。低電圧信号は、主制御部300のCPU304を動作させるための電気系統に異常があることを表す電気系統異常信号であり、電圧監視回路338は電気系統異常信号出力手段の一例に相当する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。主制御部300のCPU304は、遊技制御手段の一例に相当する。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418の制御を行うための駆動回路420と、図187に示す演出ボタン136の押下を検出する演出ボタン検出センサ426と、各種センサからの検出信号を基本回路402に出力するセンサ回路428と、を接続している。
さらに、第1副制御部400には、装飾図柄表示装置(液晶表示装置)208および演出可動体223の制御を行うための第2副制御部500が接続されている。
<払出制御部、発射制御部、電源管理部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源管理部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて図188に示す払出装置152の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、図187に示す発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源管理部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給する。主制御部300、第1副制御部400、および発射制御部630は、払出制御部600から所定電圧の供給を受ける。また、電源管理部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、図187に示すパチンコ機100では、電源管理部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第1副制御部400と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
<図柄の種類>
次に、図191(a)〜(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
第1特図始動口230に球が入球したことを球検出センサである第1始動口センサが検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、第2特図始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特別図柄表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特別図柄表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図191(a)は、第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214において、図柄の変動表示の後、停止表示される特図の停止図柄態様(第2の図柄態様)の一例を示した図である。この図191(a)には、「特図A」から「特図J」の10種類の特図が示されている。図191(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、6種類の大当り図柄(「特図A」から「特図F」)が用意されている。「特図A」および「特図B」は15ラウンド(R)特別大当り図柄であり、「特図E」は2R大当り図柄(突然確変)である。これらの図柄(特図A,B,E)が停止表示されるとその後、制御状態は特図高確率普図高確率状態になる。「特図C」および「特図D」は15R大当り図柄(15R通常大当り)である。特図Cまたは特図Dが停止表示されるとその後、制御状態は特図低確率普図高確率状態になる。「特図F」は2R大当り図柄(隠れ確変)である。特図Fが停止表示されるとその後、制御状態は特図高確率普図低確率状態になる。
ここにいうラウンドとは、所定量の遊技価値(所定球数)を獲得することができるチャンスの回数をいう。本実施形態では、図189に示す可変入賞口234の作動回数を表すものであり、15ラウンドとは、可変入賞口234の1または複数回の開閉動作を1回(1回の作動)として、この作動が15回続くことを意味する。すなわち、1回の作動が、開閉状態が第1の開閉状態(ここでは閉状態)から第2の開閉状態(ここでは開状態)に変化する特定変化の一例に相当し、可変入賞口234は、大当り遊技中に、この特定変化を複数の定数回(15ラウンドの場合であれば15回)行うものである。各ラウンドは所定のラウンド終了条件(例えば所定球数(一例として10球)の遊技球の進入、所定量の遊技価値(所定球数)の獲得、ラウンド開始から所定時間の経過などのうちのうちの1または複数)が成立することにより終了する。本実施形態のパチンコ機100では、後述するように、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、特別大当りか否かの決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。大当りと、特別大当りあるいは時短大当りとの違いは、次回の特図変動遊技で、大当りに当選する確率が高い(特別大当りあるいは時短大当り)か低い(大当り)かの違いである。以下、この大当りに当選する確率が高い状態のことを特図高確率状態と称し、その確率が低い状態のことを特図低確率状態と称する。本実施形態では、大当り遊技中には特図低確率状態へ移行し、特図A、特図B、特図E、および特図Fに当選した場合には、大当り遊技終了後、次に大当りするまで特図高確率状態が維持される。一方、特図Cおよび特図Dに当選した場合には、大当り遊技終了後も特図低確率状態のままである。特図低確率状態は第1の確率制御状態の一例に相当する。また、大当り遊技終了後に特図高確率状態になることを特図確変と称することもあり、大当り遊技終了後に大当りに当選する確率が高くなっている状態(特図高確率状態)は、遊技者の有利度が高くなる制御状態であって第2の確率制御状態の一例に相当する。この特図高確率状態を確変状態と称することがある。なお、本明細書では制御状態という遊技台(パチンコ機100)の内部における状態をさす文言を用いて説明するが、この制御状態という文言にはいわゆる遊技状態の概念が含まれる。この確率制御状態の移行は主制御部300が行い、主制御部300は、確率制御状態移行手段の一例に相当する。
また、15Rの大当り遊技終了後、および突然確変による大当り遊技終了後はいずれも電チューサポート(電サポ)有りの状態(以下、電サポ状態と称する)に移行する。電サポ状態とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非電サポ状態より高い所定状態のことをいう。この電サポ状態は、このパチンコ機100に用意された制御状態の一つであり、時短状態と称されることもある。すなわち、電サポ状態(時短状態)は、大当り遊技の終了を条件に開始される。なお、厳密にいえば、「電サポ状態」はあくまでも普図がらみの状態であり、「時短状態」は特図がらみの状態または普図および特図がらみの状態である。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態であり、普図高確率状態である。普図高確率状態では普図低確率状態に比べて、普図変動遊技に当選しやすくなる(普図確変)。例えば、普図変動遊技の当選確率が、普図低確率状態(非電サポ状態)では1/100であるのに対し、普図高確率状態(電サポ状態)では99/100に上昇する。また、電サポ状態の方が、非電サポ状態に比べて普図変動遊技の変動時間は短くなる(普図変短)。例えば、非電サポ状態では10秒の普図変動遊技の変動時間が電サポ状態では2秒に短縮される。また、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、第2特図始動口232の一対の羽根部材2321の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では0.5秒の電チュー開放期間が電サポ状態では2秒に延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、一対の羽根部材2321は多く開きやすい(電チュー開放回数増加)。例えば、普図始動口228への1回の入賞につき非電サポ状態では1回しか開かない一対の羽根部材2321が、電サポ状態では2回開く(2秒開放して1秒閉鎖してまた2秒開放)。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、第2特図始動口232に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に15R大当りで賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口234(アタッカ)への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態でも、電サポ状態(時短状態)では、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加の総てが行われるが、これらのうちの少なくともいずれか一つが行われれば、遊技者の有利度が高い状態になり、電サポ状態(時短状態)としてもよい。あるいは、第2特図始動口232に入球する確率が高まる、電チュー開放期間延長または電チュー開放回数増加のうちのいずか一方が行われれば、電サポ状態(時短状態)としてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が第2特図始動口232に進入し難い。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が第2特図始動口232に進入し難い。上述のごとく、第2特図始動口232は、遊技球が進入する入り口の大きさが小サイズと大サイズのうちのいずれか一方のサイズからいずれか他方のサイズに変化するものである。この第2特図始動口232は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって大サイズである。本実施形態では、特図A、特図B、あるいは特図Eが停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、次に大当り遊技が開始されるまで電サポ状態(普図高確率状態)が維持され、特図C、あるいは特図Dが停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図変動遊技が100回行われる間、電サポ状態が維持され、101回目には非電サポ状態(普図低確率状態)に移行する。一方、電サポ無しの大当り(特図F)に当選した場合には、大当たり遊技終了後に電サポ状態に移行しない。なお、後述するように、特図Fは、特図1では選ばれるが、特図2では選ばれない図柄である。
また、本実施形態では、大当り図柄の他に小当り図柄として2種類の停止図柄が用意されている。小当り遊技では、可変入賞口234の扉部材2341が所定回(例えば15回)作動し、その扉部材2341は、1回の作動につき開状態を最大で1.5秒間しか維持しない。小当りにおける扉部材2341の開放では、例えば、1回目の開放で、遊技球が所定球数(例えば10球)進入してしまうと、あるいは所定量の遊技価値(所定球数)を獲得してしまうと、2回目以降の開放は行われない。小当り遊技中には、特図低確率普図低確率状態へ移行する。小当りは、小当り遊技前後で制御状態が変化しない役であり、小当り遊技終了後には小当り遊技開始前の制御状態に復帰する。図191(a)に示す、特図Gは小当り図柄1であり、特図Hは小当り図柄2である。いずれの小当り図柄も、遊技者に付与する利益量が相対的に小さな利益量になる停止図柄態様である。なお、後述するように、小当り図柄は、特図1では選ばれるが、特図2では選ばれない図柄である。
さらに、本実施形態では、ハズレ図柄として2種類の停止図柄が用意されている。特図Iはハズレ図柄1であり、特図Jはハズレ図柄2である。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機100では、遊技者の有利度が高い第2の有利度の大当り制御状態と、第2の有利度よりは有利度が低い第1の有利度の非大当り制御状態とが用意され、パチンコ機100は大当り制御状態(第2の制御状態)と非大当り制御状態(第1の制御状態)のうちのいずれか一方の制御状態をとる。これらの制御状態の移行も主制御部300が行い、主制御部300は、制御状態移行手段の一例にも相当する。
なお、本実施形態のパチンコ機100では、15R特別大当り図柄として、「特図A」および「特図B」の2種類の図柄以外の図柄も用意されており、15R通常大当り図柄として、「特図C」および「特図D」の2種類の図柄以外の図柄も用意されており、突然確変の大当り図柄や、隠れ確変の大当り図柄についても、複数種類の図柄が用意されている。
図191(b)は特図の装飾図柄の一例を示した図である。本実施形態における特図の装飾図柄には、「装飾1」〜「装飾10」の10種類がある。保留消化条件が成立した場合に、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、第1特図表示装置212および第2特図表示装置214とは別に、特図の装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様(第2の図柄態様)を停止表示する。特図の装飾図柄を変動表示および停止表示は、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214における図柄の変動表示および停止表示と同期している。
15R特別大当り(「特図A」「特図B」)や15R特別大当り(「特図C」「特図D」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、同じ装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組合せ(例えば「装飾1−装飾1−装飾1」や「装飾2−装飾2−装飾2」等)を停止表示する。これらの装飾図柄の組合せは、確変付き大当り確定の装飾図柄の組合せである。また、これらの装飾図柄の組合せのうち、同じ奇数の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組合せ(例えば「装飾3−装飾3−装飾3」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)は、「特図A」または「特図B」である15R特別大当りの場合に限って停止表示される15R特別大当り確定の装飾図柄の組合せである。また、2Rの大当りのうちの隠れ確変(「特図F」)、あるいは小当り(「特図G」、「特図H」)を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。さらに、2Rの大当りのうちの突然確変(「特図E」)を報知する場合には、「装飾1−装飾3−装飾5」といった装飾図柄の組合せを停止表示する。「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せや、「装飾1−装飾3−装飾5」といった装飾図柄の組合せは、チャンス目と称することがある。また、「特図I」や「特図J」のハズレ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a〜208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「特図の装飾図柄の変動表示」を開始してから特図の装飾図柄の停止図柄態様(装飾図柄の組合せ)を停止表示するまでの表示を特図用装飾図柄の変動表示と称することがある。特図用装飾図柄の変動表示は、第1副制御部400が制御することによって行われる。
以上説明した、特図1や特図2の停止図柄態様(図191(a)参照)と、装飾図柄表示装置208の左中右の各図柄表示領域208a〜cに表示される一つの特図の装飾図柄の停止図柄態様(同図(b)参照)は、特図の装飾図柄(同図(b)参照)の方が大きい。
図191(c)は、普図表示装置210において、図柄の変動表示の後、停止表示される普図の停止図柄態様(第1の図柄態様)の一例を示した図である。本実施形態では、普図の停止図柄態様として、2種類の当り図柄(「普図A」および「普図B」)と、1種類のはずれ図柄(「普図C」)が用意されている。「普図A」は当り図柄1であり、「普図B」は当り図柄2になる。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサであるゲートセンサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、中央の1個のセグメントの点灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、図191(c)に示す普図の停止図柄態様を停止表示する。この図191(c)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図の変動表示と称することがある。普図表示装置210は、補助図柄報知手段、第一の図柄表示手段、あるいは単なる図柄表示手段の一例に相当する。
また、本実施形態では、装飾図柄表示装置208において、普図の装飾図柄の変動表示も行われる。図191(d)は普図の装飾図柄の停止図柄態様を示した図である。普図の装飾図柄の変動表示については、詳しくは後述するが、普図の装飾図柄の変動表示後に、同図(d)に示す停止図柄態様が、装飾図柄表示装置208には表示される。すなわち、普図表示装置210が同図(c)に示す当り図柄1(「普図A」)を停止表示する場合には、装飾図柄表示装置208には同図(d)に示す「普図装飾1」が停止表示され、普図表示装置210が同図(c)に示す当り図柄2(「普図B」)を停止表示する場合には、装飾図柄表示装置208には同図(d)に示す「普図装飾2」が停止表示され、いずれも普図の当りが報知される。また、普図表示装置210が同図(c)に示すはずれ図柄(「普図C」)を停止表示する場合には、装飾図柄表示装置208には同図(d)に示す「普図装飾3」が停止表示され、普図のはずれが報知される。なお、普図表示装置210における普図の図柄変動表示と、装飾図柄表示装置208おける普図の装飾図柄の変動表示は、同期していてもよいし、同期していなくてもよい。
<主制御部メイン処理>
次に、図192を用いて、図190に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図190に示す主制御部300のRAM308には、大当り用特図1乱数カウンタ、小当り用特図1乱数カウンタ、ハズレ用特図1乱数カウンタ、およびこれらのカウンタの特図2用のカウンタが設けられている。また、そのRAM308には、特図変動時間第1判定乱数値、および特図変動時間第2判定乱数値それぞれを生成するための乱数カウンタも設けられている。さらに、そのRAM308には、特図1の保留数、特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、小当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、特図1当否判定結果、特図1決定結果、特図1変動時間、およびこれらの、保留数や乱数値や結果の特図2用のものがそれぞれが記憶される。またRAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた保留記憶部が特図1と特図2で別々に用意されている。特図1の保留記憶部には、後述するように、特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、小当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値の5つの乱数値を1セットにしてこれら5つの乱数値が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。また、特図2の保留記憶部には、特図2当選乱数値、大当り用特図2乱数値、小当り用特図2乱数値、ハズレ用特図2乱数値、および特図2変動時間決定用乱数値の5つの乱数値を1セットにしてこれら5つの乱数値が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図190に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図192に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源管理部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をカウンタタイマ312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理(ステップS113)に進む。
具体的には、最初に、図188に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180を遊技店の店員などが操作した場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否か、すなわちRAMクリアが必要であるか否かを判定し、RAMクリア信号がオンの場合(RAMクリアが必要な場合)には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進む。一方、RAMクリア信号がオフの場合(RAMクリアが必要でない場合)には、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報であるか否かを判定する。そして、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合には、基本回路302を初期状態にすべくステップS113に進み、電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報である場合には、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定する。そして、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)の場合(チェックサムの結果が正常である場合)には電断前の状態に復帰すべくステップS111に進み、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべくステップS113に進む。同様に電源ステータスの情報が「サスペンド」以外の情報を示している場合にもステップS113に進む。
ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS115内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図190に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS113では、初期化処理を行う。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS113)が行われたことを表すコマンドであり、復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS115では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、特図決定用乱数カウンタの初期値を生成するための初期値生成用乱数カウンタと、特図変動時間決定用乱数値、および普図変動期間決定用乱数値それぞれを生成するための2つの乱数カウンタを更新する。例えば、基本乱数値として取り得る数値範囲が0〜20とすると、RAM308に設けた乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が21であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS115の処理を繰り返し実行する。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図193を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図190に示す主制御部300は、所定の周期(ここでは約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するカウンタタイマ312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(ここでは32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(ここでは、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図190に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約2msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。図187に示すパチンコ機100では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図190に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(ここでは、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(ここでは、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、普図始動口228,229、第1特図始動口230、第2特図始動口232、可変入賞口234への入球または通過があったと判定する。すなわち、これらの入賞口226、234やこれらの始動口228,229、230、232への入賞があったと判定する。例えば、一般入賞口226への入球を検出する一般入賞口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、一般入賞口226へ入賞があったと判定し、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の一般入賞口226への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(ここでは、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS115で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する、特図決定用乱数カウンタ、特図変動時間決定用乱数カウンタ、および普図変動期間決定用乱数カウンタを更新する。例えば、ある乱数値として取り得る数値範囲が0〜100とすると、RAM308に設けたその乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が101であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合にはそれぞれの乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0〜100の数値範囲で変動する乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、その乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、その乱数カウンタにセットすると共に、その乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普図表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、特図表示装置212に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放期間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口226、234や始動口228、229、230、232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。この入賞受付処理では、第1特図始動口230に入賞があり、且つ、保留している特図1変動遊技の数が所定数(本実施形態では4)未満である場合には、所定の始動情報を取得する。すなわち、保留数が所定数未満であれば、特図1当選乱数値、大当り用特図1乱数値、小当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値を取得する。ここで取得した特図1当選乱数値は、ハードウェア乱数を加工した値(ハードウェア乱数の値+Rレジスタの値+1)である。一方、大当り用特図1乱数値、小当り用特図1乱数値、ハズレ用特図1乱数値、および特図1変動時間決定用乱数値は、RAM308に設けられたソフトウェア乱数カウンタから導出されたソフトウェア乱数を加工した値(ソフトウェア乱数の値+Rレジスタの値+1)である。図190に示す乱数値生成回路318、RAM308に設けられたソフトウェア乱数カウンタ、および乱数加工を施す主制御部300を併せたものが、始動情報を生成して導出するものであり、始動情報導出手段(第1の始動情報導出手段,第2の始動情報導出手段)の一例に相当する。ここで取得された各種乱数値(始動情報)は、RAM308に設けた特図1の保留記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。この特図1の保留記憶部は、第1特図始動口230(第1の始動領域)に遊技球が進入した場合に取得した始動情報を所定の第1上限個数(ここでは4個)まで記憶可能な第1の始動情報記憶手段に相当する。このとき各種乱数値(始動情報)をRAM308に設けた一時領域に一旦記憶し、その一時領域に記憶された値を特図1の保留記憶部に記憶してもよく、この場合、一時領域を第1の始動情報記憶手段としてもよいし、特図1の保留記憶部および一時領域を第1の始動情報記憶手段としてもよい。また、主制御部300のCPU304は、RAM308に記憶されている特図1の保留数の値に1を加算し、特図1の保留数が1増加する。したがって、主制御部300のCPU304が保留手段の一例に相当する。また、特図2についても、特図1と同様に始動情報である各乱数値を取得し、取得した乱数値をRAM308に設けた特図2の保留記憶部に、1セットの始動情報として同様に記憶され、さらに、RAM308に記憶されている特図2の保留数の値に1を加算する。特図2の保留記憶部は、第2特図始動口232(第2の始動領域)に遊技球が進入した場合に取得した始動情報を所定の第2上限個数(ここでは4個)まで記憶可能な第2の始動情報記憶手段に相当する。このとき各種乱数値(始動情報)をRAM308に設けた一時領域に一旦記憶し、その一時領域に記憶された値を特図2の保留記憶部に記憶してもよく、この場合一時領域を第2の始動情報記憶手段としてもよいし、特図2の保留記憶部および一時領域を第2の始動情報記憶手段としてもよい。
また、普図始動口228,229を球が通過したことを検出し、且つ、保留している普図変動遊技の数が所定数(本実施形態では2)未満の場合には、そのタイミングにおける普図当選乱数値生成用の乱数カウンタの値を始動情報である普図当選乱数値として取得し、RAM308に設けた普図の保留記憶部に記憶する。また、この入賞受付処理では、所定の球検出センサにより、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228,229、または可変入賞口234の入賞(入球)を検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、第1特図始動口230、第2特図始動口232、普図始動口228,229、および可変入賞口234の入賞(入球)の有無を示す入賞受付情報を設定する。
なお、特図の始動情報にしても普図の始動情報にしても、保留数がそれぞれの所定数以上であれば始動情報を取得せずに、ステップS219に進む。
ステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図190に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(RAM308に用意された普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、ハズレ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図191(c)に示す普図A,B)およびハズレ図柄(図191(c)に示す普図C)の中からいずれか一つの図柄の停止表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、停止表示された図柄が所定期間確定表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば2秒間)、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。このようにして一対の羽根部材2321の開放制御を行う主制御部300のCPU304が、可変始動領域制御を行う可変始動領域制御手段の一例に相当する。
また、普図当りフラグがオンであった場合には、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する処理では、所定の閉鎖期間(例えば0.1秒間)、羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)に、羽根部材2321を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、普図当りフラグがオンであった場合には、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理において、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がハズレであれば、後述するように、普図ハズレフラグがオンされる。この普図ハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定するとともに、第2特図始動口232の羽根部材2321の開閉駆動用のソレノイド(332)には、何ら信号も出力せずに、次のステップS223に移行するようにしている。こうすることで、羽根部材2321は閉じた状態のままになる。なお、羽根部材2321を閉じた状態に維持するための信号を必ず出力するようにしてもよい。
続いて、ステップS223では普図関連抽選処理を実行する。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第2特図始動口232の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に普図当否判定を行う。すなわち、まず、上述のステップS217において、普図乱数取得条件が成立した場合に、RAM308に設けられた普図保留記憶部に1セット分の乱数値(始動情報)を記憶する。ここにいう普図乱数取得条件の成立要件は、普図始動口(ゲート)228,229を遊技球が通過したことに基づいて成立する要件である。言い換えれば、普図の保留数が所定の上限数未満である状態では、普図始動口228,229を遊技球が通過すると成立する要件であり、普図の保留数が所定の上限数である状態では、普図始動口228,229を遊技球が通過しても成立しない要件である。本実施形態では、普図保留記憶部に1セット分の乱数値(始動情報)として、普図当選乱数値、および普図決定乱数値を記憶する。主制御部300のROM306には、普図当否判定用テーブルが記憶されている。
図194(a)は普図当否判定用低確率テーブルを示す図であり、同図(b)は普図当否判定用高確率テーブルを示す図である。
普図関連抽選処理では、普図当否判定処理と普図決定処理が行われる。
普図当否判定処理においては、時短フラグを参照し、現在の制御状態が電サポ状態であるか否かに基づいて当否判定を行う。時短フラグがオフされていれば(非電サポ状態であれば)、図194(a)に示す低確率テーブルを用いて普図の当否判定を行い、時短フラグがオンされていれば(電サポ状態であれば)、図194(b)に示す高確率テーブルを用いて普図の当否判定を行う。普図当否判定は、RAM308の普図保留記憶部から取り出した始動情報のうちの普図当選乱数値(取り得る範囲は0〜65535)に基づいて行う。普図のアタリ確率は、図194(a)に示す低確率テーブルでは65532/65536であり、図194(b)に示す高確率テーブルでは655341/65536であり、いずれの状態であっても普図の当否判定にはほぼ当たるが、確率的に見れば、電サポ状態の方が非電サポ状態よりも普図当りの当選確率は高い。ここで、「当り」または「ハズレ」を導出することが普図当否判定(抽選)に相当し、ここで普図当否判定処理を実行する主制御部300のCPU304が、第一の当否判定手段(補助当否判定手段)の一例に相当する。また、普図の「当り」の当否判定結果は、特定の当否判定結果の一例に相当する。
なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、普図当否判定処理を行うたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また普図当否判定処理に使用した乱数値を消去する。
普図当否判定処理の結果が当りの場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。はずれの場合には、ハズレフラグをオンに設定する。
普図当否判定が完了すると、普図の停止図柄態様を決定する普図決定処理が行われる。なお、普図当否判定と、普図の停止図柄態様の決定を併せて普図の当否判定(第一の当否判定)としてもよい。
図194(c)は普図決定用低確率テーブルを示す図であり、同図(d)は普図決定用高確率テーブルを示す図である。
普図決定処理においても、時短フラグを参照し、現在の制御状態が電サポ状態であるか否かに基づいて普図決定を行う。時短フラグがオフされていれば(非電サポ状態であれば)、図194(c)に示す低確率テーブルを用いて普図決定を行い、時短フラグがオンされていれば(電サポ状態であれば)、図194(d)に示す高確率テーブルを用いて普図決定を行う。この普図決定処理では、RAM308の普図保留記憶部から取り出した始動情報のうちの普図決定乱数値(取り得る範囲は0〜99)に基づいて行う。普図低確率状態(非電サポ状態)では、99%の確率で普図当り図柄1(普図A)に当選し、1%の確率で普図当り図柄2(普図B)に当選する。一方、普図高確率状態(電サポ状態)では、100%の確率で普図当り図柄2(普図B)に当選する。なお、ハズレ図柄は1種類のため、普図決定乱数値に基づく普図決定処理を省略してもよい。
普図の当否判定は、「当り」または「ハズレ」を導出することであってもよい。あるいは、普図の当否判定は、普図図柄まで導出することであってもよい。
図194(c)に示す普図決定用テーブルにも、同図(d)に示す普図決定用テーブルにも、変動時間が参考までに記されている。本実施形態では、普図表示装置210における普図の変動時間は、電サポ状態であれば一律に1秒であり、非電サポ状態であれば一律に20秒である。したがって、普図の変動時間は、電サポ状態であれば相対的に短い第一の変動時間になり、電サポ状態であれば相対的に長い第二の変動時間になる。なお、普図乱数取得条件が成立した場合に、普図当選乱数値および普図決定乱数値と併せて普図変動期間決定用乱数値を取得し、抽選によって普図の変動時間を決定してもよい。
図194(e)は、電チューの動作態様をまとめた表を示す図である。
普図決定結果が、普図Aであった場合には、装飾図柄表示装置208に図191(d)に示す普図装飾1が停止表示された後、電チューは、0.3秒間の開放を一回行う。上述のごとく、発射装置110による遊技球の発射間隔は0.6秒であり、普図Aの当り図柄の場合には、一対の羽根部材2321の一回の開放時間は、遊技球の発射間隔よりも短く、普図Aの普図当りに当選しても実質的には電チューへの入球は見込めず、出球を獲得することはほとんど不可能である。以下、普図Aに当選して一対の羽根部材232aが開放することを電チューショート開放と称することがある。この電チューショート開放(第一の開放パターンに相当)は、確率的には、非電サポ状態における電チューの開放パターンになる。
普図決定結果が、普図Bであった場合には、装飾図柄表示装置208に図191(d)に示す普図装飾2が停止表示された後、電チューは、最初、0.3秒間の開放を行ってから、0.5秒の閉鎖時間を経て、5秒の開放を行う。すなわち、電チューは、5.8秒間にわたって特定動作(一対の羽根部材232aの開閉動作)を行う。以下、普図Bに当選して一対の羽根部材232aが開放することを電チューロング開放と称することがある。この電チューロング開放(第二の開放パターンに相当)では、電チューへの入球が見込め、出球を獲得することが大いに期待できる。なお、電チューロング開放では、羽根部材2321が、少なくとも発射間隔よりも長く開放する、あるいは電サポ状態における普図変動時間よりも長く開放すればよく、1回目の0.3秒間の開放を省略して2回目の長い開放のみを行うようにしてもよい。この電チューロング開放は、確率的には、電サポ状態における電チューの開放パターンになる。
なお、電チューは所定の開放時間が経過する前に所定の球数の入球があった場合には、その時点で閉鎖する。
普図決定結果が、普図Cであった場合には、装飾図柄表示装置208に図191(d)に示す普図装飾3が停止表示された後、電チューは開放動作せず、閉じた状態を維持する。
本実施形態のパチンコ機100は、図189を用いて説明したように右打ち機であり、電サポ状態では右打ちが行われ、非電サポ状態(通常状態)では左打ちが行われるべきものである。上述のごとく、非電サポ状態では、普図当否判定で当りに当選したとしても、ほとんどの場合が電チューショート開放であるため、仮に、非電サポ状態(通常状態)で右打ちが行われたとしても、第2特図始動口232への入球はほとんど不可能であり、非電サポ時の左打ちといった不正行為が行われることを抑制可能である。
普図関連抽選処理に続いて特図先読み処理(ステップS224)を実行する。この特図先読み処理については後述する。
次に、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行い(ステップS225)、次いで、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。特図2状態更新処理は、特図2の状態に応じて、以下に説明する処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(RAM308に用意された特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、第2特図表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、第2特図表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、15R大当りフラグ、2R大当たりフラグ、第1小当たりフラグ、第2小当たりフラグ、第1ハズレフラグ、第2ハズレフラグ、確変フラグ、および時短フラグが用意されている。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、後述する特図関連抽選処理における特図決定結果(特図の停止図柄態様)に基づいて第2特図表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、第2特図表示装置214は、図191(b)に示す特図の停止図柄態様のうちのいずれか一つの停止図柄態様の停止表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)その表示を維持するためにRAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、停止表示された特図2が所定期間確定表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた電サポ回数記憶部に値がセットされている場合には、その値が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフする。さらに、大当り遊技中や小当り遊技中にも、時短フラグをオフする。すなわち、主制御部300のCPU304は、大当り遊技状態中および小当り遊技状態中(第二の制御状態中)である場合に、非電サポ状態(第一の進入率制御状態)に移行させる。
また、後述するコマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンされる。この大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するためにRAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド入賞演出設定送信処理を実行させるために上述の送信情報記憶領域に5Hを送信情報(コマンド種別)として追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または可変入賞口234に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)可変入賞口234の扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材2341を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド大入賞口開放設定送信処理を実行させるために上述の送信情報記憶領域に7Hを送信情報(コマンド種別)として追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)可変入賞口234の扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(332)に、扉部材2341を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
なお、この扉部材の開放・閉鎖制御を所定回数(本実施形態では15ラウンドか2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示するようにしてもよい。終了演出を行う場合には、その期間待機するように設定するためにRAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。
以上説明したように、主制御部300のCPU304は、大当り遊技状態中に、可変入賞口234の扉部材2341の開閉状態の変化制御を行う可変入賞制御手段の一例に相当する。
主制御部300のROM306には、可変入賞口234の扉部材2341の開閉パターンが記憶されており、主制御部300のCPU304は、そのROM306から、特図変動遊技の当否判定に応じた開閉パターンを取得する。
さらに、特図2状態更新処理(ステップS225)では、主制御部300のCPU304は、特図決定結果が表す停止図柄態様に基づいて、大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた確変フラグや時短フラグをオンに設定する。すなわち、主制御部300のCPU304は、後述する特図抽選処理で特図決定結果が「特図A」や「特図B」や「特図E」である場合には確変フラグと時短フラグの双方をオンに設定する。また、特図決定結果が「特図F」である場合には確変フラグと時短フラグのうち確変フラグのみをオンに設定する。さらに、特図決定結果が「特図C」や「特図D」である場合には確変フラグと時短フラグのうち時短フラグのみをオンに設定するとともにRAM308に設けられた電サポ回数記憶部に電サポ回数100回をセットする。確変フラグがオンに設定されていると、特図高確率状態(確率変動中)であり、大当り遊技終了後に大当りに当選する確率が高くなっている状態(特図高確率状態)である。一方、確変フラグがオンに設定されていない(オフに設定されている)と、特図低確率状態である。したがって、確変フラグの設定状態は、当否判定(特図の抽選)の結果に影響を与える。また、時短フラグがオンに設定されていると電サポ状態であり、電チューが開きやすい(例えば当りやすい)、一回の当りに基づく開放時間が長い、一回の当りに基づく開放回数が多いなど可変始動領域制御が遊技者に有利になるように行われる。反対に、時短フラグがオフに設定されていると非電サポ状態であり、可変始動領域制御が遊技者に不利になるように行われる。したがって、時短フラグの設定状態は、可変始動領域制御にも影響を与える。よって、確変フラグおよび/または時短フラグの設定状態を表す情報は、遊技制御情報の一例に相当し、主制御部300のCPU304は遊技制御情報決定手段の一例に相当する。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で一般コマンド終了演出設定送信処理を実行させるために上述の送信情報記憶領域に6Hを送信情報(コマンド種別)として追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。さらに、特図2変動遊技の結果がハズレであれば、ハズレフラグがオンされる。このハズレフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次の処理に移行するようにしている。
特図2状態更新処理(ステップS225)が終了すると、特図1状態更新処理(ステップS227)を行う。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、上述の特図2状態更新処理で説明した各処理を行う。この特図1状態更新処理で行う各処理は、上述の特図2状態更新処理で説明した内容の「特図2」を「特図1」と読み替えた処理と同一であるため、その説明は省略する。なお、特図2状態更新処理と特図1状態更新処理の順番は逆でもよい。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図2および特図1それぞれについての特図関連抽選処理を行う。この特図関連抽選処理を実行する主制御部300のCPU304が第二当否判定手段の一例に相当する。主制御部300は、最初に特図2についての処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後、特図1についての処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。このように、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、同じタイミングで、第1特図始動口230に遊技球が進入したことに基づいて始動情報を取得し、かつ第2特図始動口232に遊技球が進入したことに基づいて始動情報を取得した場合や、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合や、特図2変動遊技の開始条件と特図1変動遊技の開始条件の両方が成立している場合でも、特図2変動遊技が先に変動中となるため、特図1変動遊技は変動を開始しない。すなわち、本実施形態のパチンコ機100は、特図2優先変動を行うものであり、第2特図始動口232への入賞に基づく抽選(特図2の当否判定)を、第1特図始動口230への入賞に基づく抽選(特図1の当否判定)よりも優先して行う。言い換えれば、本実施形態のパチンコ機100では、第一の図柄変動表示を少なくとも実行可能な第一の図柄表示手段と、第二の図柄変動表示を少なくとも実行可能な第二の図柄表示手段と、前記第一の図柄表示手段を少なくとも制御可能な制御手段と、を備えた遊技台であって、前記制御手段は、前記第二の図柄表示手段を少なくとも制御可能なものであり、前記制御手段は、第一の保留条件の成立があった場合に、前記第一の図柄変動表示の開始を保留する制御を少なくとも実行可能なものであり、前記制御手段は、第二の保留条件の成立があった場合に、前記第二の図柄変動表示の開始を保留する制御を少なくとも実行可能なものであり、前記制御手段は、第一の保留消化条件の成立があった場合に、前記第一の図柄変動表示を開始させる制御を少なくとも実行可能なものであり、前記制御手段は、第二の保留消化条件の成立があった場合に、前記第二の図柄変動表示を開始させる制御を少なくとも実行可能なものであり、前記第二の保留消化条件の成立要件は、前記第二の図柄変動表示の開始が保留されていることを少なくとも含む要件であり、前記第一の保留消化条件の成立要件は、前記第二の図柄変動表示の開始が保留されていないことを少なくとも含む要件であり、前記第一の保留消化条件の成立要件は、前記第一の図柄変動表示の開始が保留されていることを少なくとも含む要件である。なお、ステップS225の特図2状態更新処理に続いて先にステップS229の特図2関連抽選処理を行い、それから、ステップS227の特図1状態更新処理を行い、その後、ステップS231の特図1関連抽選処理を行うようにしてもよい。
特図2関連抽選処理(ステップS229)では、特図2についての、当否判定(抽選)の実行、停止表示する特図の決定、ならびに変動時間の決定を行い、特図1関連抽選処理(ステップS231)では、特図1についての、当否判定(抽選)の実行、停止表示する特図の決定、ならびに変動時間の決定を行う。
以下の説明では、特図2と特図1を特に区別することなく、特図関連抽選処理として説明する場合がある。
特図関連抽選処理を実行する主制御部300のCPU304が当否判定手段の一例に相当する。すなわち、大当り判定および図柄抽選の双方を少なくとも実行可能なCPU304が、当否判定手段の一例に相当する。この特図関連抽選処理では、最初に、所定条件を充足したか否かを判定する。ここでの判定では、まず、所定の当否判定禁止条件が不成立であるか否かの判定を行う。すなわち、特図表示装置(212,214)が特図変動表示中であるか、または停止表示中であるか否かを判定し、いずれかの表示中である場合には主制御部タイマ割込処理に戻り、いずれの表示中でもない場合には、特図作動中に設定されているか特図非作動中に設定されているかを判定し、特図作動中に設定されていれば主制御部タイマ割込処理に戻り、特図非作動中に設定されていれば、当否判定禁止条件が不成立であったことになり、今度は、所定の当否判定条件が成立しているか否かの判定を行う。当否判定条件についての判定は、RAM308に設けた特図の保留記憶部を参照し、特図変動遊技の保留数が0より大きいか否かを判定する。保留数が0であれば、主制御部タイマ割込処理に戻る。反対に、保留数が1以上であれば、所定の当否判定条件が成立していることになり、RAM308に設けられた特図の保留記憶部から、最も過去に格納した始動情報である1セット分の乱数値(特図当選乱数値、大当り用特図乱数値、小当り用特図乱数値、ハズレ用特図乱数値、および特図変動時間決定用乱数値)を取得し、その保留記憶部にまだ格納されている始動情報(乱数値のセット)を、今記憶されている領域から隣の領域に移し替える。すなわち、最も過去に格納した始動情報を特図の保留記憶部から取り出し、さらに特図の保留記憶部に始動情報が格納されていれば、N番目に古い始動情報を特図の保留記憶部におけるN−1番目に古い始動情報として設定したことになる。また、RAM308に記憶している保留数を1減算する。RAM308の特図の保留記憶部から1セット分の乱数値(特図当選乱数値、大当り用特図乱数値、小当り用特図乱数値、ハズレ用特図乱数値、および特図変動時間決定用乱数値)を取得する処理を行う主制御部300のCPU304が、第2の始動情報取得手段の一例に相当する。
図195(a)は特図の当否判定用高確率テーブルを示す図であり、同図(b)は特図の当否判定用低確率テーブルを示す図である。これらのテーブルは、主制御部300のROM306に記憶されている。
主制御部300のCPU304は、RAM308の保留記憶部から始動情報を取り出すと、確変フラグを参照し、確変フラグがオンであれば特図高確率状態であるため、特図2当選乱数値あるいは特図1当選乱数値(ともに取り得る数値範囲は0〜65535)が図195(a)に示す当否判定用高確率テーブル内のいずれの乱数範囲に属するかに基づいて、特図当否判定結果として「大当り」または「ハズレ」を導出する。一方、確変フラグがオフであれば特図低確率状態であるため、特図2当選乱数値あるいは特図1当選乱数値が図195(b)に示す当否判定用高確率テーブル内のいずれの乱数範囲に属するかに基づいて、特図当否判定結果として「大当り」または「ハズレ」を導出する。
本実施形態では、大当り確率は、特図低確率状態では約1/400であるのに対して、特図高確率状態では約1/40である。
また、本実施形態では、小当りは特図2にはなく、特図1にのみある。したがって、特図1当選乱数値を用いて当否判定を行った結果、ハズレであった場合には、小当り判定を行う。
図195(c)は、主制御部300のROM306に記憶されている小当り判定用のテーブルを示す図である。
特図1に限った小当り判定では、特図1当選乱数値を再び用いて、小当り判定を行う。
なお、特図2に、特図1と同様、小当りを設けてもよい。
こうして、特図1当否判定結果として「大当り」、「小当り」または「ハズレ」を導出する。また、特図2当否判定結果として「大当り」または「ハズレ」を導出する。
次いで、特図当否判定結果に基づいて特図の図柄を決定する。
図195(d)は、主制御部300のROM306に記憶されている特図決定用テーブルを示す図である。この特図決定用テーブルは、大当り(特図A〜特図F)、小当り(特図G,H)、はずれ(特図I,J)ごとに特図の停止図柄態様(図191(a)参照)に対応した乱数範囲が規定されている。なお、特図2には、特図F〜特図Hそれぞれに対応した乱数範囲が設けられておらず、特図2では、大当りは、15R特別大当り(特図A,B)、15R通常大当り(特図C,D)、突然確変である2R大当り図柄(特図E)になり、上述のごとく小当りはない。
主制御部300のCPU304は、RAM308の特図1保留記憶部、あるいは特図2保留記憶部から先に取得した1セット分の乱数値のうちの、特図1保留記憶部、あるいは特図2乱数値(取り得る数値範囲は0〜99)を用いて、特図を決定する。
遊技にとって最も有利な15R特別大当り(特図A,B)の当選確率は、特図2の場合には70%であるのに対して、特図1の場合には30%であり、特図2の方が特図1よりも有利な大当りである。このように、本実施形態では、特図2の方が、特図1よりも遊技者とって有利な大当りが発生しやすいようになっている。
特図の当否判定は、「大当り」または「ハズレ」を導出することであってもよいし、「大当り」、「小当り」または「ハズレ」を導出することであってもよい。あるいは、特図の当否判定は、特図図柄まで導出することであってもよい。
こうして特図の停止図柄が決定される。次いで、特図の図柄変動表示の変動時間を決定する。
図196(a)は、特図2変動時間決定用テーブルを示す図である。このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。この特図2変動時間決定用テーブルは、テーブル5〜12で構成されている。これらの各テーブルは、変動時間と、特図2変動時間決定用乱数値の乱数選択範囲との対応関係が規定されている。また、各変動時間に対応した装飾図柄表示装置208における演出態様を表す変動パターンの名称も参考までに示されている。本実施形態では、特図の変動時間と装飾図柄表示装置208の演出態様は、1対1に対応付けられている。主制御部300が、特図の変動時間に対応した装飾図柄表示装置208の演出態様まで決定してもよいが、本実施形態では、ここで決定された変動時間を表す情報を、第1副制御部400に送信し、第1副制御部400が、変動時間に対応した装飾図柄表示装置208における演出態様を決定する。本実施形態における変動パターンには、リーチ演出を伴う変動パターンと、リーチ演出を伴わない変動パターンとがある。本実施形態では、リーチ演出として、ノーマルリーチ、スーパーリーチA、およびスーパーリーチBが用意されている。ノーマルリーチとは、一般に2つの図柄表示領域(例えば、図189に示す左右図柄表示領域208a、208c)が等しい装飾図柄を停止表示し、残りの1つの図柄表示領域(例えば中図柄表示領域208b)が変動表示している状態(リーチ状態)のこと、すなわち、変動表示している図柄表示領域が特定の図柄(停止表示している図柄表示領域と等しい図柄)を停止表示すれば所定の大当り図柄の組合せ(例えば、「装飾4−装飾4−装飾4」や「装飾7−装飾7−装飾7」等)を停止表示することとなる状態のことである。
スーパーリーチA(以下、単に“リーチA”と称する場合がある)やスーパーリーチB(以下、単に“リーチB”と称する場合がある)は、ノーマルリーチにさらに特殊な変動表示等を加味して演出効果を向上させたリーチの一種である。
図196(b)は、スーパーリーチAに発展すると、装飾図柄表示装置208に登場する女性のキャラクタを示す図であり、同図(c)は、スーパーリーチBに発展すると、装飾図柄表示装置208に登場する番長のキャラクタを示す図である。
なお、スーパーリーチとしては、ロングリーチ、ノーマル逆転リーチ、ダブルラインリーチ等が知られており、さらには、特別マルチラインリーチ、全回転リーチ、特別全回転リーチ等のスペシャルリーチも知られている。本明細書で単にリーチというときには、ノーマルリーチとスーパーリーチとスペシャルリーチを含んだ装飾図柄の変動態様を意味する。このリーチは、特図の当否判定(抽選)の結果が当りの判定結果になることを、その当否判定を行った後であってその当否判定の結果を報知する前に遊技者に予告する演出であり、リーチを行うか否かは、その当否判定を行った後に決定される。リーチなしは、特図の変動時間が相対的に短く、スーパーリーチは特図の変動時間が相対的に長く、ノーマルリーチは特図の変動時間がリーチなしとスーパーリーチの間の時間になる。
テーブル5〜7は、特図2の停止図柄(特図2決定結果)が15Rの大当り図柄である特図A〜D(第二の特定の当否判定結果)であったときに用いられるテーブルである。テーブル5は、普図低確率状態(非電サポ状態)の際に用いられ、テーブル6は、普図高確率状態(電サポ状態)であって特図2の保留数が1〜3の際に用いられ、テーブル7は、普図高確率状態(電サポ状態)であって特図2の保留数が0の際に用いられる。普図高確率状態(電サポ状態)であって特図2の保留がある場合には、1秒の高速変動時間が選択されることがあり、この場合、装飾図柄表示装置208では、リーチなしの突発当りの変動パターンが実行される。
テーブル8および9は、特図2の停止図柄が、突然確変の2R大当り図柄である特図Eであったときに用いられるテーブルである。テーブル8は、普図高確率状態(電サポ状態)かつ特図高確率状態(確変状態)であって特図2の保留数が1〜3の際に用いられ、テーブル9は、テーブル8が用いられる以外で用いられる。すなわち、テーブル9は、普図高確率状態(電サポ状態)かつ特図高確率状態(確変状態)であって特図2の保留数が0の際に用いられる。また、確変状態および特図2の保留数に関係なく普図低確率状態(非電サポ状態)の際にも用いられる。さらに、特図2の保留数に関係なく、普図高確率状態(電サポ状態)かつ特図低確率状態(非確変状態)の際にも用いられる。
テーブル8では、1秒の高速変動時間が必ず選択され、装飾図柄表示装置208では、リーチなしの超短縮変動の変動パターンが実行される。テーブル8が用いられる状態は確変状態であり、特図2決定結果が突然確変の特図Eであれば、大当り遊技終了後も確変状態になる。このため、遊技者を煽る必要が少なく本実施形態では短い変動時間(1秒)にしている
また、テーブル9では、12秒の変動時間が必ず選択され、装飾図柄表示装置208では、リーチなしの変動後に停止表示された、「装飾1−装飾2−装飾3」といった装飾図柄の組合せ、あるいは「装飾1−装飾3−装飾5」といった装飾図柄の組合せを一旦消灯させる、いわゆるチャンス目変動が行われる。テーブル9が用いられる状態は非確変状態である場合もあることから、ある程度長い変動時間(ここでは12秒)によって、遊技者を煽っている。すなわち、普図低確率状態(非電サポ状態)であれば、第2特図始動口232への入賞は非常に稀な入賞であることになり、確変付き大当りを期待させる煽りの意味で、ある程度長い変動時間が必ず選択されるようになっている。また、特図2の保留数に関係なく、普図高確率状態(電サポ状態)かつ特図低確率状態(非確変状態)であった場合にも、確変付き大当りを期待させる煽りの意味で、ある程度長い変動時間が必ず選択されるようになっている。なお、普図高確率状態(電サポ状態)かつ特図高確率状態(確変状態)であって特図2の保留数が0の際には、特図2を1秒で消化(高速変動)してしまうと、特図2優先変動機であっても特図1の変動を行ってしまう可能性があるため、ある程度長い変動時間が必ず選択されるようになっている。
テーブル10〜12は、特図2決定結果が、はずれ図柄である特図I,Jであったときに用いられるテーブルである。テーブル10は、普図高確率状態(電サポ状態)であって特図1の保留数が1〜3の際に用いられ、テーブル11は、普図高確率状態(電サポ状態)であって特図1の保留数が0の際に用いられる。一方、テーブル12は、特図1の保留数に関係なく普図低確率状態(非電サポ状態)の際に用いられる。
以上説明した特図2変動時間決定用テーブルでは、普図高確率状態(電サポ状態)中は、保留の消化効率の向上として、60秒以上の長い変動時間は選択されないようになっている。また、普図高確率状態(電サポ状態)中に、ノーマルリーチに発展すると、大当り確定になる。
また、特図1の変動時間の決定には、図197に示す変動時間決定用テーブルが用いられる。
図197は、特図1変動時間決定用テーブルを示す図である。このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。この特図1変動時間決定用テーブルは、テーブル1〜4で構成されており、テーブル1は、特図1決定結果が15Rの大当り図柄(特図A〜D)であったときに電サポ状態か否かに関係なく用いられるテーブルであり、図196(a)に示すテーブル5の内容と同じ内容である。テーブル2は、特図1決定結果が2Rの大当り図柄(特図E,F)や小当り図柄(特図G,H)であったときに電サポ状態か否かに関係なく用いられるテーブルであり、図196(a)に示すテーブル9の内容と同じ内容である。
テーブル3および4は、特図1決定結果がハズレ図柄(特図I,J)であったときに用いられるテーブルである。特図1決定結果がハズレ図柄(特図I,J)であった場合には、電サポ状態であるか否かと、特図1の保留数とに応じて使用されるテーブルが異なる。
特図1決定結果がハズレ図柄(特図I,J)であって、非電サポ状態かつ特図1の保留数が3である場合には、テーブル3を使用する。この場合には、特図1の消化を早めるため、3秒の短い変動時間が選択される確率が高く、3秒の変動時間が選択されると、装飾図柄表示装置208では、リーチ演出が行われず、短縮変動が行われることになる。
特図1決定結果がハズレ図柄(特図I,J)であって、非電サポ状態かつ特図1の保留数が0〜2である場合あるいは電サポ状態である場合(保留数は無関係)には、テーブル4を使用する。このテーブル4は、図196(a)に示すテーブル12の内容と同じ内容である。
図193に示すステップS231の特図1関連抽選処理に続いて行われるステップS233では、コマンド設定送信処理を行い、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は本実施形態では16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11〜14はコマンド種別(本実施形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、特図保留増加コマンド、普図保留増加コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0〜10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオン、オフするようにしている。
また、コマンド種別が図柄変動開始コマンドの場合であればコマンドデータに、特図停止図柄を表す情報、制御状態を表す情報、特図変動時間を表す情報などを示す情報を含む。図柄変動開始コマンドに含まれる制御状態を表す情報は、時短フラグおよび確変フラグの設定状態に基づく情報である。
また、コマンド種別が図柄変動停止コマンドの場合であれば、特図停止図柄を表す情報(特図決定結果)、制御状態を表す情報などを含み、入賞演出開始コマンドおよび終了演出開始コマンドの場合であれば、制御状態を表す情報などを含み、当りラウンド数指定コマンドの場合であれば制御状態を表す情報、当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、第1特図始動口230への入賞の有無、第2特図始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。
また、上述の一般コマンド回転開始設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、特図停止図柄を表す情報(特図決定結果)、制御状態を表す情報、特図変動時間を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。
上述の一般コマンド回転停止設定送信処理では、コマンドデータにRAM308に記憶している、特図停止図柄を表す情報(特図決定結果)、制御状態を表す情報などを示す情報を設定する。
上述の一般コマンド入賞演出開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、制御状態を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。入演出開始コマンドを受信した第1副制御部400は、その入演出開始コマンドに基づいて第2副制御部500に入賞演出制御コマンドを送信する。入賞演出制御コマンドを受信した第2副制御部500は、装飾図柄表示装置208に、大当り遊技が開始されることを遊技者に報知する画像を所定のオープニング演出期間表示させ、大当り遊技が開始する。
上述の一般コマンド終了演出開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、制御状態を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。終了演出開始コマンドを受信した第1副制御部400は、その終了演出開始コマンドに基づいて第2副制御部500に終了演出制御コマンドを送信する。終了演出制御コマンドを受信した第2副制御部500は、装飾図柄表示装置208に大当りを終了することを遊技者に報知する画像を所定の終了演出期間表示させ、大当り遊技が終了する。
上述の一般コマンド大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している当りラウンド数、現在のラウンド数、制御状態を表す情報などを示す情報を設定する。上述の一般コマンド大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している現在のラウンド数、制御状態を表す情報、保留している第1特図変動遊技または第2特図変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理は、先の入賞受付処理(ステップS217)で始動情報を取得した場合に、始動情報を取得した入賞受付処理のタイマ割込処理と同じタイマ割込処理におけるステップS215で実行される。一般コマンド特図保留増加処理では、特図保留増加コマンドのコマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、制御状態を表す情報、事前判定した特図1あるいは特図2の情報を設定する。
さらに、ステップS215では一般コマンド普図保留増加処理も行われる。この一般コマンド普図保留増加処理では、普図保留増加コマンドのコマンドデータに、制御状態を表す情報等を設定する。また、主制御部300から第1副制御部400には、普図絡みのコマンドとして、普図の変動表示が開始した(する)ことを表す普図変動開始コマンドも送信される。なお、主制御部300から第1副制御部400には、普図の変動表示が停止した(する)ことを表す普図変動停止コマンドや、一対の羽根部材2321が開放を開始した(する)ことを表す電チュー開放開始コマンドや、一対の羽根部材2321が閉鎖した(する)ことを表す電チュー閉鎖コマンドを送信するようにしてもよい。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。また、第1副制御部400では、コマンドに含まれている当りラウンド数と現在のラウンド数に基づき、当り全ラウンドが終了するまでの残りラウンド数を取得する。
また、このコマンド設定送信処理では、図190に示す払出制御部600にもコマンドを送信する。払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4〜5に暗号化のための今回加工種別(0〜3)、およびビット0〜3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
次に、図193に示す主制御部タイマ割込処理では、外部出力信号設定処理(ステップS235)を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、上述のステップ205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、ガラス枠開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視し、ガラス枠開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合に、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、ガラス枠開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、図190に示す各種ソレノイド332を駆動して第2特図始動口232や、可変入賞口234の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して第1副制御部400に出力する。
ステップS239では、電源の遮断(電断)を検出したか否かを判定するために、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進み、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進む。
ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割り込み許可の設定などを行い、その後、図192に示す主制御部メイン処理に復帰する。
一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断時処理を行い、その後、図192に示す主制御部メイン処理に復帰する。
<第1副制御部400の処理>
図198を用いて、第1副制御部400の処理について説明する。なお、同図(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。
まず、同図(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、ステップS301の初期設定が実行される。この初期設定では、図190に示すI/Oポート410の初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。
ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、S307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。この演出制御処理については詳しくは後述する。
ステップS311では、図187に示す演出ボタン136の押下を検出していた場合、ステップS309で更新した演出データを演出ボタン136の押下に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS313では、S309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合には、この命令を音源IC416に出力する。
ステップS315では、S309で読み出した演出データの中に各種ランプ418の駆動回路420への命令がある場合には、この命令を駆動回路420に出力する。
第1副制御部400のRAM408には、第2副制御部500に送信する制御コマンドを設定する送信領域が設けられている。この送信領域に制御コマンドが設定されている場合には、その制御コマンドを第2副制御部500へ送信する処理を行い(ステップS319)、ステップS303へ戻る。
次に、図198(b)を用いて、第1副制御部400のコマンド受信割込処理について説明する。図198(b)は、第1副制御部400のコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が、主制御部300が出力するストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS331では、主制御部300が出力したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に設定し、このコマンド受信割込処理が終了する。
次に、図198(c)を用いて、第1副制御部400のCPU404によって実行する第1副制御部タイマ割込処理について説明する。図198(c)は、第1副制御部400のタイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(ここでは2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。
第1副制御部タイマ割込処理のステップS341では、図198(a)に示す第1副制御部メイン処理におけるステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。従って、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
第1副制御部タイマ割込処理のステップS343では、演出用乱数値の更新処理等を行い、このタイマ割込処理が終了する。
<第2副制御部500の処理>
第2副制御部500では、第1副制御部400から送信されてきた制御コマンドに基づいて、装飾図柄表示装置208の制御を実行する。第2副制御部500には、装飾図柄表示装置208に画像を表示する画像制御部が接続されている。この画像制御部は、VRAM(ビデオRAM)およびGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)を有する。GPUは、第2副制御部500のROMに記憶された絵柄情報等を第2副制御部500のCPUからの信号に基づいて読み出してVRAMの表示領域(ワークエリア)を使用して表示画像を生成し装飾図柄表示装置208に画像を表示する。
より具体的に説明すると、第2副制御部500のCPUは、最初に、画像データの転送指示を行う。ここでは、まず、VRAMの表示領域Aと表示領域Bの描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていない表示領域に記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPUは、GPUのアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROMの転送元アドレス)、VRAM座標(VRAMの転送先アドレス)などを設定した後、ROMからVRAMへの画像データの転送開始を指示する命令を設定する。GPUは、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROMからVRAMに転送する。その後、GPUは、転送終了割込信号をCPUに対して出力する。
次いで、GPUからの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPUは、VRAMに転送した画像データに基づいてVRAMの表示領域AまたはBに表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAMの座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をGPUに指示する。GPUはアトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。一方、GPUからの転送終了割込信号が未入力の場合は、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
続いて、描画指示を行う。この描画指示では、CPUは、GPUに画像の描画開始を指示する。GPUは、CPUの指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
描画指示が行われると、画像の描画終了に基づくGPUからの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が未入力の場合には、生成終了割込み信号が入力されるのを待ち、生成終了割込み信号が入力された場合には、RAMの所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタを、インクリメント(+1)して処理を終了する。
以上説明したように、装飾図柄表示装置208は画像表示手段の一例に相当する。また、第1副制御部400および第2副制御部500を併せたものが、演出制御手段の一例に相当する。
また、第2副制御部500では、第1副制御部400から送信されてきた制御コマンドに基づいて、演出可動体223の制御も実行する。
<特図先読み処理>
次いで、図193に示す主制御部タイマ割込処理における特図先読み処理(ステップS224)について詳述する。
図199は、特図先読み処理のうち特図2に関する処理の流れを示すフローチャートである。
主制御部300のCPU304は、RAM308の時短フラグを参照し、電サポ中か否かを判定する(ステップS224a)。時短フラグがオフ状態にあり非電サポ中であった場合には、特図1に関する処理のステップS224iに進み、時短フラグがオン状態にあり電サポ中であった場合には、ステップS224bに進む。ステップS224bでは、第2特図始動口232に入賞があったか否かを判定する。ここでの判定では、RAM308の特図2の保留記憶部における保留が増加したか否かを判定することによって実行される。すなわち、特図2の保留記憶の上限数(ここでは4個)以内になる第2特図始動口232への入賞があったか否かを判定する。ステップS224bにおける判定で入賞があった(特図2の保留数増加)と判定されればステップS224cへ進み、入賞がなかったと判定されれば特図先読み処理は終了になる。
ステップS224cでは、まず、RAM308に設けられた特図2の保留記憶部から、先の入賞受付処理(ステップS217)で取得した1セットの始動情報を先読みする。すなわち、第2特図始動口への入賞を契機にして、その入賞に基づいて生成された始動情報を先読みする。したがって、最も新しい始動情報が、当該始動情報に基づく当否判定(特図関連抽選処理)が行われる前に先読みされる。この先読みを行う主制御部300のCPU304が始動情報先読み手段の一例に相当する。ここでの先読みは、入賞分(保留増加分)だけを先読みしたが総てを先読みしてもよい。なお、ここでの先読みとは始動情報を、当否判定(本抽選)の前に先に読むことを意味するが、以降の説明では、先読みという言葉を、先(当否判定(本抽選)の結果)を読むという意味で使用することがある。
主制御部300のROM306には、図195(a)に示す当否判定用高確率テーブルの内容と同じ内容の事前判定用高確率テーブルや、同図(b)に示す当否判定用低確率テーブルの内容と同じ内容の事前判定用低確率テーブルが用意されている。ステップS224cでは、確変フラグを参照し、事前判定用高確率テーブルと事前判定用低確率テーブルのうちのいずれか一方のテーブルを選択し、選択したテーブルを用いて、先読みした始動情報のうちの特図2当選乱数値に基づいて当否判定の結果が大当りの当否判定結果(特定の当否判定結果)になるか否かを事前判定する。すなわち、第2特図始動口への入賞を契機にして、その入賞に基づいて生成された始動情報に基づく当否判定結果が大当りの当否判定結果になるか否かを事前判定する。したがって、この事前判定は、当該始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前、すなわち当該始動情報に基づく図柄変動表示(先読み予告対象の図柄変動表示)が開始される前に実行され、この事前判定を行う主制御部300のCPU304が事前判定手段の一例に相当し、ここで事前判定した結果は特図2当否事前判定結果として扱われる。
事前判定の結果が大当りの当否判定結果であれば、ステップS224eに進む。一方、大当りの当否判定結果でなければ、ステップS224gに進む。
主制御部300のROM306には、図195(d)に示す特図決定用テーブルの内容と同じ内容の特図事前判定用テーブルも用意されている。その特図事前判定用テーブルを用いて、ステップS224eでは、先読みした始動情報のうちの大当り用特図2乱数値に基づいて大当り図柄の事前判定を行い、ステップS224gでは、ハズレ用特図2乱数値に基づいてハズレ図柄の事前判定を行う。ステップS224eおよびステップS224gにおける特図の事前判定も、先読みした始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前、すなわち当該始動情報に基づく図柄変動表示が開始される前に実行され、ここで事前判定した結果は特図2事前判定結果として扱われる。
ステップS224eおよびステップS224gに続いて、ステップS224hが実行される。主制御部300のROM306には、図196に示す特図2変動時間決定用テーブルの内容と同じ内容の特図2変動時間事前判定用テーブルも用意されている。この特図2変動時間事前判定用テーブルを用いて、ステップS224hでは、先読みした始動情報のうちの特図2変動時間決定用乱数値に基づいて特図の変動時間の事前判定を行う。ステップS224hにおける変動時間の事前判定も、先読みした始動情報に基づく当否判定(特図2関連抽選処理)が行われる前、すなわち当該始動情報に基づく図柄変動表示が開始される前に実行され、ここで事前判定した結果は特図2変動時間事前判定結果として扱われる。なお、変動時間に代えて、装飾図柄表示装置208における演出態様(変動パターン)を事前判定してもよい。また、演出態様をグループ分けしておき、例えば、「はずれ・ノーマルリーチハズレ」のグループか「リーチAはずれ・リーチBハズレ」のグループかのみを抽選するようにしてもよい。あるいは、「ノーマルリーチ当り、ノーマルリーチハズレ、リーチA当り、リーチB当り、リーチA当り、リーチB当り」のリーチ演出のグループに属するか、「超短縮ハズレ、短縮ハズレ、ハズレ、チャンス目全消灯」のリーチなしのグループに属するかを事前判定するにとどめてもよい。
ステップS224hの実行が完了すると、特図2に関する処理は終了になり、特図1に関する処理へ進む。
図200は、特図先読み処理のうち特図1に関する処理の流れを示すフローチャートである。
特図1に関する処理(ステップS224i〜ステップS224o)は、特図2に関する処理(ステップS224b〜ステップS224h)に、小当り用特図1乱数値に基づいて小当り図柄の事前判定を行うステップS224mが加えられた処理と同じ処理であるため、ここでは説明を省略するが、この特図1に関する処理では、特図1の保留記憶部から、先の入賞受付処理(ステップS217)で取得した1セットの始動情報を先読みし、特図1当否事前判定結果、特図1事前判定結果、および特図1変動時間事前判定結果を得る。
こうして得られた、特図1又は2当否事前判定結果(特図当否事前判定結果)、特図1又は2事前判定結果(特図事前判定結果)、および特図1又は2変動時間事前判定結果(特図変動時間事前判定結果)は、RAM308の所定領域に事前判定情報として特図1と特図2とに分けて上記所定の上限数だけ保留順に記憶される。そして、新たに記憶された事前判定情報(特図当否事前判定結果,特図事前判定結果,特図変動時間事前判定結果)は、事前判定した特図1あるいは特図2の情報として特図保留増加コマンドのコマンドデータに含められ、主制御部300から第1副制御部400に送信される。
主制御部300は、以上説明した特図先読み処理を実行した後、特図関連抽選処理を実行し、特図先読み処理で対象になった先読みした始動情報と同じ始動情報に基づいて、特図当否判定結果、特図決定結果、および特図の変動時間を改めて得る。
なお、本実施形態では、主制御部300は特図事前判定結果や特図変動時間事前判定結果まで得ているが、主制御部300ではこれらの事前判定結果を得ずに、先読みした始動情報を特図保留増加コマンドのコマンドデータに含めて第1副制御部400に送信し、第1副制御部400が、必要に応じて、特図事前判定結果や特図変動時間事前判定結果を得る態様であってもよい。
<始動入賞時サブ側先読予告実行処理>
次いで、図198(a)に示す第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される始動入賞時サブ側先読予告実行処理について詳述する。
図201は、始動入賞時サブ側先読み予告実行処理の流れを示すフローチャートである。
図201に示す始動入賞時サブ側先読予告実行処理は、コマンド設定処理(ステップS307)において特図保留増加コマンドを受信したと判定された第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される。第1副制御部400のRAM408には、先読み実行中フラグも用意されており、まず、ステップS3091bでは、その先読み実行中フラグがオンに設定されているか否かを判定し、オンに設定されていればステップS3091hへ進み、オフのままであればステップS3091cに進む。
上述のごとく、特図保留増加コマンドのコマンドデータには、事前判定した特図1あるいは特図2の情報として、特図当否事前判定結果、特図事前判定結果、および特図変動時間事前判定結果が含められている。ステップS3091cでは、先のコマンド設定処理(ステップS307)において受信したと判定した特図保留増加コマンドに含まれている特図変動時間事前判定結果が所定の変動時間か否かを判定し、所定の変動時間でなければステップS3091hへ進み、所定の変動時間であればステップS3091dに進む。特図保留増加コマンドに含まれていた特図変動時間事前判定結果は、RAM408に用意された事前判定結果記憶領域に事前判定情報として特図1と特図2とに分けて上記所定の上限数だけ保留順に記憶される。
図202(a)は、第1副制御部400のROM406に記憶されている保留変化予告抽選テーブルを示す図である。
ここにいう所定の変動時間は、この図202(a)に示すテーブルに規定されている変動時間であり、本実施形態では、装飾図柄表示装置208においてリーチ演出が行われることになる変動時間(10秒、40秒、60秒、15秒、45秒、65秒)が相当する。なお、このテーブルには装飾図柄表示装置208における演出態様も示されている。
本実施形態では、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dの左側には、特図1保留表示領域が用意されており、その右側には特図2保留表示領域が用意されている。さらに、特図1保留表示領域と特図2保留表示領域との間には、普図演出領域(所定領域)が設けられている。すなわち、演出表示領域208dの中央部分に普図演出領域が設けられている。
特図1保留表示領域には、特図1の保留記憶部に記憶されている1セットの始動情報に対応する保留アイコン(保留表示)が、特図1の保留記憶部に始動情報が記憶された順(入賞順)に古いものから順番に右側から並べて表示される。特図2保留表示領域には、特図2の保留記憶部に記憶されている1セットの始動情報に対応する保留アイコン(保留表示)が、特図2の保留記憶部に始動情報が記憶された順(入賞順)に古いものから順番に左側から並べて表示される。すなわち、特図1保留表示領域にしても特図2保留表示領域にしても、保留アイコンは、古い保留アイコンほど普図演出領域側(中央側)に表示される。したがって、特図1の保留において、最も入賞タイミングが古い第1保留を表す第1保留アイコンは、普図演出領域の左隣に表示され、特図2の保留において、最も入賞タイミングが古い第2保留を表す第2保留アイコンは、普図演出領域の右隣に表示される。保留アイコンの数は保留数に相当する。この保留アイコンにおけるデフォルトの表示態様は、本実施形態では、図202(b)の左側に示す、丸い図形を無模様かつ一色で表示する態様(通常保留の表示態様)になり、第一の態様の一例に相当する。第1副制御部400は、特図保留増加コマンドを受信する度に、第2副制御部500に、後述するステップS3091hにおいて保留増加コマンドを送信し、第2副制御部500は、その保留増加コマンドに基づいて、装飾図柄表示装置208を制御し、保留アイコンの数を1つ増加させる。保留アイコンの増加においては、増加アニメーションを行ってもよい。一方、第1副制御部400は、保留消化の合図となる図柄変動開始コマンドを受信する度に第2副制御部500に保留減少信号を送信し、第2副制御部500は、その保留減少信号に基づいて、装飾図柄表示装置208を制御し、保留アイコンの数を1つ減少させる。保留アイコンは、各保留表示領域ごとに、古い始動情報から中央側に詰めて表示される。このため、特図2保留表示領域に2つの保留アイコンが表示されている状態で、保留(以下、古い方の保留と称する)が消化されると、古い方の保留に対応した保留アイコンは消え、新しい方の保留に対応した保留アイコンが、古い方の保留に対応した保留アイコンが表示されていた位置に繰り上がって表示されたように見える。すなわち、新しい方の保留に対応した保留アイコンが左方向にシフトしたように見える。保留アイコンの減少においては、移動アニメーションや消去アニメーションを行ってもよい。また、上記古い方の保留に対応した保留アイコンは、特図2保留表示領域で消えるのではなく、普図演出領域に移動し、その後、普図演出領域で消えるようにしてもよい。この場合、普図演出領域は、図柄変動表示が開始された保留アイコン(変動アイコン)を表示しておく領域(変動アイコン表示領域)になる。
第1副制御部400と第2副制御部500と装飾図柄表示装置208を併せたものが始動保留表示手段の一例に相当する。
また、図202(a)に示す保留変化予告抽選テーブルには、変化なし、保留A、保留B、図189に示す演出可動体ごとに乱数範囲が規定されている。本実施形態では、主制御部300の行った事前判定結果に基づいて、保留アイコンの表示態様を使った先読み予告や、演出可動体223を駆動させて行う先読み予告を行う。これらの先読み予告は、図193に示す特図2関連抽選処理(ステップS229)や特図1関連抽選処理(ステップS231)が実行される前(当否判定が行われる前)、すなわちに、予告対象になる当否判定の結果を報知するための特図の図柄変動表示が開始される前に当該特図関連抽選処理で行われる当否判定の結果(予告対象になる当否判定の結果)が大当り(ここではより限定して15Rの大当り(15R特別大当りか15R大当り))になることを予告するための報知である。ここでの先読み予告には、事前判定結果が15Rの大当りでなくても、15Rの大当りになるかのように偽りで予告する偽の先読み予告も含まれる。すなわち、先読み予告は、当否判定の結果が15R大当りになる可能性があることを表したり、遊技者に示唆する事前報知、あるいは当否判定の結果が15R大当りになることを遊技者に期待させる事前報知であるといえる。
図202(a)に示す“変化なし”とは、先読み予告を実行しないことを表し、保留アイコンがデフォルトの表示態様(図202(b)の通常保留)のまま表示される。保留Aおよび保留Bはいずれも、先読み予告を兼ねた保留アイコンの表示態様(先読み保留の表示態様)である。保留Aの表示態様(第二の態様)は、図202(b)の中央に示すパンダの顔の表示態様になり、保留Bの表示態様(第三の態様)は、図202(b)の右側に示す番長の顔の表示態様になる。
また、演出可動体223は、拳の一部が上腕部223aに重なるまで前腕部223bを曲げた状態がデフォルトの状態であり、演出可動体先読み予告では、前腕部223bが動作を繰り返す。すなわち、図202(c)に示すように、デフォルトの状態と、拳の一部が上腕部223aに重ならなくなる位置まで前腕部223bを回動させた状態との間で、前腕部223bが動作する。この演出可動体先読み予告は、ボタン演出の一種であり、操作受付期間(有効期間)中に操作手段が操作されると、前腕部223bが動作を繰り返す。
図202(a)に示す保留変化予告抽選テーブルでは、例えば、偽の先読み予告になる10秒の変動時間(ノーマルリーチハズレ)では、先読み予告が実行されない確率の方が先読み予告が実行される確率よりも高く、真の先読み予告になる65秒の変動時間(リーチB当り)では、先読み予告が実行される確率の方が実行されない確率よりも高い。すなわち、下に行くほど先読み予告が行われる確率が高くなるように乱数範囲が振り分けられている。また、先読み予告の出現率としては、保留アイコンの表示態様の変化による先読み予告(保留A,保留B)の方が、演出可動体による先読み予告よりも高い。さらに、保留アイコンの表示態様は、保留Aよりも保留Bの方が信頼度が高い。
ステップS3091dでは、先読み予告の、図202(a)に示す抽選テーブルを用いた抽選処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、ステップS3091dを実行するタイミングで、RAM408から専用乱数(取り得る範囲は0〜99)を取得し、取得した専用乱数に基づき抽選を行う。図202(a)に示す抽選テーブルを用いた抽選は、特図始動口(230,232)への入賞を契機にした抽選であって、先読み予告実行可否の抽選、および先読み予告を行う場合には複数種類の予告態様の中から1種類の予告態様を選択するための抽選になる。
なお、本実施形態では入賞時の保留数を確認せずにステップS3091dにおける抽選を行っているが、さらに保留数を確認して振り分けを変えるようにしてもよい。こうすることで入賞時の保留記憶数によっても信頼度が変化し、遊技の興趣が向上する場合がある。
ステップS3091dに続いて実行されるステップS3091eでは、ステップS3091dにおける先読み予告の抽選に当選したか否かを判定する。ここにいう当選とは、予告実行可否の抽選の当選であり、先読み予告を行うことに当選したことを意味する。すなわち、保留アイコンをデフォルトの表示態様のまま表示し、かつ演出可動体223に所定の動作を行わせない場合には不当選であって、保留アイコンの表示態様を変化させるか、あるいは演出可動体223に所定の動作を行わせる場合が当選に相当する。不当選(先読み予告を行わない)であればステップS3091hへ進み、当選(先読み予告を行う)であれば、先読み予告の実行回数の設定を行い(ステップS3091f)、ステップS3091gに進む。本実施形態では、1回の特図の図柄変動表示単位で先読み予告の実行回数を設定し、ここでは、RAM408に用意された実行回数設定領域に、保留数と同じ数を実行回数として設定する。
ステップS3091gでは、RAM408に用意された先読み実行中フラグをオンに設定する。先読み実行中フラグは、図202(a)に示す抽選テーブルを用いた抽選に基づく先読み予告の実行可否を定めるフラグであり、この先読み実行中フラグがオンに設定された状態は、図202(a)に示す抽選テーブルを用いた抽選結果に基づいて先読み予告が行われる状態である。なお、先読み予告を行うか否かのみを別抽選で行い、当選した場合のみ、先読み予告の報知態様(保留アイコンの表示変化態様、演出可動体動作)の抽選を行ってもよい。
次いで、保留増加コマンドを第2副制御部500に出力し(ステップS3091h)、この始動入賞時サブ側先読み予告実行処理は終了になる。ここでの保留増加コマンドは、先読み予告の実行の可否、先読み予告を実行する場合にはその報知態様を指定するコマンドである。第2副制御部500は、その保留増加コマンドに基づいて装飾図柄表示装置208を制御し、装飾図柄表示装置208には保留アイコンが一つ増加する。保留増加コマンドに、保留アイコンの表示態様を保留Aあるいは保留Bに変化させることが含まれていれば、増加する保留アイコンは、表示態様をデフォルトの表示態様から変化させて表示される。
<変動開始時サブ側予告実行処理>
次いで、図198(a)に示す第1副制御部メイン処理における演出制御処理(ステップS309)で実行される変動開始時サブ側予告実行処理について詳述する。
図203は、変動開始時サブ側予告実行処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS3092aでは、RAM408に用意された先読み実行中フラグがオンに設定されているか否か判定する。ここでは、先読み実行中フラグがオンに設定された状態は、図202(a)に示す抽選テーブルを用いた抽選に基づく先読み予告が行われている状態である。先読み実行中フラグがオフのままであればステップS3092fへ進み、先読み実行中フラグがオンに設定されていればステップS3092bに進む。ステップS3092bでは、RAM408に用意された実行回数設定領域の値を1減算し、次いで、実行回数設定領域の値が0になったか否かを判定する(ステップS3092c)。実行回数設定領域の値が0になっていればステップS3092eへ進み、0になっていなければステップS3092fに進む。
ステップS3092eでは、先読み実行中フラグをオフに設定し、ステップS3092fへ進む。
ステップS3092fでは、通常共通予告の抽選処理を行う。ここにいう通常共通予告には、例えば、装飾図柄表示装置208における図柄変動表示中に実行されるリーチ演出前に、特定のキャラクタを登場させ、この後リーチ演出に発展することを予告する演出が相当する。この通常共通予告の抽選処理では、不図示の抽選テーブルを用いて所定の専用乱数に基づいた抽選処理が行われ、当否判定結果、および装飾図柄表示装置208における演出態様に応じて、通常共通予告実行の可否、および通常共通予告を行う場合には複数種類の予告態様の中から1種類の予告態様を選択するための抽選が行われる。次いで、通常予告のコマンドを第2副制御部500に送信する(ステップS3092g)。装飾図柄表示装置208には、この通常予告のコマンドに基づいて通常予告の表示が行われる。ステップS3092gの実行が完了すると、この変動開始時サブ側予告実行処理は終了になる。
以上説明した、図201に示す始動入賞時サブ側先読予告実行処理、図203に示す変動開始時サブ側予告実行処理を実行する第1副制御部400、第2副制御部500、および装飾図柄表示装置208を併せたものが、予告手段の一例に相当する。
次いで、副制御部側(第2副制御部500)で行われる第一の演出(以下、普図演出という)について説明する。本実施形態における普図演出には、少なくとも、変動中演出、確定中演出、および動作中演出のうちのいずれか一つの演出が含まれているか、あるいは、装飾図柄表示装置208における所定領域を含む領域で実行される演出であればよい。変動中演出は、普図表示装置210による普図の図柄変動表示中に装飾図柄表示装置208で行われる演出であり、確定中演出は、普図表示装置210による普図の停止図柄態様を確定表示中に装飾図柄表示装置208で行われる演出であり、動作中演出は、電チューの作動中に装飾図柄表示装置208で行われる演出である。また、これらの演出は、普図の当否判定の結果に関する演出(例えば、普図当り予告)の他、特図の当否判定の結果に関する演出(例えば、特図大当り予告)が加えられた演出であってもよいし、普図の当否判定の結果に関する演出に代えて特図の当否判定の結果に関する演出が行われるものであってもよい。この普図演出は、特図1保留表示領域と特図2保留表示領域との間に設けられた普図演出領域(所定領域)で実行される。
図204は、装飾図柄表示装置208における普図演出の数例を説明するための図である。
(ア)〜(カ)は、非電サポ状態中の変動表示パターンである。
(ア)は、普図の装飾図柄の変動表示パターン(上記変動中演出)である。この(ア)に示す演出では、普図装飾1、普図装飾2、普図装飾3の順で高速変動を繰り返し、3秒後に普図決定結果を表す普図の装飾図柄が停止表示する。
(イ)も、普図の装飾図柄の変動表示パターン(上記変動中演出)である。この(イ)に示す演出では、普図装飾2、普図装飾2、普図装飾3の順で高速変動を繰り返し、15秒後に普図決定結果を表す普図の装飾図柄が停止表示する。この演出では、高速変動中、普図装飾2が多く表示されるため、電チューロング開放の期待度が向上する。
(ウ)も、普図の装飾図柄の変動表示パターン(上記変動中演出)である。この(ウ)に示す演出では、普図装飾2が連続して表示される高速変動を繰り返し、10秒後に停止表示する。この演出では、普図装飾2のみが連続して表示されるため、停止表示も普図装飾2になる。したがって、この演出が開始されると、電チューロング開放確定になる。
(エ)も、普図の装飾図柄の変動表示パターン(上記変動中演出)である。この(エ)に示す演出では、普図装飾1、普図装飾2、普図装飾3、特図の大当り予告を表す「激アツ」の装飾図柄の順で高速変動を繰り返し、10秒後に、いずれかの装飾図柄が停止表示する。したがって、「激アツ」の装飾図柄が停止表示する場合もあり、この場合には、電チューロング開放の期待度は高まらないが、特図の大当りの期待度が高まり、遊技の興趣が向上する。すなわち、電チュー開放だけでなく大当りも期待させることができる場合がある。
(オ)も、普図の装飾図柄の変動表示パターン(上記変動中演出)である。この(オ)に示す演出では、普図装飾2、特図の大当り予告を表す「激アツ」の装飾図柄の順で高速変動を繰り返し、10秒後に、普図装飾2か「激アツ」の装飾図柄かの一方が停止表示する。この演出では、高速変動中、特図の大当り予告が半分表示されるため、高速変動中から、電チュー開放だけでなく特図の大当りも期待させることができる場合がある。
(カ)に示す変動表示パターンでは、特図の潜伏確変である2R大当りの予告を表す「潜伏」の装飾図柄、特図の突然確変である2R大当りの予告を表す「突確」の装飾図柄、特図の15R大当り予告を表す「大当り」の装飾図柄の順で高速変動を繰り返し、5秒後にいずれかの装飾図柄が停止表示する。この演出が開始されると、可変入賞口234の開放が確定になる。
以上説明した変動表示パターンは、普図表示装置210による普図の図柄変動表示の終了のタイミングに合わせて、装飾図柄が停止表示するものであってもよい。特に、普図当りの場合には、この後、電チュー開放することから、普図表示装置210による図柄変動表示の終了のタイミングと、(ア)〜(オ)の演出終了タイミングを一致させ、遊技者に電チュー開放を予告することが好ましい。一方、特に普図はずれの場合には、必ずしも両者のタイミングを一致させる必要はなく、普図表示装置210による20秒の図柄変動表示中のどのタイミングで行ってもよい。例えば、普図表示装置210による図柄変動表示の開始前から普図演出を開始してもよいし、普図表示装置210による図柄変動表示の終了後まで普図演出を継続してもよい。さらに、(カ)に示す演出では、普図ではなく特図の当否判定の結果に関する演出であるため、普図表示装置210による図柄変動表示が行われていない期間に行ってもよい。また、装飾図柄の変動表示後に停止表示される装飾図柄は、偽の普図決定結果を表す装飾図柄であってもよいし、偽の大当り予告であってもよい。
(キ)は、上記動作中演出の一例である。この(キ)に示す動作中演出では、非電サポ状態における普図表示装置210による図柄変動表示の後、装飾図柄表示装置208に、侍のキャラクタがピースサインをしている装飾図柄が表示される。非電サポ状態では、多くの場合は電チューショート開放に当選するが、その電チューショート開放の間に、(キ)に示す動作中演出が、いきなり一瞬実行される。また、電チューロング開放に当選した場合には、電チューが開閉動作する5.8秒間の間、(キ)に示す動作中演出が実行される。なお、電チューが5秒間開放している間に限って(キ)に示す動作中演出が実行されるようにしてもよいし、電チューが最初に0.3秒間開放する間に限って(キ)に示す動作中演出が実行されるようにしてもよい。以下、装飾図柄表示装置208に、殿様のキャラクタがピースサインをしている装飾図柄が表示される演出を、電チュー開放報知演出と称することがある。
なお、(キ)に示す動作中演出を、普図表示装置210による普図Bの確定表示終了直後(電チュー作動直前)に実行するようにしてもよい。
また、非電サポ状態だけに限らず、電サポ状態において、電チューロング開放に当選した場合にも、(キ)に示す動作中演出を実行するようにしてもよい。この場合、1秒の図柄変動表示が行われた後、多くの場合は電チューロング開放に当選し、電チューが開閉動作する5.8秒間の間、(キ)に示す動作中演出を実行すればよい。また、電チューショート開放に当選した場合には、0.3秒間の電チューショート開放の間に一瞬実行すればよい。
また、図204の(イ)〜(オ)に示す変動表示パターンの演出時間(第一の時間)は、図204(キ)に示す電チュー開放報知演出パターンの演出時間(第二の時間)よりも長い時間であり、相対的に長い演出時間で普図の装飾図柄の変動表示演出を行うため、電チューの開放に対する期待を向上させることができる場合がある。
(ク)は、当該特図変動の大当り予告の演出の一例である。この(ク)に示す演出は、普図表示装置210による図柄変動表示中や、電チュー作動中とは無関係に、装飾図柄表示装置208における所定領域を含む領域で実行される。すなわち、普図表示装置210による図柄変動表示中でなくても、あるいは電チュー作動中でなくても、第1特図表示装置212や第2特図表示装置214における図柄の変動表示中に実行される演出であって、当該変動表示で大当り図柄が停止表示されることを予告する演出であり、当該変動表示で大当り図柄が停止表示されなくても停止表示されるかのうように予告する演出(いわゆる偽の予告演出)も含まれる。ここでは、特図の潜伏確変である2R大当りの予告を表す「潜伏」の装飾図柄、特図の突然確変である2R大当りの予告を表す「突確」の装飾図柄、特図の15R大当り予告を表す「大当り」の装飾図柄、特図の大当り予告を表す「激アツ」の装飾図柄の順で高速変動を繰り返し、8秒後にいずれかの装飾図柄が停止表示する。なお、文字の装飾図柄に代えて、絵柄の装飾図柄を用いてもよい。
また、図204(キ)の電チュー開放報知演出は、図204(ア)〜(カ)、および(ク)それぞれの演出の後に実行してもよい。すなわち、電チュー開放報知演出を変動表示パターンと組み合わせて行ってもよい。さらに、電チュー開放報知演出は、電チューショート開放時には実行せず、電チューロング開放時に実行するようにしてもよい。こうすることで、電チューが遊技者にとって有利な開放となる場合に限って、電チュー開放報知演出が行われるようになり、遊技者の期待を大きくさせることが可能な場合がある。また、普図Aが停止表示する場合には、図204(ア)〜(カ)、および(ク)それぞれの演出(装飾図柄変動表示演出)は実行せず、電チュー開放報知演出も実行しないようにし、普図Bが停止表示する場合に、図204(ア)〜(カ)、および(ク)それぞれの演出(装飾図柄変動表示演出)を実行した後に、電チュー開放報知演出も実行するようにしてもよい。こうすることで、電チューが有利な開放となる場合に限って、装飾図柄変動表示演出が行われるようになり、遊技者の期待を大きくさせることが可能な場合がある。
また、普図演出は、普図の装飾図柄の変動表示(上記変動中演出)を行わず、確定中演出として、図191(d)に示す普図装飾図柄を表示する演出であってもよいし、この確定中演出を行い、さらに普図当りの場合には電チュー開放報知演出を行う演出であってもよい。なお、普図当りであっても、電チューロング開放が行われる普図B当りに限って電チュー開放報知演出を行う演出であってもよいし、レア表示を超短時間で行う意味では、電チューショート開放が行われる普図A当りに限って電チュー開放報知演出を行う演出であってもよい。
続いて、図205を用いて、第1副制御部400で実行される普図演出決定処理について説明する。
図205は、普図演出決定処理の流れを示すフローチャートである。
第1副制御部400には、主制御部300から普図変動開始コマンドが送信されてくる。図205に示す普図演出決定処理は、第1副制御部400がこの普図変動開始コマンドを受信すると開始される。普図変動開始コマンドには、現在の制御状態(電サポ状態か否か)を表す情報や、普図決定結果が含まれている。なお、第1副制御部400には、主制御部300から普図保留増加コマンドも送信され、第1副制御部400が普図保留増加コマンドを受信すると、普図演出決定処理を開始するようにしてもよい。
まず、普図変動開始コマンドに含まれている、現在の制御状態を表す情報に基づき、非電サポ中であるか否かを判定し(ステップS601)、電サポ状態であれば、普図演出決定処理は終了になる。非電サポ状態であれば、普図演出を実行するか否かを判定する(ステップS602)。ここでの判定では、例えば、普図変動開始コマンドに含まれている普図決定結果が普図Bであれば普図演出を実行する。また、普図決定結果が普図Cであっても、偽の普図演出として実行するようにしてもよい。さらに、専用乱数を取得し、普図演出実行可否抽選を行い、その抽選で当選した場合に実行するようにしてもよい。特に、普図決定結果が普図Cであった場合に、偽の普図演出の実行を抽選処理によって決定してもよい。あるいは、特図図柄変動開始コマンドを受信しており、特図の図柄変動が実行中であれば、普図演出を実行するようにしてもよい。この場合、特図の大当り予告演出を含んだ普図演出を実行することが好ましい。また、特図の図柄変動が実行中であって、当該図柄変動で大当り図柄が停止表示される場合には、普図演出として、特図の大当り予告演出を実行するようにしてもよいし、大当り図柄が停止表示されなくても偽の特図の大当り予告演出を実行するようにしてもよい。また、ここでの特図の大当り予告演出の実行も、実効可否抽選を行い、その抽選で当選した場合に実行するようにしてもよい。
普図演出を実行しない場合には、普図演出決定処理は終了になり、普図演出を実行する場合には、今度は所定期間中か否かを判定する(ステップS603)。本実施形態では、特図の大当り遊技中(アタッカ開閉動作中)や、特図の大当りの期待度が高い演出中(例えば、特図の装飾図柄の変動表示におけるスーパーリーチ中)には、図204に示す(ア)〜(オ)、および(ク)それぞれの演出の実行を控える。ここにいう所定期間は、特図の大当り遊技中、および特図の大当りの期待度が高い演出中になる。この所定期間中でなければ、図204に示す総ての演出パターン((ア)〜(ク))の中から演出パターンを選択し(ステップS604)、ステップS606に進む。なお、図204に示す(キ)の電チュー開放報知演出は、図204に示す(ア)〜(オ)それぞれの演出の後に実行してもよいし、図204に示す(ア)〜(オ)のいずれの演出も実行せずに、電チュー開放報知演出のみを実行してもよい。また、所定期間中でなければ、電チュー開放報知演出以外の演出(図204に示す(ア)〜(オ)、および(ク))の中から演出パターンを選択してもよい。
反対に、所定期間中であれば、図204に示す(キ)の電チュー開放報知演出のみの演出パターンを選択し(ステップS605)、ステップS606に進む。こうすることで、大当り遊技中には、図204に示す(ア)〜(オ)、および(ク)の装飾図柄変動表示演出が実行されず、普図演出の時間が電チュー開放報知演出の演出時間のみになり、遊技者を大当り遊技に集中させることができる場合がある。
ステップS606では、ステップS604またはステップS605で選択した演出パターンを表す情報を普図演出コマンドにセットして、第2副制御部500に送信し、普図演出決定処理は終了になる。普図演出コマンドを受信した第2副制御部500は、普図演出コマンドに含まれている演出パターンを表す情報に基づき、装飾図柄表示装置208を制御し、装飾図柄表示装置208おける所定領域を含む領域で普図演出が実行される。
以上説明したように、本実施形態では、現在の制御状態が電サポ状態であれば、ステップS601の判定によって普図演出は実行されないことになる。なお、現在の制御状態が電サポ状態であった場合に、普図演出を一律に実行しないようにするのではなく、実行可否抽選を行い、所定の確率で普図演出を実行するようにしてもよい。このように、本実施形態では、普図演出は、電サポ状態よりも非電サポ状態の方が実行されやすい演出である。非電サポ状態は、電チューに遊技球が入賞しにくい状態であるので、電チューへの遊技球の入賞に期待を持たせることができる場合がある。一方、電サポ状態は、電チューに遊技球が入賞しやすい状態なので普図演出を行っても遊技者の期待度はそれほど向上しない可能性がある。
また、本実施形態では、大当り遊技中等の所定期間中では、ステップS603の判定によって変動中演出や確定中演出は一律に行われず、電チュー開放報知演出のみが行われる。なお、上記所定期間中に、変動中演出や確定中演出を一律に実行しないようにするのではなく、実行可否抽選を行い、所定の確率で変動中演出や確定中演出を実行するようにしてもよい。また、上記所定期間中では、変動中演出や確定中演出も行わず、一律に普図演出を行わないようにしてもよい。あるいは、行うにしても、実行可否抽選を行い、所定の確率で電チュー開放報知演出のみを実行するようにしてもよい。すなわち、第一の演出を、大当り制御状態よりも非大当り制御状態の方が実行されやすい演出としてもよい。普図の当否判定の当選は、特図の当否判定(大当りの抽選)の機会を向上させる要因でもあるため、普図演出を非大当り遊技中で行うことにより遊技者を期待させることができる場合がある。また、一般的に、電チューよりもアタッカの賞球の方が多く、電チューを、アタッカの上部あるいは上流側に位置する盤面配置においては、大当り遊技中に電チューの開放がアタッカへの入賞を妨げてしまう場合がある。そのため大当り遊技中には普図演出が行われにくいようにすることで、遊技者の不満を軽減できる場合がある。
次に、本実施形態における特徴的な具体例を説明する。
図206は、本実施形態における演出の具体例を示す図であり、図207は、図206の続きを示す図である。
図206および図207の各段階を示す図には、装飾図柄表示装置208が示されており、図207(キ)には、装飾図柄表示装置208が、拡大して表示されている。この図207(キ)を除いて、装飾図柄表示装置208の下には、普図表示装置210、第1特図表示装置212、および第2特図表示装置214が示されている。普図表示装置210は一番右側に示された7セグメント表示装置であり、第2特図表示装置214は一番左側に示された7セグメント表示装置であり、第1特図表示装置212は、中央に示された7セグメント表示装置である。これらの7セグメント表示装置では、図柄変動中は、上下方向中央の横向きのセグメントのみが点灯する。なお、黒塗りの部分が点灯しているセグメントの場所を示している。
また、図206(ア)と(イ)の間には、遊技球Bが普図始動口228を通過しようとする様子が示されている。さらに、装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dの左側には、特図1保留表示領域281が設けられており、その右側には特図2保留表示領域282が設けられている。また、特図1保留表示領域281と特図2保留表示領域282との間には、普図演出領域(所定領域)283が設けられている。すなわち、演出表示領域208dの中央部分に普図演出領域283が設けられている。
特図1保留表示領域281にしても特図2保留表示領域282にしても、保留アイコンは、古い保留アイコンほど普図演出領域283側(中央側)に表示される。図206(ア)に示す特図1保留表示領域281には、特図1の保留が一つあることを表す、1個の特図1保留アイコン(第1特図1保留アイコン)2811が示されている。特図1保留アイコンのデフォルトの態様は黒丸である。この第1特図1保留アイコン2811は、普図演出領域283の左隣に表示されている。
図206(ア)に示す状態は、非電サポ状態であり、特図2の保留はなく、特図1の保留を一つ残した状態で、第1特図表示装置212では図柄変動表示が行われ、装飾図柄表示装置208では特図1の装飾図柄の変動表示が行われている。一方、普図表示装置210は図柄変動表示を行っておらず、装飾図柄表示装置208の普図演出領域283には、前回の結果であるはずれの普図装飾3の図柄が表示されたままである。なお、普図表示装置210が図柄変動表示を行っていない場合には、普図演出領域283に何の図柄も表示しない場合もある。
ここでは、非電サポ状態であるため、遊技者は左打ちを行っており、やがて、左領域に設けられた第一の普図始動口228を1球の遊技球Bが通過し、普図表示装置210では図柄変動表示が開始される。
図206(イ)に示す装飾図柄表示装置208の普図演出領域283では、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。ここでの普図の装飾図柄の変動表示パターンは、図204の(ア)に示す変動表示パターンである。また、この装飾図柄表示装置208では、特図1の大当り予告の演出として、サボテンを模した埴輪のキャラクタC1が登場する。このキャラクタC1は、装飾図柄表示装置208の中図柄表示領域208bを越えて大きく表示され、足の部分が、変動表示が行われている普図演出領域283の一部を隠している。この結果、普図の装飾図柄の変動表示が視認困難になっており、遊技の興趣が向上する。しかし、普図表示装置210における図柄変動表示は、良好に視認することができる。なお、キャラクタC1によって、普図演出領域283の全部を隠してもよい。
図206(ウ)に示す装飾図柄表示装置208では、キャラクタC1は消え、特図1の装飾図柄の変動表示でリーチ演出に発展する。キャラクタC1が消えたことにより、普図演出領域283における図柄変動表示は良好に視認することができる。
図206(エ)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示がスーパーリーチAに発展し、特図1の装飾図柄の変動表示は、装飾図柄表示装置208の左隅に小さく表示され、スーパーリーチAの演出として、女性のキャラクタC2が登場する。スーパーリーチ自身が大当り予告の一種であり、そのスーパーリーチの演出も、大当り予告演出に相当する。このキャラクタC2も、装飾図柄表示装置208の中図柄表示領域208bを越えて大きく表示され、足の部分が、変動表示が行われている普図演出領域283の一部を隠している。この結果、普図の装飾図柄の変動表示が再び視認困難になっており、遊技の興趣が向上する。しかし、普図表示装置210における図柄変動表示は、良好に視認することができる。なお、キャラクタC2によって、普図演出領域283の全部を隠してもよい。また、スーパーリーチに発展すると、これまで表示されていた保留アイコン(ここでは第1特図1保留アイコン2811)が消える。なお、ここでは、キャラクタC2によって普図演出領域283の一部を隠しているが、特図1の装飾図柄の変動表示を装飾図柄表示装置208の左隅に移動せず、普図演出領域283の一部を特図1の装飾図柄の変動表示によって隠してもよい。特図の装飾図柄の変動表示によって普図演出領域283の一部又は全部を隠す態様は、スーパーリーチ中に限らず、特図の変動表示中であれば、どのタイミングであってもよい。
図207(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、女性のキャラクタC2が登場した状態で、中図柄表示領域208bに停止する装飾図柄が装飾7であることを告げる残念演出が行われ、図207(カ)では、第1特図表示装置212の図柄変動表示が終了し、停止図柄が表示されているとともに、装飾図柄表示装置208でははずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾6−装飾7−装飾6」が停止表示されている。また、図206(エ)のスーパーリーチに発展したタイミングで消えた保留アイコン(ここでは第1特図1保留アイコン2811)が復活し、再表示されている。一方、普図表示装置210における図柄変動表示も終了し、非電サポ状態であるが、普図Bが停止表示され、装飾図柄表示装置208の普図演出領域283でも、普図の装飾図柄の変動表示が終了し、普図Bに対応した普図装飾2が停止表示されている。この結果、電チューロング開放が行われる。
電チューロング開放が開始される前に、装飾図柄表示装置208には報知画像が表示される。
図207(キ)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(オ)で再表示された第1特図1保留アイコン2811は表す保留が消化され、画面の左上で装飾図柄の変動表示が開始されている。この装飾図柄表示装置208には、報知画像が表示されており、その報知画像には、「右打ちで電チューを狙え」という文字画像および電チューをさす矢印画像と、一対の羽根部材2321と第2特図始動口232を併せた電チューを表す画像501と、遊技盤200全体を表す画像502が含まれている。なお、電チューが設けられた部位(遊技盤200の右下に領域)が第一の部位の一例に相当し、遊技盤200全体、あるいは遊技盤200全体から遊技盤の右下に領域を除いた領域が第二の部位の一例に相当する。
「右打ちで電チューを狙え」という文字画像および矢印画像は、球発射ハンドル134の操作を促す報知になる。
また、可動手段の一例に相当する電チューを表す画像501は、表示された遊技盤200全体の大きさに対して拡大して表示されている。また、丸い枠で囲まれた白色の背景の中に表示されている。したがって、この電チューを表す画像501は、報知画像が表示された時点の電チューよりも大きく、色も異なっていることになる。
一方、遊技盤200全体を表す画像(第二の部位を表す画像)502は、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、および普図表示装置210が省略されている。また、全体を薄暗い色(灰色)で表示し、丸い枠で囲まれた白色の背景の電チューを表す画像を目立たせている。さらに、画像内の装飾図柄表示装置208には何も表示されていない状態である。すなわち、特図の装飾図柄(ここでは装飾図柄の変動表示)や、普図の装飾図柄も表示されていない。なお、ここでは保留が総て消化されてしまっているが、保留が残っていたとしてもその保留を表す保留アイコンも表示されない。また、点滅を繰り返すことで図柄変動表示中であることを報知する第四図柄が表示される場合であっても、その第四図柄も表示されない。加えて、電チューの拡大表示によって、一部の遊技釘や一般入賞口が非表示になっている。したがって、この遊技盤200全体を表す画像も、報知画像が表示された時点の遊技盤200全体とは構成や状態や色が異なっていることになる。
以上説明したように、図207(キ)に示す報知画像は、報知画像が表示された時点の実際の状態(第一の状態)とは異なる状態(第二の状態)の、電チューや遊技盤200全体を表す画像になる。その結果、この報知画像は、遊技者の注意を引き、遊技者に、電チューを狙うには、球発射ハンドル134を操作して右打ちを行わなければならないことをわかりやすく伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。また、このパチンコ機で電チューロング開放が行われることを知っている遊技者には、電チューロング開放が開始されることを伝えることができ、これもまた、遊技の興趣が向上する場合がある。
なお、報知画像は、電チューロング開放が開始されると同時に表示されてもよい。図207(キ)に示す報知画像のうちの拡大表示された電チューの画像は、一対の羽根部材2321が閉じた状態を示す画像であるが、電チューロング開放が開始されると同時に、一対の羽根部材2321が開放する。そのため、図207(キ)に示す報知画像が、電チューロング開放と同時に表示される場合には、報知画像は、実際の電チューの状態とは異なる状態の電チューを表す画像になり、この場合にも、球発射ハンドル134を操作して右打ちを行わなければならないことをわかりやすく伝えることができるとともに、電チューロング開放が開始されることも伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。
以上説明した図207(キ)に示す報知画像は、この後説明する例で用いてもよく、この後説明する報知画像を、図207(キ)に示す報知画像に代えて用いてもよく、相互に組み合わせ可能である(以下、同じ)。
図208は、図207(キ)に示す報知画像の変形例を示す図である。以下、図207(キ)に示す報知画像との相違点を中心に説明する。
図208に示す報知画像では、「右打ちで電チューを狙え」という文字画像が単に「右打ち」という文字画像になっているが、球発射ハンドル134の操作を促す報知に変わりはない。
また、図208に示す報知画像も、電チューロング開放が開始される前に表示されたものである。すなわち、一対の羽根部材2321が開放する前に表示されたものであるが、図208に示す、電チューを表す拡大表示された画像511では、一対の羽根部材2321が既に開放された状態である。そのため、図208に示す報知画像も、実際の電チューの状態とは異なる状態の電チューを表す画像になり、この場合にも、球発射ハンドル134を操作して右打ちを行わなければならないことをわかりやすく伝えることができる。また、これから移行する将来の状態が表示されているため、電チューロング開放が開始されることをより明確に伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。さらに、実際には開放していない電チューが開放した状態が表示されているため、電チューへの入賞を促すこともできる。
なお、図208に示す報知画像も、電チューロング開放が開始されると同時に表示されてもよい。
図209は、図207(キ)に示す報知画像とは異なる報知画像が表示される前までの例を示す図であり、図210は、図207(キ)に示す報知画像とは異なる報知画像を示す図である。
図209(ア)に示す状態は、電サポ状態であり、特図2の保留はなく、特図1の保留を一つ残した状態で、第1特図表示装置212では図柄変動表示が行われ、装飾図柄表示装置208では特図1の装飾図柄の変動表示が行われているとともに、特図1保留表示領域281には、デフォルトの表示態様で第1特図1保留アイコン2811が示されている。また、普図表示装置210では図柄変動表示が行われており、装飾図柄表示装置208の普図演出領域283では、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。
図209(イ)には、第1特図始動口230に遊技球Bが2球続けて入球した様子が示されており、図209(イ)に示す装飾図柄表示装置208の特図1保留表示領域281には、2つの特図1保留アイコン2812,2813が追加表示されている。これらのうち、先に入球した第2特図1保留アイコン2812は、デフォルトの表示態様とは異なる先読み予告の表示態様で表示されている。すなわち、特図1の第2保留を表す保留アイコンは、番長のキャラクタの表示態様で表示が開始されている。ここにいう先読み予告は、特図の当否判定の結果に関する予告を、当該当否判定の結果を報知する図柄変動開始前に開始する予告である。より詳細に説明すれば、特図の図柄変動開始前に始動情報を先読みし、その始動情報に基づいて特図の当否判定の結果を事前に判定し、当該始動情報に基づく当否判定結果を報知する図柄変動開始前に、その事前の判定結果に基づいて、当該始動情報に基づく当否判定結果が大当り、あるいは特図Aや特図Bになることを予告するものであり、当該始動情報に基づく当否判定結果がはずれ、あるいは特図Iや特図Jになる場合であっても、当該始動情報に基づく当否判定結果が大当り、あるいは特図Aや特図Bになるかのうような予告(いわゆる偽の予告)も含む。なお、ここでは、保留アイコンの表示開始(始動口入球タイミング)から先読み予告が開始されているが、デフォルトの表示態様で表示を一旦開始してから先読み予告の表示態様に変化するようにしてもよいし、デフォルトの表示態様および先読み予告の表示態様とは異なる表示態様で表示を一旦開始してから先読み予告の表示態様に変化するようにしてもよい。例えば、保留アイコンがシフト移動するタイミング(特図の図柄変動開始タイミング)で先読み予告の表示態様に変化するようにしてもよいし、チャンスボタン136の押下で先読み予告の表示態様に変化するようにしてもよい。なお、第3特図1保留アイコン2813は、デフォルトの表示態様で表示されている。
また、図209(イ)では、第1特図表示装置212の図柄変動表示が終了し、停止図柄が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208でははずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾5−装飾3−装飾4」が停止表示され、図209(ウ)では、第1保留を消化する第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では特図1の装飾図柄の変動表示が開始されている。一方、図209(ウ)に示す普図表示装置210では、これまで行われていた図柄変動表示が終了し、普図Bが停止表示され、装飾図柄表示装置208の普図演出領域283でも、普図の装飾図柄の変動表示が終了し、普図Bに対応した普図装飾2が停止表示されている。この結果、電チューロング開放が行われる。
図209(エ)では、電チューロング開放が開始され、装飾図柄表示装置208の普図演出領域283では、電チュー開放報知演出(殿様のキャラクタがピースサインをしている装飾図柄が表示される演出)が実行されている。この電チュー開放報知演出では、殿様のキャラクタが普図演出領域283を越えて大きく表示され、特図1保留表示領域281に入り込み、第1特図1保留アイコン2811(ここでは、先読み予告の表示態様の保留アイコン)の一部を隠している。この結果、第1特図1保留アイコン2811が視認困難になっている。このように、表示態様が先読み予告の態様に変化した第1特図1保留アイコン2811をあえて普図演出で隠すことにより、遊技者に、普図演出の動向に興味を抱かせることができる場合がある。また、先読み予告は将来的な大当りの予告であり、現在進行形の普図演出を目立たせることで、遊技者に電チュー開放の期待を持たせることができる場合がある。なお、電チュー開放報知演出によって、第1特図1保留アイコン2811の全部を隠してもよい。また、殿様のキャラクタは、中図柄表示領域208bにも入り込み、中図柄表示領域208bで変動中の特図の装飾図柄の一部も隠している。
図209(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示でリーチ演出に発展する。また、図209(エ)で開始された電チューロング開放中に、遊技球が電チューに進入し、特図2の保留は満タン(4つ)になる。ここで増加した特図2保留アイコン282はいずれもデフォルトの表示態様(通常保留の表示態様)で表示されている。なお、普図演出領域283では何も演出が行われていない。
図209(カ)に示す普図表示装置210では図柄変動表示が開始されるが、普図演出領域283には、何の図柄も表示されず、普図の装飾図柄の変動表示は非実行である。また、この装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示がスーパーリーチAに発展し、スーパーリーチの演出として、女性のキャラクタC2が登場する。このキャラクタC2も、装飾図柄表示装置208の中図柄表示領域208bを越えて大きく表示され、足の部分が、普図演出領域283の一部を隠し、普図演出領域283が視認困難になっている。普図演出領域283は何の図柄も表示されていないが、遊技者からは、普図の装飾図柄の変動表示が行われているか否かがわかりづらくなっており、遊技の興趣が向上する。
図209(キ)に示す装飾図柄表示装置208では、女性のキャラクタC2が登場した状態で、中図柄表示領域208bに停止する装飾図柄が装飾6であることを告げる大当り告知演出が行われ、図209(ク)では、第2特図表示装置214の図柄変動表示が終了し、15R通常大当り図柄である特図Dが停止図柄が表示されているとともに、装飾図柄表示装置208では特図Dに対応した装飾図柄の組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。さらに、装飾図柄の組み合わせの上には「大当り」の文字表示がなされている。この後、15R大当り遊技が開始される。また、図209(キ)に示す普図表示装置210では図柄変動表示を終了し、普図Bが停止表示されるが、普図演出領域283では、普図の装飾図柄の変動表示は行われておらず、普図表示装置210における図柄変動表示が終了しても何の図柄も表示されていない。普図表示装置210に普図Bが停止表示された結果、図209(ク)では、電チューロング開放が行われる。
15R大当り遊技が開始される前に、装飾図柄表示装置208には報知画像が表示される。ここでの報知画像は、特図の確定表示中に表示される。
図210(ケ)に示す装飾図柄表示装置208では、画面の左上に、図209(ク)に示す装飾図柄の組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示され、その横に「大当り」と表示されている。この装飾図柄表示装置208には、報知画像が表示されており、その報知画像には、「右打ちでアタッカを狙え」という文字画像およびアタッカをさす矢印画像と、アタッカ(扉部材2341を有する可変入賞口234)を表す画像(第一の部位を表す画像)521と、遊技盤200全体を表す画像(第二の部位を表す画像)522が含まれている。
「右打ちでアタッカを狙え」という文字画像および矢印画像は、ここでも球発射ハンドル134の操作を促す報知になる。
また、可動手段の一例に相当するアタッカを表す画像521は、丸い枠で囲まれた白色の背景の中に赤色で表示され、強調表示されている。したがって、このアタッカを表す画像521は、報知画像が表示された時点の電チューとは色が異なっていることになる。
一方、遊技盤200全体を表す画像(第二の部位を表す画像)522では、全体を薄暗い色(灰色)で表示し、丸い枠で囲まれた白色の背景の電チューを表す画像を目立たせている。また、画像内の装飾図柄表示装置208には、図209(ク)で停止表示された「装飾6−装飾6−装飾6」は表示されているが、「大当り」の文字表示はなされていない。また、保留アイコンは表示されているが、総てデフォルトの表示態様で表示されている。すなわち、図209(ク)では、特図1の第1保留は先読み予告の表示態様で表示されていたが、報知画像ではデフォルトの表示態様で表示されている。さらに、普図演出領域283は領域自体が非表示である。また、図209(ク)では、電チューロング開放が行われ、一対の羽根部材2321は、開いた状態にあるが、報知画像では閉じた状態で表示されている。したがって、この遊技盤200全体を表す画像も、報知画像が表示された時点の遊技盤200全体とは構成や状態や色が異なっていることになる。
以上説明したように、図210(ケ)に示す報知画像は、報知画像が表示された時点の実際の状態(図209(ク)の直後の状態)とは異なる状態の、アタッカや遊技盤200全体を表す画像になる。その結果、この報知画像は、遊技者の注意を引き、遊技者に、アタッカを狙うには、球発射ハンドル134を操作して右打ちを行わなければならないことをわかりやすく伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。また、大当り遊技の開始、すなわちアタッカの開放が開始されることを伝えることができ、これもまた、遊技の興趣が向上する場合がある。
さらに、電チューロング開放が行われいるにも関わらず、報知画像では、一対の羽根部材2321を閉じた状態で表示しているため、遊技者は、狙うべき入賞口(ここではアタッカ)がわかりやすく、遊技の興趣が向上する場合がある。
なお、報知画像は、ラウンド開始前の大当り遊技開始演出中に表示されてもよい。
図210(ケ’)は、同図(ケ)に示す報知画像の第一変形例を示す図である。以下、図210(ケ)に示す報知画像との相違点を中心に説明する。
図210(ケ)に示す報知画像では、アタッカを表す画像521は強調表示になっているが、同図(ケ’)に示す報知画像では、アタッカを表す画像531は強調表示にはなっておらず、代わりに、大当り遊技開始前であるにも関わらず、アタッカは開放した状態になっている。
また、図210(ケ)に示す報知画像では、遊技盤200全体を表す画像522は、全体を薄暗い色(灰色)で表示されているが、同図(ケ’)に示す報知画像では、遊技盤200全体を表す画像532は、実際(実機)の色の濃さで表示されている。一方、この画像532では、画像内の装飾図柄表示装置208には何も表示されておらず、普図始動口228,229や、遊技釘238や、一般入賞口226も省略され、表示されていない。すなわち、アタッカ(可変入賞口234)と、第1特図始動口230と、電チュー(第2特図始動口232)といった、遊技者が最低限理解できる程度の構成のみが表示されている。反対に、右打ちの際の遊技球の軌跡を模した円弧状の矢印が表示されている。なお、この報知画像でも、電チューの一対の羽根部材2321は、閉じた状態で表示されているが、開いた状態で表示してもよい。
図210(ケ’)に示す報知画像でも、報知画像が表示された時点の実際の状態(図209(ク)の直後の状態)とは異なる状態の、アタッカや遊技盤200全体を表す画像になる。その結果、この報知画像も、遊技者の注意を引き、遊技者に、アタッカを狙うには、右打ちを行わなければならないことをわかりやすく伝えることができる。また、これから移行する将来の状態が表示されているため、アタッカの開放が開始されることをより明確に伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。さらに、実際には開放していないアタッカが開放した状態が表示されているため、アタッカへの入賞を促すこともできる。加えて、普図始動口228,229や、遊技釘238や、一般入賞口226が省略されることで、アタッカ(可変入賞口234)が相対的に目立つことになり、右打ちを行わなければならないことをよりわかりやすく伝えることができる。
図211(a)は、図210(ケ)に示す報知画像の第二変形例を示す図である。
図211(a)に示す報知画像は、左側に遊技盤200全体を表す画像542が表示されている。この画像542は、図210(ケ’)に示す、遊技盤200全体を表す画像522を、アタッカ(可変入賞口234)と、第1特図始動口230と、電チュー(第2特図始動口232)を含む領域を、枠で囲まれた白色の背景の中に表示し、この領域を除いた部分を薄暗い色(灰色)で表示したものである。
右側には、上記領域から吹き出し風に、アタッカ(可変入賞口234)の拡大画像541が表示されるとともに、「右打ちでアタッカを狙うんだ」という文字も表示されている。このアタッカの拡大画像541でも、実際にはまだ開放していないアタッカを開放した状態で表示し、さらに、複数の遊技球Bが入賞している様子を表しており、この後のアタッカへの入賞をより促すことができる。さらに、図211(a)に示す報知画像の中央部分には、操作手段である球発射ハンドル134が操作されている様子を表す画像も表示されており、球発射ハンドル134を操作して右打ちを行わなければならないことをよりわかりやすく伝えることもできる。なお、球発射ハンドル134も可動手段の一例に相当する。
なお、遊技盤200全体を表す画像542の表示を省略してもよい。
図211(b)は、図210(ケ)に示す報知画像の第三変形例を示す図である。
この第三変形例では、装飾図柄表示装置208(第一演出表示手段)の他に、第二演出表示手段209が設けられている。この第二演出表示手段209は液晶表示装置であって、装飾図柄表示装置208に重なっている。第二演出表示手段209は、装飾図柄表示装置208よりも上方から装飾図柄表示装置208に重なる位置(図211(b)に示す第二演出表示手段209の位置)まで降下してくるものであってもよいし、装飾図柄表示装置208に重なる位置に固定配置されたものであってもよい。
第一演出表示手段である装飾図柄表示装置208の左側には、図211(a)に示す遊技盤200全体を表す画像542が表示され、その右横には、装飾図柄の大当りの組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」と、「大当り」の文字とが表示されている。
第二演出表示手段209には、アタッカの拡大画像541と、「右打ちでアタッカを狙うんだ」という文字と、操作手段である球発射ハンドル134が操作されている様子を表す画像が表示されている。
図212は、ボタン演出に関する報知画像の一例を示す図である。
まず、図212(a)には、図187に示す操作パネル部138の平面図が示されている。操作パネル部138の左端には、演出ボタン136が配置されるとともに、その右横には十字キー141が配置されている。演出ボタン136には、発光しながら回転する回転体が内蔵されており、図212(a)に示す演出ボタン136では、回転体が発光しながら回転している。この回転体は、例えば、ボタン演出の操作受付期間(有効期間)中に発光しながら回転する。十字キー141は、左横の演出ボタン136よりは小さなものであり、十字キー141の中央部分には、決定(OK)ボタン1411が設けられている。また、十字キー141の右斜め上には、CRユニットに対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140が配置され、その右横には、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142が配置され、返却操作ボタン142の下には、上皿126から下皿128へ球を抜く球抜ボタン130が配置されている。さらに、操作パネル部138の右端には、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144が設けられている。なお、演出ボタン136や、十字キー141や、球貸操作ボタン140や、返却操作ボタン142等は、押下することで下がる(沈む)ものであるため、可動手段の一例に相当する。
図212(ア)に示す装飾図柄表示装置208の上方には、確変状態であることを表す「確変中」という文字表示が行われている。すなわち、遊技情報を報知する演出が行われている。この図212(ア)では、装飾図柄表示装置208に、はずれの装飾図柄の組み合わせである「装飾4−装飾5−装飾7」が停止表示されている。また、装飾図柄表示装置208には、特図2の保留数を表す第1〜第3特図2保留アイコン2821〜2823が表示されている。さらに、図212(ア)に示す普図表示装置210では、普図の図柄変動表示が行われており、装飾図柄表示装置208の普図演出領域283では、普図の装飾図柄の変動表示が行われている。
図212(イ)では、第2特図表示装置214による図柄変動表示が開始されるとともに、装飾図柄表示装置208では特図2の装飾図柄の変動表示が開始される。なお、普図の図柄変動表示は依然として継続している。ここで、電チュー(第2特図始動口232)に1球入球があり、特図2の第3保留として保留数が増加する。そして、第1副制御部400における始動入賞時サブ側先読み予告実行処理において演出可動体先読み予告の実行に当選し、操作手段の操作を促すために、演出ボタン136に内蔵された回転体が発光しながら回転する。ここでの演出可動体先読み予告は、演出ボタン136に内蔵された回転体が発光しながら回転する期間(操作受付期間)内に、演出ボタン136あるいは十字キー141の決定(OK)ボタン1411が押下されると、演出可動体223が、図202(c)に示す動作を行う。演出ボタン136は、第一の操作手段の一例に相当し、十字キー141の決定(OK)ボタン1411は、第二の操作手段の一例に相当する。
図212(ウ)に示す装飾図柄表示装置208では、同図(イ)で開始された特図2の装飾図柄の変動表示が画面の左上で継続し、普図の装飾図柄の変動表示も普図演出領域283で継続している。また、「確変中」という文字も表示されている。さらに、増加した特図2の第3保留を表す第3特図2保留アイコン2823がデフォルトの表示態様で追加表示されている。
また、図212(ウ)に示す装飾図柄表示装置208には、報知画像が表示されており、その報知画像には、「押せ」という文字画像と、演出ボタン136を表す画像551と、十字キー141を表す画像552が含まれている。なお、演出ボタン136が設けられた部位(操作パネル部138の左側の領域)が第一の部位の一例に相当し、十字キー141が設けられた部位(操作パネル部138の中央の領域)が第二の部位の一例に相当する。
「押せ」という文字画像は、演出ボタン136あるいは十字キー141の決定(OK)ボタン1411の押下を促す報知になる。
演出ボタン136を表す画像(第一の部位を表す画像)551は、内蔵された回転体が消灯したまま停止している状態で表示されている。また、実機では、十字キー141は演出ボタン136よりも小さいが、図212(ウ)に示す十字キー141を表す画像(第二の部位を表す画像)552では、十字キー141は、演出ボタン136と同程度の大きさまで拡大して表示されている。すなわち、演出ボタン136と十字キー141の相対的な大きさの関係を実機とは異ならせて表示されている。
以上説明したように、図212(ウ)に示す報知画像は、報知画像が表示された時点の実際の状態(第一の状態)とは異なる状態(第二の状態)の、演出ボタン136や十字キー141を表す画像になる。その結果、この報知画像は、遊技者の注意を引き、遊技者に、演出ボタン136あるいは決定(OK)ボタン1411を押下するべきことをわかりやすく伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。また、ボタン演出が開始されることを伝えることができ、これもまた、遊技の興趣が向上する場合がある。
なお、図212(a)に示す操作パネル部138を第二の部位としてその操作パネル部138を表す画像と見ることもでき、この場合には、球貸操作ボタン140、返却操作ボタン142、球抜ボタン130、および球貸表示部144が非表示になっていることになる。
図213は、図212(ウ)に示す報知画像の変形例を示す図である。
図213(ア)は、第一の報知画像(第一の画像)を示す図であり、同図(イ)は、第二の報知画像(第二の画像)を示す図である。
図213(ア)に示す第一の報知画像には、演出ボタン136を表す画像(第一の部位を表す画像)551’と、「押せ」という文字画像が含まれている。図213(ア)に示す装飾図柄表示装置208の右横には、実機の演出ボタン136の状態が示されており、その状態は、押下前の状態である。一方、この画像551’では、演出ボタン136が押下された状態が示されている。なお、演出ボタン136が設けられた部位(操作パネル部138)が第一の部位の一例に相当する。
図213(イ)に示す第二の報知画像には、演出可動体223を表す画像(第二の部位を表す画像)552’が含まれている。図213(イ)に示す装飾図柄表示装置208の右横には、実機の演出可動体223の状態が示されており、その状態は、拳の一部が上腕部223aに重なるまで前腕部223bを曲げたデフォルトの状態である。すなわち、演出ボタン136が押下される前の状態である。一方、この画像552’では、拳の一部が上腕部223aに重ならなくなる位置まで前腕部223bを回動させた状態、すなわち演出ボタン136が押下された後に取り得る状態が示されている。なお、演出可動体223が設けられた部位(装飾図柄表示装置208の右側の部位)が第二の部位の一例に相当する。
図213に示す変形例では、同図(ア)に示す第一の報知画像と、同図(イ)に示す第二の報知画像を交互に表示する。すなわち、同図(ア)に示す第一の報知画像を表示してから、同図(イ)に示す第二の報知画像を表示することを繰り返す。
続いて、ボタン演出による通常予告の例について説明する。
図214は、ボタン演出による通常予告の一例を示す図である。
ここでの通常予告は、図203に示す変動開始時サブ側予告実行処理におけるステップS3092fの抽選に当選することで実行され、演出ボタン136に内蔵された回転体が発光しながら回転する期間(操作受付期間)内に、演出ボタン136あるいは十字キー141の決定(OK)ボタン1411が押下されると、装飾図柄表示装置208に、サボテンを模した埴輪のキャラクタC3が登場する。通常予告は、現在行われている特図の図柄変動表示で大当りになることを予告するものである。
図214(ア)に示す装飾図柄表示装置208には、報知画像が表示されている。以下、図212(ウ)に示す報知画像との相違点を中心に説明する。
図214(ア)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が画面の左上で行われており、普図の装飾図柄の変動表示も普図演出領域283で行われている。また、「確変中」という文字も表示されている。さらに、特図2の保留を表す特図2保留アイコン282がデフォルトの表示態様で2つ表示されている。この図214(ア)に示す装飾図柄表示装置208には、演出ボタン136に内蔵された回転体が発光しながら回転する期間(操作受付期間)内に表示された報知画像が示されている。図214(ア)に示す報知画像には、演出ボタン136および十字キー141を表す画像(第一の部位を表す画像)561と、球貸操作ボタン140および返却操作ボタン142を表す画像(第二の部位を表す画像)562が含まれている。なお、演出ボタン136および十字キー141が設けられた部位(操作パネル部138の左半分の領域)が第一の部位の一例に相当し、球貸操作ボタン140および返却操作ボタン142が設けられた部位(操作パネル部138の右半分の領域)が第二の部位の一例に相当する。
演出ボタン136および十字キー141を表す画像561は、この報知画像でも、両操作手段の相対的な大きさの関係を実機とは異ならせて表示している。すなわち、演出ボタン136に対して十字キー141を拡大表示している。なお、この画像561では、内蔵された回転体が発光しながら回転する演出ボタン136が示されており、この点では実機と同じ状態である。
球貸操作ボタン140および返却操作ボタン142を表す画像562では、それぞれのボタン名の表示が省略されている。
この報知画像では、各操作手段の位置を遊技者にわかりやすく伝えるため、操作パネル部138の外郭部分も表示されている。すなわち、操作パネル部138全体が表示されている。
図214(イ)では、遊技者が、図214(ア)に示す報知画像を見て、十字キー141の決定(OK)ボタン1411を押下する。すると、装飾図柄表示装置208には、特図2の大当り予告の演出として、サボテンを模した埴輪のキャラクタC3が登場する。このキャラクタC3は、装飾図柄表示装置208の中図柄表示領域を越えて大きく表示され、足の部分が、変動表示が行われている普図演出領域283の一部を隠している。この結果、普図の装飾図柄の変動表示が視認困難になっており、遊技の興趣が向上する。しかし、普図表示装置210における図柄変動表示は、良好に視認することができる。なお、キャラクタC3によって、普図演出領域283の全部を隠してもよい。また、キャラクタC3の頭の部分は、「確変中」という文字表示を隠している。
図214に示す普図演出領域283では、図204(エ)に示す、普図の装飾図柄の変動表示パターンの変形例が行われている。すなわち、普図演出領域283では、普図装飾1、普図装飾2、普図装飾3、特図の大当り予告を表す図柄の順で高速変動を繰り返しており、特図の大当り予告を表す図柄として、「激アツ」の装飾図柄ではなく、番長のキャラクタ図柄が用いられている。図214(イ)に示す普図演出領域283では、番長のキャラクタ図柄が停止表示しているが、上述のごとく、ボタン演出によって登場した通常予告のキャラクタC3によって視認困難になっている。
やがて、図214(ウ)に示すように、特図2の装飾図柄の変動表示はリーチ状態に突入し、キャラクタC3が消え、普図演出領域283に表示された番長のキャラクタ図柄が視認可能になる。普図演出領域283では拡大アニメーションが行われ、番長のキャラクタ図柄が徐々に大きくなっている。
図214(エ)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示がスーパーリーチBに発展し、特図1の装飾図柄の変動表示は、装飾図柄表示装置208の左隅に小さく表示され、スーパーリーチBの演出として、番長のキャラクタC4が登場する。この演出では、普図演出領域283に表示された番長のキャラクタ図柄が徐々に大きくなって、スーパーリーチBのキャラクタC4に変身する一連の演出のように見えるが、スーパーリーチBに発展しなかった場合には、番長のキャラクタ図柄が徐々に大きくなっていく途中で特図2の装飾図柄の変動表示が停止し、番長のキャラクタ図柄は消える。図214(エ)に示す番長のキャラクタC4も、装飾図柄表示装置208の中図柄表示領域208bを越えて大きく表示され、足の部分が、変動表示が行われている普図演出領域283の一部を隠している。図214(エ)に示す普図演出領域283では、普図の装飾図柄の変動表示が新たに開始されているが、番長のキャラクタC4によって、普図の装飾図柄の変動表示が再び視認困難になっており、遊技の興趣が向上する。ただし、普図表示装置210における図柄変動表示は、良好に視認することができる。
図214(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタC4が登場した状態で、中図柄表示領域に停止する装飾図柄が装飾6であることを告げる大当り告知演出が行われ、図214(カ)では、第2特図表示装置214の図柄変動表示が終了し、15R通常大当り図柄である特図Dが停止図柄が表示されているとともに、装飾図柄表示装置208では特図Dに対応した装飾図柄の組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」が停止表示されている。さらに、装飾図柄の組み合わせの上には「大当り」の文字表示がなされている。
図215は、図212(ウ)に示す報知画像の変形例を示す図である。以下、図212(ウ)に示す報知画像との相違点を中心に説明する。
図215(ア)に示す装飾図柄表示装置208には、報知画像が表示されている。この報知画像では、操作が有効な、演出ボタン136と十字キー141のうち、演出ボタン136のみが表示され、十字キー141は非表示である。演出ボタン136を表す画像(第一の部位を表す画像)571は、内蔵された回転体が消灯したまま停止している状態で表示されている。このように、有効な操作手段のうちの一部の操作手段しか表示しなくても、遊技者の注意を引き、遊技者に、演出ボタン136を押下するべきことをわかりやすく伝えることができ、また、ボタン演出が開始されることも伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。
図215(イ)には、遊技者が、報知画像で表示されていなかった十字キー141の決定(OK)ボタン1411を押下した様子が示されている。このように、仮に、決定(OK)ボタン1411が押下されても、装飾図柄表示装置208には、特図2の大当り予告の演出として、サボテンを模した埴輪のキャラクタC3が登場する。
次に、下皿満タンエラーにおけるボタン演出による通常予告の例について説明する。
図216は、大当り遊技中に下皿満タンエラーが発生した様子を示す図である。
図216(ア)に示す装飾図柄表示装置208には、大当り遊技中の8ラウンド目の様子が示されている。ここでは、「大当り中」、「8R」という文字表示とともに、3体のパンダのキャラクタが表示されている。なお、普図演出領域283には何も表示されていない。
図216(イ)には、8ラウンド中に複数の遊技球Bがアタッカに入賞している様子が示されている。すなわち、扉部材2341が開き、可変入賞口234に複数の遊技球Bが入球している。また、その横には、そのときの下皿128の様子が示されている。図216(イ)に示す下皿128には、遊技球Bが満タン近くまで貯まっている。この状態でアタッカ入賞の賞球が払い出され、下皿128は遊技球Bで満タンになる。不図示の下皿満タン検知センサは、下皿128が遊技球Bによって満タンになったことを検知し、第1副制御部400には、下皿満タンエラーを表すデバイス情報を含んだ基本コマンドが送信されてくる。こりにより、装飾図柄表示装置208には、報知画像が表示される。
図216(ウ)に示す装飾図柄表示装置208には、「大当り中」、「8R」という文字が表示され、これまで3体表示されていたパンダのキャラクタは1体に減り、代わりに、報知画像が表示されている。図216(ウ)に示す報知画像には、「球を抜いてください」という文字画像と、球排出レバー132を表す画像(第一の部位を表す画像)581と、下皿128を表す画像(第二の部位を表す画像)582が表示されている。なお、球排出レバー132が設けられた部位(球貯留皿付扉108における下皿128よりも下部)が第一の部位の一例に相当し、下皿128が設けられた部位(球貯留皿付扉108における下皿128の部位)が第二の部位の一例に相当する。
「球を抜いてください」という文字画像は、球排出レバー132の操作を促す報知になる。
可動手段の一例に相当する球排出レバー132を表す画像(第一の部位を表す画像)581には、未操作の状態(現在の状態)の球排出レバー132が実線で表示されるとともに、球排出レバー132の操作を促す矢印の画像5811も表示され、さらに、操作後の状態の球排出レバー132が点線で表示されている。すなわち、球排出レバー132の操作前の位置と、操作後の位置が両方表示されている。
下皿128を表す画像(第二の部位を表す画像)582には、球が抜かれ、わずかに4球残った状態の下皿128が示されている。しかも、わずかに残った4球の遊技球Bが、下皿128の抜き口1281に案内される様子を矢印によって示している。
以上説明したように、図216(ウ)に示す報知画像は、報知画像が表示された時点の実際の状態(球抜き前の状態)とは異なる状態(球抜き中の状態)の球排出レバー132や下皿128を表す画像になる。その結果、この報知画像は、遊技者の注意を引き、遊技者に、球排出レバー132を操作しなくてはならないことをわかりやすく伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。また、下皿128を表す画像582の遊技球Bに付けられた矢印によって、球抜きにおける遊技球Bの流れがわかりやすく、抜き口1281の下に遊技球収集容器(俗称、ドル箱)を持ってくる必要があることも伝えることができる。
図217は、二種類の報知画像が表示される例を示す図である。
大当り遊技開始前に、装飾図柄表示装置208には、図217(a)に示す報知画像が表示される。この図217(a)に示す報知画像は、右側に吹き出し調の第一の画像591が表示され、左側に遊技盤200と球発射ハンドル134を表す第二の画像592が表示されている。第一の画像591は、図211(a)に示す吹き出し調の画像に、操作手段である球発射ハンドル134が操作されている様子を表す画像が追加された画像である。この第一の画像591には、アタッカ(可変入賞口234)と球発射ハンドル134が表示されている。
図217(a)に示す第二の画像592は、図211(a)に示す画像542に球発射ハンドル134が追加された画像である。追加された球発射ハンドル134およびその周囲も薄暗い色(灰色)で表示されている。この第二の画像592にも、アタッカ(可変入賞口234)と球発射ハンドル134が表示されている。
図217(a)に示す報知画像は、大当り遊技が開始されたら右打ちを行うことを促す報知画像である。
しかしながら、左打ちしないと入球しない第1特図始動口230に入球があり、遊技者が右打ちをしていないことが検知されると、装飾図柄表示装置208には、図217(b)に示す報知画像が表示される。
図217(b)に示す報知画像は、8ラウンド目に表示された報知画像である。図217(b)に示す装飾図柄表示装置208には、図216(ア)に示す装飾図柄表示装置208に表示された画像と同じく、「大当り中」、「8R」という文字表示とともに、3体のパンダのキャラクタが表示され、大当り遊技中の演出が行われている。報知画像は、装飾図柄表示装置208の下側部分に表示される。この報知画像593には、アタッカ(可変入賞口234)の画像と、「右打ち」という文字が表示されている。報知画像593に表示されたアタッカは、扉部材2341が開放し、遊技球Bが入球する様子が示されている。この報知画像593が表示されたタイミングでは、実際の実機でも扉部材2341は開放しているが、遊技者が左打ちを行っていると、アタッカに遊技球Bが入球することはまずあり得ない。このように、大当り遊技中の演出の中に、報知画像を入れ込んで、遊技者が損をしないように、右打ちを行うことを促している。
なお、以上説明した、第一の部位の具体例と第二の部位の具体例は、反対であってもよいし、第一の部位や第二の部位をこれまでの説明とは異なる部位(例えば、第一の部位を拡大した領域や、第二の部位を縮小した領域)であってもよい。
(追記1)
装飾図柄表示装置208等の画像表示手段に表示される報知画像は、複数パターン用意されており、拡大表示が行われてもよい。
また、装飾図柄表示装置208等の画像表示手段は、報知画像として少なくとも二種類の報知画像を同じ時期に表示可能なものであってもよい。これら二種類の報知画像のうちの一つは、第一の報知画像(例えば、図213(ア)に示す報知画像や、図211(a)に示す画像541)であり、もう一つは、第二の報知画像(例えば、図213(イ)に示す報知画像や、図211(a)に示す画像542)であってもよい。
また、第二の報知画像(例えば、図211(a)に示す画像541)は、第一の報知画像(例えば、図211(a)に示す画像542)で表示される第一の部位(例えば、アタッカ)を少なくとも含むものであってもよい。
また、第二の報知画像(例えば、図217(a)に示す第二の画像592)は、第一の報知画像(例えば、図217(a)に示す第二の画像591)で表示される第二の部位(例えば、球発射ハンドル134が設けられた部位)を少なくとも含むものであってもよい。
また、第二の報知画像(例えば、図217(a)に示す第二の画像592)は、第一の報知画像(例えば、図217(a)に示す第二の画像591)で表示されている、遊技台の範囲よりも狭い範囲の画像を少なくとも表示可能なものであってもよい。
また、第二の報知画像(例えば、図211(a)に示す画像541)は、第一報知画像(例えば、図211(a)に示す画像542)よりも拡大されて表示されるものであってもよい。
また、第一の報知画像が報知画像ではなく、通常の(実際の遊技台の)遊技領域の表示画像であってもよく、第二の報知画像のみ報知画像としてもよい。さらに、第二の報知画像は、所定の部位が拡大表示された画像であってもよい。
また、第一の報知画像が現在の第一の部位(例えば、アッタカや電チュー)の状態を表示し、第二の報知画像が将来の第一の部位の状態を表示するものであってもよい。
また、第一の部位は、少なくとも開閉動作可能なもの(例えば、アタッカや電チュー)であってもよい。
また、装飾図柄表示装置208等の画像表示手段は、入賞手段が開放する前の期間を含んだ期間で、報知画像(例えば、上記第一の報知画像および上記第二の報知画像)を表示可能なものであってもよい。
また、装飾図柄表示装置208等の画像表示手段は、第一の報知画像として、入賞手段が閉鎖した状態の画像を少なくとも含む画像を表示可能なものであってもよく、第二の報知画像として、入賞手段が開放した状態の画像を少なくとも含む画像を表示可能なものであってもよい。こうることで、遊技の変化を遊技者に伝えやすい場合がある。
(追記2)
遊技球を貯留する貯留手段(例えば、皿ユニット(球貯留皿付扉108)、あるいは皿部材126,128)全体の表示を行うとともに、操作手段(例えば、演出ボタン136や球排出レバー132や球抜ボタン130)の表示も行うが、CR操作部(例えば、球貸操作ボタン140や返却操作ボタン142が設けられた部分)は表示しないようにしてもよい。
また、操作手段は、少なくとも二つの操作手段を備えていてもよい。この操作手段のうちの一つは、第一の操作手段を少なくとも含むものであり、この操作手段のうちのもう一つは、第二の操作手段を少なくとも含むものであってもよい。
また、上記第一の部位は、第一の操作手段を少なくとも含むものであり、上記第二の部位は、第二の操作手段を少なくとも含むものであってもよい。
さらに、第一の操作手段は、遊技球を貯留可能な貯留手段(例えば、皿ユニット(球貯留皿付扉108))に少なくとも配設されたもの(例えば、演出ボタン136や球排出レバー132や球抜ボタン130)であってもよい。また、第二の操作手段は、少なくとも遊技球の貸出に関連する操作手段(例えば、球貸操作ボタン140)であってもよい。また、第二の操作手段は、上記貯留手段(より具体的には操作パネル部138)に少なくとも配設されたものであってもよい。
また、装飾図柄表示装置208等の前記画像表示手段は、報知画像として、上記第二の操作手段を表す画像を表示しないようにしてもよい。
(追記3)
大当り遊技開始時(例えば、大当り開始演出時)の右打ち示唆(例えば、図217(a)に示す報知画像)と、大当り遊技中(例えば、ラウンド消化時)に左打ちを検知した場合の右打ち示唆(例えば、図217(b)に示す報知画像)とでは表示する画像が異なっている。すなわち、同一の条件である大当り遊技中だが、異なる画像で報知してもよい。
(その他)
上記画像表示手段として、第二演出表示手段209(サブ液晶表示装置)を使用してもよいし、第一演出表示手段(メイン液晶表示装置)と第二演出表示手段209(サブ液晶表示装置)とで役割分担をしてもよい。
また、図212を用いて説明した例のように、演出ボタン136(第一の操作手段)だけでなく決定(OK)ボタン1411(第二の操作手段)の操作も有効であってもよい。
また、上述の実施形態の中には、操作手段の操作に関連して第一の部位が目立つような報知画像が表示される態様があったが、第一の部位側(第一の画像側)の表示を目立たせた表示を行うパターンであってもよいし、第二の部位側(第二の画像側)の表示を目立たなく表示することで相対的に第一の部位側の表示を目立たせた表示を行うパターンであってもよいし、これらのパターンのうちいずれか一方のパターンのみでも構わないし、両方のパターンを行ってもよい。ここで、第一の部位が目立つ(第二の部位が目立たなくなる)手法として、一部の表示を行わないだけでなく、目立たせたい部分を囲んでその周囲を強調する(例えば、網掛けで表示)ような手法であってもよい。
また、画像表示手段に複数の画像を同時にあるいは時間差で表示することも可能である。この場合、少なくとも一つの画像が報知画像であればよい。
また、第一の報知画像と第二の報知画像は、第二の報知画像で表示される領域において、第一の部位と第二の部位とが同じ表示態様(例えば、単なる拡大表示による表示態様)であってもよい。さらに、拡大している第二の報知画像は遊技台の状態と同じ態様であってもよい。すなわち、簡素化された第一の報知画像に対して、第二の報知画像は、現状の遊技台の一部の状態をその状態のまま表示した画像であってもよい。
また、第二の報知画像では、現在の第一の部位の表示を行い(例えば、アタッカが閉じた状態)、第一の報知画像では、この後生じる(将来の)第一の部位の表示を行う(例えば、アタッカの開放状態)構成であってもよい。
また、図213(a)に示す第一の部位を表す画像551’と、第二の部位を表す画像552’は連続しているが、連続していなくてもよい。例えば、いずれか一方の画像のみ表示されてもよいし、間に他の画像が割り込んでもよい。
また、操作手段は、球発射ハンドル134のストップボタンであってもよいし、十字キー141であってもよいし、球抜き操作部(球排出レバー132)等であってもよい。
また、報知画像は、所定の期間に入球させてはいけない入賞手段を報知する画像であってもよい。例えば、所定の入賞口に規定個数の遊技球を入球させることで大当り遊技が発生するゲーム性において、規定個数の入球が行われた時点で、該入賞口への入球をさせない報知を行うような報知画像に、本発明を適用することも可能である。
また、デモ中などに行われる遊技説明にも報知画像を適用可能である。遊技説明では、特に遊技球の発射強度や、いずれの入賞手段に遊技球を入賞させるべきか、という内容を遊技者にわかりやすく報知する必要があるため、第一の部位となる部分が目立つような報知画像を表示することが好ましい。
また、第一の部位や第二の部位が入賞手段に例示されるような可動手段である場合、実際の可動に合わせて報知画像も開閉アニメーションを行うようにしてもよい。また、一方(たとえば、アタッカや電チューなど第二の部位に相当する手段)は、実際の開閉状態にかかわらず、閉鎖状態または開放状態を維持して表示するようにしてもよい。
報知画像は、アタッカの開放や遊技球の流れなどをアニメーション表示可能な構成であってもよい。例えば、アタッカであれば、短い開放時間になる当り遊技と長い開放時間になる当り遊技とで、画像上の開放感覚を異ならせてもよい。
また、アタッカや電チューへの遊技球の入賞に関するアニメーションでは遊技球の速度や個数を変化させてもよい。例えば、アタッカの開放時間が短い時間になる当り遊技では、実際の入賞個数は少ないため、少ない数の遊技球の画像や、急がせる意味で速度の速い画像をアニメーションとして表示し、アタッカの開放時間が長い時間になる当り遊技では、多い数の遊技球の画像や、速度の遅い遊技球の画像をアニメーションとして表示してもよい。このように、遊技球の画像パターンやアタッカ等の可動手段の画像のパターンを複数有するものであってもよい。
また、複数の画像を当りの種類や可動パターンのみならず装飾図柄の種類や装飾図柄変動演出の種類など、サブ制御手段側(400,500)で制御される結果に応じて、報知画像が決定される構成であってもよい。
第一の部位や第二の部位には遊技部品が含まれる必要は必ずしもなく、遊技領域部分のみ(例えば、遊技釘238と遊技釘238の間の領域など)であってもよい。
また、本発明は、封入式のパチンコ機にも適用することができる。
図218は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図218に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図187に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
<<実施形態4>>
次に、図219〜図235を用いて、実施形態4に係るパチンコ機について説明する。なお、本実施形態において用いられるパチンコ機は、実施形態3におけるパチンコ機100と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図219は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図であり、図220は、図219に示す具体的演出例の続きを示す図である。なお、図219は、図209に示す演出の具体例を示す図と同様であり、動作も図209に示す内容と同様であるが、装飾図柄表示装置208の右上隅部に特図1保留数表示部281Aと特図2保留数表示部282Aとが左右に並んで設けられており、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214及び普図表示装置210の図示を省略している点で異なっている。ここでは、図209に示す演出の内容と異なる点について説明し、図209に示す演出の内容と同様である点については説明を省略する。なお、以下に説明する実施形態において、装飾図柄の他に、第4図柄を表示するようにしてもよい。この第4図柄は、常時表示されるものであってもよいし、例えば、デモ演出表示の実行中等の特定の状態においては表示されないものであってもよい。
特図1保留数表示部281Aでは、特図1の保留数が数値情報にて表されており、特図2保留数表示部282Aでは、特図2の保留数が数値情報にて表されている。図219(ア)に示す状態では、特図1の保留数は1つであるので、特図1保留数表示部281Aには「1」が表示されており、特図2の保留はないので、特図2保留数表示部282Aには「0」が表示されている。
その後、図219(イ)に示す状態では、特図1保留表示領域281に2つの特図1保留アイコン2812,2813が追加表示されることに伴い、特図1保留数表示部281Aにおいて、特図1の保留数が3つであることを表す「3」が表示される。
図219(ク)は、第1特図表示装置212において15R通常大当り図柄である特図Dが停止表示されることに対応して、装飾図柄表示装置208において「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、図219(ク)では、図209(ク)とは異なり、「大当り」の文字表示を未だ行っていない。
本実施形態では、15R大当り遊技が開始され、1ラウンド目が開始される前に実行される大当り遊技開始演出において、装飾図柄表示装置208に報知画像が表示される。なお、報知画像を特図の確定表示中に表示するようにしてもよい。また、特図の確定表示中と大当り遊技開始演出とで報知画像の内容を異ならせるようにしてもよい。
図220(ケ)に示す報知画像は、図210(ケ’)に示すものと同様であるが、装飾図柄表示装置208の右上隅部に特図1保留数表示部281Aと特図2保留数表示部282Aとが設けられて特図1及び特図2の保留数が表示されており、装飾図柄表示装置208の左上隅部に表示されている装飾図柄が模様の入ったものではなく、簡素な形態で表されている(簡略化されている)点で図210(ケ’)とは異なっている。また、本実施形態では、大当り遊技開始演出の開始のタイミングで、装飾図柄表示装置208の上部に「大当り」の文字表示がなされる。さらに、保留表示については、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282における保留アイコンが消去され、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおける特図1及び特図2の保留数の表示のみが行われている。また、図220(ケ)に示す報知画像(遊技盤200全体を表す画像532)では、画像内の装飾図柄表示装置208において何も表示せず、また、普図始動口228,229、遊技釘238及び一般入賞口226等の遊技盤200における構成部品の少なくとも一部の表示が省略されている。すなわち、図220(ケ)に示す報知画像では、アタッカ(可変入賞口234)と、第1特図始動口230と、電チュー(第2特図始動口232)といった、遊技者が最低限理解できる程度の構成のみが表示され、簡略化されている。このように、本実施形態において、報知画像は、操作手段の操作に関連した表示を少なくとも含む表示であるということができ、発射操作手段の操作に関連する表示を少なくとも含む表示であるということができる。なお、図210(ケ)に示す報知画像のように、遊技盤200における構成部品の表示を省略しないようにしてもよい。また、本実施形態では、報知画像として遊技盤200全体を表す画像532を用いて説明したが、遊技盤200の一部分を表す画像であってもよく、例えば、可変入賞口234の周辺部分を拡大した画像であってもよい。また、遊技盤200全体を表した後、可変入賞口234の周辺部分を拡大表示するような画像であってもよい。また、遊技盤200の一部分を拡大する画像を、右打ちした際に遊技球が転動するルートに沿って動的に表示するものであってもよい。また、大当り遊技開始演出の開始時には、例えば、右側を指す小さな矢印を表す画像や、単に「右打ち」と表示するような簡略化された報知画像を表示し、所定時間(例えば、3秒)経過したときに図210(ケ)に示すような右打ちを促す詳細な報知画像を表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208による報知画像での表示の他、例えば、可変入賞口234に配置されているランプや、遊技盤200において右打ちした際に遊技球が転動するルート上に配置されたランプを第一の点滅態様で点滅させて右打ちを促す報知をより効果的に行わせるようにしてもよい。また、音声により右打ちを促す報知を行うようにしてもよい。
その後、大当り遊技開始演出が終了すると、図220(コ)に示すように、1ラウンド目が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、模様の入った態様で「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組み合わせが表示されるとともに、右打ちを促す旨の「右打ち」の表示と、1ラウンド目の実行中である旨の「1R」の表示が行われている。すなわち、1ラウンド目が開始すると、報知画像が「右打ち」の表示に簡略化される。なお、装飾図柄を図220(ケ)に示すように簡略化された表示のままであってもよい。また、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aでは、それぞれ特図1及び特図2の保留数が表示されている。一方、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282における保留アイコンは消去されたままである。なお、大当り遊技開始演出が終了して1ラウンド目が開始されたときに消去された保留アイコンの表示を行うようにしてもよい。換言すれば、報知画像が消去されたときに、消去された保留アイコンの表示を行うようにしてもよい。また、報知画像が消去される前に、消去された保留アイコンの表示を開始するようにしてもよい。
図221は、図220(ケ)に示す報知画像の変形例を示す図である。以下、図220(ケ)に示す報知画像との相違点を中心に説明する。
まず、図221(ケ’)に示す報知画像の例について説明する。図220(ケ)では、大当りの組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」の組み合わせで装飾図柄が簡略化されて表示されていたが、図221(ケ’)に示す例では、さらに、表示する装飾図柄の数を1つに減少している。すなわち、図221(ケ’)では、大当りとなった装飾図柄の組み合わせの表示がさらに簡略化された態様で表されている。また、図220(ケ)では、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aを装飾図柄表示装置208の右上隅部に配置して、それぞれ特図1及び特図2の保留数の表示を行っていたが、図221(ケ’)では、遊技盤200全体を表す画像532における装飾図柄表示装置208内の右上隅部に特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aが配置されて、それぞれ特図1及び特図2の保留数の表示が行われている。すなわち、特図1及び特図2の保留数の表示位置が大当り遊技開始演出の実行中においては変更されることが示されている。なお、大当りの装飾図柄の組み合わせを、遊技盤200全体を表す画像532における装飾図柄表示装置208内に表示するようにしてもよい。
次に、図221(ケ’’)に示す報知画像の例について説明する。図220(ケ)では、大当りの組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」の組み合わせで装飾図柄が簡略化されて表示されていたが、図221(ケ’ ’)に示す例においても、表示する装飾図柄の数が1つに減少されている。また、図220(ケ)では、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおいて、それぞれ特図1及び特図2の保留数の表示を行っていたが、大当り遊技の終了後は、電サポ状態に移行し、特図1による図柄変動表示よりも特図2による図柄変動表示が開始されやすいことから、図221(ケ’ ’)では、特図1の保留数の表示を行わず、特図2の保留数の表示のみを行うようにしている。さらに、図221(ケ’ ’)では、特図2保留数表示部282Aの下方近傍に特図2保留表示領域282を配置してこの特図2保留表示領域282に保留アイコンを表示するようにしている。なお、図221(ケ’ ’)に示す例では、いずれの保留アイコンについてもデフォルトの表示態様となっているが、先読み予告の表示態様での表示を行うようにしてもよい。また、特図2の保留数の表示を行わず、特図1の保留数の表示のみを行うようにしてもよい。
このように、本実施形態では、第一の表示の一例としての装飾図柄は、特図の変動表示が行われている第一の期間(例えば、図219(ア)〜同図(ク)に示される期間)においては模様が施された態様(第一の態様)で表示され、大当りとなって大当り遊技開始演出が実行される期間である第二の期間(例えば、図220(ケ)に示される期間)においては簡略化された態様(第二の態様)で表示されている。ここで、第二の期間は、第一の期間が終了すると同時に開始可能な期間であるということができる。また、第二の期間は、第一の期間の後で開始される期間であるということもできる。また、以下の説明において、第一の期間は、第一の状態という場合があり、第二の期間は、第二の状態という場合がある。さらに、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留アイコンは、第一の期間においては特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示されるが、第二の期間においてはこれらは消去されている。また、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留表示(特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示された保留アイコン並びに特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部に表示された保留数の表示)は、第一の期間においては、保留アイコン及び保留数の表示が行われる態様(第一の態様)で表示され、第二の期間においては、保留数の表示のみが行われることによって簡略化された態様(第二の態様)で表示されている。また、この第二の期間においては、第二の表示として図220(ケ)に示すような右打ちを促す報知画像が表示される。この報知画像は第一の期間においては表示されないものである。
このように、本実施形態では、上述したように構成されているので、第二の期間において第一の表示を変化あるいは第一の表示を消去することによって、第二の表示を目立たせて、遊技者に第二の表示に対して注目させることができる場合がある。具体的には、例えば、第二の表示を目立たせることにより、遊技者の注意を引き、遊技者に、アタッカを狙うには、右打ちを行わなければならないことをわかりやすく伝えることができる場合がある。また、これから移行する将来の状態が表示されているため、アタッカの開放が開始されることをより明確に伝えることができ、遊技の興趣が向上する場合がある。さらに、実際には開放していないアタッカが開放した状態が表示されているため、アタッカへの入賞を促すこともできる場合がある。加えて、普図始動口228,229や、遊技釘238や、一般入賞口226が省略されることで、アタッカ(可変入賞口234)が相対的に目立つことになり、右打ちを行わなければならないことをよりわかりやすく伝えることができる場合がある。一方、第二の期間において第一の表示を変化させることによって、第一の表示を目立たせて、遊技者に第一の表示に対して注目させることができる場合もある。
また、本実施形態では、第二の期間において保留表示が簡略化されるので、特図の保留数の報知を行いつつも第二の表示に注目させることができる場合がある。また、第二の期間においては、保留アイコンが消去されるので、例えば、先読み予告の表示態様で表示されている保留アイコンについても消去されることにより、先読み予告に注目させずに第二の表示に注目を集めることができる場合がある。
また、本実施形態では、第二の期間における保留表示の表示位置が第一の期間における保留表示の表示位置(第一の態様)とは異なる位置(第二の態様)となっているので、特図の保留数の報知を行いつつも第二の表示に注目させることができる場合がある。
なお、本実施形態において、第一の表示は、第一の期間(あるいは、第一の状態)から第二の期間(あるいは、第二の状態)に移行したタイミングで表示態様を第一の態様から第二の態様に変更する(あるいは、第一の表示を非表示にする)ようにしたが、第一の期間(あるいは、第一の状態)から第二の期間(あるいは、第二の状態)に移行したことに関連して変更すればよく、例えば、第二の期間に移行した後のタイミングで表示態様を変更する(あるいは、第一の表示を非表示にする)ようにしてもよい。
次に、図222〜図225を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図222は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図であり、図223は、図222に示す具体的演出例の続きを示す図であり、図224は、図223に示す具体的演出例の続きを示す図であり、図225は、図224に示す具体的演出例の続きを示す図である。ここで、図222(ア)〜図223(コ)に示される演出は、図219(ア)〜図220(コ)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。なお、以下に示す演出例では、大当りの組み合わせである「装飾6−装飾6−装飾6」の組み合わせで装飾図柄が表示されて大当り遊技が開始されているが、第1特図表示装置212では、15R特別大当りの図柄である特図Aが停止表示(確定表示)されたものとして説明する。
図223(サ)は、大当り遊技の最終ラウンドである15ラウンド目が実行されている状態を表している。15ラウンド目が終了すると、図223(シ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の終了演出が開始される。この大当り遊技は、15R特別大当りである特図Aが表示されて移行した大当り遊技であるので、装飾図柄表示装置208では、確変状態に移行する旨の「次回確変」の文字の表示が行われている。なお、確変状態では、電サポ状態となって第2特図始動口232へ入賞しやすくなっているので、右打ちが有利となる。そのため、大当り遊技の終了演出においても右打ちを促す旨の「右打ち」の表示が引き続き行われている。
その後、図224(ス)に示すように、装飾図柄表示装置208では、確変状態が開始された旨の「確変開始」の文字の表示が行われるとともに、「装飾6−装飾6−装飾6」の装飾図柄の組み合わせで停止表示された状態で、確変状態(特図高確率普図高確率状態)に移行される。また、確変状態に移行された後も右打ちを促す旨の「右打ち」の表示が引き続き行われている。ここで、特図1の保留数は2つであるので、特図1保留表示領域281には、第1特図1保留アイコン2811と第2特図1保留アイコン2812が表示されている。ここで、大当り遊技が開始される前では、第1特図1保留アイコン2811は、先読み予告の表示態様で表示されていたが、大当り遊技が終了した後は、デフォルトの表示態様に変化している。また、特図1保留数表示部281Aには「2」が表示されている。一方、特図2の保留数は4つであるので、特図2保留表示領域282には、第1特図2保留アイコン2821、第2特図2保留アイコン2822、第3特図2保留アイコン2823及び第4特図2保留アイコン2824がそれぞれデフォルトの表示態様で表示されている。また、特図2保留数表示部282Aには「4」が表示されている。
本実施形態におけるパチンコ機100は、特図2優先変動機であるため、特図2の保留が特図1の保留に優先して消化される。そのため、図224(セ)では、特図2の第1保留を消化する第2特図表示装置214による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。
その後、図224(ソ)に示すタイミングで、第2特図表示装置214の図柄変動表示が終了し、停止図柄が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208ではハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4−装飾5−装飾7」が停止表示される。その後、図224(タ)に示すタイミングで、特図2の第1保留を消化する第2特図表示装置214による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では特図2の装飾図柄の変動表示が開始される。
図224(チ)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図224(ツ)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。そして、図224(テ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、リーチ状態が形成されたことを報知する「リーチ」という文字が表示され、リーチ演出が開始される。
続いて、図224(ト)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、スーパーリーチに発展する表示が開始される。本実施形態では、例えば、スーパーリーチの一例として、図224(ト)に示されるようなセレクト演出が開始可能となっている。本実施形態では、セレクト演出は、操作手段を使用した選択演出に関連する表示の一例であり、第二の表示に相当する。図224(ト)に示されるセレクト演出は、複数(例えば、2つ)の装飾図柄を装飾図柄表示装置208に表示し、表示された複数の装飾図柄からいずれか1つが中図柄として導出されることを演出するものである。図224(ト)に示すタイミングでセレクト演出が開始されると、導出される中図柄の候補として、中図柄第1候補表示領域208bLに「装飾7」が表示され、中図柄第2候補表示領域208bRに「装飾6」が表示される。このとき、「装飾7」と「装飾6」とで交互に強調表示が行われる。この交互の強調表示は、後述するように演出ボタン136の押下が受け付けられるまで行われる。また、セレクト演出での遊技方法を説明する旨の「ボタンで止めろ」の文字の表示が行われる。また、セレクト演出が開始されると、左図柄表示領域208aに停止表示されていた「装飾7」と、右図柄表示領域208cに停止表示されていた「装飾7」は、装飾図柄表示装置208の左上隅部に移動するとともに、縮小した態様で表示されている。
その後、図224(ナ)に示すタイミングで、セレクト演出の遊技が可能となることを報知する「READY」の文字の表示が行われた後、図224(ニ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、演出ボタン136の押下を受付中である旨の「GO」の文字が表された残時間表示バーG1が表示される。残時間表示バーG1は、演出ボタン136の押下の受付の残り時間をバーの長さによって表している。本実施形態における残時間表示バーG1は、例えば、演出ボタン136の押下の受付期間を示す枠等の表示を行わず、残り時間のみを表すようにしている。なお、演出ボタン136の押下の受付期間を示す枠等の表示を行うようにしてもよい。図225(ヌ)は、演出ボタン136の押下の受付が開始されてから演出ボタン136の押下の受付が行われることなく所定時間(例えば、5秒)が経過した状態を表している。
その後、図225(ネ)に示すタイミングで、遊技者により操作手段の一例としての演出ボタン136が押下される。その結果、装飾図柄表示装置208には、中図柄第1候補表示領域208bLに表示されている「装飾7」が強調表示された状態で表され、演出ボタン136による選択結果が「装飾7」であることが演出される。すなわち、このセレクト演出では、大当りとなることが演出されるのである。
続いて、図225(ノ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、中図柄表示領域208bに「装飾7」が導出されて、第2特図表示装置214に特図が停止表示されるまで揺れ変動が行われる。
図225(ハ)は、第2特図表示装置214において15R特別大当り図柄である特図Aが停止表示されることに対応して(図示せず)、装飾図柄表示装置208において「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示(確定表示)されている。
その後、大当り遊技が開始されると、図225(ヒ)に示すように、大当り遊技開始演出が行われる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおいてそれぞれ特図1及び特図2の保留数が引き続き表示される一方、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示されていた保留アイコンは消去されて、保留表示が簡略化されている。また、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで大当りとなったことを示す「装飾7」が装飾図柄表示装置208の左上隅部に表示されている。すなわち、大当りの装飾図柄の組み合わせが簡略化された態様で表示される。また、本実施形態では、電サポ状態で大当りとなった場合には、図225(ヒ)に示すような報知画像が表示される。ここで装飾図柄表示装置208に表示される報知画像は、図220(ケ)に示される報知画像とは異なっており、遊技盤200全体を表す画像532に代えて、大きく表示された「右打ち」の文字と、大きく表示された右側を指し示す矢印とにより構成されており、簡略化されている。初回の大当りでは、遊技者は遊技領域124の左側に向けて遊技球を発射しているため、右打ちを促す旨の表示に注目させる必要があるが、確変状態や時短状態等の電サポ状態においては、遊技者は既に右打ちによる遊技を行っていることが通常であるため、殊更に右打ちを促す旨の表示に注目させる必要がない場合がある。そのため、本実施形態では、電サポ状態において大当りとなった場合には、右打ちを継続して行わせることを示しつつも、報知画像を簡略化して、演出が煩雑となることを抑制することができる場合がある。なお、「右打ち」の文字と矢印の画像の大きさは任意にに設定できるものであり、例えば、これらを小さく表示してもよい。また、大当り遊技の開始前の遊技状態にかかわらず、図220(ケ)に示される報知画像のような、簡略化しない態様での報知画像の表示を行うようにしてもよい。
次に、図226を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図226は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図である。
図226(ア)は、確変状態において図柄の変動表示が行われている様子を表している。装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われ、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおいてそれぞれ特図1及び特図2の保留数が表示され、確変状態であることを表す「確変中」の文字の表示が行われている。図226(ア)に示す例では、装飾図柄表示装置208の下部に連チャン回数と初回の大当りからの出玉数(連チャン時での遊技球の獲得球数)が表示されている。ここで、連チャン回数とは、初回の大当り(非電サポ状態での大当り)を含み、電サポ状態(確変状態あるいは時短状態)を継続しながら大当りが継続した回数(連チャン回数)のことをいう。ここで、初回の大当りやアタッカが短開放を連チャン回数に含まれてもよいし、含まれなくてもよい。また、1回の大当り遊技での獲得球数を表示するものであってもよい。図226(ア)では、例えば、6連チャンであることを示す「6連」の文字の表示と、出玉数が9585個であることを示す「9585P」の文字の表示が行われている。なお、この演出例では、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示されていた保留アイコンは消去されて、保留表示が簡略化されている。
その後、図226(イ)に示されるタイミングで、第2特図表示装置214の図柄変動表示が終了し、停止図柄が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208ではハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾4−装飾5−装飾7」が停止表示される。その後、図226(ウ)に示すタイミングで、特図2の第1保留を消化する第2特図表示装置214による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では特図2の装飾図柄の変動表示が開始される。
図226(エ)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図226(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図226(カ)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が導出される。その後、装飾図柄表示装置208では、各装飾図柄が揺れ変動した後、第2特図表示装置214において15R特別大当り図柄である特図Aが停止表示されることに対応して(図示せず)、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)される。
その後、大当り遊技が開始されると、図226(キ)に示すように、大当り遊技開始演出が行われる。すなわち、装飾図柄表示装置208では、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおいてそれぞれ特図1及び特図2の保留数が引き続き表示される一方、保留アイコンは非表示のままである。また、装飾図柄表示装置208の左上隅部では、大当りの組み合わせである「装飾7−装飾7−装飾7」の組み合わせで装飾図柄が簡略化されて表示されている。そして、この演出例において、装飾図柄表示装置208では、簡略化された装飾図柄の表示の下方に、上述した連チャン回数の表示及び初回の大当りからの出玉数の表示が行われている。すなわち、大当り遊技開始演出が開始されると、連チャン回数の表示及び初回の大当りからの出玉数の表示は、大当り遊技の開始前とは異なる位置で行われる。また、連チャン回数の表示及び初回の大当りからの出玉数の表示は、大当り遊技の開始前における表示よりも縮小化された態様となっている。本実施形態では、連チャン回数の表示や初回の大当りからの出玉数の表示について、大当り遊技開始演出において表示位置を変更したり縮小して表示することにより、報知画像を目立たせることができる場合がある。
その後、大当り遊技開始演出が終了すると、図226(ク)に示すように、1ラウンド目が開始される。このとき、装飾図柄表示装置208では、簡略化された態様で「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせが大当り遊技開始演出に引き続いて表示されるとともに、右打ちを促す旨の「右打ち」の表示と、1ラウンド目の実行中である旨の「1R」の表示が行われている。なお、装飾図柄を図220(コ)に示すように模様が施された態様で表示するようにしてもよい。また、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aでは、それぞれ特図1及び特図2の保留数が表示されている。一方、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282における保留アイコンは非表示のままである。なお、大当り遊技開始演出が終了して1ラウンド目が開始されたときに保留アイコンの表示を行うようにしてもよい。また、連チャン回数の表示が、大当り遊技の開始前に表示されたのと同じ大きさ及び位置で表示されている。このとき、大当り遊技の開始に伴って連チャン回数が「1」加算され、連チャン回数の表示は「7連」となっている。また、初回の大当りからの出玉数の表示も、大当り遊技の開始前に表示されたのと同じ大きさ及び位置で表示されている。なお、図226(ク)に示すタイミングでは、可変入賞口234に遊技球が1個入賞したので、可変入賞口234への入賞に伴う賞球数「15」が加算され、初回の大当りからの出玉数の表示は「9600P」となっている。このように、この演出例では、大当り遊技開始演出において、一旦表示態様を変化させた表示内容(連チャン回数の表示や初回の大当りからの出玉数の表示)を、大当り遊技開始演出が終了した後に元の表示態様に戻すようにしている。なお、大当り遊技開始演出において表示態様が変化した連チャン回数の表示や初回の大当りからの出玉数の表示を、大当り遊技開始演出が終了した後も表示態様を元に戻さず、大当り遊技開始演出において表示された態様のままとしてもよい。
次に、図227〜図229を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。この演出例では、例えば、図柄変動表示中に一斉演出としての番長モードが実行される様子について示されている。ここで、一斉演出とは、例えば、計時手段としてのRTC(Real Time Clock)や内蔵タイマを用いて、同一の遊技島に取り付けられた同一機種のパチンコ機100で、同一の演出内容を同一のタイミングで行う演出のことである。一斉演出は、所定時間(例えば、5分間)だけ行われる。本実施形態において、一斉演出は、第三の演出モードの一例である。RTCは、例えば、第1副制御部400のCPU404に内蔵するものであってもよいし、第1副制御部400にデバイスとして備えられ、CPU404に接続される態様のものであってもよい。一斉演出は、例えば、電源投入や工場出荷から所定時間が経過する毎(例えば、1時間毎)、所定の時刻となったタイミング(例えば、午後12時となったタイミング)等に実行される。なお、一斉演出の実行タイミングは適宜設定することができる。
図227は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図であり、図228は、図227に示す具体的演出例の続きを示す図であり、図229は、図228に示す具体的演出例の続きを示す図である。
図227(ア)に示す状態は、非電サポ状態であり、特図2の保留はなく、特図1の保留を2つ残した状態で、第1特図表示装置212では図柄変動表示が行われ、装飾図柄表示装置208では特図1の装飾図柄の変動表示が行われているとともに、特図1保留表示領域281には、デフォルトの表示態様で第1特図1保留アイコン2811及び第2特図1保留アイコン2812が示されている。また、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、特図1保留数表示部281Aと特図2保留数表示部282Aが設けられている。特図1の保留数は2つなので、特図1保留数表示部281Aには「2」が表示されており、特図2の保留はないので、特図2保留数表示部282Aには「0」が表示されている。また、この演出例において、装飾図柄表示装置208では、上述した普図演出領域283に代えて、変動アイコン表示領域284が設けられている。変動アイコン表示領域284には、特図1又は特図2の第1保留が消化されて図柄変動表示が開始されるときに、消化された第1保留に対応する保留アイコンが変動アイコンとして表示される。図227(ア)では、変動アイコン表示領域284にはデフォルトの表示態様で変動アイコンが表示されている。
図柄変動表示が開始してから所定の変動アイコン消去時間(例えば、3秒)が経過すると、図227(イ)に示すように、変動アイコン表示領域284に表示されていた変動アイコンが消去される。
続いて、一斉演出の開始から所定時間前(例えば、5秒前)になると、図227(ウ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始予告演出が開始される。この一斉演出の開始予告演出では、一斉演出が開始されるまでの時間がカウントダウン表示により報知される。すなわち、図227(ウ)に示すタイミングでは、一斉演出の開始5秒前であることを示す「一斉演出まであと5秒」の表示が行われる。なお、この一斉演出の開始予告演出を、後述する一斉演出の一部に含めるようにしてもよい。この場合、本実施形態では、番長モードが開始される前の期間(第一の期間)において、第二の表示の一例としての一斉演出が行われているということができる。
一斉演出の開始から4秒前となると、図227(エ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始4秒前であることを示す「一斉演出まであと4秒」の表示が行われる。
その後、一斉演出の開始から3秒前となると、図227(オ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始3秒前であることを示す「一斉演出まであと3秒」の表示が行われる。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、一斉演出の開始から2秒前となると、図227(カ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始2秒前であることを示す「一斉演出まであと2秒」の表示が行われる。
その後、一斉演出の開始から1秒前となると、図227(キ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始1秒前であることを示す「一斉演出まであと1秒」の表示が行われる。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、一斉演出の開始時間となると、図227(ク)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始0秒前であることを示す「一斉演出まであと0秒」の表示が行われた後、図227(ケ)に示すように、一斉演出が開始されることを示す「START」の文字表示が行われて、一斉演出が開始されることが報知される。
図227(コ)では、一斉演出としての番長モードの演出が開始された様子が示されている。この演出例では、一斉演出の開始時間となると、図柄変動表示の表示状態にかかわらず一斉演出が開始される。なお、例えば、実行中の図柄変動表示が終了した後に(例えば、次の図柄変動表示の開始時に)一斉演出が開始されるようにしてもよい。番長モードが開始されると、装飾図柄表示装置208では、番長モードの実行中であることを示す「番長モード」の表示とともに、番長のキャラクタC5が表示される。番長のキャラクタC5は、例えば、番長モードにおいては、卓球のラケットをスイングするアニメーションで表示されている。また、装飾図柄表示装置208の下端部には、番長モードにおける予告の内容を説明する「番長が服を破れば熱」のスクロール文字がループして表示されている。このスクロール文字も第二の表示の一例である。そして、このスクロール文字の表示のために、第一の表示としての保留アイコンが消去されている。また、番長モードでは、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282における保留アイコンが消去され、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおける特図1及び特図2の保留数の表示のみが行われている。すなわち、番長モードでは、保留表示の簡略化が行われる。なお、番長モードにおいて、保留表示の簡略化を行わないようにしてもよい。また、番長モードでは、装飾図柄が7セグ風の態様で表示され、番長モードの開始前の表示態様(模様が施された表示態様)よりも簡略化した表示態様となっている。なお、番長モードの演出の開始に前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾3」が導出され、その後、「装飾5−装飾3−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。
図228(サ)は、特図1の第1保留が消化されて第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では特図1の装飾図柄の変動表示が開始されている様子が示されている。ここでは、装飾図柄は、スクロールによる変動表示ではなく、7つのセグメントのうちの中央のセグメントのみが、例えば、黒色と白色とで交互に変化する態様での変動表示が行われる。図228(シ)は、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている様子が示されている。
図228(ス)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図228(セ)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図228(ソ)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾5」が導出され、その後、「装飾4−装飾5−装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。
その後、図228(タ)に示すように、特図1の第1保留が消化されて第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。
図228(チ)は、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている様子が示されている。ここで、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタC5が正面を向いて仁王立ちしている様子が表示され、番長のキャラクタC5の服が破けるか否かについて期待感を持たせている。
その後、図228(ツ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、番長のキャラクタC5の服が破けた様子の演出が行われる。
続いて、図228(テ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208の下端部でスクロール表示されていた文字表示の内容が「激アツキター」に変更され、高信頼度の予告演出が開始されたことが報知される。なお、「激アツキター」の文字表示は、固定表示であるが、スクロール表示としてもよい。そして、この文字表示の変更に前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
その後、図228(ト)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示され、リーチ状態が形成される。そして、第2停止に前後して、又は、第2停止と同じタイミングで、装飾図柄表示装置208の下端部において、リーチ状態が形成されたことを報知する「リーチ」という文字が表示され、リーチ演出が開始される。
図229(ナ)は、スーパーリーチの一例である討伐リーチに移行した様子が示されている。討伐リーチとなると、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄の表示位置が、左上隅に変更され、装飾図柄の大きさも討伐リーチの移行前よりも小さく表示される。このとき、装飾図柄は、模様が施された態様で表示されている。なお、上述したような7セグ風の表示態様で表示するようにしてもよい。また、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面が表示されている。
その後、図229(ニ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面に重畳して、主人公の殿様が勝負開始を告げるカットイン画面が表示される。
その後、図229(ヌ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、中図柄表示領域208bに「装飾7」が導出され、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示される。
そして、図229(ネ)のタイミングで、第1特図表示装置212の図柄変動表示が終了し、第1特図表示装置212には、例えば、15R特別大当り図柄である特図Aが停止表示されるとともに、装飾図柄表示装置208では、特図Aに対応した装飾図柄の組み合わせである「装飾7−装飾7−装飾7」が確定表示される。討伐リーチにおいて模様が施された態様で表示されていた装飾図柄は、上述した7セグ風の態様で表示される。なお、確定表示のタイミングにおいても、模様が施された態様での装飾図柄の表示を引き続き行うようにしてもよい。このようにすると、大当り図柄をよりわかりやすく報知することができる場合がある。
その後、15R大当り遊技が開始され、図229(ノ)のタイミングで大当り遊技開始演出が開始される。大当り遊技開始演出が開始されると、装飾図柄表示装置208に報知画像が表示される。図229(ノ)では、保留アイコン及び保留数が非表示となっている。すなわち、保留表示が消去されている。また、装飾図柄表示装置208の左上隅部には、大当りの組み合わせである「装飾7−装飾7−装飾7」の組み合わせが表示されている。このとき、装飾図柄は、模様が施された態様で表示されている。このように、装飾図柄が派手な表示態様で表示されたとしても、装飾図柄表示装置208の隅部に移動して表示されることにより、報知画像を目立たせることができ、遊技者に報知画像を注目させて右打ちを促す報知を効果的に行うことができる場合がある。
このように、本実施形態では、第一の表示の一例としての装飾図柄は、一斉演出の実行期間よりも前の期間(第一の期間の一例:例えば、図227(ア)〜同図(ケ)に示される期間)においては、模様が施された態様(第一の態様)で表示され、一斉演出が実行される期間である第二の期間においては、簡略化された7セグ風の態様(第二の態様)で表示されている。さらに、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留アイコンは、第一の期間においては特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示されるが、第二の期間においてはこれらは消去されている。また、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留表示(保留アイコン及び保留数の表示)は、第一の期間においては、保留アイコン及び保留数の表示が行われる態様(第一の態様)で表示され、第二の期間においては、保留数の表示のみが行われることによって簡略化された態様(第二の態様)で表示されている。また、この第二の期間においては、第二の表示として一斉演出(例えば、「番長モード」の文字の表示、番長モードにおける予告の内容を説明する「番長が服を破れば熱」の文字のスクロール表示、及び、番長のキャラクタC5の表示等)が表示される。この一斉演出は、第一の期間においては表示されないものである。
このように、本実施形態では、上述したように構成されているので、第二の期間において第一の表示を変化あるいは第一の表示を消去することによって、第二の表示を目立たせて、遊技者に第二の表示に対して注目させることができる場合がある。具体的には、例えば、第二の表示としての一斉演出の表示を目立たせることにより、遊技者の注意を引き、一斉演出の演出効果を高めて遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、本実施形態では、第二の期間において保留表示が簡略化されるので、特図の保留数の報知を行いつつも第二の表示に注目させることができる場合がある。また、第二の期間においては、保留アイコンが消去されるので、例えば、先読み予告の表示態様で表示されている保留アイコンについても消去されることにより、先読み予告に注目させずに第二の表示に注目を集めることができる場合がある。
なお、一斉演出の演出内容は、一斉演出の開始日時や開始時刻あるいは一斉演出が開始されるときの遊技状態に応じて変更されるものであってもよい。
次に、図230を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。この演出例では、例えば、図柄変動表示中において、実行するリーチを遊技者により選択させるリーチセレクト演出を含む変動パターンが実行されるとともに、この変動パターンによる図柄変動表示中に一斉演出としての番長モードが開始される様子について示されている。図230は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図である。
図230(ア)に示す状態は、非電サポ状態であり、特図2の保留はなく、特図1の保留を2つ残した状態で、第1特図表示装置212では図柄変動表示が行われ、装飾図柄表示装置208では特図1の装飾図柄の変動表示が行われているとともに、特図1保留表示領域281には、デフォルトの表示態様で第1特図1保留アイコン2811及び第2特図1保留アイコン2812が示されている。また、特図1保留数表示部281Aには、特図1の保留数である「2」が表示され、特図2保留数表示部282Aには、特図2の保留数である「0」が表示されている。また、図227(ア)に示す演出例と同様に、装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域284も設けられており、変動アイコン表示領域284には、デフォルトの表示態様で変動アイコンが表示されている。
図柄変動表示が開始してから所定の変動アイコン消去時間(例えば、3秒)が経過すると、図230(イ)に示すように、変動アイコン表示領域284に表示されていた変動アイコンが消去される。
その後、図230(ウ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾5」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、一斉演出の開始から所定時間前(例えば、5秒前)になると、図230(エ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始予告演出が開始される。図230(エ)に示すタイミングでは、一斉演出の開始5秒前であることを示す「一斉演出まであと5秒」の表示が行われる。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾5」が停止表示され、リーチ状態が形成される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
一斉演出の開始から4秒前となると、図230(オ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始4秒前であることを示す「一斉演出まであと4秒」の表示が行われる。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、リーチセレクト演出が開始される。リーチセレクト演出は、例えば、複数種類(例えば、2種類)のリーチ演出の内容を示す画像を装飾図柄表示装置208に表示し、操作パネル部138に配置された十字キー141を操作して、実行するリーチ演出の種類を選択する演出である。本実施形態では、リーチセレクト演出は、操作手段を使用した選択演出に関連する表示の一例であり、第二の表示に相当する。図230(オ)に示すタイミングでは、十字キー141を表す画像552とともに、「でリーチを選べ」という文字の表示が行われて、リーチ演出の選択方法の説明がなされている。また、図230(オ)に示すように、一斉演出の開始予告演出の実行中においては、左図柄表示領域208a及び右図柄表示領域208cにそれぞれ停止表示されている装飾図柄、中図柄表示領域208bにおいて変動表示中の装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の左上隅部ではなく、右下隅部に移動するとともに、縮小した態様で表示されている。これにより、一斉演出の開始予告演出を目立たせることができる場合がある。本実施形態では、この一斉演出の開始予告演出が実行されている期間も含めて第二の期間ということも可能である。
その後、一斉演出の開始から3秒前となると、図230(カ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始3秒前であることを示す「一斉演出まであと3秒」の表示が行われる。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、装飾図柄表示装置208では、リーチセレクト演出として、討伐リーチ(Aリーチ)と殿様リーチ(Bリーチ)とが選択可能である旨の演出が実行される。具体的には、装飾図柄表示装置208では、討伐リーチの特徴的キャラクタである敵役の剣豪のキャラクタ画像及び「A」の文字からなるAリーチの選択画像と、殿様リーチの特徴的キャラクタである主人公の殿様のキャラクタ画像及び「B」の文字からなるBリーチの選択画像とが並べて配置され、十字キー141を表す画像552及び十字キー141の受付可能時間を示す残時間表示バーG2が上下方向に並べて配置されている。そして、現在選択中のリーチを示すカーソルCS1は、「A」の文字表示を囲んでおり、Aリーチが選択中であることを示している。
その後、一斉演出の開始から2秒前となると、図230(キ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始2秒前であることを示す「一斉演出まであと2秒」の表示が行われる。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、遊技者により操作手段の一例としての十字キー141の右ボタンが押下された様子が示されている。すると、図230(ク)に示すように、「A」の文字表示を囲んでいたカーソルCS1は、「B」の文字表示を囲むようになり、Bリーチが選択中であることを示すようになる。
一斉演出の開始から1秒前となると、図230(ク)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始1秒前であることを示す「一斉演出まであと1秒」の表示が行われる。なお、「一斉演出まであと1秒」の表示が行われるタイミングは、カーソルCS1が「B」の文字表示を囲むことを開始するタイミングと同時であってもよいし、前後するタイミングであってもよい。
一斉演出の開始時間となると、図230(ケ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、一斉演出の開始0秒前であることを示す「一斉演出まであと0秒」の表示が行われた後、図230(コ)に示すように、一斉演出が開始されることを示す「START」の文字表示が行われて、一斉演出が開始されることが報知される。また、これに前後して、又は、これと同じタイミングで、遊技者により十字キー141の左ボタンが押下された様子が示されている(図230(ケ)参照)。すると、図230(コ)に示すように、「B」の文字表示を囲んでいたカーソルCS1は、「A」の文字表示を囲むようになり、Aリーチが選択中であることを示すようになる。
図230(サ)では、一斉演出としての番長モードの演出が開始された様子が示されている。番長モードが開始されると、装飾図柄表示装置208では、番長モードの実行中であることを示す「番長モード」の文字表示が行われる。なお、図230(サ)に示すタイミングでは、リーチセレクト演出が実行されているので、番長のキャラクタC5の表示は行われない。そして、装飾図柄表示装置208の下端部には、リーチセレクト演出の実行中であることを示す「リーチ選択中」の文字表示が行われている。また、装飾図柄は、番長モードが開始されたことにより、7セグ風の表示態様で表示されるとともに、リーチセレクト演出の実行中であるため、表示位置が装飾図柄表示装置208の左上隅部に変更されている。なお、装飾図柄は、模様が施された態様で表示されていてもよい。そして、Aリーチの選択画像とBリーチの選択画像は、それぞれ「A」の文字及び「B」の文字のみの構成となり、簡略化されている。なお、カーソルCS1は、「A」の文字表示を囲んでいる。十字キー141を表す画像552及び残時間表示バーG2は、「A」の文字と「B」の文字との間に配置されるようになる。本実施形態では、一斉演出が開始された後は、リーチセレクト演出が簡略化されるので、一斉演出を目立たせることができる場合がある。このように、本実施形態では、リーチセレクト演出の表示が第一の表示に相当し、一斉演出の表示が第二の表示に相当するということができる。そして、一斉演出が実行されている期間が第二の期間に相当し、一斉演出の開始までの期間が第一の期間に相当するということもできる。また、図230(サ)では、番長モードの開始に前後して、又は、番長モードの開始と同じタイミングで、遊技者により十字キー141の決定(OK)ボタン1411が押下された様子が示されている。すると、図230(シ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、敵役の剣豪のキャラクタ画像及び「A:討伐リーチだ」の文字が表示されて、実行するリーチ演出として、討伐リーチ(Aリーチ)が決定されたことが示される。なお、一斉演出の実行中においては、Aリーチが決定されたことを示す画像を簡略化するようにしてもよい。その後は、例えば、当該図柄変動表示が大当りとなる場合には、図229(ナ)〜図229(ノ)と同様の演出が行われる。なお、本実施形態において、一斉演出モードが開始されたことが報知された後は、一斉演出モードの報知を一旦中断してリーチ演出を実行するようにしてもよい。このような演出を行うことにより、一斉演出が開始されたことをわかりやすく報知するとともに、リーチ演出が実行されることによって遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
次に、図231を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図231は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図である。この演出例も、図柄変動表示中に一斉演出が開始される様子について示すものであるが、この演出例では、図柄変動表示の実行中に一斉演出の開始時間となった場合には、当該図柄変動表示が終了するまで、一斉演出の開始が待機される様子が示されている。ここで、図231(ア)〜図231(キ)に示される演出は、図227(ア)〜図227(キ)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。
この演出例では、図231(ク)に示すように、一斉演出の開始時間となって、装飾図柄表示装置208において、一斉演出の開始0秒前であることを示す「一斉演出まであと0秒」の表示が行われた後、図231(ケ)に示すように、一斉演出の開始が待機されている状態であることを報知する「一斉演出待機中」の文字表示が行われる。なお、「一斉演出待機中」の文字表示が行われなくてもよい。
図231(コ)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾3」が導出され、その後、「装飾5−装飾3−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。
その後、図231(サ)に示すように、特図1の第1保留が消化されたタイミングで、上述した一斉演出としての番長モードの演出が開始された後、図231(シ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。その後は、例えば、図228(シ)〜図228(ノ)と同様の演出が行われる。
次に、図232を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図232は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図である。
図232(ア)は、確変状態において実行される一斉演出の一例としての超八代将軍モードが実行されている様子が示されている。すなわち、この演出例では、確変状態では、番長モードに代えて超八代将軍モードが一斉演出として実行される。超八代将軍モードでは、装飾図柄表示装置208に、超八代将軍モードの実行中であることを示す「超八代将軍モード」が表示されるとともに、回転画像C6が表示される。回転画像C6は、例えば、所定色の円形状の外形を有しており、「八」、「代」、「将」、「軍」の4文字が円の周方向に等間隔(例えば、90°間隔)で記されている(「八代将軍」柄)。各文字は、いずれも円の中心方向が下となるように配置されている。この回転画像C6では、「八」、「代」、「将」、「軍」のうちいずれか1文字のみが正位置(上下の向きが正しい位置)となっており、初期状態では「八」が正位置となっている。回転画像C6は、例えば、円の中心を回転軸として時計方向(CW方向)に常に回転し続けるように視認される。また、超八代将軍モードでは、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおいてそれぞれ特図1及び特図2の保留数が表示されている一方、保留アイコンは非表示となっている。また、装飾図柄表示装置208の下部には、連チャン回数と、初回の大当りからの出玉数が表示されている。そして、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の中央右側に表示位置が変更され、模様の施されていない態様で表示される。また、装飾図柄は、縮小して表示されている。図232(ア)に示すように、装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が行われている。さらに、超八代将軍モードは、確変状態において実行されるので、「右打ち」の表示が行われ、右打ちを促すようにしている。すなわち、「右打ち」の表示は、右打ちを促す報知画像の一例であり、この「右打ち」の表示は、第二の表示の一例ということができ、したがって、特図の変動表示が行われている第一の期間に第二の表示が行われているということができる。なお、超八代将軍モードは、電サポ状態のうちの非確変状態(時短状態)においてのみ実行可能であってもよく、確変状態であるか否かにかかわらず電サポ状態において実行可能であってもよい。また、本実施形態では、上述したように、確変状態においては「確変中」の表示を行うものとしたが、これに代えて、例えば、一斉演出の実行中でない確変状態である場合には、その旨を示す「八代将軍モード」の演出を行うようにしてもよい。これにより、当該パチンコ機100で遊技する遊技者しか一斉演出が実行されたことに気づかないようにすることができる場合がある。
その後、図232(イ)のタイミングで、第2特図表示装置214の図柄変動表示が終了し、停止図柄が表示されるとともに、装飾図柄表示装置208ではハズレの装飾図柄の組み合わせである「装飾2−装飾5−装飾8」が停止表示される。その後、図232(ウ)に示すタイミングで、特図2の第1保留を消化して第2特図表示装置214による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では特図2の装飾図柄の変動表示が開始される。
その後、図232(エ)のタイミングで、第2特図表示装置212において15R特別大当り図柄である特図Aが停止表示されるとともに、装飾図柄表示装置208では、これに対応して、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)され、その後、図232(オ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、大当りが開始されることを示す「大盤振舞」の表示とともに、主人公の殿様が百姓に施しを与えている様子の演出表示が行われる。
そして、大当り遊技が開始されると、図232(カ)に示すように、大当り遊技開始演出が行われる。図232(カ)に示される大当り遊技開始演出は、図225(ヒ)に示して上述したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
次に、図233を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図233は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図である。この演出例では、例えば、上述した一斉演出の実行中にデモ演出(客待ちデモンストレーション)表示が行われる様子について示されている。ここで、デモ演出表示は、パチンコ機100が稼働していないときに装飾図柄表示装置208で実行可能な演出として用意されているものである。デモ演出表示の開始条件は適宜設定することができ、例えば、特図の図柄変動表示の終了後あるいは大当り遊技の終了後、特図の変動遊技の保留がない状態で所定時間(例えば、3分)が経過したことであってもよいし、遊技球の発射が継続して所定時間(例えば、30秒)なかったこと等であってもよい。
図233(ア)は、上述した一斉演出の一例としての番長モードの実行中である様子が示されている。図233(ア)に示す状態は、非電サポ状態であり、特図2の保留はなく、特図1の保留を1つ残した状態で、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾3−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示されている。
その後、図233(イ)に示すように、特図1の第1保留が消化されて第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。図223(ウ)は、装飾図柄の変動表示が引き続き行われている様子が示されている。
図233(エ)に示す装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾4」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図233(オ)に示す装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾6」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
図233(カ)に示す装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾5」が導出され、その後、「装飾4−装飾5−装飾6」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。
その後、デモ演出表示の開始条件が成立すると、図233(キ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、デモ演出表示が実行される。一斉演出の実行中におけるデモ演出表示では、客待ちデモンストレーションに関する表示としてのデモ画像DM1が縮小された態様で装飾図柄表示装置208の中央に配置され、その上側には一斉演出の実行中であることを示す「RTC発動中」の文字が表示され、下側には「現在 番長モード」の文字が表示される。また、デモ演出表示中では、装飾図柄の表示位置が装飾図柄表示装置208の右下隅部に変更されるとともに、装飾図柄の大きさも図柄変動表示中よりも小さく表示される。すなわち、デモ演出表示中においては、装飾図柄の表示が簡略化される。本実施形態において、デモ画像DM1は、第二の表示の一例ということができる。なお、一斉演出の実行中でない場合には、図233(キ’)に示すように、装飾図柄表示装置208の表示画面いっぱいにデモ画像DM1が縮小されていない態様で表示される。このように、本実施形態では、デモ演出表示を目立たせつつも一斉演出の実行中であることの報知をも行うことができるので、いずれの演出も効率よく実行させて、遊技意欲を高めることができる場合がある。
その後、デモ演出表示の実行中に、第1特図始動口230に遊技球が入賞すると、装飾図柄表示装置208では、図233(ク)に示すように、一旦、装飾図柄が確定表示された状態での表示を行った後、図233(ケ)に示すように、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。
次に、図234及び図235を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図234は、実施形態4における具体的演出例の一例を示す図であり、図235は、図234に示す具体的演出例の続きを示す図である。以下に示す演出例では、複数種類のステージ演出が切り替えて実行される様子が示されている。ステージ演出は、その種類によって、例えば、背景表示の内容や、登場するキャラクタ画像等が異なるものである。
図234(ア)は、複数種類のステージ演出のうちのステージAの演出が実行されている様子が示されている。図234(ア)に示す状態は、非電サポ状態であり、特図2の保留はなく、特図1の保留を3つ残した状態で、装飾図柄表示装置208において「装飾5−装飾3−装飾4」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示されている。また、特図1保留表示領域281には、第1特図1保留アイコン2811、第2特図1保留アイコン2812及び第3特図1保留アイコン2813がそれぞれデフォルトの表示態様で示されている。また、特図1保留数表示部281Aには、特図1の保留数が3つであることを示す「3」が表示されており、特図2保留数表示部282Aには、特図2の保留数が0であることを示す「0」が表示されている。
その後、図234(イ)に示すように、特図1の第1保留が消化されて第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、特図1の第1保留に対応する第1特図1保留アイコン2811が変動アイコン表示領域284に移動し、変動アイコンとして表示される。この変動アイコンは、デフォルトの表示態様となっている。
図柄変動表示が開始してから所定の変動アイコン消去時間が経過すると、図234(ウ)に示すように、変動アイコン表示領域284に表示されていた変動アイコンが消去される。
その後、図234(エ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第1停止が行われ、左図柄表示領域208aに「装飾3」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
続いて、図234(オ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第2停止が行われ、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、中図柄表示領域208bでは、装飾図柄の変動表示が続いている。
そして、図234(カ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、第3停止が行われ、中図柄表示領域208bに「装飾7」が導出され、その後、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。
続いて、図234(キ)に示すように、特図1の第1保留が消化されて第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、特図1の第1保留に対応する第1特図1保留アイコン2811が変動アイコン表示領域284に移動し、変動アイコンとして表示される。この変動アイコンは、デフォルトの表示態様となっている。
図柄変動表示が開始してから所定の変動アイコン消去時間が経過すると、図234(ク)に示すように、変動アイコン表示領域284に表示されていた変動アイコンが消去される。
その後、図234(ケ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステージAから他の種類のステージ演出に変更する演出であるステージチェンジ演出が行われる。すなわち、ステージチェンジ演出は、第一のステージから第二のステージに変更する演出である。なお、ステージチェンジ演出の前後でステージ演出が変更されない場合があってもよいし、必ずステージ演出が変更されてもよい。ステージチェンジ演出は、例えば、図234(ケ)に示すように、裸の番長のキャラクタC7が登場するとともに、背景がフラッシュする演出である。本実施形態では、ステージチェンジ演出は、予告演出として機能しており、例えば、フラッシュの色に応じて信頼度が異なっている。ステージチェンジ演出が開始されると、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄の表示位置が右下隅部に変更され、また、装飾図柄の大きさもステージチェンジ演出の開始前よりも小さく表示される。すなわち、ステージチェンジ演出の実行中は、装飾図柄の表示が簡略化される。また、ステージチェンジ演出では、保留アイコンが消去され、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部282Aにおける特図1及び特図2の保留数の表示のみが行われる。また、ステージチェンジ演出では、変動アイコンも消去される。すなわち、ステージチェンジ演出の実行中は、保留表示が簡略化される。ここで、変動アイコンは、保留表示に含めることが可能である。
このように、本実施形態では、第一の表示の一例としての装飾図柄は、ステージチェンジ演出の開始よりも前の期間(第一の期間の一例:例えば、図234(ア)〜同図(ク)に示される期間)においては、第一の態様で表示され、ステージチェンジ演出が実行される期間である第二の期間においては、表示位置が異なって縮小された第二の態様で表示されている。さらに、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留アイコン及び変動アイコンは、第一の期間においては特図1保留表示領域281、特図2保留表示領域282及び変動アイコン表示領域284にそれぞれ表示されるが、第二の期間においてはこれらは非表示となっている。また、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留表示(保留アイコン、変動アイコン及び保留数の表示)は、第一の期間においては、保留アイコン、変動アイコン及び保留数の表示が行われる態様(第一の態様)で表示され、第二の期間においては、保留数の表示のみが行われることによって簡略化された態様(第二の態様)で表示されている。また、この第二の期間においては、第二の表示としてステージチェンジ演出が表示される。このステージチェンジ演出は、第一の期間においては表示されないものである。
その後、図234(コ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、複数種類のステージ演出のうちのステージBの演出が開始される。このとき、ステージチェンジ演出が開始される前はデフォルトの表示態様であった第1特図1保留アイコン2811が、ステージBの演出が開始されるタイミングで先読み予告の表示態様に変更されている。
そして、装飾図柄表示装置208では、図234(サ)に示すタイミングで、左図柄表示領域208aに「装飾3」が停止表示され、続いて、図234(シ)に示すタイミングで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される。なお、この演出例では、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示される前後のタイミング又は同じタイミングで第1特図始動口230に遊技球が入賞して、特図1の図柄変動表示の開始が保留され、特図1保留表示領域281に第2特図1保留アイコン2812がデフォルトの表示態様で表示されている。また、特図1保留数表示部281Aでは、特図1の保留数の表示が「2」に更新されている。
その後、図234(ス)のタイミングで、中図柄表示領域208bに「装飾7」が導出され、その後、「装飾3−装飾7−装飾7」のハズレの装飾図柄の組み合わせで確定表示される。
その後、図235(セ)に示すように、特図1の第1保留が消化されて第1特図表示装置212による図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、特図1の装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、特図1の第1保留に対応する第1特図1保留アイコン2811が変動アイコン表示領域284に移動し、変動アイコンとして表示される。この変動アイコンは、先読み予告の表示態様となっている。
その後、図235(ソ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、ステージBから特有の先読み予告を実行するモードである先読みモードに移行するステージチェンジ演出が行われる。このステージチェンジ演出は、例えば、図235(ソ)に示すように、番長のキャラクタC7は登場せず、背景が複数色(例えば、7色)でフラッシュする演出である。このステージチェンジ演出は高信頼度の予告となっている。ステージチェンジ演出が開始されると、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b及び右図柄表示領域208cにそれぞれ表示されていた装飾図柄の表示位置が右下隅部に変更され、また、装飾図柄の大きさもステージチェンジ演出の開始前よりも小さく表示される。すなわち、ステージチェンジ演出の実行中は、装飾図柄の表示が簡略化される。また、この演出例では、変動アイコンが先読み予告の表示態様であるので、ステージチェンジ演出の実行中は、保留アイコンが消去され、変動アイコン及び保留数の表示のみが行われる。すなわち、ステージチェンジ演出の実行中は、第一の表示としての変動に関するアイコン(保留アイコン及び変動アイコン)の一部(デフォルトの表示態様での保留アイコン)が消去されるので、変動に関するアイコンを目立たせなくしてステージチェンジ演出を目立たせることができる場合がある。また、変動に関するアイコンのうち、目立たせたいもの(先読み予告の表示態様での変動アイコン)だけを表示させることができる場合がある。
その後、図235(タ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、激アツ先読みモードの演出が開始される。激アツ先読みモードは第二の演出モードの一例であり、激アツ先読みモード以外の状態(例えば、ステージAやステージB)は第一の演出モードの一例である。この激アツ先読みモードの演出は高信頼度の先読みモードの演出であって、実行中の図柄変動表示が終了するまで、あるいは、複数回の図柄変動表示が終了するまで実行可能な演出である。激アツ先読みモードの演出が開始されると、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が百姓に施しを与えている様子の演出表示(施し演出表示)が行われる。このとき、ステージチェンジ演出が開始される前はデフォルトの表示態様であった第1特図1保留アイコン2811が、激アツ先読みモードの演出が開始されるタイミングで当該変動予告の表示態様(例えば、「熱」が表示された態様)に変更されている。この当該変動予告の表示態様である保留アイコンは、先読み予告としての表示ではなく、実行中の図柄変動表示についての予告表示である。また、装飾図柄は、装飾図柄表示装置208の右下隅部で小さく表示されたままとなっている。
その後、図235(チ)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、装飾図柄が元の位置及び元の大きさで表示される。また、装飾図柄表示装置208では、激アツ先読みモードの演出の実行中であることを示す「激アツ先読みモード」の文字表示が行われる。このとき、当該変動予告の表示態様で表示されていた第1特図1保留アイコン2811は、第1特図1保留アイコン2811に対応する図柄変動表示自体は予告の対象となっていないため、所定時間経過後にデフォルトの表示態様に戻る。また、施し演出表示は、装飾図柄表示装置208の右下隅部(すなわち、ステージチェンジ演出の実行中において装飾図柄が表示されていた位置)に移動し、縮小した態様で表示される。
そして、装飾図柄表示装置208では、図235(ツ)に示すタイミングで、左図柄表示領域208aに「装飾3」が停止表示され、続いて、図235(テ)に示すタイミングで、右図柄表示領域208cに「装飾7」が停止表示されて、リーチ状態が形成され、リーチ演出が開始される。
続いて、図235(ト)に示すタイミングで、討伐リーチに移行した様子が示されている。このときも、施し演出表示は、装飾図柄表示装置208の右下隅部で表示されたままである。本実施形態において、討伐リーチの演出表示は、第二の表示に相当する。また、この討伐リーチが実行されている期間は、第二の期間に相当する。また、「激アツ先読みモード」の文字表示と施し演出表示とが第一の表示として構成される。本実施形態では、第二の期間である討伐リーチにおいて第一の表示の一部である「激アツ先読みモード」の文字表示が消去されることにより、激アツ先読みモードの報知を目立たなくさせて、第二の表示である討伐モードの演出表示を目立たせることができる場合がある。
その後、図235(ナ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪が対峙する画面に重畳して、主人公の殿様が勝負開始を告げるカットイン画面が表示される。
その後、図235(ニ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様が敵役の剣豪を倒し、勝利した画面が表示されるとともに、中図柄表示領域208bに「装飾3」が導出され、「装飾3−装飾3−装飾3」の装飾図柄の組み合わせで仮停止表示される。
そして、図235(ヌ)に示すタイミングで、第1特図表示装置212の図柄変動表示が終了し、第1特図表示装置212には、例えば、15R特別大当り図柄である特図Aが停止表示されるとともに、装飾図柄表示装置208では、特図Aに対応した装飾図柄の組み合わせである「装飾3−装飾3−装飾3」が確定表示される。なお、図235(ヌ)に示すタイミング(すなわち、討伐リーチの終了のタイミング)で、消去されていた「激アツ先読みモード」の文字表示、保留アイコン及び変動アイコンが再び表示されている。また、施し演出表示は消去されている。なお、施し演出表示が表示されたままであってもよい。
このように、本実施形態では、第一の表示の一例としての保留アイコン及び変動アイコンは、ステージチェンジ演出が実行される期間の後で開始される期間(第三の期間の一例:例えば、図234(コ)以降に示される期間、あるいは、図235(タ)以降に示される期間)において表示が再開される。すなわち、第二の期間において非表示とされていた保留アイコン及び変動アイコンは、第三の期間において表示が再開される。
なお、上述した激アツ先読みモードの演出は、例えば、電サポ状態においても実行可能であり、この場合、激アツ先読みモードの演出中に、連チャン回数の表示や初回の大当りからの出玉数の表示が行われるようにしてもよいし、激アツ先読みモードの演出の実行中は、これらの表示が行われないようにしてもよい。
また、本実施形態では、例えば、図232に示す超八代将軍モードの実行中に激アツ先読みモードを開始可能としてもよい。この場合は、例えば、超八代将軍モードと激アツ先読みモードが重畳して実行されるようにしてもよいし、超八代将軍モードから激アツ先読みモードに移行し、激アツ先読みモードが終了した後は再び超八代将軍モードに移行する態様であってもよい。
また、本実施形態において、例えば、激アツ先読みモードの実行中に図224に示されるセレクト演出や、図230に示されるリーチセレクト演出が開始可能であってもよい。また、一斉演出の実行中に激アツ先読みモードが開始可能であってもよく、激アツ先読みモードの実行中に一斉演出が開始可能であってもよい。
また、本実施形態において、番長モードや超八代将軍モードは第三の演出モードの一例に相当する。なお、番長モードや超八代将軍モードが開始されるまでのカウントダウン表示、番長モードや超八代将軍モードが終了するまでのカウントダウン表示、番長モードや超八代将軍モードの実行中であることの報知の表示、あるいは、番長モードや超八代将軍モードにおいて実行される固有の演出を第二の表示に含まれるものとしてもよい。
また、本実施形態において、右打ちを促す報知を行う報知画像について説明したが、左打ちを促す報知を行う報知画像を表示するようにしてもよい。
これまでに説明した実施形態は、全てパチンコ機100に適用して説明したものであるが、これらのうちの一部又は全部についてスロットマシンに適用することももちろん可能である。
<<実施形態5>>
次に、図236を用いて実施形態5に係る遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)についてに説明する。まず、図236を用いて、本実施例によるスロットマシン1000の全体構成について説明する。なお、同図は実施形態5に係るスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図236に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図236において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010〜1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010〜1012が構成されている。リール1010〜1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010〜1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010〜1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010〜1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010〜1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010〜1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030〜1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030〜1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010〜1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030〜1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010〜1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037〜1039が設けられている。ストップボタン1037〜1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010〜1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010〜1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037〜1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037〜1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037〜1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010〜1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、後述するユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
<情報表示ボタン>
図237(a)は、情報表示ボタン1046の外観斜視図であり、図237(b)は、情報表示ボタン1046の上面図である。情報表示ボタン1046は、図237に示すように、情報表示ボタンユニット1050の略矩形の平面上に複数のボタンを備えている。すなわち、情報表示ボタン1046は、情報表示ボタンユニット1050に設けられた複数のボタンの総称であり、詳しくは、情報表示ボタンユニット1050の略中央に設けられた決定(呼出)ボタン1046Oと、決定(呼出)ボタン1046Oの左側に離間して設けられた上選択ボタン1046U、下選択ボタン1046D、左選択ボタン1046L及び右選択ボタン1046Rと、決定(呼出)ボタン1046Oの右側に離間して設けられたキャンセルボタン1046Cと、を備える。
次に、図238〜図240を参照して、本実施形態における演出の具体例について説明する。図238は、実施形態5における具体的演出例の一例を示す図であり、図239は、図238に示す具体的演出例の続きを示す図であり、図240は、図239に示す具体的演出例の続きを示す図である。この演出例では、デモ演出表示の実行中に音量調整が行われる様子について示されている。本実施形態におけるデモ演出表示は、例えば、スロットマシン1000において遊技が開始されておらず、メダルが投入されていない(ベットされていない)待機状態において、液晶表示装置1057で実行可能な演出として用意されているものである。デモ演出表示の開始条件は適宜設定することができ、例えば、待機状態となってから所定時間(例えば、3分)が経過したことであってもよいし、精算ボタン1034が操作されてクレジットされたメダルやベットされたメダルが精算されたこと等であってもよい。
図238(ア)は、待機状態であることを示している。待機状態では、各リール1010〜1012はいずれも停止された状態となっており、液晶表示装置1057では、通常演出表示が行われている。
待機状態となってから上述したデモ演出表示の開始条件が成立するとデモ演出表示が開始される。デモ演出表示が開始されると、液晶表示装置1057では、図238(イ)に示すようなデモ画像DM2が表示される。デモ画像DM2は、例えば、スロットマシン1000の機種名である「スロット吉宗」の表示を含むものである。
主人公の殿様のキャラクタ画像、
デモ演出表示が開始された後、所定時間(例えば、1分)が経過すると、液晶表示装置1057では、図238(ウ)に示すような報知画像が表示される。なお、この報知画像は、デモ演出表示の実行中に、例えば、決定(呼出)ボタン1046Oが操作されたことにより表示されるものであってもよい。図238(ウ)に示される報知画像は、例えば、決定(呼出)ボタン1046Oを表す画像601及び「ボタンプッシュで音量調整可能」の文字表示を含むものである。すなわち、図238(ウ)に示される報知画像は、待機状態において決定(呼出)ボタン1046Oが操作されると、遊技中に出力される音声の音量を調節することが可能である旨を説明する画像である。この報知画像は、本実施形態では、第二の表示に相当する。また、報知画像が表示されるタイミングとなると、デモ画像DM2は、液晶表示装置1057の左上隅部に移動し、縮小して表示される。すなわち、デモ画像DM2は、簡略化して表示される。このように、本実施形態において、デモ画像DM2は、第一の表示に相当する。また、本実施形態では、デモ演出表示が開始されて報知画像の表示が開始されるまでの期間が第一の期間に相当し、液晶表示装置1057に報知画像が表示される期間が第二の期間に相当する。なお、図238(ウ)に示されるように、デモ画像DM2の下方に主人公の殿様のキャラクタ画像が表示されているが、このキャラクタ画像は、第一の表示に相当する場合もあるし、第二の表示に相当する場合もある。すなわち、第一の表示は、第一の期間においては、「スロット吉宗」の表示を含む第一の態様で表示されるものであるが、第二の期間においては、主人公の殿様のキャラクタ画像が付加された表示であるということができる。また、主人公の殿様のキャラクタ画像は、報知画像に含まれる画像であり、第二の表示に相当するということもできる。
その後、図238(エ)に示すタイミングで、遊技者により決定(呼出)ボタン1046Oが操作される。その結果、液晶表示装置1057では、図238(オ)に示すような音量調整画像が表示され、音量調整の方法が報知される。すなわち、音量調整画像は、報知画像の一例であり、操作手段の操作に関連した表示を少なくとも含む表示に相当する。音量調整画像は、例えば、左選択ボタン1046L及び右選択ボタン1046Rを表す画像602並びにこの画像602とともに表示される「で調整」の文字表示と、決定(呼出)ボタン1046Oを表す画像601及びこの画像601とともに表示される「で確定」の文字表示と、音量の大きさを示す複数(例えば、5段階)のメーター画像603とを含んで構成されている。なお、メーター画像603は、図238(オ)に示すように、音量の大きさが2段階目であることを示している。また、音量調整画像が表示されると、液晶表示装置1057の中央上部に、簡略化されたデモ画像DM2aが表示される。簡略化されたデモ画像DM2aは、デモ画像DM2を縮小し、さらに「スロット」の文字が消去された態様の画像である。このように、本実施形態では、デモ画像の表示態様が複数段階に変化している。本実施形態において、音量調整画像が表示される期間は第二の期間の一例であり、音量調整画像は第二の表示の一例である。すなわち、第一の表示としてのデモ画像は、音量調整画像の表示が開始される前の期間である第一の期間においては第一の態様(デモ画像DM2)で表示され、第二の期間においては第二の態様(簡略化されたデモ画像DM2a)で表示される。
その後、図239(カ)に示すタイミングで、遊技者により右選択ボタン1046Rが操作されると、図239(キ)に示すように、音量の大きさが3段階目であることを示すメーター画像603に変化する。その後、図239(ク)に示すタイミングで、遊技者により決定(呼出)ボタン1046Oが操作されると、図239(ケ)に示すように、液晶表示装置1057では、音量の大きさが3段階目に変更されたことを報知する「音量が3に変更されました」の文字表示が行われるとともに、図238(ウ)に示されるのと同様の態様であるデモ画像DM2と、主人公の殿様のキャラクタ画像が表示される。
その後、音量の大きさが変更されたことを報知する報知画像が表示されてから所定時間(例えば、5秒)が経過すると、液晶表示装置1057では、デモ演出表示が開始され、図240(コ)に示すように、報知画像の表示が開始される前の態様でデモ画像DM2が再び表示される。本実施形態では、音量の大きさが決定された後は、デモ演出表示が行われてデモ画像DM2が再び表示されるが、その前段階において決定した音量の大きさを報知するため、その報知画像を表示するようにしている。その報知画像を表示している期間では、当該報知画像を目立たせるため、デモ画像DM2が、液晶表示装置1057の左上隅部で縮小された態様で表示される。すなわち、音量の大きさを報知する報知画像を表示している期間、デモ画像DM2は、簡略化して表示されるのである。
なお、上述した演出例は、スロットマシン1000に適用して説明したものであるが、上述したようなパチンコ機100においても適用可能であることはいうまでもなく、例えば、音量の変更が可能なパチンコ機100について適用すると好適となる場合がある。また、上述の演出例では、音量の調整を行うものについて説明したが、液晶表示装置1057の画像調整や各種ランプの輝度調整についても適用可能である。
次に、図241〜図242を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図241は、実施形態5における具体的演出例の一例を示す図であり、図242は、図241に示す具体的演出例の続きを示す図である。この演出例では、デモ演出表示の実行中に遊技履歴の表示が行われる様子について示されている。ここで、図241(ア)〜図241(イ)に示される演出は、図238(ア)〜図238(イ)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。
デモ演出表示が開始された後、所定時間(例えば、1分30秒)が経過すると、液晶表示装置1057では、図241(ウ)に示すような報知画像が表示される。この報知画像は、操作手段の操作に関連した表示を少なくとも含む表示に相当する。なお、この報知画像は、デモ演出表示の実行中に、例えば、決定(呼出)ボタン1046Oが操作されたことにより表示されるものであってもよい。図241(ウ)に示される報知画像は、例えば、主人公の殿様のキャラクタ画像、上選択ボタン1046U及び下選択ボタン1046Dを表す画像603及び「プッシュで遊技履歴確認可能」の文字表示を含むものである。すなわち、図241(ウ)に示される報知画像は、待機状態において上選択ボタン1046U又は下選択ボタン1046Dが操作されると、当該スロットマシン1000における遊技履歴を液晶表示装置1057に表示させることが可能である旨を説明する画像である。この報知画像は、本実施形態では、第二の表示に相当する。また、報知画像が表示されるタイミングとなると、デモ画像DM2は、液晶表示装置1057の左上隅部に移動し、縮小して表示される。すなわち、デモ画像DM2は、簡略化して表示される。このように、本実施形態において、デモ画像DM2は、第一の表示に相当する。また、本実施形態では、デモ演出表示が開始されて報知画像の表示が開始されるまでの期間が第一の期間に相当し、液晶表示装置1057に報知画像が表示される期間が第二の期間に相当する。
その後、図241(エ)に示すタイミングで、遊技者により下選択ボタン1046Dが操作されると、液晶表示装置1057では、図241(オ)に示すような報知画像の一例としての遊技履歴が表示される。遊技履歴は、例えば、開始したボーナス(今回ボーナス)の種別と、この今回ボーナスが開始される1回前に実行されたボーナス(前回ボーナス)の終了から今回ボーナスが開始されるまでに要した遊技回数(ゲーム回数)とが、ボーナスの発生順に時系列的に並んでリスト表示された画像である。また、液晶表示装置1057では、遊技履歴が表示されている間にも主人公の殿様のキャラクタ画像が表示されるが、デモ画像DM2は消去されている。すなわち、本実施形態では、デモ画像DM2と主人公の殿様のキャラクタ画像とを備えた画像が第一の表示ということもでき、その場合、第一の表示は、第二の表示としての遊技履歴が表示されている期間である第二の期間において、第二の態様(簡略化された態様)で表示されるものであるということができる。また、図241(オ)に示すように、主人公の殿様のキャラクタ画像の下方には、キャンセルボタン1046Cを表す画像604及びこの画像604とともに「で戻る」の文字が表示されている。
その後、例えば、遊技者によりキャンセルボタン1046Cが操作されると、液晶表示装置1057では、デモ演出表示が開始され、図242(カ)に示すように、デモ画像DM2が再び表示される。本実施形態では、遊技履歴の表示が終了した後は、例えば、図241(ウ)に示すような態様のデモ画像DM2を表示することなく(すなわち、簡略化されたデモ画像DM2を表示することなく)、デモ演出表示における態様でのデモ画像DM2が表示される。
なお、本実施形態では、例えば、当該スロットマシン1000における遊技履歴を表示するものについて説明したが、例えば、遊技者が所有するパスワードを入力することにより、遊技者固有の遊技履歴の表示を行うものであってもよい。また、遊技履歴の表示の他、例えば、パスワード入力モードの表示や二次元コードの表示を行うものについても適用可能である。
なお、本実施形態では、音量調整における表示と遊技履歴の表示とを別途にして説明したが、例えば、音量調整を説明するための画像と遊技履歴の表示について説明するための画像とが同時に表示される態様であってもよい。
次に、図243及び図244を参照して本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図243は、実施形態5における具体的演出例の一例を示す図であり、図244は、図243に示す具体的演出例の続きを示す図である。この演出例では、ボーナス(大当り遊技)の一例であるAT(アシストタイム)の実行中において、特定役(例えば、スイカ)を入賞させるためのリールの正しい停止順序を当てるための押し順セレクト演出が実行される様子が示されている。
図243(ア)は、右上がりにリプレイ図柄が並んで各リールが停止してリプレイが入賞した状態で遊技が終了した様子を示している。図243(ア)で示されるように、遊技状態はAT中である。液晶表示装置1057では、AT中であることを示す「AT中」の文字表示とともに、番長のキャラクタ画像が表示されており、その右側には、AT中において実行された遊技回数(消化ゲーム数)と、ATが終了するまでの残り遊技回数(残りゲーム数)と、AT中において獲得したメダル数(獲得メダル数)とが表示されている。消化ゲーム数の表示、残りゲーム数の表示及び獲得メダル数の表示はATに係る情報(AT中情報)を構成している。本実施形態において、AT中情報は、第一の表示に相当する。また、AT中情報は、大当り遊技に関する表示ということができる。
その後、遊技者がスタートレバー1035を操作すると、図243(イ)に示すように、遊技は開始されるが、リール1010〜1012の回転が開始されずに所定時間振動するフリーズを伴った押し順セレクト演出が開始される。
その後、押し順セレクト演出が開始されると、図243(ウ)に示すように、液晶表示装置1057では、最初に停止させるリールの選択を促すセレクト演出表示が行われる。
セレクト演出表示が開始すると、上述したAT中情報は消去される。すなわち、本実施形態において、セレクト演出表示は第二の表示の一例であり、操作手段を使用した選択選出に関する表示に相当する。また、セレクト演出表示が実行される期間は第二の期間に相当する。また、セレクト演出表示が開始されるまでの期間(例えば、図243(ア)〜図243(イ)に示される期間)は、第一の期間に相当する。なお、セレクト演出表示が行われている期間、AT中情報の一部だけ消去してAT中情報を簡略化するようにしてもよく、AT中情報を縮小した態様で表示してもよい。また、セレクト演出表示が行われている期間、AT中情報の表示位置を変更するようにしてもよい。
その後、図243(エ)に示すタイミングで、リール1010〜1012の回転が開始する。
そして、遊技者により中リールを停止させるためのストップボタン1038が操作されると、図243(オ)に示すように、中リール1011が停止し、液晶表示装置1057では、「中」の文字が強調表示されて中リール1011が最初に停止された(第1停止である)ことが報知される。
その後、図243(カ)に示すタイミングで、液晶表示装置1057では、押し順に正解したことを報知する成功画像が表示される。
そして、遊技者により左リールを停止させるためのストップボタン1037が操作されると、図244(キ)に示すタイミングで、左リール1010が停止する。
その後、遊技者により右リールを停止させるためのストップボタン1039が操作されると、図244(ク)に示すタイミングで、右リール1012が停止する。すると、右上がりにスイカ図柄が並んで小役(スイカ)が入賞する。
すると、所定枚数(例えば、15枚)のメダルの払い出しが行われるとともに、図244(ケ)に示すように、液晶表示装置1057では、セレクト演出表示が終了してAT中情報の表示を開始する。このとき、獲得メダル数の表示が15枚加算されて更新表示される(すなわち、「2330get」から「2345get」に更新されて表示される。)。また、押し順に正解したため、服が破けた番長のキャラクタ画像が表示されるとともに、その褒賞として残りゲーム数が300ゲーム加算されたことが報知される。このように、本実施形態では、セレクト演出表示の終了により第二の期間が終了し、引き続き第三の期間が開始するということができる。第三の期間が開始されると、第一の表示としてのAT中情報の表示が再開される。
その後は、図244(コ)に示すように、液晶表示装置1057では、残りゲーム数の表示が300ゲーム加算されて更新表示される。
<<実施形態6>>
次に、図245及び図246を用いて、実施形態6に係るパチンコ機について説明する。なお、本実施形態において用いられるパチンコ機は、例えば、実施形態1におけるパチンコ機100が適用可能である。本実施形態では、例えば、図159に示される発射ハンドル1134が用いられるが、上述したターボボタン及びターボスイッチと同様の機能を備えたいずれのパチンコ機にも適用可能である。以下に説明するパチンコ機100の具体的構成については、上述したのと同様であるため詳細の説明を省略する。
図245は、実施形態6における具体的演出例の一例を示す図である。
図245(ア)は、確変状態において図柄変動表示が行われた結果が導出表示された様子を表している。装飾図柄表示装置208では、「装飾7−装飾7−装飾7」の装飾図柄の組み合わせで停止表示(確定表示)されている。なお、図245(ア)に示すように、装飾図柄表示装置208の右上隅部には、特図1保留数表示部281Aと特図2保留数表示部282Aとが左右に並んで設けられており、それぞれ、特図1の保留数と特図2の保留数とが表示されており、また、中央上部には、確変状態であることを表す「確変中」の文字の表示が行われている。また、装飾図柄表示装置208の下部に連チャン回数と、初回大当りからの出玉数が表示されている。図245(ア)では、例えば、6連チャンであることを示す「6連」の文字の表示と、出玉数が9585個であることを示す「9585P」の文字の表示が行われている。なお、この演出例では、保留アイコンは非表示となっている。すなわち、保留表示が簡略化されている。また、確変状態では、電サポ状態となって第2特図始動口232へ入賞しやすくなっているので、右打ちが有利となり、そのため、装飾図柄表示装置208では、右打ちを促す旨の「右打ち」の表示が行われている。
その後、大当り遊技が開始されると、図245(イ)に示すように、大当り遊技開始演出が行われる。図245(イ)に示される演出は、図226(キ)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本実施形態では、図245(イ)に示される演出表示が開始された後、所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図245(ウ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、発射ハンドル1134に設けられたターボボタン1824gが遊技者によってスライド操作されている様子を示すターボボタン操作画像HD1が報知画像にオーバーラップした状態で表示される。これにより、ターボボタン1824gを操作することにより右打ちが可能であることが報知される。すなわち、本実施形態において、装飾図柄表示装置208では、第三の表示としてのターボボタン操作画像HD1が、第二の表示としての報知画像に重畳して表示されているということができる。また、本実施形態では、ターボボタン操作画像HD1と報知画像とによって構成された画像が第二の表示に相当するということもできる。
次に、図246を参照して、本実施形態における演出の他の具体例について説明する。図246は、実施形態6における具体的演出例の一例を示す図である。この演出例では、大当り遊技開始演出が開始されて報知画像が表示されている様子を示す他の具体例である。なお、図246(ア)に示される演出は、図245(イ)に示して上述したのと同様であるので、ここでの説明は省略する。
本実施形態では、図246(ア)に示される演出表示が開始された後、所定時間(例えば、3秒)が経過すると、図246(イ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、発射ハンドル1134に設けられたターボボタン1824gが遊技者によってスライド操作されている様子を示すターボボタン操作画像HD2が報知画像にオーバーラップした状態で表示される。このターボボタン操作画像HD2では、ターボボタン1824gの部分が強調表示され、さらに、「ターボ操作だ」の文字表示が行われている。これにより、遊技者は、ターボボタン1824gを操作することにより右打ちが可能であることをより容易に理解することができる場合がある。
また、本実施形態では、図246(イ)に示される演出表示が開始された後、さらに所定時間(例えば、2秒)が経過すると、図246(ウ)に示すように、装飾図柄表示装置208では、ターボボタン操作画像HD2に代えて、発射ハンドル1134の(ダイヤル806の)操作量を最大にした場合でも右打ちが可能であることを示す右打ち操作案内画像HD3が報知画像にオーバーラップした状態で表示される。具体的には、右打ち操作案内画像HD3は、「ハンドルを右に全開でもOK」の文字を含む画像である。これにより、遊技者は、ハンドルを右にいっぱいに回転させることによっても右打ちが可能であることを容易に理解することができる場合がある。
これまでに説明した実施形態では、第一の表示を第二の期間においてその表示位置を変更する場合には、その表示位置の変更を同一の表示装置(装飾図柄表示装置208や液晶表示装置1057)内において実現するようにしたが、これまでに説明したパチンコ機100あるいはスロットマシン1000に、例えば、図211(b)に示すような第二演出表示手段209をさらに設けて、第一の期間において装飾図柄表示装置208あるいは液晶表示装置1057に表示されていた第一の表示の表示位置を、第二の期間においては第二演出表示手段209に変更するようにしてもよい。このとき、第一の表示を縮小して表示してもよく、また、簡略化して表示してもよい。
また、これまでに説明した実施形態では、各種表示を装飾図柄表示装置208や液晶表示装置1057にて画像表示するものについて適用して説明したが、これに代えて又はこれに加えて、ランプ等の発光体や音声に適用することも可能である。
従来の遊技台においては、遊技の興趣をより一層高めることが望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、遊技者の興趣を向上させることが可能な遊技台を提供することを目的とするものであり、本発明に係る遊技台によれば、遊技者の興趣を向上させることができる。
すなわち、以上説明したように、上記実施形態に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、操作手段(例えば、チャンスボタン136)と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示(例えば、第1の状態報知画像SG1)を少なくとも表示可能な手段であり、前記第一の表示とは、前記操作手段の操作に関する表示(例えば、操作したタイミングに応じた表示、連打数に応じた表示など)のことであり、前記第一の表示は、前記操作手段の操作に応じて該第一の表示の表示態様が少なくとも変化可能な表示(例えば、メーターの目盛りの減少表示又は増加表示)であり、前記第一の表示は、第二の状態(例えば、「熱い(アツい)」演出の実行状態)である場合に、第一の状態(例えば、「アツい」演出の非実行状態)よりも視認性が少なくとも低くなる表示である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成によれば、表示に特徴を持った遊技台を実現できる。また、遊技者に操作手段(チャンスボタン136)の操作(遊技者に有利となるタイミングでの操作あるいは、連打等)を促すことができる場合がある。また、第一の表示の視認性が低くなる場合があることにより、遊技者の視線を表示手段へ集中させることができる場合がある。また、第一の表示の周辺に遊技者の視線を向けることができ、操作手段の操作を遊技者に促すことができる場合がある。
なお、「操作手段の操作に関する表示」とは、以下の表示をいう。
(a)「操作手段の操作を促す表示を含む表示」のことであってもよい。
(b)「操作手段の操作を受け付けていることを示す表示を含む表示」のことであってもよい。
(c)「操作手段を操作する演出を行う(または行っている)ことを示す表示を含む表示」のことであってもよい。
(d)上記(a)〜(c)のうちの1つのみ、または2つ以上(2つあるいは全部)の組合せの表示のことであってもよい。
(e)上記((a)〜(c)のうちの1つ、または2以上の組合せ(2つあるいは全部)の表示を含まない表示のことであってもよい。
また、「視認性が少なくとも低くなる」とは、「第二の状態である場合に、第一の表示の少なくとも一部のみまたは全部が少なくとも視認困難となる」ことを示すものであってもよい。あるいは、「第二の状態である場合に、第一の表示の少なくとも一部のみまたは全部が少なくとも視認不能となる」ことを示すものであってもよい。
また、「第一の表示は、第二の状態である場合に、第一の状態よりも視認性が少なくとも低くなる表示である」とは、「第一の表示の少なくとも一部のみまたは全部の視認性が少なくとも低くなる」ことを示すものであってもよい。あるいは、「複数の表示のうちの二以上の表示の少なくとも一部または全部の視認性が低くなる」ことを示すものであってもよい。なお、前記「二以上の表示」は、「第一の表示を含む二以上の表示のこと」を示すものであってもよい。
また、前記表示手段は、第二の表示(例えば、演出表示704)を少なくとも表示可能な手段であり、前記第二の状態とは、前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしている状態のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、第二の表示を目立たせることができる場合がある。
なお、「前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしている状態」とは、以下の状態をいう。
(a)「第二の表示の少なくとも一部が第一の表示の少なくとも一部よりも優先的に表示されている」状態のことを示していてもよい。
(b)「第二の表示の少なくとも一部が第一の表示の少なくとも一部よりも前側(前面)に表示されている」状態(例えば、「第一の表示が表示されているレイヤー前側のレイヤーに表示されている状態」や「同一レイヤー内で第一の表示よりも前に表示されている状態」など)のことを示していてもよい。ここで「前側」とは、「遊技者(に近い)側」のことを示してもよい。
(c)「第二の表示の少なくとも一部が第一の表示の少なくとも一部と重なって(重畳して)表示されている」状態のことを示していてもよい。
(d)上記(a)〜(c)のうちの1つのみ、または2つ以上の組合せ(2つまたは全部)の状態のことを示していてもよい。
(e)上記(a)〜(c)のうちの1つ、または2つ以上の組合せ(2つまたは全部)の表示を含まない状態のことであってもよい。
また、前記第一の状態とは、前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしていない状態のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、第二の表示が第一の表示の少なくとも一部とオーバーラップしていない状態があることにより、遊技者に違和感を与え、より遊技に集中させることができる場合がある。
なお、第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしていない状態とは、第二の表示が表示されていない状態と第二の表示は表示されているが、第一の表示を隠していない状態のいずれも含むものとする。すなわち、「前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしていない状態」とは、以下の状態をいう。
(a)「表示手段に第二の表示が表示されていない状態」を示していてもよい。
(b)「第二の表示の一部が、第一の表示の一部または全部にオーバーラップしない位置へ表示されている状態」を示していてもよい。
(c)「第二の表示の全部が、第一の状態の一部または全部にオーバーラップしない位置へ表示されている状態」を示していてもよい。
(d)上記(a)〜(c)のうちの1つまたは2以上(2つまたは全部)を示さないものであってもよい。
また、前記第一の表示は、メーター表示(例えば、第1の状態報知画像SG1)を少なくとも含む表示であり、前記メーター表示は、前記操作手段の操作に応じて該メーター表示の表示態様が少なくとも変化可能な表示である、ものとしてもよい。
このような構成によれば、メーター表示の視認性を低くすることにより、遊技者に操作手段の操作状況をわかりにくくし、操作手段の操作を促すことができる場合がある。
また、前記遊技台はぱちんこ機またはスロットマシンであり、前記第二の表示とは、演出表示(例えば、演出表示704)のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、演出表示を目立たせることができる場合がある。
また、前記第二の表示とオーバーラップした前記第一の表示の少なくとも一部は非表示となる画像であり、前記表示手段は、前記非表示となる画像を描画しない、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、描画の処理負荷を軽減することができる場合がある。
また、上記実施形態に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、操作手段(例えば、チャンスボタン136)と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示(例えば、第1の経過時間報知画像TG1、第1の状態報知画像SG1)を少なくとも表示可能な手段であり、前記第一の表示とは、前記操作手段の操作に関する表示(例えば、操作の受付期間、操作の状態に関する表示)のことであり、前記第一の表示は、変化条件の成立(例えば、操作の受付期間の開始、操作の受付期間中の操作手段の操作、操作手段の連打や長押しなど)があった場合に、該第一の表示の表示態様が少なくとも変化可能な表示(例えば、メーターの目盛りの減少表示又は増加表示)であり、前記第一の表示は、第二の状態(例えば、「熱い(アツい)」演出の実行状態)である場合に、第一の状態(例えば、「アツい」演出の非実行状態)よりも視認性が少なくとも低くなる表示であり、前記第一の表示は、前記第二の状態である場合に、該第一の表示の表示態様の変化を少なくとも継続させる表示である、ことを特徴とする遊技台である。
このような構成によれば、表示に特徴を持った遊技台を実現できる。また、熱い予告に視線を誘導させ、操作手段の操作の受付時間が残り少なくなっていることを遊技者が見逃さないようにさせることができる場合がある。また、第一の表示の視認性が低くなる場合があることにより、遊技者の視線を表示手段へ集中させることができる場合がある。また、第一の表示の周辺に遊技者の視線を向けることができ、操作手段の操作を遊技者に促すことができる場合がある。
また、前記表示手段は、第二の表示(例えば、演出表示704,報知表示706など出)を少なくとも表示可能な手段であり、前記第二の状態とは、前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしている状態のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、第二の表示を目立たせることができる場合がある。
また、前記第一の状態とは、前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしていない状態のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、第二の表示がオーバーラップしていない状態があることにより、遊技者に違和感を与え、より遊技に集中させることができる場合がある。
また、前記第一の表示は、メーター表示(例えば、第1の経過時間報知画像TG1、第1の状態報知画像SG1)を少なくとも含む表示である、ものとしてもよい。
このような構成によれば、メーター表示の視認性を低くすることにより、遊技者にメーター表示の変化状況をわかりにくくし、操作手段の操作を促すことができる場合がある。
また、前記第二の表示とは、演出表示(例えば、演出表示704、報知表示706など)のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、演出表示を目立たせることができる場合がある。
また、前記遊技台はぱちんこ機またはスロットマシンであり、前記第一の表示の表示態様は、第一の態様から第二の態様へ少なくとも変化可能な表示態様であり、前記変化条件が成立する要件とは、前記第一の態様の表示から第一の時間が経過したことを少なくとも含む要件のことである、ものとしてもよい。
このような構成によれば、時間の経過による変化態様の変化の視認性を低くすることにより、操作の受付時間の経過をわかりにくくし、操作手段の操作をより促すことができる場合がある。
また、前記第二の表示とオーバーラップした前記第一の表示の少なくとも一部は非表示となる画像であり、前記表示手段は、前記非表示となる画像を描画しない、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、描画の処理負荷を軽減することができる場合がある。
また、第一の表示における第一の領域は、第二の状態である場合に、第一の状態よりも視認性が低い領域であるものとしてもよい。
また、第一の表示における第二の領域は、第二の状態である場合に、第一の領域よりも視認性が高い領域であるものとしてもよい。
なお、上記の第一の領域および第二の領域は、以下の領域としてもよい。
(a)第一の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化する領域の一部(例えば、メーター表示の一部など)または全部を含む領域であってもよい。ここでメーター(表示)とは、時間経過や状態の変化によって目盛りが増減する表示(例えば、第1の状態報知画像SG1または第1の経過時間報知画像TG1など)をいう。
(b)第一の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化する領域の一部または全部を含まない領域であってもよい。
(c)第一の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化しない領域の一部(例えば、ボタン画像の一部)または全部を含む領域であってもよい。ここでボタン画像とは、操作手段(チャンスボタン136を模した画像(例えば、第1の操作手段画像BG1など)をいう。
(d)第一の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化しない領域の一部または全部を含まない領域であってもよい。
(e)第一の領域は、上記(a)〜(d)の2以上の組合せた構成を有してもよい。例えば、(a)と(c)、(a)と(d)、(b)と(c)を組み合わせることができる。
(a')第二の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化する領域の一部(例えば、メーター表示の一部など)または全部を含む領域であってもよい。
(b')第二の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化する領域の一部または全部を含まない領域であってもよい。
(c')第二の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化しない領域の一部(例えば、ボタン画像の一部)または全部を含む領域であってもよい。
(d')第二の領域は、操作手段の操作に応じて表示態様が変化しない領域の一部または全部を含まない領域であってもよい。
(e')第二の領域は、上記(a')〜(d')の2以上(あるいは全て)を組合せた構成を有してもよい。例えば、(a')と(c')、(a')と(d')、(b')と(c')を組み合わせることができる。
また、第二の表示は、遊技に関する表示であるものとしてもよい。なお、「遊技に関する表示」の一例として、エラー表示、操作要求報知、注意喚起表示、演出表示、予告表示、オリジナルモード表示(メニュー表示、ミッション表示、音量・輝度調整表示)、デモ表示、電源投入表示(電源投入中、電源復帰中など)、などが挙げられる。
また、表示手段は、操作手段の操作の受付が終了した場合に、第一の表示の少なくとも一部(例えば、ボタン画像)を、少なくとも表示しないものとしてもよい。
なお、表示手段は、操作手段の操作の受付が終了した場合に、第一の表示の一部を表示しない手段であってもよい。ここで、「第一の表示の一部」とは、以下の構成であってもよい。
(a)ボタン画像(第1の操作手段画像BG1など)の全部または一部を示す表示のことであってもよい。
(b)メーター表示(第1の状態報知画像SG1または第1の経過時間報知画像TG1など)の全部または一部を示す表示のことであってもよい。
(c)操作を促す表示(例えば、文字表示など)の全部または一部を示す表示のことであってもよい。
(d)上記(a)〜(c)のうちの2以上あるいは全ての表示の組合せのことであってもよい。
(e)上記(a)〜(c)のうちのいずれか一つの表示のみを示していてもよい。
また、表示手段は、操作手段の操作の受付が終了した場合に、第一の表示の全部を表示しない手段であってもよい。ここで、「第一の表示の全部」とは、以下の構成であってもよい。
(a)メーター表示(第1の状態報知画像SG1または第1の経過時間報知画像TG1など)のことを示す表示であってもよい。
(b)メーター表示を含む複数の表示(例えば、ボタン画像や操作を促す表示(例えば、文字表示など))のことを示していてもよい。
また、表示手段は、操作手段の操作の受付が開始してから第二の時間が経過した場合に、第一の表示(例えば、ボタン画像など)の少なくとも一部を、少なくとも表示しない手段であってもよい。
また、表示手段は、操作手段の受付が終了した場合に、第一の表示の一部または全部を継続して表示してもよい。
また、表示手段は、操作手段の操作の受付が終了した場合に、メーター表示を継続して表示させる手段であるものとしてもよい。なお、表示手段は、操作手段の受付が終了した場合に、メーター表示を継続して表示させ、メーター表示の消去条件の成立があった場合(例えば、当該演出表示の終了など)に、メーター表示の表示を終了させるようにしてもよい。
また、第一の表示の表示態様は、第一の態様から第二の態様へ変化可能としてもよい。なお、第一の表示態様は、第一の態様から第三の態様へ変化可能であり、該第三の態様から第二の態様へ変化可能であってもよい。すなわち、第一の態様から第二の態様に変化するものに限らず、第一の態様から他の複数の態様(第三の態様)を経て第二の態様へ変化するものであってもよい。
また、上述の実施形態における「演出表示」は以下のものが挙げられる。例えば、予告表示系(先読み(保留アイコン、予告演出、装飾図柄など)の演出表示、当該変動(保留アイコン、予告演出、装飾図柄など)の演出表示、非予告系(チュートリアル、デモ、ユーザーモード、保留表示、第四図柄、大当りに関する表示、装飾図柄など)の演出表示である。また、その他の予告演出表示、大当りに関する演出表示、ユーザーモード表示、デモ表示、チュートリアル表示、装飾図柄を使った演出表示、保留アイコンを使った演出表示などであってもよい。
また、第二の表示の透過率について、第二の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、100%ではないものとしてもよい。
また、第二の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、0%でなくてもよい(透過してもよい)。
また、第二の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、0%であってもよい(透過しなくてもよい)。
また、第二の表示の少なくとも一部の透過率は、第一の値であってもよく、当該「第一の値」は0%を超え、100%未満の値としてもよい。
また、第二の表示の少なくとも一部または全部の透過率は段階的に変化するものでもよく、当該「段階的な変化」とは、透過率が第一の値、第二の値、第三の値と変化することを示し、第一の値、第二の値、および第三の値はそれぞれ異なる値であってもよい。
また、第二の表示の少なくとも一部または全部の透過率は連続的に変化するものでもよく、当該「連続的な変化」とは、透過率が第一の値から第二の値を経由して第三の値に変化することを示し、第一の値、第二の値、および第三の値はそれぞれ異なる値であってもよい。
また、第二の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、最も高い値および最も低い値の二つの値の一方から他方にだけ変化するものであってもよい。
また、第一の表示の透過率について、第一の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、100%ではないものとしてもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、0%でなくてもよい(透過してもよい)。
また、第一の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、0%であってもよい(透過しなくてもよい)。
また、第一の表示の少なくとも一部の透過率は、第一の値であってもよく、当該「第一の値」は0%を超え、100%未満の値としてもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部または全部の透過率は段階的に変化するものでもよく、当該「段階的な変化」とは、透過率が第一の値、第二の値、第三の値と変化することを示し、第一の値、第二の値、および第三の値はそれぞれ異なる値であってもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部または全部の透過率は連続的に変化するものでもよく、当該「連続的な変化」とは、透過率が第一の値から第二の値を経由して第三の値に変化することを示し、第一の値、第二の値、および第三の値はそれぞれ異なる値であってもよい。
また、第一の表示の少なくとも一部または全部の透過率は、最も高い値および最も低い値の二つの値の一方から他方にだけ変化するものであってもよい。
また上記実施形態において、第一の表示(または、第二の表示)は、操作手段を模した表示を少なくとも含むものであってもよい。ここで、「操作手段を模した表示を少なくとも含むもの」とは、操作手段を模した表示(例えば、第1の操作手段画像BG1など)のみを示すものであってもよい。また、操作手段を模した表示を少なくとも含むもの」とは、操作手段を模した表示と当該操作手段を模した表示が表示される期間と重複した期間に表示される表示(例えば、第1の経過時間報知画像TG1などの操作の受付期間を示すメーター(またはゲージ)や「ボタンを押せ!」などの文字による表示、エフェクトなど)の両方を示すものであってもよい。
また、第一の表示(または、第二の表示)は、操作手段の操作を促す報知を少なくとも含むものであってもよい。ここで、「操作手段の操作を促す報知を少なくとも含むもの」とは、操作手段の操作を促す報知(例えば「ボタンを押せ!」などの文字またはボタンを操作する画像・アニメーションによる表示など)のみを示すものであってもよい。また、操作手段の操作を促す報知(例えば「ボタンを押せ!」などの文字またはボタンを操作する画像・アニメーションによる表示など)と当該操作手段の操作を促す報知が表示される期間と重複した期間に表示される表示(背景画像やエフェクト、メーター(ゲージ)など)の両方を示すものであってもよい。
また、第一の表示(または、第二の表示)は、表示制御が少なくとも実行された場合に、表示可能なものであっても良い。ここで「表示制御」とは、操作手段を操作されたことを含む条件が成立した場合に、少なくとも実行されるものであってもよい。また、「表示制御」とは、第二の制御手段(第一副制御部or第二副制御部)からコマンドが送信されたことにより表示されるものであってもよい。
また、上記実施形態において、「視認性が高い表示」として記載されている例が「視認性が低い表示」に適用されてもよく、「視認性が低い表示」として記載されている例が「視認性が高い表示」に適用されてもよい。
また、上記実施形態において、「少なくとも一部」とは、一部のみであってもよいし全部(全体)であってもよいことを意味する。
また、上記の各実施例に記載した内容は、各実施例内のそれぞれの構成について他の実施例へ組み合わせ可能である。
また、第7実施形態において、変化条件が成立する要件とは、操作手段の操作があったことを少なくとも含む要件のことである。ここで、「操作手段の操作」とは、以下の構成であってもよい。
(a)「操作手段が操作されたことを検知手段(操作手段のセンサ)によって検知されたこと」を示していてもよい。
(b)「検知手段によって第一(第二)副制御部へコマンドが送信されたこと」を示していてもよい。
(c)「検知手段によって送信されたコマンドを第一(第二)副制御部が受信したこと」を示していてもよい。
(d)上記(a)〜(c)のいずれか1つまたは二以上(2つ又は全部)を示していてもよい。
また、第一の表示態様の変化とは、以下の構成であってもよい。すなわち、一回の操作手段の操作があったことにより、第一の態様から第二の態様へ変化するものであってもよい。また、複数回の操作手段の操作があったことにより、第一の態様から第二の態様へ変化するものであってもよい。また、操作手段を継続して操作している時間の累計(操作手段から1回手を放してもよい)により第一の態様から第二の態様へ変化するものであってもよい。また、操作手段を継続して操作している時間(操作手段から1回手を放したら終了する)により第一の態様から第二の態様へ変化するものであってもよい。
また、第一の表示は、前記操作手段の操作に応じて該第一の表示の表示態様が少なくとも変化可能に構成してもよく、表示態様の変化条件の成立があった場合にのみ該第一の表示の表示態様を変化するように構成してもよく、表示態様の変化条件の成立がない場合には該第一の表示の表示態様を変化しないように構成してもよい。
また第一の表示は、前記操作手段の操作に応じて該第一の表示の表示態様を変化させない部分を含むものであってもよい。
また、第一の表示または第二の表示はそれぞれ、特典ゲーム(例えば、AT)の開始表示や終了表示、特典ゲームの残り回数表示(例えば、常に表示されている残り回数表示や、特典ゲームの残りゲーム数が少なくなった場合に強調して表示される残り回数表示)、特典ゲーム数の上乗せ演出(例えば、20Gなどの文字表示が1または複数表示されることにより、特典ゲームが行われるゲーム数が増加したことを示す演出など)であってもよく、停止ボタンの押す順番を報知する押し順報知などであってもよい。ここで、ATとは、AT(アシストタイム)遊技状態のことを示し、遊技者の操作をアシストする報知(例えば、押し順報知)が実行される期間のことであってもよい。
また、表示手段は装飾図柄表示装置208により構成されるものとしてもよい。また、表示手段は、第一の表示条件の成立があった場合にのみ第一の表示を実行するようにしてもよく、第二の表示条件の成立があった場合にのみ第二の表示を実行するようにしてもよく、必ず第一の表示を表示するものとしてもよく、必ず第二の表示をするものとしてもよく、必ず第一の表示および第二の表示を表示するものとしてもよい。また、操作手段は、チャンスボタン136により構成されるものとしてもよい。
なお、表示手段が複数設けられていてもよい。その場合、複数の表示手段のうちの第一の表示手段は、特別図柄表示装置のことであり、第二の表示手段は、装飾図柄表示装置のことであってもよい。
また、第一の表示手段は、第一の装飾図柄表示装置のことであり、第二の表示手段は、第二の装飾図柄表示装置のことであってもよい。その場合、第一の装飾図柄表示装置または、第二の装飾図柄表示装置が装飾図柄表示装置208に相当してもよい。
第一の表示手段および第二の表示手段のうちの少なくとも一方または両方が可動手段に設けられたものであってもよく、一方のみが可動手段に設けられたものであってもよい。
第一の表示手段は、第二の表示手段よりも前側に設けられたものであってもよい。
また、第一の表示手段は第一の表示(例えば、第1の経過時間報知画像TG1など)を表示し、第二の表示手段は第二の表示(例えば、演出表示704など)を表示するものであって、第一の表示手段に表示された第一の表示が第二の表示手段に表示された第二の表示によりオーバーラップされて視認性が低下するような場合についても本実施例は適用可能である。
また、第三の表示(例えば背景画像や演出表示(第二の表示も含む)など)にオーバーラップして(その前面に)、第一の表示(第1の操作手段画像BG1および/または第1の経過時間報知画像TG1など)が表示されることによって、第三の表示が遊技者に視認困難となっている場合に、チャンスボタン136の操作に応じて第一の表示が消去され(非表示)となって、第三の表示が遊技者に視認可能となる構成であってもよい。
また、操作手段画像および経過時間報知画像の表示中(操作手段の受付期間中)において、遊技者により操作手段が操作された場合は、経過時間報知画像が受付期間終了時と同じ画像(残り時間0秒)を表示してから消去されるようにしてもよい。また、先に経過報知画像が消去されてから操作手段画像が消去されるようにしてもよい。
また、上記実施形態に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、操作手段(例えば、チャンスボタン136)と、表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、前記表示手段は、第一の表示(例えば、第1の経過時間報知画像TG1や、経過時間報知画像、または残り時間報知画像など)を少なくとも表示可能な手段であり、前記表示手段は、第二の表示(例えば、普図変動表示に付随する演出や保留アイコンPI3など)を少なくとも表示可能な手段であり、前記第一の表示とは、前記操作手段に関する表示のことであり、前記第一の表示は、時間の経過に応じて表示態様を少なくとも変化可能な表示であり、前記第一の表示における前記表示態様の変化は、第二の状態である場合に、第一の状態よりも視認性が少なくとも低くなる変化であり、前記第二の状態とは、前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部にオーバーラップしている状態のことである、ことを特徴とするものである。
また、前記第一の状態とは、前記表示手段に前記第二の表示が少なくとも表示されていない状態のことである、ものとしてもよい。
また、前記第一の状態とは、前記第二の表示の少なくとも一部が前記第一の表示の少なくとも一部と重なる位置に表示されている状態のことである、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、遊技者にオーバーラップしている第一の表示と第二の表示を注目させ、遊技に集中させることができる場合がある。また、遊技者に操作手段の操作をより促すことができる場合がある。また、遊技者に、時間の経過に応じて表示態様が変化する操作手段に関する表示を視認しにくくし、遊技者に遊技手段の操作をより促すことができる場合がある。また、遊技者に表示手段を注意深く見させ、遊技に集中させることができるとともに、操作の要否の判断を煽ることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第一の表示は、第一の画像(例えば、第1の操作手段画像BG1)が少なくとも含まれる表示であり、前記第一の表示は、第三の画像(例えば、第1の経過時間報知画像TG1)が少なくとも含まれる表示であり、前記第二の表示は、第二の画像(例えば、保留アイコンPI3)が少なくとも含まれる表示であり、前記第三の画像は、時間の経過に応じて表示態様を少なくとも変化可能な表示であり、前記第二の状態とは、前記第二の画像が前記第三の画像にオーバーラップしている状態のことである、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、遊技者にオーバーラップしている第二の画像と第三の画像に注目させ、遊技へ集中させることができる場合がある。また、遊技者に操作手段の操作をより促すことができる場合がある。また、遊技者に、時間の経過に応じて表示態様が変化する操作手段に関する第三の画像を視認しにくくし、遊技者に遊技手段の操作をより促すことができる場合がある。また、遊技者に表示手段を注意深く見させ、遊技に集中させることができるとともに、操作の要否の判断を煽ることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の画像は、前記第二の状態である場合に、前記第三の画像の少なくとも一部とオーバーラップする画像である、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、遊技者に、特に時間の経過に応じて表示態様が変化する操作手段に関する第三の画像を第一の画像と比較して視認しにくくし、遊技者に遊技手段の操作をより促すことができる場合がある。また、第一の画像と第三の画像の視認態様の違いから遊技者に表示手段を注意深く見させ、遊技に集中させることができるとともに、操作の要否の判断を煽ることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記第二の表示は、前記第二の状態である場合に、前記第一の表示の一部のみとオーバーラップする表示である、ものとしてもよい。
また、前記第一の表示の少なくとも一部は、前記第二の状態である場合に、少なくとも視認困難となる表示である、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、遊技者に、第一の表示の一部(オーバーラップした領域)と他の領域(オーバーラップしない領域)との視認態様を異ならせ、遊技者に遊技手段の操作をより促すことができる場合がある。また、第一の表示の視認態様の違いから遊技者に表示手段を注意深く見させ、遊技に集中させることができるとともに、操作の要否の判断を煽ることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記表示手段は、前記操作手段の操作の受付が終了した場合に、前記第一の表示を少なくとも表示しない手段であってもよい。
また、上記実施形態に係る遊技台(例えば、ぱちんこ機100)は、遊技者による操作が可能な位置に少なくとも設けられた操作手段(例えば、チャンスボタン136)と、複数種類の表示を少なくとも実行可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、を備えた遊技台であって、前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第一の種類の表示(例えば、第1の操作手段画像BG1、第1の経過時間報知画像TG1)であり、前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第二の種類(例えば、変動アイコンCI)の表示であり、前記第一の種類の表示は、前記操作手段に関する表示であり、前記第一の種類の表示は、前記操作手段の操作を受け付ける場合に、少なくとも表示可能に構成されたものであり、前記第一の種類の表示は、第一の表示(例えば、第1の操作手段画像BG1)を少なくとも含む表示であり、前記第一の種類の表示は、第二の表示(例えば、第1の経過時間報知画像TG1)を少なくとも含む表示であり、前記第二の表示は、時間の経過に応じて開始位置から終了位置へ向かって表示態様を変化させることが可能な表示であり、前記第二の種類の表示は、第三の表示(例えば、変動アイコンCI)を少なくとも含む表示であり、前記第二の種類の表示は、演出表示であり、前記第三の表示は、前記第一の表示よりも優先的に表示されるものであり、前記第三の表示は、前記第二の表示よりも優先的に表示されるものであり、前記第二の表示の前記開始位置は、該第二の表示よりも前記第三の表示が優先的に表示されることにより、該第三の表示が表示されない場合よりも遊技者から視認困難となるものであり、前記第二の表示の前記表示態様の変化は、前記第二の表示よりも前記第三の表示が優先的に表示されることにより、該第三の表示よりも遊技者から視認困難となるものであり、前記第一の種類の表示は、前記第二の種類の表示と一部重なる位置に表示されるものであり、前記第二の種類の表示は、前記第一の種類の表示よりも先に前記表示手段に少なくとも表示可能なものであってもよい。
また、前記表示手段は、前記第一の種類の表示および前記第二の種類の表示のうちの少なくとも一方の種類の表示を、少なくとも表示可能なものである、ものとしてもよい。
また、前記第一の表示は、前記操作手段を模した態様をした表示を含むものである、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、遊技者に操作手段の操作をより促すことができる場合がある。また、第二の表示(経過時間報知画像TG1の一部)によって、操作手段の受付期間の残り時間を開始位置からの減少表示で報知する場合において、第二の表示の開始位置を、第二の表示よりも第三の表示(演出表示)が優先的に表示されることにより、第三の表示が表示されない場合よりも遊技者から視認困難となるものとし、第二の表示の開始位置から終了位置に向かう表示態様の変化を、第二の表示よりも第三の表示が優先的に表示されることにより、第三の表示よりも遊技者から視認困難となるものとすることで、遊技者に操作手段の操作の受付期間であることを視認しにくくし、遊技者に遊技手段の操作をより促すことができる場合がある。また、遊技者に隠されている表示態様をより注目させ、遊技へ集中させることができる場合がある。また、第二の表示の開始位置(操作の受付開始時)の表示態様と、第二の表示の開始位置から終了位置までの表示態様の変化とを、第三の表示で視認困難とするため、遊技者に表示手段を注意深く見させ、遊技に集中させることができるとともに、操作の要否の判断を煽ることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記演出表示は、大当り予告を少なくとも含むものである、ものとしてもよい。
このような構成とすることにより、大当り予告の場合に遊技者に表示手段を注意深く見させ、遊技に集中させることができるとともに、操作の要否の判断を煽ることができ、遊技の興趣を向上させることができる場合がある。
また、前記表示手段は、前記操作手段の操作の受付が終了した場合に、前記第一の種類の表示を少なくとも表示しないものとしてもよい。
以上の記載では、
『遊技者が少なくとも操作可能な位置に設けられた操作手段(例えば、球発射ハンドル134)と、
画像を少なくとも表示可能な画像表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、
を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、報知画像(例えば、図207(キ)に示す報知画像)を少なくとも表示可能なものであり、
前記画像表示手段は、前記報知画像を第一の期間で少なくとも表示可能なものであり、
前記報知画像は、前記操作手段の操作を促す報知(例えば、「右打ちで電チューを狙え」という文字画像)を少なくとも含む画像であり、
前記報知画像は、この遊技台における第一の部位(例えば、電チューが設けられた部位)を表す画像を少なくとも含む画像であり、
前記報知画像は、第一の状態とは異なる第二の状態における前記第一の部位を表す画像(例えば、拡大表示画像)を少なくとも含む画像であり、
前記第一の状態は、第二の期間における前記第一の部位の実際の状態であり、
前記第二の期間は、前記第一の期間の少なくとも一部の期間(例えば、報知画像が表示された時点)である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
なお、前記第一の状態は、前記報知画像が表示された時点の前記第一の部位の状態であってもよい。
また、第二の状態と第一の状態の違いは、操作手段や入賞手段や演出可動手段や遊技台構成手段(例えば、遊技釘等の遊技台構成部材)の大きさが異なったり、色が異なったり、濃淡が異なったり、形状が異なったり、模様が異なったり、省略表示や簡略化表示であったりしてもよい。すなわち、表示態様が異なっていてもよい。例えば、前記第二の状態は、前記第一の部位の少なくとも一部を、前記第一の状態よりも大きく表示した状態であってもよいし、小さく表示した状態であってもよいし、濃く表示した状態であってもよいし、薄く表示した状態であってもよい。
また、前記報知画像は、複数の画像(例えば、第一の画像と第二の画像)を含む画像であってもよい。
また、前記報知画像は、遊技演出に関する画像であってもよい。
さらに、前記操作手段は、遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドルであり、
前記第一の部位は、前記遊技領域の少なくとも一部を含むものであり、
前記第一の状態は、前記遊技領域に遊技球が発射されていない状態であり、
前記第二の状態は、前記遊技領域に遊技球が発射された状態であってもよい。
すなわち、前記第一の状態は、遊技球が前記遊技領域を流下(転動)していない状態であり、
前記第二の状態は、遊技球が前記遊技領域を流下(転動)している状態であってもよい。
また、『前記報知画像は、前記第二の状態の前記第一の部位を簡略化して表す画像(例えば、図210(ケ’)に示す画像532)を少なくとも含む画像である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記操作手段とは異なる第二の操作手段を備え、
前記操作手段は、前記第一の部位に設けられたものであり、
前記第二の操作手段は、前記第一の部位に設けられたものであり、
前記報知画像は、前記操作手段は表示されているものの前記第二の操作手段は非表示の画像であってもよい。
また、『可動手段(例えば、電チュー)と、
前記画像表示手段の制御を少なくとも実行可能な画像表示制御手段(例えば、第1副制御部400)と、
を備え、
前記可動手段は、前記第一の部位に少なくとも設けられたものであり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記可動手段が動作を開始する前に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記可動手段が動作を開始する前の状態(例えば、一対の羽根部材2321が閉じた状態)であり、
前記第二の状態は、前記可動手段が動作中の状態(例えば、図208に示す一対の羽根部材2321が開いた状態)である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『可動手段(例えば、電チュー)と、
前記画像表示手段の制御を少なくとも実行可能な画像表示制御手段(例えば、第1副制御部400)と、
を備え、
前記可動手段は、前記第一の部位に少なくとも設けられたものであり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記可動手段の動作中に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記可動手段が動作中の状態(例えば、一対の羽根部材2321が開いた状態)であり、
前記第二の状態は、前記可動手段が動作を開始する前の状態(例えば、図210(ケ)に示す一対の羽根部材2321が閉じた状態)である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記可動手段が動作を開始する前は、前記可動手段が停止していることになる。
また、『遊技領域(例えば、遊技領域124)と、
図柄変動表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212)と、
を備え、
前記図柄表示手段は、前記図柄変動表示を行った後、図柄の停止表示を少なくとも実行可能なものであり、
前記操作手段は、前記遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドル(例えば、球発射ハンドル134)であり、
前記遊技領域は、複数の入賞手段が設けられたものであり、
前記複数の入賞手段のうちの少なくとも一つの入賞手段は、第一の入賞手段(例えば、アタッカ)であり、
前記複数の入賞手段のうちの少なくとも一つの入賞手段は、第二の入賞手段(例えば、電チュー)であり、
前記第一の入賞手段は、前記図柄表示手段で第一の図柄(例えば、特図D)の停止表示が行われた後で少なくとも動作を行い、入賞困難状態(例えば、閉状態)から入賞容易状態(例えば、開状態)に移行可能なものであり、
前記第一の入賞手段は、前記第一の部位(例えば、図211(a)に示す、枠で囲まれた白色の背景の中の部位)に少なくとも設けられたものであり、
前記第二の入賞手段は、前記第一の部位に少なくとも設けられたものであり、
前記可動手段は、前記第一の入賞手段であり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記図柄表示手段で第一の図柄の停止表示が行われた後であって、前記第一の入賞手段が動作を開始する前(例えば、大当りのラウンド開始前)に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記第一の入賞手段が入賞容易状態(例えば、アタッカ開放中の状態)に移行する前の入賞困難状態(例えば、アタッカ開放前の状態)であり、
前記第二の状態は、前記第一の入賞手段が前記入賞容易状態である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、第一の状態は、前記図柄表示手段で第一の図柄の停止表示が行われた後の状態であってもよい。
また、『遊技領域(例えば、遊技領域124)と、
図柄変動表示を行った後、図柄の停止表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、普図表示装置210)と、
を備え、
前記操作手段は、前記遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドル(例えば、球発射ハンドル134)であり、
前記遊技領域は、複数の入賞手段が設けられたものであり、
前記複数の入賞手段のうちの少なくとも一つの入賞手段は、第一の入賞手段(例えば、電チュー)であり、
前記複数の入賞手段のうちの少なくとも一つの入賞手段は、第二の入賞手段(例えば、一般入賞口226)であり、
前記第一の入賞手段は、前記図柄表示手段で第一の図柄(例えば、普図A)の停止表示が行われた後で少なくとも動作を行い、入賞困難状態(例えば、閉状態)から入賞容易状態(例えば、開状態)に移行可能なものであり、
前記第一の入賞手段は、前記第一の部位(例えば、図210(ケ)に示す全体を薄暗い色(灰色)で表示されている部位)に少なくとも設けられたものであり、
前記第二の入賞手段は、前記第一の部位に少なくとも設けられたものであり、
前記可動手段は、前記第一の入賞手段であり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記第一の入賞手段の動作中に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記第一の入賞手段が入賞容易状態(例えば、電チュー開放状態)である状態であり、
前記第二の状態は、前記第一の入賞手段が入賞困難状態(例えば、電チュー閉鎖状態)である状態である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記図柄表示手段は、特図の図柄表示手段であり、前記第一の入賞手段は、アタッカであり、前記第二の入賞手段は、電動チューリップであってもよい。こうすることで、これから大当り(遊技者にとって有利となる状態)が始まるので、その前の電動チューリップへの入賞により遊技者に過度な利益を与えてしまうことを防止できる場合がある。また、アタッカが開放することをわかりやすく報知しつつも、遊技者に極端に不利にならない場合がある。
また、前記図柄表示手段は、普図の図柄表示手段であり、前記第一の入賞手段は、電動チューリップであり、前記第二の入賞手段は、アタッカであってもよい。電動チューリップの開放がアタッカよりも有利な場合があり、アタッカの開放に気をとられて、電動チューリップの開放を見逃してしまうことを防止できる場合がある。また、電動チューリップが開放することをわかりやすく報知しつつも、遊技者に極端に不利にならない場合がある。
また、この遊技台は、前記第一の入賞手段(入賞手段)が入賞容易状態である場合は、前記遊技領域の左側を狙うよりも右側を狙って遊技球を発射した方が遊技者にとって有利になるように構成されたもの(いわゆる右打ち機)であってもよい(以下、同じ)。
また、この遊技台は、前記二の入賞手段が入賞容易状態である場合は、前記遊技領域の左側を狙うよりも右側を狙って遊技球を発射した方が遊技者にとって有利になるように構成されたもの(いわゆる右打ち機)であってもよい(以下、同じ)。
すなわち、大当り遊技中にはアタッカを狙って右打ちを行う遊技台であってもよい。
また、電動チューリップは、非電サポ状態において第一の時間開放することが少なくとも可能なものあり、電動チューリップは、非電サポ状態において第二の時間開放することが少なくとも可能なものあり、第二の時間は第一の時間よりも長い時間であり、電動チューリップは、非電サポ状態において、第二の時間開放する確率よりも第一の時間開放する確率の方が高いものであり、非電サポ状態において、電動チューリップが第二の時間開放する場合に、電動チューリップを狙って右打ちを行う遊技台であってもよい。これらの場合、報知画像の表示開始タイミングは、アタッカや電動チューリップが開放する前のタイミングであってもよいし、アタッカや電動チューリップが開放を開始するタイミングであってもよいし、アタッカや電動チューリップが開放した後のタイミングであってもよい。すなわち、報知画像の報知期間は、アタッカや電動チューリップといった入賞手段が入賞容易状態になる前の期間(入賞困難状態の期間)を少なくとも含んでいてもよいし、入賞手段が入賞容易状態になってからの期間の一部を含んでいてもよい。
また、『遊技領域(例えば、遊技領域124)と、
図柄変動表示を行った後、図柄の停止表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212)と、
前記図柄表示手段の制御を少なくとも実行可能な図柄変動制御手段(例えば、主制御部300)と、
前記図柄変動表示の開始を保留している保留数を始動保留表示(例えば、保留アイコン)の数で少なくとも表示可能な始動保留数表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、
先読み予告を少なくとも実行可能な先読み予告手段(例えば、副制御手段400,500)と、
前記図柄表示手段に大当りの図柄(例えば、特図D)が停止表示された後に大当り遊技を少なくとも開始可能な大当り遊技制御手段(例えば、主制御部300)と、
前記大当り遊技中に少なくとも開放可能な入賞手段(例えば、アタッカ)と、
を備え、
前記操作手段は、前記遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドル(例えば、球発射ハンドル134)であり、
前記図柄変動制御手段は、保留条件の成立があった場合に、前記図柄変動表示の開始を保留する制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記始動保留数表示手段は、第一の保留表示態様(例えば、図202(b)に示す通常保留の表示態様)で前記始動保留表示を少なくとも表示可能なものであり、
前記始動保留数表示手段は、第二の保留表示態様(例えば、図202(b)に示す保留Bの表示態様)で前記始動保留表示を少なくとも表示可能なものであり、
前記先読み予告手段は、前記始動保留表示を前記第二の保留表示態様で表示させることで前記先読み予告を少なくとも実行可能なものであり、
前記入賞手段は、前記第一の部位(例えば、遊技盤200の全体)に設けられたものであり、
前記始動保留数表示手段は、前記第一の部位に設けられたものであり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記図柄表示手段で前記大当りの図柄の停止表示が行われた後であって、前記入賞手段が開放する前(例えば、大当りのラウンド開始前)に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記始動保留数表示手段に第二の保留表示態様の前記始動保留表示が表示されている状態(例えば、図209(ク)の直後の状態)であり、
前記第二の状態は、前記始動保留数表示手段に第二の保留表示態様の前記始動保留表示が表示されていない状態(例えば、図210(ケ)の状態)である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第二の状態は、前記始動保留数表示手段に第一の保留表示態様の前記始動保留表示が表示されている状態であってもよい。
また、前記入賞手段は、アタッカであってもよい。
さらに、遊技領域と、
図柄変動表示を行った後、図柄の停止表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の制御を少なくとも実行可能な図柄変動制御手段と、
前記図柄変動表示の開始を保留している保留数を始動保留表示の数で少なくとも表示可能な始動保留数表示手段と、
前記図柄表示手段に大当りの図柄が停止表示された後に大当り遊技を少なくとも開始可能な大当り遊技制御手段と、
前記大当り遊技中に少なくとも開放可能な入賞手段と、
を備え、
前記操作手段は、前記遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドルであり、
前記図柄変動制御手段は、保留条件の成立があった場合に、前記図柄変動表示の開始を保留する制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記始動保留数表示手段は、第一の保留表示態様で前記始動保留表示を少なくとも表示可能なものであり、
前記始動保留数表示手段は、第二の保留表示態様で前記始動保留表示を少なくとも表示可能なものであり、
前記入賞手段は、前記第一の部位に設けられたものであり、
前記始動保留数表示手段は、前記第一の部位に設けられたものであり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記図柄表示手段で前記大当りの図柄の停止表示が行われた後であって、前記入賞手段が開放する前に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記始動保留数表示手段に第二の保留表示態様の前記始動保留表示が表示されている状態であり、
前記第二の状態は、前記始動保留数表示手段に第二の保留表示態様の前記始動保留表示が表示されていない状態である、
ことを特徴とする遊技台であってもよい。
また、前記画像表示手段と前記始動保留数表示手段は同一の表示手段であってもよい。
また、『遊技領域(例えば、遊技領域124)と、
図柄変動表示を行った後、図柄の停止表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212)と、
前記図柄表示手段に大当りの図柄(例えば、特図D)が停止表示された後に大当り遊技を少なくとも開始可能な大当り遊技制御手段(例えば、主制御部300)と、
前記大当り遊技中に少なくとも開放可能な入賞手段(例えば、アタッカ)と、
を備え、
前記操作手段は、前記遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドル(例えば、球発射ハンドル134)であり、
前記入賞手段は、前記第一の部位(例えば、遊技領域124の下部)に設けられたものであり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記図柄表示手段で前記大当りの図柄の停止表示が行われた後であって、前記入賞手段が開放する前(例えば、大当りのラウンド開始前)に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記第一の状態は、前記入賞手段が閉鎖している状態(例えば、図209(ク)の直後の状態)であり、
前記第二の状態は、前記入賞手段が開放している状態(例えば、図210(ケ’)の状態)である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、『可動演出手段(例えば、演出可動体223)と、
遊技者が少なくとも操作可能な第二の操作手段(例えば、決定(OK)ボタン1411)と、
前記画像表示手段の制御を少なくとも実行可能な画像表示制御手段(例えば、主制御部300)と、
を備え、
前記可動演出手段は、可動条件の成立があった場合に、少なくとも動作可能なものであり、
前記可動条件の成立要件は、前記操作手段(例えば、演出ボタン136)および前記第二の操作手段のうちの少なくともいずれか一方が有効期間内に操作されたことを少なくとも含む要件であり、
前記操作手段は、前記第一の部位(例えば、操作パネル部の左半分)に設けられたものであり、
前記第二の操作手段は、前記第一の部位に設けられたものであり、
前記画像表示制御手段は、前記報知画像を前記画像表示手段に、前記有効期間を少なくとも含む期間に表示させる制御を少なくとも実行可能なものであり、
前記報知画像は、前記第一の部位から、前記操作手段および前記第二の操作手段のうちのいずれか一方を省略して表す画像(例えば、図215(ア)に示す画像571)を少なくとも含む画像である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記第二の状態は、前記操作手段および前記第二の操作手段のうちのいずれか一方が設けられていない状態であってもよい。
また、前記画像表示手段は、アクセス情報(例えば、二次元コード)を少なくとも表示可能なものであり、
前記アクセス情報は、遊技者が所定のWebページにアクセスするために必要な情報であってもよい。
また、前記操作手段は、遊技者によるパスワードの入力を少なくとも行うことが可能なものであり、
画像表示手段は、表示条件の成立があった場合に、アクセス情報を少なくとも表示可能なものであり、
前記表示条件の第一の成立要件は、前記パスワードが入力された後でミッションの達成があったことを少なくとも含む要件であり、
前記表示条件の第二の成立要件は、前記パスワードが入力された後で前記ミッションの達成があったことを少なくとも含む要件である、
ことを特徴とする遊技台であってもよい。
また、『前記画像表示手段は、前記第一の部位(例えば、演出ボタン136が設けられた部位)を表す画像(例えば、図213(ア)に示す画像551’)の表示を開始してから第二の部位を表す画像(例えば、図213(イ)に示す画像552’)を少なくとも表示可能なものであり、
前記第二の部位は、前記第一の部位とは異なる部位(例えば、演出可動体223が設けられた部位)である、
ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
なお、前記可動演出手段は、前記第二の部位に設けられたものであってもよい。また、前記第一の部位を表す画像は、前記第二の部位を表す画像よりも表示開始タイミングが早ければよく、両画像が同時に表示されてもよい。
また、以上の記載では、
『複数種類の表示を少なくとも表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208、液晶表示装置1057)を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第一の表示(例えば、装飾図柄,特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,変動アイコン表示領域284に表示される変動アイコン,特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部281Bに表示される保留数表示,図226や図232等に示される連チャン回数表示及び初回の大当りからの出玉数の表示,図230に示されるリーチセレクト演出,図238や図241等に示されるデモ画像DM2,図243に示されるAT中情報)であり、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第二の表示(例えば、図220に示される報知画像,図224に示されるセレクト演出表示,図227や図230や図232等に示される一斉演出の表示,図229や図235等に示される討伐リーチの表示,図233に示されるデモ画像DM1,図234や図235に示されるステージチェンジ演出,図238や図241に示される報知画像,図241に示される遊技履歴,図243に示される押し順セレクト演出表示)であり、
前記第一の表示は、第一の期間(例えば、図219(ア)〜図219(ク)や図222(ア)〜図222(ク)や図226(ア)〜図226(カ)や図232(ア)〜図232(オ)に示される大当り遊技開始演出が開始されるまでの期間,図224(ア)〜図224(テ)や図230(ア)〜図230(エ)や図243(ア)〜図243(イ)に示されるセレクト演出が開始されるまでの期間,図227(ア)〜図227(ケ)や図230(オ)〜図230(コ)や図231(ア)〜図231(コ)に示される一斉演出が開始されるまでの期間,図233(ア)〜図233(カ)に示されるデモ演出表示が開始されるまでの期間,図234(ア)〜図234(ク)や図234(コ)〜図235(セ)に示されるステージチェンジ演出が開始されるまでの期間,図238(イ)や図241(イ)に示される報知画像の表示が開始されるまでの期間)において第一の態様(例えば、装飾図柄や保留表示にあっては、図219(イ)等に示される態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226(ア)等に示される態様,リーチセレクト演出にあっては図230(カ)等に示される態様,デモ画像DM2にあっては、図238等に示される態様,AT中情報にあっては、図243(ア)等に示される態様)で少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、第二の期間(例えば、図220(ケ)や図223(ケ)や図225(ヒ)や図226(キ)や図229(ノ)や図232(カ)に示される大当り遊技開始演出の実行中の期間,図224(ト)〜図225(ネ)や図230(オ)〜図230(サ)や図243(ウ)〜図243(ク)に示されるセレクト演出の実行中の期間,図234(ケ)や図235(ソ)に示されるステージチェンジ演出の実行中の期間,図227(コ)〜図228(ト)や図230(サ)〜図230(シ)や図231(サ)〜図231(シ)に示される一斉演出の実行中の期間)において少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の期間において少なくとも表示されない表示であり、
前記第二の期間は、前記第一の期間の後で開始される期間であり、
前記第一の表示は、前記第二の期間において第二の態様(例えば、装飾図柄にあっては、図220(ケ)や図221(ケ’)や図227(コ)等に示されるような簡略化され、表示位置が変更された態様,装飾図柄にあっては、図224等に示されるような縮小され、表示位置が変更された態様,保留表示にあっては、図220(ケ)等に示されるような一部(保留アイコン)が非表示とされた態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226等に示されるような縮小され、表示位置が変更された態様,リーチセレクト演出にあっては図230(サ)等に示されるような簡略化された態様,デモ画像DM2にあっては、図230(ウ)に示されるような縮小され、表示位置が変更された態様)で少なくとも表示開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改善の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、第一の表示の変化によっては、第一の表示を目立たせることができる場合もあるし、第二の表示を目立たせることができる場合もある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第一の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の表示を実行しないことがあってもよい。
また、表示手段は、第二の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の表示を実行しないことがあってもよい。
また、第一の表示は、第一の期間でのみ第一の態様で表示開始可能なものであってもよいし、第一の期間以外の期間でも第一の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の期間において第一の態様でのみ表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第一の態様以外の態様でも表示開始されるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の期間において必ず第一の態様で表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第一の態様で表示開始されないことがあってもよい。また、第一の表示は、第一の期間において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第二の期間でのみ表示開始可能なものであってもよいし、第二の期間以外の期間でも表示開始可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の期間において必ず表示開始されるものであってもよいし、第二の期間において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第一の期間においてのみ表示されないものであってもよいし、第一の期間以外の期間においても表示されないものであってもよい。
また、第二の期間は、第一の期間に連続して開始される期間であってもよいし、第一の期間に連続しないで開始される期間であってもよい。
また、第一の表示は、第二の期間でのみ第二の態様で表示開始可能なものであってもよいし、第二の期間以外の期間でも第二の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第二の期間において第二の態様でのみ表示開始されるものであってもよいし、第二の期間において第二の態様以外の態様でも表示開始されるものであってもよい。また、第一の表示は、第二の期間において必ず第二の態様で表示開始されるものであってもよいし、第二の期間において第二の態様で表示開始されないことがあってもよい。また、第一の表示は、第二の期間において表示開始されないことがあってもよい。
また、第一の期間の少なくとも一部又は全部の期間で第二の表示が行われてもよいし、第二の期間の少なくとも一部又は全部の期間で第一の表示が行われていてもよい。また、第一の期間及び第二の期間の少なくともいずれか一方の期間において、第一の表示及び第二の表示以外の第三の表示や第四の表示等が表示されていてももちろんよい。
また、第一の期間で第一の表示が第二の態様で表示されてもよいし、第二の期間で第一の表示が第一の態様で表示されてもよい。
また、第一の表示や第二の表示は、第一の報知や第二の報知ということも可能である。この場合、音声出力による報知や、ランプ及びLED等の発光体による報知等を含めることができる。
また、表示手段は、ランプやLED等の発光体であってもよい。
また、本発明における「表示手段」を「報知手段」読み替えることもできる。
また、『前記第二の態様は、前記第一の態様よりも簡略化された態様(例えば、装飾図柄にあっては、図220(ケ)や図221(ケ’)や図227(コ)等に示されるような簡略化された態様,保留表示にあっては、図220(ケ)等に示されるような一部(保留アイコン)が非表示とされた態様,リーチセレクト演出にあっては図230(サ)等に示されるような簡略化された態様)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の期間に第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。
また、『前記第二の態様は、前記第一の態様に対して縮小化された態様(例えば、装飾図柄にあっては、図224等に示されるような縮小された態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226等に示されるような縮小された態様,デモ画像DM2にあっては、図230(ウ)に示されるような縮小された態様)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の期間に第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。
また、『前記第二の態様は、前記第一の表示の表示位置が前記第一の態様とは異なる態様(例えば、装飾図柄にあっては、図220(ケ)や図221(ケ’)や図224や図227(コ)等に示されるような表示位置が変更された態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226等に示されるような表示位置が変更された態様,デモ画像DM2にあっては、図230(ウ)に示されるような表示位置が変更された態様)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の期間に第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。
また、『図柄変動表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214)を備え、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示に関する表示であり、
前記第一の表示は、保留数に関する表示(以下、「保留数表示(例えば、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部281Bに表示される保留数表示)」という。)であり、
前記保留数とは、開始が保留されている前記図柄変動表示の数のことであり、
前記第一の態様は、前記保留数表示として保留アイコンの表示(例えば、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン)を少なくとも含む態様であり、
前記第一の態様は、前記保留数表示として前記保留数を表す数字の表示(例えば、特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部281Bに表示される保留数表示)を少なくとも含む態様であり、
前記第二の態様は、前記保留アイコンの表示を少なくとも含まない態様であり、
前記第二の態様は、前記保留数を表す数字の表示を少なくとも含む態様であり、
前記表示手段は、前記第一の表示を前記第二の態様で表示する場合には、前記保留アイコンの表示を少なくとも行わない手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留表示よりも第二の表示を目立たせることで第二の期間において第二の表示に注目させることができる場合がある。
また、保留数の報知を簡略化することで保留数を報知しつつも第二の表示に注目させることができる場合がある。
また、例えば、先読み予告として使用される保留アイコンを表示しないことで先読み予告に注目させずに他の表示(例えば、第二の表示)に注目させることができる場合がある。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示を実行可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しないことがあってもよい。
また、第一の態様は、保留数表示として保留アイコンの表示のみの態様であってもよいし、保留アイコン以外の表示をさらに含む態様であってもよい。また、第一の態様は、保留数表示として保留アイコンの表示を必ず含む態様であってもよい。
また、第一の態様は、保留数表示として保留数を表す数字の表示のみの態様であってもよいし、保留数を表す数字の表示以外の表示をさらに含む態様であってもよい。また、第一の態様は、保留数表示として保留数を表す数字の表示を必ず含む態様であってもよい。
また、第二の態様は、保留アイコンの表示のみを含まない態様であってもよいし、保留アイコンの表示以外の表示をさらに含まない態様であってもよい。また、第二の態様は、保留アイコンの表示を必ず含まない態様であってもよい。
また、第二の態様は、保留数を表す数字の表示のみを含む態様であってもよいし、保留数を表す数字の表示以外の表示をさらに含む態様であってもよい。また、第二の態様は、保留数を表す数字の表示を必ず含む態様であってもよい。
また、表示手段は、第一の表示を第二の態様で表示する場合には、保留アイコンの表示のみを行わないものであってもよいし、第一の表示を第二の態様で表示する場合には、保留アイコンの表示を必ず行わないものであってもよい。
また、図柄変動表示に関する表示には、装飾図柄、保留アイコン、変動アイコン、保留数表示、図柄変動表示で行われる演出(例えば、リーチ演出等)、図柄変動表示で行われる演出に関連して行われるボタン演出、装飾図柄の変動表示自体等が含まれてもよい。
また、図柄変動表示とは、特図と装飾図柄のどちらであってもよい。
また、『複数種類の表示を少なくとも表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208、液晶表示装置1057)を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第一の表示(例えば、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,変動アイコン表示領域284に表示される変動アイコン,図232等に示される連チャン回数表示及び初回の大当りからの出玉数の表示,図243に示されるAT中情報)であり、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第二の表示(例えば、図220に示される報知画像,図227や図230や図232等に示される一斉演出の表示,図229や図235等に示される討伐リーチの表示,図243に示される押し順セレクト演出表示)であり、
前記第一の表示は、第一の期間(例えば、図219(ア)〜図219(ク)や図222(ア)〜図222(ク)や図232(ア)〜図232(オ)に示される大当り遊技開始演出が開始されるまでの期間,図227(ア)〜図227(ケ)や図230(ア)〜図230(コ)や図231(ア)〜図231(コ)に示される一斉演出が開始されるまでの期間,図234(ア)〜図234(ク)や図234(コ)〜図235(セ)に示されるステージチェンジ演出が開始されるまでの期間,図243(ア)〜図243(イ)に示される押し順セレクト演出が開始されるまでの期間)において第一の態様(例えば、保留アイコンや変動アイコンにあっては、図227(ア)等に示される態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226(ア)等に示される態様,AT中情報にあっては、図243(ア)等に示される態様)で少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、第二の期間(例えば、図220(ケ)や図223(ケ)や図225(ヒ)や図232(カ)に示される大当り遊技開始演出の実行中の期間,図234(ケ)や図235(ソ)に示されるステージチェンジ演出の実行中の期間,図243(ウ)〜図243(ク)に示される押し順セレクト演出の実行中の期間,図227(コ)〜図228(ト)や図230(サ)〜図230(シ)や図231(サ)〜図231(シ)に示される一斉演出の実行中の期間)において少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の期間において少なくとも表示されない表示であり、
前記第二の期間は、前記第一の期間の後で開始される期間であり、
前記第一の表示は、前記第二の期間において少なくとも表示されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改善の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、第一の表示が表示されないことで第二の期間において第二の表示を目立たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第一の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の表示を実行しないことがあってもよい。
また、表示手段は、第二の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の表示を実行しないことがあってもよい。
また、第一の表示は、第一の期間でのみ第一の態様で表示開始可能なものであってもよいし、第一の期間以外の期間でも第一の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の期間において第一の態様でのみ表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第一の態様以外の態様でも表示開始されるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の期間において必ず第一の態様で表示開始されるものであってもよいし、第一の期間において第一の態様で表示開始されないことがあってもよい。また、第一の表示は、第一の期間において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第二の期間でのみ表示開始可能なものであってもよいし、第二の期間以外の期間でも表示開始可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の期間において必ず表示開始されるものであってもよいし、第二の期間において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第一の期間においてのみ表示されないものであってもよいし、第一の期間以外の期間においても表示されないものであってもよい。
また、第二の期間は、第一の期間に連続して開始される期間であってもよいし、第一の期間に連続しないで開始される期間であってもよい。
また、第一の表示は、第二の期間でのみ表示されないものであってもよいし、第二の期間以外の期間でも表示されないものであってもよい。また、第一の表示は、第二の期間において必ず表示されないものであってもよい。
また、第一の期間の少なくとも一部又は全部の期間で第二の表示が行われてもよいし、第二の期間の少なくとも一部又は全部の期間で第一の表示が行われていてもよい。また、第一の期間及び第二の期間の少なくともいずれか一方の期間において、第一の表示及び第二の表示以外の第三の表示や第四の表示等が表示されていてももちろんよい。
また、第一の期間で第一の表示が第二の態様や第三の態様等で表示されてもよいし、第二の期間で第一の表示が第一の態様で表示されてもよい。
また、第一の表示は、第一の態様以外の態様で表示された後に消去されるものであってもよいし、第一の態様以外の態様で表示されないで消去されるものであってもよい。
また、表示手段は、ランプやLED等の発光体であってもよい。
また、本発明における「表示手段」を「報知手段」読み替えることもできる。
また、『前記第一の表示は、第三の期間(例えば、図224(ス)〜図225(ハ)に示される大当り遊技終了後の期間,図234(コ)〜図235(セ)や図235(タ)〜図235(テ)に示されるステージチェンジ演出の終了後の期間,図243(カ)〜図244(コ)に示される押し順セレクト演出の終了後の期間)において少なくとも表示再開可能な表示であり、
前記第三の期間は、前記第二の期間の後で開始される期間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、第三の期間においてのみ表示再開可能なものであってもよいし、第三の期間以外の期間で表示再開可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第三の期間において必ず表示再開されるものであってもよいし、第三の期間において表示再開されないことがあってもよい。
また、第三の期間は、第二の期間に連続して開始される期間であってもよいし、第二の期間に連続しないで開始される期間であってもよい。
また、『図柄変動表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214)を備え、
前記第一の表示は、前記図柄変動表示に関する表示(例えば、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部281Bに表示される保留数表示,変動アイコン表示領域284に表示される変動アイコン)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、図柄変動表示に関連する表示よりも第二の表示を目立たせることで第二の期間において第二の表示に注目させることができる場合がある。
ここで、図柄表示手段は、図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示を実行可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しないことがあってもよい。
また、図柄変動表示に関する表示には、装飾図柄、保留アイコン、変動アイコン、保留数表示、図柄変動表示で行われる演出(例えば、リーチ演出等)、図柄変動表示で行われる演出に関連して行われるボタン演出、装飾図柄の変動表示自体等が含まれてもよい。
また、図柄変動表示は、特図と装飾図柄のどちらであってもよい。
また、『前記第一の表示は、保留数に関する表示(以下、「保留数表示」という。)であり、
前記保留数とは、開始が保留されている前記図柄変動表示の数のことであり、
前記第一の表示は、前記保留数表示としての保留アイコン(例えば、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン)を少なくとも含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、保留表示よりも第二の表示を目立たせることで第二の期間において第二の表示に注目させることができる場合がある。
また、例えば、先読み予告として使用される保留アイコンを表示しないことで先読み予告に注目させずに他の表示(例えば、第二の表示)に注目させることができる場合がある。
ここで、第一の表示は、保留数表示として保留アイコンのみからなる表示であってもよいし、保留アイコン以外をさらに含む表示であってもよい。また、第一の表示は、保留数表示として保留アイコンを必ず含む表示であってもよい。
また、『前記第一の表示は、大当り遊技に関する表示(例えば、図226や図232等に示される連チャン回数表示及び初回の大当りからの出玉数の表示,図243に示されるAT中情報)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、大当りに関連する表示よりも第二の表示に注目させることができる場合がある。
ここで、大当りに関連する表示には、連チャン回数の表示、連チャン中の(初回の大当りからの)出玉数の表示、大当りの種類の表示等が含まれていてもよい。
また、『前記第一の表示は、客待ちデモンストレーションに関する表示(例えば、図238や図241等に示されるデモ画像DM2)であり、
前記第二の期間は、前記客待ちデモンストレーションの実行中に開始可能な期間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、例えば、音量調整、画像調整あるいは輝度調整等の各種調整やパスワード入力等における重要な演出(第二の表示)に注目させることができる場合がある。
ここで、第二の期間は、客待ちデモンストレーションの実行中にのみ開始可能な期間であってもよいし、客待ちデモンストレーションの実行中以外において開始可能な期間であってもよい。また、第二の期間は、客待ちデモンストレーションの実行中に必ず開始される期間であってもよいし、客待ちデモンストレーションの実行中に開始されないことがあってもよい。
また、『前記第二の期間は、前記第一の期間が終了すると同時に開始可能な期間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の期間は、第一の期間が終了すると同時に必ず開始する期間であってもよいし、第一の期間が終了すると同時に開始されないことがあってもよい。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『複数種類の表示を少なくとも表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208、液晶表示装置1057)を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第一の表示(例えば、装飾図柄,特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,変動アイコン表示領域284に表示される変動アイコン,特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部281Bに表示される保留数表示,図226や図232等に示される連チャン回数表示及び初回の大当りからの出玉数の表示,図230に示されるリーチセレクト演出,図238や図241等に示されるデモ画像DM2,図243に示されるAT中情報)であり、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第二の表示(例えば、図220に示される報知画像,図224に示されるセレクト演出表示,図227や図230や図232等に示される一斉演出の表示,図229や図235等に示される討伐リーチの表示,図233に示されるデモ画像DM1,図234や図235に示されるステージチェンジ演出,図238や図241に示される報知画像,図241に示される遊技履歴,図243に示される押し順セレクト演出表示)であり、
前記第一の表示は、第一の状態(例えば、図219(ア)〜図219(ク)や図222(ア)〜図222(ク)や図226(ア)〜図226(カ)や図232(ア)〜図232(オ)に示される大当り遊技開始演出が開始されるまでの状態,図224(ア)〜図224(テ)や図230(ア)〜図230(エ)や図243(ア)〜図243(イ)に示されるセレクト演出が開始されるまでの状態,図227(ア)〜図227(ケ)や図230(オ)〜図230(コ)や図231(ア)〜図231(コ)に示される一斉演出が開始されるまでの状態,図233(ア)〜図233(カ)に示されるデモ演出表示が開始されるまでの状態,図234(ア)〜図234(ク)や図234(コ)〜図235(セ)に示されるステージチェンジ演出が開始されるまでの状態,図238(イ)や図241(イ)に示される報知画像の表示が開始されるまでの状態)において第一の態様(例えば、装飾図柄や保留表示にあっては、図219(イ)等に示される態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226(ア)等に示される態様,リーチセレクト演出にあっては図230(カ)等に示される態様,デモ画像DM2にあっては、図238等に示される態様,AT中情報にあっては、図243(ア)等に示される態様)で少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、第二の状態(例えば、図220(ケ)や図223(ケ)や図225(ヒ)や図226(キ)や図229(ノ)や図232(カ)に示される大当り遊技開始演出の実行中の状態,図224(ト)〜図225(ネ)や図230(オ)〜図230(サ)や図243(ウ)〜図243(ク)に示されるセレクト演出の実行中の状態,図234(ケ)や図235(ソ)に示されるステージチェンジ演出の実行中の状態,図227(コ)〜図228(ト)や図230(サ)〜図230(シ)や図231(サ)〜図231(シ)に示される一斉演出の実行中の状態)において少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の状態において少なくとも表示されない表示であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態の後で開始される状態であり、
前記第一の表示は、遊技に関連する表示を少なくとも含む表示であり、
前記第二の表示は、遊技に関連する表示を少なくとも含む表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の状態から前記第二の状態へと移行したことに関連して前記第一の態様から第二の態様(例えば、装飾図柄にあっては、図220(ケ)や図221(ケ’)や図227(コ)等に示されるような簡略化され、表示位置が変更された態様,装飾図柄にあっては、図224等に示されるような縮小され、表示位置が変更された態様,保留表示にあっては、図220(ケ)等に示されるような一部(保留アイコン)が非表示とされた態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226等に示されるような縮小され、表示位置が変更された態様,リーチセレクト演出にあっては図230(サ)等に示されるような簡略化された態様,デモ画像DM2にあっては、図230(ウ)に示されるような縮小され、表示位置が変更された態様)に少なくとも変更して表示可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改善の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、第一の表示の変化によっては、第一の表示を目立たせることができる場合もあるし、第二の表示を目立たせることができる場合もある。
また、状態の移行に関連する第二の表示に特に注目させることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第一の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の表示を実行しないことがあってもよい。
また、表示手段は、第二の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の表示を実行しないことがあってもよい。
また、第一の表示は、第一の状態でのみ第一の態様で表示開始可能なものであってもよいし、第一の状態以外の状態でも第一の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において第一の態様でのみ表示開始されるものであってもよいし、第一の状態において第一の態様以外の態様でも表示開始されるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において必ず第一の態様で表示開始されるものであってもよいし、第一の状態において第一の態様で表示開始されないことがあってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第二の状態でのみ表示開始可能なものであってもよいし、第二の状態以外の状態でも表示開始可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の状態において必ず表示開始されるものであってもよいし、第二の状態において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第一の状態においてのみ表示されないものであってもよいし、第一の状態以外の状態においても表示されないものであってもよい。
また、第二の状態は、第一の状態に連続して開始されるものであってもよいし、第一の状態に連続しないで開始されるものであってもよい。
また、第一の表示は、遊技に関連する表示のみを含むものであってもよいし、遊技に関連する表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第一の表示は、遊技に関連する表示を必ず含むものであってもよい。
また、第二の表示は、遊技に関連する表示のみを含むものであってもよいし、遊技に関連する表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第二の表示は、遊技に関連する表示を必ず含むものであってもよい。
また、第一の表示は、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連する場合にのみ第一の態様から第二の態様に変更して表示可能なものであってもよいし、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連する場合以外の場合でも第一の態様から第二の態様に変更して表示可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連する場合に第一の態様から第二の態様にのみ変更して表示されるものであってもよいし、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連する場合に第一の態様から第二の態様以外の態様に変更して表示可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連して必ず第一の態様から第二の態様に変更して表示されるものであってもよいし、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連して第一の態様から第二の態様に変更して表示されないことがあってもよい。
また、第一の状態のうちの少なくとも一部又は全部の状態で第二の表示が行われてもよいし、第二の状態のうちの少なくとも一部又は全部の状態で第一の表示が行われていてもよい。また、第一の状態及び第二の状態のうちの少なくともいずれか一方の状態において、第一の表示及び第二の表示以外の第三の表示や第四の表示等が表示されていてももちろんよい。
また、第一の状態で第一の表示が第二の態様で表示されてもよいし、第二の状態で第一の表示が第一の態様で表示されてもよい。
また、第一の表示や第二の表示は、第一の報知や第二の報知ということも可能である。この場合、音声出力による報知や、ランプ及びLED等の発光体による報知等を含めることができる。
また、表示手段は、ランプやLED等の発光体であってもよい。
また、本発明における「表示手段」を「報知手段」読み替えることもできる。
また、『前記第一の表示は、前記第二の状態において前記第二の態様で少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の状態において前記第二の態様で少なくとも表示されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の状態において第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。また、第二の状態において第二の態様で表示された第一の表示を特に目立たせることができる場合もある。
ここで、第一の表示は、第二の状態においてのみ第二の態様で表示開始可能なものであってもよいし、第二の状態以外の状態でも第二の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第二の状態において必ず第二の態様で表示開始されるものであってもよいし、第二の状態において第二の態様で表示開始されないことがあってもよい。また、第一の表示は、第二の状態において第二の態様でのみ表示開始可能なものであってもよいし、第二の状態において第二の態様以外の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第二の状態において第二の態様で必ず表示開始されるものであってもよい。また、第一の表示は、第二の状態において表示開始されないことがあってもよい。
また、第一の表示は、第一の状態においてのみ第二の態様で表示されないものであってもよいし、第一の状態以外の状態でも第二の態様で表示されないものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において必ず第二の態様で表示されないものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において第二の態様でのみ表示されないものであってもよいし、第一の状態において第二の態様以外の態様であっても表示されないものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において第二の態様で必ず表示されないものであってもよい。
また、『前記第二の態様は、前記第一の態様よりも簡略化された態様(例えば、装飾図柄にあっては、図220(ケ)や図221(ケ’)や図227(コ)等に示されるような簡略化された態様,保留表示にあっては、図220(ケ)等に示されるような一部(保留アイコン)が非表示とされた態様,リーチセレクト演出にあっては図230(サ)等に示されるような簡略化された態様)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の状態において第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。
また、『前記第二の態様は、前記第一の態様に対して縮小化された態様(例えば、装飾図柄にあっては、図224等に示されるような縮小された態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226等に示されるような縮小された態様,デモ画像DM2にあっては、図230(ウ)に示されるような縮小された態様)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の状態において第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。
また、『前記第二の態様は、前記第一の表示の表示位置が前記第一の態様とは異なる態様(例えば、装飾図柄にあっては、図220(ケ)や図221(ケ’)や図224や図227(コ)等に示されるような表示位置が変更された態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226等に示されるような表示位置が変更された態様,デモ画像DM2にあっては、図230(ウ)に示されるような表示位置が変更された態様)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の期間に第二の表示を特に目立たせることができる場合がある。
また、『複数種類の表示を少なくとも表示可能な表示手段(例えば、装飾図柄表示装置208、液晶表示装置1057)を備えた遊技台であって、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第一の表示(例えば、特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,変動アイコン表示領域284に表示される変動アイコン,図232等に示される連チャン回数表示及び初回の大当りからの出玉数の表示,図243に示されるAT中情報)であり、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第二の表示(例えば、図220に示される報知画像,図227や図230や図232等に示される一斉演出の表示,図229や図235等に示される討伐リーチの表示,図243に示される押し順セレクト演出表示)であり、
前記第一の表示は、第一の状態(例えば、図219(ア)〜図219(ク)や図222(ア)〜図222(ク)や図232(ア)〜図232(オ)に示される大当り遊技開始演出が開始されるまでの状態,図227(ア)〜図227(ケ)や図230(ア)〜図230(コ)や図231(ア)〜図231(コ)に示される一斉演出が開始されるまでの状態,図234(ア)〜図234(ク)や図234(コ)〜図235(セ)に示されるステージチェンジ演出が開始されるまでの状態,図243(ア)〜図243(イ)に示される押し順セレクト演出が開始されるまでの状態)において第一の態様で(例えば、保留アイコンや変動アイコンにあっては、図227(ア)等に示される態様,連チャン回数表示や初回の大当りからの出玉数の表示にあっては、図226(ア)等に示される態様,AT中情報にあっては、図243(ア)等に示される態様)少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、第二の状態(例えば、図220(ケ)や図223(ケ)や図225(ヒ)や図232(カ)に示される大当り遊技開始演出の実行中の状態,図234(ケ)や図235(ソ)に示されるステージチェンジ演出の実行中の状態,図243(ウ)〜図243(ク)に示される押し順セレクト演出の実行中の状態,図227(コ)〜図228(ト)や図230(サ)〜図230(シ)や図231(サ)〜図231(シ)に示される一斉演出の実行中の状態)において少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第二の表示は、前記第一の状態において少なくとも表示されない表示であり、
前記第二の状態は、前記第一の状態の後で開始される状態であり、
前記第一の表示は、遊技に関連する表示を少なくとも含む表示であり、
前記第二の表示は、遊技に関連する表示を少なくとも含む表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の状態から前記第二の状態へと移行したことに関連して少なくとも表示されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
従来の遊技台によれば、表示手段に改善の余地があったが、この遊技台によれば、表示手段に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、状態の移行に関連する第二の表示に特に注目させることができる場合がある。
また、第一の表示が表示されないことで第二の状態において第二の表示を目立たせることができる場合がある。
ここで、表示手段は、第一の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第一の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第一の表示を必ず実行するものであってもよいし、第一の表示を実行しないことがあってもよい。
また、表示手段は、第二の表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の表示以外の表示をさらに実行可能なものであってもよい。また、表示手段は、第二の表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の表示を実行しないことがあってもよい。
また、第一の表示は、第一の状態でのみ第一の態様で表示開始可能なものであってもよいし、第一の状態以外の状態でも第一の態様で表示開始可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において第一の態様でのみ表示開始されるものであってもよいし、第一の状態において第一の態様以外の態様でも表示開始されるものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において必ず第一の態様で表示開始されるものであってもよいし、第一の状態において第一の態様で表示開始されないことがあってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第二の状態でのみ表示開始可能なものであってもよいし、第二の状態以外の状態でも表示開始可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第二の状態において必ず表示開始されるものであってもよいし、第二の状態において表示開始されないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第一の状態においてのみ表示されないものであってもよいし、第一の状態以外の状態においても表示されないものであってもよい。
また、第二の状態は、第一の状態に連続して開始されるものであってもよいし、第一の状態に連続しないで開始されるものであってもよい。
また、第一の表示は、遊技に関連する表示のみを含むものであってもよいし、遊技に関連する表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第一の表示は、遊技に関連する表示を必ず含むものであってもよい。
また、第二の表示は、遊技に関連する表示のみを含むものであってもよいし、遊技に関連する表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第二の表示は、遊技に関連する表示を必ず含むものであってもよい。
また、第一の表示は、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連する場合でのみ表示されないものであってもよいし、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連する場合以外の場合でも表示されないものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態から第二の状態へと移行したことに関連して必ず表示されないものであってもよい。
また、第一の状態のうちの少なくとも一部又は全部の状態で第二の表示が行われてもよいし、第二の状態のうちの少なくとも一部又は全部の状態で第一の表示が行われていてもよい。また、第一の状態及び第二の状態のうちの少なくともいずれか一方の状態において、第一の表示及び第二の表示以外の第三の表示や第四の表示等が表示されていてももちろんよい。
また、第一の状態で第一の表示が第二の態様で表示されてもよいし、第二の状態で第一の表示が第一の態様で表示されてもよい。
また、第一の表示や第二の表示は、第一の報知や第二の報知ということも可能である。この場合、音声出力による報知や、ランプ及びLED等の発光体による報知等を含めることができる。
また、表示手段は、ランプやLED等の発光体であってもよい。
また、本発明における「表示手段」を「報知手段」読み替えることもできる。
また、『前記第一の表示は、第三の状態(例えば、図224(ス)〜図225(ハ)に示される大当り遊技終了後の状態,図234(コ)〜図235(セ)や図235(タ)〜図235(テ)に示されるステージチェンジ演出の終了後の状態,図243(カ)〜図244(コ)に示される押し順セレクト演出の終了後の状態)において少なくとも表示再開可能な表示であり、
前記第三の状態は、前記第二の状態の後で開始される状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第一の表示は、第三の状態においてのみ表示再開可能なものであってもよいし、第三の状態以外の状態で表示再開可能なものであってもよい。また、第一の表示は、第三の状態において必ず表示再開されるものであってもよいし、第三の状態において表示再開されないことがあってもよい。
また、第三の状態は、第二の状態に連続して開始される状態であってもよいし、第二の状態に連続しないで開始される状態であってもよい。
また、『遊技者が少なくとも操作可能な位置に設けられた操作手段(例えば、演出ボタン136,十字キー141,ストップボタン1037〜1039,チャンスボタン1100,情報表示ボタン1047,発射ハンドル1134,ターボボタン1824g)と、
図柄変動表示を少なくとも実行可能な図柄表示手段(例えば、第1特図表示装置212,第2特図表示装置214)と、
大当り遊技を少なくとも開始可能な制御手段(例えば、主制御部300のCPU304)と、
を備え、
前記第一の表示は、前記第一の状態において実行された前記図柄変動表示に関連した表示(例えば、装飾図柄,特図1保留表示領域281及び特図2保留表示領域282に表示される保留アイコン,変動アイコン表示領域284に表示される変動アイコン,特図1保留数表示部281A及び特図2保留数表示部281Bに表示される保留数表示,図230に示されるリーチセレクト演出)を少なくとも含む表示であり、
前記第二の表示は、前記操作手段の操作に関連した表示を少なくとも含む表示(例えば、図220等に示される報知画像,図224や図230等に示されるセレクト演出表示)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、操作手段の操作に関連した表示を見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、操作手段は、遊技者のみが操作可能なものであってもよいし、遊技者以外の者が操作可能なものであってもよい。また、操作手段は、遊技者が必ず操作するものであってもよいし、遊技者が操作しないことがあってもよい。
また、図柄表示手段は、図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、図柄変動表示以外の表示を実行可能なものであってもよい。また、図柄表示手段は、図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、図柄変動表示を実行しないことがあってもよい。
また、制御手段は、大当り遊技のみを開始可能であってもよいし、大当り遊技以外の遊技をさらに開始可能であってもよい。また、制御手段は、大当り遊技を必ず実行するものであってもよいし、大当り遊技を実行しないことがあってもよい。
また、第一の表示は、第一の状態において実行された図柄変動表示に関連した表示のみを含むものであってもよいし、第一の状態において実行された図柄変動表示に関連した表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第一の表示は、第一の状態において実行された図柄変動表示に関連した表示を必ず含むものであってもよい。
また、第二の表示は、操作手段の操作に関連した表示のみを含むものであってもよいし、操作手段の操作に関連した表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第一の表示は、操作手段の操作に関連した表示を必ず含むものであってもよい。
また、『前記操作手段は、演出表示を少なくとも変化させることが可能な手段(例えば、演出ボタン136,十字キー141,ストップボタン1037〜1039,チャンスボタン1100)であり、
前記第二の表示は、前記操作手段を使用した選択演出に関する表示(例えば、図224や図230等に示されるセレクト演出表示)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、選択演出に注目させて操作手段の操作に注目させることができる場合がある。
ここで、操作手段は、演出表示のみを変化させることが可能な手段であってもよいし、演出表示以外の表示をさらに変化させることが可能な手段であってもよい。また、操作手段は、演出表示を必ず変化させる手段であってもよいし、演出表示を変化させないことがあってもよい。
また、『前記操作手段は、遊技領域に遊技球を発射させるための操作が可能な発射操作手段(例えば、発射ハンドル1134,ターボボタン1824g)であり、
前記第二の表示は、前記発射操作手段の操作に関連する表示(以下、「発射操作関連表示(例えば、図220や図245や図246等に示される報知画像)」という。)を少なくとも含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、例えば、発射強度の報知(右打ち、左打ち、電チューあるいはアタッカを狙え等の報知)といった重要な情報を見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、発射操作手段は、遊技領域に遊技球を発射させるための操作のみが可能なものであってもよいし、遊技領域に遊技球を発射させるための操作以外の操作がさらに可能なものであってもよい。また、発射操作手段は、遊技領域に遊技球を必ず発射させる手段であってもよいし、遊技領域に遊技球を発射させないことがあってもよい。
また、第二の表示は、発射関連操作表示のみを含むものであってもよいし、発射関連操作表示以外の表示をさらに含むものであってもよい。また、第二の表示は、発射関連操作表示を必ず含むものであってもよい。
また、『前記発射操作関連表示とは、前記遊技領域の右側への遊技球の発射を少なくとも促す表示(以下、「右打ち表示(例えば、図220(ケ)や図245や図246等に示される報知画像,図225(ヒ)等に示される報知画像)」という。)を少なくとも含む表示のことであり、
前記複数種類の表示のうちの少なくとも一つは、第三の表示であり、
前記第二の表示は、前記右打ち表示を少なくとも含む表示(例えば、図220(ケ)や図245や図246等に示される報知画像)であり、
前記第三の表示は、前記右打ち表示を少なくとも含む表示(例えば、図225(ヒ)等に示される報知画像)であり、
前記第二の表示は、前記第一の状態が前記遊技領域の左側への遊技球の発射が行われる遊技状態(例えば、非電サポ状態)である場合に少なくとも表示開始可能な表示であり、
前記第三の表示は、前記第一の状態が前記遊技領域の右側への遊技球の発射が行われる遊技状態(例えば、電サポ状態)である場合に少なくとも表示開始可能な表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、例えば、大当りの前後に発射すべき領域が変化する場合と変化しない場合とで右打ち報知の表示を異ならせることで特に発射すべき領域が変化する場合に右打ち報知を注目させることができる場合がある。
ここで、第二の表示は、右打ち表示のみを含む表示であってもよいし、右打ち表示以外の表示をさらに含む表示であってもよい。また、第二の表示は、右打ち表示を必ず含む表示であってもよい。
また、第三の表示は、右打ち表示のみを含む表示であってもよいし、右打ち表示以外の表示をさらに含む表示であってもよい。また、第三の表示は、右打ち表示を必ず含む表示であってもよい。
また、第二の表示は、第一の状態が遊技領域の左側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合にのみ表示開始可能なものであってもよいし、第一の状態が遊技領域の左側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合以外の場合にも表示開始可能なものであってもよい。また、第二の表示は、第一の状態が遊技領域の左側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合に必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の状態が遊技領域の左側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合に表示開始されないことがあってもよい。
また、第三の表示は、第一の状態が遊技領域の右側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合にのみ表示開始可能なものであってもよいし、第一の状態が遊技領域の右側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合以外の場合にも表示開始可能なものであってもよい。また、第三の表示は、第一の状態が遊技領域の右側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合に必ず表示開始されるものであってもよいし、第一の状態が遊技領域の右側への遊技球の発射が行われる遊技状態である場合に表示開始されないことがあってもよい。
また、『演出を少なくとも実行可能な演出手段(例えば、装飾図柄表示装置208)を備え、
前記演出手段は、前記第一の状態において第一の演出モード(例えば、図234(ア)〜図235(ソ)に示されるステージAあるいはステージB)で前記演出を少なくとも開始可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の状態において第二の演出モード(例えば、図235(タ)〜図235(ヌ)に示される激アツ先読みモード)で前記演出を少なくとも開始可能な手段であり、
前記第二の表示は、前記第二の演出モードであることを報知する表示(例えば、激アツ先読みモードの表示,主人公の殿様が百姓に施しを与えている様子の演出表示)を少なくとも含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第二の演出モードであることを遊技者が見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、演出手段は、演出のみを実行可能なものであってもよいし、演出以外を実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、演出を必ず実行するものであってもよいし、演出を実行しないことがあってもよい。
また、演出手段は、第一の状態においてのみ第一の演出モードで演出を開始可能なものであってもよいし、第一の状態以外の状態においても第一の演出モードで演出を開始可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の状態において必ず第一の演出モードで演出を少なくとも開始する手段であってもよいし、第一の状態において第一の演出モードで演出を開始しないことがあってもよい。
また、演出手段は、第二の状態においてのみ第二の演出モードで演出を開始可能なものであってもよいし、第二の状態以外の状態においても第二の演出モードで演出を開始可能なものであってもよい。また、演出手段は、第二の状態において必ず第二の演出モードで演出を少なくとも開始する手段であってもよいし、第二の状態において第二の演出モードで演出を開始しないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第二の演出モードであることを報知する表示のみを含む表示であってもよいし、第二の演出モードであることを報知する表示以外の表示をさらに含む表示であってもよい。また、第二の表示は、第二の演出モードであることを報知する表示を必ず含む表示であってもよい。
また、第二の演出モードにおいて実行される固有の演出を第二の表示として含んでもよい。
また、『演出を少なくとも実行可能な演出手段(例えば、装飾図柄表示装置208)と、
時間を計時する計時手段(例えば、内蔵タイマ,RTC)と、
を備え、
前記演出手段は、前記第一の状態において第一の演出モード(例えば、図227(ア)〜図227(ケ)や図230(ア)〜図230(コ)や図231(ア)〜図231(コ)等に示される番長モードに移行する前の演出モード)で前記演出を少なくとも開始可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の状態において第三の演出モード(例えば、図227(コ)〜図229(ノ)や図230(サ)〜図230(シ)や図231(サ)〜図231(シ)等に示される番長モード,図232(ア)〜図232(カ)等に示される超八代将軍モード)で前記演出を少なくとも開始可能な手段であり、
前記第三の演出モードは、前記計時手段が時間を計時した結果(例えば、電源投入や工場出荷から所定時間(例えば、1時間)が経過する毎,所定の時刻(例えば、午後12時)となったタイミング)に関連して少なくとも開始可能な演出モードであり、
前記第二の表示は、前記第三の演出モードに関連した表示(例えば、番長モードの演出表示,超八代将軍モードの演出表示)を少なくとも含む表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、第三の演出モードが開始されたことを遊技者が見逃さないようにすることができる場合がある。
ここで、演出手段は、演出のみを実行可能なものであってもよいし、演出以外を実行可能なものであってもよい。また、演出手段は、演出を必ず実行するものであってもよいし、演出を実行しないことがあってもよい。
また、演出手段は、第一の状態においてのみ第一の演出モードで演出を開始可能なものであってもよいし、第一の状態以外の状態においても第一の演出モードで演出を開始可能なものであってもよい。また、演出手段は、第一の状態において必ず第一の演出モードで演出を少なくとも開始する手段であってもよいし、第一の状態において第一の演出モードで演出を開始しないことがあってもよい。
また、演出手段は、第二の状態においてのみ第三の演出モードで演出を開始可能なものであってもよいし、第二の状態以外の状態においても第三の演出モードで演出を開始可能なものであってもよい。また、演出手段は、第二の状態において必ず第三の演出モードで演出を少なくとも開始する手段であってもよいし、第二の状態において第三の演出モードで演出を開始しないことがあってもよい。
また、第二の表示は、第三の演出モードに関連した表示のみを含むものであってもよいし、第三の演出モードに関連した表示以外の表示を含むものであってもよい。また、第二の表示は、第三の演出モードに関連した表示を必ず含むものであってもよい。
また、『前記第二の状態は、前記第一の状態が終了すると同時に開始可能な状態である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
ここで、第二の状態は、第一の状態が終了すると同時に必ず開始する状態であってもよいし、第一の状態が終了すると同時に開始しないことがあってもよい。
また、『前記遊技台は、ぱちんこ機(例えば、パチンコ機100)である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『前記遊技台は、スロットマシン(例えば、スロットマシン1000)である、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載では、
『 複数種類の表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]備えた遊技台であって、
複数種類の演出モードを実行可能に構成されており、
前記複数種類の演出モードのうちの一つは、第一の演出モード[例えば、図227(ア)〜同図(ケ)に示す番長モードに移行する前の演出モード等]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一つは、第二の演出モード[例えば、図227(コ)〜図229(ネ)に示す番長モード等]であり、
前記第二の演出モードは、一斉演出モードであり、
前記一斉演出モードは、前記第一の演出モードで行われる演出とは異なる演出が行われる演出モードであり[例えば、図227(コ)〜図229(ネ)に示す番長モードでは、番長のキャラクタC5が卓球のラケットをスイングするアニメーションで表示されているが、図227(ア)〜同図(ケ)に示す番長モードに移行する前の演出モードでは番長のキャラクタC5が卓球のラケットをスイングするアニメーションが行われていない等]、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第一の表示[例えば、図227(ケ)に示す模様が施された表示態様の装飾図柄や、図227(コ)に示す簡略化した表示態様の装飾図柄等]であり、
前記複数種類の表示のうちの一つは、第二の表示[例えば、図227(コ)に示す「番長モード」の表示等]であり、
前記第一の表示は、装飾図柄の表示であり、
前記第二の表示は、前記第二の演出モードにおいて表示される表示であり[例えば、図227(コ)に示す「番長モード」の表示は番長モードにおいて表示される表示である等]、
前記第二の表示は、前記第一の演出モードにおいて表示されない表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の演出モードにおいて第一の表示態様[例えば、図227(ケ)に示す模様が施された表示態様等]で表示され、
前記第一の演出モードにおけるリーチ演出の実行中に前記第一の演出モードから前記第二の演出モードに切り替わる場合(以下、「第一の場合[例えば、図230(オ)〜同図(サ)に示すように、リーチセレクト演出中に番長モードが開始される場合等]」という。)があるように構成されており、
前記第一の場合において前記第二の演出モードが開始されると、第二の表示態様[例えば、図227(コ)に示す簡略化した表示態様等]をした前記第一の表示による前記リーチ演出が継続して行われるように構成されている[例えば、図230(オ)〜同図(サ)に示すように、リーチセレクト演出中に番長モードが開始されると、装飾図柄が模様が施された表示態様から簡略化した表示態様に切り替わってリーチセレクト演出が継続して行われる等]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、『 前記第一の表示は、前記第二の演出モードにおいて前記第二の表示態様で表示可能な表示であり、
前記第一の表示は、前記第一の演出モードにおいて前記第二の表示態様で表示されない表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記リーチ演出とは、スーパーリーチ演出[例えば、図230(オ)〜同図(サ)に示すリーチセレクト演出等]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の表示態様は、前記第一の表示態様に対して縮小化された表示態様[例えば、図223(コ)等に示される縮小された表示態様等]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第一の表示態様の前記第一の表示の表示位置と前記第二の表示態様の該第一の表示の表示位置は、異なる表示位置である[例えば、図227(ケ)〜同図(コ)に示すように、模様が施された表示態様の装飾図柄と、簡略化した表示態様の装飾図柄は、表示位置が異なっている態様等]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]と、
時間を計時する計時手段[例えば、内蔵タイマ,RTC等]と、
を備え、
前記演出手段は、前記第一の演出モードで前記演出を開始可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の演出モードで前記演出を開始可能な手段であり、
前記第二の演出モードは、前記計時手段が時間を計時した結果[例えば、電源投入や工場出荷から所定時間(例えば、1時間)が経過する毎,所定の時刻(例えば、午後12時)となったタイミング等]に関連して開始可能な演出モードである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記第二の演出モードは、前記第一の演出モードが終了すると同時に開始可能な演出モードである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、ぱちんこ機[例えば、パチンコ機100]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、『 前記遊技台は、スロットマシン[例えば、スロットマシン1000]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
これまでに説明した実施形態では、単体の遊技台にて完結するだけでなく複数の遊技台における相対的なものも含んでいてもよい。例えば、複数の遊技台でRTCを用いた一斉演出を実行可能な遊技台であって、該当する遊技台のみ(例えば、大当りしている等の条件があり)、他の遊技台とは異なる表示として第一の表示あるいは第二の表示が行われる構成であってもよい。
なお、上述した実施形態において説明したリーチセレクト演出はあくまで一例であって、遊技者が操作手段を操作することによって選択される(セレクトされる)演出であれば、リーチ演出以外のものであってもよく、例えば、キャラクタ選択、演出モードの選択、ステージの選択等であってもよい。
また、セレクト演出とは、遊技者の意思が確実に反映されない演出であってもよく、予め内部的にセレクトされるべき演出が決定されていて、遊技者に選択させているように見せかける演出も本発明のセレクト演出に含まれる。
また、セレクト演出は時間以外に有効期間の終了契機を持つこともできる。例えば、パチンコ機にあっては所定の領域へ遊技球が入賞することが有効期間の終了契機となっていてもよく、スロットマシンにあっては所定の操作が行われることが有効期間の終了契機となっていてもよい。
以下、これまで説明したことも含めて付記する。なお、以下の説明は、第1実施形態〜第7実施形態を含むこの明細書中で説明した遊技台に適宜、適用可能である。
(付記H1)
遊技球が進入可能な第1の進入口と、前記第1の進入口へ遊技球が進入したことに基づいて始動情報を導出する始動情報導出手段と、前記始動情報取得手段が取得した始動情報に基づいて当否判定を行なう当否判定手段と、前記当否判定手段の当否判定結果に応じて所定の演出を行う演出手段と、遊技球の進入に基づいて所定の利益が発生する第2の進入口と、を備え、前記演出手段は、前記所定の演出中に前記第2の進入口へ遊技球が進入したことに基づいて、前記所定の演出を変化させることを特徴とする遊技台。
(付記H2)
付記H1記載の遊技台であって、前記第2の進入口へ遊技球が進入したことに基づいて所定の利益を遊技者に付与する利益付与手段と、を備え、前記演出手段は、前記所定の演出中に前記第2の進入口へ遊技球が進入したことに基づいて、前記所定の演出に影響を与える特定の演出を行うことを特徴とする遊技台。
(付記H3)
付記H1又はH2記載の遊技台であって、前記演出手段は、所定の表示を行なう表示手段を含み、前記表示手段は、前記所定の演出中に前記第2の進入口へ遊技球が進入したことに基づいて、前記所定の演出に基づく表示演出の一部を前記特定の演出に基づく表示演出の一部で覆うことを特徴とする遊技台。
(付記H4)
付記H1からH3のうちいずれか1項記載の遊技台であって、前記第1の進入口と前記第2の進入口は、前記第1の進入口へ進入した遊技球が前記第2の進入口に進入し得る位置にそれぞれ配置されることを特徴とする遊技台。
(付記H5)
付記H2に記載の遊技台であって、所定条件が成立したことに基づいて、遊技者に有利な状態となる入賞装置を備え、前記特定の演出は、前記所定条件が成立する可能性が高いことを示唆する演出であることを特徴とする遊技台。
(付記H6)
遊技価値付与条件の成立があった場合に、遊技価値を遊技者に付与する遊技価値付与手段と、遊技球が通過しても前記遊技価値付与条件が成立しない第一の進入領域と、遊技球の入球に基づいて前記遊技価値付与条件が成立する第二の進入領域と、当否判定条件の成立があった場合に、当否判定を実行可能な当否判定手段と、前記当否判定手段による当否判定結果に対応する図柄態様を、図柄の変動表示を行った後に停止表示可能な報知手段と、所定の演出画像を表示可能な画像表示手段を少なくとも含み、前記報知手段とは別体で構成された演出手段と、前記演出手段を制御可能な演出制御手段と、を備えた遊技台において、前記当否判定条件は、前記第一の進入領域への遊技球の通過があったことを少なくとも含むものであり、前記演出制御手段は、図柄の変動表示を開始した後に前記当否判定手段による当否判定結果に対応する図柄の停止表示を行う図柄変動表示を前記画像表示手段に表示させることが可能なものであり、前記第二の進入領域は、前記当否判定手段による当否判定結果が特定の当否判定結果であった場合に、遊技球が少なくとも入球可能となるものであり、前記演出制御手段は、大当りが発生するかどうかを予告する大当り予告を、前記演出手段に少なくとも実行させることが可能なものであり、前記大当りは、前記第二の進入領域に遊技球が入球したことを少なくとも一つの条件として発生されるものであり、前記演出制御手段は、前記画像表示手段による前記図柄変動表示の表示中に、該図柄変動表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難となるように前記大当り予告を、前記演出手段に少なくとも行わせることが可能なものであり、前記報知手段による図柄の変動表示は、前記画像表示手段による前記図柄変動表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難な期間中も、遊技者から視認容易なものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H7)
付記H6記載の遊技台であって、前記演出制御手段は、前記画像表示手段による図柄の停止表示中に、該図柄の少なくとも一部が遊技者から視認困難となるように前記大当り予告を、前記演出手段に少なくとも行わせることが可能なものであり、前記報知手段による図柄の停止表示は、前記画像表示手段による図柄の停止表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難であっても、遊技者から視認容易なものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H8)
付記H6又はH7に記載の遊技台であって、前記演出制御手段は、前記画像表示手段が前記図柄変動表示を表示中に前記第二の進入領域に遊技球が入球した場合に、該図柄変動表示を遊技者が視認困難とならない演出を、前記演出手段に少なくとも行わせることが可能であり、前記大当り予告は、前記演出を遊技者が視認困難とならないものであることを特徴とする遊技台。
(付記H9)
付記H6からH8のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記当否判定結果は、第一の当否判定結果と第二の当否判定結果を含み、前記報知手段は、前記当否判定結果が前記第一の当否判定結果である場合には第一の図柄態様を停止表示可能であり、前記当否判定結果が前記第二の当否判定結果である場合には該第一の図柄態様とは異なる第二の図柄態様を停止表示可能であることを特徴とする遊技台。
(付記H10)
付記H6からH9のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記演出手段は、前記画像表示手段による前記図柄変動表示を前方から覆わない第一の位置と該図柄変動表示の少なくとも一部を前方から覆う第二の位置を含む複数の位置に移動可能な可動体を含み、前記演出制御手段は、前記可動体を前記第一の位置から前記第二の位置に移動させることによって前記大当り予告を、該可動体に行わせることが可能なものであることを特徴とする遊技台。
なお、以上の説明は、他の付記で記載した遊技台や、この明細書中で説明した遊技台に適宜、適用可能である。
(付記H11)
遊技球が進入可能な複数の進入領域と、前記複数の進入領域のうち、第一の進入領域を少なくとも含む所定の進入領域に遊技球が進入した場合に、少なくとも当否判定を実行可能な当否判定手段と、前記複数の進入領域のうち、前記所定の進入領域とは異なる第二の進入領域に遊技球が進入した場合に、少なくとも補助当否判定を実行可能な補助当否判定手段と、図柄の変動表示を行った後で、前記補助当否判定の結果に対応する図柄態様を停止表示する第一の図柄変動表示を少なくとも実行可能な第一の報知手段と、図柄の変動表示を行った後で、前記補助当否判定の結果に対応する図柄態様を停止表示する第二の図柄変動表示を少なくとも実行可能な第二の報知手段と、前記第二の報知手段を少なくとも含む演出手段と、少なくとも前記演出手段を制御可能な演出制御手段と、少なくとも前記第一の進入領域に遊技球が進入しやすい時短状態と、非時短状態とに制御可能な時短制御手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の進入領域は、前記第一の図柄変動表示が行われて前記当否判定の結果のうちの特定の補助当否判定の結果に応じた図柄態様が停止表示された後で、遊技球が進入可能とされるものであり、前記演出制御手段は、前記当否判定の結果に関する所定の演出および前記第二の図柄変動表示を前記演出手段に少なくとも実行させることが可能なものであり、前記演出制御手段は、前記第二の図柄変動表示の実行中の所定期間において、該第二の図柄変動表示の少なくとも一部が視認困難となるように、前記所定の演出を前記演出手段に少なくとも実行させることが可能なものであり、前記第一の図柄変動表示は、前記所定期間中も視認容易なものであり、前記第二の図柄変動表示は、前記時短状態よりも前記非時短状態の方が実行されやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
ここにいう第一の進入領域は、例えば電チューであり、所定の進入領域は、例えば、第2特図始動口232(電チュー)と第1特図始動口230であり、第二の進入領域は、例えば普図始動口228であり、第一の図柄変動表示は、例えば、主制御部300が制御する普図表示装置210で行われる普図の図柄変動表示あり、第二の図柄変動表示は、例えば、副制御部400,500が制御する装飾図柄表示装置208で行われる普図の装飾図柄変動表示ある。
(付記H12)
付記H11に記載の遊技台であって、前記第二の報知手段は、画像表示手段であり、前記所定の演出は、少なくとも前記画像表示手段で実行可能とされるものであり、前記画像表示手段は、少なくとも前記第二の図柄変動表示を実行可能な所定の表示領域を有するものであり、前記演出制御手段は、前記所定の表示領域において、前記第二の図柄変動表示の非実行期間の少なくとも一部を含む期間で、該第二の図柄変動表示とは異なる表示演出を実行させることが可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
ここで、前記演出制御手段は、前記異なる表示演出の少なくとも一部が視認困難となるように、前記所定の演出を、前記演出手段に少なくとも実行させることが可能なものであってもよい。
(付記H13)
付記H12に記載の遊技台であって、前記所定の表示領域で実行可能な前記異なる表示演出は、大当り予告表示および遊技情報表示のうちの少なくとも一方を含むものである、ことを特徴とする遊技台。
ここにいう大当り予告表示には、いわゆる先読み予告も含む。また、遊技情報表示としては、例えば、時短回数、連荘回数、獲得遊技球数、擬似連回数、などが含まれる。
(付記H14)
付記H13に記載の遊技台であって、前記演出制御手段は、前記非時短状態における前記第二の図柄変動表示の非実行期間は、少なくとも前記大当り予告を実行させることが可能なものであり、前記時短状態における前記第二の図柄変動表示の非実行期間は、少なくとも前記遊技情報表示を実行させることが可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H15)
付記H14に記載の遊技台であって、前記第二の図柄変動表示のうちの特定の第二の図柄変動表示は、前記補助当否判定の結果に関する図柄および前記大当り予告に関する図柄を含んで該第二の図柄変動表示を実行可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
付記H11〜付記H15までに記載した遊技台における上記所定期間は、第二の図柄変動表示の実行中の少なくとも一部を含む期間であってもよい。また、上記所定の演出は、少なくとも大当りが発生するかどうかを予告可能な大当り予告を含むものであってもよい。また、上記演出制御手段は、上記非時短状態では、上記第二の図柄変動表示を実行しないものであってもよい。また、上記所定の表示領域では、上記第二の図柄変動表示とは異なる表示のうちの特図2の図柄変動表示に関する予告が少なくとも実行可能とされるものであってもよい。上記第二の図柄変動表示の実行中に、特図2が割り込んで、上記異なる表示が可能な状態であっても、該第二の図柄変動表示を優先して実行可能なものであってもよい。上記電チュー作動中報知を実行可能であり、第二の図柄変動表示の実行有無により上記電チュー作動中報知は報知態様が異なってもよい。例えば、第二の図柄変動表示のありとなしで電チュー近辺のランプ制御が異なってもよい。具体的に第二の図柄変動表示ありの方が、報知が派手になってもよい。ここにいう報知が派手とは、演出期間が長いことも含まれる。また、上記第二の図柄変動表示は、前記補助当否判定の結果に関する図柄のみを変動可能であってもよい。また、右打ちと左打ちを行う遊技台であって、左打ち時のほうが第二の図柄変動表示を実行しやすいものであってもよい。さらに、非電サポ状態では左打ちを行い、電サポ状態では右打ちを行う遊技台であってもよい。また、電チューの開放パターンは、第一の開放パターンと第二の開放パターンを少なくとも含むものであり、第一の開放パターンよりも第二の開放パターンの方が有利であり、第二の図柄変動表示は少なくとも、前記第二の開放パターンとなる場合に実行可能とされるものであってもよい。
なお、以上の説明は、他の付記で記載した遊技台や、この明細書中で説明した遊技台に適宜、適用可能である。
(付記H16)
電チューと、当否判定手段(特図)と、補助当否判定手段(普図)と、大当り遊技制御手段とを備え、メイン普図変動表示(第一の図柄変動表示)とサブ普図変動表示(第二の図柄変動表示)を行うことが可能な遊技台であって、前記サブ普図変動は、第二の演出により視認困難であり、前記メイン普図変動は、前記サブ普図変動が第二の演出により視認困難であっても視認容易であり、前記サブ普図変動は、大当り遊技中よりも、大当り遊技中以外で行われやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H17)
付記H16に記載の遊技台であって、前記サブ普図変動のうちの特定のサブ普図変動が、大当り遊技中よりも、大当り遊技中以外で行われやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H18)
付記H17に記載の遊技台であって、前記サブ普図変動は、少なくとも第一の変動時間と、第二の変動時間で実行可能なものであり、前記第一の変動時間よりも前記第二の変動時間のほうが長く、前記特定のサブ普図変動は、少なくとも前記第二の変動時間を含む変動時間で実行可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H19)
付記H16〜付記H18のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記電チューの開放パターンは、第一の開放パターンと第二の開放パターンを少なくとも含むものであり、前記第一の開放パターンよりも前記第二の開放パターンの方が遊技者にとって有利であり(例えば、遊技球が進入しやすい)、前記サブ普図変動は、少なくとも電チューが前記第二の開放パターンで開放する場合に実行可能とされるものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H20)
付記H18又はH19に記載の遊技台であって、前記サブ普図変動は、前記大当り遊技中は前記第一の変動時間を少なくとも含む変動時間で実行可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
付記H16〜付記H20までに記載した遊技台における前記特定のサブ普図変動は、前記第一の変動時間では行われないものであってもよい。また、前記特定のサブ普図変動を除くサブ普図変動は、前記第二の変動時間では行われないものであってもよい。また、前記第一の変動時間で行われるサブ普図変動は、前記補助当否判定の結果のみを報知する演出を実行可能なものであってもよい。また、前記サブ普図変動は、前記大当り遊技中には行われないものであってもよい。また、少なくとも一部のサブ普図変動は、大当り予告を含んで図柄変動表示を実行可能なものであってもよい。さらに、前記大当り遊技中には、電チューの開放報知演出のみ実行可能であってもよい。また、右打ちと左打ちを行う遊技台であって、所定の発射強度(例えば右打ち)のほうが前記サブ普図変動を実行しやすいものであってもよい。さらに、少なくとも大当り遊技中は前記所定の発射強度(右打ち)で遊技可能な遊技台であってもよい。
なお、以上の説明は、他の付記で記載した遊技台や、この明細書中で説明した遊技台に適宜、適用可能である。
(付記H21)
当否判定手段(特図)と、補助当否判定手段(普図)と、先読み予告を行うことが少なくとも可能な演出手段と、前記演出手段を少なくとも制御可能な演出制御手段とを備え、メイン普図変動表示(第一の図柄変動表示)とサブ普図変動表示(第二の図柄変動表示)を行うことが可能な遊技台であって、前記演出制御手段は、前記先読み予告および前記サブ普図変動表示を前記演出手段に少なくとも実行させることが可能なものであり、前記先読み予告の実行中に前記サブ普図変動が実行された場合には、該サブ普図変動が該先読み予告の少なくとも一部を視認困難とする、ことを特徴とする遊技台。
(付記H22)
付記H21に記載の遊技台であって、少なくとも一部のサブ普図変動は、大当り予告を含んで図柄変動表示を実行可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H23)
付記H21又はH22に記載の遊技台であって、前記演出手段には画像表示手段が少なくとも含まれ、少なくとも前記画像表示手段で、前記サブ普図変動及び前記先読み予告が実行可能であり、前記画像表示手段は、前記サブ普図変動を実行可能な所定の表示領域を有するものであり、前記画像表示手段は、先読み予告表示領域を有するものであり、前記サブ普図変動のうち所定のサブ普図変動が行われた場合は、該サブ普図変動が前記所定の表示領域を超えて表示可能となり、前記先読み予告表示領域に入り込み、前記先読み予告の少なくとも一部を視認困難とする、ことを特徴とする遊技台。
なお、前記先読み予告は保留変化予告であり、前記画像表示手段は、保留表示領域を有するものであり、前記サブ普図変動のうち所定のサブ普図変動が行われた場合は、該サブ普図変動が前記所定の表示領域を超えて表示可能となり、前記保留表示領域に入り込み、保留先読み予告の少なくとも一部を視認困難とするものであってもよい。
(付記H24)
付記H21乃至H23のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、この遊技台は、特図2優先変動機であり、特図1の保留表示領域と、特図2の保留表示領域を有し、両保留表示領域は所定の表示領域を挟んで設けられたものであり、前記サブ普図変動は、両保留表示領域の少なくとも一部を視認困難とすることが可能であるが、特図1の先読み予告及び特図2の先読み予告のいずれか一方の先読み予告のみを視認困難とするものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H25)
付記H21乃至H24のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記サブ普図変動の少なくとも一部が視認困難となるように演出を実行させることが可能なものである、ことを特徴とする遊技台。
付記H21〜付記H25までに記載した遊技台における前記サブ普図変動は、複数ある前記保留表示領域のうち一部の保留表示領域(例えば、入賞タイミングが最も古い第一保留の表示領域)の少なくとも一部を視認困難にするものであってもよい。また、特図1および特図2保留表示領域の第一保留を視認困難にするものであってもよい。さらに、第二保留等の他の保留を視認困難にするものであってもよい。また、非電サポ状態中に電チューが開放して特図2が割り込んだ場合に、特図2の保留の少なくとも一部は、電チュー開放報知演出により視認困難とされてもよい。また、非電サポ状態中は特図1の保留先読み予告を(少なくとも)視認困難とすることが可能なものであり、電サポ状態中は特図2の保留先読み予告を(少なくとも)視認困難とすることが可能なものであってもよい。また、入賞順変動の遊技台であって、前記サブ普図変動により視認困難とされる特定の保留表示領域は、特図1の保留表示と特図2の保留表示を行うことが可能であり、その機能は(非電サポ状態中においては)特図変動ごとに切り替わることが可能であってもよい。また、先読み保留表示と、前記サブ普図変動が同時期に行われている状態で特図の装飾図柄変動表示中に演出(例えば、スーパーリーチ等)が開始された場合に、サブ普図変動は残し、先読み保留表示は非表示とする態様であってもよいし、サブ普図変動と先読み保留表示をともに非表示とする態様であってもよいし、先読み保留表示は残し、サブ普図変動は非表示とする態様であってもよい。
なお、以上説明した各実施形態や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や付記に適用してもよい。
(付記H26)
当否判定手段(特図)と、補助当否判定手段(普図)と、演出手段と、前記演出手段を少なくとも制御可能な演出制御手段とを備え、メイン普図変動表示(第一の図柄変動表示)とサブ普図変動表示(第二の図柄変動表示)を行うことが可能な遊技台であって、前記サブ普図変動の少なくとも一部が視認困難となるように演出を実行させることが可能であり、画像表示手段と、演出用可動手段と、を備え、前記演出用可動手段は、前記演出として少なくとも動作可能なものであり、前記サブ普図変動は前記画像表示手段で少なくとも行われるものであり、前記画像表示手段では、前記演出は、少なくとも前記演出用可動手段の動作に関連した画像を表示可能であり、前記演出として動作した前記演出用可動手段および前記画像の少なくとも一方により前記サブ普図変動を視認困難とする、ことを特徴とする遊技台。
(付記H27)
付記H26に記載の遊技台であって、前記サブ普図変動が先に行われている場合には、前記演出で前記サブ普図変動を視認困難にし、前記演出が先に行われている場合には、前記画像表示手段を使用した前記サブ普図変動を実行しない、ことを特徴とする遊技台。
(付記H28)
付記H26又はH27に記載の遊技台であって、前記画像表示手段は、保留表示領域を有するものであり、前記演出は前記保留表示領域の少なくとも一部を視認困難とするものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H29)
付記H26乃至H28のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記サブ普図変動は、大当り遊技中よりも非大当り遊技中のほうが行われやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H30)
付記H26乃至H29のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記サブ普図変動は電サポ状態よりも非電サポ状態で行われやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
付記H21〜付記H25までに記載した遊技台における前記演出は大当り予告を少なくとも含むものであってもよい。また、前記演出用可動手段は、少なくとも大当り予告として動作可能なものであってもよい。さらに、前記演出用可動手段は、前記演出として、画像表示手段の前側(遊技者側)への動作が少なくとも可能なものであってもよい。
なお、以上説明した各実施形態や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や付記に適用してもよい。
(付記H31)
電チューと、当否判定手段(特図)と、補助当否判定手段(普図)と、演出手段と、前記演出手段を少なくとも制御可能な演出制御手段とを備え、メイン普図変動表示(第一の図柄変動表示)とサブ普図変動表示(第二の図柄変動表示)を行うことが可能な遊技台であって、前記演出制御手段は、前記演出手段に演出および前記サブ普図変動を少なくとも実行させることが可能なものであり、前記サブ普図変動後の電チュー開放報知演出の少なくとも一部が視認困難となるように前記演出を実行させることが可能であり、前記電チュー開放報知演出実行中は前記電チューへの入球が許容されている状態であり、前記電チューへ入球したことに基づく特図変動表示における演出で実行中の電チュー開放報知演出を視認困難としつつも、前記メイン普図変動は視認容易である、ことを特徴とする遊技台。
(付記H32)
付記H31に記載の遊技台であって、特図1の図柄変動表示を少なくとも実行可能な特図1図柄変動表示手段と、特図2の図柄変動表示を少なくとも実行可能な特図2図柄変動表示手段と、を有し、実行中の電チュー開放報知演出を、前記特図2の図柄変動表示中の演出によって視認困難とする、ことを特徴とする遊技台。
(付記H33)
付記H31又はH32に記載の遊技台であって、特図2の方が有利な大当りが付与されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記H34)
この遊技台は、特図2優先変動機であり、少なくとも特図1の先読み予告を実行可能な先読み予告手段を備え、前記特図1の先読み予告実行中に前記サブ普図変動表示を少なくとも実行可能であり、普図変動が当選して電チューが開放し、前記特図2の図柄変動表示が割り込んだ変動でも前記先読み予告を行い、該先読み予告の演出表示により電チュー開放報知演出を視認困難とする、ことを特徴とする遊技台。
なお、特図2優先変動機においては、電チューへ入球に応じた特図2の図柄変動表示における演出で実行中の電チュー開放報知演出を視認困難としてもよい。また、入賞順変動機においては、特図の保留が所定数以下(少ない又は0)の状態および特図の図柄変動表示が停止している状態で、実行中の電チュー開放報知演出を、電チューへ入球に応じた特図の図柄変動表示における演出で視認困難としてもよい。また、非電サポ中は特図189がほぼ交互に入賞可能であり、電サポ状態中は、普図変動を経て電チュー開放で特図2に連続入賞可能な遊技台においては、実行中の電チュー開放報知演出を、前記入賞に応じた特図2の図柄変動表示における演出で視認困難としてもよい。こうすることで、電チュー開放報知によって、有利な特図2の図柄変動表示が連続して行われる可能性があることを報知可能な場合がある。また、アタッカの一回の開放時間が相対的に短い第一の大当り(不利な大当り)と、相対的に長い第二の大当り(有利な大当り)を有し、特図2では、該第一の大当りよりも該第二の大当りの方が出現しやすい態様であってもよいし、該第一の大当りは出現しない態様であってもよい。
なお、以上説明した各実施形態や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や付記に適用してもよい。
(付記H35)
遊技球が進入可能な第一の進入領域と、遊技球が進入可能な第二の進入領域と、第一の条件の成立があった場合に、第一の当否判定を実行可能な第一の当否判定手段と、第二の条件の成立があった場合に、第二の当否判定を実行可能な第二の当否判定手段と、図柄の変動表示を開始した後に前記第一の当否判定手段による第一の当否判定結果に対応する図柄の停止表示を行う図柄変動表示を実行可能な報知手段と、表示を実行可能な表示手段を少なくとも含む演出手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の条件の成立要件の少なくとも一つは、前記第一の進入領域への遊技球の進入であることを少なくとも含むものであり、前記第二の進入領域は、前記第一の当否判定結果が特定の当否判定結果であった場合に、進入可能時間を限度として遊技球が進入可能とされるものであり、前記第二の条件の成立要件の少なくとも一つは、前記第二の進入領域への遊技球の進入であることを少なくとも含むものであり、前記表示手段は、第三の条件の成立があった場合に、演出表示を少なくとも表示可能なものであり、前記演出表示は、前記第一の当否判定の結果に関する結果表示を少なくとも含むものであり、前記表示手段は、前記図柄変動表示が実行されている間に前記演出表示を表示可能なものであり、前記表示手段は、前記図柄の停止表示が実行されている間に前記結果表示を表示可能なものであり、前記演出表示は、第一の演出時間以上の演出時間にわたって表示されるものであり、前記第一の演出時間は、前記図柄変動表示の表示時間よりも短いものである、ことを特徴とする遊技台。
なお、第一の進入領域は、例えば普図始動口228であり、第二の進入領域は、例えば電チューであり、第一の当否判定は、例えば普図の当否判定(普図抽選)、第二の当否判定は、例えば特図の当否判定(特図抽選)である。
(付記H36)
付記H35に記載の遊技台であって、複数の状態のいずれかに遊技状態を移行可能に構成され、前記複数の状態は、第一の状態を少なくとも含むものであり、前記複数の状態は、第二の状態を少なくとも含むものであり、前記第二の状態は、前記第一の状態よりも前記第一の当否判定結果が前記特定の当否判定結果となる確率が高いものであり、前記表示手段は、前記第二の状態である期間よりも前記第一の状態である期間に前記演出表示を表示しやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H37)
付記H36に記載の遊技台であって、前記図柄変動表示は、複数の表示時間のうちの何れかの表示時間にわたって行われるものであり、前記複数の表示時間は、第一の表示時間を少なくとも含むものであり、前記複数の表示時間は、第二の表示時間を少なくとも含むものであり、前記第二の表示時間は、前記第一の表示時間よりも長いものであり、前記第一の状態は、前記第二の状態よりも前記表示時間が前記第二の表示時間となりやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H38)
付記H35乃至付記H37のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記結果表示は、前記第一の当否判定結果が特定の当否判定結果であった場合に、前記第二の進入領域に遊技球が進入可能であることを示す進入可能表示を少なくとも含むものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H39)
付記H35乃至付記H38のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、前記演出手段は、大当りが発生するかどうかを予告する大当り予告を少なくとも実行可能なものであり、前記大当りは、前記第二の進入領域に遊技球が入球したことを少なくとも一つの条件として発生されるものであり、前記演出手段は、前記表示手段による前記演出表示の表示中に、該演出表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難となるように前記大当り予告を少なくとも実行可能なものであり、前記報知手段による図柄の変動表示は、前記表示手段による前記演出表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難な期間中も、遊技者から視認容易なものである、ことを特徴とする遊技台。
(付記H40)
遊技球が進入可能な第一の進入領域と、遊技球が進入可能な第二の進入領域と、第一の条件の成立があった場合に、第一の当否判定を実行可能な第一の当否判定手段と、第二の条件の成立があった場合に、第二の当否判定を実行可能な第二の当否判定手段と、図柄の変動表示を開始した後に前記第一の当否判定手段による第一の当否判定結果に対応する図柄の停止表示を行う図柄変動表示を実行可能な報知手段と、表示を実行可能な表示手段を少なくとも含む演出手段と、を備えた遊技台であって、前記第一の条件の成立要件の少なくとも一つは、前記第一の進入領域への遊技球の進入であることを少なくとも含むものであり、前記第二の進入領域は、前記第一の当否判定結果が特定の当否判定結果であった場合に、進入可能時間を限度として遊技球が進入可能とされるものであり、前記第二の条件の成立要件の少なくとも一つは、前記第二の進入領域への遊技球の進入であることを少なくとも含むものであり、前記表示手段は、第三の条件の成立があった場合に、演出表示を少なくとも表示可能なものであり、前記演出表示は、前記第一の当否判定の結果に関する結果表示を少なくとも含むものであり、前記演出手段は、大当りが発生するかどうかを予告する大当り予告を少なくとも実行可能なものであり、前記大当りは、前記第二の進入領域に遊技球が入球したことを少なくとも一つの条件として発生されるものであり、前記大当り予告が実行されていないときに表示開始した前記演出表示よりも、前記大当り予告が実行されているときに表示開始した前記演出表示のほうが、前記演出時間が短くなりやすいものである、ことを特徴とする遊技台。
なおここでも、第一の進入領域は、例えば普図始動口228であり、第二の進入領域は、例えば電チューであり、第一の当否判定は、例えば普図の当否判定(普図抽選)、第二の当否判定は、例えば特図の当否判定(特図抽選)である。
(付記H41)
付記H40に記載の遊技台であって、前記演出手段は、前記表示手段による前記演出表示の表示中に、該演出表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難となるように前記大当り予告を少なくとも実行可能なものであり、前記報知手段による図柄の変動表示は、前記表示手段による前記演出表示の少なくとも一部が遊技者から視認困難な期間中も、遊技者から視認容易なものである、ことを特徴とする遊技台。
なお、付記H35〜付記H41に記載の遊技台であって、非電サポ中は電サポ中よりも電チューは短い開放時間が選ばれ易い遊技台であってもよい。すなわち、前記第二の進入領域の進入可能時間は、第一の時間と該第一の時間よりも長い第二の時間を少なくとも含む複数の時間のうちの何れかの時間であり、前記第一の状態は、前記第二の状態よりも前記進入可能時間が前記第一の時間となりやすいものであってもよい。こうすることで、第一の状態で第一の時間以外の時間となることに期待を持たせることができる場合がある。
また、普図演出は、電チューショート開放よりも電チューロング開放の方が行われやすくてもよい。すなわち、前記表示手段は、前記進入可能時間が前記第一の時間となる場合よりも前記第二の時間となる場合に前記演出表示を実行しやすいものである。この場合、第二の時間となることに期待を持たせることができる場合がある。
また、短い普図演出の時間は、短い普図変動表示の時間よりも長い構成であってもよい。すなわち、前記第二の状態は、前記第一の状態よりも前記表示時間が前記第一の表示時間となりやすいものであり、前記第一の演出時間は、前記第一の表示時間よりも長いものであってもよい。また、前記進入可能表示は、前記進入可能時間中に表示されるものであってもよい。
また、前記表示手段は、表示を少なくとも実行可能な表示領域を有するものであり、前記表示領域は、第一の表示領域を少なくとも含むものであり、前記表示手段は、前記演出表示を前記第一の表示領域の少なくとも一部で表示可能なものであってもよい。
また、前記表示手段は、前記第一の表示領域の少なくとも一部で、前記第二の当否判定の結果に関する予告表示を実行可能なものであってもよい。また、前記演出表示の少なくとも一部と前記予告表示の少なくとも一部が共通するものであってもよい。
また、特図未変動時に普図演出を行う場合は、大当り予告(例えば、「激アツ」)を停止表示しないものであってもよいし、特図未変動時に普図演出を行う場合でも、大当り予告(例えば「激アツ」)を含む変動表示を表示するものであってもよい。
さらに、普図演出を非電サポ中にのみ行うものであってもよいし、非大当り状態中にのみ行うものであってもよい。
また、前記演出表示は第一の表示(例えば、変動表示)を少なくとも含むものであり、前記演出表示は第二の表示(例えば、結果表示やエフェクト画像表示も含んでもよい)を少なくとも含むものであり、前記演出表示は第三の表示(例えば、進入可能表示)を少なくとも含むものであってもよい。ここで、前記第三の表示は、前記第一の表示よりも表示領域が大きいものであってもよいし、第二の表示よりも表示領域が大きいものであってもよいし、第一の表示よりも表示領域が大きいものであってもよい。
なお、以上説明した各実施形態や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や付記に適用してもよい。
(付記H42)
図柄変動表示を少なくとも行うことが可能な図柄表示手段と、保留アイコンの表示を行うことが可能な保留表示手段と、前記図柄表示手段の表示制御を少なくとも行うことが可能な第一の制御手段と、前記保留表示手段による前記保留アイコンの表示制御を少なくとも行うことが可能な第二の制御手段と、を備えた遊技台であって、前記図柄変動表示は、図柄の変動表示を行った後で、当否判定の結果に対応する図柄態様を停止表示するものであり、前記図柄表示手段のうちの第一の図柄表示手段は、第一の図柄変動条件の成立があった場合に、前記図柄変動表示を少なくとも行うことが可能なものであり、前記図柄表示手段のうちの第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動条件の成立があった場合に、前記図柄変動表示を少なくとも行うことが可能なものであり、前記第一の図柄変動条件は、始動領域のうちの第一の始動領域に入球があったことを少なくとも含むものであり、前記第二の図柄変動条件は、始動領域のうちの第二の始動領域に入球があったことを少なくとも含むものであり、前記保留表示手段は、前記図柄変動表示の開始に関連して、該図柄変動表示に対応した保留アイコンである消化保留アイコンに関する第一の表示を少なくとも行うことが可能なものであり、前記保留表示手段は、前記図柄変動表示の開始に関連して、該図柄変動表示に対応しない保留アイコンである未消化保留アイコンに関する第二の表示を少なくとも行うことが可能なものであり、前記保留表示手段は、予め定められた上限数以下の未消化保留アイコンを少なくとも表示可能なものであり、前記保留表示手段は、複数の未消化保留アイコンを少なくとも表示可能なものであり、前記第一の制御手段は、前記図柄変動表示の開始に関連して、コマンド信号を前記第二の制御手段に少なくとも送信可能なものであり、前記第二の制御手段は、前記コマンド信号の受信があったことに応じて、前記第一の表示を少なくとも開始させることが可能なものであり、前記第二の制御手段は、前記コマンド信号の受信があったことに応じて、前記第二の表示を少なくとも開始させることが可能なものであり、前記保留表示手段は、第一の表示領域を少なくとも有するものであり、前記保留表示手段は、第二の表示領域を少なくとも有するものであり、前記第一の表示は、前記消化保留アイコンを前記第一の表示領域から前記第二の表示領域に少なくとも移動(以下、第一の移動という。)させた後で、該第二の表示領域において該消化保留アイコンの消去を行うものであり、前記第二の表示は、前記未消化保留アイコンの表示位置を前記第一の表示領域内の別の位置に少なくとも移動(以下、第二の移動という。)させるものであり、前記保留表示手段は、第一の保留増加条件の成立があった場合に、前記保留アイコンとして第一の保留アイコンを少なくとも増加表示することが可能なものであり、前記保留表示手段は、第二の保留増加条件の成立があった場合に、前記保留アイコンとして第二の保留アイコンを少なくとも増加表示することが可能なものであり、前記第一の保留増加条件は、前記第一の始動領域の入球があったことを少なくとも含むものであり、前記第二の保留増加条件は、前記第二の始動領域の入球があったことを少なくとも含むものであり、前記第一の保留アイコンは、前記未消化保留アイコンである場合には、前記第一の表示領域のうちの第一の図柄表示手段用表示領域に表示されるものであり、前記第二の保留アイコンは、前記未消化保留アイコンである場合には、前記第一の表示領域のうちの第二の図柄表示手段用表示領域に表示されるものであり、前記第一の図柄表示手段用表示領域は、前記第二の図柄表示手段用表示領域とは異なる表示領域であり、前記第一の保留アイコンについて前記消去が行われる表示領域は、前記第二の保留アイコンについて前記消去が行われる表示領域と同じであり、前記第一の表示は、前記第二の表示よりも長い時間で完了するものであり、前記保留表示手段は、前記未消化保留アイコンによる演出表示も行うことが可能なものであり、前記保留表示手段は、前記消化保留アイコンによる演出表示も行うことが可能なものであり、少なくとも前記第二の図柄表示手段用表示領域内の全ての前記未消化保留アイコンは、第二の時間で前記第二の移動を完了するものであり、少なくとも前記第二の図柄表示手段用表示領域内の前記消化保留アイコンは、第一の時間で前記第一の移動を完了するものであり、前記第一の時間は、第二の時間とは異なる時間である、ことを特徴とする遊技台。なお、以上説明した各実施形態や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の実施形態や付記に適用してもよい。
なお、例えば、本発明に係る遊技台は、ぱちんこ機に限定されるものではなく、例えば、複数種類の図柄が施された複数のリールと、リールの回転を指示するためのスタートレバーと、各々のリールに対応して設けられ、リールの回転を個別に停止させるための停止ボタンと、複数種類の役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、抽選手段の抽選結果に基づいてリールの回転の停止に関する停止制御を行うリール停止制御手段と、抽選手段の抽選結果に基づいて停止されたリールによって表示される図柄組合せが、内部当選した役に対応して予め定めた図柄組合せであるか否かの判定をする判定手段と、図柄の停止態様が所定の入賞態様である場合、所定の入賞態様に対応する遊技媒体を払出す遊技媒体払出処理を行う払出制御手段と、を備えたスロットマシンなどにも好適である。
また、本発明に係る遊技台は、封入式遊技機に適用することもできる。ここで、「封入式遊技機」は、遊技機内に封入された遊技球を循環使用するものである。すなわち、ぱちんこ機は、球を封入し、封入した球をぱちんこ機内で循環させて使用する封入式ぱちんこ機であってもよく、この封入式ぱちんこ機は、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
また、主制御部、第1副制御部、および第2副制御部をワンチップで構成してもよいし、主制御部と第1副制御部で双方向の通信が可能に構成してもよい。また、主制御部と第1副制御部で双方向の通信を可能とする一方で、第1副制御部から第2副制御部への通信は一方向の通信としてもよい。
(付記1)
遊技者が少なくとも操作可能な操作手段と、
画像を少なくとも表示可能な画像表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記画像表示手段は、二種類の画像を少なくとも含む所定の画像を表示可能なものであり、
前記二種類の画像のうちの少なくとも一つの画像は、第一の画像であり、
前記二種類の画像のうちの少なくとも一つの画像は、第二の画像であり、
前記第一の画像は、前記操作手段の操作に関連する(遊技台の)第一の部位を少なくとも含む画像であり、
前記第二の画像は、前記第一の画像とは少なくとも異なる画像であり、
前記第二の画像は、前記第一の部位とは異なる第二の部位を少なくとも含む画像であり、
前記画像表示手段が、前記所定の画像の少なくとも一部が遊技台の態様とは異ならせて表示可能とすることで、前記第一の部位が少なくとも強調される、
ことを特徴とする遊技台。
(付記2)
付記1記載の遊技台であって、
前記所定の画像のうち、前記第一の部位を除いた少なくとも一部の表示を行わない
ことを特徴とする遊技台。
(付記3)
付記1または2に記載の遊技台であって、
遊技に関する演出(以下、遊技演出)を少なくとも実行可能な演出手段と、
前記演出手段を用いて前記遊技演出を行わせる演出実行手段と、
を備え、
前記演出手段のうちの少なくとも一つは前記第二の部位であり、
前記演出実行手段は、前記画像表示手段が前記所定の画像を表示しているタイミングで前記第二の部位で少なくとも前記遊技演出を行わせることが可能なものであり、
前記画像表示手段は、前記所定の画像を表示する場合に、前記第二の部位で行われている前記遊技演出に関する画像の少なくとも一部を表示しない、
ことを特徴とする遊技台。
付記3記載の遊技台によれば、遊技者に過度な利益を与えないことができる場合がある。
(付記4)
付記1乃至3のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、
前記操作手段は、遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドルであり、
前記遊技領域に前記演出手段として、少なくとも二つの入賞手段を備えており、
前記二つの入賞手段のうちの少なくとも一つの入賞手段は、第一の入賞手段であり、
前記二つの入賞手段のうちの少なくとも一つの入賞手段は、第二の入賞手段であり、
前記第一の入賞手段は、第一の図柄が停止した後で少なくとも開放可能なものであり、
前記第二の入賞手段は、第二の図柄が停止した後で少なくとも開放可能なものであり、
前記第一の部位は、前記第一の入賞手段を少なくとも含むものであり、
前記第二の部位は、前記第二の入賞手段を少なくとも含むものであり、
前記画像表示手段は、前記所定の画像を前記第一の図柄が停止された後であって、前記第一の入賞手段が開放する前である期間のうちの少なくとも一部の期間を含んで表示可能なものであり、
前記画像表示手段は、前記所定の画像を表示するタイミングで前記第二の入賞手段が開放している状態(開放制御されている状態=インターバルも含む)であっても、(前記第二の画像における前記第二の部位として)前記第二の入賞手段が閉鎖している状態の画像を表示可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。
付記4記載の遊技台によれば、これから第一の入賞手段が開放するというタイミングで第二の手段の開放を報知してしまうと、必要以上に遊技者に有利になってしまう可能性を防止できる場合がある。また、報知の種類が遊技者にとって分かりにくくなってしまうことを防止できる場合がある。
なお、第一の入賞手段がアタッカで、第二の入賞手段が電チューの場合には、これから大当り(遊技者にとって有利となる状態)が始まるので、その前の電チュー入賞により遊技者に過度な利益を与えてしまうことを防止できる場合がある。また、アタッカが開放することをわかりやすく報知しつつも、遊技者に極端に不利にならない場合がある。
また、第一の入賞手段が電チューで、第二の入賞手段がアタッカの場合には、電チューの開放がアタッカよりも有利な場合があり、これから大当り(遊技者にとって有利となる状態)が始まるので、その前の電チュー入賞により遊技者に過度な利益を与えてしまうことを防止できる場合がある。また、アタッカが開放することをわかりやすく報知しつつも、遊技者に極端に不利にならない場合がある。
(付記5)
付記1乃至4のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、
前記操作手段は、遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドルであり、
図柄表示手段で図柄変動表示を行い、特定の図柄態様が停止表示された後で大当り遊技を少なくとも開始可能な大当り遊技制御手段と、
前記大当り遊技中に少なくとも開放可能な入賞手段と、
を備え、
保留条件が成立した場合に、前記図柄変動表示の開始を保留することが可能であって、
前記図柄変動表示を保留している数を始動保留表示として少なくとも報知可能な始動保留数表示手段を備え、
前記始動保留表示は、少なくとも二つの保留表示態様を有するものであり、
前記始動保留表示のうちの少なくとも一つは第一の保留表示態様であり、
前記始動保留表示のうちの少なくとも一つは第二の保留表示態様であり、
先読み予告を少なくとも実行可能な先読み予告手段を備え、
前記先読み予告手段は、前記始動保留表示を前記第二の保留表示態様とさせることで少なくとも前記先読み予告を実行可能なものであり、
前記第一の部位は、前記入賞手段を少なくとも含むものであり、
前記第二の部位は、前記始動保留数表示手段を少なくとも含むものであり、
前記画像表示手段は、前記所定の画像を前記特定の図柄態様が停止表示された後であって、前記入賞手段が開放する前である期間のうちの少なくとも一部の期間を含んで表示可能なものであり、
前記画像表示手段は、少なくとも前記始動保留表示を非表示の状態で前記所定の画像を表示可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。
付記5記載の遊技台によれば、遊技者にとって大当りが開始する前に大当り終了後に行われる図柄変動表示を気にさせる必要はない。すなわち、はずれる場合もあるので遊技者に必要以上に気にさせないことができる場合がある。
なお、前記始動保留数表示手段は、前記大当り遊技の発生に関連(大当り開始中や大当り終了後)して、前記第二の保留表示態様で行われている前記始動保留表示を少なくとも前記第一の保留表示態様とすることが可能なものであってもよい。
こうすることで、保留変化の印象を和らげることができる場合がある。たとえば特図2優先変動の遊技台では、特図1の先読み保留をそのままにしておくと、大当り終了後に行われる電サポ状態で保留変化している特図1の図柄変動表示がなかなか実行されない危険性があるため、保留表示を元に戻すようにしている。所定の画像に保留変化を表示してしまうと遊技者が過度な期待を持つ可能性や保留表示が元に戻ってしまうことに対する不信感を抱く可能性が大きくなるため、このようなことを防止できる場合がある。
(付記6)
付記1乃至5のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、
前記操作手段は、遊技領域に遊技球を少なくとも発射可能なハンドルであり、
図柄表示手段で図柄変動表示を行い、特定の図柄態様が停止表示された後で大当り遊技を少なくとも開始可能な大当り遊技制御手段と、
前記大当り遊技中に少なくとも開放可能な入賞手段と、
を備え、
前記第一の部位は、前記入賞手段を少なくとも含むものであり、
前記画像表示手段は、前記所定の画像を前記特定の図柄態様が停止表示された後であって、前記入賞手段が開放する前である期間のうちの少なくとも一部の期間を含んで表示可能なものであり、
前記画像表示手段は、前記入賞手段が開放していない期間であっても、開放している状態を少なくとも含む所定の画像を表示可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。
付記6記載の遊技台によれば、大当り遊技により入賞手段が開放することを事前に強調することができる場合がある。よって、遊技者にわかりやすく発射位置等を報知できる場合がある。
(付記7)
付記1乃至6のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、
前記操作手段は、前記遊技演出に関連した操作を少なくとも実行可能なものであり、
前記操作手段は、少なくとも二つの操作手段を備えたものであり、
前記操作手段のうちの一つは、第一の操作手段を少なくとも含むものであり、
前記操作手段のうちの一つは、第二の操作手段を少なくとも含むものであり、
前記第一の部位は、前記第一の操作手段を少なくとも含むものであり、
前記第二の部位は、前記第二の操作手段を少なくとも含むものであり、
前記画像表示手段は、前記操作手段のうちの少なくとも一つの操作手段の操作が有効となる期間を含む期間で、少なくとも前記所定の画像を表示可能なものであり、
前記画像表示手段は、前記第二の部位(前記第二の操作手段)の画像を非表示の状態で前記所定の画像を少なくとも表示可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。
付記7記載の遊技台によれば、操作する操作手段が分かりやすい場合がある。
(付記8)
付記1乃至7のうちいずれか1つに記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、前記第一の画像と前記第二の画像を連続した一体的な表示状態として前記所定の画像を少なくとも表示可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。
付記8記載の遊技台によれば、連続した表示状態とすることで、第一の部位が相対的に強調され、遊技者にわかりやすく報知できる場合がある。
(付記PR1)
遊技者が少なくとも操作可能な位置に設けられた発射操作手段と、
画像を少なくとも表示可能な画像表示手段と、
遊技球を遊技領域に向かって発射可能な発射手段と、
を備えた遊技台であって、
前記遊技台は、ぱちんこ機であり、
前記遊技領域は、可変入賞手段が少なくとも設けられた領域であり、
前記可変入賞手段は、大当り動作を少なくとも実行可能な手段であり、
前記画像表示手段は、図柄変動表示を少なくとも実行可能な表示手段であり、
前記大当り動作は、前記画像表示手段に大当り図柄態様が確定表示された後で開始される動作であり、
前記発射手段は、前記発射操作手段が操作されたことに応じて遊技球の発射強度を変化させる手段であり、
前記画像表示手段は、第一の表示を少なくとも実行可能な手段であり、
前記画像表示手段は、第二の表示を少なくとも実行可能な手段であり、
前記第一の表示は、保留数に応じた数の保留アイコンを含む表示であり、
前記第二の表示は、前記発射操作手段の操作に関する画像を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記保留数に応じた数の保留アイコンを含む表示であり、
前記画像表示手段は、前記第一の表示において、デフォルト態様の前記保留アイコン(以下、「第一の保留アイコン」という。)を表示可能な手段であり、
前記画像表示手段は、前記第一の表示において、先読み予告態様の前記保留アイコン(以下、「第二の保留アイコン」という。)を表示可能な手段であり、
前記画像表示手段は、前記第二の表示において、前記第一の保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記画像表示手段は、前記第二の表示において、前記第二の保留アイコンを表示しない手段であり、
前記画像表示手段は、前記第一の表示において表示されていた前記第二の保留アイコンに代えて、前記第二の表示において前記第一の保留アイコンを表示可能な手段であり、
第一の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が、最終的に前記大当り図柄態様が確定表示されやすいように構成されており、
前記第一の図柄変動表示とは、前記第一の保留アイコンで示される保留が消化されたことで開始される図柄変動表示のことであり、
前記第二の図柄変動表示とは、前記第二の保留アイコンで示される保留が消化されたことで開始される図柄変動表示のことであり、
前記画像表示手段は、第一の期間において、前記第一の表示を少なくとも実行可能であり、
前記画像表示手段は、第二の期間において、前記第二の表示を開始可能であり、
前記第一の期間とは、前記図柄変動表示が行われている期間のことであり、
前記第二の期間とは、前記大当り図柄態様の確定表示の開始以降であり、かつ前記大当り動作の開始以前の期間のことであり、
前記発射操作手段の操作に関する画像が表示されることによって、前記大当り動作の期間中に前記可変入賞手段に遊技球が進入しやすくなる前記発射強度に調節することを遊技者に促す報知が行われる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記PR2)
付記PR1に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、前記第一の表示において表示されていた保留アイコンの数と同じ数の保留アイコンを、前記第二の表示において表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記PR3)
付記PR1又はPR2に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における保留アイコンの色と、前記第二の表示における保留アイコンの色は異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記PR4)
付記PR1乃至PR3のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における前記第一の保留アイコンの大きさよりも、前記第二の表示における前記第二の保留アイコンの大きさの方が小さい、
ことを特徴とする遊技台。
(付記PR5)
付記PR1乃至PR4のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、前記保留数が1から0に変化した際に、該保留数が1であることを示していた保留アイコンを、保留が消化されたことを示す位置(以下、「消化保留アイコン表示位置」という)に移動させる表示を実行可能な手段であり、
前記第一の表示は、前記消化保留アイコン表示位置を示す画像を含む表示であり、
前記第二の表示は、前記消化保留アイコン表示位置を示す画像を含まない表示である、ことを特徴とする遊技台。
(付記PR6)
付記PR1乃至PR5のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の表示は、停止表示された装飾図柄を含む表示であり、
前記画像表示手段は、前記第一の表示における停止表示された装飾図柄と同じ態様の装飾図柄を、前記第二の表示において確定表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
(付記PR7)
付記PR6に記載の遊技台であって、
前記第一の表示における停止表示された装飾図柄の色と、前記第二の表示における確定表示された装飾図柄の色は異なる、
ことを特徴とする遊技台。
(付記PR8)
付記PR1乃至PR7のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記画像表示手段は、前記第二の表示において、該画像表示手段を模した画像を表示可能な手段である、
ことを特徴とする遊技台。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した実施形態や変形例や付記の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や変形例や付記に適用してもよい。