JP6159917B1 - フライパン - Google Patents
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Abstract
【課題】フライパンを不整地にも適合でき、リュックに入れて容易に運搬できる設計により解決し、アウトドアでの使用に適したフライパンを提供する。【解決手段】フライパンは、調理する本体1と、本体を支持する3本の支持脚5と、支持脚を本体の調理面に垂直な中心線から外側に45度以内の開いた形で本体と支持脚を固定する結合手段2と、で構成されており、結合手段は本体と支持脚を繰り返し結合および分離できる機構、または、支持脚を折りたためる機構、を備えるものである。【選択図】図1
Description
本発明は、フライパンに関する。
従来、調理器具は、十分な受け面積を持つレンジの上で使用する前提または平坦な調理台上で使用する前提で設計されている。このような調理器具を示す従来技術としては、下記特許文献1〜4がある。
上記特許文献1〜4に示すような従来の調理器具においては、安定した台上に置くことを前提として設計したものが一般的であった。また、持ち運びを前提としておらず、重量と容積は重要な設計要素とはなっていない。よって、登山、ハイキング等で運搬しやすく設計されたガスバーナーに適合するフライパンは一般的ではない。
そこで、本発明は上記、従来の課題に対し、フライパンを不整地にも適合でき、リュックに入れて容易に運搬できる設計により解決し、アウトドアでの使用に適したフライパンを提供することを課題とする。
本発明のフライパンはアウトドアで使用するフライパンであって、調理する本体と、本体を支持する3本の支持脚と、前記支持脚を前記本体に結合する結合手段とを備え、前記結合手段が、本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線の本体の反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内の開いた形で、前記支持脚を前記本体に固定することを特徴とするフライパンであることを第1の特徴としている。
上記本発明のフライパンの第1の特徴によれば、本発明のフライパンはアウトドアで使用するフライパンであって、調理する本体と、本体を支持する3本の支持脚と、前記支持脚を前記本体に結合する結合手段とを備え、前記結合手段が、本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線の本体の反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内の開いた形で、前記支持脚を前記本体に固定することを特徴とすることから、アウトドアで一般的に使用されるガスバーナー、ストーブ、炭、等、の調理加熱器具に適合しているとともに、不整地上でも外側に45度以内の開いた形で固定された支持脚の3点支持により、各支持脚が均等な荷重を接地面に伝え、外側に開いた角度により、各支持脚間の接地距離を大きくすることができるので、十分に安定した接地が得られる。
また、本発明のフライパンは、上記本発明の第1の特徴に加えて、結合手段は支持脚を折りたためる機構を備えるフライパンであることを第2の特徴としている。
上記本発明の第2の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、支持脚を折りたためる機構を備えるフライパンであることを特徴とすることから、運搬時は折りたたんでコンパクトにリュック等の運搬具に収納することができる。
また、本発明のフライパンは、上記本発明の第1の特徴に加えて、結合手段は本体と支持脚を繰り返し結合および分離できる機構を備えるフライパンであることを第3の特徴としている。
上記本発明の第3の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、結合手段は本体と支持脚を繰り返し結合および分離できる機構を備えるフライパンであることを特徴とすることから、運搬時は支持脚を取り外してコンパクトにリュック等の運搬具に収納することができる。
また、本発明のフライパンは、上記本発明の第1の特徴に加えて、支持脚は、脚部の長さを調節する長さ調節機構を設けてあることを第4の特徴としている。
上記本発明の第4の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、支持脚は、脚部の長さを調節する長さ調節機構を設けてあることを特徴とすることから、調理加熱器の高さに合わせて最適な高さに調節することができる。
また、本発明のフライパンは、上記本発明の第1の特徴に加えて、本体縁部に着脱可能な取っ手を備えていることを第5の特徴としている。
上記本発明の第5の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、本体縁部に着脱可能な取っ手を備えていることを特徴とすることから、加熱中でも一般的なフライパンと同様に持ち上げることができる。
本発明のフライパンによれば、人手による調理器具の運搬が必要なアウトドア調理においてもフライパンによる調理が容易にできるようになり、アウトドア調理の幅を広げることができる。また、不整地上でも安定した調理ができるので、調理可能な場所が広がる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るフライパンを説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は本発明の実施形態であって、特許請求の範囲に記載の内容を限定するものではない。
まず、図1から図4を参照して、本発明の実施形態1に係る脚折りたたみ式フライパンの基本形態は、本体1が1個と、金具固定リベット2が6個と、脚折りたたみ式用金具3が3個と、脚折りたたみ式用リベット4が3個と、脚折りたたみ式用脚5が3個と、で構成されている。
脚折りたたみ式フライパンは、本体1の本体リベット穴1aと、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具リベット穴本体用3aと、を、組み付け位置にセットし、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bを貫通させ、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bをカシメて、本体1と脚折りたたみ式用金具3を固定する。脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具リベット穴本体用3aは2か所あるので、残りの1か所も同様に固定する。さらに、脚折りたたみ式用金具3は3個あるので、同じ作業を繰り返し、残り2個の脚折りたたみ式用金具3を本体1に固定する。
次に、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具リベット穴脚用3bと、脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚リベット穴5cと、を、組み付け位置にセットし、脚折りたたみ式用リベット4の脚折りたたみ式用リベットカシメ部4bを貫通させ、脚折りたたみ式用リベット4の脚折りたたみ式用リベットカシメ部4bをカシメて、脚折りたたみ式用金具3と脚折りたたみ式用脚5を固定する。ただし、カシメ力は手の力で脚を開閉できる摺動抵抗になるように調整する。
脚折りたたみ式用脚5を開いたとき、本体1に対する脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚リベット穴5cと脚折りたたみ式用脚先端部5bとを結ぶ中心線の角度が本体の調理面に垂直な中心線に対して外側に45度以内の範囲の目的角度になるように、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具くびれ部3cの折り曲げ角度と、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具脚開ストッパー部3dと脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚開ストッパー部5aとの接触により形成される角度と、の合成角度が調整されている。
また、脚折りたたみ式用リベット4により結合された、脚折りたたみ式用金具3と、脚折りたたみ式用脚5と、の摩擦力は開閉に支障がなく、開位置で保持できるように、部品寸法とリベットのカシメ力が調整されている。また、摩擦力は部品の弾性変形により発生させているため、脚の繰り返しの開閉においても摩耗は最小限となり、長期の使用に耐える摩擦力が維持できる。
脚は開閉時、脚折りたたみ式用金具3との干渉を発生させないように外形寸法を設定しており、脚閉時は本体1の底面に脚が接触して止まり、脚開時は脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具脚開ストッパー部3dと脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚開ストッパー部5aとの接触により止まる。脚閉時の脚を折りたたんだ状態では脚のはみ出しを最小限にするように、脚折りたたみ式用金具リベット穴脚用3bと、脚折りたたみ式用脚リベット穴5cと、の位置を設定している。はみ出しを最小限にすることにより、運搬時のコンパクトさを確保することができる。
次に、図5から図6を参照して、本発明の実施形態1の変形例に係る脚折りたたみ式フライパンは、既述した本発明の実施形態1の脚折りたたみ式フライパンに対して、脚折りたたみ式用継脚6が3個と、抜け止機構付き取っ手7が1個と、を追加した形態としてある。
実施形態1の状態までは実施形態1と同じ手順で組み付けた後、脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚先端部5bに脚折りたたみ式用継脚6の脚折りたたみ式用脚先端差込部6aを差し込むことにより、脚の長さを伸長できる。脚折りたたみ式用継脚6の個数または長さを変化させることにより、適切な脚の長さに調節することができる。
脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚先端部5bの寸法は脚折りたたみ式用継脚6の脚折りたたみ式用脚先端差込部6aの寸法に対して人の力で対応できる摩擦力が発生する寸法に設定してあり、摩擦力により差し込んだ状態で固定される。摩擦力は弾性変形で発生しており繰り返しの結合と分離とに耐えることができる。
脚折りたたみ式用継脚先端部6bは脚折りたたみ式用脚先端部5bと同一寸法となっており、複数個の継足しが可能となっている。
次に、取っ手の取り付け手順は、抜け止機構付き取っ手7の抜け止機構付き取っ手本体縁引掛部7aを本体縁金具無部1bに引っ掛けた後、抜け止機構付き取っ手7を本体1の縁に沿って、抜け止機構付き取っ手抜け止部7bが脚折りたたみ式用金具3に引っ掛かるところまで左の方向へ滑らせる。この状態では、抜け止機構付き取っ手7は、本体1と、金具固定リベット2と、脚折りたたみ式用金具3と、により動きが規制されており、取っ手が抜けなくなる。取り外しは、逆の手順で簡単に取り外すことができる。
次に、図7から図8を参照して、本発明の実施形態2に係る組み立て式フライパンは、本体1が1個と、金具固定リベット2が6個と、組立式用金具9が3個と、組立式用脚10が3個と、組立式用継脚11が3個と、組立式用継脚ピン12が3個と、簡易取っ手8が1個と、で構成されている。
組み立て式フライパンは、図2で示した本体1と共通の本体1の本体リベット穴1aと、組立式用金具8の組立式用金具リベット穴8aと、を、組み付け位置にセットし、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bを貫通させ、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bをカシメて、本体1と組立式用金具8を固定する。組立式用金具8の組立式用金具リベット穴8aは2か所あるので、残りの1か所も同様に固定する。さらに、組立式用金具8は3個あるので、同じ作業を繰り返し、残り2個の組立式用金具8を本体1に固定する。
本体1に対する組立式用金具8の取り付け角度に合わせて、組立式用金具8の組立式用金具脚差込部8bの角度が本体の調理面に垂直な中心線から外側に45度以内の範囲の適切な角度で組立式用脚9の組立式用脚金具差込部9aが差し込めるように、組立式用金具8の組立式用金具脚角度調整部8cの曲げ角度が設定されている。また、組立式用金具8を固定した状態では、本体1の底面から金具がはみ出さないように、組立式用金具8の長さを制限し、コンパクトさを損なわないように設定している。
着脱可能な組立式用脚9は調理に使用する時に組立式用金具8の組立式用金具脚差込部8bに組立式用脚9の組立式用脚金具差込部9aを差し込むことにより摩擦力で固定され、フライパン本体に組み立てられた状態となる。摩擦力で固定されていることにより、変形と摩耗は最小限に抑えられ、繰り返しの結合と分離とに耐えることができる。
組立式用継脚ピン11の組立式用継脚ピン圧入部11bは組立式用継脚10の組立式用継脚圧入部10aに圧入固定され、一体として構成されている。
必要により、組立式用継脚ピン11付き組立式用継脚10の組立式用継脚ピン脚差込部11aを組立式用脚9の組立式用脚先端部9bに差し込むことにより脚の長さを調節することができる。この場合も人の力で対応できる摩擦力で固定されているので、繰り返しの結合と分離とに耐えることができる。組立式用脚先端部脚9bと組立式用継脚先端部10bは同径の内径寸法となっており、複数個の組立式用継脚ピン11付き組立式用継脚10の継足しが可能となっている。脚の長さ調節により、調理加熱器の高さに合わせて本体1の底面を最適な高さに調節することができる。
次に、取っ手の取り付け手順は、簡易取っ手12の簡易取っ手本体縁引掛部12aを本体1の本体縁金具有部1c引っ掛けた後、簡易取っ手ストッパー部12bが組立式用金具脚角度調整部8cをまたぐように簡易取っ手12を回転させて、簡易取っ手ストッパー部12bを本体1に接触させる。この状態で簡易取っ手12を持ち上げれば、フライパンを持ち上げることができる。
調理終了後は、組立と逆の手順で、簡易取っ手12と、組立式用継脚ピン11付き組立式用継脚10と、組立式用脚9と、を組立式用金具8付本体1から取り外し、運搬時のコンパクトな状態にする。
本発明の実施形態1から2において部品に使用する材料はアルミ、チタン等の軽量金属を使用することにより、運搬と取り扱いがより容易となり利便性が高まる。
本発明の実施形態1から2において支持脚の長さ調節はこの継脚方式によらず、脚に長さ調節機構を持たせることにより、分解時の部品点数をこの継脚方式より減少させることができる。
次に、請求項に登場する各手段を実現する構成を説明する。
本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線の本体の反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内の開いた形で、支持脚を本体に固定する結合手段は、以下に、本発明の実施形態1と実施形態2で説明する。
本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線の本体の反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内の開いた形で、支持脚を本体に固定する結合手段は、以下に、本発明の実施形態1と実施形態2で説明する。
ここで、本体の調理面に垂直な本体外接円筒面とは、図9で実施形態1に本体の調理面に垂直な本体外接円筒面13を半透明で表示している通り、本体の調理面に垂直で、なお且つ本体の外周に接する面のことを意味する。さらに、支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線14と、支持脚の本体の反対側の端15とを明示し、本体外接円筒面13の外側に放射状に45度以内の開いた形を明確にしている。
本発明の実施形態1では、脚折りたたみ式フライパンは、本体1の本体リベット穴1aと、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具リベット穴本体用3aと、を、組み付け位置にセットし、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bを貫通させ、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bをカシメて、本体1と脚折りたたみ式用金具3を固定する。脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具リベット穴本体用3aは2か所あるので、残りの1か所も同様に固定する。さらに、脚折りたたみ式用金具3は3個あるので、同じ作業を繰り返し、残り2個の脚折りたたみ式用金具3を本体1に固定する。
次に、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具リベット穴脚用3bと、脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚リベット穴5cと、を、組み付け位置にセットし、脚折りたたみ式用リベット4の脚折りたたみ式用リベットカシメ部4bを貫通させ、脚折りたたみ式用リベット4の脚折りたたみ式用リベットカシメ部4bをカシメて、脚折りたたみ式用金具3と脚折りたたみ式用脚5を固定する。ただし、カシメ力は手の力で脚を開閉できる摺動抵抗になるように調整する。
脚折りたたみ式用脚5を開いたとき、本体1に対する脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚リベット穴5cと脚折りたたみ式用脚先端部5bとを結ぶ中心線の角度が本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して、支持脚のフライパン側の端と支持脚のフライパンの反対側の端とを結んだ直線のフライパンの反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内で開いた形の目的角度になるように、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具くびれ部3cの折り曲げ角度と、脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具脚開ストッパー部3dと脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚開ストッパー部5aとの接触により形成される角度と、の合成角度が調整されている。
また、脚折りたたみ式用リベット4により結合された、脚折りたたみ式用金具3と、脚折りたたみ式用脚5と、の摩擦力は開閉に支障がなく、開位置で保持できるように、部品寸法とリベットのカシメ力が調整されている。また、摩擦力は部品の弾性変形により発生させているため、脚の繰り返しの開閉においても摩耗は最小限となり、長期の使用に耐える摩擦力が維持できる。
脚は開閉時、脚折りたたみ式用金具3との干渉を発生させないように外形寸法を設定しており、脚閉時は本体1の底面に脚が接触して止まり、脚開時は脚折りたたみ式用金具3の脚折りたたみ式用金具脚開ストッパー部3dと脚折りたたみ式用脚5の脚折りたたみ式用脚開ストッパー部5aとの接触により止まる。脚閉時の脚を折りたたんだ状態では脚のはみ出しを最小限にするように、脚折りたたみ式用金具リベット穴脚用3bと、脚折りたたみ式用脚リベット穴5cと、の位置を設定している。はみ出しを最小限にすることにより、運搬時のコンパクトさを確保することができる。
本発明の実施形態2では、組み立て式フライパンは、本体1の本体リベット穴1aと、組立式用金具8の組立式用金具リベット穴8aと、を、組み付け位置にセットし、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bを貫通させ、金具固定リベット2の金具固定リベットカシメ部2bをカシメて、本体1と組立式用金具8を固定する。組立式用金具8の組立式用金具リベット穴8aは2か所あるので、残りの1か所も同様に固定する。さらに、組立式用金具8は3個あるので、同じ作業を繰り返し、残り2個の組立式用金具8を本体1に固定する。
本体1に対する組立式用金具8の取り付け角度に合わせて、組立式用金具8の組立式用金具脚差込部8bの角度が本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して、支持脚のフライパン側の端と支持脚のフライパンの反対側の端とを結んだ直線のフライパンの反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内で開いた形の適切な角度で組立式用脚9の組立式用脚金具差込部9aが差し込めるように、組立式用金具8の組立式用金具脚角度調整部8cの曲げ角度が設定されている。また、組立式用金具8を固定した状態では、本体1の底面から金具がはみ出さないように、組立式用金具8の長さを制限し、コンパクトさを損なわないように設定している。
着脱可能な組立式用脚9は調理に使用する時に組立式用金具8の組立式用金具脚差込部8bに組立式用脚9の組立式用脚金具差込部9aを差し込むことにより摩擦力で固定され、フライパン本体に組み立てられた状態となる。摩擦力で固定されていることにより、変形と摩耗は最小限に抑えられ、繰り返しの結合と分離とに耐えることができる。
本発明はアウトドアにおいて使用されるフライパンに利用することができる。
1 本体
1a 本体リベット穴
1b 本体縁金具無部
1c 本体縁金具有部
2 金具固定リベット
2a 金具固定リベット頭部
2b 金具固定リベットカシメ部
3 脚折りたたみ式用金具
3a 脚折りたたみ式用金具リベット穴本体用
3b 脚折りたたみ式用金具リベット穴脚用
3c 脚折りたたみ式用金具くびれ部
3d 脚折りたたみ式用金具脚開ストッパー部
4 脚折りたたみ式用リベット
4a 脚折りたたみ式用リベット頭部
4b 脚折りたたみ式用リベットカシメ部
5 脚折りたたみ式用脚
5a 脚折りたたみ式用脚開ストッパー部
5b 脚折りたたみ式用脚先端部
5c 脚折りたたみ式用脚リベット穴
6 脚折りたたみ式用継脚
6a 脚折りたたみ式用脚先端差込部
6b 脚折りたたみ式用継脚先端部
7 抜け止機構付き取っ手
7a 抜け止機構付き取っ手本体縁引掛部
7b 抜け止機構付き取っ手抜け止部
8 組立式用金具
8a 組立式用金具リベット穴
8b 組立式用金具脚差込部
8c 組立式用金具脚角度調整部
9 組立式用脚
9a 組立式用脚金具差込部
9b 組立式用脚先端部
10 組立式用継脚
10a 組立式用継脚圧入部
10b 組立式用継脚先端部
11 組立式用継脚ピン
11a 組立式用継脚ピン脚差込部
11b 組立式用継脚ピン圧入部
12 簡易取っ手
12a 簡易取っ手本体縁引掛部
12b 簡易取っ手ストッパー部
13 本体外接円筒面
14 支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線
15 支持脚の本体の反対側の端
1a 本体リベット穴
1b 本体縁金具無部
1c 本体縁金具有部
2 金具固定リベット
2a 金具固定リベット頭部
2b 金具固定リベットカシメ部
3 脚折りたたみ式用金具
3a 脚折りたたみ式用金具リベット穴本体用
3b 脚折りたたみ式用金具リベット穴脚用
3c 脚折りたたみ式用金具くびれ部
3d 脚折りたたみ式用金具脚開ストッパー部
4 脚折りたたみ式用リベット
4a 脚折りたたみ式用リベット頭部
4b 脚折りたたみ式用リベットカシメ部
5 脚折りたたみ式用脚
5a 脚折りたたみ式用脚開ストッパー部
5b 脚折りたたみ式用脚先端部
5c 脚折りたたみ式用脚リベット穴
6 脚折りたたみ式用継脚
6a 脚折りたたみ式用脚先端差込部
6b 脚折りたたみ式用継脚先端部
7 抜け止機構付き取っ手
7a 抜け止機構付き取っ手本体縁引掛部
7b 抜け止機構付き取っ手抜け止部
8 組立式用金具
8a 組立式用金具リベット穴
8b 組立式用金具脚差込部
8c 組立式用金具脚角度調整部
9 組立式用脚
9a 組立式用脚金具差込部
9b 組立式用脚先端部
10 組立式用継脚
10a 組立式用継脚圧入部
10b 組立式用継脚先端部
11 組立式用継脚ピン
11a 組立式用継脚ピン脚差込部
11b 組立式用継脚ピン圧入部
12 簡易取っ手
12a 簡易取っ手本体縁引掛部
12b 簡易取っ手ストッパー部
13 本体外接円筒面
14 支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線
15 支持脚の本体の反対側の端
Claims (3)
- アウトドアで使用するフライパンであって、調理する本体と、本体を支持する3本の支持脚と、前記支持脚を前記本体に結合する結合手段とを備え、前記結合手段が、本体の調理面に垂直な本体外接円筒面に対して支持脚の本体側の端と支持脚の本体の反対側の端とを結んだ直線の本体の反対側の端が本体外接円筒面の外側に放射状に45度以内の開いた形で、前記支持脚を前記本体に固定し、前記結合手段は前記支持脚を折りたためる機構を備えており、前記支持脚を開いたとき、外側に45度以内の範囲の目的角度になるように、金具くびれ部の折り曲げ角度と、金具の脚開ストッパー部と前記支持脚の脚開ストッパー部との接触により形成される角度と、の合成角度が調整され、前記支持脚は開閉時、前記金具との干渉を発生させないように外形寸法を設定しており、脚閉時は本体の底面に前記支持脚が接触して止まり、脚開時は前記金具の脚開ストッパー部と前記支持脚の脚開ストッパー部との接触により止まり、脚閉時の前記支持脚を折りたたんだ状態では前記支持脚のはみ出しを最小限にするように、金具リベット穴と、支持脚リベット穴と、の位置を設定していることを特徴とするフライパン。
- 支持脚は、脚部の長さを調節する長さ調節機構を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
- 本体縁部に着脱可能な取っ手を備えていることを特徴とする請求項1に記載のフライパン。
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2016
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Patent Citations (5)
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