JP6156927B2 - 電池残量推定方法およびそれを用いた無線通信モジュール - Google Patents

電池残量推定方法およびそれを用いた無線通信モジュール Download PDF

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Description

本発明は、電池残量推定方法に関し、特に、電池駆動で利用される無線通信機器の電池残量推定方法に関する。
従来から、電池駆動の無線通信機器では使用途中で機器が使用できなくなることを防ぐために、電池残量を推定してユーザーに通知する機能がある。電池残量を推定する方法として電池の電圧を測定することで、電池残量を推定する方法が広く用いられている。
電池は、その内部に等価的に抵抗として作用する内部抵抗が生じるため、機器に供給する電流と内部抵抗によって電圧降下(以下、電圧降下)が生じる。電圧降下は、機器に供給する電流が少ない場合には小さく、電流が多いと大きくなり、電流とほぼ比例する。
従来の電池残量推定方法としては、下記の特許文献1に記載の電池残量推定方法が知られている。
以下、図8を用いて、特許文献1に記載の電池残量推定方法について説明する。図8は、特許文献1に記載の電池残量推定方法が適用された、電池駆動の無線通信機器900の構成を示すブロック図である。
電池駆動の無線通信機器900は電池910と、マイコン920と記憶部930と表示部940などで構成されている。記憶部930が電池特性データのデータテーブルの1つである電池910の送信時の電圧降下と受信時の電圧降下との電圧降下の差と電池910の残量との関係のデータテーブルを有し、前記データテーブルにより、マイコン920が送信時の電池910の電圧降下と受信時の電池910の電圧降下との電圧降下の差の変化から電池残量を算出し、表示部940が電池残量を表示する。
特開2002−286816号公報
しかしながら、従来技術の電池残量推定方法では、携帯電話などのようにマイコンが送信電力レベルを把握できる機器では、電池電圧をみれば問題なく電池残量を推定できるが、WLAN(WIRELESS LOCAL AREA NETWORK)などのように送信電力がパケット毎に変動し、マイコンが送信電力レベルを把握できない機器では、電池電圧をみるだけでは正確に電池残量を推定できなかった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、マイコンが送信電力を把握できない機器であっても、高い精度で電池残量を推定することができる無線通信モジュールを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、請求項1に記載の電池残量推定方法は、電池で駆動される通信機能を有する電子機器の電池残量を、送信時の電池電圧と受信時の電池電圧との電圧差の変化から推定する電池残量推定方法であって、前記受信時の電池電圧と前記送信時の電池電圧とを測定して前記電圧差を求めると共に、あらかじめ記憶した前記電圧差と前記電池残量との関係を示す第1のデータテーブルを用いて、前記電圧差に対応する前記電池残量の推定値を求め、送信時の電力である送信電力に応じた検波電圧を測定すると共に、あらかじめ記憶した前記検波電圧と前記送信電力との関係を示す第2のデータテーブルを用いて、前記検波電圧に対応する前記送信電力を求め、求めた前記送信電力に基づいて前記電池残量の推定値を補正することを特徴とする。
また、請求項2に記載の電池で駆動される無線通信モジュールは、無線通信を行う送受信手段と、電池の電圧を測定する電池電圧測定手段と前記送受信手段の送信電力を測定する送信電力測定手段と、前記送受信手段と前記電池電圧測定手段と前記送信電力測定手段とを制御する制御手段とを備えた、電池で駆動される無線通信モジュールにおいて、前記電池電圧測定手段は、前記送受信手段が送信時である時の前記電池の電圧である第1の電圧と、前記送受信手段が受信時である時の前記電池の電圧である第2の電圧と、を測定可能であり、前記送信電力測定手段は、前記電池電圧測定手段が前記第1の電圧を測定する際の前記送信電力に応じた検波電圧を取得可能な検波部を有し、前記制御手段は、所定のデータテーブルを記憶する記憶部と、前記データテーブルを用いて前記電池の電池残量を演算する演算部と、を有し、前記記憶部は、前記第1の電圧と前記第2の電圧との電圧差と前記電池残量との関係を示す第1のデータテーブルと、前記検波電圧と前記送信電力との関係を示す第2のデータテーブルと、をあらかじめ記憶可能であり、前記演算部は、前記記憶部があらかじめ記憶している前記第1のデータテーブルを用いて、前記電池電圧測定手段で取得した前記第1の電圧と前記第2の電圧との電圧差に対応する前記電池残量の推定値を求め、前記記憶部があらかじめ記憶している前記第2のデータテーブルを用いて、前記検波部で取得した前記検波電圧に対応する前記送信電力を求め、求めた前記送信電力に基づいて前記電池残量の推定値を補正することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、送信時の電池の電圧降下と受信時の電池の電圧降下との電圧降下の差の変化から推定する電池残量に対して、前記送信時の送信電力に応じて、あらかじめ備えた補正データに基づき前記電池残量推定の推定値の補正を行うので、誤差を抑制して精度良く電池残量を推定することができる。従って、送信電力が変動する通信機能を有する電子機器であっても、誤差を抑制して精度が良い電池残量推定方法を提供することができる。
請求項2の発明によれば、送信時の検波電圧を用いて送信電力を検知し、電池残量を推定するので、精度の良い補正を行うことができ、より精度の良い電池残量を推定することができる。
請求項3の発明によれば、無線通信モジュールは送信時の送信電力測定手段を制御する制御手段で、電圧降下の差と電池残量との関係のデータテーブルを記憶部にあらかじめ記憶している。また、送信電力に応じた検波電圧と消費電流の関係も記憶部にあらかじめ記憶している。このため、送信時と受信時の電池の電圧降下を測定することで、送信時と受信時の電圧降下の差によって電池残量を推定し、推定した電池残量に対して、送信電力に応じた検波電圧から、無線通信モジュールの消費電流の補正を行うことができる。従って、誤差を抑制した精度が良い電池残量推定ができる電池駆動の無線通信モジュールを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電池残量推定方法を実行するマイコンの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る電池残量推定方法を示すフローチャートである 本発明の第2実施形態に係る電池駆動の無線通信モジュールの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る電力増幅部に内蔵されている検波回路の出力と電池の電圧降下と、電池残量との関係を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る電力増幅部に内蔵されている検波回路の出力と電池の電圧降下と、送信電力との関係を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る電池残量推定方法で、検波電圧と無線通信モジュールの消費電流との関係を表す特性図である。 本発明の第2実施形態に係る電池残量推定を示すフローチャートである。 従来例1の電池駆動の無線通信機器の構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
以下に、本発明の第1実施形態における、電池残量推定方法について図1および図2を用いて説明する。図1は、電池残量推定方法を実行するマイコン100の構成を示すブロック図である。
第1実施形態の電池残量推定方法は、図1に示すマイコン100によって実行される。
マイコン100は、第1ADC(ANALOG TO DIGITAL CONVERTER)101と、第2ADC102と、第1記憶部103と、第1演算部104とを備えている。
マイコン100には、電池電圧がアナログ信号からデジタル信号に変換された第1ADC101の値と、送信電力に応じた検波電圧がアナログ信号からデジタル信号に変換された第2ADC102の値とが入力されている。
第1ADC101は、電池で駆動される通信機能を有する電子機器の送信時の電池の電圧降下と受信時の電池の電圧降下との信号である。また、第2ADC102は、前記送信時の送信電力に応じて出力する検波電圧の信号である。
第1記憶部103は、第1ADC101と第2ADC102よりマイコン100が得たデータや、それらのデータを第1演算部104で演算した結果を記憶する。
第1演算部104は、第1記憶部103に記憶されたデータを演算し、演算した結果を第1記憶部103に記憶する。また、第1記憶部103に記憶されたデータを演算して、データテーブルを求めて、求めたデータテーブルを第1記憶部103に記憶する。
マイコン100は、電池で駆動される通信機能を有する電子機器の電池残量と送信時の電池の電圧降下と受信時の電池の電圧降下との電圧降下の差(電圧差)との関係のデータテーブルをあらかじめ第1記憶部103に記憶しておく。
マイコン100は、電池で駆動される通信機能を有する電子機器の送信時の消費電流と送信時の送信電力に応じた第2ADC102(検波電圧)の値との関係のデータテーブルをあらかじめ第1記憶部103に記憶しておく。
次に、マイコン100が電池残量を推定する手順について図2を用いて説明する。図2は第1実施形態に係る電池残量推定方法を示すフローチャートである。
手順S−1で、マイコン100は受信動作を開始する制御を行う。この制御が行われている状態を受信時とする。
手順S−2で、マイコン100は第1ADC101を制御し、受信動作制御を行っているときの第1ADC101の値(第2の電圧)を取得する。
手順S−3で、マイコン100は第1ADC101を制御し、受信動作制御を開始したときから一定時間経過後までに、手順S−2にて取得した値を第1記憶部103に記憶する。次に、マイコン100は第1ADC101を制御して受信動作を終了する。
手順S−4で、マイコン100は送信動作を開始する制御を行う。この制御が行われている状態を送信時とする。
手順S−5で、マイコン100は第1ADC101を制御し、送信動作制御を行っているときの第1ADC101の値(第1の電圧)を取得する。また、第2ADC102を制御し、送信動作制御を行っているときの送信電力に応じた第2ADC102の値(検波電圧)を取得する。
手順S−6で、マイコン100は第1ADC101と第2ADC102を制御し、送信動作制御を開始したときから一定時間経過後までに、手順S−5にて取得した第1ADC101の値と第2ADC102の値を第1記憶部103に記憶する。次に、マイコン100は第1ADC101と第2ADC102を制御して送信動作を終了する。
手順S−7で、マイコン100は手順S−3と手順S−6により第1記憶部103に記憶された電圧降下の値(第1ADC101の値)を第1演算部104にて演算して電圧降下の差を求める。また、電池で駆動される通信機能を有する電子機器に対して、あらかじめ第1記憶部103に記憶している電池残量と電圧降下の差との関係のデータテーブルを用いて、前記電圧降下の差に対応する電池残量を求める手段を電池残量推定手段とする。
手順S−8で、マイコン100は電池で駆動される通信機能を有する電子機器に対して、あらかじめ第1記憶部103に記憶している送信時の送信電力に応じた消費電流と検波電圧との関係のデータテーブルを用いて、手順S−6により第1記憶部103に記憶された送信電力に応じた検波電圧の値(第2ADC102の値)に対応する消費電流を求めることができる。
次に、マイコン100は電池で駆動される通信機能を有する電子機器に対して、手順S−7の電池残量推定手段で求めた電池残量推定に、送信時の送信電力に応じた消費電流を補正して電池残量を求める。この手段を電池残量推定補正手段とする。
以上のように、マイコン100は電池で駆動される通信機能を有する電子機器に対して、送信時の電池の電圧降下と受信時の電池の電圧降下との電圧降下の差の変化から電池残量を推定した電池残量推定手段に対して、前記送信時の送信電力に応じて、あらかじめ備えた補正データに基づき前記電池残量推定手段の残量推定を補正する、電池残量推定補正手段に基づいた電池残量推定方法を実行する。
以上説明したように、第1実施形態の電池残量推定方法では、送信時の電池の電圧降下と受信時の電池の電圧降下との電圧降下の差の変化から推定する電池残量に対して、前記送信時の送信電力に応じて、あらかじめ備えた補正データに基づき前記電池残量推定の残量推定の補正を行うので、誤差を抑制して精度良く電池残量を推定することができる。従って、送信電力が変動する通信機能を有する電子機器であっても、誤差を抑制して精度が良い電池残量推定方法を提供することができる。また、送信時の検波電圧を用いて送信電力を検知し電池残量を推定するので、精度の良い補正を行うことができ、より精度の良い電池残量を推定することができる。
[第2実施形態]
以下に、本発明の第2実施形態における、電池駆動の無線通信モジュール200について図3から図6を用いて説明する。
第2実施形態における電池駆動の無線通信モジュール200の構成について図3を用いて説明する。図3は電池駆動の無線通信モジュール200の構成を示すブロック図である。
電池駆動の無線通信モジュール200は図3に示すように、送受信部30(送受信手段)と、電力増幅部40と、アンテナ50と、電池10と、マイコン20(制御手段)とを備えている。また、電池駆動の無線通信モジュール200は外部機器600と接続するための図示しないインターフェイスを備えている。
電池10は図3に示すように、マイコン20と、送受信部30と、電力増幅部40とに接続され、各動作に必要な電力を供給している。
アンテナ50は、電力増幅部40に接続され、送信時に送信信号を放射し、受信時は受信信号を受信する。
マイコン20は図3に示すように、第3ADC21と、第4ADC22と、第2記憶部23と、タイマー部24と、第2演算部25とを備えている。また、マイコン20は、図示しないインターフェイスを介して外部機器600と接続することができる。
電力増幅部40は図3に示すように、検波回路41と、送信電力増幅部42と、図示しない受信用バイパス回路とを備えている。
送受信部30は図3に示すように、送受信の制御信号をマイコン20と電力増幅部40に接続され、無線通信を行う送受信の動作を制御する。
マイコン20は、第3ADC21と第4ADC22とを制御し、第3ADC21および第4ADC22から、アナログよりデジタルに変換された信号の値を取得する。第3ADC21と第4ADC22から得られた信号の値や、信号の値を第2演算部25にて演算した結果をデータとして第2記憶部23に記憶させる。
第2演算部25は、第2記憶部23に記憶されたデータを演算し、演算した結果を第2記憶部23に記憶する。また、第2記憶部23に記憶されたデータを演算して、データテーブルを求めて、求めたデータテーブルを第2記憶部23に記憶する。
マイコン20は、タイマー部24によって、時間管理され、一定の時間ごとに電池残量を推定するための信号の取得や演算を実行する。
マイコン20の第3ADC21は、電池10に接続され、マイコン20の制御に従って、送信時および受信時の電池10の電圧をアナログ信号からデジタル信号に変換する(電池電圧測定手段)。また、第4ADC22は、検波回路41に接続され、マイコン20の制御に従って、送信電力に応じたアナログ信号からデジタル信号に変換する(送信電力測定手段)。
送受信部30は、マイコン20と電力増幅部40に接続され、マイコン20からの送信データを変調して送信信号に変換し、電力増幅部40に出力する。また、電力増幅部40の図示しない受信用バイパス回路を介して入力される受信信号を復調して受信データに変換して、マイコン20に出力する。
電力増幅部40は、送受信部30と送信電力増幅部42とが接続され、送受信部30からの送信信号を送信電力増幅部42にて増幅し、アンテナ50へ出力する。また、送信電力増幅部42から出力される際の送信信号の一部を検波回路41に入力し、検波した検波電圧を送受信部30と第4ADC22へ出力する。
送受信部30は、電力増幅部40の検波回路41と接続され、電力増幅部40の送信電力増幅部42から出力される送信信号が一定の送信電力を得られるように、送信電力に応じた検波回路41の検波電圧が入力され、送受信部30より電力増幅部40に検波電圧に応じた送信信号を出力する。このような動作は、APC(AUTO POWER CONTROL)として知られている。
送受信部30は、電力増幅部40を制御して送信電力を設定し、可変させる。また、設定した送信電力に応じた検波回路41より検波電圧が送受信部30に入力される。
マイコン20は、推定した電池残量の結果に基づく制御信号を外部機器600に出力し外部機器600は、マイコン20から出力された制御信号に基づき、電池残量をユーザーに通知する。
電池残量と電池10の出力電圧との関係について、図4を用いて説明する。図4は電力増幅部40に内蔵されている検波回路41の出力(検波電圧)と、電池10の電圧降下と、電池残量との関係を説明する図である。
図4のAは、電池残量が多いときと少ないときの検波電圧の値を示し、検波電圧の値は同じとなる。次にBは、電池残量が多いときの送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値で、電圧降下の差が小さい特性となる。またCは、電池残量が少ないときの送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値で、電圧降下の差が大きい特性となる。
マイコン20の第3ADC21の測定値は、送信時の電池駆動の無線通信モジュール200に流れる消費電流が受信時よりも多いので、図4に示すように送信時は受信時よりも電圧降下が大きい。また、送信時の電圧降下は、電池残量が多いときは小さく、電池残量が少ないときは大きくなる。
マイコン20の第4ADC22の測定値(検波電圧)は、図4に示すように電池残量が多いときも少ないときも送信時の検波電圧は同じ値(A)となるので、電池残量に影響がない特性となる。
送信電力と検波回路41の出力(検波電圧)との関係について、図5を用いて説明する。図5は電力増幅部40に内蔵されている検波回路41の出力(検波電圧)と、電池10の電圧降下と、送信電力との関係を説明する図である。
図5のDは、送信電力が低いときの検波電圧の値で、検波電圧が低い特性となる。次にEは、送信電力が高いときの検波電圧の値で、検波電圧が高い特性となる。またFは、送信電力が低いときの送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値で、電圧降下の差が小さい特性となる。Gは、送信電力が高いときの送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値で、電圧降下の差が大きい特性となる。
マイコン20の第3ADC21の測定値は、送信時の送信電力が低いときの電池駆動の無線通信モジュール200に流れる消費電流が少ないので、図5に示すように送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値(F)は小さい。
また、マイコン20の第3ADC21の測定値は、送信時の送信電力が高いときの電池駆動の無線通信モジュール200に流れる消費電流が大きいので、図5に示すように送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値(G)は大きい。
送信時の送信電力が低いときのマイコン20の第4ADC22の測定値は、検波回路41に検波される検波電圧が、電力増幅部40から出力される際の送信信号の一部を検波するため、図5に示すように検波電圧の値(D)は低い。
また、送信時の送信電力が高いときのマイコン20の第4ADC22の測定値は、検波回路41に検波される検波電圧が、電力増幅部40から出力される際の送信信号の一部を検波するため、図5に示すように検波電圧の値(E)は高い。
従って、電池駆動の無線通信モジュール200の送信時に送信電力が変化することにより、送信電力に応じて検波電圧が変化する。
また、電池駆動の無線通信モジュール200の送信時に送信電力が変化することにより、送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の値が送信電力に応じて変化することから、電池駆動の無線通信モジュール200の消費電流は送信電力に応じて変化する。
マイコン20は、電池駆動の無線通信モジュール200の電池残量と送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差との関係を第2記憶部23にあらかじめ記憶する。
電池駆動の無線通信モジュール200の検波電圧と消費電流の関係について、図6を用いて説明する。図6は電池駆動の無線通信モジュール200の検波電圧と消費電流との関係を示す特性図である。
検波電圧が低い領域では電池駆動の無線通信モジュール200の消費電流の変化は少なく、検波電圧が高い領域では消費電流の変化は大きくなる。これらの関係をデータ化し、データテーブルとしてマイコン20の第2記憶部23にあらかじめ記憶する。
次に第2実施形態における電池駆動の無線通信モジュール200の動作について図7を用いて説明する。図7は第2実施形態に係る電池駆動の無線通信モジュール200を示すフローチャートで、手順S1−mはマイコン20の処理を示し、手順S2−nは送受信部30の処理を示している(m、nは自然数)。
手順S2−1から手順S2−5は、送受信部30の処理のため、マイコン20に内蔵しているタイマー部24のタイマー機能によって、一定の時間間隔で繰り返して行われる。
手順S1−1で、マイコン20は送受信を開始する制御を行う。この制御が行われている状態を送受信時とする。また、マイコン20は送受信部30に送受信の開始の制御を行う。
手順S2−1で、送受信部30はマイコン20からの制御により、送受信部30を送受信開始にする。
手順S2−2で、送受信部30はマイコン20と電力増幅部40に受信動作開始の制御信号を出力し制御を行う。アンテナ50は受信信号を受信し、その受信信号を電力増幅部40の図示しない受信用バイパス回路を経由して、送受信部30に入力する。次に、送受信部30にて受信信号から復調して受信データに変換し、マイコン20に出力する受信動作を行う。
手順S1−2で、マイコン20は送受信部30からの受信動作開始の制御信号により、受信動作を開始する。この制御が行われている状態を受信動作とする。
手順S1−3で、マイコン20は第3ADC21を制御し、受信動作制御を行っているときの電池10の電圧(第2の電圧)を測定開始する。
手順S2−3で、送受信部30は受信動作開始の制御を開始したときから一定時間経過の後、送受信部30よりマイコン20と電力増幅部40に受信動作終了の制御信号を出力し、受信動作を終了する。
手順S1−4で、マイコン20は送受信部30からの受信動作終了の制御信号が出力されるまで第3ADC21を制御し、受信動作制御を行っているときにおける電池10の第3ADC21の値(第2の電圧)を取得し、第2記憶部23に記憶する。次に、マイコン20は第3ADC21を制御して受信動作を終了する。
手順S2−4で、送受信部30はマイコン20と電力増幅部40に送信動作開始の制御信号を出力し制御を行う。マイコン20は送信データを送受信部30に出力し、送受信部30にて送信データを変調して送信信号に変換し、電力増幅部40に出力する。次に、電力増幅部40の送信電力増幅部42により送信信号を増幅して、アンテナ50へ出力され、アンテナ50より放射する送信動作を行う。
手順S1−5で、マイコン20は送受信部30からの送信動作開始の制御信号により、送信動作を開始する。この制御が行われている状態を送信動作とする。
手順S1−6で、マイコン20は第3ADC21を制御し、送信動作制御を行っているときの電池10の電圧(第1の電圧)を測定開始する。また、マイコン20は第4ADC22を制御し、送信動作制御を行っているときの送信電力に応じた第4ADC22の値(検波電圧)を測定開始する。
手順S2−5で、送受信部30は送信動作開始の制御を開始したときから一定時間経過の後、送受信部30よりマイコン20と電力増幅部40に送信動作終了の制御信号を出力し、送信動作を終了する。
手順S1−7で、マイコン20は送受信部30からの送信動作終了の制御信号が出力されるまで第3ADC21を制御し、送信動作制御を行っているときにおける電池10の第3ADC21の値(第1の電圧)を取得し、その値を第2記憶部23に記憶する。また、第4ADC22にて、電力増幅部40から出力された送信信号の一部を検波し、送信電力に応じた検波電圧を検波回路41より得て、その値を第2記憶部23に記憶する。次に、マイコン20は第3ADC21と第4ADC22を制御して送信動作を終了する。
手順S1−8で、マイコン20は手順S1−4と手順S1−7により第2記憶部23に記憶された電池10の第1の電圧の値(電圧降下の値)と第2の電圧の値(電圧降下の値)を第2演算部25にて演算し、電圧降下の差を求める。また、電池駆動の無線通信モジュール200に対して、あらかじめ第2記憶部23に記憶している電池残量と電圧降下の差との関係のデータテーブルを用いて、前記電圧降下の差に対応する電池残量を求める手段を電池残量推定手段とする。
手順S1−9で、マイコン20は電池駆動の無線通信モジュール200に対して、あらかじめ第2記憶部23に記憶している送信時の送信電力に応じた消費電流と検波電圧との関係のデータテーブルを用いて、手順S1−7にて求めた検波電圧に対応する消費電流を求める。
手順S1−9で、マイコン20は電池駆動の無線通信モジュール200に対して、手順S1−8の電池残量推定手段に、送信時の送信電力に応じた消費電流を補正して電池残量を求める手段を電池残量推定補正手段とする。
手順S1−10で、マイコン20は手順S1−9にて求めた、電池残量推定補正手段の結果を図示しないインターフェイスを介して、外部機器600に通知する。
以上説明したように、第2実施形態に係る電池駆動の無線通信モジュール200によれば、送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の変化から推定する電池残量に対して、前記送信時の送信電力に応じて、あらかじめ備えた補正データに基づき前記電池残量推定の推定値に補正を行うので、誤差を抑制して精度良く電池残量を推定することができる。
従って、送信電力が変動する電池駆動の無線通信モジュール200であっても、誤差を抑制した精度が良い電池残量推定ができる電池駆動の無線通信モジュール200を提供することができる。また、送信時の検波電圧を用いて送信電力を検知し電池残量を推定するので、精度の良い補正を行うことができ、より精度の良い電池残量を推定することができる。
以上のように、本発明の第1実施形態に係る電池残量推定方法および第2実施形態に係る電池駆動の無線通信モジュール200について具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
第1実施形態において、マイコン100は第2ADC102の値(検波電圧)より送信電力に応じた消費電流を推定する例を示して説明を行ったが、第2ADC102の値を用いずに送信制御時に設定される送信電力の制御データを用いて、消費電流を推定するようにしても良い。
<変形例2>
第2実施形態において、マイコン20は送信時の電池10の電圧降下と受信時の電池10の電圧降下との電圧降下の差の変化に基づき電池残量を推定する例を示して説明を行ったが、受信時の電池10の電圧降下は一定であるので、電池10の第3ADC21の値を受信動作時に測定しなくとも、あらかじめ測定して第2記憶部23に記憶しておくことで、電池駆動の無線通信モジュール200の電池残量を推定するようにしても良い。
10 電池
20 マイコン
21 第3ADC
22 第4ADC
23 第2記憶部
24 タイマー部
25 第2演算部
30 送受信部
40 電力増幅部
41 検波回路
42 送信電力増幅部
50 アンテナ
100 マイコン
101 第1ADC
102 第2ADC
103 第1記憶部
104 第1演算部
200 電池駆動の無線通信モジュール

Claims (2)

  1. 電池で駆動される通信機能を有する電子機器の電池残量を、受信時の電池電圧と送信時の電池電圧との電圧差から推定する電池残量推定方法であって、
    前記受信時の電池電圧と前記送信時の電池電圧とを測定して前記電圧差を求めると共に、 あらかじめ記憶した前記電圧差と前記電池残量との関係を示す第1のデータテーブルを用いて、前記電圧差に対応する前記電池残量の推定値を求め、
    送信時の電力である送信電力に応じた検波電圧を測定すると共に、あらかじめ記憶した前記検波電圧と前記送信電力との関係を示す第2のデータテーブルを用いて、前記検波電圧に対応する前記送信電力を求め、
    求めた前記送信電力に基づいて前記電池残量の推定値を補正することを特徴とする電池残量推定方法。
  2. 無線通信を行う送受信手段と、電池の電圧を測定する電池電圧測定手段と、前記送受信手段の送信電力を測定する送信電力測定手段と、前記送受信手段と前記電池電圧測定手段と前記送信電力測定手段とを制御する制御手段とを備えた、電池で駆動される無線通信モジュールにおいて、
    前記電池電圧測定手段は、前記送受信手段が送信時である時の前記電池の電圧である第1の電圧と、前記送受信手段が受信時である時の前記電池の電圧である第2の電圧と、を測定可能であり、
    前記送信電力測定手段は、前記電池電圧測定手段が前記第1の電圧を測定する際の前記送信電力に応じた検波電圧を取得可能な検波部を有し、
    前記制御手段は、所定のデータテーブルを記憶する記憶部と、前記データテーブルを用いて前記電池の電池残量を演算する演算部と、を有し、
    前記記憶部は、前記第1の電圧と前記第2の電圧との電圧差と前記電池残量との関係を示す第1のデータテーブルと、前記検波電圧と前記送信電力との関係を示す第2のデータテーブルと、をあらかじめ記憶可能であり、
    前記演算部は、
    前記記憶部があらかじめ記憶している前記第1のデータテーブルを用いて、前記電池電圧測定手段で取得した前記第1の電圧と前記第2の電圧との電圧差に対応する前記電池残量の推定値を求め、
    前記記憶部があらかじめ記憶している前記第2のデータテーブルを用いて、前記検波部で取得した前記検波電圧に対応する前記送信電力を求め、
    求めた前記送信電力に基づいて前記電池残量の推定値を補正することを特徴とする無線通信モジュール。
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