JP6156500B2 - 光受信器および光受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光通信に用いられる光受信器および光受信方法に関し、特に可変光減衰器を備える光受信器および光受信方法に関する。
一般に、光受信器の特性には、高受信感度、広ダイナミックレンジ、高速応答が必要とされる。必要な特性のひとつである広ダイナミックレンジを実現するため、可変光減衰器が広く用いられる。フィードバック制御によって可変光減衰器を制御する光受信器の一例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された光受信器は、APD(アバランシェフォトダイオード)の光入力側に可変光減衰器を備える。バースト光信号の受信時にAPDの出力信号のレベルが所定値を超えると、可変光減衰器の減衰量が低減衰量から高減衰量に切り替わる。そして、バースト光信号の受信が終了すると、可変光減衰器の減衰量が、高減衰量から低減衰量に切り替わる。特許文献1には、このような構成によって、高受信感度と広いダイナミックレンジを実現し、光信号を受信している時間と受信していない時間の比が非常に大きいバースト光受信における悪影響を防ぐことができる旨が記載されている。また、特許文献2及び特許文献3には、可変光減衰器を備えた光受信装置が記載されている。
特開2008−167221号公報 国際公開第2012/066859号 特開昭59−110232号公報
特許文献1に記載された光受信器では、APDの出力レベルが所定値を超えると、可変光減衰器の減衰量が低減衰量から高減衰量に切り替わる。このような構成により、過度に強い光が入力された場合に問題となる、大きな過渡応答信号の発生や大きな光電流によるプリアンプの飽和を抑制できる。しかしながら、特許文献1に記載された光受信器では、信号復旧時間の長期化を回避できなかった。
その理由は次のとおりである。広く用いられる可変光減衰器は、減衰量を温度制御によって変化させる。一般に、温度変化の応答速度は、電気回路の応答速度と比べて遅い。特に、最大受信レベルの信号を受信した後に最小受信レベルの信号を受信する場合などには、可変光減衰器の減衰量を大きく変化させる必要があるため、受信された信号の検出に時間を要する。その結果、光受信器における復旧時間が非常に長くなる。このため、可変光減衰器を使用した光受信器では、回線切り換えの場合など、光入力レベルの急峻な変動に迅速に応答するのは難しい。さらに、可変光減衰器を含むフィードバック制御を光受信器に行うと、可変光減衰器の応答速度の遅さによって、フィードバック制御の応答速度も低下するという課題がある。また、特許文献2及び3も、信号復旧時間の長期化を回避するための構成を開示していない。
以上のように、可変光減衰器の応答性能の限界や、光減衰量の精度や安定性を増すためのフィードバック制御によって、信号の復旧時間が長くなる。ここで、信号の復旧時間の短縮には、信号検出時間の短縮が有効である。その理由は、一般に、信号検出をトリガとして光受信器の制御を開始する方式が用いられるからである。つまり、高速応答性の向上には、信号検出時間の短縮が必要な要素となっている。
そして、可変光減衰器からの出力結果を可変光減衰器の入力条件とするようなフィードバック制御を電気回路で実施する場合、このフィードバック制御の応答時間は可変光減衰器の応答時間に支配される。そうすると、可変光減衰器そのものの応答時間の遅さに加えて、電気回路の応答速度も遅くなる。
さらに、このフィードバック制御を用いた構成の光受信器について、図面を使って詳細に説明する。図5は、本発明に関連する光受信器の構成の一例である。図5に記載された光受信器50は、広ダイナミックレンジを得るため、光信号から電気信号への変換(Optical/Electrical変換。以後、「O/E変換」という。)を行う変換器の前段に、可変光減衰器を備える。すなわち、光受信器50の入力側に可変光減衰器1が配置され、可変光減衰器1の出力側にフォトディテクタ201とトランスインピーダンスアンプ202とで構成されたO/E変換回路2が配置される。光入力信号は、O/E変換回路2において光電変換されて電気信号となる。O/E変換回路2が出力した電気信号は、振幅検出回路4で検出され、振幅検出回路4の出力は光減衰器制御回路5に入力される。光減衰器制御回路5からの出力は、可変光減衰器1に入力される。また、振幅検出回路4からの出力は、コンパレータ601と基準電圧源602で構成される信号検出回路6にも入力される。信号検出回路6は、光信号入力の検出を示すSD(Signal Detection、信号検出)信号と呼ばれる信号を出力する(図5の「SD出力」)。
このように、可変光減衰器1の出力から、O/E変換回路2、振幅検出回路4を介して、光減衰器制御回路5により可変光減衰器1に可変条件の帰還を行うフィードバック制御系が構成される。このフィードバック制御系の応答時間は、応答速度が遅い可変光減衰器の応答時間に支配される。その結果、SD信号の遅延が発生する。続いて、SD信号の遅延について図を用いて具体的に説明する。
図4は、上述した光受信器50の動作を説明するためのタイミングチャートである。図4では左から右方向に時間が進行し、図4にはAからGまでのステップがある。図4において、光受信器50の光入力信号レベルは、無入力状態A−B(すなわち「信号断」状態)から最大入力信号状態B-Dに遷移し、次に無入力状態D−Eに遷移する。最大入力信号状態B-Dの後、光受信器50へ入力される光信号のレベルは、ターゲット信号振幅に相当する光入力信号レベル未満のレベル(小受信レベル)に遷移する。各チャートの意味は、上から順に次のとおりである。1列目は、光受信器50の入力レベル(実線)と、光減衰器制御回路5のターゲット信号振幅に相当する光受信器50の入力レベル(点線)と、を示す。2列目は、可変光減衰器1に設定される光減衰量を示す。3列目は、可変光減衰器1から出力される光レベル(実線)と、光減衰器制御回路5のターゲット信号振幅に相当する光受信器50の入力レベル(点線)とを示す。4列目は、振幅検出回路4からの出力レベル(実線)と、信号検出閾値電圧(点線)とを示す。5列目は、SD信号の出力レベル(SD出力)を示す。
ターゲット信号振幅は、光減衰器制御回路5に予め設定された振幅である。光減衰器制御回路5は、振幅検出回路4から出力される信号の振幅とターゲット信号振幅とを比較する。光減衰器制御回路5は、振幅検出回路4から出力される信号振幅がターゲット信号振幅より大きい場合には、可変光減衰器1の減衰量を増加させるように、可変光減衰器1を制御する。また、光減衰器制御回路5は、振幅検出回路4から出力される信号の振幅がターゲット信号振幅より小さい場合に、可変光減衰器1の減衰量を減少させるように、可変光減衰器1を制御する。
信号レベルが無信号状態であるステップAでは、可変光減衰器1の減衰量は最小減衰量に設定されている。このとき、SD出力は「信号断」を示す(低レベル)。説明の簡明化のため、ここでは可変光減衰器1の最小減衰量は「減衰なし」とする。
ステップBで最大受信レベルの信号が入力されると、可変光減衰器1は最大受信レベルと同じレベルの信号をO/E変換回路2へ出力する。振幅検出回路4は最大受信レベルに比例した最大振幅を検出する。最大受信レベルの信号が入力された場合、この振幅検出回路4の出力は、光減衰器制御回路5に設定されたターゲット信号振幅よりも大きい振幅となる。そのため、光減衰器制御回路5は、可変光減衰器1の減衰量が大きくなるように可変光減衰器1の減衰量を制御する。一方、信号検出回路6には、基準電圧源602の電圧を超える電圧の信号が、振幅検出回路4から入力される。このため、SD出力は「信号断」状態(低レベル)から「信号検出」状態(高レベル)に遅延なく遷移する。また、光減衰器制御回路5は、減衰量が大きくなるように可変光減衰器1を制御する。このため、その後、可変光減衰器1の出力レベルは徐々に下がる。可変光減衰器1の出力は、光減衰器制御回路5のターゲット信号振幅で設定された信号レベルになるまで下がり続ける。
ステップCでは、可変光減衰器1の減衰量は徐々に上がり続け、最終的に最大減衰量まで到達する。その間、信号検出回路6には基準電圧源602の電圧を超える電圧の信号が振幅検出回路4から入力される。このため、SD出力は「信号検出」状態を維持する。
ステップDにおいて、光入力信号が無入力(「信号断」状態)になった時点では、可変光減衰器1の減衰量は最大である。従って、振幅検出回路4から出力される信号の振幅は、可変光減衰器がない場合と比べて非常に小さい。すると、光減衰器制御回路5は、設定されたターゲット信号振幅を大きく下回る振幅を検出することによって、可変光減衰器1の減衰量を小さくする制御を開始する。一方、信号検出回路6においても、振幅検出回路4から入力される信号の振幅が基準電圧源602の振幅を下回るため、SD出力は「信号断」状態に遅延なく遷移する。その後、光減衰器制御回路5による可変光減衰器1の減衰量を小さくする制御によって、可変光減衰器1からの出力レベルは徐々に上がり始める。
ステップEは、ステップDにおいて光受信器50が無入力状態となった後、比較的短い時間が経過した時点を示す。可変光減衰器1の減衰量は、最大減衰量から次第に減衰量が小さくなるように制御される。しかし、ステップEの時点では、可変光減衰器1の減衰量は、最小減衰量には達していない。この状態で、光減衰器制御回路5で設定されたターゲット信号振幅を下回る信号レベルの光入力信号が受信されても、振幅検出回路4の出力振幅は、信号検出回路6の基準電圧源602を下回る。その結果、SD出力は「信号断」状態(低レベル)のままとなる。つまり、ステップEにおいて光入力信号が受信されても、SD出力は、すぐに「信号検出」状態にはならない。ステップEにおいて光入力信号のレベルは光減衰器制御回路5で設定されたターゲット信号振幅を下回るため、可変光減衰器1は最小減衰量に向かって制御され、可変光減衰器1からの出力レベルは徐々に上がり始める。
ステップF1では、信号検出回路6の振幅検出値は、基準電圧源602を上回り、SD出力は「信号検出」状態(高レベル)となる。ステップF1に至って、SD出力は、ステップEにおける光入力信号の変化にようやく追従する。すなわち、信号検出の遅延が発生している(ステップEとステップF1との間)。
ステップGでは、可変光減衰器1の減衰量は下がり続け、最終的には「最小減衰量」に到達する。その結果、可変光減衰器1からの出力は安定し、図5に示す光受信器50のDATA出力も安定する。
一方、可変光減衰器1の出力結果を光受信器内に帰還しない制御方法(フィードフォワード制御)がある。次に、このフィードフォワード制御を用いた構成について、応答速度の改善を検証する。
図6は、本発明に関連する他の光受信器の構成を示すブロック図である。図6の光受信器60は、フィードフォワード制御を用いた構成の一例を示す。図6の光受信器60の構成では、受信レベル検出を行うタップPD(フォトダイオード)7が、可変光減衰器1とO/E変換回路2との間に設置される。光入力信号はタップPD7でO/E変換されて電気信号となり、その電気信号出力は光減衰器制御回路5を介して可変光減衰器1の利得制御端子に入力される。図6の構成では、光受信レベルに応じて可変光減衰器で減衰量が制御される。この制御方式が波長分割多重通信で用いられるコヒーレント光受信装置で用いられる場合には、局部発振光の波長と異なる波長の信号も一括して受信される。そのため、振幅検出回路4は、受信したい波長のみの信号ではなく、受信の対象とならない光信号も受信してしまう。すなわち、フィードフォワード制御には、光入力信号のパワー制御そのものが困難になるという問題が存在する。従って、フィードフォワード制御を用いた構成は、光受信器で用いられる光減衰器の制御には有効ではない。
このように、可変光減衰器を用いた光受信器では、光入力信号の検知に遅延が生じ、高速な回線切り替えが困難であるという問題があった。
本発明の目的は、可変光減衰器を用いた光受信器では光入力信号の検知に遅延が生じ高速な回線切り替えが困難である、という課題を解決する光受信器を提供することにある。
本発明の光受信器は、入力する光信号の強度を減衰させて出力する可変光減衰手段と、光信号を電気信号に変換する光電気変換手段と、電気信号の振幅に基づいて出力電圧を出力する振幅検出手段と、出力電圧に基づいて可変光減衰手段の減衰量を制御する信号を出力する光減衰器制御手段と、出力電圧と信号検出の基準とする信号検出閾値電圧とを比較して信号検出出力を発出する信号検出手段と、出力電圧を監視し出力電圧の時間変化が安定状態となった場合に信号検出閾値電圧を変更する閾値制御手段とを備える。
本発明の光受信方法は、入力する光信号を減衰し、減衰した光信号を電気信号に変換し、電気信号の振幅に基づいた出力電圧を取得し、出力電圧に基づいて光信号の減衰量を制御し、出力電圧と信号検出の基準とする信号検出閾値電圧とを比較し、比較結果である信号検出出力を生成し、生成した電圧を監視し、出力電圧の時間変化が安定状態となった場合に信号検出閾値電圧を変更する。
本発明の光受信器によれば、光入力信号を検知する際の遅延を短縮することができ、回線切り替えを高速化することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる光受信器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる光受信器の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる光受信器の構成を示すブロック図である。 関連する光受信器の動作を説明するためのタイミングチャートである。 関連する光受信器の構成を示すブロック図である。 関連する他の光受信器の構成を示すブロック図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、同じ機能を有するものには同じ符号をつけ、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる光受信器の構成を示すブロック図である。光受信器10は、可変光減衰器1、O/E変換器2、振幅検出回路4、光減衰器制御回路5、信号検出回路61、閾値制御回路8を少なくとも備える。
可変光減衰器1は、光減衰器制御回路5によって設定された減衰量に応じて、入力された光信号のパワーを減衰させた信号をO/E変換器2へ出力する。
O/E変換器2は、例えば、フォトディテクタ201とトランスインピーダンスアンプ202で構成される。O/E変換器2は、可変光減衰器1から受信した光信号をフォトディテクタ201で電流信号に変換し、後段に接続されたトランスインピーダンスアンプ202で、電圧信号に変換増幅して、DATA出力として出力する。なお、ポストアンプをO/E変換器2の後段に接続して、信号処理回路が識別可能な電圧振幅まで入力信号を増幅する機能をポストアンプに持たせてもよい。
振幅検出回路4は、O/E変換器2の後段に接続され、O/E変換器2の出力信号(DATA出力)の振幅に基づいた電圧の信号を出力する。O/E変換器2の出力信号の振幅が大きいほど、振幅検出回路4から出力される信号の電圧も大きい。
光減衰器制御回路5は、振幅検出回路4から出力された信号の振幅と予め設定されたターゲット信号の振幅とを比較する。振幅検出回路4から出力された信号の振幅がターゲット信号の振幅より大きい場合には、光減衰器制御回路5は、可変光減衰器1の減衰量を大きくする制御信号を可変光減衰器1へ出力する。また、振幅検出回路4から出力された信号の振幅がターゲット信号の振幅より小さい場合には、光減衰器制御回路5は、可変光減衰器1の減衰量を小さくする制御信号を可変光減衰器1へ出力する。
信号検出回路61は、例えば、コンパレータ601と閾値電圧設定部612で構成される。振幅検出回路4の出力電圧と閾値電圧設定部612で設定された電圧(閾値)とが、コンパレータ601に入力される。コンパレータ601は、入力された2つの電圧を比較し、振幅検出回路4の出力電圧が、設定された閾値を越えた場合に、SD信号を高レベルとする。
閾値制御回路8は、振幅検出回路4の出力を監視する。例えば、閾値制御回路8は、振幅検出回路4の出力電圧の変化量を周期的に監視する。そして、その出力電圧の経時変化が無い場合、閾値制御回路8は、振幅検出回路4の出力電圧が安定状態にあると判定する。振幅検出回路4の出力が安定、すなわち、可変光減衰器1の減衰量が安定したと判断されると、閾値制御回路8は、閾値電圧設定部612を制御してコンパレータ601の閾値を変更する。
なお、閾値を変更する制御においては、可変光減衰器1の減衰作用を強める場合には閾値を下げる。そして、その際の閾値の下げ幅は減衰量に応じて決定される。すなわち、閾値制御回路8は、可変減衰器1の減衰量に基づいて、信号検出閾値電圧の変更範囲を設定する。以上のように、閾値制御回路8は、振幅検出回路4の出力振幅に応じて閾値電圧設定部612を逐次制御する。続いて、光受信器10の動作について、図2を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかる動作を説明するためのタイミングチャートである。図2では左から右方向に時間が進行し、AからGまでのステップがある。図2において、光受信器10への入力信号のレベルは、無入力状態A−B(すなわち「信号断」状態)から最大入力信号状態B−Dに遷移し、次に無入力状態D−Eに遷移する。無入力状態D−Eの後、光受信器10への光入力信号レベルは、ターゲット信号振幅に相当する光入力信号レベル未満のレベル(小受信レベル)E−Gに遷移する。各チャートの意味は上から順に次のとおりである。1列目は、光受信器の入力レベル(実線)と、光減衰器制御回路5が制御目標とするターゲット信号振幅に相当する光受信器10への入力レベル(点線)とを示す。2列目は、可変光減衰器1の光減衰量を示す。3列目は、可変光減衰器1から出力される光レベル(実線)と、光減衰器制御回路5のターゲット信号振幅に相当する光受信器10への入力レベル(点線)とを示す。4列目は、振幅検出回路4の出力レベル(実線)と、閾値電圧設定部612が設定する信号検出閾値電圧(点線)とを示す。5列目は、SD信号の出力レベル(SD出力)を示す。ここで、図4に示すタイミングチャートと図2に示すタイミングチャートとの差異は、ステップC以降にある。以下では、図2と図4との差異部分について説明する。
閾値制御回路8は振幅検出回路4の出力電圧を定期的に検出する。ステップC以降で振幅検出回路4からの出力電圧変動が小さくなった場合、閾値制御回路8は振幅検出回路4からの出力電圧が安定したと判定し、閾値電圧設定部612が設定する信号検出閾値電圧を最小値まで下げる制御を行う。すなわち、閾値制御回路8は、振幅検出回路4の出力電圧の値が減少した後に安定状態となった場合には、信号検出閾値電圧を下げる方向に変更する。なお、閾値制御回路8は、所定の時間の間、振幅検出回路4からの出力電圧の変動が所定の範囲内であった場合に、振幅検出回路4からの出力電圧が安定したと判定してもよい。
ステップDにおいては、光入力信号が無入力(「信号断」状態)となる。ステップDでは可変光減衰器1の減衰量が最大であるため、振幅検出回路4の出力レベルは、可変光減衰器1がない場合に比べて非常に小さい。そのため、光減衰器制御回路5は、可変光減衰器1の減衰量を小さくする制御を開始する。信号検出回路61においても、振幅検出回路4の出力振幅が信号検出閾値電圧を下回るため、SD出力は信号断状態(SD信号が「低レベル」)に遅延なく遷移する。なお、信号検出閾値の最小値は、信号断の時の信号振幅を下回らないように設定される。その後も、光減衰器制御回路5は減衰量が小さくなるよう可変光減衰器1を制御する。その結果、可変光減衰器1および振幅検出回路4の出力レベルは徐々に上がり始める。
ステップEにおいて光受信器10への入力は無入力状態から光入力状態に遷移する。ステップEにおける光入力信号の振幅は、ターゲット信号振幅よりも小さいものとする。ここで、可変光減衰器1の減衰量は、最大減衰量よりも小さいが、最小減衰量には至っていない。そのため、振幅検出回路4の出力は抑制され、その振幅は当初(A−B期間)の信号検出閾値電圧よりも小さい。しかし、信号検出閾値電圧は、ステップCにおいて、減衰量制御量に応じた最小閾値まで下がっている。そのため、この場合において光受信器10が光信号を受信すると、SD出力は「信号検出」状態に遅延なく遷移できる。その後も、光入力信号の振幅はターゲット信号振幅を下回るため、光減衰器制御回路5は可変光減衰器1の減衰量をより小さくなるように制御する。その結果、可変光減衰器1の出力レベルは徐々に上昇する。そして、可変光減衰器1の減衰量は下がり続け、最終的に最小減衰量(減衰なし)に到達する。閾値制御回路8は周期的に振幅検出回路4の出力電圧を監視し、出力電圧の変動がなくなると、安定状態であると判断する。
ステップGにおいて、振幅検出回路4から出力された信号の電圧が一定回数以上、同じ値であった場合、閾値制御回路8は、安定状態になったと判断して閾値を上げる制御を行う。すなわち、閾値制御回路8は、閾値電圧設定部612に対して、信号検出閾値電圧を当初の減衰量なしの状態(A−B期間)に戻すように制御する。いいかえれば、閾値制御回路8は、振幅検出回路4の出力電圧の値が増加した後に安定状態となった場合に、信号検出閾値電圧を上げる方向に変更する。ステップGの直後において、閾値電圧がステップA−B間と同様の値となっても、振幅検出回路4の出力電圧は信号検出閾値電圧をまだ上回っている。従って、SD信号は高レベルのまま維持され、信号検出状態が継続して出力される。
以上説明したように、可変光減衰器が、最大減衰量に制御された状態から最小減衰量(減衰量なし)の状態まで、長時間かけて遷移するような場合にも、本発明によれば無入力状態からの光入力信号を遅延なく検出することができる。すなわち、第1の実施形態の光受信器10は、信号検出の高速化が可能になり、回線切り替え時間における信号復旧時間の長期化を回避できるという効果を奏する。また、第1の実施形態の光受信器10は、振幅検出回路の信号検出閾値を動的に制御するため、閾値が異なる振幅検出回路を複数備える必要がない。従って第1の実施形態の光受信器10は、回路規模を大きくすることなく、受信器の小型化が実現できるという効果を奏する。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態にかかる光受信器30の構成を示すブロック図である。図3に示すブロック図の構成と図1に示すブロック図の構成との差異は、初期化機能を有する光減衰器制御回路52と、SD出力を光減衰器制御回路52に帰還させる構成とを備える点である。図3に示すブロック図のその他の構成は図1に示すブロック図と同一である。
(構成)
光減衰器制御回路52は、振幅検出回路4で検出した信号振幅と予め設定されたターゲット信号振幅とを比較し、信号振幅がターゲット信号振幅より大きい場合に、可変光減衰器1の減衰量を大きくする制御信号を出力する。さらに、光減衰器制御回路52では、信号検出回路61が発出するSD出力を検出して、可変光減衰器1の減衰量を初期化する機能を備えている。
(動作)
まず、第1の実施形態にかかるタイミングチャート(図2)では、光入力信号が最大入力値から無入力状態、そしてターゲット減衰量未満の入力値に変化した場合、SD出力はこの変化に遅延なく追随する。すなわち、SD出力は、信号検出状態から、信号断検出状態、そして、信号検出状態に変化する。ここで、振幅検出回路4の応答速度は、可変光減衰器1の応答速度に支配され、可変光減衰器1の応答速度とほぼ等しくなる。すなわち、振幅検出回路4は、遅い時定数を有する。同様に、振幅検出回路4からの出力を受けて動作する光減衰器制御回路5も、その遅い時定数で動作する。このように、第1の実施形態にかかる光減衰器制御回路5は、振幅検出回路4からの出力とターゲット信号振幅とを比較し、可変光減衰器1の減衰量を制御する信号を遅い時定数で出力する。
それに対し、第2の実施形態にかかる光減衰器制御回路52は、光入力信号の変化に追随してSD出力が変化する際、SD出力に合わせて可変光減衰器1の減衰量を所定の減衰量に設定する。例えば、光入力信号の信号断の発生時、すなわちSD出力が信号断を示す状態に変化した場合に、光減衰器制御回路52は、可変光減衰器1の減衰量を所定値まで強制的に設定することができる。つまり、光減衰器制御回路52は、減衰量を初期化する機能を併せ持っている。初期化の後に設定される可変光減衰器1の減衰量は、例えば、最大減衰量と最小減衰量の中間値を用いる。この減衰量の初期化機能によって、光受信器30は、さらに、可変光減衰器に対する制御信号の設定を高速化することができるという効果を有する。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記の実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。例えば、閾値制御回路8は、光減衰器制御回路5あるいは初期化機能付きの光減衰器制御回路52に含まれていてもよい。
この出願は、2013年8月21日に出願された日本出願特願2013−171049を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 可変光減衰器
2 O/E変換器
201 フォトディテクタ
202 トランスインピーダンスアンプ
4 振幅検出回路
5、52 光減衰器制御回路
6、61 信号検出回路
601 コンパレータ
602 基準電圧源
612 閾値電圧設定部
7 タップPD
8 閾値制御回路
10、30、50、60 光受信器

Claims (10)

  1. 入力する光信号の強度を減衰させて出力する可変光減衰手段と、
    前記可変光減衰手段において減衰された前記光信号を電気信号に変換する光電気(O/E)変換手段と、
    前記電気信号の振幅に基づいて出力電圧を出力する振幅検出手段と、
    前記出力電圧に基づいて前記可変光減衰手段の減衰量を制御する信号を出力する光減衰器制御手段と、
    前記出力電圧と信号検出の基準とする信号検出閾値電圧とを比較して信号検出出力を発出する信号検出手段と、
    前記出力電圧を監視し、前記出力電圧の時間変化が安定状態となった場合に前記信号検出閾値電圧を変更する閾値制御手段と、
    を備え、
    前記閾値制御手段は、前記出力電圧の値が減少した後に安定状態となった場合に、前記信号検出閾値電圧を下げる方向に変更することを特徴とする、
    光受信器。
  2. 入力する光信号の強度を減衰させて出力する可変光減衰手段と、
    前記可変光減衰手段において減衰された前記光信号を電気信号に変換する光電気(O/E)変換手段と、
    前記電気信号の振幅に基づいて出力電圧を出力する振幅検出手段と、
    前記出力電圧に基づいて前記可変光減衰手段の減衰量を制御する信号を出力する光減衰器制御手段と、
    前記出力電圧と信号検出の基準とする信号検出閾値電圧とを比較して信号検出出力を発出する信号検出手段と、
    前記出力電圧を監視し、前記出力電圧の時間変化が安定状態となった場合に前記信号検出閾値電圧を変更する閾値制御手段と、
    を備え、
    前記閾値制御手段は、前記出力電圧の値が増加した後に安定状態となった場合に、前記信号検出閾値電圧を上げる方向に変更することを特徴とする、
    光受信器。
  3. 前記閾値制御手段は、前記出力電圧の値が所定時間の間同じである場合に、前記振幅検出手段からの出力が安定状態にあると判断することを特徴とする、
    請求項1又は2に記載された光受信器。
  4. 前記閾値制御手段は、前記減衰量に基づいて前記信号検出閾値電圧の変更範囲を設定することを特徴とする、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載された光受信器
  5. 前記信号検出手段は、
    前記閾値制御手段からの制御信号に基づいて前記信号検出閾値電圧を設定する閾値電圧設定手段と、
    前記出力電圧と前記信号検出閾値電圧を比較し、比較結果を信号検出出力として発出するコンパレータと、を備えることを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載された光受信器。
  6. 前記光減衰器制御手段は、前記信号検出出力に基づいて前記減衰量を所定値に設定する機能をさらに有することを特徴とする、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載された光受信器。
  7. 前記光減衰器制御手段は、前記出力電圧が前記信号検出閾値電圧よりも小さい場合の前記信号検出出力を用いて前記所定値の設定を行うことを特徴とする、
    請求項6に記載された光受信器。
  8. 前記所定値は、最大減衰量よりも小さく、かつ、最小減衰量よりも大きい値であることを特徴とする、
    請求項6又は7に記載された光受信器。
  9. 入力する光信号を減衰し、
    減衰した前記光信号を電気信号に変換し、
    前記電気信号の振幅に基づいた出力電圧を取得し、
    前記出力電圧に基づいて前記光信号の減衰量を制御し、
    前記出力電圧と信号検出の基準とする信号検出閾値電圧とを比較し、
    前記比較結果である信号検出出力を生成し、
    前記生成した電圧を監視し、前記出力電圧の値が減少した後に安定状態となった場合に、前記信号検出閾値電圧を下げる方向に変更する、
    ことを特徴とする光受信方法。
  10. 入力する光信号を減衰し、
    減衰した前記光信号を電気信号に変換し、
    前記電気信号の振幅に基づいた出力電圧を取得し、
    前記出力電圧に基づいて前記光信号の減衰量を制御し、
    前記出力電圧と信号検出の基準とする信号検出閾値電圧とを比較し、
    前記比較結果である信号検出出力を生成し、
    前記生成した電圧を監視し、前記出力電圧の値が増加した後に安定状態となった場合に、前記信号検出閾値電圧を上げる方向に変更する、
    ことを特徴とする光受信方法。
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