JP6147323B2 - バランスばねスタッドホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、バランスばねスタッド及びスタッドホルダーを有する計時器用バランスばねを保持ないし支持するアセンブリーに関し、前記スタッドホルダーは、
− 当該基礎構造の長手方向の軸に沿って延びる第1の止めメンバーを有する基礎構造と、及び
− 前記スタッドホルダーをエスケープ機構に固定する手段と
を有する。
機械式腕時計においては、ばね仕掛けバランスデバイスを有する調整メンバーがよく用いられる。伝統的に、バランスばねの内側端は、バランススタッフに設けられたコレットに取り付けられている。バランスばねの内側端を取り付け位置合わせするために、バランスばねスタッドを収容するスタッドホルダーをクランプねじと連係させて用いて、スタッドホルダーに係合するバランスばねの部分に対してスタッドをクランプすることが知られている。
このようなアセンブリーにおいて、スタッドホルダーは、伝統的に、バランスコックに取り付けられ、これは、バランススタッフの一端を取り付けるためにも用いられる。実際上、組み立て時及び/又は計時している時に、これらの諸要素を用いて行う操作は困難である。なぜなら、アクセスが制限され、各部品は非常に小さいからである。さらに、このような構成では、バランスばねの有効長の調整のような操作時に、バランスばねクランプねじ又はバランスばねスタッドホルダーが、緩み及び/又は紛失することがよくある。
本発明は、バランスばねスタッドの組み立て又は分解を単純化できるような、計時器用バランスばねを保持ないし支持するアセンブリーを提供することによって、従来技術の課題を克服することを目的とする。
このために、本発明は、計時器用バランスばねを保持ないし支持するアセンブリーに関し、これは、バランスばねスタッド及びスタッドホルダーを有し、前記スタッドホルダーは、長手方向の軸に沿って延びる上側面及び下側面を有する基礎構造を有し、前記基礎構造は、隆起部を形成する前記面の1つからの出張りを有し、当該アセンブリーは、さらに、変形可能なアームによって互いに隔てられている第1の開口と第2の開口を有する保持プレートを有し、前記スタッドは、第2の開口に係合し、前記第1の開口は、前記出張りと連係するように構成し、前記出張りの断面は、前記保持プレートの回転によって前記変形可能なアームが変形して、前記第2の開口が縮小し、前記スタッドがクランプされる。
また、本発明は、バランスばねスタッド及びスタッドホルダーを有する計時器用バランスばねを保持ないし支持するためのアセンブリーに関し、前記スタッドホルダーは、長手方向の軸に沿って延びる上側面及び下側面を有し、第1の開口が設けられている基礎構造を有し、前記基礎構造は、変形可能なアームによって前記第1の開口から隔てられている第2の開口を有し、前記スタッドは、前記第2の開口に係合し、当該アセンブリーは、さらに、前記第1の開口と連係するように構成する出張りを有し、前記出張りの断面は、当該出張りの回転によって前記変形可能なアームが変形し、前記第2の開口を縮小させて、前記スタッドをクランプする。
また、本発明は、バランスばねスタッド及びスタッドホルダーを有する計時器用バランスばねを保持ないし支持するためのアセンブリーに関し、前記スタッドホルダーは、長手方向の軸に沿って延びる上側面と下側面を有し、穴が設けられている基礎構造を有し、前記基礎構造は、変形可能なアームによって互いに隔てられている第1の開口と第2の開口が設けられている保持プレートを有し、前記スタッドは、前記第2の開口に係合し、当該アセンブリーは、さらに、前記第1の開口と前記穴と連係するように構成する出張りを有し、これによって、前記保持プレートが前記基礎構造に固定されることが可能になり、前記出張りの断面は、当該出張りの回転によって前記変形可能なアームが変形し、これによって、前記第2の開口を縮小させて、前記スタッドをクランプするような形を有する。
第1の好ましい実施形態によると、前記第1の開口は、環状であり、前記出張りは、円筒状の部分の形態であり、その外壁の少なくとも1つの領域には、前記変形可能なアームに対して応力を与える隆起部が設けられており、これによって、前記第2の開口の大きさを縮小させる。
第2の好ましい実施形態によると、前記第1の開口及び前記出張りは、楕円状であり、前記出張りの主軸は、前記変形可能なアームに対して応力を与えるために、前記基礎構造の長手方向の軸に対して角度的にずれており、これによって、前記第2の開口の大きさを縮小させる。
第3の好ましい実施形態によると、前記第1の開口及び前記出張りは、楕円状であり、前記第1の開口の主軸は、前記変形可能なアームに対して応力を与えるために、前記基礎構造の長手方向の軸に対して角度的にずれており、これによって、前記第2の開口の大きさを縮小させる。
第4の好ましい実施形態によると、前記基礎構造には、凹部が設けられており、この凹部に、緩衝システムが配置される。
第5の好ましい実施形態によると、前記凹部は、当該凹部の中心軸が前記出張りの軸と一致するように配置されている。
第6の好ましい実施形態によると、前記出張りには、凹部が設けられており、この凹部に、緩衝システムが配置される。
別の好ましい実施形態によると、前記基礎構造に設けられた穴は、非貫通穴であり、前記基礎構造は、当該凹部の中心軸が前記出張りの軸と一致するように位置する凹部を有し、この凹部に、緩衝システムが配置される。
別の好ましい実施形態によると、当該アセンブリーは、さらに、前記保持プレートに設けられたオスインタフェースと、及び前記出張り上に配置されたメスインタフェースとを有し、これによって、前記出張りに前記保持プレートを固定する。
別の好ましい実施形態によると、当該アセンブリーは、前記基礎構造上に配置されたオスインタフェースと、及び前記出張り上に配置されたメスインタフェースとを有し、これによって、前記基礎構造に前記出張りを固定する。
別の好ましい実施形態によると、当該アセンブリーは、さらに、前記保持プレート上に設けられたオスインタフェースと、及び前記出張り上に配置されたメスインタフェースとを有し、これによって、前記基礎構造に前記出張りを固定する。
別の好ましい実施形態によると、前記オスインタフェース及び前記メスインタフェースは、ねじのピッチである。
別の好ましい実施形態によると、前記メスインタフェースは、その厚みの範囲内において、前記出張りの中心軸と平行で前記出張りの下側面にて開いている通路によって形成される少なくとも1つの空洞と、及び前記上側面と反対側にて、前記第1の通路と交わる向きを有し、差し込み式嵌め合いで前記保持プレートをロックするために用いられる非貫通溝とを有する。
別の好ましい実施形態によると、前記メスインタフェースは、その厚みの範囲内において、前記出張りの中心軸と平行で前記出張りの上側面にて開いている通路によって形成される少なくとも1つの空洞と、及び前記下側面と反対側にて、前記第1の通路と交わる向きを有し、差し込み式嵌め合いで前記保持プレートをロックするために用いられる非貫通溝とを有する。
別の好ましい実施形態によると、当該保持アセンブリーは、さらに、前記保持プレートに設けられた歯と連係するバランスコックに設けられた歯車を有する調整手段を有し、前記歯車には、工具が当該歯車を回転させられるように溝が設けられており、これによって、前記保持プレートを回転させることができる。
別の好ましい実施形態によると、当該保持アセンブリーは、さらに、前記バランスコックに設けられた第1のノッチと、及び前記保持プレートに配置された第2のノッチとを有する調整手段を有し、前記第1のノッチ及び前記第2のノッチは、前記第1のノッチ及び前記第2ノッチに挿入された工具によって、前記バランスコックに対して前記保持プレートを回転させることができる。
例としてのみ与えられる添付図面に示した本発明の少なくとも1つの実施形態(これに制限されない)の下記の詳細な説明を読むことで、本発明の目的、利点及び特徴をより明確に理解できるであろう。
本発明に係る保持アセンブリーの第1の実施形態の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1の実施形態の図を示す。 図3a〜3cは、本発明に係る保持アセンブリーの第1の実施形態の第1の手法の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1の実施形態の第2の手法の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1の実施形態の第2の手法の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第2の実施形態の図を示す。 図7a、7bは、本発明に係る保持アセンブリーの第2の実施形態の第1の手法の図を示す。 図8a〜8cは、本発明に係る保持アセンブリーの第2の実施形態の第2の手法の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第2の実施形態の第2の手法の変種の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1及び第2の実施形態の第1の変種の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1及び第2の実施形態の第1の変種の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1及び第2の実施形態の第2の変種の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの第1及び第2の実施形態の代替実施形態の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの実施形態の第3の変種の図を示す。 図15a、15bは、本発明に係る保持アセンブリーの実施形態の別の変種の図を示す。 図16a、16bは、本発明に係る保持アセンブリーの実施形態の別の変種の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの実施形態の第3の変種の図を示す。 本発明に係る保持アセンブリーの実施形態の第3の変種の図を示す。 図19a、19bは、本発明に係る保持アセンブリーの実施形態の別の変種の図を示す。
本発明は、大まかには、バランスばねスタッドのより単純な組み立て/分解を可能にする計時器用バランスばねを保持ないし支持するアセンブリーを提供するというアイデアから生じたものである。
図1に示す第1の実施形態において、第1の実施形態に係る計時器用バランスばねを保持ないし支持するアセンブリー1の概略図を示している。この保持アセンブリー1は、バランスコック5に取り付けられるように構成するスタッドホルダー3を有する。このバランスコック5は、「基礎構造」とも呼ばれる。このバランスコック5は、長手方向の軸Dを有する。この保持アセンブリー1は、さらに、バランスばねの1巻きのコイルに取り付けられるバランスばねスタッド9を有する。スタッドホルダー3は、バランスばねスタッド9をバランスコック5に固定するために用いられる。
図1及び2に示すこの第1の実施形態では、スタッドホルダー3は、保持プレート32によって形成されている。バランスコック5は、隆起部が形成された出張り31を有する。この保持プレート32は、開口34によって穴が開いたプレートである。保持プレート32は、さらに、開口34を第1の開口34aと第2の開口34bに隔てている変形可能なバー35を有する。
第1の開口34aは、開口のうちの最大の部分であり、出張り31と連係するように構成している。このことは、出張り31が第1の開口34aに挿入されることを意味する。第2の開口34bは、スタッド9のために用いられる。実際に、スタッド9が第2の開口34b内に挿入される。
好ましいことに、本発明によると、出張り31及び第1の開口34aは、保持プレート32が出張り31に対して回転すると、変形可能なバー35に作用することができるような形を有する。このようにバーが変形することによって、第2の開口34bを縮小させて、これによって、スタッドをクランプすることができる。
図3a、3b及び3cに示す第1の手法では、第1の部分34aが完全な円形であり、第2の部分34bが曲がった溝の形態であるように構成する。この第1の手法では、出張り31は、断面が一定ではない部分の形態である。より具体的には、出張り31は、中心軸Cを有する実質的に環状の部分となるように作られ、これにおいて、ある領域において、円の中心と出張り31の端の間の距離が、他の領域よりも大きい。図3aに示すように、この領域によって、別領域が設けられる。
この別領域は、スタッド9をクランプするために用いられる。実際に、出張り31に対して保持プレート32を回転させることによって、出張り31の別領域が、変形可能なバー35と接触し始める。第1の開口34aが環状であることを考えると、出張り31の別領域は、変形可能なバー35に対して応力をはたらかせる。この応力は、バー35を変形し、これによって、第2の開口34bが縮小する。この縮小は、スタッド9に応力を与え、スタッドをクランプする。
プレート32をコック5にマウントし、保持プレート32の第1の開口34aに出張り31を挿入することによって組み立てを行う。保持プレート32は、恒久的な角位置にマウントすることができ、また、恒久的な角位置にマウントしないことができる。保持プレート32が外れることを防ぐために、出張り31に周部溝を設けることができる。保持プレート32が恒久的な角位置にマウントされる場合には、保持プレート32は、時計回り又は反時計回りの特定の角度回転する。これによって、別領域が変形可能なバー35に接しなくなる。このようにして、この別領域によって与えられる応力はなくなり、図3bに示すように、第2の開口34bは、元の大きさに戻る。
そして、スタッド9が第2の開口34b内に配置され、保持プレート32が出張り31に対して回転し、図3cに示すように、第2の開口34bを縮小し、保持プレート32にスタッド9をクランプする。
出張り31は、突出部を備える環状の部分又は卵形の部分として構成することができる。
図4及び5に示す第2の手法では、第1の開口34aが楕円状であり、第2の開口34bが曲がった溝の形態であるように構成する。このように楕円状であることによって、楕円状の出張り31を得ることができる。この楕円は、焦点どうしを通り抜ける主軸(焦点軸と呼ばれる)と、及び焦点軸に垂直でこの楕円の2つの焦点によって形成される線分の中心を通り抜ける副軸とを有する。この第2の手法では、図4に示すように、出張り31は、第1の開口34aの断面と同一の断面を有する部分の形態である。
しかし、出張り31は、その主軸が、図4に示すように、コック5の長手方向の軸と平行に延びるように構成する。このような状況で、保持プレート32の組み立て時に、出張り31が第1の開口34a内に挿入される。その結果、保持プレート32は、コック5の長手方向の軸とのアライメント位置に対して角度的にずれている位置にある。なぜなら、プレート32とコック5が完全にアライメント状態である場合、同じ形を有する出張り31とプレート32の第1の開口34aとは一致しておらず、角度的にずれているからである。
第2の開口34bに挿入されたスタッド9をクランプするために保持プレート32が回転されると、2つの極の一方、すなわち、出張り31の中心から最も遠い2つの領域の一方が、変形可能なバー35と接触し始める。そして、変形可能なバー35は、出張り31から応力を受け、これによって、バー35が変形する。このバー35の変形によって、第2の開口34bの縮小をもたらし、したがって、図5に示すようにスタッド9をクランプするようなスタッド9に対する応力が出現する。
図6に示す第2の実施形態では、スタッドホルダー3は保持プレート302及び出張り301によって構成する。ここで、保持プレートとコックは、開口304が設けられた単一の部品を形成している。出張り301は、ここで、保持プレートと連係する自由な部品である。
保持プレート302は、さらに、開口304を第1の開口304aと第2の開口304bに隔てる変形可能なバー305を有する。第1の開口304bは、開口のうちの最大の部分であり、出張り301と連係するように構成する。このことは、出張り301が第1の開口304aに挿入されることを意味する。第2の開口304bは、スタッド9のために用いられる。実際に、スタッド9は、第2の開口304bに挿入される。
好ましいことに、本発明によると、出張り302及び第1の開口304aは、出張り302が保持プレートに対して回転するときに、変形可能なバー305に作用することができるような形を有する。このようにバーが変形することによって、第2の開口34bを縮小させ、これによって、スタッド9をクランプすることができる。
図7a及び7bに示す第1の手法では、第1の開口304aが完全な円形を有し、第2の部分304bが曲がった溝の形態であるように構成する。この第1の手法では、出張り301は、一定ではない断面を有する部分の形態である。より具体的には、出張り301は、実質的に環状の部分の形態であって、別領域を提供する円の中心と出張り301の端の間の距離が他の領域よりも大きいような1つの領域を有するように作られる。
この別領域は、スタッド9をクランプするために用いられる。実際に、保持プレート302に対して出張り301を回転させることによって、出張り301の別領域は、変形可能なバー305と接触し始める。第1の開口304aが環状であることを考えると、出張り301の別領域は、変形可能なバー305に対して応力をはたらかせる。このようにして、この応力は、第2の開口340bを縮小させるようにバー305を変形させる。この縮小によって、スタッド9に応力を及ぼして、スタッドをクランプする。
コック5に出張り301をマウントし、これを保持プレート302の第1の開口304aに挿入することによって、組み立てを行うことができる。出張り301を恒久的な角位置にマウントすることができ、また、恒久的な角位置にマウントしないこともできる。出張り301が恒久的な角位置にマウントされる場合、出張り301を時計回り又は反時計回りの特定の角度回転させる。これによって、別領域は、変形可能なバー305に接しなくなる。このように、この別領域によって与えられる応力がなくなり、第2の開口304bはその元の大きさに戻る。これによって、スタッド9を組み立てることができる。
そして、スタッド9が第2の開口304b内に配置され、出張り301が保持プレート302に対して回転され、これによって、第2の開口304bを構成し、保持プレート302にスタッド9をクランプする。
出張り301は、突出部又は卵形の部分を備える環状の部分として、構成することができる。
第2の開口304b内でスタッド9を滑らせることによって、スタッド9の角位置を調整することができる。
図8a、8b及び8cに示す第1の手法では、第1の開口304aが完全な卵形であり、第2の部分304bが曲がった溝の形態であるように構成する。この卵形によって、xy平面における外法が異なるような出張り301を得ることができる。出張り301の長さは、その幅よりも大きい。この第2の手法では、出張り301は、第1の開口の断面と同じ断面の部分の形態である。
しかし、第1の開口304aは、その長さがコック5の長手方向の軸と垂直に延びるように構成する。結果的に、保持プレート302の組み立て時に、出張り301が第1の開口304a内に挿入される。その結果、出張り301の長手方向の軸は、コック5の長手方向の軸とのアライメント位置に対して角度的にずれている位置にある。
第2の開口に挿入されたスタッドをクランプするために保持プレート301が回転されるとき、2つの極の一方、すなわち、出張り301の中心から最も遠い2つの領域の一方が、変形可能なバー305と接触し始める。そして、変形可能なバー305は、出張り301からの応力を受け、バーの変形をもたらす。この変形は、第2の開口34bを縮小させ、したがって、スタッド9に対する応力を発生させ、スタッドをクランプする。
図9に示す変種では、保持プレート302は、コック5に固定されるプレートである。また、コック5には、保持プレート302の第1の開口304aと同じ形の貫通穴又は非貫通穴500が設けられている。保持プレート302がコック5に固定されている場合、2つの開口304a、500の位置が合っている。この変種によって、好ましいことに、保持プレートの角位置をコックの角位置に対して変更することができ、これによって、スタッドのより良い位置合わせが可能になる。
保持プレート302に対して出張り301を又は出張り31に対して保持プレート32を、回転可能にマウントするために、オスインタフェース700及びメスインタフェース702が設けられる。オスインタフェース700及びメスインタフェース702どうしは、回転運動によって可動部をコック5にマウントするように互いに連係する。
第1の代替実施形態によると、この回転可能なマウントは、差し込み式嵌め合い(bayonet fitting)で行われる。図13の場合には、出張り31はコック5から延び、保持プレート32は出張り31にマウントされる。メスインタフェース702は、出張り31に設けられる。このメスインタフェース702は、出張り31の厚みの範囲内に設けられた少なくとも1つの空洞702aからなる。この空洞702aは、通路702bによって形成される。この通路702bは、出張り31の中心軸と平行であり、出張り31の下側面で開いており、第1の凹部と交わる向きを有し、上側面31aの反対側に非貫通溝702cが設けられている。溝702cは、保持プレート32の差し込み式ロックのために用いられる。
第1の開口34aに隣接して位置するオスインタフェース700は、少なくとも1つの突出部701からなる。この突出部701は、第1の開口34aの端に隣接して位置する。突出部701は、出張りのメスインタフェース702と連係するように構成する。
保持プレート32は、保持プレート32の突出部701を出張り31の通路702bに挿入することができるように、出張り31にマウントされる。このようにして、出張り31を第1の開口34aに挿入することができる。出張り31が当接位置に到達するときには、湾曲アームが溝702cに面しているはずである。結果的に、突出部を溝に挿入し、出張りをコックに固定するために、回転運動が行われる。
第2の代替実施形態によると、回転可能なマウントは、ねじマウントである。これを達成するために、メスインタフェースとオスインタフェースは両方ともねじ山からなる。
図10及び11に示す2つの実施形態の第1の変種では、出張り31、301は、その下側面31a、301aに凹部400が設けられている。この凹部は、緩衝システム402を挿入するためのものである。緩衝システム402は、伝統的な形態であることができる。すなわち、ジュエル穴及び受け石が配置されたセッティングや単一のジュエル404の形態であることができる。この単一の石404には、バランススタッフと連係する凹部が設けられており、弾性リング406によって凹部400に圧入することができる。また、緩衝システムは、弾性アームを備えるディスクの形態であることができる。この変種によって、スタッドと、緩衝システムと連係するバランススタッフピボットとの間の中心合わせが可能になる。この変種は、出張り301がそれ自体緩衝システムであるように構成することによって、さらに発展させることができる。この緩衝システムは、ジュエル穴及び受け石が配置されたセッティングの形態である。
出張り301が緩衝システム402を備える自由な部品であるような、図12に示す第2の変種では、出張り301は、高さ調整されてマウントされる。これを達成するために、第1の開口304aにねじ山600が設けられており、この中に出張り301が挿入される。そして、出張り301は、その外壁301bに、保持プレート302のねじ山600と連係するねじ山602を有する。このようにして、出張りに対してより多く又はより少なく回転させることによって、緩衝システムの高さ位置を調整することができる。したがって、スタッドをマウントすることの予備ステップは、保持プレートの第1の開口内に出張りが挿入され、次に、これが回転され、緩衝システムの高さを調整する。次のステップは、スタッドを適所にセットしクランプするステップである。
第1及び第2の実施形態の第3の変種では、調整手段800は、保持プレートの角度調整のために備えられ、スタッドを固くクランプし続けつつ、コックに対する保持プレートの角位置を変更する。
出張り301が基礎構造に付加される部分であり保持プレート302がコック5に固定されているような、第2の実施形態の場合には、調整手段800は、図14に示すように、コックに対向する側の保持プレートの面上に配置されている係合手段801と、及び保持プレートに対向する側のコックの面上に設けられた複数の受容体802とを有する。例えば、係合手段801は、コックに対向する側の保持プレートの面から出る少なくとも1つのチューブ803を有し、複数の受容体802には、チューブを挿入することができる複数の穴が設けられている。複数のチューブ803を有することによって、チューブ803の1つが壊れても保持が維持されることが確実になる。
好ましくは、複数のチューブ及び複数の穴は、環状に構成する。この構成は、コックに対する保持プレート32の角位置を変え、この角位置にロックすることを可能にするという利点を有する。角位置が定められロックされると、スタッドを適所にセットし、スタッドを保持プレートにクランプするステップを行うことができる。
結果的に、出張りが付加部分であるので、スタッドをクランプするには、単に、出張りを第1の保持プレートの開口及びコックの開口内に挿入し、次に、保持プレートの変形可能なバーに作用させるだけでよい。
図17に示す第1の実施形態の場合には、角度調整手段800が設けられる。この調整手段800は、バランスコック5上に配置された歯車810を有する。この歯車810は、アーバーにマウントされる。歯車810は、保持プレートに設けられた歯812と連係するように構成する。より具体的には、歯812は、保持プレート32の外壁32aに設けられている。
車810は、溝814を有し、これによって、平坦な頭を有するマイナスのねじ回しのような工具を用いて歯車810に作用させることができる。
したがって、スタッド9の角位置を変更するために、人によって、歯車の溝814にねじ回しの平坦な頭を係合させ、歯車810を回転させる。歯車810は、保持プレート32の歯812と噛み合い、その結果、歯812を回転させる。
図18に示すように、調整手段800が、保持プレート32に設けられた第2のノッチ822と、及びバランスコック5に設けられた第1のノッチ820とを有するように構成することができる。これらのノッチ820、822どうしは、互いに向き合うように位置する。これによって、これら両方のノッチに、ねじ回しの平坦な頭を配置することができる。この構成によって、ねじ回し824を自転させることによって保持プレート32を回転させることができる。このようにして、単純で低コストな保持プレートの角度調整手段を達成することができる。
さらに、別の変種において、出張り31及び保持プレート32、又は保持プレート302及び出張り301が、コック5の下側面に、すなわち、ばね仕掛けバランスに対向する側に位置する面に、設けられる。
図15a、15b、16a、16bに示す別の変種において、図15a、15bに示す保持プレート32又は図16a、16bに示すバランスコック5の開口34、304は、一端が開口34、304の壁に接続され他端が自由端であるような変形可能なアーム35a、305aによって、第1の開口と第2の開口に隔てられている。また、開口34、304の壁は、拡張部35b、305bを有する。これは、いずれの形であってもよい。この拡張部によって、スタッドの組み立て時に、弾性アーム35a、305aが、第2の開口34b’、304b’の壁に対して及び拡張部35b、305bの壁に対して、スタッドを押して、図15b及び16bに示すように、スタッドをロックすることができる。
これに関連して、図19a及び19bに示すように、変形可能なアーム35aが、バンプないし隆起部35a’を有するような変種を提供することができる。このバンプないし隆起部は、出張り31と連係する。実際に、巧妙なことに、出張り31は概して環状であるが平坦な部分31aを有する。そして、弾性アーム35aは、平坦な部分に対向しているときにアーム35aがリリースされて、これによって、スタッドをその平坦な部分に容易に配置することができるように構成する。保持プレート32がスタッド9をロックするために回転させられる場合、弾性アーム35aのバンプは、出張り31の壁に接し続け、これによって、平坦な部分と周の残りの部分との間の出張り31の厚みが変化することによって、弾性アーム35aに対して応力がはたらく。この応力が弾性アームを開口34、304の壁に近い方に動かすように意図されている。このようにして、スタッドは、弾性アームによって適所に保持される。保持プレート32の角位置をロックするために、出張り31にノッチ31bを設けるように構成することができる。この構成では、スタッドホルダーの角位置を見るためのマーキングとしてバンプを用いることができる。
添付の請求の範囲によって定められる本発明の範囲から逸脱せずに、上記の本発明の様々な実施形態に対して、当業者に明らかな様々な変更及び/又は改善及び/又は組み合わせを行うことができることは明らかであろう。
また、保持プレートに2つの横長の穴を設けることによって、コック上の保持プレートの角度調整を行うことができる。これらの2つの横長の穴によって、回転自由度を許容しつつ、保持プレートをコックに固定することができる。好ましくは、この横長の穴は、保持プレートを出張りのまわりで回転させることができるように設けられる。
図19a及び19bに示すように、保持プレート32には、その周部に少なくとも1つのノッチ32aを設けることができる。このノッチによって、保持プレートを回転させるためのねじ回しやピンセットのような工具を単純に用いることができる。ピンセットを使用する場合には、2つの直径的に反対側のノッチを設けることができる。
同様に、衝撃があった場合にスタッドホルダーを保持するために、Z方向における止めメンバーとして、ショックアブソーバーとしてはたらく出張り301を用いることができる。
1 アセンブリー
3 スタッドホルダー
5 バランスコック
9 バランスばねスタッド
31 出張り
32 保持プレート
35、305 変形可能なアーム
301 出張り
302 保持プレート
400 凹部
402 緩衝システム
500 穴
700 オスインタフェース
702 メスインタフェース
800 調整手段
810 歯車
812 歯
814 溝
820 第1のノッチ
822 第2のノッチ
824 工具
31、301 出張り
35、305 変形可能なアーム
34a、304a 第1の開口
34b、304b 第2の開口

Claims (18)

  1. 計時器用バランスばねを保持ないし支持するアセンブリー(1)であって、
    バランスばねスタッド(9)及びスタッドホルダー(3)を有し、
    前記スタッドホルダーは、長手方向の軸に沿って延びる上側面及び下側面を有する基礎構造(5)を有し、
    前記基礎構造は、隆起部を形成する前記面の1つからの出張り(31)を有し、
    当該アセンブリーは、さらに、変形可能なアーム(35)によって互いに隔てられている第1の開口(34a)と第2の開口(34b)を有する保持プレート(32)を有し、
    前記スタッドは、第2の開口に係合し、
    前記第1の開口は、前記出張りと連係するように構成し、
    前記出張りの断面は、前記保持プレートの回転によって前記変形可能なアームが変形して、前記第2の開口が縮小し、前記スタッドがクランプされる
    ことを特徴とする保持アセンブリー。
  2. バランスばねスタッド(9)及びスタッドホルダー(3)を有する計時器用バランスばねを保持ないし支持するためのアセンブリー(1)であって、
    前記スタッドホルダーは、長手方向の軸に沿って延びる上側面及び下側面を有し、第1の開口(304a)が設けられている基礎構造(5)を有し、
    前記基礎構造は、変形可能なアーム(305)によって前記第1の開口から隔てられている第2の開口(304b)を有し、
    前記スタッドは、前記第2の開口に係合し、
    当該アセンブリーは、さらに、前記第1の開口と連係するように構成する出張り(301)を有し、
    前記出張りの断面は、当該出張りの回転によって前記変形可能なアームが変形し、前記第2の開口を縮小させて、前記スタッドをクランプする
    ことを特徴とする保持アセンブリー。
  3. バランスばねスタッド(9)及びスタッドホルダー(3)を有する計時器用バランスばねを保持ないし支持するためのアセンブリー(1)であって、
    前記スタッドホルダーは、長手方向の軸に沿って延びる上側面と下側面を有し、穴(500)が設けられている基礎構造(5)を有し、
    前記基礎構造は、変形可能なアームによって互いに隔てられている第1の開口(304a)と第2の開口(304b)が設けられている保持プレート(302)を有し、
    前記スタッドは、前記第2の開口(304b)に係合し、
    当該アセンブリーは、さらに、前記第1の開口と前記穴(500)と連係するように構成する出張り(301)を有し、これによって、前記保持プレートが前記基礎構造に固定されることが可能になり、
    前記出張りの断面は、当該出張りの回転によって前記変形可能なアームが変形し、これによって、前記第2の開口を縮小させて、前記スタッドをクランプするような形を有する
    ことを特徴とする保持アセンブリー。
  4. 前記第1の開口(34a、304a)は、環状であり、
    前記出張り(31、301)は、円筒状の部分の形態であり、
    その外壁の少なくとも1つの領域には、前記変形可能なアーム(35、305)に対して応力を与える隆起部が設けられており、これによって、前記第2の開口(34b、304b)の大きさを縮小させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の保持アセンブリー。
  5. 前記第1の開口(34a、304a)及び前記出張り(31、301)は、楕円状であり、
    前記出張りの主軸は、前記変形可能なアーム(35、305)に対して応力を与えるために、前記基礎構造の長手方向の軸に対して角度的にずれており、これによって、前記第2の開口(34b、304b)の大きさを縮小させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持アセンブリー。
  6. 前記第1の開口(304a)及び前記出張り(301)は、楕円状であり、
    前記第1の開口の主軸は、前記変形可能なアーム(305)に対して応力を与えるために、前記基礎構造の長手方向の軸に対して角度的にずれており、これによって、前記第2の開口の大きさを縮小させる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の保持アセンブリー。
  7. 前記基礎構造には、凹部(400)が設けられており、この凹部(400)に、緩衝システム(402)が配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持アセンブリー。
  8. 前記基礎構造には、凹部(400)が設けられており、前記凹部(400)は、当該凹部の中心軸が前記出張り(31)の軸と一致するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持アセンブリー。
  9. 前記出張り(301)には、凹部(400)が設けられており、この凹部(400)に、緩衝システム(402)が配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の保持アセンブリー。
  10. 前記基礎構造に設けられた穴(500)は、非貫通穴であり、
    前記基礎構造は、中心軸が前記出張り(31)の軸と一致するように位置する凹部(400)を有し、
    この凹部に、緩衝システム(402)が配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載の保持アセンブリー。
  11. 当該アセンブリーは、さらに、前記保持プレート(32)に設けられたオスインタフェース(700)と、及び前記出張り(31)上に配置されたメスインタフェース(702)とを有し、これによって、前記出張りに前記保持プレートを固定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持アセンブリー。
  12. 当該アセンブリーは、前記基礎構造上に配置されたオスインタフェース(700)と、及び前記出張り(301)上に配置されたメスインタフェース(702)とを有し、これによって、前記基礎構造に前記出張りを固定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の保持アセンブリー。
  13. 当該アセンブリーは、さらに、前記保持プレート(302)上に設けられたオスインタフェース(700)と、及び前記出張り(301)上に配置されたメスインタフェース(702)とを有し、これによって、前記基礎構造に前記出張りを固定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の保持アセンブリー。
  14. 前記オスインタフェース(700)及び前記メスインタフェース(702)は、ねじのピッチである
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の保持アセンブリー。
  15. 前記メスインタフェース(702)は、その厚みの範囲内において、前記出張り(31)の中心軸と平行で前記出張りの下側面にて開いている通路によって形成される少なくとも1つの空洞と、及び前記上側面と反対側にて、前記通路と交わる向きを有し、差し込み式嵌め合いで前記保持プレートをロックするために用いられる非貫通溝とを有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の保持アセンブリー。
  16. 前記メスインタフェース(702)は、その厚みの範囲内において、前記出張り(31)の中心軸と平行で前記出張りの上側面にて開いている通路によって形成される少なくとも1つの空洞と、及び
    前記下側面と反対側にて、前記通路と交わる向きを有し、差し込み式嵌め合いで前記保持プレートをロックするために用いられる非貫通溝とを有する
    ことを特徴とする請求項12に記載の保持アセンブリー。
  17. 当該保持アセンブリーは、さらに、前記保持プレートに設けられた歯(812)と連係する前記基礎構造であるバランスコック(5)に設けられた歯車(810)を有する調整手段(800)を有し、
    前記歯車(810)には、工具が当該歯車(810)を回転させられるように溝(814)が設けられており、これによって、前記保持プレートを回転させることができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持アセンブリー。
  18. 当該保持アセンブリーは、さらに、前記基礎構造であるバランスコック(5)に設けられた第1のノッチ(820)と、及び前記保持プレートに配置された第2のノッチ(822)とを有する調整手段(800)を有し、
    前記第1のノッチ及び前記第2のノッチは、前記第1のノッチ及び前記第2ノッチに挿入された工具(824)によって、前記バランスコックに対して前記保持プレートを回転させることができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の保持アセンブリー。
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