JP6146654B2 - 画像が形成された媒体および媒体の確認方法 - Google Patents
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Description
図1は、基材11上に画像12が形成された媒体10の一例を示す平面図であり、図2は、図1に示す媒体10の画像12を拡大して示す平面図である。媒体10は、例えば、商品券などの有価証券として構成されている。なお本実施の形態において、画像とは、特定の情報を示すまたは特定の情報を意味するものに限られることはない。例えば画像とは、図形、文字、模様、パターン、記号、柄、マーク、色彩等を広く含む概念である。
次に、各領域21,22,26,27の具体的な構成について説明する。はじめに図3を参照して、第1絵柄領域21の構成について説明する。図3は、図2の画像12の第1絵柄領域21を拡大して示す平面図である。
次に、各サブ画素P,Y,Mの具体的な構成について、図7(a)(b)(c)を参照して説明する。図7(a)に示すように、第1サブ画素Pは、基材11上に設けられた第1インク33を含む領域として定義される。また図7(b)に示すように、第2サブ画素Yは、基材11上に設けられた第2インク35を含む領域として定義される。また図7(c)に示すように、第3サブ画素Mは、基材11上に設けられた色相変化インク31を含む領域として定義される。なお図7(a)(b)(c)に示す例においては、各サブ画素P,Y,Mを構成する各インク33,35,31が互いに接しないよう設けられている例を示したが、これに限られることはなく、各サブ画素P,Y,Mを構成する各インク33,35,31が互いに接していてもよい。
なお後述するように、第1絵柄領域21および第1背景領域22は、特定の光が照射されたときに同色の領域として視認されるよう、構成されている。同様に、第2絵柄領域26および第2背景領域27も、特定の光が照射されたときに同色の領域として視認されるよう、構成されている。絵柄領域と背景領域とを同色の領域として視認させるためには、絵柄領域と背景領域との間の境界が気づかれにくくなっていることが好ましい。この観点からは、各サブ画素P,Y,Mを構成する各インク33,35,31が互いに接しないよう設けられていることが有利である。
次に、各サブ画素P,Y,Mを構成するインク33,35,31について説明する。第1インク33および色相変化インク31は、上述の第1白色光が照射されたときには同色のものとして視認され、上述の第2白色光が照射されたときには異色のものとして視認されるよう、構成されている。すなわち第1インク33および色相変化インク31は、メタメリックペアインクの関係にある。また第2インク35および色相変化インク31は、上述の第1白色光が照射されたときには異色のものとして視認され、上述の第2白色光が照射されたときには同色のものとして視認されるよう、構成されている。すなわち第2インク35および色相変化インク31も、メタメリックペアインクの関係にある。
(1)ベースラインの高さh0の0.5倍以上の深さdを有していること。
(2)50nm以下の半値幅wを有していること。
なお、負のピーク32bのベースライン32eを決定する方法が特に限られることはなく、スペクトル解析における一般的な手法が用いられる。例えば、負のピーク32bの波長よりも長波長側の波長域における反射の最大値、および、負のピーク32bの波長よりも短波長側の波長域における反射の最大値を結ぶ線がベースライン32eとして描かれる。また、ベースライン32eを決定する際に解析対象となる波長範囲が制限されてもよい。例えば、負のピーク32bの波長から長波長側にsnm広がる範囲内における反射の最大値、および、負のピーク32bの波長から短波長側snm広がる範囲内における反射の最大値を結ぶ線がベースライン32eとして描かれてもよい。sの値は、求められる色相変化の程度などに応じて適宜定められるが、例えば50となっている。
上述のように、第1白色光の第1発光スペクトル41は、緑色波長域に存在する急峻な第2ピーク41bを有している。従って、第1白色光が色相変化インク31に照射された場合、色相変化インク31によって反射される前後で、第1白色光に含まれる緑色成分の強度が大きく低下し、この結果、第1白色光の色相が大きく変化する。具体的には、反射の前後で第1白色光の色相が白色から桃色に変化する。以下の説明において、色相変化インク31を含む領域に対して第1白色光が照射されたときに現れる色相のことを桃色Pmとも称する。
一方、第2白色光の第2発光スペクトル42の第2ピーク42bは、緑色波長域および赤色波長域にわたって連続的に広がっている。すなわち、第2発光スペクトル42の第2ピーク42bの幅は、色相変化インク31の負のピーク32bの幅よりも十分に広くなっている。このため、第2白色光が色相変化インク31に照射され、これによって色相変化インク31の負のピーク32bの分だけ第2白色光に含まれる緑色成分の強度が低下したとしても、色相変化インク31の負のピーク32bが第2白色光の色相に与える影響は、第1白色光の場合に比べて小さい。この結果、色相変化インク31による反射の前後で、第2白色光の色相は例えば白色から黄色に変化する。以下の説明において、色相変化インク31を含む領域に対して第2白色光が照射されたときに現れる色相のことを黄色Ymとも称する。
例えば、桃色を示すインクとしては、DICグラフィックス社製の「UV BF D―330 ピンクW」や、「NS D−330 ピンク」を挙げることができる。前者は、UV硬化タイプのインクであり、後者は、酸化重合タイプのインクである。その他にも、桃色を示すインクとして、同社製の「UV BF SG20 紅赤」や「NS AZ 20 紅赤」を用いることもできる。
また、黄色を示すインクとしては、DICグラフィックス社製の「UV BF AZ D−540 イエロー」や、「NS D−540 イエロー」を挙げることができる。前者は、UV硬化タイプのインクであり、後者は、酸化重合タイプのインクである。その他にも、黄色を示すインクとして、同社製の「UV BF SG 24 赤黄」を用いることもできる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用および効果について説明する。はじめに図14乃至図16を参照して、第1白色光または第2白色光が照射されたときの各領域21,22,26,27の色相について説明する。図14は、各領域21,22,26,27の色相の色度座標を示すxy色度図である。
はじめに、第1発光スペクトル41を有する第1白色光が照射されたときの各領域21,22,26,27の色相について説明する。図15(a)(b)(c)(d)は、第1白色光が照射されたときの、各領域21,22,26,27の基本画素21a,22a,26a,27aを構成する各サブ画素の色相をそれぞれ示す図である。
次に、第2発光スペクトル42を有する第2白色光が照射されたときの各領域21,22,26,27の色相について説明する。図16(a)(b)(c)(d)は、第2白色光が照射されたときの、各領域21,22,26,27の基本画素21a,22a,26a,27aを構成する各サブ画素の色相をそれぞれ示す図である。
なお上述のように、黄色Ym、黄色Y1および黄色Y2の間での色相は互いにわずかに相違していることがあり、また桃色Pm、桃色P1および桃色P2の間での色相も、互いにわずかに相違していることがある。従って、第1ベクトルV1および第2ベクトルV2は、厳密には平行になっていないことも考えられる。従って本実施の形態において、平行とは、黄色Ym、黄色Y1および黄色Y2の色相の相違、並びに、桃色Pm、桃色P1および桃色P2の色相の相違に起因する微差の範囲内で、第1ベクトルV1および第2ベクトルV2が互いにほぼ平行に延びていることを意味している。
次に図17および図18を参照して、媒体10から構成された有価証券が正規のものであるかどうかを確認する方法について説明する。図17は、第1白色光が照射されたときの画像12を示す平面図であり、図18は、第2白色光が照射されたときの画像12を示す平面図である。
はじめに、第1発光スペクトル41を有する第1白色光を媒体10に照射する。この場合、複数の基本画素21aから構成された第1絵柄領域21は、第1色の領域として、ここでは橙色領域P1Y3として視認される。一方、第1絵柄領域21の周囲に配置され、複数の基本画素22aから構成された第1背景領域22は、第1色とは異なる第2色の領域として、ここでは桃色領域P4Y0として視認される。この結果、図17に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とが判別され、このため、第1画像領域20に「O」という画像が現れる。
次に、第2発光スペクトル42を有する第2白色光を媒体10に照射する。この場合、第1絵柄領域21は、橙色領域P1Y3として視認される。また、第1絵柄領域21の周囲に配置された第1背景領域22も、橙色領域P1Y3として視認される。このように、第2白色光が照射されたとき、第1絵柄領域21および第1背景領域22は同色の領域として視認される。この結果、図18に示すように、第1絵柄領域21と第1背景領域22とは判別されない。すなわち、第1画像領域20に「O」という画像は現れない。
この結果、第1画像領域20に画像「O」が現れる際の、第1絵柄領域21の色相と第1背景領域22の色相との間の関係が、第2画像領域25に画像「K」が現れる際の、第2絵柄領域26の色相と第2背景領域27の色相との間の関係に類似したものとなる。すなわち、第1画像領域20に現れる画像「O」が媒体10の利用者に与える色の印象と、第2画像領域25に現れる画像「K」が媒体10の利用者に与える色の印象とは、類似したものとなっている。これによって、画像が現れる領域や画像の色相が白色光源の切替に応じて切り替わることを、媒体10の利用者に気付かれにくくすることができる。このことによっても、画像12のパターンの全容が解明されることを抑制することができる。これによって、媒体10により構成される有価証券が偽造されることをさらに抑制することができる。
また、第1画像領域20および第2画像領域25に現れる画像を確認するだけでなく、第1ベクトルV1の向きと第2ベクトルV2の向きとが一致していることをさらに確認することにより、媒体10から構成される有価証券が正規のものであるかどうかの検査の信頼性をより高くすることができる。
なお本実施の形態において、第1白色光を発光する第1白色光源として、三波長形蛍光灯が用いられ、第2白色光を発光する第2白色光源として、白色LEDが用いられる例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、第1白色光源または第2白色光源として、普通形蛍光灯などのその他の白色光源を用いてもよい。参考までに、普通形蛍光灯から発光された白色光の発光スペクトルの例を図10に示す。
11 基材
12 画像
20 第1画像領域
21 第1絵柄領域
22 第1背景領域
25 第2画像領域
26 第2絵柄領域
27 第2背景領域
31 色相変化インク
33 第1インク
35 第2インク
41 第1発光スペクトル
42 第2発光スペクトル
P 第1サブ画素
Y 第2サブ画素
M 第3サブ画素
V1 第1ベクトル
V2 第2ベクトル
Claims (9)
- 基材上に画像が形成された媒体であって、
前記画像は、第1画像領域および第2画像領域を有し、
前記第1画像領域は、第1絵柄領域と、前記第1絵柄領域の周囲に配置された第1背景領域と、を含み、
前記第2画像領域は、第2絵柄領域と、前記第2絵柄領域の周囲に配置された第2背景領域と、を含み、
第1発光スペクトルを有する第1光が照射されたとき、前記第1絵柄領域は、第1色の領域として視認され、前記第1背景領域は、前記第1色とは異なる第2色の領域として視認され、かつ、前記第2絵柄領域および前記第2背景領域は、同色の領域として視認され、
前記第1発光スペクトルとは異なる第2発光スペクトルを有する第2光が照射されたとき、前記第1絵柄領域および前記第1背景領域は、同色の領域として視認され、前記第2絵柄領域は、第3色の領域として視認され、かつ、前記第2背景領域は、前記第3色とは異なる第4色の領域として視認され、
前記第1色、前記第2色、前記第3色および前記第4色をxy色度図において表した場合、前記第1色に対応する色度座標から前記第2色に対応する色度座標に向かう第1ベクトルの向きと、前記第3色に対応する色度座標から前記第4色に対応する色度座標に向かう第2ベクトルの向きとが一致している、媒体。 - 前記第1絵柄領域、前記第1背景領域、前記第2絵柄領域および前記第2背景領域はそれぞれ、前記基材上に設けられた第1インク、第2インクまたは色相変化インクの少なくともいずれか1つを含み、
前記第1インクおよび前記色相変化インクは、前記第1光が照射されたときには同色のものとして視認され、前記第2光が照射されたときには異色のものとして視認される、メタメリックペアインクの関係にあり、
前記第2インクおよび前記色相変化インクは、前記第1光が照射されたときには異色のものとして視認され、前記第2光が照射されたときには同色のものとして視認される、メタメリックペアインクの関係にある、請求項1に記載の媒体。 - 前記色相変化インクは、その反射スペクトルが、ベースラインから下方に凸となっている負のピークであって、ベースラインの高さh0の0.5倍以上の深さを有するとともに50nm以下の半値幅を有する負のピークを含むよう、構成されている、請求項2に記載の媒体。
- 前記第1インクおよび前記第2インクはいずれも、その反射スペクトルがベースラインの高さh0の0.5倍以上の深さを有する負のピークを含まないよう、または、その反射スペクトルが50nm以下の半値幅を有する負のピークを含まないよう、構成されている、請求項3に記載の媒体。
- 前記基材上に設けられた前記第1インクを含む領域を第1サブ画素と定義し、前記基材上に設けられた前記第2インクを含む領域を第2サブ画素と定義し、前記基材上に設けられた色相変化インクを含む領域を第3サブ画素と定義する場合、前記第1絵柄領域、前記第1背景領域、前記第2絵柄領域および前記第2背景領域における、前記第1サブ画素、前記第2サブ画素および前記第3サブ画素の含有比率が、互いに異なっている、請求項2乃至4のいずれか一項に記載の媒体。
- 前記第1サブ画素、前記第2サブ画素および前記第3サブ画素の寸法はいずれも、10μm〜300μmの範囲内となっている、請求項5に記載の媒体。
- 前記第1光は、第1白色光源から発光された第1白色光であり、
前記第2光は、第2白色光源から発光された第2白色光である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の媒体。 - 前記第1白色光源および前記第2白色光源のうちの少なくともいずれか一方は、三波長形蛍光灯または白色LEDから構成されている、請求項7に記載の媒体。
- 基材上に画像が形成された媒体の確認方法において、
前記媒体の前記画像は、第1画像領域および第2画像領域を有し、
前記第1画像領域は、第1絵柄領域と、前記第1絵柄領域の周囲に配置された第1背景領域と、を含み、
前記第2画像領域は、第2絵柄領域と、前記第2絵柄領域の周囲に配置された第2背景領域と、を含み、
第1発光スペクトルを有する第1光が照射されたとき、前記第1絵柄領域は、第1色の領域として視認され、前記第1背景領域は、前記第1色とは異なる第2色の領域として視認され、かつ、前記第2絵柄領域および前記第2背景領域は、同色の領域として視認され、
前記第1発光スペクトルとは異なる第2発光スペクトルを有する第2光が照射されたとき、前記第1絵柄領域および前記第1背景領域は、同色の領域として視認され、前記第2絵柄領域は、第3色の領域として視認され、かつ、前記第2背景領域は、前記第3色とは異なる第4色の領域として視認され、
前記第1色、前記第2色、前記第3色および前記第4色をxy色度図において表した場合、前記第1色に対応する色度座標から前記第2色に対応する色度座標に向かう第1ベクトルの向きと、前記第3色に対応する色度座標から前記第4色に対応する色度座標に向かう第2ベクトルの向きとが一致しており、
前記媒体の確認方法は、
前記媒体を準備する工程と、
第1発光スペクトルを有する第1光を前記媒体に照射して、前記第1画像領域の前記第1絵柄領域と前記第1背景領域とが判別され、かつ、前記第2画像領域の前記第2絵柄領域と前記第2背景領域とが判別されないことを確認する工程と、
第2発光スペクトルを有する第2光を前記媒体に照射して、前記第1画像領域の前記第1絵柄領域と前記第1背景領域とが判別されず、かつ、前記第2画像領域の前記第2絵柄領域と前記第2背景領域とが判別されることを確認する工程と、を備え、
前記第1光を前記媒体に照射したときの、前記第1絵柄領域の色に対応する色度座標から前記第1背景領域の色に対応する色度座標に向かう、xy色度図上の第1ベクトルの向きと、前記第2光を前記媒体に照射したときの、前記第2絵柄領域の色に対応する色度座標から前記第2背景領域の色に対応する色度座標に向かう、xy色度図上の第2ベクトルの向きと、が一致していることを確認する工程をさらに含む、媒体の確認方法。
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