JP6146609B2 - ラベラ - Google Patents

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本発明はラベラに関し、詳しくは容器に筒状のシュリンクラベルを装着するシュリンクラベラ状態と、容器にラベルを貼付するロールラベラ状態とに切り替え可能なラベラに関する。
従来容器にラベルを貼付するラベラとして、容器に筒状のシュリンクラベルを装着するシュリンクラベラ状態と、容器にラベルを貼付するロールラベラ状態とに切り替え可能なラベラが知られている。
このようなラベラとして、回転可能に設けられた回転テーブルと、当該回転テーブルに設けられて容器を載置する支持テーブルと、支持テーブルの上方に設けられるとともに外周面に形成された吸着面でシュリンクラベルを形成するマンドレルと、上記マンドレルで形成されたシュリンクラベルを上記容器に装着させるピッカーと、上記支持テーブルおよびマンドレルを駆動する駆動手段とを備えたものが知られている(特許文献1)。
特にこの特許文献1では、上記マンドレルおよび支持テーブルを一つの駆動手段(サーボモータ)によって駆動しており、マンドレルを回転させるとこれと一体的に上記支持テーブルおよび当該支持テーブル上の容器が回転するような構成となっていた。
特開2011−213377号公報
ここで上記特許文献1では、シュリンクラベラ状態およびロールラベラ状態において、同じラベルの供給位置で上記マンドレルへのシュリンクラベルの供給および容器へのラベルの貼付を行っており、このときこれらマンドレルおよび上記支持テーブルは上記駆動手段によって回転させる必要がある。
一方、例えば胴部が四角柱状の容器にシュリンクラベルを装着する場合、ピッカーと容器とが接触しないように上記支持テーブルによる容器の回転を停止させた状態で、上記ピッカーを下降させる必要がある。
そしてこのシュリンクラベラ状態において円柱状の容器以外にも効率的なラベルの装着を行うことを目的として、上記ラベルの供給位置において、マンドレルを回転させてシュリンクラベルの形成を行いつつ、上記支持テーブル上の容器は停止させて、上記ピッカーによるシュリンクラベルの装着を行うという要請がある。
しかしながら、上記特許文献1の構成では、上記ラベルの供給位置においてマンドレルとともに支持テーブルが回転してしまうことから、容器が回転してしまい円柱状の容器以外ではシュリンクラベルの装着ができず、上述したような効率的なラベリングができないこととなっていた。
このような問題に鑑み、本発明はシュリンクラベラ状態およびロールラベラ状態に兼用可能で、かつ効率的にラベルの装着を行うことが可能なラベラを提供するものである。
すなわち、本発明のラベラは、 容器に筒状のシュリンクラベルを装着するシュリンクラベラ状態と、容器にラベルを貼付するロールラベラ状態とに切り替え可能なラベラであって、
回転可能に設けられた回転テーブルと、当該回転テーブルに設けられて容器を載置する支持テーブルと、支持テーブルの上方に設けられるとともに外周面に形成された吸着面でシュリンクラベルを形成するマンドレルと、上記マンドレルで形成されたシュリンクラベルを上記容器に装着させるピッカーと、上記支持テーブルおよびマンドレルを駆動する駆動手段とを備えたラベラにおいて、
上記支持テーブルは、上記回転テーブルに対して回転可能に設けられるとともに駆動手段の駆動力によって回転する回転部材と、上記容器を載置する載置台と、上記シュリンクラベラ状態では上記回転部材と上記載置台とが一体的に回転しないような非伝達状態とし、上記ロールラベラ状態では上記回転部材と上記載置台とが一体的に回転する伝達状態とする伝達状態切り替え手段とを備えることを特徴としている。
上記発明によれば、一つの駆動手段によってマンドレルと支持テーブルとを駆動する構成であっても、上記伝達状態切り替え手段によって、シュリンクラベラ状態では非伝達状態とすることにより、上記ラベルの供給位置においてマンドレルを回転させつつ、載置台に載置された容器を停止させることができ、上述した効率的なラベルの装着を行うことができる。
一方、ロールラベラ状態では伝達状態とすることにより、マンドレルと共に上記載置台に載置された容器を回転させることができ、容器へのラベルの貼付を行うことが可能となっている。
本実施例にかかるラベラの平面図。 上記ラベラの断面図。 シュリンクラベラ状態での支持テーブルの断面図を示し、(a)は載置台の上昇位置を(b)は載置台の下降位置を示す。 ロールラベラ状態での支持テーブルの断面図を示し、(a)は載置台の上昇位置を(b)は載置台の下降位置を示す。 ピッカーの平面図を示し(a)は閉鎖状態を、(b)は開放状態を示す。 ラベラの作動を説明する作動図。 他の実施例にかかる支持テーブルの断面図を示し、(a)は載置台の上昇位置を(b)は載置台の下降位置を示す。
以下図示実施例について説明すると、図1はペットボトルなどの容器1にラベルを貼付するラベラ2の平面図を示し、回転可能に設けられて容器1を搬送する回転テーブル3と、上記回転テーブル3にラベルを供給するラベル供給手段4と、上記回転テーブル3に容器1を供給する容器供給スターホイール5と、回転テーブル3が排出する容器1を受け取る容器排出スターホイール6とを備えている。
本実施例のラベラ2は、筒状に形成したシュリンクラベルLを容器1に装着するシュリンクラベラ状態と、容器1の側面に直接ラベルを貼着するロールラベラ状態とに切換可能となっており、特に胴部が断面略正方形の四角柱状の容器1に対してラベルの装着や貼着を行うことが可能となっている。
上記回転テーブル3の各位置で行う作業について、その回転方向上流側より説明すると、上記容器供給スターホイール5から容器1を受け取る受取位置Aと、供給された容器1を保持する容器保持位置Bと、上記ラベル供給手段4がラベルの供給を行うラベル供給位置Cと、シュリンクラベラ状態において、形成したシュリンクラベルLの検査を行うシュリンクラベル検査位置Dと、ラベルの装着や貼着が行われた容器1を検査する容器検査位置Eと、保持した容器1を開放する容器開放位置Fと、上記容器排出スターホイール6へと容器1を排出する受け渡し位置Gとが、設定されている。
上記容器供給スターホイール5の上流側には、容器1を一列に搬送する供給コンベヤ7と、該供給コンベヤ7で搬送された容器1を所定間隔に広げた状態で容器供給スターホイール5に供給するスクリュー8とが設けられている。
また上記容器排出スターホイール6の下流側には、該容器排出スターホイール6より容器1を受け取って一列に搬送する排出コンベヤ9が設けられている。
そして、上記供給コンベヤ7は、上記容器供給スターホイール5の外周縁に沿って接線方向に設けられており、また排出コンベヤ9も上記容器排出スターホイール6の外周縁に沿って接線方向に設けられている。
図2に示すように、上記回転テーブル3は、ベース11に固定された中心軸12と、該中心軸12に対して回転する下から順に3枚設けられた第1〜第3プレート13〜15とを備えている。
これら第1〜第3プレート13〜15は上記中心軸12に対して一体的に回転するように連結され、図示しないモータの駆動力で回転するとともに、上記容器供給スターホイール5および容器排出スターホイール6と同期して回転するようになっている。
上記回転テーブル3には、上記容器1を載置する支持テーブル16が上記第1プレート13の外周縁に沿って等間隔に設けられ、各支持テーブル16の上方には、昇降可能に設けられたトップロケータ17と、上記シュリンクラベルLを形成するマンドレル18と、上記支持テーブル16とマンドレル18との間を昇降して上記シュリンクラベルLを容器1に装着するピッカー19とが設けられている。
このうち、上記支持テーブル16およびマンドレル18は第2プレート14に設けられたサーボモータ20によって駆動され、上記第2プレート14および第1プレート13を貫通するように設けられた駆動軸20aの下端および上端には、それぞれ上記支持テーブル16およびマンドレル18に連動する歯車20b、20cが設けられている。
まず上記トップロケータ17について説明すると、図2に示すようにトップロケータ17は上記第2プレート14を上下に貫通するように設けられた昇降軸21の下端部に設けられ、当該昇降軸21は上記第3プレート15に設けられたスライドレール22に沿って昇降するスライド部材23に固定されている。
上記トップロケータ17は、上記昇降軸21に対して回転可能に設けられており、上記容器1の口部に上方から嵌合すると、上記容器1の回転に伴って回転するようになっている。
また上記スライド部材23にはカムフォロア23aが設けられており、第3プレート15の外周に沿って形成された第1カム24に係合することで、上記トップロケータ17を上下に昇降させるようになっている。
上記支持テーブル16は、図3に示すシュリンクラベラ状態と、図4に示すロールラベラ状態とで切り替えて使用するようになっており、詳しくは伝達状態切り替え手段としての第1ボトムロケータBL1もしくは第2ボトムロケータBL2のいずれかを使用するものとなっている。
まず、図3、図4の各状態において共通して使用する構成について説明すると、支持テーブル16は、上記回転テーブル3の第1プレート13を上下に貫通するように設けられた筒状のスリーブ31と、当該スリーブ31に回転可能に軸支された回転部材32とを備えている。
上記スリーブ31は第1プレート13を貫通して上下に突出しており、第1プレート13より上方に突出した部分には、第1プレート13の上面に当接する大径部31aと、当該大径部31aの上部に設けられた小径部31bとが形成されている。
上記回転部材32はスリーブ31に設けられた軸受部材を介して回転可能に設けられており、上記第1プレート13の下部に突出した位置には、上記サーボモータ20の駆動軸20aに設けられた歯車20bに連動する歯車32aが設けられている。
一方、回転部材32の上部には下方に向けて、スリーブ31の小径部31bよりも大径に形成された略円筒状のフランジ部32bが形成されており、また回転部材32の上部中央にはその内周面にねじ部の形成された凹部32cが設けられている。
次に、図3に示すシュリンクラベラ状態で使用する第1ボトムロケータBL1について説明すると、当該第1ボトムロケータBL1は、上記スリーブ31に固定された固定部材33と、上記容器1を載置する載置台34と、これら固定部材33と載置台34との間に弾装されたばね35とから構成されている。
上記固定部材33は、上記スリーブ31に固定される連結部33aと、当該連結部33aの上部に形成されたハウジング部33bと、当該ハウジング部33bの中央から上方に向けて設けられた軸部33cと、当該軸部33cの上部に設けられた皿状の係合部33dとから構成されている。
上記連結部33aは上記スリーブ31の大径部31aよりも大径に形成されて当該大径部31aに嵌合し、ボールプランジャ等の手段によって回転しないように固定されている。
上記ハウジング部33bはその内部に上記回転部材32のフランジ部32bを収容するように形成され、その内部で当該フランジ部32bと接触しないようになっている。
このため、上記サーボモータ20の駆動力により回転部材32が回転しても、当該駆動力は固定部材33および載置台34には伝達されず、上記載置台34が上記回転部材32と一体的に回転しない非伝達状態を維持するようになっている。
また上記軸部33cは上記回転部材32と同軸上に設けられ、当該軸部33cの頂部に設けられた上記係合部33dはこの軸部33cよりも若干大径に形成されている。
そして、上記軸部33cの側面には、当該軸部33cの軸方向に対して傾斜するように設けられたスリット33eが形成されている。
上記載置台34は、その上部で上記容器1を下方から支持する載置部34aと、当該載置部34aの下方に設けられるとともに上記固定部材33の軸部33cに沿って上下に移動する小径部34bと、当該小径部34bの下方に形成された大径部34cと、これら小径部34bと大径部34cとの間に形成された段差部34dとから構成されている。
上記載置部34aの上面には上記容器1が載置されるようになっており、また当該載置部34aの内周面と上記小径部34bの内周面との境界に形成された段差には、上記係合部33dが下方から当接し、これにより載置台34が(a)に示す上昇位置で停止するようになっている。
また(b)に示すように容器1がトップロケータ17によって押圧されて載置台34が下降すると、上記係合部33dが載置台34より上方に突出し、これにより上記係合部33dが容器1の底面に形成された凹部に嵌合して、容器1を上下で保持するようになっている。
上記小径部34bの内周側面には、当該小径部34bを貫通してその先端が上記軸部33cに形成されたスリット33eに挿入されるように設けられたピン34eが設けられている。
このため、上記小径部34bが昇降すると、上記ピン34eがスリット33eに沿って移動し、これにより上記小径部34bごと載置台34が回転するようになっている。
上記ばね35は、上記固定部材33の連結部33aと上記載置台34の段差部34dとの間に弾装されて上記載置台34を常時上方に向けて付勢しており、容器1がトップロケータ17によって押圧されていない状態では、載置台34を(a)に示す上昇位置に保持するようになっている。
また上記段差部34dの底面にはリング状の突起34fが下方に向けて形成され、載置台34が下降すると当該突起34fが上記固定部材33のハウジング部33bの上面に当接して、当該載置台34を(b)に示す下降位置に停止させるようになっている。
次に、図4に示すロールラベラ状態で使用する支持テーブル16の上記第2ボトムロケータBL2について説明する。以下の説明において、上記第1ボトムロケータBL1と共通する部材にはそれぞれ「’」を付けた符号を用いて説明する。
第2ボトムロケータBL2は、上記回転部材32に固定された固定部材33’と、上記容器1を載置する載置台34’と、これら載置台34’と固定部材33’との間に弾装されたばね35’とから構成されている。
上記固定部材33’は、上記回転部材32のフランジ部32bに固定されるハウジング部33a’と、当該ハウジング部33a’の下端部に形成されたフランジ部33b’と、ハウジング部33a’の中央から上方に向けて設けられた軸部33c’と、当該軸部33c’の上部に設けられた皿状の係合部33d’と、ハウジング部33a’の中央から下方に向けて設けられた凸部33e’とから構成されている。
このように、上記固定部材33’は上記回転部材32に固定されるため、上記サーボモータ20の駆動力により回転部材32が回転すると、当該駆動力が固定部材33’を介して載置台34’に伝達され、上記載置台34’が上記回転部材32と一体的に回転する伝達状態とすることができる。
上記ハウジング部33a’は上記回転部材32のフランジ部32bの外周面にボールプランジャ等によって固定され、また上記凸部33e’が上記回転部材32に形成された凹部32cに螺合することで、固定部材33’が回転部材32に固定されるようになっている。
上記載置台34’における載置部34a’の上面には上記容器1が載置され、小径部34b’は固定部材33’の軸部33c’に沿って昇降するようになっている。
また、上記固定部材33’のフランジ33b’と上記載置台34’の段差部34d’との間にばね35’が弾装され、上記載置台34’は常時上方に向けて付勢されている。
これにより、第2ボトムロケータBL2の載置台34’も、上記トップロケータ17によって容器1が上方から押圧されることで、(a)に示す上昇位置から(b)に示す下降位置へと下降するようになっている。
また、上記載置台34’が下降位置に位置した際には、上記固定部材33’に対して回転しないようになっており、例えば固定部材33’の軸部33c’と載置台34’の小径部34b’とにそれぞれキーおよびキー溝を形成したり、上記固定部材33’と載置台34’とにそれぞれ凹凸形状を形成して、載置台34’が下降位置に位置した際に上記凹凸形状が相互に嵌合して、固定部材33’に対して回転しないように保持するようになっている。
上記マンドレル18は第2プレート14を上下に貫通する筒状の部材となっており、当該第2プレート14に対して回転可能に設けられ、その内部を上記トップロケータ17の昇降軸21が摺動可能に貫通している。
上記マンドレル18の外周面には複数の吸着孔を有する吸着面が形成されるとともに、当該吸着面には図示しない吸引手段が接続されてシュリンクラベルLを吸着保持するようになっている。
またマンドレル18の吸着面は上記容器1の胴部と同様、断面略四角形の四角柱状を有しており、その断面寸法は上記容器1の胴部と同等ないし若干大きめに製造され、さらに形成するシュリンクラベルLの上下方向の長さに合わせて製造されている。
そしてマンドレル18における上記第2プレート14の上方に突出した部分には歯車18aが設けられており、当該歯車18aは上記サーボモータ20の駆動軸20aの上端に設けられた歯車20cと連動するようになっている。
ここで、上記サーボモータ20は上述したように上記駆動軸20aを介して上記支持テーブル16の回転部材32も回転させており、すなわち上記マンドレル18は回転部材32と同期して回転するようになっている。
上記マンドレル18にシュリンクラベルLを供給する上記ラベル供給手段4は、図1に示すように上記回転テーブル3における上記ラベル供給位置Cに隣接した位置に設けられている。
そして上記ラベル供給手段4は、図示しない昇降手段によって昇降可能に設けられた昇降ベース41と、当該昇降ベース41に回転可能に設けられた貼り付けドラム42と、昇降ベース41の下面に設けられて上記貼り付けドラム42を駆動するモータ43とから構成されている。
上記貼り付けドラム42の上流側には、詳細には説明しないが、ロール状に巻かれたラベルを引き出して供給するフィードローラーや、ラベルを所定の長さに切断するロータリーカッターが設けられており、上記所定長さに切断されたラベルの表面側が貼り付けドラム42の表面に吸着されるようになっている。
上記昇降ベース41は、上記貼り付けドラム42およびモータ43を一体的に保持しており、図示しない昇降手段によって図2の実線で示す上昇位置に位置すると、上記貼り付けドラム42が上記マンドレル18の高さに位置し、想像線で示す下降位置に位置すると、当該貼り付けドラム42が上記容器1の高さに位置するようになっている。
そして上記ラベル供給位置Cにおいて、上記シュリンクラベラ状態では上記マンドレル18は上記サーボモータ20の駆動力によって回転しており、上記モータ43はこれに同期させて上記貼り付けドラム42を回転させることで、貼り付けドラム42のシュリンクラベルLがマンドレル18に受け渡されるようになっている。
一方上記ロールラベラ状態では、上記容器1は上記サーボモータ20の駆動力によって上記支持テーブル16の載置台34’と共に回転しており、上記モータ43はこれに同期させて上記貼り付けドラム42を回転させることで、貼り付けドラム42のラベルが容器1に貼付されるようになっている。
図5はシュリンクラベラ状態で使用するピッカー19の平面図を示し、特に胴部が四角柱状の容器1にシュリンクラベルLを装着するためのピッカー19を示している。なお、円柱状の胴部を有する容器1にシュリンクラベルLに用いるピッカー19については、上記特許文献1に記載されているように従来公知であるため詳細な説明を省略する。
上記ピッカー19は、開閉手段としてのエアシリンダ51によって、(a)に示す開放状態または(b)に示す閉鎖状態へと開閉される、2つのエアピース52によって構成されている。
上記2つのエアピース52の内面には、それぞれ上記シュリンクラベルLを吸着保持する吸着面52aが形成され、これら吸着面52aにはエアピース52の外側に接続された図示しないチューブを介して吸引手段に連通した図示しない吸着孔が多数形成されている。
ここで、上記エアピース52の吸着面52aについて説明すると、本実施例のように断面多角形の胴部を有する容器1にシュリンクラベルLを装着するためには、当該胴部と同じ形状で吸着面を構成する必要がある。
そこで本実施例では、まず容器1の胴部の断面におけるいずれか二つの頂部を通過する分割線Dを設定し、特に本実施例のように胴部の断面が正方形のような偶数角形の場合には、上記分割線Dを対向する頂部と頂部とを結ぶように設定する。
そして上記ピッカー19における各エアピース52の吸着面を、上記分割線の一方および他方のそれぞれの側に位置する各胴部の側面に対応するように設け、胴部の断面が偶数角形の場合には、各エアピース52にそれぞれ当該分割線を挟んで対称に吸着面52aを設ける。
本実施例のように胴部の断面が正方形の場合、各エアピース52は上記分割線Dを挟むようにしてそれぞれ略く字形の吸着面52aを備えることとなる。
そして上記エアシリンダ51は、上記2つのエアピース52を、それぞれ当該エアピース52を構成する吸着面52aとは平行な方向以外の方向に移動させ、その際各吸着面52aが容器の胴部と干渉しないように移動させるようになっている。
本実施例では、上記容器1の胴部の断面に設定した分割線Dが回転テーブル3の直径方向を向くように、上記エアピース52の吸着面52aを配置し、さらに上記エアシリンダ51はこれら2つのエアピース52を上記分割線Dに対して垂直方向、すなわち回転テーブル3の円周方向に対して接線方向に移動させるようになっている。
これにより、上記エアピース52を構成する吸着面52aは、当該吸着面52aと平行に移動しないようになっており、特に閉鎖状態から開放状態となる際に、すべての吸着面52aが容器1に装着されたシュリンクラベルLと摺動しないようになっている。
そして、上記ピッカー19は図2に示す昇降手段によって第1プレート13と第2プレート14との間で昇降するようになっており、上記第1プレート13を貫通するとともにその上端に上記ピッカー19を備えた昇降ロッド53と、当該昇降ロッド53の下端に設けられたスライド部材54と、第1プレート13の下方に固定されて上記スライド部材54をガイドするスライドレール55と、上記スライド部材54に設けられたカムフォロア54aに係合する第2カム56とから構成されている。
図6には上記第2カム56によるピッカー19の経路を示しており、上記スライド部材54のカムフォロア54aが第2カム56に沿って移動することで、上記ピッカー19が昇降するようになっている。
また第2カム56は、シュリンクラベラ状態およびロールラベラ状態において共通する経路と異なる経路とを備えており、共通する経路と異なる経路との分岐位置には切替手段57が設けられている。
切替手段57は、シュリンクラベラ状態の経路もしくはロールラベラ状態の経路へと導く2つのカム経路が形成されたカムプレート57aと、該カムプレート57aを昇降させるエアシリンダ57bとから構成されている。
上記エアシリンダ57bは、上記シュリンクラベラ状態もしくはロールラベラ状態に応じて上記カムプレート57aを昇降させ、これにより上記カムフォロア54aを導くようになっている。
以下、上記構成を有するラベラ2の動作について、図1および図6を用いて説明する。最初に、当該ラベラ2を胴部が四角柱状の容器1にシュリンクラベルLを装着するためのシュリンクラベラ状態として使用する場合について説明する。
まず、上記回転テーブル3の支持テーブル16を、上記伝達状態切り替え手段としての上記第1ボトムロケータBL1を装着した状態とし、またすべてのピッカー19およびマンドレル18を図5に示すような上記胴部が四角柱状の容器1に適したものとする。
さらに、図6に示すように、上記切替手段57によって第2カム56の経路を上記シュリンクラベラ状態の経路へと切り替え、また上記ラベル供給手段4を図2に示す上昇位置に位置させておく。
この状態でラベラ2を作動させると、まず上記供給コンベヤ7に上記容器1が搬送される。このとき上記供給コンベヤ7では各容器1の胴部におけるいずれかの対向した側面と側面とがそれぞれ搬送方向上流側および下流側を向いた状態で搬送される。
上記供給コンベヤ7は容器供給スターホイール5に対して接線方向に設けられていることから、容器1が供給コンベヤ7から上記容器供給スターホイール5へと受け渡されると、上記対向した側面が当該容器供給スターホイール5の円周方向を向くこととなる。
そして、上記回転テーブル3と容器供給スターホイール5とは外周縁同士が接するように設けられていることから、容器供給スターホイール5から回転テーブル3に受け渡された容器1は、上記対向した側面が当該回転テーブル3の円周方向を向くようになっている。
上記容器1は回転テーブル3における上記受取位置Aにおいて、上記支持テーブル16に載置される。このとき、上記容器1の胴部における対向した側面は回転テーブル3の円周方向を向いている。
図3(a)のように、支持テーブル16に容器1が載置された際、上記第1ボトムロケータBL1を構成する上記載置台34は上記ばね35の付勢力によって上記上昇位置に位置している。
この状態から、図3(b)に示すように上記トップロケータ17が第1カム24によって下降して容器1の口部に嵌合すると、さらにトップロケータ17は容器1を下方に押圧し、これにより上記載置台34はばね35の付勢力に抗して下降する。
その際、載置台34の小径部34bの内周に形成されたピン34eが、上記固定部材33の軸部33cに形成されたスリット33eに沿って回転しながら下降することとなる。
そして支持テーブル16が容器保持位置Bに到達して載置台34が下降位置に下降すると、(c)に示すように載置台34が45°回転するとともに上記容器1も45°回転する。
これにより、上記容器1の胴部における対向する頂部と頂部とが上記回転テーブル3の直径方向に向くように整列するようになっている。
そして、載置台34が下降位置に位置すると、上記係合部33dが上記載置部34aより上方に突出して当該容器1の底面に嵌合し、これにより容器1が支持テーブル16とトップロケータ17とによって上下から保持されることとなる。
次に、図1、図6に示すように、上記ピッカー19は上記第2カム56に従って上記受取位置Aの上流側の位置から上記ラベル供給位置Cにかけて設定されたピッカー下降区間PDを構成している。
当該ピッカー下降区間PDにおいて、上記ピッカー19は上記エアシリンダ51によって閉鎖状態を維持したまま、上記マンドレル18の高さである上昇位置から、上記容器1の下部の下降位置まで徐々に下降するようになっている。
一方、上記ピッカー下降区間PDの開始位置では、また上記サーボモータ20は上記マンドレル18を回転させておらず、かつ当該マンドレル18の吸着面における一対の対向する頂部と頂部とが回転テーブル3の直径方向に整列している。
つまり、このマンドレル18を構成する各頂部の位置は、上記容器保持位置Bにおいて45°回転した容器1の胴部の頂部の位置と一致し、かつ上記ピッカー19のエアピース52における吸着面52aの頂部の位置とも一致している。
従って、上記ピッカー下降区間PDの開始位置において、上記上昇位置に位置するピッカー19は、上記エアピース52の吸着面52aが上記マンドレル18の吸着面に干渉することなく、当該マンドレル18を囲繞するようになっている。
さらに、上記マンドレル18の吸着面には既に形成されたシュリンクラベルLが吸着保持されており、この状態で上記マンドレル18の吸着面の負圧を解消し、ピッカー19の吸着面52aの負圧を発生させることで、上記シュリンクラベルLがマンドレル18からピッカー19へと受け渡される。
このように、上記ピッカー19がシュリンクラベルLを吸着保持した状態において、当該ピッカー19が上記ピッカー下降区間PDを徐々に下降すると、図6に示すように、上記ピッカー下降区間PDの途中に、上記容器1の受取位置Aと容器保持位置Bとが設定されている。
しかしながら上記ピッカー19が容器1の胴部の高さに位置するまでの間に、上記容器1における胴部の対向する頂部と頂部とが回転テーブル3の直径方向に整列するようにされていることから、ピッカー19の吸着面52aが容器1の胴部に干渉することはない。
そして、ピッカー19が下降位置に到達すると、ピッカー19が保持するシュリンクラベルLの内部を上記容器1が通過し、図5に示すように容器1にシュリンクラベルLが装着されることとなる。
そして、ピッカー19が上記ピッカー下降区間PDを通過し、しばらく下降位置に保持される間、当該ピッカー19はこの下降位置において上記吸着面52の負圧を解消し、またピッカー19が図5(a)に示す閉鎖状態から(b)に示す開放状態へと開放されるピッカー開放区間POが設定されている。
このピッカー開放区間POにおいて、上記エアシリンダ51は、上記エアピース52を上記分割線Dに対して垂直な方向、すなわち上記回転テーブル3の円周方向に離隔するように移動させて、吸着面52aを容器の胴部から離脱させる。
このエアピース52が離脱する方向は、上記エアピース52を構成する吸着面52aとは平行な方向以外の方向となっており、そのためすべての吸着面52aが容器1の胴部と干渉せず、また相互に摺動しないようになっている。
その結果、吸着面52はシュリンクラベルLと擦れることなく直ちに離脱し、シュリンクラベルLへの擦り傷や皺、捲れの発生が防止されるようになっている。
一方、上記ピッカー下降区間PDにおいてピッカー19が下降し、また上記ピッカー開放区間POにおいて当該ピッカー19が開放されるまでの間に並行して、上記マンドレル18を回転させるマンドレル回転区間MRが設定されている。
このマンドレル回転区間MRの開始位置は上記容器保持位置Bの下流側に設定され、より詳しくは上記ピッカー下降区間PDにおいてピッカー19が下降し、マンドレル18に吸着保持されていたシュリンクラベルLが当該マンドレル18の下方に離脱した時点に設定されている。
マンドレル回転区間MRの開始位置では、上記サーボモータ20の駆動力によってマンドレル18が回転を開始し、これに伴って上記サーボモータ20の駆動軸20aを介して上記支持テーブル16を構成する回転部材32が回転する。
しかしながら、この回転部材32は上記第1ボトムロケータBL1を構成する固定部材33と接触しないので、これにより容器1を載置した載置台34は上記回転部材32と一体的に回転せず、容器1は上記容器保持位置Bで保持された状態を維持している。
つまり、上記容器1の胴部における対向する頂部と頂部とは、回転テーブル3の直径方向に整列した状態を維持しており、これによって上記ピッカー19は上記ピッカー下降区間PDにおいて下降しても、上記吸着面52aが容器1の胴部に干渉せず、シュリンクラベルLを装着することが可能となっている。
一方、上記マンドレル回転区間MRにおいて、上記マンドレル18が上記ラベル供給位置Cまで移動するまでの間に、上記ラベル供給手段4では、上記貼付ドラム42の表面に所定長さに切断された短冊状のシュリンクラベルLが保持されている。
そしてマンドレル18と貼り付けドラム42とは、上記サーボモータ20およびモータ43とによって反対方向に回転し、このときマンドレル18の吸着面に負圧を発生させることで、貼り付けドラム42からマンドレル18へとシュリンクラベルLが受け渡されるようになっている。
シュリンクラベルLはマンドレル18を1周して、その先端部分と後端部分とが重合するようになっており、ラベル供給位置Cの下流側の所要の位置において、これら先端部分と後端部分との重合した部分がシールされるようになっている。
そして、マンドレル18が上記マンドレル回転区間MRの終了位置に移動すると、上記サーボモータ20はマンドレル18を停止させ、その際当該マンドレル18における対向した頂部と頂部とが上記回転テーブル3の直径方向に整列するように停止させる。
次に、上記ピッカー開放区間POおよびマンドレル回転区間MRの下流側には、下降位置に位置しているピッカー19を上昇させるピッカー上昇区間PUが設定されている。
このとき、上記ピッカー19は上記ピッカー開放区間POによってエアピース52が開放状態となっており、またマンドレル18は上記マンドレル回転区間MRの終了により停止した状態となっている。
ピッカー19は、上記第2カム56によって上昇位置へと移動し、その際エアピース52が開放状態とされていることから、上記エアピース52は容器1に装着されたシュリンクラベルLおよび、マンドレル18に巻きつけられたシュリンクラベルLに接触しないようになっている。
そしてこのピッカー上昇区間PUの途中であって、上記ピッカー19がマンドレル18の位置まで上昇するまでの間に、上記シュリンクラベル検査位置Dでマンドレル18に巻き付けられたシュリンクラベルLの検査を行い、またピッカー19が容器1の上方まで移動した後に、シュリンクラベルLの装着された容器1の検査を上記容器検査位置Eで行うようになっている。
そして、支持テーブル16が容器開放位置Fに到達すると、容器1の上部を支持していたトップロケータ17が第1カム24によって上方へと退避を開始する。
上記トップロケータ17が上方に移動すると、図3に示すように第1ボトムロケータBL1の上記載置台34がばね35の付勢力によって上昇し、その際上記ピン34eがスリット33eに沿って移動することから、載置台34および容器1は下降時とは反対方向に45°回転しながら上記上昇位置へと復帰する。
そして、支持テーブル16が受け渡し位置Gに到達すると、当該支持テーブル16上の容器1が上記容器排出スターホイール6へと排出され、さらに排出コンベヤ9によって後工程へと搬送されるようになっている。
一方、ピッカー19が上記受け渡し位置Gに到達すると、ピッカー19が図5(b)に示す開放状態から(a)に示す閉鎖状態へと閉鎖されるピッカー閉鎖区間PCが設定されている。
このピッカー閉鎖区間PCにおいて、上記マンドレル18の外周には既に筒状のシュリンクラベルLが吸着保持されており、また当該マンドレル18における対向する頂部と頂部とが回転テーブル3の直径方向に整列した状態で停止している。
このため、上記エアピース52が閉鎖状態となっても、マンドレル18の吸着面を構成する頂部の位置と、上記エアピース52における吸着面52aの頂部の位置とが一致しているため、エアピース52の吸着面52aが上記マンドレル18に干渉しないようになっている。
次に、当該ラベラ2を容器1の胴部にラベルを貼付するロールラベラ状態として使用する場合について説明する。
まず、上記回転テーブル3の支持テーブル16を、上記伝達状態切り替え手段としての上記第2ボトムロケータBL2を装着した状態とし、図6に示すように、上記切替手段57によって第2カム56の経路を上記ロールラベラ状態での経路へと切り替え、さらに図2に示すように上記ラベル供給手段4を下降させて上記貼り付けドラム42を容器1の高さに位置させる。
以下、上記シュリンクラベラ状態における動作と対比しながら説明すると、上記受取位置Aでは、上記容器供給スターホイール5から容器1が第2ボトムロケータBL2の載置台34’に載置される。
図4(a)のように、支持テーブル16に容器1が載置された際、上記載置台34’は上記ばね35’の付勢力によって上記上昇位置に位置しており、この状態から、図4(b)に示すように上記トップロケータ17が下降して容器1を下方に押圧すると、上記載置台34’はばね35’の付勢力に抗して下降する。
第2ボトムロケータBL2には、第1ボトムロケータBL1のようなピン34eやスリット33eはないため、載置台34’は回転せずに下降位置まで下降し、上記容器保持位置Bにおいて容器1が支持テーブル16とトップロケータ17とによって上下から保持されることとなる。
次に、上記ピッカー19は、上記第2カム56の切り替え手段によって図6に示すロールラベラ状態用の経路、すなわち当該ピッカー19を上昇位置より下降させない経路によって、上昇位置を維持するようになっている。
なお、このロールラベラ状態において、胴部が多角形柱状の容器1にラベルを貼付する場合には、上記ピッカー19のエアピース52を開放状態として、回転するマンドレル18とピッカー19とが干渉しないようにしておく。なお、ロールラベラ状態では上記エアピース52を取り外すことも可能である。
また上記マンドレル回転区間MRでは、上記シュリンクラベラ状態と同様、上記サーボモータ20が作動し、これにより当該サーボモータ20の駆動軸20aの回転に伴って、上記マンドレル18および支持テーブル16における回転部材32が回転する。
ここで、上記第2ボトムロケータBL2は、上記固定部材33’が上記回転部材32に固定されていることから、上記回転部材32と一体的に載置台34’が回転し、これにより容器1も回転するようになっている。
そして支持テーブル16が上記ラベル供給位置Cに位置すると、回転を継続する容器1と貼り付けドラム42とは、上記サーボモータ20およびモータ43とによって反対方向に回転し、ラベルが容器1の胴部に貼付されるようになっている。
最後に、支持テーブル16が容器開放位置Fに到達すると、容器1の上部を支持していたトップロケータ17が上方へと退避し、図4に示すように第2ボトムロケータBL2の上記載置台34’がばね35’の付勢力によって上昇位置まで上昇する。
そして、支持テーブル16が受け渡し位置Gに到達すると、当該支持テーブル16上の容器1が上記容器排出スターホイール6へと排出され、さらに排出コンベヤ9によって後工程へと搬送されるようになっている。
以上のように、本実施例のラベラ2はシュリンクラベラ状態とロールラベラ状態とで兼用することが可能となっており、ロールラベラおよびシュリンクラベラの2台のラベラを設置する場合に比べて設置場所およびコストを大幅に減少させることができる。
その際、上記シュリンクラベラ状態では上記第1ボトムロケータBL1が上記回転部材32と上記載置台34とが一体的に回転しないような非伝達状態とし、さらに上記ロールラベラ状態では上記第2ボトムロケータBL2が上記回転部材32と上記載置台34’とが一体的に回転する伝達状態とすることで、上記支持テーブル16の回転部材32およびマンドレル18の回転駆動を一つのサーボモータ20によって行うことが可能となっている。
図7は第2の実施例にかかる支持テーブル16の断面図を示しており、以下の説明において上記第1実施例の構成と共通する部分については説明を省略するものとし、使用した符号に対して「”」を付すものとする。
本実施例の支持テーブル16は、第1プレート13に固定されたスリーブ31と、当該スリーブ31に対して回転可能に設けられた連結部材32”とを備え、一方本実施例では、上記シュリンクラベラ状態およびロールラベラ状態において兼用可能な第3ボトムロケータBL3を備えている。
上記連結部材32”は上記実施例の回転部材32と略同形となっているが、その下端部には円盤状のプレート32a”が設けられており、このプレート32a”に対向する位置には、上記サーボモータ20の駆動によって回転する回転部材36が設けられている。
上記回転部材36は伝達状態切り替え手段としての電磁クラッチ37を備えており、当該電磁クラッチ37は、非作動状態では上記プレート32a”と連結せず非伝達状態とされ、これにより上記サーボモータ20の駆動力が上記回転部材36を介して上記連結部材32”には伝達されず、上記載置台34と回転部材36とが一体的に回転しないようにされている。
一方、上記電磁クラッチ37は、作動状態では上記プレート32a”と連結して伝達状態とされ、これにより上記サーボモータ20の駆動力が上記回転部材36を介して上記連結部材32”には伝達され、上記載置台34と回転部材36とが一体的に回転させるようになっている。
次に、第2実施例の第3ボトムロケータBL3は、上記第1実施例における上記ロールラベラ状態において使用した第2ボトムロケータBL2と一部共通する構成を有している。
第3ボトムロケータBL3は、上記連結部材32”に固定された固定部材33”と、上記容器1を載置する載置台34”と、これら固定部材33”と載置台34”との間に弾装されたばね35”とから構成されている。
本実施例における上記固定部材33”の軸部33c”には、第1ボトムロケータBL1と同様のスリット33e”が設けられており、また上記載置台34”の小径部34b”にはピン34e”が形成されている。
このような構成により、載置台34”が上昇位置から下降位置に位置すると、上記載置台34”のピン34e”が上記固定部材33”のスリット33e”に従って回転し、載置台34”および容器1が45°回転するようになっている。
このような構成により、上記ラベラ2をシュリンクラベラ状態とした場合には、上記電磁クラッチ37により上記回転部材36と上記連結部材32”のプレート32a”との接続を分離して、サーボモータ20の駆動力が連結部材32”を介して載置台34”に伝達されない非伝達状態とし、かつ上記連結部材32”を図示しないブレーキ手段等によって回転しないように保持する。
これにより、胴部が四角柱状の容器1が支持テーブル16に載置された場合には、上記容器保持位置Bにおいて上記トップロケータ17が容器1を下方に押圧して載置台34”ごと容器1を45°回転させ、当該容器1の胴部における対向した頂部と頂部とを回転テーブル3の直径方向に整列させることができる。
一方、ロールラベラ状態においては、上記電磁クラッチ37により上記回転部材36と上記連結部材32”のプレート32a”とを連結させて、サーボモータ20の駆動力が連結部材32”を介して載置台34”に伝達される伝達状態とする。
これにより、上記載置台34”の容器1を上記ラベル供給位置Cにおいて上記サーボモータ20の駆動力によって回転させることができ、当該容器1にラベルを貼付することが可能となる。
なお、上記各実施例では断面四角形の胴部を有する容器1にラベルを装着しているが、例えば断面が六角形や八角形といった多角形の容器1に対してもラベルの装着をすることができる。
例えば断面が六角形の場合、上記容器保持位置Bにおいて容器1を載置台34ごと30°回転させれば、当該容器1の胴部における対向した頂部と頂部とを回転テーブル3の直径方向に整列させることができ、シュリンクラベルLの装着をすることができる。
また、上記実施例では上記マンドレル18が支持テーブル16の上方に位置しているが、マンドレル18を支持テーブル16の下方に設けて、上記ピッカー19が上記シュリンクラベルLを容器1の下方から装着するような構成とすることも可能である。
1 容器 2 ラベラ
3 回転テーブル 5 容器供給スターホイール
6 容器排出スターホイール 16 支持テーブル
17 トップロケータ 18 マンドレル
19 ピッカー 20 サーボモータ
32 回転部材 33、33’ 固定部材
34、34’ 載置台 35、35’ ばね
52 エアピース L シュリンクラベル
BL1 第1ボトムロケータ BL2 第2ボトムロケータ

Claims (4)

  1. 容器に筒状のシュリンクラベルを装着するシュリンクラベラ状態と、容器にラベルを貼付するロールラベラ状態とに切り替え可能なラベラであって、
    回転テーブルに対して回転可能に設けられて容器を載置する支持テーブルと、支持テーブルの上方または下方に設けられるとともに外周面に形成された吸着面でシュリンクラベルを形成するマンドレルと、上記マンドレルで形成されたシュリンクラベルを上記容器に装着させるピッカーと、上記支持テーブルおよびマンドレルを回転させる駆動手段とを備えたラベラにおいて、
    上記支持テーブルは、上記駆動手段の駆動力によって回転する回転部材と、上記容器を載置する載置台とを備え、
    さらに、上記駆動手段の駆動力を上記載置台に伝達しない非伝達状態と、上記駆動手段の駆動力を上記載置台に伝達する伝達状態とに切り替え可能な伝達状態切り替え手段を備えることを特徴とするラベラ。
  2. 上記伝達状態切り替え手段は、
    上記シュリンクラベラ状態において使用され、上記回転テーブルに連結されて上記回転部材とは一体的に回転しない非伝達状態とする第1ボトムロケータと、
    上記ロールラベラ状態において使用され、上記回転部材に連結されて当該回転部材と一体的に回転して伝達状態とする第2ボトムロケータとを、上記シュリンクラベラ状態またはロールラベラ状態のそれぞれに対応して交換して使用することを特徴とする請求項1に記載のラベラ。
  3. 上記回転部材と上記載置台とは一体的に回転するように連結され、
    上記伝達状態切り替え手段は、上記回転部材と上記駆動手段との間に設けられ、
    上記シュリンクラベラ状態においては上記駆動手段の駆動力を上記回転部材に伝達せずに上記非伝達状態とし、上記ロールラベラ状態においては上記駆動手段の駆動力を上記回転部材に伝達させて上記伝達状態とすることを特徴とする請求項1に記載のラベラ。
  4. 上記容器は断面が略多角形の多角柱状の胴部を有し、
    上記シュリンクラベラ状態において、上記容器を上記支持テーブルに上記容器の胴部におけるいずれかの対向する側面と側面とが上記回転テーブルの円周方向を向いた状態で供給し、
    上記載置台に容器が載置されると、昇降手段により上記ピッカーが昇降して容器にシュリンクラベルが装着されるまでの間に、上記載置台が回転テーブルに対して回転して、上記容器の胴部における対向する頂部と頂部とが回転テーブルの直径方向に整列するようにすることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載のラベラ。
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