JP6146237B2 - 電子機器、変換候補登録プログラム及び変換候補登録方法 - Google Patents

電子機器、変換候補登録プログラム及び変換候補登録方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器、変換候補登録プログラム及び変換候補登録方法に関する。
コンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーション装置等、文字入力が可能な電子機器には、漢字入力を容易にするために、入力された仮名文字の文字列を、漢字を含む文字列に変換するための変換辞書が備えられている。変換辞書を用いた「かな漢字変換」では、入力文字列に対する変換候補として、過去の変換結果が変換辞書に随時登録される。
特開2000−172686号公報
入力された文字列が、複数の単語と、それら複数の単語を区切る「区切り記号」とを含む場合には、区切り記号により区切られた複数の単語が一体として意味を持つのか否かの判定をすることが難しい。よって、入力された文字列に区切り記号が含まれる場合には、その文字列全体の変換結果ではなく、区切り記号により区切られた各単語のそれぞれの変換結果が変換候補として変換辞書に登録されることが多い。例えば、変換結果が「日本株式会社 A様、B様」のように、スペース及び読点の区切り記号を含む場合には、区切り記号によって「日本株式会社」と、「A様」と、「B様」とに分割された3つの変換候補が変換辞書に登録されることが多い。
よって、複数の単語と区切り記号とを含む文字列がユーザにより頻繁に入力される文字列であっても、ユーザがその文字列をかな漢字変換する際には、個々の単語毎に変換が必要になる。このため、ユーザの手間が増えるとともに、漢字入力の効率が低下する。
これに対し、漢字入力の効率の低下を防止するために、複数の単語と区切り記号とを含む文字列を一体としてユーザが予め手動で変換辞書に登録することが可能である。しかし、手動での登録はユーザの手間を増やすことになり効率が悪い。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、区切り記号を含む文字列に対する変換候補の登録の効率を上げることができる電子機器、変換候補登録プログラム及び変換候補登録方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶する。また、所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付ける。また、関連付けた一連の単語と、これら一連の単語を区切る区切り記号とを一体として変換候補に登録する。
開示の態様によれば、区切り記号を含む文字列に対する変換候補の登録の効率を上げることができる。
図1は、実施例1の電子機器のハードウェア構成例を示す図である。 図2は、実施例1のアドレス帳の登録例を示す図である。 図3は、実施例1のグループリストの一例を示す図である。 図4Aは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図4Bは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図4Cは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図4Dは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図5Aは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図5Bは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図5Cは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図5Dは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。 図6は、実施例1の電子機器の処理の説明に供するフローチャートである。
以下に、本願の開示する電子機器、変換候補登録プログラム及び変換候補登録方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する電子機器、変換候補登録プログラム及び変換候補登録方法が限定されるものではない。また、以下の実施例において、同一の機能を有する構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[実施例1]
<電子機器のハードウェア構成>
図1は、実施例1の電子機器のハードウェア構成例を示す図である。図1において、電子機器10は、プロセッサ11と、タッチパネル12と、メモリ13とを有する。電子機器10の一例として、文字入力が可能なコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーション装置等がある。
プロセッサ11は、電子機器10の各種処理を行う。特に、プロセッサ11は、電子機器10へ入力された文字(つまり「入力文字」)に対する変換文字の候補(つまり「変換候補」)を、メモリ13に記憶された変換辞書131に登録する。プロセッサ11の一例として、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。
タッチパネル12は、電子機器10の表面に取り付けられ、文字入力を含む入力操作を受け付けると共に、各種の情報を表示する。
メモリ13は、変換候補が登録された変換辞書131と、複数のエントリが登録されたアドレス帳132とを記憶する。また、メモリ13は、各種のプログラムを記憶する。メモリ13の一例として、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
<電子機器の動作>
図2は、実施例1のアドレス帳の登録例を示す図である。図3は、実施例1のグループリストの一例を示す図である。
例えば、アドレス帳132には、図2に示すように、エントリ21,22,23がユーザにより予め登録されている。エントリ21,22,23において、上段の項目には、各エントリを一意に特定可能な「第1の情報」が登録され、下段の項目には、エントリが属するグループを示す「第2の情報」が登録される。ここでは、「第1の情報」として、例えば「A様」、「B様」、「C様」のような「連絡先名」が登録されており、これらの連絡先名が、エントリを検索する際のプライマリキーとなる。また、「第2の情報」として、例えば「F社」、「D社」のような、各連絡先が属するグループを表す「所属会社名」が登録されている。
また、アドレス帳132には、図3に示すように、グループリスト30がユーザにより予め登録されている。エントリ21,22に登録された所属会社名が共に「F社」であることに合わせて、グループ名31を「F社」、「F社」に属する連絡先名32−1,32−2を「A様」,「B様」とするグループリスト30が登録されている。つまり、連絡先名「A様」及び「B様」は、互いに同一のグループに登録されている。グループリスト30において、連絡先名32−1,32−2は上記の「第1の情報」に相当し、グループ名31は、エントリが属するグループを示す上記の「第2の情報」に相当する。また、グループ名31は、グループリスト30を検索する際のプライマリキーとなる。
このようなエントリ及びグループリストが登録されたアドレス帳132を用いて、プロセッサ11は、以下のようにして、変換候補を変換辞書131に登録する。以下では、登録例1と、登録例2の2つの登録例を挙げる。図4A〜D及び図5A〜Dは、実施例1の電子機器の動作の説明に供する図である。
<登録例1>
図4A〜Dを用いて、登録例1について説明する。
タッチパネル12を用いて入力された仮名文字の文字列の変換結果「A様、B様(F社)、C様(D社)」がタッチパネル12に表示されている状態で、タッチパネル12上の確定キーまたは改行キーがタッチされて、この変換結果が確定される(図4A)。図4Aに示す変換結果は、「A様」,「B様」,「F社」,「C様」,「D社」の複数の単語と、これらの複数の単語を区切る「、」,「(」,「)」の所定の区切り記号とを含む。
プロセッサ11は、変換結果の確定がなされると、変換結果「A様、B様(F社)、C様(D社)」から、所定の区切り記号を除く、複数の単語「A様」,「B様」,「F社」,「C様」,「D社」を抽出する(図4B)。所定の区切り記号「、」,「(」,「)」は予めメモリ13に登録されている。
次いで、プロセッサ11は、抽出した複数の単語「A様」,「B様」,「F社」,「C様」,「D社」において、互いに隣接する2つの単語である「単語1」と「単語2」との間での相関の有無を、アドレス帳132を参照して判定する(図4C)。
単語1が「A様」であり、単語2が「B様」である場合、グループリスト30において、単語1は連絡先名32−1に一致し、単語2は連絡先名32−2に一致する。つまり、グループリスト30において、「A様」と「B様」とは互いに同一のグループ「F社」に登録されている。そこで、プロセッサ11は、「A様」と「B様」とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける。
単語1が「B様」であり、単語2が「F社」である場合、単語1はエントリ22の連絡先名に一致し、単語2はエントリ22の所属会社名に一致する。つまり、「B様」と「F社」とは互いに同一のエントリ22に登録されている。そこで、プロセッサ11は、「B様」と「F社」とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける。
そして、「A様」と「B様」とが関連付けられ、「B様」と「F社」とが関連付けられる結果、「A様」と「B様」と「F社」とが互いに相関がある一連の単語として関連付けられる。
単語1が「F社」であり、単語2が「C様」である場合、図2に示すように、「F社」と「C様」とは同一のエントリに登録されていない。また、図3に示すように、「F社」のグループリスト30には「C様」は登録されていない。そこで、プロセッサ11は、「F社」と「C様」との間には相関がないと判定し、「F社」と「C様」とを関連付けない。
単語1が「C様」であり、単語2が「D社」である場合、単語1はエントリ23の連絡先名に一致し、単語2はエントリ23の所属会社名に一致する。つまり、「C様」と「D社」とは互いに同一のエントリ23に登録されている。そこで、プロセッサ11は、「C様」と「D社」とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける。
次いで、プロセッサ11は、関連付けた一連の単語と、それらの一連の単語を区切る区切り記号とを一体として変換辞書131の変換候補に登録する(図4D)。
すなわち、プロセッサ11は、図4Aに示す変換結果「A様、B様(F社)、C様(D社)」から、一連の単語として関連付けた「A様」,「B様」,「F社」と、区切り記号「、」,「(」,「)」とを一体として抽出する。この際、プロセッサ11は、抽出の終点の区切り記号を「)」として抽出を行う。つまり、プロセッサ11は、「A様、B様(F社)、C様(D社)」から「A様、B様(F社)」を抽出する。そして、プロセッサ11は、抽出した「A様、B様(F社)」を、読み「えーさま」に対する変換候補に登録する。この読み「えーさま」は、図4Aに示す変換結果「A様、B様(F社)、C様(D社)」を得る際に入力された仮名文字のうち、「A様、B様(F社)」において最初の単語である「A様」に対応する仮名文字を抽出したものである。よって、この変換候補の登録以降にタッチパネル12に「えーさま」なる仮名文字の文字列が入力されると、その文字列の変換候補として、区切り記号を含む「A様、B様(F社)」がタッチパネル12に表示される。
また、プロセッサ11は、図4Aに示す変換結果「A様、B様(F社)、C様(D社)」から、一連の単語として関連付けた「C様」,「D社」と、区切り記号「(」,「)」とを一体として抽出する。つまり、プロセッサ11は、「A様、B様(F社)、C様(D社)」から「C様(D社)」を抽出する。そして、プロセッサ11は、抽出した「C様(D社)」を、読み「しーさま」に対する変換候補に登録する。この読み「しーさま」は、図4Aに示す変換結果「A様、B様(F社)、C様(D社)」を得る際に入力された仮名文字のうち、「C様(D社)」において最初の単語である「C様」に対応する仮名文字を抽出したものである。よって、この変換候補の登録以降にタッチパネル12に「しーさま」なる仮名文字の文字列が入力されると、その文字列の変換候補として、区切り記号を含む「C様(D社)」がタッチパネル12に表示される。
<登録例2>
図5A〜Dを用いて、登録例2について説明する。
タッチパネル12を用いて入力された仮名文字の文字列の変換結果「F社:A様、B様 D社:C様」がタッチパネル12に表示されている状態で、タッチパネル12上の確定キーまたは改行キーがタッチされて、この変換結果が確定される(図5A)。図5Aに示す変換結果は、「F社」,「A様」,「B様」,「D社」,「C様」の複数の単語と、これらの複数の単語を区切る「:」,「スペース」の所定の区切り記号とを含む。
プロセッサ11は、変換結果の確定がなされると、変換結果「F社:A様、B様 D社:C様」から、所定の区切り記号を除く、複数の単語「F社」,「A様」,「B様」,「D社」,「C様」を抽出する(図5B)。所定の区切り記号「:」,「スペース」は予めメモリ13に登録されている。
次いで、プロセッサ11は、抽出した複数の単語「F社」,「A様」,「B様」,「D社」,「C様」において、互いに隣接する2つの単語である「単語1」と「単語2」との間での相関の有無を、アドレス帳132を参照して判定する(図5C)。
単語1が「F社」であり、単語2が「A様」である場合、単語1はエントリ21の所属会社名に一致し、単語2はエントリ21の連絡先名に一致する。つまり、「F社」と「A様」とは互いに同一のエントリ21に登録されている。そこで、プロセッサ11は、「F社」と「A様」とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける。
単語1が「A様」であり、単語2が「B様」である場合、グループリスト30において、単語1は連絡先名32−1に一致し、単語2は連絡先名32−2に一致する。つまり、グループリスト30において、「A様」と「B様」とは互いに同一のグループ「F社」に登録されている。そこで、プロセッサ11は、「A様」と「B様」とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける。
そして、「F社」と「A様」とが関連付けられ、「A様」と「B様」とが関連付けられる結果、「F社」と「A様」と「B様」とが互いに相関がある一連の単語として関連付けられる。
単語1が「B様」であり、単語2が「D社」である場合、図2に示すように、「B様」と「D社」とは同一のエントリに登録されていない。また、図3に示すように、「D社」のグループリストは存在しない。そこで、プロセッサ11は、「B様」と「D社」との間には相関がないと判定し、「B様」と「D社」とを関連付けない。
単語1が「D社」であり、単語2が「C様」である場合、単語1はエントリ23の所属会社名に一致し、単語2はエントリ23の連絡先名に一致する。つまり、「D社」と「C様」とは互いに同一のエントリ23に登録されている。そこで、プロセッサ11は、「D社」と「C様」とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける。
次いで、プロセッサ11は、関連付けた一連の単語と、それらの一連の単語を区切る区切り記号とを一体として変換辞書131の変換候補に登録する(図5D)。
すなわち、プロセッサ11は、図5Aに示す変換結果「F社:A様、B様 D社:C様」から、一連の単語として関連付けた「F社」,「A様」,「B様」と、区切り記号「:」,「、」とを一体として抽出する。つまり、プロセッサ11は、「F社:A様、B様 D社:C様」から「F社:A様、B様」を抽出する。そして、プロセッサ11は、抽出した「F社:A様、B様」を、読み「えふしゃ」に対する変換候補に登録する。この読み「えふしゃ」は、図5Aに示す変換結果「F社:A様、B様 D社:C様」を得る際に入力された仮名文字のうち、「F社:A様、B様」において最初の単語である「F社」に対応する仮名文字を抽出したものである。よって、この変換候補の登録以降にタッチパネル12に「えふしゃ」なる仮名文字の文字列が入力されると、その文字列の変換候補として、区切り記号を含む「F社:A様、B様」がタッチパネル12に表示される。
また、プロセッサ11は、図5Aに示す変換結果「F社:A様、B様 D社:C様」から、一連の単語として関連付けた「D社」,「C様」と、区切り記号「:」とを一体として抽出する。つまり、プロセッサ11は、「F社:A様、B様 D社:C様」から「D社:C様」を抽出する。そして、プロセッサ11は、抽出した「D社:C様」を、読み「でぃーしゃ」に対する変換候補に登録する。この読み「でぃーしゃ」は、図5Aに示す変換結果「F社:A様、B様 D社:C様」を得る際に入力された仮名文字のうち、「D社:C様」において最初の単語である「D社」に対応する仮名文字を抽出したものである。よって、この変換候補の登録以降にタッチパネル12に「でぃーしゃ」なる仮名文字の文字列が入力されると、その文字列の変換候補として、区切り記号を含む「D社:C様」がタッチパネル12に表示される。
<電子機器の処理>
図6は、実施例1の電子機器の処理の説明に供するフローチャートである。図6に示すフローチャートは、仮名文字の文字列の変換結果がタッチパネル12に表示されている状態で、タッチパネル12上の確定キーまたは改行キーがタッチされて、この変換結果が確定されたときに開始される。
まず、プロセッサ11は、変換結果の文字列から、所定の区切り記号を除く、複数の単語を抽出する(ステップS61)。
次いで、プロセッサ11は、抽出した複数の単語において、互いに隣接する2つの単語である「単語1」と「単語2」のそれぞれをキーとしてアドレス帳132を検索する(ステップS62)。
次いで、プロセッサ11は、単語1と単語2とがアドレス帳132の同一のエントリに登録されているか否かを判定する(ステップS63)。
単語1と単語2とが同一のエントリに登録されている場合(ステップS63:Yes)、プロセッサ11は、単語1と単語2とが「相関あり」と判定し、単語1と単語2とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける(ステップS64)。
単語1と単語2とが同一のエントリに登録されていない場合(ステップS63:No)、プロセッサ11は、単語1と単語2とがアドレス帳132の同一のグループに登録されているか否かを判定する(ステップS65)。
単語1と単語2とが同一のグループに登録されている場合(ステップS65:Yes)、プロセッサ11は、単語1と単語2とが「相関あり」と判定し、単語1と単語2とを、互いに相関がある一連の単語と判定して関連付ける(ステップS64)。
単語1と単語2とが、同一のエントリに登録されておらず(ステップS63:No)、かつ、同一のグループにも登録されていない場合(ステップS65:No)、プロセッサ11は、単語1と単語2とが「相関なし」と判定し、単語1と単語2とを関連付けない(ステップS66)。
次いで、プロセッサ11は、ステップS61で抽出したすべての単語の相関有無を判定したか否か判断する(ステップS67)。
相関有無を判定していない単語がある場合(ステップS67:No)、プロセッサ11は、ステップS61で抽出した複数の単語において判定対象の単語をシフトする(ステップS68)。例えばプロセッサ11は、判定対象となる単語1と単語2とを1単語分だけ後方にシフトする。そして処理はステップS62に戻る。
ステップS61で抽出したすべての単語の相関有無の判定が完了した場合(ステップS67:Yes)、プロセッサ11は、ステップS61で抽出した複数の単語の中に互いに相関がある単語があったか否かを判断する(ステップS69)。
相関がある単語があった場合(ステップS69:Yes)、プロセッサ11は、関連付けた一連の単語と、これら一連の単語を区切っている区切り記号とを一体として変換辞書131の変換候補に登録し(ステップS70)、処理を終了する。
相関がある単語がなかった場合(ステップS69:No)、プロセッサ11は、変換候補の登録を行わずに処理を終了する。
以上のように、本実施例によれば、電子機器10は、メモリ13と、プロセッサ11とを有する。メモリ13は、入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶する。プロセッサ11は、所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付ける。そして、プロセッサ11は、関連付けた一連の単語と、これら一連の単語を区切る区切り記号とを一体として変換候補に登録する。
こうすることで、区切り記号によって区切られた複数の単語のうち一体として意味を持つ一連の単語を、区切り記号を含んだまま変換候補に自動的に登録することができるため、区切り記号を含む文字列に対する変換候補の登録の効率を上げることができる。また、区切り記号を含まない文字列の変換候補として、区切り記号によって区切られた、一体として意味を持つ一連の単語を提示することができるため、文字列の変換の手間を減らすことができる。
また、プロセッサ11は、アドレス帳132のエントリを一意に特定可能な連絡先名と、エントリが属するグループを示す所属会社名とを用いて、複数の単語において相関の有無を判定する。
こうすることで、区切り記号によって区切られた複数の単語において一体として意味を持つ一連の単語を、アドレス帳132という既存のデータベースを用いて判別することができるため、一体として意味を持つ一連の単語を簡便に判別することができる。
また、プロセッサ11は、複数の単語のうち、連絡先名に一致する単語1と所属会社名に一致する単語2とが互いに同一のエントリに登録されているときに、単語1と単語2とを互いに相関がある一連の単語と判定する。
こうすることで、例えば、人物の名称と、その人物が所属する会社の名称とを、一体として意味を持つ一連の単語として変換候補に登録することができる。
また、プロセッサ11は、複数の単語のうち、互いに異なる連絡先名にそれぞれ一致する単語1と単語2とが互いに同一のグループに登録されているときに、単語1と単語2とを互いに相関がある一連の単語と判定する。
こうすることで、例えば、同一のグループに属する複数の人物の名称を、一体として意味を持つ一連の単語として変換候補に登録することができる。
[他の実施例]
[1]電子機器10での上記説明における各処理は、各処理に対応するプログラムをプロセッサ11に実行させることによって実現してもよい。例えば、上記説明における各処理に対応するプログラムがメモリ13に記憶され、各プログラムがプロセッサ11によってメモリ13から読み出されて実行されてもよい。また、各プログラムは、必ずしも予めメモリ13に記憶される必要はない。すなわち、例えば、電子機器10に接続可能な磁気ディスク、光ディスク、ICカード、メモリカード等の可搬の記録媒体に各プログラムが予め記録され、各プログラムがプロセッサ11によって記録媒体から読み出されて実行されてもよい。また例えば、インターネット、LAN、WAN等を介して無線または有線により電子機器10に接続されるコンピュータまたはサーバ等に各プログラムが予め記憶され、各プログラムがプロセッサ11へ読み出されて実行されてもよい。
[2]上記説明では、所定の区切り記号の一例として、読点、括弧、コロン、スペースを挙げた。しかし、所定の区切り記号は、読点、括弧、コロン、スペースに限定されない。例えば、所定の区切り記号として、句点、カンマ、セミコロン等も設定可能である。また、ユーザは任意の区切り記号を予めメモリ13に登録可能である。
[3]上記説明では、相関有無の判定処理として、ステップS63の処理とステップS65の処理との双方を行った。しかし、相関有無の判定処理は、ステップS63の処理とステップS65の処理のうち、何れか一方だけを行ってもよい。
[4]上記説明では、各エントリを一意に特定可能な「第1の情報」の一例として「連絡先名」を挙げ、グループを表す「第2の情報」の一例として「所属会社名」を挙げた。しかし、第1の情報及び第2の情報は、連絡先名及び所属会社名に限定されず、ユーザにより任意に設定可能なものである。
[5]アドレス帳132は、必ずしもメモリ13に記憶される必要はない。すなわち、例えば、インターネット、LAN、WAN等を介して無線または有線により電子機器10に接続されるコンピュータまたはサーバ等に記憶されたアドレス帳132をプロセッサ11が参照してもよい。
[6]上記説明では、相関有無の判定に用いる既存のデータベースの一例としてアドレス帳132を挙げた。しかし、相関有無の判定に用いる既存のデータベースはアドレス帳132に限定されない。例えば、既存のデータベースであるスケジュール帳等を用いて相関有無の判定を行ってもよい。
10 電子機器
11 プロセッサ
12 タッチパネル
13 メモリ
131 変換辞書
132 アドレス帳

Claims (6)

  1. 入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶するメモリと、
    所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付け、関連付けた前記一連の単語と、前記一連の単語を区切る前記区切り記号とを一体として前記変換候補に登録するプロセッサと、
    を具備し、
    前記プロセッサは、
    アドレス帳のエントリを一意に特定可能な第1の情報と、前記エントリが属するグループを示す第2の情報とを用いて、前記複数の単語において前記相関の有無を判定し、
    前記複数の単語のうち、前記第1の情報に一致する第1の単語と前記第2の情報に一致する第2の単語とが互いに同一のエントリに登録されているときに、前記第1の単語と前記第2の単語とを互いに相関がある前記一連の単語と判定する
    子機器。
  2. 入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶するメモリと、
    所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付け、関連付けた前記一連の単語と、前記一連の単語を区切る前記区切り記号とを一体として前記変換候補に登録するプロセッサと、
    を具備し、
    前記プロセッサは、
    アドレス帳のエントリを一意に特定可能な第1の情報と、前記エントリが属するグループを示す第2の情報とを用いて、前記複数の単語において前記相関の有無を判定し、
    前記複数の単語のうち、互いに異なる複数の前記第1の情報にそれぞれ一致する第1の単語と第2の単語とが互いに同一のグループに登録されているときに、前記第1の単語と前記第2の単語とを互いに相関がある前記一連の単語と判定する
    子機器。
  3. 入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶する電子機器が備えるプロセッサに、
    所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付け、
    関連付けた前記一連の単語と、前記一連の単語を区切る前記区切り記号とを一体として前記変換候補に登録し、
    アドレス帳のエントリを一意に特定可能な第1の情報と、前記エントリが属するグループを示す第2の情報とを用いて、前記複数の単語において前記相関の有無を判定し、
    前記複数の単語のうち、前記第1の情報に一致する第1の単語と前記第2の情報に一致する第2の単語とが互いに同一のエントリに登録されているときに、前記第1の単語と前記第2の単語とを互いに相関がある前記一連の単語と判定する
    処理を実行させる変換候補登録プログラム。
  4. 入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶する電子機器が備えるプロセッサに、
    所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付け、
    関連付けた前記一連の単語と、前記一連の単語を区切る前記区切り記号とを一体として前記変換候補に登録し、
    アドレス帳のエントリを一意に特定可能な第1の情報と、前記エントリが属するグループを示す第2の情報とを用いて、前記複数の単語において前記相関の有無を判定し、
    前記複数の単語のうち、互いに異なる複数の前記第1の情報にそれぞれ一致する第1の単語と第2の単語とが互いに同一のグループに登録されているときに、前記第1の単語と前記第2の単語とを互いに相関がある前記一連の単語と判定する
    処理を実行させる変換候補登録プログラム。
  5. 入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶する電子機器における単語登録方法であって、
    所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付け、
    関連付けた前記一連の単語と、前記一連の単語を区切る前記区切り記号とを一体として前記変換候補に登録
    アドレス帳のエントリを一意に特定可能な第1の情報と、前記エントリが属するグループを示す第2の情報とを用いて、前記複数の単語において前記相関の有無を判定し、
    前記複数の単語のうち、前記第1の情報に一致する第1の単語と前記第2の情報に一致する第2の単語とが互いに同一のエントリに登録されているときに、前記第1の単語と前記第2の単語とを互いに相関がある前記一連の単語と判定する、
    変換候補登録方法。
  6. 入力文字に対する変換文字の候補である変換候補を記憶する電子機器における単語登録方法であって、
    所定の区切り記号によって区切られる複数の単語において互いに相関がある一連の単語を関連付け、
    関連付けた前記一連の単語と、前記一連の単語を区切る前記区切り記号とを一体として前記変換候補に登録し、
    アドレス帳のエントリを一意に特定可能な第1の情報と、前記エントリが属するグループを示す第2の情報とを用いて、前記複数の単語において前記相関の有無を判定し、
    前記複数の単語のうち、互いに異なる複数の前記第1の情報にそれぞれ一致する第1の単語と第2の単語とが互いに同一のグループに登録されているときに、前記第1の単語と前記第2の単語とを互いに相関がある前記一連の単語と判定する、
    変換候補登録方法。
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