JP6143557B2 - 曲げ変形量計測方法および曲げ変形量計測装置 - Google Patents
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Description
また、コンクリート杭の場合には、ひずみゲージは鉄筋に設置されているため、実際には鉄筋の伸縮ひずみが計測されており、杭体にひび割れが生じて鉄筋に応力が作用するとひずみが急増するなど、局所的な影響を受けやすかった。
また、計測対象物の曲げ変形量を簡易かつ高精度に計測することができる。
第一の実施形態では、地震等により大きな外力が作用した杭の健全度を確認するための曲げ変形量計測装置および曲げ変形量計測方法について説明する。
内環51は、上下に配設された2枚の円帯状の板材により構成されている。2枚の板材は、リングバネ53の一部を内挿することが可能な間隔をあけて対向している。内環51は、基準棒3の外面に固定されている。
また、外環52は、筒状ケース10の内径と同等の外径を有していて、外環52の外面は筒状ケース10の内壁面に当接している(図2参照)。
また、リングバネ53は、外環52に挿入された部位において、外環52に固定された固定ピン55を介して外環52に固定されている。
なお、リングバネ53の固定方法は限定されない。
ひずみゲージ54は、両ひずみゲージ54を結ぶ直線が固定ピン55同士を結ぶ直線と直交するように、リングバネ53の内側面に取り付けられている。
また、杭2に生じたひび割れが計測装置1を通過するように形成された場合であっても、対象区間を均した曲率や折れ角を計測することができる。
第二の実施形態に係る曲げ変形量計測装置は、地震時の曲げ変形の時間的変化のうち、最大値のみを計測する機構を備えている点で、同時間的変化を時系列で計測する第一の実施形態と異なっている。
なお、筒状ケース10、基準棒3および球体(基準点)4は、第一の実施形態で示したものと同様なため、詳細な説明は省略する。
スライド制御機構61は、基準棒3の外面との間に隙間を有しており、水平方向(基準棒3に対して直交する方向)に移動可能である。
電磁石61bは、通電されることで磁力を発現し、抑え環66をスライド制御機構61側に引き上げる。
変位記憶機構62は、基準棒3の外面との間に隙間を有しており、基準棒3に対して水平方向に移動可能である。
スライド片63の上面には、抑え環66が配設されている。
スライド片63は、変位記憶機構62と抑え板66により把持されている。
本実施形態では、ひずみゲージ65が、リングバネ64の内面のスライド片63側に固定されているが、ひずみゲージ65の配置は限定されない。
基準棒3がスライド片63a〜63dから離れても、抑え環66によりスライド片63a〜63dの位置は保持される。
なお、曲げ変形の曲率1/R(曲率半径=R)および折れ角度θの算出方法は、第一の実施形態で示した内容と同様なため、詳細な説明は省略する。
また、変形量計測装置1は、低価格な部品を使い、簡単かつコンパクトに構成することができるため、設置が容易でかつ安価である。
杭2に曲げ変形が生じた後に、変位の最大値のみを計測するため、常時計測する場合に比べて安価である。
第三の実施形態に係る曲げ変形量計測装置は、基準棒3として、杭2の曲げ変形(設置孔21の変形)に伴って曲げ変形する弾性棒を使用している点で、第一の実施形態と異なっている。
なお、筒状ケース10および球体(基準点)4は、第一の実施形態で示したものと同様なため、詳細な説明は省略する。
当接部材71は、基準棒3に周設された円板である。当接部材71の外縁は、筒状ケース10の内面に当接するとともに基準棒3の外周面に当接している。
本実施形態では、4つの凹部71aが等間隔で形成されているが、凹部の数の配置は限定されない。
4つのひずみゲージ72を等間隔で配設することで、2方向の曲げ変形に対応したひずみ量を測定することができる。
また、変形量計測装置1は、低価格な部品を使い、簡単かつコンパクトに構成することができるため、設置が容易でかつ安価である。
第四の実施形態に係る曲げ変形量計測装置1は、曲げ変形の最大値のみを計測する機構を備えているものであるが、計測後に元の状態に復帰しない点で、第二の実施形態と異なっている。
なお、筒状ケース10、基準棒3および球体4(基準点P1)の詳細は、第一の実施形態で示したものと同様なため、詳細な説明は省略する。また、基準点P1は曲げ変形量計測装置1の上端部と中央部に設定されていてもよく、同様に、対比点P2は曲げ変形量計測装置1の下端部に設定されていてもよい。
カメラ81aは、計測機構82を撮影する。また、光源81bは、カメラ81aによる撮影時に、計測機構82に光を当てる。
記録盤82bのけがき針82a側の面には、けがき針82aにより削り取ることが可能な塗料82cが塗布されていて、カメラ81a側の面には、目盛り線82dが描かれている。
カメラ81aは、記録盤82bの線条痕を目盛線82dとともに撮影するため、この撮影結果により、基準点P1同士を結ぶ直線の延長線と対比点P2との相対変位量の大きさを読取ることができる。
変形量計測装置1は撮影時のみに電気を使用するため経済的である。
第五の実施形態に係る曲げ変形量計測装置1は、対比点P2において、基準棒3が記録盤83を貫通している点で、第四の実施形態の曲げ変形量計測装置と異なっている。
この他の第五の実施形態に係る曲げ変形量計測装置1の構成は、第四の実施形態で示した曲げ変形量計測装置1と同様なため、詳細な説明は省略する。
例えば、前記実施形態では、曲げ変形量計測装置を杭に設置する場合について説明したが、曲げ変形量計測装置により計測を行う計測対象物は、杭に限定されない。
また、曲げ変形量計測装置は、計測対象物の施工時に埋め込んでおいてもよいし、既設の計測対象物を削孔して配設してもよい。
バネ部材は、リングバネに限定されない。
2 杭(計測対象物)
21 設置孔
3 基準棒(棒)
4 球体
5 計測手段
53 リングバネ(バネ部材)
54 ひずみゲージ
6 計測手段
63 スライド片
64 リングバネ(バネ部材)
65 ひずみゲージ
7 計測手段
71 当接部材
72 ひずみゲージ
8 計測手段
82b,83 記録盤
P1 基準点
P2 対比点
Claims (6)
- 計測対象物に形成された筒状の設置孔に直線状の基準棒を配設するとともに、前記基準棒上の離れた位置に二つの基準点および一つの対比点を設定しておき、
前記計測対象物の変形後に、前記二つの基準点を通る直線と前記対比点との少なくとも二方向の垂直離隔距離に相関する物理量を測定することにより、前記計測対象物の多方向の曲げ変形量を測定することを特徴とする曲げ変形量計測方法。 - 計測対象物に形成された筒状の設置孔に配設された一本の棒と、
前記計測対象物の多方向の曲げ変形量を検出する計測手段と、を備える曲げ変形量計測装置であって、
前記設置孔内の同一直線上の離れた位置に二つの基準点および対比点が設定されていて、
前記棒には、前記二つの基準点の位置において前記棒と前記設置孔とをつなぐ自在継手が形成されており、
前記計測手段は、前記計測対象物の変形後に前記二つの基準点を通る直線に対する前記対比点の垂直離隔距離に相関する物理量を測定することを特徴とする、曲げ変形量計測装置。 - 前記計測手段は、前記棒と前記設置孔の内壁面との間に介設されたバネ部材と、前記バネ部材に設置されたひずみゲージとからなり、前記棒と前記対比点との垂直離隔距離に相関する物理量を測定することを特徴とする、請求項2に記載の曲げ変形量計測装置。
- 前記計測手段は、前記棒の外面に接するスライド片と、前記スライド片と前記設置孔の内壁面との間に介設されたバネ部材と、前記バネ部材に設置されたひずみゲージとからなり、前記棒と前記対比点との垂直離隔距離に相関する物理量を測定することを特徴とする、請求項2に記載の曲げ変形量計測装置。
- 前記基準点は、前記棒の一端部および中央部に設定されていて、
前記計測手段は、前記設置孔に固定された記録盤を有しており、
前記記録盤は、前記棒の他端部に接しているか、あるいは前記棒の他端部を貫通していることを特徴とする、請求項2に記載の曲げ変形量計測装置。 - 前記基準点は、前記棒の上端部および下端部に設定されていて、
前記対比点は、前記棒の中央部に設定されていて、
前記棒には、前記対比点の位置において前記設置孔の内壁面に当接する当接部材が設けられていて、
前記計測手段は、前記計測対象物の変形後に前記二つの基準点を通る直線に対する前記対比点の垂直離隔距離に相関する物理量を測定することを特徴とする、請求項2に記載の曲げ変形量計測装置。
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