JP6135430B2 - 情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム - Google Patents

情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6135430B2
JP6135430B2 JP2013202755A JP2013202755A JP6135430B2 JP 6135430 B2 JP6135430 B2 JP 6135430B2 JP 2013202755 A JP2013202755 A JP 2013202755A JP 2013202755 A JP2013202755 A JP 2013202755A JP 6135430 B2 JP6135430 B2 JP 6135430B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
event
important
processing
acquired
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013202755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015069391A (ja
Inventor
啓太 野尻
啓太 野尻
泰介 相澤
泰介 相澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013202755A priority Critical patent/JP6135430B2/ja
Priority to US14/471,023 priority patent/US9864668B2/en
Publication of JP2015069391A publication Critical patent/JP2015069391A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6135430B2 publication Critical patent/JP6135430B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • G06F11/3065Monitoring arrangements determined by the means or processing involved in reporting the monitored data
    • G06F11/3072Monitoring arrangements determined by the means or processing involved in reporting the monitored data where the reporting involves data filtering, e.g. pattern matching, time or event triggered, adaptive or policy-based reporting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2201/00Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
    • G06F2201/86Event-based monitoring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Description

開示の技術は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム、及び情報処理システムに関する。
複数の装置から収集したイベントを、予め定義されたルールに基づいて逐次処理し、利用者が必要とする情報を順次抽出または通知する技術として、複合イベント処理という技術が存在する。例えば、管理対象の装置で生じる事象を監視する運用管理プログラムに、この複合イベント処理の技術を応用することができる。この場合、管理対象の装置から収集した複数のイベントに基づいて、管理対象の装置で発生した事象を特定し、利用者への通知等、事象に応じた処理を行うことができる。
また、管理対象の装置で生じる事象を監視する運用管理プログラムでは、監視する事象に応じて重要度が異なる場合がある。このような場合、重要度の高い事象に対する処理は早急に行うなど、重要度の高い事象を優先的に処理する仕組みが必要となる。
特開2012−27577号公報 特開平11−232124号公報
複合イベント処理ではイベントを逐次処理するため、処理装置の処理能力を超えたイベントが発生した場合には、事象の発生に応じて順次処理を行うことができなくなる。例えば、管理対象の装置に生じる事象を監視する運用管理プログラムでは、複数の管理対象の装置で発生するイベントを順次収集し、複合イベント処理を行う。そのため、特定の管理対象の装置に異常が発生するなどして、イベントが大量に発生した場合には、処理待ちイベントの中に含まれる早急に処理が必要な重要事象に応じた処理が遅れてしまう場合がある。
この状況を解消するために、従来技術のように、重要事象を示すイベントを優先的に処理する機構を設けることが考えられる。しかし、複合イベント処理では、複数のイベントを含むイベント群で1つの事象を示していたり、1つのイベントが複数の異なる処理方式による処理の対象に含まれていたり、複数のイベントの並び順によって処理が特定されたりする場合がある。
従って、複合イベント処理において、従来技術のように、単純に重要事象を示すイベントを優先的に処理した場合には、他のイベント群に応じた処理が適切に行えない場合がある。
開示の技術は、一つの側面として、複合イベント処理の要件を満たしつつ、重要事象を示すイベントを優先的に処理することが目的である。
開示の技術は、管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納する取得部を備える。取得部は、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得する。また、開示の技術は、前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って処理する第1処理部を備える。また、開示の技術は、前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って処理する第2処理部を備える。第2処理部は、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する。
開示の技術は、一つの側面として、複合イベント処理の要件を満たしつつ、重要事象を示すイベントを優先的に処理することができる、という効果を有する。
複合イベント処理の要件を説明するための概略図である。 複合イベント処理の要件を説明するための概略図である。 複合イベント処理の要件を説明するための概略図である。 本実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。 送信イベントキューに格納されたイベントの一例を示す図である。 重要事象キーイベント特定条件の一例を示す図である。 処理フィルタの設定を説明するための図である。 処理待ちイベントキューに格納されたイベントの一例を示す図である。 重要事象キーイベントリストの一例を示す図である。 情報処理装置として機能するコンピュータの一例を示す概略ブロック図である。 管理対象装置側処理を示すフローチャートである。 イベント収集処理を示すフローチャートである。 情報処理装置側処理を示すフローチャートである。 重要事象キーイベント設定処理を示すフローチャートである。 複合イベント処理フィルタ設定処理を示すフローチャートである。 イベント取得処理を示すフローチャートである。 通常イベント処理を示すフローチャートである。 重要イベント処理を示すフローチャートである。 通知受付処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
<複合イベント処理の要件>
まず、実施形態の詳細を説明する前に、複合イベント処理において、重要事象を示すイベント群を優先的に処理する場合に、満たすべき要件について説明する。
複合イベント処理では、まず、事象を特定するイベントであって、その事象に応じた処理のきっかけとなるイベント、すなわち事象を示す基準となるイベント(以下、「キーイベント」という)を検出する。そして、キーイベントを補足し、キーイベントとともに同一の事象を示すイベント(以下、「補足イベント」という)を検出する。そして、検出したキーイベント及び補足イベントを含むイベント群を、イベント処理の対象とする。従って、優先的に処理したい重要事象を示すイベント群(以下、「重要イベント群」という)をまとめて優先処理することが1つ目の要件である。
例えば、図1に示すように、イベントA、イベントB、イベントC、イベントD、及びイベントEの順に発生したイベントにおいて、重要事象XのキーイベントがイベントC、イベントCの補足イベントがイベントD及びイベントEであったとする。この場合、イベントC、イベントD、及びイベントEをまとめて優先処理する必要がある。
次に、複合イベント処理では、重要事象のキーイベントとして優先処理を行ったイベントが、他の事象を示すイベント群に含まれる補足イベントである場合がある。従って、重要事象のキーイベントとして処理されたイベントを、別のイベント処理でも利用可能にすることが、2つ目の要件である。
例えば、図2に示すように、イベントCが、重要事象Xのキーイベントであり、かつ重要事象ではない事象Yを示すイベント群に含まれる補足イベントでもある場合を考える。この場合、重要事象Xを示す重要イベント群を優先的に処理した場合であっても、イベントCについては、事象Yに応じた処理の対象となるイベント群に含まれるようにすることが必要である。
さらに、複合イベント処理では、複数のイベントの並び順によって処理が特定される場合がある。従って、イベントの順序性を損なわないことが、3つ目の要件である。
例えば、図2の例において、イベントBの後にイベントCがあることで、事象Yが特定されるものとする。この場合、重要事象Xを示す重要イベント群を優先的に処理した場合であっても、イベントCがイベントBの後にあるという順序性を損なわないようにする必要がある。例えば、図3に示すように、重要事象Xを示す重要イベント群を優先的に処理するために、事象Yを示すイベント群の前に移動させた場合には、イベントの順序性が損なわれ、事象Yを特定することができなくなる。
以上のように、複合イベント処理において、重要事象を示す重要イベント群を優先的に処理する場合には、上記3つの要件を満たす必要がある。
<情報処理システムの構成>
次に、本実施形態に係る情報処理システムの構成について説明する。図4に示すように、情報処理システム10は、情報処理装置20と、管理対象装置40とを含む。図4の例では、1台の管理対象装置40を示しているが、情報処理システム10に含まれる管理対象装置40は複数台であってもよい。情報処理システム10では、情報処理装置20が、管理対象装置40で発生したイベントを取得し、取得したイベントに基づいて、管理対象装置40で発生した事象に応じた複合イベント処理を行う。
管理対象装置40は、図4に示すように、イベント収集部41を含んでいる。
イベント収集部41は、管理対象装置40における処理、操作、状態等を示す各種ログ52から、新たに発生したイベントを収集する。図4の例では、各種ログ52は、システムイベント情報ログ52A、システム性能情報ログ52B、及びシステム構成情報ログ52Cを含んでいる。
また、イベント収集部41は、情報処理装置20から配付された重要事象キーイベント特定条件リスト31(詳細は後述)を参照して、収集した各イベントが重要事象キーイベントか否かを判定する。イベント収集部41は、重要事象キーイベントであると判定したイベントに、そのイベントが重要事象キーイベントであることを示す重要事象キーイベントフラグを立てる。また、イベント収集部41は、重要事象キーイベント特定条件リスト31(詳細は後述)を参照して、重要事象キーイベントであると判定したイベントに、その重要事象キーイベントが示す重要事象の重要度を付与する。
イベント収集部41は、収集したイベントを、順次送信イベントキュー53に格納する。図5に、送信イベントキュー53に格納されたイベントの一例を示す。図5の例では、1レコードが1つのイベントを示しており、各イベントには、送信イベントキュー53に格納されたイベントを識別するためのIDが付与されている。また、送信イベントキュー53に格納された各イベントは、発生日時、発生元、メッセージ、重要事象キーイベントフラグ、及び重要度の情報を有している。発生日時は、管理対象装置40においてイベントが発生した日時であり、発生元は、イベントが発生した管理対象装置40を識別する情報であり、メッセージは、発生したイベントの内容を示す情報である。また、ここでは、重要事象キーイベントフラグとして、その重要事象キーイベントを含む重要イベント群を処理する際に適用される処理フィルタ(詳細は後述)を識別する処理フィルタIDが付与されている。
イベント収集部41は、送信イベントキュー53に格納されたイベントを、先頭から順に、情報処理装置20へ送信する。
情報処理装置20は、図4に示すように、重要事象キーイベント設定部21及び複合イベント処理フィルタ設定部22を含んでいる。また、情報処理装置20は、イベント取得部23、通常イベント制御部24、重要イベント制御部25、通常イベント処理部26、重要イベント処理部27、及び複合イベント後処理部28を含んでいる。なお、イベント取得部23は、開示の技術における取得部の一例である。また、通常イベント制御部24及び通常イベント処理部26は、開示の技術における第1処理部の一例である。また、重要イベント制御部25及び重要イベント処理部27は、開示の技術における第2処理部の一例である。
重要事象キーイベント設定部21は、管理対象装置40で発生したイベントから、重要事象キーイベントを特定するための条件である重要事象キーイベント特定条件を設定する。重要事象キーイベント特定条件は、イベントに含まれるメッセージ、発生元、イベントID等の情報を用いて定めておくことができる。なお、イベントIDは、管理対象装置40により付与されたイベントの種類を識別する情報である。図6に、重要事象キーイベント特定条件の一例を示す。図6の例は、イベントに含まれるメッセージが「メッセージP」、発生元が「管理対象装置A」、イベントIDが「5000」、・・・であるイベントを重要事象キーイベントとして特定するという条件を表している。
また、重要事象キーイベント特定条件は、付加情報として、重要度、関連イベント発生間隔、及び処理フィルタIDの情報を有する。重要度は、その重要事象キーイベントが示す重要事象がどの程度重要か、すなわちどの程度優先的に処理すべきかを示すレベルである。例えば、重要度は、「最重要」、「重要」の2段階のレベルを設定してもよいし、レベルが高い順に、重要度1、重要度2、重要度3、・・・のような3段階以上のレベルを設定してもよい。関連イベント発生間隔は、重要事象キーイベントの発生日時からどの程度の間隔に発生したイベントを、その重要事象キーイベントの関連イベントとするかを定める情報である。「関連イベント」とは、重要事象キーイベントに対する補足イベントの候補となるイベントであって、一定の条件(例えば、重要事象キーイベントとの発生間隔が所定時間以内)を満たすイベントである。
重要事象キーイベント特定条件は、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置を介してユーザにより入力される。重要事象キーイベント設定部21は、入力された重要事象キーイベント特定条件を受け付け、複数の重要事象キーイベント特定条件をまとめた重要事象キーイベント特定条件リスト31として、所定の記憶領域に保存する。また、重要事象キーイベント設定部21は、重要事象キーイベント特定条件リスト31を、各管理対象装置40へ配付する。
複合イベント処理フィルタ設定部22は、図7に示すような、キーイベント及び関連イベントの特定方法、特定したイベント群の処理方法に基づいて、イベント群の特定及び特定したイベント群に対する処理の内容を定めた処理フィルタを設定する。処理フィルタは、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置を介してユーザにより入力される。複合イベント処理フィルタ設定部22は、入力された処理フィルタを受け付け、複数の処理フィルタをまとめた複合イベント処理フィルタ32として、所定の記憶領域に保存する。
イベント取得部23は、管理対象装置40で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々を処理待ちイベントキュー33に順次格納する。図8に、処理待ちイベントキュー33に格納されたイベントの一例を示す。図8の例では、1レコードが1つのイベントを示しており、各イベントには、処理待ちイベントキュー33に格納されたイベントを識別するためのIDが付与されている。また、処理待ちイベントキュー33に格納された各イベントは、発生日時、受信日時、発生元、メッセージ、重要事象キーイベントフラグ、及び取得済みフラグの情報を有している。受信日時は、情報処理装置20でイベントを取得した日時である。取得済みフラグは、後述する重要イベント処理部27で処理するために、重要イベント制御部25により既に取得されたイベントに対して立てられるフラグである。
また、イベント取得部23は、処理待ちイベントキュー33に格納された複数のイベントのうち、どのイベントが重要事象キーイベントかを特定する特定情報を取得する。そして、取得した特定情報を、その重要情報キーイベントに付与されている重要度とともに、重要事象キーイベントリスト34に記録する。図9に、重要事象キーイベントリスト34の一例を示す。図9の例では、特定情報を、処理待ちイベントキュー33におけるIDとしている。ID以外にも、該当の重要事象キーイベントが格納されているアドレス等を、特定情報として用いてもよい。
通常イベント制御部24は、処理待ちイベントキュー33の先頭からイベントを取得し、取得したイベントを通常イベント処理部26へ受け渡す。
また、通常イベント制御部24は、処理待ちイベントキュー33の先頭に格納されたイベントが、取得済みフラグが立てられていない重要事象キーイベントの場合も、その重要事象キーイベントを通常イベント処理部26へ受け渡す。そして、通常イベント制御部24は、重要事象キーイベントを通常イベント処理部26へ受け渡したことを、重要イベント制御部25に通知する。通常イベント制御部24は、重要イベント制御部25への通知に、通常イベント処理部26へ受け渡した重要事象キーイベントの特定情報、及びその重要事象キーイベントの受信日時と現在日時との時間差の情報を含める。
通常イベント制御部24は、通常イベント処理部26へ受け渡したイベントを、処理待ちイベントキュー33から削除する。
重要イベント制御部25は、重要事象キーイベントリスト34の先頭から、処理対象となる重要度を有する重要事象キーイベントの特定情報を取得する。例えば、図9に示す重要事象キーイベントリスト34の例で、重要度のレベルが「最重要」及び「重要」の2段階の場合について説明する。処理対象となる重要度が「重要」以上の場合には、重要事象キーイベントリスト34に登録された全ての特定情報が対象となるため、重要事象キーイベントリスト34の先頭の特定情報(図6の例では、「W002」)が取得される。処理対象となる重要度が「最重要」の場合には、重要事象キーイベントリスト34に登録された特定情報のうち、「最重要」の重要度を有する先頭の特定情報(図6の例で、「W004」)を取得する。重要イベント制御部25は、取得した特定情報に関するレコードを、重要事象キーイベントリスト34から削除する。
また、重要イベント制御部25は、処理待ちイベントキュー33から、取得した特定情報により特定される重要事象キーイベントを取得する。そして、重要イベント制御部25は、処理待ちイベントキュー33内の取得した重要事象キーイベントに、取得済みフラグを立てる。
さらに、重要イベント制御部25は、処理待ちイベントキュー33から、取得した重要事象キーイベントの発生日時から一定時間内に発生した関連イベントを取得する。具体的には、重要イベント制御部25は、複合イベント処理フィルタ32を参照して、取得した重要事象キーイベントに重要事象キーイベントフラグとして立てられている処理フィルタIDが示す処理フィルタに定められている関連イベント発生間隔を取得する。そして、重要イベント制御部25は、処理待ちイベントキュー33から、取得した重要事象キーイベントの発生日時との間隔が、取得した関連イベント発生間隔内となる発生日時を有するイベントを、関連イベントとして取得する。重要イベント制御部25は、取得した重要事象キーイベント及び関連イベントを含む重要イベント群を、重要イベント処理部27へ受け渡す。
また、重要イベント制御部25は、通常イベント制御部24から、重要事象キーイベントを通常イベント処理部26へ受け渡したことの通知を受け取ると、その通知に含まれる特定情報に関するレコードを、重要事象キーイベントリスト34から削除する。
さらに、重要イベント制御部25は、通常イベント制御部24からの通知に含まれる時間差と、予め定めた閾値とを比較する。通知に含まれる時間差の方が大きい場合には、重要イベント処理部27による重要事象を示すイベント群の処理が渋滞していることが考えられる。そこで、重要イベント制御部25は、時間差が予め定めた閾値より大きい場合には、処理対象とする重要度のレベルを上げる。これにより、より重要な重要イベント群のみを、重要イベント処理部27で優先的に処理するように設定することができる。重要イベント制御部25は、レベルを変更した処理対象とする重要度の情報を、所定の記憶領域に保持する。
また、重要イベント制御部25は、重要事象キーイベントリスト34に、処理対象となる優先度を有する特定情報が存在しなくなった場合、保持されている重要度のレベルを下げて、改めて所定の記憶領域に保持する。例えば、処理対象となる重要度のレベルを「重要」から「最重要」に上げていた場合において、重要事象キーイベントリスト34に、重要度が「最重要」であるレコードが存在しなくなった場合には、重要度を「重要」に戻す。
通常イベント処理部26は、通常イベント制御部24から受け渡されたイベントに対して、複合イベント処理フィルタ32に含まれる各処理フィルタを適用して、複合イベント処理を行う。具体的な処理の一例を説明する。通常イベント処理部26は、通常イベント制御部24から受け渡されたイベントが、いずれかの処理フィルタに定められたキーイベントに該当するかを判定する。受け渡されたイベントがキーイベントに該当する場合には、対応する処理フィルタに定められた条件に適合する関連イベントを処理待ちイベントキュー33から取得する。そして、取得したキーイベント及び関連イベントを含むイベント群に対して、対応する処理フィルタに定められた条件の判定等の処理を行う。そして、イベント群が示す事象に応じて何らかの後処理が必要であると判定された場合には、キーイベントに、その後処理の内容を付与して、複合イベント後処理部28へ受け渡す。
なお、通常イベント制御部24から受け渡されたイベントに、取得済みフラグが立っている場合には、そのイベントを重要事象キーイベントとする重要事象に対する複合イベント処理は、重要イベント処理部27で行われている。そこで、処理の重複を排除するため、通常イベント処理部26は、取得済みフラグが立っているイベントに対しては、重要事象キーイベントフラグとして立てられた処理フィルタIDが示す処理フィルタを適用した複合イベント処理は行わない。
重要イベント処理部27は、重要イベント制御部25から受け渡された重要イベント群に対して、重要事象キーイベントフラグとして立てられた処理フィルタIDが示す処理フィルタを適用した複合イベント処理を行う。重要イベント処理部27の処理は、通常イベント処理部26と並行して、通常イベント処理部26とは別ルートで行われる。このため、重要イベント群が優先的に処理される。
複合イベント後処理部28は、通常イベント処理部26及び重要イベント処理部27の各々から受け渡されたイベントに付与された後処理の内容に従って、後処理を実行する。後処理は、例えば、メールの送信、ディスプレイへのメッセージの表示、その他のプログラムの実行などである。
情報処理装置20は、例えば図10に示すコンピュータ60で実現することができる。コンピュータ60はCPU61、メモリ62、不揮発性の記憶部63、入出力インターフェース(I/F)64、及びネットワークI/F65を備えている。CPU61、メモリ62、記憶部63、入出力I/F64、及びネットワークI/F65は、バス66を介して互いに接続されている。
記憶部63はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。記録媒体としての記憶部63には、コンピュータ60を情報処理装置20として機能させるための情報処理プログラム70が記憶されている。CPU61は、情報処理プログラム70を記憶部63から読み出してメモリ62に展開し、情報処理プログラム70が有するプロセスを順次実行する。
情報処理プログラム70は、重要事象キーイベント設定プロセス71及び複合イベント処理フィルタ設定プロセス72を有する。また、情報処理プロセス70は、イベント取得プロセス73、通常イベント制御プロセス74、重要イベント制御プロセス75、通常イベント処理プロセス76、重要イベント処理プロセス77、及び複合イベント後処理プロセス78を有する。
CPU61は、重要事象キーイベント設定プロセス71を実行することで、図4に示す重要事象キーイベント設定部21として動作する。また、CPU61は、複合イベント処理フィルタ設定プロセス72を実行することで、図4に示す複合イベント処理フィルタ設定部22として動作する。また、CPU61は、イベント取得プロセス73を実行することで、図4に示すイベント取得部23として動作する。また、CPU61は、通常イベント制御プロセス74を実行することで、図4に示す通常イベント制御部24として動作する。また、CPU61は、重要イベント制御プロセス75を実行することで、図4に示す重要イベント制御部25として動作する。また、CPU61は、通常イベント処理プロセス76を実行することで、図4に示す通常イベント処理部26として動作する。また、CPU61は、重要イベント処理プロセス77を実行することで、図4に示す重要イベント処理部27として動作する。また、CPU61は、複合イベント後処理プロセス78を実行することで、図4に示す複合イベント後処理部28として動作する。これにより、情報処理プログラム70を実行したコンピュータ60が、情報処理装置20として機能することになる。
なお、情報処理装置20は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
また、管理対象装置40も、CPU、メモリ、不揮発性の記憶部、入出力I/F、及びネットワークI/F65を備えたコンピュータで構成することができる。また、管理対象装置40は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る情報処理システム10の作用について説明する。管理対象装置40は、図11に示す管理対象装置側処理を実行することにより、管理対象装置40で発生したイベントを順次情報処理装置20へ送信する。情報処理装置は、図13に示す情報処理装置側処理を実行することにより、重要イベント群の優先的処理を含む複合イベント処理を実行する。以下、各処理について詳述する。
図11に示す管理対象装置側処理のステップS11で、イベント収集部41が、情報処理装置20から配付された重要事象キーイベント特定条件リスト31を取得し、所定の記憶領域に保存する。重要事象キーイベント特定条件リスト31は、情報処理装置20の重要事象キーイベント設定部21が、後述する重要事象キーイベント設定処理を実行することにより、各管理対象装置40へ配付される。
次に、ステップS12で、イベント収集部41が、図12に示すイベント収集処理を実行する。
図12に示すイベント収集処理のステップS121で、イベント収集部41が、各種ログ52から、新たに発生したイベントを収集する。次に、ステップS122で、イベント収集部41が、重要事象キーイベント特定条件リスト31を参照して、収集した各イベントが重要事象キーイベントか否かを判定する。重要事象キーイベントの場合には、ステップS123へ移行し、重要事象キーイベントではない場合には、ステップS123をスキップして、ステップS124へ移行する。
ステップS123では、イベント収集部41が、重要事象キーイベントであると判定したイベントに重要事象キーイベントフラグを立て、重要事象キーイベント特定条件リスト31を参照して、その重要事象キーイベントが示す重要事象の重要度を付与する。
次に、ステップS124で、イベント収集部41が、収集したイベントを、順次送信イベントキュー53に格納し、管理対象装置側処理へリターンする。
次に、管理対象装置側処理のステップS13で、イベント収集部41が、送信イベントキュー53に格納されたイベントを、先頭から順に、情報処理装置20へ送信し、ステップS12へ戻る。
なお、ステップS12の処理とステップS13の処理とは、並行して実行される。従って、ステップS12において、イベント収集部41が、送信イベントキュー53にイベントを追加すると、イベント収集部41は、ステップS12の処理を継続したまま、ステップS13の処理を開始する。
次に、図13に示す情報処理装置側処理のステップS21で、重要事象キーイベント設定部21が、図14に示す重要事象キーイベント設定処理を実行する。
図14に示す重要事象キーイベント設定処理のステップS211で、重要事象キーイベント設定部21が、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置を介してユーザにより入力された重要事象キーイベント特定条件を受け付ける。
次に、ステップS212で、重要事象キーイベント設定部21が、複数の重要事象キーイベント特定条件をまとめた重要事象キーイベント特定条件リスト31を、所定の記憶領域に保存する。次に、ステップS213で、重要事象キーイベント設定部21が、重要事象キーイベント特定条件リスト31を、各管理対象装置40へ配付し、情報処理装置側処理へリターンする。
次に、図13に示す情報処理装置側処理のステップS22で、複合イベント処理フィルタ設定部22が、図15に示す複合イベント処理フィルタ設定処理を実行する。
図15に示す複合イベント処理フィルタ設定処理のステップS221で、複合イベント処理フィルタ設定部22が、図示しないマウス、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置を介してユーザにより入力された処理フィルタを受け付ける。次に、ステップS222で、複合イベント処理フィルタ設定部22が、複数の処理フィルタをまとめた複合イベント処理フィルタ32を、所定の記憶領域に保存して、情報処理装置側処理へリターンする。
次に、図13に示す情報処理装置側処理のステップS23で、イベント取得部23が、図16に示すイベント取得処理を実行する。
図16に示すイベント取得処理のステップS231で、イベント取得部23が、管理対象装置40から送信されたイベントを取得する。
次に、ステップS232で、イベント取得部23が、重要事象キーイベントフラグを参照して、取得したイベントが重要事象キーイベントか否かを判定する。重要事象キーイベントの場合には、ステップS233へ移行し、重要事象キーイベントではない場合には、ステップS235へ移行する。
ステップS233では、イベント取得部23が、取得したイベントを処理待ちイベントキュー33に格納する。次に、ステップS234で、イベント取得部23が、処理待ちイベントキュー33に格納された複数のイベントのうち、どのイベントが重要事象キーイベントかを特定する特定情報を取得する。例えば、重要事象キーイベントとして判定されたイベントの処理待ちイベントキュー33におけるIDを特定情報として取得する。そして、イベント取得部23は、取得した特定情報を、その重要事象キーイベントに付与されている重要度とともに、重要事象キーイベントリスト34に記録して、情報処理装置側処理へリターンする。
一方、ステップS235では、イベント取得部23が、上記ステップS233と同様に、取得したイベントを処理待ちイベントキュー33に格納する処理のみを行って、情報処理装置側処理へリターンする。
次に、図13に示す情報処理装置側処理のステップS24で、通常イベント制御部24及び通常イベント処理部26が、図17に示す通常イベント処理を実行する。
図17に示す通常イベント処理のステップS241で、通常イベント制御部24が、処理待ちイベントキュー33の先頭からイベントを取得する。
次に、ステップS242で、通常イベント制御部24が、取得したイベントが重要事象キーイベントか否かを判定する。重要事象キーイベントの場合には、ステップS243へ移行し、重要事象キーイベントではない場合には、ステップS247へ移行する。
ステップS243では、通常イベント制御部24が、取得したイベントに取得済みフラグが立っているか否かを判定する。取得済みフラグが立っている場合には、ステップS244へ移行し、取得済みフラグが立っていない場合には、ステップS246へ移行する。
ステップS244では、通常イベント制御部24が、取得したイベントを通常イベント処理部26へ受け渡す。そして、通常イベント制御部24が、通常イベント処理部26へ受け渡したイベントを、処理待ちイベントキュー33から削除する。
次に、ステップS245で、通常イベント処理部26が、通常イベント制御部24から受け渡されたイベントに対して、複合イベント処理フィルタ32に含まれる各処理フィルタを適用して、複合イベント処理を行って、情報処理装置側処理へリターンする。この際、通常イベント処理部26は、重要事象キーイベントフラグとして立てられた処理フィルタIDが示す処理フィルタを適用した複合イベント処理は行わない。
一方、ステップS246では、通常イベント制御部24が、取得したイベントの特定情報(例えば、処理待ちイベントキュー33におけるID)を取得する。また、通常イベント制御部24が、取得したイベントの受信日時と現在日時との時間差を計算する。そして、通常イベント制御部24が、重要事象キーイベントを通常イベント処理部26へ受け渡したことを、特定情報及び時間差の情報を含め、重要イベント制御部25に通知する。
次に、ステップS247で、通常イベント制御部24が、取得したイベントを通常イベント処理部26へ受け渡す。そして、通常イベント制御部24が、通常イベント処理部26へ受け渡したイベントを、処理待ちイベントキュー33から削除する。
次に、ステップS248で、通常イベント処理部26が、通常イベント制御部24から受け渡されたイベントに対して、複合イベント処理フィルタ32に含まれる各処理フィルタを適用して、複合イベント処理を行って、情報処理装置側処理へリターンする。
次に、図13に示す情報処理装置側処理のステップS25で、重要イベント制御部25及び重要イベント処理部27が、図18に示す重要イベント処理を実行する。
図18に示す重要イベント処理のステップS251で、重要イベント制御部25が、所定の記憶領域に保持している処理対象となる重要度を読み込む。
次に、ステップS252で、重要イベント制御部25が、重要事象キーイベントリスト34の先頭から、処理対象となる重要度を有する重要事象キーイベントの特定情報を検索する。
次に、ステップS253で、重要イベント制御部25が、処理対象となる重要度を有する特定情報が存在したか否かを判定する。存在した場合には、ステップS255へ移行し、存在しない場合には、ステップS254へ移行する。
ステップS254では、重要イベント制御部25が、保持されている処理対象となる重要度のレベルを下げて、改めて所定の記憶領域に保持して、ステップS251へ戻る。
ステップS255では、重要イベント制御部25が、重要事象キーイベントリスト34に登録された特定情報のうち、処理対象の重要度を有する先頭の特定情報を取得する。また、重要イベント制御部25は、取得した特定情報に関するレコードを、重要事象キーイベントリスト34から削除する。
次に、ステップS256で、重要イベント制御部25が、処理待ちイベントキュー33から、取得した特定情報により特定される重要事象キーイベントを取得する。また、重要イベント制御部25が、処理待ちイベントキュー33から、取得した重要事象キーイベントの発生日時から一定時間内に発生した関連イベントを取得する。
次に、ステップS257で、重要イベント制御部25が、処理待ちイベントキュー33内の取得した重要事象キーイベントに、取得済みフラグを立てる。
次に、ステップS258で、重要イベント制御部25が、取得した重要事象キーイベント及び関連イベントを含む重要イベント群を、重要イベント処理部27へ受け渡す。
次に、ステップS259で、重要イベント処理部27が、重要イベント制御部25から受け渡された重要イベント群に対して、重要事象キーイベントフラグとして立てられた処理フィルタIDが示す処理フィルタを適用した複合イベント処理を行う。そして、情報処理装置側処理へリターンする。
次に、図13に示す情報処理装置側処理のステップS28で、複合イベント後処理部28が、通常イベント処理部26及び重要イベント処理部27の各々から受け渡されたイベントに付与された後処理の内容に従って、後処理を実行し、ステップS23へ戻る。
また、重要イベント制御部25は、図18に示す重要イベント処理と並行して、図19に示す通知受付処理を実行する。
図19に示す通知受付処理のステップS261で、重要イベント制御部25が、通常イベント制御部24から、重要事象キーイベントを通常イベント処理部26へ受け渡したことの通知を受け取ったか否かを判定する。通知を受け取った場合には、ステップS261へ移行し、受け取っていない場合には、通知受付処理を終了する。
ステップS262では、重要イベント制御部25が、受け取った通知に含まれる特定情報に関するレコードを、重要事象キーイベントリスト34から削除する。
次に、ステップS263で、重要イベント制御部25が、受け取った通知に含まれる時間差が、予め定めた閾値より大きいか否かを判定する。時間差>閾値の場合には、重要イベント制御部25が、保持されている処理対象とする重要度のレベルを上げて、改めて所定の記憶領域に保持し、通知受付処理を終了する。一方、時間差≦閾値の場合には、保持されている処理対象とする重要度のレベルを変更することなく、そのまま通知受付処理を終了する。
なお、ステップS23の処理とステップS24及びステップS25の処理とは、並行して実行される。従って、ステップS23において、イベント取得部23が、処理待ちイベントキュー33にイベントを追加する。そして、イベント取得部41によるステップS23の処理を継続したまま、通常イベント制御部24及び通常イベント処理部26が、ステップS24の処理を開始する。また、これと並行して、イベント取得部23が、重要事象キーイベントリスト34に、重要事象キーイベントの特定情報に関するデータを追加する。そして、イベント取得部41によるステップS23の処理を継続したまま、重要イベント制御部25及び重要イベント処理部27がステップS25の処理を開始する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理装置によれば、重要事象キーイベント及び関連イベントを含む重要イベント群をまとめて、通常イベント処理部とは異なる重要イベント処理部へ受け渡すため、重要イベント群をまとめて優先処理することができる。また、優先処理した重要事象キーイベントについては、処理待ちイベントキューから削除することなく、フラグを立てて管理することで、重要事象のキーイベントとして処理されたイベントを、別のイベント処理でも利用可能にすることができる。また、イベントの順序性も損なわない。
このように、複合イベント処理の要件を満たしつつ、重要事象を示すイベントを優先的に処理することができる。
なお、上記実施形態では、管理対象装置40のイベント収集部41において、重要事象キーイベント特定条件リスト31を参照して、収集したイベントが重要事象キーイベントか否かを特定する場合について説明したが、これに限定されない。情報処理装置20のイベント取得部23において、重要事象キーイベント特定条件リスト31を参照して、各管理対象装置40から取得したイベントが重要事象キーイベントか否かを特定するようにしてもよい。ただし、本実施形態のように、各管理対象装置40のイベント収集部41で収集したイベントが重要事象キーイベントか否かを特定した方が、処理負荷を分散することができ、情報処理装置20の処理負荷を軽減することができる。
また、上記では、情報処理プログラム70が記憶部63に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得する取得部と、
前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って処理する第1処理部と、
前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って処理するとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する第2処理部と、
を含む情報処理装置。
(付記2)
前記第1処理部は、前記イベント格納部の先頭に格納されたイベントが、前記取得済み情報が付与されていない重要事象キーイベントである場合に、前記取得済み情報が付与されていない前記重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第2処理部に、前記重要事象キーイベントを第1処理部で取得済みであることを通知する付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記取得部は、重要事象に応じた重要度を、重要事象キーイベント毎に取得し、
前記第2処理部は、予め設定したレベルの重要度を有する重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第1処理部から取得済みの通知を受け付けた場合には、前記予め設定したレベルを上げる
付記2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記第1処理部は、重要イベント群を取得した場合には、取得した前記重要イベント群に含まれる重要事象キーイベントが前記イベント格納部に格納されてから現在までの時間差を、前記第2処理部へ通知し、
前記第2処理部は、前記第1処理部から通知された前記時間差が、予め定めた閾値以上の場合に、前記予め設定したレベルを上げる
付記3記載の情報処理装置。
(付記5)
コンピュータに、
管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得し、
前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って第1処理を行い、
前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って第2処理を行うとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する
ことを含む処理を実行させる情報処理方法。
(付記6)
前記コンピュータに、前記第1処理において、前記イベント格納部の先頭に格納されたイベントが、前記取得済み情報が付与されていない重要事象キーイベントである場合に、前記取得済み情報が付与されていない前記重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第2処理を行う処理部に、前記重要事象キーイベントを、第1処理を行う処理部で取得済みであることを通知することを含む処理を実行させる付記5記載の情報処理方法。
(付記7)
前記コンピュータに、
重要事象に応じた重要度を、重要事象キーイベント毎に取得し、
前記第2処理において、予め設定したレベルの重要度を有する重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第1処理を行う処理部から取得済みの通知を受け付けた場合には、前記予め設定したレベルを上げる
ことを含む処理を実行させる付記6記載の情報処理方法。
(付記8)
前記コンピュータに、
前記第1処理において、重要イベント群を取得した場合には、取得した前記重要イベント群に含まれる重要事象キーイベントが前記イベント格納部に格納されてから現在までの時間差を、前記第2処理を行う処理部へ通知し、
前記第2処理において、通知された前記時間差が、予め定めた閾値以上の場合に、前記予め設定したレベルを上げる
ことを含む処理を実行させる付記7記載の情報処理方法。
(付記9)
コンピュータに、
管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得し、
前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って第1処理を行い、
前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って第2処理を行うとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する
ことを含む処理を実行させるための情報処理プログラム。
(付記10)
前記コンピュータに、前記第1処理において、前記イベント格納部の先頭に格納されたイベントが、前記取得済み情報が付与されていない重要事象キーイベントである場合に、前記取得済み情報が付与されていない前記重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第2処理を行う処理部に、前記重要事象キーイベントを、第1処理を行う処理部で取得済みであることを通知することを含む処理を実行させるための付記9記載の情報処理プログラム。
(付記11)
前記コンピュータに、
重要事象に応じた重要度を、重要事象キーイベント毎に取得し、
前記第2処理において、予め設定したレベルの重要度を有する重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第1処理を行う処理部から取得済みの通知を受け付けた場合には、前記予め設定したレベルを上げる
ことを含む処理を実行させるための付記10記載の情報処理プログラム。
(付記12)
前記コンピュータに、
前記第1処理において、重要イベント群を取得した場合には、取得した前記重要イベント群に含まれる重要事象キーイベントが前記イベント格納部に格納されてから現在までの時間差を、前記第2処理を行う処理部へ通知し、
前記第2処理において、通知された前記時間差が、予め定めた閾値以上の場合に、前記予め設定したレベルを上げる
ことを含む処理を実行させるための付記11記載の情報処理プログラム。
(付記13)
自装置で発生したイベントを収集し、重要事象キーイベントに、重要事象キーイベントであることを示す情報を付与し、収集したイベントを情報処理装置へ順次送信する管理対象装置と、
前記管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、前記重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得する取得部と、
前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って処理する第1処理部と、
前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って処理するとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する第2処理部と、を含む情報処理装置と、
を含む情報処理システム。
(付記14)
前記第1処理部は、前記イベント格納部の先頭に格納されたイベントが、前記取得済み情報が付与されていない重要事象キーイベントである場合に、前記取得済み情報が付与されていない前記重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第2処理部に、前記重要事象キーイベントを第1処理部で取得済みであることを通知する付記13記載の情報処理システム。
(付記15)
前記取得部は、重要事象に応じた重要度を、重要事象キーイベント毎に取得し、
前記第2処理部は、予め設定したレベルの重要度を有する重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第1処理部から取得済みの通知を受け付けた場合には、前記予め設定したレベルを上げる
付記14記載の情報処理システム。
(付記16)
前記第1処理部は、重要イベント群を取得した場合には、取得した前記重要イベント群に含まれる重要事象キーイベントが前記イベント格納部に格納されてから現在までの時間差を、前記第2処理部へ通知し、
前記第2処理部は、前記第1処理部から通知された前記時間差が、予め定めた閾値以上の場合に、前記予め設定したレベルを上げる
付記15記載の情報処理システム。
10 情報処理システム
20 情報処理装置
21 重要事象キーイベント設定部
22 複合イベント処理フィルタ設定部
23 イベント取得部
24 通常イベント制御部
25 重要イベント制御部
26 通常イベント処理部
27 重要イベント処理部
28 複合イベント後処理部
31 重要事象キーイベント特定条件リスト
32 複合イベント処理フィルタ
33 処理待ちイベントキュー
34 重要事象キーイベントリスト
40 管理対象装置
41 イベント収集部
60 コンピュータ
61 CPU
62 メモリ
63 記憶部

Claims (7)

  1. 管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得する取得部と、
    前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って処理する第1処理部と、
    前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って処理するとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する第2処理部と、
    を含む情報処理装置。
  2. 前記第1処理部は、前記イベント格納部の先頭に格納されたイベントが、前記取得済み情報が付与されていない重要事象キーイベントである場合に、前記取得済み情報が付与されていない前記重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第2処理部に、前記重要事象キーイベントを第1処理部で取得済みであることを通知する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、重要事象に応じた重要度を、重要事象キーイベント毎に取得し、
    前記第2処理部は、予め設定したレベルの重要度を有する重要事象キーイベントを含む重要イベント群を取得して処理するとともに、前記第1処理部から取得済みの通知を受け付けた場合には、前記予め設定したレベルを上げる
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第1処理部は、重要イベント群を取得した場合には、取得した前記重要イベント群に含まれる重要事象キーイベントが前記イベント格納部に格納されてから現在までの時間差を、前記第2処理部へ通知し、
    前記第2処理部は、前記第1処理部から通知された前記時間差が、予め定めた閾値以上の場合に、前記予め設定したレベルを上げる
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. コンピュータに、
    管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得し、
    前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って第1処理を行い、
    前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って第2処理を行うとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する
    ことを含む処理を実行させる情報処理方法。
  6. コンピュータに、
    管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得し、
    前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って第1処理を行い、
    前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って第2処理を行うとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する
    ことを含む処理を実行させるための情報処理プログラム。
  7. 自装置で発生したイベントを収集し、重要事象キーイベントに、重要事象キーイベントであることを示す情報を付与し、収集したイベントを情報処理装置へ順次送信する管理対象装置と、
    前記管理対象装置で発生したイベントを複数取得し、取得した複数のイベントの各々をイベント格納部に順次格納するとともに、前記イベント格納部に格納された複数のイベントの中から、前記重要事象キーイベントを特定する特定情報を取得する取得部と、
    前記イベント格納部の先頭から順にイベントを取得し、処理条件に従って処理する第1処理部と、
    前記イベント格納部から、前記取得された特定情報により特定される重要事象キーイベントと、当該キーイベントと関連するイベントを含む重要イベント群を前記処理条件に従って処理するとともに、前記イベント格納部内の取得した重要事象キーイベントに、取得済み情報を付与する第2処理部と、を含む情報処理装置と、
    を含む情報処理システム。
JP2013202755A 2013-09-27 2013-09-27 情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム Active JP6135430B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013202755A JP6135430B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム
US14/471,023 US9864668B2 (en) 2013-09-27 2014-08-28 Apparatus, method, and system for event data processing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013202755A JP6135430B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015069391A JP2015069391A (ja) 2015-04-13
JP6135430B2 true JP6135430B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=52741184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013202755A Active JP6135430B2 (ja) 2013-09-27 2013-09-27 情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9864668B2 (ja)
JP (1) JP6135430B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108009015B (zh) * 2018-01-10 2021-03-12 烟台大学文经学院 实时嵌入式操作系统的事件处理方法
KR20220154394A (ko) * 2021-05-13 2022-11-22 삼성전자주식회사 그래픽 객체를 표시하는 방법 및 장치

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3611894B2 (ja) * 1995-03-30 2005-01-19 富士通株式会社 二重化構成をもつシステム制御装置
JP3093714B2 (ja) 1998-02-12 2000-10-03 日本電気通信システム株式会社 マルチタスクの実行優先順位決定システム
JP2002229606A (ja) * 2001-01-31 2002-08-16 Nec Corp 状態遷移モデル実行装置、状態遷移モデル実行方法、およびプログラム
JP2008059102A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Fujitsu Ltd コンピュータ資源監視プログラム
JP2012027577A (ja) 2010-07-21 2012-02-09 Kyocera Mita Corp バス間接続装置,画像処理装置
WO2013016244A1 (en) * 2011-07-22 2013-01-31 Sergey Eidelman Systems and methods for network monitoring and testing using self-adaptive triggers based on kpi values
WO2013125037A1 (ja) * 2012-02-24 2013-08-29 株式会社日立製作所 コンピュータプログラムおよび管理計算機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015069391A (ja) 2015-04-13
US9864668B2 (en) 2018-01-09
US20150095380A1 (en) 2015-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4887955B2 (ja) データ配置管理システム及び方法とプログラム
US9183094B2 (en) Backup image duplication
JP2011175357A5 (ja) 管理装置及び管理プログラム
JP6870466B2 (ja) 制御プログラム、制御方法、制御装置、及びデータベースサーバ
KR101695278B1 (ko) 실시간성 이벤트를 탐지하는 방법 및 이를 이용한 서버
JP5668982B2 (ja) ストレージシステム、アクセスパス状態更新方法およびアクセスパス状態更新プログラム
JP6135430B2 (ja) 情報処理装置、方法、プログラム、及びシステム
US20160266808A1 (en) Information processing device, information processing method, and recording medium
JP5956064B2 (ja) 計算機システム、データ管理方法、及び計算機
JP6287308B2 (ja) レプリケーション制御システム、レプリケーション制御方法、及び、レプリケーション制御プログラム
JP2004178336A (ja) 運用管理システム、管理計算機、監視対象計算機、運用管理方法及びプログラム
JP5874234B2 (ja) 機器管理装置、機器管理方法および機器管理プログラム
JP2016057658A (ja) 障害情報管理システムおよび障害情報管理方法
US11082484B2 (en) Load balancing system
US10503722B2 (en) Log management apparatus and log management method
CN111625506A (zh) 一种基于删除队列的分布式数据删除方法、装置及设备
JP6167625B2 (ja) パケット記録装置
JP6497278B2 (ja) ログ管理プログラム、ログ管理方法およびログ管理装置
JP6311329B2 (ja) 情報処理装置、監視方法、及び、プログラム
CN110674757A (zh) 布控方法、系统及计算机可读存储介质
JP6508202B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP7332249B2 (ja) 移行先決定プログラム、装置、及び方法
JP2014170448A (ja) レプリケーションシステム、業務処理システム、レプリケーション方法、及びプログラム
US11599388B2 (en) Processing program to rearrange order of task in stream processing
JP2021152827A (ja) 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170314

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6135430

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150