JP6129448B1 - 内視鏡付属品ケース - Google Patents

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Abstract

内視鏡付属品ケース61は、天面に開口部62dを有し、流体を導入する流体導入口62iを有し、底部62cおよび遮水可能な胴部620からなるケース本体62と、ケース本体62と接触する接触部63aおよびケース本体62の内周と離間した位置にあって気泡を導出するための気泡導出縁63bを有し、着脱可能に開口部62dを覆い、遮水可能な蓋63と、を含む。

Description

本発明は、内視鏡付属品ケースに関する。
従来、汚染された内視鏡を洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置がある。内視鏡洗浄消毒装置では、内視鏡とともに内視鏡から取り外された付属品も洗浄消毒できるように、処理槽内に付属品を収容する洗浄かごが設けられる。例えば、特開2009−240434号公報では、網状素材によって形成され、付属品を収容し、処理槽内の洗浄液に輻射された超音波、及び、ノズルから噴射された洗浄液によって付属品の洗浄が可能である洗浄かごが開示される。
しかし、特開2009−240434号公報の様な網状素材の洗浄かごは、ノズルから噴射された洗浄液が洗浄かごの網目から外部に流出し、付属品の撹拌が効果的に行われない虞がある。
そこで、本発明は、付属品の撹拌を効果的に行うことができる内視鏡付属品ケースを提供することを目的とする。
本発明の一態様の内視鏡付属品ケースは、天面に開口部を有し、流体を導入する流体導入口を有し、底部および遮水可能な胴部からなるケース本体と、前記ケース本体と接触する接触部および前記ケース本体の内周と離間した位置にある気泡導出縁であって、前記ケース本体内に収容された内視鏡付属品が前記流体に押されて撹拌されることにより前記内視鏡付属品から離れた気泡を導出するための前記気泡導出縁を有し、着脱可能に前記開口部を覆い、遮水可能な蓋と、を含む。
本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの外観構成を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの構成を説明する説明図である。 本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの内視鏡付属品ケースの斜視図である。 本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの内視鏡付属品ケース及びノズルの切断部端面図である。 本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの内視鏡付属品ケースのケース本体及びノズルの上面図である。 本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの内視鏡付属品ケースの蓋の下面を表した斜視図である。 本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサの内視鏡付属品ケースを保持網にセットした状態を説明する説明図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(構成)
図1は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の外観構成を説明する説明図である。図1では、後述する保持網67は省略され、内視鏡付属品ケース61は概略形状によって表される。
内視鏡リプロセッサ1は、汚染された内視鏡E、及び、内視鏡Eの部品又は付属品等(以下、単に「付属品」という)Aの再生処理を行う装置である。ここでいう再生処理とは、特に限定されるものではなく、水によるすすぎ、有機物等の汚れを落とす洗浄、所定の微生物を無効化する消毒、全ての微生物を排除、もしくは、死滅させる滅菌、又は、これらの組み合わせのいずれであってもよい。付属品Aは、特に限定されず、例えば、使用時に内視鏡Eに装着されて再生処理時に内視鏡Eから取り外される吸引ボタン、送気送水ボタン、または内視鏡E先端を覆う先端カバーなどが挙げられる。
内視鏡リプロセッサ1は、トップカバー11と、装置本体21とを有して構成される。装置本体21は、前面に操作部22を有し、内視鏡Eの再生処理に関する各種指示入力が可能である。装置本体21は、給水ホース接続部23を有し、外部の給水手段W(図2)に接続される。
トップカバー11は、処理槽24を覆うように処理槽24に対して開閉自在に設けられており、トップカバー11を開けると、処理槽24内は、外部に露出する。
処理槽24は、図1では内視鏡Eを配置できるように、桶状に形成されているがこれに限定されるものではない。処理槽24は、リークテストポート25と、水位センサ26と、洗剤ノズル27と、薬液導入口31と、排液口32と、循環口41と、コネクタ42と、循環ノズル43と、内視鏡付属品ケース61と、を有する。薬液導入口31は、後述する薬液導入部L(図2)に接続される。循環口41及び循環ノズル43は、後述する送流体部S(図2)に接続される。
内視鏡リプロセッサ1は、接続チューブTを介して内視鏡Eと接続される。なお、図1では、4本の接続チューブTによって、内視鏡リプロセッサ1と、内視鏡Eとが接続される。ただし、接続チューブTを介さずに直接接続される構造であってもよい。
内視鏡Eが接続された後、内視鏡リプロセッサ1では、内視鏡Eが処理槽24内に配置され、付属品Aが内視鏡付属品ケース61内に収容され、内視鏡E及び付属品Aの洗浄消毒が行われる。
続いて、内視鏡リプロセッサ1の構成について、説明をする。
図2は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の構成を説明する説明図である。図2では、管路は実線で表され、電気信号線は省略される。
内視鏡リプロセッサ1は、薬液導入部Lと、排液口32と、送流体部Sと、内視鏡付属品ケース61と、制御部51と、を有して構成される。
薬液導入部Lは、消毒液等の薬液31aを処理槽24に供給できるように構成される。薬液導入部Lは、薬液タンク31bと、薬液ポンプ31cとを有して構成される。
薬液タンク31bは、薬液31aを貯留可能である。薬液タンク31bは、薬液導入口31に接続される。薬液タンク31bは、制御部51に接続される加温部31dを有して構成され、制御部51の制御の下、薬液タンク31bの薬液31aを加温可能である。
薬液ポンプ31cは、薬液タンク31bから処理槽24に送液するためのポンプである。薬液ポンプ31cは、薬液タンク31bと薬液導入口31の間の管路に配置される。薬液ポンプ31cは、制御部51と接続され、制御部51の制御の下、薬液タンク31bから薬液31aを取り込み、薬液導入口31を介し、処理槽24に送液可能である。
排液口32は、処理槽24に貯留された液体を排液できるように構成される。排液口32は、開閉弁32a及び三方弁32bを介し、薬液タンク31b又は外部排液手段32cのいずれか一方に連通可能である。開閉弁32aは、制御部51に接続される電磁弁によって構成され、制御部51の制御の下、排液口32と三方弁32bに接続される管路とを連通させることが可能である。三方弁32bは、制御部51に接続される方向切替弁によって構成され、制御部51の制御の下、開閉弁32aを介して連通した排液口32を、薬液タンク31b又は外部排液手段32cのいずれか一方に連通させることが可能である。
送流体部Sは、コネクタ42、循環ノズル43及び内視鏡付属品ケース61に送気又は送液できるように構成される。例えば、送流体部Sは、送液ポンプ41aと、循環ポンプ41bと、流路切替弁41cと、給水切替弁41dと、エアコンプレッサ41eと、を有する。
送液ポンプ41aは、処理槽24の液体をコネクタ42及び内視鏡付属品ケース61に送液するためのポンプである。送液ポンプ41aは、循環口41と、流路切替弁41cとの間の管路に配置される。送液ポンプ41aは、流路切替弁41cを介し、コネクタ42又は内視鏡付属品ケース61のいずれか一方に連通可能である。送液ポンプ41aは、制御部51に接続され、制御部51の制御の下、循環口41から処理槽24の液体を取り込み、流路切替弁41cに接続される管路に送液可能である。
流路切替弁41cは、制御部51に接続される方向切替弁によって構成される。流路切替弁41cは、送液ポンプ41a、エアコンプレッサ41e、コネクタ42及び内視鏡付属品ケース61に接続され、制御部51の制御の下、少なくとも送液ポンプ41a又はエアコンプレッサ41eのいずれか一方と、少なくともコネクタ42又は内視鏡付属品ケース61のいずれか一方と、を連通させる。
循環ポンプ41bは、処理槽24の液体を循環ノズル43に送液するためのポンプである。循環ポンプ41bは、循環口41と、循環ノズル43との間の管路に配置される。循環ポンプ41bは、制御部51に接続され、制御部51の制御の下、循環口41から液体を取り込み、循環ノズル43に送液をする。
給水切替弁41dは、制御部51に接続される方向切替弁によって構成される。給水切替弁41dは、循環ノズル43と、循環ポンプ41bと、給水ホース接続部23と、に接続され、制御部51の制御の下、循環ノズル43と循環ポンプ41b、又は、循環ノズル43と外部給水手段、のいずれか一方を連通させる。
エアコンプレッサ41eは、外部の空気をコネクタ42及び内視鏡付属品ケース61に送気するためのポンプである。エアコンプレッサ41eは、外部に開放され、また、流路切替弁41cに連通する。エアコンプレッサ41eは、制御部51に接続され、制御部51の制御の下、外部から空気を取り込み、流路切替弁41cに接続される管路に送気をする。
制御部51は、中央処理装置(以下「CPU」という)51aと、ROM51bと、RAM51cとを有して構成される。CPU51aは、ROM51bとRAM51cに記憶された各種プログラムを読み込み、実行することができる。
ROM51bには、内視鏡Eの再生処理に関する各種プログラムが記憶される。
制御部51の機能は、CPU51aがROM51bに記憶された各種プログラムを実行することによって実現される。
図3は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の内視鏡付属品ケース61の斜視図である。図4は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の内視鏡付属品ケース61及びノズル65の切断部端面図である。図5は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の内視鏡付属品ケース61のケース本体62及びノズル65の上面図である。図6は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の内視鏡付属品ケース61の蓋63の下面を表した斜視図である。
内視鏡付属品ケース61は、付属品Aを収容できるように構成される。内視鏡付属品ケース61は、ケース本体62及び蓋63を有する。ケース本体62及び蓋63は、例えば鎖等によって構成される連結具64によって連結される。内視鏡付属品ケース61は、処理槽24に設けられたノズル65に取り付けられる。
ケース本体62は、内部に付属品Aを収容できるように構成される。ケース本体62のうち少なくとも胴部620は、例えば、遮水可能に構成される。ここでいう遮水可能とは例えば一枚板の様な流体が抜け出さない構造を指し、網状の様な液体が抜け出す構造と区別される。ケース本体62の材質は特に限定されないが、例えば金属、樹脂、またはセラミックスを用いることができる。
ケース本体62の形状は特に限定されないが、例えばケース本体62は、椀状、筒状、半球状、テーパー状などに形成される。ケース本体62は、胴部620と、底部62cとを有する。ケース本体62の形状によっては、胴部620は胴部上部62aと胴部下部62bとから成ってもよい。
胴部上部62aは、筒状に形成され、天面に開口部62dを有する。開口部62dの周囲には、リング状の外向フランジ62eが形成される。外向フランジ62e上には、外向フランジ62eの内縁から外縁に貫通する2つの貫通凹部62fが形成される。外向フランジ62eには、連結具取付孔62gが形成される。連結具取付孔62gには、蓋63と連結するための連結具64が取り付けられる。胴部上部62aの外周には、後述する保持網67の位置決め部67aにセットするための凸状部62hが設けられる。胴部下部62bは、特に限定されないが、例えば、中央へ向けて窄まるように形成されると、導入された流体が循環し、収容された付属品Aが撹拌され易くなる。
底部62cは、胴部下部62bから中央へ向けて延設される。底部62cは、中央に流体を導入する流体導入口62iを有する。底部62cは、ノズル65に固定するための固定部62kを有する。
ただし、流体導入口62iの配置位置は底部62cに限定されず、胴部620に設けられていてもよい。
また、ケース本体62は、内視鏡リプロセッサ1の処理槽24に設けられたノズル65から流体を供給される構造ではなく、コネクタ42から流体を供給される構造であってもよい。この場合、ケース本体62には流体導入口62iに連通し、接続チューブTに接続されるチューブ接続部が設けられていることが好ましい。
底部62cには流体導出孔62jが形成されていてもよい。流体導出孔62jの数は特に限定されず1個以上であればよい。流体導出孔62jが配置されると、処理槽24に貯留された液体を排液する際に流体導出孔62jから液体が抜けるので、ケース本体62を水切りすることができる。
蓋63は、着脱可能にケース本体62の開口部62dを覆うことができるように構成される。蓋63は、例えば、金属、セラミックス又は樹脂等を材質とし、遮水可能に構成される。蓋63は、接触部63aと、気泡導出縁63bと、突出部63cと、摘み63dと、を有する。
なお、図3及び図6では、接触部63a、気泡導出縁63b、突出部63c及び気泡導出口66の各々は、6つ表されるが、いずれか1つ、あるいは6つの接触部63a、気泡導出縁63b、突出部63c及び気泡導出口66の各々を示すとき、それぞれ接触部63a、気泡導出縁63b、突出部63c及び気泡導出口66という。
接触部63aは、ケース本体62の外向フランジ62eに接触するように、蓋63の外周に均等間隔で6つ設けられる。接触部63aは、蓋63の外周を外方へ舌片状に突出して形成される。接触部63aは、下面中央にリブ63eを有する(図6)。
気泡導出縁63bは、蓋63の外周に均等間隔で6つ設けられる。気泡導出縁63bは、ケース本体62の開口部62dの縁との間で間隙ができるように、開口部62dの縁よりも内側に配置される。
より具体的には、突出部63cは、蓋63の中心と接触部63aとを結ぶ領域に形成され、蓋63の下面の周縁からケース本体62の底部62cに向けて突出するように形成される。突出部63cの数は特に限定されないが、図6では突出部63cは、接触部63aの基端に均等間隔で6つ設けられている。突出部63cは、中央部63fと、左右部63gとを有する(図6)。中央部63fは、ケース本体62の内周に当たるように、蓋63の外周へ向けて凸状に形成される。左右部63gは、中央部63fの左右両側に形成され、蓋63からの突出高さが中央部63f側から突出部63cの左右両端にかけて漸次低くなるように形成される。6つの突出部63cは、ケース本体62に内嵌めできるように構成される。
すなわち、蓋63は、ケース本体62と接触する接触部63aおよびケース本体62の内周から離間した位置にあって気泡を導出するための気泡導出縁63bを有し、着脱可能に開口部62dを覆うことができるように構成される。
蓋63がケース本体62に取り付けられると、ケース本体62の開口部62dの縁と、蓋63の気泡導出縁63bと、によって気泡導出口66が形成される。気泡導出口66は、開口部62dの周縁に配置される。
摘み63dは、蓋63の中央に取り付けられる。摘み63dには、ケース本体62と連結するための連結具64が取り付けられる。
ノズル65は、ケース本体62の底部62cに配置され、ケース本体62に流体を導入できるように構成される。ノズル65は、流体を噴出する噴出口65a(図5)と、噴出口65aに連通する流体流路65bとを有する。噴出口65aの数は特に限定されず1以上であればよい。流体流路65bは、流路切替弁41cに接続される管路に連通する。
続いて、実施形態の内視鏡付属品ケース61を処理槽24にセットした状態を説明する。
図7は、本発明の実施形態に係わる、内視鏡リプロセッサ1の内視鏡付属品ケース61を保持網67にセットした状態を説明する説明図である。
図7に示すように、内視鏡付属品ケース61は、処理槽24内に配置された保持網67によって保持される。保持網67は、例えば、金属等を材質として構成される。保持網67は、棒状部材によって構成され、位置決め部67a及びケース保持部67bを有して構成される。
内視鏡付属品ケース61は、凸状部62hが位置決め部67aに収まるように、ケース保持部67b内に配置される。付属品Aに鎖T1を介してタグT2が取り付けられている場合、付属品Aが撹拌され易くなるように、貫通凹部62fから鎖T1が引き出され、内視鏡付属品ケース61の外部にタグT2が配置される。
(作用)
続いて、実施形態の内視鏡リプロセッサ1及び内視鏡付属品ケース61の作用について説明をする。
術者は、トップカバー11を開け、内視鏡Eを処理槽24の保持網67にセットする。
術者は、内視鏡付属品ケース61の蓋63を開け、付属品Aを内視鏡付属品ケース61に収容し、蓋63を閉じる。
術者は、トップカバー11を閉じる。トップカバー11が閉じられると、トップカバー11は、摘み63dの上面に当たり、又は、摘み63dの上面から所定距離離れた位置に配置される。蓋63は、トップカバー11によってケース本体62から外れないようになる。
操作部22によって再生処理開始の指示入力がされると、制御部51は、洗剤ノズル27、薬液導入口31又は循環口41から薬液31a又は水等の液体を処理槽24に注入させ、処理槽24に液体を貯留させる。
処理槽24に液体が貯留されると、内視鏡付属品ケース61は水没し、内視鏡付属品ケース61内は液体で満たされる。
制御部51が、流路切替弁41cに対し、送液ポンプ41aと内視鏡付属品ケース61とを連通させるための制御信号を送信すると、送液ポンプ41aと内視鏡付属品ケース61とは、連通する。続いて、制御部51が、送液ポンプ41aに対し、送液を開始させるための制御信号を送信すると、送液ポンプ41aは、送液を開始する。これにより、循環口41から取り込まれた液体は、流路切替弁41cを介してノズル65に流入し、各噴出口65aから内視鏡付属品ケース61内に導入される。なお、制御部51は、流路切替弁41cによってエアコンプレッサ41eと内視鏡付属品ケース61とを連通させ、内視鏡付属品ケース61内に送気させても構わないし、内視鏡付属品ケース61内に液体と気体の両方を同時に送り込んでも構わない。
噴出口65aから導入された流体は、蓋63方向へ流動し、蓋63及び突出部63cによって遮られ、ケース本体62の壁に沿って胴部上部62a及び胴部下部62bを通り、底部62cに流動する(図4の1点鎖線)。付属品Aは、内視鏡付属品ケース61内を流動する流体に押され、撹拌される。撹拌されて胴部下部62bに当たった付属品Aは、胴部下部62bに沿って底部62c方向へ寄せられる。付属品Aに付着していた気泡は、付属品Aから離れ、流体の一部とともに、気泡導出口66から導出される。流体の一部は、流体導出孔62jから外部に導出される。
これにより、噴出口65aから導入された流体は、遮水可能なケース本体62及び蓋63によって外部への流出が遮られ、内視鏡付属品ケース61内で激しく流動し、付属品Aを撹拌して洗浄消毒する。
上述の実施形態によれば、内視鏡付属品ケース61は、付属品Aの撹拌を効果的に行うことができる。
なお、実施形態では、接触部63aと、気泡導出縁63bと、突出部63cとは、蓋63の外周に均等間隔で6つ配置されるが、均等間隔による配置に限定されるものでもないし、6つに限定されるものでもない。
なお、実施形態では、接触部63aは、底面側の中央にリブ63eを有するが、リブ63eを有さなくても構わない。
なお、実施形態では、突出部63cは、中央部63f及び左右部63gを有して構成されるが、中央部63f及び左右部63gを有する構成に限定されるものではない。突出部63cは、例えば、接触部63aの基端からケース本体62の底部62cに向けて突出するブロック状、板状又は柱状等に形成されても構わない。
なお、図2ではエアコンプレッサ41eが内視鏡付属品ケース61に連通可能である例を示したが、本発明はこれに限定されず、液体のみが内視鏡付属品ケース61に導入可能である構成であってもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明によれば、付属品の撹拌を効果的に行うことができる内視鏡付属品ケースを提供することができる。
本出願は、2016年3月29日に日本国に出願された特願2016−065771号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。

Claims (6)

  1. 天面に開口部を有し、流体を導入する流体導入口を有し、底部および遮水可能な胴部からなるケース本体と、
    前記ケース本体と接触する接触部および前記ケース本体の内周と離間した位置にある気泡導出縁であって、前記ケース本体内に収容された内視鏡付属品が前記流体に押されて撹拌されることにより前記内視鏡付属品から離れた気泡を導出するための前記気泡導出縁を有し、着脱可能に前記開口部を覆い、遮水可能な蓋と、
    を含むことを特徴とする内視鏡付属品ケース。
  2. 前記流体導入口は、前記ケース本体の前記底部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡付属品ケース。
  3. 内視鏡リプロセッサに固定される固定部を含むことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡付属品ケース。
  4. 前記蓋の中心と前記接触部とを結ぶ領域に形成され、前記蓋の下面から前記ケース本体の前記底部に向けて突出している突出部を含むことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡付属品ケース。
  5. 前記突出部は、前記ケース本体の内周に当たるように構成される、ことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡付属品ケース。
  6. 前記開口部の縁と、前記気泡導出縁とによって、気泡導出口を形成し、
    前記気泡導出口は、前記開口部の周縁に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡付属品ケース。
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