JP6127927B2 - エンジン用燃料のサロゲート燃料決定方法、サロゲート燃料を用いたエンジン用燃料の燃焼特性の予測方法、予測装置及び予測プログラム - Google Patents
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Description
上記エンジン用燃料のn−アルカン群及び少なくともモノメチルアルカン群を含むiso−アルカン群を定性定量分析するステップと、
上記n−アルカン群に、成分比率最大のn−アルカンが属する炭素数18〜21の大炭素数クラスと、該大炭素数クラスよりも炭素数が少ない炭素数10〜13の小炭素数クラスを設定するステップと、
上記n−アルカン群の大炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数18〜21の大炭素数クラスを上記分析で得られた着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定し、上記n−アルカン群の小炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数10〜13の小炭素数クラスを上記分析で得られた着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定するステップと、
上記設定した各クラスからサロゲート燃料を構成するアルカン成分を選定するステップと、
上記エンジン用燃料の燃焼特性に係る属性をターゲットとして、上記選定したアルカン成分の混合比率を最適化するステップとを備え、
上記属性として、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標を採用することを特徴とする。
パラフィン系合成燃料は、炭化水素原料を一旦ガス化した後、FT合成及びクラッキングによって得られる。その主成分はアルカン(n−アルカン及びモノメチルアルカン)である。このように合成燃料はアルカンを主成分とするから上記サロゲート燃料の決定方法を利用に相応しいということができる。
上記n−アルカン群に、上記大炭素数と小炭素数クラスの中間の炭素数14〜17の中間炭素数クラスを設定するステップと、
上記n−アルカン群の中間炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数14〜17の中間炭素数クラスを複数のモノメチルアルカン群各々に設定するステップとを備え、
上記n−アルカン群及び上記複数のモノメチルアルカン群に設定した各中間炭素数クラスから上記サロゲート燃料を構成するアルカン成分をさらに選定することである。
上記エンジン用燃料の定性定量分析によって得られたn−アルカン群及び少なくともモノメチルアルカン群を含むiso−アルカン群の分析データ、上記エンジン用燃料の燃焼特性に係る属性、並びに燃料の反応条件を入力する手段と、
上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するためのサロゲート燃料を構成する成分をn−アルカン群及びモノメチルアルカン群から選定するためのクラス設定ルールを予め記憶する手段と、
上記n−アルカン群及びモノメチルアルカン群の分析データに基いて上記クラス設定ルールによってサロゲート燃料を構成する成分を選定するためのクラスを設定する手段と、
上記エンジン用燃料の属性をターゲットとして、上記クラスから選定したサロゲート燃料を構成する成分の混合比率を最適化する手段と、
上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データを生成する手段と、
上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データと燃料の反応条件をもとにシミュレーションによって上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するデータを得る手段とを備え、
上記属性として、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標が採用され、
上記クラス設定ルールは、上記入力されたn−アルカン群に、成分比率最大のn−アルカンが属する炭素数18〜21の大炭素数クラスと、該大炭素数クラスよりも炭素数が少ない炭素数10〜13の小炭素数クラスを設定するステップとを設定し、該n−アルカン群の大炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数18〜21の大炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定し、上記n−アルカン群の小炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数10〜13の小炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定するというものである。
エンジン用燃料の燃焼特性を予測するために、燃料成分の指定によって該燃料成分の詳細反応機構データを生成する第1ソフト、燃料属性をターゲットとして燃料成分の混合比率を最適化する第2ソフト、並びに上記燃料成分の詳細反応機構データ及び反応条件をもとにシミュレーションによって化学種の濃度及び温度の時間変化を推算する第3ソフトを記憶させたコンピュータを、
上記エンジン用燃料の定性定量分析によって得られたn−アルカン群及び少なくともモノメチルアルカン群を含むiso−アルカン群の分析データ、上記エンジン用燃料の燃焼特性に係る属性としての、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標、並びに燃料の反応条件を入力する手段、
上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するためのサロゲート燃料を構成する成分をn−アルカン群及びモノメチルアルカン群から選定するためのクラス設定ルールを予め記憶する手段、
上記n−アルカン群及びモノメチルアルカン群の分析データに基づいて上記クラス設定ルールによってサロゲート燃料を構成する成分を選定するためのクラスを設定する手段、
上記第2ソフトを動作させて、上記エンジン用燃料の属性をターゲットとして、上記クラスから選定したサロゲート燃料を構成する成分の混合比率を最適化する手段、
上記第1ソフトを動作させて、上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データを生成する手段、及び
上記第3ソフトを動作させて、上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データ及び燃料の反応条件をもとにシミュレーションによって上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するデータを得る手段として機能させるためのプログラムであり、
上記クラス設定ルールは、上記入力されたn−アルカン群に、成分比率最大のn−アルカンが属する炭素数18〜21の大炭素数クラスと、該大炭素数クラスよりも炭素数が少ない炭素数10〜13の小炭素数クラスを設定するステップとを設定し、該n−アルカン群の大炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数18〜21の大炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定し、上記n−アルカン群の小炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数10〜13の小炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定するというものである。
図1は本実施形態に係る自動車エンジン用燃料の燃焼特性予測装置を構成するコンピュータのシステム構成図である。本実施形態に係るエンジン用燃料は天然ガスから生成されるディーゼルエンジン用のGTL軽油(パラフィン系合成燃料)である。
先に説明したように、燃料分子のC−H結合からの水素引抜き速度が燃料の自己着火のし易さを決める重要な要因となり、この水素引抜き速度は、C−H結合の種類によって異なる。そして、C−H結合の特徴はケミカルシフトで規定することができる。そこで、実燃料の1H-NMR分析結果から重回帰分析によってそのセタン価を推定した。すなわち、1H-NMRスペクトルのケミカルシフト値を閾値とする燃料の分子構造の情報(燃料分子を構成するC−H結合の種類とその結合種に属する水素原子の数)を、燃料の分子構造を表すパラメータとして、実燃料のセタン価を推定した。実施形態に係る実燃料のセタン価は略75であった。
実施形態に係る実燃料の品質を調べた結果を表1に示す。T10は10%留出温度、T50は50%留出温度、T90は90%留出温度である。
実燃料のGC-MS分析により、炭素数6〜25のn−アルカン、並びに炭素数12〜20の2M−アルカン、3M−アルカン、4M−アルカン、5M−アルカン、6M−アルカン、7M−アルカン及び8M−アルカンを定性定量することができた。定性定量することができたアルカン成分は燃料全量の略40vol%であった。この定性定量することができたアルカン成分の総量に占めるn−アルカンの質量比率は略15%であった。残りの略85%がiso−アルカンで、そのうち、モノメチルアルカンの質量比率は略20%であった。
上述の実燃料の定性定量分析によって得たn−アルカン及び少なくともモノメチルアルカンを含むiso−アルカンの分析データ、実燃料の燃焼特性に係る属性、並びに燃焼特性予測シミュレーションのための反応条件は、入力手段20によって入力され、RAMに保存される。
ステップA5において、各サロゲート燃料候補について、実燃料の属性をターゲットとして、燃料成分の混合比率の最適化を行なわれる。この最適化には、実燃料の属性をターゲットとしてサロゲート燃料成分の混合比率を最適化するソフトが用いられる。
ステップA6において、燃料成分の混合比率が最適化されたサロゲート燃料の成分混合比率と属性値を入力することにより、サロゲート燃料の反応機構データが作成される。このデータ作成には、燃焼詳細反応機構自動生成ソフトが用いられる。
ステップA7において、先に決定されたサロゲート燃料により、シミュレーションによって実燃料の燃焼特性の予測データが取得される。シミュレーションには詳細化学反応解析ソフトが用いられる。すなわち、先に設定したサロゲート燃料成分の詳細反応機構と反応条件をもとに、解が求められる。
上記実施形態はディーゼルエンジン用のGTL燃料を対象としているが、本発明は、ガソリンエンジン用及びディーゼルエンジン用いずれの燃料にも適用することができ、また、合成燃料に限らず、従前の軽油やガソリンにも適用することができる。
20 入力手段
30 CPU
31 クラス設定手段
32 混合比率最適化手段
33 燃焼詳細反応機構データ生成手段
34 燃焼特性予測データ取得手段
40 記憶装置
50 出力装置
Claims (10)
- エンジン用燃料としてのパラフィン系合成燃料の燃焼特性を解析するためのサロゲート燃料を決定する方法であって、
上記エンジン用燃料のn−アルカン群及び少なくともモノメチルアルカン群を含むiso−アルカン群を定性定量分析するステップと、
上記n−アルカン群に、成分比率最大のn−アルカンが属する炭素数18〜21の大炭素数クラスと、該大炭素数クラスよりも炭素数が少ない炭素数10〜13の小炭素数クラスを設定するステップと、
上記n−アルカン群の大炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数18〜21の大炭素数クラスを上記分析で得られた着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定し、上記n−アルカン群の小炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数10〜13の小炭素数クラスを上記分析で得られた着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定するステップと、
上記設定した各クラスからサロゲート燃料を構成するアルカン成分を選定するステップと、
上記エンジン用燃料の燃焼特性に係る属性をターゲットとして、上記選定したアルカン成分の混合比率を最適化するステップとを備え、
上記属性として、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標を採用することを特徴とするサロゲート燃料の決定方法。 - 請求項1において、さらに、
上記n−アルカン群に、上記大炭素数と小炭素数クラスの中間の炭素数14〜17の中間炭素数クラスを設定するステップと、
上記n−アルカン群の中間炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数14〜17の中間炭素数クラスを複数のモノメチルアルカン群各々に設定するステップとを備え、
上記n−アルカン群及び上記複数のモノメチルアルカン群に設定した各中間炭素数クラスから上記サロゲート燃料を構成するアルカン成分をさらに選定することを特徴とするサロゲート燃料の決定方法。 - 請求項1又は請求項2において、
上記モノメチルアルカン群の大炭素数クラス及び小炭素数クラスを4−メチルアルカン群に設定することを特徴とするサロゲート燃料の決定方法。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
上記サロゲート燃料成分の混合比率を最適化するステップでは、上記ターゲットとなる上記エンジン用燃料の属性として、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標、上記分析されたアルカンの総量に占めるn−アルカンの比率、並びに当該総量に占めるiso−アルカンの比率を採用することを特徴とするサロゲート燃料の決定方法。 - 請求項4において、
上記ターゲットとなる上記エンジン用燃料の属性として、さらに、H/Cモル比、密度、発熱量及び蒸留特性を採用し、最適化において、上記着火性指標、上記n−アルカン成分の比率及び上記iso−アルカン成分の比率の重みをH/Cモル比、密度、発熱量及び蒸留特性の重みよりも大とすることを特徴とするサロゲート燃料の決定方法。 - エンジン用燃料としてのパラフィン系合成燃料の燃焼特性予測方法であって、
請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載された方法によって上記エンジン用燃料のサロゲート燃料を決定し、
上記サロゲート燃料の燃焼反応モデルを構築し、
上記燃焼反応モデル用いたシミュレーションによって上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測することを特徴とするエンジン用燃料の燃焼特性予測方法。 - エンジン用燃料としてのパラフィン系合成燃料の燃焼特性予測装置であって、
上記エンジン用燃料の定性定量分析によって得られたn−アルカン群及び少なくともモノメチルアルカン群を含むiso−アルカン群の分析データ、上記エンジン用燃料の燃焼特性に係る属性、並びに燃料の反応条件を入力する手段と、
上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するためのサロゲート燃料を構成する成分をn−アルカン群及びモノメチルアルカン群から選定するためのクラス設定ルールを予め記憶する手段と、
上記n−アルカン群及びモノメチルアルカン群の分析データに基づいて上記クラス設定ルールによってサロゲート燃料を構成する成分を選定するためのクラスを設定する手段と、
上記エンジン用燃料の属性をターゲットとして、上記クラスから選定したサロゲート燃料を構成する成分の混合比率を最適化する手段と、
上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データを生成する手段と、
上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データと燃料の反応条件をもとにシミュレーションによって上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するデータを得る手段とを備え、
上記属性として、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標が採用され、
上記クラス設定ルールは、上記入力されたn−アルカン群に、成分比率最大のn−アルカンが属する炭素数18〜21の大炭素数クラスと、該大炭素数クラスよりも炭素数が少ない炭素数10〜13の小炭素数クラスを設定するステップとを設定し、該n−アルカン群の大炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数18〜21の大炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定し、上記n−アルカン群の小炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数10〜13の小炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定するというものであるエンジン用燃料の燃焼特性予測装置。 - 請求項7において、
上記クラス設定ルールは、さらに、上記n−アルカン群に、上記大炭素数と小炭素数クラスの中間の炭素数14〜17の中間炭素数クラスを設定し、この中間炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数14〜17の中間炭素数クラスを複数のモノメチルアルカン群各々に設定するものであることを特徴とするエンジン用燃料の燃焼特性予測装置。 - エンジン用燃料としてのパラフィン系合成燃料の燃焼特性予測プログラムであって、
エンジン用燃料の燃焼特性を予測するために、燃料成分の指定によって該燃料成分の詳細反応機構データを生成する第1ソフト、燃料属性をターゲットとして燃料成分の混合比率を最適化する第2ソフト、並びに上記燃料成分の詳細反応機構データ及び反応条件をもとにシミュレーションによって化学種の濃度及び温度の時間変化を推算する第3ソフトを記憶させたコンピュータを、
上記エンジン用燃料の定性定量分析によって得られたn−アルカン群及び少なくともモノメチルアルカン群を含むiso−アルカン群の分析データ、上記エンジン用燃料の燃焼特性に係る属性としての、セタン価、セタン指数及びオクタン価から選ばれる一種の着火性指標、並びに燃料の反応条件を入力する手段、
上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するためのサロゲート燃料を構成する成分をn−アルカン群及びモノメチルアルカン群から選定するためのクラス設定ルールを予め記憶する手段、
上記n−アルカン群及びモノメチルアルカン群の分析データに基づいて上記クラス設定ルールによってサロゲート燃料を構成する成分を選定するためのクラスを設定する手段、
上記第2ソフトを動作させて、上記エンジン用燃料の属性をターゲットとして、上記クラスから選定したサロゲート燃料を構成する成分の混合比率を最適化する手段、
上記第1ソフトを動作させて、上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データを生成する手段、及び
上記第3ソフトを動作させて、上記サロゲート燃料成分の燃焼詳細反応機構データ及び燃料の反応条件をもとにシミュレーションによって上記エンジン用燃料の燃焼特性を予測するデータを得る手段として機能させるためのプログラムであり、
上記クラス設定ルールは、上記入力されたn−アルカン群に、成分比率最大のn−アルカンが属する炭素数18〜21の大炭素数クラスと、該大炭素数クラスよりも炭素数が少ない炭素数10〜13の小炭素数クラスを設定するステップとを設定し、該n−アルカン群の大炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数18〜21の大炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定し、上記n−アルカン群の小炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数10〜13の小炭素数クラスを上記入力された着火性が最も低いモノメチルアルカン群に設定するというものであるエンジン用燃料の燃焼特性予測プログラム。 - 請求項9において、
上記クラス設定ルールは、さらに、上記n−アルカン群に、上記大炭素数と小炭素数クラスの中間の炭素数14〜17の中間炭素数クラスを設定し、この中間炭素数クラスの炭素数に対応する炭素数14〜17の中間炭素数クラスを複数のモノメチルアルカン群各々に設定するものであることを特徴とするエンジン用燃料の燃焼特性予測プログラム。
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