JP6127102B2 - 建築物品質評価装置、その方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents
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Description
評価対象建築物に含まれる部材に対する部材情報(例えば、部材を示す名称、コードなどである。好適には部材の数量も含む。部材メンテナンス情報を含んでもよい。)を取得する取得部と、
建築物の部材情報と、該部材情報に関連付けられた部材品質管理情報とを含む部材品質管理マスターテーブルを格納する記憶部と、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報を含む前記評価対象建築物の評価を生成する品質評価部と、
を有する。
建築物の部材情報は、例えば、部材を示す名称、仕様、品質、品番、型番、コードなどである。
部材品質管理情報は、例えば、耐久性、耐用年数、品質保持のために要求される定期検査頻度、経年変化による品質劣化の程度(新品時を10とし、1年後8、3年後7など)、部品交換回数限度、運転時間限度、使用回数限度、設置年度・時間、品質状態を示す点数、指数、ランク付け、段階などである。或いは、部材品質管理情報は、災害に対するリスクを示すリスク情報、例えば、火災、地震、津波、洪水、土砂災害などの災害に対する強さを示す点数、指数、ランク付けなどである。
前記取得部が、
部材メンテナンス情報(部材の保守管理情報、例えば、新品、交換してからの月数、年数、交換回数、交換履歴、点検時からの時間、月数、定期点検までの時間、月数など)を含む前記部材情報を取得し、
前記品質評価部が、
前記取得した部材メンテナンス情報を含む部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報を含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記部材品質管理情報が、部材の品質情報を示す数値、指標またはランク付けを含み、
前記品質評価部は、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報に含まれる数値、指標またはランク付けに基づく前記評価対象建築物の評価(例えば、数値の集計値、数値やランク付けの平均値など)を生成する、
ことを特徴とする。
前記記憶部が、
前記部材情報と、該部材情報に関連付けられた災害に対するリスクを示すリスク情報(例えば、火災、地震、津波、洪水、土砂災害などの災害に対する強さを示す点数、ランク付けなど)とを含むリスクマスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記取得した部材情報に基づき、前記リスクマスターテーブルを参照して、該当するリスク情報を抽出し、該抽出したリスク情報をさらに含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記リスク情報が、リスクを示す数値、指標またはランク付けを含み、
前記品質評価部は、
前記取得した部材情報に基づき、前記リスクマスターテーブルを参照して、該当するリスク情報を抽出し、該抽出したリスク情報に含まれるリスクを示す数値、指標またはランク付けに基づく前記評価対象建築物の評価(例えば、数値の集計値、数値やランク付けの平均値など)を生成する、
ことを特徴とする。
前記記憶部が、
建築物の評価と、金額とに基づき現在金額を生成するための第1の金額評価ルールをさらに格納し、
前記取得部が、
前記評価対象建築物の構築時或いは購入時の金額である初期金額を取得し、
前記品質評価部が、
前記初期金額と前記評価対象建築物の評価に基づき、前記第1の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額(例えば、資産価値、抵当金額、融資対象金額など)を生成する(評価に含めて生成または出力してもよい)、
ことを特徴とする。
第1の金額評価ルールは、例えば、計算式やテーブルとすることができる。
前記記憶部が、
建築物の部材或いは複数の部材に関連する現在の部材金額である部材金額テーブル(部材相場や工事費の相場に対応した金額や複数の部材を含む費用相場(例えば、浴室ユニットの坪単価、鋼材相場、大工職人の工賃相場など)を含む金額)をさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記部材金額前記初期金額と前記評価対象建築物の評価に基づき、前記第1の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額を生成し、前記部材金額テーブルを参照して、前記現在の部材金額に基づき、前記現在金額を調整する、
ことを特徴とする。
前記記憶部が、
建築物の評価と、複数の金額とに基づき現在金額を生成するための第2の金額評価ルールをさらに格納し、
前記取得部が、
前記評価対象建築物の構築時或いは購入時の金額である初期金額、および、前記評価対象建築物のリフォーム、メンテナンス、環境機器(住環境、安全、利便性、環境対策を向上させたり、CO2やエネルギーコストを削減したりする機器や装置など、例えば、免震機器、制振機器などである)に関連する金額であるリフォーム・メンテナンス金額(部材費用、機器費用、および工事費用を含むことが好適である)を取得し、
前記品質評価部が、
前記初期金額と、前記リフォーム・メンテナンス金額と、前記評価対象建築物の評価とに基づき、前記第2の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額(例えば、リフォーム後またはメンテナンス後の資産価値、抵当金額、融資対象金額など)を生成する(評価に含めて生成または出力してもよい)、
ことを特徴とする。
第2の金額評価ルールは、例えば、計算式やテーブルとすることができる。
前記記憶部が、
前記評価対象建築物の評価或いは該評価に含まれる項目と、該評価或いは該評価に含まれる項目に関連付けられた金額とを格納する金額マスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記評価対象建築物の評価に基づき、前記金額マスターテーブルを参照して、該当する金額を抽出し、該抽出した金額に基づき、評価対象建築物に対する評価金額(抵当金額、融資対象金額など)を生成する(評価に含めて生成または出力してもよい)、
ことを特徴とする。
好適には、金額に代えて金額に関連するファクターを出力し、別途設けた、地価や地域における不動産相場の金額とファクターとに基づき金額を生成または出力する。当該金額は、抵当金額や融資金額となり得る。
また、品質評価部が、評価対象建築物の評価に基づき、前記金額マスターテーブルを参照して、該当する金額を抽出し、該抽出した金額と、初期金額やリフォーム・メンテナンス金額に基づき、評価対象建築物に対する評価金額(抵当金額、融資対象金額など)を生成してもよい(評価に含めて生成または出力してもよい)。
前記記憶部が、
建築物の評価と、該評価に関連付けられた保険料関連情報(損害保険や生命保険などの保険料、保険料への重み付けとなる数値やランクなど)とを含む保険マスターテーブルをさらに格納し、
前記建築物品質評価装置が、
前記評価対象建築物の評価に基づき前記保険マスターテーブルを参照して、該当する保険関連情報を抽出する保険情報抽出部(さらに、抽出した保険関連情報から前記評価対象建築物に関連する保険料を算出する保険料算出部、または、従来の手順で計算された基礎保険料を参照して、基礎保険料と抽出した保険関連情報から評価対象建築物に関連する保険料を算出する保険料算出部を設けてもよい)をさらに有する、
ことを特徴とする。
前記取得部が、
前記評価対象建築物に対する複数のオブジェクトを含む3次元CAD情報、および/または、該3次元CAD情報に関連付けられたCAD関連情報(BIM情報、積算情報、見積情報など)を含む前記部材情報を取得し、
前記記憶部が、
オブジェクトの位置、オブジェクトの形状、オブジェクトの寸法、複数のオブジェクトの接続状況、複数のオブジェクトの配置状況、のうちの少なくとも1つの構造情報と、該構造情報に関連付けられた災害に対する影響度を示す構造起因リスク情報を含む構造リスクマスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記取得した部材情報に含まれる3次元CAD情報、および/または、該3次元CAD情報に関連付けられたCAD関連情報に基づき、前記構造リスクマスターテーブルを参照して、該当する構造起因リスク情報を抽出し、該抽出した構造起因リスク情報をさらに含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記取得部が、
前記評価対象建築物の地理的位置に関連する地理的情報(地理的座標、高度を含む地理的座標、住所、地域)をさらに取得し、
前記記憶部が、
地理的情報(地理的座標、高度を含む地理的座標、住所、地域)と、該地理的情報に関連付けられた地震、爆発、火山活動、放射線被爆、台風、火災、液状化現象、洪水、高波、津波、土砂災害の少なくとも1つを含む災害(自然災害や人為的な災害)に起因する地理的危険度情報とを含むハザードマップをさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記取得した地理的情報に基づき、前記ハザードマップを参照して、該当する地理的危険情報を抽出し、該抽出した地理的危険情報をさらに含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記記憶部が、
建築物の部材情報(1つの部材(器具、装置、装備など)、複数の部材のグループ、或いは、複数の部材の配置や結合で構成される構造、構成など)と、該部材情報に関連付けられた部材格付け情報とを含む部材格付けマスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材格付けマスターテーブルを参照して、対応する部材格付け情報を抽出し、
該抽出した部材品質管理情報および部材格付け情報を含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
或いは、評価対象建築物の評価を、抽出した部材格付け情報を使用して、再評価してもよい。また、抽出した部材格付け情報と、初期金額、リフォーム金額やメンテナンス金額などの少なくとも1つとを使用して、現在金額を生成してもよい。
前記取得部が、
前記評価対象建築物の評価に関連する、構造級別情報、住宅性能情報、住宅履歴情報、何らかの建築物外部格付け情報、のうちの少なくとも1つの建築物外部評価情報をさらに取得し、
前記記憶部が、
建築物の評価に関連する構造級別情報、住宅性能情報、住宅履歴情報、何らかの建築物外部格付け情報のうちの少なくとも1つの建築物外部評価情報と、該建築物外部評価情報に関連付けられた災害に対する影響度を示す外部評価影響度情報を含む外部評価マスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価部が、
前記取得した少なくとも1つの建築物外部評価情報に基づき、前記外部評価マスターテーブルを参照して、該当する外部評価影響度情報を抽出し、該抽出した外部評価影響度情報に基づき前記評価対象建築物の評価を調整する(数値の増減、ランクの上昇下降など)、
ことを特徴とする。
コンピュータを、第1〜14のいずれかの発明の建築物品質評価装置として機能させるための建築物品質評価プログラムである。
第15の発明に記載の建築物品質評価プログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体である。
評価対象建築物に含まれる部材に対する部材情報を取得する取得ステップと、
記憶ユニットが、建築物の部材情報と、該部材情報に関連付けられた部材品質管理情報とを含む部材品質管理マスターテーブルを格納する格納ステップと、
演算ユニットが、前記取得した部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報を含む前記評価対象建築物の評価を生成する品質評価ステップと、
を有する。
前記取得ステップが、
部材メンテナンス情報を含む前記部材情報を取得し、
前記品質評価ステップが、
前記取得した部材メンテナンス情報を含む部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報を含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記部材品質管理情報が、部材の品質情報を示す数値、指標またはランク付けを含み、
前記品質評価ステップは、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報に含まれる数値、指標またはランク付けに基づく前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、前記部材情報と、該部材情報に関連付けられた災害に対するリスクを示すリスク情報とを含むリスクマスターテーブルをさらに格納するステップを含み、
前記品質評価ステップが、
前記取得した部材情報に基づき、前記リスクマスターテーブルを参照して、該当するリスク情報を抽出し、該抽出したリスク情報をさらに含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記リスク情報が、リスクを示す数値、指標またはランク付けを含み、
前記品質評価ステップは、
前記取得した部材情報に基づき、前記リスクマスターテーブルを参照して、該当するリスク情報を抽出し、該抽出したリスク情報に含まれるリスクを示す数値、指標またはランク付けに基づく前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする
前記格納ステップは、
前記記憶ユニットが、建築物の評価と、金額とに基づき現在金額を生成するための第1の金額評価ルールをさらに格納し、
前記取得ステップが、
前記評価対象建築物の構築時或いは購入時の金額である初期金額を取得し、
前記品質評価ステップが、
前記初期金額と前記評価対象建築物の評価に基づき、第1の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額(例えば、資産価値、抵当金額、融資対象金額など)を生成する(評価に含めて生成または出力してもよい)、
ことを特徴とする。
前記格納ステップは、
前記記憶ユニットが、建築物の部材或いは複数の部材に関連する現在の部材金額である部材金額テーブル(部材相場や工事費の相場に対応した金額や複数の部材を含む費用相場(例えば、浴室ユニットの坪単価、鋼材相場、大工職人の工賃相場など)を含む金額)をさらに格納し、
前記品質評価ステップが、
前記部材金額前記初期金額と前記評価対象建築物の評価に基づき、前記第1の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額を生成し、前記部材金額テーブルを参照して、前記現在の部材金額に基づき、前記現在金額を調整する、
ことを特徴とする。
前記格納ステップは、
前記記憶ユニットが、建築物の評価と、金額とに基づき現在金額を生成するための第2の金額評価ルールをさらに格納し、
前記取得ステップが、
前記評価対象建築物の構築時或いは購入時の金額である初期金額、および、前記評価対象建築物のリフォーム、メンテナンス、環境機器(住環境、安全、利便性、環境対策を向上させたり、CO2やエネルギーコストを削減したりする機器や装置など、例えば、免震機器、制振機器などである)に関連する金額であるリフォーム・メンテナンス金額(機器費用および工事費用を含むことが好適である)を取得し、
前記品質評価ステップが、
前記初期金額と、前記リフォーム・メンテナンス金額と、前記評価対象建築物の評価とに基づき、前記第2の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額(例えば、リフォーム後またはメンテナンス後の資産価値、抵当金額、融資対象金額など)を生成する(評価に含めて生成または出力してもよい)、
ことを特徴とする。
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、建築物の評価或いは該評価に含まれる項目と、該評価或いは該評価に含まれる項目に関連付けられた金額とを格納する金額マスターテーブルをさらに格納するステップを含み、
前記品質評価ステップが、
前記評価対象建築物の評価に基づき、前記金額マスターテーブルを参照して、該当する金額を抽出し、該抽出した金額に基づき、評価対象建築物に対する評価金額を生成する、
ことを特徴とする。
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、建築物の評価と、該評価に関連付けられた保険料関連情報とを含む保険マスターテーブルをさらに格納するステップを含み、
前記建築物品質評価方法が、
前記演算ユニットが、前記評価対象建築物の評価に基づき前記保険マスターテーブルを参照して、該当する保険関連情報を抽出する保険情報抽出ステップをさらに有する、
ことを特徴とする。
前記取得ステップが、
前記評価対象建築物に対する複数のオブジェクトを含む3次元CAD情報、および/または、該3次元CAD情報に関連付けられたCAD関連情報を含む前記部材情報を取得し、
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、オブジェクトの位置、オブジェクトの形状、オブジェクトの寸法、複数のオブジェクトの接続状況、複数のオブジェクトの配置状況、のうちの少なくとも1つの構造情報と、該構造情報に関連付けられた災害に対する影響度を示す構造起因リスク情報を含む構造リスクマスターテーブルをさらに格納するステップを含み、
前記品質評価ステップが、
前記取得した部材情報に含まれる3次元CAD情報、および/または、該3次元CAD情報に関連付けられたCAD関連情報に基づき、前記構造リスクマスターテーブルを参照して、該当する構造起因リスク情報を抽出し、該抽出した構造起因リスク情報をさらに含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記取得ステップが、
前記評価対象建築物の地理的位置に関連する地理的情報をさらに取得し、
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、地理的情報と、該地理的情報に関連付けられた地震、爆発、火山活動、放射線被爆、台風、火災、液状化現象、洪水、高波、津波、土砂災害の少なくとも1つを含む災害に起因する地理的危険度情報とを含むハザードマップをさらに格納するステップを含み、
前記品質評価ステップが、
前記取得した地理的情報に基づき、前記ハザードマップを参照して、該当する地理的危険情報を抽出し、該抽出した地理的危険情報をさらに含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、建築物の部材情報(1つの部材(器具、装置、装備など)、複数の部材のグループ、或いは、複数の部材の配置や結合で構成される構造、構成など)と、該部材情報に関連付けられた部材格付け情報とを含む部材格付けマスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価ステップが、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、
前記取得した部材情報に基づき、前記部材格付けマスターテーブルを参照して、対応する部材格付け情報を抽出し、
該抽出した部材品質管理情報および部材格付け情報を含む前記評価対象建築物の評価を生成する、
ことを特徴とする。
或いは、評価対象建築物の評価を、抽出した部材格付け情報を使用して、再評価してもよい。
前記取得ステップは、
前記評価対象建築物の評価に関連する、構造級別情報、住宅性能情報、住宅履歴情報、何らかの建築物外部格付け情報、のうちの少なくとも1つの建築物外部評価情報をさらに取得し、
前記格納ステップは、
記憶ユニットが、建築物の評価に関連する構造級別情報、住宅性能情報、住宅履歴情報、何らかの建築物外部格付け情報のうちの少なくとも1つの建築物外部評価情報と、該建築物外部評価情報に関連付けられた災害に対する影響度を示す外部評価影響度情報を含む外部評価マスターテーブルをさらに格納し、
前記品質評価ステップが、
前記取得した少なくとも1つの建築物外部評価情報に基づき、前記外部評価マスターテーブルを参照して、該当する外部評価影響度情報を抽出し、該抽出した外部評価影響度情報に基づき前記評価対象建築物の評価を調整する(数値の増減、ランクの上昇下降など)、
ことを特徴とする。
例えば、計算式は下記のようになる。
現在金額=初期金額×評価ランク
評価ランクが高い方からA,B,Cの場合、評価ランクAのときは金額×0.9、評価ランクBのときは金額×0.7、評価ランクCのときは金額×0.5などのように金額に乗算すべき係数を評価順に高い数値から低い数値へと漸減させる。
例えば、計算式は下記のようになる。
現在金額=初期金額×リフォーム後の評価ランク+リフォーム・メンテナンス金額
或いは、
現在金額=初期金額×リフォーム前の評価ランク+リフォーム・メンテナンス金額リフォーム後の評価ランク
現在金額=(初期金額+リフォーム・メンテナンス金額)リフォーム後の評価ランク
第6の発明と同様に、評価ランクが高い方からA,B,Cの場合、評価ランクAのときは金額×0.9、評価ランクBのときは金額×0.7、評価ランクCのときは金額×0.5などのように金額に乗算すべき係数を評価順に高い数値から低い数値へと漸減させる。
f(建築物の評価値、評価ランクなど)=部材品質(Σa1,a2,・・・,an)×地理的災害リスク(Σdis1,dis2,・・・,disn)
f(建築物の評価値、評価ランクなど)=部材品質(Σa1,a2,・・・,an)×地理的災害リスク(Σdis1,dis2,・・・,disn)+リフォーム・メンテナンス後の部材品質
f(建築物の金額的価値)=f(建築物の評価)×初期金額
f(建築物の金額的価値)=金額変換指数×f(建築物の評価)×初期金額+リフォーム・メンテナンス金額
f(建築物の金額的価値)=金額変換指数×f(建築物の評価)×初期金額×投資効果指数×リフォーム・メンテナンス金額
110 制御部
111 取得部
112 品質評価部
120 入力部
130 出力部
140 通信部
150 記憶部
160 表示部
200 建築物品質評価装置
210 制御部
211 取得部
212 品質評価部
213 保険情報抽出部
220 入力部
230 出力部
240 通信部
250 記憶部
260 表示部
300 建築物品質評価装置
310 制御部
311 取得部
312 品質評価部
313 保険情報抽出部
320 入力部
330 出力部
340 通信部
350 記憶部
360 表示部
AR11 リスク領域
AR12 リスク領域
AR21 リスク領域
AR31 リスク領域
AR32 リスク領域
CADIS CAD情報サーバ
EV1 評価表
EV2 評価表
FS 金融機関サーバ
GIS 地理情報サーバ
HZM ハザードマップ
HZM1 液状化現象用ハザードマップ
HZM2 火災用ハザードマップ
HZM3 地震用ハザードマップ
IMT 保険マスターテーブル
KBD キーボード
MIR 部材情報格納領域
MMT 金額マスターテーブル
MQMT 部材品質管理マスターテーブル
MS1 携帯電話端末
MUS マウス
NET ネットワーク
OB10 オブジェクト
OB11 オブジェクト
OB12 オブジェクト
OB12 オブジェクト
OB13 オブジェクト
OEMT 外部評価マスターテーブル
PC 端末
PC1 端末
PDA1 携帯端末
PRN プリンタ
RMT リスクマスターテーブル
SRMT 構造リスクマスターテーブル
400 建築物品質評価装置
410 制御部
411 取得部
412 品質評価部
413 保険情報抽出部
420 入力部
430 出力部
440 通信部
450 記憶部
460 表示部
Claims (1)
- 建築物品質評価装置であって、
評価対象建築物に含まれる部材に対する部材情報であって、該部材の部材メンテナンス情報を含む部材情報と、前記評価対象建築物の構築時或いは購入時の金額である初期金額と、建築物の部材或いは複数の部材に関連する現在の部材金額である部材金額テーブルと、建築物の評価と、該評価に関連付けられた保険料関連情報とを含む保険マスターテーブルと、を取得する取得部と、
建築物の部材情報と、該部材情報に関連付けられた部材品質管理情報とを含む部材品質管理マスターテーブルと、前記部材情報と、該部材情報に関連付けられた災害に対するリスクを示すリスク情報とを含むリスクマスターテーブルと、建築物の評価および金額とに基づき現在金額を生成するための第1の金額評価ルールと、を格納する記憶部と、
前記取得した部材メンテナンス情報を含む部材情報に基づき、前記部材品質管理マスターテーブルを参照して、対応する部材品質管理情報を抽出し、さらに、前記リスクマスターテーブルを参照して、該当するリスク情報を抽出し、該抽出した部材品質管理情報と、リスク情報とを含む前記評価対象建築物の評価を生成し、該評価対象建築物の評価と前記初期金額とに基づき、前記第1の金額評価ルールを使用して、現在の前記評価対象建築物に対する評価金額である現在金額をさらに生成し、前記部材金額テーブルを参照して、前記現在の部材金額に基づき、前記現在金額を調整する品質評価部と、
前記評価対象建築物の評価に基づき前記保険マスターテーブルを参照して、該当する保険関連情報を抽出する保険情報抽出部と、
抽出した保険関連情報から評価対象建築物に関連する保険料を算出する保険料算出部と、
を有する建築物品質評価装置。
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