JP6125607B2 - 無線アクセス技術間測定スケジューリングの装置および方法 - Google Patents

無線アクセス技術間測定スケジューリングの装置および方法 Download PDF

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Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明確に組み込まれる、2012年3月15日に出願された「APPARATUS AND METHOD OF INTER-RADIO ACCESS TECHNOLOGY MEASUREMENT SCHEDULING」と題する米国仮出願第61/611,433号の優先権を主張する。
本開示の態様は、一般に、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、無線チャネルを監視する方法および装置に関する。
電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送などの様々な通信サービスを提供するために、ワイヤレス通信ネットワークが広範囲に展開されている。そのようなネットワークは、たいていは多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することによって、複数のユーザ向けの通信をサポートする。そのようなネットワークの一例は、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)である。UTRANは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によってサポートされる第3世代(3G)携帯電話技術である、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS)の一部として定義される無線アクセスネットワーク(RAN)である。UMTSは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))技術の後継であり、広帯域符号分割多元接続(W-CDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(TD-CDMA)、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)などの様々なエアインターフェース規格を現在サポートしている。UMTSは、関連するUMTSネットワークのデータ転送の速度および容量を向上させる高速パケットアクセス(HSPA)のような拡張3Gデータ通信プロトコルもサポートする。
別の、より高度なネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワークとも呼ばれる、進化型UMTS Terrestrial Radio Access Networkである。LTEネットワーク展開は、大部分がW-CDMA(登録商標)展開と重複しているので、適したLTEセルが利用可能になるとき、典型的には、W-CDMA(登録商標)セル上で動作しているユーザ機器(UE)は、再選択条件が満たされるとすぐにそのLTEセルへと再選択することが好ましい。しかしながら、現在のセル再選択機構は、LTEセルへの再選択を実行することが比較的遅くなり得る。このことは特に、再選択条件が、ある時間周期にわたって再選択基準を維持することを含むときに当てはまり得る。
したがって、改善されたセル再選択機構が望まれる。
以下で、1つまたは複数の態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、すべての態様の主要または重要な要素を識別するものでも、いずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
セル再選択を改善する方法が提供される。方法は、ワイヤレスデバイスを第1のワイヤレス通信技術上で動作させるステップを含む。さらに、方法は、第2のワイヤレス通信技術のセルを検出するステップを含み、第2のワイヤレス通信技術は、第1のワイヤレス通信技術と比較して選好される。加えて、方法は、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断するステップを含む。またさらに、方法は、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすことに基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進するステップを含み、セル再選択を実行するかどうかの判断を促進するステップは、再選択時間周期の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセルを測定する頻度を増加させるステップを含む。方法はまた、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断するステップを含む。
別の態様では、セル再選択を改善する装置は、ワイヤレスデバイスを第1のワイヤレス通信技術上で動作させることを行うように構成されたプロセッサを含む。さらに、プロセッサは、第2のワイヤレス通信技術のセルを検出することを行うように構成され、第2のワイヤレス通信技術は、第1のワイヤレス通信技術と比較して選好される。加えて、プロセッサは、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断することを行うように構成される。またさらに、プロセッサは、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすことに基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進することを行うように構成され、セル再選択を実行するかどうかの判断を促進することを行うように構成された少なくとも1つのプロセッサは、再選択時間周期の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセルを測定する頻度を増加させることを行うようにさらに構成される。プロセッサはまた、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断することを行うように構成される。
別の態様では、ワイヤレスデバイスを第1のワイヤレス通信技術上で動作させるための手段を含む、セル再選択を改善するための装置が提供される。さらに、装置は、第2のワイヤレス通信技術のセルを検出するための手段を含み、第2のワイヤレス通信技術は、第1のワイヤレス通信技術と比較して選好される。加えて、装置は、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断するための手段を含む。またさらに、装置は、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすことに基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進するための手段を含み、セル再選択を実行するかどうかの判断を促進するための手段は、再選択時間周期の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセルを測定する頻度を増加させるための手段を備える。装置はまた、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断するための手段を含む。
追加として、ワイヤレスデバイスを第1のワイヤレス通信技術上で動作させるための機械実行可能コードを含み得る、セル再選択を改善するコンピュータ可読媒体が提供される。さらに、コードは、第2のワイヤレス通信技術のセルを検出するために実行可能であり得、第2のワイヤレス通信技術は、第1のワイヤレス通信技術と比較して選好される。加えて、コードは、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断するために実行可能であり得る。またさらに、コードは、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすことに基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進するために実行可能であり得、セル再選択を実行するかどうかの判断を促進するためのコードは、再選択時間周期の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセルを測定する頻度を増加させるためのコードを含む。コードはまた、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断するために実行可能であり得る。
無線チャネルを監視するためのワイヤレスデバイスの一態様の概略図である。 無線チャネルを監視するためのワイヤレスデバイスの一態様の別の概略図である。 図1および図2のワイヤレスデバイスの一態様のブロック図である。 本態様による例示的な使用事例のタイムラインの図である。 本態様による別の例示的な使用事例のタイムラインの図である。 本態様によるさらなる例示的な使用事例のタイムラインの図である。 無線チャネルを監視する方法の一態様のフローチャートである。 無線チャネルを監視する方法の別の態様のフローチャートである。 本態様による例示的な使用事例のタイムラインの図である。 本態様による別の例示的な使用事例のタイムラインの図である。 処理システムを使用し、本明細書で説明した機能を実行するように構成された装置のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。 本明細書で説明した機能を実行するように構成されたユーザ機器を含む電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。 本明細書で説明した機能を実行するように構成されたユーザ機器とともに使用するためのアクセスネットワークの一例を示す概念図である。 本明細書で説明した機能を実行するように構成された基地局および/またはユーザ機器のユーザプレーンおよび制御プレーンの無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す概念図である。 本明細書で説明した機能を実行するように構成されたユーザ機器と通信しているノードBを含む電気通信システムの一例を概念的に示すブロック図である。
破線内に表された、いかなる図における構成要素も、任意の構成要素であり得ることに留意されたい。
添付の図面に関する下記の詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実行され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の徹底的な理解を提供する目的のための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実行され得ることが、当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを回避する目的で、周知の構造および構成要素がブロック図の形式で示されている。
説明する装置および方法は、監視される周波数をグループと見なすことによって、セル再選択手順を改善する。たとえば、セルにキャンプオンすると、ユーザ機器(UE)は、再選択の目的で監視されるべき周波数のリストを受信し得る。したがって、グループ中の周波数のリスト中の信号の監視および測定中に、UEは、グループ中のすべての周波数における任意のセルについて、再選択基準が満たされたかどうかを決定する。
一態様では、再選択基準がグループのうちの少なくとも1つの周波数における少なくとも1つのセルについて満たされた場合、本装置および方法によれば、UEは、高速測定周期性、たとえば、通常測定周期性よりも短い周期性を使用して、グループのための次の測定をスケジュールすることになる。
別の態様では、再選択基準がグループのうちの少なくとも1つの周波数における少なくとも1つのセルについて満たされた場合、本装置および方法によれば、UEは、セルがグループ中のいずれかの周波数上で検出されないとき、その周波数が未検出周波数であるかどうかを識別することになる。この場合、次いで、UEは、グループ中の検出済み周波数の数(たとえば、周波数のグループ中の数-未検出周波数の数)に基づく高速測定周期性を使用して、グループのための次の測定をスケジュールすることになる。この態様では、高速測定周期性は、等しく、グループ中の周波数の数に対する未検出周波数の数に基づき得ることに留意されたい。
さらなる態様では、再選択基準がグループのうちの少なくとも1つの周波数における少なくとも1つのセルについて満たされることに対応する第1のファクターに基づいて、および、加えて、グループ中の検出済み周波数の数(または、たとえば、グループ中の周波数の数に対する未検出周波数の数の比)に対応する第2のファクターに基づいて、高速測定周期性が通常測定周期性よりも短くなるように、2つの上述の態様が組み合わせられ得る。
加えて、さらなる態様では、本装置および方法は、再選択基準を満たすセルについて再選択時間周期が満たされるとすぐに再選択が行われることを可能にする、高速測定周期性のための値を設定する。再選択時間周期は、その間に再選択基準が満たされる必要がある時間周期であり、たとえば、そこで、UEがあるセルへと再選択するために、そのセルからの信号の特性の測定値が再選択基準を満たす。たとえば、いくつかの場合には、UEは、新しいセル(たとえば、再選択の候補)の測定値が1つまたは複数のしきい値を達成し、かつ/または、少なくともある時間間隔、たとえば、再選択時間周期中にサービングセルよりもよくランク付けされることを保証する必要がある。測定が促進されない従来技術の解決法とは対照的に、本装置および方法は、それによって、UEがより高速に、たとえば、再選択時間周期の満了時に、セル再選択を実行することを可能にする。
したがって、本装置および方法は、セル再選択判断を速め、それによって、UEがより迅速にあるセルから別のセルへと再選択することを可能にする。したがって、本装置および方法は、ある技術タイプのネットワークが別の技術タイプのネットワークよりも選好されるとき、特に有用であり得る。たとえば、本装置および方法は、WCDMA(登録商標)技術セルからLTE技術セルへのセル再選択を促進するために有用であり得、その理由は、適したLTEセルが利用可能になるとき、UEは、再選択条件が満たされるとすぐにLTEセルへと再選択することが好ましくなり得るからである。
図1は、改善されたセル再選択性能を有する、本明細書ではユーザ機器(UE)とも呼ぶワイヤレスデバイス10の表現を示す。図示のように、図1のワイヤレスデバイス10は、周波数探索を管理して、再選択のために検討するためのセルを検出するように構成された、セル監視構成要素12を含む。図1の表現では、セル監視構成要素12は、図示のように、周波数のグループ13に関する情報と、1つまたは複数の再選択基準26に関する情報と、検出済みセル32に関する情報と、1つまたは複数の未検出周波数40に関する情報と、検出済み周波数42に関する情報と、第1の技術モード30に関する情報と、第2の技術モード34に関する情報とを含む、複数の値を記憶するものとして示される。これらの値の各々について、以下でより詳細に論じる。セル監視構成要素12はまた、図示のように、セル再選択が実行されるべきであるかどうかについての判断を速めるように構成された、再選択促進構成要素14を含む。
セル監視構成要素12は、たとえば、セル再選択手順などのセル測定および監視手順を実行して、信号測定値(たとえば、電力)に基づいてセル再選択候補を識別し得る。検出済みセルを測定することは、セルに関連付けられた周波数上で信号を測定することを含み得、また、周波数のグループ13のうちの1つまたは複数の周波数上で信号を測定して、再選択のためのセルを識別することを含み得ることに留意されたい。いくつかの実装形態では、セル監視構成要素12は、WCDMA(登録商標)からLTEへのセル再選択手順を実行し得るが、他の無線アクセス技術間、および所与の無線アクセス技術内の再選択もまた、本態様によって企図される。上述したように、セル監視構成要素は、周波数のグループ13に関する情報を記憶し得る。この記憶された情報は、たとえば、特定の無線アクセス技術(たとえば、第2のワイヤレス技術)のセルによって使用される周波数のグループ13中の周波数ごとのキャリア周波数を含み得る。動作時、セル監視構成要素12は、周波数のグループ13の周期的な監視を開始して、再選択のためのセルを識別する。このことは、たとえば、周波数のグループ13中の周波数のいずれかにおいて、信号16および18などの任意の検出済み信号の特性(たとえば、電力)を測定することを含み得る。
例示的な態様では、周波数のグループ13は、サービング基地局24から受信されるシステム情報ブロードキャストメッセージ、たとえば、SIB19メッセージなどにおいて、ネットワークによってワイヤレスデバイス10に与えられ得る。信号16および18は、たとえば、サービング基地局24に隣接する近隣基地局20および22によってブロードキャストされるパイロット信号であってもよく、サービング基地局24は、ワイヤレスデバイス10が現在キャンプされている(本明細書では「接続されている」とも呼ぶ)サービングセル15をサポートする。信号16および18は、それぞれの基地局20および22によってサポートされたセル17および19をそれぞれ知らせる。一例では、サービングセル15は、WCDMA(登録商標)などの第1のワイヤレス通信技術上で動作し、または場合によっては第1のワイヤレス通信技術に従って通信することがあり、セル17および19は、LTEなどの第2のワイヤレス通信技術上で動作し、または場合によっては第2のワイヤレス通信技術に従って通信することがある。したがって、信号の周期的な監視および測定は、限定はしないが、無線アクセス技術間測定を含み得る。
さらに、たとえば、セル監視構成要素12によって実行されるセル測定および監視手順は、ワイヤレスデバイス10が、とりわけ、現在の瞬間の受信信号コードパワー(RSCP:received signal code power)などの信号電力、および/またはチップ当たりの受信エネルギーと全受信エネルギーの比(Ec/Io:ratio of received energy per chip to a received overall energy)を判断することを可能にし、これらが、新しいセルを再選択するように判断する際に使用され得る。たとえば、ワイヤレスデバイス10は、セル17または19のうちの1つなど、新しいセルの電力レベルが、セル再選択時間周期28にわたってサービングセル15の電力レベルに関してセル再選択基準26を満たすとき、新しいセルを再選択し、新しいセルにキャンプオンまたは接続し得る。言い換えれば、セル再選択基準26は、セル再選択時間周期28にわたって達成および維持されるべきである電力レベルしきい値など、1つまたは複数のしきい値を含み得る。上述したように、セル再選択基準26およびセル再選択時間周期28は、セル監視構成要素12によって記憶され得る。
ワイヤレスデバイス10は、間欠受信(DRX)において動作して、その待ち受け時間を改善することができる。アイドルモード手順は、たとえば、参照により本明細書に組み込まれる3GPP TS 25.304、「User Equipment (UE) procedures in idle mode and procedures for cells reselection in connected mode」、3GPP TS 25.133、「Requirements for support of radio resource management (FDD)」、および3GPP TS 25.123、「Requirements for Support of Radio Resource Management (TDD)」において指定され得ることに留意されたい。その上、ハンドオーバ手順およびRAT間手順などの追加の手順は、たとえば、3GPP TS 25.331、「Radio Resource Control (RRC); Protocol specification」において指定され得る。一態様では、各DRXサイクルの始めに、ワイヤレスデバイス10はウェイクアップし、キャンピングセルを再取得し、キャンピングセルの共通パイロットインジケータチャネル(CPICH:Common Pilot Indicator CHannel)Ec/Io、および/またはCPICH RSCPレベルを測定し、セル測定基準を評価し、セル測定基準は、ネットワークによって、および/またはワイヤレス通信仕様によって定義されてもよく、たとえば、「S」または選択しきい値であり得る。セル測定基準に対する、キャンピングセルの測定されたCPICH Ec/Io、および/またはCPICH RSCPレベルの値に応じて、ワイヤレスデバイス10(たとえば、セル監視構成要素12)は、周波数のグループ13の測定をトリガし、セル監視構成要素12によって記憶されたセル再選択基準26と再選択時間周期28とに対して、検出済みセルを評価し得る。
説明する態様によれば、セル監視構成要素12は、再選択促進構成要素14を実行して、ワイヤレスデバイス10がセル再選択判断を行うための周波数の探索および測定を速めることを可能にし得る。再選択促進構成要素14は、たとえば、通常測定周期性36と高速測定周期性38とを記憶してもよく、高速測定周期性38は、通常測定周期性36と比較してより小さい値を有する。したがって、高速測定周期性38に従って動作するワイヤレスデバイス10は、通常測定周期性36に従う動作と比較して、同じ時間量でより多くの測定を行う。通常測定周期性36は、ワイヤレスデバイス10によって通常動作中に周波数のグループ13中の周波数の測定を実行する際に使用される周期性を指定し得る。高速測定周期性38は、再選択促進構成要素14が測定を促進することを決定するとき、ワイヤレスデバイス10によって周波数のグループ中の周波数の測定を実行する際に使用される周期性を指定し得る。
加えて、ワイヤレスデバイス10は、第1の技術モード30および第2の技術モード34に従う動作のための手順を記憶し得る。一態様では、たとえば、第1の技術モード30は、ワイヤレスデバイス10がキャンプオンされる先の基地局24のワイヤレス通信技術(たとえば、WCDMA(登録商標))に対応し得るが、第2のワイヤレス技術モード34は、ワイヤレスデバイス10が再選択判断に基づいて選択することが可能であり得る第2のワイヤレス通信技術(たとえば、LTE)に対応し得る。
したがって、本装置および方法の一態様では、ワイヤレスデバイス10が第1のワイヤレス通信技術モード30で動作中であるとき、セル監視構成要素12は、周波数のグループ13を監視することを開始してもよく、周波数のグループ13は、異なる第2のワイヤレス通信技術に対応する周波数を含み得る。監視の結果として、セル監視構成要素12は、第2のワイヤレス通信技術のセル、たとえば、検出済みセル32と呼ばれる、セル17または19のうちの1つを検出し、検出済みセル32に関する情報を記憶し得る。たとえば、記憶された情報は、検出済みセル32からの測定された信号の特性を含んでもよく、この特性は、たとえば、受信電力レベルを含み得る。さらに、セル監視構成要素12は、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32が第1の再選択基準(たとえば、電力レベルしきい値)などの再選択基準26を満たすと判断し得る。その上、セル監視構成要素12は、第2のワイヤレス通信技術が第1のワイヤレス通信技術と比較して改善されたサービス品質、または他の改善された、もしくは異なる特性を提供するときなど、検出済みセル32に関連付けられた第2のワイヤレス通信技術がサービングセル15の第1のワイヤレス通信技術と比較して選好され得ると判断し得る。
たとえば、セル監視構成要素12は、技術選好方式31またはリストに基づいて、第1の通信技術よりも第2のワイヤレス通信技術を選好してもよく、技術選好方式31またはリストは、ユーザによって手動で設定されるか、またはネットワーク事業者から、もしくはUEの製造中に、UEによって取得され得る。たとえば、限定はしないが、選好方式31は、ワイヤレス通信技術識別子の優先的または順序付きリストを含んでもよく、リスト中の順序付けは、別の技術に対するある技術の選好に対応する。別の態様では、たとえば、選好方式31は、ワイヤレス通信技術識別子と対応する選好値とを含んでもよく、各選好値の相対値が相対的選好を示す。セル監視構成要素12は、選好方式31に基づいた第1のワイヤレス技術に対する第2のワイヤレス技術の選好順序または値が、より上位の選好順序または値であると判断されるとき、第2のワイヤレス技術を、第1のワイヤレス技術よりも選好されるものとして選ぶようにトリガされ得る。したがって、ワイヤレスデバイス10は、対応する第2のワイヤレス通信技術モード34で動作するために、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32へと再選択するかどうかの評価を促進することをトリガする、選好方式31とともに構成され得る。
その上、セル監視構成要素12はまた、再選択促進構成要素14を実行するようにも構成され得、再選択促進構成要素14は、第2のワイヤレス通信技術のセル、たとえば、検出済みセル32の検出に基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進するための、特別にプログラムされたアルゴリズムを含み得る。言い換えれば、再選択促進構成要素14は、検出済みセル32の信号の最初の測定値に関連付けられた第1のしきい値(たとえば、受信電力しきい値)などの第1の再選択基準を含み得る再選択基準26を、検出済みセル32が満たすことに基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進することができ、セル再選択を実行するかどうかの判断を促進することは、再選択時間周期28の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセル32の信号を測定する頻度を増加させることを含む。
たとえば、再選択促進構成要素14は、ワイヤレスデバイス10が再選択仕様または規格に従ってできるだけ早く第2の技術ネットワークへと再選択できるようにするために、セル再選択を実行するかどうかの判断を促進するように構成される。言い換えれば、再選択促進構成要素14は、ワイヤレスデバイス10が選好される通信技術タイプとの通信をより迅速に確立するために、最小許容時間周期でセル再選択を実行することを保証し、たとえば、ある接続が望まれるとき、ワイヤレスデバイス10が所望のサービス品質を達成すること、またはスループットの増大を達成することなどができるようにする。
加えて、再選択促進構成要素14は、検出済みセル32に関連付けられた周波数のグループ13についての測定を促進することに基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32が、セル再選択をトリガするための再選択基準26を満たすかどうかを判断するように構成される。たとえば、ワイヤレスデバイス10は、測定された信号電力しきい値などの再選択基準26を満たす、現在の瞬間の受信信号コードパワー(RSCP)、および/またはチップ当たりの受信エネルギーと全受信エネルギーの比(Ec/Io)を有する、検出済みセル32に関連付けられた周波数のグループ13のうちの1つにおける信号を受信し得る。再選択促進構成要素14が、セルが再選択基準を満たす(セルからの信号が信号電力しきい値を超える)と判断する場合、再選択促進構成要素14は、検出済みセル32がセル再選択候補であると判断する。
代替的に、または追加として、再選択基準26は、測定されたEc/Ioおよび/もしくはRSCPレベルがその間に維持されるべきである時間量である再選択時間周期28など、追加の条件、ならびに/または、セル再選択ピンポン効果を回避するために現在のキャンプオンされたセルのほうへバイアスするヒステリシスパラメータを含むEc/Ioしきい値および/もしくはRSCPしきい値など、他の条件をさらに含み、またはそれらの条件に関連付けられ得る。言い換えれば、検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断することは、最初の測定値が第1のしきい値を満たすと判断することを含み、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、再選択するように判断することは、少なくとも1つの新しい測定値が第2のしきい値を満たすと判断することをさらに含む。
加えて、再選択促進構成要素14は、再選択基準26に関連付けられた追加のしきい値であり得る再選択時間周期28の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセル32を測定する頻度を増加させるように、セル監視構成要素12をトリガするように構成され得る。たとえば、再選択促進構成要素14は、検出済みセル32に対応する、周波数のグループ13など、セル再選択のために探索されるべき第2のワイヤレス通信技術の周波数のグループを識別するように構成され得、たとえば、そこで検出済みセル32が周波数のグループ13のうちの1つにおいて検出される。検出済みセル32と周波数のグループ13との間の関連付けに基づいて、再選択促進構成要素14は、周波数のグループ13の各々について測定の頻度を増加させる(たとえば、測定間隔を低減する)ように、セル監視構成要素12をトリガするように構成され得る。
いくつかの態様では、検出済みセル32の存在に基づいて、および/または、検出済みセル32が再選択基準26を満たすことに基づいて、再選択促進構成要素14は、測定周期性を低減するために、たとえば、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32および/または周波数のグループ13の、測定間の間隔を低減するために、通常測定周期性36から高速測定周期性38への切り替えをトリガするように構成され得る。他の場合には、高速測定周期性38に従う測定は、通常測定周期性36に従う測定の少なくとも2倍速く行われ得るが、測定間の間隔が低減する結果となる任意の低減された周期性の値が、高速測定周期性38として利用され得る。上述したように、ワイヤレスデバイス10が、仕様または事業者により定義されたガイドライン内でできるだけ迅速に新しいセルへと再選択することを可能にするために、高速測定周期性38の値、たとえば、測定間の間隔は、検出済みセル32、または再選択のための候補である任意の他の検出済みセルの少なくとも1つの新しい測定が、再選択時間周期28の満了より前に行われることを保証するように、構成され得る。
したがって、再選択促進構成要素14は、再選択基準26を満たす検出済みセル32においてセル再選択を実行するかどうかの判断の促進を調整するように構成され得る。また、上述の態様と同様に、再選択促進構成要素14は、(たとえば、第2のワイヤレス通信技術のセルを検出しようと試みる際に)周波数のグループ13のうちの周波数を測定するための測定速度を増すことができる。再選択促進構成要素14は、たとえば、通常測定周期性36から高速測定周期性38へ切り替えることによって、この測定速度を増すことができる。ただし、代替実装形態では、測定速度の増大は、記憶された高速測定周期性38のほかに、他のパラメータ値を使用し得ることを理解されたい。たとえば、いくつかの実装形態では、ワイヤレスデバイス10は、検出済みセル32が存在するとき、および/または検出済みセル32が再選択基準26を満たすときと比較して、未検出周波数40が識別されるとき、異なる高速周期性を使用し得る。
その上、限定として解釈されるべきではない本態様によるある場合には、増加した測定の頻度(たとえば、高速測定周期性38)は、検出済み周波数42の数の関数であってもよく、たとえば、第1の周波数上の検出済みセル32など、セルがそれにおいて検出される周波数のグループ13のうちの周波数のカウントなどであり得る。対応して、通常測定周期性36は、周波数のグループ13中の周波数の総数の関数であり得る。代替的に、たとえば、限定として解釈されるべきではない本態様によるある場合には、増加した測定の頻度(たとえば、低減された測定間隔)および/または高速測定周期性38は、未検出周波数40の数と周波数のグループ13中の周波数の数の比の関数であり得る。
その上、ある組み合わせられた態様は、2つの上述の態様の組合せを含んでもよく、再選択基準26が周波数のグループ13のうちの少なくとも1つの周波数における少なくとも1つのセルについて満たされることに対応する第1のファクターに基づいて、および、加えて、周波数のグループ13中の検出済み周波数42の数(または、たとえば、周波数のグループ13中の周波数の数に対する未検出周波数40の数の比)に対応する第2のファクターに基づいて、増加した測定の頻度(たとえば、低減された測定間隔)および/または高速測定周期性38が、通常の測定の頻度および/または通常測定周期性36よりも頻繁であるようにしてもよい。
再選択促進構成要素14の実行の結果として、セル監視構成要素12の測定手順またはアルゴリズムは、低減された測定周期性に従って、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32または周波数のグループ13を測定するように修正され得る。さらに、セル監視構成要素12は、低減された測定周期性中の第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32(または、再選択のための候補である、ある他のセル)の測定値が再選択時間周期28の再選択基準26を満たすと判断するように構成される。したがって、セル監視構成要素12は、セル再選択のための条件が達成されるという判断を生成し、それに応答して、再選択時間周期28の満了後、第1のワイヤレス通信技術から第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32へと再選択するために、セル再選択を開始するように構成される。
したがって、再選択促進構成要素14は、再選択時間周期28の満了後、第1のワイヤレス通信技術から第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32へと再選択するように構成されてもよく、それによって、ワイヤレスデバイス10を第2のワイヤレス通信技術上で動作させるように構成され得る。言い換えれば、セル監視構成要素12は、促進された測定に関連付けられた少なくとも1つの新しい測定値が、受信電力レベルしきい値などのしきい値を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断し、このしきい値はまた、再選択時間周期28の検出済みセル32の最初の測定値に関連付けられた同じ受信電力レベルしきい値であり得るとしても、第2の再選択基準と呼ばれ得る。
代替的または追加の態様では、セル監視構成要素12は、複数の周波数を周波数のグループ13に記憶し得る。セル監視構成要素12は、次いで、周波数のグループ13のうちの第1の周波数上で信号を検出しようと試みることができる。説明のために、この第1の周波数をF1と呼ぶ。次いで、本明細書では探索周期と呼ぶ、ある時間周期が満了した後、セル監視構成要素は、次いで、周波数のグループ13からの第2の周波数上で信号を検出しようと試みることができる。説明のために、この第2の周波数を本明細書でF2と呼ぶ。セル監視構成要素12は、次いで、探索周期を待機し、次いで、周波数のグループ13のうちの次の周波数上で信号を検出しようと試みる。次いで、このプロセスは、セル監視構成要素12がグループ13中のすべての周波数上で信号を検出しようと試みるまで繰り返し、その後、セル監視構成要素12は、F1周波数でやり直し、このプロセスを繰り返す。説明を簡単にするために、本明細書では、周波数のグループ13が少なくとも2つの周波数(F1およびF2)を含むと仮定する。
したがって、セル監視構成要素12は、探索周期にわたって、F1周波数上で信号を検出する試みと、F2周波数上で信号を検出する試みとの間で交互に行う。いずれかの検出の試み中に信号が検出されない場合、セル監視構成要素12は、その周波数(たとえば、F1またはF2)を未検出周波数として識別し、周波数が未検出であったことを識別する情報(図1で未検出周波数40として示す)を記憶する。
周波数のグループ13中の周波数上の信号の存在を検出しようと試みることに加えて、セル監視構成要素12はまた、周波数のグループ13中のこれらの信号の測定値を取り得る。上記で説明したように、セル監視構成要素12が周波数上で信号の存在を検出しようと試みる速度を、探索速度または探索周期性と呼ぶ。セル監視構成要素12がこれらの周波数上で信号の測定値を取る速度を、測定周期性の測定速度と呼ぶ。探索速度は、測定速度とは異なり得る。たとえば、一実施形態では、測定速度は探索速度よりも高速であり得る。1つのそのような例では、通常動作中に、測定速度は探索速度の2倍であり得、セル監視構成要素12が判断を促進するように判断するとき、測定速度は、たとえば、一定のままであり得る探索速度の4倍であり得る。
セル監視構成要素12が、特定の周波数が未検出であると判断する場合、セル監視構成要素12は、グループ13の周波数上で測定値を取るべき速度、ならびに、たとえば、どの周波数上で測定値を取るべきかを判断する際に使用するために、この情報を再選択促進構成要素14に与え得る。たとえば、一実施形態では、探索中に、特定の周波数が未検出周波数40であると判断される場合、セル監視構成要素12は、未検出周波数40上で測定値を取らないように判断し得る。加えて、一例では、セル監視構成要素12は、未検出周波数40の数を識別し得、再選択促進構成要素14は、未検出周波数40が検出され、特定の速度が検出済みの未検出周波数40の数に比例するとき、高速測定周期性の速度を動的に調整し得る。セル監視構成要素12が、周波数が未検出であること40を記憶することに加えて、セル監視構成要素12はまた、探索中に周波数が検出されること42を記憶し得る。
したがって、本装置および方法は、たとえば、再選択基準を満たす検出済みセルに対応する周波数のグループ化に基づいて、および/または、検出済みセル/周波数の数(もしくは、未検出セル/周波数と周波数のグループの数の比)に基づいて、セル再選択が実行されるべきであるかどうかの判断を速め、それによってワイヤレスデバイス10のための改善された再選択性能を生じる、セル監視構成要素12と再選択促進構成要素14とを有する、ワイヤレスデバイス10を含む。
図1のワイヤレスデバイス10の構成要素は、たとえば、上述のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成されたハードウェア構成要素によって実装され、上述のプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装され、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されてもよく、またはそれらの何らかの組合せについて、図12〜図13に関してより詳細に説明することに留意されたい。
図2は、図1のワイヤレスデバイス10の追加の、および/またはより詳細な態様の機能ブロック図を提供する。一態様では、ワイヤレスデバイス10は、第1のワイヤレス通信技術(たとえば、WCDMA(登録商標))上で第1の技術モード30で、または第2のワイヤレス通信技術(たとえば、LTE)上で第2の技術モード34で、ワイヤレスデバイス10を動作させることが可能な、動作構成要素21をさらに含み得る。説明を簡単にするために、第1のワイヤレス技術についてはWCDMA(登録商標)として説明し、第2のワイヤレス技術についてはLTEとして説明することに留意されたいが、他の実装形態では、再選択は、HSPA、EV-DOなどの他のワイヤレス通信技術間で行われ得ることを理解されたい。
セル監視構成要素12は、第2のワイヤレス通信技術(たとえば、LTE)の検出済みセル32などのセルを検出することが可能な検出構成要素23を含むものとして、さらに示される。たとえば、検出構成要素23は、第2の通信技術のセルのパイロットに関連付けられた周波数、またはキャリア周波数の監視などに基づいて、第2のワイヤレス技術に関連付けられる信号をワイヤレスデバイス10がいつ受信するかを識別する。
セル監視構成要素12はまた、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが再選択基準26などの第1の再選択基準を満たすと判断するために構成された、判断構成要素25を含み得る。たとえば、判断構成要素25は、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセル32の信号の測定された特性(たとえば、受信電力レベル)を受信し、その特性を、第1のしきい値(たとえば、受信電力しきい値)を含み得る再選択基準26と比較し得る。
またさらに、セル監視構成要素12は、ワイヤレスデバイス10がセル再選択判断を行うための周波数の探索および測定を速めることを可能にするために、再選択促進構成要素14を含み得る。再選択促進構成要素14は、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たし、選好方式31に基づいて選好される技術に関連付けられることに基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進することが可能な、促進構成要素27を含み得る。たとえば、第2のワイヤレス通信技術は、選好方式31の選好値に基づいて、第1のワイヤレス通信技術と比較して選好され得る。たとえば、第2のワイヤレス通信技術が第1のワイヤレス通信技術と比較して改善されたサービス品質、または他の改善された、もしくは異なる特性を提供するときなど、様々な理由で、第2のワイヤレス通信技術が第1のワイヤレス通信技術と比較して選好され得る。たとえば、例示的な実装形態では、第1のワイヤレス技術はWCDMA(登録商標)であり、第2のワイヤレス技術はLTEであり、その場合、LTEはWCDMA(登録商標)よりも改善されたデータ容量および/またはデータ転送速度を提供するので、LTEがWCDMA(登録商標)よりも選好される。したがって、促進構成要素27は、再選択時間周期28の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセル、または検出済みセル32に関連付けられた周波数のグループ13を測定する頻度を増加させるように動作する。
加えて、再選択促進構成要素14はまた、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断することが可能な、再選択構成要素29を含み得る。たとえば、再選択構成要素29は、判断構成要素25と通信してもよく、判断構成要素25は、増加した測定頻度に基づいて、検出済みセル32の信号の少なくとも1つの新しい測定値を受信し、新しい測定値が再選択基準26を満たすと判断する。この場合、たとえば、再選択基準26は、再選択時間周期28に対応する第2のしきい値(たとえば、第1の受信電力レベルしきい値と同じ値を有し得る、受信電力レベルしきい値)であり得る。言い換えれば、判断構成要素25が、検出済みセル32が再選択時間周期28の再選択基準26を満たすことを識別するとき、再選択構成要素29は、再選択手順を実行して、検出済みセル32へと再選択することをワイヤレスデバイス10に行わせ得る。
したがって、図示のように、ワイヤレスデバイス10は、たとえば、本明細書で説明するものなど、それらの構成要素に関連付けられた方法を実行するように構成された、動作構成要素21と、検出構成要素23と、判断構成要素25と、促進構成要素27と、再選択構成要素29とを含み得る。これらの様々な構成要素の動作の追加の説明を、以下で提供する。
図2の構成要素(本明細書ではモジュールおよび/または手段とも呼ぶ)は、たとえば、上述のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成されたハードウェア構成要素、上述のプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実装されたソフトウェア構成要素、および/もしくは、プロセッサによる実装のためにコンピュータ可読媒体内に記憶されたソフトウェア構成要素、または何らかの組合せであり得ることに留意されたい。
図3を参照すると、一態様では、ワイヤレスデバイス10(図1および図2)は、本明細書で説明する構成要素および機能のうちの1つまたは複数に関連する処理機能を実行するためのプロセッサ72をさらに含み得る。プロセッサ72は、単一のプロセッサもしくは複数組のプロセッサ、またはマルチコアプロセッサを含むことができる。さらに、プロセッサ72は、統合処理システムおよび/または分散処理システムとして実装されてもよい。加えて、プロセッサ72は、セル監視構成要素12に関して本明細書で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行するために、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアで構成または特別にプログラムされ得る。
ワイヤレスデバイス10は、たとえば、セル監視構成要素12に関して本明細書で説明する機能のうちの1つまたは複数を実行するために、本明細書で使用するデータ、および/または、プロセッサ72によって実行されるアプリケーションもしくはコンピュータ可読命令のローカルバージョンを記憶するためなどの、メモリ74をさらに含む。メモリ74は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、テープ、磁気ディスク、光ディスク、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、およびそれらの任意の組合せなど、コンピュータが使用できる任意のタイプのメモリを含むことができる。
さらに、ワイヤレスデバイス10は、本明細書で説明するように、ハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを利用して、1つまたは複数の相手との通信を確立し維持することを可能にする通信構成要素76を含む。通信構成要素76は、ワイヤレスデバイス10上の構成要素間、ならびにワイヤレスデバイス10と、ワイヤードもしくはワイヤレス通信ネットワーク上に位置するデバイスおよび/またはワイヤレスデバイス10にシリアル接続もしくはローカル接続されたデバイスなどの外部デバイスとの間の通信を搬送し得る。たとえば、通信構成要素76は、1つまたは複数のバスを含んでもよく、外部デバイスとのインターフェースをとるように動作可能な、送信機および受信機にそれぞれ関連付けられる送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素、またはトランシーバをさらに含んでもよい。追加の態様では、通信構成要素76は、2つ以上の技術タイプのネットワークとのより多くの通信のために、送信機および受信機、またはトランシーバ、ならびに対応する送信チェーン構成要素および受信チェーン構成要素を含んでもよい。さらに、通信構成要素76は、セル監視構成要素12に関して本明細書で説明する1つまたは複数の機能を実行するように特に構成され得る。
さらに、ワイヤレスデバイス10は、本明細書で説明する態様に関して採用される情報、データベース、およびプログラムの大容量記憶を可能にするハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の適切な組合せであり得るデータストア78をさらに含んでもよい。たとえば、データストア78は、セル監視構成要素12に関連付けられたアプリケーションなど、プロセッサ72によって現在実行されていないアプリケーション用のデータリポジトリであり得る。
ワイヤレスデバイス10は、ワイヤレスデバイス10のユーザからの入力を受信するように動作可能であり、ユーザへの提示のための出力を生成するようにさらに動作可能なユーザインターフェース構成要素80をさらに含み得る。ユーザインターフェース構成要素80は、限定はしないが、キーボード、ナンバーパッド、マウス、タッチセンシティブディスプレイ、ナビゲーションキー、ファンクションキー、マイクロフォン、音声認識構成要素、ユーザからの入力を受信することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の入力デバイスを含み得る。さらに、ユーザインターフェース構成要素80は、限定はしないが、ディスプレイ、スピーカー、触覚フィードバック機構、プリンタ、ユーザに出力を提示することが可能な任意の他の機構、またはそれらの任意の組合せを含む1つまたは複数の出力デバイスを含み得る。
本態様では、ワイヤレスデバイス10は、セル監視構成要素12を、たとえば、別の構成要素として、またはプロセッサ72、メモリ74、通信構成要素76、もしくはデータストア78の内部もしくは一部として、またはそれらの何らかの組合せをさらに含み得る。たとえば、セル監視構成要素12は、本明細書で説明する機能を実行するために、特別にプログラムされたコンピュータ可読命令もしくはコード、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。
図4は、周波数のグループの高速測定スケジューリングが、検出済みセルが再選択基準を満たすことに基づく一態様による、例示的な方法の特定の使用事例についての例示的なタイムライン50を示す。タイムライン50の使用事例では、DRXサイクル52は、2.56秒の長さを有し、セル再選択のために探索されるべき周波数の数、K_carrierは、2つの周波数、F1およびF2(すなわち、K_carrier=2)であり、ただし、各周波数のための探索周期性54、たとえば、通常優先度検出探索周期性は、周波数間で5.12秒の間隔を有し、測定周期性56は、各周波数のための通常測定周期性58と、周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性60との間で変化する間隔を有する。
たとえば、DRX0において、F1とF2の両方が検出されるが、いずれも再選択基準26(図2)などの再選択基準を満たさず、したがって、測定周期性56は通常測定周期性58である。しかしながら、DRX6において、F1が、F1ボックスの太線によって示されるように再選択基準を満たすと判断され、それによって、再選択が行われる(図4において表されていない)か、またはF1もF2も再選択基準を満たさなくなるまで、周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性60への切り替えをトリガしている。
F1は、DRX8において再選択基準を満たさないと判断されるが、F2は、DRX9において再選択基準を満たすと判断され、それによって、周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性60の継続が、DRX10およびDRX11において行われる。
DRX10および11の周波数測定中に、F1もF2も再選択基準を満たさないと判断され、したがって、周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性60の継続が満了する。言い換えれば、F1もF2も再選択基準を満たさない、DRX10およびDRX11における測定後、本態様は、周波数F1およびF2の各々のための通常測定周期性58に戻る切り替えをトリガする。
図5を参照すると、特定の使用事例についてのタイムライン64の別の例は、1つまたは複数の周波数の高速測定スケジューリングが未検出周波数に基づくか、または逆に検出済みセルの数のファクターとしてのものである一態様による、本装置および方法の動作を表す。タイムライン64の使用事例では、DRXサイクル52は、2.56秒の長さを有し、セル再選択のために探索されるべき周波数の数、K_carrierは、2つの周波数、F1およびF2であり、ただし、各周波数のための探索周期性54、たとえば、通常優先度検出探索周期性は、周波数間で5.12秒の間隔を有し、測定周期性56は、各周波数のための通常測定周期性58と、検出済み周波数F1のための高速測定周期性66との間で変化する間隔を有し、検出済み周波数F1のための高速測定周期性66は、探索周期性54のDRX6の場合中のF2の監視中にいかなるセルを検出することもできないことに起因して、DRX6において68によって表されるように、F2が探索周期において検出されるまで未検出周波数F2の測定の進行をスキップすることを含む。
DRX8において、F1が、F1ボックスの太線によって示されるように再選択基準を満たすと判断され、それによって、周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性への切り替えをトリガしている。しかしながら、F2が(DRX6における)前の探索周期中に検出されなかったので、セル監視構成要素12は、DRX9において高速F2測定周期性をスキップする。
F1がDRX10において再選択基準を満たさないと判断されるので、再選択促進構成要素14は、通常測定周期性に戻るように切り替える。ここでも、F2が前の探索周期中に検出されなかったので、セル監視構成要素12は、F2が探索期間において検出されるまで、DRX12において高速F2測定周期性をスキップする。
図6を参照すると、特定の使用事例についてのタイムライン70のさらなる例は、周波数のグループの高速測定スケジューリングが、検出済みセルが再選択基準を満たすことに対応する第1のファクター、および未検出周波数、または検出済みセルの数に対応する第2のファクターに基づく、組み合わせられた態様による、本装置および方法の動作を表す。タイムライン70の使用事例では、DRXサイクル52は、2.56秒の長さを有し、セル再選択のために探索されるべき周波数の数、K_carrierは、2つの周波数、F1およびF2であり、ただし、各周波数のための探索周期性54、たとえば、通常優先度検出探索周期性は、周波数間で5.12秒の間隔を有し、測定周期性56は、各周波数のための通常測定周期性58と、検出済み周波数のグループ73のための高速測定周期性71との間で変化する間隔を有し、検出済み周波数のグループ73は、この場合、F2がDRX6において表されるように未検出周波数68であるので、F1のみである。
DRX8において、F1が、F1ボックスの太線によって示されるように再選択基準を満たすと判断され、それによって、周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性への切り替えをトリガしている。しかしながら、F2のみが(DRX6における)前の探索周期中に検出されなかったので、セル監視構成要素12は、DRX9においてF1を求めて探索する。
F1がDRX9において再選択基準を満たさないと判断されるので、再選択促進構成要素14は、通常測定周期性に戻るように切り替える。ここでも、F2が前の探索周期中に検出されなかったので、セル監視構成要素12は、F2が探索期間において検出されるまで、DRX13において高速F2測定周期性をスキップする。
図7を参照すると、動作時、ワイヤレス信号を監視するための例示的な方法82が提供される。説明を簡単にするために、方法は、一連の行為として図示および説明しているが、いくつかの行為は、1つまたは複数の実施形態に従って、本明細書で図示および説明したものと異なる順序で、かつ/または他の行為と同時に行うことができるため、方法は、行為の順序によって限定されないことを理解および諒解されたい。たとえば、方法は、代わりに、状態図においてなど、一連の相互に関係する状態またはイベントとして表すことができることを、諒解されたい。その上、1つまたは複数の実施形態に従って方法を実施するために、示したすべての行為が必要とされ得るわけではない。さらに、説明のために、図7について、図1〜図3を参照しながら説明する。
一態様では、ブロック84で、方法82は、ワイヤレスデバイスを第1のワイヤレス通信技術上で動作させることを含む。たとえば、ワイヤレスデバイス10は、プロセッサ72を実行して、第1の技術モード30に従って動作構成要素21を動作させ得る。
さらに、ブロック86で、方法82は、第2のワイヤレス通信技術のセルを検出することを含み、第2のワイヤレス通信技術は、第1のワイヤレス通信技術と比較して選好される。たとえば、セル監視構成要素12は、検出構成要素23を実行して、1つまたは複数の周波数、たとえば、周波数のグループ13のうちの1つまたは複数を監視し、監視された周波数上のセル、たとえば、検出済みセル32を検出し得る(図1)。
加えて、ブロック87で、方法82は、最初の測定値に基づいて、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断することを含む。たとえば、セル監視構成要素12は、判断構成要素25を実行して、検出済みセル32、または周波数のグループ13上で検出された別の再選択候補セルが、セル再選択のための再選択時間周期28の再選択基準26を満たすと判断し得る(図1)。
ブロック89で、方法82は、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルが第1の再選択基準を満たすことに基づいて、第2のワイヤレス通信技術へのセル再選択を実行するかどうかの判断を促進することを含み、促進することは、再選択時間周期の満了より前に少なくとも1つの新しい測定が行われるように、検出済みセルを測定する頻度を増加させることを含む。たとえば、セル監視構成要素12は、再選択促進構成要素14を実行して、図4〜図6を参照しながら説明したものなどの再選択基準26を検出済みセル32が満たすことに基づいて、検出済みセル32または周波数のグループ13についての後続の測定の頻度を速めることができる(図1)。
ブロック90で、方法82は、少なくとも1つの新しい測定値が再選択時間周期にわたって第2の再選択基準を満たすとき、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択するように判断することを含む。たとえば、セル監視構成要素12は、再選択構成要素29を実行して、検出済みセル32が再選択基準26を満たすことに基づいて、第2の技術モード34の検出済みセル32へと再選択し得る(図1)。
図8は、図7のブロック89および90の動作についてより詳細に説明する、任意のブロック92〜94を示す。これらの任意の動作を、方法83と呼ぶ。図示のように、場合によっては、ブロック92で、方法83は、低減された測定周期性に従って、第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルを測定することを含む。たとえば、セル監視構成要素12は、高速測定周期性38に基づいて、検出済みセル32および/または周波数のグループ13の監視および測定を実行し得る(図1)。
場合によっては、ブロック93で、方法83は、低減された測定周期性中の第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルの測定値が再選択時間周期の再選択基準を満たすと判断することをさらに含み得る。たとえば、セル監視構成要素12は、高速測定周期性38に従って行われた1つまたは複数の測定に基づいて、検出済みセル32、または周波数のグループ13上で検出された別の再選択候補セルが、再選択時間周期28の再選択基準26を満たすと判断し得る(図1)。
場合によっては、ブロック94で、方法83は、再選択時間周期の満了後、第1のワイヤレス通信技術から第2のワイヤレス通信技術の検出済みセルへと再選択することをさらに含み得る。たとえば、セル監視構成要素12は、高速測定周期性38に従って行われた1つまたは複数の測定に基づいて、再選択時間周期28の再選択基準26が満たされると、検出済みセル32、または周波数のグループ13上で検出された別の再選択候補セルへと再選択するように判断し得る(図1)。したがって、たとえば、ワイヤレスデバイス10は、第2の技術モード34で動作するように切り替え得る。
本装置および方法の原理を実装するいくつかの例示的な使用事例について、以下で説明する。これらの使用事例は、たとえば、ワイヤレスデバイス10が図1のセル監視構成要素12、および/または再選択促進構成要素14など、その任意の構成要素を実行することによって、実行され得る。
たとえば、一態様では、LTEへの再選択には、UEが最初にLTEセルを探索および測定することが必要である。3GPP仕様25.133、セクション4.2.3.5から、E-UTRA層は、以下のルールに基づいて探索される必要がある。
高優先度モードでは:(SrxlevServingCell>Sprioritysearch1かつSqualServingCell>Sprioritysearch2)
oより優先度の高いE-UTRA層を探索する
o少なくともThigher_priority_search=60*Nlayerごとに探索し、ただし、Nlayerは、構成されたより優先度の高い層の総数である
全優先度モードでは:(SrxlevServingCell≦Sprioritysearch1またはSqualServingCell≦Sprioritysearch2)
oより優先度の高いE-UTRA層と、より優先度の低いE-UTRA層とを探索する
o Kcarrier*TdetectE-UTRA内で検出可能なセルを検出および評価し、ただし、TdetectE-UTRAは、表1において与えられる。
3GPP仕様25.133、セクション4.2.3.5から、E-UTRA層は、以下のルールに基づいて測定される必要がある。
高優先度モード:(SrxlevServingCell>Sprioritysearch1かつSqualServingCell>Sprioritysearch2)
o少なくともTmeasureE-UTRAごとに測定されたすべての層であり、ただし、TmeasureE-UTRAは、表1において与えられる。
全優先度モード:(SrxlevServingCell≦Sprioritysearch1またはSqualServingCell≦Sprioritysearch2)
o少なくともKcarrier*Tmeasure,EUTRAごとに測定され、ただし、Kcarrierは、EUTRANキャリアの数である。
仕様により必要とされた測定ルールが適用されるとき、およびTreselectionがゼロに等しくない(典型的には、事業者によって1または2秒に設定される)とき、UEは、E-UTRANセルへの再選択が極めて低速であり得る。具体的には、全優先度モードでは、UEは、少なくとも時間間隔Treselection(またはTresel)中に、新しいE-UTRANセルの測定値がサービングセルよりもよくランク付けされることを保証する必要がある。
高優先度モードでは、UEは、時間間隔Treselection中に、新しいEUTRANセルの測定電力レベルがThreshx,high(E-UTRAN周波数がサービング周波数よりも高い優先度である場合)またはThreshx,low(より低い優先度の場合)よりも高いことを保証する必要がある。
たとえば、DRX=2.56かつTresel=2秒である場合、高優先度モードでは、表1から、UEは、2つの連続的な測定値を取るために7.68秒を必要とする。両方の測定値がしきい値を上回る場合、UEは、再選択プロセスを開始することができる。再選択より前の7.68秒の遅延は、2秒のTresel要件よりもはるかに大きく、WCDMA(登録商標)からLTEへと再選択するためになど、再選択を速めるように最適化され得る。
したがって、本装置および方法に関して説明したように、すべてのKcarrier周波数の測定は、高優先度モードと全優先度モードの両方についてグループと見なされ得る。各セル測定グループ中で、UEは、再選択基準がすべての周波数における任意のセルについて満たされたかどうかを決定する。そうである場合、UEは、高速測定周期性を使用して、すべての層について次の測定グループをスケジュールすることになる。表2および表3でわかるように、この使用事例についての非限定的な一例では、高速測定周期性は、通常測定周期性よりも少なくとも2倍高速である。再選択基準がいかなるセルについても満たされなかった場合、UEは、通常測定周期性を使用することになる。
図9および図10を参照すると、タイムライン96および98は、それぞれ、例を使用して、高速測定スケジューリング設計について説明する。上記で説明したように、高速測定周期性は、再選択基準が少なくとも1つのセルについて満たされるとき、使用され得る。図9および図10では、F1/F2ボックスの太線が、再選択基準条件が所与の周波数について満たされることを示すために使用される。ある周波数が、Treselection持続時間を超えて再選択基準を満たす場合、UEは、そのセルへと再選択することになる。加えて、図9のタイムライン96および図10のタイムライン98は、図4〜図6において説明したDRXサイクル52と、探索周期性54と、測定周期性56とを含む。
さらに、たとえば、図9のタイムライン96は、通常測定周期性探索および高速測定周期性探索による高優先度モードを表し、その場合、DRX0におけるF1の周波数が再選択基準を満たし、DRX2におけるF2の周波数が再選択基準を満たす。
また、図10では、タイムライン98は、通常測定周期性および高速測定周期性による全優先度モード測定スケジューリングの一例を表す。上記で説明したように、高速測定周期性は、再選択基準が満たされるとき、使用される。ある周波数が、Treselection持続時間を超えて再選択基準を満たす場合、UEは、そのセルへと再選択することになる。
代替的または追加の態様では、実際には、いくつかのE-UTRAN周波数が測定制御システム情報において供給されるが、UEは、これらの周波数においていかなる適したセルも検出しない可能性がある。UEが仕様要件に従う場合、UEによって実行される測定および再選択は、大幅に遅延される。
たとえば、DRX=2.56秒かつTresel=2秒であり、4つのE-UTRAN周波数(f1、f2、f3、f4)がネットワークによって供給されるが、UEは、周波数f1上でのみE-UTRANセルを検出するとする。全優先度モードでは、すべての周波数の測定がラウンドロビンで実行されるので、UEは、f1において検出済みセルを再測定することができるまでに、5.12*4=20.48秒(通常測定周期性の場合)または2.56*4=10.24秒(高速測定スケジューリング周期性の場合)待機する必要がある。これは、2秒のTresel要件と比較して、極めて低速である。
説明する装置および方法によれば、全優先度モードについての非限定的な一態様では、本態様は、高速測定周期性列においてKcarrierをKdetectedで置き換えてもよく、ただし、Kdetectedは、UEがセルをうまく検出したE-UTRAN周波数の数を示す。この場合、本態様は、通常測定周期性列ではKcarrierをKdetectedで置き換えなくてもよく、その理由は、再選択候補なしに測定を速めることは、貴重なバッテリー電力の無駄になり得るからである。以下の表は、提案する測定周期性を与える。
加えて、本態様によれば、高優先度モードでは、測定スケジューリングがKcarrierとは無関係であるので、変更を行う必要がない。完全のために、我々は、設計文書から以下の表を与える。
どちらの場合も、一態様では、本装置および方法は、未検出周波数についての測定スケジューリングコマンドを出さなくてもよい。コマンドが出される場合、モデム(RFおよびベースバンド)、たとえば、通信構成要素76(図3)の一部は、より多くの時間にわたってアウェイクしていなければならず、それによって、バッテリー電力を不必要に消費する。
図11は、処理システム114を使用する装置100のハードウェア実装形態の一例を示すブロック図である。装置100は、たとえば、上記で説明したように、ワイヤレスデバイス10(図1または図2)、および/またはセル監視構成要素12(図1)を含むように構成され得る。この例では、処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャで実装され得る。バス102は、処理システム114の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含み得る。バス102は、プロセッサ104によって概略的に表される1つまたは複数のプロセッサ、およびコンピュータ可読媒体106によって概略的に表されるコンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路など、様々な他の回路をリンクさせることもでき、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間にインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティックなど)が設けられてもよい。
プロセッサ104は、さらに後述するように、バス102の管理、およびコンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む全般的な処理を担う。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、任意の特定の装置の以下で説明する様々な機能を処理システム114に実行させる。コンピュータ可読媒体106は、さらに後述するように、揮発性および/または不揮発性記憶装置を含んでもよく、また、ソフトウェアを実行するとき、プロセッサ104によって操作されるデータを記憶するためにも使用され得る。図1〜図3のあらゆる要素/構成要素/モジュール/手段は、プロセッサ104およびコンピュータ可読媒体106によって実装されてもよく、それによって、図1〜図11において説明した様々な機能/プロセス/アルゴリズムを処理システム114に実行させることに留意されたい。
本開示全体にわたって提示される様々な概念は、広範な電気通信システム、ネットワークアーキテクチャ、および通信規格にわたって実装され得る。
図12を参照すると、限定ではなく例として、本開示の態様は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを利用するUMTSシステム200に関して示されている。UMTSネットワークは、コアネットワーク(CN)204、UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)202、およびユーザ機器(UE)210の3つの相互作用する領域を含む。UE210は、たとえば、上記で説明したように、ワイヤレスデバイス10(図1〜図3)、および/またはセル監視構成要素12(図1〜図3)を含むように構成され得る。この例では、UTRAN202は、電話、ビデオ、データ、メッセージング、放送、および/または他のサービスを含む様々なワイヤレスサービスを提供する。UTRAN202は、無線ネットワークコントローラ(RNC)206などのそれぞれのRNCによって各々制御される、無線ネットワークサブシステム(RNS)207などの複数のRNSを含み得る。ここで、UTRAN202は、本明細書で説明するRNC206およびRNS207に加えて、任意の数のRNC206およびRNS207を含むことができる。RNC206は、とりわけ、RNS207内の無線リソースを割り当て、再構成し、解放することを受け持つ装置である。RNC206は、任意の適切なトランスポートネットワークを使用する、直接の物理接続、仮想ネットワークなど様々なタイプのインターフェースを介して、UTRAN202中の他のRNC(図示せず)に相互接続され得る。
UE210とノードB208との間の通信は、物理(PHY)層および媒体アクセス制御(MAC)層を含むものと見なされ得る。さらに、それぞれのノードB208によるUE210とRNC206との間の通信は、無線リソース制御(RRC)層を含むものと見なされ得る。本明細書では、PHY層は、層1と見なされ、MAC層は、層2と見なされ、RRC層は、層3と見なされ得る。以下、情報は、参照により本明細書に組み込まれるRRC Protocol Specification、3GPP TS 25.331に述べられている用語を利用する。
RNS207によってカバーされる地理的領域は、いくつかのセルに分割されてよく、無線トランシーバ装置が各セルにサービスする。無線トランシーバ装置は、通常、UMTS用途ではノードBと呼ばれるが、当業者によって、基地局(BS)、トランシーバ基地局(BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、アクセスポイント(AP)、または何らかの他の適切な用語で呼ばれることもある。明快にするために、各RNS207に3つのノードB208が示されているが、RNS207は、任意の数のワイヤレスノードBを含んでもよい。ノードB208は、ワイヤレスアクセスポイントを任意の数のモバイル装置のためのCN204に提供する。モバイル装置の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、ノートブック、ネットブック、スマートブック、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム(GPS)デバイス、マルチメディアデバイス、ビデオ装置、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤなど)、カメラ、ゲーム機、または任意の他の類似の機能デバイスなどがある。UE210はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、端末、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアントと呼ばれるか、または他の何らかの適切な用語で呼ばれることもある。UMTSシステムでは、UE210は、ネットワークへのユーザの加入情報を含む汎用加入者識別モジュール(USIM)211をさらに含み得る。説明のために、1つのUE210がいくつかのノードB208と通信しているように示される。順方向リンクとも呼ばれるDLは、ノードB208からUE210への通信リンクを指し、逆方向リンクとも呼ばれるULは、UE210からノードB208への通信リンクを指す。
CN204は、UTRAN202など、1つまたは複数のアクセスネットワークとインターフェースをとる。図示のように、CN204は、GSM(登録商標)コアネットワークである。しかしながら、当業者が認識するように、GSM(登録商標)ネットワーク以外のタイプのCNへのアクセスをUEに提供するために、本開示全体にわたって提示される様々な概念を、RANまたは他の適切なアクセスネットワークにおいて実装することができる。
CN204は、回線交換(CS)領域およびパケット交換(PS)領域を含む。回線交換要素のいくつかは、モバイルサービス交換センター(MSC)、ビジターロケーションレジスタ(VLR)、およびゲートウェイMSCである。パケット交換要素は、サービングGPRSサポートノード(SGSN)、およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)を含む。EIR、HLR、VLR、およびAuCのようないくつかのネットワーク要素は、回線交換領域とパケット交換領域の両方によって共有され得る。図示の例では、CN204は、MSC212およびGMSC214によって回線交換サービスをサポートする。いくつかの用途では、GMSC214は、メディアゲートウェイ(MGW)とも呼ばれ得る。RNC206などの1つまたは複数のRNCが、MSC212に接続され得る。MSC212は、呼設定、呼ルーティング、およびUEモビリティ機能を制御する装置である。MSC212は、UEがMSC212のカバレージエリア内にある間に加入者関連の情報を格納するVLRも含む。GMSC214は、UEが回線交換ネットワーク216にアクセスするためのゲートウェイを、MSC212を通じて提供する。GMSC214は、特定のユーザが加入したサービスの詳細を反映するデータのような加入者データを格納する、ホームロケーションレジスタ(HLR)215を含む。HLRは、加入者に固有の認証データを格納する、認証センター(AuC)にも関連付けられている。特定のUEについて、呼が受信されると、GMSC214は、UEの位置を決定するためにHLR215に問い合わせ、その位置をサービスする特定のMSCに呼を転送する。
CN204はまた、サービングGPRSサポートノード(SGSN)218およびゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)220によって、パケットデータサービスをサポートする。汎用パケット無線サービスを表すGPRSは、標準の回線交換データサービスで可能なものよりも速い速度でパケットデータサービスを提供するよう設計されている。GGSN220は、パケットベースネットワーク222へのUTRAN202の接続を提供する。パケットベースネットワーク222は、インターネット、プライベートデータネットワーク、または何らかの他の適切なパケットベースネットワークであってもよい。GGSN220の主要機能は、UE210にパケットベースネットワーク接続を提供することである。データパケットは、MSC212が回線交換領域において実行するのと同じ機能をパケットベース領域において主に実行するSGSN218を介して、GGSN220とUE210との間で転送され得る。
UMTSのエアインターフェースは、スペクトラム拡散直接シーケンス符号分割多元接続(DS-CDMA)システムを利用することができる。スペクトラム拡散DS-CDMAは、チップと呼ばれる一連の疑似ランダムビットとの乗算によって、ユーザデータを拡散させる。UMTSの「広帯域」W-CDMA(登録商標)エアインターフェースは、そのような直接シーケンススペクトラム拡散技術に基づいており、さらに周波数分割複信(FDD)を必要とする。FDDは、ノードB208とUE210との間のULおよびDLに異なるキャリア周波数を使用する。DS-CDMAを利用し、時分割複信(TDD)を使用するUMTSの別のエアインターフェースは、TD-SCDMAエアインターフェースである。本明細書で説明される様々な例は、W-CDMA(登録商標)エアインターフェースを指し得るが、基礎をなす原理はTD-SCDMAエアインターフェースに等しく適用可能であり得ることを、当業者は理解するだろう。
HSPAエアインターフェースは、スループットの向上および遅延の低減を支援する、3G/W-CDMA(登録商標)エアインターフェースに対する一連の拡張を含む。前のリリースに対する他の修正には、HSPAが、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)、チャネル送信の共有、ならびに適応変調および適応符号化を利用することがある。HSPAを定義する規格は、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)およびHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス、拡張アップリンクまたはEULとも呼ばれる)を含む。
HSDPAは、高速ダウンリンク共有チャネル(HS-DSCH)を、トランスポートチャネルとして利用する。HS-DSCHは、高速物理ダウンリンク共有チャネル(HS-PDSCH)、高速共有制御チャネル(HS-SCCH)、および高速専用物理制御チャネル(HS-DPCCH)という、3つの物理チャネルによって実装される。
これらの物理チャネルの中でも、HS-DPCCHは、対応するパケット送信の復号が成功したかどうかを示すための、HARQ ACK/NACKシグナリングをアップリンクで搬送する。すなわち、ダウンリンクに関して、UE210は、ダウンリンク上のパケットを正常に復号したかどうかを示すために、HS-DPCCHを通じてフィードバックをノードB208に与える。
HS-DPCCHはさらに、変調方式と符号化方式の選択、およびプリコーディングの重みの選択に関して、ノードB208が正しい決定を行うのを支援するための、UE210からのフィードバックシグナリングを含み、このフィードバックシグナリングはCQIおよびPCIを含む。
「HSPA Evolved」またはHSPA+は、MIMOおよび64-QAMを含むHSPA規格の進化形であり、スループットの増大およびパフォーマンスの向上を可能にする。すなわち、本開示の一態様では、ノードB208および/またはUE210は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用により、ノードB208は空間領域を活用して、空間多重化、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることができる。
多入力多出力(MIMO)は、マルチアンテナ技術、すなわち複数の送信アンテナ(チャネルへの複数の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を指すために一般に使用される用語である。MIMOシステムは一般にデータ伝送性能を高め、ダイバーシティ利得がマルチパスフェージングを低減させて伝送品質を高めること、および空間多重化利得がデータスループットを向上させることを可能にする。
空間多重化は、同じ周波数で同時に様々なデータストリームを送信するために使用され得る。データストリームは、データレートを上げるために単一のUE210に送信されてよく、または全体的なシステム容量を拡大するために複数のUE210に送信されてもよい。これは、各データストリームを空間的にプリコーディングし、次いで空間的にプリコーディングされた各ストリームをダウンリンクで異なる送信アンテナを介して送信することによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、様々な空間シグネチャを伴いUE210に到着し、これによりUE210の各々は、当該UE210に向けられた1つまたは複数のデータストリームを回復することができる。アップリンク上では、各UE210は、1つまたは複数の空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信することができ、これによりノードB208は空間的にプリコーディングされた各データストリームのソースを識別することができる。
空間多重化は、チャネル状態が良好なときに使用され得る。チャネル状態がさほど好ましくないときは、ビームフォーミングを使用して送信エネルギーを1つもしくは複数の方向に集中させること、またはチャネルの特性に基づいて送信を改善することができる。これは、複数のアンテナを介して送信するデータストリームを空間的にプリコーディングすることによって達成できる。セルの端において良好なカバレージを達成するために、シングルストリームビームフォーミング伝送を送信ダイバーシティと組み合わせて使用できる。
一般に、n個の送信アンテナを利用するMIMOシステムの場合、同じチャネル化コードを利用して同じキャリアでn個のトランスポートブロックが同時に送信され得る。n個の送信アンテナで送られる異なるトランスポートブロックは、互いに同じまたは異なる変調方式および符号化方式を有し得ることに留意されたい。
一方、単入力多出力(SIMO)は一般に、単一の送信アンテナ(チャネルへの単一の入力)および複数の受信アンテナ(チャネルからの複数の出力)を利用するシステムを指す。それによって、SIMOシステムでは、単一のトランスポートブロックがそれぞれのキャリアで送られる。
図13を参照すると、UTRANアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク300が示されている。多元接続ワイヤレス通信システムは、セル302、304、および306を含む複数のセルラー領域(セル)を含み、セルの各々は、1つまたは複数のセクタを含み得る。複数のセクタはアンテナのグループによって形成されてよく、各々のアンテナがセルの一部にあるUEとの通信を担う。たとえば、セル302において、アンテナグループ312、314、および316は、各々異なるセクタに対応し得る。セル304において、アンテナグループ318、320、および322は、各々異なるセクタに対応する。セル306において、アンテナグループ324、326、および328は、各々異なるセクタに対応する。セル302、304、および306は、各セル302、304、または306の1つまたは複数のセクタと通信していてもよい、いくつかのワイヤレス通信デバイス、たとえばユーザ機器またはUEを含み得る。たとえば、UE330および332は、ノードB342と通信していてもよく、UE334および336は、ノードB344と通信していてもよく、かつUE338および340は、ノードB346と通信していてもよい。ここで、各ノードB342、344、346は、それぞれのセル302、304、および306の中のすべてのUE330、332、334、336、338、340に、CN204(以前の図参照)へのアクセスポイントを提供するように構成される。UE330、332、334、336、338、340は、たとえば、上記で説明したように、ワイヤレスデバイス10(図1)、および/またはセル監視構成要素12(図1)を含むように構成され得る。
UE334がセル304における図示された位置からセル306に移動するとき、サービングセル変更(SCC)またはハンドオーバが生じて、UE334との通信が、ソースセルと呼ばれ得るセル304からターゲットセルと呼ばれ得るセル306に移行することがある。UE334において、それぞれのセルに対応するノードBにおいて、無線ネットワークコントローラ206(以前の図参照)において、またはワイヤレスネットワークにおける別の適切なノードにおいて、ハンドオーバ手順の管理が生じ得る。たとえば、ソースセル304との呼の間、または任意の他の時間において、UE334は、ソースセル304の様々なパラメータ、ならびに、セル306および302のような近隣セルの様々なパラメータを監視することができる。さらに、これらのパラメータの品質に応じて、UE334は、近隣セルの1つまたは複数との通信を保つことができる。この期間において、UE334は、UE334が同時に接続されるセルのリストであるアクティブセットを保持することができる(すなわち、ダウンリンク専用物理チャネルDPCHまたはフラクショナルダウンリンク専用物理チャネルF-DPCHを現在UE334に割り当てているUTRAセルが、アクティブセットを構成し得る)。
アクセスネットワーク300によって用いられる変調方式および多元接続方式は、導入されている特定の電気通信規格に応じて異なり得る。例として、規格は、Evolution-Data Optimized(EV-DO)またはUltra Mobile Broadband(UMB)を含み得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、CDMAを用いて移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供する。規格は代替的に、広帯域CDMA(W-CDMA(登録商標))およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるUniversal Terrestrial Radio Access(UTRA)、TDMAを用いるモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いるEvolved UTRA(E-UTRA)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMであり得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE Advanced、およびGSM(登録商標)は、3GPP団体による文書に記述されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2団体による文書に記述されている。実際の利用されるワイヤレス通信規格、多元接続技術は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
無線プロトコルアーキテクチャは、特定の用途に応じて様々な形態を取り得る。ここでHSPAシステムに関する一例を、図14を参照して提示する。
図14は、ユーザ機器(UE)またはノードB/基地局のユーザプレーン402および制御プレーン404の無線プロトコルアーキテクチャ400の一例を示す概念図である。たとえば、アーキテクチャ400は、ワイヤレスデバイス10(図1または図2)などのUE中に含まれ得る。UEおよびノードBの無線プロトコルアーキテクチャ400は、層1 406、層2 408、および層3 410という3つの層で示される。層1 406は最下層であり、様々な物理層の信号処理機能を実装する。したがって、層1 406は、物理層407を含む。層2(L2層)408は、物理層407の上にあり、物理層407を通じたUEとノードBとの間のリンクを担う。層3(L3層)410は、無線リソース制御(RRC)サブレイヤ415を含む。RRCサブレイヤ415は、UEとUTRANとの間の層3の制御プレーンシグナリングを扱う。
ユーザプレーンでは、L2層408は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ409、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ411、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ413を含み、これらはネットワーク側のノードBで終端する。図示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイで終端するネットワーク層(たとえばIP層)と、接続の他の端部(たとえば、遠端のUE、サーバなど)で終端するアプリケーション層とを含めて、L2層408より上にいくつかの上位層を有し得る。
PDCPサブレイヤ413は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ413はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位層データパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、および、複数のノードBの間のUEのハンドオーバのサポートを実現する。RLCサブレイヤ411は、上位層のデータパケットのセグメント化および再構築、失われたデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による順序の狂った受信を補償するためのデータパケットの再順序付けを行う。MACサブレイヤ409は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ409はまた、1つのセル中の様々な無線リソース(たとえばリソースブロック)をUE間で割り振ることも担う。MACサブレイヤ409はまた、HARQ動作も担う。
図15は、UE550と通信しているノードB510を含む通信システム500のブロック図であり、UE550は、図1〜図3におけるワイヤレスデバイス10であり得る。ダウンリンク通信では、送信プロセッサ520は、データソース512からデータを受信し、コントローラ/プロセッサ540から制御信号を受信することができる。送信プロセッサ520は、参照信号(たとえばパイロット信号)とともに、データ信号および制御信号のための様々な信号処理機能を提供する。たとえば、送信プロセッサ520は、誤り検出のための巡回冗長検査(CRC)コード、順方向誤り訂正(FEC)を支援するための符号化およびインターリービング、様々な変調方式(たとえば、二位相偏移変調(BPSK)、四位相偏移変調(QPSK)、M-位相偏移変調(M-PSK)、M-直角位相振幅変調(M-QAM)など)に基づいた信号配列へのマッピング、直交可変拡散率(OVSF)による拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングコードとの乗算を、提供することができる。送信プロセッサ520のための、符号化方式、変調方式、拡散方式および/またはスクランブリング方式を決定するために、チャネルプロセッサ544からのチャネル推定が、コントローラ/プロセッサ540によって使われ得る。これらのチャネル推定は、UE550によって送信される参照信号から、またはUE550からのフィードバックから、導出され得る。送信プロセッサ520によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ530に与えられる。送信フレームプロセッサ530は、コントローラ/プロセッサ540からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこれらのフレームは送信機532に与えられ、送信機532は、アンテナ534を通じたワイヤレス媒体によるダウンリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。アンテナ534は、たとえば、ビームステアリング双方向適応アンテナアレイまたは他の同様のビーム技術を含む、1つまたは複数のアンテナを含み得る。
UE550において、受信機554は、アンテナ552を通じてダウンリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機554によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ560に与えられ、受信フレームプロセッサ560は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ594に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ570に提供する。受信プロセッサ570は次いで、ノードB510中の送信プロセッサ520によって実行される処理の逆を実行する。より具体的には、受信プロセッサ570は、シンボルを逆スクランブルおよび逆拡散し、次いで変調方式に基づいて、ノードB510によって送信された、最も可能性の高い信号配列点を求める。これらの軟判定は、チャネルプロセッサ594によって計算されるチャネル推定に基づき得る。次いで、軟判定は、データ信号、制御信号、および参照信号を回復するために、復号されてデインターリーブされる。次いで、フレームの復号が成功したかどうか判定するために、CRCコードが確認される。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータがデータシンク572に与えられ、データシンク572は、UE550および/または様々なユーザインターフェース(たとえばディスプレイ)において実行されているアプリケーションを表す。復号に成功したフレームが搬送する制御信号は、コントローラ/プロセッサ590に与えられる。受信プロセッサ570によるフレームの復号が失敗すると、コントローラ/プロセッサ590は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
アップリンクでは、データソース578からのデータおよびコントローラ/プロセッサ590からの制御信号が、送信プロセッサ580に与えられる。データソース578は、UE550で実行されているアプリケーションおよび様々なユーザインターフェース(たとえばキーボード)を表し得る。ノードB510によるダウンリンク送信に関して説明される機能と同様に、送信プロセッサ580は、CRCコード、FECを容易にするための符号化およびインターリービング、信号配列へのマッピング、OVSFによる拡散、および、一連のシンボルを生成するためのスクランブリングを含む、様々な信号処理機能を提供する。ノードB510によって送信される参照信号から、または、ノードB510によって送信されるミッドアンブル中に含まれるフィードバックから、チャネルプロセッサ594によって導出されるチャネル推定が、適切な符号化方式、変調方式、拡散方式、および/またはスクランブリング方式を選択するために、使われ得る。送信プロセッサ580によって生成されたシンボルは、フレーム構造を作成するために、送信フレームプロセッサ582に与えられる。送信フレームプロセッサ582は、コントローラ/プロセッサ590からの情報とシンボルとを多重化することによって、このフレーム構造を作成し、一連のフレームが得られる。次いでこのフレームは送信機556に与えられ、送信機556は、アンテナ552を通じたワイヤレス媒体によるアップリンク送信のために、増幅、フィルタリング、およびフレームのキャリア上への変調を含む、様々な信号調整機能を提供する。
アップリンク送信は、UE550において受信機能に関して説明された方式と同様の方式で、ノードB510において処理される。受信機535は、アンテナ534を通じてアップリンク送信を受信し、その送信を処理してキャリア上へ変調されている情報を回復する。受信機535によって回復された情報は、受信フレームプロセッサ536に与えられ、受信フレームプロセッサ536は、各フレームを解析し、フレームからの情報をチャネルプロセッサ544に提供し、データ信号、制御信号、および参照信号を受信プロセッサ538に提供する。受信プロセッサ538は、UE550中の送信プロセッサ580によって実行される処理の逆を実行する。次いで、復号に成功したフレームによって搬送されるデータ信号および制御信号が、データシンク539およびコントローラ/プロセッサにそれぞれ与えられ得る。フレームの一部が、受信プロセッサによる復号に失敗すると、コントローラ/プロセッサ540は、確認応答(ACK)プロトコルおよび/または否定応答(NACK)プロトコルを用いて、そうしたフレームの再送信要求をサポートすることもできる。
コントローラ/プロセッサ540および590は、それぞれノードB510およびUE550における動作を指示するために使用され得る。たとえば、コントローラ/プロセッサ540および590は、タイミング、周辺インターフェース、電圧調整、電力管理、および他の制御機能を含む、様々な機能を提供することができる。メモリ542および592のコンピュータ可読媒体は、それぞれ、ノードB510およびUE550のためのデータおよびソフトウェアを記憶することができる。ノードB510におけるスケジューラ/プロセッサ546は、リソースをUEに割り振り、UEのダウンリンク送信および/またはアップリンク送信をスケジューリングするために、使われ得る。
W-CDMA(登録商標)システムを参照して、電気通信システムのいくつかの態様を示してきた。当業者が容易に諒解するように、本開示全体にわたって説明する様々な態様は、他の電気通信システム、ネットワークアーキテクチャおよび通信規格に拡張され得る。
例として、様々な態様は、他のUMTSシステム、たとえばTD-SCDMA、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、高速パケットアクセスプラス(HSPA+)およびTD-CDMAに拡張され得る。様々な態様はまた、ロングタームエボリューション(LTE)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、LTE-Advanced(LTE-A)(FDD、TDD、またはこれら両方のモードによる)、CDMA2000、Evolution-Data Optimized(EV-DO)、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、Ultra-Wideband(UWB)、Bluetooth(登録商標)、および/または他の適切なシステムを利用するシステムに拡張され得る。実際の利用される電気通信規格、ネットワークアーキテクチャ、および/または通信規格は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の一部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」またはプロセッサ(図11)で実装され得る。プロセッサの例として、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明される様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。ソフトウェアはコンピュータ可読媒体106(図11)上に常駐し得る。コンピュータ可読媒体106(図11)は、非一時的コンピュータ可読媒体であってよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気記憶デバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。また、コンピュータ可読媒体は、例として、搬送波、伝送路、ならびに、コンピュータがアクセスし読み取ることができるソフトウェアおよび/または命令を送信するための任意の他の適切
な媒体も含み得る。コンピュータ可読媒体は、処理システムの中に存在してもよく、処理システムの外に存在してもよく、または処理システムを含む複数のエンティティに分散してもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料内のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、具体的な用途およびシステム全体に課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって示される説明する機能を最善の形で実装する方法を認識するだろう。
開示した方法におけるステップの特定の順序または階層は例示的なプロセスを示していることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、方法におけるステップの特定の順序または階層は再構成可能であることを理解されたい。添付の方法の請求項は、サンプル的順序で様々なステップの要素を提示しており、請求項内で明記していない限り、提示した特定の順序または階層に限定されるように意図されているわけではない。
上記の説明は、本明細書で説明する様々な態様を当業者が実施できるようにするために与えられる。これらの態様への様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義した一般的原理は他の態様に適用され得る。したがって、請求項は本明細書で示す態様に限定されるよう意図されているわけではなく、請求項の文言と整合するすべての範囲を許容するように意図されており、単数の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するよう意図されている。別段に明記されていない限り、「いくつかの」という用語は「1つまたは複数の」を意味する。項目の列挙「のうちの少なくとも1つ」という語句は、単一の要素を含め、それらの項目の任意の組合せを指す。一例として、「a、bまたはcのうちの少なくとも1つ」は、「a」、「b」、「c」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、「a、bおよびc」を含むことが意図されている。当業者が知っているか、後に知ることになる、本開示全体にわたって説明された様々な態様の要素と構造的かつ機能的に同等のものはすべて、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書で開示する内容は、そのような開示が特許請求の範囲で明記されているか否かにかかわりなく、公に供することは意図されていない。請求項のいかなる要素も、「のための手段」という語句を使用して要素が明記されている場合、または方法の請求項で「のためのステップ」という語句を使用して要素が記載されている場合を除き、米国特許法第112条第6項の規定に基づき解釈されることはない。
10 ワイヤレスデバイス
12 セル監視構成要素
14 再選択促進構成要素
13 周波数のグループ
15 サービングセル
16、18 信号
17、19、302、306 セル
21 動作構成要素
22、26 近隣基地局、基地局
23 検出構成要素
24 サービング基地局、基地局
25 判断構成要素
26 再選択基準、セル再選択基準、基地局
27 促進構成要素
28 セル再選択時間周期、再選択時間周期
29 再選択構成要素
30 第1の技術モード、第1のワイヤレス通信技術モード
31 技術選好方式、選好方式、選好リスト
32 検出済みセル
33 識別構成要素
34 第2の技術モード、第2のワイヤレス技術モード、第2のワイヤレス通信技術モード
36 通常測定周期性
38 高速測定周期性
40 未検出周波数
42 検出済み周波数
50、64、70 タイムライン
52 DRXサイクル
54 探索周期性
56 測定周期性
58 通常測定周期性
60 周波数F1およびF2のグループ62のための高速測定周期性
62 周波数F1およびF2のグループ
66 検出済み周波数F1のための高速測定周期性
68 未検出周波数
71 検出済み周波数のグループ73のための高速測定周期性
72、104 プロセッサ
73 検出済み周波数のグループ
74、542、592 メモリ
76 通信構成要素
78 データストア
80 ユーザインターフェース構成要素
100 装置
102 バス
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
200 UMTSシステム
202 UMTS Terrestrial Radio Access Network(UTRAN)
204 コアネットワーク(CN)
206 無線ネットワークコントローラ(RNC)
207 無線ネットワークサブシステム(RNS)
208、342、344、346、510 ノードB
210、330、332、334、336、338、340、550 ユーザ機器(UE)
211 汎用加入者識別モジュール(USIM)
212 MSC
214 GMSC
215 ホームロケーションレジスタ(HLR)
216 回線交換ネットワーク
218 サービングGPRSサポートノード(SGSN)
220 ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)
222 パケットベースネットワーク
300 アクセスネットワーク
304 セル、ソースセル
312、314、316、318、320、322、324、326、328 アンテナグループ
400 無線プロトコルアーキテクチャ、アーキテクチャ
402 ユーザプレーン
404 制御プレーン
406 層1
407 物理層
408 層2、L2層
409 媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤ
410 層3、L3層
411 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
413 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
415 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
500 通信システム
512、578 データソース
520、580 送信プロセッサ
530、582 送信フレームプロセッサ
532、556 送信機
534、552 アンテナ
535、554 受信機
536、560 受信フレームプロセッサ
538、570 受信プロセッサ
539、572 データシンク
540、590 コントローラ/プロセッサ
544、594 チャネルプロセッサ
546 スケジューラ/プロセッサ

Claims (13)

  1. ワイヤレス通信システムにおける測定の方法であって、
    ワイヤレスデバイスを第1のワイヤレス通信技術上で動作させるステップと
    セル再選択のために探索されるべき第2のワイヤレス通信技術の周波数のグループを識別するステップであって、前記第2のワイヤレス通信技術は、前記第1のワイヤレス通信技術と比較して選好される、ステップと、
    前記第2のワイヤレス通信技術の前記周波数のグループのうちの1つにおいて、セルを検出するステップと
    最初の測定値に基づいて、前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルが第1の再選択基準を満たすと判断するステップと
    前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルが前記第1の再選択基準を満たすことに応答して、高速測定周期性モードを使用して、前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルのための複数の新しい測定をスケジュールするステップであって、前記高速測定周期性モードは、再選択時間周期の満了より前に、前記検出済みセルの各周波数上の前記複数の新しい測定が行われるように、前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルを測定する頻度を増加させることを含む、ステップと、
    前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルに対応する前記新しい測定が、第2の再選択基準を満たし、前記第2の再選択基準が前記再選択時間周期にわたって満たされるとき、前記検出済みセルへと再選択するステップであって、前記再選択時間周期にわたって前記第2の再選択基準を満たすことは、前記高速測定周期性モードを使用して、前記検出済みセルに対応する連続的な測定値を観測することを含む、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記高速測定周期性モードを使用することが、前記第2のワイヤレス通信技術の前記周波数のグループの測定周期性を低減するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記測定周期性を低減するステップが、通常測定周期性モードから高速測定周期性モードへと変更するステップをさらに含み、前記高速測定周期性モードに従う測定が、前記通常測定周期性モードに従う測定の少なくとも2倍速く行われる、請求項2に記載の方法。
  4. 前記測定周期性を低減するステップが、前記周波数のグループの数の関数に基づいて、前記測定周期性をさらに低減するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記低減された測定周期性に従って、前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルを測定するステップと、
    前記低減された測定周期性中の前記検出済みセルの前記測定値が前記再選択時間周期にわたって前記第2の再選択基準を満たすと判断するステップと、
    前記再選択時間周期の満了後、前記第1のワイヤレス通信技術から前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルへと再選択するステップと
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  6. 前記第2のワイヤレス通信技術の前記セルを検出するステップが、ロングタームエボリューション(LTE)技術に関連付けられた周波数上で動作する前記セルを検出するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のワイヤレス通信技術上で動作させるステップが、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))技術上で動作させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 選好方式に基づいて、前記第2のワイヤレス通信技術が前記第1のワイヤレス通信技術よりも選好されると判断するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記方法が、
    前記再選択時間周期の満了後、前記第1のワイヤレス通信技術から前記第2のワイヤレス通信技術の前記検出済みセルへと再選択するステップと、
    前記ワイヤレスデバイスを前記第2のワイヤレス通信技術上で動作させるステップと
    をさらに含み、
    前記検出済みセルが前記第1の再選択基準を満たすと判断するステップが、
    前記最初の測定値が第1のしきい値を満たすと判断するステップと、
    前記複数の新しい測定値が第2のしきい値を満たすと判断するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記高速測定周期性モードを使用して、前記第2のワイヤレス通信技術の前記周波数のグループのための前記複数の新しい測定をスケジュールするステップが、高優先度モードのための前記複数の新しい測定をスケジュールするステップをさらに含み、前記高優先度モードが、前記再選択時間周期中に、前記検出済みセルの測定された電力レベルが電力しきい値を満たすことを確実にするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記高速測定周期性モードを使用して、前記第1の再選択基準を満たす前記周波数のグループのうちの1つにおけるいかなるセルも観測することもできないことに応答して、通常測定周期性モードを使用して、前記第2のワイヤレス通信技術の前記周波数のグループのための前記複数の新しい測定をスケジュールするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第2のワイヤレス通信技術の前記周波数のグループのうちの1つにおける前記新しいセルへと再選択するステップが、
    ワイヤレス通信技術識別子の優先リストを含む選好方法を維持するステップであって、前記優先リストの前記ワイヤレス通信技術識別子の順序が、他のワイヤレス通信技術に比較した1つのワイヤレス通信技術の選好に対応する、ステップと、
    第2のワイヤレス技術識別子の前記順序が、第1のワイヤレス技術識別子に比較してより高い優先度を示すとき、前記第2のワイヤレス通信技術を選択するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のステップを実行するように構成された手段を備えたワイヤレス通信システムにおける測定のための装置。
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