JP6123063B2 - X線照射装置 - Google Patents

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Description

この発明はX線照射装置に関する。
省スペース、省エネルギー、可搬性及びX線による被爆量を最小化すること等の要請からX線発生装置を小型化する開発が進められている。
X線発生装置は、電子源から放出された電子線を、高電位発生源によって生成した高電界により高エネルギーに加速し、その電子線を金属片へ照射させ、この金属片からX線を放出させる構造が一般的である。
例えば特許文献1に記載のX線発生装置では、電子源として、電界放射型カーボンナノチューブカソードを用いた小型X線管及びこのX線管へ高電圧超短パルスを印可するための高電位発生源および高周波同軸ケーブルが利用されている。
また、ペルチェ素子により焦電体を加熱して焦電体から放出される電子を銅片へ照射し、銅片からX線を放出するタイプのX線発生装置も提案されている(非特許文献1)
本件発明に関連する技術として非特許文献2〜4も参照されたい。
特許第3090910号公報 WO2010/116709A1
Published online 31 January 2005 in Wiley InterScience. DOI: 10.1002/xrs.800 焦電結晶とレーザー光を用いたX線源の開発、第44回X線分析討論会、2008年10月18日、P21 Nd:YAGレーザー誘起によるLi批03結晶からの電子放出 第57回応用物理学関係連合講演会 講演予稿集(2010) Electron emission form LiNO3 crystal excited by ultraviolet laser, J. Vac. Sci. Technol. B 28(2), Mar/Apr 2010
上記のX線発生装置はいずれも小型化の要請を達成するものであるが、本発明者の検討によれば、下記の課題が存在する。
小型X線発生装置の一つの用途として、これを体内へ挿入してガン細胞へ直接X線を照射して行うガン治療がある。かかる見地から電界放射型カーボンナノチューブカソードを用いるタイプを検討すると、このタイプではカソードへ高電圧の印加が必要なので、たとえ絶縁性の同軸ケーブルを用いるとしても、治療現場での使用に抵抗感がある。
また、焦電体を用いるタイプではペルチェ素子の上に焦電体が載置され、このペルチェ素子で焦電体を加熱して当該焦電体から電子を放出させている。したがって、ペルチェ素子へ印加する電圧に高電圧を必要としない。しかしながら、昇温状態の焦電体からは冷却時にも電子の放出が継続するので、X線発生のオン・オフ制御が困難になる。電子非放出の状態まで焦電体全体を完全に冷却するのには時間を要するからである。
非特許文献3及び非特許文献4に開示の方法においても安定して、例えばガン治療用として充分な強度のX線を放出させることは困難であった。
本発明者は先の出願(PCT/JP2010/002489)において焦電体へ紫外線レーザを照射することにより焦電体から電子線を放出させる方式の新規なX線発生装置を提案している。紫外線レーザを利用することにより、従来問題となっていた上記のような高電圧の印可に起因する課題、およびX線発生のオン・オフ制御の困難性の課題に対して解決が与えられた。しかし、より実用的な応用に向けて検討すべき課題があった。例えば、当該装置を体内に挿入して用いるガン治療用X線照射装置として利用する場合、患者の体内の照射対象部位にまで、当該装置のX線放出部分をどのようにして送り込むかという課題があった。また、X線の安定的発生にはまだ改善の余地があった。
そこで、本発明者は当該X線発生装置につき更に検討を重ね、医療用X線照射装置としての応用について検討を行うとともに、X線の発生の安定化を図った。
この発明の目的の一つは、紫外線レーザを用いるタイプのX線発生装置を、実用性に優れたX線照射装置、特に医療用に用いられる体内挿入型X線照射装置として提供することにある。
この発明の別の目的は、紫外線レーザを用いるタイプのX線照射装置において、X線の発生の安定化を図ることにある。
本発明者はX線発生装置を体内挿入型X線照射装置として応用する場合に、その使用性を向上させる方策を検討した。そこで、本発明の第1の局面は次のように規定される。即ち、
内部に管路を有する可撓管と、該管路内に挿入され、紫外線レーザを伝搬する紫外線用ファイバとを有する可撓管部と、
前記紫外線ファイバからから放出される紫外線レーザを受光して電子線を放出する電子線放出素子と、該電子線放出素子から放出される電子線を受けてX線を放出する金属片と、該金属片から放出されるX線を透過させるX線透過窓とを有するヘッド部と、
を備えるX線照射装置であって、
前記可撓管部の一端側から紫外線レーザが前記紫外線用ファイバの一端に対して照射されると該紫外線用ファイバ内を伝搬した紫外線レーザが該紫外線用ファイバの他端から前記電子線放出素子に対して照射されるように、前記ヘッド部が前記可撓管部の他端側に配設され、
前記ヘッド部の内部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片との間の空間が真空領域とされることを特徴とするX線照射装置。
X線照射装置を体内挿入型X線照射装置として応用する場合、上記のごとく、可撓管を有する可撓管部を備えることにより、X線源であるヘッド部を、患者体内の照射対象部位まで正確に導くことができ、かつ、照射後には装置を体外へと確実に抜き出すことができる。更に、前記ヘッド部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片の間の空間が真空領域とされることにより電子線の放出が安定化し、もってX線の安定的発生が図られる。
この発明に用いられる電子線放出素子としては、焦電体としてのLiNbO単結晶やLiTaO単結晶等を挙げることができる。その他PLZT(チタン酸ジルコン酸ランタン鉛)等の強誘電体の物質を用いることができる。また、可撓管材質としては、必要に応じて種々の材質(塩ビ、シリコン、ポリエチレン、ナイロン、ウレタン、フッ素樹脂等)を用いることができる。
本発明の第2の局面は次のように規定される。即ち、
紫外線レーザを伝搬する紫外線用ファイバと、
前記紫外線ファイバからから放出される紫外線レーザを受光して電子線を放出する電子線放出素子と、
該電子線放出素子から放出される電子線を受けてX線を放出する金属片と、
該金属片から放出されるX線を透過させる透過窓と、
内部に管路を有する可撓管であって、該管路内に前記光ファイバが挿入されるとともに、前記電子線放出素子、前記金属片、および前記透過窓が配設される可撓管と、を備えるX線照射装置であって、
前記可撓管の一端側から紫外線レーザが前記紫外線用ファイバの一端に対して照射されると該紫外線用ファイバ内を伝搬した紫外線レーザが該紫外線用ファイバの他端から前記電子線放出素子に対して照射されるように、前記電子線放出素子が前記可撓管の他端側近傍の管路内部に配設され、
前記可撓管の管路内部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片との間の空間が真空領域とされることを特徴とするX線照射装置。
このような構成によっても、上記第1の局面と同様の効果が得られる。
本発明の第3の局面によれば、上記第1または第2の局面によるX線照射装置において、前記可撓管の一端側に配設され、前記可撓管の管路内部を真空引きする真空ポンプを更に備え、前記真空領域と前記可撓管の管路内部とが連通していることを特徴とする。
このように、真空ポンプにより可撓管の管路内部を真空引きすることにより、可撓管の管路内部と連通する真空領域も併せて真空引きすることができるので、効率的に真空を維持することができる。
本発明の第4の局面によれば、上記第1または第2の局面によるX線発生装置において、前記可撓管の一端側に配設された真空ポンプを更に備え、前記可撓管は前記管路とは別の管路を更に有し、前記真空ポンプは前記別の管路内部を真空引きするように構成され、前記真空領域と前記別の管路とが連通していることを特徴とする。
本局面は、可撓管としてマルチルーメンチューブを利用することを想定している。このことにより、真空領域を真空引きするための通路を簡便に構築することができる。
また、本発明者は電子線放出素子としての焦電体に対して還元ガスを供給し続けることにより、X線の発生が安定化することを見出し、以下の発明を完成させた。
即ち、本発明の第5の局面によれば、上記第1乃至第4の一つの局面によるX線照射装置において、前記可撓管の一端側に配設され、還元ガスを供給する還元ガス供給装置と、前記可撓管の管路内部に配設され、前記還元ガスを前記還元ガス供給装置から前記真空領域まで供給する還元ガス供給通路と、を更に備えることを特徴とする。
このように、還元ガスを真空領域にまで供給することにより、焦電体表面に電荷が連続して供給され、安定的に電子が発生し、もってX線発生が安定的に行われ得る。
本発明の第6の局面によれば、上記第1乃至第4の局面の一つによるX線照射装置において、前記可撓管の一端側に配設され、還元ガスを供給する還元ガス供給装置を更に備え、前記可撓管は前記管路とは別の管路を更に有し、前記別の管路は、前記還元ガスを前記還元ガス供給装置から前記真空領域まで供給するための還元ガス供給通路として機能することを特徴とする。
本局面は、可撓管としてマルチルーメンチューブを利用することを想定している。このことにより、還元ガス供給通路を簡便に構築することができる。
紫外線レーザ発生装置として、例えばYAGレーザ発振機を用いることができる。この紫外線発振機により発せられた紫外線を紫外線用の光ファイバの一端へ導入し、光ファイバの他端を素子のレーザ受光面へ対向させる。III族窒化物系化合物半導体からなる紫外線発生レーザダイオード若しくは発光ダイオードを用いることもできる。より高出力が必要な場合はエキシマレーザ発振機を用いることが好ましい。
紫外線レーザはパルス光であっても、連続光であってもかまわず、十分な光量があれば、紫外線ランプも可能である。
紫外線の波長は電子線放出素子を透過しないものとし、例えば300nm以下とする。かかる短波長の紫外線はその殆どが電子線放出素子である焦電体最表面に吸収されるので高いエネルギー変換効率を確保できるからである。
紫外線レーザは、電子線放出素子としての焦電体において金属片と対向する面と反対側の面へ照射することが好ましい。これにより、金属片、電子線放出素子及び紫外線用ファイバを直列に配置可能となり、装置の組みつけが容易になる。
紫外線が照射される面は焦電体の負極面とする。
電子線放出素子としての焦電体において金属片と対向する面(電子線放出面)に微細加工を施してその表面に突起を形成し、電子線放出の促進を図ることができる。
金属片には銅若しくは銅合金の薄板を採用することができる。勿論、照射された電子に対応してX線を放出できれば銅以外の金属、例えばアルミニウム若しくはアルミニウム合金を用いることができる。
本発明の第1の実施形態のX線照射装置の概略構成を示す部分断面図である。 本発明の第2の実施形態のX線照射装置の概略構成を示す部分断面図である。 本発明の第3の実施形態のX線照射装置の概略構成を示す部分断面図である。 本発明の第4の実施形態のX線照射装置の概略構成を示す部分断面図である。 本発明の第5の実施形態のX線照射装置の概略構成を示す部分断面図である。 本発明の第6の実施形態のX線照射装置の概略構成を示す部分断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態について説明する。
図1は本発明の第1の実施形態のX線照射装置1の構成を示す模式図である。このX線照射装置1は生体の内腔、血管等の器官の内部、あるいは、生体に穿孔した穴等へ挿入することに好適なカテーテルとして構成される。
このX線照射装置1はヘッド部10、可撓管部40及び制御部50を備えてなる。
ヘッド部10は、雄螺子部13を一端側近傍の外周部分に有する円筒形の筐体11を備える。筐体11において雄螺子部13と反対側の先端面の中心位置にはX線透過窓12が備えられ、X線透過窓12と反対側の端部(つまり雄螺子部13側端部)の内周側には電子線放出素子としての円柱状の焦電体(LiNbO単結晶)20(断面の直径:5mm)がはめ込まれている。筐体11内部の焦電体20とX線透過窓12との間には銅片25が配置されている。筐体11は、その内部が10−3〜10−4Torr程度の真空状態となるよう密閉構造とされている。ただし、筐体11内部は、少なくとも焦電体20と銅片25との間が真空状態となっていれば良い。
焦電体20において、銅片25に対向する電子放出面23にはエッチングにより微細加工を施して、好ましくは表面に針状の突起を形成する。
ここに、電子線放出素子としての焦電体の全周面を筺体へ密着させて電子線放出能力、ひいてはX線放出能力は維持される。
焦電体の全周面が筺体等の他の要素と接触していると、それらの界面においては空間(真空状態の場合も含む)に比べて電気的なパスが形成されやすい。
本発明者の検討によれば、焦電体の全周面を他の要素に接触させても、焦電体のレーザ受光面と電子線放出面との間に十分な電位差を得ることができた。
焦電体の周面に接触させる要素の形成材料として樹脂等の絶縁性物質はもとより、導電性金属(鋼材)を接触させたときにも、焦電体の両面間に電位差を得ることができた。なお、焦電体の周面に導電性金属を接触させた場合は、樹脂を接触させた場合に比べて、焦電体の両面間に得られる電位差は小さくなった。
本発明者の検討によれば、タンタル酸リチウムを短い円柱状の焦電体として400mwの紫外線レーザを照射する条件において、(1)焦電体の周囲が真空(10−2Torr)、(2)焦電体を塩化ビニル製のパイプへ嵌めこんだとき(目視では隙間なく)、(3)焦電体を金属(鋼材)管へ嵌めこんだとき(目視では隙間なく)に焦電体の両面間の電位差はそれぞれ(1)の場合が13kV、(2)の場合が7kV、(3)の場合が2kVであった。
これにより、焦電体を筺体へ組み付けるに際し、焦電体を筺体へ無理嵌めしたり、焦電体の周面と筺体の内周面と接着材で固定したりと、簡易な方策の採用が可能となる。もちろん、焦電体の周面の一部のみが筺体と接続するようにすれば、焦電体のレーザ受光面と電子線放出面との間により大きな電位差を確保できる。
筺体の内周面及び又は焦電体の周面へ、周方向若しくは軸方向に連続するリブ若しくは溝を設けるか、又は凹凸を設けることとで、焦電体の周面と筺体との接続を部分的とすることができる。
焦電体の周面へ接続する要素を熱伝導性の高い材料で形成すれば、焦電体が昇温することを未然に防止できる。例えば、焦電体に接する部分を樹脂等の絶縁性材料で形成し、焦電体の両面(紫外線レーザ照射面と電子線放射面)間が導通することを防止しつつ、その外側に金属材料を存在させることにより、焦電体の両面に高い電位差を確保しつつ、焦電体の熱を効率よく外部へ逃がせられる。かかる構造は、焦電体の周面と金属管の内周面との間に絶縁性の接着材層と存在させることにより得られ、極めて工作が容易となることがわかる。
可撓管部40は、光ファイバ43を可撓管41に挿通し、一対のスペーサ44にて光ファイバ43の両端部を可撓管41の両端近傍の内周面に対して固定することにより構成される。光ファイバ43は紫外線用のものとし、例えばコア部には石英ガラスを用いることができる。可撓管部40の先端部側の内周面は雌螺子部45とされ、ヘッド部10の雄螺子部13と螺合される。ただし、ヘッド部10と可撓管部40の結合方法は螺合に限定されず、嵌合または、接着剤による接着でも良く、これらの方法を適宜組み合せても良い。いずれの場合でも、ヘッド部10と可撓管部40の結合部から液体が侵入しない程度のシール性の確保が要求される。光ファイバ43は、ヘッド部10側の端部が焦電体20における銅片25と反対側の端面(レーザ受光面21)に対向するよう配設される。
制御部50は紫外線レーザ発生装置51及びそのドライバ52を備える。符号55はドライバ52を制御する制御装置である。
紫外線レーザ発生装置51の光放出部は可撓管部40の基端の光ファイバ43の一端に対向し、この光ファイバ43の一端へ紫外線レーザを入射する。
紫外線レーザ発生装置51としてはYAGパルスレーザ発振機を用いることができ、ドライバ52によりその出力が制限されている。紫外線レーザの波長は焦電体20の活性化(即ち、当該焦電体20から電子線を放出させること)が可能であれば特に制限されるものではないが、焦電体20の透過波長より短いことが好ましい。紫外線レーザの波長は300nm以下とすることが好ましい。かかる短波長の紫外線はその殆どが焦電体最表面に吸収されるので高いエネルギー変換効率を確保できるからである。本実施形態のYAGパルスレーザ発振機の定格は波長:約250nm、パルス幅:100μm、最大出力:約350mJである。
上述のように、光ファイバ43の他端は、焦電体20のレーザ受光面21に対向している。そのため、紫外線レーザ発生装置51から光ファイバ43の一端に入射した紫外線レーザは、光ファイバ43の内部を伝搬した後、光ファイバ43の他端から放出され、焦電体20のレーザ受光面21に照射される。これにより焦電体20が活性化し、レーザ受光面21と反対側の電子線放出面23から電子を放出する。放出された電子は、銅片25に照射される。すると、銅片からX線が放出され、当該X線はX線透過窓12を通じてX線照射装置1の外部に位置する照射対象へと照射される。
図2に、本発明の第2の実施形態のX線照射装置60を示す。なお、図1と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図2の例では、ヘッド部10と可撓管部40の接続を、筐体11の内周面に設けた雌螺子部14と、可撓管41の外周面に設けた雄螺子部46を螺合することにより行う。ただし、ヘッド部11と可撓管部41の結合方法は螺合に限定されず、嵌合でもよく、接着剤による接着でも良く、これらの方法を適宜組合しても良い。
更に、図1の実施形態とは異なり、図2の実施形態においては、銅片25とX線透過窓12との間の空間が設けられていない。即ち、銅片25とX線透過窓12とが互いに面接触するように設けられている。また、図1の実施形態では、筐体11の開口に対して焦電体20を直接はめ込むことにより筐体11内部の密閉性を確保していたが、図2の実施形態では、焦電体11を載置した焦電体保持部材24を筐体11の開口にはめ込むことにより筐体11内部の密閉性を確保する。そのため、焦電体11の外径を筐体11の内径より小さくすることができる。しかも、焦電体11の外径寸法に要求される精度を低減させることができるため、焦電体11の歩留まりが向上する。焦電体保持部材24の材質としては、石英ガラス等、紫外線領域波長のレーザを透過可能な材質を用いる。
上記図1または図2の例において、ヘッド部10を取り外し可能とする場合は、ヘッド部10のみをディスポーザブルタイプとすることができる。また、ヘッド部10を繰返し使用する場合には、レーザ受光面21が筐体11の外表面の一部となっていることから、受光面21のクリーンアップを容易に行えるので、ヘッド部10の寿命が向上する。
図3に本発明の第3の実施形態のX線照射装置70を示す。図1と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
上記図1、2の例では、ヘッド部と可撓管部とが別体として構成されていたが、図3の例ではこれらが一体の可撓管部71として構成されている。即ち、図3に示すように、可撓管部71を構成する可撓管41の先端部付近の管路内部に、焦電体20、銅片25およびX線照射窓12が挿入されている。更に焦電体20の紫外線受光面21に端部が対向するように光ファイバ43が可撓管41の管路内部に挿入されている。本実施形態では、X線照射窓12および焦電体20を可撓管41の管路内周面に対して各々取り付けるためのスペーサ15、16が用いられる。
本実施形態のX線照射装置70は更に真空ポンプ53を有する。真空ポンプ53は、吸引経路47を通じて焦電体20と銅片25の間の空間を真空引きするために用いられる。そのため、吸引経路47は可撓管41の管路を通じて、焦電体20と銅片25の間の空間と連通している。また、当該連通のため、スペーサ16、44にはそれぞれ開口17、48が設けられている。真空ポンプ53は制御装置55と電気的に接続され、制御装置55により制御される。筐体11の内部が10−2〜10−4Torr程度の真空状態に維持されるよう、真空ポンプ53の動作が制御される。
X線を長期にわたって安定して出力する方策を検討した。焦電体が存在する真空容器内に還元性ガスとしてイソプロピルアルコールを導入した。
図4に示す本発明の第4の実施形態のX線照射装置80は、焦電体20と銅片25の間の空間へ、イソプロピルアルコールを導入する構成を有する例である。即ち、図4のX線照射装置80は、図3の装置70の構成に加えて還元ガス供給装置54を備えており、当該還元ガス供給装置54は、制御装置55の制御に基づき、還元ガス供給管56を通じて、還元ガスとしてのイソプロピルアルコールを、焦電体20と銅片25の間の空間に対して供給する。還元ガス供給管56は、可撓管41の管路内においてスペーサ16、44にそれぞれ設けられた開口18、49に挿通され、焦電体20と銅片25の間の空間近傍に開口端部を有する。焦電体20と銅片25の間の空間内圧力は常に2〜3×10−2torrとなるように、真空ポンプ53による真空引きが継続される。容器に対する還元性ガスの供給部位は特に限定されるものではないが、電子線放出面へ当該ガスが効率的に供給されるようにすることが好ましい。本実施形態においては、還元ガス供給管56の開口端部は、焦電体20を挟んで、スペーサ16の開口17と反対側に設置されている。
X線放出の前提として、焦電体20から銅片25へ電子が放射されるので、焦電体20の電子放出面23に電子を供給することが重要となる。このためには、電子放出面23に水素結合を持たせることが重要となり、そこで還元性を有するイソプロピルアルコールは電子供給源となる。還元性を持つ他のアルコール類や水素ガスを還元性ガスとして用いることができる。
焦電体20の電子放出面23に水素結合を持たせる必要上、還元性ガスの供給時にはレーザを停止して、当該電子放出面23を非活性化する。
即ち、焦電体等の電子線放出素子を再生するには、少なくともその電子放出面へ還元性ガスを供給するとともに、レーザをオフとして、電子線放出面を非活性状態としておく。
以上はX線の放出現象に基づきその再生を示しているが、かかる現象は、電子線放出素子の電子線放出機能の再生も示唆している。
図5に本発明の第5の実施形態のX線照射装置90を示す。図5は図3の変形例である。図3の装置70では、真空ポンプ53による真空引きの経路として光ファイバ43が挿通された可撓管41の管路の内部空間を用いた。これに対して、図5の装置90は、図3の可撓管41に代えて、第1管路92および第2管路93の複数の管路を有するマルチルーメン型可撓管91を用いる。そして、光ファイバ43、焦電体20、銅片25、X線透過窓12その他の部材を第1管路92内に設置するとともに、第2管路93を真空引き用経路として用いる。そのため、吸引経路47は第2管路93と連通している。更に、第2管路93の内周側壁部に設けられた開口部94を通じて、第2管路93は、焦電体20と銅片25の間の空間と連通している。第2管路93の先端側開口はプラグ95により封止されている。
図6に本発明の第6の実施形態のX線照射装置100を示す。図6の装置100は、可撓管101として、第1管路102、第2管路103および第3管路104の複数の管路を有するマルチルーメン型可撓管を用いる。光ファイバ43、焦電体20、銅片25、X線透過窓12等の部材は第1管路102内に配設され、第2管路103は真空引き用の流体経路として用いられ、第3管路104は還元ガス供給経路として用いられる。そのため、吸気経路47は第2管路103と連通し、第2管路103は、その内周側壁部に設けられた開口105を通じて、焦電体20と銅片25との間の空間と連通している。同様に、還元ガス供給管56は第3管路104と連通し、第3管路104は、その内周側壁部に設けられた開口106を通じて、焦電体20と銅片25との間の空間と連通している。開口105と開口106とは、焦電体20を挟んで略反対側に設置されるのが望ましい。第2管路および第3管路103、104の先端側はそれぞれプラグ107、108にて封止されている。
上記の各実施の形態のそれぞれの特徴的構成を、実現可能な範囲で組み合わせても良い。
この発明は、上記発明の実施の形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
例えば、上記各実施形態においては、X線の照射方向を装置軸方向と同一としたがこれに限らない。X線照射窓12を筐体11の径方向外側に設け、軸方向に対する銅片25の設置方向を適宜調整したり銅片25の形状を変更したりすることで、X線の照射方向を径方向等、軸方向以外の方向に設定してもよい。
各実施形態の装置は可撓管部の先端にX線透過窓を備えたヘッド部を設けた構成である。可撓管部は変形可能であるので、ヘッド部を任意の位置及び/又は向きにセットできる。かかる構成により、カテーテル用途に限られず、操作性の優れたX線発生装置となる。
上記の各実施形態および各実施例のそれぞれの特徴的構成を、実現可能な範囲で組み合わせても良い。
この発明のX線発生装置により発生されたX線は、人体の治療に利用することができる。例えば、食道がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、胆嚢がん、膵臓がん、乳がん、喉頭がん、頭頸部がん、卵巣がん、子宮頸がん、子宮内膜がん、腎細胞がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣腫瘍、肺がん、縦隔腫瘍、骨・柔部腫瘍、皮膚がん、悪性黒色腫、脳腫瘍、白血病、悪性リンパ腫等に対する放射線治療として利用できる。
また、この発明のX線発生装置及び電子線発生装置は細型化できるので、カテーテルや内視鏡に組み込むことができる。
この発明のX線発生装置はX線の波長がそろっており、また放射角も小さいので、微細材料の表面処理に好適に利用できる。この発明の電子線発生装置も材料の表面処理に適用可能である。
この発明のX線発生装置を非破壊検査装置若しくは医療用観察装置のX線原として利用できる。
また、このX線発生装置は、遺伝子に変化を与える装置として用いることもできる。筺体に十分なシール性を与えておけば、水中若しくは土中の生物(動物、植物)へ、当該生物をそのままの状態で、直接X線を照射可能となる。
1、60、70、80、90、100 X線照射装置
10 ヘッド部
12 X線透過窓
20 焦電体(電子線放出素子)
25 銅片(金属片)
40、71,81 可撓管部
41、91、101 可撓管
43 光ファイバ(紫外線用ファイバ)
51 紫外線レーザ発振機
53 吸気ポンプ
54 還元ガス供給装置

Claims (6)

  1. 内部に管路を有する可撓管と、該管路内に挿入され、紫外線レーザを伝搬する紫外線用ファイバとを有する可撓管部と、
    前記紫外線ファイバからから放出される紫外線レーザを受光して電子線を放出する電子線放出素子と、該電子線放出素子から放出される電子線を受けてX線を放出する金属片と、該金属片から放出されるX線を透過させるX線透過窓とを有するヘッド部と、
    を備えるX線照射装置であって、
    前記可撓管部の一端側から紫外線レーザが前記紫外線用ファイバの一端に対して照射されると該紫外線用ファイバ内を伝搬した紫外線レーザが該紫外線用ファイバの他端から前記電子線放出素子に対して照射されるように、前記ヘッド部が前記可撓管部の他端側に配設され、
    前記ヘッド部の内部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片との間の空間が真空領域とされるX線照射装置において、
    前記可撓管の一端側に配設され、還元ガスを供給する還元ガス供給装置と、
    前記可撓管内部に配設され、前記還元ガスを前記還元ガス供給装置から前記真空領域まで供給する還元ガス供給通路と、を更に備えることを特徴とするX線照射装置。
  2. 内部に管路を有する可撓管と、該管路内に挿入され、紫外線レーザを伝搬する紫外線用ファイバとを有する可撓管部と、
    前記紫外線ファイバからから放出される紫外線レーザを受光して電子線を放出する電子線放出素子と、該電子線放出素子から放出される電子線を受けてX線を放出する金属片と、該金属片から放出されるX線を透過させるX線透過窓とを有するヘッド部と、
    を備えるX線照射装置であって、
    前記可撓管部の一端側から紫外線レーザが前記紫外線用ファイバの一端に対して照射されると該紫外線用ファイバ内を伝搬した紫外線レーザが該紫外線用ファイバの他端から前記電子線放出素子に対して照射されるように、前記ヘッド部が前記可撓管部の他端側に配設され、
    前記ヘッド部の内部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片との間の空間が真空領域とされるX線照射装置において、
    前記可撓管の一端側に配設され、還元ガスを供給する還元ガス供給装置を更に備え、
    前記可撓管は前記管路とは別の管路を更に有し、
    前記別の管路は、前記還元ガスを前記還元ガス供給装置から前記真空領域まで供給するための還元ガス供給通路として機能することを特徴とするX線照射装置。
  3. 紫外線レーザを伝搬する紫外線用ファイバと、
    前記紫外線ファイバからから放出される紫外線レーザを受光して電子線を放出する電子線放出素子と、
    該電子線放出素子から放出される電子線を受けてX線を放出する金属片と、
    該金属片から放出されるX線を透過させる透過窓と、
    内部に管路を有する可撓管であって、該管路内に前記光ファイバが挿入されるとともに、前記電子線放出素子、前記金属片、および前記透過窓が配設される可撓管と、を備えるX線照射装置であって、
    前記可撓管の一端側から紫外線レーザが前記紫外線用ファイバの一端に対して照射されると該紫外線用ファイバ内を伝搬した紫外線レーザが該紫外線用ファイバの他端から前記電子線放出素子に対して照射されるように、前記電子線放出素子が前記可撓管の他端側近傍の管路内部に配設され、
    前記可撓管の管路内部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片との間の空間が真空領域とされるX線照射装置において、
    前記可撓管の一端側に配設され、還元ガスを供給する還元ガス供給装置と、
    前記可撓管内部に配設され、前記還元ガスを前記還元ガス供給装置から前記真空領域まで供給する還元ガス供給通路と、を更に備えることを特徴とするX線照射装置。
  4. 紫外線レーザを伝搬する紫外線用ファイバと、
    前記紫外線ファイバからから放出される紫外線レーザを受光して電子線を放出する電子線放出素子と、
    該電子線放出素子から放出される電子線を受けてX線を放出する金属片と、
    該金属片から放出されるX線を透過させる透過窓と、
    内部に管路を有する可撓管であって、該管路内に前記光ファイバが挿入されるとともに、前記電子線放出素子、前記金属片、および前記透過窓が配設される可撓管と、を備えるX線照射装置であって、
    前記可撓管の一端側から紫外線レーザが前記紫外線用ファイバの一端に対して照射されると該紫外線用ファイバ内を伝搬した紫外線レーザが該紫外線用ファイバの他端から前記電子線放出素子に対して照射されるように、前記電子線放出素子が前記可撓管の他端側近傍の管路内部に配設され、
    前記可撓管の管路内部において、少なくとも前記電子線放出素子と前記金属片との間の空間が真空領域とされるX線照射装置において、
    前記可撓管の一端側に配設され、還元ガスを供給する還元ガス供給装置を更に備え、
    前記可撓管は前記管路とは別の管路を更に有し、
    前記別の管路は、前記還元ガスを前記還元ガス供給装置から前記真空領域まで供給するための還元ガス供給通路として機能することを特徴とするX線照射装置。
  5. 前記可撓管の一端側に配設され、前記可撓管の管路内部を真空引きする真空ポンプを更に備え、
    前記真空領域と前記可撓管の管路とが連通していることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のX線照射装置。
  6. 前記可撓管の一端側に配設された真空ポンプを更に備え、
    前記可撓管は前記管路とは別の管路を更に有し、
    前記真空ポンプは前記別の管路内部を真空引きするように構成され、
    前記真空領域と前記別の管路とが連通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のX線照射装置。
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